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【スワップSS】存在証明ギグ

 ▼ 1 ュウツーギーグ◆lz9korzdeY 18/10/20 21:11:29 ID:zWpYMbfQ NGネーム登録 NGID登録 報告

『誰 お前』


忘れられた時、人は死ぬ。

『こんな奴いたっけ?』

『出てきた意味あったの?』

『なんでキャプテンじゃないの?』


歌は褒められても、ちっとも売れない時代があった。

それでも、相棒のポケットモンスター達と共に 貪欲に、がむしゃらにシャウトする。


リュウキ「メンバー紹介! リュウキのベイビー達 おいで」

ジャラランガ「じゃらんじゃらんじゃんっ!」

“自称スター”は、自分が生きている証明を人々の心に刻む為に、ベイビー達とギグを繰り返す。


 ▼ 24 dX3IS9Elqo 18/10/29 21:56:38 ID:UJJoCaRQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


リュウキ「さあ 次のメンバー紹介ッ! カモンッ ジジーロン!」

ジジーロン「ろぉーーんッ!!」


リュウキの放ったボールから現れた、二体目のポケモン。それは、キュウコンと同じくこの霊峰を住処とし、普段は温厚だが一度怒り出すと辺りを破壊し尽くすという恐ろしい一面も持つポケモン――ジジーロン。


ジジーロン「……ろん♪」


久しぶりの帰郷だからか、はたまた対戦相手のトレーナーが自分の大好きな子どもだからか……少し機嫌が良さそうだ。




コウミ「おにいさんの二体目のポケモンはジジーロンかぁ」


……そして、このタイミングで、コウミには一つの選択肢が与えられる。

それは――


コウミ(あたしの手持ちポケモンには『かくとう』タイプや『ドラゴン』タイプのポケモンはいない。『フェアリー』タイプのコはもうひとりいるけど あのコはまだ温存したいよね……)


コウミ「うーん……」


そう、ポケモンの交代だ。


……ポケモンリーグが定める公式戦のルールでは、相手のポケモンを倒したトレーナーには、次の相手のポケモンが繰り出されたタイミングでの交代が認められている。

つまりこの場面でコウミは、『どく』で体力が減るのを避ける為にキュウコンを戻して次のポケモンに勝負を託すか、それともこのまま相性有利を活かして戦うかを選べるということ。……以前、リュウキの圧倒的不利は変わらない。


コウミ「……決めました!」


コウミ「もうちょっとだけ 頑張ってくれる? キュウコン」

キュウコン「こぉる!!」


結果、現状維持。……「任せろ」と言わんばかりのキュウコンの叫びが木霊した。

 ▼ 25 ローン@むらさきのミツ 18/10/30 14:23:25 ID:rY8seMx. NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
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 ▼ 26 dX3IS9Elqo 18/10/30 23:30:38 ID:dcnk.ijA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


リュウキ「ベイビーのイチバン得意なナンバーでいくよッ! "ハイパーボイス"!」


新たな対面……先に仕掛けたのは、またしてもリュウキ達だ。


ジジーロン「ろおおおおおおおんッ!!!」


ジジーロンが、まるで怒号のような叫び声を上げる。

"ハイパーボイス"は その大声による空気の振動で衝撃を巻き起こし、前方広範囲を攻撃する『ノーマル』タイプの技。リュウキの言葉通り、タイプ一致となるジジーロンの得意技だ。


しかし、ジジーロンはキュウコンに対して より大きなダメージが期待出来る、『こうかは ばつぐん』の技――"だいもんじ"を覚える。

事実、リュウキも苦手とする『こおり』タイプへの対策として、ジジーロンにその技を覚えさせていた。


……だが、この場面で"ハイパーボイス"を使ったのは、 "ゆきがくれ"の特性で姿を隠したキュウコン相手に、命中率の低い"だいもんじ"を当てるのは困難との判断からだろう。




コウミ「なら "ふぶき"で迎え討って!」


対するコウミの選択した技、それは二度目となる"ふぶき"。……こちらもキュウコンの得意技だ。


キュウコン「こおおおおおるッ!」


大きく息を吸い込んだ後、キュウコンの口から再び極寒の冷気が吹き出す。



ぶつかり合う、技と技。

『パリンッ パリンッ』と氷の粒が弾ける音、『ゴオッ ゴオッ』と風が周辺へと拡がる音……

それらが協奏曲を奏でた のち、過ぎ去った後の空気がキラキラと輝いた。


……どうやら、威力は互角らしい。


お互いの技がお互いに到達する前に掻き消え、フィールドは静寂に包まれる。

 ▼ 27 dX3IS9Elqo 18/11/01 16:59:01 ID:iQhoFqx6 [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


一見すると、今のやりとりは何の意味も持たない。

……互いに一切のダメージを負わなかったからだ。

だが――


ジジーロン「ろ"ん"ッ……!」

キュウコン「こぉ……っ!」


ここで、二体の身体に痛みが走る。……『あられ』と『どく』のダメージだ。

――そう、例え技が相手に当たらなくとも、フィールドに『あられ』が降る限り、キュウコンの身体が『どく』に冒されている限り……お互いにダメージを負ってしまう。


果たして……この状況下で、二人が打ち出す次の手とは!?




