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SS

【R-18】こんな時期だし、ゲーム主人公のイチャエロSS書いてく【完結編】

 ▼ 1 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:03:13 ID:gRBAl3og [1/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

【R-18】新学期だし、ゲーム主人公のイチャエロSS書いてく
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=965262


上記SSの続編です。

以下、簡単な あらずし。

 ▼ 2 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:03:54 ID:gRBAl3og [2/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


【 Episode−1 】
 レッド×ブルー、「幼馴染の弱みを握る」
 上手いことブルーに使われ苛立っていたレッドが、彼女の揶揄いに乗じて仕返しに打って出る。


【 Episode−2 】
 ヒビキ×コトネ、「脱衣願望奈良公園」
 コトネのパンツを見たいヒビキは、綿密な計画のもと、とある作戦を実行する。高級オボンでオドシシを買収。


【 Episode−3 】
 ユウキ×ハルカ、「ライブチャットにご用心」
 ハルカがライブチャットを切り忘れたことに気付いたユウキ。しばらく彼女を観察していると……。


【 Episode−4 】
 コウキ×ヒカリ、「お嬢様のスカート事情」
 ヒカリのスカートは特殊生地で絶対に風で捲れないらしい。事実か確かめるべく、コウキはヒカリとデートすることに。高級オボンでネイティを買収。


【 Episode−5 】
 トウヤ×トウコ、「草食男子に惚れる時」
 バトル好きでボーイッシュなトウコが見せた涙。草食トウヤは理由を聞いて憤慨し、仕返しに行く。高級オボンの差し入れあり。


【 Episode−6 】
 キョウヘイ×メイ、「あなたも元気メイっぱい」
 メイを守るために骨折したキョウヘイは、入院生活中、下の処理に困っていた。そのことをメイは知ってしまい……。高級オボンのお見舞いあり。


【 Episode−7 】
 カルム×セレナ、「クールな彼女の裏の趣味」
 セレナには、誰にも知られていない秘密があった。密かに彼女に好意を寄せていたカルムが、その秘密を知り……。高級オボンでニャオニクスを買収。


【 Episode−8 】 
 ヨウ×ミヅキ、「悪戯、告白、野天風呂」
 天然温泉に出かけたヨウとミヅキ。ミヅキは色仕掛けでヨウを揶揄って楽しむが、笑えない事態に発展してしまう。高級オボンに違法栽培疑惑。


【 Episode−9 】
 カケル×アユミ、「デート気分で波乗りピカブイ」
 サーフィンに出かけたカケルとアユミ。アユミはカケルを喜ばせようとお洒落するが、彼には少し刺激が強かったようで。高級オボンに違法栽培疑惑。


 ▼ 3 グラージ@ちからのハチマキ 20/12/02 01:09:39 ID:Jitk181o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
きたか!支援
 ▼ 4 タチマル@しんかいのキバ 20/12/02 01:10:38 ID:/Kw6WS1M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援の嵐
 ▼ 5 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:10:46 ID:gRBAl3og [3/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告





【 Episode−10 】
 マサル×ユウリ、「届かぬ実力、届かぬ想い」





ガラル地方、ワイルドエリア・ストーンズ原野――。



 ユウリ 「やっぱりワイルドエリアは いつ来ても雄大だね〜」

 マサル 「あぁ。伸び伸び暮らしてる野生ポケモンたちを見てるだけでも飽きないな」

 ユウリ 「じゃあテント組み立てないと。ここをキャンプ地とするー! ……なんてね」


ユウリは無邪気にテントを組み立て始めた。

こう見えて、彼女はガラルのチャンピオン。その可愛らしさとは裏腹に、ダンデさんに打ち勝った実力者だ。


オレはと言うと、ガラルリーグではセミファイナルでホップに負けて、ユウリとバトル出来ずに終わってしまった。

そのホップは今、博士になるという目標のために勉強中。オレより実力があるって言うのに。


 ユウリ 「マサルも早くテント作っちゃいなよー」

 マサル 「ん? あぁ!」


で、なんでオレとユウリがワイルドエリアに来ているかと言うと、ホップの研究を手伝うためだ。


……実は、最近。


ワイルドエリアで、不自然に傷付いたポケモンが数多く発見されている。

なかでもカジッチュが多く、他にも、タネボー、アマカジなど、何故か草タイプのポケモンばかりが被害に遭っている。

ホップがそれを研究テーマとして、何が原因かを探っているのだ。


また、これはポケモン保護協会などからも注目されていて、ユウリは【チャンピオンの職務として】その研究に参加している。

ユウリもホップも凄い存在になりつつあるって言うのに、オレは なにも……。
 ▼ 6 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:11:20 ID:gRBAl3og [4/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


 ユウリ 「テント完成〜! カレーの準備も しちゃおうかな」


と、そんなオレの悩みは いざ知らず、ユウリは相変わらず無邪気だ。


 マサル 「ユウリ、一応これ仕事なんだろ?」

 ユウリ 「そうだよ。いや〜、チャンピオンって大変だね〜」

 マサル 「大変な割りには随分と楽しんでるように見えるけどな」

 ユウリ 「だって、お仕事も楽しい方が良いじゃん。確かに、傷付いたポケモン達のことは心配だけどさ。研究って、そんな簡単に答えは出ないんだよ?」

 マサル 「おぉ、勿論そうだな」

 ユウリ 「この調査だって、長期的なものになると思うの。だからモチベーションを保つためにも、楽しく、ねっ?」 ニコッ

 マサル 「っ……、まぁ、ユウリがそう言うんなら」


ダメだな、オレ。ユウリの笑顔を見ると、なにも言い返せなくなっちまう。

見ての通り、ユウリは可愛いし、無邪気だ。そしてなにより……。


 ユウリ 「〜♪」 シャガミ

 マサル 「っ……!」


鍋や皿を用意しようとバッグを漁るユウリは、なんの躊躇いも無く しゃがみ込む。

その姿勢だと、スカートの中、丸見えなんだけど……。


 マサル 「なぁユウリ……、スカート」

 ユウリ 「ん? なにマサルー、私のスカートのなか覗こうとしてるの〜?」

 マサル 「その姿勢だと見えるって言ってるんだよ」


ユウリは正直、無防備だ。

オレは目のやり場に困るし、その、よく知った仲の子の無防備な姿というのは、なかなか心臓に悪い。良い意味で。
 ▼ 7 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:11:59 ID:gRBAl3og [5/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

 ユウリ 「ふふっ。大丈夫だよ。マイクロ丈スパッツ穿いてるもん」 ピラッ

 マサル 「いや見せなくて良いから!」


ユウリは立ち上がると、自らスカートを捲ってオレに見せる。

確かにスパッツを穿いてるから、パンツが見えることは無い。けど、マイクロ丈? そのスパッツ自体が短く、黒いパンツに見えてしまう。

これはこれでオレの体を刺激する。


 ユウリ 「ふふ〜ん。なに焦ってんのよマサル〜」 ピラピラ

 マサル 「ユウリ無防備過ぎだぞ! ちょっとはチャンピオンとしての自覚をだなぁ……」

 ユウリ 「もー。誰にでも見せる訳じゃないのに」

 マサル 「とにかく、早く調査始めようぜ。ホップのためにも」

 ユウリ 「はーい。じゃあマサルもテント作っちゃいなよ」

 マサル 「あぁ」



ユウリは、前から こんな感じだった。

オレとユウリ、それにホップは、近所同士と言うこともあって、よく一緒に遊んでいた。

スパッツ穿いてるから〜と、ユウリはオレたち男が居るにも関わらず、スカートで無防備な姿を見せることが多かった。


これが小学生くらいなら分かるけど、この歳になっても無防備さを自覚しないってのは、流石にそろそろマズい。

ユウリは もう、普通のトレーナーじゃない。ガラルの新チャンピオンなんだ。その辺のこと分かってるのかなぁ……。
 ▼ 8 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:12:52 ID:gRBAl3og [6/23] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

 ユウリ 「出て来て、インテレオン」

 インテレオン 「めそっ」

 マサル 「行くぞエースバーン!」

 エースバン 「えば!」

 ユウリ 「じゃあ、傷付いたポケモンを見つけたら保護。傷付けてる原因を見つけたら、まずは排除じゃなくて、スマホロトムで録画。分かった?」

 マサル 「あぁ。原因を映像に記録しなきゃいけないんだもんな」

 ユウリ 「うん。他の野生ポケモンが原因なのか、人為的な何かが原因なのか……」

 マサル 「一つ言えるのは、傷の大きさからして、ダイマックスポケモンは関係なさそうだよな」

 ユウリ 「そだね」


不自然に傷付いたポケモン――と言うのは、草タイプに偏っているけど、まず傷の付き方が普通じゃない。

と言っても、酷く痛めつけられたとか、そういう類では無い。体の一部分だけが抉り取られたような感じだ。

また“一部分”と言っても、決まった部位では無く、“体のどこか一部分”で、これについては共通点は無い。

そして、その部分は小さく、また、被害に遭っているポケモンも小さめの種族であることから、ダイマックスポケモンが暴れた被害、というのは考えにくいのだ。


 ユウリ 「じゃあ、私は“巨人の鏡池”のほうを探すね」

 マサル 「オレは“巨人の帽子”エリアだな。頼んだぜエースバーン!」

 エースバン 「えーばっ!」

 ユウリ 「暗くなったら危ないから、16時には戻るようにね」

 マサル 「おう。ユウリも気を付けてな」

 ユウリ 「大丈夫っ。私こう見えてもチャンピオンなんだから」

 マサル 「そうは言っても女の子なんだから、無茶するなよ」

 ユウリ 「またそうやって女の子扱いする〜!」

 マサル 「心配してるんだぞオレは」

 ユウリ 「ふーんだ。行こうインテレオン」 プイッ

 インテレオン 「めそ」 ヤレヤレ


ユウリは頬を膨らませながら、巨人の鏡池エリアへと向かって行った。

まったく。あんなに無邪気で無防備なんだから、心配するに決まってるだろ。


……けど、実力的にはユウリの方が断然上。

オレなんかに心配されたところで、ユウリにとっては失礼なのかもしれないな……。
 ▼ 9 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:15:26 ID:gRBAl3og [7/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





ユウリと別々に調査して、あっという間に集合の16時となった。


当然と言うべきか、この日、ポケモンの不自然な傷についての情報は、特に得られなかった。

ポケモン保護協会、さらにはチャンピオンにも調査指令が出るような事件。簡単に情報が手に入らないことは、はじめから分かっていたことだ。


 ユウリ 「何匹かカジッチュを見かけたけど、みんな元気で問題なかったよ」

 マサル 「こっちもだ。他の草タイプのポケモンも気にして探したけど、変な傷とかは無かったな」

 ユウリ 「こりゃ難しい調査になりそうだね〜」

 マサル 「あぁ。ワイルドエリアは広いし、もうちょっと人数欲しいよなぁ」

 ユウリ 「仕方ないよ。レベルの高いポケモンも生息してるんだから、実力のあるトレーナーにしか調査させないって言ってたし」

 マサル 「うーん……、ジムリーダーの人たちは忙しいから無理だしなぁ」

 ユウリ 「ガラルリーグの実力者……、ビート君とマリィちゃんも、ジムリーダーになっちゃったからね」

 マサル 「そうだよな……」



セミファイナルに出場したトレーナーの中で、いわゆるベスト4に進出したのが、オレ、ユウリ、ホップ、マリィ。

飛び抜けた実力を持ったユウリは、新チャンピオンに。

そんなユウリに惜しくも敗れたホップは、ポケモン博士の道に。

これまたユウリに破れたマリィは、スパイクタウンのジムリーダーに。

そして、ジムチャレンジの資格を剥奪されたビートも、なんだかんだでポプラさんの後継ジムリーダーに。


ジムチャレンジに参加した実力者たちは、輝かしい成果を出している。


なのに、オレには何もない。

ベスト4進出とは言え、それだけでは、他のチャレンジャーたちと何一つ変わらない。


こうしてユウリの――チャンピオンの調査の手伝いという、傍から見れば名誉な仕事を貰った訳だけど、この事件が起きなければ、それは無かった話。

本当ならオレは、何も手に入れられなかったのだ。

みんなは成功をおさめたって言うのに、なんでオレだけ……。
 ▼ 10 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:16:46 ID:gRBAl3og [8/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「マサル? マサルー?」

 マサル 「……ん、あぁ、どうした?」

 ユウリ 「こっちのセリフだよ。どうしたのボーっとしちゃって?」

 マサル 「いや、なんでもない」

 ユウリ 「そう? じゃあカレー作ろうよ」

 マサル 「そうだな」


キャンプと言えばカレー。ガラルでは常識だ。

ワイルドエリアでの調査時間を確保すべく、オレ達はテントに泊まり込み。当然、食事も自分たちで準備しなければならず、献立がカレーになるのは当然だ。


ちなみに、この調査には、オレはエースバーン、ユウリはインテレオンしか連れてきていない。

2匹はオレ達が初めて貰ったポケモンだ。いまいちど初心に返ろうと言う想いを込めたものだけど、食材の荷物を減らすためでもある。

調理の手間を考えると、それは仕方のないことだ。



 ユウリ 「完成ー! ちょっと辛口のアップルカレー!」


煮込みさえ考えなければ、カレーは簡単に作れる料理。

オレは飯盒での白米の準備と火加減の調整。ユウリは材料の下準備と味付け。分担して作ったカレーは、当然――。


 ユウリ 「うん、美味しい!」

 マサル 「あぁ。辛口に りんごの酸味が良いアクセントだな!」

 インテレオン 「めそ〜」

 エースバン 「えばばぁ♪」


当然、美味しいに決まってる。

特選リンゴは もぎたて新鮮。ユウリが準備した香辛料との相性は抜群で、店に出せるレベルだ。
 ▼ 11 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:18:10 ID:gRBAl3og [9/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「ユウリの味付けは最高だな」

 ユウリ 「えへへっ。でもほら、マサルの ご飯の炊き加減も絶妙だよ」

 マサル 「うん……、褒められてるのか微妙だなソレ」

 ユウリ 「褒めてるよ〜」

 マサル 「具材のカットも ちょうど良い大きさだし、やっぱり女の子は違うよな〜」

 ユウリ 「ほらまた! マサルいつも女の子扱いするよね」

 マサル 「褒めてるんだぞ?」

 ユウリ 「も〜」 プイッ

 インテレオン 「めそ〜」 ヤレヤレ


ぷいっと そっぽを向いてカレーを頬張るユウリ。

けどカレーの美味しさからなのか、隠しているつもりだろうけど口元が緩んでいる。

こういうところもユウリの可愛さだ。こんなに愛嬌のあるチャンピオン、ガラル史上初なんじゃないかな。


 マサル 「明日も同じエリアを調査で良いんだよな?」

 ユウリ 「……うん」

 マサル 「草ポケモンなら、朝しか活動しない奴も居るだろうし、今日は早く寝て明日に備えようぜ」

 ユウリ 「そのつもりだもん」 ガツガツ


そう言ってユウリは、カレーを一気に食べきった。

オレも遅れまいと、カレーを喉に流し込み、最後にトッピングのリンゴで締める。辛さで熱くなった喉が、酸味と甘みで落ち着きを取り戻していく。


 マサル 「ご馳走さま。美味かったな」

 ユウリ 「ご馳走様でした。早く片付けて、早く寝ないとね」

 マサル 「あぁ」



片付けを済ませ、オレたちは各々のテントに入り込む。

まだ20時前だけど、調査で歩き回ったこともあって、寝袋に入ってすぐ眠ってしまった。


 ▼ 12 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:19:44 ID:gRBAl3og [10/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



夜が明ける。


テントを拠点としてる分、今日は丸一日調査が出来る。

朝食は簡単にトーストで済ませ、オレとエースバーンは昨日と同じく、巨人の帽子エリアへと向かった。



 マサル 「気持ち良い朝だな〜」

 エースバン 「え〜ば〜」


柔らかな日差し、朝を告げる鳥ポケモン達の鳴き声、朝露に濡れた草木の匂い。

こんなに豊かな自然に囲まれた場所で暮らしている野生ポケモンが、少しだけ羨ましく感じる……。


 マサル 「……って、それは違うか」

 エースバン 「えば?」

 マサル 「野生って環境は厳しいだろうけどさ。自分1人だけ取り残されるとか、そういう焦りを感じることは無いんだろうな、野生ポケモンって」

 エースバン 「えんば……」

 マサル 「ユウリやホップ、それにマリィとビートも将来安泰でさ。オレだけ……、同じスタートラインに立ってたはずなのに、なんでオレだけ……」

 エースバン 「えばばぁ……」

 マサル 「……ごめんな。別にお前たちを責めてる訳じゃないんだ。オレの実力が届かなかった、ただそれだけなんだ」

 エースバン 「えばっ! えーば!」

 マサル 「この調査だって、本当はユウリだけで――チャンピオン1人で やるものだったんだぜ? ほら、ブラックナイトの調査とか、ダンデさん1人で動いてただろ?」

 エースバン 「えーば」

 マサル 「でもユウリは、オレを誘ってくれた。1人だけ、なんのも目的も無いオレをさ」

 エースバン 「えば」

 マサル 「だから、この調査で何かしらの結果を出して、ユウリの力にならないとな。ホントは2人一緒で行動した方が良いんだけど……」

 エースバン 「えば?」

 マサル 「いくらチャンピオンって言っても、ユウリは女の子だ。インテレオンが一緒とは言え、もしもの時、1人じゃ危ないだろ?」

 エースバン 「えんば……」

 マサル 「今日の調査が終わったら言ってみるか。明日からは2人で行動しようって」

 エースバン 「えば……」


 ▼ 13 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:20:49 ID:gRBAl3og [11/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



早朝から始めた調査だが、結局今日も収穫は無かった。

たまに見かけるカジッチュに傷は無かったし、他の草ポケモンたちも、至って普通、伸び伸びと過ごしていた。



 マサル 「今日もご苦労さま、エースバーン」

 エースバン 「えば!」

 マサル 「ユウリは まだ戻ってないのか……」


テントを張った2人の拠点に、ユウリの姿は無かった。

もう約束の16時を10分ほど過ぎている。ああ見えて時間に正確なユウリにしては珍しい……。



 ユウリ 「ただいまー」



そんなことを考えていると、背後から明るい声。


 マサル 「遅かったじゃんユウリ。心配して……どうしたんだよその格好!?」

 ▼ 14 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:22:30 ID:gRBAl3og [12/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
振り向いて、驚いた。


 ユウリ 「いや〜、参ったよ。カジッチュを追いかけてたら、丘の段差から転がり落ちちゃって」


てへへっ、と笑うユウリだが。

グレーのニットパーカーは泥だらけで、袖の部分が破けている。

スカートも裾が少し汚れ、足には痛々しい擦り傷が。


 マサル 「大丈夫なのか!?」

 ユウリ 「うん。単なる擦り傷だし、そんな急斜面から落ちた訳でもないし」

 マサル 「なら良いけど……、心配させるなよ……」

 ユウリ 「心配してくれるんだ〜。ありがと」

 マサル 「当然だろ。だいたいユウリは、ちょっと無防備過ぎだぞ。もし大怪我してたら――」


 ユウリ 「あ……っと、ごめんマサル。預かり屋さんでシャワー借りて来ても良いかな?」

 マサル 「ん? あぁ……そうだよな。行って来いよ」

 ユウリ 「うん。すぐ戻るね」


そう言うとユウリは、橋の近くにある預かり屋の方へ駆けて行った。

普通に走れるのを見るに、大した怪我じゃないことは本当のようだ。



 マサル (ユウリ、もっと自分が女の子だってこと自覚してくれないとなぁ……)


スパッツを穿いているからと、スカートにも関わらず活発に行動するユウリ。

今回のことだって、きっと いつものように無茶したんだと思う。

調査対象のカジッチュを見つけて、夢中になって追いかけて、まわりが見えなくなって、斜面から転がり落ちて。


大した怪我じゃないから良かったものの、日中のオレの予感が、当たってしまったことになる。

もし大怪我してたら――。もし斜面じゃなくて崖だったら――。もしインテレオンと はぐれて いたら――。


 マサル (やっぱり明日からは一緒に行動だな)


オレは調査の簡単なレポートを記入しつつ、ユウリの帰りを待った。


 ▼ 15 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:24:28 ID:gRBAl3og [13/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ユウリ 「ただいまー」



……と、のほほん とした感じで帰って来たユウリ。

シャワーを浴びて ほのかに赤く火照った素肌と、水気を帯びたダークブラウンの髪。

汚れたからかパーカーは脱いでおり、ピンクのワンピースが際立つ。預かり屋が気を利かせてくれたのか、足の擦り傷には絆創膏が貼られていた。


 ユウリ 「ふ〜。汗も流せたし、パーカーは洗濯して貰えたし、近くに預かり屋さんがあって良かったよ」

 マサル 「なぁユウリ」

 ユウリ 「なぁに?」

 マサル 「明日からは、2人で一緒に調査しよう」

 ユウリ 「えっ……どうして? 手分けした方が早いよ?」

 マサル 「いや。何か起きた時のことを考えると、別行動は危ないと思うんだ」

 ユウリ 「大袈裟だなマサルは。大丈夫、明日からは もう少し気を付けて調査するから」

 マサル 「いや、ダメだ」

 ユウリ 「どうしてよ?」

 マサル 「いくら気を付けるって言っても、ユウリは ちょっと抜けてるとこ あるだろ?」

 ユウリ 「酷いなぁ。私こう見えてもチャンピオンなんだよ?」


チャンピオン――。

ユウリは最近、オレの忠告に対し、ことごとくチャンピオンであることを持ち出してくる。


オレが届かなかった、いや、掴みかけることすら出来なかった地位、ガラルチャンピオン。



 マサル 「チャンピオンになったら、完璧な人間になれるって言うのかよ!?」


 ▼ 16 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:28:20 ID:gRBAl3og [14/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユウリ 「えっ……、どうしたのマサル?」

 マサル 「実際ユウリは怪我してるだろ!? チャンピオンを自慢したい気持ちは分かるけど、ちょっとは現実見ろよ!」

 ユウリ 「自慢って……、そんな言い方ないじゃん! 私だって いつまでも子供じゃないんだよ!?」

 マサル 「確かに子供じゃないよ。けどユウリは心配なんだよ! 無邪気だし無防備だし! 危ないことを危ないと気付かない! もっと女の子であること自覚しろよ!」

 ユウリ 「またっ……! なんでマサル、いつも私を女の子扱いするのよ!? そんなに私のこと見下したいの!?」

 マサル 「見下すとかじゃない! ポケモンバトルの実力はあっても、力は女の子の方が弱いだろ!? 危ないこと止めるのは当然だろ!」

 ユウリ 「そういうのが子ども扱いじゃん! 私だってチャンピオン以前に、1人のトレーナーなんだよ!?」

 マサル 「そうかもしれないけど実際っ――」





  ― 突風ビュオオオオオオォォォォォォォ!!!





言い争いの最中、オレたちの間を吹き抜けた突風。



  ― フワッ



それは、ユウリのワンピースの裾を、いとも簡単に持ち上げた。

普段なら ある程度ガードしてくれるパーカーを着ていない分、それはそれは、豪快に、むしろ芸術的に。
 


 ユウリ 「ぁっ……、ひゃぁぁぁっ!?」



一瞬遅れて、ユウリは慌ててワンピースを抑える。

その一瞬の遅れは、スパッツを穿いているから大丈夫と言う油断からか。しかし今、ユウリは――。



 マサル 「ぅぁ……」 ドキッ



スパッツを、穿いていなかった。

初めて見たユウリのパンツは、無邪気な彼女らしく白で、黒か紺の刺繍があった……ように見えた。
 ▼ 17 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:29:25 ID:gRBAl3og [15/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

そうか。シャワー浴びた後に、肌に密着するスパッツは普通は穿きたくないもんな。

そんなことが頭に過ったかと思うと――。



 ユウリ 「っ……!」



  ― パシン!



 マサル 「ぃっ……」 ズキズキ



次の瞬間、頬に衝撃。



 ユウリ 「バカ! スケベ! グスッ、大っ嫌い!」



これまで聞いたことの無いような、ユウリの声。

大きな声、だけど、はち切れそうな、必死で出しているような、震えた声。



ユウリはオレに背を向けると、自分のテントに走り、中に閉じこもってしまった。



 ▼ 18 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:30:44 ID:gRBAl3og [16/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





 マサル 「……痛ぇ」



痛覚によって、オレは現実に引き戻される。


なんで自分は……、あんなことを、ユウリに言ってしまったんだろう。

チャンピオンになれなかったこと、自分以外はトレーナーとしての成果を上げていることに、焦りを感じていたのは確かだけど。


 エースバン 「えっば」

 マサル 「……エースバーン。また勝手にボールから出て来て。聞いてた……よな?」

 エースバン 「」 コクッ

 マサル 「最低だったよな、オレ」

 エースバン 「」コクッ

 マサル 「ユウリのことは本当に心配してるのに……、なにやってんだよオレはっ……!」


あんなに温厚なユウリが、オレを叩き、大嫌いと言い放つ――。

普通じゃない。普段のユウリからは想像できない言動。



それほどまで、オレはユウリに酷いことをしたってことだ。



 マサル 「ホント……、なに考えてんだよオレっ……、くそっ! バカ野郎っ……」





   *



 ▼ 19 オタチ@よつばアメざいく 20/12/02 14:59:02 ID:NvOgb64c NGネーム登録 NGID登録 報告
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今までと違ってマサユウはシリアス路線でいくのかな
 ▼ 20 レイハナ@まるいおまもり 20/12/02 21:52:45 ID:dEYELJbU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 21 コガラ@エレキブースター 20/12/02 22:34:40 ID:gRBAl3og [17/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



   *





 ユウリ 「ただいまー」



私が預かり屋さんから戻ると、マサルはレポートを仕上げている最中だった。

この調査は【チャンピオンとして仕事】だから、定期的にレポートを送る必要がある。

ちょっと面倒だけど、マサルは きっちり仕上げてくれて、私は大助かりだ。



 ユウリ 「ふ〜。汗も流せたし、パーカーは洗濯して貰えたし、近くに預かり屋さんがあって良かったよ」

 マサル 「なぁユウリ」


そんなマサルが手を止めて、私と向き合う。何か気になることでもあったのかな?


 ユウリ 「なぁに?」

 マサル 「明日からは、2人で一緒に調査しよう」


それは、予想しなかった発言だった。

この広いワイルドエリア、ただでさえ時間がかかるのに、わざわざ2人で……?


 ユウリ 「えっ……どうして? 手分けした方が早いよ?」

 マサル 「いや。何か起きた時のことを考えると、別行動は危ないと思うんだ」

 ユウリ 「大袈裟だなマサルは。大丈夫、明日からは もう少し気を付けて調査するから」

 マサル 「いや、ダメだ」

 ユウリ 「どうしてよ?」

 マサル 「いくら気を付けるって言っても、ユウリは ちょっと抜けてるとこあるだろ?」

 ユウリ 「酷いなぁ。私こう見えてもチャンピオンなんだよ?」


マサルは最近、ちょっと過保護? って言うのかな。

私のことを危なっかしいと見ているようで、たびたび私の行動に対して忠告してくる。

チャンピオンになってみせたって言うのに、私のこと、いつも子どもみたいに扱って……。
 ▼ 22 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 22:36:24 ID:gRBAl3og [18/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 マサル 「チャンピオンになったら、完璧な人間になれるって言うのかよ!?」


 ユウリ 「えっ……、どうしたのマサル?」


突然、マサルは怒鳴った。

全く想像していなかった展開に、私は動揺する。

そして、怒りが湧き始める。怒鳴られたことにも、子ども扱いされることにも。


 マサル 「実際ユウリは怪我してるだろ!? チャンピオンを自慢したい気持ちは分かるけど、ちょっとは現実見ろよ!」

 ユウリ 「自慢って……、そんな言い方ないじゃん! 私だって いつまでも子供じゃないんだよ!?」

 マサル 「確かに子供じゃないよ。けどユウリは心配なんだよ! 無邪気だし無防備だし! 危ないことを危ないと気付かない! もっと女の子であること自覚しろよ!」

 ユウリ 「またっ……! なんでマサル、いつも私を女の子扱いするのよ!? そんなに私のこと見下したいの!?」

 マサル 「見下すとかじゃない! ポケモンバトルの実力はあっても、力は女の子の方が弱いだろ!? 危ないこと止めるのは当然だろ!」

 ユウリ 「そういうのが子ども扱いじゃん! 私だってチャンピオン以前に、1人のトレーナーなんだよ!?」

 マサル 「そうかもしれないけど実際っ――」





  ― 突風ビュオオオオオオォォォォォォォ!!!





言い争いの最中、私たちの間を吹き抜けた突風。



  ― フワッ



私は屋外での突風の危険性を、全然意識していなかった。

スパッツ穿いてるし、パーカーが裾をガードしてくれてるし。

それに……、マサルになら、別に見られても気にしないし。勿論スパッツ穿いてるから。



 ユウリ 「ぁっ……、ひゃぁぁぁっ!?」



 ▼ 23 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 22:37:28 ID:gRBAl3og [19/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

けど、今は違う。

シャワーを浴びた後だから、スパッツは穿いていない。

一瞬遅れて そのことを思いだしても、もう遅い。私のワンピースの中は――。



 マサル 「ぅぁ……」 ドキッ



しっかりと、マサルに見られてしまった。

普段はスパッツで隠している、下着と太ももを。


私のことを見下して子ども扱いする、マサルなんかに……。



 ユウリ 「っ……!」


  ― パシン!


 マサル 「ぃっ……」



気付けば私は、マサルのことを、平手打ちしていた。

乾いた音が、広い原野の静寂に溶け込んで、消えていく。



 ユウリ 「バカ! スケベ! グスッ、大っ嫌い!」



それだけ吐き捨てて、私は逃げるように、自分のテントに駆け込んだ。





 ▼ 24 クデ@ひかるおまもり 20/12/02 22:38:12 ID:NC1kGJEw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これはユウリが悪い
 ▼ 25 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 22:38:20 ID:gRBAl3og [20/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





 ユウリ 「グスッ……、マサルのバカっ……」



テントの中で、涙が溢れ出る。

マサルを叩いた右手がヒリヒリと痛む。叩かれたマサルは、もっと痛かったと思う。


 ユウリ 「なんでっ……グスッ、マサルっ、私の気持ちっ……、ぜんぜん知らないでっ……」


マサルが私のことを心配してくれているのは分かる。

でも、あんな言い方は酷いよ。チャンピオンになったこと自慢してるとか、そんなの絶対に有り得ないのに。


むしろ私は――。



 ユウリ 「マサルにっ……グスッ、認めてっ、欲しかった、だけなのにっ……」



旅に出る前――。


私とマサル、ホップは、ご近所さんと言うこともあり、3人で よく遊ぶ仲だった。

ただ、やっぱり私は、マサルとホップに女の子扱いされてしまう。

嫌じゃないけど、それがなんだか悔しくて。マサルが私に気を遣ってくれるのは、私が女の子だからなのかなって。


ジムチャレンジも、一緒に巡ろうと誘われていた。女の子の一人旅は危ないから。

その気持ちは嬉しいけど、私だって1人のトレーナー、いつまでも守って貰う必要は無いと証明したくて、強引に一人旅をしてきた。


そうして掴んだチャンピオンと言う立場。


もう私は弱い女の子じゃないってことを、マサルに認めて貰いたかった。

一人前のトレーナーとして、マサルと対等な関係になって、マサルに振り向いて貰いたかった。



 ユウリ 「なのにっ……グスッ、なんで、マサルっ……」

 ▼ 26 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 22:39:52 ID:gRBAl3og [21/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

マサルに酷いこと言われて、言い返してしまった私も、大人げなかったと思う。

パンツを見られた恥ずかしさが あったとは言え、マサルのことを叩いてしまったのは、最低だと思う。


それに――。


 ユウリ 「マサルのことっ……、全然嫌いじゃないのにっ……グスッ、大好きなのにっ……」



“大嫌い”。


自分の口からマサルに そう言ってしまったことを、私は酷く後悔している。

マサルに意識して貰うために、今まで頑張って来たというのに、その一言で、今までの苦労が台無しになってしまった。


 ユウリ 「んっ……グスッ、ヒック……グスッ、うぅぅっ……」


マサルのことを、私は好き。

無防備な姿だって、マサルの前だから見せてきたのに。

パンツを見られちゃったのは恥ずかしかったけど、それでもマサルは私のことを意識してくれない。



 ユウリ 「グスッ、マサルっ……」

  ― クチュッ



虚しさ、寂しさ、悔しさ。

色々な想いが渦巻いて、気付けば私は、自分の秘部に手を伸ばしていた。
 ▼ 27 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 22:41:14 ID:gRBAl3og [22/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウリ 「んっ……、ぁっ、んくっ……///」 クチュクチュ


ダメだよ私。

テントの外にマサルが居るのに。そんな声だしたらバレちゃうのに。


でも……、止まらない。


 ユウリ 「ふっ……んぁっ、んっ……///」 クチュクチュ


なんで……。

言い争った後なのに。嫌いって言った後なのに。


ダメ……、止まらない。


ワンピースのボタンを外す。ブラをずらす。

固く突起している乳首を、自分自身で撫で、摘まみ、責める。


 ユウリ 「やっ……、ぁぁっ、んくっ……///」 クリクリクチュクチュ


パンツの上から撫でているアソコが、じんわりと湿ってくる。

シャワーを浴びた後なのに、私のアソコ、もう こんなに濡れちゃって……。


 ユウリ 「マサルっ……グスッ、マサルぅ……///」 クリクリクチュクチュ


マサルに触られることを想像して、一人エッチ。

とんでもなく虚しいことのはずなのに、その手を止めることが出来ない。


私は、マサルにエッチなことされるのを、いつの間にか望んでいた。

一緒に遊んでいるうちに、ホップじゃなくてマサルを好きになって、マサルの気を引こうと、自分なりにアプローチしてきたのに。

でもマサルは、全然気付いてくれなくて、いつまでも私を、弱い女の子扱いして。

マサルの優しさ、気遣いは嬉しいけど、でもそれは、“私だから”じゃなくて、“女の子だから”。私に対するものじゃなく、女の子に対するもの。
 ▼ 28 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 22:47:06 ID:gRBAl3og [23/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「ぁっ……くっ、んっ、ダメッ、マサルっ……///」 クリクリクチュクチュ


私、こんなにマサルのこと、想ってるのに。

マサルのこと想像しながら一人エッチするほど、マサルのこと好きなのに。

大嫌い、なんて、嘘なのに……!


