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【SS】熱血『 主 人 公 俺 物 語 』超絶同好会

 ▼ 1 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/13 19:06:49 ID:duq6HAd2 [1/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
サイコフィールドに2体のポケモンが対峙している──

1体はダメージを負いながらも未知数なる闘魂を燃やしている。
カプ・テテフ『テテテテ〜』

一方の一体は、化けの皮が剥がれ落ち多少のダメージを負っているがこちらも負けずと闘魂を燃やしている。
ミミッキュ『キュキュッキュ』

そして………
勝敗は操作している人間に委ねられている。
お互いに残り1体。このターンで今にも決着がつきそうだ。
周りの人も含めて、皆が唾を呑みこむほど緊迫した雰囲気が醸し出されている。

ジュン「(カプ・テテフのシャドーボールで終わらす!)」

はじめ「(努力値によって素早さでは勝てない。今は耐えることを祈って、そして攻撃するだけ!)」

「「いくぞっ!!」」
────2人の手は3DSの下画面に触れた。


ウルトラサン/ウルトラムーンでポケモンバトルをする、とある大学での物語──

主人公は他の主人公やヒーローから嫌われるようなチームを組む大学1年のはじめ。
オニゴーリやキノガッサを初めとしたポケモンを使って、最高のポケモントレーナー?!を目指す物語。

嫌われ者でも主人公になれるのか?
そして今……
幕が上がる!!
 ▼ 4 ガルド◆h5Jhlz15JA 18/08/13 19:22:02 ID:7Ubk9Xj6 NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
もーおこですよ
 ▼ 5 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/13 20:20:44 ID:duq6HAd2 [2/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
4月

尼美大学のオリエンテーションのため、その大学に続く道は期待や希望を抱きながら不安と高揚感を持った新入生たちが溢れかえってる。

その道は桜の散りざまが美しく、見る人を圧巻させる。

新入生らはそんな道を1歩1歩確実に踏みしめながら力強く歩いていた。

────その中にはじめがいる。


はじめは私立の尼美大学に合格した。
そのために、今その大学に向かっている。

もちろん今はゲーム機など持っていない。

「ポケモンを深めたい!」
そんなことを思うことなど予想してない。



オリエンテーションの説明が終わり、サークル・同好会紹介の時間となった。

そして、はじめは一つの同好会が目に入った。
看板に描かれた可愛いポケモンたち──
さらに、
ポケモンたちが熱いバトルをしている絵──

はじめ「ポケモンサークル?」

はじめは不思議と足をそのサークルへと運んでいた。
無意識で足が動いていく───
 ▼ 6 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/13 20:44:06 ID:duq6HAd2 [3/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
リー「さあ、QRバトルだ!今ゲーム機持ってなくても大丈夫だよ!!バトルしたい人は来てね!」

熱気が伝わってくる。


ポケモンサークル………
そこには、ポケモンバトルをする人たちで賑わっている。

賑わっているのはバトルだけではなかった。

サークルの部屋には、ポケモンに関するアートや人形が並んでいた。
はじめはポケモン以外のことも活動するのかなと眺めていた。

眺めていると……
ふと、ポケモンサークルの人が現れた。

ニーナ「初めまして!ポケモンサークルのニーナちゃんです!」

はじめ「こんにちは」

ニーナ「名前なんて言うの?それと、ポケモンは好き?何かのゲームとかやったことあるの?」

小柄でふわふわしている──
そして、ピンク色が目立つ服を着て、子どものような無邪気な振る舞いをみせるニーナはバトルのところとは違う雰囲気を出していた。

熱気ではなく、宇宙にいるような不思議な重みと雰囲気。


ニーナ「ねえねえ!」

「近い!」とはじめは思った。
ニーナは話しながらはじめに近づいていき、今少しでも顔を前に出したらぶつかる距離だ。

はじめ「はじめと言います。ポケモンは好きです。ダイヤモンドパールから本編は出る度に買ってます。」

ニーナ「バトルには参加しないの?」

はじめ「やるならやるで、自分のデッキでやりたいので。」

ニーナ「そうなんだ」

はじめ「はい。」

ニーナ「強そうだね。5月の大会でもいい成績だせそう」

はじめ「大会!?」

ニーナ「そう大会があるの!ついでに大学の予定も話しちゃうね!」
 ▼ 7 ラサリス@レッドカード 18/08/13 20:45:02 ID:Lx3M2O3s NGネーム登録 NGID登録 報告
スレタイでサボが浮かんできた訴訟
 ▼ 8 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/13 21:05:00 ID:duq6HAd2 [4/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
ニーナ「まずね。5月に新入生を含めたサークル内のバトル大会があるの!」

はじめ「へぇー。レートと同じですか?」

ニーナ「確か。そうたった気が…。忘れちゃった!テヘッ」

はじめ「その大会ってガチなやつですか?」

ニーナ「新入生は分からないけど、それ以外はみんなガチだよ!」

はじめ「面白そうですね。」

ニーナ「私は参加しないけど、面白そうだよ!まあ、夏の大会には叶わないけどね。」

はじめ「夏の大会?」

ニーナ「そうそう……」

ニーナの話は続いた。
ポケモンサークルの1年間の内容はこうだった。

4月に歓迎会。
ここでQRバトルやポケモンに関する展示会を行う。
ポケモンの楽しさを伝えることと、バトル以外の楽しさをも伝えることを目的としている。

このサークルではバトルをする人達としない人達に分かれていて、しない人たちはポケモンに関する人形を集めたりアートを描いたり、料理を作ったりしているそうだ。


5月にシングルバトル大会。
はじめはここで優勝しようと誓った。

6月はポッ拳大会。7月はポケモンカード大会。
はじめはそれに参加する気があまりないと感じていた。

8月は10パ大会。
これが終われば4年生は引退。
つまり、全力で挑んでくる。
みなそれに負けずと本気で頑張ってくるため、レベルが高いと言う。

「負けられない!」

その後も毎月イベントがある。
合宿や文化祭、大学別全国大会など。

しかし、はじめはそれ以上のことを聞き流していた。
10パ──
非常に楽しそうで、勝ちたい。

はじめはサークル内の大会に出たいと無意識のうちに思っていた。
つまり────

はじめはポケモンサークルに入ることを決めていた。
 ▼ 9 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/13 21:17:04 ID:duq6HAd2 [5/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
はじめ「サークルに入ります!」

ニーナ「入るの?やったぁ!」

はじめ「どうすれば入れるのですか?」

ニーナ「はじめはバトルonly?あっ、ポケモンカードとかも含めるよ!それともアートとかのその他only?両方は内容的に多すぎて無理だよ!」

はじめ「バトルonlyです。」

ニーナ「じゃあ、部費は200円。今払える?」

はじめ「はい!」

はじめはニーナに200円を渡した。

ニーナ「これに学籍番号と名前書いて!」
ニーナははじめにサークルに入るために必要な紙と書くためのペンを渡した。

はじめは紙に必要なことを記入した。
こうして、はじめはサークルに入部することになったのだ。
 ▼ 10 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/13 21:26:07 ID:duq6HAd2 [6/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
サークルが始動した──
新入生は4人。
そのうちの1人はバトル以外専門だった。

タッジー「みんな集まったね。まずは自己紹介から始めようと思います。」

サークルの部屋内でサークルの人達が円形になっている。

タッジー「まずは4年生からね。後、フルネームじゃなくてニックネームで言うようにするよ」

新入生のターちゃんが口を開いた。
ターちゃん「私たちのニックネームって…」

メガネをかけた地味っ子のターちゃんはボソッとした口調で話した。

タッジー「安心して。ニーナがみんなのニックネームをつけてるから。」

ニーナ「安心して!ニックネーム付けには自身あるんだ!!」

タッジー「始めるよ。僕はタッジー。4年生でサークルの代表。よろしくね。」

サトシ「同じく4年生。サトシだ!アニメのサトシと同じ名前なんだ。こっちは相棒のピカチュウ。よろしくな!」
サトシはアニメに出てくるサトシの真似をして、場を和ませた。

リー「4年のリーです。よろしくお願いします。」

タッジー「じゃあ、次は3年生にいこうか。」
 ▼ 11 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/13 21:39:59 ID:duq6HAd2 [7/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
3年生はバトルする人達はケン、テツヤ、ワタウチさん。
しない人達はモリっち、ナベりん♪、スギちゃんだった。

スギちゃんはバトルしない人達の中で唯一無二の男だった。

2年生はバトルする人達はヒロ、ノー坊、モトっち、シゲル、キナ。
しない人達はニーナ、モナちゃんだった。

そして──
ついに新入生の出番だ。

ニーナ「最初はジュンから!」

ジュン「初めまして、ジュンです!タッジーさんの知り合いで、その兼ね合いもあって入りました。よろしくお願いします。」

ニーナ「次はマッスーね!」

マッスー「マッスーです。ポケモンはXYまで。後、オーアールエーエスをちょこっとやってましたが、受験のために、引退してました。」

ケン「なる!引退ね。」

マッスー「あの時は強い方と言われるぐらいですけど、今はもう落ちてます。取り敢えず頑張ります。よろしくお願いします。」

ニーナ「はい!次ははじめね!!」

はじめ「よろしくお願いします。はじめです。俺、大会で優勝するために頑張ります。」

ニーナ「じゃあ!最後はバトルをしないターちゃん!」

ターちゃん「多田 真菜です。」

ニーナ「あだな!あだな!ニックネームで言って!!」

ターちゃん「ごめんなさい。ターちゃんです。好きなポケモンはミジュマルです。よろしくお願いします。」

タッジー「自己紹介も終わったところだし!自由にポケモンを楽しもう!!」
 ▼ 12 ガイアス@ブリーのみ 18/08/14 13:01:55 ID:vfkwTxvM [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジュン「ねえ……」

ジュンははじめに話しかけた。
はじめは急に話しかけられて戸惑いを表しながらも、振り向き返した。

はじめ「どうしたの?」

ジュン「サークルの大会で優勝するって宣言したからには強い自信はあるんだよね?」

はじめ「嗚呼!あるよ」

ジュン「じゃあさ、バトルしない?」

はじめ「いいね!」

モトっち「バトルかにゃ?面白そうだにゃ」

タッジーさん「バトルなら特別な台にセットしてやって欲しいな!」

特別な台とは……
上画面だけが大きな画面に映し出せるようにセットされているもので、これを使えば周りの人達もバトルを見ることが出来るのだ。
もちろん、下画面は写はしない。

2人は懐から3DSを出して、ポケモンをやる準備をした。

ジュン「ルールは3対3のシングルでいい?基本レートと同じルールだよ!」

はじめ「望むところだよ!」


こうして──
この話での、最初のバトルの火種が切って落とされた。
 ▼ 13 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/14 13:58:13 ID:vfkwTxvM [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
選出画面

-----ジュン
ムクホーク
エンペルト
イーブイ
リザードン
ジュナイパー
ルガルガン(夕方)

-----はじめ
ダダリン
グライオン
キノガッサ
クレッフィ
オニゴーリ
メタグロス


ジュン「(炎に打たれ弱いな)」

はじめ「(物理が多いね)」

ジュン「(リザードンは入れるとして、ガッサ対策にジュナイパーをセットしておこう。害悪使いとは知らなかった。)」

はじめ「(考えても仕方がない。多分、リザードンは出て来そうだから、それを気を付けて…。と。)」


そして、バトルの画面へと移り変わった。
 ▼ 14 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/14 14:26:38 ID:vfkwTxvM [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジュンはジュナイパーを繰り出した▼
はじめはグライオンを繰り出した▼

