【SS】ポケルスの研究【ポケモン化注意】

ポケルス。それは、自然界にごく稀に発見される珍しく貴重な存在である。
あまりにも希少なので、その存在について研究が進むことはほとんどなかった。
ところが、我々研究グループはポケルスの採集、ひいては培養に成功したのだ。
そこで、人間を人為的にポケルスが充満している空間に滞在させたらどうなるのか。
我々はそれをリサーチするべく、被験者を募集することにした。

作者さん大丈夫ですかー

ここで言うのも間違ってるやもしれないが、催眠術使える感染済みのポケモンに「あなたはポケモンです」って暗示を掛けられて、それに従って吠えたり四足で走り回り、次第に汚染されていくのと何でこんなことをしてるのだろうとぼんやり思ってる状態になるのいいなぁと思いました　もちろんオチは感染堕ち

しえん

支援

乗っ取る？

正直このSSの文章力がすごすぎて乗っ取り出来ない……

我々は警戒しながら先を急いだ。
そして、廊下の奥で我々が見たのオオタチに首に纏わり付かれ、体をぴくんぴくん痙攣させる大きな耳を生やした職員だった。

「あぁあぁあぁっ♡♡ポケモンになっちゃうぅっ♡気持ちいいの我慢できないぃぃ♡♡」

職員は最早混乱して快楽の虜になっており、訳もわからずオオタチの尻尾にしゃぶり付いている。

「お、オオタチ！その人から離れるんだ！」

私はなんとか引き離そうとその人の腕を掴もうとする。
しかし、オオタチの手が私の手に触れた。
指を掴み、そのままキュッと握りしめた。
その指を通して強い快楽が脳に流れ込んでくる……！

「う、うわあぁ！」

たまらず腰を抜かし、のたうち回るようにオオタチから離れる。
我ながらあんな勢いで這えるとは……

「……たちぃ♡」

私が逃げたのを見たオオタチは再び職員の首に巻き付いた。
もうあの職員は助からない。自分から快感を欲してしまっているのだから……

「オオタチ……ッ♡ﾝ"っふぅ……オオタチぃ……ふぅー……ッ♡」

「……ッ、くそっ！行くぞ！」

「は、はい！」

「らるぅっ！」

私自身、少量とはいえポケルスが入り込んでしまっている……なんとか早く手を打たねば……

今日出所していた職員にがむしゃらに電話をかける。
先程チラーミィになった職員、今オオタチに蝕まれている職員、隔離部屋に避難している職員、今私といる職員を除くと……

「おい！大丈夫か！！」

「博士！大変です！！4フロアにあるコンピュータ制御室が！！ピカチュウとルクシオに！！」

「なんだって！？！？」

私達は急いで4フロアに向かう。　

「……何か、変な匂いがするな……」

先程通気口の中で感じた匂いだ。あの匂いが何故かフロア4には充満している。
というか、何かガス状の物体が漂っており、視界がどことなくピンクがかっている。
あまり嗅いではいけない……本能でそう感じた。
私達は急ぎ足でコンピュータ制御室に向かう。
すると、扉の前に苦しそうに倒れ伏す職員の姿が。

「あぁ……はぁう……」

「だ、大丈夫か！？」

「ゲホッ……る、ルクシオとピカチュウが……空調設備を全部壊して……ロゼリアを……」

「ロゼリア……？」

「ポケルスに汚染されたあまいかおりを……ゲホッ！」

なんだって？
ポケルスに汚染されたあまいかおり？

「ロゼリア……が……ポケルスを大量に取り込んで……！あまいかおりと一緒に放出してるんです……！」

「ゲホッ！ゲホッ！」

「しっかりしろ！まずは安全な場所に……」

「はかせぇ……わらひはもう……だめ……ぇす……♡♡」

「おい！しっかりするんだ！」

「ぴかぴーかぁ？」

扉の向こうからピカチュウの声がする。
私は機械の状態を確かめるべく、おそるおそる扉を開いた。

中にはこの施設の空調などを管理している機械があり、施設全体の空気を浄化、循環させる役割を持っていた。だが……
その機械はルクシオら3匹の電撃によって破壊され、パリパリと帯電している。
これでは空気の入れ替えも浄化も出来ない。
さらに、通気口の前にロゼリアが立ち、あまいかおりを通気口に向かって吹き出し続けている。

「ろぉーぜぇ〜……！」

「りんくぅ……♡」

コリンクがロゼリアの香りにうっとりしている……
いやそれよりあのロゼリアは確か以前研究員の1人が保護したポケモンの一体だったか…
彼女もピカチュウらと一緒にいるということは、彼女もまたこのパンデミック騒ぎで汚染されたのだろう。