 ユウリ 「はふっ、ふーっ、んぁっ……っ〜///」 クリクリクチュクチュ


マサルに見られた白いパンツは、どんどん湿り気を増していく。

こんな姿、もしマサルに見られたら……。私が1人エッチしてるところ、マサルに見られちゃったら……。



 ユウリ 「マサルっ……ぅぅあっ、だめっ、ふっ、ふーっ、いっ……んくっ!」

  ― ビクン! ビクッ……ビクビクッ……!



声を押し殺して、私は絶頂した。

マサルのことを考えながら、マサルにエッチなことされる妄想しながら、私はイッてしまった。



 ユウリ 「はぁっ、はぁっ……はぁっ……」 ビクッ



虚しいけど、気持ち良い。

気持ち良いけど、虚しい。



そんな矛盾した感情が、私の中でグルグルと渦を巻き――。



気付けば私は、眠りに落ちていた。





 ▼ 29 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/03 22:34:12 ID:azq2Itvg [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



翌朝は、早くに目が覚めた。



正直言うと、こんな気持ちで調査なんて やりたくなかった。

けどこれは、チャンピオンとしての仕事。仕事を放り出すことは許されない。


 ユウリ (1日調査に打ち込めば……、少しは気持ちも切り替わるかな……)


マサルを起こさないように、そっとテントから出る。

そして、今日1日はマサルと会わないように、エリアを変えて、ハシノマ原っぱ へと向かった。





 ユウリ 「はぁ……」

 インテレオン 「めそ〜」

 ユウリ 「ごめんねインテレオン、溜め息ばっかりで」


ハシノマ原っぱの調査を始めて、気付けば私は、溜め息ばかり付いていた。

マサルに あんな酷いこと言われたショックと、マサルのことを大嫌いと言ってしまったことの後悔。


 ユウリ 「私……、マサルと仲直りできるのかな……」

 インテレオン 「めそ……」


仕事だと言うのに、なかなか身が入らない。

私はチャンピオンと言う責任ある立場なんだから、私情を持ちだしたらダメなのに。


 ユウリ 「マサルと2人でキャンプ……、楽しみにしてたんだけどな……」


道ゆくポケモンたちの様子は、目では追っているけど、どうにもボーっとしてしまうせいで、深く確認することが出来ない。

インテレオンが目を光らせてくれているお陰で、傷付いたポケモンの見落としは ないはずだけど……。
 ▼ 30 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/03 22:36:01 ID:azq2Itvg [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウリ 「……ぁ」


気付くと、私の目の前には川が流れていた。


 ユウリ 「あちゃ……、いつの間に……」


ボーっとしていたせいで、いつの間にかハシノマ原っぱを抜けて、エンジンリバーサイドに来てしまっていたようだ。

それは即ち、エンジンシティ東の橋に気付かなかったことになる。危なっかしいほど、私はボーっとしていたようだ、


 ユウリ 「ダメだな、私。これじゃダンデさんにも申し訳ないよ……」


そうして戻ろうと思った、その時。


 インテレオン 「……めそ!」

 ユウリ 「どうしたの?」


インテレオンが川の先を指さしたかと思うと、その方向に走り出す。


 ユウリ 「あっ……待って!」



慌てて追いかけると、そこには――。

甘い香りを放つ、赤色を薄くしたような汁が、地面に広がっていた。



 ユウリ 「これ……、血、じゃないよね」

 インテレオン 「めっそ!」


そしてその汁は、点々と川沿いに伝っている。

まるで――、攻撃を受けて傷を負ったポケモンが、何者かに連れ去られたかのように。


 ユウリ 「……行くよ!」

 インテレオン 「めそぉ!」


この汁は、カジッチュのものである可能性が高い。

カジッチュと言えば、リンゴを住処として、進化するまでの間、その果肉を食べて成長するポケモンだ。

とすると、この汁はリンゴの果汁で、カジッチュ自身が深刻な傷を負っていることは無い――と信じたい。
 ▼ 31 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/03 22:37:53 ID:azq2Itvg [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「はぁっ、はぁっ、インテレオンはさっ、どう思う?」

 インテレオン 「めっ?」

 ユウリ 「カジッチュはっ、関係ないって可能性、どれくらいあると思う?」


あわよくば、私の勘違いであって欲しい。

単純に、実っていたリンゴを食べた野生ポケモンが、住処に持ち帰る途中で、汁を垂らしてしまった――。

そんな おっちょこちょいな 野生ポケモンの仕業であって欲しい。


 インテレオン 「………」 スッ

 ユウリ 「そっか……」


けど、インテレオンは首を横に振った。

ポケモンにしか分からない何かを、感じ取ったんだと思う。

じゃなかったら、冷静なインテレオンが突然走り出すようなことは無いはずだ。


 ユウリ 「この事件の何かが分かるかもしれないね。気を付けて行くよインテレオン!」

 インテレオン 「めそぉ!」

 ユウリ 「スマホロトム、録画の準備、お願いね!」

 スマホロトム 「オマカセ ロトー」


スマホロトムを準備して、いつ真相に辿り着いても良いように。

インテレオンは戦闘準備、私も走りながら周囲を注視する。


ガラル新チャンピオンとして、この事件は、私が解決しなくちゃいけないんだ!




 ▼ 32 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/03 22:39:24 ID:azq2Itvg [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



汁を辿って行くと、目の前に高い崖が迫って来た。



 ユウリ 「行き止まり……」


けど、汁は崖の袂にある茂みの中へと続いている。

あの茂みの中にカジッチュが居る――。そして、カジッチュを襲った犯人も――。


 ユウリ 「準備は良いね?」

 インテレオン 「めそ」


茂みまで、あと50メートルってところ。

足音を立てないように、少しずつ距離を詰めていく。



40メートル。



30メートル。



20メートル。





 『グシャァァァァァァァァッ!!!』





 ユウリ 「っ!」 ビクッ!

 インテレオン 「めっそ!」 バッ!


インテレオンが私を守るように、一歩前に出る。

次の瞬間、茂みから飛び出して来たのは――。


 グソクムシャ 「シャァァァァッ!」


白銀に輝く体が美しい、立派なグソクムシャだった。
 ▼ 33 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/03 22:41:10 ID:azq2Itvg [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「見るからにレベル高そう……。こんな高個体、ワイルドエリアに住んでるんだ……!」


 グソクムシャ 「グシャッ!」


どうやらグソクムシャは、私たちを敵と認識しているようだ。

体長2メートルを超す巨体が水を纏って突進してくれば、たいていのトレーナーは怖気づいて逃げ出すと思う。


 ユウリ 「凄い“アクアブレイク”……! インテレオン、“エアスラッシュ”で向かい打つよ!」

 インテレオン 「めそぉ!」


けど、私たちは逃げ出すなんて有り得ない。

事件の解決もそうだけど、私はガラルチャンピオン。野生ポケモン相手でも、売られたバトルは受けて立つ!


 グソクムシャ 「ムシャッ……!」


“エアスラッシュ”は効果抜群。

グソクムシャの勢いは弱まって、“アクアブレイク”は不発に終わる。


 ユウリ 「連続で“エアスラッシュ”よ!」

 インテレオン 「めっそぉ!」


 グソクムシャ 「グッ……」


無数の空気の刃がグソクムシャを襲う。

レベルが高くても、グソクムシャの素早さは高が知れている。距離を取って一気に畳みかけるのが最善だ。


 グソクムシャ 「グッ……シャァァァァァッ!」


けどグソクムシャは粘る。

雄叫びを上げたかと思うと、自慢の鋭い爪を振りかざし、“エアスラッシュ”の雨を強引に突き進む。

これは“きりさく”もしくは“シザークロス”。なら……。
 ▼ 34 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/03 22:45:47 ID:azq2Itvg [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「引きつけて!」

 インテレオン 「めそ……」


インテレオンに迫りくるグソクムシャ。

大きな爪を振りかざして、大きな足音を立てて、インテレオンの倍以上の重さのグソクムシャが、すぐ目の前まで。


 ユウリ 「“ふいうち”!」

 インテレオン 「めそっ!」


 グソクムシャ 「ムシャッ……!?」


グソクムシャの攻撃を受け流す、まさに不意打ち。

見事に決まって、よろめくグソクムシャの巨体。


 ユウリ 「終わらせるよ! 連続で“エアスラッシュ”!」

 インテレオン 「めっそぉ!」


ガラ空きの背中に、“エアスラッシュ”の集中砲火。

グソクムシャは防御は高いけど、特防は そこまででもない。

一方、インテレオンは特攻が優秀。メッソンの時から一緒に特訓してきた私のインテレオンなら尚更。


 グソクムシャ 「ッ……」


とうとうグソクムシャは倒れた。


けど、次の瞬間。



 『クマァァァァァァ!』

 『クゥゥゥゥゥゥゥ!』

 『グママァァァァァ!』


 ▼ 35 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/03 22:48:04 ID:azq2Itvg [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「今度はキテルグマ……、しかも3匹!?」

 インテレオン 「めそ!」


3匹のキテルグマもまた、私たちを敵と認識して、襲い掛かって来る。


 ユウリ 「1匹ずつ行くよ! “ねらいうち”!」



おかしい……。


最初に茂みに近付いてグソクムシャが襲って来たのは、あの茂みにグソクムシャの住処があるから――、そう考えるのが自然。

けど、さらにキテルグマが襲ってくるのは、説明が付かない。しかも3匹。


 ユウリ 「足元に“エアスラッシュ”! 寄せ付けないで!」


そもそも あの茂みは、ポケモンが4匹も住処を作れるような大きさじゃない。

なら餌の保管場所? グソクムシャとキテルグマの貯蔵庫みたいなもの?


 ユウリ 「距離を取って“ねらいうち”!」


……いや、グソクムシャとキテルグマが共生関係を持っているなんて聞いたことが無い。

それに、お互い強いポケモンだ。餌を共用する必要なんて無いし、それこそ、縄張り争いしてもおかしくないはずなのに。


 ユウリ 「左から来るよ! ジャンプで かわして!」


グソクムシャとキテルグマが、私たちを茂みから遠ざけようとする理由――。

分からない。

分からないからこそ、何か秘密があるのかもしれない!


 ユウリ 「頑張ってインテレオン! もう1回“ねらいうち”!」

 インテレオン 「めそっ!」





 ▼ 36 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/03 22:49:43 ID:azq2Itvg [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 キテルグマ1 「」

 キテルグマ2 「」

 キテルグマ3 「」



 ユウリ 「……ふぅ。ありがとうインテレオン。頑張ったね」

 インテレオン 「めそぉ……」


キテルグマ3匹に勝利した。

けど、3匹同時に相手するのは流石のインテレオンにもハードだったようで、息が上がっている。


 ユウリ 「このキテルグマたちも、かなりレベル高かったね」

 インテレオン 「めっそ」

 ユウリ 「もう襲ってきそうなポケモンは……居ないね。やっと茂みを調べられる!」


そうして茂みに近付いてみる。

あんなに高個体のグソクムシャとキテルグマが守っていた茂みに、いったい何があるんだろう。

住処か、餌場か、考えたくはないけど――狩ったカジッチュの保管場所なのか。


 ユウリ 「ここに……、カジッチュの秘密が」

 インテレオン 「めそ」


それほど大きくない茂み、高さは私の身長より低いし、幅だって10メートルも無いんじゃないかな。奥は高い崖になっている分、奥行だってそんなに。

入ってみなきゃ分からない……か。



私たちは覚悟を決めて、茂みに足を踏み入れた。



 ▼ 37 マゲタケ@ドラゴンメモリ 20/12/03 22:53:41 ID:mN1AM5ok NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガラル編来たか
支援
 ▼ 38 ールー@メガリング 20/12/03 22:57:00 ID:VNPwdjc. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あっ、ここかぁ!
 ▼ 39 ツドン@イワZ 20/12/04 00:12:58 ID:67q2w0Ww NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 40 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/04 22:06:00 ID:b4HEINjo [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ユウリ 「誰も居ない……」


けれど、茂みの中には何の気配も無かった。

ポケモンが住んでいるような形跡も無ければ、餌場のような雰囲気も無い。ただの茂み。

高い崖を見上げても、そこに住処のようなものは確認できない。


 ユウリ 「じゃあ、グソクムシャとキテルグマは……?」

 インテレオン 「めそ!」


インテレオンが指さしたところに、例の汁が溜まっている。

そして、その正面に――。


 ユウリ 「洞窟……!?」

 インテレオン 「めそ!」


高い崖に開いた横穴。

腰を低くしないと入れない小さな洞窟が、そこにあった。

覗いてみると、遠くに光が見える。向こう側に出口があるらしい。


 ユウリ 「何処かに繋がってる……。これ、秘密の入口ってこと?」

 インテレオン 「めっそ」

 ユウリ 「じゃあ! グソクムシャとキテルグマは、この入口に人を寄せ付けないようにしてたんだ!」


あんな高個体のグソクムシャとキテルグマが居る所に、わざわざ近寄ろうとするトレーナーは居ない。

ゲットしようにも、4匹同時に襲い掛かってきたら、まず諦めるだろう。


 ユウリ 「でも、野生ポケモンが協力して入口を守る理由って……」


もしかすると、ワイルドエリアでしか見ることのできない、ポケモンの共生関係が築かれているのかも――。


 ユウリ 「……違う。それじゃあカジッチュの説明が付かない! 行ってみるよインテレオン!」

 インテレオン 「めそめっそ!」


私は中腰になって。インテレオンはハイハイするような体勢で。その洞窟に入り、光が漏れる出口へと向かった。

幸い、野生ポケモンと遭遇することは無かった。
 ▼ 41 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/04 22:08:19 ID:b4HEINjo [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





洞窟を抜ける。



洞窟出口のまわりには木々が立ち並んでいて、その先には、これまた高い崖に囲まれた、開けた空間があった。


 ユウリ 「なに……あれ?」

 インテレオン 「めそ……?」


木々に身を隠しながら、その空間を覗き込む。

高い崖に囲まれた、窪地のような場所。

そこには、明らかに不自然なプレハブ小屋が建てられていた。


 ユウリ (こんな所に誰かいるの?)

 インテレオン (めそぉ)


私たちは、思わず声のトーンを落とす。

さらにまわりを見回すと、プレハブ小屋の奥に、木々が整然と立ち並んでいた。

その木、全てに、大きめの黄色い木の実が。


 ユウリ (オボンの実だ。あんなに いっぱい)


オボンの実と言えば、ポケモンの体力を大きく回復する、優秀な効果を持つ木の実だ。

バトル中にHPが少なくなると、ポケモン自ら食べて体力を回復できることから、各方面で需要は高い。

一方、栽培は簡単では無く、自然界に自生するオボンは少ない。その少ないオボンを野生ポケモンも好んで食べるため、需要と供給のバランスが悪い木の実の代表例だ。

そういったことから、オボンは贈呈用にも人気が高く、高級品は高値で取引されている。
 ▼ 42 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/04 22:10:46 ID:b4HEINjo [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ (そうだカジッチュは……)

 インテレオン (めそっ!)


インテレオンは、点々と垂れている汁を指さし、そのままプレハブ小屋に視線を送る。

なるほど、この汁はプレハブ小屋に続いている。と言うことは、あの小屋の中にカジッチュが。


 ユウリ (なんとかして確認しないと。スマホロトム、録画準備お願いね)

 スマホロトム (ジュンビ バンタン ロトー)


木々に身を隠しながら、高い崖沿いにプレハブ小屋に近付いて行く。


――と、その時だ。



 「まったく! こんな傷付ける必要ないってあれほど言ったでしょ!」

 「申し訳ありません。しかし、まとまった数を捕まえるには、どうしても……」

 「週刊誌に嗅ぎつけられてること忘れたの!?」

 「それは……」



女の人の怒鳴り声と、男の人の声。


 ユウリ (傷付ける? まさかカジッチュを!?)

 インテレオン (めっそ……!)



そんな嫌な予感がした直後、プレハブ小屋の扉が開いた。


声の主と思われる人物が出て来て、私は思わず目を疑った。

 ▼ 43 ンヤンマ@さみしがりミント 20/12/04 22:11:15 ID:ka5Ylbfg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
高級オボンの伏線回収来る!?
 ▼ 44 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/04 22:14:14 ID:b4HEINjo [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 オリーヴ 「とにかく! 安定して栽培を続けるためにも、もう少し気を遣って貰うわよ」

 男社員1 「分かりました」

 男社員2 「カジッチュの採取は完了しましたが……」

 オリーヴ 「ご苦労さま。回復させて、元の場所に戻すのよ」

 女社員1 「逃げてしまった個体は……」

 オリーヴ 「放っておきなさい。下手に探しに出て、ここがバレたら元も子もないわ」



 ユウリ (オリーヴさん……? なんで……、社会奉仕活動してたはずじゃ……)

 インテレオン (めそぉ……)



待って、頭が追いつかない。


オリーヴさんと、社員風の人の会話の内容から、カジッチュが居るのは間違いない。


安定して栽培?

この、たくさん実ってるオボンのこと?


カジッチュの採取? 回復?

カジッチュを傷付けて、カジッチュの何かを採取したってこと? 傷つけたから回復させたってこと?


逃げた個体? 放っておく?

回復させる前に逃げたカジッチュが居るってこと?


 ユウリ (それって……)


整理して、一つの仮説が立つ。


ここのオボンを栽培するために、カジッチュを傷付ける必要があった。

カジッチュの成分か何かが、オボンの生育に良い影響を与えてるのかもしれない。

傷付けたカジッチュは回復させるけど、回復の前に逃げ出した個体も居る。

最近ワイルドエリアで不自然に傷付いたカジッチュが見つかったのは、ここから逃げ出したカジッチュだった。



この事件の黒幕は、こんな場所で密かにオボン栽培している、オリーヴさんだった――。


 ▼ 45 ョロモ@まんぷくおこう 20/12/04 22:16:52 ID:pONsnzqY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
伏線回収やべえ
支援
 ▼ 46 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/04 22:17:18 ID:b4HEINjo [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ユウリ (嘘だよね、そんなの……)



けど、それなら辻褄が合う。


グソクムシャとキテルグマが襲って来たのは、ここの存在を知られないため。

きっとあのグソクムシャたちは、オリーヴさんか、社員っぽい人のポケモンなんだと思う。


カジッチュを傷付けてオボンを栽培するなんて、そんなの違法に決まってるのに……。



 ユウリ (違法……そう言えば! スマホロトム、先週くらいのニュース、オボンのニュース見れる? あ、録画は続けたままで)

 スマホロトム (ネットニュース ヲ ケンサクチュウ …… ガイトウ キジ ヲ ヒョウジスル ロト!)





――――――――――――――――――――


【ニュース】 高級オボン販売会社、違法栽培報道を否定

贈答用など高級オボンの実を販売する「ダクマフルーツ」が、木の実を違法栽培している疑いがあると週刊誌が報じた件について、事実無根だとするコメントを発表した。
週刊誌によると、同社が販売する主力商品「無農薬栽培オボンの実<贈答用一級品>」から、微量の農薬成分が検出された。
この農薬を週刊誌側が調べたところ、一般流通している「むしよけスプレー」などとは異なる成分であることが分かり、「ダクマフルーツ」が特殊な農薬を使ってオボンの実を栽培している疑いがあると言う。
現時点で、このオボンの実に関する健康被害は確認されていないが、事実であれば、景品表示法違反などの罪に問われることになる。
これに対してダクマフルーツ広報は、「週刊誌の情報は事実無根であり、誤った印象を顧客に与えかねず、誠に遺憾である。必要に応じて法的措置を検討したい」とコメントした。


――――――――――――――――――――


 ▼ 47 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/04 22:20:35 ID:b4HEINjo [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

これだ。

これに違いない。



こんな場所で、ポケモンの見張りまでつけて、カジッチュを使ってオボンを栽培している――。

その事実は、まさしく このニュースの内容、そのものだった。


 ユウリ (オリーヴさん、さっき週刊誌が どうどか言ってたし、間違いない!)
 
 インテレオン (めそぉ……!)


とにかく、早く このことを知らせないと。


流石に私1人で乗り込むなんてマネは出来ない。

ポケモン保護協会にも連絡して、きっちりした態勢で臨まないと。



 ユウリ (行くよインテレオン。一旦キャンプに戻って……)



  落ちてた木の枝 「パキッ」



 ▼ 48 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/04 22:31:12 ID:b4HEINjo [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





スマホロトムは、「Siri」のようなものだと思って下さい。

「Siri(シリ)」とは、iOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOS、HomePod向けのAIアシスタント。自然言語処理を用いて、質問に答える、推薦、Webサービスの利用などを行う。


すなわち、スマホロトムはロトムとして自由に動くことはできますが、自らの考えを人語で喋れるわけではありません。




 ▼ 49 マゲタケ@かおるキノコ 20/12/04 23:57:23 ID:rjBohP5w NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
紫煙
 ▼ 50 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/05 22:06:17 ID:JGccCGWk [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 オリーヴ 「っ……誰!?」

 男社員1 「侵入者か!?」



 ユウリ (やっちゃった!? スマホロトム隠れて! 録画したままで!)

 スマホロトム (リョウカイ ロトー!)


スマホロトムは、私から離れた茂みの中に身を隠した。

手のひらサイズのスマホロトムなら、バレないはず……!



 男社員2 「出てこいケンホロウ! あの木のあたりに“かぜおこし”!」

 ケンホロウ 「ホロー!」


 ユウリ 「っ……! お願いインテレオン! “ねらいうち”!」

 インテレオン 「めそっ!」


こうなってしまうと、身を隠してる場合じゃない。

インテレオンの“ねらいうち”はケンホロウに直撃、攻撃を不発にさせる。


 男社員2 「なっ……チャンピオン!?」

 女社員1 「チャンピオンにバレちゃったの!?」

 男社員1 「どうしてこの場所が!?」

 オリーヴ 「……あらあら」


 ユウリ 「カジッチュの汁を辿って来たのよ! 貴方たち、いったい何をしてるの!? オボンを違法栽培ってニュースの犯人、貴方たちなの!?」


 オリーヴ 「その通り――って言ったら、どうするつもりかしら?」

 ユウリ 「オリーヴさん……、どうしてっ!?」


認めたくない事実に驚いていると。


 インテレオン 「めっ……」 バタッ


突然、インテレオンが倒れた。
 ▼ 51 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/05 22:07:40 ID:JGccCGWk [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「えっ!? どうしたのインテレオン!? インテレオン!?」

 インテレオン 「zzz……」

 ユウリ 「眠ってる……?」


 オリーヴ 「私たちが、何の対策もしてないとでも思った?」

 バリヤード 「バリッバリー!」

 ユウリ 「バリヤード……ってことは“さいみんじゅつ”!?」

 男社員1 「デンチュラ、あの女を ひっ捕らえろ!」

 デンチュラ 「チュラッ!」 シャッ

 ユウリ 「あっ!?」


インテレオンが倒れたことに意識が持って行かれたせいで。

いつの間にか繰り出されていたデンチュラが糸を吐きだしたことに、反応しきれなかった。


 ユウリ 「っぁぁっ!? あああぁぁぁぁぁっ!?」 バチバチバチッ!


 男社員1 「どうだ? 電気を帯びたデンチュラの糸は。痺れて動けないだろ」

 ユウリ 「ぁっ、ぅっ……」 バチバチッ


デンチュラの放った糸は、私の両腕を巻き込んで、腰まわりに巻き付いた。

ネバネバして取れそうにないし、だんだん体、痺れて……。


 オリーヴ 「よくやったわね」

 男社員1 「はい。カジッチュの傷の件は許して貰えますよね?」

 オリーヴ 「まぁ良いわ。それより……」



倒れた私の元に、オリーヴさんが近づいてくる。

なんなの……、どういうことなの、オリーヴさん……?
 ▼ 52 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/05 22:09:54 ID:JGccCGWk [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オリーヴ 「久しぶりね、新チャンピオン」

 ユウリ 「どっ……して? オリーヴさんっ、社会、奉仕……、鉱山でっ……」

 オリーヴ 「えぇそうよ。私はブラックナイトの一件以来、鉱山で社会奉仕活動に励んでいたわ」

 ユウリ 「っ……」

 オリーヴ 「貴方には、一応感謝してるわ。委員長の暴走を止めて、ガラルをムゲンダイナから守ったんだから」

 ユウリ (ダメっ……、痺れて、声を出すのも辛い……)

 オリーヴ 「けどね。委員長は逮捕された。私はご存知の通り、執行猶予中の身よ」

 ユウリ (そう。オリーヴさんは、ローズさんの本当の目的を知らずに協力してた。だから執行猶予判決になった)

 オリーヴ 「委員長が逮捕されて、マクロコスモス社は どうなったと思う? 株価の大暴落で、酷い損害が出てるのよ」

 ユウリ (ニュースで見たような気がする。当然だよね、社長が逮捕ってなれば)

 オリーヴ 「副社長である私も、執行猶予とは言え犯罪者。今のマクロコスモスは、使えない重役が代表を務めてるわ」

 ユウリ (そっか。オリーヴさん、会社の経営に参加できてないんだ……)

 オリーブ 「けど! その重役がホント使えないのよ。バブルで入社して、苦労も知らずに年功序列で成りあがってきた典型的な老害よ! オリーブキレそう!」

 ユウリ (えぇ……)

 オリーヴ 「そんな老害じゃ、マクロコスモスの立て直しなんて不可能よ。事実、損害は膨らむ一方。当然よね。今までどれだけ委員長と私が苦労してきたと思ってるのかしら」

 ユウリ (ローズさん、あんなことしちゃったけど、経営者としての手腕は凄かったもんね。勿論、オリーヴさんも)

 オリーヴ 「今は不動産の売却で繋いでるけど、その資金も そのうち底をつくわ。マクロコスモス本社だったローズタワー、バトルタワーになったでしょ。天下のマクロコスモス社も今は賃貸ビルよ。情けない」

 ユウリ (ローズタワーがバトルタワーになった理由、そういうことだったんだ……)


 オリーヴ 「……で、貴方、知りたいのよね、ここのこと」

 ユウリ 「っ……!」


そう、私が知りたいのは、オリーヴさんの近況じゃない。

ここで何をしているのか。カジッチュに何をしたのか。違法栽培は本当なのか。
 ▼ 53 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/05 22:16:27 ID:JGccCGWk [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 男社員1 「その前に、インテレオンを大人しくさせて貰うぜ」

 ユウリ 「ぁっ……なにっ……?」


男の人は私からモンスターボールを奪うと、インテレオンをボールに戻した。

そして、ボールを変な箱の中に入れる。


 男社員1 「この箱はな、ボール管理システムとの通信を遮断するんだ。お前のインテレオンはボールから出れないぜ」

 女社員1 「ボールは……1つだけね。ってことはインテレオンだけで乗り込んで来たのね」

 男社員2 「チッ……。チャンピオンだからって、随分と余裕ぶっこいてんだな」

 ユウリ 「ちっ……がぅっ……」

 男社員1 「へへっ。痺れて辛いよなー。1人で乗り込んで来たことを後悔するんだな」



あぁ……、マサルの言った通りだ。


私、インテレオンが一緒だからって、突っ走っちゃった。

私一人じゃ、なにもできないのに……。

マサルの言う通り、一緒に行動するべきだったな……。
 ▼ 54 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/05 22:19:06 ID:JGccCGWk [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オリーヴ 「貴方さっき、オボン違法栽培のニュースのこと言ったわよね? お察しの通りよ」

 ユウリ 「くっ……!」

 オリーヴ 「無能な重役がね、私に泣きついてきたのよ。このままじゃマクロコスモスは危ない、なんとかしてくれって。ホント、情けない老害よ」

 ユウリ 「………」

 オリーヴ 「けど、私はマクロコスモスの経営に手を出せない。そこで私は、“ダクマフルーツ”って会社を立ち上げたのよ。あぁ、代表は私じゃないわよ当然」

 ユウリ (ダクマフルーツ、ニュースで出てた会社……)

 オリーヴ 「元々はね、“マクロコスモス・フルーツ”って新部門を立ち上げる予定で準備してたんだけど、委員長の逮捕で白紙になったのよ。その計画を、私が新会社として引き継いだってワケ」

 ユウリ 「………」

 オリーヴ 「バトルで需要の高いオボンの実を安定的に生産できれば、莫大な利益になるでしょ。でも、商売ってそれだけじゃダメなの。付加価値を付けないと」

 ユウリ (付加価値……、ブランド……)

 オリーヴ 「そこで売り出したのが、“無農薬栽培オボンの実<贈答用一級品>”。バトル需要は もとより、贈答用として幅広い層にヒットしたわ」

 ユウリ (うん。私も貰ったことあるもん)

 オリーヴ 「ダクマフルーツは、全株式をマクロコスモスが保有してるの。ダクマフルーツが儲かれば、マクロコスモスも儲かる。間接的に私がマクロコスモスの経営に介入してるのよ」

 ユウリ (株式とか よく分からないけど……、オリーヴさんはオボンの栽培で、マクロコスモスを助けてるってことね)

 オリーヴ 「けど、安定的な栽培にはコストがかかるわ。無農薬なら当然。けどあの老害! 出資額を渋ってるのよ! オリーブキレそう!」

 ユウリ (出資額……? そっか。マクロコスモスは、助けて貰ってるのに、お金は出そうとしないんだ)

 オリーヴ 「ここで週刊誌の話に繋がるのよ。“特殊な農薬を使って、オボンを違法栽培してる”って疑惑にね」

 ユウリ 「!」

 オリーヴ 「まず、私たちは農薬は使ってないわ」

 ユウリ (農薬を使ってない……、なら、記事に書いてあった、検出された成分って……?)

 オリーヴ 「けど……、作っちゃったのよ。農薬と同じように、害虫を寄せ付けない成分を持つ薬剤をね」

 ユウリ 「作っ……た?」

 オリーヴ 「ポケモンの自己免疫機能を応用したのよ。まぁ簡単に言うと、ポケモンの細胞の一部を採取して、それで新しい薬剤を作ったってことね」

 ユウリ 「ポケモンのっ……さいぼぅ、それっ……!」

 オリーヴ 「その薬剤のお陰で、無農薬栽培の手間とコストを大幅に削減できたわ。それに、農薬じゃないから景品表示法にも抵触しない……。このオボン栽培は大成功ってわけよ」

 ユウリ 「そん、なのっ……」

 オリーヴ 「傷付いたカジッチュは、細胞を採取した個体よ。大人しくしていれば回復させたのに、逃げ出しちゃうんだもの。逃げ出した個体の回復まで面倒見きれないわ」

 ユウリ 「そんなのっ……、酷ぃっ……!」
 ▼ 55 レディア@おおきなしんじゅ 20/12/05 22:19:11 ID:oQrINzvU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援 続きが気になる
 ▼ 56 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/05 22:21:15 ID:JGccCGWk [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 男社員1 「商売には犠牲が付き物だぜ、お嬢ちゃん」

 女社員1 「けどオリーヴ様は、犠牲が最小限になるように、きちんと回復させていた。最低限の仁義は通してるのよ」

 男社員2 「いやぁ、オリーヴ様は凄いですよ。ポケモンの自己免疫機能から、農薬っぽいものを作り出すなんて」

 女社員2 「えぇ。しかもポケモン由来だから、ポケモンに害はない。農薬なんかより優れたものよ」

 男社員1 「まぁ、道のりは長かったけどな。かなりの種類のポケモンの細胞を採取して、研究したからな」

 女社員1 「カジッチュと、キノココと、パラスと……、何種類かの細胞や胞子を調合して完成させたのよね。草タイプのポケモンが多かったかしら」


社員の人たちは、得意気に言葉を続ける。

傷付いたカジッチュがワイルドエリアで見つかったのは、農薬代わりの薬剤を作る過程で、傷付けたから――。


傷付いたタネボーやアマカジもワイルドエリアで確認されてたけど、その数は僅か。

きっと、そういったポケモンでは薬剤を作れなかったから、早いうちに捕獲を中断したんだと思う。


そして、今の社員の言い方だと、カジッチュ以外にも、薬剤を作るために傷つけられたポケモンが居ることになる。

キノココやパラス、ガラルには生息していないポケモンだけど、まさか、他の地方にまで捕獲に行ったってこと……?


 ユウリ 「酷っ……すぎるっ! なんでっ、そんなっ……」

 オリーヴ 「なんで――ねぇ。マクロコスモス社の存続のためよ」

 ユウリ 「そっな、会社のっ、ためにっ……、ポケモン、たちをっ……」

 オリーヴ 「会社のため―――ちょっと違うわ」

 ユウリ 「ちがぅ……?」


 オリーヴ 「委員長が出所した時、戻る場所が無かったら辛いでしょ」


 ユウリ 「っ……!」


 オリーヴ 「委員長が立ち上げた、マクロコスモスという大企業。それを守ることが、秘書であり副社長であった私の使命なのよ!」


オリーヴさん、この人は……。


 オリーヴ 「委員長は私の研究を評価し、私を認めてくれた。今度は私が委員長を救う番なのよ!」


今でもローズさんのこと、信頼してるんだ。

ブラックナイトで危ない目に遭ったって言うのに、ローズさんを救いたい一心で、こんなこと……!
 ▼ 57 クリュー@カビチュウ 20/12/05 22:30:40 ID:upLAWbXU NGネーム登録 NGID登録 報告
わりとここら辺は難しい問題だよな
ポケモンバトルだって歪んだ見方をすれば信頼っていう言葉を盾にして自己満足と見せ物にしてるだけだし
逆にオリーヴがやってることも倫理的には非難されることかもしれないけど、現実世界だとこれよりエグいことも研究の一環として認められてるし……


そんなことはおいといて。
支援です
 ▼ 58 ビィ@ゴーストメモリ 20/12/05 23:58:26 ID:T.boJfyE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
話が濃くなってきたぞ!支援
 ▼ 59 タマロ@りゅうのプレート 20/12/06 08:19:33 ID:FfqIqkeg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 60 シギダネ@ルームキー 20/12/06 21:45:56 ID:dO3ATDZU NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 61 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/07 01:51:05 ID:QNwsm.rA [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 オリーヴ 「お喋りし過ぎたわね。とにかく! 私は この事業を続けなければならないの。チャンピオンであっても、邪魔はさせないわ!」

 男社員1 「どうしまか? 始末します?」

 オリーヴ 「物騒なこと言うんじゃないわよ! だいたい貴方がカジッチュを乱暴に捕まえなければ、バレることは無かったのよ!」

 男社員1 「申し訳ありません……」

 女社員1 「とりあえず、逃げる心配は無いですね」

 女社員2 「そうね。電気の糸で縛ってるし……、当分の間、会社の どこかに監禁ね」

 女社員1 「まぁ安心してよ。傷付けようとか考えてないし、きちんと ご飯も用意するから」

 オリーヴ 「ひとまず誰か1人、見張っておきなさい。午後の便で、収穫したオボンと一緒に本社に連れて行くわよ」


どうしよう……、このままじゃ私、監禁されちゃう。

事件の真相を掴んだって言うのに、それを伝えられないまま……!