リュウキ「ジジーロン! もう一度"ハイパーボイス"だよッ!」


リュウキの取った手……それは、先ほどと全く同じ技、"ハイパーボイス"。

再びジジーロンから放たれた音の波動、それが衝撃波となり、前方へと拡散する。


コウミ「……っ!」


このリュウキの行動に、コウミの表情が若干 苦み走る。

しかし――


コウミ「……なら こっちも もう一回"ふぶき"!」


相手が技を放ってきた以上、何の行動も起こさない訳にはいかない。

こちらも再びの迎撃指示、ぶつかり合う技、相殺……


そして また二体がダメージを受ける、同じ事の繰り返し――

 ▼ 28 dX3IS9Elqo 18/11/01 17:44:18 ID:iQhoFqx6 [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


とは、いかなかった。


ここで、バトルフィールドに一つの変化が訪れる。……『あられ』が止んだのだ。


キュウコン「こぉ……っ!」


『あられ』による、継続的なダメージから解放されたジジーロン。……対して、キュウコンは先ほどと変わらずダメージを受ける。

つまり、リュウキの狙い。それは――『時間稼ぎ』。


……『どくけし』等のアイテムを用いるか、ポケリフレ、ポケモンセンターで治療を施さない限りは基本的に治癒しない『どく』と違い、『あられ』は降り始めてから一定の時間が経過すると止んでしまう。

リュウキはそれまでの攻防から『あられ』が止む時間を計算し、その為の時間稼ぎに打って出たという訳だ。


さらに――


キュウコン「……こん!?」

リュウキ「また 姿を見せてくれた……やっぱり ステージは観客あってこそだよねッ!」

コウミ「……っ!」


キュウコンの姿が白日の下に晒され、リュウキ達の目にくっきりと映る。

……もう、"ゆきがくれ"の恩恵にもあやかれない。


コウミ「……」


コウミ「あちゃ〜……見つかっちゃったね キュウコン」

キュウコン「こぉる……」

リュウキ「せっかく姿を見せてくれたんだから リュウキとベイビーのギグ! 楽しんでいってよッ!」

コウミ「……はい」

コウミ「もう 逃げも隠れもしません……」


コウミ「こっからは本気で攻めます!」

キュウコン「こぉるっ!!」

リュウキ「……ッ!」


コウミとキュウコンの瞳に、熱い闘志が宿る――。

 ▼ 29 レイハナ@きのはこ 18/11/01 20:06:52 ID:YcI2720k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 30 dX3IS9Elqo 18/11/01 21:33:01 ID:iQhoFqx6 [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


コウミ「さあ……こっからは動いていくよっ! キュウコン!」

キュウコン「こぉる!」


コウミの言葉を合図に、キュウコンがその場で軽快なステップを踏みだした。

それは、機動戦 開始の合図――。


……元々、キュウコンはあのガブリアスをも上回る高い『すばやさ』を誇るポケモン。ここまでのバトルでこそ、"ゆきがくれ"の恩恵もあり、そのスピードは見せて――

――いや。……正確には『見えて』こなかったのかもしれないが、ここからはその速さを最大限に活かして攻めようという事だろう。




それを迎え討つリュウキとジジーロンの次なる技。それは、どんな局面でも 貪欲に、がむしゃらに……

相手の体力を根こそぎ奪い取る、必殺の一撃!


リュウキ「さあッ! こっから もっともっと熱いステージにしていこうよッ!」

リュウキ「ジジーロン……」


『ほのお』の大技――


リュウキ「"だいもんじ"!」


……そのリュウキのシャウトが響くのとほぼ同時、ジジーロンの身体が灼熱の大気に包まれた。

時間稼ぎという策が功を奏したからこそ、"ゆきがくれ"の効力が切れた今だからこそ放てるこの技……


そして、ついに――


ジジーロン「ろおおおおおんッ!!!」


ジジーロンの口から、『大』の字の焔が……解き放たれる!