あまいかおりはこちらにもわずかに漂ってくる。
……この匂いは先程通気口内部で嗅いだものだ……
なるほど、そういうことか……
　

性癖歪んだ
お願いしますどうか完走してください

「ぴぃかちゅう〜……♡」

「るうなぁう……」

ピカチュウに続きルクシオもこちらに気が付いて近づいてきた……これ以上ここで思索を巡らす暇はないだろう。

「逃げるぞ！」

「はい！ラルトス、ねんりきだ！」

扉をねんりきで固定し、今のうちにエレベーターを目指すのだ。

「あはは……きも……ち、いい……♡もっとちょうだい……♡いい匂いちょうだい……♡♡」

先程倒れていた研究員は既に人間としての原型を失いかけていた。彼女ももう助からないだろう……だが、1人でも生き残ればいい、全滅してしまえばパンデミックを止める者は誰一人いなくなる。我々だけでも逃げなければ……

なんとかエレベーターに逃げ込んだ我々は、この後どうするかを考えながらロゼリアの行動の恐ろしさを感じていた……。

「彼らはどうして機械を破壊したりなんかしたんですかね……とにかく暴れたくてあんなことを……？」

「……違う。彼らは全て計算済みなのだ……アレを破壊してしまえば空気の循環は止まり、そしてポケルスを込めたあまいかおりを撒いてしまえばこの研究所全体にポケルスが充満する……とな」

あまりにも計略的で、脅威的だ……このままでは研究所にいるだけで我々はいずれ……
チーン……

「……あ、着きましたね……」

「ポケルスを吸うな……できる限り呼吸せずに移動するのだ……」

「は、はい……」

我々は服の袖を口に当てながらエレベーターから出る。
ここは先程私が通気口を通ってたどり着いた廊下だ。ここに隔離部屋に避難していた女性が……

「……あぁっ！」

「あうっ……ぐあぁっ……♡にゃうぅっ♡うにゃあぁあ♡♡」

一足遅かった……女性は自ら窓一つない部屋に閉じこもり、通気口から出る汚染されたあまいかおりを吸い続け汚染されたのだ。
ニャビーの赤と黒の毛に覆われた彼女は快感に耐えかねてゴロゴロ転がりまわっていた。
くそっ……私の部屋もおそらくあまいかおりで汚染されている……八方塞がりか……？
……さらに何かの足音が聞こえてくる。

「ひのぉっ！」

「かえぇ……！」

「がぁでぃ……！」
　

何ということだ。ヒノアラシ、ヒトカゲ、ガーディ。このタイミングで、しかも丁度我々と同じ3匹で立ち塞がられるとは……

ジリジリと迫りくる3匹。逃げ場のない我々は追い詰められるしか出来ない。

「くっ……ラルトス、ねん……」

「があぁう！」

指示を出すより早くガーディが研究員に飛びかかる。勢いよく体当たりされた彼はたまらず地面へ倒れ込み、のしかかられされるがままの状態に。

「ぐあぁぁ！！」

「らるぅ！？」

「かぁげぇ……！」

さらに、ラルトスにもヒトカゲが抱きついて押し倒してしまった。

「るっ……ぅああぁ！！」

「ラルトス……！くぅっ……」

「ラルトス！あぁあっ……う、あぁぁ！」

「でぃ……♡でぃ……♡」

ガーディに舐め回され、激しくのたうち回る研究員。崩れ落ちるのも時間の問題だろう……

「らるうぅ！るっあっ！あぁぁ！！」

「かえぇ……ひーぉ、ひとぉ……♡♡」

ラルトスも悶えながらなんとか振り払おうとするが、ただでさえ非力なのに、汚染の快感でヘナヘナと力が抜けていくこの状況でラルトスがヒトカゲの抱擁から逃れる術はなかった。
後は残されたのはわたしだけ。
ヒノアラシが甘えたそうに前足を振りながら近づいてくる。

