▼  |  全表示338   | << 前100 | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
SS

【SS】アイドル少年

 ▼ 1 ガピジョット@ものまねハーブ 22/12/14 01:10:36 ID:DRsY9m.2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
本場のアイドルってすごいなぁ…

よくこれだけダンスして、歌って疲れないなぁ…

表向きは普通の男子高校生でありながら、事務所に所属しアイドルとして活動する少年、伊勢崎桃太。桃色の髪に菫色のぱっちりした瞳、小柄で痩せ型な体格が特徴的だ。可愛い系男子として人気があり、アイドルとして表舞台では明るく振る舞うものの、本来は自己肯定感が低いネガティブな性格だ。

80年代のアイドルのビデオを観ていると、なんだか自分がちっぽけな存在に思える。

顔も運動も学力も、まぁそこそこな僕。みんなみたいにポケモンを持ってない。自分が気に入っているスマホゲームのキャラクターにすら、嫉妬してしまう自分が嫌だった。
『No.1ホストに、最前線で活動するアイドル。少しひねくれた性格をしているが、強力な魔法を持つ魔法使い。命懸けで、悪魔を退治するヒーロー。自分とは対照的な、明るく前向きな性格の女の子。』

アルバムにライブ、グッズの売り上げ…もし飽きられたら?

現代社会はコンテンツの消費が早い。視聴者を満足させるのではなく、期待値を越えなければならない。
今日も自室のベッドに転がり、最近始めたソシャゲを開く。葛藤にもがき苦しむソシャゲの中のアイドルに、いつの間にか自己投影していた。

いつからか、寝落ちしてしまったようだ。

『こん…こぉん!』
 ▼ 2 チフサグマ@ちいさなはなたば 22/12/14 01:36:51 ID:DRsY9m.2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『こん…』

気がつくと、いつもの通学路にいた。どこからか、こん、こんと鳴く声が聞こえる。

桃太『…!?』
桃太が見つけたのは、傷だらけになって倒れている、純白の毛皮に覆われた小さなポケモンであった。子供の狐の姿をしている、近所では見かけない種だ。

桃太は一瞬焦ったが、普段から持ち歩いている絆創膏を思い出した。脇腹には赤裂、背中には痣、前足は折れており、耳は片方が曲がっている。尻尾には人為的に千切られた跡があり、目は閉じたままだ。とりあえず絆創膏を傷口に貼り、そのポケモンを抱えて走った。夢中で走るうちに、見慣れた十字マークが書かれた建物が見えてきた。夢中で駆け込み、中にいるスタッフにポケモンを託す。建物の奥で、ポケモンが機械に入れられるのが見えたが、無我夢中で走った反動で力尽きてしまった。



『ん、ん』
『こん!』
『んー…』
『こん!こん!こん!こん!』
何か重いものが乗っている感触。こんこんという鳴き声に起こされて、うっすら目を開ける。鳴き声の持ち主は、夢で出会ったポケモンであった。

美しい白い毛皮には傷一つなく、透明感のあるアクアマリンの瞳、ピンと立った耳、6本にわかれた尻尾。両手で持ち上げると、驚いて足をバタバタさせる。抱きしめると、ほんのり冷たい、けどふわふわした感触。保護したころの面影は全くなく、プラチナのように輝いていた。
 ▼ 3 ロロローム@ひかりのねんど 22/12/14 13:44:14 ID:e5RYxJbI NGネーム登録 NGID登録 報告
見た目に反して、オスであった。
桃太は、もう少しこの不思議な魔物と交流したかった。

しかし、もう着替えて登校しなければならない。
桃太はそのポケモンをシルバと名付け、バッグに隠した。
シルバには申し訳ないが、出来るだけ面倒事はごめんだ。
 ▼ 4 クタス@ちからのハチマキ 22/12/15 10:51:45 ID:MA8gUdJQ [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
このなみのりハイドロ問題は、昔から議論されやすいの。…

桃太は優等生なので、授業をしっかり聞いてノートを取っている。
しかし、バッグの中で眠っているシルバが憂鬱だ。
シルバを寝かしつけ、上着を巻いてバッグに入れる。
しばらく昼寝してくれるといいのだが…

ガサゴソ…こん!こん!

あろうことか授業中にシルバが起きてしまい鳴き出した。
桃太はシルバが入ったバッグを抱えたまま、優等生にも関わらず授業を飛び出した。

走り続けて、逃げ続けて、とりあえず今は使われていない部屋に入った。
空腹のシルバに、とりあえずサンドイッチを渡す。
シルバは満足したのか、また眠りについた。

『ほんと君ってわがままなんだから…』
 ▼ 5 ジロン@つららのプレート 22/12/15 11:17:09 ID:MA8gUdJQ [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバを拾ったモンスターボールに入れ、なんとか放課後までシルバを隠し通すことができた。

せっかくだから、シルバに自分の家を見せてやることにした。
桃太の父親はお金持ちで、豪華な家に住んでいるお坊ちゃまだ。
『家はお金持ちで、パパとママは優しいし、生まれつき勉強や運動の才能もあって、僕って結構恵まれてるんだよな…』
桃太はこんな恵まれた環境は自分に釣り合わないと思っていた。

唐草を模した門を抜け、ドアを開けると、シャンデリアのぶら下がった広いエントランスにそれぞれの部屋に続く螺旋階段。カーペットが敷かれ、小さな中庭がある。

桃太はシルバを自分の部屋に連れて行き、ベッドに寝転んだ。そしてシルバを抱き上げ、自分の仕事について語り始めた。

『ねぇシルバ、僕のお仕事はね、みんなを幸せにする『アイドル』なんだ!僕がステージで歌えば、お客のみんなはペンライトを僕の髪色であるピンク色にする!ピンク色のお星みたいで、とっても美しいから、シルバにも見せたいなぁ…』

数週間後、桃太が所属するアイドルユニット、アイドリーマーのライブの日になった。桃太は地元の小さなステージに駆け込んだ。

『遅れてごめん!』
『遅れてないから、最後の仕上げやるぞ。』
『オレ様が1番輝くからな!』
『ふふっ、じゃあ練習に入ろうか。』

『桃太、この前できてなかったこのステップ、今日はできてるな!』
『ははっ!ありがとう。嬉しい…』
『おーい!アイドリーマー!そろそろ出番だぞ!』
『はーい!』

(そうだ、シルバに僕のお仕事…パフォーマンスを見せてあげたいな。)
 ▼ 9 チフサグマ@モノズのウロコ 22/12/15 12:06:14 ID:goF2zDBE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ストプリとか好きそう
 ▼ 10 ビエ@ムシZ 22/12/15 13:18:19 ID:mhhMAXgk NGネーム登録 NGID登録 報告
>>9
やw
 ▼ 11 クティニ@スモークきりみ 22/12/15 17:14:05 ID:MA8gUdJQ [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
拍手喝采が鳴り響く中、ステージの霧の中からリハーサル通りに歩み出る。
客席に向かって手を振り、マイクを握る。
ボールの中のシルバは、そっと見守ることしかできなかった。

『あなたの指が、その胸が、その瞳が』
よし、大丈夫。
『眩しくて少し眩暈がする夜もある』
桃太には、もう見慣れた光景だ。
『それは不意に落ちてきて、あまりにも暖かくて』
次が僕のターン。
桃太『飲み込んだ、七色の星』
音程を少し間違えた。けど練習通りできた。
『弾ける花火みたいにぎゅっと僕を困らせた』
シルバは本当に僕を困らせてくれたね。
『それでまた歩いていけること 教わったんだ』
シルバが教えてくれたこともたくさんあったね。

サビは全員で調和して、1番大きな声で。
『神様、どうか、どうか、声を聞かせて、ほんのちょっとでいいから』
雪の演出が降り注ぐ。
『もう二度と離れないように、あなたと2人結んでほしくて』
神様、僕とシルバを結んでよ。
 ▼ 12 ンパチ@なまいきミント 22/12/15 17:24:46 ID:MA8gUdJQ [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『今日はみんなのおかげで、すっごく、すっごく楽しかった!皆さんが応援し続けてくれるなら、またお会いしましょう!』

ペンライトを掲げる客席に向かって全員で挨拶した後、手を振りステージを去る。やっぱり、この瞬間が1番悲しい。自分を応援して、元気付けてくれる人たちとのお別れは、つい涙を見せてしまう。

『いやー疲れたなー。桃太、水飲んでこい』
『桃太!さてはチート使ってオレより美声になりやがったな!』
『桃太、恥ずかしながら今日の君には惚れてしまったよ』
『アイドリーマーの皆さん、ありがとうございました』

『オマエいくら疲れたからってここで寝るのはやばいって』
『おい、しれっと人を枕にするな』

メンバーとは仲が良く、こうした雑談は暖かくて心地よい。

マネージャーからの差し入れを受け取り、帰る支度をする。
『バカ!今出たらファンのやつらにバレるぞ!』
『バレないようにするから』
 ▼ 13 ンフィア@キズナのタヅナ 22/12/15 17:32:10 ID:MA8gUdJQ [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『ソシャゲやり始めたぞコイツ』
『は?いいだろ俺の勝手だよ』
見慣れた光景もいつまで続くか分からない。もし自分たちの人気が落ちて、解散…

『桃太、ボール落としたぞ』
『あっ…うわっ!ダメ!』
中からシルバが飛び出した。桃太は慌ててボールをひったくり、足早に控室を去っていった。
『アイツロコンなんか育ててたのか?なんで隠してんだろ。メンバーなんだから教えてくれたっていいじゃんか』
『あのポケモン、可愛いねぇ。触ってみたかったなあ。』

まもなくアイドル専用の送迎バスがやって来た。
桃太は先に乗り、奥の方で立っていたが、後からメンバーが入ってきた。いつものように別れるまで雑談に入りたいが、シルバのことが気がかりだ。
桃太は、寝たふりをすることにした。
 ▼ 14 ルペコ@テラピースひこう 22/12/15 17:39:16 ID:goF2zDBE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イカつい性の問題抱えて欲しいなぁ〜
ファン狩りして文春砲で人生終了まで見届けたい
 ▼ 15 プリン@ナミイルカのねんえき 22/12/16 00:09:32 ID:JESQaZ6c [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『ただいまー、』
『おかえり桃太。ライブはどうだった?苺あるわよー』
『ライブはまあいつも通り。苺ちょうだーい』
桃太は好物の苺を頬張り、母と少し話したあと課題のため自室に戻った。

『疲れた…』
自室のベッドに寝転ぶ桃太。今日もTwitterにてエゴサーチ。
『でも楽しかったね、シルバ?』
スマホを持ってない方の手でシルバを優しく撫でる。
シルバは耳を触られるのが苦手で、触ると氷を吹いてくる。

自由気ままで甘えん坊、わがままな性格も子供なので仕方ない。

『足元から光り出したり、霧で隠したり、四方八方に青い光線が広がったり…ステージ技術はすごいなぁ。あっ、フォロワー増えてる…!…あ、アンチ米だ。こいついっつも僕にやなこと言ってくるんだよなー』

『桃色きゅんきゅん皇子様!…なんてさ、叫ぶのが許されるのは僕くらいだよね。』

『よしよし、頑張ったね僕♡』
桃太はシルバにミルクと木の実を与え、自分は趣味のゲーム機を取り出した。

『この時間帯は人いないな…とりまLINEで呼びかけるか、それか今日はいっそ雑魚狩りでも…』
 ▼ 16 ボツボ@マーシャドーZ 22/12/16 00:27:28 ID:JESQaZ6c [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太はやがてゲームに飽きて、眠りについてしまった。
むにゃむにゃ…

目を覚ますと、そこには人間の少年の姿のシルバが立っていた。10〜15歳に見える。小柄な体格で、アクアマリンのぱっちりした瞳や、銀と水色のグラデーションの髪色。頭部からは獣耳、尻からもふもふとした尻尾が生えている。白と水色の、体格の割に大きなコートに、マフラーと耳当てをしている。耳をピクピクと動かし、ふわふわと尻尾を揺らす。実に可愛らしく、思わず抱きしめてしまった。

こぉん…モモタ…

『喋った!?』

ボク、初めてボクをなでなでしてくれたモモタのことだいすき…
ボク、モモタがいないとかなしい。

シルバは、生まれてから自分に降り注いだ悲劇を語った。
 ▼ 17 ルチャイ@けいけんアメS 22/12/16 01:08:19 ID:JESQaZ6c [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
人里離れた雪山に、母親であるキュウコンのもとに生まれたシルバ。

シルバは卵から孵化し、初めて見る世界に少し怯えてしまった。

母親はエサを確保する方法、歩き方、人間に捕まらない方法などを教えた。

母親はシルバを深く愛し、シルバは楽しく過ごした。

シルバは、たっぷり愛情を注がれてすくすくと育った。

『ママ!遊びに行ってもいい?』
『ええ、いいわよ。ただし、人間が仕組んだ罠に気をつけること。』
『やったぁ!!』
『待って、途中までついていくわ。』

あの日までは…

『あの川の先は行かないこと、いいわね?』
『うん、いいよ!』
『それじゃあぁぁっっ!!やだ、人間の罠よ!』

シルバの母親が人間の罠にかかってしまった。尻尾が罠に挟まってしまい、身動きが取れなかったが、なんとかシルバだけでも逃そうとした。

上空から何かが網を伸ばし、シルバの母親を捕まえた。シルバは親の忠告を聞かずに網に捕まり、母親のあとを追った。
 ▼ 18 ローラロコン@あかいくさり 22/12/16 01:15:34 ID:ydaAj6us NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ちなみにシルバは最終ライブで暴走したシルバを桃太が泣きながら調理してアイドル終了
 ▼ 19 ウドウ@リオルのけ 22/12/16 01:17:18 ID:JESQaZ6c [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『ボクが連れて行かれた先には、怖い人間たちがいた。』


『ねぇ、誰がこんなチビ連れて来いって言った?』
『知らねえだ!こいつが勝手についてきだ!』
『まあいい、ちょっとは鍛えたら強くなりそうだな』

人間たちはボクを無理矢理持ち上げて、ママから引き離した。
『ママ!!』
ボクは暗く冷たい檻に入れられた。そこでの性格は辛かった。
昼寝をしたら叩き起こされ、エサは生ごみ同然の臭さ。
毎日毎日働かされ、戦わされる。
少しでも反抗したら拷問され、蹴られ、殴られた。
使い捨てのモノみたいに。
 ▼ 20 ローラコラッタ@ウオーターメモリ 22/12/16 01:29:11 ID:JESQaZ6c [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ある日、ここにイルカマンとベージュのルガルガンを連れた1人の青年が現れた。
『ポケモンたちよ!安心しろ!』

『ルガルガン!イルカマン!檻を壊せ!』
ルガルガンは自慢のツメで、ボクたちの檻を破壊していった。
イルカマンは高圧な水圧で、檻を切った。
ルガルガンは、さぁ出ろ、と合図した。

『あんたか、最近アタイらのアジトでスパイしてんのは』
『無駄な戦いは嫌いな性分だ。ルガルガン、アクセルロック!イルカマンはハイドロポンプ!』
『ひぃぃ!分かった悪かった!勘弁!』
ポケモンたちは檻を飛び出し、怖い人間のもとを去っていった。

ママを連れた人間が、捕まっているのが分かった。
ママは動く箱に乗せられ、どこかに運ばれていった。
さよならを言えなかったまま。
 ▼ 21 メグマ@コイキングのウロコ 22/12/16 01:55:12 ID:JESQaZ6c [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ずっと、ずっと、愛されなかった。
痛くても、痛くても言えなかった。

体中傷だらけで、動けなかったボクを助けたのは君だった。

桃太『そっか…』


桃太『…実は僕、君のママかもしれない子を知ってるんだ。』
シルバ『!?』
桃太『会わせてあげるから、僕のお願いを1つ聞いて。』

……


桃太は、飛行タクシーを使い、少し遠い保護区に来ていた。

桃太『あのー、白いキュウコンって今はどこにいますか?』
スタッフ『ああ、ギンガのこと?彼女は今、中庭で昼寝中だよ』

桃太は、中庭に来た。
桃太『…起きて、ギンガ』
ギンガ『ふるぅお?』

桃太はシルバをボールから出した。ギンガとシルバは、しばらく互いに見つめ合っていた。
『ママなの?』『あなた、まさか』
シルバは匂いを嗅ぎ、ギンガの尻尾の中に飛び込む。
温もり、匂い、声、間違いない、懐かしい感触、間違いない。
ギンガの方も、既に確信がついていた。

シルバはギンガとじゃれあい、一緒に転がって遊んだ。一緒に跳んだり、跳ねたり、仰向けで昼寝した。

それを見ていた桃太は…
桃太『このまま僕とお別れして、シルバはずっとここで暮らすのかな…』

桃太『僕なんかより、そりゃ生みの親がいいよね…』

桃太にキュウコンを育てる自信はなかった。そこで隣に住んでいる仲の良い大学生に相談したところ、どうやらキュウコンを引き取ってくれるそうだった。
 ▼ 22 ボネア@ひかるおまもり 22/12/17 00:49:23 ID:QcJI0bHQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『ママに会えてよかったね。君のママは明日からお隣の兄さんのところで暮らすから、いつでも会えるよ。じゃあ、僕のお願いを聞いてもらってもいい?』

桃太に、ある悪い考えが浮かんだ。

シルバを上手いこと利用して、フォロワーを増やせないだろうか?

桃太はシルバを都心の繁華街に連れて行った。
桃太が今までもSNSに載せる画像を投稿するために、通ってきた場所だ。

まず、桃太はシルバを新作クレープ店に連れて行った。
90年代のアンティークな雰囲気が人気で、SNSでの口コミも最高だった。

桃太は、いちごとバナナ、蜂蜜が乗ったクレープを買った。
自分が食べるためではなく、シルバに食べさせてその様子をSNSに投稿し、いいねを稼ぐためだ。

シルバは初めてのスイーツに戸惑いながらも、甘い匂いに負けてクレープにかぶりつく。
シルバは口元をクリームだらけにしながら、クレープにうっとりする。
その様子を、桃太はスマホで激写する。

『Twitterにあげちゃお♡』

続いて、桃太はファッションショップに赴いた。
シックな印象のニット帽や、白い温かみのあるマフラー、水色のパステルカラーなリボンをシルバに試着させ、写真を撮りまくる。

『うちのシルバは何でも似合うなあ。全部買いたいや』
『みんな僕とシルバの配下なんだから★』

次に桃太は、都心を見渡せる巨大な観覧車に乗った。
シルバは初めての観覧車に、少し怯えていたようだった。
ゴンドラが揺れるたび、シルバは桃太にくっつく。
桃太は幼い弟ができた気分になって、観覧車の中でもTwitter用の写真を撮りまくった。

内気でシャイだった桃太の性格は、じきにわがままかつ気性の洗い性格に変わった。

『いつかシルバとあんなこともしてみたいなぁ…!』
 ▼ 23 ローン@キャンプセット 22/12/18 01:28:05 ID:/zIor1DE [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバは主人に買ってもらった大きめの銀の首輪を、誇らしげに巻いていた。
桃太は繁華街をシルバと散歩中、薄暗い路地裏を見つけた。

『シルバ、この先は怖い人間がたくさんいるから行っちゃだめだよ』
桃太はシルバに忠告した。好奇心の強いシルバは、この先に何があるのか知りたかった。

桃太は歩きながらも、いいねを稼ぐことばかり考えていた。
『あいつ色違いのアロコン持ってやがる…うちのシルバだってボール遊びすれば6000いいねなんて余裕なのに』

シルバは桃太の眼を盗み、路地裏へ駆け出した。

『ねぇシルバ、この抹茶ケーキすっごく美味し…シルバ?』
既にそこにシルバはいなかった。

『シルバ…まさか!』桃太はシルバを探しに、例の路地裏へ入った。

路地裏は薄暗く落書きだらけで、凹んだドラム缶やタバコの吸殻は、何かのアジトのようにも見える。

『すみません!友達を探しに来ました!』

辺りには何も聞こえない。

『すみません!白いロコンを見ませんでしたか?』

桃太は、背後から忍び寄る何かに気づいてしまった。

『ねぇねぇアンタちょいと待ちなよ。あんたさっきから友達友達ってうるさいねぇ…いけねぇな不法侵入は!』

『ごめんなさい…友達を見つけたらすぐ去りますから!』

桃太は幼い甘い声を出すのが得意で、これまでにしたいたずらや悪事もそうやって乗り越えてきた。

『ねぇ、アンタの友達ってさ、こいつ?』

桃太は不良の彼女の手に尻尾を掴まれてもがいている『友達』を見てしまった。

『!?シルバ!!』

怯える桃太の肩を掴んで、耳元で彼女はこう囁いた。

『まぁそうやって事を急ぐんじゃないよ。アタイの縄張りでカジノでもやってかないかい?』

ここで彼女の口車に乗れば、こちらも賭博罪に違反してしまい、警察に通報できなくなる。彼女はいつもそうやって獲物を狩ってきた。
 ▼ 24 リトドン@エレキシード 22/12/18 01:56:45 ID:/zIor1DE [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太『遠慮します。』

『ちぇ、つまんねえな。てかさ、あんたの髪の色、目の色、声といい…さては今人気のYouTuber、伊勢崎桃太?』

桃太『えっ!?あっはい…』
 ▼ 25 メレオン@じてんしゃ 22/12/18 02:05:24 ID:/zIor1DE [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『やっぱり、あんたの歌聞いたわよ。可愛い声で歌えば下手でも許されると思ってる、あの聞くに堪えない代物』

『おまけに最近ペットをTwitterの素材に利用し始めた!』

『今はそうだけど…きっといつかプロのアイドルに…』
『ねぇねえ桃犬ちゃん、今度の配信のタイトルは…』

『桃太、初めての惨めな敗北、全世界に笑いを晒すwww』なんてどう?

あんたのペットは一時的に返す。はい、どーぞ。

『あんたのペットとあたいのペット、勝った方が賞金を払う。行きな、デルビル!』

『お願い、シルバ!』

『ビィル!』『けん!』


デルビル、焼き尽くす攻撃!
シルバ、避けてこなゆき!
へっ、んな技効かないわよ。デルビル、ほのおのキバ!
こぉぉぉぉん!!

シルバは火傷を負い、倒れた。
 ▼ 26 ャラドス@だいだいはなびら 22/12/18 02:29:06 ID:/zIor1DE [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おい、逃げんな!


