▼  |  全表示222   | << 前100 | 次100 >> |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
SS

【SS】エーテル財団に就職したら後輩がレズだった件【毎週日曜更新】

 ▼ 1 ◆LHFMcrOYv. 17/06/04 22:56:48 ID:TcZD3pvE NGネーム登録 NGID登録 報告
前々作 エーテル財団に就職したらパートナーが天使だった件
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=414630

前作  エーテル財団に就職したらパートナーがドSだった件
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=497491

このSSはシリーズもので、上記の主人公も今作に登場するので、上のを見て貰ってからの方が、より一層お楽しみ頂けます。

ただ、説明も入れるので、ここから見始める人も読めるようにしてあるつもりです。


〜このSSの読み方〜

前々作の主人公はT職員♂、♀で表記します。
前作の主人公はS職員♂、♀で表記します。

また、途中で記号で区切るときがありますが、

◇→T職員♂視点
◆→S職員♂視点
○→T職員♀視点
●→S職員♀視点
☆→職員♀視点

とします。

では、スタートします。
 ▼ 83 ◆LHFMcrOYv. 17/06/18 22:51:10 ID:ZVAv7LOU [1/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドS職員「……まぁ、貴方がどうしてもと言うなら……」

普通職員(付き合ってから大分ちょろくなったな〜)ニヤニヤ

ドS職員「あ? なにニヤニヤしているんですか、殺しますよ?」

普通職員(やっぱ変わってねぇ……)

グラジオ「そうか、手伝ってくれるか!」

新人職員(って言っても、多分探してるってのは……)

グラジオ「探しているのはリーリエといってな、俺の妹だ。長い金髪で……白い服を着ている筈だ」

新人職員(やっぱり……)

普通職員「妹……?」


イメージリーリエ『ククク……私の闇の力が目覚めようとしています……!』ミギテオサエー


普通職員「……的な?」

グラジオ「全然違うッ!!」
 ▼ 84 ◆LHFMcrOYv. 17/06/18 22:52:05 ID:ZVAv7LOU [2/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドS職員「……新人さん」

新人職員「ふぁ、ふぁいっ!?」ビクッ!

ドS職員「……」ジトッ…

新人職員「な、なんですか!? 告白ですか!? それならいつでも大歓迎──」

普通職員「──なわけあるか! って、なんで俺が突っ込んでんだ!」

ドS職員「……貴女、今日随分と静かですね。何か隠していませんか?」

新人職員「えっ! いやいやいや、そんなこと……」アタフタ

新人職員(リーリエがうちにいることはバレちゃ駄目だ。連れてかれちゃうかもしれない。……リーリエは……私が守るんだ、絶対)

ドS職員「そうですか」ピッ、プルルル…

普通職員「ん、電話か?」

グラジオ「おい、それよりリーリエを……」

ドS職員「もしもし、リーリエという女の子を探してほしいのですが……えぇ、アローラにはいる筈です……はい、あぁそうですか、わかりました。ありがとうございます」ブツッ

普通職員「お、おい、今の電話って……」
 ▼ 85 ◆LHFMcrOYv. 17/06/18 22:52:43 ID:ZVAv7LOU [3/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドS職員「使用人に調べさせました。リーリエという娘は新人さんの家にいますね」

グラジオ「なっ!?」

普通職員「え……!?」


新人職員「調べるの速すぎじゃないですか!? どんだけ有能なんですか!?」ガーン!


ドS職員「大財閥の情報網を舐めないで下さい」

普通職員「お前どんどんチートレベルが増していってない?」

ドS職員「……貴方もこの大財閥を継ぐんですよ?」

普通職員「! ……お、おぅ……まぁ……うん」

グラジオ「イチャイチャするな! それより、新人ってのは……」

ドS職員「イチャイチャは全くしていませんが、新人はその娘です」スッ

新人職員「っ……」

グラジオ「お前……本当なのか!?」

新人職員「……着いてきてください」スタスタ…
 ▼ 86 ◆LHFMcrOYv. 17/06/18 22:53:23 ID:ZVAv7LOU [4/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
グラジオ「お、おい!」

ドS職員「いいから、黙って着いていきますよ」

普通職員「でも、なんだって隠してたんだ──」

ドS職員「──黙って、と言ったでしょう?」ギロッ

普通職員「はいすいません」






新人職員(……恨みますよ、ドS先輩)キッ!




ドS職員「……」
 ▼ 87 ◆LHFMcrOYv. 17/06/18 22:56:41 ID:ZVAv7LOU [5/10] NGネーム登録 NGID登録 報告




〜職員♀の家〜

グラジオ「無事か!? リーリエェェェェェェッ!!」バァンッ!

リーリエ「に、兄様っ!? なんでここに!?」ビクッ!

グラジオ「そんなことはどうでも良い、怪我とかはないのか!?」

リーリエ「は、はい、良くして貰っていますし……」

グラジオ「っ……良かった……リーリエ!」ギュッ!

リーリエ「わ! に、兄様ったら……///」ギュッ…


ドS職員「感動の再会ですね」

新人職員「リーリエったら、赤くなっちゃって……」プクー

普通職員「お前は何に嫉妬してるんだよ」

ドS職員「私達は邪魔になりそうなので、一旦外に出ますか」

新人職員「し、しかし、あの二人がなんか変な感じになって、あんなことやこんなことをしてしまったらどうしましょう……」ドキドキ

普通職員「兄妹だからな?」
 ▼ 88 ◆LHFMcrOYv. 17/06/18 22:57:40 ID:ZVAv7LOU [6/10] NGネーム登録 NGID登録 報告





〜家の外〜

新人職員「……」

ドS職員「……あの、すいませんでした」

新人職員「っ……えっ!? ドS先輩って謝るんですか!?」

ドS職員「謝った私がバカでした、今すぐ全裸で土下座してください」

新人職員「喜んで!」ヌギッ

普通職員「喜ぶな! てゆーかマジでやめろ!!」

新人職員「え……マジでやるとでも思ったんですか?」ヒキッ…

ドS職員「流石変態ですね。見下げ果てました」ギロッ!

普通職員「なんで俺が責められてんの!?」

ドS職員「まぁ、それはそうと、強引なやり方をしたことは本当に申し訳なく思っています」

新人職員「……良いですよ、別に」
 ▼ 89 ◆LHFMcrOYv. 17/06/18 22:58:47 ID:ZVAv7LOU [7/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドS職員「しかし、兄妹なら会わせてあげた方が良いに決まっています。グラジオさんも悪い人ではありません。頭はおかしいですが」

普通職員(さらっとディスった……)

新人職員「……そう、ですよね……」

ドS職員「……何故、あのリーリエという娘と一緒の家で暮らしていたのですか?」

新人職員「それは……かくかくしかじかで……」

ドS職員「成る程……ですが、妙にあの娘に拘りますね。前に会ったことでも?」

新人職員「……私の方は」

ドS職員「? ……それはいったい──」





ギュオォォォォ……!
 ▼ 90 ◆LHFMcrOYv. 17/06/18 23:00:14 ID:ZVAv7LOU [8/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
その時、何もない空間に、大きな穴が開いた。

普通職員「!? ……なんだアレ!?」

ドS職員「……?」



新人職員「………………来た」



──バッ!




そして、穴の中からひとつの影が飛び出した。









              To be continued……
 ▼ 91 ◆LHFMcrOYv. 17/06/18 23:03:26 ID:ZVAv7LOU [9/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
─次回予告─

リーリエ「最後の影は、いったい……!?」

グラジオ「何が来ようと、俺の敵ではない……!」

リーリエ「流石兄様、お強いですね!」

新人職員「わ、私の方がもっと強いからね!」

グラジオ「む、俺の方がもっともっと強い!」

新人職員「私の方がもっともっともっと強い!」

リーリエ「お二人とも、仲が良いですね」フフッ

新人職員&リーリエ&グラジオ「「「次回、第4話【"力"の使い方】」」」

リーリエ「それなら、お二人でバトルしてみてはどうですか?」

新人職員「いいね! じゃあリーリエを満足させた方が勝ちの勝負ね!」

グラジオ「な、何ッ!?」

新人職員「さあリーリエ、私に全てを委ねて……」サワサワ…

リーリエ「わ、私が言ったのはポケモンバトルの方で…………はぁんっ……!」ビクッ!


キテルグマ(キマシタワー)
 ▼ 92 ◆LHFMcrOYv. 17/06/18 23:05:03 ID:ZVAv7LOU [10/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
短くてすいません。リアルが忙しいので、多分これからも短めでだらだらやっていくと思います。
それでもよければ、たまにでも見てやってください。よろしくお願いします!
 ▼ 93 イアント@リュガのみ 17/06/18 23:05:14 ID:h30i5xrI NGネーム登録 NGID登録 報告
UB?いや、モーンか?
 ▼ 94 タグロス@トロピカルメール 17/06/18 23:10:03 ID:VFqcifYY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あーなる、そういうことか
 ▼ 95 レブー@くろおび 17/06/19 00:49:37 ID:MXKRFl2k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
池崎ワロタ。
支援です!
 ▼ 96 マゲロゲ@そうこのかぎ 17/06/19 06:28:11 ID:XLHPgo/I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
毎回面白すぎる
支援
 ▼ 97 ロストロトム@つきのいし 17/06/25 19:29:19 ID:/Eqx1MGg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
日夜上げ
 ▼ 98 ガボスゴドラ@ぎんのおうかん 17/06/25 19:49:48 ID:jJBJh/aM NGネーム登録 NGID登録 報告
しえそ
 ▼ 99 ◆LHFMcrOYv. 17/06/25 21:00:49 ID:OHkYImY2 NGネーム登録 NGID登録 報告
すいません、今日更新できません。
というか次もいつになるかわかりません。
リアルがリアルでリアルな感じでリアル的にリアル忙しいので。

でも、完結はさせるのでそれだけは約束しておきます。
 ▼ 100 ンテール@ロックメモリ 17/06/25 21:02:12 ID:4P0o6ywk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
完結する。それだけで嬉しいのだよ。支援!
 ▼ 101 トーボー@ダイゴへのてがみ 17/06/25 21:27:20 ID:9iOwvhpA NGネーム登録 NGID登録 報告
じゃあこっちも楽しみが楽しみで楽しみな感じで楽しみ的に楽しみ期待してるんで楽しみにして待ってます
 ▼ 102 ロトーガ@きょうせいギプス 17/07/02 07:04:33 ID:hIB/nsCw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
たとえ今日更新されなくとも!上げるゼ!
 ▼ 103 シレーヌ@ゆきだま 17/07/02 11:22:20 ID:Nd3vt0ew NGネーム登録 NGID登録 報告
今日くるかな?来ないかな?
 ▼ 104 ンバドロ@ハガネZ 17/07/02 11:23:11 ID:IJhbQIUs NGネーム登録 NGID登録 報告
お?
 ▼ 105 チュル@いわのジュエル 17/07/02 11:50:26 ID:7riKYA2k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
天使→ドS なるほど
ドS→レズ あれ? まさか次回作は...
レズ→ホモォ…┌(┌ ^o^)┐の可能性が... うわなにするやめ
 ▼ 106 ーパ@けむりだま 17/07/02 20:14:17 ID:yaiHBz36 NGネーム登録 NGID登録 報告
>>105
ざんねん!今回が最終作のようだ!
 ▼ 107 ◆LHFMcrOYv. 17/07/02 21:53:07 ID:ZmOMHE.E [1/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
第4話 "力"の使い方


空間に開いた穴から飛び出してきたのは──


???「フェロォォォァッ!」ゴゴゴゴゴ…!


