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イッチが暇な時にカルセレの短編SSを書くだけのスレ

 ▼ 1 lFKrUBJvsg 18/07/29 02:36:30 ID:XgKUOgDs [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『コーヒー』


カルム「ねえ、セレナ」

セレナ「なに?」

カルム「毎日ブラックコーヒー飲んでるけど……苦くないの?」

セレナ「別に。ただ好きだから」

カルム「カフェオレですら苦いのに……缶コーヒーなんか飲めないよ」

セレナ「……ふーん」
 ▼ 2 リンリキ@きんりょくのハネ 18/07/29 02:42:26 ID:7/S.hyg. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「コーヒー牛乳うめぇ!」

セレナ「それなぁ!」

ってなるんやろ?
 ▼ 3 lFKrUBJvsg 18/07/29 02:44:41 ID:XgKUOgDs [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナ「……飲んでみる?」

カルム「うーん……じゃあ少しだけ……」

セレナ「はい、どうぞ」

カルム(……思ったけどこれは間接キスとやらでは……?)

セレナ「どうしたの?」

カルム「い、いや……少し……」

セレナ「間接キス、そんなに嫌?」

カルム「な、なにを! 別に気にしない……」

セレナ「そう、じゃあ飲めるよね?」

カルム「ああ! 飲めるとも!」グビッ

カルム「……って苦い!」

セレナ「……あたりまえよ」

 ▼ 4 lFKrUBJvsg 18/07/29 02:49:52 ID:XgKUOgDs [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カルム「いやー……当分コーヒーは飲まないかな……」

セレナ「まあ、あなたには似合わないわね」

カルム「やっぱりコーラだね!」

セレナ「典型的な引きこもりね」


セレナ(……まさか本当に飲むなんて)

セレナ(意外とそういう所あるのかな……?)

セレナ(……まったく……何で全部飲んじゃうのよ)
 ▼ 5 lFKrUBJvsg 18/07/29 02:59:23 ID:XgKUOgDs [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『彼氏』


カルム「……ふと気になったんだけど」

セレナ「何?」

カルム「……その〜なんだ……セレナは……彼氏とか……いるのか?」

セレナ「父親みたいな言い方ね」

カルム「いるの?」

セレナ「いや、いないわよ、出来た事も無いわ」

カルム「意外だね」

セレナ「そうかしら」
 ▼ 6 lFKrUBJvsg 18/07/29 03:07:12 ID:XgKUOgDs [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カルム「いや、ナンパとかされそう」

セレナ「別にされても断ってるし、好きな人じゃないとね」

カルム「あれ? 好きな人いるなんて初耳」

セレナ「……言ってなかったかしら」

カルム「うん。初耳」

カルム「その男はセレナの事をどう思ってるの?」

セレナ「……さあ? 少なくとも恋愛感情は無いと思うわ」

カルム「へぇ〜……」
 ▼ 7 lFKrUBJvsg 18/07/29 03:13:19 ID:XgKUOgDs [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カルム「勿体無いね」

セレナ「……え?」

カルム「いや、セレナは性格も案外良いし、顔も可愛いし」

セレナ「………///」

カルム(な、なんか凄く恥ずかしい事を言った気が……)

カルム「ご、ごめん! 別に変な気があるわけじゃ……」

セレナ「……ありがと……」

カルム「う、うん……」


セレナ(意外とそうでも無かったりする……?)


 ▼ 8 コロモリ@ほしのすな 18/07/29 03:49:02 ID:s4TARVg6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
高木さんかよ、支援
 ▼ 9 ォッコ@ゴーストメモリ 18/07/29 03:59:21 ID:LIL.4922 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カルムくんすこ
 ▼ 10 メノデス@あやしいおこう 18/07/29 08:05:19 ID:wf9EhwRA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 11 lFKrUBJvsg 18/07/30 01:05:11 ID:lBnw3lZY [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『肝試し』   


セレナ「肝試し?」

サナ「そう! いつもの5人で!」

サナ「……ほら、カルム君と近付けるかもよ」ヒソヒソ

セレナ「別に構わないけど……」

サナ「オッケー! じゃあ参加で!」

サナ「……セレナとカルム君がペアになるようにしてあげるから」ヒソヒソ


セレナ(肝試し……)

セレナ(たまにはカルム君に頼るのも良いかも……?)
 ▼ 12 lFKrUBJvsg 18/07/30 01:13:54 ID:lBnw3lZY [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
当日


サナ「このくじでペア決めるよ!」

カルム「一人じゃなければ……」スッ

サナ「おっ! 青色だね!」

サナ(セレナ! 青色は一番右!)アイコンタクト

セレナ(一番右を取れば良いのね……?)