桃太はシルバを抱え、最寄りのポケモンセンターに駆け込んだ。
どこかで見た光景。どこかで見た景色。

お願いします!
桃太は泣きながら負傷して動けないシルバをスタッフに預ける。

ごめんなさい、シルバ。全部僕のせいだ。
聞き慣れた音と共に全回復したシルバを受け取るも、憂鬱は晴れない。

シルバの方も、何かに怯えて震えていた。
バトルに負けたことで、トラウマを思い出してしまったのかもしれない。

『てめぇ、何回負けんだよ!』殴られ。

『一度でもワタシの役に立ったことがあんのか!』蹴られ。

『この穀潰しが!食い意地だけは一人前なんだから…』つねられ。

『いつまでも進化してねぇのはお前だけだ!』耳を引っ張られ。
ポケモンたちが檻から放たれたとき、ボクの前の主人は計画が失敗した腹いせにボクを道端に放り投げた。
あのまま痩せ細って、飢えて、餓死するのが正しかったんだろうか。
救われたあの日から、救いが義務になったんだ…

桃太は初めて自分に優しくしてくれた人間だ。
ボクに自分の縄張りとエサを分けてくれたり、定期的に体を洗ってくれたり、散歩に連れていってくれた。ママにも会わせてくれた。

桃太はボクを抱いてお家に帰った。

『シルバ、話がある』

シルバは怒られると思い、耳を垂らした。
 ▼ 27 ムカメ@ゆでタマゴ 22/12/18 03:11:47 ID:/zIor1DE [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太『シルバ…君にはがっかりした。』

桃太『あそこは行っちゃダメって言ったじゃん…』

シルバは、バトルに負けるのが怖いこと、自分は桃太に与えられてばかりで、自分は桃太の役に立ってないと感じていたことを話した。

桃太『シルバ、君は早く大人になりたいんだね?』

桃太『こおりのいし…氷の力を閉じ込めた、不思議な石。もしこの石があれば、君はすぐに大人になるし、今より強くなれる。』

桃太『だけど、君は進化すると1Mを越えるサイズになる。いつもみたいに抱っこしてあげられないし、いきなり強くなった自分の体に適応できないかもしれない。君のお気に入りの首輪も、もう合わなくなるかもしれないけどそれでもいい?』

シルバはこぉん、と鳴き、拒否を主張した。
桃太『まあ、君はもう少し今のままで頑張った方がいいね』

桃太『君の前の飼い主がどんなやつであろうと、僕は君を大切にしてあげられる。約束しよ?』

桃太『僕に大切にされることに、申し訳なさなんていらないから』
桃太『僕について行くのも、僕を嫌って離れるのも君の自由だよ』

桃太『僕も、配信中に偉そうなことを言ってしまって軽く炎上したことがあったなあ』

桃太『清掃員は安っちい職業だって、なんで言っちゃったんだろ』

桃太『僕のアイドル活動のほうが、よっぽど安っちいのに。ねぇシルバ?』
シルバ…?
 ▼ 28 ロバレル@フーディナイト 22/12/18 03:23:16 ID:/zIor1DE [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>18
アローラロコンをあかいくさりで締め付けて切るの?
 ▼ 29 ズモー@デリバードのにもつ 22/12/18 04:03:22 ID:/zIor1DE [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバはこん!こん!と鳴き叫び、強い光を放った。

桃太は眩しさに目を抑える。


光がシルバを飲み込み、中から少年の影が現れた。


ロコンの耳と尻尾、水色と白のグラデーションの髪、アクアマリンのぱっちりした瞳、自分と同じくらいの背丈の美少年だった。
しかし、服は素っ裸で、股間が丸出しになってしまっている。
揺れ動く自分の股間を顔を真っ赤にして、必死に両手で隠していた。

桃太は慌てて自分の練習着を貸した。とりあえずこれで大丈夫。
 ▼ 30 ズレイド@エレキブースター 22/12/18 18:07:16 ID:rJi60DqM [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そろそろエロ入る
桃太ちょい不安だけど頑張れ
 ▼ 31 ャラランガ@おしゃれカード 22/12/18 22:45:55 ID:rJi60DqM [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『シルバ…君って』

『こんにちは、ボクはシルバ。』
『喋った!?』
『まあ、君の前でこの姿を見せたのはこれが初めてだね。』
『何言ってんの!?どんな魔法を使ったの?』
『んとね、ママと暮らしてたとき、たまたま見つけたキラキラと光る木の実を食べたんだ。』

『それから、こういうちょっと不思議な力が使えるようになったんだ。』
『今思えば、あれは魔法の木の実だったのかもね』

『こうやって人間の体と言葉を借りることができるのも、その木の実のおかだろうね。』

『そっか…』

桃太はシルバの話に納得した。しかし、桃太はまだ気になるものがあった。

昔からいたずら好きで、よく叱られていた桃太は、少年の姿になっても尻からゆらゆらと揺れるシルバの尻尾が気になっていた。
ふわふわ…もふもふ…触りたい!

桃太は次の瞬間、シルバの背後に忍び寄り、尻尾を掴んで引っ張った。
シルバは後ろから引っ張られて体制を崩し、そのまま床に尻もちを打ってしまった。
その衝動でシルバのパンツが脱げてしまった。
 ▼ 32 ロボーシ@こだわりメガネ 22/12/18 23:32:04 ID:rJi60DqM [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太は焦って、シルバにロコンの姿に戻るようお願いした。
シルバは光を放ち…数秒後にはロコンの姿に戻っていた。
いけない、配信の時間だ。
元の姿に戻ったシルバを肩に乗せ、桃太はスマホを開く。
愛用している配信アプリ『パラバリー』を開き、コードを打ち、『配信開始』を押す。


『あなたのきゅーとな皇子様!ラブリーチャーミー、桃太だぞ!今日は僕の配信に来てくれてありがとう!今日はね、前半歌枠で後半はゲーム実況枠だよ♡さーて、歌って欲しい曲は?』
『こん!』

『グッバイ宣言?踊?ダーリンダンス?いいねいいね!あっエレキンさんスパチャありがとー』
『こーん』

その後、桃太はしばらく歌い続けた。
『引きこもり絶対ジャスティス俺の私だけの 檻の中で♩』

『ダダダダダーリン脳裏、Darty.dammy!会いたい論感情論に笑ったり🖤』

『どーしてもあーしても全部大好きでぎゅーじゃん!』


『桃太は僕の天使ちゃん♡』
『男子のくせに可愛いとか最強かよ!』
『他担ですが応援させて下さい!』

『うわー、スパチャめっちゃきてる。君を配信に出すようになってから、視聴者数が鰻登りだよ〜ありがとう、シルバ!』

『これもしかしてさぁ、同接1ケタは余裕じゃんね?』


『あっ、アイテム落ちてんじゃーん。もふみさん教えてくれてありがと』

『炎属性強化!アンドゥートロワで無双中!』

『今日中にあのボスんとこ行きたいねぇ〜』

配信中シルバは、桃太が購入した、決められた時間に自動で水と餌が出る機械で休憩することができた。
まもなく配信終了の時間だ。


『名残惜しいけど今日はここまで!あなたのキュートな皇子様、ラブリーチャーミー桃太!今日は配信来てくれてありがと!まったねー』
 ▼ 33 ガヤンマ@フラットコール 22/12/18 23:43:23 ID:OBDQl1zg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
こればかりは書いている自分に酔っていそう
 ▼ 34 ポポタス@けいけんアメM 22/12/18 23:45:44 ID:dkUMTJ7k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エロパート終わるの早すぎ
 ▼ 35 ピアー@しろぼんぐり 22/12/18 23:47:58 ID:Y3qMlD2M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
すとぷりとか好きそう
 ▼ 36 クシー@マゴのみ 22/12/18 23:48:49 ID:m6PMx7VY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
もももりルート期待
 ▼ 37 ゲータ@こだわりハチマキ 22/12/18 23:52:41 ID:rJi60DqM [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『うわーシルバちょこれ見て。これ上から下まで全部僕が好きな人のコメントだよ。僕が好きな人の意見しか出ないようにしてるから当たり前だけど』

『今日の課題くそダルかったから、リスナーに答え聞いちゃったw』
桃太が課題の答えをリスナーに聞いたのは、これで32回目だ。

『あ、生ゴミ(アンチ米)だ。きも。ゴミは、分別してゴミ箱へ』
桃太が誰かをブロックしたのは、これで78人目だ。

『自撮りあげちゃお』
桃太が無加工の自撮りを投稿したのは、これで178枚目だ。
フォロワーは5万人ほどで、どの自撮りも2000いいねを悠に越えている。
シルバとのツーショット。スイーツと一緒に撮ったもの。新しい服でパシャリ。

桃太の良くないところは、嫉妬深いところだ。
『は?何こいつハラバリーとかいう激かわポケモンと自撮りしてやがるんだけど』

『こいつ僕が買えなかったパフェと自撮りしてる!』

『ガ、ラ、ル、ポニータ?ポケモンは可愛いけど女は加工ブスじゃねえか!』


少し苛立ってしまったので、桃太は切り替えてアニメを観ることにした。

『スパファミどこまで見たっけ…あっ17話までだ』

『最新話公開されてんじゃん…早く観よ!』


『いやーアーニャはホントに可愛いねぇ。そう思わないシルバ?』

『にわかが叩いてるけど、今年の覇権アニメ間違いなしだよ』

『こんな可愛い子がホントにいたらなぁ…』

『あっ、本当に可愛い子なら今ここにいるじゃん!僕の視聴者には女の子も多いし、お友達になれたらなぁ〜』
 ▼ 38 ビフット@1ごうしつのカギ 22/12/19 00:06:17 ID:s/xgdxqY [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太『僕のクラスにはボタンのようなブスとウルップのようなデブとオモバカのような宇宙人顔とセビエみたいな顔面のやつらしかいないからなー』
桃太『幼馴染のあいつは、そこそこな顔なんだけどなー』

桃太『その点僕の好きなソシャゲは美形しかいないから不快にならなくてすむね。』

桃太『デブ、ブス、貧乏、非課金は全部甘え!』
桃太『僕みたいにちゃんと働けよ♡』

シルバ『こん?』

桃太『前やってたソシャゲ飽きちゃったし、新しい面白いソシャゲないかなー』
桃太『レビューサイトで高評価のやつらは…』


『初音ミクと歌おう!』

『あなたの馬が走り出す!』

『男子高校生アイドルの青春!』

『悪役たちのもう一つの物語…』

『学園の日常を、小さな奇跡へ。』

『吟遊詩人と旅する新たな日常。』

桃太『ははぁ…全部魅力的!』

桃太『そういえば、僕なんでアイドルになろうと思ったんだっけ?』

桃太『ま、そんなことはいっか!』
 ▼ 39 キワラシ@きいろのバンダナ 22/12/19 00:29:28 ID:s/xgdxqY [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『寝る前にちょろっとエゴサーチ♡』

『…すとぷりのパクリ?』

『こぉ?』

『いやいや、すとぷり知ってるよ!あれだよ今人気の、ネットにゲーム実況や歌を投稿してるアイドルグループだよね!あのー莉犬くんいるじゃん?可愛いキャラの作り方は、あの人に習ったようなもんだよー。僕もあのグループはリスペクトしちょんだけっさー、人気が上がりすぎてパクリ言われたら嫌わー。どっちかっつーと、あのドンナモンジャTVのナンジャモさんいるじゃん?あの人の方が近いんでねーかなー。』


『何言ってんだ僕…寝るか』
『こん』

シルバは毎晩自分のお気に入りの座布団で眠る。毛布をかけてやると、安心して眠りについてくれる。



〜桃太の夢〜

【人気アイドル、またも不貞行為による逮捕】
ネット上に歌を投稿し、若者の人気を集めていた配信者、伊勢崎桃太(28)が先週、港区にて未成年のリスナーとの不貞行為が発覚し、青少年保護法並びにわいせつ物領布罪で書類送検されました。

『だって僕可哀想なんだもん!僕にパコられることは幸せなんだって分からないの!?』

等と供述しており、容疑を否認しています。

『ちょっと待ってよ!誤解だって!僕の人生最終回はまだ早いから!』
 ▼ 40 ルビート@ポイントカード 22/12/19 00:38:29 ID:s/xgdxqY [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『はぁ、はぁ、はぁ…夢か…』

『僕が未成年に手を出して逮捕、か…ありえないよね』

桃太は悪夢のせいで、深夜の3時半に飛び起きてしまった。
もう再び眠れない。

桃太『スマホ…スマホ…LINEでも見るか』

桃太は既読がついていないメンバーのLINEを見た。

『お前白いロコンを飼い始めたんだろ?あいつめっちゃ可愛いじゃん。なんで紹介してくれないんだ?』
『オマエのロコン、ちょー可愛いじゃん。名前は?』

あの時は色々聞かれるのが面倒で逃げたけど、今なら話してあげられる。
明日教えてあげるからね。
 ▼ 41 ジーロン@きんのズリのみ 22/12/19 01:30:46 ID:1h.MgFaE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
どこかで見たかと思えばコレあれだ
なろう小説とかの欠点のほぼ無い作者のキモい理想を詰め込みまくった主人公とそれに群がる極端にIQの低いヨイショしてくれる絶対理解者たちと都合良過ぎるヒロインのフルパッケージ
 ▼ 42 ムパルド@にじのせきばん 22/12/19 01:34:37 ID:pVNUeCEY NGネーム登録 NGID登録 報告

執筆中のSSを貼って、感想やアドバイスを貰うスレ

https://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=1840692
言いたいことあるならここで言え
気持ちはわかるけど楽しんでる人もたぶんいる
 ▼ 43 ガクチート@さざなみのおこう 22/12/19 11:46:10 ID:d1DI.22. [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太のスペック載せる

勉強運動は並程度よりちょい下
身長は162cmの小柄
性格は引っ込み思案で甘えん坊→わがままでキレやすい性格に
自己顕示欲を人を見下す癖が強い
メンバー以外の友達は幼馴染しかいない
アイドルなので顔と歌唱力はかなり高い(可愛い系)
アロコン1匹まともに育てられない
 ▼ 44 ンペルト@キーのみ 22/12/19 11:58:07 ID:d1DI.22. [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
大切に思った人には全力で尽くす
プロのアイドルになるためひたむきに努力するといった一面も
 ▼ 45 メテテ@こだいのぎんか 22/12/19 14:51:42 ID:DqycaEvA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>42
そもそもスレがSSのカテゴリーに無いから存在に気づかんやつもおるやろ
何よりここで感想書いたらいかんルールなんてどこにも無いしな
 ▼ 46 エルコ@ジャポのみ 22/12/19 19:27:11 ID:d1DI.22. [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
翌日、桃太が通う教室にて

『わぁ〜ロコンだ〜』パシャパシャ
『可愛いな』パシャパシャ
『リアルで見たのは初めて』パシャパシャ
『育ててる人少ないからね〜』パシャパシャ


桃太『うわ、みんな写真撮りすぎ…』
桃太の幼馴染『君だってこないだ浅草行ったときも、お茶の水行ったときも写メ撮りまくってた?それと同じだよ』
桃太『うぅ…』

『つか、結局見せちゃうの?』
『うん。もう隠す理由もないし…』


『ちょっと撫でてもいい?』
『!?おい触んな!』ガシッ

『ちょ何!?どした?』
『汚ねぇ手でシルバに触りやがって…』
『いやさっき手洗ったんだけど!?』
『汚れたものはTwitterにあげらんねぇんだよ!!』
『Twitter?は?いや、いきなり君のロコンに触ったのはごめんね?でも触ってほしくないなら言ってくれれば…』
『は?うるせえよ反省してんのか』


『ロコンちゃん、怯えちゃってる…』
『そりゃ主人が目の前で怒鳴り散らして喧嘩してたらそうなるわな』
 ▼ 47 ーマーガア@あおのはなびら 22/12/19 20:06:09 ID:d1DI.22. [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『さて、君が友達の腕を掴んで怒鳴った件について。』
『あいつ友達じゃねぇ…あいつが僕のパートナーに…無断で汚ねぇ手で触ったのが悪いのに!』
『だから腕を掴んで怒鳴ったのですか?』
『悪ぃかよ!?あいつが変な病気媒介して、それで僕のパートナーが病気になったり…』
『それは過保護です。君が育てているモンスターはそれほど繊細ではありません。君がTwitterに自撮りを投稿するのも、友達になったモンスターを飼い始めるのも勝手です。しかし、このようなことが重なれば、いずれ退学になるでしょう。あなたがパートナーを大切にするように、私も大切な生徒を退学処分にしたくありません。』


帰路にて
『畜生…あいつのせいで怒られたじゃねえかよ!』
『こぉ?』
『違う違う、君に言ってるんじゃない』
『主人の機嫌が悪いのは、パートナーにとって不安となるぞ』
『うるさいなぁ!幼馴染だからって…それ以上言ったら縁切るぞ!』
『それ156回聞いたよ。切ったことないくせに』
『シルバは臆病で繊細なんだよ!さっき触られて怖がってたろ!』
『あれお前が怒鳴ってるから怯えてたんだよ。桃太はうるせぇよとか絶対言わないって、みんなびっくりしてたぞ。配信中にリスナーに向けられる優しさを、ちょっとだけでもあいつらにも向けられないか?』
『黙れ!モンスターを育てたこともないくせに!大体僕の歌を聴きに集まってくれるリスナーの方たちと対して仲良くもない不細工でクソガキなモブ共が同列なわけないだろ!僕もうライブのリハ行くから!』



『おまたせー!』
春樹『よっ、あと1人来たら練習始めるぞ』
『あっそうだ!僕のパートナーに僕の練習の様子を見せたいんだけど、いい?』
春樹『パートナーって、あの白いロコン?今日も連れてきてるのか?』

『うん。これが僕のパートナーだよ。ほらシルバ、ご挨拶は?』
『こん?』

山陽『可愛らしいですね。少し撫でてもよろしいですか?』
『あっそれは…いいよ!』

ナデナデ…こん!
『シルバは頭を撫でてもらうのが好きなんだね』
春樹『初めまして、オレは桃太の友達の東雲春樹だよ。よろしくな!』
山陽『私は山陽瑞希。よろしくお願いします』

ドンドン
『ちーす。練習始めるぞ』
『こーん!』
『わ、なんだ!?』
『ははは…優雅ごめん、僕のパートナーが』
『あぁ、あのロコンか』
『あれ、知ってた?』
『今朝こいつと自撮りしただろ。逆になんでバレてないと思った?つーか、なんで隠してたんだよ』

『こいつ、俺に懐きやがって…まとわりつかれたら振り付けの練習ができねぇ』
『こうなるから隠してた。でもシルバ、僕の練習を見たいってさ』
『シルバ?こいつの名前か?ふーん、俺は天馬優雅。よろしくな、シルバ』

『イテテ…だから髪を引っ張んなって!』
『やれやれ、先が思いやられるぜ。』
 ▼ 48 ノホラグサ@クラボのみ 22/12/19 20:15:30 ID:d1DI.22. [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
優雅『お前ら疲れたろ。今日はこのぐらいにしとくか?シルバちゃんもお眠かい』
桃太『いや、さっき間違えたとこ、もうちょっと練習したい』
春樹『オレも最後の方あやふやでさー』
瑞希『僕も苦手な箇所がありまして』
優雅『そうか。無理はすんなよ』

優雅『どーでもいいけど桃太、あいつオス?メス?』
桃太『男の子だよ』
優雅『マジかよ。女かと思ってたぜ』



優雅『ちっ。お袋からのメールだ。あんま遅くなるとうるせぇんだよな…』
優雅『ご心配ありがとよ。今日は適当に飯食うから。』

瑞希『春樹、お腹が空いているのですか?』
優雅『お前らは先帰ってろ。俺はもうしばらく練習したい』
桃太『分かった。また明日ね。シルバ、帰るよ』

桃太『シルバ、今日はおしまい。帰るよ。』
優雅『まさかとは思うが、こいつ、俺が好きなんじゃねえのか?』

桃太『そうだね…今日は瑞希んとこで過ごしたい?』
こん?こん!
桃太『たまにはそういう日もあるよね。』
瑞希『あー分かった分かった。明日返すかんな』
桃太『じゃまた明日ー』
 ▼ 49 ーディ@ゴチムのまつげ 22/12/20 00:09:35 ID:H0bYRTDc [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガチャッ〜優雅の部屋〜

『狭くて悪ぃな。ここが俺の部屋だ。あいつの部屋ほど広く豪華ではないが、まあくつろいでいけよ。』
『こーお?』
『お前腹減ってんのか?ほらこれ食えよ』
ガサゴソ
『こ〜ん♡』
『食い意地張ってんなぁ…』



『あなたのキュートな皇子様!ラブリー★チャーミー♡桃太だぞ!今日は星のカービィディスカバリーとスプラトゥーン3、どっちやって欲しい?シルバ?今日は色々あってシルバはお休みなんだよねー。うんうん、桃太信者さんスパチャありがとー♡』



『俺はこんな狭いとこだけど、こう見えて幸せだよ。お前んとこはどうだ?桃太って普段どんなやつだ?』

『ふーん、優しいやつなんだな。いや、ちょっと聞いてみたかっただけだ』

(あいつキャラ変わったよな…なんつーか、昔よりわがままでキレやすい性格になった)

(あいつが1年ん頃、クラスのいじめられっ子の手当てをして、一緒に家まで送ってあげたことがあるのを俺は知ってる)

(今のあいつは、そんなことしないだろうな。)

(どこであいつは堕ちたんだ…アイドルデビューしてから?いや、シルバを育て初めてから?)

右から春樹、瑞希、優雅、優雅の部屋の景色
 ▼ 50 ガオニゴーリ@カミナギのふえ 22/12/20 00:10:33 ID:TkNcer9c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おませかと思った
 ▼ 51 ャヒート@ミュウZ 22/12/20 00:12:35 ID:3RecNV3Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>42
いないと思う
 ▼ 52 ガライボルト@シールぶくろ 22/12/20 00:18:00 ID:oOhwNgaE NGネーム登録 NGID登録 報告
>>51
そんなことわかって書いてるんだよ
いた方が色々都合いいだろ
 ▼ 53 ネブー@かいふくポケット 22/12/20 00:18:40 ID:JbIAPRuc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>52
うーんこの
 ▼ 54 ットデス@ミブリムのおとしもの 22/12/20 02:00:42 ID:H0bYRTDc [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エロ展開はいずれやるから
 ▼ 55 バチャ@カルボウのすず 22/12/20 02:54:11 ID:H0bYRTDc [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『こんこん♪』

『何匂い嗅いでんだよ…』

『ちょ、俺の股間をつっつくのはやめろ!』

『痛ェ!股間からヒリヒリ響くぜ…』
 ▼ 56 ロバット@プテラナイト 22/12/20 03:54:09 ID:H0bYRTDc [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
股間が隆起しズボンの上からでも、優雅が性的興奮を覚えているのがバレてしまった。

やがてシルバは目を閉じ、白銀の光を放ち始めた。例の変身魔法だ。

数秒で少年の姿に変身したシルバに、優雅は声が出なかった。

身長は150cmほどしかなく、小柄で愛らしい顔つきだが、その目は獲物をじっと見ていた。

シルバの瞳が青白く光り、ふわふわしたケモ耳や、もふもふな尻尾をゆらゆらと揺らし誘惑する。

催眠術にかかってしまった優雅は、そのままシルバの指示に従って下着を脱ぎ、スパッツを脱ぎ、陰茎を差し出す。

何故だ。股間がムクムクと膨らみ、パンパンになってしまった。

下半身が丸出しのフルチン状態になっても、催眠術の影響で優雅が羞恥心を感じることはなかった。

『やっぱこういうの恥ずかしいよねー、惨め』

『お前何する気だぁ!?やめろ!?』

優雅の陰茎は、隠毛が獅子の鬣のようになっており、肌色よりもややドス黒い。本人は強がっているものの、隠部はさっき舐められたせいか太く硬くなり、長さは10cmほどに伸びてしまった。

優雅は自分がこれから何をされるのかに気づいた途端、催眠術が解けた。

『よせ、やめろ!勃っちまったら戻らねぇ!?』

優雅は自分の下半身が丸出しでフル勃起していることに気付き、赤面する。

慌てて股間を手で抑えようとしたが、金縛りで動けない。今まで無欲でクールに生きてきた優雅の尊厳と誇りは、小さな少年の手によって悲惨にも崩れ去った。

『俺は、こんなチビに、性的搾取されて終わるのか…』
ニギュッ
じゅわり…と温かい感触。シルバは優雅のチンコを強く握り、激しくシェイクする。

『アァァァァァァァァァァ!!!よ、よ、よせやめろ、ストップァァァァァ!』
シュビシュパジュパ
『ねぇ、アイドルってこういうことしないの?』コキコ キ

痛みが癖になる。そのまま握った手を激しく上下に往復し、俺のチンコを痛めつける。

股間から電撃がほど走り、何かもにゅむにゅした液体が尿道を通っていく。

次の瞬間、白い恥液がチンコから飛び出した。初精通だ。

たかがロコンだろ、俺にパートナーがいればこんなやつ…

屈辱を味わいながら、俺は抵抗する体力すら失い床に倒れ込んだ。
 ▼ 57 ッポウオ@シルバーコロン 22/12/20 04:14:36 ID:H0bYRTDc [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『おらおらおら!世界よピンクに染まれ!日本が恐れるピンクの悪魔とはこの伊勢崎桃太様のことよ!』

『あっおたより来ちょんじゃん♡』


『彼女の寝息がうるさい?別居しろ』

『無限列車とゼロの執行人と呪術0とフィルムレッドどれがおすすめかって?全部見ろ』

『彼女の料理がまずい?離婚しろ』

『彼女の息が臭い?離婚しろ』

『彼女がエロすぎる?離婚しろ。つーか彼女系多すぎ』

『きゅーとな君にリアコイル?はい良かったねー』

『配信なんて観てもなんの役にも立たないよ。はいロンパーンだって?黙れ』

『シルバちゃんに会いたい?僕も心配だよ。ま、きっと向こうで上手くやってるさ』
 ▼ 58 ッチャマ@ちからのこな 22/12/20 04:19:39 ID:H0bYRTDc [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『あなたかいないと生きてけない?そりゃまたいへーん』

『君が心の拠り所?わーい』

『信者のコメントもそろそろ飽きてきたな…』
 ▼ 59 ルスワン@コトブキマフィン 22/12/20 04:31:51 ID:H0bYRTDc [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『ねぇ、僕のおちんちんと君のおちんちんでキスしない?』

『は?』
 ▼ 60 アームド@げんきのかけら 22/12/20 10:41:04 ID:1IJccZRk NGネーム登録 NGID登録 報告
エロ展開やればいいと思ってるの見てて涙出てくる
 ▼ 61 ミズズ@ミミロップナイト 22/12/20 10:48:09 ID:FMkU3rRM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
優雅よりシルバのエロが見たい
 ▼ 62 イパム@チャーレムナイト 22/12/20 12:44:30 ID:.b3QP7tE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イッチです
オリキャラの優雅だとシチュエーションがイメージしづらいのは分かるけど、あれは自己投影用のキャラで、脳内で優雅を自分の好きな男キャラに変えて楽しむことができるようにオリキャラにしました