──白い人型の虫のような……謎のポケモンだった。しかも、普通のポケモンとは異なる謎のオーラを纏っている。


新人職員「……フェローチェ」ボソッ

ドS職員「……?」

普通職員「なんだあれ!? 初めてみるポケモンだぞ! ……てかポケモンか!?」

ドS職員「……新人さん、貴女何か知っているのでは?」

新人職員「……」

普通職員「え、そうなのか?」

新人職員「……一つだけ言えるのは、アイツは危険な存在だってことです」シュッ!

キテルグマ「キィーッ!」ボン!

新人職員「……だから、アイツを倒します!」キッ!

フェローチェ「フェッ!」ビュンッ!

普通職員「! 来たぞ!」

新人職員「キテルグマ! 2歩バックからの"アームハンマー"!」

フェローチェ「フェロッ!」ビシュッ!

キテルグマ「キッ!」バッ!


キテルグマはフェローチェの"とびげり"を紙一重でかわす。その回避の成功により、絶好の攻撃チャンスが訪れた。

これは狼先輩とのバトルでも多用した、私お得意のカウンター戦法だ。


新人職員「そこっ! 右横からぶち込めっ!!」ビシッ!

キテルグマ「キィーッ!」ブンッ!


指示に従い、完璧なタイミングで、大木のような右腕を振りかざすキテルグマ。


普通職員「よし、決まった!」

ドS職員「……いえ──」


だがしかし、キテルグマの"アームハンマー"は外れてしまった。計算に狂いはなかったはずだが、"加速"したような高速の動きによって、かわされてしまったのだ。
 ▼ 108 ◆LHFMcrOYv. 17/07/02 21:54:57 ID:ZmOMHE.E [2/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
キテルグマ「キッ……!?」スカッ!

新人職員「なっ!?」


そして、攻撃を避けられたということはそれ即ち、絶好のチャンスがフェローチェに渡ってしまった事を意味する。


フェローチェ「ローチェッ!」ビシュッ!

キテルグマ「キッ……!」ドシャッ!

新人職員「キテルグマっ!!」


フェローチェの"とびひざげり"をモロに受けたキテルグマは地面に叩きつけられた。


新人職員「……そんな……バカな……」


フェローチェは元から速いが、更に速くなっている。間違いなく。やっぱりさっきのオーラがなにか影響を……?


フェローチェ「フェローッ!」ギュンッ!

キテルグマ「キ……!」ガクガク…

新人職員「!」ハッ!


動けないキテルグマに止めを刺しに、フェローチェは弾丸のように突撃する。フェローチェの技"とびかかる"だ。

そこでようやく、動揺していた私も我を取り戻した。

しかし、指示を出してもキテルグマはとてもかわせそうにない。


……だったら──


新人職員「……させないっ!」バッ!


──私がやるしかない!

私はキテルグマの前に飛び出す。考えるよりも先に、体が動いていた。

そして、フェローチェのけりに対向し、私も蹴りを繰り出そうとした瞬間──


フェローチェ「!……」バッ!

新人職員「え……!?」


ピキピキピキピキ……ッ!

──フェローチェと私の間を、"れいとうビーム"が横切った。
 ▼ 109 ッコウガ@あやしいパッチ 17/07/02 21:56:51 ID:GQYor.Ig [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
来たァァァァあああ!支援の時間だぁぁあ!
 ▼ 110 ◆LHFMcrOYv. 17/07/02 21:57:03 ID:ZmOMHE.E [3/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
フェローチェは先に素早く反応し、一旦後ろに下がっていた。……が──

 
──ヒュンッ!


氷の隙間を縫うような羽の矢が、フェローチェに襲いかかっていた。


フェローチェ「ッ……フェロォッ!」バキッ!


フェローチェは一瞬の動揺を見せたものの、"とびげり"で矢を粉砕した。

……今のは"かげぬい"、そしてさっきの"れいとうビーム"……その技の主は、明らかだ。


普通職員「くっそ、"かげぬい"も通じねーか……!」

ジュナイパー「ジュナッ!」プクー!

ドS職員「いえ、今のは『かわさなかった』のではなく、『かわせなかった』、確実に追い詰めてはいます」

Rキュウコン「コンッ」コクッ

新人職員「〜っ、先輩!」


普通先輩のジュナイパーに、ドS先輩のリージョンキュウコンだ。聞いてはいたけど、見るのは初めてだった。


ドS職員「……貴女、大分無茶しますね。死にたいんですか?」ギロッ!

新人職員「っ……」ビクッ…

普通職員「やめろって……でもまぁ一回休んどけ、な?」

新人職員「……でも、私とキテルグマでも勝てなかったのに……先輩達じゃ──」

ドS職員「──勝てないとでも? 私達はこの間もゴキブリ退治をしたばかりですよ?」

新人職員「? それは何のとこかわかりませんが……私は、狼先輩にも一応圧勝しましたし……」

ドS職員「……貴女は、相手によっては強さが大きく変わるタイプです」

新人職員「……!」ドキッ!

ドS職員「向かってくる相手には強いですが、それが自分のポケモンより速かったり、また、変化技を使う相手にはめっぽう弱いはずです」

新人職員「……!」


……そんな弱点が、私に。
 ▼ 111 メハダー@がくしゅうそうち 17/07/02 21:57:31 ID:DaSiiNaM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ネ
 ▼ 112 ◆LHFMcrOYv. 17/07/02 21:58:22 ID:ZmOMHE.E [4/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドS職員「さて……向こうは様子をうかがっていますが、ムダ話をしている時間はありませんね」

普通職員「なあ、作戦はどうする?」

ドS職員「プランβで行きます」

普通職員「よしわかった!」

新人職員「プラン……β? それは一体どんな作戦なんですか?」

普通職員「え? 知らないけど?」

新人職員「……え?」キョトン

ドS職員「今適当に言いましたから」

新人職員「なっ……なんで普通先輩は今普通にノったんですか!?」

普通職員「まあ、振り回されるのは慣れたもんだからな。どんな作戦だろーとノれる」

ドS職員「ドMですからね」

普通職員「ちげぇよ!!」


……なんでこの人達、こんなに余裕なんだろう……?


新人職員「……あの、そろそろ指示を……」

ドS職員「もう出していますよ?」
   

……え?


サ────ッ……!

ザァァァァァッ……!


私が気付いたときには既に、"しろいきり"と"あられ"が発動されていた。


新人職員「いつの間に……」

普通職員「はは、コイツとキュウコンはマジで以心伝心だからな、言わなくても指示できるんだよ。チートだろ?」

新人職員「!? 本当ですか!?」

ドS職員「これくらい普通ですよ」

新人職員「いやいやいやいや! 壊れもいいとこですよ!!」

辺り一面が真っ白に染まり、激しいあられが鋭い音を立てる。まるで視覚と聴覚をいっぺんに奪われた感じだ。

ドS職員「フェローチェとやらは恐らく、あの長い触覚で空気の流れを感じ取っているため、速い反応が出来るのでしょう」

新人職員「だから二つの変化技で封じた……!」
 ▼ 113 ◆LHFMcrOYv. 17/07/02 22:00:38 ID:ZmOMHE.E [5/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドS職員「ええ、相手が速く動くのなら、動かさなければ良いだけの話です」


なるほど、正に逆転の発想だ。


新人職員「でも、これじゃこっちも攻撃を当てるのが難しくないですか? 強力な攻撃は流石に気づかれると思いますし……」

ドS職員「……こっちは目の利くポケモンがいます。そして、強力な攻撃でなくとも良いのです」


ドS先輩はそう言って、口の端をほんのわずかに歪めてから、再び口を開いた。


ドS先輩「例えば、闇に隠れた氷の矢──等、でしょうか」


──ヒュンッ!


「フェロッ!?」


見えぬ霧の向こうから、フェローチェの驚く声が聞こえてくる。


普通職員「よっしゃ! 手応えアリだ!」

新人職員「……今、"かげぬい"を撃ったんですか!?」

ドS職員「いいえ、少し違います。……まあ、霧が晴れれば解りますよ」

新人職員「……?」


サァァァァァーッ……

霧が晴れ、あられも止んだ。すると、そこにいたのは──


フェローチェ「フェ……ロ…………ッ」ピキ…ピキ…


足や腰辺りなどが凍りついていて、一歩も動けなくなっているフェローチェの姿だった。


新人職員「! これって……」

普通職員「"かげぬい"に"れいとうビーム"を纏わせたんだ」

ドS職員「これなら普通にダメージを与えるより確実に動きを止められますから」


……一体、いつ二人は意志疎通をした? いや、してないのにわかったんだ。お互いのやるべきことが。
 ▼ 114 ◆LHFMcrOYv. 17/07/02 22:01:25 ID:ZmOMHE.E [6/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
普通職員「さーて、止めは頼むぞ!」

ドS職員「ええ──」 


すると、ドS先輩は審判を下す神のごとく、右手を高々と掲げ、凛とした声で言い放った。



ドS職員「──"ぜったいれいど"」



氷河期を思わせるほどの冷気、空気すら凍らせる程の圧倒的な力が、辺り一面を凍りつかせた。





ドS職員「何故かこの謎のポケモンは普通のボールでは捕まらないので、他の職員にエーテルパラダイスまで送る応援を頼んだものの、来るのは10分ぐらいかかるそうです。全く使えないですね」

普通職員「なんで説明口調なんだ?」

ドS職員「ああ、かくかくしかじかで省略した方が良かったですか?」

普通職員「いや! かくかくしかじかで伝わるやつはこの現実世界にはいねーよ!?」

新人職員「あ、あのっ! 先輩!!」

普通職員「ん?」

ドS職員「どうしました?」

新人職員「……あの、私がこのフェローチェを知っていたことは……内緒にしてほしい……です……」モジモジ

ドS職員「ああ、その事ですか。元よりそのつもりですよ」

新人&普通職員「「え!?」」

ドS職員「……どうも、怪しいんですよね。エーテル財団全体が……」

普通職員「新人が匿ってる女の子の事とか、か?」

ドS職員「……はい、だから黙っている代わりに、私達だけにはしっかりと教えてくれますか? このポケモンのことを」

新人職員「……はい! ありがとうございます!」ニコッ!

ドS職員「それにしても面白いですね、このポケモンは。相手の戦意を喪失させる能力もあるとは」

新人職員「あ! 言い忘れてたけど……気づいてたんですか!?」

ドS職員「キテルグマの動きが鈍くなっていると思いましたから。だから近づかないで戦ったんです」

新人職員「っ……すっ、スゴいですーっ! キスしてください!」バッ!
 ▼ 115 ◆LHFMcrOYv. 17/07/02 22:02:50 ID:ZmOMHE.E [7/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドS職員「お断りです」バチン!