ジュン「(やはりね。まずは、回復を封じることが先決だよね。)」

はじめ「(まずは身代わりして、守りの体制に入ろう!)」

ジュナイパーの悩みの種▼
グライオンは不眠になった▼

はじめ「しまった!」

ジュン「(だが、まだまだ油断出来ない)」

グライオンの身代わり▼
グライオンは体力を削って身代わりを出した▼

ジュン「予想通りだね」

はじめ「くっ!!」

グライオンはどくどく玉で猛毒状態になった▼
グライオンは毒のダメージを受けている▼

はじめ「(グライオンじゃジュナイパーに勝てない。けど、それを見越してるんじゃ……。)」

ジュン「(多分、主ウェポンは地震かな!?その予想が当たれば多分戻して来るかな……。でも)」

はじめ「(仕方ない。戻すしかない。)」

ジュン「(やっぱり、様子見をしないとね……)」

はじめはグライオンを戻した▼
「よくやった!戻れ!グライオン」

はじめ「(こうなったらコイツしかない)」

はじめはオニゴーリを繰り出した▼

ジュン「(やっぱり入れ替えてきた。深読みしすぎた……。)」

ジュナイパーの守る▼
しかし上手く決まらなかった▼
 ▼ 15 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/14 16:19:03 ID:AdMILeNk [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジュナイパーの悩みの種▼
オニゴーリは不眠になった▼

はじめ「まあ、やっぱそう来るよな」

オニゴーリの身代わり▼
オニゴーリは体力を削って身代わりを出した▼

ジュン「(ムラっけは封じた。こっから相手はどうするのかが不安の要素だね)」

はじめ「(入れ替えて来るのか。だけど、こっちは身代わりを張ってるし何とかなるか。)」

ジュナイパーの影縫い▼
身代わりは壊れてしまった▼

オニゴーリのフリーズドライ▼
効果は抜群だ!▼

ジュン「(さっきの攻撃なら、次も耐えれるはず)」

ジュナイパーのリーフブレード▼

オニゴーリのフリーズドライ▼
効果は抜群だ▼
ジュナイパーは倒れてしまった▼

ジュン「!!?」
ジュンは驚きの表情を隠すことが出来なかった。

はじめ「よしっ」
はじめはガッツポーズを取る。

はじめのガッツポーズが周りの熱気を加熱させる。
その雰囲気がジュンの立場を孤立させる。
だがしかし────

勝敗はまだどちらに采配するのか分からない。
───神様でも分からない。
 ▼ 16 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/14 18:37:59 ID:AdMILeNk [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジュンはリザードンを繰り出した▼

ジュン「(出したはいいものの、グライオンに変えられるかもしれない。)」

はじめ「(ムラっけがない今、これにかけるしかない)」



リザードンは「メガリザードンX」にメガ進化した▼



はじめ「!!?」

ジュン「いくよ。」

メガリザードンXの逆鱗▼
オニゴーリは倒れてしまった▼

はじめ「まあ、入れ替えても不利になるだけだし仕方がないか」

ジュン「(次はグライオンを繰り出されるけど、逆鱗なら大体2発で倒せる。)」

はじめ「熱くなって来たよ!!」


はじめはグライオンを繰り出した▼

ジュン「(多分、地震をしてくるけど、それなら全くダメージを受けない。それなら突破出来る。)」



グライオンとメガリザードンXが睨み合っている。
指示が出るまで動かない。

時間が止まったかのような睨み合いによって、2体を見ている人達の空気を歪ませる。まさに、唾を呑んでしまうような雰囲気だ。

メガリザードンXの次の攻撃は逆鱗────
ジュンの次の1手は決まっている。

グライオンの技は地震、ハサミギロチン、身代わり、守る。はじめは、この中から最善の1手を選ばなければいけない。


時間は進んでいく。
誰も止めることは出来ない。
ついに選択のタイムリミットが目に見える。はじめは焦燥感を感じながらも3DSの画面に触れる。


───次の1手がこの勝敗を揺るがしていくことになる。
 ▼ 17 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/14 19:42:44 ID:AdMILeNk [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
グライオンの守る▼
メガリザードンXの逆鱗を守った▼
メガリザードンXは疲れ果てて混乱した▼

ジュン「(戻したいけど、後ろには逆に不利になってしまうポケモン……。)」

グライオンは毒のダメージを受けている▼

はじめ「(地震じゃ威力不足。早く倒せないと毒でこっちがやられる。)」


メガリザードンXは混乱している▼
メガリザードンXは訳も分からず自身を攻撃した▼


グライオンの「ハサミギロチン」▼

一 撃 必 殺 !▼


ジュン「何っ!?」

はじめ「ついてるぜ!俺」

ジュン「普通だったら地震じゃないか?」

はじめ「そんな技でちまちまやってたら毒でこっちがやられちゃうからね。」

ジュン「だけど、普通そんな危ない橋を渡るなんて考えないだろ?命中30のギャンブル技なんだよ!」

はじめ「何か命中(あた)るって思って。そしたら、ほんとに命中(あた)っただけ!」

ジュン「そんなんで命中してしまうとはね……。」


ジュンはルガルガンを繰り出した▼

グライオンは毒のダメージを受けている▼


ジュン「(まずは確実に倒す)」

はじめ「(ハサミギロチンでごり押すしかないね)」


ルガルガンの守る▼
グライオンのハサミギロチンを守った▼

グライオンは毒のダメージを受けている▼

ジュン「(仕方がないこっちも低命中にかけるか)」

ルガルガンのストーンエッジ▼
グライオンは倒れた▼


はじめ「残りの1体。こいつにかける!」


はじめはキノガッサを繰り出した▼
 ▼ 18 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/14 20:02:33 ID:AdMILeNk [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ルガルガンのラジカルエッジストーム▼


画面の中のジュン、その腕にあるリングが眩い光を放つ。その光がルガルガンを包み込み、黄昏色がより輝かしい黄昏色へと変わっていく。

キノガッサは岩の上に立っていた。
キノガッサの目の前にはルガルガンが対面している。

幾つもの巨岩が地面から飛び出していく。
その間に準備をしていたルガルガンがキノガッサに攻撃を加えた。


効果は今ひとつだ▼

ジュン「今ひとつでも威力190のZ技だから、一撃で倒せるね。」


だが────


キノガッサは体力を1残して耐えていた。

はじめ「気合いの襷だよ。」

ジュン「僕としたことが。その可能性を思いつかなかった……。」


キノガッサのキノコの胞子▼
ルガルガンは眠ってしまった▼

ジュン「しまった!」

はじめ「いくぜっ!気合いの攻撃を見せる!!」


ジュンは絶望に包まれたような複雑な表情をしていた。
 ▼ 19 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/14 20:30:40 ID:AdMILeNk [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
キノガッサは集中している▼

ルガルガン『zzz〜』
ルガルガンは眠っている▼

キノガッサの気合いパンチ▼
効果は抜群だ▼
ルガルガンは倒れた▼


ジュン「対戦ありがとう」

はじめ「こっちこそありがとう」



そのバトルを見てたサークル内は穏やかな雰囲気を放った。
みな、いい笑顔で楽しいようなオーラを放っている。
ただし────
1人だけ違うオーラに包まれていた。


ターちゃん「納得……。いかない………」



       「「「!?」」」


ターちゃん「こんなバトル……。バトルじゃない………」

ターちゃんははじめの方を向いた。
そして、冷ややかな目を向けながら口を開いた。
光の反射で眼鏡の奥の目は隠されているものの、誰もが冷酷な目で見ていることを気づいていた。

────口が開いた。
 ▼ 20 ングース@セシナのみ 18/08/15 09:48:51 ID:43jYHj2E [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ターちゃん「そんな卑怯なバトルをして楽しい?」

はじめ「……。」

ターちゃん「卑怯なバトルをするぐらいだったらもうポケモンやめたら?
 そんなバトルして勝って何か得たの?」

タッジーさん「やめよう。そんな言い方しないで。可愛くなくなっちゃうよ……。」

タッジーさんはたじろぎながらも宥めようと声をかけた。


ターちゃん「観てて最悪だった。何でみんなこの勝負を認めてんの?」

ワタウチさん「まあ、キナに比べたら可愛いものだったし……。あたしは観ててもまだいい方だと感じたけど。」

「それな」と先輩が皆キナの方向を見た。

キナ「何でこんなにも見られているのかしらね」

ニーナ「同じ害悪使いだからでしょ!!」
ニーナはキナにツッコミを入れた。
そして、周りが笑いに包まれた。

はじめも釣られてキナの方向を見た。
キナは何かを求めているような凹(へこ)んだ感情を内に隠しているように見えた。
心の奥が凸(とつ)っている自分とは違うと、はじめは感じた。


ターちゃん「みんなは卑怯なやり方も許せるってことなのね?」

タッジーさん「卑怯のやり方でも今回はいい方のやり方だと思うけどね。なんというか"自身のスタイル"っていうか……。」
 ▼ 21 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/15 10:12:15 ID:43jYHj2E [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ターちゃん「いい方のやり方?」

タッジーさん「自分なりの戦い方を押し通しているみたいな、そういうスタイルを押し通して応援したくなってしまうような感じというか……。」

ターちゃん「どういうこと?」


周りに不穏な空気が流れる。
タッジーさん以外は唇を開けることが出来なかった。それだけ、その不穏さは重かった。


タッジーさん「何ていうか、はじめはデッキは卑怯でも主人公になれるような、凄いパワーを内に秘めているみたいな……。」

ターちゃん「全然分からないんですけど」

タッジーさん「つまり、彼なりの全力なんだよ。」

ケンが横入りする。
ケン「まあ、バトルスタイルは人それぞれ。それを嫌だと思うのは人の勝手だけどさ、それを表にださのは違うと思うよ。
 俺ははじめの戦い方には賛成だよ。だって、次からは対策すればいいだけだしね。」


タッジーさん「ケン…。ありがとう。」

ターちゃん「……。」

タッジーさん「まあ、今のデッキを続けるならそれはそれで対策されるだけだし。どんな手を使っても対策されるだけだし。
 まあ、ここはどんなに卑怯な手を使っても対策されてしまう場所なんだよね。」


ワタウチさん「ごめんね。タッジーさんの喋ってることが分かりにくくて。」

ケン「つまり、対策されるってことだよ。それでも使い続けるのなら、それはそれで彼なりのスタイルっていうだけだしね。」


ターちゃん「分かった……。私は嫌いだから、あのバトルスタイル。それだけ……。」



ニーナ「ひとまず落ち着いた?そう言えば、どんなバトルスタイルがいいの?」

ターちゃん「ジュンのようなバトルスタイル……。」

ニーナ「そうだ。裁縫しようよ!ミジュマル(ターちゃんの好きなポケモン)の!!」

ニーナはターちゃんを連れて、裁縫をするために他の室へと向かった。
 ▼ 22 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/15 12:52:49 ID:43jYHj2E [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
はじめ「俺のさっきのデッキでも主人公みたいになれるって言ってましたけど、それは本当ですか?」

タッジーさん「ああ、そうだね」
タッジーさん「(何か言わないとと思ってデタラメに言ったとか言えねぇ……。)」


はじめ「俺、あのデッキでここの大会で優勝しようと思います。これが俺のスタイル。どんなに対策されても、乗り越えてみせる!」

タッジーさん「そうだね。主人公って、必ず見てる人達にメッセージを伝えたりやる気を出させたりして、最後にハッピーエンドになるよね。」



タッジーさん「つまり、全力でバトルして、優勝すれば主人公になれるんじゃないかな?」

はじめ「はい!俺、あのデッキで主人公を目指します!!」

タッジーさん「頑張ってね」
タッジーさん「(デタラメが違う方向に走っていっちゃって、もう訳が分からない……。ごめん、はじめ。デタラメなんだ、コレは。)」


はじめ「まずはもっと強くならないとな……。」
はじめはこうして強くなって、大会に優勝することを決意した。



はじめは新たな決意を胸に掲げる。

害悪のポケモン使いでも主人公になれるんだ!
Do the best!
全力で目の前の壁を乗り越える。俺なりのスタイルで。


普通主人公は害悪なポケモンは使わないだろう。
しかし───
この物語の主人公は害悪なポケモンを使って、大会優勝を目指す物語だ。

      『プロローグ・エンド』

※続きは1話から始めます。
 ▼ 23 ジョッチ@ペアチケット 18/08/15 17:53:39 ID:V1hEFpdY [1/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
1話 仲直り