これが例えばペパーやフトゥーだと(あのストーリーを見た後じゃ)罪悪感半端なくて書けないんだ、すまん
 ▼ 63 ヒドイデ@むしよけスプレー 22/12/20 12:51:50 ID:MXdkh8wQ NGネーム登録 NGID登録 報告
自己投影用と言っているのに他作品からイメージを引っ張り出しているの最高に矛盾していて笑う
 ▼ 64 ックウザ@ナゲツケサルのけ 22/12/20 12:52:41 ID:JbIAPRuc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>62
自己満かよ
 ▼ 65 スゴドラ@スーパーボール 22/12/20 20:47:30 ID:jCf2TNPc [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバは一緒でシャツを脱ぎ、素っ裸の状態で優雅に飛びかかる。

『俺はお前のチンコなんか興味n』

シルバは年齢の割には大きく太い、鮮やかな桃色の陰茎を持つ。

隠毛の色は髪色と同じ白と水色のグラデーション。

ムクムクと先端に液体が溜まり、やがて隠部の先端が皮を脱いだ。

『何する気だ、よせ、やめろ!』

シルバはすぐ勃起する癖があり、そのサイズと太さは最大1.5倍を越える。

シルバは優雅の局部に口を近づけ、ジュルリ、ゆっくりと舐めとる。

股間にほわほわと暖かい感触が広がれば、やがて生温くくすぐったい、ぬるっとした癖になる感触に変わる。

『どう?勃ってきた?クンクン…』

『お前なんkあぁ!?』ムギュッ

次の瞬間、シルバは優雅の陰茎をワシ掴みにし、ゆっくりと自分のそれに近づける。

シルバはフル勃起でM字開脚しながら優雅の股間に腰を下ろす。既に互いの陰茎は性的興奮を覚え、我慢の限界に達している。

『…よせっ!?』

むにっとした感覚が股間に鳴り響き、生温い

『』
 ▼ 66 ルビル@けいけんアメM 22/12/20 20:50:58 ID:jCf2TNPc [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
互いの陰茎が擦れ合う。優雅は痛みとも快楽ともつかぬ感覚に依存していた。

モニュムニュ…シュビッ!
優雅とシルバは、自分の尿道を白い恥液が通過することに気がついた。
 ▼ 67 イタラン@ドジョッチのねんえき 22/12/20 21:04:49 ID:jCf2TNPc [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
尿道を迸るぬるっとした感覚に、優雅は一瞬後悔を覚えるも、もう後戻りはできまい。

『遊んでやるよ…こいつはしつけが必要だなぁ!』

『嬉しい!じゃあ今夜はわんわんしようね!』

優雅は身体を伸ばし、四つん這いになりシルバに尻の穴を差し出す。

シルバの陰茎は今にも性行為に走ることに集中し、先端を剥き出しにする。

太長く曲がらない硬さの隠部を、優雅の穴に突き刺す。

『アアアァァァァァァ‼︎‼︎』

暴れる優雅の肩を掴み、シルバは容赦なくピストンを喰らわす。

『よせ、痛い、こんなの聞いてない、無理だ、まさか突き破るつもりか!』

『大丈夫!人間としての生命活動は持続できるようにするから!』

シルバは優雅の胴体を掴んで寝転び、自分の腹の上に優雅を乗せた状態で仰向けのまま

精通寸前で抜くと、シルバの精液が勢いよく噴射された。

『臭い…』シルバは耳を垂らした。

『ざまあみろ!人を乱行しまくった罰だ!』
 ▼ 68 グレー@たわわこやし 22/12/20 22:02:08 ID:UmmAKQZw NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ガラル大冒険といい何故唐突にエロを入れるのか
 ▼ 69 メパト@フリージオのこおり 22/12/20 22:39:16 ID:jCf2TNPc [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『あなたのキュートな皇子様!ラブリーチャーミー桃太でした!観てくれてありがとう!まったねー』ピッ


『はぁ…シルバ、大丈夫かな』

いつも乗っているものが乗ってないせいで、今日はやけに肩が軽い。

『シルバ目当てで観に来てくれた子をがっかりさせちゃった…』

同接124760…シルバがいればもっと高くいけたのに…

『エゴサエゴサ…っと』

シルバちゃん、病気なのかな?早く元気になってね!』
シルバ、何かあったのかな…』
シルバくん、次の配信には出て欲しいな…』


『これはシルバは体調不良で寝てるって嘘ついた方が良さそうだなー』




『ちっ。たーく、俺の部屋を精液まみれにしやがって、掃除大変なんだからな?』

優雅はいつの間にか元の姿に戻り、自分の座布団ですやすやと眠るシルバを見て言った。

『飯食ったら即ぐーすか寝やがって、ホント自由きままな奴だ』

『こんな奴がお友達かい。桃太もご苦労なこった』

『お袋が上がってきて、空の牛乳パック倒して誤魔化したときはひやひやしたぜ…』

『明日桃太んとこに帰れ。今日のことは内緒だぞ』

優雅はシルバの頭のもふもふを突っついて言った。



「友達のパートナーと乱交してました…」

「パートナーは友達に一晩預けました…」

『言えるわけないよな〜』




翌日、優雅はシルバを桃太に返した。
『お帰り〜楽しかった?シルバ』ナデナデ

『こん!』

優雅『こいつ俺の部屋の障子に攻撃しようとしたり、俺の座布団を毛だらけにしたり…とにかくかなり世話が焼けたぜ』

桃太『シルバ、お行儀よくしないとだめだよ?』ナデナデ

優雅(こいつら甘やかされて育ってそうだな)

優雅『んじゃ、練習始めるか』
 ▼ 70 ドン@ももぼんぐり 22/12/20 23:06:30 ID:dtOcacSw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
見る気しないけどホモっすかこれ
 ▼ 71 ーケン@リーフのいし 22/12/20 23:47:49 ID:jCf2TNPc [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『ちゅーかわいくてごーめーんー』『こん!こん!』

『楽しいね!こうやって2人でお散歩は初めてかな?』『こーん!』

『そろそろ自撮りしちゃお🖤よし、あのカフェで休もっか』『こんこん★』


『あっ、トレーナーだ、話しかけてみよっと。こんにちはー』

『そこのあなた、私のコイルと勝負なさい!』『いいよ!お願い、シルバ!』


『コイル!たいあたりよ!』『避けて!』
『かん!』『こなゆき!』
『こぉぉぉぉ!!』『効かないわ!鋼は凍らないのよ!コイル、放電!』
ビリビリビリ
『こぉぉぉん!?』

シルバは怯えてしまい動けず、そのまま電流を流されてしまった。
シルバは目を回して気絶し、倒れた。尻尾が焦げてしまったようだ。
『こぉぉぉ…』グッタリ
『ごめんね、シルバ』ヨシヨシ

『勝った私から一つ言えることは、そのロコン1匹で勝てる相手は少ないわよ。じゃあね〜』



その後、桃太は池のほとりに腰掛け、膝にシルバを乗せる。

『げんきのかけら。これを食べて。』
『こん?』
『やっぱりそうだよね…シルバ、戦ってくれてありがとう。君が僕のために一生懸命になってくれただけで、僕は嬉しい。』

『ほら、君が好きなスイーツ買ってきてあげたから、食べて』

『まだ幼い君には難しいかもしれないけど、いつか君の氷で…僕のライブを盛り上げてもらうつもりなんだ。』

『僕が歌い、君は雪を降らす。幻想的な空間を、擬似的に作り出す。みんなを幸せにできる。』

まだシルバには理解できないようだ。桃太は話題を変える。

『ほら見て、君のママが新しく出産したらしいよ。君にとっては、弟か妹ができるわけだけど…大切にできる?』
『こんっ!』

『嬉しいな。シルバは優しいね』
桃太は、本格的にパーティーをつくることを決意し、カタログを開いた。

『フワライド、シャリタツ、ギガイアス…全部素敵』

『ハラバリー…あいつが持ってた、欲しいなぁ…』
 ▼ 72 マタナ@とうめいなスズ 22/12/21 00:10:30 ID:fgBkZCE6 [1/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太『あっ、お寿司が落ちてる!』

桃太『うわ、お寿司が逃げてく!?さてはポケモンだな!』

桃太『ええい!ダイブボール!』
 ▼ 73 ルミーゼ@ナナシのみ 22/12/21 00:12:14 ID:6AnEOPx. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃田『!?弾かれた」

桃田『クソ、こうなったら…』

桃田『捕まらぬなら 殺してしまえ 寿司ポケモン』

桃田『はあああああああああああああブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!』
 ▼ 74 ロバンコ@ハムスライス 22/12/21 00:24:04 ID:mOzc/1kY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃『先生、トイレ行ってもいいですか?』

寿司『ダメです』

桃『ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!』
 ▼ 75 ニドリル@こだいのおうかん 22/12/21 00:28:12 ID:mS/YIXCw [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太『何ッ!?消えた!』

寿司?『シャリ!シャリ!』

桃太『ええいこしゃくな!いけ!シルバ!!』
 ▼ 76 ーリキー@わぎりリンゴ 22/12/21 00:37:27 ID:fgBkZCE6 [2/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『スシースシー オスーシー』

『あっ、外れちゃった…あっ、あいつ寿司に化けた。シャチホコみたいで可愛いー』

『シルバ、こなゆき!』
『こぉ!』
『スシーーーー!』

『シルバ、ストップ!お寿司が逃げちゃう!』カチャッ

『友達にバカにされたけど、ルアーボールで捕まえよ!』ピュー

脳内の春樹『オマエオシャボ厨なんだなww』

グイン グイン グイン ポン!

『やったね、シルバ!』
『スシスキー』


『…これなんてポケモンだろ。視聴者に聞いてみよ』ポチポチ

『のびたすがたのシャリタツじゃん!可愛いー』
『シャリタツ私も初めて見た』
『今後はシルバとシャリタツでやってくのかな?』

『へぇ〜シャリタツか。よろしくね、シーフ』
『ヌメーシー』



グモーグモー ゲーコゲコー
『あっ、何あいつ!ぷにぷにしてそうで可愛いー!』パシャパシャ

『近づいて、温厚そうだったら捕まえよ』トットッ

『あれ、目こっちなの?』ジー

『よし、君を捕まえるよ!見ててシルバ、シーフ!クイックボール、ゴー!』ピュー

グヴィングウィン グヴィン ピカーン

『やった!捕まえた!やっぱめっちゃムニムニしてる〜』

『ハラバリーじゃん!』
『可愛い〜私の色違いのハラバリーと同じくらい』
『ハラバリーはレイドで強いから育てる価値はあるよ』
『お腹の光ってるとこは触っちゃダメよ』

ふーん、ハラバリーっていうんだ。
こいつめっちゃ伸び縮みするなぁ。こいつの名前はムニル!じゃ、今日からこの3匹1脚でやってくか〜
 ▼ 77 ローラペルシアン@マックスこうせき 22/12/21 00:48:51 ID:fgBkZCE6 [3/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
春樹『新しい仲間だって?そりゃめでたいぜ!大切にしろよ。ポケモンを育てるのは大変だぞ?オレんとこにはオニシズクモ、フワライド、ギガイアス、イルカマンがいるからなぁ。最近やっと全員lv60台になったよ。あいにくオマエと違ってボールやNNに拘らない主義でな。今度会いにこいよ。オレのファミリーが暖かく出迎えてやるぜ。』
 ▼ 78 ューラ@もくざい 22/12/21 01:00:33 ID:fgBkZCE6 [4/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『セビエとかどう?』

桃太『きもっ!?』

『デデンネは?』

桃太『電気盗む害獣じゃん。臭いらしいし』

『ワナイダー育ててみたら?』

桃太『申し訳ないがそういうキモいのはNG』
 ▼ 79 ルレイド@どくのジュエル 22/12/21 01:03:02 ID:mS/YIXCw [2/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
でもシルバくんは淫獣なんだよね…
 ▼ 80 ーブイ@ガンバリのいし 22/12/21 01:03:35 ID:fgBkZCE6 [5/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『もうしばらく友達やリスナーとのやり取りはやめよっと』
 ▼ 81 レセリア@モーモーチーズ 22/12/21 01:09:21 ID:mOzc/1kY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>79
オチンチン常時ビンビン万年発情期六本狐🦊
 ▼ 82 ネブー@ギネマのみ 22/12/21 08:46:29 ID:fgBkZCE6 [6/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 83 ワルン@おとなしいミント 22/12/21 09:09:07 ID:fgBkZCE6 [7/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『あっ!フワライドだ!』

『シルバとムニルは下がって見てて。お願い、シーフ!いい感じに弱らせて!』

『スシースー!』ビュンクルン

⚪︎✖️⚪︎『プギャァァ!』

⚪︎✖️⚪︎『ふわ…』

『やば、あいつ爆発するつもりだ!夜に来てよかった!ダークボール、これで捕まえなきゃ!』

『お願い!ダークボール!』ピューーン


グウィングウィングウィン スポーン

『やった!捕まえたよ!』

フワライド NN ねむと
 ▼ 84 ラルサンダー@ブイゼルのけ 22/12/21 09:09:47 ID:mnbIc93I [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なにこれ
 ▼ 85 マンタ@ラルトスのおとしもの 22/12/21 09:11:56 ID:dvjk3Ntk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
わからん
 ▼ 87 スラオ@ヤレユータンのけ 22/12/21 10:26:38 ID:fgBkZCE6 [9/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『シルバ、新しく入ってきた子と仲良くできる?』『こんっ!』

『えらいね、シルバ』ナデナデ

『さ、庭でみんなと遊んできなさい』『こーん!』

ムニルの上に乗るシルバや、ねむとに運んでもらうシーフ。

シルバとシーフでキャッチボールしたり、ねむとの上で昼寝するシルバ。


みんなが楽しく過ごす中、桃太は自分の性格について考えていた。


思い通りにならないと癇癪を起こす桃太の性格は、小さな会社の社長で成功者の父親、伊勢崎総司の影響が強かった。

桃太は都心の中心で生まれたため、外での遊びを知らない。

両親が忙しく過ごし、中々桃太に構ってもらえなかったため両親は桃太といられる時間は出来るだけ桃太を甘やかした。

生まれつき鮮やかなピンク色の髪が自慢で、小さいはよく周囲に見せびらかした。

容姿と家庭に絶対的な自信があった桃太は、尊大に振る舞った。

自分が貧しい、醜いと思ったものには容赦なく暴言を吐いたり、グループでの活動は大嫌いで、よく輪を乱す言動をしたり、掃除を部下(と思っている友達)に押し付けたり、

教師はそんな桃太を叱ったが、誰一人桃太の性格を変えられなかった。

やがて桃太は幼馴染以外の友達を失ったまま、1年を卒業した。

みんなに嫌われたのは少し悲しかったが、桃太にはどうでもよかった。
そんな桃太に、ある日変化が発生した。


2年のある日、桃太は放課後、忘れ物を取りに帰った教室にていじめの現場を発見した。

あまり話したことのない女子を、性欲の強そうな男子が取り囲む。

喧嘩の強そうな男子が、女子に向かって固めた拳を伸ばす。

『やめてっ』女子は手を覆う。

『おい、やめろよ』咄嗟に口から出た言葉。

分かってる。勝ち目はない。だから逃げるのか?

『お前、最近調子乗ってる桃太だよな?』

自分が好きなゲームのキャラクターみたいに、かっこいい事が言いたかった。

体力のつきにくい体質はコンプレックスだったから、アイドルになるため人一倍に努力した。

産まれてからずっと孤独だった、シルバの方が辛いのに。

『成功者は運』と決めつけ、他人の幸せを憎んだ。

そんなとき、
 ▼ 88 れでも。 22/12/21 10:34:43 ID:fgBkZCE6 [10/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いじめられている女子の前で、無意識に出た優しさ。

桃太は男子の割に小さな手で、女子を襲う手を掴む。

『男の拳は、人を殴るためについてるんじゃねえ。人を守るためだっ!』

最近読み始めた漫画の、主人公のセリフを引用する。

『じゃあお前は何が守れるんだぁ!?家が金持ちだからイキってるチビが!』

ごもっとも、否定はできない。
だから、人を殴ってもいいのか。

『こっちだ!』『はい!』

桃太はいじめっ子の拳を交わし、女の子を連れて走り去る。
 ▼ 89 ンタイン@ピントレンズ 22/12/21 10:59:09 ID:fgBkZCE6 [11/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あなたのキュートな皇子様!光ってお願い テラスタル!

使えるはずもないテラスタルの決め台詞を叫んで、オーブに見せかけたテニスボールを投げつける。

次に蛇口から水をすくい、床にばら撒く。

今だ、逃げろ!

桃太は自分の中性的な顔つきを利用し、女子トイレに駆け込んだ。

幸い、誰もいなかった。

個室の中で30分ほど2人で動画などを見て過ごすと、いじめっ子は諦めてどこかに行ってしまった。

『どうも、ありがとう…』

『ま、このぐらいお安いよ。んじゃ、僕はもう帰…』

『あの!お名前は…』

『伊勢崎 桃太。一応LINE交換しとく?』

『あっはい!わたしは東雲まふゆ。』

『分かった、まふゆさん。じゃあLINE交換したら帰るけど、いつでも呼んでいいから!』

『あっはい!ありがとう!』



桃太『何か胸のもやもやが取れた気がする…なんで俺があんなことできたんだろ?』


数日後…
桃太『引きこもり絶対ジャスティス〜』

??『見つけたぞ、桃太!』

桃太『うわっ!?ポケモンバトルは勘弁!』

??『君が俺の妹を助けた伊勢崎桃太かい。』

??『うわっ、まふゆちゃんのお兄さんですか?』

冬弥『いかにも、俺は東雲冬弥だ。君に礼を言いに来たんだ。』

いや、あれはそのちょっと…

冬弥『出来る範囲でお礼をさせてくれ。そうだ、もし良ければ、君にアイドルになるチャンスを与えよう。』

桃太『はいっ!?あなたアイドルなんですか!?』

冬弥『アイドルは嫌いか?』

桃太『いえ、大好きです!お願いします!』

冬弥『妹を助けて貰った人に、こんなことを言うのは憚られるが、俺に出来ることは、チャンスを与えてあげることだけだよ。その後は君次第だ。』

桃太『チャンスか…いくらでも頑張ります!アイドルになれるんだったら、下積みや雑用だって構わないし、仲間とのチームワークも大切にするって約束します!』

冬弥『分かった。その熱意をぜひオーディションで見せてくれ。』
 ▼ 90 ジョフー@りゅうのプレート 22/12/21 11:04:40 ID:fgBkZCE6 [12/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あれからオーディションに合格して、アイドルになって、グループに所属して、でも他のアイドルはすごく可愛くて、美しくて、冬弥先輩がいたグループなんて僕のグループの数倍の人気があって、それで挫折して、しばらく練習も高校も休んだ。

シルバに出会ったのは、スランプの最中だった。

傷だらけで倒れていたシルバに、あの女の子を助けた時を思い出してしまったのかもしれなかったなぁ。

自分は今、シルバの存在価値になっている。

幼いシルバが頑張ってるのに、僕がくよくよしてたら…
 ▼ 91 ノズ@ながねぎ 22/12/21 11:05:27 ID:fgBkZCE6 [13/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
練習にも戻る。高校にも戻る。
一生懸命なやつを、馬鹿にする資格なんてない。
 ▼ 92 ガミュウツーY@ワサビソース 22/12/21 11:10:51 ID:DM.YqpV2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そうだ。俺達が今までやってきたことは、全部無駄なんかじゃなかった。
これからも、進み続ける限り、道は…続く…
 ▼ 93 ワーク@ちいさなはなたば 22/12/21 11:18:09 ID:fgBkZCE6 [14/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『あと僕でも育てられそうなポケモンは…』

よし、>>88を捕まえよう!
 ▼ 94 グマラシ@いんせきのかけら 22/12/21 11:25:18 ID:zEAQligU NGネーム登録 NGID登録 報告
>>88を捕まえる…?
 ▼ 95 オチルドン@さざなみのおこう 22/12/21 11:27:00 ID:fgBkZCE6 [15/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバが空腹を主張するために自分の膝の上に戻ってきた。

シルバに木の実を渡すと、ゆっくり食べ始める。

シルバ、ちょっとついてきてくれない?

桃太は夜に、シルバを肩に乗せどこかに走り出す。

桃太が向かったのは、夜の、冬の港だ。

マイクを持って、岸辺に腰掛ける。

危ないよ?シルバは心配するが、桃太は気にしない。

『本能が狂い始める 追い詰められたハツカネズミ』
無機質に、淡々と歌う。
『今絶望の淵に立って 踏切へと飛び出した』
シルバは、主人が少し怖かった。
『そう 君は友達 僕の手を掴めよ』

『そう 君は独りさ 居場所なんてないだろ』

『2人きりこの儘 愛しあえるさー』

背景がイルミネーションの星空に、桃太はサビを熱唱する。


『繰り返すフラッシュバック!蝉の声!二度とは帰らぬ君』
桃太は振り向き笑う。

『永遠に崩れてく、お揃いのキーホルダー!』
桃太はシルバを抱いてキスする。

『夏が、消し去った!白い肌の少女に』
両手を広げ、纏った白いコートのボタンを外す。

『哀しいほど、取り憑かれて仕舞いたい』
悲哀を込めるように、声高らかに唄った。

桃太はこの街が冬にライトアップされる時間帯を知っており、それがサビに繋がるようあらかじめ計算していたのだ。

シルバ!これが路上ライブだ!
>>93
すまん取り消し
 ▼ 96 ドクイン@ダートじてんしゃ 22/12/21 14:24:32 ID:fgBkZCE6 [16/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【余談】
桃太が仲間を集めるシーン、当初は安価で募集する予定だったが

安価『テツノコウベ』
桃太『生きて帰れないよ🥺』

安価『蜘蛛2』
桃太『ごめんホント生理的に無理!受け付けない!』

安価『ウルップ』
桃太『デブは嫌い!』

ってなる恐れがあるからやめた
 ▼ 97 ルデアケンタロス@オボンのみ 22/12/21 14:31:20 ID:fgBkZCE6 [17/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
可愛い系で、初心者でも飼えそう(ラティアスやサケブシッポ、デカヌチャンはNG)なポケモンがアロコン、シャリタツ、フワライド、ハラバリーぐらいしか思いつかんかったわ

ブイズやサーナイトは色々言われそうだからやだ
残り2枠も思いつき次第埋める予定、申し訳ないが安価は取らない
 ▼ 98 イデン@くっつきバリ 22/12/21 15:03:04 ID:mS/YIXCw [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
世界観が分からん
 ▼ 99 ーユイ@フライもりあわせ 22/12/21 15:06:13 ID:fgBkZCE6 [18/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>98
ポケモンが存在する実世界
いわゆるポケモンGO
 ▼ 100 ローラサンドパン@カラナクシのねんえき 22/12/21 17:01:22 ID:Eo06ySbg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
心配しなくても元々需要なんかないぞ
 ▼ 101 チルゼル@いかさまダイス 22/12/21 17:02:14 ID:mnbIc93I [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 102 ラルニャース@マゴのみ 22/12/21 20:11:09 ID:fgBkZCE6 [19/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ちなみに桃太は軟化したオルティガみたいなやつです
 ▼ 103 トライク@ボーマンダナイト 22/12/22 00:59:27 ID:hXbg5EZQ [1/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
翌日、桃太は自分とシルバ達の基礎体力を作るために山に来ていた。
山といっても登山道があり、危険な山ではないが、トレーニングには最適だ。

自分も走り込みをしつつ、シルバ達をワナイダーやゴルバット、グラエナといった野性ポケモンと戦わせ、経験値を溜める。しかし…

『むにる!電気ショック!お、ね、が、い!』
『バリ?』

むにるはなぜ戦わなければならないのか分からない。

ハラバリーの温厚な性格が災いし、なかなか戦ってくれない。
一度攻撃されると反撃するが、やる気を育てるのが大変だ。

一方、ねむとの方もかなり扱いが難しかった。

『ねむと!おにび!お、に、び!』
『フワァ…』

シーフはシーフで、野性ポケモンから逃げてばかりだ。

『シーフ、お寿司になっちゃだめ!ドラゴンでしょ!』

唯一まともに戦ってくれるシルバが、実を言うとものすごく弱かった。

シルバにげんきのかけらを使ったのは、今日で57回だ。

桃太は一旦諦めて、電話で優雅に相談した。

『うちのレントラーも、コリンクの頃は苦労したよ。逃げるし、すぐやられるし、攻撃力はないし。だがそんな時代を経験したからこそ、今の俺たちがある。簡単に手に入れたものに愛着は湧かねぇ。簡単にポケモンを手に入れたやつほど、すぐポケモンを捨てるからな』
『うん、ご忠告ありがとう!』

優雅も自分と同じ時期があったと知った途端、自信が出てきた。

朝から夕晩までこの調子で修行するうちに、みんな少し強くなったようだ。

桃太は落ち葉のカーペットに寝転び、それをシルバ達が取り囲む。
『みんな今日は頑張ったね〜疲れたでしょ?』

『シーフが初めて覚えたあれ、すごくかっこよかった。シルバもすごいよ。こないだのコイルより強いやつに勝ったじゃん。それから…』

!?しまった。昼間熱中症対策に麦茶を飲んだため、今になって股間に尿意が生じる。

隠部に液体が溜まり硬くなる。今にも飛び出そうとする尿のせいで股間が痛い。

立ったままその場で放尿する姿なんて、絶対にシルバ達に見られたくない。

桃太は股間を手で抑え、シルバ達には山菜を取ってくると嘘をつきその場を走り去った。


この辺に湖が…あった!周囲には人もポケモンもいない。
脳内のしまじろうのアレがうるさいから早く済ませてしまおう。

ズボンに手をかけ、下ろそうとするも、間に合わなかった。尿道を液体が通過し、下着の中に暖かいじんわりとした感覚が広がる。黄色い暖かい汁が、足をつたって落ちる。お漏らしなんて、幼稚園の頃からしてないのに。
出始めると、案外気持ち良くて止まらなかった。

桃太は顔を真っ赤にした。お金持ちで美しい、みんなのキュートなアイドルの僕が!?ズボンを濡らした姿で惨めに歩くのか?嫌だ嫌だ嫌だぁぁぁ!!!