サナ「アー! セレナチャンハカルムクントダネー!(棒)」


ペア
セレナ カルム

サナ トロバ

ティエルノ


サナ「肝試し開始!」

セレナ(とりあえずカルムに頼ってみようかしら……)

 ▼ 13 lFKrUBJvsg 18/07/30 01:23:45 ID:lBnw3lZY [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



カルム「こ……こわあい……」ガクガク

セレナ「知ってた」

カルム「セ……セレナ……助け……」

セレナ「ああ、もう! しっかりして!」

カルム「は、はぐれたらどうしよう……」

セレナ「! ……仕方ないわね……」

セレナ「ほら、手繋いでいいわよ」

カルム「本当に……? ありがとう!」

セレナ「べ、別にこのくらいは……///」


サナ「あっ! セレナ! 遅かったね」

サナ「……おや? 何か良い事あった?」

セレナ「少しだけ……」

サナ「良かったね!」

セレナ(……やっぱり私が支えないと……)

サナ「あれ? 何か忘れてる気が」

セレナ「いや、忘れ物は無いわよ?」

サナ「そう! じゃあ帰ろ!」


ティエルノ「おーい……待ってくれ〜……置いていかないで〜……」
 ▼ 14 lFKrUBJvsg 18/07/31 00:43:33 ID:v3ww7vas [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『料理』


カルム「ようこそ! 我が城に!」

セレナ「お隣さんの家に来ただけじゃない、それにいつも来るし」

カルム「そんな事言わずに! あがりたまえ!」

セレナ「お邪魔します」


カルム「今日のディナーは牛肉と野菜を炒めただけの料理とサラダさ!」

セレナ「それだけ聞くとまずそうね」

カルム「まあ任せたまえ!」
 ▼ 15 lFKrUBJvsg 18/07/31 00:48:16 ID:v3ww7vas [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



セレナ「料理とポケモンバトルだけは一流ね……」

カルム「だけ? 容姿も一流だろう!」

セレナ「その喋り方やめて」

カルム「アッスイマセン」

セレナ「なんでこんなに上手いの?」

カルム「女の子……もとい姫君に献上するためさ」

セレナ「きもーい」
 ▼ 16 ャノビー@リリバのみ 18/07/31 00:49:05 ID:Z7Wgb3Hw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
暇なときにイカセルにしか見えなかったぜ…(汗)
 ▼ 17 lFKrUBJvsg 18/07/31 00:53:55 ID:v3ww7vas [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カルム「まあ本当の事を言うと……」

セレナ「何?」

カルム「君に僕の料理を食べてほしいから」

セレナ「!」カァァ

カルム「なーんて! 顔赤くしちゃって!」

セレナ「そ、そんな事ない!」

カルム「いやー料理の出来る男はモテるからね」


セレナ(本当は私の為だと良いのだけれど……)



カルムは料理上手そう(個人の感想)
 ▼ 18 ドゼルガ@ひかりのいし 18/08/01 00:54:43 ID:ZTKw7Pf. [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『花火』


セレナ「そういえば今年の花火大会ももうすぐね」
カルム「へえ……興味あるね、いつ?」

セレナ「3日後の……打ち上げは20時からね」

カルム「ふーん」

セレナ「あの……良かったらで良いのだけれど……私と行かない?」


セレナはすこし顔を赤らめ、恥ずかしげに提案する。


カルム「んー……まあいいかな」

セレナ「あ、ありがと……」


女子が恥ずかしげに花火大会に誘うなど、普通の男子は気があるのでは、と考える物である。

だが、鈍感なカルムは勿論気づかない。


セレナ(3日間、どうしようかしら……)
 ▼ 19 lFKrUBJvsg 18/08/01 01:14:27 ID:ZTKw7Pf. [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
花火大会前日