 ▼ 31 dX3IS9Elqo 18/11/01 22:01:43 ID:iQhoFqx6 [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


リュウキ「たとえスピード自慢でも この焔……そうカンタンにはかわせないよッ!」


リュウキの言葉通り……否。それ以上に。

……"だいもんじ"の火力は凄まじい。


その、『大』を象る焔! そして、そこから周囲に溢れる熱気!……それら全てがまさに規格外。

『こおり』タイプのキュウコンでは、いかに"オーロラベール"の守りが有ろうとも……その熱気に当てられただけでも大ダメージは免れない。


そんな焔を前に、キュウコンは――


キュウコン「……」


ただ一心に、『ある一点』を見つめていた。




コウミ「いくよっ! "マジカルシャイン"!」


そんなキュウコンにコウミの指示する技。それは彼女のキュウコン最後の技、四つ目となる――"マジカルシャイン"。

リュウキ「……」


……その指示を聞いたリュウキの脳裏を、ある一つの考えが過る。

『コウミはその技を以て "だいもんじ"を相殺するつもりなのだろう』――と。


だが――


リュウキ「……フッ」


同時に、リュウキは『不可能』だとも考えた。

その根拠足る要因、彼がそう考える理由。それは――

 ▼ 32 dX3IS9Elqo 18/11/01 22:46:57 ID:iQhoFqx6 [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


先ほどまでの二体のやりとり、その結果。そして、後述する二体の技を比較した結果……

それら、二つの事実に他ならない。



……確かに、"マジカルシャイン"は降り注ぐ光が広範囲を攻撃する技。性質だけ見れば極大の"だいもんじ"の焔が相手であっても、正面からぶつかり合い、そして相殺することも可能だろう。

しかしあくまで、『性質だけ見た場合は』――である。


……だが、実際のポケモン勝負では技の威力、そしてタイプ相性の優劣も考慮しなければならない。

まずタイプ相性はというと、『ほのお』タイプは『フェアリー』タイプに対して『こうかは ばつぐん』という訳ではないが、逆に『フェアリー』タイプの攻撃は『ほのお』タイプには『こうかは いまひとつ』……

ここで、若干ではあるが"だいもんじ"側に有利な勝負であることがわかるだろう。


加えて、"だいもんじ"は"マジカルシャイン"よりも威力でも勝る……


……ここで、『キュウコンはジジーロンよりも「とくこう」で大きく勝る』などということがあれば話は別だが、そこで出てくるのが前述した、先ほどのやりとり――

そう、"ハイパーボイス"と"ふぶき"の相殺合戦だ。


……"ハイパーボイス"は"ふぶき"に対して威力で劣っている。

加えて、互いに互いのタイプ一致技。技間でのタイプ相性の優劣も存在しないという、全く同じ条件。


その条件下で二体の技が相殺する……

これ即ち、『「とくこう」でもジジーロンが勝っている』――と、いうことに他ならない。



……つまりこの勝負、あらゆる面でジジーロンが有利ということ。

『ついに あの忌々しいキュウコンに一撃見舞うことができる』――リュウキの口元に笑みが浮かぶ。

 ▼ 33 dX3IS9Elqo 18/11/02 15:26:31 ID:6pW.E2QU [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




――しかし。


コウミ「"マジカルシャイン"で身体を包んでっ!」

リュウキ「ッ!?」


コウミは……チャンピオンは! そんな予想すらも超えて見せた!



『"マジカルシャイン"で身体を包む』……。不可解とも思える指示。

だが――


キュウコン「こぉる!」


キュウコンの全身から放たれた極光……。それらが対戦相手に――

もっといえば 自身に迫り来る"だいもんじ"の焔には向かわずにキュウコンの周囲を渦巻くと、コウミの言葉通りに光の繭がその全身を包み込んだ。

"マジカルシャイン"に"オーロラベール"……今キュウコンは、二つの極光の鎧に守られているということになる。


そして――


コウミ「……突っ込んで!!」

キュウコン「こおおおおおるッ!!!」


その俊足を活かし、ついにキュウコンが……駆け出した!

 ▼ 34 dX3IS9Elqo 18/11/02 16:14:23 ID:6pW.E2QU [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


バトルフィールドに真っ直ぐと伸びる、一筋の閃光……

その光の目指す先、そこは――


『大』の字を形成した焔、その三つの線が交わる点。即ち……"だいもんじ"の中心部。ド真ん中である。


リュウキ「なッ……!? まさか 真っ向勝負する気かッ!?」


コウミは……キュウコンは。気がついていたのだ。

『その一点が一番 焔が薄い』ことに。


……一見すると、焔が一番濃く見える点。三つの線が交わる点。

だが――


いかに『大』の字を形成しているとはいえ、実際には『紙に文字を書いた時のように綺麗な三画で出来ている』訳ではないのである。

つまり"だいもんじ"の焔は、『五つの線上の焔が中心に集まるようにして大文字を象っている』――と、いうことに他ならない。


一見すると焔が一番濃く見える中心部も、その実、僅かだが穴が空いているという訳だ。


そして――


キュウコン「こっ……ぉぉぉおおおおん!!!」

リュウキ「……何ッ!!?」


その極光が、ついに……"だいもんじ"を、貫いた!