桃太は、尊厳破壊されてしまった。
 ▼ 104 ゲータ@GBプレイヤー 22/12/22 01:06:33 ID:hXbg5EZQ [2/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太は、がっくりと肩を下ろし、とぼとぼとみんなの元に帰った。

一応食べられる山菜は持ってきた。

待てよ?

お金持ちで気性が荒めなキュートな男子(自称)の僕が、お漏らし?

これもう一回わざとお漏らしして、それを生配信したら?
 ▼ 105 ナイダー@あいいろのたま 22/12/22 01:17:21 ID:hXbg5EZQ [3/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
実は桃太は、とあるAVサイトのアカウントを持っている。

彼が名前を変えて深夜にR -18配信をしていることは、一部のファンしか知らない。

彼が日常使いする本垢に匹敵する人気アカウントで、フォロワーは4ケタいる。


桃太『我慢できない。挿すよ?』

『あぁん🖤』
『挿してぇ🖤』
『スパチャするからぁ🖤5000』

桃太は実際に異性と経験したことはないものの、性行為の演技が上手い。

視聴者の中には、声優を目指すべきという者もいるほどだ。

しかし彼はどんなおっぱいよりももふもふが好きで、シルバによく手を出して怒られている。

桃太は身長の割には股間が大きいので、イダイナケツ、テツノチンコと呼ぶものも。
 ▼ 106 プサイジ@くれないのミツ 22/12/22 01:25:06 ID:hXbg5EZQ [4/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そのサイトなら、シルバ達が寝静まっている深夜に自分の股を全世界に繋いで配信できる。

深夜は歌枠もゲーム実況もできないので、静かにできるR18配信しかできない。

桃太は貧乏人、年寄り、田舎者が嫌いだった。
『アイツら僕の配信みねーもん』

なので彼の配信スタイルは専ら若者ターゲットである。

トレンド入りした流行りの性癖を、いち早くキャッチして配信。
もう桃太には簡単なことだった。
 ▼ 107 ウッツェル@あやしいパッチ 22/12/22 01:25:47 ID:G6IQIKVw [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
話がとっちらかってて方向性が謎
あとシルバはもっと幼い方が良かった
ショタって言うから小中学生くらいのショタとのおにショタを期待してたのに普通にblだった
 ▼ 108 ルー@カイデンのはね 22/12/22 01:27:34 ID:rT5MCKDM [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
なんかすげぇコメントしたいんだけど
正しい読み方もどこからツッコめばいいのかもわからん
 ▼ 109 スイヌメルゴン@かおるキノコ 22/12/22 01:31:43 ID:hXbg5EZQ [5/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>107
シルバは人間の姿になっても145cm…桃太の顎くらいしかないよ
 ▼ 110 クスレッグ@あんぜんおまもり 22/12/22 01:41:23 ID:RN/EnLfQ [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんかさ
シンプルに何がしたいん?
 ▼ 111 ッコウガ@しろいハーブ 22/12/22 01:46:11 ID:hXbg5EZQ [6/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>110
伊勢崎桃太がポケモンと出会い、ポケモンと共に立派なアイドルに成長するお話を書くつもりだった

しかし桃太に快楽堕ちしてほしいとの声が上がり困惑
 ▼ 112 オー@メガストーン 22/12/22 01:48:39 ID:BGqc2pkM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
多分ポケモンでやるべき小説ではなかったと思う
 ▼ 113 ジャンボ@メカニカルメール 22/12/22 01:53:29 ID:nIK.AR/A [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あんまちゃんと読めてないがこの掲示板で完全オリジナルキャラでこの手のストーリー書くのはムズいよ
というかポケモンが出てくること以外ほぼほぼスレ主のオリジナル(色んなとこから要素拝借してそうではあるが…)だし尚更人に読まれづらい

まず人に読んでもらえるような文章を作れるように練習したほうがいい
俺とかもう1レス目でなんかビミョーな気分になったしこの先どうなるんだろう?と思わせるものがない
なによりここで可愛い男の子のアイドル物語とかけっこう相性悪いよ
 ▼ 114 ビワラー@エレキブースター 22/12/22 02:01:22 ID:nIK.AR/A [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>113
まあオリジナルキャラや現実に近い世界観でもニートものとか陰キャものなら割と支援してくれる人はいるしその人の文章技術で良いもの作ってくれる人はいる
この掲示板にいる人の多くはすとぷり?みたいな王子様系アイドルとかが嫌われる傾向あるからだいぶハードルが高いよ
 ▼ 115 ニャット@じしゃく 22/12/22 08:40:23 ID:lkcoNCNU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>113
ほんとこれ
正直一回読んだだけ(といっても流し読みだが)だとシルバがアロコンだと言うことさえも分からなかった。イッチは何となく良いものを作りたいのかもしれないけどSSはもっと読みやすさを意識した方が良いんでない?とりあえず地の文が長いのとオリキャラ(ニクネ付きのポケモンも含む)が多い。勿論地の文の割合が多くても面白い人は面白いけど
 ▼ 116 ラルニャース@どくのジュエル 22/12/22 08:48:00 ID:S1ZwscJQ NGネーム登録 NGID登録 報告
ポケモンにオリ名付ける小説は駄作率高め
 ▼ 117 リガロン@メガメガネ 22/12/22 08:51:11 ID:lkcoNCNU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
あと他スレでも言ったけどpixivとかを勧める
あっちだとオリキャラ出しまくってもエロ書いても余程のことがない限りこうやってわーわー言われることはないし自分のペースで書ける
内容的にもここよりは受けやすいんじゃない?
 ▼ 118 グレイブ@バスラオのキバ 22/12/22 08:59:31 ID:hXbg5EZQ [7/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『シルバ、帽子を被った君はとっても可愛いんだけど、それ衣装用の帽子だから返して』ヒョイッ

『こん?』スリスリ

『あっダメ!僕はこう見えておっぱいはないよ!』


『おっぱいはない…?』


『…いいこと思いついた』

桃太はスマホからAmazonにアクセスし、女装用のウィッグと衣装を探す。

『んーと、これがいい。キュートなボクに大変身!』ボチッ

『こーん?』
 ▼ 119 ライゴン@ボイスチェッカー 22/12/22 09:09:45 ID:hXbg5EZQ [8/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『あなたのキュートな皇子様!ラブリーチャーミー桃太だよ!』

『今日の配信企画は…女装して出歩いたら何時間でバレるのか検証してみた』

『きゅーとな女装僕は、期間限定!スクショダイムだぞ〜』

桃太は家を出て、シルバ達を連れて近所の区民公園に来た。

『こんな日は、ピクニックとかしたいよね〜』
 ▼ 121 メグマ@カイロスナイト 22/12/22 09:11:16 ID:NkbUbrtM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
本場のアイドルってなんや?
 ▼ 122 クケイル@どくのジュエル 22/12/22 09:12:19 ID:HsnMpDxc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>121
ストプリってことやろ
 ▼ 123 ーロット@テッペキクラゲ 22/12/22 09:12:57 ID:.qqImiSM NGネーム登録 NGID登録 報告
>>79
全部読んで最初に出てきた感想がマジでこれだった
 ▼ 124 コザル@イワZ 22/12/22 09:33:45 ID:hXbg5EZQ [10/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あっ!可愛い娘がいるっしょ!ナンパしてゲットするっしょ!モンスターボール、ゴー!!

桃太『うわ、あいつきも。えっ!?』ピューン

桃太『いたっ!?』何すんのさ…

??『こんにちは!俺は✖︎✖︎!こっちは相棒のサルノリ!』

話しかけてきたのは褐色の肌の、語尾が鼻につくCV山下大輝って感じの男の子。

桃太『こんにちはー。』

桃太(配信中に話しかけてくんなよナンパ男…)

サルノリ『サルーン!』ポカポカポカ

シルバ『きゃーん!』

✖︎✖︎『オマエのロコンと俺のサルノリ、仲良しなんだな』

サルノリがシルバを自分の棒で叩くが、トレーナーは叱らない。

『オレ、ポケモンを集めてるっしょ。オレの図鑑を見るっしょ!』

今スイクンが登録されてた気がするが、気のせいか。

何こいつきも…まあ穏便に済ませましょう。

サルノリの棒…あのセクハラツイートを思い出すな。

✖︎✖︎『なぁ、オレと勝負するっしょ!オレが勝ったらデートするっしょ!』

こいつ唇テカテカだな。まあ勝負なら構わない。

相手はサルノリしか連れてないし、こっちも1匹で…

いくっしょ!サルノリ!エースバーン!インテレオン!

なんでお前御三家全部持ってんの!?
 ▼ 125 トモシ@タブンネナイト 22/12/22 09:38:54 ID:hXbg5EZQ [11/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
結局、4匹使っても全滅した。

『オレが勝ったっしょ!約束通りデートするっしょ!』

『今全世界に生配信中ですから、どうかやわなことはしないでね』

『分かってるっしょ!』

✖︎✖︎がダンデさんの話を始め、やがて友達を自慢しだした。
『俺の親友はすごいっしょ!ちょっと野生児気味なとこはあるけど、ポケモンを何より大切にしてきて…』

突然の 自分語り どうした?

まあ、✖︎✖︎が自分語りに熱中してくれたおかげで、隙を見て逃げられたわけだが。

『みんなおつかれ〜ポケセンいこうね』
 ▼ 126 リキリ@のうてんきミント 22/12/22 09:42:56 ID:HsnMpDxc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
突然のネタスレ移行どうした?
さっきまでのキモいスタイルを貫けよ
 ▼ 127 ナッキー@そらいろたまいし 22/12/22 09:59:18 ID:El8k/4h2 NGネーム登録 NGID登録 報告
は?
 ▼ 128 ュウツー@オトシドリのはね 22/12/22 10:15:24 ID:G6IQIKVw [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>111
快楽堕ちして欲しいなんて誰も言ってなくね?
 ▼ 129 ルカマン@カントーのせきばん 22/12/22 10:15:25 ID:MDLMUIRQ NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ボコボコに言われて変な方向転換したな
ゴウ出しておきながら増田のツイートのことも話してるしほんとどういう世界観なの
 ▼ 130 ッピ@ミュウツナイトY 22/12/22 10:18:47 ID:hXbg5EZQ [12/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ナンパ厨がどっか行き、桃太はしばらく昼寝をとったあと、かばんから何か取り出した。

マイクをワイヤーで繋いだスマホだ。

もう桃太が何をするのかは分かりきったことだ。

『さあ、チャンピオンライブタイムTVだ!』


『新時代は この未来だ世界中全部 変えてしまえば…』

桃太が歌い出すと、『美声の少年』の噂が広まり、たちまち老若男女が集まった。

『おかあさんあれなに!?』
『あれだよ。聴いてやるよ。』
『フン!どうせ大したことない』
『でもあの娘、ちょっとエロいですな』
『アハ!アハハハハ!』
『とつぜんの ライブ どうした?』スマホイジー


『あれこれいらないものは消して、リアルをカラフルに越えようぜ?MUSIC』

『今始まる、ライジング』

何あいつ、こんな場所で歌えるのすげーな!
あの子高校生!?歌声やばない!?パシャパシャ
こんな高音出したら、普通喉が削れるでしょ!
盛り上がってきたっしょ!

『目をつぶりみんなで逃げようよ。今よりイイモノを見せてあげるよ』

『この歌を歌えば』

期待が高まる。本気だ。

黄色い声、歓声が広がり、桃太は大きく手を挙げてサビを高らかに歌う。

さぁ、1.2.3!

『新時代はこの未来だ!世界中全部、変えて、しまえば!』
泣き叫ぶように、勝ち誇るように。
桃太の合図で雪が降る。
『変えてしまえばっ!!!』
世界を変える覚悟で。
『果てしない音楽をもっと届くように!夢は見ないわぁ!』
もう夢なんて見ない。
『君が成した…僕を信じて!』
桃太は振り向き笑う。肩の上のシルバも、楽しそうだ。

楽しいね!どんどん実ってく!
 ▼ 131 マコブシ@ドロバンコのつち 22/12/22 10:24:40 ID:hXbg5EZQ [13/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太は、ライブの後に無料で握手会を開催した。

臭くて汚いおじさんの息を嗅ぎながら、なんとか耐えた。
『君の住所、どこや?』
『私の理想とする歌に最も近い存在です』
『えっそれはちょっと…アハハ…』


宇流布『あれだよ。あの娘、握手会やってるよ。』
原  『若いくせに生意気ですな!』
矢金 『フン!分からせてやる必要がありそうだ。』
 ▼ 132 ルクジラ@するどいくちばし 22/12/22 10:29:20 ID:hXbg5EZQ [14/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太は、ライブの後に無料で握手会を開催した。

臭くて汚いおじさんの息を嗅ぎながら、なんとか耐えた。



宇流布『あれだよ。あの娘、ライブの後は握手会やるらしいよ。』
原  『若いくせに生意気ですな!』
矢金 『フン!分からせてやる必要がありそうだ。』
 ▼ 133 ラルダルマッカ@とけないこおり 22/12/22 11:23:07 ID:RkToXTrM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
歌詞大丈夫なん?
 ▼ 134 ヤッキー@ピーナッツバター 22/12/22 11:37:06 ID:lHXwa9tY [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
どくんですな!年長者が全て優先ですぞ!

『うわぁ!?』

原は前にいたサラリーマンを張り手で突き飛ばし、整列を破壊する。

『すみません!会場での暴力行為は禁じられ…』
『フン!アイドルの分際で客に説教かい。』
『あれだよ。お客様は神様だよ。』

肥満体型の中年男性の3人組が会場で暴れている。小柄な桃太と、幼いシルバでは喧嘩したらまず勝ち目はない。

他の観客は一目散に逃げ出した。

『むにる!あいつらに電撃を』
『ゲロ?』

『ねむと!あいつらをやっつけて』
『ふわぁ…』

『シーフ!寿司になっちゃダメ!』
『スー…シー』
誰一人戦ってくれない。

どうしよう…デブの群れがこっちに向かってくるよ!

『あれだよ。捕まえたよ。』
『フン!お前の女装は最初から分かっていたぞ!』

『あれだよ。俺は三度の飯よりレイプが好きな宇流布だよ』
『ワシはしまキング…独裁者!ハラですな!』
『フン!シコるか…』

『もう逃げられませんな!』後ろから捕まる。

そうだ、これを全世界に配信すれば…ってスマホロトムが寝てる!?

原が桃太を後ろから抱え、宇流布が桃太のスカートをめくり、矢金が股間をつつく。
『あれだよ。ショタでも男の娘でもない、ただのチビだよ』
『フン!性欲は正直ですな!』

汗臭い…暑苦しい…耐えられない!まさかあいつ…

『今度お前のこと友達に紹介してやるっしょ!』

先日のお漏らしといい、なんで僕はいつも尊厳を破壊されるんだ…
こんな場所でライブしなきゃよかった…
身体を精液塗れにし、桃太は後悔した。

『フン!こいつはどうするか?』

『あれだよ。こおりタイプは得意だよ。』

やめろっ!?シルバに手を出すな!

『もう負けを認めるんですな!』

『はい…!許してください…』
 ▼ 135 ガチルタリス@キュウショウロ 22/12/22 12:06:48 ID:lHXwa9tY [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???『アシレーヌ!うたかたのアリア!』ジャボン

謎の少女のアシレーヌが水の塊を放ち、宇流原金を空高くぶっ飛ばした。

『フン!レイプはできなかったが』
『あれだよ。なかなか可愛い少年だったよ』
『もう少し調教してやりたかったですな!』

ウルハラコン『やぁな感じ〜』キィィン


『お疲れアシレーヌ!』

『あんた、大丈夫?この辺はレイプ魔が彷徨いてるから、あんたみたいな美形は気をつけなくちゃダメよ!』

『はい、ありがとう!』

『あたしは東海大輪(とうかいだいわ)。ダイワでいいわよ』

『?ちょっとそのウィッグを外して』

『あ、はい』

『あんた伊勢崎桃太じゃない!?同じ学年で何度か会ったでしょ!?なんで話しかけてくれなかったの?』

『なんか、高嶺の花って感じのだったから…』

『わがままで自称気性が荒い<Aンタが、アタシにはもじもじするんだ?』

『なんで助けてくれたの?』

『アンタが逆の立場だったらどうする?』

『もちろん助けるよ!だけど今のパートナーは正直、あまり闘い慣れしてないから…』

『フワライドとかハラバリーとか、そういう温厚そうなやつばっかり育ててるからでしょ?気性が荒いなら、気性が荒いポケモンを1匹でも捕まえてみなさいよ』

『アハハ…いつからここにいたの?』

『なんか歌ってるやつがいたから来てみたのよ!まさかアンタとはね…』

『アタシにはアンタがアイドルで配信者なのは知ってる。さては女装配信でもしてたの?』


『…図星ね』

『ねぇ、アンタは歌は上手いけどバトルは下手。アタシはその逆。一緒に組まない?』

『いいよ!』

桃太(可愛い…)

大輪(可愛い…)
 ▼ 136 チンキー@ルガルガンZ 22/12/22 12:09:16 ID:NFAAYZEk [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ネタ系SSってこと?
 ▼ 138 マカジ@タポルのみ 22/12/22 12:59:24 ID:NFAAYZEk [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
にしてもこのイッチ画力凄いな
 ▼ 139 ジッチュ@まひなおし 22/12/22 13:03:53 ID:91LA8ikU NGネーム登録 NGID登録 報告
>>138
いや、これはピクルーってサイトで作った

自分が描いたのはこれ
 ▼ 141 ィグダ@みずのかけじく 22/12/22 13:09:58 ID:3EIwPz7M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
絵だけ描きゃいいのに
 ▼ 142 ローラニャース@アゴのカセキ 22/12/22 13:33:56 ID:RN/EnLfQ [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>141
最大級の罵倒で草
 ▼ 143 バニー@でんせつのメモ1 22/12/22 14:03:24 ID:G6IQIKVw [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今までは見てられたけどウルハラコンやゴウがBBSでネタにされてるのをいいことに自作キャラを立たせる為の道具として使ってて不快だわ
ネタも面白くないし
 ▼ 144 バゴ@うっかりやミント 22/12/22 14:44:30 ID:CLDMvsA. NGネーム登録 NGID登録 報告
>>143
それに関しては原作キャラを汚してるBBS民も同罪だから何も言えないと思う
ネタがつまらんのは同意だけど
 ▼ 145 ンキー@おんみつマント 22/12/22 14:50:24 ID:NFAAYZEk [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>139
絶対才能を発揮する場所を間違えてるわ
イッチはファミレスに来た客にアフリカの民族料理を出してる
 ▼ 146 マナッツ@タイレーツのあせ 22/12/22 14:51:45 ID:3rZkl9Nk [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>145
言い得て妙
 ▼ 147 ードー@ちからのねっこ 22/12/22 15:34:14 ID:PU62EZ6s [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
桃太と大輪は少し話しながら歩いた。

『あなたのキュートな皇子様!光ってお願い、テラスタル!』ビューン

『紅き光を閉じ込めて、いつか届けよ夕日の丘に!』ビューン


大輪『何それ、わけわからんこと叫んでボール投げるの流行ってるの?』

桃太『違うよテラスタルの練習だよ!』

大輪『ふーん。テラスタルはね、パーティーの平均レベルが25台の人は使えないよ』

桃太『うるさいなぁ!分かってるよバカ!』ヒョイッ

『しっかし高校生が素顔と本名を全世界に見せちゃって大丈夫なの?』

『自分の歌を聴いて欲しかったらそれぐらいするよ』ヒョイッ

『アンタね、バトル学教えてあげたんだから歌を教えなさいよ』

『そんな態度で教えるかっ!何が歌えるようになりたいの?』ヒョイッ

『白日』

『あれめっちゃ難しいんだからね!?音程取りにくいし、曲調変わるしで』ヒョイッ

『ちょっと気をつけなさい!あのハゲに球が当たるとこだったわよ!』

『あれ当たったら最高得点の的だよ』

『はぁ?』
 ▼ 148 ズクモ@ノーマルジュエル 22/12/22 15:34:49 ID:rT5MCKDM [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
まあ荒れてても淡々と続けるメンタルは凄い…のか?
 ▼ 149 モルー@カリキリのはっぱ 22/12/22 15:47:57 ID:PU62EZ6s [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
桃太『あっこいつミニポケの悪口言ってる。見るのやめればいいのに、いつまでもミニポケにしがみついてるミニおじ、きも』

桃太『セビエアイコンってこんなのばっかり』

大輪『あんたいつもTwitter見てるね?暇なの?』
 ▼ 150 ンテレオン@バネブーのしんじゅ 22/12/22 18:55:21 ID:3GBEO5pk [1/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【カラオケバーでトレーニング】
桃太『今日はカラオケバーで一緒に歌おっか?』
大輪『は?』

桃太と大輪は、カラオケバーに訪れた。

『お、若いの2人いらっしゃい!』
『2名さまだね?今日は君たちに歌ってもらおうかな!』

(うわー、こいつら肌くっろ!ポリコレ枠?)
(シッ!)
(ちなみにここ、客が勝負仕掛けてくるからそしたらダブルよろしく)
(えぇっ!?)

慣れた手取りでマイクを手にとる桃太、少し緊張している大輪。

おじさん、これ使っていい?
いいよ。君高校生?ここの人たちが好きそうな曲歌えるの?
もちろん!
 ▼ 151 スラオ@ポフのみ 22/12/22 19:11:20 ID:3GBEO5pk [2/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バーで酒に溺れていた男たちは、高校生2人がステージに立つのを観ている。桃太たちは酒は飲めないが、ステージで歌うことはできる。

ステージは橙色にライトアップされ、ミラーボールが踊る。

音響良し。マイク良し。ライト良し。

『あれだよ。見かけだけの雑魚だよ』
『フン!アイドル崩れのカスだな!』
『分からせる必要があるようですな』

桃太にとっては、少し古い曲が流れる。
決して古い曲でなければいけないわけではないが、せっかくだし色んな曲を歌えることを見せつけたい。

桃太の頭上にはシルバ、大輪の傍らにはアシレーヌがスタンバイ。

桃太は目を閉じ、マイクを口に近づける。
『こぉ?』

桃太はめったに出さない、がなりの効いた声で力強く歌う。

♪〜
桃太『ちっちゃな頃から悪ガキで、15で不良と呼ばれたよ』
僕の場合は、15で皇子と呼ばれているが。
不良って楽しそう。今度やってみようかな。

大輪『ナイフみたいに尖っては、触るものみな、傷つけた』
えっ…なんで歌えるんだろ。ナイフみたいに尖ってないし。


男たちはペンライト代わりに酒を掲げ応援する。

今の曲には珍しい、二部構成を繰り返す。
目配せをして合図し、同時にサビに入る。
『フン!応援してやるか』
『あれだよ。こいつは大物になるよ』
『聴いてやってもいいですな』

♪〜
あぁ分かってくれとは言わないが、そんなに俺が悪いのか?』
あぁララバイララバイおやすみよ、ギザギザハートの』

…子守唄』

シルバの粉雪と、アシレーヌの泡の演出で、冬を再現する。
綺麗にハモった。最初に話し合った通りだ。
桃太と大輪はハイタッチし、シルバ達も祝福した。
 ▼ 152 レザード@ピジョットナイト 22/12/22 19:38:34 ID:3GBEO5pk [3/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
♪恋人がサンタクロース!♪背の高いサンタクロース!
私の街に来る…

『いやー君の歌大好きだから〜おじさんとバトルしてくれない?』
『桃ちゃん大ちゃん素敵ねぇ〜若い子とバトルするの大好き』

酔った中年カップルが2人、図々しくステージに上がってくる。
客がバトルを仕掛けてくるってこういうこと?
全く言っていることの意味が分からないが、きっとポケモンバトルが大好きなんだろう。

にしてもこんな狭い場所で大丈夫?