ターちゃん「私はそんなバトルスタイル嫌いだから……。」

はじめとターちゃんとの間には、川のようなものが流れた。もちろん、向こう岸に行く方法はない。

ニーナ「いこう……。」

ターちゃん「……。」

ターチャンはその部屋から出ていった。
川は氾濫し向こう岸に行くことは困難だ。
まさに、同じ道を行くことのない敵同士の関係。



はじめ「俺は俺の道を行く。これだけは譲れない。だけど、このままじゃ駄目だと思う。それは分かる。どうすればいいんだ……。」

ジュン「僕ははじめのスタイルを認める。ターちゃんにもはじめのバトルスタイルの良さを分かってくれないか何か試す必要がありそうだよね」


マッスー「同じ1年として手伝えることがあれば協力するよ」

ジュン「僕も」

はじめ「ありがとう」


ジュン「ただ、どうすればいいんだろうか?」
 ▼ 24 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/15 18:04:45 ID:V1hEFpdY [2/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
はじめ「もう1度、バトルを見せることしか思いつかない。」

マッスー「まず、君のバトルを見てくれるかどうかが問題だよね。」


ジュン「はじめが動いても多分見てくれはしないから、僕が惹き付ける役を担うよ。」

マッスー「まあ、彼よりか君の方がいいだろう。しかし、次は彼女の納得するバトルが出来るかどうかが問題だな。」


はじめ「俺のバトルスタイルを変えずにターちゃんを納得させる……。」

マッスー「どちらかが譲らないといけないかもな……。」

ジュン「はじめは相当な負けず嫌い?負ける演技をすればどうかな?」

はじめ「いや。ただ単に負ければ大丈夫ともいかない気が……。」

マッスー「その通りだね。演技がバレたら多分全て水の泡……だ。」


はじめ「そうだ!」

ジュン「どうした?」

はじめ「コレはどうかな?」

マッスー「何だ?」

ジュン「おっ!」

はじめ「それは……。」
 ▼ 25 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/15 18:20:55 ID:V1hEFpdY [3/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
はじめ「完全にメタってくれ!そしてバトルだ!!」

「「?」」

はじめ「ケンさんが言ってたように対策されるのがここなんだから。フル対策して来てよ。それを俺が全力で倒す。」

マッスー「もし、君が勝ったら?」

はじめ「それはそれで、俺の全力で挑むスタイルってことを理解してもらう。」

マッスー「まあ、試してみる価値は0じゃないか。ジュンとバトルするんだよね?」



「「え?」」



マッスー「は?」


ジュン「僕はターちゃんが逃げないように見張らなきゃね」

はじめ「ここで残るは1人だけだから……。」

マッスー「分かった」

はじめ「俺はグライオン、オニゴーリ、キノガッサを使う!」

マッスー「まああの時と同じポケモンを使うってことだね。」


ジュン「1週間後だね」

はじめ「うん。2人ともありがとう。そして、頑張ろう!」

マッスー「それまでに、出来るだけ対策しておくよ。」



その日のサークルは終えた。
 ▼ 26 ルマッカ@こだいのおうかん 18/08/15 18:25:29 ID:X5pwNuWk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
何で交換したのに不眠残ってるんですかねぇ…
 ▼ 27 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/15 21:21:44 ID:V1hEFpdY [4/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>26
後で気付いたけど、もう戻せないからこのままいきます。
それと、基本ssでのレス返しはしない方針で行きますので寛容な心で見逃して下さい。
 ▼ 28 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/15 21:40:54 ID:V1hEFpdY [5/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
────ついに当日。

ニーナ「ターちゃん!こっちこっち!!」

ターちゃん「う、うん」

ジュン「一緒に見よう!あのバトルをさ。」

ジュンはさり気なくターちゃんをバトルが映る画面へと向かせた。




はじめ「準備はいい?」

マッスー「大丈夫」



選出画面


------はじめ
ダダリン
グライオン
キノガッサ
クレッフィ
オニゴーリ
メタグロス


------マッスー
ギルガルド
ボーマンダ
ロトム(洗濯)
ファイアロー
ガルーラ
ゲンガー
 ▼ 29 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/15 22:34:00 ID:V1hEFpdY [6/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
はじめはグライオンを繰り出した▼
マッスーはファイアローを繰り出した▼

ファイアローは何かを企んでいるかのようにグライオンを見ている。


はじめ「(後ろはオニゴーリとキノガッサ……。刺さりすぎてる。けど、負ける気はない!)」

マッスー「(さっさと終わらせるよ)」


ファイアローの鬼火▼
グライオンは火傷を負った▼

はじめ「(特性疾風の翼で飛行タイプの技で来ると思った。)」

グライオンの身代わり▼
グライオンは体力を削って身代わりを出した▼

マッスー「(全て計算通りだよ)」

グライオンは火傷のダメージを受けている▼


はじめ「(思ってた以上に強ぇ…。)」

ファイアローのブレイブバード▼
グライオンの身代わりは壊れてしまった▼
ファイアローは反動のダメージを受けた▼


グライオンのハサミギロチン▼
しかし、攻撃は外れた▼


はじめ「(推されてる……。このままじゃヤバイな。)」

マッスー「(残念だけど、そっちにもう勝ち目はないと思うね)」
 ▼ 30 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/15 22:53:39 ID:V1hEFpdY [7/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
グライオンは火傷のダメージを受けた▼

じりじりと受けるダメージがはじめを焦らせる。

ファイアローのブレイブバード▼


はじめ「これにかける!」

グライオンのハサミギロチン▼

一 撃 必 殺 !


「「!?」」


周りが興奮のオーラで包まれた。

マッスー「思ってたより幸運なんだね。予想外だよ。」


はじめ「よっしゃぁ〜!」
はじめはガッツポーズを取った。




ニーナ「思ってるより害悪してないよね!」

ジュン「まあ、全力でやってるからじゃないかな?」

ターちゃん「……。」

ジュン「これが、アイツのスタイル……。」

ニーナ「そう言えば、はじめのイメージは変わった?」

ターちゃん「少しぐらいなら許せる……。かな。」

ジュン「ああ、けどターちゃんがサークル辞めなくて良かったよ。ターちゃんがいないと何か今後やっていけなさそうだったからね。気持ち的な面で。」

ターちゃん「まだ初めましてだったけど。」

ジュン「いいじゃん。初めましてでも居てくれたことによる恩恵。それが、いつか大きくなって戻ってくると思うしね。」

ターちゃん「そうかな?」

ジュン「そうだよ!」
 ▼ 31 ネコロロ@こおりのジュエル 18/08/16 18:45:46 ID:MrVQBxKc [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
マッスーはロトムを繰り出した▼

グライオンは火傷のダメージを受けている▼

マッスー「(まあ、してくるとは思ったけど当たらないとタカをくくってたね…)」



はじめ「(まずは1体!)」



ロトムの身代わり▼
ロトムは体力を削って身代わりを繰り出した▼

マッスー「(火傷で消耗戦は不利だろう。それに地震は特性浮遊で当たらない。入れ替えかハサミギロチンかな)」

グライオンのハサミギロチン▼
攻撃は外れてしまった▼

はじめ「(やっぱ、まだ難は去ってないね)」

グライオンは火傷のダメージを受けている▼

マッスー「(ここまで削れれば、後はハイポンでいける)」


ロトムのハイドロポンプ▼
グライオンは倒れた▼


はじめ「(まあ死に出しになるよりかましだな)」

はじめはオニゴーリを繰り出した▼




はじめ「運にかけるよ」

マッスー「女神はどっちに微笑むか……」

はじめ「楽しくなってきたぜ!微笑ませてやるよ、女神と何やらを」

マッスー「(面白いね、はじめは……)」
 ▼ 32 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/16 19:29:31 ID:MrVQBxKc [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告

ニーナ「大学生ってことを忘れるぐらい子どもっぽいよね」

ワタウチさん「えっ?ニーナがそれ言うの?」

笑顔の波が広がった。
最初は不機嫌だったターちゃんもいつの間にか機嫌が良くなっていた。
子どものようにはっちゃけることの出来るサークル。それが、この大学のポケモンサークルなのだ。

────社会は厳しい。
非常に辛い時間も何とかして乗り越える又はやり過ごさなければならない。
そんな中で、息抜きは必要。

このサークルは……
お金では買えないかけがえのない最後の青春の時間なのだ。
最高の息抜きだ。
時には子どもの初心に戻ることは心を軽くする魔法だ。



ターちゃん「ふふっ」

ニーナ「どうしたの?」

ターちゃん「楽しくなってきたの」

ジュン「それは良かった」

ターちゃん「ありがとね。ジュン君」

ジュン「どういたしまして」

ニーナ「さあ、はじめとマッスーのバトルの続きを見よっ!」


「「はいっ」」

ジュンとターちゃんは口を揃えて返事をした。
「被った」とジュンとターちゃんはお互いの顔の方を見て笑った。
そして、はじめとマッスーの試合の画面の方へと向き直した。
 ▼ 33 イタラン@ジーエスボール 18/08/16 20:57:25 ID:MrVQBxKc [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
オニゴーリの守る▼
ロトムの鬼火を守った▼

オニゴーリはムラっけで防御力がぐーんと上がった▼
素早さが下がった▼

マッスー「(B↑↑でS↓か。こっちもなかなかついてるかもね)」


ロトムの鬼火▼
しかし、攻撃は外れた▼

マッスー「!?」


はじめ「光の粉を持たせたおかげかもな」

マッスー「だから食べ残しじゃなかったのか」

はじめ「そうだよ」

マッスー「一つだけ、アドバイス。光の粉よりも食べ残しの方が強いよ。
 ムラっけは必ずしも回避率が上がるわけじゃない。それに光の粉だけで体力が続くとも限らない」

はじめ「なるほど」

マッスー「まあ、君が光の粉が良ければそれでいいと思うけどね。さあ、ゲームに戻ろうか」


オニゴーリは命中率がぐーんと上がった▼
防御力が下がった▼

マッスー「(命中↑↑B↑S↓。まだ大丈夫だな)」
 ▼ 34 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/17 09:59:30 ID:kpFMCxRw [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ロトムの鬼火▼
オニゴーリは火傷を負った▼

マッスー「食べ残しじゃないから結構辛くなっていくと思うね」

オニゴーリの身代わり▼
オニゴーリは体力を削って身代わりを繰り出した▼

オニゴーリは火傷のダメージを受けている▼

はじめ「(攻撃力が下がっても何ともないけど、体力が削られていくのはきついね)」

オニゴーリの攻撃力がぐーんと上がった▼
特防が下がった▼

マッスー「(命中↑↑A↑↑ B↑ D↓S↓、回避率にならないのはラッキーだ)」


ロトムのたたりめ▼
オニゴーリの身代わりは壊れた▼

オニゴーリのフリーズドライ▼
効果は抜群だ▼

マッスー「(さっきのターン身代わりを壊されていた。だから、このターン身代わりを撃とうかと思ってたけど、やっぱりしなくて良かった……)」


オニゴーリの回避率がぐーんと上がった▼
命中率が下がった▼

はじめ「よしっ、勝負はこれからだ!」

マッスー「(回避↑↑A↑↑ 命中↑B↑ D↓S↓、ついに来てしまったか。けど、オニゴーリさえ何とかすればこっちの勝ちだからね)」


マッスーは笑った表情を見せてはいなかったが、心の中では笑っているかのように感じさせた。
 ▼ 35 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/17 10:17:43 ID:kpFMCxRw [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ロトムのたたりめ▼


オニゴーリの体力は赤色となった。

マッスー「削りきれないか」


オニゴーリのフリーズドライ▼
効果は抜群だ▼
ロトムは倒れた▼


マッスー「残念だけど、キノガッサではこっちには勝てない。だからこそ、オニゴーリの絶対零度で何とかするしかなさそうだよね」

はじめ「やってみなきゃ、分からないよ」

マッスー「これが分かるんだよな。それと、次のターンで勝敗が決まると言っても過言ではないね」

はじめ「なら、次のターンにかける!」


マッスーはギルガルドを繰り出した▼

オニゴーリの素早さがぐーんと上がった▼
特攻が下がった▼

マッスー「(回避↑↑A↑↑ 命中↑B↑S↑ D↓、そして、相手は光の粉も持っている……か)」


はじめ「(絶対零度をあてる!)」
 ▼ 36 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/17 12:58:41 ID:kpFMCxRw [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ギルガルドはブレードフォルムになった▼
ギルガルドの影うち▼
オニゴーリは倒れた▼