 ▼ 35 dX3IS9Elqo 18/11/02 18:54:45 ID:6pW.E2QU [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


さすがに、あの焔に突っ込んで無傷とはいかなかったのだろう……キュウコンの身体には所々、火傷の跡が残る。

だが――


キュウコン「……こぉっ!!」


そのダメージを以てしても、キュウコンの歩みは止まらない。


ただ避けるだけではない。スピードを活かし、迫る脅威を切り抜けると共に相手との間合いを詰める……

まさに、『肉を切らせて骨を断つ』。……それがコウミ達の機動戦だ。




ジジーロン「がッ……!?」

リュウキ「……ジジーロンッ!!」


光を纏ったキュウコンの突進……その攻撃が、ジジーロンを正面から捉えた。

『こうかは ばつぐん』の一撃に、ジジーロンのその巨体が揺らぐ。


リュウキ「くっ……! ジジーロン 体勢を立て直し――」

コウミ「遅いよっ!!」

リュウキ「……ッ!」


コウミ「もう一度"マジカルシャイン"!」

キュウコン「こおぉぉぉ……ッ!!」


奥へと駆け抜けたキュウコンが素早くジジーロンへと向き直ると、今度はその前方へと光を集め始めた。

そして――


キュウコン「こおおおおおるッ!!!」

ジジーロン「がッ……!!」


後方から飛来した無数の閃光が、ジジーロンの背を貫く……!

 ▼ 36 dX3IS9Elqo 18/11/02 21:37:54 ID:6pW.E2QU [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ジジーロン「ろ"お"お"ぉん"……ッ!」


『ズシンッ』……鈍い音と共に、ジジーロンの巨体が地に伏した。まるで渦巻きのように、目をグルグルと回している。


リュウキ「……お疲れッ ジジーロン」


二体目の『ひんし』……リュウキ達は連敗を喫してしまった。




一方――


コウミ「……大丈夫? キュウコン……」

キュウコン「こぉ……」


どうやら、勝者の側も……さすがに歓喜に沸くという訳にはいかないらしい。


キュウコンが力なく項垂れ、肩で小さく息をする。

『どく』による継続ダメージに、"だいもんじ"とぶつかり合った際の傷……

最早、キュウコンの身体は満身創痍。


……まるで どこからともなく、『ピコンッ ピコンッ』と音が聞こえてきそうだ。




コウミ「さあ おにいさんの次のポケモン……」

コウミ「今度はどんなコを見せてくれるの?」

 ▼ 37 dX3IS9Elqo 18/11/02 22:22:34 ID:6pW.E2QU [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


リュウキ「では リクエストに応えて! 次のメンバー紹介ッ!」

リュウキ「カモンッ バクガメス!」


リュウキの三体目。それはアローラのホテリ山に暮らす、まるで亀のようなコミカルな見た目のポケモン。……けど、甲羅のトゲには要注意! うっかり触れば大爆発……

果てはフンすらも爆発を起こすという、危険物取り扱い注意――バクガメス。




コウミ「おにいさんの三体目はバクガメス……」

コウミ「なるほど……ね」


……三体目のポケモンを目にして、コウミが何かに気がつく。


コウミ「なら……一旦引いてっ キュウコン!」


結果、後退。

……どうやら、キュウコンは温存すべきと判断したようだ。


コウミ(間違いないっ! この おにいさんは――)


コウミの気づいた事実。

そう、それはリュウキが――

 ▼ 38 dX3IS9Elqo 18/11/03 17:48:30 ID:wArsBtbk [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


コウミ(『ドラゴン』使い!)


……で、あるということ。


『ドラゴン』タイプの弱点である『こおり』『フェアリー』タイプを持つコウミのキュウコンは、それをこよなく愛するリュウキにとって、いわば天敵。

だが――


バクガメス「がっめーーすッ!!」


今、繰り出されたポケモンは……バクガメスは。

複合タイプである『ほのお』タイプが上記二つの『ドラゴン』の弱点を相殺し、それどころか その『ほのお』タイプの技を以て『こおり』タイプに強く出れるという杞憂な存在。

……そんな見るからに不利な相手に対して、律儀に真っ向勝負をするつもりはないということだろう。


いかに満身創痍といはいえ、『どく』が完全に回って『ひんし』となるには まだ猶予がある……

コウミのキュウコンのスピードであれば、後でまだまだ活躍のチャンスはあるのだから尚更だ。




リュウキ「なら キミも早速 新しいメンバーを紹介してよッ!」

コウミ「……いわれなくても!」


そう言ってコウミの選び出したボール……それは通常の『モンスターボール』とは違い、上下が赤く染まった特殊なものだった。

 ▼ 39 dX3IS9Elqo 18/11/03 19:12:17 ID:wArsBtbk [2/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