 ユウリ 「んっ……く! んんっ……!」 ギチギチ


必死に もがいて みたけど、糸が解ける気配はない。

それどころか、ネバネバしているせいで、余計に体に まとわりついてくる。それに、体の痺れも……。


 オリーヴ 「さぁ、収穫するわよ! 集まりなさい!」


オリーヴさんが声を上げると。


 カイリキー 「リッキー!」

 ゴーリキー 「ゴリッ!」

 キテルグマ 「グマー!」


オボンの木々の奥の方から、ポケモンたちが現れた。

そして慣れた手つきでオボンを収穫し、丁寧にカゴに詰めていく。


 ▼ 62 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/07 01:54:01 ID:QNwsm.rA [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 女社員1 「凄いでしょ、あのポケモンたち」


見張り役の女の社員が、私に声をかけてきた。


 女社員1 「無農薬栽培オボンの実<贈答用一級品>、野生ポケモンにも良さが分かるのね。何個か あげたら、私たちを手伝ってくれるのよ。悪い言い方すれば“買収”ね」


そうか……、美味しいオボンで野生ポケモンを仲間にしてたんだ。

洞窟の外で襲ってきたグソクムシャとキテルグマも、オボンで買収された協力者、ってことか。


 女社員1 「オリーヴ様はね、元々は研究者なだけあって、計画は完璧なのよ。アイツのミスさえ無ければね」


そう言って彼女は、収穫を手伝ってる男の社員を睨みつける。

オリーヴさんを慕ってるメンバーなんだろうけど、社員同士の関係は決して良いとは言えないみたいだ。


 女社員1 「まぁ、アンタは しばらく表には出れないでしょうけど、行方不明扱いにならないように、オリーヴ様が手回しすると思うわ。助けは期待しないことね」

 ユウリ 「………」


マズい。このままじゃ本格的にマズいよ。

オリーブさんが動き出す前に、なんとか現状を知らせないと。


打開策は……ロトム!


 ユウリ 「っ……!」


私は痺れる体を強引に動かして、ロトムが隠れている茂みに顔を向ける。



 スマホロトム (!)



ロトム、気付いてくれた!


 ユウリ 「………」 ザザッ、コクッ


そして、顔の動きとアイコンタクトで、ロトムに意思を伝えた。


“ここから出て、マサルに伝えて。私は大丈夫だから”


 ▼ 63 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/07 01:55:53 ID:QNwsm.rA [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 スマホロトム (……!) コクッ



ロトムは頷くと、洞窟の方へ飛んで行った。

ひとまずこれで、私が捕まっちゃったことと、今までのオリーヴさんの話を、マサルに伝えることが出来る。

いくらオリーヴさんの手回しがあると言っても、バッチリ動画に映っていれば、断然こっちが有利に……。



 女社員1 「……ねぇ、聞いてるの? ってか何を見て……ちょっ!? スマホロトム!? 待ちなさい!」


うそっ……、目線でバレるなんて……!


 女社員1 「ケンホロウ! ロトムを追いなさい! 洞窟よ!」

 ケンホロウ 「ホロッ!」 バサッ


 ユウリ 「っ……、急ぃでっロトム! 逃げてぇっ!」


 女社員1 「こいつ! デンチュラ、糸! 追加して!」

 デンチュラ 「チュラッ!」 バシュッ


 ユウリ 「ぁがっ!? やああぁぁぁぁぁっ!?」 バチバチバチバチッ!


デンチュラの糸が、さらに私に絡みつく。

腰回りだけだったものが、両足をギュッとキツく拘束して、私の体は完全に動けなくなってしまった。

それに加えて、全身がビリビリと痺れて、だんだん意識が遠のいていく。



 ユウリ 「ぅぐっ、ふーっ、ふーっ、ふーっ……」



ダメ、耐えて私。気を失っちゃダメ。


こうなっちゃった以上、少しでも多くオリーヴさんたちの会話を聞いて、情報を集めておかないと……。

でもっ、からだっ、すっごい痺れて……。



 オリーヴ 「ちょっと、なんの騒ぎかしら」


 ▼ 64 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/07 01:57:22 ID:QNwsm.rA [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

オリーヴさんたちも、収穫の手を止めて集まって来た。

どうしよう……、私っ、動けないのにっ……。


 女社員1 「オリーヴ様……申し訳ございません! こいつ、スマホロトムで隠し撮りしてたみたいで……」

 男社員1 「隠し撮りだと!? ロトムは!?」

 女社員1 「ケンホロウに追わせてます」

 男社員2 「なにやってんだよ真面目に見張ってろ!」

 女社員1 「仕方ないでしょ! こいつ、最初からスマホロトムを隠してたんだから!」

 女社員2 「けど、さっき話してたことが映像でバラされたら……!」


 オリーヴ 「はい。静かにして」


力強い口調でオリーヴさんは言った。

そして表情を変えないまま、倒れている私のことを見下ろし、口を開く。


 オリーヴ 「ナメた真似してくれたわね、新チャンピオン」

 ユウリ 「んっ……」

 オリーヴ 「それで勝ったつもりかしら?」

 ユウリ 「おとっ、なしく……、自首……、して……」


必死で声を絞り出す。

けど、オリーヴさんに焦る様子は全く無い。

私を見下ろしたまま腰を下ろすと、私の顎に右手でクイッと触れて、恐ろしく冷たい表情で、言った。


 オリーヴ 「私を誰だと思ってるのかしら」

 ユウリ 「っ……!」 ゾクッ

 オリーヴ 「元マクロコスモス副社長。警察やマスコミを黙らせることくらい、簡単なのよ?」

 ▼ 65 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/07 01:58:52 ID:QNwsm.rA [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユウリ 「ぅっ……」

 オリーヴ 「あの週刊誌の記事も……続報、見たことある?」


そう言えば、見ていない。

週刊誌なら必ず続報を出すはずなのに。さっき見たニュースサイトも、関連記事の情報が一切なかったし。


 オリーヴ 「……ふふっ。理解したかしら?」


オリーヴさんは、執行猶予中の身とは言え、まだまだ影響力があるってことだ。

疑惑の報道を押さえ込んで、警察に捜査をさせないほどの、強力な影響力が……。





 ケンホロウ 「ホロォ……」



 女社員1 「あっ……、おかえりケンホロウ! ちょっ……スマホロトムは!?」

 ケンホロウ 「………」

 男社員1 「チッ! 逃げられたのか!」

 男社員2 「なにやってるんだ役立たずが!」

 オリーヴ 「ポケモンに八つ当たりしないの! 小さくて すばしっこいスマホロトムを捕まえるなんて簡単じゃないわ。気にしなくていいのよ」

 ケンホロウ 「ホロッ……」

 女社員2 「でもオリーヴ様、逃がしたままでは流石に……」

 オリーヴ 「勿論、このままには させないわ」


するとオリーヴさんは、私の顔を覗き込む。

背筋が凍るほど、冷酷な笑みを浮かべながら。


 オリーヴ 「言いなさい」


 ユウリ 「っ……」

 オリーヴ 「スマホロトム、何処に逃がしたのかしら?」

 ▼ 66 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/07 02:01:12 ID:QNwsm.rA [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

言わないよ、絶対に。

言ったらマサルも危ない目に遭わされちゃう。絶対に言わない。



 オリーヴ 「痺れて喋れない? それとも……言うつもりは無いってことかしら?」



私はマサルを信じる。

たとえ警察やマスコミを頼れなくても、マサルなら、きっと何か突破口を見つけてくれるはずだ。



 オリーヴ 「……そう。分かったわ。私たちに刃向うってことね」



慎重で、計画性があって、私よりもホップよりも大人だったマサルなら、きっと大丈夫だ。

ポケモン保護協会や、ソニアさんとホップが所属するポケモン博士学会、顔が広いダンデさん――、あらゆる方向から、何か解決策を導き出してくれるはずだ。



 オリーヴ 「……はぁ。残念ね。貴方たち、私は収穫作業を進めるから、この子からスマホロトムの居場所を聞き出しなさい」



それだけ言うと、オリーヴさんはオボンの木々の方へ戻って行った。


残された社員2人は、動けない私を、冷たい笑みを浮かべながら見下ろしている。


 女社員1 「馬鹿ねアンタ。チャンピオンだからって正義ぶっちゃって」

 男社員1 「へへっ。俺らをナメた罰だ。たっぷり可愛がってやるぜ」

 ユウリ 「くっ……」



大丈夫……大丈夫。きっとマサルが助けてくれる。

それまで少しだけ……、少しだけ、私が耐えれば良いんだから……!





   *



 ▼ 67 ケッチャ@かぼそいホネ 20/12/07 07:17:09 ID:GUFYBufY NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 68 フレシア@ジガルデキューブ 20/12/07 07:19:51 ID:w1CwVZC6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
やったー
ユウリいじめだぁムクムクムク
 ▼ 69 ルメタル@くろいメガネ 20/12/07 21:25:32 ID:w1CwVZC6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バブルに年功序列・・・
ガラル=日本?
 ▼ 70 ケッチャ@リニアパス 20/12/08 02:16:06 ID:hov6Z3BQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 71 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/09 00:20:04 ID:S/KspAUg [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



   *





 マサル 「……朝か」



鳥ポケモンたちの囀りで、オレは目を覚ました。


昨日のことは、寝起きの頭でも鮮明に思い出す。


ワンピースが強風で捲れて、初めて目にした、ユウリの白いパンツ。

言い争いの末、涙ながらに、絞り出すような声で、オレの頬を叩いたユウリの姿。


 マサル 「はぁ……」


きちんとユウリに謝りたい。

そう思ってテントの外に出るも、ユウリのテントに彼女の靴は無かった。もう調査に出掛けていると言うことだ。


 マサル (そうだよな。ユウリはチャンピオンとしての仕事なんだもんな)


正直、あんなことがあったのだから、帰っても おかしくない。

けど、この調査はユウリの正式な仕事だから、途中で投げ出すわけにはいかない。

そしてオレ自身も、そんなユウリから手伝いを依頼されてる訳だから、ここで投げ出すわけにはいかないのだ。


 マサル 「出てこいエースバーン」

 エースバン 「えーば!」

 マサル 「今日も調査、よろしくな。ユウリに謝るのは……、帰って来てからだ」

 エースバン 「えば」
 ▼ 72 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/09 00:21:57 ID:S/KspAUg [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

広大なワイルドエリア。


そこに生息するカジッチュが、不自然な傷を負っている事象が確認されている。

カジッチュ以外にも、草タイプのポケモンを中心に、同じように傷つけられている個体が発見されているけど、その数はごく僅か。

カジッチュを狙った犯行だというのは明白だけど、その原因は未だ分かっていない。

人間によるものなのか、それとも、野生ポケモンによるものなのか。


 マサル (ユウリ、どんな気持ちで調査してるんだろうな……)


カジッチュの平均的な体長は20センチ。

草むらに隠れていれば見つけるのは困難で、果たしてこの調査が どれくらい続くのか分からない。


それなのに、オレは昨日、ユウリと言い争ってしまった。

ユウリに悪気は無いはずなのに、オレの勝手な焦りと思い込みで、ユウリに酷いことを……。


 マサル 「……くそっ!」

 エースバン 「えばっ?」

 マサル 「ぁっ……ごめん」

 エースバン 「えば。えーば」

 マサル 「言っちまったことは、今さら無かったことには出来ないよな。ユウリの あんな表情、初めて見た……」


オレの脳裏に、昨日のユウリの姿がフラッシュバックする。

笑顔が似合う、無邪気で元気がトレードマークのユウリが見せた、あんなに悲しそうな表情。

その原因は、他でもない、オレにある。


 マサル 「オレ……、ユウリと仲直りできるかな……」

 エースバン 「えば……」


仕事だと言うのに、なかなか身が入らない。

オレはチャンピオン・ユウリに任された立場なんだから、私情を持ちだす訳には いかないのに。


 マサル 「ユウリと2人でキャンプ……、けっこう楽しみにしてたんだけどな……」


道ゆくポケモンたちの様子は、目では追っているけど、どうにもボーっとしてしまうせいで、深く確認することが出来ない。

エースバーンが目を光らせてくれているお陰で、傷付いたポケモンの見落としは ないはずだけど……。
 ▼ 73 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/09 00:23:37 ID:S/KspAUg [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 マサル 「休憩するか」

 エースバン 「えばっ!」


しばらく調査したのち、オレとエースバーンは、早めの昼休憩を取ることにした。

あまりにも身が入らなさ過ぎて、早いうちに気持ちをリセットさせたかった。


 マサル 「頼むエースバーン。小っちゃく“かえんボール”」

 エースバン 「えんば!」 シュボッ


小さな小石が炎を纏い、地面に転がる。

予め切っておいたフランスパンを枝に刺して その火にかければ、“魚の塩焼き”の要領で、お手軽トーストの完成だ。


 マサル 「ほい、エースバーンの分。マーガリン置いとくぞ」

 エースバン 「えば♪」



そうして2人で昼食を取っていると。



 マサル 「ん?」


 キルリア 「………」 ジー


1匹のキルリアが、岩陰から こちらの様子を伺っていることに気付いた。
 

 マサル (野生……だよな。自分から人前に出て来るなんて珍しい)


進化前のラルトスは、人前には滅多に姿を現さない。当然キルリアも同様で、野生ともなれば尚更だ。

けれど、ラルトスもキルリアも、人の心を敏感に感じ取る能力を持っている。


 マサル 「おいで。パン食べるか?」


 キルリア 「………」 コクッ


試しに呼びかけてみると、意外にも、キルリアは近寄って来た。

野生なら警戒心を持てと言いたいが、逆に、自分は警戒されていないと考えると、悪い気は
しなかった。
 ▼ 74 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/09 00:25:28 ID:S/KspAUg [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「ほら」

 キルリア 「………」 モグモグ

 マサル 「美味いか?」

 キルリア 「る〜♪」

 マサル 「ははっ。可愛いな、お前」

 キルリア 「きるるっ♪」

 エースバン 「えば」 ムスッ

 マサル 「なに嫉妬してんだよ」

 エースバン 「」 プイッ


キルリアは、小さな口でパンを美味しそうに食べている。

野生ポケモンとなれば、パンは初めて口にするはずだ。よほど気に入ったんだろうな。



 マサル 「なぁ、キルリア」

 キルリア 「るー?」

 マサル 「オレのこと、警戒しないのか?

 キルリア 「きる?」

 マサル 「食べ物と好奇心が勝ったのかもしれないけどさ。あんま人間の前に出てくるのは良くないぞ。オレみたいに……、ダメな人間も居るんだからさ」

 キルリア 「きるるっ」

 マサル 「……オレさ。友達に――女の子に、酷いこと言っちゃったんだ。その子は何にも悪くないのに。オレの勝手な焦りとイラつきで」

 キルリア 「きる……」

 マサル 「泣きながら……、オレのこと“大嫌い”って。当然だよ。あんなこと言ったんだから」

 キルリア 「………」

 マサル 「本当にオレっ……、馬鹿なことしちまったんだ。ユウリは大切な友達なのに……。この調査にも、わざわざ誘ってくれたって言うのにっ……」


なんでオレ、野生のキルリアに、こんなこと話してるんだろう。


懺悔のつもりなのか……、けど、こんなことしたって、ユウリを傷付けた事実は消えたりしない。

そう考えると、だんだん涙がこみ上げて来て……。
 ▼ 75 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/09 00:27:49 ID:S/KspAUg [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キルリア 「るー」 ギュッ

 マサル 「キルリア……?」

 キルリア 「………」 ギューーー

 マサル 「……ありがとな」 ギュッ


こいつ、温かい……。


キルリアは確か“感情ポケモン”と呼ばれる分類で、頭のツノで他人の感情を感じ取ることが出来る。

楽しい感情や嬉しい感情を感じ取ると踊り出すと言われているほど、前向きな感情を好むポケモンだ。


そんなキルリアが、こんなオレの前に現れるなんて。

前向きとは程遠い感情のオレこのとを、こうやって慰めてくれるなんて……。



 マサル 「ありがとうキルリア。オレ、ちゃんとユウリに謝る。少なくとも、誠意は見せないとな」

 キルリア 「きるるっ」

 マサル 「ごめんな、愚痴みたいになっちゃって。野生なんだから、人間には気を付けろよ」

 キルリア 「るー?」

 マサル 「……よし。エースバーン、そろそろ行こう」

 エースバン 「……えば!」


残りのトーストを紅茶で流し込んで、調査再開だ。

少しでも事件の手掛かりを見つけることが、今オレが出来る、ユウリへの唯一の罪滅ぼしだ。


 マサル 「じゃあなキルリア」

 エースバン 「えんばー!」



 キルリア 「るー……」




 ▼ 76 ョロボン@きいろビードロ 20/12/09 00:29:19 ID:x5igtGSk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲットフラグたったな
 ▼ 77 ュシュプ@ヤチェのみ 20/12/09 21:21:35 ID:frfMi8ys NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 78 リゴン2@ポケモンボックス 20/12/11 12:23:37 ID:AdwA6NHw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!
 ▼ 79 ラパルト@アクアスーツ 20/12/11 12:43:18 ID:aWggSgGs NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
電気責めえち
 ▼ 80 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/12 02:34:09 ID:KDsQ7LWU [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





 マサル 「とは言ってもなぁ……」


キルリアとの触れ合いで、オレは少しだけ落ち着くことが出来た。

ユウリに謝る手土産に、少しでも事件の手掛かりを見つけようと、あれから念入りに調査を続けているけど――。


 マサル 「やっぱり簡単には見つからないよなぁ」

 エースバン 「えばー」


ワイルドエリアは、広すぎる。

そもそも、簡単に手掛かりが見つかるようであれば、わざわざチャンピオンに調査依頼が入ることは無い。

当然それは分かっては いたけど、頭のどこかで、まぁなんとかなる――という楽観的な考えがあった。


 マサル 「ちゃんとユウリと仲直りしないと、いつまで経っても終わらないぞ」

 エースバン 「えばえーば」


今のような心境では、調査に身が入らず、効率が悪すぎる。

ユウリに謝って仲直りすることが、今現在、なによりも重要なことかもしれない。


 マサル 「ユウリのことだから、謝れば許してくれると思うんだ」

 エースバン 「えーば?」

 マサル 「けど、今まで通りの関係に戻る、ってのは厳しいかもな……。あんな酷いこと言われて、壁を作らない方がおかしいし」

 エースバン 「えばぁ……」

 マサル 「……ってダメだダメだ! 気持ちを切り替えないと」


ユウリも謝ることは、今は一旦考えないでおこう。

とにかく、調査の進展になるような手掛かりの発見に全力を尽くそう。


そう思った直後だった。



 「ロトーーーーーー!!!」


 ▼ 81 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/12 02:36:00 ID:KDsQ7LWU [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 マサル 「ん? ロトム……こんな所に野生か?」


突然聞こえた、ロトムの鳴き声。

声が聞こえた方を振り向くと、ロトムではなく、スマホロトムがオレの元に急接近してきた。


 マサル 「うおっ!?」 ビクッ


思わず身構えたけど、スマホロトムであれば、襲われる心配は無い。


 スマホロトム 「ユウリ カラ エイゾウ ロト! ユウリ カラ エイゾウ ロト!」

 マサル 「ユウリから映像……? おまえユウリのスマホロトムか!」

 スマホロトム 「ユウリ カラ エイゾウ ロト! ユウリ カラ エイゾウ ロト!」

 マサル 「分かった分かった! ちゃんと見るから落ち着けって」



ロトムは しきりに映像があることをアピールしてくる。


スマホロトムとは、スマホの機能をロトムが制御している。すなわち、“ロトム自らの意思で”映像をアピールしている訳では無い。

つまり、ユウリがロトムに“オレに映像を見せてくれ”と頼んだってことだ。


 マサル 「オッケー ロトム。その映像を再生してくれ」

 スマホロトム 「リョウカイ ロトー!」

 ▼ 82 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/12 02:37:23 ID:KDsQ7LWU [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ユウリからの映像――、いったい何が映ってるんだろう。



いや、なんとなく想像は出来る。



この映像は多分、ユウリからオレ宛てのメッセージだ。

昨日のことがあって、きっとユウリは、オレと直接話したくないんだと思う。当然のことだ。

だから、映像をロトムに託して――、要するに、ビデオレターのようなものだ。



“こんなギスギスした関係では、一緒に調査を進めることは出来ない。もう帰ってくれ”



恐らく、そんな内容だと思う。

わざわざ映像で伝えるってことは、これしか考えられない。



あわよくば――、

“昨日は叩いてごめんなさい。直接謝る勇気が無くて、映像で勘弁して下さい”

みたいな内容を期待したけど、流石にそれは都合が良すぎる。いやむしろ、オレの方が謝罪を映像で送るべきだ。



 マサル (覚悟しないとな……)



もし予想通り、オレを帰らせるような内容だったら――。


素直に従うしかない。オレが全部悪いんだから当然だ。

その時は、謝罪の映像を録画して、ロトムに送って貰おう。ユウリに誠意を見せるには、それが唯一の手段だ。
 ▼ 83 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/12 02:38:33 ID:KDsQ7LWU [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



映像が再生される。


……が、何か様子がおかしい。


茂みの中から、まるで隠し撮りのような映像が再生される。

茂みの間から見えるのは、プレハブ小屋と、黄色い実のなる木の群生。あれは多分、オボンの実だ。


 マサル 「なんだこれ……?」

 エースバン 「えんば?」
 


  ― ユウリ 『なんとかして確認しないと。スマホロトム、録画準備お願いね』

  ― スマホロトム 『ジュンビ バンタン ロトー』



 マサル 「ユウリの声……。なんなんだこの映像……?」


予想だにしない映像に、オレは混乱する。

ただ少なくとも、オレに向けたメッセージじゃないことは明らかだ。



  ― 『まったく! こんな傷付ける必要ないってあれほど言ったでしょ!』

  ― 『申し訳ありません。しかし、まとまった数を捕まえるには、どうしても……』

  ― 『週刊誌に嗅ぎつけられてること忘れたの!?』

  ― 『それは……』



プレハブ小屋の中から聞こえる、女の人の怒鳴り声と、男の人の声。

傷付ける……? 週刊誌……?



  ― ユウリ 『傷付ける? まさかカジッチュを!?』

  ― インテレオン 『めっそ……!』



カジッチュ?

ユウリ、なんでここでカジッチュの話題になるんだ?
 ▼ 84 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/12 02:39:43 ID:KDsQ7LWU [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「もしかしてユウリ、傷付いたカジッチュの原因を突き止めたって言うことか!?」

 エースバン 「えばばっ!」



オレとエースバーンは映像に釘付けになる。


ユウリが突き止め、隠し撮りしたと思われる映像は、衝撃の事実の連続だった。



 マサル 「オリーヴさん……!」


マクロコスモスの副社長……いや、元・副社長で、ブラックナイトの事件で逮捕、起訴され、執行猶予中の身となっている、オリーヴさん。

彼女と その仲間が、カジッチュを傷付けていたのだ。



  ― オリーヴ 『っ……誰!?』

  ― 男社員1 『侵入者か!?』

  ― ユウリ 『やっちゃった!? スマホロトム隠れて! 録画したままで!』

  ― スマホロトム 『リョウカイ ロトー!』



ドジ踏んだユウリは、オリーヴさんたちに気付かれてしまい。



  ― ユウリ 『っぁぁっ!? あああぁぁぁぁぁっ!?』 バチバチバチッ!

  ― 男社員1 『どうだ? 電気を帯びたデンチュラの糸は。痺れて動けないだろ』

  ― ユウリ 『ぁっ、ぅっ……』 バチバチッ



不意打ちでインテレオンは眠らされ、ユウリはデンチュラの糸で拘束されてしまう。



  ― オリーヴ 『貴方さっき、オボン違法栽培のニュースのこと言ったわよね? お察しの通りよ』

  ― ユウリ 『くっ……!』

 ▼ 85 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/12 02:40:44 ID:KDsQ7LWU [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

オリーヴさんは、最近話題になった、高級オボンの違法栽培に絡んでいた。



  ― オリーヴ 『ポケモンの自己免疫機能を応用したのよ。まぁ簡単に言うと、ポケモンの細胞の一部を採取して、それで新しい薬剤を作ったってことね』

  ― ユウリ 『ポケモンのっ……さいぼぅ、それっ……!』

  ― オリーヴ 『その薬剤のお陰で、無農薬栽培の手間とコストを大幅に削減できたわ。それに、農薬じゃないから景品表示法にも抵触しない……。このオボン栽培は大成功ってわけよ』

  ― ユウリ 『そん、なのっ……』

  ― オリーヴ 『傷付いたカジッチュは、細胞を採取した個体よ。大人しくしていれば回復させたのに、逃げ出しちゃうんだもの。逃げ出した個体の回復まで面倒見きれないわ』

  ― ユウリ 『そんなのっ……、酷ぃっ……!』



カジッチュたち、ポケモンの細胞を採取して作った、農薬のような効果を持つ薬剤。

それを使って違法にオボンを栽培していた。傷付けたカジッチュたちは、逃げたらそのまま放置して。



  ― オリーヴ 『委員長が出所した時、戻る場所が無かったら辛いでしょ』

  ― オリーヴ 『委員長が立ち上げた、マクロコスモスという大企業。それを守ることが、秘書であり副社長であった私の使命なのよ!』

  ― オリーヴ 『委員長は私の研究を評価し、私を認めてくれた。今度は私が委員長を救う番なのよ!』



そして、そんなことする理由は、マクロコスモスを守るため。ローズ委員長を救うため。

オリーヴさんは、今でも慕っているローズ委員長のために、こんな違法栽培に手を染めていたのだ。



 マサル 「ユウリ……、オリーヴさんに捕まったのに、この事実をオレに知らせるために映像を……!」

 エースバン 「えばっ……!」

 マサル 「すぐ助けに行かないと! カジッチュの件の犯人も分かったんだ! ポケモン保護協会や警察に連絡して……」
 ▼ 86 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/12 02:42:59 ID:KDsQ7LWU [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
けれど、どうやら そんな悠長なことをしている場合では無いようだ。



  ― オリーヴ 『お喋りし過ぎたわね。とにかく! 私は この事業を続けなければならないの。チャンピオンであっても、邪魔はさせないわ!』

  ― 男社員1 『どうしまか? 始末します?』

  ― オリーヴ 『物騒なこと言うんじゃないわよ! だいたい貴方がカジッチュを乱暴に捕まえなければ、バレることは無かったのよ!』

  ― 男社員1 『申し訳ありません……』

  ― オリーヴ 『ひとまず誰か1人、見張っておきなさい。午後の便で、収穫したオボンと一緒に本社に連れて行くわよ』



 マサル 「マズい! ユウリの身が危ないぞ!?」

 エースバン 「えばっ! えーば! えばばっ!」



すると映像の中で、キテルグマやカイリキーといったポケモンたちが、オボンの身を手際よく収穫し始める。

違法栽培の高級オボン、オリーヴさん率いる人間は少数だけど、ポケモンに手伝わせることによって、安定的な生産を実現しているようだ、


そうこうしていると、映像の中のユウリと目が合った。

実際オレと目が合った訳では無く、恐らく、スマホロトムにアイコンタクトを送ったのだろう。

その首の動きと目線から、ユウリは このタイミングでロトムに対し、オレに映像を届けるように指示したのだ。



  ― 女社員1 『ちょっ!? スマホロトム!? 待ちなさい! ケンホロウ! ロトムを追いなさい! 洞窟よ!』

  ― ケンホロウ 『ホロッ!』 バサッ



映像がユウリたちから外れ、洞窟に向かいだした時、スマホロトムの存在がバレてしまったようだ。

ロトムが洞窟に入り、映像が真っ暗になる。何も映っては いないが――。



  ― ユウリ 『っ……、急ぃでっロトム! 逃げてぇっ!』

  ― 女社員1 『こいつ! デンチュラ、糸! 追加して!』

  ― デンチュラ 『チュラッ!』 バシュッ

  ― ユウリ 『ぁがっ!? やああぁぁぁぁぁっ!?』 バチバチバチバチッ



ハッキリと聞こえた、ユウリの悲鳴。

映像は、そこで終わっていた。
 ▼ 87 トーボー@パワフルハーブ 20/12/12 18:36:04 ID:nxNcomE2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
マサルどうする!?
 ▼ 88 ッシード@エネコのしっぽ 20/12/12 18:38:03 ID:jrm2/SD. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
最初から読んだけどマサル悪くないよな?
 ▼ 89 イプ:ヌル@トポのみ 20/12/12 21:46:42 ID:CuuUtxYg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 90 ーテリー@ディフェンダー 20/12/13 20:13:23 ID:UxP2EIdo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 91 ォッシュロトム@リザードナイトY 20/12/15 00:24:55 ID:feaILZKs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 92 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/16 00:01:36 ID:E7SAJbF. [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 マサル 「ユウリが……! ユウリが危ない!」

 エースバン 「えばっ……!」


映像のラスト、ロトムが逃げたことに対して、あの女……オリーヴの仲間は、ユウリを痛めつけていた。

そして、ロトムが こうしてオレに映像を届けたってことは、ケンホロウの追跡は失敗に終わっている。


 マサル 「ロトム! ユウリの所へ案内してくれ!」

 スマホロトム 「リョウカイ ロト!」


そして、あのオボンは違法栽培。

それら事実から考えれば、あいつらは血眼になって、ロトムの行方を捜すはずだ。

それはつまり、ロトムが映像を届けた人物――、オレを捜すことになる。


 マサル 「急がないと! オレへの追っ手を心配するより、ユウリの方がヤバい!」

 エースバン 「えばばっ!」


映像を見る限り、オレの名前は出ていない。

ということは、オリーヴたちはユウリに、映像を届けた人物が誰なのかを聞きだすはずだ。

けどユウリのことだから、素直に教える訳が無い。


 マサル 「急いでくれロトム!」

 スマホロトム 「ワカッテル ロト!」


なら、どうなるか――。


力ずくで、聞きだすはずだ。

ユウリに危害を加えて――それこそ、拷問のように。



 マサル 「くそっ! 無事で居てくれよユウリ!」


 ▼ 93 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/16 00:02:08 ID:E7SAJbF. [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



ロトムの案内を追って行く。


ユウリが調査しているはずの巨人の鏡池エリアではなく、ハシノマ原っぱエリアへと向かう。


エンジンシティ東の大橋を潜って、エンジンリバーサイドに到達。


川が見えてくると、ロトムは進路を左に取り、川沿いに高い崖の方へと進んで行く。



 マサル 「ユウリ、こんな方まで来てたのか」

 エースバン 「えばぁ」

 マサル 「巨人の鏡池を調査してたはずなのに……、何か大きな発見があったんだろうな」

 エースバン 「えばっ」





高い崖の麓に辿り着く。


そこには、倒れているグソクムシャとキテルグマ3匹が。

見るからにレベルが高そうな個体だけど、戦闘不能状態で、起きる気配はない。


 マサル 「……見張りのポケモン、って訳か」


おそらく、ユウリが倒したんだろう。

インテレオンしか連れていないはずなのに、4匹を一編に相手するなんて。



 マサル (やっぱりユウリ、チャンピオンなんだな……)



オレの実力は、ユウリには遠く及ばないけど――。


オレには、ロトムの映像のおかげで、相手の手の内を知っていると言う強みがある。

ユウリみたいに、不意打ちでピンチに陥ることは避けられるはずだ。
 ▼ 94 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/16 00:02:47 ID:E7SAJbF. [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 スマホロトム 「ロト!」


ロトムは、高い崖に空いた穴の存在をアピールしている。


 マサル 「……なるほど。茂みに隠れた小さな洞窟か。あんな強そうな見張りポケモンが居れば、見つかる心配はゼロだな」


この洞窟を抜けた先に、ユウリが――。

この洞窟を抜けた先で、オリーヴたちはオボンを違法栽培している――。


 マサル 「ロトム、おまえは先に、マグノリア研究所に行っててくれ」

 スマホロトム 「ロトト?」

 マサル 「一緒に行ったら、おまえが狙われちまう。ホップの元に居れば安全だからな」

 スマホロトム 「リョウカイ ロト」



ロトムは素直に、ホップの元へと向かって行った。

スマホロトムだけで長距離移動はシュールだけど、ロトムなら きっと大丈夫なはずだ。



 マサル 「準備は良いな、エースバーン」

 エースバン 「えんばぁ!」

 マサル 「よしっ、行くぞ!」



オレとエースバーンは、洞窟に足を踏み入れる。



遠くに見える明かり、その先にユウリが居る。悪事を働くオリーヴが居る。



暗がりの中を、一歩一歩、慎重に進んで行った。



 ▼ 95 リキリ@タイマーボール 20/12/16 00:44:15 ID:anmAGFzw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 96 タシラガ@ひみつのコハク 20/12/18 22:09:01 ID:nIfwI2C6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 97 クシオ@アゴのカセキ 20/12/20 17:09:54 ID:IW4MjicQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 98 ャルマー@オッカのみ 20/12/21 00:20:20 ID:VrggA.x6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 99 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/21 00:59:15 ID:x/REky/A [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



間もなく洞窟の出口。

外からの明かりがギリギリ差し込まない位置で、オレとエースバーンは最終確認。


 マサル 「ロトムの映像から分かる範囲で、“さいみんじゅつ”持ちの不意打ち用バリヤードと、ケンホロウが居る」

 エースバン 「えば」

 マサル 「オボンの収穫を手伝ってるのは、キテルグマとカイリキー、あとゴーリキーだ。映ってないだけで、他にも居るかもしれない」

 エースバン 「えばぁ」

 マサル 「けど、ほとんどはオボンの収穫に駆り出されてると思うから、先手必勝で奇襲をかけるぞ。で、インテレオンのボールを取り返して、このラムの実を食べさせる」

 エースバン 「えんば」

 マサル 「ラム持ってて良かったぜ。インテレオンが起きたら、2匹で一気に片付けるぞ。インテレオンのことならオレでも分かるからな」

 エースバン 「えばえば!」

 マサル 「あとは……、ユウリの場所を確認しておきたいな」


そっと、外の光景を覗く。

が、やはりこの位置からだと、木々に阻まれて上手く確認できない。

ロトムの映像の情報から、洞窟出口は木々と茂み、その奥に開けた空間とプレハブ小屋、そのさらに奥にオボンが実る木々が生い茂っている――ということは分かる。


 マサル 「行くぞエースバーン。出たらすぐ茂みに隠れよう」

 エースバン 「えばっ!」





姿勢を低くして、オレとエースバーンは洞窟の外に出た。


そして、すぐそばの茂みに身を隠し、場の状況を確認する。

開けた空間とプレハブ、その奥に広がるオボンの木々。映像通りの光景だ。



肝心のユウリは――。



デンチュラの糸に拘束され、プレハブ小屋の手前にある木に、吊るされていた。


 ▼ 100 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/21 01:00:41 ID:x/REky/A [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



   *





 ユウリ 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……っく、ぅぅっ……」


 男社員 「デンチュラの電気、辛いだろ? そろそろ吐いたらどうだ?」

 女社員 「私たちもね、こんな手荒なこと したくないのよ?」

 ユウリ 「わたしはっ……、そんな脅しっ、負けないっ……」

 男社員 「そうか。デンチュラ、軽〜く“でんじは”追加」

 デンチュラ 「ちゅらっ!」


 ユウリ 「ぃっ……あっ!? ああぁぁぁぁぁぁっ!」 バチバチバチッ


 女社員 「ふふっ。辛いでしょ? 吊るされて抵抗も出来ない。さっさと吐いちゃった方が賢明よ?」

 男社員 「手加減してやってるんだぜ? さっさと吐かないと、もっと辛くなるぞ?」


 ユウリ 「ぅぐっ、グスッ、ふーっ、ふーっ、ふーっ……」 ビリビリビリ


 男社員 「意識を保つのに精一杯、ってとこか」

 女社員 「涙流しちゃって。可愛いわね」

 男社員 「ほら、言えよ、そろそろ」


 ユウリ 「ぜったぃっ、いわないっ……、あなたたち、こそっ、はやく、じしゅ……」


 男社員 「デンチュラ、やれ」

 デンチュラ 「ちゅーらっ!」


 ユウリ 「んぐっ、ぁっ、あ゙あ゙あ゙ぁぁぁっ……!?」 バチバチバチッ





   *



 ▼ 101 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/21 01:02:12 ID:x/REky/A [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 マサル (ユウリっ……!)