はじめ「(絶対零度撃つことすら出来なかったぁぁぁあ)」


はじめはキノガッサを繰り出した▼

マッスー「やっと一番の難所を超えられた」


ギルガルドはシールドフォルムになった▼
ギルガルドのキングシールド▼
ギルガルドはキノコの胞子を守った▼

マッスー「(キノコの胞子、気合いパンチは確定。残りに雷パンチがあればまだ分からないが…)」

はじめ「(やべぇ、ストーンエッジしかダメージを与えられない)」


ストーンエッジはギルガルドに対して、シールドフォルムに対して全くダメージを与えられない。
そんなんでキノガッサが勝てるはずもなく、呆気なく勝敗が決まってしまった。
その場にいる誰しもが首を縦に振って、頷いてしまうほどだった。
 ▼ 37 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/17 13:36:41 ID:kpFMCxRw [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ターちゃん「私のためにバトルしてくれてありがとね。」

マッスー「(まあ、同じポケモンで挑んでたら察しはつくよね)」

はじめ「次こそ勝つ!」

マッスー「また対策されて終わるだけだと思うけどね」

はじめ「その対策をも倒してみせる」

マッスー「その意気込みでさっき負けてたけどね」

はじめ「うっ……。」




ジュン「一生仲間としてこれからも頑張ろうよ。」
ジュンは握り拳をはじめ方に向けた。

はじめ「嗚呼!」
はじめもジュンの方向に握り拳を向けた。
お互いの拳がぶつかり合い、友情の証としての印が刻まれた。


マッスー「こっちのことも忘れないで」
マッスーは2人の後ろから拳を合わせた。

ターちゃん「待って待って!私も!!」
ターちゃんも握り拳をぶつけた。


────4つの握り拳が合わさった。
増(マッスー)
田(ターちゃん)
順(ジュン)
一(はじめ)

この4人はこれから一生、かげかえのない友達となるのであった。

     「「これからもよろしくね!」」


『1話 仲直り ・ end』
※次は2話に入ります。
 ▼ 38 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/17 17:00:28 ID:0m3sj9Vw NGネーム登録 NGID登録 報告
2話 飲み会


タッジーさん「飲み会、お金忘れずにね」



4月終わりのサークル後
桜も散り始め、新しい生活にも徐々に慣れ始めてきている頃。
ポケモンサークルで飲み会をすることになった────


尼美大学に近い花驒(はなだ)市の店
そこで飲むことになった。
ただ強制ではないので、一部の人はいない。


タッジー「よしっ、やるよ!」


ターちゃん「ジンライム、ジンバック…。ジンってのにもいろいろあるんだ…」

マッスー「ターちゃん、飲む気になってるところ悪いけど未成年だよ、ボクら!」

ターちゃん「飲まないの?」

マッスー「まあ、未成年だからね」

ターちゃん「うわぁ、見た目と変わらず、マジメ!」

マッスー「そっちは見た目とのギャップがあって驚いたよ。同じく真面目かと思ってた」

ターちゃん「"時々"は真面目だよ。私は……。」


マッスー「時々(苦笑)」



ポケモンサークル春の飲み会が始まった。
1年の4人の性格はどういうものなのか───
 ▼ 39 ニスズメ@アイスメモリ 18/08/18 10:20:57 ID:L8lAbDF6 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒロ「1年の特徴ってどんな感じかもう掴んだ?」

ニーナ「もっちろん!」


モナちゃん「えっ、早い!モナは全然掴めてない」


ニーナ「そうそう!早いの!!取り敢えず、まずはジュンね


ジュンは基本的に優しい。
茶髪で見た目も良くて、カッコイイ。」


ヒロ「いやいや、そこかよ」

ニーナ「性格と言っても、許容力が高いのと優しいぐらいしか見えてないよ!」


モナちゃん「おーいw」
モナはニーナにツッコミを入れた。

ニーナ「相変わらずのツッコミのスピード!そして、ダブリュー(w)の使用!!」


モナちゃん「言っておくけど、モナもそれぐらいなら言えるよ!」
 ▼ 40 チュール@たてのカセキ 18/08/18 10:48:20 ID:L8lAbDF6 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒロ「マッスーなら大体分かるよ」

モナちゃん「ほんと?」

ニーナ「言ってみてよ」


ヒロ「マッスーは………


真面目で几帳面じゃないかな?」


ニーナ「一言で終わらしたね」

モナちゃん「終わらしたね」


ヒロ「反復しんくていい!」

ニーナ「背が高くて眼鏡だけど、真面目すぎて何とも言えないよね」



モナちゃん「次は………、ターちゃんは大人しくて真面目とか」

ニーナ「んーなんというか


大人しくて真面目に見えるのは人見知りだからだよ。
心の中に秘めてるのは自己中まではいかないけどマイペースって言った方がいいのかな?

人見知りが強すぎると思うよ」


モナちゃん「見た目も小さくて眼鏡、着ている服も紫を中心とした地味カラー。モナの予想から外れてないかも!?」


スギちゃん「1年偵察のマトメ?」

ヒロ「はい。そうですよ。」
 ▼ 41 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/18 11:03:02 ID:L8lAbDF6 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ニーナ達の元に、スギちゃんとワタウチさんがやって来た。

ワタウチさん「誰までいったの?」


ニーナ「残るははじめだけです!」

スギちゃん「はじめはハードフルだよね」

ワタウチさん「そこは"ワイルドだぜ〜"じゃない?」


「「(古い!!ネタが古すぎ)」」
ワタウチさんに声に出して突っ込む人はいなかった。


スギちゃん「しらけちゃったし、続き聞こうよ」

ワタウチさん「悪かったわね…」


ニーナ「はじめは…


目標に一直線で、努力家だよね。多分。
見た目は王道ヒーローものの主人公にいそうな感じだよね。まあ、ガタイは微妙だけど」


ワタウチさん「なるほどね」
 ▼ 42 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/18 12:28:11 ID:L8lAbDF6 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
スギちゃん「分かったのか?(迫真)」

ワタウチさん「ごめん、適当に返事しただけ」



ニーナ「他の3人も聞きますか?」

ワタウチさん「いや、いいわ」
ワタウチさん「(絶対に適当な気がするしね、うん)」


ニーナ「作者がミスってる話とかしますか?」

ワタウチさん「ミス?」

ニーナ「毒々玉で猛毒になったターンはダメージを受けないとか入れ替えてるのに悩みの種の効果を受けてるとか……」

ニーナは少しだけ間を開けた。

ニーナ「です!」


ワタウチさん「面白そうね」
 ▼ 43 マクロー@さらさらいわ 18/08/18 12:40:36 ID:ciIM848Y NGネーム登録 NGID登録 報告
>>17
戻したら特性元に戻るんじゃ……?

対戦系SS書くならDS2台操作しながら書くと楽だぞ
 ▼ 44 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/18 17:24:01 ID:EteMP05A [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
一方で────


タッジーさん「バトルでの特徴が不思議みたいな……」

ジュン「不思議ですか?」

タッジーさん「そう、戦い方が不思議というか」


はじめ「俺とジュンの戦い方が……不思議?」
はじめは小声でそのように言いながら首を捻った。


タッジー「えっとね。


はじめは客観的に見ると守りを中心としたポケモンのチームだよね?
そして、ジュンはゲームとかアニメとかの主人公がさ、使いそうなポケモンのチームだよね?


だけど────

はじめはバトルする時に、冷静さを欠けてると思うんだ。守りのチームに"冷静さ"は重要だと思うんだ。
それでも何とかやってるのは"直感力"のお陰なんかじゃないかな。


そして、ジュンは……。

直感力が足りないと思うんだ。攻める時に覚悟を決めることは必要だ。ジュンがいつも冷静を保てるとは思えない。予想外な攻撃が来た時は焦ると思う。
それに、チームも攻めるようなもので守るようなポケモンも少ないよね。

だからさ、時には直感で動いてくことも必要かもしれないね。
マッスーにも言えることだけど、どんなに予想をしてもそれが当たる訳では無い。時には"直感"を信じて動くことも必要だと思うんだよね。


つまりだけど、はじめとジュンはお互いにない能力を持っているんだと思う。
それぞれの課題を1度確認してみるといいと思うよ。」

ジュン「ありがとうございます」
はじめ「ありがとうございました」

マッスー「……。」

タッジーさん「マッスーはね……」
 ▼ 45 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/18 17:57:13 ID:EteMP05A [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
タッジーさん「マッスーは、


まあ冷静さもあるし、チームも昔だったら普通すぎて物足りない感があったけど、それらが弱体化された今ならそれなりの個性があるようになったからね。
まあ、いいんじゃない?」


マッスー「……。」

タッジーさん「まあ、自分なりの努力で5月の大会頑張ろうよ。あっという間だからね。」

「「「はい!」」」



飲み会は乾杯から2時間が経った頃に終わった。
また来週もポケモンサークルはある。
はじめらは大会で勝つために、それぞれの課題をこなしや作戦をたてるのであった。
さあ、大会の行方はどうなるのか?


『2話 飲み会・end』
 ▼ 46 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/20 08:43:16 ID:OAb2x3MA [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
3話 シングル大会


5月
桜は跡形もなく消え、今や緑で覆い尽くされている頃


タッジーさん「戦う相手とか全てクジで決めます。それと参加者は15人なので、シードは1人となります。それもクジで決めます。」

ワタウチさん「優勝賞品は6Vのソルガレオかルナアーラのうち1体とマスターボール。2位は優勝賞品の2体のうち選ばれなかった方よ」


1人ずつクジを引き始めた。


ついに────
最初の熱い戦いが始まるのであった。


タッジーさん「トーナメント表はコレですからね」
タッジーさんはトーナメント表を貼った。


はじめ「最初の相手は……と。」


キナがはじめの方を見た。

はじめ「えーっと、キナさんか」
はじめもキナの方を見た。


はじめとキナは見つめあっている。
────その間に不思議な空間が広がった。
 ▼ 47 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/20 15:01:41 ID:OAb2x3MA [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
大会は順調に進んでいった。
ジュンやマッスーも順調に勝ち進み、やっとはじめの出番がやって来た。

はじめとキナは定位置についた。
そして、3DSをセットしバトルの準備を急いだ。


ついに、バトルが始まろうとしている。


選出画面

--------はじめ
ラッキー
オニゴーリ
クレッフィ
トゲキッス
グライオン
キノガッサ

--------キナ
Aベトベトン
クレセリア
マダドガス
ゲンガー
ドヒドイデ
サマヨール
 ▼ 48 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/20 15:49:17 ID:OAb2x3MA [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
はじめ「(毒状態にされそうだしグライオンを出そう)」

キナ「(グライオン出されそうね)」


はじめはグライオンを繰り出した▼
キナはマタドガスを繰り出した▼


はじめ「(多分鬼火だな。だけど、スピードならこっちが勝ってる!身代わりでいける!)」


マタドガスの鬼火▼


はじめ「(ファァッ!)」

キナ「(予想通りすぎる)」

グライオンの身代わり▼
体力を削って身代わりを繰り出した▼

グライオンは火傷のダメージを受けている▼


「良くやった、戻れ!マタドガス!」▼
キナはマタドガスを戻し、サマヨールを繰り出した▼

はじめ「(しまっった!)」


グライオンのハサミギロチン▼
効果は無いようだ▼

グライオンは火傷のダメージを受けている▼


キナの表情は柔らかいものだった。
キナ「(さあ、ジリジリと地獄を味わいなさい)」


はじめ「(この状況はマジでピンチだ、ヤベェ)」




ワタウチさん「(キナ、絶対に、心の中で楽しんでいるんだろうなぁ……。見た目とは裏腹にSだから……。)」
 ▼ 49 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/20 16:26:12 ID:OPMo9hk2 NGネーム登録 NGID登録 報告
はじめ「(地震もハサミギロチンも効かない。戻すしかない)」