新人職員「がふっ! 良いビンタ……っ!」バタッ!


……でも、ドS先輩は本当にすごい。フェローチェの能力を完全にあの短時間で把握し、そして倒した。

狼先輩に勝って天狗になってた私がバカみたいだ。ドS先輩カッコいい……あ、鼻血出てきた……。


普通職員「だ、大丈夫か?」

新人職員「勿論! 普通先輩もフェローチェの能力に気づいてたんですか!?」ダラダラ…

普通職員「え、いや……全然」

新人職員「ですよねー!」ニコッ!

普通職員「ですよねってなんだ! ってか鼻血止めろよ!」


やっぱり普通先輩は普通だけど、ドS先輩とのコンビネーションは完璧だった。


新人職員「やっぱり、先輩達はスゴいです〜、私ももっと強くならないと……」フキフキ…


リーリエを、守れない。


ドS職員「……私達が強くなったのは、貴女のバトルに刺激を受け、特訓したからです」

新人職員「え!? そうなんですか!?」

普通職員「そうだよ、こいつ毎日のように特訓に付き合わせやがって……」

ドS職員「……私が負ける相手は、たった一人で十分ですから」

普通職員「……!」

新人職員「……その一人って……?」

ドS職員「ええ、今日はその人と共に戦ったので、負ける気がしませんでしたね」

新人職員「……え?」

普通先輩「……なに急にデレてんだよ」

新人職員「っええええぇぇぇぇぇぇっ!? 普通先輩ですかっ!?」

普通職員「む、昔の話だよ。今は勝てねぇし……」

ドS職員「別にデレてませんよ……でも……」
 ▼ 116 ライゴン@ポフィンケース 17/07/02 22:03:00 ID:0rw1bihc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
来たァ!支援ヌ!
 ▼ 117 ◆LHFMcrOYv. 17/07/02 22:04:58 ID:ZmOMHE.E [8/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
普通職員「でも?」

ドS職員「今日の働きは誉めてあげても……良いですよ?」

普通職員「……お、おう……」

新人職員「っ……このリア充が! 末永くお幸せに爆発しやがれぇぇぇぇっ!!」

ドS職員「ゴホン! と、兎に角……今日のバトルで、力はあるだけじゃいけないということがわかりましたか?」

新人職員「は、はい!」

普通職員「おっ、応援のヘリが来たみたいだぞ」


そうだ、まだまだ勉強すべきことはある。

私はもっと強くなれる。

強くならなきゃいけないんだ。


リーリエのために。





〜夜・新人職員家〜


新人職員「リーリエ! そこの鍋とって〜」

リーリエ「ええと……これですね、どうぞ!」スッ

新人職員「ありがとー!」


リーリエと共に夕食を作るという幸せ……これはもう夫婦といっても良いんじゃない?

くんかくんか……あぁ、リーリエ良い匂い……ここは天国か──



グラジオ「──ククク……闇の深淵より生まれし黒き料理……【†死厨†】はまだか……?」



……コイツがいなければな。


リーリエ「兄様! 居候なのに失礼ですよ!」

グラジオ「む、そうか……」

リーリエ「それに、シチューを食欲が無くなるような当て字にしないで下さい! あとシチューは白です!」

グラジオ「す、すまん……」


怒濤の勢いでツッコむリーリエ。グラジオもリーリエには弱いようだ。
 ▼ 118 ◆LHFMcrOYv. 17/07/02 22:06:15 ID:ZmOMHE.E [9/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
新人職員「ていうか、なんで帰らないの……」

グラジオ「帰る場所が無い。スカル団の用心棒はやめてきたからな。リーリエを探すために」

新人職員「じゃあ野宿でもすればいいでしょ……女の子二人の家に居候とかありえないからね?」

グラジオ「…………わかった。迷惑かけたな……俺は元々孤独なロンリーウルフだ」ガタッ


ワケわからない事を口走っているが、出ていってくれるらしい。やったぜ。


リーリエ「あ、あの……」ギュッ!

新人職員「……リーリエ?」


リーリエが私の服の裾を掴んできた。


リーリエ「……私が兄様によく言い聞かせますから……手伝いもさせますから……どうか、居させてあげて貰えませんか?」ウルッ


涙目の上目遣いでこちらを見るリーリエ。

……正直、ズルい。

こんなの、断れるわけ無い。


新人職員「……わ、わかった……いいよ///」カアァッ!

リーリエ「……ほ、本当ですか!? ありがとうございます!」パアァ…!


笑顔が眩しすぎる……!


リーリエ「よかったですね、兄様──」クルッ

グラジオ「──【死厨】!【死厨】!!」バンバン!


グラジオは、机を叩きながら闇の料理を催促してくる。切り換え早すぎか?


新人職員「──テメーこっち来て手伝えっ!!」




ぶちギレた。
 ▼ 119 ◆LHFMcrOYv. 17/07/02 22:07:27 ID:ZmOMHE.E [10/12] NGネーム登録 NGID登録 報告





〜エーテルパラダイス・一室〜


ルザミーネ「これが、謎のポケモンですか……」

職員A「はい……空間に開いた穴から出てきたようです」

職員B「これが我々が研究してきた"アレ"の可能性は高いかと……」

ルザミーネ「……わかりました、ご苦労様です。私が調べるので、下がってください」

職員A&B「「はっ」」ペコッ


ウィーン──バタン。



ルザミーネ「……ふふふ……」


ルザミーネは未だ氷で固められているフェローチェを見て、嬉しそうに微笑む。


ルザミーネ「ようやく戻ってきてくれましたね……私の理想の『美』──」






ルザミーネ「──UB02【BEAUTY】」









                To be continued……
 ▼ 120 クシー@ロックメモリ 17/07/02 22:08:28 ID:0rw1bihc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ああぁ!日曜日までの時間が永遠に感じるぅ!
 ▼ 121 ◆LHFMcrOYv. 17/07/02 22:08:44 ID:ZmOMHE.E [11/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
─次回予告─


新人職員「リーリエ! 一緒に次回予告しよ!」

リーリエ「が、頑張ります!」ガチガチ 

新人職員「あはは、緊張しすぎだって!」

グラジオ「そうだリーリエ、堂々と、胸を張って己の存在を叫べ! それだけで良い──」

新人職員「お前は帰れ」

新人&リーリエ&グラジオ「「「次回、第5話【"節制"せざるもの食うべからず】!!」」」

新人職員「くすぐったら緊張も和らぐんじゃない? えーい!」コチョコチョ!

リーリエ「っ……あはははっ!…………はぅ……や、やめてくだ……はぁんっ!」

新人職員(……なんか、いけないことしてるような気分になる……///)ドキドキ……



キテルグマ(キマシタワー)
 ▼ 122 ナップ@エレベータのキー 17/07/02 22:10:32 ID:GQYor.Ig [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
まさか、ここのルザミーネも狂っているというのか?
 ▼ 123 ゲピー@ゴッドストーン 17/07/02 22:11:33 ID:z0YZ0XrA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 124 ◆LHFMcrOYv. 17/07/02 22:11:50 ID:ZmOMHE.E [12/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
改めて先週は休んでしまいすいません。
これからもどうなるかわかりませんが、来週からはなんとか週一ペースはキープできそうです。


あと、今更ですが、この物語はゲーム本編ともアニメとも異なるパラレルワールドです。
ゲームとかとの矛盾はあると思いますが、ご了承願います。
 ▼ 125 ーボック@デボンスコープ 17/07/04 06:46:51 ID:qUvdmCHc NGネーム登録 NGID登録 報告
最初のssから一気読みしてきたけどなんやこの神スレ
面白すぎですね
 ▼ 126 ッピ@ノワキのみ 17/07/04 07:12:10 ID:wVHCFVCM NGネーム登録 NGID登録 報告
そんなー…
このssのだらしないルザミーネが好きだったのに…
支援
 ▼ 127 ジスチル@ゼニガメじょうろ 17/07/09 14:19:44 ID:lNXEPKiE NGネーム登録 NGID登録 報告
日あげー
 ▼ 128 ガプテラ@イバンのみ 17/07/09 15:18:10 ID:uuXvM8Yk NGネーム登録 NGID登録 報告
支援ぞ
 ▼ 129 ナフィ@びっくりこやし 17/07/09 20:59:08 ID:c/zQuDcg NGネーム登録 NGID登録 報告
悪魔の月曜日の前の百合っ百合癒しな日曜日やわ
 ▼ 130 ◆LHFMcrOYv. 17/07/09 21:01:02 ID:fXxnETGo [1/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
第5話 "節制"せざるもの食うべからず


〜喫茶店・ナッシー☆カフェ〜


新人職員「あーあー、マイクテス、マイクテス……えー、皆さん! 本日はお忙しいなか、私とリーリエの結婚式にお集まりいただき、誠にありがとうございます!」

リーリエ「えぇ!?///」

天使職員「えぇっ! 結婚するんですか!?」

狼職員「いや、んなわけねーだろ!」

ドS職員「帰りましょう」

普通職員「だな」

新人職員「ま、待ってください〜っ! 冗談ですよ、冗談!」アワアワ!

ドS職員「……私達はそんな下らない無駄話をしに来たわけではありません」

普通職員「あぁ、あの謎のポケモンについて聞きに来たんだ」

リーリエ「謎の……ポケモン……?」

新人職員「…………そうですね、実は──」

天使職員「──あ、パフェがあります! これ食べましょうよ!」

狼職員「お前空気読めよ!」ガーン!

新人職員「あ、いや……そうですね。とりあえず先に飲み物とかは頼みましょうか!」

ドS職員「まあ……良いでしょう。何がありますか?」

天使職員「ここは何でもあるんですよ! しかも美味しいです!」

ドS職員「ほう、来たことがあるのですか?」

狼職員「ああ、俺たち二人でな」

普通職員「うわ、本当に何でもあるぞ……ラーメンまで!?」ペラッ

ドS職員「レストランに改名した方が良いのでは?」パラパラ…

普通職員「じゃあ俺はコーラにすっかなー」

ドS職員「コーラばかりは体に良くないですよ、ここ3日連続で飲んでいるでしょう?」

普通職員「なんで知ってんの!?」

ドS職員「ウチの財閥の情報網を舐めないでください」ギロッ

普通職員「こわっ……」ドンビキー

 ▼ 131 ◆LHFMcrOYv. 17/07/09 21:03:47 ID:fXxnETGo [2/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドS職員「では、私は紅茶にします」

狼職員「んー、俺はコーヒーかな」

天使職員「パフェ♪ パフェ♪」ルンルン!

新人職員「リーリエ! このラブラブトロピカルジュースにしよー!」

リーリエ「ええ!? それはちょっと……」

新人職員「決定ねー♪ 店主さーん!すいませーん!」

リーリエ「私の意思は!?」


マスター「はい、御注文を承ります……」





ドS職員「この店……何故全てのメニューに"ナッシー☆"が付いているんですか」

天使職員「ナッシー☆カフェだからですよ! ね、ナッシーちゃん♪」ナデナデ

リージョンナッシー「なっしーなっしー!」デレー

ドS職員「む、可愛いですね……」ウズウズ

普通職員「ま、まあ、それはそれとして……話を始めてくれ」

新人職員「そうですね、天使先輩と狼先輩は昨日起こった事は聞いたと思いますが……」

天使職員「聞きました! 新種のポケモンに会えたなんて羨ましいです!」キラキラ!