ユウリは、デンチュラの電気に苦しめられていた。

糸で拘束されて、木に吊るされて。動けない状態で、ひたすら電気責めを受けていた。


 マサル (オレなんかのために……!)


ユウリ、オレのこと引っ叩いたじゃん。

ユウリ、オレにパンツ見られて焦ってたじゃん。

ユウリ、オレのこと……、大嫌いって言ったじゃん。


 マサル (なんでオレなんかのために……、そんな仕打ち受けてるんだよ!?)


あんな辛そうな顔して……。

ロトムはオレの所に行った――、それだけ喋れば、そんなボロボロになること無いのに。

ユウリは女の子なのに……、なんでそんなに我慢するんだよ! オレなんかのために!



 マサル 「行くぞエースバーン」

 エースバン 「えば!」



ユウリは、強い。

あんなに酷い仕打ちを受けてるのに、あんなに辛い拷問を受けてるのに、オレのことは一切 喋らないで、耐えている。

喧嘩したはずなのに、ユウリはオレのこと、守ろうとしてくれている。



 マサル 「バリヤードに“かえんボール”!」

 エースバン 「えばっ……ばん!」



ならオレも、ユウリを守らなきゃいけない。

男であるオレが、ユウリを守らなきゃいけないんだ!


 ▼ 102 ッソン@いわのジュエル 20/12/21 02:07:38 ID:NG56VBNc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
続き来てた
いいぞマサル
 ▼ 103 ガリザードンY@ミュウZ 20/12/21 02:29:16 ID:ySzYJXAQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>100
もう抜ける
 ▼ 104 ンヂムシ@ぼうけんノート 20/12/21 03:19:00 ID:hUUkO04w NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサルは何かとハブられること多いし幸せになれ
 ▼ 105 ジョフー@ヒウンアイス 20/12/23 21:59:10 ID:vltQ.6.Q NGネーム登録 NGID登録 報告
かっこええわ
 ▼ 106 メンカ@ずぶといミント 20/12/23 22:19:58 ID:zJvEm7lQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル頑張ってくれ
 ▼ 107 ルー@スピアナイト 20/12/23 22:20:35 ID:TvCwW2QE NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援するぜ!
 ▼ 108 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/24 03:12:22 ID:ZbGwnKhk [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 バリヤード 「バリバリィィィッ!?」


 男社員 「なっ!? なにごとだ!?」

 女社員 「炎ワザ!?」



“かえんボール”はバリヤードに直撃。

効果抜群かつ、完璧な不意打ちが成功。エースバーンの攻撃力も相まって、この一撃で仕留めることが出来た。



 マサル 「ユウリを返してもらうぞ!」

 エースバン 「えんば! えばばぁ!」


 男社員 「仲間が来たか」

 女社員 「ってことは、アンタがロトムの映像持ってるってことね!」


 ユウリ 「まさ……る……? きちゃっ……だめっ……」


 マサル 「待ってろユウリ! すぐ助けるからな!」


 男社員 「テメェ、オレらに刃向ってタダで済むと思ってんのか?」

 女社員 「映像を見たってことは、オリーヴ様の計画、知っちゃったってことよね」

 男社員 「ならコイツも捕まえて監禁だな」

 女社員 「当然。せっかく軌道に乗って来たマクロコスモスの立て直し、邪魔させないわよ!」


 マサル 「会社のためなら犯罪も許されるって言うのか? ふざけるなっ!」

 エースバン 「えばん!」

 マサル 「オボンを違法栽培して! カジッチュたちポケモンを傷付けて! ユウリを痛めつけて! それが会社のためだぁ? 馬鹿にするな!!!」


 男社員 「ガキに何が分かる!? ローズ社長が逮捕されて、マクロコスモスの株価は大暴落だ! 給料もボーナスもカット! やってられっか!」

 女社員 「そこで立ちあがったのがオリーヴ様よ。高級オボン事業は大成功。マクロコスモスも息を吹き返し始めたわ。見てよ、このオボンの森を!」


プレハブ小屋の奥に広がる、オボンが実る木々。

黄色い大きなオボンの実は、ここからでも分かるくらい、色艶が良い。
 ▼ 109 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/24 03:15:08 ID:ZbGwnKhk [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 女社員 「ワイルドエリアの崖の裏……、手つかずの地を整備して作ったオボンの森。凄いと思わない?」

 マサル 「違法なことに凄いもクソもあるか!」

 男社員 「お喋りは終わりだ。男なら手加減いらねぇな」

 女社員 「ここを見られたからには、帰す訳には いかないわよ! 行ってケンホロウ!」

 男社員 「デンチュラ……は待機だ。出てこいサイドン!」

 ケンホロウ 「ホロォ!」

 サイドン 「ドサィ!」



とうとうバトルが始まる。

オボンの森は相当広いようで、収穫を手伝っているキテルグマやカイリキー、そしてオリーヴには気付かれていない。


 マサル 「やるぞ、エースバーン!」

 エースバン 「ぇばん!」


催眠術を使うバリヤードを倒してしまった今、不意打ちを気にする必要は無い。

2対1、不利では あるけど、オレだってガラルリーグでベスト4まで勝ち進んだトレーナーだ。

ユウリには及ばずとも、こんな奴らに負けるになんて、さらさら無い!


 女社員 「ケンホロウ“でんこうせっか”!」

 マサル 「こっちも“でんこうせっか”だ!」

 エースバン 「ばん!」


ケンホロウとエースバーンが瞬足で ぶつかり合う。まさに電光石火。


 ケンホロウ 「ホロッ……」

 女社員 「うそっ……押し負け!?」


同じワザ同士でも、当然、鍛え方で威力は変わる。

特に“でんこうせっか”の場合、初速が重要だ。その点、足腰を鍛えているエースバーンが有利になる。


 マサル 「“かえんボール”!」

 エースバン 「えばっ……ばん!」
 ▼ 110 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/24 03:15:59 ID:ZbGwnKhk [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エースバーンは小石を蹴り上げ、炎を込める。

たちまち小石は火炎弾に様変わりし、その弾丸をケンホロウに向かって蹴り飛ばす。

“でんこうせっか”の競り合いに負けてバランスを崩していたケンホロウに、“かえんボール”は直撃した。


 女社員 「あぁっ……」

 マサル 「よしっ!」


 男社員 「サイドン“とっしん”だ!」

 サイドン 「サァイ!」


 マサル 「来るぞ! ジャンプして かわせ!」

 エースバン 「えばっ!」


背後から迫りくるサイドンを、エースバーンは大きくジャンプして回避。


 マサル 「そのまま“アイアンヘッド”! まずはケンホロウだ!」

 エースバン 「えばっ……ばぁぁぁん!」


エースバーンは空中で一回転すると、ケンホロウに狙いを定めて急降下。


 女社員 「“エアスラッシュ”で防いで!」

 マサル 「遅いぜ!」


“かえんボール”の立て直しに時間がかかっていたケンホロウが、攻撃に転じる隙は無かった。

エースバーンの強固な額、鋼の額が、上空からの勢いのまま直撃。

ケンホロウは地面に叩きつけられる。
 ▼ 111 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/24 03:17:08 ID:ZbGwnKhk [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 女社員 「クッ……! こいつ強い!」

 男社員 「もういい引っ込んでろ! オレがやる! “ロックブラスト”打ち込んでやれ!」

 サイドン 「サァァァドォォォン!」


地面に着地したエースバーンめがけ、サイドンは岩石を連続発射する。


 マサル 「よけろ! “でんこうせっか”!」

 エースバン 「えばぁ!」


その岩石を、エースバーンは“でんこうせっか”のスピードを活かして次々と回避する。

そして、徐々にサイドンとの距離を縮める。


 男社員 「早い……! サイドン、奴の動きを止めろ! “じしん”で……」

 女社員 「ストップ! ここで“じしん”なんて使ったら高級オボンに被害でるでしょ!?」

 男社員 「っ……確かに!」



おっと……?

あいつら、環境のせいで自ら不利に陥ってる感じか?

確かにここで“じしん”を起こせば、せっかく良い感じに実ったオボンが落ちちまう。高級品に傷を付ける訳には いかないよな。


 マサル 「今だエースバーン! “アイアンヘッド”!」

 エースバン 「えばっ……ばぁぁぁん!」


その隙を突いて、エースバーンの“アイアンヘッド”がサイドンに直撃。

“でんこうせっか”でスピードが乗っている状態での効果抜群ワザは、いくら防御が高いサイドンであれど、大きなダメージとなる。


 男社員 「あっ……、サイドン!?」


サイドンの巨体は揺らぎ、地面に倒れ込む。

このチャンスを逃さない。


 マサル 「立たせるな! もう1発“アイアンヘッド”!」

 エースバン 「えばっ!」
 ▼ 112 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/24 03:19:05 ID:ZbGwnKhk [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 女社員 「“エアスラッシュ”で止めて!」

 ケンホロウ 「ホロォォッ!」


 マサル 「チッ……! よけろエースバーン!」


“アイアンヘッド”がサイドンに直撃しようとした時、ケンホロウの“エアスラッシュ”がエースバーンの攻撃軌道に交わる。

空気の刃はエースバーンとサイドンの間を吹き抜け、茂みの草を切り裂いた。


 男社員 「立てサイドン! “ロックブラスト”!」

 サイドン 「サッドォォォォン!」


サイドンは再度、岩石を連続発射する。

“とっしん”などの直接攻撃ワザでは、素早さに勝てないエースバーンに当てるのは難しいと判断したのだろう。


 女社員 「飛んでケンホロウ! 上空から“エアスラッシュ”よ!」

 ケンホロウ 「ホロッ!」


そしてケンホロウは空へと羽ばたき、サイドンとは逆の方向から“エアスラッシュ”を放つ。

弾丸と空気の刃に挟まれる形となったエースバーン。けど、焦りは禁物だ。


 マサル 「“でんこうせっか”でケンホロウの真下に!」

 エースバン 「えんば!」


エースバーンは“でんこうせっか”のスピードで“エアスラッシュ”を回避するとともに、ケンホロウの真下に移動する。

空気の刃は虚しく地面を抉るが、岩石の弾丸は勢い衰えずエースバーンに向かってくる。


 マサル 「見せてやれ! “ブレイズキック”!」

 エースバン 「えばん! ばぁぁぁっ!」


エースバーンは一瞬だけ“貯め”の行動を取ると、力強く地面を蹴り上げる。

エースバーンの鍛え上げた足腰から放つジャンプは、空中のケンホロウを容易く捉え、同時に、“ロックブラスト”の岩石軍はエースバーンの下を虚しく通過した。


そして、蹴り上げた足には炎が宿り、これほど高くジャンプするとは思わなかったであろう驚いた表情のケンホロウに、“ブレイズキック”が直撃した。
 ▼ 113 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/24 03:20:58 ID:ZbGwnKhk [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ケンホロウ 「ホロッ……」

 女社員 「ぅっ……ケンホロウ!?」


 男社員 「ガキの分際で……! サイドン! エースバーンの落下地点に急げ! “ドリルライナー”!」

 サイドン 「ドッサァァァァァ!」


ケンホロウは これで戦闘不能になるだろう。

見事な“ブレイズキック”を決めたエースバーンは、重力に従って地面に向かう。その落下地点には、ドリルを鈍く光らせるサイドンが先回りしていた。

“ドリルライナー”。地面タイプの大ワザを受けるのは避けたい。


 マサル 「“かえんボール”! 撃ち落とせ!」

 エースバン 「えばっ……ばん!」


自由落下中でも、エースバーンは器用に小石を取り出し、炎を込める。

そして宙返りするように、火炎弾と化した石を、サイドン目がけ蹴り落とした。目標は……ドリル!


 サイドン 「サドッ……!?」


サイドンのドリルは、岩石をも貫通させる威力を持つ最大の武器だが、その分デリケートでもある。

いま、落下して来るエースバーンの体に“ドリルライナー”を撃ち込もうとしていたサイドンは、炎を纏った固い岩石が急に現れ、焦りが生まれる。

“かえんボール”は容易く粉砕されたものの、サイドンは本能的にドリルを庇う。


 マサル 「“アイアンヘッド”!」

 エースバン 「えばっ……ばぁぁぁん!」


その一瞬の隙を狙ってたんだぜ?


ドリルを避けた、サイドンの脳天に、エースバーンの鋼の額が直撃した。

落下速度がプラスされた、エースバーン渾身の一撃。効果は抜群だ。


 サイドン 「ドッ……サッ……」

 男社員 「おっ……、おいサイドン!?」


“アイアンヘッド”の直撃を受けたサイドンは、数歩後ろに よろけた かと思うと、そのままグラリと体勢を崩す。

砂埃を立てて倒れ、そのまま動かなくなった。戦闘不能だ。
 ▼ 114 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/24 03:22:24 ID:ZbGwnKhk [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 マサル 「よしっ! よくやったぞエースバーン!」

 エースバン 「えばぁ! えばっ!」


 男社員 「こいつ……!」

 女社員 「ちょっと……、2対1なのにっ!?」


 マサル 「さぁ! これ以上は無駄だ! ユウリを解放しろ!」


2人の社員のポケモンは、確かに鍛えられている。体を見れば分かる。

けど、指示するトレーナーが未熟なら、いくらポケモンが強くても、その力を引き出すことは出来ないのだ。


 男社員 「クッ……! 出てこいキリキザン!」

 キリキザン 「キザッ!」


出てきたのはキリキザン。

腕と頭の刃を鈍く光らせ、鋭い眼光でエースバーンを睨みつける。


 マサル 「お前らなんかに、オレたちは負けない!」

 エースバン 「えばぁ!」

 男社員 「……ふん。果たして勝てるかな?」

 マサル 「なにっ?」


確かにキリキザンは、サイドンより小回りが利くし、素早さもある。

少しは苦戦するかもしれないけど、炎タイプのエースバーンが断然有利。隙を作って一気に攻め込み、畳みこむ。


 マサル (けどっ……)


けど――、こいつの余裕そうな表情は、いったい何なんだ?

キリキザンも動く気配はないし、攻撃を指示する雰囲気でもない。

エースバーンの攻撃を起点に、カウンター的な攻撃を仕掛けてくる気か? となると“リベンジ”でも覚えてるのか?

なら距離を取って“かえんボール”を主軸に……。





 ― メキッ!


 ▼ 115 ーシャドー@きんりょくのハネ 20/12/24 20:19:18 ID:4pxoEhPg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 116 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/25 02:13:30 ID:6UKo6whQ [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 マサル 「ぅぐっ!?」



脇腹に激痛が走る。

一瞬 意識が飛んで、気付けばオレの体は、地面に横たわっていた。


 マサル 「っ……」


何が起きたのか分からない。


目を開けると、今までオレが立っていた場所には、腕を ぶんぶん回しているキテルグマの姿が。

そうか、オレ、あいつに やられたのか。


エースバーンが心配そうに駆け寄って来る。

が、その背後から水流の塊が迫っている。あれは……、グソクムシャの“アクアブレイク”!?

ヤバい。「よけろ!」と叫ぼうとしたものの、痛みで声が出なかった。



 ― ドシャッ!



 エースバン 「えばぁぁっ……!?」


エースバーンの背後から、“アクアブレイク”が直撃。

完全なる不意打ち、しかも効果抜群ワザ。エースバーンは成す術なく弾き飛ばされる。


 マサル 「エースバーンっ……!」


攻撃は終わらない。

キテルグマが足踏みし始めたかと思いきや、その巨体でエースバーンに突っ込んだ。“とっしん”だ。


 エースバン 「ぇばっ……!」


鈍い音とともに、エースバーンは宙を舞う。

そして、崖の岩場に打ち付けられ、力なく倒れ込んでしまった。
 ▼ 117 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/25 02:15:30 ID:6UKo6whQ [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 男社員 「トドメだ! キリキザン“アイアンヘッド”!」

 キリキザン 「キザッシュ!」


そこへさらに、今まで動きを見せなかった男社員が動く。

キリキザンは俊敏に走り出し、鋼に染まった固い額で、エースバーンに突撃した。


 マサル 「っ……、やめろぉっ!」


オレの叫びも虚しく。



 ― ゴキッ!



 エースバン 「っ……」


乾いた音が響き、エースバーンは声にならない叫びを上げる。

防御行動を取っていない、不意打ちのように続いた3つの攻撃。いくらエースバーンでも、これに耐えることは出来なかった。

とうとうエースバーンは、動かなくなってしまった。


 マサル 「くそっ……、戻れ、エースバーン」


オレは痛みを堪えてボールを取り出し、なんとかエースバーンをボールに収めた。

これで、これ以上エースバーンが痛めつけられるのは回避できたけど……。



 男社員 「フンッ。情けねぇ姿だな」

 女社員 「ホント。ケンホロウとサイドンに勝てたからって、油断しすぎじゃない?」



2人の社員が、オレを冷たく見下ろす。


確かに、その通りだ。

勝てると思った。この2人のバトルセンスでは、オレの方が圧倒的に有利だと思った。
 ▼ 118 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/25 02:18:48 ID:6UKo6whQ [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 男社員 「そのグソクムシャとキテルグマも、オボンで買収した協力者だ」

 女社員 「美味しい高級オボンを定期的に渡す代わりに、ここの見張りを頼んだの。鍛えられた野生は心強いわ」


グソクムシャとキテルグマ――、洞窟の入口で倒れてた個体だ。


ということは、こいつら、あの時ホントは意識があったってことだ。

キテルグマは3匹いたはずだから、残りの2匹は入口に残って見張りを続けてるんだろう。

このグソクムシャとキテルグマは、オレを油断させるために戦闘不能のフリをして、時間をずらして、こいつらに加勢に来たってことか。


野生のクセに、なんて知能を持ってやがるんだ……!


 男社員 「さて。覚悟は出来てんだろうな?」

 女社員 「ポケモンを出さないってことは、1匹しか連れてないんでしょ? よくそれで乗り込んで来たわね」

 男社員 「その お嬢ちゃんと一緒か。随分とナメてくれてるなぁ最近のガキは!」

 マサル 「クッ……!」


……ダメだ、体が痛んで上手く動けない。

当然か。怪力自慢のキテルグマに、脇腹を殴られたんだから。


情けないだろ、オレ。

ユウリを助けに威勢よく乗り込んだって言うのに、これじゃぁミイラ取りがミイラじゃんかよ。


ユウリの姿を見ると、どうやら気を失っているようで、木に吊るされたまま、ピクリとも動かない。

オレが来るまでの間、逃げたロトムのことを吐かせようと、ずっと電撃に耐えていたんだ。とっくに限界を迎えていたはずだ。


オレなんかのために……。


ユウリを助けることすら出来なかった、こんな最低なオレなんかのために!

 ▼ 119 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/25 02:21:56 ID:6UKo6whQ [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 女社員 「早いとこオリーヴ様に伝えないとね」

 男社員 「それもあるが……、お前、ロトムを出せ」

 マサル 「……知らねぇな」

 男社員 「ふざけんな! 助けに来たってことは、ロトムの映像を見たってことだろ!?」

 マサル 「ここには居ねぇよ」


ロトムは、マグノリア研究所のホップの元へ向かわせている。

ここに居ないのは事実だし、そのことを こいつらに教える気も無い。


 男社員 「そうか。テメェも あの女と同じ目に遭いたいってことだな?」

 マサル 「くっ……!」



情けないことに、今のオレには、ロトムの映像を見たホップが動いてくれることを期待することしか出来ない。

ユウリがオレに対して そうしたのと、同じように。



 男社員 「来いデンチュラ!」

 デンチュラ 「チュラッ!」

 男社員 「知ってるか? デンチュラの腹の毛が刺さると、三日三晩も全身が痺れるんだぜ?」

 マサル (図鑑の説明で見た気がする)

 男社員 「その お嬢ちゃんには軽〜い電磁波で痛めつけてやったけど……、男のテメェに遠慮は要らねぇな」

 マサル 「………」


 男社員 「最後のチャンスだ。ロトムは何処だ?」


 マサル 「……オレたちはお前らなんかに屈しない! やるなら やれよ!」

 男社員 「……はぁ」

 女社員 「可愛くないわね。せっかく助かるチャンスをあげたって言うのに」

 男社員 「なら望み通り苦しませてやるよ! デンチュラ! 腹の毛を飛ばせ!」

 デンチュラ 「チュラッチュ!」
 ▼ 120 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/25 02:23:04 ID:6UKo6whQ [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

デンチュラが一歩前に出る。

腹の針……、あれに刺されたら、三日三晩、痺れに苦しむことになる。


 マサル 「っ……!」


けど、死ぬ訳じゃない。

ユウリだって、今まで苦しんでたんだ。オレのせいで。



なら、これは罰だ。



ユウリに酷いこと言って傷付けて、ユウリを一人で乗り込ませることになったのは、オレのせい。

これまでユウリが苦しんだ分、オレも苦しまなきゃ許されない。



ホップが助けに来ることを信じて……、甘んじて受けてやろうじゃないか。










 「きるるるぅぅぅぅぅ〜♪」










 ▼ 121 ッキー@ハーバーメール 20/12/25 16:37:56 ID:QAF.Yw7M NGネーム登録 NGID登録 報告
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キルリア来たか
 ▼ 122 ローン@ぐんぐんこやし 20/12/26 06:29:01 ID:o3qUUpuA NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 123 チート@りゅうのウロコ 20/12/26 22:14:58 ID:LbAkGNUw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 124 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/26 22:44:33 ID:/mi6HCqY [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

覚悟を決めた、その時。

美しくも可愛げのある声が、オレたちの空間に響き渡った。



 デンチュラ 「チュラッ……!?」

 男社員 「うわっ……!?」

 女社員 「なにっ!?」



これでデンチュラの攻撃は不発に。

今のは“チャームボイス”? それに、この声は……!


 マサル 「キルリア!?」

 キルリア 「るるっ!」


オレの前に現れたのは、1匹のキルリアだった。

さっきパンをあげた、好奇心旺盛と見られる、あのキルリアだ。


 マサル 「おまえ……、ついて来てたのか?」

 キルリア 「きるりっ」

 マサル 「ダメだ……逃げろ!」


 男社員 「横槍入れやがって! デンチュラ“10万ボルト”!」

 デンチュラ 「チュララァ!」


デンチュラは雄叫びを上げると、すぐさま電気を作り出し、放出した。

“10万ボルト”の電撃は、バチバチと音を立てながら一直線にキルリアに向かう。


 キルリア 「るーっ!」 カッ


一方のキルリアは、その場でクルクルと舞ったかと思えば、次の瞬間、目を見開き、虹色の光線を繰り出す。

念波を具現化させ不思議な光りを操るエスパーワザ、“サイケこうせん”。





2つの攻撃が、ぶつかり合う――が。

 ▼ 125 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/26 22:52:07 ID:/mi6HCqY [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 キルリア 「るっ……るきぃぃぃぃぃぃぃっ!?」 バチバチバチッ!


 マサル 「キルリア!」


“10万ボルト”と“サイケこうせん”では、ワザの威力が違いすぎる。

それに、元々の能力が高くない野生のキルリアと、そこそこ育てられているデンチュラでは、格も違いすぎる。

“サイケこうせん”は早々に打ち破られ、“10万ボルト”がキルリアを襲った。


 男社員 「ふんっ。威勢よく割って入ったクセに、随分と情けねぇな」

 女社員 「ホント。もっと抵抗するかと思ったわ」


力なく倒れるキルリアに、2人は冷たく吐き捨てる。


 マサル 「キルリア……、おまえっ……」

 キルリア 「きるぅ……」


こいつ、負けると分かってて、オレのこと助けに来てくれたのか?


なんで……、なんで そんなことするんだよ。

ユウリもキルリアも! こんなオレなんかのために……!



 男社員 「デンチュラ! 腹の針、やっちまいな!」

 デンチュラ 「チュララッ!」


 マサル 「クッ……! キルリア、お前だけでも逃げろ! お前は関係ない!」

 キルリア 「るー……」

 マサル 「オレは いいから! 早く!」


 キルリア 「きるりっ!」 クワッ!





  ― シュンッ!



 ▼ 126 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/26 23:17:09 ID:/mi6HCqY [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



   *





 男社員 「はっ……消えた!?」

 女社員 「“テレポート”! キルリアだし“テレポート”したのよ!」

 男社員 「あの野郎……、逃げやがった!」





 オリーヴ 「ちょっと、なんの騒ぎかしら? “チャームボイス”が聞こえたんだけど」





 女社員 「オリーヴ様っ……」

 男社員 「申し訳ありません! いま、その女の仲間と思われるガキが乗り込んで来まして……」

 オリーヴ 「乗り込んで来た……。ってことは、ロトムの映像を見たってことね」

 男社員 「はい。ですが……そのっ、申し訳ありません! 奴のポケモンは倒したのですが、“テレポート”で逃げられてしまいまして……」

 女社員 「そうなんです。勝って、あと一歩で捕まえるってところで……!」

 オリーヴ 「……まったく。詰めが甘いわね。子供相手だから油断したのかしら?」

 男社員 「いえ、決してそのようなことは」

 オリーヴ 「まぁいいわ。映像を送った相手なら、おおかた見当は付いてるし」

 女社員 「ホントですか!?」

 オリーヴ 「その乗り込んで来た子供って、チャンピオンと同い年くらいの男よね?」

 男社員 「はい。その通りです」

 オリーヴ 「なら、ブラックナイトの一件でチャンピオンと一緒に居た子よ。色黒で、バイウールーを使ってたでしょ?」
 ▼ 127 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/26 23:17:59 ID:/mi6HCqY [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 女社員 「……いえ、特に色黒って感じでは」

 男社員 「それに、バイウールーではなく、エースバーンを連れていました」

 オリーヴ 「あら? てっきりセミファイナルトーナメント準優勝のホップだと思ったけど、別の仲間かしら」

 男社員 「ホップ……、確かマグノリア研究所の見習い研究員でしたっけ」

 女社員 「なら、そのホップって奴も怪しいですよ! ロトムも そこに居るかも……」

 男社員 「そうだな。仲間を向かわせて、ロトムを奪い返しましょう!」

 オリーヴ 「ストップ。それはダメよ」

 男社員 「何故ですか!?」

 オリーヴ 「ロトムがホップの元に向かった確証が無い以上、余計な動きは避けたいわ。下手をすれば、私たちの行動が明るみになるわよ」

 女社員 「けど映像が……」
 
 オリーヴ 「マスコミと警察関係者は黙らせることが出来るんだから、そう焦らないの。焦るとボロが出るわよ」

 男社員 「……分かりました」

 オリーヴ 「それに……、ロトムが向かった先、逃げた男のことは、彼女に喋らせれば良いのよ」



 ユウリ 「………」



 女社員 「けど あの子、なかなか喋ろうとしないんです」

 男社員 「けっこう痛めつけたんですけど、なかなかの精神力で」

 オリーヴ 「……ふーん」

 男社員 「どう致しましょう……」

 オリーヴ 「本社に連れて行くわよ。もうすぐ船が来るから、オボンの積み込みを手伝いなさい」

 男社員 「かしこまりました」

 オリーヴ 「貴方は彼女を運んでちょうだい。本社に着いたら、私が喋らせるわ」

 女社員 「分かりました」



 オリーヴ (ここまで耐え抜くなんて……、芯が強いのね。嫌いじゃないわ。なら……ふふっ、もっと苦しんで貰おうかしら)





   *



 ▼ 128 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/26 23:21:10 ID:/mi6HCqY [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





  ― シュンッ!





 マサル 「……ん、あれ?」



今度こそ覚悟を決めて、せめてキルリアだけでも逃がそうと思って叫んだ――そこまでは覚えてる。


けど、気付けばオレは、林の中に倒れていた。

あの社員も居なければ、デンチュラやキテルグマも居ない。さっきの空間とは全く別の、林の中。

温かな木漏れ日と、野生ポケモンの鳴き声、穏やかな空間だ。


 マサル 「あっ……キルリアっ! っ痛ぇ……」


ただ、オレの横にはキルリアが倒れていて、慌てて起き上がろうとしたものの、脇腹の痛みがまだ残っていた。


 マサル 「大丈夫かキルリア!? しっかりしろ!」


オレを助けようとデンジュモクに立ち向かったキルリアは、力及ばず、“10万ボルト”の餌食になってしまった。

それがどれだけ無茶なことだったかは、キルリアのボロボロになった体が物語っている。



 キルリア 「るっ……」

 マサル 「キルリアっ! なんで こんなことしたんだよ!? オレなんかのためにっ!」

 キルリア 「るぅ……」 ニコッ

 マサル 「っ……! ありがな。ホント……、ありがとう、キルリア」

 キルリア 「」 ガクッ

 マサル 「あっ……」


キルリアは……、一瞬だけ笑顔を見せると、そのまま気を失った。

オレが無事だったのを見届けて、安心したかのように。


 マサル 「キルリアっ……」 ギュッ
 ▼ 129 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/26 23:23:23 ID:/mi6HCqY [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
抱きしめても、もうキルリアは返事をしない。

キルリアは、負けると分かっていたのに、オレを助けてくれたのだ。



 マサル 「なんだよっ……、オレ、なにやってんだよっ……!」



オレは、なんて無力なんだろう。


ユウリを助けることも出来ず。


助けに来てくれたキルリアも傷付け。


オレだけがこうして、無事で敵から逃げきれて。



 マサル 「何も出来ない……! 誰も守れない……!」



チャンピオンになったユウリ。

ポケモン博士の道に進んだホップ。

ジムリーダーになったマリィとビート。


じゃあオレは……、なんだって言うんだよ!?


もしオレに使命があるとするなら、ここでユウリを助け出すことじゃなかったのかよ!?


実力も届かない! 想いも届かない!


オレは いったい、何してるんだよ……!



 マサル 「くそっ! くそっ……くそぉぉぉぉぉぉぉ!!!」





 マサル×ユウリ、届かぬ実力、届かぬ想い



   ――― 完 ―――


 ▼ 130 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/26 23:24:25 ID:/mi6HCqY [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



設定を こだわると、説明が長くなる。かと言って単純な設定では、ストーリーが単調になる。

その線引きが難しいところ。オリーヴの説明長すぎです。



次回、【 Episode−FINAL 】 2人の架け橋、高級オボン



突入、マクロコスモス本社。

ユウリ奪還作戦、始動。


 ▼ 131 ィグダ@あおいかけら 20/12/26 23:24:27 ID:P43.g3aM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
は?ふざけんなよバッドエンドじゃねえか
 ▼ 132 ノムー@アブソルナイト 20/12/27 00:20:55 ID:4uIg2C12 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>131
続きを待とうぜ
 ▼ 133 リッパー@ありふれたいし 20/12/27 00:22:53 ID:MjEYGH/Y NGネーム登録 NGID登録 報告
まさかの前後編
続き、ゼンリョクで待ちます
 ▼ 134 ンチュラ@ポケトレ 20/12/27 00:26:28 ID:hJY.OYvc NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援
ライバルの方も楽しみにしとるぞ
 ▼ 135 ニューラ@ものしりメガネ 20/12/27 00:26:56 ID:FQnEtKEw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル、炭治郎みたいで草

支援
 ▼ 136 スラオ@くろぼんぐり 20/12/27 01:10:50 ID:4qRwU8vw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
前スレからの高級オボンがファイナルまで続くとはw

>>134
ライバルのは別人じゃね?
 ▼ 137 クノシタ@モーモーミルク 20/12/27 03:04:53 ID:LoVUfSAk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワンピース並みに引き延ばしてて草
 ▼ 138 ウカザル@ちかのカギ 20/12/27 09:33:28 ID:e5aANOFM NGネーム登録 NGID登録 報告
エロはどこロト?
 ▼ 139 ルフォン@ダイマックスアメ 20/12/27 18:31:29 ID:w796srFA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>138
>1にあるスレ見てきてくださいとしか
 ▼ 140 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/27 23:59:18 ID:FuUAT1es NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


(前後編にしたのは明確な意味があるので気長にお待ちくださいませ)


 ▼ 141 ケンカニ@ふたのカセキ 20/12/28 02:10:50 ID:PALchV0Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 142 ダイトス@バトルサーチャー 20/12/30 17:08:13 ID:.su.i6iQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 143 イティ@フライもりあわせ 20/12/31 23:10:45 ID:IPCQe4hA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 144 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/01 22:58:58 ID:4eCs.kNA [1/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

あけおめ


 ▼ 145 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/01 23:00:07 ID:4eCs.kNA [2/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



【 Episode−FINAL 】 2人の架け橋、高級オボン





 マサル 「……って、クヨクヨしてる場合じゃない!」



テレポートで逃げたものの、野生のキルリアが使ったテレポートとなれば、テレポート先は、キルリアの生息域内、すなわちワイルドエリア内であることはバレている。


追手が来る可能性が高い。

なら、まずは安全な場所に逃げることを最優先。

キルリアを回復させ、そしてユウリを助け出すことを考える。

逃がしたロトムも、もうそろそろホップの元に到着している頃だ。


 マサル 「キルリア。一旦ボールに入ってくれ。この中なら安全だからさ」


意識のないキルリアにボールを触れる。

すぐに吸い込まれ、ほとんど抵抗も無く、キルリアをゲットすることが出来た。


 マサル 「あとは……」


あたりを見回す。

林の合間から見える湖と、丘陵地帯の先に見える建物。


 マサル 「ここって……“こもれび林”か。ってことは、あの建物は“集いの空き地”の駅!」



オレは急いで駅に向かう。


と言っても、まだ脇腹が痛むせいで、完全には走れない。

ただ、追っ手が来る心配は無い。

ワイルドエリア内にテレポートしたことはバレても、広大なワイルドエリアの何処にテレポートしたかなんて、考えてみると、分かるはずがないのだ。
 ▼ 146 ロピウス@きぼんぐり 21/01/01 23:00:53 ID:hyGY2YXg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 147 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/01 23:02:17 ID:4eCs.kNA [3/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 マサル 「はぁっ、はぁっ、着いた……」


体は痛むけど、予想通り、追っ手に見つかることなく駅に到着した。

電車に乗ってしまえば、流石に奴らも手出しは出来ないだろうし、研究所のあるブラッシータウンまで直行できる。



ブラッシータウン行きの電車は空いていた。


テーブルを挟んだボックス席に1人で腰掛け、深呼吸。


落ち着かないと。今は落ち着かないと。


ガタンゴトンと規則的なリズムを奏でる電車に揺られていると、ふと、旅立った日のことを思いだす。



オレとユウリとホップの3人で。

このボックス席に座って、これから訪れる街のこと、ジムチャレンジの情報をスマホロトムで眺めてたっけ。


夢は大きくチャンピオン!