「ひのぉ、ひのっ……♡」

「ひっ……くっ、くるな！くるなぁっ……！」

エレベーターに背中をくっつけて必死に叫ぶ。
ここで希望も何も潰えてしまうのか……

「るぅ……らるぅあぁぁ！！」

私が諦めて目を瞑った瞬間、ラルトスが最後の力を振り絞ってサイコパワーを発動し、私の体は宙に浮かぶ。

「ひのっ！？」

「う、うわあぁぁぁ……」

「るぁぁぁぁ！！」

私は弾丸のようにヒノアラシの頭上を通過し、近くにあった倉庫に向かって飛んでいく。扉がサイコパワーでパカっと開き、勢いそのまま中にぶち込まれる。

「あっだあぁぁ……！」

頭から中の機械に激突した……！頭の上で星が飛ぶ。
と、その時カチッ、とドアにロックがかかる音がした。

「ひのー！ひーのぉ！」

ドンドンと扉を叩く音が聞こえる……

ラルトスは、唯一無事だった私に希望を託したようだ……
だが、私に何ができるというのか……

「……！……！」

「……♡……♡」

「……！♡〜〜〜！！♡♡♡」

扉の外では研究員とラルトス、それにすり寄る3匹の声が聞こえてくる。
必死の叫びは次第に弱々しくなっていき、やがて快楽に溺れる甘ったるい喘ぎ声へと変わっていく……
……その様子を聴きながら、私は鼻をつく匂いに気が付いた。
……ん、この匂い……
あまいかおりの匂いが漂ってくる。それも相当濃い匂いで……

「あぁ……！」

ま、マズい……！ここの通気口からも汚染されたあまいかおりが……！
これでは最後の希望どころか、なす術もなくポケモンになるだけだ……
……本格的に頭がポーッとしてきた……

せっかくみんなが助けてくれたのに。このまま終わるのか。もうダメなのか……

「……ん？」

尻のあたりに何かが当たる。ポケットに何かが入っている。
……！これは！対ポケルスの……そうだ……自分の部屋から出る前に、最悪の事態に備えて携帯していたのだ……！まだ薬として未完成だし、ポケルスへの抵抗があるという事以外何も分かっていないが……

（もう、こうするしかない……！）

藁にもすがる思いで倉庫内に転がっていた注射針を手に取り、対ポケルス物質を全て流し込んで自らの腕に注入する。

（頼む……！）

……そして、対ポケルス物質を打ち込んだと同時に私は気を失った……　

支援

しぇん

久しぶりです作者様

続き楽しみ

支援

支援

治安

>>143
盛大に誤字しました支援です

支援

しえん

支援

支援

しえん

………………
……………………
頭が、痛い……
体の節々が痛む……
不愉快な感覚でいっぱいな中……私は目を覚ましたらしい……
ここはどこだ……何があったんだったか……
今は何時だ、私はどのくらい眠っていた…？
真っ暗で何も見えない……
ここで座っていても何も起こらない……私は手で体を支えながら立ち上がり、周囲の状況を＿＿

「う、ぉ……？」

手を地面から離し立ち上がろうとした瞬間、何故かバランスが取れなくなって再度地面に倒れ込む。

（……ハハハ、余程深い眠りについていたようだな……）

私は再び立ち上がろうとする……が、二足で立とうとするとどうしても体がフラフラし、前のめりに倒れ込んでしまった。

「こぉっ……！」

……こおっ？
……今のは私の声か？
……？
お腹をおもいきり打ってしまったので腹が痛い。
無意識に自分の腹を抑えてさする……さ……す……？
…………ふわふわしている……？
まるで毛に覆われたポケモンを撫でたときのようにふわふわだ。
これはいったい……
声、腹。何がなんだかよく分からない。
呆然と思索に耽っていると、埃を吸ってしまったのか鼻がムズムズして……

「こっ……こっ……こおぉんっ！！」

ボオォォッ！

「こぉんっ！？」

突然目の前で炎が燃え上がり、思わず飛び上がってしまった。
目の前にあった紙の束が燃え、チリチリと淡く火を灯した
何が起こった！？何故突然炎が発生した！？この部屋はそんなに乾燥しているのか！？発火要因になりそうな気体が漂っ……て……

……ん？

火のおかげで多少視界が効くようになった。
私自身も火に照らされ、体が視認できた。

手が……丸っこい？
……真ん中には変な丸がある。なんだ？なんなんだこれは？
足が見えた。だがそれは人間のソレではない。
これまたフワフワで、手と同様に真ん中に丸い何かがあった。
試しに自分の足を触ってみる。フワフワしている。真ん中の点はむにむにしている。
認めたくは無いが……これはいわゆる「肉球」だ。
……まさか。嘘だろ？
いまだに信じられない私は、発声を試みようとした。
あー、あー、アメタマあおいなあいうえおー。

「きゅー、きゅー、こぉんここんこんこんこんこぉ」

……。

　

支援

キュウコンだ！

支援

しえん

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しえん

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しえん

支援

支援

しえん

流石にもう来ないでしょう……

まだ俺は待ってる