「南の海上で発生した台風12号は勢力を強めながら北上し、明日には上陸すると見られ……」


ニュースキャスターが淡々と読み上げる。
一般的には少し憂鬱になり、家に引きこもるだけであるが……


セレナ(何よ……こういう時に役にたたないわね、神ってのは……)


セレナは別だ、密かに想いを寄せている人との約束前日。
普段は神などを信じないセレナだが、都合が悪いと、すぐに神のせいにする。


セレナ「カケボウズぬいぐるみ吊るさないと駄目ね」


台風が直撃する前日に何をやっても無駄ではあるが、藁にもすがる思いでセレナはぬいぐるみを吊るした……
 ▼ 20 lFKrUBJvsg 18/08/01 01:53:04 ID:ZTKw7Pf. [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
当日


「凄い嵐です! 今にも倒れそうな……キャア!」


テレビでは傘が逆さまになり、台風の強さを体を張って伝えていた。

その頃……


セレナ「……」


勿論、花火大会は中止。
順延も無く今年の花火大会は無くなってしまった。


セレナ「まあ、仕方ない……わよね」

セレナ「来年……来年は……」ポロッ


セレナの頬に一筋の涙が流れる。
来年、まだカルムを花火大会に誘えるチャンスが必ず来る訳では無い。
セレナは今日程台風を恨めしく思った事は無い。


セレナ「……寝よう」


結局、セレナは夕食も食べずにベッドに入った……


 ▼ 21 lFKrUBJvsg 18/08/01 02:08:34 ID:ZTKw7Pf. [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
翌日


セレナ「……結局寝ちゃったわね」


少しではあるが、目が赤くなっている。


セレナ「はあ……結局邪魔されるのね……」


そして顔を洗い、朝食を取る。
普段と変わらない行動だが、気分は最悪であった。

外の様子はというと、昨日の嵐が嘘の様に青空が澄みわたって、実に清々しい朝であった。

その時、不意にインターホンが鳴った。
セレナは怠そうにドアを開ける。


カルム「やあ、ちょっと良いかい?」

セレナ「カ、カルム! どうして……?」

カルム「とりあえず話は中で」


驚いたためについ、『お隣さん』ではなく『カルム』と言ったが、どちらも気付いていない。
 ▼ 22 lFKrUBJvsg 18/08/01 02:19:47 ID:ZTKw7Pf. [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



セレナ「それで、話って……?」

セレナ(この雰囲気、アレよね……)


そう、アレである。
わさわざ家の中の誰もいない所で話をされる……


カルム「実は……」


セレナが次の言葉を待つ。


カルム「夜、花火しない?」

セレナ「へ?」

カルム「嫌なら別に良いけど……ほら、昨日結局中止になっちゃったからさ……質は下がるけど二人きりで……」

セレナ「あ、ああ……別に良いわよ……」

カルム「そう? じゃあ8時に僕の家に来てよ」

セレナ「わ、分かったわ……」


セレナ(告白かと思った……)

セレナ(でも、花火……二人きりで……)
 ▼ 23 lFKrUBJvsg 18/08/01 02:34:52 ID:ZTKw7Pf. [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして夜。


セレナはカルムの家のインターホンを押す、その顔は緊張で満ちている。


カルム「おっ! 来たねセレナ」

カルム「じゃあ早速公園に行こう!」


道中、セレナは少し顔を赤らめながら、カルムについていった。
勿論、カルムはそれに気付かない。
鼻歌を歌い、上機嫌である。


カルム「着いたー!」

カルム「早速やろう! まずは線香花火から!」
 ▼ 24 lFKrUBJvsg 18/08/01 02:41:00 ID:ZTKw7Pf. [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナ「………んん」

カルム「………」


その瞬間、セレナの火種がポロっと落ちた。


カルム「やったー! 勝ったー!」

セレナ「くっ……屈辱……」

カルム「線香花火で大切なのは、運と動かさない事だね」

セレナ「こんな事とはいえ、なんだか悔しいわね」


そして、順調に二人だけの花火大会は進み……


カルム「よし! 最後は盛大に打ち上げ花火3連発だ!」
 ▼ 25 lFKrUBJvsg 18/08/01 03:06:15 ID:ZTKw7Pf. [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カルム「さあ! お待ちかねの花火3連発! 盛り上がっていくよ!」