ドS職員「そんな軽い話では無いのですが……」

狼職員「今はエーテルパラダイスで保護してるんだろ?」

新人職員「はい、捕まえられなかったので仕方無くですが、正直不安なんです……」

天使職員「不安……エーテルパラダイスがですか?」キョトン…

普通職員「……まず、アイツが何なのか説明してくれよ」

新人職員「はい、あのフェローチェはポケモンではありません。あれは──」


マスター「──お待たせ致しましたー」

新人職員「は、はいっ!」ビクッ!

天使職員「やったー!パフェー♪」ピョンピョン!

天使以外(((タイミング悪ッ……)))
 ▼ 132 ◆LHFMcrOYv. 17/07/09 21:06:19 ID:fXxnETGo [3/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
マスター「こちら、ナッシー☆コーヒー、ナッシー☆紅茶、ナッシー☆コーラに、ナッシー☆ラブラブトロピカルジュースです」スッ…

天使以外(((ナッシー☆、ナッシー☆うるせぇな!!)))

天使職員「あれ……パフェは……?」

マスター「パフェは時間がかかりますので、もう少しお待ちください」ペコッ


天使職員「」


狼職員「ま、まあ、もうちょっとの我慢だから、な?」ナデナデ…

天使職員「ふわぁ〜気持ちいいです〜♪」パアァァ…

狼職員(チョロ可愛い)

ドS職員「……それで、フェローチェは一体なんなんですか?」

新人職員「え、えっと、あのフェローチェは、"ウルトラビースト"なんです!」

リーリエ「……!」

普通職員「ウルトラ……ビースト?」

ドS職員「異世界から来た存在……ですね」

狼職員「! 知ってるのか?」

ドS職員「名前くらいは……都市伝説だと思っていましたが……」

天使職員「その……ウルトラ……パフェ? ……は別世界のポケモンってことですか!?」

狼職員「パフェじゃなくてビーストだ。自分の食べたいものと混ぜるな」

新人職員「なんだドS先輩、知ってるじゃないですか〜」

ドS先輩「私が知りたいのは、何故貴方はあのUBとやらをあんなに恐れていたか、ということです」

新人職員「……アイツらは、ポケモンなんかとは違います」

ドS職員「……?」


新人職員「危険なんです。奴らは、誰彼構わず襲ってきます……!」ギリッ!

ドS職員「貴方は……前にも出会ったことがあったのですか?」


新人職員「…………はい……そして、私の友達が…………UBにやられて…………っ」ウルッ


普通職員「! っ…………」

ドS職員「……」
 ▼ 133 ◆LHFMcrOYv. 17/07/09 21:08:35 ID:fXxnETGo [4/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
マスター「──パフェお待たせしました……あの……大丈夫ですか?」

新人職員「……あ、大丈夫です……」グスッ

天使職員「パフェ、下さい!」ニコッ!

マスター「あ、はい。どうぞ……」スッ

天使職員「ありがとうございます!」スッ

狼職員「おい、流石に空気読めって!」ヒソヒソ…

天使職員「……新人ちゃん、あーんしてください♪」スッ…

新人職員「え……?」

天使職員「えいっ!」ズボッ!

新人職員「はむっ!?」パクッ!

全員「「「!?」」」

天使職員「どうですか?」スポッ…

新人職員「あ、甘い……美味しい……です」パアァ…

天使職員「ね! 美味しいものを食べれば笑顔になるんです!」

新人職員「あ……」

天使職員「私には新人ちゃんがどれだけ苦しい思いをしたかはわかりません。でも……」


先輩、空気読んでない訳じゃなかったんだ……。

私のために……。


天使職員「新人ちゃんには笑っていて欲しいんです! 悲しい顔の新人ちゃんなんて嫌です!」

新人職員「天使先輩……!」



天使職員「だって…………新人ちゃんに、涙は似合わないゼ☆」ビシッ!

   
新人職員「……は?」


天使新人「……あれ? カッコ良くないですか? これ。漫画で見たんですけど……」キョトン…

狼職員「っ……いや台無しだろっ!!」ガーン!

天使職員「ええ〜〜っ!?」ガーン!


ドS職員「……面白い人ですね」

普通職員「まあ、普通ではねーな……」
 ▼ 134 ◆LHFMcrOYv. 17/07/09 21:13:15 ID:fXxnETGo [5/12] NGネーム登録 NGID登録 報告





新人職員「えーと、次はリーリエがエーテル財団とスカル団から追われてる理由なんですけど……いいよね、リーリエ?」

リーリエ「……はい。この人達を信じる……あなたを信じます」ニコッ…

新人職員「! も〜、嬉しいこと言ってくれるじゃんリーリエ〜♪」ギューッ!

リーリエ「ちょっ……止めてください……っ///」カアァッ…

ドS職員「イチャイチャしないで下さい」

リーリエ「し、してないです!」

新人職員「あーすいませんねー恋人なんで〜へへ〜」デレデレ

リーリエ「あなたは否定してください……」

狼職員「それで、なんで追われてるんだ?」

新人職員「ほらリーリエ、見せてあげな〜」

リーリエ「は、はい……」ゴソゴソ…

天使職員「何を見せてくれるんでしょうか? パフェでしょうか!?」パクパク…!

狼職員「今食ってるだろ……」

新人職員「私も昨日初めて見せてもらったんですけどねー♪」


居ることは知ってたけど……ね。


リーリエ「出てきてください、"ほしぐもちゃん"」ボソッ…


ヒュンッ!


コスモッグ「ぴゅいっ!」ヒューン!

普通職員「!? ポケモンか!?」

天使職員「可愛いです!」パアァァ…!

狼職員「……見たことねぇな……」

ドS職員「ということは、これも……UB……?」

新人職員「ご名答です。ですがこの子は危険じゃないです。特別なんですよ!」ムフー!

リーリエ「そうなんです。ほしぐもちゃんは私を助けてくれたり……とても優しいんです」

ドS職員「ということは、狙われているのはリーリエさんではなく……そのUBですか」

リーリエ「そうです。母様はある目的のために……ほしぐもちゃんを必要としているのです」
 ▼ 135 ◆LHFMcrOYv. 17/07/09 21:16:15 ID:fXxnETGo [6/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
普通職員「ん、母様?」

天使職員「お母さんって、誰ですか?」

新人職員「あ、言ってませんでした! ルザミーネさんの事ですよ!」

ドS職員「ですよね」

ドS以外「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇーっ!?」」」

普通職員「って、お前は知ってたのかよ!?」

ドS職員「当然です。雇い主の家族構成ぐらい覚えておくべきですから」

普通職員「こわっ!」

天使職員「あー、でも似ている気がしますね! 美人な所とか!」

新人職員「さすが天使先輩、わかってますね〜!」

リーリエ「ひぇぇ……び、美人……///」カアァッ…

狼職員「そこは髪色とか眼の色が似てるとかじゃないのか? 美人が皆姉妹になるぞ」

天使職員「確かにっ!」ハッ!

狼職員「気付いてなかったんだな……」

ドS職員「全く、話が進みませんね……ルザミーネさんの、ある目的とはなんですか?」

リーリエ「それは……具体的にはわかりません……でも、ほしぐもちゃんが実験台にされて、危険な目にあうかもしれないから、私は連れ出してきたんです!」

コスモッグ「ぴゅい?」

ドS職員「……そうですか」

天使新人「で、でも、ルザミーネさんがポケモンに危害を加えるわけありません!」

狼職員「ああ、それは俺も同意見だな」

ドS職員「……いつ誰がどこで裏切るかなんて、わかりませんよ」

普通職員「……そうだな」

天使職員「で、でもルザミーネさんに限ってそんなこと──」

ドS職員「──そもそも、いつも寝ていたり食べていたり、何を考えているかわからないじゃないですか?」

天使職員「っでも……優しくて、大事なときはしっかり助けてくれます!」バンッ!

新人職員「ふ、二人とも落ち着いてください!」アワアワ

天使職員「あ……ごめんなさい……」シュン…

ドS職員「……」
 ▼ 136 ◆LHFMcrOYv. 17/07/09 21:17:38 ID:fXxnETGo [7/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
新人職員「……どちらにしても、今はリーリエとほしぐもちゃんを渡すわけにはいきません」

普通職員「俺らが知らないってことはエーテルの上層部……それとスカル団か……」

狼職員「スカル団は何で狙ってんだ?」

天使職員「スカル団の人も、本当はいい人達ばかりなのに……」

新人職員「……わかりませんが、エーテルの上とスカル団が繋がっている可能性も……」

ドS職員「……わからない事をこれ以上話しても無駄です。私は私で調べます」ガタッ…

天使職員「わ、私も! ルザミーネさんはそんなことする人じゃないって証明します!」ガタッ!

狼職員「よーし、よく言った! 俺も乗るぜ!」ガタッ!

ドS職員「どうぞご勝手に。私は真実を明らかにするだけです……行きますよ」スタスタ…

普通職員「え、あー……悪ぃな、また今度! ……ったく、ちょ待てよ!」タタタ…


ギイィ……バタンッ!


天使職員「行っちゃいましたね……」

狼職員「……あれ、椅子の上に忘れ物……と思ったらお金!? しかもお代ぴったりだ……」

新人職員「律儀ですね……」

天使職員「私達も早く行きましょう! パフェはいくらですか!?」

狼職員「ん」メニューノネダンミセー

天使職員「そんな高いんですかぁぁぁぁっ!?」ガーン!

狼職員「パフェはこんなもんだろ」

天使職員「私……最近ポケキュアやポケ面ライダーのグッズとか買いすぎて金欠で……」モシモジ…

狼職員「はぁ……わかった。ここは俺が払う」

天使職員「やったー! ありがとうございます!」ピョンピョン!

狼職員「じゃあここに置いといて俺達は先に帰るから、じゃあなー」

天使職員「必ずやルザミーネさんの無実を証明して見せます! 異議ありッ!」ビシッ!

狼職員「裁判する訳じゃねーからな……」

天使職員「えへへ、じゃあまた、ですね! 新人ちゃん、リーリエちゃんも!」ニコッ!

新人職員「はい、ありがとうございました! 愛してます!」

リーリエ「さようなら……」ペコリ


ギイィ……バタンッ!
 ▼ 137 ◆LHFMcrOYv. 17/07/09 21:23:18 ID:fXxnETGo [8/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
新人職員「ふー、喧嘩し出したときはどうしようかと思ったよー」

リーリエ「でも、いい人達ですよね」

新人職員「……うん」

……確かに、あの人達となら今度こそ、リーリエを守れるかもしれない。

新人職員「……んじゃあ、ラブラブトロピカルジュースを飲んでみよっか!」

リーリエ「え、それは……!」

新人職員「うわー、ストローがハートの形になってるよー!」

リーリエ「……だから恥ずかしいんですよ……」

新人職員「まあまあ、折角だから飲まないと勿体無いじゃん?」

リーリエ「それは……そうですが……」

新人職員「じゃ、リーリエそっちから飲んでねー♪」カプッ

リーリエ「うぅ……///」カプッ…

新人職員「せーので飲むよー……せ〜〜の!」

チュ──ッ……ゴクゴク……!