コウミ「いくよっ ルガルガン!」


ルガルガン……その名を聞いたリュウキの脳裏に、二つの姿が浮かぶ。

イワンコ時代から変わらぬ、薄い茶の毛色にサファイアのような深い蒼の瞳の『まひるのすがた』。そして、イワンコ時代からは一転、赤茶の毛色にルビーのような紅の瞳がギラつく『まよなかのすがた』。

だが――


リュウキ「……ッ!?」


コウミの放ったボールから姿を現したのは そのどちらでもない、夕日のような橙の毛色にエメラルドのような緑の瞳が煌めく――


ルガルガン「……るがうっ!」


ルガルガン、『たそがれのすがた』!

 ▼ 40 dX3IS9Elqo 18/11/03 20:50:38 ID:wArsBtbk [3/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


……その後の展開は、酷く一方的なものだった。


リュウキ「なら そのルガルガンの力ッ! 早速 見せてよ!」

リュウキ「バクガメス! "きあいだま"!」


未知なる力を秘めたルガルガンに対して、まずリュウキ達の選択した技は"きあいだま"……バクガメスの苦手とする『いわ』タイプの対策に覚えさせていた技だ。

……リュウキのバクガメスは威力では劣るが命中率で勝り、より小回りの効く"りゅうのはどう"も覚えている。

しかし、それでもいきなり大技で仕掛けたのには、ある理由があった。


実は、先ほどの攻防の最中……コウミ達のフィールドを覆っていた極光のカーテンが失われていたのだ。

丁度、キュウコンがジジーロンへのトドメの"マジカルシャイン"を放つ直前の事である。


リュウキもその事実を早々に認識し、苦手な『いわ』タイプとの戦闘で受けるダメージをなるべく減らすべく、一撃で相手を『ひんし』へと追いやる為に威力優先での技選択を行ったのだ。

だが――


コウミ「ルガルガン! "アクセルロック"!」

リュウキ「!……速いッ!」


それがマズかった。

 ▼ 41 dX3IS9Elqo 18/11/03 21:07:48 ID:wArsBtbk [4/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


『たそがれのすがた』はその流線形のフォルムが示す通り、『まひるのすがた』にこそ僅かに及ばないが……

それでも、先ほどのキュウコンをも上回る圧倒的スピードを誇るポケモン。

そして、"アクセルロック"はその強靭な脚力を存分に活かして放たれる、相手の機先を制するまさに電光石火の一撃……!


……当然、そんなルガルガン相手に威力重視の大技が、何の工夫もなく命中する筈もなく――


バクガメス「が"め"ぇ……ッ!」

リュウキ「……バクガメスッ!!」


瞬く間に懐へと飛び込まれると、そこから"かたいツメ"の特性で強化された『こうかは ばつぐん』の一撃――

"ドリルライナー"で急所を抉られ、バクガメスはあっという間に沈黙してしまったのである。


これで、リュウキ達は三連敗……いよいよ後がなくなってきた。

 ▼ 42 dX3IS9Elqo 18/11/03 21:27:08 ID:wArsBtbk [5/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


……元々、リュウキは手持ちポケモンは五体しか連れていない。

これはけっして、『フルバトルは5 vs 5と勘違いしていた』などという間の抜けた理由ではなく……


この五体が、今のリュウキにとっての『最高のメンバー』なのである。
                                    ギグ
リュウキはポケモンリーグというこの大舞台においても、この五体と共に『ポケモン勝負』することを選んだ。


故に、リュウキの残りのポケモンは僅かに二体。

対するコウミは、一体こそ満身創痍のキュウコンではあるものの……

まだ、六体。……フルで手持ちを残している。




リュウキ「さあやろう ベイビー。俺達のシャウトをチャンピオンの心に刻む為に……!」


そんな絶体絶命の窮地にリュウキが勝負を託すポケモン。

それは――

 ▼ 43 dX3IS9Elqo 18/11/03 21:55:12 ID:wArsBtbk [6/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


リュウキ「メンバー紹介! リュウキのベイビー おいで」


リュウキのボールから現れたポケモン。それはリュウキがアローラの地で出会ったポケモンの中で、最も彼に近いソウルを持つポケモン。

そのポケモンは敵を見つけると尻尾をジャラジャラと鳴らして威嚇し、獲物を仕止めた際には その勝利の遠吠えに仲間達が鱗の織り成す金属音で応えるという……

修行を極めし強者! 弱い訳がない――ジャラランガ!