キナ「(戻しなさい…。いたぶってあげるから)」


はじめはグライオンを戻してラッキーを繰り出した▼

サマヨールの鬼火▼
ラッキーは火傷を負った▼

ラッキーは火傷のダメージを受けている▼

はじめ「(猛毒じゃなくて助かった)」


ラッキーの小さくなる▼
回避率がぐーんと上がった▼

サマヨールの叩き落とす▼
攻撃は外れてしまった▼


ラッキーは火傷のダメージを受けている▼



はじめ「(まだ勝ち筋は残っている。いける!)」


キナ「(早く地獄の痛みを苦しみなさい)」
 ▼ 50 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/21 10:26:10 ID:TRfULHmc [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
キナ「ふふふ」
キナは柔らかな笑みを浮かべた。

はじめ「(キナさん、この状況でそういう微笑みは超怖いんだけど……)」


サマヨールの叩き落とす▼
ラッキーの進化の奇跡を叩き落とした▼

ラッキーの小さくなる▼
回避率がぐーんと上がった▼


はじめ「(避けて避けて、避けまくる)」


「良くやった!戻れ!サマヨール」▼
キナはサマヨールを戻してAベトベトンを繰り出した▼

カラフルなヘドロが勝利を確信したかのような目をする。


Aベトベトンは不思議な光に包まれていく。
そして、ゲーム上のキナのリングと共鳴した。

『アシッドポイズンデリート』▼

────毒の海がラッキーを襲う。


ラッキーは倒れた▼

はじめ「(やばいね、何とかしないと)」

はじめはグライオンを繰り出した▼


グライオンは上からAベトベトンを覗く。
Aベトベトンは恐ろしい目付きでグライオンを威圧している。


はじめ「(グライオンでAベトベトンを何とか倒す!)」
 ▼ 51 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/21 12:20:44 ID:TRfULHmc [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
はじめ「(サマヨールに入れ替えてくるのは分かってる!だからこそ、そいつを起点に!!)」

はじめはグライオンを戻してトゲキッスを繰り出した▼
キナはAベトベトンを戻してサマヨールを繰り出した▼

はじめ「(よしっ、予想通り!)」

キナ「(Aベトベトンの毒の攻撃を回避したのね)」


恐ろしい威圧を放った2体の睨み合いはすぐに終わってしまった。



トゲキッスの電磁波▼
サマヨールは麻痺してしまった▼

サマヨールの鬼火▼
しかし、攻撃は外れてしまった▼

キナ「(ちっ、さっさと鬼火でじわじわと苦しんで欲しかったのに)」

はじめ「(麻痺で動けなくなる確率は下方修正された。それでも、麻痺は充分活躍出来るはずだ!)」


トゲキッスのエアスラッシュ▼
サマヨールは怯んで動けない▼

はじめ「(まずは1発っ!)」
 ▼ 52 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/21 15:36:45 ID:TRfULHmc [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
トゲキッスのエアスラッシュ▼
サマヨールは痺れて動けない▼

はじめ「(2発目っ!!)」

トゲキッスのエアスラッシュ▼
サマヨールは怯んで動けない▼

はじめ「(やっぱり硬いけど、後少し!)」

トゲキッスのエアスラッシュ▼


はじめ「(体力が赤ゲージで耐えた!?)」


キナ「(……。)」

サマヨールの痛み分け▼
体力を分かち合った▼


はじめ「(最後の最後で……。)」


トゲキッスのエアスラッシュ▼

サマヨールのナイトヘッド▼


はじめ「(まずは1体、倒す!!)」

トゲキッスのエアスラッシュ▼
サマヨールは倒れた▼


キナははじめを見て微笑んだ。
キナ「(最悪の状況にさせてあげる)」
 ▼ 53 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/21 15:51:48 ID:3v5oBFL2 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
はじめ「(このままなら、いけるっ!)」

キナはマタドガスを繰り出した▼


キナ「(確実にトゲキッスを殺ってあげるわ)」

マタドガスの大爆発▼
マタドガスは倒れた▼
トゲキッスは倒れた▼


はじめ「予想…外……。」

キナ「どうせ、スカーフだもの」

はじめ「(だから、速かったのか)」


はじめ「けど、何故大爆発なんですか?」

キナ「あのまま居座って、基点にされても困るしね」

はじめ「なるほど、決め手に欠けていたからなんですね」


キナはAベトベトンを繰り出した▼
はじめはグライオンを繰り出した▼


キナ「火傷を負ったグライオンで勝てるのかしら?」

はじめ「はい、勝ちますよ!キナさんがグライオンを倒すか、俺がハサミギロチンを当てるか。どちらが先か勝負です!」
はじめは"熱い"口調で言った。
 ▼ 54 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/21 16:22:33 ID:3v5oBFL2 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
グライオンのハサミギロチン▼
しかし、攻撃は外れてしまった▼

Aベトベトンの叩き落とす▼

はじめ「(火傷を負っている状態の地震では倒せない。残る技はハサミギロチン。それが当たらないという風に思われてると思うけど、それを当ててしまうのが"俺"なんだ!)」

グライオンは火傷のダメージを受けた▼

キナ「(徐々に追い込まれていく姿を見るのって本当に楽しい♪)」


グライオンのハサミギロチン▼
しかし、攻撃は外れてしまった▼

Aベトベトンの叩き落とす▼

はじめ「(ここで勝てなきゃ主人公なんかになれない。なら、当ててやる!)」

グライオンは火傷のダメージを受けている▼

キナ「(後少しで、絶望の顔が見られるって想像するとワクワクする)」

グライオンのハサミギロチン▼
しかし、攻撃は外れてしまった▼

Aベトベトンの叩き落とす▼

グライオンは火傷のダメージを受けている▼

はじめ「(次のターンで決着がつく!)」


────グライオンの目は諦めていない。

はじめ「(絶対に勝ちたい!当たってくれ!当たれぇぇぇぇ!)」


グライオンのハサミギロチン▼


はじめ「イケぇぇぇぇぇ!」


キナ「(命中30が簡単に当たる訳では無い。この勝負貰ったわ。絶望の顔を見れるのが楽しみ)」
キナは不吉な笑みを浮かべていた。
 ▼ 55 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/21 16:37:01 ID:3v5oBFL2 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告


      一  撃  必  殺  !  ▼


Aベトベトンは倒れた▼

キナ「「!!?」」

はじめ「よっしゃぁ!」
はじめはその場で飛び跳ねて、ガッツポーズを取った。


キナ「まさか、当たってしまうなんてね……。」


はじめ「対戦ありがとうございました」
キナ「たいあり…」


2人の間に黄色いゼラニウムの花が咲いたような錯覚が起きた。
そして、不思議な雰囲気に包まれいった。


数分後────

タッジーさん「じゃあ、トーナメント表を更新したから見ておいて。まだ1回目、次はより大変なバトルを強いられると思うけど、それぞれの全力でぶつかり合っていこうね。」




はじめ「次は……リーさん…」

リー「よ ろ し く ゥゥゥ!!」

はじめにむさ苦しくて熱い視線が送られた。
 ▼ 56 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/22 12:26:31 ID:gLqEuuao [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
リー「オネァ シマぁぁぁあス!」


タッジーさん「相変わらず燃えてるね。じゃあ、今度は逆順にトーナメントを進めていくよ!」


はじめ「(すごい熱気!めちゃくちゃ強そう!)」


リー「はじめ さぁぁぁあん  やりますよぉぉ!」

はじめ「はい!」

はじめはリーの勢いに圧倒されている。
周りはリーの熱い声で木霊(こだま)して、気温が急上昇している。

2人は定位置について、試合の準備を始めた。
そして、準備が終わる────

はじめ「対戦 よろしくお願いします」

リー「たいせェェん よ ろ し く お願いしゃァァす」





タッジーさん「(本当に威勢"だけ"は凄いよね……)」

ワタウチさん「(バトルの強さも威勢と同じぐらいの凄さだったらいいのに……。)」
 ▼ 57 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/22 12:58:29 ID:gLqEuuao [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーは2つの顔を持つ。
平穏な時の顔と勝負の時の顔────

平穏な時は優しさと真面目さ、そして人見知りが合わさってどこにでもいる感じだ。

しかし……

勝負の時は内に秘めた熱い感情が溢れ出し、非常に熱血になる。その熱血さは誰もを圧倒する感じだ。


ただ、バトルの腕と言うと……。


選出画面

--------はじめ
クレッフィ
フワライド
キノガッサ
トゲキッス
ラッキー
オニゴーリ

--------リー
マッシブーン
ジャラランガ
ローブシン
オコリザル
ハリテヤマ
ケケンカニ
 ▼ 58 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/22 22:48:13 ID:KJqIu/NA [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
リー「やっぱり 初手は マッシブゥゥゥゥ ン!だぁ」

はじめ「(何かあるのか?)」

リーはマッシブーンを繰り出した▼
はじめはフワライドを繰り出した▼


はじめ「(動きを読めない……。)」


フワライドの小さくなる▼
回避率がぐーんと上がった▼


リー「最初の攻撃は ビ ル ド ア ッ ッッッ プ」

はじめ「 ?? 」

リー「以外ありえ な ぁぁ ぁ い!!」


マッシブーンのビルドアップ▼
攻撃力と防御力が上昇した▼


はじめ「(何なんだ。この圧倒されている感じは…)」
 ▼ 59 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/22 23:11:57 ID:KJqIu/NA [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
はじめ「(動きが読めなさ過ぎて、"こわい"!)」

フワライドの小さくなる▼
回避率がぐーんと上がった▼

マッシブーンの身代わり▼
体力を削って身代わりを出した▼


リー「準備は整った ァァァァァ!」



サトシ「うるさい」



マッシブーンは集中し始めた▼

フワライドのバトンタッチ▼
はじめはオニゴーリを繰り出した▼


マッシブーンの気合いパンチ▼
しかし、攻撃は外れてしまった▼

はじめ「(オニゴーリを繰り出しれるのを知って気合いパンチをしたのか……?)」
はじめは動揺を隠せない。


はじめ「(まさか動きを読まれていたのか?)」




サトシ「はぁ…… いつもの"脳死"気合いパンチか」

タッジー「相変わらず……。だよね。」
 ▼ 60 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/22 23:30:55 ID:KJqIu/NA [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーの声によってサトシたちの声ははじめには届かなかった。

つまり────

動きを読んでいたのではなくて、デタラメということにはじめは気づいていない。


はじめ「(ヤベェ、俺は動きを読めないのにリーさんは動きを読んでる……)」



オニゴーリはムラっけで防御力がぐーんと上がった▼
回避率が下がった▼


はじめ「(回避率は今3段階。運ゲーに運べるけど、相手はそうさせてくれない可能性もありそうだ。
 ならひとまず 守る で様子見するしかない)」

オニゴーリの守る▼

マッシブーンのビルドアップ▼
攻撃力と防御力が上がった▼


リー「ど ォォォ だ ァァァ !」


はじめ「(完全に読まれた!)」


オニゴーリはムラっけで特防がぐーんと上がった▼
命中率が下がった▼




はじめ「(あの人、めっちゃ頭を働かせてるね。まさかこんなにも動きを読まれるなんて……。)」


リー「(考えるのは面倒だ!そうだ、感じるんだ!!
       考えるな感じろ!!    )」
 ▼ 61 イバニラ@デボンボンベ 18/08/23 12:45:47 ID:2BGAApng [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
はじめ「(運に持ち込ませよう)」