セレナ「わー」パチパチ

カルム「3、2、1……着火!」シュボ


ほんの少しの間を置き、花火が上がる。
小さな花火ではあるが、充分に派手で、そして充分に綺麗だった……


セレナ「綺麗……」

カルム「そうだね……」


セレナ(好きな人と見る花火がこんなに綺麗だなんて……)


セレナはこの場面を強く、強く心に刻んだ……


セレナ「本当に綺麗……」

カルム「君の方が綺麗だよ……」

セレナ「えっ……」

カルム「もちろん冗談だけどねw」


カルムは笑いながら喋る。
まるで純粋な幼稚園児のように。


セレナ「か……感動を返して!」

カルム「ごめん、無理w」

セレナ「全く……」


セレナ「ね、ねえお隣さん」

カルム「なに?」

セレナ「来年は……ううん、来年も花火大会行こう?」

カルム「分かった、約束するよ」


セレナにとって、一生忘れない夏の思い出になった………




第5話『花火』終
 ▼ 26 lFKrUBJvsg 18/08/01 03:09:04 ID:ZTKw7Pf. [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
少し長めにして、地の分を入れてみた。
こっちの方が良いかな?

相変わらず文章力低いけど()

見てる人いないから、大丈夫……
 ▼ 27 イケンキ@みかづきのはね 18/08/01 10:59:50 ID:pyZ.Nkd6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 28 ミカラス@ゴーストメモリ 18/08/01 11:09:45 ID:rPs6SUmk NGネーム登録 NGID登録 報告
続けてください
 ▼ 29 ットレイ@きいろいかけら 18/08/01 13:58:32 ID:DVoAJWQM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 30 ターミー@メカニカルメール 18/08/01 14:48:30 ID:s1MANW7. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
早く続きかくんだよ
 ▼ 31 ラップ@ライトストーン 18/08/01 16:45:21 ID:n0Wc3.tw NGネーム登録 NGID登録 報告
ポケモンも出してほしいな
 ▼ 32 lFKrUBJvsg 18/08/01 17:10:35 ID:hbqU2Iw6 [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『ポケモンバトル』


カルム「あつい〜」


セレナはカルムの家に居た。
といっても毎日のようにどちらかの家に行っているので普段と変わらない日常だ。


カルム「こんな暑い日は」

セレナ「ポケモンバトルね」
 ▼ 33 lFKrUBJvsg 18/08/01 17:29:01 ID:hbqU2Iw6 [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カルム「ルールは3対3」

セレナ「入れ替えありのバトル」


セレナとカルムは近くのポケモンセンターに行き、フィールドを貸してもらいバトルを始めようとしていた。


ティエルノ「バトル開始!」

ティエルノ(大事な事があるとか言われて慌てて来たらこれだよ……)

カルム「行け! ゲッコウガ!」

セレナ「行け、ブリガロン」


セレナ(とりあえず出し勝ったわね……)


両者の間に少し沈黙が生まれると……


セレナ「ブリガロン! だねばくだん!」

カルム「戻れゲッコウガ! 行け!リザードン!」


ブリガロンが引っ込み、リザードンが出てくる。
その瞬間、その巨体にたねばくだんが当たるが相性が悪いため、怯む事すら無く終わる。


カルム「リザードン! 大文字!」

セレナ「ブリガロン! 避けながら戻れ!」

セレナ「ニャオニクス! 体制を低くして!」 


ブリガロンとニャオニクスで大文字を見事に避ける。
ここまでの一連の動作はとても早い。
流石、チャンピオンとライバルである。


カルム「流石セレナ、やるね」

セレナ「ありがと」
 ▼ 34 lFKrUBJvsg 18/08/01 17:50:57 ID:hbqU2Iw6 [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナ「ニャオニクス! サイコキネシス……」

カルム「戻れ、リザードン! 行け、ゲッコウガ!」

セレナ「……の構えをしながら10万ボルト!」

カルム「! よ、避けろゲッコウガ!」


セレナの一見無理な指示をニャオニクスは簡単にこなす。
それはこれまでの鍛練の成果であり、絆の証でもある。


カルム「チャンピオンなのによっわwとか思った?」

カルム「実はまだ本気出してないんだけどね」

ティエルノ(……誰に向かって言ってるんだろう……)