ジャラランガ「じゃらんじゃらんじゃんっ!」




コウミ「おにいさんの次のポケモンはジャラランガ……」

ルガルガン「がるるるるるッ……!」

コウミ「ルガルガン……あのコが気になるの?」

ルガルガン「……るがうっ!」

コウミ「……そっか」


コウミ「なら このままよろしくねっ!」

ルガルガン「うがぁ!!」


『ドラゴン・かくとう』タイプを持つジャラランガに対して、『いわ』タイプのルガルガンはタイプ相性で不利である。

本来ならばここは、ポケモンを交代するのがセオリーであろう。


……しかし、ルガルガンの意思を汲んだコウミは、そのままルガルガンと共に戦うことを選択する。


ルガルガン vs ジャラランガ。二体の強者による戦いの火蓋が……今、切って落とされた!

 ▼ 44 dX3IS9Elqo 18/11/03 23:39:27 ID:wArsBtbk [7/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


コウミ「ルガルガン! "アクセルロック"!」

ルガルガン「るがぁッ!!」


そのスピードを活かし、先手を取ったのはコウミ達だ。短い咆哮が響いた後、ルガルガンの姿が瞬く間に消え失せる。

そして――


ジャラランガ「があ……ッ!?」

リュウキ「くっ……!」


電光石火の突進、その衝撃がジャラランガの腹へと突き刺さると、その身体が後方へと弾き飛ばされた。

『こうかは いまひとつ』でこの威力……やはり、並のスピードではない。


コウミ「挨拶は済んだ……」

コウミ「さあっ 次はおにいさん達の番だよ!」

コウミ「このコに あたしに……」

コウミ「おにいさん達の技 見せてよっ!」

ルガルガン「るがうっ!!」


リュウキ「……」


リュウキ達に与えられた選択肢……

それは、"かえんほうしゃ"、"きあいだま"、"ラスターカノン"、そして……"スケイルノイズ"。

 ▼ 45 dX3IS9Elqo 18/11/03 23:57:04 ID:wArsBtbk [8/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


まず、一つ目の"かえんほうしゃ"に関してだが、これを選ぶのは論外と言わざるを得ないだろう。


『こうかは いまひとつ』で、且つタイプ不一致の技。……到底、有効打にはならない。



では、続いて二つ目と三つ目。"きあいだま"と"ラスターカノン"に関してだが……


この二つは、共にルガルガンに『こうかは ばつぐん』の技。さらに言えば、前者に至ってはタイプ一致の技でもある。

だが――


ルガルガン「……」


ルガルガンの その圧倒的スピードについては、バクガメスとの勝負、そして先ほどの一撃を受けたことで、既に充分に体感済み……

そのルガルガンに対して安易に飛び道具を撃つことは、反ってこちらの隙を曝すことになりかねない。



……即ち、この局面でリュウキ達の選択すべき技。それは、音による衝撃波が広範囲を討つ為にかわしづらく、且つタイプ一致で高い威力を備えた技――


リュウキ(――"スケイルノイズ")


しかし――

 ▼ 46 dX3IS9Elqo 18/11/04 17:53:47 ID:DrgI9w1Y [1/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


"スケイルノイズ"にも、一つリスクがある。

それは、技を使うと『ぼうぎょ』と『とくぼう』のランクが一段階ずつダウンしてしまうというもの。


……まだ多くの相手ポケモンが残っているこの状況で、耐久を大きく下げるのは得策ではない。

その変化自体は、一旦ポケモンをボールに戻す――つまり、交代すれば元に戻るのだが、残りポケモンが二体だけ……

それも『ドラゴン』タイプに偏っているリュウキとっては、その為だけに交代するのはリスキーである。


いくら高威力の技とはいえ、『こうかは ばつぐん』でもない技で、いまだ無傷のルガルガンを一撃で葬るのは困難。

……だが、それが困難な以上、迂闊に"スケイルノイズ"は撃てない……




と――。……ここまでは、あくまで定石の話。

だが――


リュウキ「さあ 準備は良いかい? ベイビー!」

リュウキ「最高のシャウト! 届けてあげようよッ!」

ジャラランガ「じゃらんじゃらんじゃんっ!」


どうやら……リュウキ達には、そのようなこと些事のようである。

一度で無理なら、二度、三度……がむしゃらに繰り返せばいいのだから。


……これまでと同じように!

 ▼ 47 dX3IS9Elqo 18/11/04 19:00:16 ID:DrgI9w1Y [2/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


――その時。


ジャラランガ「……じゃらあッ!!」

リュウキ「……!?」


ジャラランガに異変が起きる。その身体が一瞬 橙の光に包まれ、直後 眩いオーラを纏ったのだ。

リュウキにとっては未知の輝き。


だが……コウミにとっては島巡りの旅で幾度も目にしてきた、見知った輝き――。


コウミ「これって……『Zパワー』!?」


――そう、『Zパワー』!