オニゴーリの身代わり▼
体力を削って身代わりを出した▼

マッシブーンの岩雪崩▼

オニゴーリの身代わりは壊れてしまった▼


オニゴーリは食べ残しで少し回復▼

オニゴーリはムラっけで特攻がぐーんと上がった▼
素早さが下がった▼



はじめ「(マッシブーンは攻撃力が2段階。次守っても、ビルドアップからの攻撃でやられる……。
     なら、攻めるのみだ!)」


リー「(次で 決める ゥゥゥ !)」


マッシブーンは集中している▼

はじめ「(敢えて守るをしないで攻撃した、ということも読まれているのか!?)」


オニゴーリのフリーズドライ▼
マッシブーンの身代わりは壊れてしまった▼


マッシブーンの気合いパンチ▼

オニゴーリは倒れた▼


はじめ「(フワライドを出せば岩雪崩をやられる……。もう一体は決めきれないかもしれない。どうすれば……)」


リー「ポケモン勝負ってのは"気合いパンチ"さえ当てれば勝てる!!」
リーはドヤ顔で言った。


はじめ「(そうか!)」




サトシ「きた… リーの迷言」

タッジーさん「あちゃぁ…」

サトシとタッジーは外野でため息をついた。
2人とも右手をオデコに当て、首を軽く横に降った。
 ▼ 62 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/23 12:59:07 ID:2BGAApng [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
はじめ「(まさか3体目のポケモンまでも読まれていたなんてね。それを見越しての助言…。リーさんって、やっぱすごい人だ!)」


はじめはキノガッサを繰り出した▼

リー「かかって コ ォォォォ い!」


キノガッサのキノコの胞子▼
マッシブーンは眠ってしまった▼

マッシブーンは眠っている▼


はじめ「(頼むよ、キノガッサ!)」

キノガッサは集中している▼

マッシブーンは眠っている▼

キノガッサの気合いパンチ▼
効果は今ひとつのようだ▼


はじめ「(効果今ひとつで防御2段階だから全く効かないかと思ったら結構効いた…。これならあと1発でいける!)」


リー「おき ろ ォォォォォぉォオ !」


キノガッサは集中している▼

マッシブーンは眠っている▼

キノガッサの気合いパンチ▼
マッシブーンは倒れた▼


はじめ「(よしっ、勝負はこれからだ!)」





サトシ「リーに個体値概念も努力値概念もないからなぁ……」

タッジーさん「強そうなポケモンを使おうとするスタイルのお陰で種族値概念はありそうだよね」

サトシ「それな!」

HAHAHAとサトシとタッジーさんは笑い、その場は盛り上がった。
 ▼ 63 クティニ@ちからのハチマキ 18/08/23 13:52:53 ID:2BGAApng [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
熱気が滾っている。


一筋の勝利の光────
はじめはその光から力を貰い熱くなる。
全力という炎で包まれている。

勝負は終始燃ゆるもの────
リーは勝負になると激しく燃える。
底から溢れ出す力が周りの気温を上昇させる。


周りで見ているものも熱くなっていく。
タッジーさんやサトシを初めとする観客は見ているだけなのに、何故か体温は上昇していく。

ポケモンサークルの部屋の気温は上昇していく。


もはやそこは……
サウナのようだった。



はじめ「気合いパンチで!」
リー「きぁぁぁい!パァァァンチでぁ!!」

      「「倒すのみ!!」 ダ ァァァア !」
 ▼ 64 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/23 14:01:09 ID:2BGAApng [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーはローブシンを繰り出した▼

キノガッサのキノコの胞子▼
ローブシンは眠ってしまった▼

ローブシンは眠っている▼


キナガッサは集中している▼

ローブシンは眠っている▼

キノガッサの気合いパンチ▼
ローブシンは倒れた▼


リー「とっておきはァァァ!コイツダァァァ!」

はじめ「(どんなのがくるんだ?)」
はじめは唾を呑んだ。


リーはジャラランガを繰り出した▼




タッジーさん「おっ、僕の厳選あまりジャラランガの出番だね」
 ▼ 65 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/23 14:18:28 ID:2BGAApng [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジャラランガは集中している▼

はじめ「(えっ?いきなり?)」


キノガッサのキノコの胞子▼

ジャラランガは特性防塵で攻撃を防いだ▼

はじめ「(しまった!そうか、読まれていたのか)」

リー「(何となくの気合いパンチ!)」


ジャラランガの気合いパンチ▼

キノガッサは気合いの襷で持ち堪えた▼


はじめ「(ここは戻すしかないか)」

リー「相手の体力は1だし、気合いパンチじゃない技でいいか」


「戻れ!キノガッサ!」▼
はじめはキノガッサを戻してフワライドを繰り出した▼


ジャラランガのスケイルノイズ▼


フワライドの体力は赤色で踏みとどまった。


はじめ「(ヤベェ…。詰んだかも)」
はじめの額から汗が落ちていく……。
 ▼ 66 ドイデ@ソクノのみ 18/08/23 15:16:02 ID:4njAGQ7g NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 67 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/23 16:34:24 ID:b4sctugU [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジャラランガの龍の舞▼

はじめ「えっ?」


リーはキメ顔ではじめを見た。

はじめ「(そういうことか。リーさんはこんな勝ち方はしたくない。やるならやるで本気のぶつかり合いをしたいから、攻撃しなかったのか
 )」
 ▼ 68 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/23 16:45:09 ID:b4sctugU [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>67
途中送信


ジャラランガの龍の舞▼
ジャラランガの攻撃と素早さが上がった▼

はじめ「えっ?」

リーはキメ顔ではじめを見た。

はじめ「(そういうことか。リーさんはこんな勝ち方はしたくない。やるならやるで本気のぶつかり合いをしたいから、攻撃しなかったのか……。
 やっぱり、勝ちに拘らないで全力の勝負を求めるリーさんはカッコイイぜ!)」


リー「(やっぱり最後は超高威力で吹き飛ばしたい……。)」


フワライドの小さくなる▼
回避率がぐーんと上がった▼


はじめ「(勝ちに拘りすぎていたら面目が立たないな。もう一気に決めるしかない!)」


ジャラランガの龍の舞▼
ジャラランガの攻撃力と素早さが上昇した▼

フワライドのバトンタッチ▼
はじめはフワライドを戻してキノガッサを繰り出した▼



はじめ「(リーさんの想いに応えて見える!)」

リー「(気合いパンチで吹っ飛ばァァァす!!)」


2人は同時に3DSの下画面に触れた。
2人とも"気合いパンチ"のコマンドを無意識に押していた。
 ▼ 69 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/23 17:02:28 ID:b4sctugU [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジャラランガは集中している▼
キノガッサは集中している▼


リー「この一撃に ィィィィ ……」
はじめ「全てかける!」



       「「いっけぇぇぇ!」」



ジャラランガの気合いパンチ▼
『ジャーランガッ』

ジャラランガの気合いを溜めた右パンチをキノガッサが紙一重で躱(かわ)したように見えた。

しかし、攻撃は外れてしまった▼



キノガッサの気合いパンチ▼
『ガァァァサッ』

ジャラランガの攻撃を躱したキノガッサは、隙の出来たじゃラランガに向かって気合いを溜めた右パンチをしたように見えた。

その攻撃を受けたジャラランガは倒れてしまった。

ジャラランガは倒れた▼


はじめの勝利で終わりを告げた。


はじめ「対戦ありがとうございました」
リー「対戦 ありがとぅ ございましたァァ!」

 ▼ 70 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/23 18:16:00 ID:b4sctugU [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジュン「やっぱり勝ち上がってきたね」



リー「今回も初戦で負けちゃいました。」

サトシ「やっぱり温度差、激しいな」




はじめ「リーさん凄かったです!」

タッジーさん「そうなの?」

はじめ「全ての行動を読まれてましたし、本当に凄い頭脳を持っててスゴイの一言しか言えないです!」

タッジーさん「(リーはただの単純バカなはずだけど)」

はじめ「それに真正面からのぶつかり合いを好んで、とどめを遅らせたのは心にグッと来ました!」

タッジーさん「(それって、脳死"気合いパンチ"と"気まぐれ"のせいかもしれない……)」

はじめ「ピンチの俺に、勝つ方法を教えてくれましたし……。気合いパンチで勝てるって!」

タッジーさん「(違うっ!それはただリーがバカなだけだよ!!)」



ワタウチさん「タッジーさん、次出番よ」

タッジーさん「あ、はい!」


タッジーさんははじめの誤解を解くことはなかった…?のであった。
 ▼ 71 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/23 20:16:21 ID:b4sctugU [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
タッジーさん「楽しかったよ!」

ニシヤマ「強ぇ!」


タッジーさんは速やかに次への駒を進めた。




はじめ「次のチーム組めた!」


はじめのところにタッジーさんがやって来た。

タッジーさん「他人の試合は見ないの?」

はじめ「たまに見るぐらいです」

タッジーさん「このサークルではね、他人の試合を見ることは非常に大切なことなんだよ。見に行こう」

はじめ「分かりました」



サトシ「すごいよ」

マッスー「お褒めの言葉、ありがとうございます」

そこには追い詰められたカビゴンと追い詰めるギルガルドがいた。

サトシ「(ワルビアルとムクホークの威嚇が効いて有利になるかと思ったら、まさかの両刀とはね)」


マッスー「カビゴンの攻撃力ではギルガルドは倒せないはず」

サトシ「それに3対1の状況で追い詰められてるから切り抜けるのが辛いぜ」

マッスー「サトシパ縛りしてここまで戦えるだけでも凄いことですから、負けるのは仕方がないかもしれませんね」

サトシ「これは俺の実力不足だ」


マッスーとサトシの勝負はマッスーの圧倒的勝利に終わった。



次の勝負はジュンとヒロの対決だ────


ジュン「勝ちにいきますよ」
 ▼ 72 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/24 10:13:51 ID:AMyw858U [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
この物語の主役は誰だろうか────

つまり、主人公は誰なのか。
その枠を巡って争う2つの影。


はじめとジュン──

はじめを主人公から降板させるもう1人の主人公たる存在……。
ジュンは1歩1歩確実に成長している。


────真の主人公は誰なのだろうか。



ヒロ「対戦よろしく!」

ジュン「よろしくお願いします」


選出画面

--------ヒロ
バシャーモ
ミミロップ
ミミッキュ
ランドロス(霊獣)
ミロカロス
ギャラドス

--------ジュン
ルカリオ
マンムー
エンペルト
ルチャブル
イーブイ
ピカチュウ
 ▼ 73 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/24 11:23:02 ID:AMyw858U [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒロ「(イーブイZが来そうだよなぁ)」

ジュン「(何かフツーすぎて、なんにも言えない)」



はじめ「……。」

タッジーさん「普通に強いヒロと成長が早いジュン。面白そうだね」



ヒロとジュンの勝負が始まった。

ヒロはギャラドスを繰り出した▼
ジュンはピカチュウを繰り出した▼

ギャラドスの威嚇でピカチュウの攻撃力は下がった▼


ヒロ「(まさかのピカチュウだったかぁ… なら入れ替えるしかないね)」


ヒロはギャラドスを戻してランドロスを繰り出した▼

ランドロスの威嚇でピカチュウの攻撃力は下がった▼


ピカチュウの猫騙し▼


ヒロ「(相手を牽制 っと…。)」

ジュン「(岩タイプの技がくるかそれとも地震をぶつけてくるか……。)」
 ▼ 74 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/24 12:29:42 ID:AMyw858U [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
「ピカチュウ!戻れ!」▼
ジュンはピカチュウを戻してルチャブルを繰り出した▼

ランドロスの地震▼
効果は無いようだ▼


ヒロ「(あっ、そうきたか)」


ルチャブルは不思議な光で包まれた▼
ルチャブルはパワフルハーブを使った▼

ルチャブルのゴッドバード▼

ランドロスは怯んで動けない▼


ヒロ「(怯んじゃった…)」


ジュン「(速やかに終わらせる)」


ルチャブルのアクロバット▼
ランドロスは倒れた▼


ヒロ「(まじかぁ アクロバットの威力が上昇しているのは分かってるけどここまでとは思わなかったなぁ…)」


ジュン「(次はギャラドスかそれともまた違うのか)」


ヒロ「(やられる前にやるだけだよねぇ)」
 ▼ 75 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/24 12:44:05 ID:AMyw858U [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒロはミミロップを繰り出した▼