そんな壮大かつ漠然とした目標を掲げて旅に出た あの頃が懐かしい。


まさかユウリがチャンピオンになるなんてな。

まさかホップがポケモン博士を目指すなんてな。

まさかオレだけが……、ジムチャレンジで結果を残せず、目標も定まらないなんてな。





ブラッシータウン駅に着いた時には、16時をまわっていた。





 ▼ 148 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/01 23:04:10 ID:4eCs.kNA [4/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



ポケモンセンターに寄って、エースバーンとキルリアの回復をお願いした。



そしてオレは、すぐさまホップの元へと向かった。


町の東にある研究所は、マグノリア博士の長年の拠点だったが、今は新博士であるソニアさんの拠点となっている。

博士を目指すホップは、そこでソニアさんの助手として、研究の手伝いと勉強に励んでいる。



 ホップ 「マサル!」

 マサル 「はぁっ、はぁっ、ごめんホップ。ロトムの映像、見てくれたよな」

 ホップ 「おう。驚いたぞ。傷付いたカジッチュの原因が、マクロコスモスの高級オボンだったなんて。それにユウリが……!」

 マサル 「ごめん。オレが不甲斐ないばっかりに、ユウリのこと、助けられなかった……」

 ホップ 「そっか。マサル、オリーヴさんのとこに乗り込んだんだな?」

 マサル 「あぁ。けど……ダメだった。オレのせいでユウリがっ……」

 ホップ 「気持ちは分かるけど、今は落ち着くんだぞ。焦ったって何にもならないぞ」

 マサル 「分かってる。分かってるけど……!」


 ホップ 「とにかく、話を整理して欲しいんだぞ。ユウリを助け出すにしても、今は頼れる人が居ないんだ」

 マサル 「そういえば……、マグノリア博士とソニアさんは?」

 ホップ 「学会に出掛けてる。帰ってくるまで留守番を頼まれてるんだ」

 マサル 「帰って来るのは?」

 ホップ 「3日後だ」

 マサル 「3日も待てない」

 ホップ 「ついでに、アニキはヨロイ島で修行中だ。連絡は付かないぞ」

 マサル 「そっか。ダンデさん方向音痴に加えて機械音痴だから……」

 ホップ 「詳しく話してくれ、マサル。ロトムの映像と、実際にマサルが見て戦った感触を、聞いておきたいぞ」
 ▼ 149 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/01 23:05:28 ID:4eCs.kNA [5/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



オレはホップに、これまでの経緯を説明した。


オリーブさん率いる数人の社員で高級オボンを違法栽培していること。

その高級オボンは、少し前に違法栽培疑惑でニュースで取り上げられたということ。

そして、その報道と続報、警察の捜査をも、マクロコスモスの権力で握りつぶしたこと。


高級オボンの栽培場所は、ワイルドエリアの僻地であること。

高級オボンで強い野生ポケモンを買収し、人を近づけさせないでいること。


「無農薬栽培オボンの実<贈呈用一級品>」と謳っていながら、農薬に近い成分の薬剤を使っていること。

その薬剤は、野生ポケモンを傷付けて採取した、ポケモンの細胞の一部を使っていること。

カジッチュの他にも、数種類のポケモンが被害に遭っていること。ただし、実際に確認できたのはカジッチュのみであること。


オレとユウリが喧嘩してしまったこと。

そのせいで別行動になり、結果、ユウリが捕まってしまったこと。

ユウリはデンチュラの電気の糸で拘束され、オレの居場所を喋らせようと、痛めつけられていること。



 ▼ 150 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/01 23:07:41 ID:4eCs.kNA [6/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ホップ 「……だいたいは理解できたぞ」

 マサル 「ごめんホップ。お前の研究に協力してる立場なのに……、ユウリを守れなくてっ……」

 ホップ 「悪いのはオリーヴだ! マサルが責任感じること無いんだぞ!」

 マサル 「けどっ! ユウリと喧嘩しなきゃ、ユウリが捕まることには……」

 ホップ 「とにかく。今はユウリの救出を考えるんだぞ。アニキもソニアも居ない、オレたちで考えるしかない」

 マサル 「……そうだよな」

 ホップ 「マサルが負けるほど、そこを守ってる野生ポケモンは強いんだよな?」

 マサル 「強いには強いけど、問題は数なんだ。1対1なら負けることは無い」

 ホップ 「なるほど。……警察を呼ぶべきだと思うけど、そうは行かないんだよな?」

 マサル 「あぁ。なんだかんだでマクロコスモスの影響力はデカいらしいからな。通報しても揉み消されたら、一生ユウリは助けられない」

 ホップ 「この映像があってもか?」

 マサル 「それこそ、映像だけ奪われて終わりな気がする」

 ホップ 「マスコミに売っても?」

 マサル 「マスコミも黙らせるだろ、マクロコスモスなら」

 ホップ 「ならゴニョッターにアップして世論を味方に付けるか?」

 マサル 「ゴニョッター……、いや、キバナさんみたいに炎上しかねないし、ユウリを人質に取られてる以上、あいつらを刺激することは避けたい」

 ホップ 「正攻法じゃダメってことか」

 マサル 「……クソッ! どうしたら良いんだよ!?」



オレは改めて、自分の無力さに嫌気がさす。

そして、変な被害妄想でユウリと喧嘩して、ユウリを危険な目に遭わせている自分が、情けなく、許せない。


ホップは、そんなオレの話を聞いたうえで、冷静に対処方法を考えてくれている。

オレなんかとは大違いだ。オレなんかとは……。
 ▼ 151 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/01 23:10:13 ID:4eCs.kNA [7/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ホップ 「仲間を……募るか」

 マサル 「えっ?」


オレは、ホップの言葉の意味を理解できなかった。

ソニアさんもダンデさんも不在。当然、忙しいジムリーダーたちに助けを求めることも出来ない。

いや、相談すればジムリーダーたちは動いてくれるとは思うけど、正攻法が使えない以上、解決策は多少強引になるだろうし、ジムリーダーという責任ある立場の人たちを巻き込むわけには いかないのだ。


なら、“仲間”って……?


 ホップ 「ちょっと待っててくれ」



そういうとホップは、パソコンに向かい合う。

カタカタと慣れた手つきでパソコンを操作する姿は、研究所の助手、未来のポケモン博士としての雰囲気が漂っていた。


 ホップ 「高級オボンの違法栽培のニュースは、けっこう知られてると思うんだ」

 マサル 「ん? あぁ、一応、全国ニュースだったからな。けど、揉み消されて続報は無しだ」

 ホップ 「ならさ、それを疑問に思ってる人も、けっこう居ると思うんだ」

 マサル 「うん……えっ? “仲間”って、一般人を集めるのか?」

 ホップ 「半分正解だぞ」

 マサル 「半分?」

 ホップ 「これ……見てくれ」


ホップのパソコンを覗き込む。

画面に映し出されていたのは、“ポケモン博士学会ネットワーク”というウェブサイトだった。


 マサル 「ポケモン博士学会……?」

 ホップ 「全国のポケモン博士が加盟する、学会公式の会員制のサイトなんだぞ。学会の連絡とか、新しい論文の発表なんかに使われてるんだ」

 マサル 「へぇ、全国の博士、か……」

 ホップ 「これを使えば、あのオーキド博士とも連絡を取れるんだぞ。……まぁ、恐れ多くて簡単には出来ないけどな」

 マサル 「やっぱ博士の中にも格とかあるんだな」
 ▼ 152 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/01 23:12:20 ID:4eCs.kNA [8/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ホップ 「それで……だ。このサイトの使い方に、“研究の協力要請”ってのがあるんだ」

 マサル 「協力要請?」

 ホップ 「例えば……そうだな。今ここで、各地のリージョンフォルムのポケモンの比較研究をしたいとする」

 マサル 「リージョンフォルム……。ニャースとかだな」

 ホップ 「ニャースの例で行くと、オレたちは、ガラルニャースは簡単に研究できるけど、アローラニャースとかは無理だろ?」

 マサル 「あぁ」

 ホップ 「そこで“協力要請”だ。これを読んだ博士が、適当な助手を選任して、必要なデータを調べてくれるんだ」

 マサル 「ほ〜、なるほど。博士の間で、持ちつ持たれつで研究するってことか」

 ホップ 「そういうことだぞ」


やっぱりポケモン博士って凄いんだな。

それに、そんな世界に飛び込んで、こうやってシステムを使いこなしているホップも凄いし、尊敬する。


 マサル 「……ん?」


話を戻すと、今ホップは、ユウリを救出する“仲間”を探そうとしている。


 マサル 「ホップ、仲間って、もしかして……!」


そんな状況で、ポケモン博士のネットワークを使うってことは――。


 ホップ 「……あぁ。“高級オボン違法栽培疑惑の調査”ってことで、全国の博士に協力要請を出すんだぞ! 勿論、映像とかユウリのことは、今は伏せてな」

 マサル 「良いアイデア……だとは思うけど、それ大丈夫なのか? 助手の人を使っちゃ、全国の博士に迷惑かかるんじゃ……」

 ホップ 「そこは心配いらないぞ。“助手”なんて形だけで、実際は、その博士が送り出したポケモントレーナーが協力してくれるんだ」

 マサル 「そうなのか?」

 ホップ 「考えてみるんだぞ。マサルだって、助手でもないのにオレの研究の調査、手伝ってくれてるじゃん」

 マサル 「あぁ……確かに」


忘れかけてたけど、オレとユウリがワイルドエリアで調査していたのは、“不自然に傷付いたポケモンが数多く発見されていることの原因特定”という、ホップの研究の手伝いのためだ。

ユウリはチャンピオンの職務としてだけど、オレは助手でもない、単なる一般トレーナーだ。


 ホップ 「だから大丈夫だぞ。オレに任せてくれ!」

 マサル 「……あぁ。頼んだぜ、ホップ!」
 ▼ 153 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/01 23:14:24 ID:4eCs.kNA [9/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ホップはニカッと笑うと、パソコンに向かい直す。

そして、時々頭を掻いては、協力要請に関する文章を書き上げていく。



“高級オボン違法栽培疑惑の調査”。

一度ニュースで報道されたきり、続報が全く入らなくなった。

そんななか、ガラル地方・ワイルドエリアで、不自然に傷付いたポケモンが発見されるようになる。特にカジッチュの個体が多い。

違法栽培疑惑が報じられた、ダクマフルーツ(マクロコスモス100%出資)の「無農薬栽培オボンの実<贈呈用一級品>」から、微々たる量ながら、カジッチュの細胞が検出された(←これはホップの嘘)。

傷付いたカジッチュと高級オボンの違法栽培が繋がっている可能性があり、事実だとすれば、重大なポケモン保護法違反に当たる。

ただ、公にして調査を行うと、マクロコスモスという大企業から訴訟を起こされる可能性があり、そうなれば、公正な調査・研究は行えなくなってしまう。

これに関し、情報を固め、下準備的な調査を行うため、人員支援をお願いしたい。

広大なワイルドエリアを調査することから、バトルの腕がある、若いメンバーを希望。



そんな内容の文章を、ホップは書き上げた。

特に最後の一行は重要で、遠まわしに“研究員ではなく若いポケモントレーナーを派遣してくれ”とアピールしている。

ユウリを救出するには、同年代のメンバーが揃った方が心強い。ホップの知恵には感心だ。



 ホップ 「……これで良し。あとは待つだけだぞ」

 マサル 「流石だぜホップ」





 ホップ 「心配だな、ユウリ」

 マサル 「……あぁ」
 ▼ 154 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/01 23:16:00 ID:4eCs.kNA [10/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


しばし沈黙が生まれる。



普段明るい性格のホップも、内心、焦ってるんだと思う。

そりゃそうだ。ユウリは捕まって、オレと映像の在りかを喋らせようようと、拷問のような仕打ちを受けてるのだから。

オレのせいで……。



 ホップ 「珍しいな、マサルとユウリが喧嘩なんて」

 マサル 「うん……。原因はオレなんだけどな」

 ホップ 「ユウリ、マサルに懐いてたから、喧嘩したって聞いて驚いたぞ」

 マサル 「“懐いてた”って、ポケモンじゃないんだから……」

 ホップ 「そうか? オレの目から見ても明らかだぞ。今回のワイルドエリアの調査だって、マサルはユウリから誘われたんだろ?」

 マサル 「ん、あぁ。広いワイルドエリアの調査だから、バトルが出来る仲間が欲しい――って」

 ホップ 「2人きりでキャンプで調査なんて、オレから言わせれば……」


  ― メッセージ ジュシン ロト!


 マサル 「あ、ごめん。……回復終わったか」

 ホップ 「今のメッセージ、ポケモンセンターからか?」

 マサル 「あぁ。エースバーンの回復終わったって。ちょっと行ってくるよ」

 ホップ 「おう」

 マサル 「ついでに……、ちょっと頭を冷やしてくる」

 ホップ 「そんなに思い詰めることないんだぞマサル」

 マサル 「分かってる。ちょっと一人で考えたいだけ」

 ホップ 「そっか。気を付けるんだぞ」

 マサル 「サンキュー」


 ▼ 155 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/01 23:17:30 ID:4eCs.kNA [11/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



ポケモンセンターに行って、エースバーンとキルリアのボールを受け取る。



そのまま研究所とは反対方向に進み、小高い丘の広場で足を止めた。


林の向こうに見えるのは、大きな池と、マグノリア博士の家。視線を上に向ければ、遠くの山々を見渡せる。

太陽は既に山影に隠れてしまい、夕闇に染まる空には、星が少しずつ存在感を放ち始めている。



 マサル 「出ておいで」


 エースバン 「えば!」

 キルリア 「きるる?」


元気よくボールから出てきたエースバーンとキルリア。体調は万全のようだ。

キルリアは、キョロキョロと辺りを見回している。気絶してる間にゲットしたんだから当然か。


 マサル 「ごめんな、エースバーン。キルリア。オレがダメなばっかりに、お前たちに痛い思いさせちまって」

 エースバン 「えばっ……えぇば!」

 キルリア 「るー」

 マサル 「キルリア、ありがとな。オレを助けてくれて」

 キルリア 「きるりぃ……」

 マサル 「回復させるために、今だけゲットさせて貰ったよ。後でワイルドエリアに送ってやるからな」

 キルリア 「るぅ」 ギュッ

 マサル 「おっと……、どうしたキルリア?」

 キルリア 「きるっ……」 ギューッ

 マサル 「んー、でも、しばらくはワイルドエリアに行けないから、もう少しだけ一緒に居て貰っても良いか?」

 キルリア 「きるー♪」
 ▼ 156 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/01 23:19:45 ID:4eCs.kNA [12/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 エースバン 「えんば……」 ムスッ

 マサル 「エースバーンも、ありがとな。オレのために戦ってくれて」

 エースバン 「ばん!」

 マサル 「いま、ユウリを助けに行く作戦をホップと考えてるんだ。一緒に戦ってくれるメンバーを探してるんだけど……、こんなことに巻きこんじまって良いのかなぁ」

 エースバン 「えばぁ」

 マサル 「……いや、ユウリを助けるためなんだから、変に遠慮しちゃダメだよな」

 エースバン 「えばえば」


 マサル 「よいしょっと」


オレは、草の上に腰を下ろし、寝転がる。

夕闇に染まる空が視界いっぱいに広がり、流れる雲と、まだ控えめな星と、時折横切る鳥ポケモンたちを眺めていれば、いつの間にか、エースバーンとキルリアも、オレの隣で寝転がっていた。


 マサル 「絶対に助け出すからな、ユウリ」

 エースバン 「えばん!」

 キルリア 「きるるっ!」



オレは、決意する。


ユウリを危険な目に遭わせてしまったのは、オレの責任だ。


ユウリは、オレが助け出さなければならない。


ホップと、募っている仲間と、それに、エースバーンたちと一緒に。




必ず、ユウリを助け出す!





     *



 ▼ 157 ビワラー@ラティアスナイト 21/01/01 23:34:03 ID:UhwQ8t2U NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
歴代主人公来るか!?
 ▼ 158 シコ@オーキドのてがみ 21/01/01 23:42:58 ID:wUSYEgQg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キバナさん炎上してて草
 ▼ 159 ルリア@コオリZ 21/01/02 08:57:47 ID:8wRkOEnc NGネーム登録 NGID登録 報告
これもしかして全部のストーリーが繋がるの!?
 ▼ 160 ーロット@ゴーゴーゴーグル 21/01/02 09:25:24 ID:6qRYpJL. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リージョンフォルムじゃなくてリージョンフォームだった希ガス
支援
 ▼ 161 ンプラー@アイテムドロップ 21/01/02 20:10:16 ID:qUL2zlWo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 162 レッフィ@ロメのみ 21/01/02 20:12:00 ID:yO9sJerU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これが導かれしものたちか
 ▼ 163 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/02 23:22:09 ID:ZnogLT3o [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

>>160
ご指摘ありがとうございます。
やらかしました。

 ▼ 164 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/02 23:23:19 ID:ZnogLT3o [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



――――――――――――――――――――




【ニュース】 高級オボン販売会社、違法栽培報道を否定


贈答用など高級オボンの実を販売する「ダクマフルーツ」が、木の実を違法栽培している疑いがあると週刊誌が報じた件について、事実無根だとするコメントを発表した。

週刊誌によると、同社が販売する主力商品「無農薬栽培オボンの実<贈答用一級品>」から、微量の農薬成分が検出された。

この農薬を週刊誌側が調べたところ、一般流通している「むしよけスプレー」などとは異なる成分であることが分かり、「ダクマフルーツ」が特殊な農薬を使ってオボンの実を栽培している疑いがあると言う。

現時点で、このオボンの実に関する健康被害は確認されていないが、事実であれば、景品表示法違反などの罪に問われることになる。

これに対してダクマフルーツ広報は、「週刊誌の情報は事実無根であり、誤った印象を顧客に与えかねず、誠に遺憾である。必要に応じて法的措置を検討したい」とコメントした。




――――――――――――――――――――



 ▼ 165 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/02 23:24:23 ID:ZnogLT3o [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



【 * 】



カントー地方・マサラタウン――。



 アユミ 「あ、ブルーお姉さん!」

 カケル 「レッドさんも居る!」


 ブルー 「あら、アユミちゃんとカケル君じゃない。こんにちは」

 レッド 「2人、いつも一緒だね」

 カケル 「レッドさんとブルーさんも最近よく一緒に居ませんか? って言うか荷物持ちさせられてませんか?」

 レッド 「ギクッ」

 ブルー 「レッドは私に弱みを握られてるんだから当然よ」

 レッド 「少しは隠して!」

 カケル 「えぇ……」

 アユミ 「そうだ。私、ブルーお姉さんに聞きたいことがあるんです」

 ブルー 「あら? なにかしら?」

 アユミ 「ポケモンにも、木の実の好みってあるんですか?」

 カケル 「アユミ……、まだ気になってたのか?」

 アユミ 「うん。なんとなく……」

 レッド 「当然ポケモンにも好みは あると思うよ。例えばフィラの実なんかは、辛いのが苦手なポケモンが食べると混乱しちゃうんだ」

 ブルー 「そうね。木の実だからと言って、ポケモンみんなが美味しく食べる――って訳じゃないかな」

 アユミ 「そっか。じゃああのパラス、やっぱりオボンが苦手だったんだ」
 ▼ 166 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/02 23:25:41 ID:ZnogLT3o [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 レッド 「オボン?」

 カケル 「はい。この間、野生ポケモン達にオボンを あげたんですけど、パラスだけ食べなかったんです」

 ブルー 「変ね。オボンは まろやかな味で、辛みも無いから、苦手なポケモンが居るとは思えないけど……」

 アユミ 「そうなんですか?」

 カケル 「じゃあ、なんでパラスは食べなかったんだろう?」

 レッド 「そのオボン、傷んでたりしなかった?」

 カケル 「そんなことないですよ。ダクマフルーツの“無農薬栽培オボンの実<贈答用一級品>”ですし」

 レッド 「ダクマフルーツの?」

 ブルー 「そんな高級品を野生にあげたの?」

 カケル 「はい。貰ったので、みんなで食べようってことで」

 アユミ 「とっても美味しかったのに、パラスだけは、食べようともしなかったんです」

 ブルー 「アユミちゃんも食べたってことは、傷んでたとかじゃ なさそうね」

 レッド 「なぁ、ダクマフルーツの高級オボンって、違法栽培疑惑でニュースになったよな?」

 ブルー 「そうだっけ?」

 アユミ 「違法栽培……?」

 カケル 「本当ですか?」

 レッド 「あぁ。健康被害は無いけど、無農薬って言っておきながら、農薬成分が出たって」

 ブルー 「じゃあ……もしかして、パラスは農薬を感じ取ったから食べなかったの?」

 レッド 「いや、それだと他のポケモンも農薬を感じ取るはずだから、パラスだけってことの説明には ならないな」

 アユミ 「どういうことだろう……」

 カケル 「パラスだけが反応する農薬……とか?」

 レッド 「そんなピンポイントな農薬あるかな」

 ブルー 「ここで考えても埒が明かないわ。こういう時は、オーキド博士に相談よ!」

 レッド 「そうだな。みんなで行ってみるか」

 カケル・アユミ 「「 はいっ! 」」


 ▼ 167 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/02 23:27:31 ID:ZnogLT3o [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

オーキド研究所。



 オーキド 「なるほどのぉ。確かに、パラスだけオボンを食べなかったと言うのは気になる」

 アユミ 「そうなんです!」

 カケル 「オーキド博士なら、何か理由が分かるかと思って」

 オーキド 「オボンを食べて混乱状態になるような報告は聞いたことがない。ただ、例えば そのパラスが、極端に辛い味を好む個体だったとすれば、オボンを食べない可能性も、ゼロでは無い」

 アユミ 「そっか。オボンは辛みが無いから……」

 ブルー 「有り得なくは ない話ね」

 レッド 「博士。先日ニュースになった、高級オボンの違法栽培疑惑、何か関係してないでしょうか?」

 オーキド 「レッドも知っておったか、そのニュース」

 レッド 「はい。無農薬と謳いながら、農薬成分が出たと。ただ、そのニュースの続報が無いので、少し気になるんです」

 ブルー 「レッドは、その農薬をパラスが感じ取ったから、オボンを食べなかったって言うんですよ」

 カケル 「オーキド博士。そういうことって有り得るんですか?」

 アユミ 「私たち、すっごく気になるんです!」



 オーキド 「……なるほど。お前さんたち、そこに行き付いたんじゃな」



 アユミ 「えっ?」

 カケル 「どういうことですか?」

 レッド 「もしかして、僕の予想通りのことが……?」

 ブルー 「まさか〜」



 オーキド 「実は お前さんたちに、調べて来て欲しいことがあるんじゃ」





     *



 ▼ 168 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/02 23:29:29 ID:ZnogLT3o [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



【 * 】



ジョウト地方・ウツギ研究所――。



 ヒビキ 「ウツギ博士。高級オボンの違法栽培のニュース、知ってますよね!?」

 ウツギ 「もちろん。無農薬栽培って書いておきながら、実際は農薬を使ってたみたいだね」

 ヒビキ 「それっ! 実際のところ、ポケモンへの健康被害って大丈夫なんでしょうか!?」

 ウツギ 「どっ、どうしたんだい急に?」

 ヒビキ 「実は僕……、ダクマフルーツの高級オボン、野生ポケモンに あげちゃったんです」

 コトネ 「ヒビキ君、ニュースを見てからずっと心配してるんです」

 ヒビキ 「当然だよ。僕が食べさせたオボンでポケモンが病気になったりしたら大問題だもん!」

 コトネ 「……ふふっ、優しいよね、ヒビキ君って」

 ヒビキ 「ウツギ博士っ……!」

 ウツギ 「その農薬の成分を見ないことには分からないよ」

 ヒビキ 「っ……、ですよね」

 ウツギ 「ただ、これまで健康被害は報告されていないと、例のニュースでは言ってたね」

 ヒビキ 「信用できませんよマスコミなんて。それに、分かってないだけで、被害が出てるかもしれません」

 コトネ 「そのニュースの続き……って言うか、結局どうなったかってニュース、いくら探しても出てこないんです」

 ヒビキ 「そうなんです。それで余計に心配になって……」

 ウツギ 「なるほどね。実は そのニュース――、ダクマフルーツの高級オボンについて、僕たちポケモン博士学会の間でも話題になっててね」

 ヒビキ 「そうなんですか!?」



 ウツギ 「ヒビキ君、コトネ君。高級オボンの真相を暴く調査――、興味あるかい?」





     *



 ▼ 169 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/02 23:32:05 ID:ZnogLT3o [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



【 * 】



ホウエン地方・オダマキ研究所――。



 ハルカ (今日は、ユウキ君がフィールドワークから帰ってくる日……)


今、ユウキはポケモンの生態調査のフィールドワークに出掛けている。

そのフィールドワークは、元々は学会用にオダマキ博士が行うものだったが、捻挫してしまったため、ユウキが代わりに行っているのだ。

本来なら、博士の娘のハルカが行うべきところだが、捻挫した博士の身の回りの世話のことを考え、ユウキが代役を買って出たのだ。


 ハルカ (うぅっ……、どんな顔して会えば良いんだろう……///)


と、ハルカが恥ずかしがるのも無理はない。

実は彼女、フィールドワーク中のユウキから、ライブチャットで近況報告を受けていたのだが、電源を切り忘れてしまい――。

一人エッチしているところを、モニター越しだが、ユウキに見られてしまったのだ。

 <その辺のことは前スレ見て下さい>





  ― ガチャッ



 ユウキ 「博士ー! ユウキです! 戻りましたー!」

 ▼ 170 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/02 23:33:35 ID:ZnogLT3o [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ハルカ 「あっ……、ユウキ君……///」

 ユウキ 「おっ、おうハルカ。久しぶり」


 ハルカ 「おかえりさない……」

 ユウキ 「あぁ、ただいま……」


 ハルカ 「ぁのっ……///」

 ユウキ 「っ……、博士の怪我、大丈夫か?」

 ハルカ 「あ、うん! だいぶ良くなって、歩けるようにも、なった……よ」

 ユウキ 「そっか。良かった」


 ハルカ 「ねっ、そのっ……///」

 ユウキ 「うん?」

 ハルカ 「誰にも……、言わない、よね……?」

 ユウキ 「あっ、当たり前だろ。約束したんだし! それにっ……!」

 ハルカ 「それに……?」

 ユウキ 「オレもそのっ……、ハルカのこと、すk」



 オダマキ 「おかえりユウキ君! 悪かったねぇ、代わりにフィールドワーク行って貰っちゃって!」


 
 ハルカ 「っ……! お父さんっ!」

 ユウキ 「あぁ……、ただいま、です。怪我は大丈夫そうですか?」

 オダマキ 「うん。走るのは無理だけど、ようやく痛みも治まってきたよ」

 ユウキ 「あっ……と! 実は調査のことで、博士に伝えなきゃいけないことがあるんです! ハルカにも!」

 ハルカ 「私にも?」

 オダマキ 「なんだい?」
 ▼ 171 ルリル@かえんだま 21/01/02 23:37:10 ID:NOAITNyU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
総力戦だな
 ▼ 172 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/02 23:40:50 ID:ZnogLT3o [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウキ 「今朝のことなんですけど! 怪我したキノココを12匹も保護したんです!」

 ハルカ 「えっ!?」

 オダマキ 「12匹も!? 詳しく聞かせてくれ」

 ユウキ 「はい。怪我って言うか、キノココの体の……笠の端っこ? とにかく、体の一部を、意図的に抉られたような傷があったんです」

 ハルカ 「意図的に?」

 オダマキ 「抉られた……。それは、他のポケモンに攻撃された訳ではないのかい?」

 ユウキ 「はい。ジョーイさんを呼んで調べて貰ったんですが、ポケモン同士の争いの怪我じゃ ないみたいです」 

 ハルカ 「12匹、みんな そうなの?」

 ユウキ 「あぁ。だからこれは……」

 オダマキ 「人為的に付けられた傷、ってことか」

 ユウキ 「はい。ジョーイさんも、その可能性が高いって」

 ハルカ 「それって、ポケモンハンターの仕業?」

 ユウキ 「いや、ハンターなら捕まえるだろ。森の中に放置されてたんだぜ、12匹まとめて!」

 ハルカ 「酷い! ユウキ君が見つけてなかったら、死んじゃってたかもしれないよ!」

 ユウキ 「あぁ。見つけて良かったよ。ひとまずジョーイさんが治療して、回復したら野生に返すらしいぜ」



 オダマキ 「………」



 ユウキ 「……博士?」

 ハルカ 「お父さん?」


 オダマキ 「嫌な予感がする」

 ハルカ 「えっ?」

 オダマキ 「ユウキ君は、高級オボンの違法栽培疑惑のニュース、知ってるかい?」

 ユウキ 「いや……」

 ハルカ 「無農薬栽培って言っておきながら、農薬成分が出た、ってニュースなの。でも疑惑だけで、続報は見てないんだけど……」

 オダマキ 「実は今、そのことが、ポケモン博士学会で話題になってるんだ」
 ▼ 173 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/02 23:41:46 ID:ZnogLT3o [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ハルカ 「学会で?」

 オダマキ 「ガラル地方の研究員がね、その農薬成分に、カジッチュと言うポケモンの細胞が、微量ながら検出されたと発信したんだ」

 ユウキ 「聞いたこと無いポケモンだな」

 ハルカ 「うん。じゃあ、その……カジッチュ? ってポケモンが、農薬を作るのに使われたってこと?」

 オダマキ 「あぁ。けど僕としては、カジッチュという1種類の細胞だけで、農薬成分を作り出すことは不可能だと思ってる」

 ハルカ 「えっ? お父さん、それって……」

 ユウキ 「その農薬作りに、キノココたちが使われた――、そういうことですか!?」

 オダマキ 「断定は出来ないが、可能性は高い。人為的に抉られた傷ってことは、キノココの細胞を採取したってことだ」

 ハルカ 「でも! 12匹分も採取する必要なんて」

 オダマキ 「同じキノココでも、1匹ずつ個体差がある。農薬を作るのに最適な細胞組織のキノココを捜すとしたら、12匹は少ない方だ」

 ハルカ 「そんな……」

 オダマキ 「キノココの胞子は、漢方薬にも使われてるんだ。農薬に応用することだって可能だと思う」

 ユウキ 「ほぼ確定じゃないですか! オレが保護したキノココたちは、その農薬作りの材料にされたってことですよ!」

 ハルカ 「酷いっ……! ポケモンの命を何だと思ってるの!?」

 オダマキ 「落ち着きなさい2人とも。まだ確定とは言えない」

 ユウキ 「けどっ!」

 オダマキ 「調べる必要は、当然ある!」

 ハルカ 「うん!」

 ユウキ 「そうだ! このまま放っておけない!」

 オダマキ 「実は、そのガラルの研究員から、調査協力の依頼が来てるんだ」

 ユウキ 「調査協力?」



 オダマキ 「ユウキ君。それにハルカ。急で悪いんだが……、ガラル地方に、行ってくれないか?」





     *



 ▼ 174 ジョッチ@ももぼんぐり 21/01/03 11:00:29 ID:sPEEyzws NGネーム登録 NGID登録 報告
これは激アツ
 ▼ 175 ガバシャーモ@じめじめこやし 21/01/03 17:29:38 ID:9CocCShY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まるでアベンジャーズだ
 ▼ 176 ャオブー@ホエルコじょうろ 21/01/03 17:31:00 ID:Yj46DlAQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ぬ
 ▼ 177 シギダネ@カビゴンZ 21/01/03 17:37:38 ID:tPVELzDc NGネーム登録 NGID登録 報告
コウキ君ってそういえばヒカリにはまだオボンのみのこと伏せてたよな…
 ▼ 178 ールー@おおきいマラサダ 21/01/03 17:52:15 ID:qV1Mz7fY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
r18とは・・・支援
 ▼ 179 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/04 01:21:06 ID:thPogxLo [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



【 * 】



シンオウ地方・ナナカマド研究所――。



 ナナカマド 「ダクマフルーツの高級オボン?」

 ヒカリ 「はい。先日、違法栽培のニュースが報じられましたが、続報を一切聞きません。家の者に確認させたのですが、どうしても情報が入らないのです」

 ナナカマド 「そのニュースなら学会でも話題となったが、何故それが気になるのだ?」

 コウキ 「ヒカリの家で、よく買ってるんですってー」

 ヒカリ 「はい。バトル用に加え、ポケモンたちの おやつ として、定期購買しています」

 コウキ 「やっぱり お嬢様は違いますねー」

 ヒカリ 「なんですかコウキさん。羨ましいのですか?」

 コウキ 「別にー」

 ヒカリ 「はぁ……。言って下されば お裾分けするのに」

 コウキ 「そんな必要ねーしー。僕だってダクマフルーツの高級オボンとか買ったことあるしー」

 ヒカリ 「そうでしたか。ダクマフルーツの無農薬栽培オボンの実<贈答用一級品>、素晴らしいですよね。色艶と言い、芳醇でなめらかな味わいと言い、“贈答用一級品”の名に恥じない品ですよね!」