コウミ「けど どうして……」


……直後、コウミがその表情に困惑の色を浮かべた。

しかし、それも無理はない。……何故なら、『Zパワー』を生み出すには、まず『Zポーズ』をとる必要である。

けれど、リュウキ達がそれを行う機会など到底なかったし、ましてや――




……リュウキの腕にはその力の源となる、『Zパワーリング』すらないのだから。

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一方、この不思議な現象の当事者であるリュウキ達はというと――


リュウキ「いいねッ! ベイビーの そのソウル……」

リュウキ「サイッコーに熱いよッ!」

ジャラランガ「じゃららんっ♪」


そんな謎なんてお構いなし。

いつも以上にハイテンションで……これから起こる出来事に、期待に胸を膨らませていた。


……否。このリュウキ達の、どんな状況でもただがむしゃらに前に向かう姿勢――

その直向きさこそが、今回のこの奇跡を呼び寄せたのかもしれない。




コウミ「なら……迎え討つよ! ルガルガン!」

ルガルガン「るがうっ!!」

 ▼ 49 dX3IS9Elqo 18/11/04 19:37:11 ID:DrgI9w1Y [4/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


ジャラランガ「じゃらんじゃらんじゃんっ!」


ジャラランガが、その尾の鈴を鳴らし、その鱗を擦り合わせ金属音を奏で……

自らを鼓舞するかの如く演舞を繰り広げると、その身体が宙へと舞った。


コウミ「……! 何? この技……初めて見る技……!」



                             ソウル             ビート
……これからジャラランガが繰り出す『Zワザ』は、その熱い『魂』がバトルフィールドに『鼓動』を刻み込む、まさにリュウキ達の精神を体現したかのような技――。



ジャラランガのシャウトが巻き起こす旋風! その『Zワザ』の名は―――!

 ▼ 50 dX3IS9Elqo 18/11/04 19:48:12 ID:DrgI9w1Y [5/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



リュウキ「ブレイジングッ! ソウル……ビィィィィィィィトッッ!!!」


 ▼ 51 dX3IS9Elqo 18/11/04 20:15:16 ID:DrgI9w1Y [6/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


まるで、高波の如く荒れ狂う衝撃波がフィールドを駆け抜けると――


ルガルガン「うっ……があああああああッ!!?」

コウミ「……ルガルガン!!」


技を迎えるべく身構えたルガルガンの その必死の抵抗ごと、奔流へと呑み込んだ。

そして――




コウミ「……っ」


暫しの後 静寂を取り戻したフィールド。そこに残されたのは――


ルガルガン「るがぁ〜……」


グルグルと目を回して地に伏す、ルガルガンの姿。


コウミ「お疲れさまっ ルガルガン……」


コウミがそのルガルガンに優しい声色で労いの言葉をかけると、その身をボールに納めた。


『ひんし』状態……このポケモン勝負での、コウミ達の初の敗北。

さらに――


リュウキ「最高に燃えるシャウトだったよッ! ベイビー!」

ジャラランガ「じゃらんじゃらんじゃんっ!」


リュウキ達の、初勝利!

 ▼ 52 dX3IS9Elqo 18/11/04 20:32:45 ID:DrgI9w1Y [7/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


ジャラランガ「……じゃらーーっ!!」

リュウキ「……!」


歓喜で沸くリュウキ達の陣営、そこにまた新たな異変が訪れる。……今度は、ジャラランガが赤い光を放ったのだ。

だが――


今回のそれは、『現象そのものは』そこまで珍しいものではない。

その光の正体。それは――


コウミ「……能力ランクの上昇?」


で、ある。


コウミ「いったい どこが――」


しかし――




コウミ「……っ!!?」


直後 コウミが、再びその表情を困惑に染めた!

 ▼ 53 dX3IS9Elqo 18/11/04 20:47:21 ID:DrgI9w1Y [8/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


コウミ「ぜ……全能力一段階上昇!?」


そう――

ジャラランガの能力は、一つや二つではない……『こうげき』! 『ぼうぎょ』! 『とくこう』! 『とくぼう』! 『すばやさ』!


……その全てが、ワンランク上のステージへと進んでいたのだ!


コウミ「す……」

リュウキ「……?」




コウミ「すごいっ! すごすぎるよっ "リュウキさん"!」

リュウキ「!」


リュウキ「……フッ」


そのコウミの言葉を受け、リュウキの口角が確かに……上がった。

 ▼ 54 dX3IS9Elqo 18/11/04 20:52:38 ID:DrgI9w1Y [9/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



"自称スター"はその熱い魂の鼓動を以て、己が存在を刻み込んだのだ。深く、チャンピオンの記憶へと――。


 ▼ 55 dX3IS9Elqo 18/11/04 21:15:16 ID:DrgI9w1Y [10/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


コウミ「ならっ あたし達も!」

コウミ「ゼンリョク……魅せるよっ!」

コウミ「お願い――」


コウミ「アシレーヌ!」

アシレーヌ「しゃなるんっ♪」


コウミのボールから現れたポケモン。それは、まるでお伽噺に出てくる人魚のような姿を持ち、『大海原のシンガー』とも呼ばれる 美しい歌声が自慢のポケモン。

そして――


コウミ「やっぱり……この場面を任せられるのは あなたしかいないよねっ」

アシレーヌ「〜♪」


彼女が最も信頼を寄せるポケモン、彼女の最初のパートナーポケモン――アシレーヌ!