ヒロ「(タイプ相性は最悪だけど、コイツの"猫騙"と高い"素早さ"からの高い攻撃力で倒せる気がするなぁ)」

ジュン「(勝利の軌跡を見つけた)」


ミミロップはメガ進化した▼

ルチャブルの見切り▼
守りの体制に入った▼

メガミミロップの猫騙し▼
ルチャブルは攻撃を守った▼

ヒロ「(まじかぁ、守られた けど上から一気に決めればいいだけだしね)」


ルチャブルのアクロバット▼

ヒロ「あれ?ルチャブルより速いはずなのに…な」

ジュン「特性軽業で素早さが上がってるんですよ。ついでにアクロバットの威力も上昇してます。」

ヒロ「あー そういうことか」


メガミミロップは倒れた▼


ヒロはギャラドスを繰り出した▼
威嚇でルチャブルの攻撃力は下がった▼
 ▼ 76 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/24 13:00:07 ID:AMyw858U [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ルチャブルのアクロバット▼

ギャラドスの氷の牙▼
急所に当たった▼
ルチャブルは倒れた▼

ヒロ「(ここからだね)」


ジュンはピカチュウを繰り出した▼


ジュン「猫騙しする必要はないよね。」

ヒロ「ん?」

ジュン「ボルテッカーで終わらす!」


ピカチュウのボルテッカー▼
ギャドスは倒れた▼
ピカチュウは反動のダメージを受けた▼


ヒロ「対戦 ありがとう 強いね」

ジュン「ありがとうございました。僕はまだまだですよ。」
 ▼ 77 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/24 13:21:38 ID:AMyw858U [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
その試合はジュンの勝利で終わった。

ジュンはすぐさま何処かへ向かおうとした。

タッジーさん「どこ行くの?」

ジュン「トイレです。」


ジュンは部屋のドアへと向かって行った。
その時に、はじめとジュンがすれ違う。

一瞬、2人は互いに目を合わす────


「今度戦う時は負けないから」

「お前の試合を見て俺自身の弱さを知れたし、今のままでは勝てないなって思った。だから成長してやる!絶対に次も負けない!」

「勝つのは僕だよ!」

「いや、俺だ!」


お互いに見合わせた、
その一瞬────

声に出さないで会話をした。
つまり、意思疎通で会話をした。

背中越しに感じる鼓動。
絶対に越さなければならない壁を感じる。
勝利という一つのものを掴み取るために、越えなきゃいけない壁。


だからこそ……。



────そして2人の距離は離れていった。
 ▼ 78 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/24 16:29:31 ID:UW5ACzrQ NGネーム登録 NGID登録 報告
タッジーさん「次の試合はこれだよ!」


はじめとタッジーさんとの勝負。
ジュンとマッスーの勝負。


タッジーさんの風の噂────
それははじめに怖気立たせるものだった。

3月に全国のポケモンサークルのある大学が集結し、1番強いポケモンサークルの大学を決めるポケモンの大会がある。

その大会で選ばれたトップ4と持て囃(はや)される学生。
トップ4、つまり四天王の1人がタッジーさんという情報が舞い込んできたのだ。


大会名は大学生ポケモン大会。
長いのでこう短縮して言われている────

   P    C    S 大 会 と────。
(Pokemon circle students 大会)

その大会は凄腕が揃っていると言われている。
その中で選ばれた四天王の1人との対戦。
はじめは緊張していく。



タッジーさん「さあ、始めようか!」

はじめ「はい!」
 ▼ 79 テボース@はねのカセキ 18/08/24 18:19:51 ID:2mCAEoKE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 80 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/25 16:04:54 ID:ytToN5Lk NGネーム登録 NGID登録 報告
はじめとタッジーさんは準備を終え、バトルの体制へと入った。


タッジーさん「残念だけど、勝たせてもらうからね」

はじめ「……。」


選出画面

--------はじめ
クレッフィ
オニゴーリ
ラッキー
トゲキッス
メタグロス
グライオン

--------タッジーさん
アーゴヨン
クレセリア
ミミッキュ
オンバーン
ヒードラン
ボルトロス(霊獣)
 ▼ 81 ルミーゼ@たべのこし 18/08/26 20:56:17 ID:C10cb1mo [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
タッジーさんはボルトロスを繰り出した▼
はじめはオニゴーリを繰り出した▼


タッジーさん「(予想を裏切らないね!)」


はじめ「(悪戯心で何かしてくるはず……。多分挑発な気がする)」


ボルトロスの挑発▼

はじめ「(よしっ!)」

オニゴーリのフリーズボルト▼
効果は抜群だ▼

タッジーさん「(1手目が駄目でも2手目がある)」

ボルトロスはヤチェの実でダメージを半減した▼



はじめ「えっ?何でヤチェの実なんか」

タッジーさん「僕が四天王たる由縁。それは、3手以上先を考える力なんだ」

はじめ「(答えが合致してない)」

タッジーさん「残念だけど……。対策は複数してきてるから!」


オニゴーリはムラっけで素早さがグーンと上がった▼
攻撃力が下がった▼
 ▼ 82 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/26 21:16:31 ID:C10cb1mo [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ボルトロスの叩き落とす▼
オニゴーリの食べ残しを叩き落とした▼


オニゴーリのフリーズボルト▼
効果は抜群だ▼


ボルトロスの体力は残り僅かだ。


タッジーさん「そして、僕は」

はじめ「!?」

タッジーさん「王道を好まない」

はじめ「えっーと……。」

タッジーさん「始めようか。楽しい勝負!ショータイムだよ!!」


タッジーさんはボルトロスを戻してクレセリアを繰り出した▼


オニゴーリのフリーズボルト▼


はじめ「(ダメージを全く与えられない。状況が不利すぎる。戻そう。)」


クレセリアは火炎玉で火傷を負った▼


はじめ「「!?」」
 ▼ 83 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/26 21:53:17 ID:C10cb1mo [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
オニゴーリはムラっけで攻撃力が上がった▼
特防が下がった▼


はじめ「(埒が明かないし、戻すしかない!)」

はじめはオニゴーリを戻してメタグロスを繰り出した▼

はじめ「(高い攻撃力で一気に決める!)」


クレセリアのサイコシフト▼
メタグロスは火傷を負った▼


はじめ「まじかよ……。」

タッジーさん「メタグロスを使うなんて予想はしてなかったけど、最高の1手には変わらなかったね」


メタグロスは火傷のダメージを受けている▼
クレセリアは火傷のダメージを受けている▼


メタグロスはメガメタグロスへとメガ進化した▼


メガメタグロスのアイアンヘッド▼
クレセリアは怯んで動けない▼

メガメタグロスは火傷のダメージを受けている▼
クレセリアは火傷のダメージを受けている▼
 ▼ 84 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/26 22:11:54 ID:C10cb1mo [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
メガメタグロスのアイアンヘッド▼

クレセリアの重力▼
不思議な空間で包まれた▼


はじめ「(硬いし、火傷だし、次のアイヘで怯ませればいける!)」


メガメタグロスのアイアンヘッド▼

クレセリアの三日月の舞▼

はじめ「まさかっ!」

クレセリアは瀕死になった▼
タッジーさんはボルトロスを繰り出した▼


ボルトロスの体力は全回復した▼


タッジーさん「ここから何タテ出来るか楽しみになってきたよ」

はじめ「どんなピンチでも勝つ!」
はじめは自身に喝を入れた。


メガメタグロスのアイアンヘッド▼
ボルトロスは怯んで動けない▼


はじめ「運で何とかする!」
 ▼ 85 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/26 22:32:31 ID:C10cb1mo [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
メガメタグロスは火傷のダメージを受けている▼

メガメタグロスのアイアンヘッド▼

ボルトロスの悪巧み▼
特攻がググーンと上がった▼

メガメタグロスは火傷のダメージを受けている▼


はじめ「麻痺れ!」

メガメタグロスのアイアンヘッド▼

ボルトロスの雷▼

タッジーさん「いつでも運が味方するとは限らない」


メガメタグロスは倒れた▼

はじめ「(オニゴーリでごり押すしかない)」

はじめはオニゴーリを繰り出した▼


はじめ「(相手の攻撃、外れろ!!)」

ボルトロスの雷▼

オニゴーリは倒れた▼


はじめ「命中率は低いはずなのに……。」

タッジーさん「僕は出来るだけ運にあんまり頼らないで雷を当ててるからね」

はじめ「どういうことですか……?」

タッジーさん「フィールドだよ。クレセリアの重力によって、命中率がお互いに上昇しているんだ。」

はじめ「だからこそ、外れるリスクをあまり背負わずに攻撃出来る……。」

タッジーさん「そういうこと!
 どんなポケモンを繰り出されるのか楽しみだよ。」



はじめは負けという出口へと追い込まれていく。
 ▼ 86 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/26 22:45:01 ID:C10cb1mo [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
はじめはトゲキッスを繰り出した▼


タッジーさん「ラストターン」
その一言ははじめを威圧する。

はじめはタッジーさんの威圧によって潰されそうになっている。


ボルトロスの雷▼
トゲキッスは倒れた▼


タッジーさん「たいあり!」


はじめは目の前に聳(そび)え立つ巨大な壁を前に声を出すことが出来なかった。





ケン「1年の快進撃でタッジーさんを倒せるかと思ったけど、やっぱりタッジーさんを倒せはしなかったか」

スギちゃん「タッジーさんの次の相手は1年だけどね」

ケン「ジュン対マッスーかぁ どっちが勝つのかなぁ」


ワタウチさん「どっちが勝っても、タッジーさんには勝てない気がするけどね」
 ▼ 87 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/27 09:09:14 ID:XK4.C01c [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
霧に覆われていた────

大会が進む事にその霧は晴れていく。
そこに現れた大きな壁と強い好敵手(ライバル)。

はじめにはそれらを乗り越えるために努力以上のものが必要だった。


────課題は多い。



ジュン「速い!」

マッスー「こっちが速いのじゃなくて、そっちが遅いだけだよ」


フィールドにはメガガルーラとマンムーが対峙している。


マッスー「岩石封じは2回当たる。つまり、素早さは2段階減少だ。」

ジュン「次のターン、僕が先制技以外で先を取らないといけないのに……。」

マッスー「そう、そっちには勝ちはほとんど"ない"と思っていいよ」




ジュンははじめと同じ感覚に陥っていた。
今のままでは勝てない強敵。

だからこそ……。

はじめもジュンも悔しさからより一層の努力をすることを誓った。
 ▼ 88 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/27 09:42:34 ID:XK4.C01c [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
決勝戦が始まり、今終盤に入りかけた。

タッジーさん「ミミッキュは僕のエースだから、簡単にはやられないよ。」

マッスー「(呪いオボンで入れ替えを誘導。その間に剣の舞で基点に。そして、一気に決めてくる。)」

タッジーさん「もうそろそろフィナーレにしようか。」

マッスー「流石です。」


場にはやる気に満ち溢れているミミッキュと背水の陣となったメガガルーラがいる。

そして────

マッスー「(詰んだね)」


マッスーは降参した▼
2-1でタッジーさんの勝利で終わった。
この2人は賞品を貰う。


この大会で様々な想いがぶつかり、それぞれの課題を課せられた。

次の大会の8月の10パで優勝するために───




はじめ「ジュン……」
ジュン「はじめ……」

   「「『夏』で決着をつけよう!」」


2人の刀は鞘の中に一旦しまうこととなった。
強くなって、そして、勝つために。

『3話 春の大会・エンド』
 ▼ 89 テッコツ@がんせきおこう 18/08/27 13:31:09 ID:vKnEx6FQ [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
4話 刺客

始まりがあれば終わりもある────


タッジーさん「∞(無限)ってのには終わりはないよ」

ガリレオ「無限は"人の推し量れないもの"か"決められた範囲内"のものであって、その延長線に終わりがある」

例え────
1÷3=0.3333……と続いても終わりがくる。
数字は人が作った。
人が滅べば、その数字は終わりを告げる。

そう、何にだって終わりは来る。


青春と呼ばれる時間も過ぎてしまえば戻ってくることはない。
主人公だっていつかは役割を果たし終え、主人公として終わる。


終わらないものなんて……
────ない。


ガリレオ「彼らは強いね どっちかは優勝するだろう」

タッジーさん「僕が阻止するから」

ガリレオ「もしどちらかが優勝してしまったら」

タッジーさん「新たな"始まり"を探さなければ落ちるだけ」



ガリレオ「そう言えば、話が代えるがその優勝候補の1人と勝負してもいいぞ」

タッジーさん「ありがとう。後輩の修行も僕の役割だからね。」

ガリレオ「それじゃあ、……にポケセンでな」
 ▼ 90 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/27 22:17:44 ID:vKnEx6FQ [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
タッジーさん「ポケセンに行かないか?」