新人職員「ぷぱっ! 美味し〜い!」キラキラ!

リーリエ「……! 本当ですね……!」パアァ…

新人職員「もっと飲も! もっと!」

リーリエ「は、はいっ……!///」


〜3分後〜


新人職員「マスター、お代わり!」

マスター「はい、畏まりました……それにしても、さっき話してたUBというのは……?」

新人職員「マスターは気にしないで! どんどん持ってきてー! うぇーい!」

マスター「は、はいっ!」タタッ!

リーリエ「ジュースなのに、何故か酔った感じになってませんか?」

新人職員「リーリエ酔いだよー♪」

リーリエ「なんですかそれ……」

マスター「お待たせ致しました」ゴトッ…

新人職員「よっしゃー飲もーう!」ウェーイ!

リーリエ「……はい」ニコッ
 ▼ 138 ◆LHFMcrOYv. 17/07/09 21:28:58 ID:fXxnETGo [9/12] NGネーム登録 NGID登録 報告





〜新人職員の家〜


グラジオ「……で、その後も何杯も飲んで、晩飯の材料が買えなかったと……」

新人職員&リーリエ「「はい……」」

グラジオ「まあリーリエはしょうがないとして……貴様はなんだ! 大人だろう!?」

新人職員「申し訳ありません、その通りでございます……」ドゲザー

グラジオ「だが……俺が今日、ナマコブシ投げのバイトで稼いできた金はある」

新人職員「マジっすか!?」

グラジオ「グズマと会ってちょっと気まずかった……だが頑張ってきた! 闇の力で!」

新人職員「さっすがグラジオ様〜! よっ天下一!」

グラジオ「しかし、貴様は今日、晩飯抜きだァ────ッ!!」バァーン!

新人職員「何ィ────ッ!」ガーン!

グラジオ「というわけでリーリエ……」


リーリエ「意地悪な兄様は嫌いです」


グラジオ「フッ……皆一緒にたべようじゃあないか! 仲良くな! フハハハッ!」




チョロ兄であった。
 ▼ 139 ◆LHFMcrOYv. 17/07/09 21:31:06 ID:fXxnETGo [10/12] NGネーム登録 NGID登録 報告





天使職員「お金出してもらっちゃって、ありがとうございました」

狼職員「ん? いいよ別に」

天使職員「お礼をしたいので家に来てください! ご馳走しますから!」

狼職員「うえっ!? そ、それは遠慮しとくかな……」ダラダラ…

天使職員「えー、なんでですかー?」プクー!


……何故か、理由はいたってシンプル。

コイツの料理は、はっきり言ってマズイから。料理だけは天使ではなく悪魔である。

しかも、その料理下手を理解していないバカ舌持ちでもある。本当に厄介すぎる。

更には、何回やり方を教えても何故か不味くなってしまう謎。


天使職員「私の料理を食べたくないんですか〜!?」プンプン!

狼職員「い……い…………行くよ……」ダラダラ…

こうして、毎回後悔するのである。





普通職員「あの娘と喧嘩しちゃったな」

ドS職員「あの程度喧嘩とはいいません。それに、あの考えは甘すぎるので……」

普通職員「……本当にルザミーネさんを疑ってんのか?」

ドS職員「……私も、何もないことを信じたいです。しかし、なにか起こってからでは遅いですから」

普通職員「ツンデレだな〜」

ドS職員「は?」ギロッ!

普通職員「冗談だって、冗談!」

ドS職員「……今夜家に来てください、手料理をご馳走しますよ」ニコッ

普通職員「! マジで!? サンキュー! お邪魔しまーす!」



料理を食った俺は、あまりのマズさに朝まで寝込んでしまっていた。

コイツはうまく作ろうとすれば作れるので、わざとやりやがったに違いない。

本当、ツンデレだぜ☆
 ▼ 140 ◆LHFMcrOYv. 17/07/09 21:33:45 ID:fXxnETGo [11/12] NGネーム登録 NGID登録 報告





〜海岸〜


ザザーン……


グズマ「っおらぁっ!」ビシュッ!

ボチャン!

グズマ「ってぇりゃあぁぁっ!」ビシュッ!

ボチャン!

グズマ「お、今のはかなり飛んだな──」


ルザミーネ「──グズマ、何をやっているのですか?」

グズマ「うお! 驚かすなよ……」ドキドキ…

ルザミーネ「私の質問に答えてください」

グズマ「……見りゃわかんだろ、残業だよ、残業」

ルザミーネ「ナマコブシ投げの仕事に、残業があるというのは初耳ですね」

グズマ「アンタもやるか?」

ルザミーネ「いえ、それよりも私の依頼はどうしたのですか?」

グズマ「……したっぱの奴らに居場所は探させてる」

ルザミーネ「はぁ……居場所ならばもう、こちらで見つけましたよ」

グズマ「マジかよ、そっちは優秀だな」

ルザミーネ「なので、貴方には回収に行ってもらいます。いいですね?」

グズマ「……あぁ、他でもねぇアンタの頼みだ」

ルザミーネ「これを報酬代わりとして、先に渡しておきます」

グズマ「報酬なんか要らねぇよ……って、これ……!?」



グズマに手渡されたのは、黒艶が怪しく光る──Zリングだった。




 

            To be continued…
 ▼ 141 ◆LHFMcrOYv. 17/07/09 21:35:40 ID:fXxnETGo [12/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
─次回予告─

天使職員「私が先に、ルザミーネさんがいい人だということを証明して見せます!」

ドS職員「単純な貴女に出来るとは思えませんが……」

天使職員「出来ます!」

ドS職員「出来ません」

天使職員「出来ます!」

ドS職員「出来ません」

天使職員「出来ます!」

ドS職員「出来ます」

天使職員「出来ません! ……あれ?」

天使&ドS「「次回、第6話【"女帝"、降臨】」」

天使職員「じゃあ、あなたがいい人だということを証明して見せます!」ビシッ!

ドS職員「な、何故私なのですか!?」

天使職員「えっと、頭が良くて、バトルも強くて、クールで、かっこ良くて、でも優しくて──」キラキラ!

ドS職員「──も、もう結構ですっ……」フイッ!




キテルグマ(キマシタワー)
 ▼ 142 ャラコ@ていこうのハネ 17/07/09 21:38:15 ID:HP3yM8ZQ NGネーム登録 NGID登録 報告
乙支援
 ▼ 143 レイハナ@はがねのジュエル 17/07/09 21:49:29 ID:47sAvtyg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
次回予告ワロタwやっぱドS職員はツンデレ( ・∇・)
 ▼ 144 テラ@タウリン 17/07/09 21:51:27 ID:KvZ7Qzwg NGネーム登録 NGID登録 報告
これは悪ザミーネ
 ▼ 145 グトリオ@こだいのどうか 17/07/09 21:56:23 ID:1tehn27E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
はよ日曜こい
支援
 ▼ 146 ュレム@メカニカルメール 17/07/10 00:33:19 ID:LcR5YcV. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
つか、さりげに4話でヒードランがゴキブリ扱いされてるやん!
 ▼ 147 ドラン♂@グラウンドメモリ 17/07/10 02:20:15 ID:pbDl5boE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえーん
 ▼ 148 トウモリ@ハガネZ 17/07/16 20:00:06 ID:.AxdQW7o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
日あげー
 ▼ 149 ◆LHFMcrOYv. 17/07/16 23:31:02 ID:Z17YDluk [1/13] NGネーム登録 NGID登録 報告
第6話 "女帝"、降臨



リーリエ「母様」


……リーリエ?


リーリエ「母様、何故ほしぐもちゃんを狙うのですか?」

       
それは……


リーリエ「ウルトラビーストの為ですか?」


! ……貴女はウルトラビーストの事は知らないはず……。


リーリエ「私よりも、ウルトラビーストが大事なのですか?」


……。


リーリエ「母様には失望しました。……さようなら」


待って。

行かないで。


……リーリエ!


──────
────
──

 ▼ 150 ◆LHFMcrOYv. 17/07/16 23:31:53 ID:Z17YDluk [2/13] NGネーム登録 NGID登録 報告
ルザミーネ「……リーリエ!」ガバッ!

ビッケ「あ、おはようございます、ルザミーネさん♪」カシャッ!

ルザミーネ「…………ビッケさん……何故カメラを持っているのですか?」

ビッケ「勿論、ルザミーネさんの寝顔を写真に収めるためです!」キリッ!

ルザミーネ「キリッとした顔で言うことではないですね」

ビッケ「それより、随分とうなされていたようですけど、どうかしましたか?」

ルザミーネ「……なんでもありません」

ビッケ「リーリエお嬢様の事……ですか?」

ルザミーネ「! なんで……」

ビッケ「……だてにずっとお側にいる訳じゃありませんから、誰よりもルザミーネさんを理解しているつもりです」ニコッ

ルザミーネ「ふふ……貴女には敵いませんね……」

ビッケ「ルザミーネさんの写真アルバムも32冊目に突入しましたしね♪」ジャーン!

ルザミーネ「……………………え?」

ビッケ「寝顔に食事中の顔、オフショットにヌードまであります!」ニコニコ

ルザミーネ「そ、そんなものいつ撮ったんですか!?」

ビッケ「え? 盗撮カメラとか仕掛けてですけど……?」キョトン

ルザミーネ「さも当たり前のように言わないでください! 犯罪ですよ!?」

ビッケ「それより、ルザミーネさん、ご飯食べたくないですか?」

ルザミーネ「そんなことで誤魔化され──」


──ぐぎゅるううぅぅ〜っ……。


ビッケ「あらあら、やっぱりお腹すいてるじゃないですか、出前を取りましょう♪」

ルザミーネ「……はい///」コクリ

 ▼ 151 トベトン@クロスメール 17/07/16 23:33:51 ID:TIG8.ZsU NGネーム登録 NGID登録 報告
きた!
 ▼ 152 ◆LHFMcrOYv. 17/07/16 23:40:51 ID:Z17YDluk [3/13] NGネーム登録 NGID登録 報告





したっぱ♂「マジうんめぇ〜っス!」バクバク!

したっぱ♀「マジグズマさんとアネゴが作る飯はうまいし!」モグモグ!

グズマ「ハッ、そんな旨いか?」

したっぱ♂「マジリスペクトっスカ!」バクバク!

プルメリ「口にもの入れたまま喋るんじゃないって、いつも言ってるだろう?」ジロッ!

したっぱ♀「了解だし! アネゴ!」モグモグ!