 コウキ 「あー、うん。その、僕は食べたこと無いけど……」

 ヒカリ 「では、ポケモンたちに?」

 コウキ 「うん、まぁ? 凄く美味しいって言うし? ネイティも喜んでたし?」

 ヒカリ 「コウキさん、ネイティなんて連れていましたっけ?」

 コウキ 「………」

 ヒカリ 「コウキさん?」

 コウキ 「なんでもない。……って言うかヒカリ、自分でも言ってたじゃん。“庶民を見下すような言動は慎まなきゃ”って」

 ヒカリ 「ぁっ……、私としたことが。失礼致しました」
 ▼ 180 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/04 01:22:04 ID:thPogxLo [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ナナカマド 「なんだヒカリ君。随分と丸くなったのぉ」

 ヒカリ 「お恥ずかしいことに、私は知らず知らずのうちに、皆様を見下すような言動を取ってしまうことがあるんです。それを、コウキさんに指摘して頂いてるんです」

 コウキ 「名家の生まれは大変だね」

 ナナカマド 「なるほどのぉ」

 ヒカリ 「コウキさんは、そんな私と距離を取ることなく、普通に接して下さいます。私、それがとっても嬉しくて ///」

 コウキ 「……へへっ。改めて言われると恥ずかしいな」


 ナナカマド 「コホン。ダクマフルーツの話だったな?」


 ヒカリ 「あっ……、はい。よくポケモンに あげているものなので、違法栽培の件が、とうしても気になってしまって……」

 コウキ 「博士なら何か知ってるかと思って、今日は相談に来ました」

 ナナカマド 「うむ。無農薬と謳いながら、実際は農薬成分が含まれている可能性がある――。ニュースで報じられたのは、そこまでだ」

 ヒカリ 「はい。それ以上の情報が、全く手に入りません」

 ナナカマド 「今のところ、健康被害は出ておらん」

 コウキ 「それが せめてもの救いですね」

 ナナカマド 「そして……、私の見立てでは、健康被害が出る可能性は低いだろう」

 ヒカリ 「!」

 コウキ 「博士……、なにか知ってるんですか!?」

 ナナカマド 「ガラル地方の研究員から、この件に関する情報が出ておってな。その農薬成分から、カジッチュと言うポケモンの細胞が検出されたらしい」

 ヒカリ 「ポケモンの細胞が……?」

 ナナカマド 「つまり、その農薬成分は、ポケモン由来ということだ」

 コウキ 「そっか。ポケモン由来なら、ポケモンに健康被害は出ませんね」

 ナナカマド 「断定は出来んが、高級品として売り出し、これまで健康被害が無いとなると、相当な技術力・科学力をもってして、その農薬を作り出したのだろう。“農薬”と呼ぶべきものでは無いかもしれん」

 ヒカリ 「でしたら、無農薬とは謳わず、そういった薬剤を使用したと明言すれば良いのではないでしょうか」

 ナナカマド 「倫理的な問題だろう。ポケモンの細胞を使うと言うことは、ポケモンを人為的に傷つけると言うことだ」

 コウキ 「それは許せない!」

 ヒカリ 「はい。どのような理由でも、ポケモンを人為的に傷付けるなんて間違っています!」


 コウキ 「……でも、そう考えるとポケモンバトルもアウトだよね」

 ヒカリ 「そっ、それはっ……」

 ▼ 181 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/04 01:23:15 ID:thPogxLo [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ナナカマド 「そういう難しい問題は今は置いておきなさい。問題は、未承認の薬剤を使用していると言うことだ」

 ヒカリ 「その通りです」

 ナナカマド 「人為的に傷つけるとなれば、ポケモン保護法にも抵触する。そしてなにより……」

 コウキ 「なにより?」

 ナナカマド 「カジッチュという1種類のポケモンだけで、薬剤を作れるとは思えない」

 ヒカリ 「他にも傷付けられたポケモンが居るということですか!?」

 ナナカマド 「その通りだ」

 コウキ 「そんなの放っておけませんよ! 博士! その……学会で、なんとかならないんですか!?」

 ナナカマド 「勿論、動きはある。ただし、非公式でだ」

 ヒカリ 「何故ですか? ポケモン保護法に抵触する恐れがあることを、学会は公にしないのですか?」

 ナナカマド 「ポケモン博士学会は、ポケモンに関することとなれば最高権威とも言える。疑惑の段階で公にすることは出来ないのだよ」

 コウキ 「けど博士っ」

 ナナカマド 「ガラルの研究員の呼びかけのもと、各地方の博士が助手を派遣し、詳しい調査をする方向で話が進んでいる。必ずや真相を明らかにするから、安心しなさい」

 コウキ 「……はい。頼みますよ博士」



 ヒカリ 「………」



 コウキ 「どうした?」

 ヒカリ 「博士も、助手を派遣するんですよね?」

 ナナカマド 「勿論」


 ヒカリ 「私を選任して頂けないでしょうか」


 コウキ 「えっ?」

 ナナカマド 「ヒカリ君を?」
 ▼ 182 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/04 01:24:52 ID:thPogxLo [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒカリ 「私、許せないんです。ポケモンを人為的に傷つけて、そんな薬剤を作るなんて」

 ナナカマド 「気持ちは分かるが」

 ヒカリ 「それに! 違法栽培したオボンを、これまでポケモンたちに食べさせてしまいました。トレーナーとしての責任も感じています」

 コウキ 「偉いなヒカリは。ヒカリが行くんなら、僕も行きます!」

 ヒカリ 「コウキさん……」

 コウキ 「博士! 僕たちも力になりたいです! 僕とヒカリを選任して下さい!」

 ナナカマド 「うむ……。その気持ちは認めよう。ただ、高個体の野生ポケモンが生息するエリアでの現地調査も含まれる。君たちのバトルセンスは目を見張るものだが、危険と隣り合わせの場所に行かせる訳には……」



 ヒカリ 「ジョウト銘菓“いかりまんじゅう”、博士はご存知ですよね?」



 ナナカマド 「ん? あぁ、勿論」

 ヒカリ 「では、一般には出回らない、皇室御用達の<特選品>、ご存知でしょうか?」

 ナナカマド 「……聞いたことはある」

 ヒカリ 「国産高級小麦を使用した、しっとりなめらかな生地。国産高級小豆を使用した、きめ細やかな舌触りの漉し餡」

 ナナカマド 「さぞかし美味であろうな……」


 ヒカリ 「私の家なら、用意できますよ?」


 ナナカマド 「………」


 ヒカリ 「最高の原材料と職人の手によって作られた、芸術とも呼べる、特別な“いかりまんじゅう”……」



 ナナカマド 「……コウキ君、ヒカリ君。2人をガラル派遣の助手として選任しよう」



 ヒカリ 「ありがとうございます、ナナカマド博士」

 コウキ 「えぇ……」





     *



 ▼ 183 カタンク@すごいみみせん 21/01/04 01:25:23 ID:sePc2W3Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 184 ンタロス@バンジのみ 21/01/04 01:27:16 ID:he0UsM2E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ななっちゃん草
 ▼ 185 ガイドス@ヘルガナイト 21/01/04 08:42:02 ID:wVPkKiwI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 186 ンファン@やすらぎのすず 21/01/04 19:08:49 ID:v8yE9kx2 NGネーム登録 NGID登録 報告
r18からどんどん離れてる気がするけど支援
 ▼ 187 ザード@とくせいカプセル 21/01/07 20:46:07 ID:/p7QLx96 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 188 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/07 21:18:22 ID:JiEE/1Ic [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



【 * 】



イッシュ地方・アララギ研究所――。



 アララギ 「本当ごめんねトウコ、トウヤ。学会の時にあげた高級オボン、まさか違法栽培疑惑があったなんて……」

 トウヤ 「いえ。アララギ博士が謝ることないですよ」

 トウコ 「そうですよ! 悪いのはダクマフルーツって会社なんですから!」

 トウヤ 「それに、味は本物でしたからね。キョウヘイにも お見舞いで持って行ったし」

 キョウヘイ 「ははっ。それを僕はメイにも あげちゃったんですよね」

 メイ 「でも、それってまだ“疑惑”の段階なんですよね?」

 アララギ 「実は、そうとも言えないのよね」

 メイ 「えっ?」

 トウヤ 「……アララギ博士は、何か知っているんですか?」

 トウコ 「そうなんですか!? だってこのニュース、あれっきり続報とか見ないけど……」

 アララギ 「ガラル地方の研究員がね、この件について調査してるみたいなの」

 メイ 「ガラル地方って、カレーで有名なところですよね?」

 トウコ 「普通ダイマックスを思い浮かべない?」

 メイ 「もぉ! トウコ先輩はバトルのことばっかりですね」

 トウコ 「メイは もう少しバトルにも興味持ちなさい」

 メイ 「はーい」
 ▼ 189 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/07 21:18:54 ID:JiEE/1Ic [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 アララギ 「でね、高級オボンの農薬成分から、ポケモンの細胞が検出されたって言うのよ」

 キョウヘイ 「ポケモンの……ですか?」

 トウヤ 「つまり、その農薬の原料に、ポケモンの細胞が使われている――?」

 アララギ 「ビンゴ。そう考えるのが自然だわ」

 トウコ 「でも、そんな簡単に出来るものなんですか? ポケモンの細胞を採るのだって、簡単じゃないはずですし……」

 アララギ 「検出されたポケモンの細胞――、カジッチュって言うポケモンなんだけどね……」

 メイ 「聞いたことないポケモンね」

 キョウヘイ 「カジッチュ……果実? 草タイプかな?」

 アララギ 「不自然に傷付いた状態で発見されたらしいのよ。何匹も」

 トウコ 「えっ!?」

 トウヤ 「それ……、無理矢理カジッチュの細胞を採取して、採取したら捨ててるってことですよね!?」

 メイ 「そんなの酷い!」

 キョウヘイ 「有り得ない! ポケモンの命を なんだと思ってるんだ!」

 トウコ 「博士! そんなことするダクマフルーツ、放っておけませんよ!」

 アララギ 「えぇ。それについては、ポケモン博士学会でも問題視してるわ」

 トウヤ 「じゃあ、学会からダクマフルーツに申し入れを?」

 アララギ 「いいえ。確たる証拠が無い以上、それは出来ないわ」

 メイ 「証拠って……」

 トウコ 「そのガラルの研究員が証拠じゃないですか! カジッチュってポケモンの細胞を見つけたの、その人なんですよね!?」

 アララギ 「そうなんだけど……、どうも、非公式で調べてるらしいのよ」

 キョウヘイ 「非公式に?」

 トウコ 「なんで!?」

 アララギ 「ダクマフルーツってね、ガラル地方の大企業、マクロコスモスの100%出資会社なの」

 トウヤ 「なるほど。カネと権力が動いていそうですね」
 ▼ 190 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/07 21:19:38 ID:JiEE/1Ic [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウコ 「なによそれ!? 大企業ならポケモンを傷付けても良いってワケ!?」

 アララギ 「プラス、訴訟の恐れね。学会が公式で動いたら、それだけでマクロコスモスの株価とかに影響が出るわ。訴訟なんて起こされたら、嫌でも調査は一時中断よ」

 キョウヘイ 「そんなのおかしいです!」

 メイ 「博士、なんとか出来ないんですか?」

 アララギ 「勿論、なんとかするつもりよ。非公式で証拠を――マクロコスモス側が絶対に言い逃れできない証拠を集めて、それから学会で公表、って算段ね」

 トウヤ 「なるほど。非公式で密かに動けば、マクロコスモスの監視と権力は及びにくい、と」

 トウコ 「……けど、非公式ってなると、博士たちは調査できないんじゃ?」

 アララギ 「えぇ。……実は、今日みんなに集まって貰ったのは、そのことに関係するの」


 トウヤ 「はい」

 トウコ 「なんとなく、察しは付いたわね」

 キョウヘイ 「ですね。僕たちが呼ばれた理由――」

 メイ 「うん」



 アララギ 「みんなでガラル地方に行って、マクロコスモスの悪事を暴く調査をして欲しいの」





     *



 ▼ 191 ンド@こだわりハチマキ 21/01/07 21:20:56 ID:LDCc6vuE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
最後の主人公だからか気合入ってるな
 ▼ 192 ゲツケサル@パイルのみ 21/01/07 22:37:25 ID:kgHY0r2. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
がんばれ〜
 ▼ 193 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/08 22:36:56 ID:l64oLpQg [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



【 * 】



カロス地方・ミアレシティ――。



私はニャオニクス♀。

ニャスパーの時からセレナと一緒。セレナのポケモン。


セレナはクールで、バトルが強い。

私のことも大切に育ててくれて、とってもポケモン想いだけど、恋愛に関しては鈍感だった。


そんなセレナは、私が仕向けた甲斐あって、友達のカルムとグッと距離が縮まって、正式にお付き合いしている。

クールなイメージが強いセレナだけど、以前より笑顔を見せることが増えて、他の友達――サナ、トロバ、踊れるぽっちゃり系の彼も驚いている。

ニンゲンの間では“人は恋をすると変わる”って言うみたいだけど、どうやら本当みたいね。



そんな私は今、セレナと一緒に、ミアレシティの路地裏にあるカフェに居る。



 セレナ 「はぁ……。ねぇニャオニクス」

 ニャオニクス♀ 「にゃん?」

 セレナ 「カルムと お付き合い始めて しばらく経ってるのに、私、まだカルムと会う度にドキドキしちゃうの」

 ニャオニクス♀ 「にゃーん」

 セレナ 「貴方も、彼のニャオニクスと会うの、今でもドキドキしてるのかしら?」

 ニャオニクス♀ 「んにゃぁ……///」

 セレナ 「……ふふっ。私と同じなのね」


実は私、セレナとカルムを結び付けた訳だけど、恋に鈍感だったのは私自身も同じだったみたいで――。

カルムのニャオニクス♂からの好意に、全く気付かなかった。

セレナとカルムが お付き合いを始めたのと同じ日に、私もニャオニクス♂からアプローチされ、お付き合いを始めた。

今まで良きライバル同士であった彼と正式にお付き合いすることになるなんて、今考えても、なんだか不思議な感じだ。
 ▼ 194 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/08 22:38:12 ID:l64oLpQg [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 「いらっしゃいませ」



そんなマスターの言葉に、私とセレナは入口に顔を向ける。

カルムとニャオニクス♂が到着したようだ。


 カルム 「お待たせセレナ。待たせちゃった?」

 ニャオニクス♂ 「にゃぉん」

 セレナ 「ううん、ちょっと前に来たところ」


20分前は“ちょっと前”って言わないわよセレナ。

そして今、カルムは待ち合わせ10分前に来てくれた。要するにセレナは、待ち合わせの30分も前から待機していた訳だ。

カルムと会うのが楽しみっていうのは分かるけど、ちょっと張り切り過ぎじゃないかな?


 カルム 「こんにちはニャオニクス。なに飲んでるんだい?」

 ニャオニクス♀ 「にゃ」

 セレナ 「マスターおすすめのブレンドジュースよ」

 マスター 「今日のブレンドはね、マゴとモモンをベースにブリーを加えた、優しい甘さのジュースだよ」

 カルム 「美味しそうですね。じゃあ僕もそれを1つと……、あとアイスティーを」

 マスター 「ミルクやレモンは?」

 カルム 「いえ。ストレートで」

 マスター 「かしこまりました。すぐ準備しますね」

 カルム 「何か甘いモノ食べない?」

 セレナ 「えぇ。せかくだし」

 カルム 「じゃあ……、バニラシフォンケーキもお願いできますか?」

 マスター 「かしこまりました。 お嬢さんは、飲み物大丈夫かい?」

 セレナ 「あっ……と、そうね。彼と同じものを頂きます」

 マスター 「はい。アイスティーもう1つね。では少々お待ちを」
 ▼ 195 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/08 22:49:00 ID:l64oLpQg [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カルム 「ここのシフォンケーキ、美味しいって評判なんだけど、1人で食べるには少し大きいんだ」

 セレナ 「シェア前提なのね」

 カルム 「うん。まぁそれ以前に、男が1人でシフォンケーキってのもね」

 セレナ 「ふふっ。良いじゃない。甘党の男の人、可愛いと思うわよ?」

 カルム 「いやいや。セレナみたいな良いお嬢さんが食べるのは絵になるけど、僕じゃぁね」

 セレナ 「私はカルムがシフォンケーキ食べる姿、ずっと見てられるけどなー」

 カルム 「それはそれで恥ずかしいよ。 あ、そう言えばタマゴの様子はどう?」

 セレナ 「うーん……、生まれるまで まだかかりそうね。今日は お母さんに看て貰ってるわ」

 カルム 「そっか。楽しみだね、孵るの」



マスターが調理に取り掛かると、セレナとカルムは談笑を始める。

あぁ、2人とも、とっても良い笑顔。セレナってば、本当にカルムのことが好きなのね。



 ニャオニクス♂ <セレナさん、楽しそうですね>

 ニャオニクス♀ <カルムもね。本当、2人が結ばれて良かったわ>

 ニャオニクス♂ <僕も、こうして君と結ばれることができて幸せです>

 ニャオニクス♀ <……ふふっ。今日のデートも楽しくなりそうね>

 ニャオニクス♂ <あっ……、それなんですけど>

 ニャオニクス♀ <なぁに?>

 ニャオニクス♂ <残念ながら、今日こうしてお会いするの、デートが目的じゃないんです>


 ▼ 196 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/08 22:50:25 ID:l64oLpQg [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 マスター 「お待たせしました。アイスティーとバニラシフォンケーキ。ブレンドジュースは君だね?」

 ニャオニクス♂ 「にゃん♪」

 カルム 「ありがとうございます」

 マスター 「では、ごゆっくり」



クラシックが流れ、コーヒーの香りが漂う、小さなカフェ。お客さんは他に2組しか居ない。

テーブルは観葉植物で仕切られているため、個室のような空間で、セレナとカルムは甘い一時を過ごす。


 セレナ 「美味しい」

 カルム 「うん。バニラの風味が良いね、このシフォンケーキ」

 セレナ 「えぇ。なめらかなクリームと良く合うわ」

 カルム 「………」

 セレナ 「どうしたの?」

 カルム 「美味しそうに食べるセレナ、可愛いなぁって」

 セレナ 「っ……/// そんな恥ずかしいこと言わないでよぉ」

 カルム 「あははっ」

 セレナ 「もぉ……///」


顔を赤らめたセレナは、目線を逸らし、口元を左手でおさえながらシフォンケーキを頬張る。

けれど美味しさには勝てないのか、次第に顔は ほころび、年齢相応の女の子らしい雰囲気だ。

こんなセレナの言動、今までじゃ考えられなかったし、本当にセレナは、カルムと お付き合いを始めて、表情が豊かになった。


 カルム 「……実はさ。今日 来て貰ったのは、セレナに伝えなきゃいけないことが あるからなんだ」

 セレナ 「なにかしら?」

 カルム 「あの日……、僕がセレナに告白した日。ダクマフルーツの高級オボンを持って行ったよね」

 セレナ 「えぇ。ニャオニクスと一緒に、美味しくいただいたわ。ねっ?」

 ニャオニクス♀ 「にゃ♪」
 ▼ 197 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/08 22:51:44 ID:l64oLpQg [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カルム 「その高級オボンなんだけど、違法栽培じゃないかってニュースになったの、知ってる?」

 セレナ 「えっ……そうなの?」

 カルム 「うん。無農薬栽培って謳いながら、農薬成分が検出されたって」

 セレナ 「高級品でも、そういう食品偽装されるものなのね」

 カルム 「ごめんねセレナ。そんなもの渡しちゃって……」

 セレナ 「カルムのせいじゃないわよ。その、ダクマフルーツって会社が悪いんだから」

 カルム 「でも安心して。健康被害とかは出てないみたいだし、プラターヌ博士の見立てでも、ポケモンの健康に影響するようなものじゃないって」

 セレナ 「そう……、良かった」

 カルム 「ニャオニクスも……ごめんね。僕、君に直接オボンを渡しちゃったもんね」

 ニャオニクス♀ 「にゃぶ」


あの日――、カルムは私に、その高級オボンを、手渡しした。

セレナと会わせないように見張っていた私を買収するかのように。……と言っても、そのオボンは、セレナのスカートの中を見てしまった お詫びの手土産としてカルムが持ってきたものだから、買収って訳じゃないんだけど。

カルムから貰った高級オボンは、色艶、香り、味わい、どれをとっても最高だったのに、まさかそれが違法栽培されたものだなんて。


 セレナ 「カルム……、もしかして、今日は それを謝るために?」

 カルム 「うん」

 セレナ 「……ふふっ。カルムって誠実ね」

 カルム 「いや。僕が あげたものだから、責任は僕にあるよ」

 セレナ 「気にすることないのに」

 カルム 「それと……、その高級オボンに関連してだけど、プラターヌ博士に会って欲しいんだ」

 セレナ 「博士に? どうして?」

 カルム 「それは、博士の口から説明して貰うことになってる」

 セレナ 「重要なことなの?」

 カルム 「うん。ひとまず、もう少し のんびりしてから研究所に行こうよ」

 セレナ 「気になるなー。カルムは博士からの話、聞いてるんでしょ?」

 カルム 「あぁ。オボンの健康被害のことで電話したからね」

 セレナ 「ふーん」


セレナは少し考えるような素振りを見せたけど、今はカフェでの一時を楽しみたいのか、シフォンケーキを口に運んだ。

カルムからではなく、プラターヌ博士から直接……ねぇ。なにか大きなことが起こりそうな予感。


 ▼ 198 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/08 22:54:22 ID:l64oLpQg [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



プラターヌ研究所――。



 プラターヌ 「待ってたよ。カルム、セレナ」

 カルム 「こんにちは博士。……あっ、電話での相談、ありがとうございました」

 プラターヌ 「うん。ちょうど学会の件とも重なっていたからね」

 セレナ 「それで……博士。なんでしょうか。私に お話って……」

 プラターヌ 「身構えることじゃないよ。ちょっとしたお願いさ」

 セレナ 「お願い……?」

 プラターヌ 「ダクマフルーツの高級オボンに違法栽培疑惑があること、カルムから聞いてるね?」

 セレナ 「はい。さきほど」

 プラターヌ 「実は、ガラル地方の研究員が、その件を調査しててね。検出された農薬成分から、ポケモンの細胞が見つかったんだ」

 セレナ 「ポケモンの細胞……?」

 プラターヌ 「そして、その細胞を採取されたと思われる傷付いたポケモンが、多数見つかっている」

 セレナ 「それって……、違法なこと、ですよね」

 プラターヌ 「もちろん。ポケモン保護法に抵触することだ。そして今現在、ポケモンの細胞を使った正式な農薬は、この世に存在しない」

 セレナ 「待って下さい。じゃあダクマフルーツは、無農薬と嘘をついただけじゃなく、その農薬も、違法な手段で作り出した――、そういうことですか?」

 カルム 「その通りだよ、セレナ」

 セレナ 「カルム……、そんなの許せないわ」

 カルム 「僕も、その話を聞いて許せないって思ったよ。ダクマフルーツに抗議するべきだって」

 セレナ 「当然よ。ポケモンの命を粗末にするようなこと、決して許されないわ!」

 プラターヌ 「ただ、問題があってね」

 セレナ 「問題?」
 ▼ 199 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/08 22:54:56 ID:l64oLpQg [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 プラターヌ 「ダクマフルーツって、ガラルの大企業、マクロコスモスが出資している会社なんだ」

 セレナ 「マクロコスモス?」

 プラターヌ 「ガラル全土に影響力があるほどの大企業だよ」

 セレナ 「それが何か関係が……?」

 カルム 「揉み消される可能性があるんだよ」

 セレナ 「えっ!?」

 プラターヌ 「もしくは、名誉棄損とかで裁判を起こされるかもね」

 セレナ 「そんなっ!」

 プラターヌ 「そこでだ。学会でね、非公式に調査を行う方向で話が進んでるんだ」

 セレナ 「非公式に……ですか?」

 プラターヌ 「そう。公式に動けば、どうしても情報開示とか面倒臭いことになる。非公式なら その辺は緩いし、マクロコスモスにも感知されにくい」

 セレナ 「けど、非公式ってことは、博士は公に動けないってことですよね……?」

 カルム 「そこで、僕たちの出番さ」

 セレナ 「えっ?」

 プラターヌ 「僕ら博士号取得者ではなく、研究助手の独自調査――ってことで、この件を調査する。マクロコスモスが逃げられない証拠を固め次第、学会から公に発表・抗議するって流れさ」

 セレナ 「研究助手の独自調査……、なるほど。そういうことですね」

 カルム 「気付いた?」

 セレナ 「えぇ。それに、協力は惜しまないわ」

 カルム 「流石セレナ。僕もだよ」

 プラターヌ 「ははっ。2人とも頭が良くて助かるよ」

 カルム 「ポケモンを傷付けるようなこと、許せませんから」

 セレナ 「私も同じです」

 プラターヌ 「じゃあ、改めてお願いだ」

 カルム 「はい」



 プラターヌ 「カルム、セレナ。高級オボンの違法栽培に関する調査のため、ガラル地方に行って欲しい」





     *



 ▼ 200 ルバット@おすすめメール 21/01/08 22:55:47 ID:Ay4w32zI NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援
 ▼ 201 ズパス@パワーバンド 21/01/09 08:28:18 ID:0Nr2gRfw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 202 メノデス@ゆでタマゴ 21/01/09 08:46:06 ID:lZJAIAB. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しし支援
 ▼ 203 ガミュウツーX@ロックカプセル 21/01/09 15:29:23 ID:36e6H6M6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カロス地方オシャレやなー
支援
 ▼ 204 チュル@ポテトパック 21/01/10 13:31:47 ID:XPsEJ6iU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
このペアいいわー
支援
 ▼ 205 ングラー@ゼニガメじょうろ 21/01/10 19:34:01 ID:xIzkR2es NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 206 ルマユ@じゃくてんほけん 21/01/12 00:14:29 ID:YZQstUfg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 207 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/14 00:08:07 ID:w7iAZfog [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


【 * 】



アローラ地方・ククイ研究所前――。



 ミヅキ 「行くよジュナイパー! 私たちのゼンリョクっ!」

 ジュナイパー 「じゅなぃ!」


 ヨウ 「なら僕も……! 準備は良いかいアシレーヌ!」

 アシレーヌ 「しゃなっ!」


ミヅキとヨウはゼンリョクポーズをとる。

その“舞”に最初は恥ずかしがっていた2人だが、今では気にすることなく、まさしくゼンリョクで ぶつかり合う。


 ミヅキ 「“シャドーアローズストライク”!」

 ヨウ 「“わだつみのシンフォニア”!」


大きく羽ばたき上昇したジュナイパーが、無数の矢とともに滑空する。

巨大な水のバルーンを作り出したアシレーヌは、歌声とともにそれを破裂させる。


トレーナーの思いをポケモンに重ねて互いのゼンリョクを解き放つ――それがZワザ。


ミヅキとヨウの思いを受けたジュナイパーとアシレーヌの、Zワザ同士の力比べ。その結果は……。


 アシレーヌ 「しゃ、なっ……」 ガクッ

 ヨウ 「アシレーヌっ……!」

 ミヅキ 「よしっ! やったよジュナイパー!」

 ジュナイパー 「じゅっ!」 ドヤッ


 ククイ 「お疲れさんミヅキ、ヨウ。良いZワザだったぜ」



ミヅキとヨウは、この日もククイ博士の研究の手伝いをしていた。

手伝いと言ってもZワザを披露するだけだが、それがワザの研究を行っているククイ博士にとって、重要な発見に繋がるらしい。
 ▼ 208 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/14 00:08:52 ID:w7iAZfog [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ミヅキ 「今日もヨウに勝った〜♪」

 ジュナイパー 「じゅなじゅなー♪」

 ヨウ 「やっぱりZワザって言っても水タイプじゃなぁ……」

 ククイ 「“わだつみのシンフォニア”は、Zワザの中でも強力な部類さ。もっとワザを磨けばミヅキに勝てるかもしれないぞ」

 ヨウ 「本当ですか!?」

 ククイ 「あぁ。ポケモンたちは、オレたちトレーナーの期待に応えてくれるからな!」

 ミヅキ 「無理無理。私だって同じくらいワザを磨くんだから、ヨウに負けるなんて有り得ないよ〜」

 ヨウ 「言ったなコイツ……!」

 ミヅキ 「ふふーん。悔しかったら私に勝つことだね」


 ククイ 「はははっ! そうやって お互いを高め合うのは良いことだぞ」

 ミヅキ 「でも博士」

 ククイ 「ん?」

 ミヅキ 「博士の研究を手伝いたい気持ちは あるんだけど、そろそろ別のことしたいなーって」

 ヨウ 「贅沢言うなよ。博士はオレたちの島巡りを支えてくれた恩人だぞ」

 ミヅキ 「分かってるけどさ……。まったくヨウは真面目すぎなんだから」

 ククイ 「なるほど。確かに こう毎回毎回、Zワザを見せるだけってのも、研究の協力って実感が湧かないか」

 ヨウ 「そんなこと無いですよ。アローラに伝わるZワザ、その新規発見に貢献できれば……」

 ミヅキ 「実感……湧かないですね。正直」
 
 ヨウ 「ミヅキ少しは敬意!」

 ククイ 「ははっ! 正直で よろしい! なら……」

 ミヅキ 「なら?」

 ククイ 「高級オボンの違法栽培のニュース、知ってるね?」

 ヨウ 「あっ……はい。そのニュース気になってたんです」



 ククイ 「ちょっと難しい話かもしれないが、ポケモンの細胞を使った違法薬剤の、謎を暴く研究……、興味あるかい?」





     *



 ▼ 209 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/14 00:10:29 ID:w7iAZfog [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告










 マクロコスモスの闇を暴くため――。





 少年少女たちが、ガラル地方に集結する。










 ▼ 210 コリザル@むげんのチケット 21/01/14 18:22:12 ID:rPXcbgQc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
読み返してみたら些細なことだけどヨウの一人称が変わってることに気づいた
まああんまり気にならないけど
 ▼ 211 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/14 19:31:23 ID:w7iAZfog [4/11] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


>>210
マジだ1か所「オレ」になってる……。

ご指摘ありがとうございました。

 ▼ 212 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/14 23:10:09 ID:w7iAZfog [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


株式会社ダクマフルーツ(マクロコスモス100%出資)。

同社を取り仕切るのは、マクロコスモス元副社長であり、逮捕されたローズの秘書であった、執行猶予中の身のオリーヴ(登記上の代表者ではない)。


そんな同社の主力商品は、「無農薬栽培オボンの実<贈答用一級品>」。

ローズの逮捕で経営が傾いたマクロコスモスを建て直し、ローズが帰って来る場所を残そうと奮闘するオリーヴが企画・商品化したものだ。



オボンの実は、ポケモンの体力を大きく回復する、優秀な効果を持つ木の実。

バトル中にHPが少なくなると、ポケモン自ら食べて体力を回復できることから、各方面で需要は高い。

だが、自然界に自生するオボンは少ない。その少ないオボンを野生ポケモンも好んで食べるため、オボンは需要と供給のバランスが悪い木の実の代表例だ。


そして、栽培はゲームのように簡単では無い。害虫対策に加え、野生ポケモンに食べられる対策も行う必要がある。

そういったことから、オボンは贈答用にも人気が高く、高級品は高値で取引されている。無農薬なら尚更だ。



ダクマフルーツは、そんな無農薬の高級オボンを、安定的かつ大量に栽培することに成功し、業績を伸ばしている。


しかしその栽培方法は、完全に違法だった。


栽培した高級オボンで強い野生ポケモンを買収し、オボンを食べにくる野生ポケモンを排除する。

ポケモンを人為的に傷つけて採取したポケモンの細胞で、農薬に近い成分の薬剤を作り出し、害虫を寄せ付けない。ポケモン由来なのでポケモンに健康被害は無いが、倫理的な問題があるし、ポケモン保護法にも抵触する。



それを、チャンピオン・ユウリが発見した。


マクロコスモスの影響力をもってすれば、警察やマスコミを黙らせることは可能だが、チャンピオンの肩書を持つユウリに告発されでは、流石のマクロコスモスでも、事態の沈静化は難しい。


そこでオリーヴは、ユウリを拘束した。

ユウリさえ監禁してしまえば、この違法栽培の事実が世に広まることは無い。


しかしユウリも、拘束されて終わりでは無い。

その光景をスマホロトムで録画し、マサルに託したのだ。

そのことに気付いたオリーブは、“誰に映像を託したのか”を問い詰めるも、当然ユウリは喋らない。


オリーヴは、映像を取り返すためには手段を選ばない構え。

ダクマフルーツ本社にユウリを連行し、映像の送り先を吐かせようとしていた。

 ▼ 213 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/14 23:32:34 ID:w7iAZfog [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





     ◆   ◆   ◆





 ユウリ 「んっ……」



気が付くと私は、真っ暗闇の中に居た。


体の節々が傷み、頭がボーっとする。


そうだ。

私はオリーヴさんたちダクマフルーツの社員に捕まったんだ。

スマホロトムの場所を喋らせようと、デンチュラの電気の糸で縛られて、痛めつけられて……。


だんだん意識が戻ってくるにつれ、自分の体に違和感を覚える。


目のまわりに拘束感。

妙な浮遊感。

どことなく全身がスースーする。


 ユウリ 「んくっ……!」 ギチギチ


これ多分、目隠しされている。いま居る場所が暗闇って訳じゃないみたい。

試しに動こうとしたけど、両手は背中にまわされて、キツく縛られている。

両足は大きく広げられて、閉じることが出来ない。漢字の「人」の字のような体勢だ。

そして、地面と接している感覚が無いし、ユラユラと体が揺れる。


あぁ……私、どこかに吊るされてるんだ。

足首と膝のあたり、それに、腰と胸の辺りに軽い圧迫感がある――と言うことは、そこを支点に吊られてるってことだ。
 ▼ 214 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/14 23:33:22 ID:w7iAZfog [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウリ 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」


いくら もがいても、私の体は虚しく揺れるだけで、拘束から脱出できそうにない。

待って。

どれくらいの高さで吊られてるか分からないのに、もがいて抜け出そうとするのは危険なんじゃ……。



  ― ガシャッ!



 オリーヴ 「あら、お目覚めのようね」

 ユウリ 「っ!?」


扉が開く音と共に、オリーヴさんの声が聞こえた。

そのままカツカツと、足音が私に近付いてくる。


 オリーヴ 「気分は どうかしら?」 バサッ

 ユウリ 「あっ……」


オリーヴさんの足音が止まったかと思うと、視界が開けた。目隠しを取ってくれたみたいだ。


私の目の高さに、オリーヴさんの顔。

やっぱり私は吊るされているようで、オリーヴさんの身長を考えると、床から160センチくらいかな。この体勢で、この高さから落ちていたら、お腹を強打して危なかったと思う。


 ユウリ 「ここはっ……」


ここは――、何処かの倉庫?