大会も終えた次のサークルの時に、タッジーさんは1年を誘った。

マッスー「僕はやめときます」

ターちゃん「ごめんなさい。バイト入れてます。」


ジュン「大丈夫です。」
はじめ「オーケーです!」


タッジーさん「ジュンとはじめね。じゃあ、常磐(ときわ)駅集合ね」

「「はい!」」
 ▼ 91 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/27 22:41:42 ID:vKnEx6FQ [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
当日────

はじめとジュン、タッジーさんは常磐駅で落ち合った。

電車に乗ること30分
朽葉(くちば)駅を降りて徒歩10分

3人は山吹(やまぶき)都のシルクスカイツリーへとついた。
長さ546(コジロー)mのこのタワーの中にポケモンセンター山吹がある。


3人がポケセンに着いた。


タッジーさん「やっと着いたね!」

ポケセンは子ども達で賑わっている。
入口のグラードンの巨大模型がポケセンに来た感を与える。



ここではじめはPCS四天王の1人のガリレオと出会うこととなる────
 ▼ 92 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/28 08:41:01 ID:09C.DhIs [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ガリレオ「後少しで退勤だ」


ガリレオの元へタッジーさんは近づいた。

タッジーさん「よーっす!」

ガリレオは明らかにポケセンの従業員のような服装をしていた。
ガリレオ「まだバイト中だから、後10分待って」


10分後


私服姿のガリレオが出てきた。
長身で少し暗い無地の服と眼鏡が頼れそうで頼れなさそうな感じを醸し出す。

タッジーさん「ガリレオ!はじめのこと頼むよ。僕はジュンとポケカの方をやってくるから!」

ガリレオ「了解」

タッジーさん「行こうか、ジュン」

ジュンはタッジーさんと共に他の場所へ行き、はじめとガリレオは取り残された。
 ▼ 93 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/28 08:53:14 ID:09C.DhIs [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ガリレオ「残されたね そうだね まずは自己紹介しようか」

はじめ「そうですね。俺は夏捺 一(かなつ はじめ)です。はじめと呼んでください。」

ガリレオ「うちは湯山 学(ゆやま まなぶ)。タッジーからガリレオと呼ばれてるしガリレオとでも呼んでくれればいいから」

はじめ「よろしくお願いします ガリレオさん」

ガリレオ「よろしく」


ガリレオ「早速だがポケモンバトルをやろう まずは場所を変えた方がいいよね」

はじめ「はい!」


ガリレオとはじめは関係者以外立ち入り禁止の中へと入っていった。
 ▼ 94 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/28 09:26:50 ID:09C.DhIs [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
狭い中ではじめとガリレオは向き合う。


ガリレオ「尼美大学の春大会で君の対戦を見させてもらったよ」

はじめ「そうなんですか?」

ガリレオ「君の足りない部分を教えてあげるよ」


2人はバトルの準備を急いだ。

--------はじめ
オニゴーリ
キノガッサ
クレッフィ
メタグロス
グライオン
トゲキッス

--------ガリレオ
デンジュモク
エルフーン
シャンデラ
リングマ
ネイティオ
ジャラランガ
 ▼ 95 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/28 11:42:56 ID:09C.DhIs [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
はじめはトゲキッスを繰り出した▼
ガリレオはシャンデラを繰り出した▼


ガリレオ「(最初は安直な行動だね)」

ガリレオはシャンデラを戻してネイティオを繰り出した▼

トゲキッスの電磁波▼
特性マジックミラーで跳ね返された▼
トゲキッスは麻痺した▼

はじめ「(やられた!一旦入れ替えよう)」

はじめはトゲキッスを戻してオニゴーリを繰り出した▼

ガリレオはネイティオを入れ替えてシャンデラを繰り出した▼

オニゴーリはムラっけで素早さがぐーんと上がった▼
攻撃力が下がった▼


ガリレオ「(ムラっけぐらい何ともない 計算の内に入ってる)」

オニゴーリの身代わり▼
体力を削って身代わりを出した▼


シャンデラの身代わり▼
体力を削って身代わりを出した▼

オニゴーリは身代わりで回避率がぐーんと上がった▼
防御力が下がった▼

オニゴーリは食べ残しで少し回復▼


はじめ「(よしっ、回避率来た!)」

ガリレオ「(はじめ君の駒はもう奪われ、そして王手まで一直線だよ)」
 ▼ 96 ャイニングシェイミ 18/08/28 11:50:42 ID:6E4ssHDo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
またエロSSか
 ▼ 97 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/28 11:59:35 ID:09C.DhIs [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
オニゴーリの守る▼
しかし、上手く決まらなかった▼

シャンデラの身代わり▼
しかし、上手く出来なかった▼


はじめ「(えっ?)」

ガリレオ「(ここは不要な歩を進める時だからね)」


オニゴーリはムラっけで防御力がぐーんと上がった▼
特防が下がった▼

オニゴーリは食べ残しで少し回復▼


はじめ「(全く行動を読めない。意味が分からない)」


オニゴーリのフリーズドライ▼
効果は今ひとつのようだ▼

シャンデラの身代わり▼
しかし、上手く決まらなかった▼


オニゴーリはムラっけで回避率がぐーんと上がった▼
特防が下がった▼

オニゴーリは食べ残しで少し回復▼


はじめ「(よしっ、回避率4段階!!)」
ガリレオ「(残念だけど、そこはうちの駒の餌食)」
 ▼ 98 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/28 12:13:31 ID:09C.DhIs [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
オニゴーリのフリーズドライ▼

シャンデラの身代わりは消えてしまった▼


ガリレオはニヤリと笑ったような気がした。

シャンデラの自己暗示▼
オニゴーリの能力変化と同じになった▼

はじめ「ガリレオさんと同じになっちゃった……。」

オニゴーリはムラっけで命中率がぐーんと上がった▼
命中率が下がった▼

オニゴーリは食べ残しで少し回復▼


はじめ「(ムラっけでガリレオさんよりも上回る能力を手に入れるだけだ!)」


オニゴーリの守る▼
しかし、上手く決まらなかった▼

シャンデラの瞑想▼
特攻と特防が上がった▼


オニゴーリはムラっけで回避率がぐーんと上がった▼
攻撃力が下がった▼


ガリレオ「(そろそろ攻める番かな)」
 ▼ 99 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/28 15:45:30 ID:oPt6jMbM [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
オニゴーリは食べ残しで少し回復▼

はじめ「(オニゴーリの体力と守りの高さと身代わり、そして回避率で何とか……。)」


シャンデラのダイナミックフルフレイム▼
効果は抜群だ▼
オニゴーリは倒れた▼


はじめ「えっ?」

ガリレオ「残念だけど、Z技に回避率は関係ないからね」

はじめ「身代わりは?」

ガリレオ「特性のすり抜けだよ」

はじめ「一撃でやられたのは……」

ガリレオ「君のオニゴーリの特防が減少してたのと、うちのシャンデラの特攻が上昇してたのと……」

はじめ「と?」

ガリレオ「オーバーヒートのZ技で威力が高かったからだね」


はじめはクレッフィを繰り出した▼


はじめ「(オーバーヒートの無駄打ちで特攻を下げれば、トゲキッスでワンチャン)」
※ワンチャン=ワン チャンスが縮約した若者言葉。
       まだ可能性はあるという意。
 ▼ 100 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/28 16:00:32 ID:oPt6jMbM [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
クレッフィの撒菱(まきびし)▼
ガリレオの周りに棘が散らばった▼

シャンデラのオーバーヒート▼
効果は抜群だ▼
特攻がガクッと下がった▼

クレッフィは倒れた▼


はじめはトゲキッスを繰り出した▼


はじめ「(技はエアスラ、電磁波、追い風、波動弾。エアスラにかけるしかない!)」


シャンデラの瞑想▼
特攻と特防が上がった▼

トゲキッスのエアスラッシュ▼
しかし、攻撃は外れてしまった▼


ガリレオ「後少しで王手だね」

シャンデラのオーバーヒート▼
急所に当たった▼

トゲキッスは倒れた▼


はじめはガリレオから圧倒的敗北と屈辱を味わった。
 ▼ 101 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/28 18:27:35 ID:oPt6jMbM [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ガリレオ「うちは君に勝ったけど、強いってわけではないんだ」

はじめは首を傾げた。

ガリレオ「うちはただ…… 君の春の大会のバトルビデオを観察し対策しただけなんだ そんなもの真の実力なんかじゃないよ」

はじめ「対策されてたから……」

ガリレオ「うちは弱いよ けど、観察による対策で倒しているだけなんだ」



ガリレオははじめを直視した。
ガリレオ「これがPCS四天王のうちの能力であり、君に足りないものの延長線なんだよ」


はじめ「PCS四天王の能力?俺に足りないもの?」

ガリレオ「あれ?タッジーから聞いてないんだ PCS四天王がそれぞれに持つ能力ってこと」

はじめ「どういうことですか?」

ガリレオ「タッジーとうちを例にして説明するね」
 ▼ 102 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/28 18:41:05 ID:oPt6jMbM [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ガリレオ「PCS四天王はそれぞれ特有の力を持つ」

はじめ「へぇ……」

ガリレオ「タッジーの能力は目測能力」

はじめ「もくそく…能力?」

ガリレオ「そう、例えどんな状況でも焦ることのない冷静さ、何時でも物事を外から考えることの出来る能力だよ」


はじめ「えーっと……」

ガリレオ「つまり、人並み以上の冷静さ」

はじめ「3手先を読むことが出来るって……。タッジーさんが」

ガリレオ「いつも平静を保つことで、予測を揺るがないものにしている 予測ぐらい誰でも出来る能力だけど
 常時予測出来るってのはタッジー特有の力なんだ」


はじめ「なるほど、ガリレオさんは?」


ガリレオ「うちは洞察能力及び洞察力」

はじめ「どんな能力なんですか?」

ガリレオ「一言で言えば、人並み以上の観察力」


はじめはハッとした。
ガリレオ「気付いてると思うけど、バトルビデオでの観察で君の行動の殆どが分かった そして、この能力が君に足りないものなんだ」

はじめ「俺に足りない……」
 ▼ 103 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/08/28 19:12:01 ID:oPt6jMbM [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ガリレオ「あの大会で幾つか対策されていたが、あれが観察力のたわものなんだよ」

はじめ「何度か、それでピンチになりました。」

ガリレオ「サークルは1度会ったらさよならではないから、観察し対策することが重要になってくるんだ」

はじめ「はい……。」

ガリレオ「このままでは君は優勝なんて遠い話だよ
 君はどうするんだい?」



はじめ「俺は……

(タッジーさんのようにバランス良く対策することは俺には合わない。
そう言えば、キナさんは自分のスタイルを崩さないで対策していた。
けど、それじゃあキナさんと被ってしまって俺のアイデンティティが失わうかもしれない。

俺のスタイルを崩さずに対策してくる相手を倒すには……。
そうだ────)」


はじめ「俺は今の戦い方に"新しい戦法"や"対策の対策"をします!」

ガリレオ「へぇ」

はじめ「ジャンケンで俺はグーしか出されないと思われてるのなら時たまチョキやパーを出して相手を撹乱させます!」

ガリレオ「そう来たか 実に面白い」

はじめ「そして、いつかガリレオさんにもリベンジしますよ」


ガリレオ「うちは観察して対策する ポケモンの対策だけでなくて人としての本質をも見抜く
 君の本質が変わらなければ勝てないよ」

はじめ「だったら本質さえ変えて見せます!」


ガリレオはクスクスと笑った。
ガリレオ「うちは君をもっと観察してバトル時の君の行動をより完璧に見抜かなければね」
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