プルメリ「はぁ……言った側からこれだよ……」

グズマ「……さてと、後は任せるからな、プルメリ」スクッ

プルメリ「またあの女に会いに行くのかい?」

グズマ「あ? 誰のことだよ?」

プルメリ「エーテルの代表だよ。最近会ってんだろ?」

グズマ「! ……バレてんのかよ……」

プルメリ「一体、敵と何を話してるんだい?」

グズマ「対したことじゃねぇよ。それに、今日は別に違う用事だしな」

プルメリ「……ふん、まあいいさ、行ってきな」

グズマ「おう、じゃあな」


ガチャ、バタンッ!


プルメリ「……」ソワソワ

したっぱ♂「? アネゴどうしたんスカ?」

したっぱ♀「バカ! グズマさんの事に決まってるし!」

したっぱ♂「なるほど! グズマさんが心配なんスカ!」ポン!

プルメリ「ち、違う! アイツの事なんか、とうとも思ってないからね!///」

したっぱ♂&♀((乙女だ〜っ!))
 ▼ 153 チート@チイラのみ 17/07/16 23:41:53 ID:mbn.1IgU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援タイム
 ▼ 154 ◆LHFMcrOYv. 17/07/16 23:42:45 ID:Z17YDluk [4/13] NGネーム登録 NGID登録 報告


☆ 


ピンポーン……!


グラジオ「む、誰か来たか」

リーリエ「兄様、出てもらってもいいですか? 昼ごはん作ってて手が離せなくて……」

グラジオ「勿論だ、俺に任せろっ! NHKの集金だったら返り討ちにしてやる!」バッ!


ピンポーン……!


グラジオ「喧しい……ッ! 誰だッ!」ガチャッ!

グズマ「おう、グラジオ」

グラジオ「!? グズマ……何故……!?」

グズマ「……お前じゃねぇ、ここにリーリエってのがいるだろ? そいつに用がある」

グラジオ「! 貴様ッ……何故それを……」

グズマ「そんなのどうだっていいだろ、いいから早く会わせろ」

グラジオ「……そうか、母上だな……! 母上が調べたのか……!」ギロッ!

グズマ「……どーすんだよ?」

グラジオ「当然断るッ!!」

グズマ「……だったら表出やがれ。守りたいもんは自分で守って見せろ」スッ…

グラジオ「……バトルって事か……良いだろう、公開するなよ! 母上の犬がッ!」ザッ…!

グズマ「……」

リーリエ「……兄様、どうしたんですか?」ヒョコッ

グラジオ「……リーリエは下がっていろ、問題はない」

リーリエ「は、はい……」
 ▼ 155 ◆LHFMcrOYv. 17/07/16 23:43:58 ID:Z17YDluk [5/13] NGネーム登録 NGID登録 報告





新人職員「……!」ハッ!

狼職員「? どうした?」

天使職員「……新人ちゃんも気付きましたか……!」

狼職員「え、お前も!?」

天使職員「はい、まさかとは思いましたが……」

狼職員「……なんだよ?」

天使職員「今日の朝やってたポケキュアを録画し忘れた事に今気づきましたっ!」

狼&新人職員「「いや死ぬほどどーでもいいわ!!」」

天使職員「あれ、新人ちゃんは違うんですか?」

新人職員「違いますよ……リーリエの身に危険が迫ってるんです!」

狼職員「! マジなのか!?」

新人職員「リーリエからポケラインが来て、どうやらグズマが家に来たようです……!」

狼職員「グズマが!?」

新人職員「ええ、今はグラジオと交戦中らしいですが……」

天使職員「……いや、グズマさんは悪い人じゃないですよ?」

新人職員「またそうやってっ……先輩は甘いんですよ!」キッ!

天使職員「……っ!」ビクッ!

狼職員「おい、落ち着け……」

新人職員「……あ、すいません。天使先輩……」ペコッ

天使職員「……いえ、それだけ心配してるんですもんね、こっちこそすいません……」シュン…

新人職員「天使先輩……」

天使職員「よおし! じゃあリーリエちゃんの所に行きましょうか!」

狼職員「仕事中だけどな……」

天使職員「いーんですよ、たまには!」ニコッ!

新人職員「ありがとうございます……! じゃあ行きましょう!」ダッ!

天使職員「はい!」ダッ!



狼職員「……ライドポケモン使おーぜー」
 ▼ 156 ◆LHFMcrOYv. 17/07/16 23:45:39 ID:Z17YDluk [6/13] NGネーム登録 NGID登録 報告





〜エーテルパラダイス〜


ドS職員「ここがルザミーネさんの部屋ですね」

普通職員「直接聞きに行こうだなんて、ホントお前らしいよな……」

ドS職員「うちの財閥の情報網を持ってしても、UBとルザミーネさんの関係はわかりませんでしたから」

普通職員「じゃあやっぱり何もねーんじゃねえの?」

ドS職員「いえ、必ず何かあります。……勘ですが」

普通職員「勘かよ」

ドS職員「では入りますよ……」コンコン!


ガチャッ……!


ビッケ「あら、お疲れ様です」

普通職員「あれ、ビッケさん!?」

ドS職員「お疲れ様です。……ルザミーネさんは?」

ビッケ「出前が来るのを待ちきれなくて、どこかへ食べに行きましたよ♪」

普通職員(普通にまだ職務時間だよな……)

ドS職員「そうですか、ビッケさんはここで何を?」

ビッケ「ルザミーネさんの使ってる机をくんかくんかしたり、机で○○○○したり……」

普通職員「今なんかピー音で聞こえなかったんですけど」

ドS職員「ああ、いいですよね、机で○○○○。私もよく彼の机でやりますから」

普通職員「いや、お前も俺の机で何やってんのぉぉぉぉぉっ!?」

ドS職員「は? "睡眠"ですけど? 何だと思ったんですか、変態が」ギロッ!

普通職員「じゃあ隠す必要無かっただろ! 紛らわしいわっ!!」

ドS職員「……それよりも、ビッケさんにも聞きたいことがあるんですが」

普通職員「おい、無視すんな──」
 ▼ 157 ◆LHFMcrOYv. 17/07/16 23:46:53 ID:Z17YDluk [7/13] NGネーム登録 NGID登録 報告

<ポケラーイン!

ドS職員「! 何でしょうか……?」

普通職員「なんだ急に……って、おい!」

ドS職員「ええ、私達も向かいましょう。ビッケさん、失礼します」ダッ!

普通職員「失礼します!」ダッ!

ビッケ「はい、頑張ってくださいね♪」




ビッケ「……まあ、恐らく無理でしょうが……」ボソッ…


──ピッ、ピッ、ピッ、プルルルルル……!


ビッケ「……もしもし、ルザミーネさん? はい、ええ……彼らも向かいました……」





グラジオ「シルヴァディ! もう一度"マルチアタック"!」ビシッ!

電シルヴァディ「シヴァッ!」バチバチッ!

グソクムシャ「グシャ……ッ!」ビリビリ!

グズマ「グソクムシャっ! 大丈夫か!?」

グソクムシャ「グソ……ッ!」コクリ

グラジオ「無駄だ、シルヴァディはどんなポケモンにもタイプで優位に立てる」

グズマ「チッ……」

グラジオ「それにグズマ、貴様には何か迷いが見えるぞ。トレーナーの迷いはポケモンに伝わる──」

グズマ「──うっせぇ! 確かにそのポケモンは強えー。けどよ……」

グラジオ「……?」

グズマ「この俺様が、最後まで諦めるわけねぇだろーがっ!」ガシャッ!

グラジオ「! それは……Zリングか!?」

そのZリングには、既にムシZが嵌められていた。
 ▼ 158 ◆LHFMcrOYv. 17/07/16 23:48:33 ID:Z17YDluk [8/13] NGネーム登録 NGID登録 報告
グズマ「使えるかはやってみねーとわかんねーけどよ……!」スッ、サッ…バッ!

グズマ「いけぇぇぇっ!!」バッ…ジャキーン!


ギュウゥゥゥーン!! 


グラジオ「成功した……だと!?」

グズマ「よし、決めろ! "ぜったいほしょくかいてんざん"!!」

グソクムシャ「グシャ!!」ビシュッ!

シルヴァディ「シヴァ!?」ガシッ!

グラジオ「糸……!? くそ、捕まったッ!」

グソクムシャ「グシャァッ!」ブンッ!

シルヴァディ「ヴァディッ……!」ドゴォッ!

グズマ「とどめだ! 上にぶん投げろ!」

グソクムシャ「シャッ!」ブンッ!!

シルヴァディ「シヴァッ……」ヒューンッ!

グズマ「そこだ!」ビシッ!

グソクムシャ「グシャアァァッ!!」バッ!


──ズバッ……!


グラジオ「シルヴァディィィィッ!!」

シルヴァディ「ヴァ…………ディ……」ドシャッ!

グズマ「……勝負あったな」

グラジオ「ぐ……戻れ、シルヴァディ。……ありがとな」

シルヴァディ「シヴァ……」シュウゥ…ン

グズマ「さあ、リーリエとやらを渡せ。別に危害を加える訳じゃねぇ」

グラジオ「っ……駄目だ! それだけは絶対駄目だ!」

グズマ「だったら、直接家の中を探させてもらうぜ」ザッ…!

グラジオ「ま、待て!」ガシッ!

グズマ「チッ……離せ!」

グラジオ「それだけは、それだけはさせん──」
 ▼ 159 ◆LHFMcrOYv. 17/07/16 23:52:15 ID:Z17YDluk [9/13] NGネーム登録 NGID登録 報告
リーリエ「──兄様、もういいです」スタスタ…

グラジオ「! リーリエ!? 何で出てきた!」

リーリエ「もう、私のために傷つくことはありません。兄様達も、ポケモンも……」

グラジオ「っ……リーリエ……!」ウルッ…

グズマ「正しい判断だ、そんじゃあ一緒に来てもらうぜ」

リーリエ「……はい」

グラジオ「っ……待て──」


新人職員「──待って! リーリエ!!」ザッ!

狼職員「間に合ったか!」

天使職員「っ……グズマさん! 何でですか!」

ドS職員「ルザミーネさんとも繋がっているのか、聞かせて貰いましょうか……」

普通職員「ああ、その娘とほしぐもは渡さねーぞ!」

リーリエ「! 皆さん……!」

グラジオ「やっと来たか……! だが助かった!」

グズマ「……チッ」

天使職員「答えてくださいグズマさん! 何でこんなこと──」

グズマ「──うるせぇ、聞きたかったら俺様のグソクムシャを倒してみやがれ!」

グソクムシャ「シャッ!」

天使職員「っ……出てきて、ライチュウ!」シュッ!

狼職員「頼むぜ、ルガルガン!」シュッ!

ドS職員「キュウコン、お願いします」シュッ! 

普通職員「行くぞ、ジュナイパー!」シュッ!

Rライチュウ『呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん♪』ボンッ!

ルガルガン「ガルッ!」ボンッ!

Rキュウコン「コンッ……!」ボンッ!

ジュナイパー「ジュナッ!」ボンッ!

新人職員「ライチュウが喋ったぁ!?」ビクッ!

天使職員「テレパシーです! ね、ライチュウ?」

Rライチュウ『よろしくね、新人ちゃん♪』
 ▼ 160 ◆LHFMcrOYv. 17/07/16 23:54:27 ID:Z17YDluk [10/13] NGネーム登録 NGID登録 報告
新人職員「は、はい! ……よし! キテルグマ、行くよ!」シュッ!