私のまわりは詰まれた段ボール箱で囲まれていて、段ボール以外の情報が入って来ない。けれど、扉の開く音は近くで聞こえたから、案外狭い空間なのかもしれない。

上を見ると、白い天井、換気扇と銀色のダクト。蛍光灯が等間隔で並んでいる。

窓は無く、ここが何処か特定する情報は皆無だった。


 オリーヴ 「……クスッ。良い格好ね」

 ユウリ 「ぇっ……ひゃっ!?」


オリーヴさんの言葉で、私は何も身に付けていないことに気付いた。

私は裸で縛られて、吊るされていたのだ。
 ▼ 215 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/14 23:34:08 ID:w7iAZfog [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「やだっ……どういうことですかオリーヴさん!?」

 オリーヴ 「貴方、うちの社員が痛めつけたのに、スマホロトムのこと喋らなかったのね」

 ユウリ 「……当然です。私はっ、悪いことには屈しません!」



私は出来るだけ落ち着くことを心がけて、オリーヴさんに言い放った。

裸で吊るされて、顔から火が出るくらい恥ずかしいけど、男の人に見られてる訳じゃないから、まだ我慢できる。



 オリーヴ 「そうね。その芯の強さ、嫌いじゃないわ」

 ユウリ 「余計なお世話です」

 オリーヴ 「もう一度聞くけど……、スマホロトムの映像、誰に送ったのかしら?」

 ユウリ 「誰でしょうね」

 オリーヴ 「貴方と同い年くらいの男の子、ってことは分かってるの。ホップじゃないってこともね」

 ユウリ 「っ……!」



そこまでバレてるんじゃ、マサルのことがバレるのも時間の問題!?

私の友達関係を調べられたら、ホップ以外の男友達って、すぐに分かっちゃう……。



 オリーヴ 「まぁ、簡単に教えてくれないことは想定済みよ。だからこうやって監禁してるのよ?」

 ユウリ 「……ここは何処ですか? こんなところで私を監禁して、どうするつもりなんですか!?」

 オリーヴ 「ここはダクマフルーツの倉庫。監禁してどうするかって……、決まってるでしょ?」

 ユウリ 「えっ……」


 オリーヴ 「映像の在りかを喋って貰うために、私が直々に貴方を可愛がってあげるためよ」 ニコッ


 ユウリ 「っ……!?」 ゾクッ


オリーヴさんが浮かべた、恐ろしいほど冷たい笑み。

背筋が凍るような悪寒が、私の体を突き抜ける。私の本能が、これはマズいと警告する。
 ▼ 216 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/14 23:35:13 ID:w7iAZfog [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オリーヴ 「貴方を拘束してるのは、デンチュラの糸。電気は帯びてないけど、丈夫な糸だから簡単には切れないわよ」

 ユウリ 「んっ……、このっ……!」 ギチギチ

 オリーヴ 「無駄よ。それに……ねぇ、どうして貴方を裸にしたと思う?」

 ユウリ 「……恥ずかしい格好させて、私にスマホロトムの場所を喋らせようって」



 オリーヴ 「ふふっ、お馬鹿さんね」



 ユウリ 「なっ……」

 オリーヴ 「痛めつけて喋ってくれないんだから、別の方法で喋って貰うまでよ」

 ユウリ 「別のって……」

 オリーヴ 「今から貴方を、快楽に溺れさせてあげるの」

 ユウリ 「快楽……」


 オリーヴ 「動けない貴方はね、これから絶頂地獄を味わうの。いくらイッても終わらない、永遠にイキ続ける絶頂地獄……」


 ユウリ 「ぁっ……」 ゾクッ

 オリーヴ 「……ふふっ。ようやく自分の置かれた状況を理解して貰えたかしら?」



絶頂地獄? イキ続ける?

それって……、私のことを、性的に痛めつけるってこと……?


 ユウリ 「そっ、そんなことしたって! 私は友達を売るようなことっ――」

 オリーヴ 「はい黙って」 ガシッ!

 ユウリ 「むぐっ!?」
 ▼ 217 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/14 23:36:04 ID:w7iAZfog [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

オリーヴさんは私の言葉を遮って、突然、私の鼻を摘まんだ。

そのまま顔をグイッと持ち上げられると、どこから取り出したのか、液体が入った小瓶を私の口に ねじ込んだ。



 ユウリ 「んぐっ!? ぁっ……がほっ!?」 ゴクッ





鼻を摘ままれ、顔を持ち上げられた状態で、口の中に瓶ごと ねじ込まれてしまっては、中身の液体を飲み干すしかない。

吐き出しても瓶の中に戻るだけで、息苦しさから解放されるには、飲み干すしかないのだ。





 ユウリ 「んはっ! はぁっ、はぁっ、なっ……なにっ……?」 ガクガク

 オリーヴ 「安心して。別に毒とかじゃないわ」

 ユウリ 「じゃあ……」

 オリーヴ 「媚薬。エッチな気分になっちゃう薬よ」

 ユウリ 「エッチなって……///」

 オリーヴ 「……ふふっ。マクロコスモス・ライフの媚薬、商品は希釈してるけど、今のは原液。とーっても濃い媚薬よ?」

 ユウリ 「ぇっ、原液……? それっ……」

 オリーヴ 「じっくり可愛がってあげるわ。効果が出る頃に また来るけど……、早いとこ喋っちゃう方が身のためよ? じゃあね」

 ユウリ 「ちょっ……オリーヴさんっ!?」



  ― ガシャン!




 ▼ 218 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/01/14 23:38:10 ID:w7iAZfog [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


私の呼びかけを無視して、オリーヴさんは、段ボール箱の奥にあると思われる扉から出て行ってしまった。








静寂が、私を襲う。



恐ろしいほど静か。








 ユウリ 「くっ……、なんとかっ、しないとっ……!」 ギチギチ


力一杯もがいているけど、拘束が解ける気配はない。

私を拘束して吊っているのは、デンチュラの丈夫な糸。電気を帯びてないのは、オリーヴさんの優しさなのかもしれないけど、少なくとも、私の力で抜け出すのは不可能だ。



 ユウリ 「なんとかっ、ハァッ、ハァッ……、んくっ! 解けてよぉっ……!」 ギチギチ



いくら頑張っても、私の体が揺れるだけ。


媚薬……、エッチな気分になる薬、それも、原液。

オリーヴさん、私に“絶頂地獄を味わって貰う”って……。

一人エッチでもイッた後は気持ち良くてクラクラするのに、他人にイカされるようなこと……しかも“地獄”って……。



どうしよう……、どうすれば良いのよぉ……。





     ◆   ◆   ◆





 ▼ 219 ァイアロー@マッハじてんしゃ 21/01/14 23:45:11 ID:apxIaAOQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル早く助けに来い
 ▼ 220 ズレイド@ガルーラナイト 21/01/15 16:09:09 ID:pvw2OZc. NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウリ来たか
支援
 ▼ 221 ェイミ@ひかえめミント 21/01/15 21:31:23 ID:tYP2NyPE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 222 クジキング@なぞのすいしょう 21/01/16 00:40:20 ID:c18YiyzU NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 223 チエナ@メンタルハーブ 21/01/16 19:42:48 ID:XTXgGIhU NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 224 オキシス@ふしぎなタマゴ 21/01/19 00:45:07 ID:ol3QaLkE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 225 リテヤマ@こだいのせきぞう 21/01/20 00:28:30 ID:WvWUdro6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 226 ードー@ドリームボール 21/01/21 06:37:33 ID:0uYsMESg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 227 ルガレオ@ピーピーエイド 21/01/23 23:02:53 ID:8l9sC7uE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 228 ドクイン@サメハダナイト 21/01/27 00:43:56 ID:wkDMaTLA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 229 エルコ@なんでもなおし 21/01/27 00:49:22 ID:XE9EL5m6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
更新されたかと思ったじゃねーか
 ▼ 230 イリーフ@メトロノーム 21/01/29 00:18:00 ID:Ahycq/aE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 231 ャローダ@イリマのノーマルZ 21/02/01 23:27:34 ID:/0psu9A2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援って更新された時だけに押した方が良いですか?
 ▼ 232 ルップル@むげんのふえ 21/02/02 01:23:12 ID:U0xohvfI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そうなのかも
だけど消えるのもね…
 ▼ 233 ビビール@かわらずのいし 21/02/02 01:56:57 ID:6lSYy4AI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
忙しいみたいだからねー
この人1ヶ月とか開けてふと気付いたら更新するから気長に待とう
 ▼ 234 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/06 01:17:38 ID:uFwg1x9A [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



     ◇   ◇   ◇





午前10時。

ガラル国際空港。


空港ターミナルビル内にある、貸会議室。

50uの広さを誇る、完全個室。窓からは滑走路が一望でき、次々と離着陸する飛行機を眺めることが出来る。


集合場所 兼 作戦会議場所として、ホップが押さえてくれたのだ。



 ホップ 「皆さん、今日は急な要請にも関わらず集まってくれて、本当にありがとうだぞ。オレはソニア博士の研究助手、ホップだ。こっちが――」

 マサル 「初めまして。マサルです。皆さん本当に、遠い所から ありがとうございます」


ホップの紹介に続いて、オレは簡単に“皆さん”に挨拶した。


“皆さん”――、集まってくれたのは、なんと総勢18名。

全国の博士が、ホップの要望通り、“バトルの腕前がある若いトレーナー”を派遣してくれたのだ。

 ▼ 235 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/06 01:24:12 ID:uFwg1x9A [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ブルー 「堅苦しい挨拶は よしましょ。私はブルー。よろしくね」

 レッド 「オレはレッド。同年代のトレーナーが こんなに集まるのも珍しいね」

 カケル 「カケルです。オレとアユミは 皆さんより ちょっと子供かな?」

 アユミ 「えっと……アユミです。皆さんの力になりたいです!」

 ヒビキ 「僕はヒビキです。ジョウトのワカバタウンから来ました」

 コトネ 「コトネです。ヒビキ君と同じ、ジョウトのトレーナーです」

 ユウキ 「オレはユウキ。こっちはオダマキ博士の娘の……」

 ハルカ 「ハルカです。ユウキ君、私の自己紹介取らないでよぉ!」

 ヒカリ 「ヒカリと申します。ナナカマド博士から研究助手として選任されました」

 コウキ 「同じく、ナナカマド博士から選任されたコウキです」

 トウヤ 「初めまして、トウヤです。僕たちは、イッシュ地方のアララギ博士から選任されました」

 トウコ 「トウコよ。よろしくね」

 キョウヘイ 「キョウヘイです。本当、研究助手として これだけ若いトレーナーが集まるのも珍しですね」

 メイ 「メイって言います。皆さんと一緒に、今回の事件を解決したいと思ってます」

 カルム 「僕はカルムです。カロス地方のプラターヌ博士から、今回の事件を調査するよう選任されました」

 セレナ 「私もプラターヌ博士から選任された、セレナです。よろしくお願いします」

 ヨウ 「皆さん初めまして。ヨウです。アローラ地方から来ました」

 ミヅキ 「私はミヅキです。ククイ博士の研究協力ってことで、皆さんの力になりたいと思います」



会議室の「ロ」の字のデスクに腰掛けた18人のトレーナー。

カケルとアユミ、ヨウとミヅキは明らかに年下だけど、博士から選任されたとあって、バトルの実力は期待できる。

レッドさんとブルーさんは年上らしい風格を出している。他のメンバーは、だいだい同い年くらいかな。



頼もしいメンバーが集まった訳だけど――。



 ホップ 「とまぁ、自己紹介が済んだところで、実は皆さんに、謝らなくちゃいけないことがあるんだぞ」

 マサル 「そこは、オレから説明させて貰います」

 ▼ 236 ーシャドー@アクロママシーン 21/02/06 10:12:29 ID:u3akrRbk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
始まったぁ!
支援
 ▼ 237 ンバス@しろぼんぐり 21/02/06 10:13:51 ID:f1aUsiGw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
待ってました
支援
 ▼ 238 ガメタグロス@2ごうしつのカギ 21/02/09 17:53:01 ID:Hj7gKthU NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 239 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/11 03:40:13 ID:2oXQ8.F2 [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


オレは今回のことの真相を、皆に話した。



オリーブという、元マクロコスモスの副社長が中心となって、高級オボンを違法栽培していること。

その高級オボンは、少し前に違法栽培疑惑でニュースで取り上げられたということ。

そして、その報道と続報、警察の捜査をも、マクロコスモスの権力で握りつぶしたこと。


高級オボンの栽培場所は、ワイルドエリアの僻地であること。

高級オボンで強い野生ポケモンを買収し、人を近づけさせないでいること。


「無農薬栽培オボンの実<贈呈用一級品>」と謳っていながら、農薬に近い成分の薬剤を使っていること。

その薬剤は、野生ポケモンを傷付けて採取した、ポケモンの細胞の一部を使っていること。

カジッチュの他にも、数種類のポケモンが被害に遭っていること。ただし、実際に確認できたのはカジッチュのみであること。


オレとユウリが喧嘩してしまったこと。

そのせいで別行動になり、結果、ユウリが捕まってしまったこと。

ユウリはデンチュラの電気の糸で拘束され、オレの居場所を喋らせようと、痛めつけられていること。



話すと改めて、オレ自身の無力さが嫌になる。

けど、包み隠さず、全てを皆に話した。話さなければならなかった。





 マサル 「――以上が、今回の事件の全てです」

 ホップ 「各博士に送った研究協力依頼には、ユウリのことは伏せてたんだ。なにせポケモン博士学会は最高権威だから、そっち経由で調査が始まったら、マクロコスモスを変に刺激することになる……」

 マサル 「相手はマクロコスモスという大企業です。訴訟を起こされたら博士たちに迷惑が掛かるし、なによりユウリの身が危なくなる……!」

 ホップ 「協力依頼が騙すような形になったことは……ごめんだぞ。本当に申し訳ない。けど、マクロコスモスって大企業に立ち向かうには、こうするしかなかったんだ」

 マサル 「集まって貰ってから こんな話で、本当に、そのっ、ごめんなさい。でもオレっ、ユウリを助けたいっ……!」

 ホップ 「この話を聞いて、協力できないって人は、全然それで構わないぞ。後出しで情報を伝えたオレたちが悪いんだから」

 マサル 「そうです。マクロコスモスって大企業に、真っ向から挑もうとしてるんです。自分の身を最優先に考えて下さい」

 ホップ 「その上で、もし、オレたちに協力してくれる人は……」
 ▼ 240 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/11 03:41:05 ID:2oXQ8.F2 [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ブルー 「まったく。なにビビっちゃってんのよ」



 マサル 「えっ?」

 ブルー 「私たちはね、そのマクロコスモスって会社が、高級オボンを栽培するのにポケモン保護法違反を犯してる可能性があるから、その調査の協力を買って出たのよ」

 レッド 「そうだ。今の2人の話だと、マクロコスモスは確実にポケモン保護法違反だ。それに加えて、ユウリって子を監禁してるんだろ?」

 ブルー 「許せないわよ、そんな会社。私たちで ぶっ潰してやりましょうよ!」

 カケル 「オレもブルーさんと同じ気持ちです!」

 アユミ 「私も。皆さんより年下だけど、バトルは自信ありますから、力になれると思います」

 ヒビキ 「僕も同感です。不正に加えて、ユウリさんを監禁して傷付けてるなんて、絶対許せません!」

 コトネ 「私も! ポケモンを傷付けて薬剤を作ってることも許せないもん!」

 ハルカ 「うん。ポケモン博士の娘として、放っておける事件じゃないわ」

 ユウキ 「そうだな。むしろ、オレたちが やらなきゃいけないことだろ」

 ヒカリ 「ポケモンの命を粗末にするような行為、絶対に許せません。不正を暴こうとしたユウリさんを監禁していることもです」

 コウキ 「ヒカリの言う通りだ」

 トウヤ 「マスコミや警察を黙らす影響力を持つマクロコスモス……、一筋縄では行かないでしょうが、僕たちも協力しますよ」

 トウコ 「えぇ! 権力が なによ。そんな悪徳企業、私たちで黙らせましょう!」

 メイ 「ふふっ、さすがトウコ先輩、格好良いですね」

 キョウヘイ 「トウヤ先輩とトウコ先輩が その気なら、僕も当然協力しますよ!」

 カルム 「相手が大企業なら、それ相応の準備が必要だね」

 セレナ 「そうね。なら人数が多い方が良いわ」

 ヨウ 「強い野生ポケモンが相手なら、僕たちの出番だね」

 ミヅキ 「うん。Zワザで一網打尽にしてやるんだから!」



 マサル 「皆さんっ……!」

 ホップ 「ありがとうだぞ。協力してくれて!」

 ▼ 241 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/11 03:42:05 ID:2oXQ8.F2 [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

マクロコスモスと言う、警察やマスコミを黙らせる権力を持つ大企業に立ち向かうというのに、誰一人、離脱する人は居なかった。


危険なはずなのに。

取り返しのつかないことになるかもしれないのに。

それでも皆は、オレたちに協力してくれる。ユウリ救出を手伝ってくれる。



仲間の存在は、こんなにも心強いものなのか。





 ホップ 「そうと決まれば作戦を立てるぞ。ここに地図がある。マクロコスモス本社の場所と、ワイルドエリアだ」

 マサル 「オボンの違法栽培場所は……、ここ、この崖に洞窟があって、地図では森になってるけど、ここでオボンを違法栽培してるんです」


皆が地図を覗き込む。

集まってくれた皆は、ガラルについての知識は無い。だからこそ、全員が共有した綿密な計画を立てなければならない。


 レッド 「それで、ユウリが監禁されてる場所はマクロコスモス本社で良いのか?」

 マサル 「ユウリが残した動画を見る限り、そっちだと思います。ただ、オボンの栽培地で監禁されてる可能性も、無いとは言い切れません」

 レッド 「なら二手に分かれた方が良いかもな」

 ブルー 「強い野生ポケモンが居る場所なら、バトルに自信のあるメンバーがオボンの方ね」

 ミヅキ 「なら私とヨウはオボン担当ね。Zワザで突っ切るわよ!」

 ヨウ 「そうだね。数が相手なら、Zワザで一気に攻め込むのは良い案だと思う」



まずは2チームに分かれることが決定した。

 ▼ 242 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/11 03:44:13 ID:2oXQ8.F2 [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「問題はマクロコスモス本社だね。ガラルの一大企業ともなれば、簡単に潜入できるとは思えない」

 セレナ 「そうね。セキュリティーを考えると、正攻法じゃ無理があるし……」

 マサル 「あ、それなんですけど」

 ホップ 「マクロコスモス本社って、実は賃貸ビルなんだぞ」

 カルム 「そうなの?」

 マサル 「賃貸って言っても、一棟まるごとですけどね。ローズ委員長っていう、マクロコスモスの元社長が逮捕されて、株価暴落で会社が傾いて、本社ビルを売りに出したんです」

 ホップ 「ローズタワーって言う立派な本社ビルだったけど、アニキが色々動いて、バトルタワーに改装したんだぞ」

 カルム 「バトルタワー……なるほど。バトルタワー運営集団なら、ビルを買い取っても不思議じゃないね」

 セレナ 「けど、賃貸ビルだからって、セキュリティが手薄になるとは……」

 カルム 「なるよ」

 セレナ 「えっ?」

 カルム 「聞いたところによると、マクロコスモスは経営が悪化してる。自前で警備を雇うとは思えない」

 トウヤ 「そうですね。たいてい外部委託の警備会社でしょう。賃貸ビルとセットで契約するはずです」

 カルム 「となれば――だ。夜間は警備が手薄になるはず」

 トウヤ 「はい。特に、マクロコスモスの社員が帰った後ですね。残業する社員は当然いるでしょうけど、そういう社員が警備面を気にするとは思えませんし」

 ホップ 「なら、マクロコスモス本社に突入するのは夜だな。20時くらいか?」

 トウコ 「バカねぇ、20時なんて早すぎるわよ。もっと夜中じゃないと」

 トウヤ 「ただ、あまりに夜中すぎると、下手に動けないですよ。本社に突入する前に職質でも喰らったらアウトです」

 マサル 「じゃあ、22時くらいでしょうか?」

 トウヤ 「そうですね。それくらいなら、僕らくらいの人間が出歩いてても、部活帰りや塾帰りと思うでしょうし」

 ホップ 「なら、突入は22時だな!」



決行時間が決まった。

 ▼ 243 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/11 03:45:10 ID:2oXQ8.F2 [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キョウヘイ 「突入って言っても、出来ればバレずに行きたいですね」

 メイ 「うん。はじめから威勢よく行って、警備の人が集まってきたら厄介だし……」

 ホップ 「誰かが警備員の目を引くとか……か?」

 キョウヘイ 「そんな簡単にできるとは……」


 ブルー 「……ふふっ。なら、アユミちゃんとカケル君が活躍しそうね」

 アユミ 「えっ?」

 カケル 「オレたちが……?」

 レッド 「おいおい……、2人に危ないことさせるつもりか?」

 ブルー 「違うわよ。演技――、2人には、演技をして貰うわ」

 カケル 「演技……ですか?」

 ブルー 「夜22時。マクロコスモス本社に、男の子と女の子が泣きながら駆け込んで来たら……どう思う?」

 レッド 「そりゃ“どうしたんだい!?”ってなるけど」

 ブルー 「泣いてる理由が、例えば……そうね、家庭環境とか、そういう複雑な事情だったら?」

 ハルカ 「そっか。親身になって、話を聞いてあげたくなりますね」

 ブルー 「そう。アユミちゃんとカケル君には、警備員の目を引いて、出来るだけ長い時間、泣いてる演技を続けて欲しいの」

 アユミ 「うぇぇ……、バレないで出来るかなぁ……」

 カケル 「やるっきゃないよアユミ。2人なら大丈夫さ」

 アユミ 「……うん、そうだよね!」
 ▼ 244 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/11 03:48:11 ID:2oXQ8.F2 [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウキ 「でも、そんな話を引き延ばせるようなシナリオ、出来るのか?」

 ブルー 「例えばよ。アユミちゃんとカケル君は、双子の兄妹」

 カケル 「双子か」

 ブルー 「母子家庭で、2人を育てて来てくれたお母さんが、病気で倒れちゃう」

 アユミ 「えぇ……」

 ブルー 「2人は それを受け入れられずに、家を飛び出して、マクロコスモス本社に閉じこもる」

 レッド 「強引な気がするけど、シナリオとしては悪くない……か?」

 ユウキ 「そこそこ重いけどな」

 ハルカ 「でも、それだと母親は病院ですよね? 2人が家を飛び出す意味合いが……」

 ブルー 「そうね……、なら、双子のお姉ちゃんを設定しましょうか。働いてるお母さんに代わって、2人の面倒を見てくれてるお姉ちゃん」

 レッド 「なるほど。お姉ちゃんが2人を追って、マクロコスモス本社で双子に語り掛ける――」

 ブルー 「ベタだけど、幼い兄妹の人間ドラマ、警備員も見守るんじゃないかしら」

 レッド 「まぁ、その最中に警察に突き出すような神経、普通の人なら持ってないだろうね」

 ユウキ 「決まりだな」

 ブルー 「じゃあ、カケル君とアユミちゃんは、その双子役ね。お姉ちゃん役は……」

 ユウキ 「ハルカが適任だろ」

 ハルカ 「えっ……私が?」

 ユウキ 「しっかり者だし、博士の娘だから、場慣れしてるだろ?」

 ハルカ 「……分かった。お姉さんを演じきれば良いのね」

 ユウキ 「頼りにしてるぜハルカ!」

 ハルカ 「うん。じゃあアユミちゃん、カケル君。一緒に詳しいストーリー考えよっか」

 カケル 「はいっ!」

 アユミ 「よろしくお願いします!」


 ▼ 245 ルンゲル@プラズマカード 21/02/11 10:38:14 ID:c3mYPJ6M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やっときたか
 ▼ 246 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/12 01:02:40 ID:3ZbEESb6 [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒカリ 「しかし、その遣り取りで全ての警備員の目を引けるとは思えません」

 コウキ 「そうだな。もっと、複合的にイベントを起こさないと」

 ホップ 「停電でもさせるか?」

 マサル 「サラッと言うなよ」

 ブルー 「それ良いわね」

 マサル 「良いんですか」

 ブルー 「とにかく、出来るだけ現場を混乱させたいのよ。事件じゃなくて、あくまで“トラブル”として」

 ヒカリ 「ならば、マクロコスモスの業務に関する不具合を引き起こしたいですね」

 コウキ 「そうか。停電すれば、現場は混乱するな」

 ホップ 「マクロコスモスは、かなりの規模の事業を手掛けてるんだぞ。いまホームページを開く」


ホップはノートパソコンを開いて、マクロコスモスのホームページにアクセスした。

そこにはグループ会社一覧が表示されている。



 ・マクロコスモス・レールウェイズ/鉄道

 ・マクロコスモス・ネットワーク/メディア

 ・マクロコスモス・エアラインズ/航空

 ・マクロコスモス・コンストラクション/建設業

 ・マクロコスモス・テクノロジー/研究所

 ・マクロコスモス・エネルギー/電力

 ・マクロコスモス・ライフ/食品

 ・マクロコスモス・バンク/銀行

 ・テレビマクロ/TV局

 ・MCR貨物/運輸

 ・MC証券/証券会社

 ・MC生命/生命保険

 ・マクロネット/ネットワーク

 ・ダクマフルーツ(当社100%出資)/果実

 ▼ 247 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/12 01:20:35 ID:3ZbEESb6 [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒカリ 「随分と幅広い事業を手掛けているのですね」

 コウキ 「流石、ガラルの一大企業だな」

 ブルー 「この中で、22時以降も確実に動いている部門となると……」

 ホップ 「鉄道と航空は確実だぞ」

 マサル 「メディアとTV局に、運輸と電力、それに証券も動いてるでしょうね」

 ブルー 「全部でトラブルを起こすと逆に怪しまれるから、3つくらいに絞りたいわね」

 レッド 「って言うか、簡単にトラブルなんて起こせるのか?」

 ブルー 「それをこれから考えるんでしょ」


 コウキ 「停電を起こすんなら、電力部門が慌ただしくなるんじゃないか?」

 ヒカリ 「そうですね。恐らく非常電源に切り替わりますが、原因究明に駆り出されるのは電力部門で間違いないはずです」

 ブルー 「まずは電力部門ね」


 トウヤ 「鉄道を止めれば、鉄道と貨物の両方を混乱させることが出来ますよ」

 トウコ 「出たわね鉄道マニア」

 ブルー 「確かに、それは大きいわね。鉄道マニアって言われるくらいだから、止める算段もあるわけ?」

 トウヤ 「はい。簡単に説明すると、信号を赤にしてしまうんです」

 コウキ 「そんなこと簡単に出来るのか?」

 ヒカリ 「乗客を危険に晒すような手法は反対ですよ」

 トウヤ 「大丈夫です。方法は割愛しますが、同時多発的に赤信号が現示されれば、鉄道はストップします。原因究明で現場は大慌てですね。夜だから貨物列車も走っているでしょうし、貨物部門にも混乱は波及します」

 トウコ 「鉄道マニアらしからぬ作戦ね〜」

 トウヤ 「本当なら やりたくないですよ、こんなこと」
 
 ブルー 「よく分からないけど……、トウヤだっけ? あなたに任せれば良さそうね」

 トウヤ 「はい」

 トウコ 「一編に信号を赤にするってことは、人数が必要なんでしょ?」

 トウヤ 「そうですが、この地図を見る限り、ワイルドエリア内にも鉄道が通っているんですよね?」

 ホップ 「そうだぞ」

 トウヤ 「ならば、オボン栽培地に向かうメンバーで事足りますね。集合前に各々で線路に細工をして貰います」

 コウキ 「もう1回聞くけど、そんな簡単に出来ることなのか?」

 トウヤ 「はい。10秒も かかりません」

 ヒカリ 「乗客に危害が及ばないなら、これ以上ない作戦ですね」
 ▼ 248 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/12 01:29:47 ID:3ZbEESb6 [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒビキ 「個人的には、証券部門でトラブルを起こせば、大混乱になると思いますよ」

 ブルー 「あら、目の付けどころが良いわね」

 コトネ 「どうして?」

 ヒビキ 「証券……株とかですよね。うちの親、趣味でFXやってるんですけど、パソコンが壊れた時、大慌てでしたもん」

 コトネ 「エフエックス?」

 ヒビキ 「外国為替取引のことだよ。簡単に言うと、為替レートが上がるか下がるかを予想して、利益を狙う取引を、個人でやることさ」

 コトネ 「ふーん」

 ヒビキ 「お母さん、たまに僕の貯金を勝手に投資しちゃうんだ。利益が出たら道具を買ってくれるから良いけど……」

 コトネ 「そう言えばヒビキ君、お母さんが勝手に道具を買うって、前に言ってたもんね」

 ヒビキ 「証券部門は、取引のタイミングが重要って聞きます。もし、証券部門のパソコンとか通信機器を、使えなく出来たら……!」

 ブルー 「……ふふっ。とんでもないことになるわね」

 レッド 「マクロコスモスは経営がアレなんだろ。証券部門でトラブルになったら大混乱必至だな」

 ホップ 「なら、是非とも証券部門でトラブルを起こさせたいんだぞ」

 マサル 「けど、それこそ難しいと思うぞ。停電させたって非常電源があるだろうし」

 ヒビキ 「コンピューターをハッキングできれば一発なんですけどね」

 ブルー 「それ良いわね」

 ヒビキ 「えっ?」

 ブルー 「私たちの知り合いにね、コンピューターに強い奴がいるのよ。“ポケモン預かりシステム”を開発した、凄い奴がね」

 レッド 「マサキのことか!」

 コトネ 「マサキさん……、聞いたことあります」

 ヒビキ 「そんな人と知り合いだなんて。やっぱりレッドさんとブルーさんは凄いですね」

 レッド 「さっそく連絡だ! ここはブルーから言った方が上手くいきそうだな」

 ブルー 「任せなさい。女であることが武器になるって証明してあげるわ」



そう言うとブルーさんはスマホを取り出し、電話を始めた。


これで電力部門、鉄道部門、貨物部門、証券部門にトラブルを引き起こす算段が付いた。

まだ集まって そこまで時間が経ってないと言うのに、見事なまでに作戦計画が進んで行く。

やっぱり仲間の力は凄い。恥を忍んでホップに、そして皆に協力をお願いして、本当に良かった。

 ▼ 249 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/12 02:11:22 ID:3ZbEESb6 [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ホップ 「じゃあ、その間にチーム分けするぞ」

 マサル 「マクロコスモス本社に突入するチームと、オボン違法栽培地に突入するチームです」


 ヨウ 「僕とミヅキはオボンの方だね」

 ミヅキ 「うん!」

 トウヤ 「線路の細工があるので、僕たちもオボン側ですね」

 トウコ 「数が必要なんでしょ? キョウヘイとメイも こっちね」

 メイ 「はーい!」

 キョウヘイ 「任せて下さい」


 ユウキ 「アユミとカケルとハルカは、マクロコスモス側だな。戦力からは除外だけど」

 カルム 「僕としては、マクロコスモスチームは危険が伴うはずだから、年下には行かせたくないな」

 セレナ 「そうね。私とカルム、レッドとブルー、マサルとホップ。この6人でどうかしら」

 マサル 「そうですね。人数が多くても目立ちますし……、この6人で行きましょう」

 ホップ 「じゃあ、他のメンバーはオボンの方を頼んだぞ」


 ブルー 「あら、上手くまとまった感じ?」

 レッド 「マサキは どうだった?」

 ブルー 「勿論、協力してくれるって。海外のサーバーを いくつも経由して、絶対に足が付かない方法で証券部門のコンピューターをダウンさせるみたいよ」

 レッド 「よしっ!」


 ハルカ 「私たちも、段取りはオッケーです。頑張ろうね、アユミちゃん、カケル君」

 アユミ 「はいっ!」

 カケル 「く〜! 責任重大なミッションだな!」



 マクロコスモス突入チーム/
  マサル、ホップ、レッド、ブルー、カルム、セレナ

 マクロコスモス警備員対策/
  ハルカ、カケル、アユミ

 オボン違法栽培地突入 兼 線路細工チーム/
  ヒビキ、コトネ、ユウキ、コウキ、ヒカリ、トウヤ、トウコ、キョウヘイ、メイ、ヨウ、ミヅキ


 ▼ 250 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/12 02:13:17 ID:3ZbEESb6 [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

かくして、ユウリ奪還作戦が完成した。


机上の空論、実際に上手く行くかは分からないけど、やるしかない。

ユウリを助け出すため、そしてマクロコスモスの悪事を暴くため、オレたちがやるしかないのだ。



 ホップ 「決行は22時。オボンチームは移動があるから……、21時には動き出すぞ」

 ブルー 「待って。時間になってから移動じゃ効率悪いわよ。今のうちにマクロコスモスの近くに陣取っておきたいわね」

 マサル 「そうですね。どのみち ここから市内まで移動しなきゃ いけませんし」

 レッド 「けど、潜伏できる場所あるか? こんな大人数、ポケモンセンターじゃ目立つだろうし」

 ブルー 「ちょっとパソコン貸して」

 ホップ 「おう」

 ブルー 「……あるじゃない。マクロコスモス本社に近い、良い位置にホテルが」

 ホップ 「なるほど。時間までホテルで待機してれば、人目に付かないし、ゆっくり休めるし、一石二鳥だぞ」

 マサル 「皆さん長旅で疲れてるでしょうし、ホテルで待機はアリですね」

 ブルー 「じゃあネット予約しちゃうわね。どうせ出張研究費で落ちるだろうし」

 レッド 「おい」

 ホップ 「オレの部屋は いらないぞ。アニキを探しに行きたいんだ」

 マサル 「確かに、ダンデさんが居れば心強いな。オレも探しに行くよ」

 ホップ 「なんだかんだで、アニキもメディアに顔が効くからな。ホテルの住所だけ教えて欲しいんだぞ」

 ブルー 「じゃあ……はい、メモったわよ」

 ホップ 「サンキューだぞ」

 マサル 「20時にはホテルで合流できるようにしますね」

 ブルー 「じゃあ、行こうかしら。時間まで、しっかり休憩しておきたいしね」



空港駅から列車に乗って、オレとホップはダンデさんが修行しているヨロイ島へ。

他の皆は、シュートシティにあるマクロコスモス本社――の近くのホテルへ移動した。



時刻は12時過ぎ。

決行の時まで、あと約9時間――。


 ▼ 251 ンリュウ@ウルトラネクロZ 21/02/12 02:42:32 ID:hEMYX/.A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 252 ディバ@ぎんのおうかん 21/02/13 01:10:38 ID:UtJsWuRE NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 253 ードラ@バトルレコーダー 21/02/13 15:46:52 ID:WOvMC3eI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
主人公が集結して敵アジトに乗り込むって王道だよね(R18はどこロト?)
 ▼ 254 ンクルス@なんごくかいがら 21/02/14 09:12:20 ID:uWeEeEjM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
設定細かくてほんとすごい
 ▼ 255 ロエッタ@シーヤのみ 21/02/14 09:52:21 ID:zPcUipxc NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
亀甲縛りしたユウリちゃんにお仕置きしたい
 ▼ 256 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/15 02:37:49 ID:JIVomDkI [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





     ◆   ◆   ◆





 ユウリ 「ふっ、ふーっ、ふーっ……///」 ガクガクガク



オリーヴさんに媚薬を飲まされて、どれくらい時間が経ったんだろう。

凄く長い時間、放置されてたように感じる。



 ユウリ 「ぅぐっ、っ……///」


体が熱い。

胸が、アソコが、すっごい疼いて、頭がクラクラする。

体中から汗が噴き出て、汗が体を伝う感触すら、私の体を刺激する。


 ユウリ (これっ……、ヤバいよっ、体っ、おかしくなりそう……)


縛られて吊るされているから、何も出来ない。

汗を拭うことも、体勢を変えることも。虚しく体が揺れるだけ。


 ユウリ (アソコがっ、だめっ、こんなのっ、耐えられないっ……)


体の火照りは留まらない。

アソコがキュンキュンと疼いて、疼いて、それでも私は動けない。

今すぐにでも、アソコを弄りたい。クチュクチュしたい。イキたい。イキたいのに。
 ▼ 257 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/15 02:39:43 ID:JIVomDkI [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



  ― ガシャン!