『大丈夫。私のミミッキュと、アンタのハラバリーで攻略しよ?』
『了、解』

荒れ狂うエレキギターのBGMに、足元からライトアップされる2人。

ライトアップされた橙色の光を酒が反射し、さながら燃える星のようだ。

行きなさい、ミミッキュ!お願い、ぷにる!

カップルはクリムガンとカエンジシ(メス)を繰り出した。

『ぷにる、電気ショ…』『カエンジシ、噛み砕く!』
カエンジシがぷにるに向かって牙を剥く。
ぷにるは自慢の耐久で、余裕で耐えてみせた。

ぷにるの特性『でんきにかえる』で、攻撃を受けるたびに電気技の威力を上がるのだ。

『ミミッキュ、つるぎのまい!』いわゆる積み技か…頑張れ!

『クリムガン!ドラゴンクロー!』

ドラゴン技を無効化できるミミッキュが代わりに受ける。

『ミミッキュ!クリムガンにシャドーボール!』
『ぷにる、電気ショック、お願い!』
カエンジシにゴースト技は無効なため、クリムガンに撃つ。
攻撃されてやる気になったぷにるは、カエンジシの方に電撃を打つ。

クリムガンは体力を半分ほど削られる。
カエンジシは電撃を受け、倒れそうになる。
電撃で自慢のたてがみが崩れてしまい、カエンジシは怒り狂った。
牙と爪を剥き出しにし、舌なめずりする。
『ドラゴンテール!』

ドラゴンテールでぷにるが戦闘から弾き出され、代わりにシルバが出た。

『ハイパーボイス!』
ミミッキュには無効化されたものの、シルバには痛いダメージだ。
シルバは、自分を睨みつけるカエンジシに怯えてしまう。

カエンジシ、火炎放射!
カエンジシは容赦なくシルバに炎を吐く。ミミッキュが身代わりになった。
コテッ。身代わりになった化けの皮が剥がれ、ミミッキュは攻撃を受けなかった。

ミミッキュ、マジカルシャイン!
妖しい光によって、クリムガンとカエンジシは共に倒れた。
 ▼ 153 ツノカイナ@ツメのカセキ 22/12/22 19:42:35 ID:3GBEO5pk [4/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
さっきの歌とバトル、生配信したら結構稼げたよ🖤

『あいつら負けた後セクハラしやがった…年齢差があるだろ』
『アンタのロコンが、あいつら氷漬けにしてくれたおかげで助かったぜ?』
『アハハ…よかった。ねぇ、僕と組んでくれてありがとう』
『いきなり何?』
『いや、思っただけ。それよりさ、今夜僕と✖︎✖︎しない?』
『え?何それ?いいわよ?』
 ▼ 154 ネコ@メガメガネ 22/12/22 20:00:49 ID:3GBEO5pk [5/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【初めての不良行為】

『何ここ。夜の路地裏じゃん』『ミッキュ?』

『いいから、はい、これ』『こぉん?』

『ちょっと、スプラトゥーンごっこはやめなさいよ』

『こんなときにタギングルがいたらいいんだけどねー』パシャァァ

『そう、そうやってペンキをばら撒いて!』シュバァァァ

『なんで?器物損害罪じゃん』ベチャァァ『いいからいいから!』ペシャァァ

『こん!』ペシャァ『ロコン、アンタ何一緒になって不良してんのよ』

2人はペンキやスプレーで、夜の路地裏を汚しまくった。

『どんな色が好き、赤ー!』パシャァァ

『だからって赤いペンキをばら撒くな!流血みたいでしょ!』

『いちばん最初になくなるよ、赤い色のペンキ』ペシャァァ

『あ、シルバ顔にペンキついてるよ』フキフキ

『ねぇ、不良って夜に路地裏でペンキばら撒いて遊ぶ人のことを言うの?』

『まさか、本格的な不良する?』



大輪は、自宅からバイトに行くと嘘をつき兄のバイクを持ってきた。

桃太と大輪は、モトトカゲやブロロロームの代わりにバイクに二人乗りして爆音で暴走した。

『楽しいね!』『ちょっと、サツが来てるわよ!』ブロロロラォォォ

『大丈夫、追い返すから!』ビュュュュュン

『燃費やばいって!』『でも楽しいでしょ?』『まぁ…』

『シルバ、みんな、見える!?』

『こぉ!』『スシーー!』

シルバ、こなゆき!

『人為的な路面凍結はやめなさい!』

『ドリフトできる?』『無理に決まってんでしょ!』

『ちょっと、乗りながらスプレーをばら撒くのはやめてよ!』

『自分にかかってないし別に良くない?』

2人のせいで、たくさんの人が起きてしまった。
 ▼ 155 リガロン@ゆれないおまもり 22/12/22 20:18:02 ID:3GBEO5pk [6/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やがて後ろから、ブロロロームに乗った4人組の不良が現れた。

『やいお前ら!いつまで中古のバイクに乗ってんだ?』

公園でのセクハラといい、不良のライバルといい桃太が住んでいる地域はつくづく治安が悪い。

負けまいとスピードを出す桃大。

桃太はペンキを不良組に投げつける。『うわぁぁ!?』

『やりやがったな!ブロロローム、暴走だ!』

桃太『負けないよ!』ブロロロラォォォ

ブロロロームが車間距離を詰めてくる。名前のロの数は3つだっけ。

さすがに内容が内容、生配信はできないので精一杯目で追いかける。

大輪は三角コーンを吹っ飛ばし、大型トラックを追い抜き、心のアクセルを踏む。

後ろに乗った桃太withシルバは、ペンキや氷を投げつけて煽り運転。

おもちゃの銃に黄色い水を詰め、ブロスターのように撃ちまくる。

『お前らまとめて病院送りだ!』『こぉ!』

タイヤ跡というオレタチノワダチを残し、声高らかに去っていった。

『いつかタバコとか吸ってみたいなぁ』『やめときなさい』

『今日は楽しかった!ありがとう』

『企画したのはアンタでしょ?東リベの影響か知らないけど、アンタ結構不良してたわね?』

『いつか東名で300kmやろうね』『アンタの夢はアイドルじゃなく不良?』
 ▼ 156 ガヤンマ@するどいツメ 22/12/22 20:25:19 ID:3GBEO5pk [7/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その後も桃太と大輪は道路を凍漬けにしたり(シルバ)、電線を攻撃したり(ぷにる)、水浸しにしたり(アシレーヌ)、やりたい放題楽しく過ごした
 ▼ 157 イバニラ@おこづかいポン 22/12/22 20:47:38 ID:3GBEO5pk [8/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【自撮り】
桃太は、自撮りが趣味だ。
お寿司とシャリタツと自分とパシャリ。
フワライドに乗ってパシャリ。
ハラバリーを最大限に伸ばしながらパシャリ。
ロコンを頭に乗っけてパシャリ。
初めて見る新幹線とパシャリ。
友達とパフェとパシャリ。

『次は>>158と自撮りしよ🖤』
 ▼ 158 ークイン@エレベータのキー 22/12/22 20:49:05 ID:halEUcXQ NGネーム登録 NGID登録 報告
ボタンの遺影
 ▼ 159 オップ@ひそやかスプレー 22/12/22 20:51:22 ID:3GBEO5pk [9/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ごめん、スマホの充電ないんで明日
 ▼ 160 オスバメ@ポテトパック 22/12/22 21:02:20 ID:5Sl6WbCU NGネーム登録 NGID登録 報告
トリップ付けてくれるとまとめて読みやすいので、付けてくれるとありがたい
 ▼ 161 サナン@ゆうかんミント 22/12/22 22:44:33 ID:3GBEO5pk [10/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太『ボタンの遺影?』

桃太『そっか!2年の自語牡丹ちゃんの写真だ!』

桃太は、牡丹にお願いして写真を撮ってもらった。

桃太『これを編集アプリで加工して遺影っぽくして、自分の写真を貼って…』

桃太『いぇーいって感じのポーズで撮ってもらったから、遺影がいぇーい!』

桃太『5年前、ミニモンGOしてたら交通事故で●んだって設定にしよ!』

桃太『できた!これをインスタにあげちゃおw』



遺影と自撮りとるとかサイテー
こいつマジありえねw
神山高校っしょ?通報しよ
倫理観とかないんかな
甘やかされて育ってそう


桃太『😵』

>>160
桃太『トリップって何?』
 ▼ 162 チャモ@ミツよせだま 22/12/22 22:51:42 ID:3GBEO5pk [11/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太『僕の絵って上手いの?』
 ▼ 163 ュバルゴ@ドロバンコのつち 22/12/22 22:53:09 ID:3rZkl9Nk [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>162
は??キャラクターに喋らせるなカス
 ▼ 164 コロモリ@ミブリムのおとしもの 22/12/22 23:08:04 ID:3GBEO5pk [12/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【料理】
桃太『あなたのキュートな皇子様、ラブリーチャーミー桃太だよ!今日はお料理配信するよ!』

今回使う料理は、みんなに決めてもらおうかな!
>>165
>>166
>>167
>>168
>>169

作った料理はグループのメンバーやポケモン達、大輪にも振る舞うからあんまり生命に対する侮辱を感じるようなやつはやめてね〜★
 ▼ 165 ャオニクス@スチールメモリ 22/12/22 23:09:41 ID:8vckYS96 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
デデンネのミート糞ーススパゲッティ
 ▼ 166 ココ@ヨクアタラーヌ 22/12/22 23:10:00 ID:3rZkl9Nk [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サンドイッチ(星1)
 ▼ 167 ロバレル@マーマレード 22/12/22 23:10:41 ID:7la.k0pc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セビエ(素材そのまま)
 ▼ 168 グマラシ@でんせつのメモ2 22/12/22 23:13:55 ID:RN/EnLfQ [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバの大便下痢シェイクマシュマロトッピング(丸焼きシルバを添えて)
 ▼ 169 ジドラゴ@ホノオZ 22/12/22 23:14:57 ID:3rZkl9Nk [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ぷにるの内臓ゼリー
 ▼ 170 ピアー@メガブレス 22/12/22 23:15:23 ID:3rZkl9Nk [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>169
やっぱゼリー取り消しで 内臓
 ▼ 171 ゲボウズ@ルアーボール 22/12/22 23:24:05 ID:3GBEO5pk [13/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太『それでは料理しましょう!』

桃太『えーと、セビエを10分程煮込んでる間に、丸焼きにしたシルバを輪切りにして、』

桃太『星1のサンドイッチをぶっこんじゃえ!』

桃太『これにデデンネの糞をふりかける、と』

桃太『できたー🖤あっモモキンさんスパチャありがとー』

桃太『じゃ、知り合いに配ってくるわー』

優雅←謎の料理による中毒死で帰らぬ人に
瑞希←謎の料理による中毒死で帰らぬ人に
春樹←謎の料理による中毒死で帰らぬ人に
幼馴染←謎の料理による中毒死であの世へ
大輪←謎の料理による中毒死でコノヨザル
桃太パパ←謎の料理による中毒死で亡き者に
桃太ママ←謎の料理による中毒死で亡き者に
ぷにる←腹を切られ内蔵をとられ死亡
シルバ←丸焼きにされ死亡
シーフ←謎の料理による中毒死
ねむと←しぶといので死亡せず
隣の面高さん←宇宙人なので死亡せず
 ▼ 172 ンドール@やすらぎのすず 22/12/22 23:24:39 ID:3GBEO5pk [14/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太←謎の料理による大量殺人で逮捕
 ▼ 173 ヌチャン@ディフェンダー 22/12/22 23:29:36 ID:vR7c163o NGネーム登録 NGID登録 報告
東リべのマイキー闇堕ち時間軸みたい(適当)
 ▼ 174 ングース@せきばんのかけら 22/12/22 23:29:53 ID:3GBEO5pk [15/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太『今週末どっか遊びに行きたいな🖤』

桃太が遊びに行く場所>>174
桃太と遊びに行く相手>>175
 ▼ 175 トスパス@ヤタピのみ 22/12/22 23:30:13 ID:3GBEO5pk [16/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太が遊びに行く場所>>156
 ▼ 176 ーゴート@ディフェンダー 22/12/22 23:30:47 ID:3rZkl9Nk [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エリアゼロ
 ▼ 177 ガピジョット@テラピースどく 22/12/22 23:31:10 ID:3GBEO5pk [17/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太『今週末遊びに行きたいな🖤』
場所>>178
誰と>>179
 ▼ 178 フォクシー@こぶしのプレート 22/12/22 23:31:28 ID:3rZkl9Nk [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エリアゼロ
 ▼ 179 ニラン@かいがらのすず 22/12/22 23:32:39 ID:VUpM5N2w [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エモンガ
 ▼ 180 ニゴーン@ソクノのみ 22/12/22 23:35:52 ID:u45woG2k [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんかもう色々と草なんだ
 ▼ 181 メール@きいろいバンダナ 22/12/22 23:39:05 ID:3GBEO5pk [18/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太『エモンガ、交換募集で改造色ウルボアロコンと交換してもらったよー』

桃太『倉辺流校長は行っちゃダメって言ってたけど、こいつとエリアゼロで生配信しちゃお!』

〜エリアゼロ〜

テツノカイナ『ドスコォイ!』

桃太『あっ、ハラAIだ!いけ、シルバ…は連れてきてなかったね…』

桃太『エモンガ、ボルトチェ…』ドスコォイ!


エリアゼロでの桃太とエモンガの遺体は、誰にも発見されないまま白骨化していった…
 ▼ 182 ーダル@キノコパック 22/12/22 23:40:06 ID:PugsaDjY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この状況でよく安価やるなw
まともな安価なんか来るわけないのに
いやネタSSならいいか
 ▼ 183 ルシアン@レベルボール 22/12/22 23:40:54 ID:VUpM5N2w [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
もうここまで来たら支援するンネ
 ▼ 184 ニリッチ@あらびきヴルスト 22/12/22 23:42:56 ID:u45woG2k [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
もうここまでネタにシフトチェンジしたならもう何も言わねえわ
ただ戻れないからな?
最後に個人的な意見一つ、鉤括弧は「」の方が読みやすい
 ▼ 185 シアン@まるいおまもり 22/12/22 23:43:57 ID:rT5MCKDM [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
コワレチャッタ
 ▼ 186 ードリオ@シャリタツのウロコ 22/12/22 23:49:37 ID:3MPMs6Xg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 187 スイマルマイン@きょうかポケット 22/12/22 23:50:07 ID:3GBEO5pk [19/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太『僕も人気配信者だしー、コラボとかしてみたいなあ』
誰と>>188
企画>>189
 ▼ 188 ローラサンド@ワサビソース 22/12/22 23:50:25 ID:u45woG2k [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ナンジャモ
 ▼ 189 ノノクス@きのみプランター 22/12/22 23:50:27 ID:D9oEoCKA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒカキン
 ▼ 190 ッコラー@ドラゴンZ 22/12/23 00:01:35 ID:TVFIYBzQ [1/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『おはコンハロチャオ〜』
『こんももわんわん〜』

ナン『あなたの目玉をエレキネット!何モンなんじゃ!?ナンジャモと〜』

ナンジャモのハラバリー『グモーぐもー』

ナン『実は今日はもう1人、特別ゲストをご招待♪桃太氏でーす!』

桃太『はい!あなたのキュートな皇子様!あなたの視界にマジカルシャイン!桃太でーす!今日はナンジャモ氏と、非課金さんにどっきりを仕掛けちゃう的な?』

桃太のハラバリー『げもーげもー』

ナン『わお!ナンジャモ語使いこなしてんジャン!』

ナン桃『今日の企画は…非課金さんのパンツは何色なんじゃ、ゲーム!』

非課金は桃太の知り合いの実況者。2人は非課金がゲーム実況をしている様子を見ている。

『出でよひらめき豆電球!桃太の底力見せちゃうぞ!』

ももたの パンツズラし!

『ピンクと水色のパステルカラーだったんだねぇ!さすがはボクリスペクト!』

ナンジャモのハラバリー『ぐもー』
桃太のハラバリー『ぐもー?』
 ▼ 191 レユータン@きれいなハネ 22/12/23 00:21:31 ID:QRIELLZ2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>171
ヤケクソ展開でもう草しか生えん

君本当にこの展開でいいんだな…?キラキラアイドルストーリーやりたいならここの更新一旦やめて他の掲示板やPixivで仕切り直して自分の思い通りの話書いてもいいんだぞ?
とはいえ他人が読みやすい文章作りを練習してから書かないとこの感じだとよそじゃ相手にすらされなさそうだが……まぁリアルタイムな反応が欲しくてここでずっと書いてるのかね
 ▼ 192 イクン@するどいキバ 22/12/23 00:21:39 ID:TVFIYBzQ [2/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【常夏の海で水着配信】

桃太『ふんふん♪』ジャブジャブジャブ
シルバ「こん!」ジャブジャブジャブ

桃太『楽しいね、シルバ、大輪!ここならミガルーサもいないし』
大輪『その水着小さくね?お前小柄なんだから、もっと他に水着あったろ』

大輪『私を見てフルボッキしてんのが丸見え。股間がパンパンに膨らんでるぞ?水着変えてこいよ。』
桃太『だって今から戻るのめんどくさいもん』


大輪『あの岩まで先に着いた方が勝ちな?』
桃太『おっけ!泳ぎは負けない!』

大輪ちゃんの水着!桃太くんの水着!\8000
シルバくん犬かきしてて可愛い〜
ねむとくん軽すぎて泳げないのか〜
え●ちなスクショとれた!


桃太『こう見えて泳ぎは得意なんだ』シルバ「こん!」

大輪『実はヘイラッシャに運んでもらってたとか?』桃太『まさか?』

大輪『そういやアンタのハラバリーは?』
桃太「泳げないんだよね、ぷにる」大輪「へぇ、以外」

大輪「桃太?股間抑えてどうした?」

やばい、おしっこ漏れそう…
百歩譲ってポケモン達やグループのメンバー、パパやママの前ならいいよ。

大輪、大輪の前でお漏らしだけは困る!

桃太「じゃ、じゃあ先に砂浜に着いた方が勝ちね!」ジャババババ


大輪「早」



桃太「よし、ここならバレない。」

じょわぁ…パンツに広がる暖かい感触と解放感。
尿道の先端に到達した瞬間は焦ったが、出始めてからはもうどうでも良くなった。

ニュルニュルした感じが心地よい。公共の場でする背徳感も相まって最高に興奮してしまう。

もう皇子の威厳とかどうでもいい、いっそこのまま…
 ▼ 193 ンバット@でんきだま 22/12/23 00:26:09 ID:TVFIYBzQ [3/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『桃太、こんなとこにいたか…』

『!?』
 ▼ 194 ェルカモ@おうじゃのしるし 22/12/23 00:45:36 ID:TVFIYBzQ [4/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>191
キラキラアイドルストーリーは安価と両立するよー
まあ>500ぐらいには綺麗な文章になってるんじゃないかなぁ
 ▼ 195 ソッキー@サンのみ 22/12/23 15:18:06 ID:TVFIYBzQ [5/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【ソロライブを盛り上げよう】
ミラーボールよし。スポットライトよし。カメラワークよし。

桃太はシルバを抱え、マイクを握りステージに駆け出す。

少し緊張したが、シルバが元気付けてくれた。

自分を包み込む、ピンクの星空に飛び込む。

前奏が流れ、桃太は目を閉じ、両手を広げる。

『みんな、やっと会えたね!桃太だよ!』



昔隣のおしゃれな>>196が、クリスマスの日私に言った♪
『今夜、8時になれば、>>197がうちに、やってくる♫』

違うよそれは絵本だけのお話。そういう私にウインクして
でもね、大人になれば、あなたもわかる。そのうちに…

(シルバによる雪の演出が入り、桃太は幼少期の雪遊びを思い出す)

『恋人が>>198! 本当は>>198!旋風追い越して♫』

『恋人が>>198!背の高い>>198>>199から来た〜♫』


軽やかにステップを踏み、楽しくジャンプしながら歌う。
浪漫を込めて、冬の恋する人たちに捧ぐ。
サンタ衣装はちょっと恥ずかしかったけど。

『よし、はじめての曲だけどちゃんと歌えた!』
『みんな、>>200!』
 ▼ 196 ダイジャ@カセキのリュウ 22/12/23 15:20:14 ID:WeQsP9F2 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバのウンコ
 ▼ 197 ガリザードンY@しろいビードロ 22/12/23 15:20:47 ID:ZO6EDYXw NGネーム登録 NGID登録 報告
連帯保証人
 ▼ 198 ブクロン@バスラオのキバ 22/12/23 15:21:18 ID:WeQsP9F2 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
寝取られた
 ▼ 199 ウカザル@メガイカリ 22/12/23 15:41:55 ID:q9DgWMO. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フィリピン
 ▼ 200 ロピウス@いしょうトランク 22/12/23 15:42:18 ID:AxnoSsBU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
死ねッッッッッ!!!!!
 ▼ 201 ケガニ@シャドーメール 22/12/23 15:46:41 ID:G9g.9jTQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
安価すぐに来るの羨ましいわ
それだけ注目度が高いってことやね
 ▼ 202 ックラー@カセキのリュウ 22/12/23 15:59:13 ID:TVFIYBzQ [6/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「歌詞間違えてる…可愛い!」
「これはちょっと巫山戯てないか?」
「恋人が寝取られたってなんだよ」
「松任谷由実さんに謝れ」


エゴサ桃太「😵」
 ▼ 203 ビビール@ポテトパック 22/12/23 15:59:57 ID:TVFIYBzQ [7/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太「僕ってもしかして、歌でみんなを虜にする魔法使いなのかも!?」
シルバ「こん」
 ▼ 204 オップ@メガトンボール 22/12/23 16:54:27 ID:TVFIYBzQ [8/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太「そろそろクリスマスだし、みんなへのプレゼントを選ぶ配信でもしよっかなー」

シャリタツ「スシー?」
春樹宛て>>205
優雅宛て>>206
瑞希宛て>>207
パパ宛て>>208
ママ宛て>>209
幼馴染宛>>210
大輪宛て>>211
 ▼ 205 ミロル@コレクレーのコイン 22/12/23 16:57:14 ID:lazEKSHk [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
名前欄のパンツ
 ▼ 206 ムスター@コジオのしお 22/12/23 16:57:29 ID:lazEKSHk [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
名前欄のパンツ
 ▼ 207 スイウインディ@クズモーのどくそ 22/12/23 16:58:24 ID:lazEKSHk [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(ごめん連投しちゃった…)

高級バック
 ▼ 208 ツハニー@こおったきのみ 22/12/23 16:59:13 ID:XRS.KxK. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>196から>>200まで書かせただけで使わないの?

安価はカジッチュで
 ▼ 209 スイダイケンキ@どくけしのみ 22/12/23 17:02:53 ID:TVFIYBzQ [9/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>208
>>202で使ったよ〜

自分で飛ばした安価踏んじゃったし道具欄
 ▼ 210 ラパルト@トマトスライス 22/12/23 17:03:45 ID:.yNgsLYY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リップさんの血便
 ▼ 211 クーン@ベトベターのどくそ 22/12/23 17:06:59 ID:XRS.KxK. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>209
ごめん
失礼だけどこれだけなのかと

また踏んでしまったしこの分の安価は>>212
 ▼ 212 ザード@ミックスオレ 22/12/23 17:11:15 ID:TVFIYBzQ [10/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
道具欄
 ▼ 213 ロボーシ@もえぎいろのたま 22/12/23 17:15:27 ID:TVFIYBzQ [11/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
春樹「ミミロルのパンツ、いらねぇw」

優雅「オムスターのオムツだ?何に使うんだか」

瑞希「ラウドボーンを模した高級バックとは、なかなか太っ腹ですね」

パパ「カジッチュ…これを父さんにくれるのか?」

ママ「どくけしのみ!お肌に塗りましょう!」

幼馴染「血に濡れたう●こじゃん、誰の?気持ち悪いな」

大輪「ミックスオレ?飲食物はなしって言ったろ」
 ▼ 214 テルグマ@フライングメモリ 22/12/23 18:18:44 ID:TVFIYBzQ [12/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
魔が刺した桃太「炎上商法か…」

何する?>>215
 ▼ 215 コガラ@イナホよせだま 22/12/23 18:19:22 ID:AxnoSsBU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバ虐待配信
 ▼ 216 ラメシヤ@バンギラスナイト 22/12/23 18:29:11 ID:TVFIYBzQ [13/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
野生のコマタナの、きりさく!