すると突然、カルムが声を上げた。


カルム「ゲッコウガ! 悪の波動!」

セレナ「! ……避けてニャオニクス!」


しかし、ゲッコウガの体内からでた黒の波動は遅れたニャオニクスを直撃した。


セレナ「ニャオニクス! しっかりして!」

ニャオニクス「にゃお……」

ティエルノ「ニャオニクス、戦闘不能!」

セレナ「……ありがとうニャオニクス、ゆっくり休んで」


確かにニャオニクスは余り、耐久に優れたポケモンでは無い。
そして効果抜群だが、それを入れても一撃で倒される事はあまり無い。

しかもセレナは四天王クラスの実力者であるため、カルムの強さが良く分かる。


セレナ「お隣さん、また強くなったわね」

カルム「セレナも結構やるじゃないか、驚いた」

セレナ「……流石、余裕ね」
 ▼ 35 lFKrUBJvsg 18/08/01 18:12:03 ID:hbqU2Iw6 [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナ「行け、ブリガロン!」

カルム「とりあえず様子見かな」


今度は両者の間に長い沈黙が訪れる。
両者、睨み合う。
どちらも相手の動きに合わせ、攻撃出来る姿勢。

すると……

カルム「ゲッコウガ! かげぶんしん!」


その瞬間、ゲッコウガの姿がみるみるうちに増え、ブリガロンを囲った。
いつ、攻撃されてもおかしくない。

しかし、セレナは冷静であった。


セレナ「ブリガロン、落ち着いて目を瞑って」

セレナ「偽物は気配が無い……本物を探して」


僅か数秒の後……


セレナ「本物に向かってアームハンマー!」

カルム「ゲッコウガ! 避けつつみずしゅりけん!」


そしてゲッコウガは元の位置から2歩下がり、ブリガロンに向かってみずしゅりけんを放つ。


セレナ「ブリガロン、そのままアームハンマー!」


多数のゲッコウガの内の一匹に降り下ろした拳が的中する。
その瞬間他のゲッコウガは姿を消し、拳を食らったゲッコウガは目を回し倒れていた。


カルム「……ありがとうゲッコウガ」

ティエルノ「ゲッコウガ、戦闘不能!」

カルム「いやーついてくるとは……」

セレナ「こっちだって特訓してるからね」


両者、残り2匹。
 ▼ 36 lFKrUBJvsg 18/08/01 18:29:41 ID:hbqU2Iw6 [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カルム「行け、ファイアロー!」

セレナ「……リザードンとタイプ被ってるのに」

カルム「まあ良いじゃないか!」


セレナ(カルムのあと2体はリザードンとファイアロー……)

セレナ(ブリガロンの相性が悪い……)


ブリガロンの顔に少し緊張が走る。
トレーナーの気持ちを察して、少し震えていた。


セレナ(いけない、強気で行かなくちゃ)

セレナ(カルムもそういう気持ちだろうし……)

セレナ「ブリガロン、ストーンエッジ!」

カルム「ファイアロー! 避けろ!」


ファイアローは軽く、岩を避ける。
重いポケモンの重い一撃を、軽く避けられてしまう。


カルム「そんなの当たらないよ」

カルム「ファイアロー、ブレイブバード!」


赤い鳥……ファイアローはブリガロンめがけ、突っ込んでくる。

普通は、4倍弱点の攻撃に怯むが……


この状況でセレナの心の中は穏やかであった。
 ▼ 37 lFKrUBJvsg 18/08/01 18:42:13 ID:hbqU2Iw6 [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナ「ブリガロン、岩影に隠れて!」