キテルグマ「キーッ!」ボンッ!

グズマ「……さあ、かかってこいよ!」クイッ!

天使職員「……私とライチュウがいきます、皆は手を出さないでください!」

新人職員「!? ええっ!?」

Rライチュウ『はは、言うようになったねぇ〜』

狼職員「……わかった」

新人職員「わかった、じゃないですよ! 私がリーリエを守ります!」

天使職員「私が行きます!」

新人職員「私です!」

天使職員「私が!」

新人職員「私が!」

天使職員「私が!」

新人職員「私が!」


グズマ「おーい……」

グラジオ「どっちでもいいから早くしろ! というか二人でいけば良いだろう!?」

ドS職員「……はあ、まるで子供の喧嘩ですね……」

普通職員「……だな」



「──全員一気に来てもらって構いませんよ」



全員「「「!?」」」


カツーン……カツーン……

ヒールの音を鳴らしながら、こちらへ向かってくる一人の影。

それが誰なのかは、皆一瞬で理解していた。

……理解したくは無かったが。

 ▼ 161 ◆LHFMcrOYv. 17/07/16 23:56:29 ID:Z17YDluk [11/13] NGネーム登録 NGID登録 報告
ルザミーネ「……ただし、相手をするのは私ですが」ザッ…!

リーリエ「! 母様!?」

グラジオ「……ッ!」

グズマ「……」

新人職員「……!」キッ!

天使職員「っ……ルザミーネさん!?」

狼職員「相手をするって……まさか本当に……」

ルザミーネ「……」シュッ!

フェローチェ「ロチェッ!」ボンッ!

新人職員「! フェローチェ!」

天使職員「あれが……!?」

ルザミーネ「グズマ、ムシZを貸しなさい」ガシャッ!

狼職員「ルザミーネさんもZリングを!?」

グズマ「けっ……ホラよ」シュッ…

ルザミーネ「どうも」ガチッ!

ドS職員「……ルザミーネさん、やはり貴女は私達を騙していたのですか?」

ルザミーネ「騙してなどいません、貴女達は元より私の駒です」

ドS職員「っ……!」ギリッ!

普通職員「んだとっ!?」

天使職員「う、嘘ですよね! ルザミーネさん!」ウルッ…

新人職員「いい加減にしてください、天使先輩! あれがあの人の本性なんですよ!」

ルザミーネ「早く帰って寝たいので、さっさと終わらせます……」スッ、サッ……バッ!

ルザミーネ「ウルトラビーストちゃんの力を見せてあげましょう……」バッ……ジャキーン!


ギュイィィィン……!


フェローチェ「フェロッ!」ゴゴゴゴ…!

狼職員「っ……撃たせるな! "アクセルロック"!」

ルガルガン「ガルァッ!」ギュンッ!
 


ルザミーネ「……"絶対捕食回転斬"」ボソッ…
 ▼ 162 ◆LHFMcrOYv. 17/07/16 23:57:52 ID:Z17YDluk [12/13] NGネーム登録 NGID登録 報告
フェローチェ「フェロォォッ!」ビシュシュシュッ!!

ルガルガン「ガッ!?」ガシッ!

Rライチュウ『うっ! 糸!?』ガシッ!

Rキュウコン「コンッ!」ガシッ!

ジュナイパー「ジュナ!?」ガシッ

キテルグマ「キーッ!」ガシッ!


新人職員「っ……そんな……!」

天使職員「皆っ!?」

グラジオ「全員まとめて……だと!? あり得ないッ!!」

ルザミーネ「……終わらせてください」

フェローチェ「ロォォチェェェェッ!」ドギュンッ!


──ズババババババッ!!!


フェローチェ「……フェロッ」スタッ…


Rライチュウ『がっ……』ドシャッ…

ルガルガン「ガル……ッ」バタッ…

Rキュウコン「コ……ン」グシャッ…

ジュナイパー「ジュナ……ァ」ベシャッ…

キテルグマ「キ……」グルグル…


新人職員「え……?」

天使職員「あ、あ……」ウルッ…

狼職員「今……見えなかったぞ……」

ドS職員「……っ」ギリッ…

普通職員「嘘だろっ……!」

グラジオ「っ……バカな……。グズマのとは別次元過ぎる……!」

ルザミーネ「……さて、行きますよ。リーリエ」

リーリエ「……はい。でも、一つだけお願いが……」

ルザミーネ「……わかっています。貴女がついてくれば、これ以上はこの人達には何もしません」

リーリエ「わかり……ました」コクッ…
 ▼ 163 ◆LHFMcrOYv. 17/07/16 23:59:13 ID:Z17YDluk [13/13] NGネーム登録 NGID登録 報告
新人職員「駄目っ! リーリエ! 私達は大丈夫だから! 行かないで!!」

グラジオ「そうだ! 行くなリーリエ!」

ルザミーネ「……黙らせなさい」

フェローチェ「フェロッ!」ビシュッ!


──ゴッ!


新人職員「かはっ……!?」ドシャッ…

天使職員「新人ちゃん!?」

ドS職員「……!」

グラジオ「なっ……!」

リーリエ「いやぁぁぁっ!!」ガクガク…

ルザミーネ「……入ってはいません。少ししたら痛みは無くなりますよ」

リーリエ「もう止めてください! ついていきます! お願いですから!!」ポロポロ…

ルザミーネ「……良いでしょう。グズマも、行きますよ」ザッ…

グズマ「へいへい……」ザッ…

新人職員「リー……リエ……」ゼェハァ…

天使職員「リーリエちゃん!」ウルッ…


リーリエ「……皆さん、今までありがとうございました……」ニコッ…


ルザミーネ「……早くしなさい」

リーリエ「はい……」クルッ…



新人職員「…………リーリエ……リーリエェェェェェッ!!」ポロポロ…










               To be continued…

 ▼ 164 タング@サーナイトナイト 17/07/16 23:59:43 ID:98hXTF0. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マジかよルザ姉さん無双やないか…
 ▼ 165 ◆LHFMcrOYv. 17/07/17 00:01:16 ID:GK1.TLw6 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
─次回予告─


天使職員「ルザミーネさん……なんで……」

ドS職員「悩んでもわからないことはわかりません、私達がやるべきことは一つです」

新人職員「リーリエを……取り戻します!」

新人&天使&ドS職員「「「次回、第7話【運命の輪は開かれた】」」」

天使職員「暗い展開なので、少し明るくしましょう!」

ドS職員「というと?」

天使職員「うーん……ライチュウの"フラッシュ"で明るくするとかですかね?」

新人職員「物理的になんですか!?」

Rライチュウ『ボク"フラッシュ"覚えてないしね』

天使職員「じゃあせめて体を寄せ合って心を暖めましょう!」ポン!

新人職員「また物理的!!」

ドS職員「暖まるの心じゃなくて体ですよね」

天使職員「まーまー、いいですから! えーい!」ガバッ!

新人職員「わっ!?」ギューッ!

ドS職員「!」ギューッ!

天使職員「えへへー、暖かいですね〜♪」

新人職員「あ、先輩達の良い匂い……」

ドS職員「匂いフェチですか? ……まあ、これも悪くはないですね……」



キテルグマ(キマシタワー)
 ▼ 166 ◆LHFMcrOYv. 17/07/17 00:01:47 ID:GK1.TLw6 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
─次回予告─


天使職員「ルザミーネさん……なんで……」

ドS職員「悩んでもわからないことはわかりません、私達がやるべきことは一つです」

新人職員「リーリエを……取り戻します!」

新人&天使&ドS職員「「「次回、第7話【運命の輪は開かれた】」」」

天使職員「暗い展開なので、少し明るくしましょう!」

ドS職員「というと?」

天使職員「うーん……ライチュウの"フラッシュ"で明るくするとかですかね?」

新人職員「物理的になんですか!?」

Rライチュウ『ボク"フラッシュ"覚えてないしね』

天使職員「じゃあせめて体を寄せ合って心を暖めましょう!」ポン!

新人職員「また物理的!!」

ドS職員「暖まるの心じゃなくて体ですよね」

天使職員「まーまー、いいですから! えーい!」ガバッ!

新人職員「わっ!?」ギューッ!

ドS職員「!」ギューッ!

天使職員「えへへー、暖かいですね〜♪」

新人職員「あ、先輩達の良い匂い……」

ドS職員「匂いフェチですか? ……まあ、これも悪くはないですね……」


キテルグマ(キマシタワー)
 ▼ 167 ◆LHFMcrOYv. 17/07/17 00:02:36 ID:GK1.TLw6 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
すいません、ミスって連投しました
 ▼ 168 パルダス@たいようのいし 17/07/17 00:21:45 ID:FcqK8xyo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これからどうなるか……ワクワク
支援です!
 ▼ 169 レキブル@GBプレイヤー 17/07/21 22:12:46 ID:hCGzgUIk NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
しえーん
 ▼ 170 イリキー@ピカチュウZ 17/07/23 07:45:54 ID:ZmxOMPps NGネーム登録 NGID登録 報告
あげー
 ▼ 171 トツキ@スピーダー 17/07/23 11:33:38 ID:DFonZVIs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
日曜あげ
 ▼ 172 ードリオ@カプZ 17/07/23 22:30:17 ID:sS.L8/Qo NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
 ▼ 173 ◆LHFMcrOYv. 17/07/23 22:31:26 ID:X27MhTno [1/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
第7話 "運命の輪"は開かれた


天使職員「そんな……ルザミーネさん……」

新人職員「……」

ドS職員「……悪い予感が、最悪の形で当たってしまいましたね」

新人職員「……行きましょう、リーリエとほしぐもちゃんを取り戻しに」スクッ…

グラジオ「……当然だ」ギリッ…

普通職員「いやでも、ルザミーネさんが敵ってことは、エーテル全体を敵に回すってことだろ!?」

ドS職員「……確かに、古株の職員達は特にルザミーネさんの息がかかっているでしょう」

新人職員「そんなの関係ありません! 全員ぶっ飛ばします!」バン!

グラジオ「あぁ、その通りだ!」

狼職員「お、おい、一旦落ち着け……」

新人職員「これが落ち着いていられますか!?」

グラジオ「リーリエの危機だぞ!?」

ドS職員「──いいから黙りなさい!」ギロッ!