シルバ「こん…」バタッ

桃太「シルバ…」



桃太「シルバ、なんで負けたんだよ…」

桃太「役立たず」ガッ

シルバ「こぉん!」

桃太「テメェの食費のせいでこっちは欲しい服も買えねぇしバトルで役に立ったことは一度もねぇし俺に何一つ還元してねぇんだよ穀潰し…トレーナーへの恩とかねぇのか!今日は飯抜きだ!」

シルバ「ふぉん…」


シルバ毎回可哀想…
ポケモンへの虐待って犯罪じゃなかった?
シルバくんめっちゃ痛そう…
こいつ特定した
 ▼ 217 ュウコン@きせきのみ 22/12/23 18:30:07 ID:WeQsP9F2 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いいゾ
もっと虐待しろ
 ▼ 218 ルトス@キュウリスライス 22/12/23 18:32:08 ID:TVFIYBzQ [14/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太「お前の尻尾を引きちぎってやる…!」ギギギ

シルバ「こん!」

桃太「蹴り飛ばしてやる!」ガッ

シルバ「こーん…」

桃太「今日はそこで寝ろ!」
 ▼ 219 イパム@ストレンジボール 22/12/23 18:39:24 ID:TVFIYBzQ [15/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
よくある質問
なんで主人公がオリキャラなの?←実世界が舞台だから
パラドックスのウルハラコンやゴウは出てくるけど

なんで主人公がすとぷり系アイドルなの?←配信者キャラは使いやすいから

なんで主人公の相棒がアロコンなの?←可愛いし、めんどくさい信者やアンチがいないから

なんで主人公がピンク髪の可愛い系男子なの?←性癖

どういうストーリーなの?←駆け出しの高校生トレーナー兼アイドルの成長
 ▼ 220 ントル@とつげきチョッキ 22/12/23 18:41:01 ID:thaANV.A NGネーム登録 NGID登録 報告
ヤケクソ過ぎて草
 ▼ 221 ガバンギラス@けいけんポン 22/12/23 18:42:36 ID:TVFIYBzQ [16/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんで下手くそなの?←初めてssに挑戦したから
 ▼ 222 マタナ@ボチのろう 22/12/23 18:45:44 ID:WeQsP9F2 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そのまま瀕死になるまで虐待して再び丸焼きだ!!
特にオーブンで焼かれる描写は忠実に再現してくれ
 ▼ 223 ーフィ@カセキのトリ 22/12/23 19:15:45 ID:G9g.9jTQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
賢者の孫みたいな自己投影キャラは腐るほど見たけどストプリ系自己投影キャラは初めて見た
 ▼ 224 ゲータ@ひかりのいし 22/12/23 23:17:22 ID:TVFIYBzQ [17/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここまでのストーリー
主人公は男子高校生アイドルの伊勢崎桃太

桃太は傷だらけのアローラロコン(後のシルバ)を発見。

朝、目覚めたら手当てしたアローラロコンがいた。

アロコンを「シルバ」と名付け育て始める。

その日シルバをこっそり高校や、ライブ会場に連れていく。

シルバの存在がバレそうになり焦り、走って帰る。

シルバに豪華な自分の家を自慢し、自室に連れ込む。

自宅の自室で、シルバが少年に変身してしまう。

少年に変身したシルバは、自分の過去を語り始める。

桃太はシルバが母親から引き離され、虐待を受けていたことを知る。

シルバの境遇を知り、シルバの母親に心当たりを思い出す。

翌日、桃太の采配で、シルバは母親と再会できた。

桃太はシルバを利用してTwitter、インスタでいいねを稼ぐ。

シルバが危険な路地裏に迷い込んでしまう。

シルバはそこでバトルした不良に負けてしまう。

桃太はシルバを叱り、シルバの心境を聞いた。

翌日、桃太はシルバをみんなに紹介することを決意。

シルバは、桃太の友達の優雅を気にいる。

桃太は、シルバが優雅の家に泊まることを許可した。

その晩、優雅とシルバは性行為に明け暮れた。

翌日、桃太はシルバと公園を散歩中。

桃太はトレーナーに話しかけ、バトルを申し込まれる。

シルバはまたしても負けてしまった。

桃太は、仲間を増やし、ギルドを結成することを決意した。

その日はフワライド、ハラバリー、シャリタツを捕まえた。

桃太たちはトレーニングのため山に向かった。(桃太が漏らす回)

少しだけギルドのレベルを上げることに成功した。

翌日、公園で女装配信をしながらのんびり過ごしていたら、号という男子に言い寄られ、セクハラを受けた。

桃太は公園で女装したまま路上ライブを始め、人を集めた。
 ▼ 225 ガハッサム@でんせつのメモ? 22/12/23 23:23:51 ID:TVFIYBzQ [18/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やがて肥満体型の中年男性3人組がやってきた。

3人はステージで暴れ始め、桃太にセクハラした。

桃太は精液まみれになり、ギルドのメンバーは戦ってくれず、ライブを開催したことを後悔した。

突然現れた少女(後の東海大輪)が3人組を追い払った。

大輪は気が強いが優しい性格で、自分はバトルを教えるから、あなたに歌を教えて欲しいと頼んだ。

その晩、2人はカラオケバーで歌い、不良行為を楽しんで親しくなった。
 ▼ 226 ラナクシ@シルバーコロン 22/12/23 23:26:34 ID:0myE0eZw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
色々と新しい土地を開拓してるな……
 ▼ 227 ヌギダマ@エルレイドナイト 22/12/23 23:44:02 ID:TVFIYBzQ [19/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「おいで〜シルバ!」ヨシヨシ

「こぉん!」

「アンタのロコン、いつまで離乳食食べてんの?」

「本人が拒否したらやめる」

「まあ、アタシのミミッキュの遊び相手になってくれて助かってるけど」

「あの2人仲良いよね〜」

「けろ〜」

「ふぃお〜」

「あっ、アシレーヌとハラバリーも仲良いんだね」

「そうね…」

「あっそういやアンタ、こないだは歌を教えてくれてありがとう」

「いやいや、こっちはバトルを教えてもらったし!」
 ▼ 228 ュゴン@わんぱくミント 22/12/23 23:51:08 ID:TVFIYBzQ [20/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「シルバは甘えん坊だね🖤」

「アンタってシルバが人のもの盗んできても叱らなさそう」

「いや、それは叱るよ!」

「説得力ねー」
 ▼ 229 ニラン@べにいろのたま 22/12/24 02:18:19 ID:tRzYSx2I [1/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「アンタのことは尊敬してんだよ。『あずさ2号』から『可愛くてごめん』まで色んな年代の曲が歌えるもんな」

「君はポケモンを手懐けるのが上手いじゃん。尊敬してる。」
 ▼ 230 ータクン@ロックカプセル 22/12/24 02:20:36 ID:tRzYSx2I [2/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「アンタはポケモンを甘やかしすぎ」

「叱り方分かんないもん」
 ▼ 231 ノアラシ@メガブレス 22/12/24 03:27:01 ID:tRzYSx2I [3/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【いなくなったシルバ】
シルバは桃太と散歩中、茶色いロコンが通り過ぎていくのを見た。

シルバは桃太に許可をとり、ロコンに会いにいった。

「こん?」「ふぉん?」

自分と同種でありながら、異なる体毛を持つ2匹。

火を吹くロコンと、氷を吹くロコン。

2匹はしばらく互いに警戒
 ▼ 232 リムー@おんみつマント 22/12/24 03:30:26 ID:tRzYSx2I [4/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
していたが、すぐに打ち解けたようだ。
 ▼ 233 チグマ@のこされたボール 22/12/24 03:36:36 ID:tRzYSx2I [5/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「へぇ〜、こっちのロコンは初めて見た」

桃太は赤茶色のロコンを初めて見たので、少し興味深かった。

暖かい地域に棲む、炎の玉を吐くロコン。

色だけではなく、頭の毛や尻尾、耳の形など細部が異なる。

「抱っこして自撮りしよ。いい感じに、捨て犬を拾ってる感じ…」

桃太がロコンに手を伸ばすと、ロコンはびっくりしたのか、慌てて逃げていった。

シルバは桃太を置いてあとを追いかける。

「あっだめ!」体力のない桃太は、見失ってしまった。
 ▼ 234 リムオン@マトマのみ 22/12/24 03:44:14 ID:tRzYSx2I [6/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「こん♫」「ふぉ?」「こん、こん!」ものすごいスピードで駆け抜ける2人。

「アイツらなんだ!?」驚嘆する春樹。

シルバとロコンは、すっかり仲良しになった。

楽しく街中を駆け巡り、ジャンプしてハイタッチする。

一方、桃太はヘトヘトになりながら、聞き込みをして回った。

「すみません、白いロコンを見ませんでした?」
「ないんだいないんだい!心当たりがないんだい!」
「悪いけど、ショタとカレーにしか興味がないの」
「あれだよ、確かあっち、いやこっちに行ったよ」

そんなぁ…
 ▼ 235 ブラン@とくせいカプセル 22/12/24 03:46:31 ID:tRzYSx2I [7/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太はシルバの母親、ギンガに今の状況を話した。
優雅と大輪にも、シルバのことを話した。

「ふるぉぉ!」「ちっ、分かった分かった。」「アンタの友達はアタシの友達!探すよ!」
 ▼ 236 イロス@ナミイルカのねんえき 22/12/24 03:54:53 ID:tRzYSx2I [8/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「走って追いつけなかったの?」
「こいつ、体力はライブの時しかないからな」
「ふるぉぉぉ…」
「アンタは桃太のガールフレンドかい?」
「そういうアンタは、桃太にとっての何…」
「ちょっと待った」


「何、この足跡…」
桃太は、小さな肉球の足跡をみつけた。2匹の小柄なポケモンが、対を成して走り去った轍だ。

3人と一匹は、足跡を辿って走る。足跡の先は、工事現場だった。

まさか…
 ▼ 237 ックラー@シャリタツのウロコ 22/12/24 03:58:58 ID:tRzYSx2I [9/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「フン!ここは工事中だよ!」「あの、友達のロコンを探してて…」

「そのロコンってのは、こいつらかい?」

工事現場の作業員によると、2匹のロコンが穴に飛び込んできたから、しばらく保護してくれていたそうだ。

作業員は、鉄骨の上で温まっている2匹のロコンを指差した。
 ▼ 238 ャラコ@キャンプセット 22/12/24 04:02:49 ID:tRzYSx2I [10/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「はい!ありがとうございます!」「フン!若いの、ポケモンの管理はしっかりな!」

作業員に礼を言い、桃太は走り去る。しかしまだ疑問が残っている。

「こいつ、どこから来たんだ?」「ふるるぉ…」「この辺の民じゃなさそうだね」

「悪いけど、今日はこの子の親探しをしようね」

「今日はシフト入れてねぇから、どーぞ」
 ▼ 239 ゼリア@マスターボール 22/12/24 04:12:22 ID:tRzYSx2I [11/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
こん!ふぉん!こん!こん!
2匹のロコンは鼻でキスをし、互いに見つめ合う。

一緒に跳ねたり、舐め合ったり、すりすりしたり、鳴いたり、ハイタッチ。

シルバが氷を吐き、ロコンが溶かす。そんな遊びを繰り返す。

「微笑ましいぜ」「ずっと見てられる」「幼馴染みたいだね」

シルバはロコンが大好きで、ロコンはシルバが大好きだった。

しかし、ロコンの親探しは苦戦した。

学生服を着た爺さんは、ロコンなど知らないという。

髪を無造作に伸ばしたバックパッカーも、知らないという。

ケバケバのメイクをした45歳も、知らないという。

最近オタサーの姫になった女も、知らないという。

夕方までロコンの親を探し続け、とうとう…
 ▼ 240 モンガ@クオのみ 22/12/24 04:19:35 ID:tRzYSx2I [12/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ふぉろぉ?」

「あっ、オレのロコン!」

こん!?

後ろから、ロコンのトレーナーと名乗る少年が現れた。

「ロコン〜!心配したんだぜ?」

こんこん!!

「ええっ!?君が、このロコンのトレーナー?」

「うん!今朝からずっといなくって…本当に心配したんだよ!」

「良かった…」

「あの、ロコンを守ってくれてありがとう!」

「もう目元から離しちゃだめだよ?」
 ▼ 241 オチルドン@ケチャップ 22/12/24 04:28:26 ID:tRzYSx2I [13/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ちょいちょいと待ちなぁ。そのロコン、アタシに寄越しなさいよ」

!?

「ちょっと、あなた誰ですか?」

ふるるぉ?

「なんだ?いきなり現れて不審者共が」

「アタシは武蔵。」「オレは小次郎!」

「そのダブルロコン、アタシに売ってくんない?」「今なら買い取り30%増しだぜ!」

「オレのロコンが…」

「大丈夫、ここは任せて。」




「嫌です。帰って下さい」

「何よドケチ!小次郎、行くわよ!」

ヌスット団の 武蔵と小次郎が 勝負を仕掛けてきた!
 ▼ 242 ニョニョ@かいがらのすず 22/12/24 04:34:32 ID:tRzYSx2I [14/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
武蔵はアーボック、小次郎はドヒドイデをくりだした!

いけっ!ロコン!シルバ!

「ロコン、戦える?」「ここん!」

「バトルで分からせるしかないわね!アーボック、かみつく!」

「ドヒドイデ!ベノムショックだ!」

避けてシルバ、れいとうビーム!ロコンはほのおのキバ!

アボーッ!
ドヒィー!

ドヒドイデ、みずでっぽう!

ドシャァー!

こおー!

「ロコン!」「シルバ!」

「こぉ…」グルグル
 ▼ 243 ブリム@ちかのかぎ 22/12/24 04:39:21 ID:tRzYSx2I [15/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「勝ったわね!ロコン共をまとめてポケセン送りよ!」
「ざまあみろ!大人しくロコンを寄越すんだな!」

「お断りだ。ゆけっ、クエスパトラ!ルミナコリジョン!」

「優雅!」

アボーッ!?
ドシャァー!?

「マジカルシャイン!」
キラァァァ
武蔵「!?」
小次郎「!?」

ドドォン

「ヤァな感じー!」キラァーン
 ▼ 244 ルネロス@さざなみのおこう 22/12/24 04:40:57 ID:tRzYSx2I [16/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「やったね!」

「くうぇす!」ギラーン

「うぅ…」

「クエスパトラは初めて見たろ。こいつ結構強いからな。」
 ▼ 245 クロム@メェークルのはっぱ 22/12/24 04:53:35 ID:tRzYSx2I [17/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ほら、君のトレーナーだよ。

こぉん?テクテクテクテク…

「心配したぞ、ロコン!」

「こん…」

ロコンが元のトレーナーの元に帰るということは、シルバにとってはちょっぴり悲しいお別れだ。

「こん…!」

桃太は勝手に飛び出したシルバを叱ろうと思ったが、2匹の様子を見てやめた。

「やっぱりポケモンに甘いわね」
「違うって!」

桃太はしゃがんで、泣いているシルバに目線を合わせて言った。
「やっぱり、お別れ、悲しいよね」
「こぉ…」
「でも大丈夫。きっとまた会えるよ。」
「こぉ?」
「また今度あったら、2人で遊ぼうね」
「こん!」
「悲しみは優しさから生まれるんだよ。今日一緒にいて楽しかったでしょ。お礼を言いなさい」
「こん…こん!」
「ふぉん!」
ロコンは最後にシルバにハイタッチして、トレーナーの元に去っていった。

「こーーーん!」
「桃太兄ちゃん、今日はありがとう!今度また会ったら…バトルしようね!」
「いつでもいいよ!」
「ふぉーーん!」


「帰るか。」
「そうだな。桃太、帰るぞ」

少しだけ見せた涙を隠し、桃太は返事をした。
 ▼ 246 リコオル@カイデンのはね 22/12/24 05:02:29 ID:tRzYSx2I [18/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「悲しい気持ちは分かる。あのロコンも、君に会えて楽しかったと思うよ。」

桃太は帰る途中も何度かシルバに声を掛け、元気付けた。

シルバにとって、ギルドのメンバー以外の友達は希少だった。

シルバは子供ながら美しい毛並みが誇りで、よくそれを自慢した。

桃太がピンクの髪を自慢していたように、シルバには主人に似て高飛車な一面があった。

それが原因で周りからは煙たがられ、嫌がられた。

ハラバリーもフワライドもシャリタツもあまりそういう自慢を気にしない性格であったため、ギルド内で嫌われることはなかった。

桃太がメンバー内で嫌われないのと同じように、親しい人は寛容でいてくれた。

自業自得とは言え、嫌われる怖さは痛いほど分かった。
 ▼ 247 バニー@ふねのチケット 22/12/24 05:11:44 ID:tRzYSx2I [19/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太がシルバを異常なほど気にかける理由は、桃太自身が過保護に育ったからだ。

容姿と財産と引き換えに、人格が欠落していた桃太。

人にお礼を言ったり、頭を下げるのは苦手で、協調性は一切なく、わがままかつキレやすい、集団行動は苦手。

自分が1番偉くて美しくて恵まれていないと気が済まない。

やれこのゲームが欲しい、やれこの服が欲しいと欲は人一倍強かったが、人に施すことはめったになかった。

幼少期から学校でヒステリーを起こし、問題児扱いされていた。

その性格は一旦落ち着いたものの、アイドルになってSNSに自撮りを投稿するようになってからエスカレートしていった。

桃太の両親は学校で桃太が問題を起こさないよう、できるだけ家にいる間は桃太のわがままを叶えた。

シルバの前での態度は、あくまで自分の性格が感性しないようにするため。

桃太が余計にストレスを溜めないように、両親は桃太を甘やかした。
 ▼ 248 ヤコマ@ふしぎのプレート 22/12/24 05:13:05 ID:tRzYSx2I [20/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
自分がされてこなかった事は、他人にはできない。
桃太のシルバへの態度は、両親の桃太への態度だ。
 ▼ 249 イノーズ@にじいろのはね 22/12/24 05:17:04 ID:tRzYSx2I [21/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アイドルとして挫折を味わい、一度は謙虚な性格になったものの、シルバの写真がSNSで人気急上昇しまた元の性格に戻ってしまった。
 ▼ 250 コヴィラン@ラッキーパンチ 22/12/24 05:38:25 ID:tRzYSx2I [22/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 252 ィアンシー@ウルトラネクロZ 22/12/24 14:07:55 ID:CO7UNrmU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバってハンターハンターの?
 ▼ 253 レズン@ローラースケート 22/12/24 19:48:39 ID:tRzYSx2I [23/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>252
違うや
 ▼ 254 リープ@スナハマダイコン 22/12/24 21:25:28 ID:xCC2CP5Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太「世界解体10秒前待って待って待って!まだまだ一緒しよ?のポーズで!」
 ▼ 255 チリス@コリンクのキバ 22/12/24 21:29:05 ID:H8A2MfhY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クリスマスに何してるんだよって書こうとしたけど
これ俺にも刺さるわ
 ▼ 256 リキザン@けむりだま 22/12/24 21:53:07 ID:js8.Sgq2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
作者オルティガ好きやろ?
 ▼ 257 ルジーナ@ラブラブボール 22/12/25 00:26:09 ID:XVQ2Bw8Y [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ある日、桃太はギルドのメンバーを連れて広場へ来た。

「あの少年、名をする気だ?」

「マイクを握ったぞ…ここで歌う気か?」

「勇気あるなぁ…SNSで拡散しよ」

やがて桃太を人の群れが取り囲む。桃太はもう緊張しない。

慣れた手つきでマイクを握り、目を閉じ、左手を挙げる。

桃太が歌う曲の軽快な前奏が流れる。

♫〜♫

こんっ!こんっ!ふぉん!ふぉん!

存在証明愛だって愛だ喘いだって、あーでもないこーでもないな?

寂しい寂しいナンセンス、デイ〜♫

「いいぞ、そのまま歌って!」

「ないんだいないんだい、ケチの付け所がないんだい!」

「ふふっ、素敵ね」

何もない、何もない、私何もない!
はしたない、はしたない、私はしたない!
変われない、変われない、私変われない!

はーい、目元以外は隠して❤️
こんっ!
 ▼ 258 ゲンダイナ@あかいくさり 22/12/25 00:44:38 ID:XVQ2Bw8Y [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダダダダダリダリダーリン!ファニー!

はい冴えない愛情論でおねだり!

ダダダダダーリン脳裏、dirty!dirty!

会いたい衝動埋めてよダダダーリン!
ねぇダーリン、ちゅ?



人々は桃太と、楽しい時間を過ごした。

やがて観客は踊り出し、アンコールを求めた。

「可愛い〜」
「あなた、アイドルなの?」
「サインして〜🖤」
「もう一曲だけ!」

人々は桃太の歌に、依存的な快楽を感じるようになった。

民衆の自分への誉め言葉は、段々とエスカレートしていった。

「桃太様は歌の皇子だ!」
「桃太様のおかげで明日も頑張れます!」
「桃太様〜行かないで〜」
「桃太様がいらっしゃらない世界など…」

実は桃太は、自分の歌を聴いた者を虜にする異魔法を持っていた。

「ポリゴンが歌えばみんなが踊る。気持ちいいなぁ」

桃太は自分が魔法使いであることに最近気づいたが、誰にも言わなかった。

桃太は、興味なさそうに立ち去ろうとした人を見つけた。
「シルバ、あいつを氷漬けにして」
 ▼ 259 ギア@ライブスーツ 22/12/25 00:48:47 ID:XVQ2Bw8Y [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「桃太さんの歌は好きだけど、面倒なことに銀行員も兼ねているのです」

「そろそろ帰らないと、上司が…」パキン


「僕の歌を聴かないやつはいらない。ねぇシルバ?」
 ▼ 260 ルシュルー@すごいキズぐすり 22/12/25 00:56:44 ID:XVQ2Bw8Y [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
迷子のロコンの時の桃太←聖人
ソロ路上ライブでの桃太←クズ
 ▼ 261 ガクチート@オラチフのキバ 22/12/25 00:57:27 ID:QC.MT1OE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
普通に逮捕じゃん?
 ▼ 262 ウブレイズ@ヒメグマのツメ 22/12/25 01:00:26 ID:XVQ2Bw8Y [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太「タダで僕のライブを楽しめると思ったら大間違い。金持ちと美形は、普通は許されないことが許される。」

桃太「あっ、可愛い女の子じゃーん」
 ▼ 263 グザグマ@きせきのみ 22/12/25 01:02:20 ID:OQaQRbGE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ただの意味不小説に戻った
 ▼ 264 ローラロコン@ナゾのみ 22/12/25 01:02:56 ID:XVQ2Bw8Y [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「あっ君!もし良かったらこの後…」

「桃太様!?なぜ私なんかに!?」
 ▼ 265 ジーロン@ホシガリスのけ 22/12/26 09:14:41 ID:gU4Y8GfM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これで完結なの?
 ▼ 266 ャルマー@クラフトキット 22/12/26 11:28:16 ID:Bor2uI2o [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一旦全部おかたづけして立て直しました
 ▼ 267 スイゾロアーク@デボンのにもつ 22/12/26 16:55:13 ID:Bor2uI2o [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

【SS】アイドル少年【リメイク】

https://pokemonbbs.com/sp/post/read.cgi?no=1847526
 ▼ 268 ルミーゼ@シルフスコープ 23/01/04 10:25:56 ID:9LWotUEg NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
旧スレsage
 ▼ 269 ンゲラー@コトブキマフィン 23/01/04 11:05:20 ID:c/xETFPM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
さげられたら上げるしかない
 ▼ 270 リジオン@かしらのしるし 23/01/04 11:09:13 ID:RuTowfsI NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
乱立し過ぎじゃね
 ▼ 271 ーバーン@カヌチャンのけ 23/01/29 00:52:57 ID:0xjYXETY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 272 イリュー@おきがえトランク 23/01/29 00:54:09 ID:3ikEX1YU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>271
上げる意味あったか、、、?
 ▼ 273 ノプス@キラーメのけっしょう 23/01/29 00:54:40 ID:0xjYXETY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>272
また乱立されたからvol3も上がってるし
 ▼ 274 イティオ@ヤミカラスのおたから 23/01/29 00:55:40 ID:3ikEX1YU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>273
あれ多分逃げや
てことで以下ラブトロスになりきる
 ▼ 275 ラッタ@ちいさなキノコ 23/01/29 01:05:44 ID:FPwMtcBg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ああ〜い(白井球審)
 ▼ 276 ガデンリュウ@アメボトル 23/01/31 11:29:49 ID:KVV.SvNc [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アイドル少年 新章【夢追い歌】編


〜🎶〜🎶〜🎶〜🎶〜🎶


人口の桃色の星空を背景に、ステージはネオンの光を纏う。

桃色と水色のパステルなネオンが、ステージを縦横無尽に駆ける。

ステージの床面に設置されたLEDサイネージは、演者を足元から照らす。

流れ始めた軽快な音楽は、今宵の刺客を誘う。

人々は「彼の歌」を今か今かと待ち構えている。

熱狂に包まれた舞台は、観客に一心同体だ。

やがてステージが煙に包まれ、中心に小さな黒い影が現れた。

「こんももわんわん!!!!そろそろ始めよっか!」

ステージに歩み出たのは、それは美しい少年であった。

大きなコートを翻し、帽子をとってお辞儀する。

ライトアップの光線が、演者を迎えた。


淡紅色の髪色に花のような菫色の大きな瞳。

演者のために仕立てられた、さながら王子のような純白の大きなコートには桃色の装飾が施されており、肩には金色の肩賞が輝いている。

首元には透明感のある薄い水色のスカーフ、肩からは赤と青の帯が斜めに巻かれ、足元には高級感のある茶色いロングブーツ。

中性的な可愛らしい顔立ちに、少し長い髪。

小柄な体格で、体格に合わない大きなコートを着用している。

両腕で相棒である純白の小さなロコン…シルバを抱えている。

シルバは桃太の腕から抜け出そうと手足をばたばたする。

「だめ。もうちょっと我慢して」




「こんももわんわん〜伊勢崎桃太だぞっ!」

一回転しながらジャンプし、左腕を前に伸ばして右腕で愛用のマイクを握って叫ぶ。

観客は喜びを意味するペンライトを高く挙げた。

「みんな!今日は本当に、本当にありがとう!今日はちょっと頑張っちゃうから!」

人々は彼のスイーツのような甘い歌を求めてエールを送った。

??「ちっ。またビジュアルだけの薄っぺらいゴミか…」
 ▼ 277 チュル@きのみプランター 23/01/31 11:31:18 ID:ZGWQYhxQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
乱立じゃないだけまだましか
内容はおもんないけど
 ▼ 278 ーロンゲ@ブーカのみ 23/01/31 11:56:32 ID:KVV.SvNc [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
🎶〜🎶〜🎶〜🎶

いつの間にか! タイプ★ワイルド!
少しずつだけど!タイプ❤︎ワイルド!
もっともっと! タイプ●ワイルド!
つよくなるよ! タイプ■ワイルド…!