先程のストーンエッジで突き出た岩影にブリガロンは隠れる。


セレナ「岩の頂上に登って!」


ブリガロンはその体の大きさからは想像もつかないスピードで岩を登る。
そして頂上に着いた時、ファイアローは回り込みながらブリガロンを仕留めようとしていた。


セレナ「フェイントでファイアローに近付いて掴みながらストーンエッジ!」

カルム「なっ……」


その指示に驚き、カルムは指示が上手く出せなかった。


そして……


ファイアローの体に岩塊が直撃した。

そして、勿論ファイアローは倒れた……が、ブリガロンも完全にブレイブバードの勢いを殺せず倒れてしまった。


ティエルノ「りょ、両者戦闘不能!」

カルム「流石にそれは読めないな……」

セレナ「あなたのファイアローも流石ね」


カルム「さて……最後の一騎討ち!」
 ▼ 38 lFKrUBJvsg 18/08/01 18:51:59 ID:hbqU2Iw6 [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カルム「行け! リザードン!」

セレナ「行け、アブソル!」


そして両者、手首の石に触れる。


カルム「進化を越えろ、メガ進化!」

セレナ「こっちもメガ進化!」


そして両者のポケモンが光に包まれた……
片方は翼の形が代わり、体も大きく、そして周辺を照らし、日照りを起こす翼竜に
片方は翼のような物が生え、片目を隠した獣へ、それぞれ姿を変えた……


カルム「行くよ!」

セレナ「ええ」


 ▼ 39 lFKrUBJvsg 18/08/01 19:00:22 ID:hbqU2Iw6 [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





カルム「セレナ、お茶持ってきたよ」

セレナ「ありがと」


セレナ達は、隣のポケモンセンターにて手持ちを回復させている。


カルム「いやー危なかった……」

セレナ「もう少しだったけど……」


勝負の結果はカルムの勝ち。
数十分の戦いの末にリザードンの大文字が疲弊したアブソルに直撃。
カルムにとって久しぶりの辛勝である。


カルム「セレナが四天王やってくれたら楽なんだけどなー」

セレナ「嫌よ、忙しい」

カルム「そう言うと思ったよ」
 ▼ 40 lFKrUBJvsg 18/08/01 19:06:24 ID:hbqU2Iw6 [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カルム「まあ、気が変わったらいってよ」

セレナ「変わらないと思うわ」

カルム「……そう」

カルム「セレナと一緒にリーグ行きたかったけど」

セレナ「! ……まあ少しは考えてみるわ」


セレナ(カルムと一緒……か)

セレナ(それもいいわね)





ティエルノ「相変わらず存在感0」





第6話『ポケモンバトル』終
 ▼ 41 lFKrUBJvsg 18/08/02 04:02:46 ID:BxRgxPXo [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『映画』


セレナ「カルムから手紙が来た……」


セレナの手には青い紙で丁寧に包まれたカルムからの手紙があった。


セレナ「わざわざ手紙……これってもしかして……」

セレナ「いや……とりあえず開けてみないとね」


そしてセレナは手紙を開ける。
そこに書かれてあったのは……

やっほー☆
親愛なるセレナへ☆


セレナ「うっわ」


やあやあ、今度映画でも行かないかい?
この間、カルネさんからチケットを貰ったんだ。
カルネさんの出る映画じゃなくて、好きな映画を観に行けるよ! やったね☆


セレナ「うるさいわね」


うるさくした覚えは無いなあ……
とりあえず今週の金曜日、空いてるよね?


セレナ「悪かったわね、暇人で」


じゃあチケット入れとくから持ってきて! 僕は無くしそうだからさ!


セレナ「自分勝手ね」


メールじゃなくて、たまには手紙でやりとりするのも悪くないと思ってね。
じゃあな……バイビー!


セレナ「少しでも告白かと思った私が馬鹿だった」
 ▼ 42 lFKrUBJvsg 18/08/02 04:27:19 ID:BxRgxPXo [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナ「映画……か……」

セレナ「これは……デートなのかしら……」


独りの自分の部屋で呟く。
少し間を取り、顔が赤らむ。
デート。頭の中で反芻する。
その度に、頭がパンクしそうになる。


セレナ「そう……なのかな」

セレナ「まあそこまで拘らなくてもいいわね」


言葉とは裏腹に、彼女はクローゼットを開ける。
金曜日の為の服を早くも選び初めた。
珍しく、上機嫌だ。


セレナ「やっぱり、こっちかしら……」


選んだ服は、チェックの黒いスカートにグレーのブラウス。
そして、ハイソックスに白のバッグ。

その服装は彼女に合った、とても大人びた印象を受ける。
 ▼ 43 クフーン@ボーマンダナイト 18/08/02 04:53:10 ID:BxRgxPXo [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
映画当日。