新人職員「っ! ……は、はい……」シュン…

グラジオ「ちっ……」

ドS職員「貴女も、いつまでも落ち込んでいるのは止めなさい」

天使職員「……はい」グスッ…

狼職員「んじゃあ、作戦を決めるか?」ナデナデ…

天使職員「ふわぁぁ……♪」フニャア…

ドS職員「その前にちょっといいですか?」

普通職員「どーした?」

ドS職員「新人さんは……何故あんなにもリーリエさんに拘るんですか?」

新人職員「なっ……!? ……べ、別に、あんな無理矢理連れてかれたら助けたいと思うに決まってるじゃないですか!」

ドS職員「……確かに、あれは私達からしても許せない横暴な行為です」

新人職員「ですよね!? だから──」

ドS職員「──ですが、前から貴女はリーリエさんに異常なくらいの好意を向けていました。ただの『好き』という言葉では表せないくらいに」

新人職員「っ……」
 ▼ 174 ◆LHFMcrOYv. 17/07/23 22:34:05 ID:X27MhTno [2/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
グラジオ「それは俺も気になってはいた」

ドS職員「何か理由があるのではないですか?」

新人職員「……前に、私の友達の話はしましたよね?」

普通職員「ああ、ウルトラビーストに襲われたっていう……」

新人職員「彼女は今も意識不明のまま、目を覚まさないんです」

天使職員「えっ……」

新人職員「……そして、リーリエはその子によく似ているんです。……とても」

ドS職員「……成る程、それで彼女をどうしても守りたかったんですね」

新人職員「……はい」

ドS職員「わかります……大切な人とは、離れたくありませんよね」

新人職員「ドS先輩……!」

ドS職員「これでようやくスッキリしました。今すぐにエーテルパラダイスに乗り込みましょう」

普通職員「はぁ!? さっき作戦を考えないといけないって話をしたばっかだろ!」

ドS職員「──どうでも良いんですよ、そんなものは」ズバッ

普通職員「えぇ……」

狼職員「なんか考えがあんのか?」

ドS職員「正面から全員ぶちのめします」

狼職員「えぇ……」

天使職員「私も賛成です! 一秒でも早く行かなきゃ行けないですし……なにより……」

狼職員「……?」

天使職員「なにより、ルザミーネさんがどうしてあんなことをしたのか、早くルザミーネさんの口から聞きたいです!」

狼職員「……あぁ、確かにそれは俺もだ」

新人職員「天使先輩……」

グラジオ「フッ……流石俺の永遠のライバルだ」キリッ!

普通職員「あーもう、やるしかねーか!」

天使職員「行きましょう! 当たって砕けろです!!」


狼&普通職員「「いや砕けちゃ駄目だろ!!」」
 ▼ 175 ◆LHFMcrOYv. 17/07/23 22:36:24 ID:X27MhTno [3/10] NGネーム登録 NGID登録 報告





ビッケ「お疲れさまです、ルザミーネさん」ペコ

ルザミーネ「お疲れさまです。貴女が連絡をくれたお陰で助かりました」

ビッケ「いえいえ、偶然です。まあ、出来れば口にものを入れたまま電話に出てほしくないですけどね♪」

ルザミーネ「そ、それは仕方ないでしょう! 食事中ですし」

ビッケ「ちなみにその時のルザミーネさんの写真がこちらです♪」ピラッ

ルザミーネ「な、何であるんですか!? あの店に居なかったでしょう!?」

ビッケ「企業秘密です♪」ニコッ

ルザミーネ「はぁ……それより、例の装置の用意は出来ていますか?」

ビッケ「……はい」

ルザミーネ「ウルトラホールはいくつ開く計算になっていますか?」

ビッケ「早めにコスモッグを回収した為、今のコスモッグのレベルなら開くホールは一つで限界かと」

ルザミーネ「わかりました、結構です」

ビッケ「……ルザミーネさん」

ルザミーネ「なんですか?」

ビッケ「どうしても、この計画は実行しなくてはいけないのでしょうか?」

ルザミーネ「……当然です、私はなんとしてもウルトラビースト達の世界に行くのです」

ビッケ「……」
 ▼ 176 ◆LHFMcrOYv. 17/07/23 22:38:24 ID:X27MhTno [4/10] NGネーム登録 NGID登録 報告





〜エーテルパラダイス〜


「なんだアイツら!」

「あれがルザミーネさんの言っていた奴等だ!」

「排除しろ! 排除だ!」

ドS職員「五月蝿いです! さっさとルザミーネさんを出しなさい!」

普通職員「ド直球過ぎんだろっ! ド真ん中ストレートだよ!」

ドS職員「ストレートが一番速いのですから当然でしょう」

普通職員「せめて言い方とかあるだろーがっ!」

新人職員「リーリエっ! どこーっ!!」

天使職員「リーリエちゃーん!!」

グラジオ「リーリエェェェェェェッ!!!」

狼職員「……既にグダグダだな」

「支部長、こっちです!」

狼職員「ん?」

ザオボー「ええい、やかましいッ! やはりあなた達ですか!!」

天使職員「あっ! えと……」

ドS職員「貴方は支部長の……その……」

普通職員「なんか嫌味ったらしい……んーと……」

狼職員「あー、んと……?」

新人職員「誰?」

ザオボー「ザオボーですよ!! 何で誰一人として覚えてないんですか!!」

ドS職員「すいません。影が薄かったので」

ザオボー「いや、貴方は絶対覚えてますよね!? わざとですよね!?」

ドS職員「盗撮してブタ箱にぶちこまれた事のある変態ゴミカス野郎なんて知りませんよ」

ザオボー「知ってるじゃないですか! てか傷口抉らないでください!!」

ドS職員「あ、良いことを思い付きました」

新人職員「いいこと……ですか?」
 ▼ 177 ◆LHFMcrOYv. 17/07/23 22:40:47 ID:X27MhTno [5/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドS職員「キュウコン、"ぜったいれいど"」シュッ!

キュウコン「コォォォォンッ!!」カッ!

「やばい、逃げろ!」

「うおおっ!?」

ザオボー「え、ちょ、あぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


ビキビキビキビキビキビキ……!





ザオボー「  」カチーン…

ドS職員「さて、生き残っている人達の誰でも良いですから、この支部長が殺されたくなかったらルザミーネさんの所まで案内してください」

普通職員「完全に悪者じゃねぇか!」


「まあ支部長だしどーでもよくね?」

「だな、ルザミーネさんの命令の方が大事だし」

「支部長乙wwwwwwwwww 」


ドS職員「ちっ、使えませんね」

普通職員(ザオボーの扱い酷すぎだろ……)

新人職員「やっぱりバトルして吐かせるしか──」


???「──待ってください」


全員「「「!?」」」

ビッケ「……私が案内します」

天使職員「ビッケさん!?」
 ▼ 178 ◆LHFMcrOYv. 17/07/23 22:42:32 ID:X27MhTno [6/10] NGネーム登録 NGID登録 報告





ビッケ「この部屋の中にルザミーネさんがいます」

ドS職員「わかりました。……しかし、何故協力してくれたのですか?」

ビッケ「今は説明してる時間はありません。急いでください」

新人職員「そうですね、行きましょう!」

天使職員「はい!」

ドS職員「……ええ」

グラジオ「待ってろ……リーリエ!」

普通職員「よ、よし……!」

狼職員「あぁ、行こう!」


ウィーン……!


新人職員「リーリエっ!」

ルザミーネ「! ……やはり来ましたか」

新人職員「リーリエはどこ!?」

ルザミーネ「別の部屋です、ここにはいません。手荒なことはしてないので心配は要りませんよ」

天使職員「じゃあ、ほしぐもちゃんは……」

ルザミーネ「ここです」スッ…

狼職員「! ……そのケースの中なのか……!?」

ルザミーネ「ええ、これはコスモッグの力を引き出し、ウルトラホールを開く装置です」

普通職員「ウルトラ……ホール?」

新人職員「ウルトラホールは、この世界と他の世界……パラレルワールドを繋ぐ穴です!」

普通職員「!? なんでそんなことを?」

ルザミーネ「勿論、私がビーストちゃんだけの世界に行くためです」ニヤッ…

新人職員「っ……!」ゾクッ!
 ▼ 179 ◆LHFMcrOYv. 17/07/23 22:44:15 ID:X27MhTno [7/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
天使職員「ルザミーネさん……なんで無理矢理リーリエちゃんを連れてくようなことをしたんですか!?」

ルザミーネ「目的の為には手段は選べません」

天使職員「目的……?」

ルザミーネ「ビーストちゃんだけの世界で生きること……それが私の目的です」ニヤリ… 

狼職員「……狂ってる」

ドS職員「何が貴女を変えたのですか……?」

ルザミーネ「私は始めから変わっていません。……そして、今こそ、目的を!」スッ!

新人職員「っ……させるかあっ! キテルグマ、"アームハンマー"!」シュッ!

キテルグマ「キイーッ!」ギュオッ!

ルザミーネ「私に刃向かいますか、キテルグマ。ですが、もう遅いですよ……!」カチッ


カッ!
 

キテルグマ「キッ!?」バッ!

新人職員「うっ……!」

天使職員「きゃっ!?」

狼職員「ぐっ……!?」

ドS職員「っ……!」

普通職員「うおっ!?」


ルザミーネさんが装置を起動させると、強大なエネルギーの衝撃波が波紋のように広がった。

そして、再び目を開けたとき、目の前にあったのは──
 ▼ 180 ◆LHFMcrOYv. 17/07/23 22:47:40 ID:X27MhTno [8/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
ルザミーネ「──美しい。なんと懐かしいウルトラホール……!」

天使職員「あれが……」

狼職員「ウルトラホール!?」

ドS先輩「ええ、間違いありません」

普通職員「フェローチェが出てきた穴と一緒だ!」


ルザミーネ「……さようなら、皆さん」スッ…


ギュウウゥゥ……!


ルザミーネさんは、ウルトラホールの中へと吸い込まれ、消えていく。

天使職員「ま、待ってください──」ダッ!


 ──シュウゥンッ……。


天使職員「あ、穴が……閉じて……」

ドS職員「……行かれてしまいましたね」

新人職員「……っ」ギリッ…




私達は結局、ルザミーネさんの目的を止めることが出来なかった。


ルザミーネさんは、一体どんな世界に行ったのだろう。



そして私達は、これからどうすればいいのだろうか……。


 






              To be continued……
 ▼ 181 ◆LHFMcrOYv. 17/07/23 22:48:11 ID:X27MhTno [9/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
─次回予告─

新人職員「あ〜っ! リーリエ分が足りない〜っ!!」

グラジオ「リーリエェェェェェェッ!!」

ドS職員「五月蝿いです、黙ってください」ギロッ!

新人&グラジオ「「はい……」」

ドS&新人&グラジオ「「「次回、第8羽【異"世界"からの来訪者】」」」

リーリエ「あ、あの……次回予告なので出ても大丈夫だって言われたんですけど……」モジモジ

新人職員「リーリエ〜っ!!」ダキッ!

リーリエ「わっ!? も、もう、止めてください……///」


キテルグマ(キマシタワー)


グラジオ「リーリエェェェェェェ! 俺も──」

ドS職員「空気読んでください」ボコッ!

グラジオ「ひでぶっ!」グシャッ!
 ▼ 182 ◆LHFMcrOYv. 17/07/23 22:49:19 ID:X27MhTno [10/10] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>181
第8羽→第8話
です、すいません。ごちうさに影響されとる……
このページは検索エンジン向けの機能制限版の旧ページです。
下URLから閲覧下さい。
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=608583
  ▲  |  全表示222   | << 前100 | 次100 >> |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。
書込エラーが毎回起きる方はこちらからID発行申請をお願いします。(リンク先は初回訪問云々ありますがこの部分は無視して下さい)

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!

(消えた画像の復旧依頼は、お問い合わせからお願いします。)
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