🎶〜🎶〜🎶〜🎶

『ドリドリ★ドリームパワー!DreamDream(ドリドリ)パワー!!』
わたしたち=奇跡のチカラ^_−☆
『ドリームパワー!DreamDream(ドリドリ)パワー!!』
夢見たときから始まるの☆〜(ゝ。∂)
『笑顔だって涙だって!』明日にデコレーション!
サンキュ!キミとふたり❤︎
進め!あたらしい「大好き」を追いかけて!

〜🎶〜🎶〜🎶〜🎶〜🎶

くよくよ😞タイムなんて★5秒でじゅうぶん
そんなことより!明日のためのごはんです!(ヤッホー!)
やる気が もり!もりもりもりあがる〜🎶
希望がむく!むくむく前向きももたくん!

(ソソソ ソーナンス!!)

〜🎶🎶🎶〜🎶🎶🎶


全力で元気よく軽快に。

心中の気持ちを全部込めて。

桃太は跳びながら拳を挙げて高らかに歌った。

腕の中のシルバも、もう慣れた様子で楽しんでいた。

爆音と光を背景に、磨き上げたプロポーションを見せつける。

芸能高校に通い、事務所で身につけたテクニックはこんなもんじゃない。

桃太にとっても、シルバにとっても、ファンにとっても最高の熱狂を感じる瞬間であった。

シルバが合図に合わせて技を放ち、ファンが掛け声を入れてくれたので、会場を盛り上げることができた。

会場はピンク色の星空になり、蒼いネオンの流星が迸る。

ミラーボールが光を散らし、桃太を虹色に包み込む。

桃太とシルバが頭の上で手を叩き、観客もタイミングを合わせて手を叩いた。

「みんなありがとう!最高に楽しいよっ!」

「こぉーん!」
 ▼ 279 ギギアル@ひみつのコハク 23/01/31 12:15:48 ID:KVV.SvNc [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
楽しい時間はあっという間。

ライブを続けるうちに、やがて最後の曲が終わった。

もう何回もライブをしているが、やはり寂しいのだ。

腕の中のシルバも、悲しそうな様子で耳を垂らして小さく鳴く。

しかしこれ以上は体力がもたないし、喉にも悪い。

やがてライブ終了を意味するBGMが流れ始めた。

桃太は笑って手を振りながら、お別れの挨拶を述べる。

「やだ、もうおしまい?」

「みんな、もうお別れのお時間だね…」


「みんな!今日は楽しんで(楽しませて)くれてありがとう!僕を応援し続けてくれるなら、またいつかお会いしましょう!さようなら!」


桃太は丁寧にお辞儀した後、コートを翻しステージを走り去った。

客席はやはり少し寂しそうだったが、またいつかライブで会おうと心の中で約束し席を立った。


〜控室
「伊勢崎桃太さん、ありがとうございました」

「はい!あ、お水下さい!」

桃太は控室でスタッフから水とお菓子を受け取った。

「シルバ、今日は頑張ってくれてありがとう。」

桃太はライブを手伝ってくれたお礼として、シルバの好きなフルーツをたくさん買ってあげることにした。

着替えて帰り支度をするが、このまま出たら面倒なことになる。

桃太はお気に入りのスマホゲームをしながら、アイドル専用のバスを待つしかなかった。

「もっともっと頑張らなくちゃ。」

「こん?」

「いや、君に言ってるわけじゃないよ。自分自信に言っているんだ」

「こん」

まだまだ子供であるシルバには意味が分からなかったが、主人のことをかっこいいと思った。
 ▼ 280 リガロン@メダルボックス 23/01/31 12:57:47 ID:KVV.SvNc [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜桃太邸宅
ガチャリッ
「ただいま〜。あ、今日は誰もいない」


「今日も、か」

「まったく、うちの両親はお仕事ばっかりなんだから!」

桃太は後述する理由で豪邸に住んでいる。

レッドカーペットが敷かれ、シャンデリアや鏡、バイオリンが飾られた広大なエントランスからは各部屋に続く廊下と螺旋階段が繋がり、木目調の壁にステンドグラスの窓、美しく彫られた壁の彫刻を有する。

なぜこんな家に住んでいるかというと桃太の父親、伊勢崎総司は小さな娯楽会社の社長で桃太はその御曹司であった。

そのため邸宅が豪華で、桃太の容姿と共に自慢の種であったが、両親が忙しくてなかなか会えない寂しさも感じていた。

桃太は両親に叱られたことは滅多にない。

両親は帰ってこられた日は桃太を盛大に甘やかした。

机の上にはいつものように食材と置き手紙が置かれていた。

桃太は料理、家事全般ができるので問題はなかった。


桃太は幼少期から孤独であった。

小学校でも中学校でもいじめられており、居場所がなかった。

ゲームが趣味だが、友達の家で一緒にゲームしたことなどなかった。

高校ではいじめっ子に反抗して殴り、怪我させたために退学になったこともあった。

体力がない、性格がわがままでキレやすい、家が金持ちと不幸にもいじめっ子が好む要素が重なってしまったのだ。

    ねも
幼馴染の禰󠄀毛を除いて友達はおらず、嫌われ避けられていた。

そんな桃太の、数少ない友達になってくれたのがシルバであった。
 ▼ 281 ティアス@ようせいジュエル 23/01/31 16:30:33 ID:KVV.SvNc [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
数ヶ月前のこと。

桃太は夜の買い物帰り、近道するつもりで、ロケット団の縄張りである路地裏にうっかり入ってしまった。


「暗くて狭いなぁ…ま、大丈夫か」タッタッタッ


「いやー♫このいちごすっごく美味しいんだよねー。早く帰って食べ…」

「おい、お前何してんだ」

「…!?」

桃太はおそるおそる振り返る。

後ろから唐突に荒々しく声をかけたのは、噂のロケット団員であった。

完全に油断していた。

「ここあたいらの縄張りなんだけど。あんたロケット団員じゃねーよな」

「これはいけねぇな不法侵入だ!」

「ごめんなさい、すぐ出ますから!」

「待てや。あんたさ、ポケモン持ってんの?」

「すみません持ってません!」

「逃がさねぇよ!いけっ!ロコン!足元を凍らせろ!」

「ごおっ!」

団員が繰り出したポケモンに足元を凍らされ、動けなくなってしまった。

団員が繰り出したポケモンは、純白の体毛にもふもふとした尻尾、大きな耳、小柄なきつねポケモンのような姿をしており、悪党には似つかわしくない可愛らしいポケモンであった。

しかし、瞳は真っ赤に充血しており、小さな牙を剥き出しにして冷たい視線でこちらを見つめている。

「ロコン!そいつを始末しやがれ!」

「ごぉぉつ!」
 ▼ 282 タッコ@きんのナナのみ 23/01/31 18:59:27 ID:KVV.SvNc [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ふわふわとした体毛、アクアマリンの瞳、扇型の6版の尻尾、頭の巻き毛、靴下を履いているように見える小さな脚。ちょこちょこ歩くとても可愛らしいポケモンである。

しかし、本来のアクアマリンの瞳は、操られているかのように充血し真っ赤に染まり、闇のオーラを纏っている。

ロコンは桃太が動けないように足を凍らせる。

血肉を求める目つきで、小さな牙を剥き出しにして、凶暴なロコンは吠える。

「…だめっ!」

ロコンは桃太の頭に飛び掛かり脚で捕まえる。

「ごっ…!」

「へへっ、終わりだ。俺はあらゆる犯罪をこいつと一緒にしてるんだからな」

ロコンの性格は見た目よりずっと冷酷かつ凶悪だった。

諦めてお金を渡すしかないと思った、そのとき。



??「パーモット!でんこうそうげき!」

桃太「えっ禰󠄀毛!?」
       ねも
突然、幼馴染の禰󠄀毛が現れた。

「バトルの匂いがしたから来てみたら、こんなことに!」

禰󠄀毛はロコンのためにも、桃太のためにも戦うしかなかった。

「パーモット!かわらわり!」

「あれだよ。ロコン、こごえるかぜだよ」

ロコンのほうが素早く、パーモットに先制を仕掛ける。

パーモットは一瞬凍り、動きが止まる。

しかし、パーモットのほうが上手だった。

かくとう技に弱いロコンは、パーモットの拳をもろに食らった。

自分の氷を砕かれてしまい、殴られて吹き飛ばされる。

ロコンはそのまま重力に従って落ちた。

からだを焦がして、腹を上にして目を回しながら気絶している。

「こぉ…〜」

「くそっ!こうなったら…」

「もう遅いよ!警察に通報したから!」
 ▼ 283 ガギャラドス@コイン 23/01/31 19:22:53 ID:KVV.SvNc [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やがて二人とロコンは警察に保護された。

「こぉ…」グッタリ

ロケット団の悪事に加担した罰だろうか。

美しい毛並みや尻尾は煤だらけで真っ黒になり、とても美しいとは言い難い姿になってしまった。

頭のもふもふとした毛はアフロになってしまい、まだびりびりと痺れるそうだ。

「この子もおそらくシャドウポケモンかな」

「えっ!?」

「虐待に近いトレーニングを施され、心から改造されてしまったポケモンたちだ。強さ以外の全てを失った悲しい子達だね」

「そうですか…」

「私たちで治療できるかは分からないが、やってみましょう」

「お願いします」

ロコンはボールに入れられ、機械に入れられた。

「ロコン、大丈夫かな…」



数分後。ポケモンセンターのスタッフは朗報をもって戻ってきた。

スタッフは抱いていたロコンを、桃太の膝上に置いた。

桃太は感心した。

ロコンはきらきらと輝く美しい毛並みと健康的なからだを取り戻し、真っ赤に充血していた瞳は、アクアマリンの宝石のような色に変わっており、目つきも穏やかになっている。

見た目は完全にメスだが、どうやらオスであるそうだ。

抱っこしてみると、少しひんやりしていて気持ちいい。

毛が柔らかく、もふもふとしている。

桃太の手を甘噛みしたり、ロコンは桃太を慕う目つきで見つめたり、桃太の体によじ登って遊んだり、自分を連れて行ってほしいとアピールした。

「もう、改心したんだね。じゃあいいよ。おいで、シルバ」ギュッ

桃太はロコンをシルバを名付け、相棒として認めた。

思い切りシルバを抱きしめ、安心させてやった。

桃太はロコンが生まれてからずっと孤独だったこと、無理矢理戦わされたこと、バトルに負けたらおしおきと称して殴られたり蹴られたりしたことを知った。
 ▼ 284 ンベ@フェアリーZ 23/01/31 19:56:01 ID:KVV.SvNc [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバは憑き物が晴れた様子で桃太に接した。

尻尾を振って上目遣いで見つめたり、頭を撫でてとアピールしたり、小さな脚で桃太の体をよじ登った。

そして指示されたとはいえ襲い掛かったことを謝った。

シルバはまだ幼く小さいので、戦力としては不安がある。

「明日から特訓、頑張れる?」

「こんっ!」

「ふふっ、ありがとう。シルバ」

シルバは自分が元ロケット団のポケモンであることをとても気にしていた。

シルバは今までしたことを許してもらえて安心したようだ。

「まあ頑張りつつね、楽しいこともいっぱいしようねー」


〜桃太の部屋

「ここが僕の…今日からは僕たちの縄張りだよ」

「こんっ!?」

桃太の豪邸には案の定シルバも腰を抜かしている。

「まあそうなるよね…」

桃太はシルバがここで生活するのに慣れるには時間がかかると考えた。

そこで冷蔵庫から食べ物を持ってきて、シルバに何が好きか尋ねた。

「ふぉん、ふぉん、ふぉん!」

シルバはフルーツに興味を示した。特にいちごが好きなようだ。

「シルバはいちごが好きなんだね」

次にシルバが興味を示したのは、壁にかかった大きな豪華な衣装であった。

「触っちゃだめ。これは僕のお仕事で使うの」


「そうだ、まだ話してなかったね。僕のお仕事は、みんなを歌で幸せにするアイドルなんだ!すごいだろ?僕がステージで歌えば、みんながピンク色のペンラで桃色の星空をつくる。ロマンチックじゃんか★」

「こん?」

桃太はシルバの目の前でそれを着てみせた。

「いつかシルバにも見せたいなあ。」

桃太は窓から夜の都心を眺めながらつぶやいた。
 ▼ 285 ードー@キズぐすり 23/01/31 20:06:35 ID:ZGWQYhxQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お前もう別スレでまとめられてるよ
 ▼ 286 リムガン@あおぞらプレート 23/02/01 00:13:52 ID:4KCEyreA [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげーの
 ▼ 287 ルチャイ@こないれ 23/02/01 00:14:08 ID:yYWoeHl6 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>286
自上げおつ
 ▼ 288 オタチ@むらさきはなびら 23/02/01 07:28:33 ID:4KCEyreA [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバにとっては、桃太はよき父親であると同時に命の恩人でもあった。

桃太は自分によくしてくれた。

エサと縄張りを分けてもらったり、一緒にボール遊びをしてくれたり、技の特訓にも付き合ってくれたり、定期的にブラッシングしてくれたり、怪我をしたときは親身になって手当てしてくれたり。

あと、よくお散歩に連れていってくれた。

そして何より、あの「魔境」から救い出してくれたのが大きかった。


バトルに負けたら殴られる。

命令を嫌がれば蹴られる。

耳や尻尾を掴まれて無理矢理引っ張られたり、外に放り投げられたり、「おしおき」を受けるのだ。


そんな環境で過ごすうちに「自分」を忘れてしまったのかもしれない。 

シルバは自分の性格について考えたことがなかった。

桃太曰く「前向きで優しくて元気で、ちょっとわがまま」だそうだ。

実際、桃太にわがままを言って迷惑をかけてしまったことはあった。

そんなとき、桃太がいつも言うのが、

「シルバはまだ小さいんだから、今は焦らなくても大丈夫。今しか見れない景色を楽しんで」。

シルバは理解できなくとも、救われた気持ちになるのだ。

桃太の腕の中は暖かくて気持ちいい。

桃太はよく頭を撫でてくれる。

失敗しても、バトルに負けても怒らない。

自分の意思をいつも尊重して聞いてくれる。

そんな桃太に、シルバは恩返しがしたかった。

桃太がとびきり喜ぶような何かをあげたかった。

桃太に恩返ししたくて頑張ってみても、うまくいったことはない。

「もう、シルバったら」

ご主人にも、みんなにも尊敬され認められる。

強くて、かっこよくて、美しい子になりたいなあ…
 ▼ 289 ラピオン@ドラゴンZ 23/02/01 07:52:56 ID:4KCEyreA [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「こんももわんわん〜★桃太だぞっ!」

「今日は伊勢崎桃太の生配信にようこそ〜!」

「今日も配信きてくれてあっりがとねー❤︎」

「キュートな僕を見せちゃうぞ!わんわん〜」

 ▼ 290 ガジュカイン@ふねのチケット 23/02/01 08:22:56 ID:4KCEyreA [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
毎日9時は、桃太の生配信の時間だ。

桃太はいつものようにロトムパソコンを起動する。

そして元気よくキャッチーなフレーズで挨拶する。

今日は相棒を公開する特別な配信をするつもりだ。

視聴者はもう我慢できないという様子で待ち構える。

やがて軽快な音楽と共に、画面に美少年が現れた。

カチャカチャ…ウィーーン ピッ

🎶〜🎶〜🎶〜🎶〜🎶
「こんももわんわん〜★桃太だぞっ!今日は伊勢崎桃太の生配信にようこそ〜今日も配信きてくれてあっりがとねー❤︎キュートな僕を見せちゃうぞ!がんばるわんわん〜」


モモキン
 \5000
ゆうくん
 このアイドルかわいい
ふとももももた
 桃太きゅん今日もかわいーw!

「うんうん!🖤みんなコメントスパチャありがとー!」

「んー?今日の配信のネタは何かって❓」

「そうだなー。今日はカービィディスカバリーとスプラトゥーン3、どっちやろうか迷ってたんだけどさー★」


「その2つはまた今度にしてーの、今日は僕の新しい相棒初公開ちゃろちゃろ〜😲」

「というのも昨日ね( ͡° ͜ʖ ͡°)僕とってもきゅーとな相棒を捕まえたんたん!」

「もうほんとほんとに★きゃわいいの!😙早くみんなにお見せしたいなぁ〜」

「でも…?ただ見せちゃるだけじゃつまんこった!みんなに僕の相棒がなんのポケモンなのか☆〜(ゝ。∂)コメント欄で当ててもらおっかなーw」

「題して…桃太の相棒は何もんナンジャ(๑╹ω╹๑ )ゲーム!」

みんj民
 さすがは桃太様ー!
ハギギシリ大好きクラブ
 えー早く見たいー!見せて見せてー!

「どう?面白いでしょー?それじゃあ始めましょう!ヒントはね…真っ白な雪玉みたいな見た目をしてて、おしりからはもっふもふしたもんが生えてて、おめめはぱっちりしてて…」

ビビエスミン
 ウルップ ハラ ヤーコン
デデンネ教信者
 デデンネんね ポケモンで最もとってもキュートンネ
キモッチー
 セビエ!セビエ!セビエ!

「もーみんな落ち着いて!それじゃあ正解発表★」
 ▼ 291 コドラ@ゼニガメじょうろ 23/02/01 08:38:03 ID:4KCEyreA [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「僕の愛しき相棒!おいで!」

「こぉーーん!!」

ドカンッ!!


「イテテ…シルバ、体当たりしちゃだめだよ」


「皆さん、こちらが僕の新しい相棒、ホワイトロコンのシルバくんでーす!


桃太はカメラの目の前でシルバを抱き上げた。

「どう?どう?可愛いでしょー?」


ももりす代表
 かわいいー羨ましいー!
もちものはとけないこおり
 ひんやりしてるのかな
こおりの意志
 撫で撫でしたい!抱きしめたい…

「へっへー!」

「こーん」ペコッ

「あっ!お辞儀した!さすがは我が相棒!賢いねえ!」

「あっ、ちっちゃな前脚で頑張って手を振ってるよ!」

「抱っこしてて寒くなるのかって?まあ、ちょっとひんやりしてるぐらいたましだいし!」

「あっシルバ〜いま寝ちゃだめだよ〜」ツンツン

「ごっ!?」

「あー飛び起きた。かわいいねえ」


「この子、いつもは昼寝したり、好物のイチゴ食べたり、ボール遊びしたりと気ままに過ごしてるんだけどー!」

「ただ、ちょっとわがままな性格で怒らせるとこわいこわい…」

「ま、そんなとこも可愛いんだけどね?


🎶〜🎶〜🎶〜🎶〜🎶

「というわけで、新たな愛しき相棒、シルバでした!ばいばーい!」
 ▼ 292 ルノーム@プロテクター 23/02/01 18:26:21 ID:4KCEyreA [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜???