セレナ「早く来ちゃった……」


セレナは待ち合わせの時間より1時間も早く着いていた。
カルムが来るまで、周辺の店を周り暇を潰す事にした。

そして、時間が経過し待ち合わせの時間の10分前。


カルム「やあ、待った?」

セレナ「別に。今来たところよ」

カルム「テンプレをちゃんと使うね」


カルムはとても、センスの良い服を着ていて、とても格好いい。
その細い体つきから、見た目はモデル並みであった。

時間10分前には来る所も、彼の性格の良さを表していた。


カルム「じゃあ観るか!」

セレナ「そうね」

 ▼ 44 lFKrUBJvsg 18/08/02 05:25:59 ID:clBwd4LM [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナ「……ところで何を観るの?」

カルム「……えっ?」

セレナ「決めてないのね」

カルム「そ、そうです……」

セレナ「……じゃあどうするの」

カルム「あそこに表があるから、上から5番目のにしよう」

セレナ「分かったわ」


そして二人は表で確認。


セレナ「あっ……」

カルム「ええ……」
 ▼ 45 lFKrUBJvsg 18/08/02 05:52:47 ID:clBwd4LM [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女「……別に男は私を襲ったりはしないでしょ」


男がそれを聞くと、女の細い左手を掴み、引き寄せる。
そして互いの唇が接近し、女は咄嗟に目を瞑る。
すると男は軽く上体を反らしつつ、右腕で女の右肩を抑え、制止する。


男「……女なんて簡単に襲えちまうよ……まあやらないが」

男「……これに懲りたら、あまり男とは関わらない方が良い」


そう言い男はその場から立ち去る。


女「……何カッコつけてんだよ……ばか……」

そう言うと女の頬には一筋の涙が流れる。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


カルム(き、気まず……)


今、2人が見てるのは話題の少女漫画の実写版であり、多少過激なシーンも存在する。


カルム(セレナは……)


セレナはモニターを視線を向け、動かない。


カルム(ええ……)

カルム(いや、女の子だからセレナも興味あるのかな……?)

カルム(……何それ、興奮する)


いつもクールなセレナが少女漫画のシーンに興味がある……意外な一面を見て、カルムはいわゆるギャップ萌えをしていた。
 ▼ 46 lFKrUBJvsg 18/08/02 06:18:06 ID:clBwd4LM [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



カルム「終わった……」

セレナ「お疲れ様」

カルム「周りの視線が痛かった……」


周りは女子が多く、男は3人居たかも分からない。
そんな中にカルムは2時間。
男なら良く分かる苦しみである。
 ▼ 47 lFKrUBJvsg 18/08/02 06:27:30 ID:clBwd4LM [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カルム「やっぱり女の子ってああいうシーン好きなの?」

セレナ「……いや別に」

カルム「その割にはしっかり見てたけど」

セレナ「見ないと勿体無いじゃない」

カルム「そっか」

セレナ「あっ……でも」

カルム「ん?」

セレナ「その……好きな人とだったら……良いかも」

セレナ(なぜ私は余計な事を……)


セレナが恥ずかしげに答える。


カルム「……ふーん」


カルム(……それ僕だったら)

カルム(どんなに良い事か)




第7話『映画』終
 ▼ 48 lFKrUBJvsg 18/08/02 06:30:50 ID:clBwd4LM [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
暇な時って言ってるのに更新が割りと早い……? 暇人かな?
 ▼ 49 チゴラス@アシレーヌZ 18/08/02 06:49:58 ID:/jGsC6So NGネーム登録 NGID登録 報告
ええやん
 ▼ 50 ニプッチ@にじいろのはな 18/08/02 06:52:42 ID:fuYYifJc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カルセレよきよき
更新早いの嬉しい
 ▼ 51 クロッグ@マッハじてんしゃ 18/08/02 07:24:10 ID:rGyIXM46 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これは良スレ
 ▼ 52 ワーク@コオリZ 18/08/02 10:27:16 ID:MuMwJ3c2 NGネーム登録 NGID登録 報告
至高
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