リュウキ「このまま突っ走るよッ! ジャラランガ!」

ジャラランガ「じゃらんじゃらんじゃんっ!」


対するリュウキ達は、ここで継続戦闘を選択。


リュウキの残りのポケモン、それは『ドラゴン・ひこう』タイプのカイリュー……

どの道、『みず・フェアリー』タイプのアシレーヌ相手には不利。


それに、この場面で……最高にソウルの高まった この局面で!


……引くなどという考えは、彼らには端から存在しないだろう。

 ▼ 56 dX3IS9Elqo 18/11/04 21:39:30 ID:DrgI9w1Y [11/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


コウミ「さあ……いくよっ! アシレーヌ!」

アシレーヌ「きゅう!」


そう言って構えたコウミの腕に煌めくもの……それは、『Zパワーリング』。

『Zパワー』を生み出す力の源! カプに認められた証!

そして――


島巡りで数々の困難に立ち向かってきた、彼女とアシレーヌの絆の証だ。




リュウキ「迎え討つよッ! ジャラランガ!」

ジャラランガ「じゃらんっ!」


ジャラランガがその強化された『とくこう』を最大限活かし、溢れる気合いをエネルギーに代えて自身前方へとチャージする。

……彼らの持つ最高威力の技で対抗する気だ。



コウミ「"わだつみのシンフォニア"!!」

リュウキ「"きあいだま"!」



「「いっけぇぇぇぇぇぇぇ!!!」」



歌声を水泡で包んだ、空を覆い隠す程のコウミ達のゼンリョクの一撃――"わだつみのシンフォニア"。


燃える魂の鼓動を込めた、空気を焼き尽くす程のリュウキ達の渾身の一撃――"きあいだま"。




二つの技がぶつかり合い、そして――。

 ▼ 57 dX3IS9Elqo 18/11/04 21:45:15 ID:DrgI9w1Y [12/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


『誰 お前』


忘れられた時、人は死ぬ。


チャンピオン防衛戦へと時折 姿を現す、見ず知らずの挑戦者。


『こんな奴いたっけ?』

『出てきた意味あったの?』

『なんでキャプテンじゃないの?』


そう思うこともあるだろう。


……だが、忘れないでほしい。

 ▼ 58 dX3IS9Elqo 18/11/04 21:49:31 ID:DrgI9w1Y [13/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


そんな見ず知らずの挑戦者も、アンコールの効かない一回きりの勝負に、一つひとつの技に……


魂を込めているのだと。



……そして、覚えていてほしい。

 ▼ 59 dX3IS9Elqo 18/11/04 21:52:07 ID:DrgI9w1Y [14/15] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


   ブレイジングソウルビート        シャウト
そんな『熱い魂の鼓動』を持つ、彼らの『叫び』。そして、その名を――。


 ▼ 60 dX3IS9Elqo 18/11/04 22:00:34 ID:DrgI9w1Y [15/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……と、いうわけで終わりです。この素敵な1レス目を託してくださったミュウツーギーグ様、僕の音楽に対する造詣のなさが所以で、求めていたものとはおそらく異なるであろう内容になってしまい申し訳ありません
そして見てくださった方々、ありがとうございました!
 ▼ 61 トラポット◆Pcf6Vw29GM 18/11/05 18:25:44 ID:S3RIH372 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙です!
いやあバトルの描写が本当に熱いですね!雪山だけど!
雑ですが挿絵(?)描かせてもらったので上げます
このシーンが一番好きです
 ▼ 62 ュウツーギーグ◆Nkrr2SwfUw 18/11/06 00:52:18 ID:w7roFJlE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
…ブラボー。実にブラボーです。
「多分音楽路線かバトル路線かで迷うだろうな」と思っていました。やはり「リュウキのギグ」といえばポケモンバトルですよね

正直皆から忘れ去られているであろうリュウキを1レス目にしたのは少し後悔していましたが、ここまでイカしたSSにしていただけるとは夢にも思ってませんでした。

リュウキはポケモンの男キャラで一番好きなキャラクターなのでとても満足です。
ありがとうございました。
 ▼ 63 ュウツーギーグ◆lz9korzdeY 18/11/06 00:53:07 ID:w7roFJlE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>62
酉が普段使ってるコテのものになってますが気にしないでください。
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