??「へぇー、伊勢崎桃太?」

??「そうそう、今大人気の男子高校生アイドル!今のJKはこいつの話題でもちきりだよー」

??「ちょっと見てみるか」ピッ



こんももわんわん〜★桃太だぞっ!今日は伊勢崎桃太の生配信にようこそ〜今日も配信きてくれ…

??「何これ。やっぱりビジュアルだけのゴミじゃん。まぁ若者の好むものなんてこんなのばっかだよな。すとぷりだ東リベだスプラだプロセカだスパイファミリーだ…上っ面だけ小綺麗で、その実薄っぺらいの。本当に中身がない。こんなものを商品として売りつけるのは詐欺と同じだよね。」 

??「別にいいだろ。そういうのは大体3日で飽きられるんだし」

??「えー待ーてーなーいー!おい、荒らしてやろうぜ」

??「荒らすってどうやって?」

??「適当に低評価押しまくったりデマ流したり」

??「そいつは面白そうだな!やろうやろう!」


〜翌日 コメント欄
アンチ「>>294

アンチ「>>295

アンチ「>>296

アンチ「>>297

桃太「えっ…何これ…どうしたの…?」

シルバ「こぉーん?」
 ▼ 293 マタマ@エレベータのキー 23/02/01 18:26:44 ID:eDOcbF2g [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まだつづいてたのか
 ▼ 294 白くねぇ 23/02/01 18:34:01 ID:yYWoeHl6 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太最高!!桃太最高!!
 ▼ 295 イホーン@オーロラチケット 23/02/01 19:45:04 ID:3xb2iNmo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
面白いんだい!
 ▼ 296 ャローテ@みっけポン 23/02/01 19:52:03 ID:ksOYRoyI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
面白い
 ▼ 297 ルクジラ@グッズケース 23/02/01 19:53:20 ID:wcb.1o.Q NGネーム登録 NGID登録 報告
あれだよ 高評価するよ
 ▼ 298 ホミル@メトロノーム 23/02/01 19:55:44 ID:eDOcbF2g [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アンチじゃない定期
 ▼ 299 ガガルーラ@ドクZ 23/02/01 19:56:26 ID:yYWoeHl6 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>295
>>296
>>297
しっかり統率取れてるの面白すぎる
 ▼ 300 モンガ@あついいわ 23/02/01 19:57:27 ID:BncImrIw NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ウケる
 ▼ 301 ライガー@エスパーZ 23/02/01 19:59:26 ID:7xu.sRlM NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
せっかくロコンの生首線画描いたのに反応少なくて残念だったな

ロコンがこゃーんしてるイラストを描いて欲しいの

ロコンがこゃーんしてるイラストを描いて欲しいの

https://pokemonbbs.com/sp/post/read.cgi?no=1880739
 ▼ 302 マタナ@しんちょうミント 23/02/01 21:18:05 ID:hju6p1iQ [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(これじゃお話にならないんだけど…)
 ▼ 303 クシオ@メガペンダント 23/02/01 23:15:00 ID:hju6p1iQ [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜翌朝

「何これ、昨日の配信、上位がアンチコメばっかりじゃん…」

「アイドルを目指す覚悟は、先輩から教わったはずなのに…」

「僕の配信の、何がそんなに嫌われる要素を成しているの?」

「なんで僕が、こんな罵詈雑言を…?」

「こんなときレオナ様なら…絵名なんなら…桃李きゅんなら…どうするんだろ…」

「こぉーん?」


桃太は昨日の配信のエゴサーチをしていた。

桃太は初めてエゴサしながら顔を真っ青にした。

桃太はあまりにも不自然な罵詈雑言コメントにドン引きしていた。

桃太は思わずスマホを落として固まってしまった。

桃太の少し後に起床したシルバは、主人を心配してか小さく鳴く。

「シルバ。大丈夫だよシルバ。そうだ、今日は新作のバナナクレープ、食べに行こっか」

「こぉーん!」

「もークレープちょー楽しみー!今ならスタ映え間違いなしだよ!」

桃太は膝の上のシルバを床に下ろして、朝食を作るためにキッチンに降りた。

桃太は朝食を作りながら、気持ちを切り替える方法を一生懸命考えた。

「シルバって、ここに遊びにいきたいとかそういうのないのかなー?」カチャガチャ

「あーあ、今が冬じゃなきゃ海に行きたいな…」シャカシャカ



考えているうちに、シルバのサラダが完成した。

「よーしシルバ!おいで!サラダできたよー!」

主人に呼ばれ、シルバが駆け降りてきた。

シルバは目の前のサラダを見るなりダッシュで飛びついた。

「こぉーん♪」モグモグモグ


「ふふっ、美味しいみたいでよかった!」

「しっかし健康的と美味の両立は本当に大変だった!」

「まぁ?僕は絵に歌にも料理にも、妥協、ができないんだよねー❤︎」
 ▼ 304 ードラン@かたっぽピアス 23/02/01 23:17:13 ID:iiuI3ziQ NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
>>303
294 面白くねぇ 23/02/01 18:34:01 名前× ID× wf
桃太最高!!桃太最高!!
↓ 返 ID:yYWoeHl6 2/3 報告
295 サイホーン@オーロラチケット 23/02/01 19:45:04 名前× ID× wf
1件のレス
面白いんだい!
↓ 返 ID:3xb2iNmo 報告
296 ニャローテ@みっけポン 23/02/01 19:52:03 名前× ID× wf
1件のレス
面白い
↓ 返 ID:ksOYRoyI 報告
297 アルクジラ@グッズケース 23/02/01 19:53:20 名前× ID×
1件のレス
あれだよ 高評価するよ
↓ 返 ID:wcb.1o.Q 報告

現実から目を背けるな
 ▼ 305 ットレイ@アルクジラのあぶら 23/02/01 23:22:47 ID:hju6p1iQ [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>304
お話が成り立たないから仕方ないね
 ▼ 306 ギギシリ@キーストーン 23/02/01 23:24:03 ID:AGzMd4wI NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>304
批判コメントなんかこいつにとってはご褒美だよ
どんな安価が来ても続けてるから炎上商法だと思う
 ▼ 307 ルデアケンタロス@カンムリパス 23/02/02 01:52:27 ID:7vHIln0U [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜桃太の学園 教室にて

「おっはよーう!愚民諸君!今日もきゅーとな僕に惚れ惚れするがいい!」





「あれ?おはよう!おはよう…!」


(朝から愚民とか言ってくる奴と会話したくねーよな)ヒソヒソ

(ホント自分に酔っててきもい)ヒソヒソ

(あいつ障がい者だから関わんなよ)ヒソヒソ



「はぁ…嫌だなぁ。今日もか」

桃太は学園が好きではなかった。

教室に入るたびに、桃太は憂鬱な気持ちになった。

いつからか、こんなに学園生活が苦しくなったのは。

昼食はいつも一人で食べていたし、会話の相手もいなかった。

かつて学園は桃太にとって最高に楽しい場所だったというのに。

班を作るときにはいつも避けられ、身に覚えのない罵詈雑言を吐かれ、最悪と言われたこともあった。

       ねも
友達は幼馴染の禰󠄀毛しかおらず、ほとんど孤独に近かった。


そう、桃太は学園でいじめを受けており、クラスで嫌われているのだ。

今日も桃太は罵詈雑言を浴びせられながら、とぼとぼと席についた。

今日は学園に初めてシルバを連れてきたのだが、シルバがいじめに巻き込まれないようにそっとかばんに隠した。



一方、かばんの中のシルバも、憂鬱に満ちた気持ちになっていた。

桃太が自分を抱っこして外に出たとき、もしかして遊びに連れて行ってもらえるのかと思っていたのだ。

しかし、桃太に連れられてきたここに楽しいものは何もない。

机が並んだ殺風景な部屋に、意地悪そうな人間たち。やたら静かな空間には、いじめっ子たちの罵声が響く。

シルバは恐怖と悲しみを感じてしまった。

(ももた…あそびにいくんじゃないの?ここはどこ?)

シルバは騙されたような悲しい気持ちになり、泣き出してしまった。

桃太は全く気づかず、授業の用意をした。
 ▼ 308 ロボーシ@ヘラクロスのツメ 23/02/02 13:33:28 ID:7vHIln0U [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
甘えん坊なシルバはちょくちょく撫でることを要求するために額を出すが、桃太は苦労して寝かしつけた。

桃太は授業中もずっと憂鬱で頭を抱えていた。

脳内はシルバのこととアンチコメのことで一杯だ。


これから下校時間までシルバをどうやり過ごすのか。

あの大量のアンチコメントはいったい誰が書いているのか。

次のライブに向けた事務所でのレッスンプログラムはどうするのか。

学業と芸能活動、そして携帯獣の飼育の両立は予想以上に大変だった。

思えばシルバのことを電話で母に話したとき、確か…こう言われたのだ。

「ポケモンは可愛いだけじゃないの。育てるということは家族になるということ。分かっているの?」

全くもってその通りだった。

シルバはどんなに疲れていても毎日散歩に連れていかなければならないし、定期的に機嫌を取らなければ必要なときに戦ってくれないし、おまけに食い意地が張っている。

ロコンは見た目こそ子犬のように可愛らしいものの、懐くまでは膨大な苦労を必要とする。

一人っ子である桃太には弟の世話のしかたなど知らない。

心身の治療を受け、一度は優しい心を取り戻したシルバも、やはりわがままな一面は否めなかった。

まるで幼少期の自分のようだ。

憂鬱に浸ってため息をついた、そのとき。


「こぉーーん!!!」



終わった。

さしずめ飯をよこせと言っているんだろうがタイミングが悪すぎる。

そもそも50分×6は俺ですらきついんだからシルバが我慢できるわけなかった。

俺の詰めが甘かった。

シルバが鳴きながらかばんから出て桃太に飛びついた。

周囲の注目はまっすぐ自分を貫いた。

桃太はシルバを抱いてそのまま教室を飛び出した。
 ▼ 309 マワリ@みどりのプレート 23/02/02 14:05:52 ID:7vHIln0U [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜屋上

「まあ、ここなら大丈夫。」

桃太は逃げつづけ、結局、視線から逃げるために屋上に来てしまった。

誰も追ってこないことを確認し、戸を閉める。

桃太は屋上に登るのは初めてだったため、初めて屋上の快適さを知った。

都心の中心にある学園の屋上はさまざまなものを見下ろせる。

涼しすぎない風が吹き、眩しすぎない光が照らす。

寝転ぶには硬すぎるが、リラックスには丁度いい。

静かで誰もいないし、人目を気にせずに過ごせる。

なんならライブの練習もできるのだ。

桃太はシルバを地面に下ろし、自分も腰を下ろした。

「ん〜気持ちいいねぇ〜最高!」

「こぉん!」

桃太は柵越しに陽の光に照らされた美しい都心をじっと見つめる。

「ちょっと早いけどランチでもしよっかな」

「シルバ、お腹空いてる?一緒にサンドイッチ食べよっか」

桃太はかばんから今朝作ってきたサンドイッチを取り出した。

自分用とシルバ用では具材が違う。

具材を確認してからシルバにサンドイッチを渡す。

まだ牙が未発達なシルバは、柔らかいものしか食べられない。

「ん〜庶民の味が美味しい!」モグモグモグ

「こんっ!」モグモグモグ

お金持ちの桃太はサンドイッチなど食べないと思われがちだが、料理がめんどくさいときは便利だ。

屋上では何をしても誰にも叱られないし、いじめる人もいない。

何枚か自撮りをとってインスタに上げることもできる。

にも関わらず、シルバはどこか気力がなさそうだ。

「もしかして、学園、嫌?」
 ▼ 310 ンパン@きよめのおふだ 23/02/02 21:06:04 ID:7vHIln0U [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(こっかりどういう展開にしようかな)
 ▼ 311 ガフーディン@スライスチーズ 23/02/02 21:09:20 ID:jcGINodU NGネーム登録 NGID登録 報告
デデーン!
 ▼ 312 クロッグ@チュリネのはっぱ 23/02/02 21:10:56 ID:CHl.lVFk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
げりぴ
 ▼ 313 スイハリーセン@ポケトレ 23/02/02 23:43:55 ID:7vHIln0U [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜教室にて
生徒「ねえ、あの桃野郎のかばんから出てきたやつ何?」

生徒「わかんね。けどめっちゃ可愛かったよな」

生徒「あんな可愛い子、桃太にはもったいないよー」

生徒「それな。あいつDVとかしてそう」

生徒「いやあいつの家金持ちだぞ?さぞかし豪華な生活してるんだろうよ」

生徒「分かるー。あいつめっちゃ甘やかされてそうだもんな」

生徒「えーと、あいつ多分ホワイト種のロコンだよ」

生徒「ホワイト種?たしかにシルエットはロコンっぽかったけど…」

生徒「ああ、雪山に棲息しているといわれるロコンの亜種だよ。」

生徒「ええっ…あいつんなもん持ってたのかよもったいな」

生徒「また会ったらご主人共々いじめてやろうぜ」



〜屋上
具合が悪そうには見えないが、落ち込んだ様子のシルバに桃太が話しかける。

何が原因で落ち込んでいるのか、話してもらわなければ分からない。

「さあ、話してごらん」

「こん…」



「そっか。学園のことは先に言っておくべきだったね。ごめんね?僕に連れられたとき、遊びに連れて行ってもらえると思っちゃったんだね。遊びに行きたい気分のとき、あるよねー。僕もめっちゃ分かるよ。そういえばシルバと本格的に遊びに行ったこと、ないなあ…」

桃太はシルバの意志を尊重しつつ、優しく諭すように言った。

ロケット団で奴隷として扱われていたシルバは、自分の意見を述べることすらまともにできなかった。

桃太が自分の意志を真摯に聞いてくれて、安心したようだ。

シルバも納得してくれたようで、「こんっ!」と鳴いた。

シルバの希望を叶えてあげられないお詫びに、桃太はシルバを学園の大きな木の前に連れて行った。

そしてこれは願いを叶える魔法の木だ、お願い事を言ってごらんと言い、シルバが願い事をするのを見守った。


(ももたと…あそびに…いきたいっ!)


桃太は内心シルバのことをわがままなやつだと思ったが、自分の幼少期にもきっと両親に同じ思いをさせただろうと思い許した。

シルバを思い切り抱きしめ、尋ねた。

「お願い事…できた?」

「こんっ!」
 ▼ 314 ンジャラ@ころころマメ 23/02/03 00:08:45 ID:4lPwWKZQ [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバ「こぉ…」(ご主人…わがまま言ってごめんなさい)

桃太「いいんだよ。こちらこそご期待に添えず申し訳ない」

桃太はシルバの背中を優しくさすり、もう気にするなとジェスチャーで伝えた。

シルバを元気付け、慰めるために数曲歌ってやった。

楽しい曲で元気付けたり、悲しい曲で寄り添ったりしてみせた。


「じゃあ、教室戻ろっか…」

戸に手を掛けたとき、桃太は今教室に戻ると色々面倒くさいことになることに気がついた。

まずシルバを隠すのが面倒くさい。

それから教室を飛び出して何をしていたのか話すのが面倒くさい。

あと単純にリラックスしまくった後授業を受けるのが面倒くさい。

それだったらこのまま学園を飛び出して…

「シールバッ。やっぱさぁ、このまま遊びに行こうよ?」

今日は部活もないしいっか。

シルバを思い切り満足させてやる。

ついてこい!



〜教室

「あいつ、いつまで経っても帰ってこないな」

「ぶっとい大便でもしてんじゃね?」

「いやどんだけぶっといんだよ」

「ちっ、いじめてやろうと思ったのに」

〜???

「あいつ俺らのアンチコメ読んだの?」

「桃太の奴、今ショックで倒れてるかもな」

「ざまぁww」
 ▼ 315 ンリキー@プレミアボール 23/02/03 09:40:42 ID:4lPwWKZQ [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
??「あいつ、これを機に活動停止してくんねーかな」

??「分かる。あいつの歌みた検索するとき邪魔なんだよね」

??「プロでもないくせに自分の歌を聴いてもらおうなんて烏滸がましいにも程がある」

??「まともな神経してたらそれが分かるんだけどな」

??「もしあいつがアイドルとして成長して、やがてメディア出演が増えたりしたら…」

??「ないない。あんなやつはいずれどっかで挫折するさ」
 ▼ 316 カドッグ@キバゴのウロコ 23/02/03 10:23:23 ID:4lPwWKZQ [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(またバトルに負けるとは、お前は一体何をしているんだ!)ガウッ

(こぉんっ!?)

(役立たずが…罰として今日は晩飯抜きだ!覚悟しておけ!)

(こぉん…)



「ん?どしたシルバ?遊びに行こうよ」

「こ、こん!」

「まずさーお洋服買お🎶!」

「こん…」



また耳を垂らして丸まって固まってる…叱られたわけでもないのに。

やはり、またいつものあれか。


桃太は知っているが、元奴隷のシルバは誰かに優しくされることに違和感と罪悪感を感じてしまうのだ。

バトルに負けるたびに、トラウマが蘇って発作を起こしてしまうこともあった。

大好きな主人の腕にしがみつき、なかなか離れてくれないこともあった。

桃太はそれを知っており、シルバには甘めに接していた。

シルバが恋愛を経験すれば、少しは変わるだろうか…


シルバはまだ小さく幼いので、恋愛には疎いのだ。



〜ショッピングモール
「ねぇーシルバ!この服とこの服どっちが似合う?」

「こん…こん!」

「こっちの白いコート?僕もなんかそんな感じがしたんだよね…」


「じゃあさ、マフラーの色は何がいいかな?」

「こん…こー!」

「あははっ、シルバのセンスはちょっと奇抜だよー」
 ▼ 317 ライドン@ベトベターのどくそ 23/02/03 14:27:29 ID:4lPwWKZQ [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「いや〜たくさん買っちゃったね〜」

「こーん!」

「シルバ、これちょっと持ってよ」

「こーん…」

「www冗談だよ」

買い物を終え、次は何して遊ぼうか考えていた桃太は、前に先輩アイドルに言われたことを思い出した。


先輩アイドル『アイドルの掟27!プライベートで遊ぶときは身バレに注意するべし!』


「そうだよね。身バレしたらめんどくさいよね。僕スタイルよくて可愛いから自然に目立っちゃうよ…」


「そうだ!レストランで休憩しよっか」

「こーん」(なんで?)


〜ショッピングセンター レストラン
「えっと、煮干しラーメン一つ…」ビッ


「今の時代は注文も機械でするんだねー🎶」

「あっ、シルバは赤富士そばがいいの?」ビッ


「じゃ、待ってる間に次どこ行くか考えよっと」

「今の僕たち、デートしてるみたいだね?」

「くぉーん!」
 ▼ 318 ッサム@ジャラランガZ 23/02/03 16:35:04 ID:4lPwWKZQ [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜桃太とシルバのところに注文したそばが来ました〜

「ん〜これこれこの味よ!」

喉越しの柔らかいそばが喉を通過し、幸せに満ちる。

桃太はそばを冷まさず一気に食べる。

桃太は食に関してはかなり豪快であった。

小柄な体格からは想像できない食べっぷりだ。

一方、シルバはそばを食べるのに苦労していた。

「ふぉ〜ん」

「はいはい」

器に口を突っ込まれると散らかるので困る。

そこで桃太は自力でそばを食べられないシルバの口にゆっくりとそばを運ぶ。

「こぉーん🎶」

「おいしい?」

2人は楽しい時間を過ごした。
 ▼ 319 イアント@イエッサンのけ 23/02/03 17:28:56 ID:4lPwWKZQ [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桃太とシルバがデート?を楽しんでいた、その頃…


〜桃太の事務所

「えーと、君がマネージャーを務める新人の伊勢崎桃太について、ちょっと話がある。」

「はっはい!なんでしょうか?」

「これから話すことは、桃太を心から信じ育てている君にとっては、少し耳が痛いかもしれないが、聞いてくれるか?」

「はい…」


「私は…彼はアイドルに向いていないと思う。」

「えっ!?」



「どうしてですか!桃太は努力してオーディションを勝ち抜いたんですよ!誰よりもアイドルに憧れているんです!練習にも一生懸命で…」

「分かったから落ち着いてくれ。私も彼が努力家であることは理解しているよ。彼がここに所属することを認めたのも私だし、彼には将来大成してほしいと願っている。だからこそ心配なんじゃないか。」

「えっ?」

「彼は性格に少し問題がある。言葉遣いが荒くわがままだし、短気だ。思い通りにならないと機嫌を露骨に態度に出したり、マネージャーの君なら思い当たることがあるだろう?」


「はい。確かに彼は、少し未熟な面がありますよ。でも!」

「事実彼は学園で人間関係に馴染めず特別支援教室に通っており、さらには卑猥なサイトに動画を投稿しているとファンからの報告があった。これはアイドルとしてどうなのかと」

「私も事務所長として責任というものがある。彼のアイドルとしての成長を最後まで見届けたいのは山々だが、全てを肯定することはできないんだ。分かるね?もし何かあってからでは遅いんだよ」

「所長は…彼の夢を否定するんですか!」

『僕の歌で、みんなの心をひとつにしてみせる!』

「否定はしないさ。だがね、この業界は人気のある者ほど代償に抱える葛藤や困難も多いんだ。憧れだけでは成立しない。本当に覚悟のある者だけが、頂点を勝ち取れる。今の桃太に、その覚悟があるとは思えない。」

「そうですよね…」

「桃太は幼少期から苦労の多い人生を過ごしてきた。あまり厳しいことは言いたくないが、時に厳しいことを言えるのも、マネージャーとしての義務。違うかな?」

「はい、その通りです…」
 ▼ 320 マスジョー@ジャラランガZ 23/02/03 17:41:57 ID:4lPwWKZQ [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『先輩アイドルは全てのファンを平等に扱えって言うけど、それ僕には絶対無理!可愛い女の子と臭ぇ貧乏人とか田舎者共じゃそりゃ可愛い女の子を贔屓したくなるもん〜』

『貧乏人とか田舎者ってさ、見た目が汚ねぇ上に性格悪いんでしょ!人間のゴミカスじゃ〜ん。まじで無理』


桃太が前に仲間のアイドルにそんなことを言っていた。

配信で言えば間違いなく大炎上する発言。

無名だった頃の桃太は謹厳実直だったが、人気が出始めてからこういった調子に乗ったような発言が増え始めた。

桃太が所属している「ドルフィンズ」は今着実に人気が上昇しており、彼には派手な遊びは控えるようにメンバーには再三再四注意してあるのだが…

なにしろ家が金持ちだ。

桃太は財産と可愛い女の子に目がなく、あらぬ方向に堕ちてしまいそうで怖い。

「うぬぼれも程々に、常に周りへの感謝と敬意を忘れてはいけません」

桃太は果たして私の忠告をちゃんと聞いてくれたのかな…
 ▼ 321 ードー@バトルポケット 23/02/17 10:49:11 ID:hCOswfGk [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【新章】魔法使いの歌声



「モモタ! ライブそろそろ始まるよ!」

「バリリィィ!」

「二人してうるさいなあ…あと5分寝かせt」

「パーモット! でんこうそうげき!」

「え、ちょ、待っ、すぐ行くから待ってくれ! オヤジに怒られるから!」




アイドルとしての自覚のない罰だろうか。
夢から覚めたモモタは美しく染められた自分の淡紅色の髪が酷い汗で脱色しているのに気付いた。


「クソ……後輩のくせしてあんにゃろう…」

「モモタ! 朝ごはんできたっておばさまが〜」

「うるせえ! 現実にまで出しゃばるなバトル狂めが!」


ドスドスと不機嫌を撒き散らしながら階段を駆け下りていくと彼女はそこに突っ立っていた。

「なあネモ、どいてくんない?」

「モモタが早く起きないからおばさまに私が頼まれたんじゃない」

「でもまだ6時じゃねえか。ゆっくり寝てたっt」

「モモタ自分がアイドルって自覚あるの? 今起きたのでさえギリギリなんだよ?」

「だいたいライブの開始時刻くらいオヤジの財力を持ってすれb

「バリバーッ!」

「ハラバリー…テメエこのモモタ様のポケモンのくせしてネモの味方になろうってのか? 無能のデブ野郎が…」

「モモタ、流石にそれは言い過g」

「あれだよ、その言葉はいけないよ」

「フン、自分の身の丈も知らず相棒にやつあたりとは」

「んんwww 無責任ですなwww」

「なんか最後怪しくなかった? ともかくモモタ、今すぐハラバリーに」

「モモタ殿の発言に物言いを」

「「「「出てくんのが遅え(い)よ」」」」

「ノットブラボーです」

「はいはい分かったようっせーな。いつも通り歌うだけだろうが」
 ▼ 322 ーディン@オリジンボール 23/02/17 12:03:42 ID:tGMIsDb6 NGネーム登録 NGID登録 報告
乱立しててどのスレを見ればいいのかわからない
2とか3はもう更新しないの?
ちょっとおふざけがすぎるんじゃない?
 ▼ 323 オしのひめ◆tsGpSwX8mo 23/02/17 12:04:21 ID:hCOswfGk [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>322
2は過去ログいった
3はもう更新しない
 ▼ 324 ーランス@チイラのみ 23/02/17 12:25:53 ID:A5.s6koQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告

【SS】アイドル少年【リメイク】

https://pokemonbbs.com/sp/post/read.cgi?no=1847526
https://pokemonbbs.com/sp/post/read.cgi?no=1856128

【SS】アイドル少年!【イッチがssを気ままに練習するスレ】

https://pokemonbbs.com/sp/post/read.cgi?no=1877738

【SS】新アイドル少年

https://pokemonbbs.com/sp/post/read.cgi?no=1879440

【SS】アイドル少年 vol3

https://pokemonbbs.com/sp/post/read.cgi?no=1855993

【リレーSS】アイドル少年 season2

https://pokemonbbs.com/sp/post/read.cgi?no=1862042

建てすぎ
 ▼ 325 オしのひめ◆tsGpSwX8mo 23/02/17 12:27:16 ID:hCOswfGk [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>324
リメイクと3以外おれじゃない
 ▼ 326 ーフィア@ピカピカだんご 23/02/17 12:28:46 ID:A5.s6koQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>325
そもそもあなたは本物の伊勢崎?
 ▼ 327 オしのひめ◆tsGpSwX8mo 23/02/17 12:29:18 ID:hCOswfGk [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>326
違うよ
面白いからなりすましてただけ
 ▼ 328 オしのひめ◆tsGpSwX8mo 23/02/19 23:04:40 ID:.mdAjfx2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トリップテスト
 ▼ 329 ククラゲ@ガラナツのえだ 23/02/19 23:05:58 ID:uq/2FV1Y NGネーム登録 NGID登録 報告
うんち
 ▼ 330 イリーフ@パチリスのけ 23/02/20 14:17:52 ID:lF929IYY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>327
当事者やん
 ▼ 331 プラス@まじめミント 23/02/20 14:19:30 ID:vWH.bYcA [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
見事に初代のこのスレ以外消されてて草
 ▼ 332 b8.LEDTODc 23/02/20 14:20:34 ID:ZXlQR8hU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
てす
#ア
 ▼ 333 tsGpSwX8mo 23/02/20 14:20:58 ID:ZXlQR8hU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
てす
#1
 ▼ 334 ソクムシ@オッカのみ 23/02/20 14:21:05 ID:lF929IYY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>325
そもそもお前じゃなきゃ誰なんだよ
 ▼ 335 ンドロス@シールいれ 23/02/20 14:23:51 ID:vWH.bYcA [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>334
面白いと思ってクエスパトラみたいに便乗した誰かじゃね
 ▼ 336 クガメス@テラピースみず 23/02/20 14:24:15 ID:XQjcS6ZM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>304
これが面白すぎる
 ▼ 337 シギダネ@ドラゴンジュエル 23/02/20 14:24:47 ID:vWH.bYcA [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>336
これどういうシーンなの?
 ▼ 338 ガユキノオー@もくざい 23/02/20 14:32:10 ID:XQjcS6ZM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>337
本来はアンチコメになる所が安価のせいで普通に面白い!とかになっちゃって辻褄が合わなくなってる
そんで1はそれをもみ消してる
このページは検索エンジン向けページです。
閲覧&書き込みは下URLよりお願いします。
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=1835209
(ブックマークはこちらのページをお願いします)
  ▲  |  全表示338   | << 前100 | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!

(消えた画像の復旧依頼は、お問い合わせからお願いします。)
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