積まれた段ボール箱の奥から、扉の開く音。

そして、コツコツと響く足音。



 オリーヴ 「……あらあら。随分と辛そうね」

 ユウリ 「っ……、オリーヴさんっ……! 解いてっ! 体っ、変だから……!」 ギシギシ

 オリーヴ 「ふふっ、凄い汗。そうよね、媚薬の原液を飲まされたんだから当然よね」

 ユウリ 「お願いっ……、本当にっ、グスッ、もうダメっ……」

 オリーヴ 「媚薬でエッチな気分になっちゃったのね。イケなくて、ずーっと我慢して。辛かったでしょうね」


オリーヴさんは冷たい笑みを浮かべながら、私に近付く。

手には紙袋を持っているけど、一旦それを床に置いて、再び口を開く。


 オリーヴ 「これだけ我慢してきたんだから、イッた時の快感……、相当なものだと思わない?」

 ユウリ 「ぁっ……」 ゾクッ

 オリーヴ 「ふふっ。乳首こんなに立たせちゃって。アソコも……、エッチなお汁、垂れちゃってるわよ?」

 ユウリ 「やっ……、オリーヴさんっ……?」 ガクガク


私は本能的に、ヤバいと思った。

イキたくて仕方ないけど、これまで我慢してきた反動を考えると、正常で いられる保証なんて……。



 オリーヴ 「じゃあ、気持ち良〜くしてあげるわね?」

 ユウリ 「まっ……、待ってオリーヴさん! いまわたしっ……」


  ― ムニュッ


 ユウリ 「ひっ!?」

 オリーヴ 「胸はまだ成長途中だけど……、乳首は厭らしく主張してるじゃない」 キュッ、クリッ

 ユウリ 「ひぐっ!? ああぁぁぁぁぁっ!?」

  ― ビクン!
 ▼ 258 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/15 02:41:07 ID:JIVomDkI [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オリーヴ 「あはっ。乳首摘まんだだけで軽くイッちゃったわね?」

 ユウリ 「ぁっ、ぁぁぁっ……」 ガクガクガク


オリーヴさんに乳首を摘ままれた瞬間、私の中で、何かが弾けた。

たった一摘まみ、ただそれだけで、私の体に、普段一人でシたとき以上の快楽が溢れ出る。


 オリーヴ 「乳首でこんなに敏感ってことは……」


オリーヴさんの手が、私のアソコに伸びる。


 ユウリ 「うそっ……待ってオリーヴさん! 今そんなっ……」

 オリーヴ 「待つと思う?」 クチュクチュクチュクチュ


 ユウリ 「ひゃがっ!? やだっ……っく!? やあああぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

  ― ビクビクッ! プシャァァァッ……ビクン! ビクッ……ビクッ……



 オリーヴ 「……クスッ。一瞬でイッたわね。潮まで吹いちゃって」


なにっ、今の……?

こんな快感、初めて……。


それに私、お漏らし……?

違う。これが“潮吹き”ってやつだ。気持ち良くなり過ぎると、自分の意思とは関係なく溢れ出ちゃう露……。


 ユウリ 「ぁっ……、はぁっ、ふーっ、ふーっ……」 ガクガクガク

 オリーヴ 「あら。返事も出来ないほど気持ち良かったのかしら?」


これが、媚薬の力……?

とんでもなく気持ち良い。普段シてる時より、何倍も……。


 オリーヴ 「そうよね。気持ち良いわよね。分かるわよ私にも」


気持ち良いけど、刺激が強すぎるよ、これ。

ずっと我慢させられてたってのもあるけど、こんなの私、頭おかしくなっちゃう……。
 ▼ 259 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/15 02:42:37 ID:JIVomDkI [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オリーヴ 「委員長にスカウトされるまで、ずーっと研究に没頭してて。彼氏も作らないで。ストレス解消と言えば、一人で気持ち良くなることくらいだったわ……」


うぅっ……、潮吹きしちゃうなんて……。

なんか出るって感覚は あったけど、ぜんぜん止まらなかった。止められなかった……。


 オリーヴ 「指だけじゃ満足できなくなって、玩具でイキまくったわ。だから私ね、どうすれば気持ち良くなるか、詳しいのよ?」


っていうかオリーヴさん……、なにを話してるの?

どうすれば気持ち良くなるか詳しい――、えっと、どういうこと?



 オリーヴ 「例えばね、クリは2本の指で挟んで、円を描きながら、それぞれバタつかせると……」

  ― キュッ、クチュクチュグチュグチュグチュグチュ!


 ユウリ 「ひぎっ!? がっ……ゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

  ― ビクビクン! プシャァァァッ……、プシャッ……ビクッ!



 オリーヴ 「どう? すっごく気持ち良いでしょ?」

 ユウリ 「ぁっ、ぁぁっ……、ぁっ……」 ガクガクガク


気持ち良いなんてものじゃない。

体が敏感になり過ぎて、本当に頭おかしくなっちゃいそう。

これ以上こんなの続けられたら……。


 オリーヴ 「そろそろ答えてくれる気になった? スマホロトムの映像、誰に託したの? 何処にあるの?」

 ユウリ 「ぅぁっ、はぁっ、はぁっ、そっ……なのっ、おしえっ、られないっ……」


マサルのことは、絶対に喋らない。

私が耐えれば、きっとマサルが助けて来てくれる。マクロコスモスの悪事も暴いてくれる。


だから私は耐え抜かないと……!

 ▼ 260 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/15 02:44:04 ID:JIVomDkI [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 オリーヴ 「あらそう。けど……、いつまで強がって いられるかしら?」

  ― クチュクチュグチュグチュグチュグチュ!


 ユウリ 「ぅぐっ!? だっ……め! イッたばっか……いまイッ……っぁぁぁあああああああああああっ!?」

  ― ビクン! ビクビクッ……ビクッ! プシャッ……ビクッ、プシャッ……



 オリーヴ 「イキまくりね。ご覧なさいよ、この床。貴方のエッチな露でビチャビチャよ?」

 ユウリ 「ふっ、ふーっ、ふーっ、ふーっ……」 ガクガクガク

 オリーヴ 「って、それどころじゃないかしら?」


オリーヴさんの言葉は、耳に入って来ない。

イッたばっかりなのに、休む間もなく すぐにイカされて、頭の中が真っ白になった。

意識が飛びそうなのを必死に耐えたけど、体はガクガクと痙攣して、余計なことを考える余裕なんて全く無い。


 オリーヴ 「じゃあ喋りなさいよ。映像を何処の誰に渡したの?」


最初は気持ち良さもあったけど、短時間で3回もイカされた今、そんな感覚は消えていた。

気持ち良さのキャパシティーを とっくに越して、苦痛に変わっていく。

オリーヴさんが言った通りの“絶頂地獄”。絶え間なくイカされて、私の体が、頭が、助けを求めている。



 オリーブ 「早く喋らないと、もーっと辛くなるわよ?」 ニコッ

  ― キュッ、クチュクチュグチュグチュグチュグチュグチュ


 ユウリ 「んぁぁっ!? やだっ! やだやだもぉだっ……っくぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?」

  ― ビクッ……プシャァァァッ! ビクッ、ビクッ、ビクッ……



 オリーヴ 「凄いわね。いっぱい潮吹いちゃって。そんなに気持ち良いのね」

 ユウリ 「ぁっ、はふっ、ふーっ、ふーっ……んっ……」 ビクビクッ
 ▼ 261 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/15 02:45:41 ID:JIVomDkI [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

もう限界……とっくに限界なのに。

オリーヴさんは、容赦なく私のクリを責めて来る。確実に絶頂するポイントを的確に。

媚薬の効果もあってか、弄られて ほんの数秒で、私の体は絶頂を迎える。潮吹きまで しちゃって……。



 オリーヴ 「ねぇ、起きてる? このままじゃ貴方、イキ過ぎて壊れちゃうわよ?」

 ユウリ 「はぁっ、はぁっ、こ……、こわっ……れ……?」

 オリーヴ 「どう? そろそろ喋る気になったかしら?」


そんな脅し……、絶対に屈しない。

私はマサルを信じてる。絶対にマサルが助けに来てくれる。だから私は、スマホロトムをマサルに託したんだもん。

もう少し……、もう少しだけ耐えれば、マサルが絶対に……!


 オリーヴ 「ねぇ、どうなの?」

 ユウリ 「っ……」 キッ


イキ過ぎて声が出せない代わりに、私はオリーヴさんを睨みつけた。

いま私が出来る、最大限の反抗だ。



 オリーヴ 「……そう。チャンピオンになった実力のトレーナーなら、もう少し賢いと思ったのに」



そう言うとオリーヴさんは、冷たい目で私を睨みつける。

そして、脇に置いてあった紙袋を手に取った。


 オリーヴ 「貴方、一人でする時どうやるの? やっぱり指?」

 ユウリ 「っ……///」

 オリーヴ 「そうよね。貴方くらいの歳じゃ、玩具を買うって発想は無いものね」


突然なにを言いだすんだろう、オリーブさん。それに“玩具(オモチャ)”って。
 ▼ 262 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/15 02:47:39 ID:JIVomDkI [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 オリーヴ 「見たことある? こういうの」


私の返答を待つことなく、オリーヴさんは紙袋の中身を取り出して、私に見せつける。


 ユウリ 「それっ……///」 ドキッ


楕円形の物体にコードが付いて、その先にダイヤルのコントローラーがある、ピンク色の小さなもの。

500mlペッドボトルくらいの大きさ・太さで、持ち手にダイヤルがあり、先端がグリッと動かせる器具。


知ってるよ、それくらい。“ローター”と“電マ”だ。

ちょっとエッチな漫画で、彼氏が彼女に、それらを使ってイタズラするシーンを見たことがる。


 オリーヴ 「その反応……知ってるのね。ませてること」


そう言うとオリーヴさんは、紙袋から さらにロープと延長コードを取り出した。


 オリーヴ 「なら、これから何されるか……分かってるわよね?」 ニコッ

 ユウリ 「ぁっ……」 ゾクッ


オリーヴさんは冷たく笑うと、私の腰のあたりにロープを巻き付ける。

結び目から分岐させたロープを、お尻とアソコに通して、ギュッと力強く引っ張り、固定した。


 ユウリ 「ふゃっ……///」 ビクッ

 オリーヴ 「なに変な声だしてるのよ。そんなに股縄が気持ち良いのかしら?」

 ユウリ 「ちがっ……/// やめてオリーヴさんっ! 解いてっ! んっ……///」 ギシギシ


力一杯もがいても、やっぱり無意味だった。

それどころか、揺れ動くたびに股縄のロープがアソコに食い込んで、それだけで軽くイキそうになってしまう。


 オリーヴ 「股縄で感じちゃってるようじゃ、これから辛いわよ?」

 ユウリ 「ふぇっ……?」

 オリーヴ 「この電マをね……ここに捻じ込むのよ」 グイッ!

 ユウリ 「ひんっ!?」 ビクッ!
 ▼ 263 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/15 02:49:53 ID:JIVomDkI [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

オリーヴさんは、股縄のロープをグイッと引っ張り、ちょうどアソコに当たる部分に電マを捻じ込んで、無理矢理固定させた。

いま、私のアソコに電マがガッチリと密着した状態だ。体を揺らしても……、外れる気配は全く無い。


 オリーヴ 「これ、スイッチ入れたら凄い勢いで振動するのよ。しかもコンセントだから、止まることなく永遠にねっ」

 ユウリ 「っ……」 ゾクッ


指で弄られただけでイッちゃうのに、電マの刺激なんて受けたら……。

背筋が凍るような寒気が私を襲う。こんなのマズいと脳が警報を鳴らす。



 オリーヴ 「仕上げに……、ピンクローターで乳首も気持ち良くしてあげるわね」 ペタッ、ペタッ

 ユウリ 「ひゃぐっ……///」 ビクン!


オリーヴさんは、2つのローターの振動部分を、私の乳首に貼りつけた。

コントローラーの部分は背中にまわして、腰に巻いたロープに差し込んで固定した。


 オリーヴ 「ちょっと強力なテープだから剥がれないわよ。ローターは電池だから そのうち切れちゃうけど……」

 ユウリ 「ぁっ、うそっ、オリーヴさんっ……」 ガクガクガク

 オリーヴ 「乳首とアソコ、同時に強い振動が襲ったら、どうなっちゃうのかしらね?」

 ユウリ 「やだっ……だめっ! イッたばっかりでこんなのっ……、無理です! 取ってくださいっ!」 ギシギチ


そんなの絶対にマズい。絶対にダメ。

力一杯もがき続けても、体は虚しく揺れるだけ。電マもローターもバッチリ固定されてしまっている。


 オリーヴ 「素直に喋らなかった自分を恨むのね。これから会議があるから……2時間、3時間くらいかしら。絶頂地獄を味わいなさい」

 ユウリ 「無理ですっ! こんなのっ……お願いします外して下さい! オリーヴさんっ!」


 オリーヴ 「い・や・よ ♡ 」

  ― カチッ


 ▼ 264 ヒドイデ@ボロのつりざお 21/02/15 08:10:14 ID:56HcoT0Q NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
きちゃあぁぁぁ
 ▼ 265 ガルデ@メタグロスナイト 21/02/15 16:48:37 ID:cL..Wzyw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 ▼ 266 エルオー@ジャラランガZ 21/02/15 19:58:33 ID:xNRoD8eA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援するから続き早く
 ▼ 267 ニスズメ@モーモーチーズ 21/02/16 17:17:09 ID:p4i.QXyM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 268 ジャンボ@ポテトパック 21/02/16 21:10:13 ID:Uhc6aQP6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 269 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/18 00:29:26 ID:1oSsvb9Q [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


  ― ヴヴヴヴヴヴ……



 ユウリ 「んくっ!?」 ビクンッ!

 オリーヴ 「ふふっ。乳首のローターだけで良い反応するわね」


乳首を細かい振動が襲って、軽くイッてしまった。

ローター、大人の玩具なんて、勿論、初めての経験。初めての刺激。

自分で乳首を弄るよりも、さっきオリーヴさんに弄られるよりも、全然刺激が違う。断然刺激が強い。


 ユウリ 「ぁぁっ……、やだっ、止めてっ、止めてオリーヴさんっ!」 ギシギシ


こんな刺激をずっと続けられたら……。

それに、この刺激がアソコを襲ったら……。


 ユウリ 「こんなのっ、無理ですっ……グスッ、お願いしますっ!」 ギシギシ


 オリーヴ 「暴れても無駄よ。……ふふっ、電マのスイッチも入れたら、どうなっちゃうのかしらね?」

 ユウリ 「やだっ……嫌っ! 本当にっ……お願いオリーヴさんっ! 止めて下さいっ!」 ギシギチ

 オリーヴ 「じゃあ映像の在りかを喋ってくれるの?」

 ユウリ 「それはっ……!」


出来っこない。

マサルを売るようなこと、絶対に出来ない。
 ▼ 270 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/18 00:30:14 ID:1oSsvb9Q [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オリーヴ 「ふふっ。安心して」

 ユウリ 「えっ?」

 オリーヴ 「電マで低温火傷しないように、30分経ったら10分間、電源が切れるようにしてあるから」

 ユウリ 「やっ……やだっ! 無理ですそんなっ……離してっ!」 ギシギシ

 オリーヴ 「離して欲しかったら喋りなさい」

 ユウリ 「………」

 オリーヴ 「………」


  ― ヴヴヴヴヴヴ……


 ユウリ 「……んくっ ///」 ビクッ

 オリーヴ 「ふふっ。体は正直ね」


続いている乳首への振動で、私は また、軽くイッてしまった。

でも、耐えるしかないんだ。マサルが助けてに来てくれるまで、耐え続けないと……。


 オリーヴ 「まぁ、絶頂地獄を味わえば、考えも変わると思うわよ」

 ユウリ 「っ……!」


そう言うとオリーヴさんは、私のアソコに しっかりと固定された電マを掴む。

正直、その揺れでさえ、媚薬で敏感になった私の体に刺激が走る。


こんな状態で、電マの電源が入ったら……。

オリーヴさんが帰ってくるまでの2、3時間、ずっと絶頂地獄に襲われ続けたら……。



 オリーヴ 「私が戻ってくるまで……、狂わないように頑張りなさいね」

  ― カチカチッ!


 ▼ 271 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/18 00:30:46 ID:1oSsvb9Q [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウリ 「ぅぐっ……ぁっ、えっ……?」 ドキドキ


身構えたものの、電マは停止したままだった。


 オリーヴ 「言ったでしょ。30分動いたら10分止まるって。これ、単純にコンセントタイマーで設定してるのよ」

 ユウリ 「えっ……と?」

 オリーヴ 「要するにね。いつ電源が入るかは、貴方は分からない。その恐怖を味わいなさい。じゃあね」

 ユウリ 「ちょっ……オリーヴさんっ!?」



  ― ガシャン!



  ― パチッ



 ユウリ 「あっ!?」


オリーヴさんが出て行ったのと同時に、電気が消えた。

窓が無く、まわりを積まれた段ボール箱で囲まれた、倉庫のような空間。

目隠しなんかなくても、私の視界は奪われてしまった。





  ― ヴヴヴヴヴヴ……



 ユウリ 「んっ……/// 誰かっ……誰かぁっ!」 ギシギシ



暗闇に支配された空間。

乳首で震えるローターの音だけが、妙に大きく響き渡る。


 ユウリ 「はぁっ、はぁっ、解けっ……なんで解けないのよぉ!」 ギシギシ


天井から吊るされて、私を しっかりと緊縛している糸。

いくら もがいても、体は虚しく揺れるだけ。勿論、取り付けられたローターと電マが外れる気配も無い。
 ▼ 272 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/18 00:31:12 ID:1oSsvb9Q [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウリ 「誰かっ……助けて下さいっ! 誰か居ませんかー!?」


たくさんの段ボール箱が積まれている倉庫のような空間。

囲まれているせいで広さは分からないけど、1つの倉庫をオリーヴさんだけで仕切ると言うのは無理がある。梱包や出荷の作業には人数が必要だからだ。

そういう作業員の人が、もしかしたら気付いてくれるかもしれない。

オリーヴさんに制止されるかもしれないけど、声を上げ続ければ、もしかしたら……。



 ― ヴヴヴヴヴヴ……


 ユウリ 「ぁぅっ……、ヤバっ……///」 ゾクッ


そうこうしている間にも、乳首のローターは動き続けている。

体がゾクゾクと疼いて、頭がボーっとしてくる。

自分で弄るのとは大違いな、玩具での乳首責め。ヤバい、このままじゃ、また軽くイッちゃう……。





  ― ヴヴヴヴヴヴヴヴヴィィィィィィィィィン!!!



 ユウリ 「んぐぅっ!?」 ビクン!


うそっ……、もう電マの電源が……!?

これヤバいっ……刺激っ、強すぎる……!?


 ユウリ 「ぁっ、ぁぁぁっやだだめっ……だめだめだめぇぇぇっっっ……!?」

  ― ビクン! ビクッ……プシャァァァッ! ビクッ……ビクッ……


突然アソコを襲った、強力な振動。強烈な刺激。

アソコにガッシリと固定された電マの刺激は、想像以上に強力だった。
 ▼ 273 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/18 00:31:48 ID:1oSsvb9Q [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


  ― ヴヴヴヴヴヴヴヴヴィィィィィィィィィン!!!


 ユウリ 「やだやだ止めてッ! 止めてとめてとめてぇぇぇぇぇぇっ……ひぐぅっ!?」

  ― ビクビクッ! ビクッ……プシャッ、プシュッ……ビクッ……


初めての電マの刺激に、私の体は ついていけない。私のアソコは、この強力な振動に対応しきれない。

早くも2回目の絶頂を迎えてしまった。

さっきあれだけ潮吹きさせられたのに、また私、こんなビチャビチャに……。



  ― ヴヴヴヴヴヴヴヴヴィィィィィィィィィン!!!



 ユウリ 「っ……もぉだめっ! 誰かっ……オリーヴさんっ! 止めてっ……止めてぇぇぇっ!」 ギシギシ


これだけ必死で叫んでも、誰も助けに来てくれない。

そんなこと分かってるのに、私は必死に叫び続けてしまう。

きつく縛られ、吊るされ、身動きが取れない以上、叫ぶしか無いのだ。



 ユウリ 「んぁぁっ……またっ! またイッ……ハァッ、ハァ、ハァッ……やだやだやだぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

  ― ビクン! ビクッ……ビクン! ショワァァァァジョロロロロォ……


うぅっ……、また私っ……、イッたばっかりなのに、もう3回目……。


それに今っ、これ……、潮吹きじゃない。お漏らし……。

だんだんアソコが痺れて来て、私、無意識のうちに、お漏らし……。

 ▼ 274 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/18 00:32:29 ID:1oSsvb9Q [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


  ― ヴヴヴヴヴヴヴヴヴィィィィィィィィィン!!!


 ユウリ 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……ぁぁぁぁっ」 ゾクッ


感じ過ぎて、頭おかしくなっちゃいそう……。

こんな強烈な刺激が、30分も連続で……。その地獄のような30分が、オリーヴさんが戻ってくるまで、ずっと……。


  ― ヴヴヴヴヴヴヴヴヴィィィィィィィィィン!!!


 ユウリ 「もぉやだっ……グスッ、誰かっ! 助けてっ! もぉやだぁぁぁぁっ!」 ギシギシ


オリーヴさんが言ってた“絶頂地獄”の意味が、いま、しっかりと分かった。

初めての電マの刺激に、頭の中が真っ白になって、真っ白になったかと思うと、再び快感の波が襲って来て、それの繰り返し。


自分でする時は、当然、イッたらそれで終わり。

でも今は違う。止まらない。終わらない。

イッてもイッても、この刺激は、快感は、いつまでも続く。



  ― ヴヴヴヴヴヴヴヴヴィィィィィィィィィン!!!


 ユウリ 「もも無理っ……ふぐっ!? んくぁっ……あっ! だっ……っ〜〜〜!!!」

  ― ビクン! ビクッ……ビクッ、ビクッ……プシャッ! ビクッ


声にならない悲鳴と共に、また、私の体は大きく仰け反る。

そして、自分の意思とは関係なく、アソコからは恥ずかしい露が噴出して、床にビチャビチャと滴り落ちる。


 ユウリ 「ふぁっ……ぁっ、ぅっ……」 ガクガクガク


 ▼ 275 ーブイ@もののけプレート 21/02/18 00:53:09 ID:2hNYEeBY NGネーム登録 NGID登録 報告
2、3時間はえぐい…
オリーヴが戻ってくるよりも一刻も早く来てくれマサル…!

支援です!
 ▼ 276 ガボーマンダ@ファイヤーメモリ 21/02/18 06:05:32 ID:2nUItXn. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
ユウリにハッピーエンドは来るのか
 ▼ 277 ガタブンネ@のうてんきミント 21/02/18 16:35:33 ID:qwbMBpZU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
処女が奪われる前に来てくれ
 ▼ 278 ドレックス@いかりまんじゅう 21/02/21 21:41:54 ID:3rM6YT8o NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 279 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/24 02:50:41 ID:xIvMytWs [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

だめっ……、イキすぎて おかしくなっちゃう。

頭がボーっとして、アソコはヒクヒクと恥ずかしく痙攣している。


  ― ヴヴヴヴヴヴヴヴヴィィィィィィィィィン!!!


それでも電マは止まらない。

静寂を突き破るように、激しい音を立てながら振動を続ける。

コンセントから得る電力で、ひたすら私を責め続ける。


  ― ヴヴヴヴヴヴ……


乳首で細かく振動するローターが気にならないくらい、電マの威力は強烈だ。

けど、乳首の振動も確実に、私を快楽に染めている。絶頂地獄の一因となっている。



  ― ヴヴヴヴヴヴヴヴヴィィィィィィィィィン!!!


 ユウリ 「やらっ……んくぁっ!? あぁっ! あああぁぁぁぁぁぁっ!?」

  ― ビクン! プシャッ……ショワァァァァァ……ビクッ、ビクッ、ビクッ……


また……イッちゃった……。

これっ、何回目? もう分からなくなってきた。
 ▼ 280 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/24 02:51:44 ID:xIvMytWs [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウリ 「ぅぐっ、グスッ、ぁぁぁぁっ……、ひぐっ、ぅぇぇぇぇぇん……」


イキ過ぎて、頭が真っ白になって、もう私は、泣き叫ぶことしか出来なくなっていた。

電マとローターは止まらず、吊るされているせいで動けない。体勢を変えて電マの振動から逃れることも出来ない。


  ― ヴヴヴヴヴヴヴヴヴィィィィィィィィィン!!!


 ユウリ 「ぅあぁぁぁっ……、ぁっ、ぁぁぁっ……」 ゾクゾクッ



またっ……。

イッたばっかりなのに。

もうイキたくないのに。

イキ過ぎて死んじゃいそうなのに。

このままじゃ私っ、ホントにおかしくなっちゃう……!


  ― ヴヴヴヴヴヴヴヴヴィィィィィィィィィン!!!


 ユウリ 「んっく!? んぁっ! やらっ……、っっっ〜〜〜!!!」

  ― ビクビクッ! プシャッ! ビクッ……ビクッ、ビクッ……


裏返った声で悲鳴を上げて、私の体は痙攣が止まらない。

こんなにイキ続けたのは初めてだし、玩具の威力に、私の体はギブアップを示している。


でも、止まらない。

オリーヴさんが戻ってくるまで、この絶頂地獄が、ずっと……。



 ▼ 281 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/24 02:52:51 ID:xIvMytWs [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



  ― ヴヴヴィィィィィィィィィン……カチッ



 ユウリ 「ぁっ、ぁぁっ……、ふー、ふーっ、ふーっ……」


止まった?

そっか。30分経ったら一旦止まるんだっけ。オリーヴさんが言ってた通りだ。



 ユウリ 「ぅぐっ、んっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」 ガクガク



電マが止まっても、私のアソコはビクビクと痙攣を続けている。

30分も強烈な振動を与え続けられて、感覚が麻痺しちゃってるのかな。


 ユウリ 「ふっ、ふーっ、ふーっ、ふーっ……」 ガクガクガク


ようやく、一休みできる。


ユラユラと揺れながら、項垂れている私の目に映ったのは、床に広がる大きな水たまり。

あぁ、これ、全部私の……。

いっぱい潮吹きした露と、無意識のうちのお漏らしと、だらしなく滴れ落ちた涎。


そんな恥ずかしい光景を見ながら――。


私の意識はどんどん薄れてゆき、眠り落ちるように、気を失った。



 ▼ 282 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/02/24 02:54:08 ID:xIvMytWs [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


  ― ヴヴヴヴヴヴヴヴヴィィィィィィィィィン!!!



 ユウリ 「……っあっ!? ぁっ、やああぁぁぁぁぁっ!?」



アソコを襲う強烈な振動で、私の意識は無理矢理、覚醒させられる。

電マの電源が切れるのは、たった10分。これから再び、30分の絶頂地獄がスタートするのだ。


 ユウリ 「ぃぃぃぐっ!? もぉやだっ! やだっ……だっめぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」

  ― ビクン! ビクビクッ……プシャァァァァッ! ビクッ……プシャッ、ビクッ



意識を取り戻したくなかった。あのまま気を失っていたかった。

“10分も休んだだろ?”と言わんばかりに、電マの強力な振動は私のアソコを刺激し始め、我慢する間もなく、イッてしまった。

床の大きな水たまりが、さらに大きく拡大する。もう限界のはずなのに、絶頂の露は絶え間なく生成され、溢れ出る。


  ― ヴヴヴヴヴヴヴヴヴィィィィィィィィィン!!!


 ユウリ 「もぉやだ! ゆるじでっ! だすけでっ……やだぁあああぁぁぁぁっ!」 ギシギシ


もうイキたくない。とっくに限界を突破してる。

なのに、また これから30分も……。その30分のセットが、オリーヴさんが戻ってくるまで、何回も……。


  ― ヴヴヴヴヴヴヴヴヴィィィィィィィィィン!!!


 ユウリ 「むりっ……ぁぐっ!? いぐっ! またっ……ぃっっ……あ゙あ゙あ゙ぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

  ― ビクン! プシャッ……ショワァァァァジョロジョロロォォォ……ビクッ、ビクッ



止めてっ……、このままじゃ私っ、壊れちゃう……。


助けてっ、マサル……、助けてよぉ……。





     ◆   ◆   ◆


 ▼ 283 メンカ@プレシャスボール 21/02/24 16:36:34 ID:/0yg5Izw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
脱水症状になりそうだな
 ▼ 284 ョンチー@きょうせいギプス 21/02/24 16:57:52 ID:/0yg5Izw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
水分補給は
 ▼ 285 カルゲ@ダークストーン 21/03/01 01:32:18 ID:HZRgOlyY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援よ
 ▼ 286 ミロップ@ねがいのかたまり 21/03/03 20:44:18 ID:ohKcKUys NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 287 ャモメ@ピジョットナイト 21/03/05 00:13:42 ID:s/zo7y9U NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 288 ラキオン@1ごうしつのカギ 21/03/08 02:18:08 ID:1bt.bCaA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 289 ルビル@ぎんのパイルのみ 21/03/11 20:32:50 ID:uW..8w3o NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
 ▼ 290 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/14 03:07:10 ID:mwXoVcRg [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



     ◇   ◇   ◇





ヨロイ島――。



オレとホップは今、ヨロイ島に来ている。

ここで修行しているダンデさんと合流し、ユウリ奪還作戦の成功を確実なものにするためだ。

ダンデさんは、チャンピオンの座をユウリに譲ったとはいえ、まだまだ影響力はある。味方にすれば百人力だ。


百人力なんだけど……。





  > マスタード 『ダンデちん? 今日は早朝から修行に出掛けてるよん!』





 マサル 「ホント、ダンデさん何処に居るんだよ……」

 ホップ 「ごめんだぞ。アニキ、方向音痴のクセにスマホロトム持ってないから……」

 マサル 「いや、ホップが謝ることじゃないよ」


ダンデさんを探しはじめて、かれこれ1時間。

いくら探しても、ダンデさんが見つからないのだ。
 ▼ 291 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/14 03:07:37 ID:mwXoVcRg [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キルリア 「るー」 コレアゲル

 ホップ 「ん? マサル。またキルリアが」

 マサル 「ふしぎなアメ……。くれるのか?」

 キルリア 「るるっ♪」

 マサル 「ありがとな、キルリア」

 ホップ 「マサル、ずいぶんとキルリアに懐かれてるんだな。羨ましいぞ」


ダンデさんを探している道中、キルリアは、道具を拾っては、オレにプレゼントしてくれる。

ふしぎなアメだけでなく、カレーの食材やモンスターボールなど、役に立ちそうな道具ばかりだ。


 マサル 「キルリアの特性って“ものひろい”だっけ?」

 ホップ 「いや、聞いたこと無いぞ。単純にマサルのこと気に入ったんじゃないか?」

 マサル 「そっか。そんなにパン美味かったのか?」

 キルリア 「るぅ♪」

 ホップ 「パンが好きなのか。じゃあ、そろそろ飯にするか?」

 マサル 「そうだな」



とは言っても、あまり時間をかける訳にはいかない。

早くダンデさんを見つけるべく、パンと木の実で簡単に済ませることにした。

 ▼ 292 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/14 03:08:18 ID:mwXoVcRg [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

その準備をしていると――。



 キルリア 「るっ」 コレアゲル

 マサル 「ん? ありがとキルリア。でも、そんな気を遣わなくて良いんだぞ?」

 キルリア 「るー♪」

 ホップ 「へー。綺麗な玉だな。真珠とは違うし、初めて見るぞ」

 マサル 「ビー玉か? ちょっと大きいか」


キルリアがオレに くれたのは、綺麗な珠だった。

透き通っていて、中心に緑とピンクの模様がある。なんとなく、キルリアに似合う色合いだ。


 マサル 「そうだ」

 ホップ 「ん?」


オレはバッグから、旅で使ってた工具キットを取り出す。

そして、チェーンネックレス(勿論、自分のファッション用)を ちょこっと加工して……。



 マサル 「出来た。おいでキルリア」

 キルリア 「るるっ?」

 マサル 「オレのネックレスを加工してみたよ。この珠、キルリアに似合いそうだからな」


ネックレスの中心に、キルリアがくれた珠を取り付けて、ペンダントに改造。

それを そっと、キルリアに かけてあげた。


 キルリア 「る〜!」

 マサル 「うん。良い感じじゃん」

 キルリア 「きるるぅ♪」


キルリアは満面の笑みで、クルクルと踊り出す。

ペンダントにおさまる綺麗な珠は、太陽光を反射してキラリと光り、まるで眩しい笑顔のキルリアに同調しているかのようだ。
 ▼ 293 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/14 03:08:46 ID:mwXoVcRg [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ホップ 「ホント、マサルって器用だよな。羨ましいぞ」

 マサル 「……まぁな」


こんな手先の器用さより、ポケモン博士の道に進むホップの方が羨ましい――。

一瞬だけ、そう思ってしまった。


ホップだけでじゃ無い。


チャンピオンの座を手に入れたユウリの実力が羨ましい。

ジムリーダーになったマリィやビートの立場も羨ましい。


オレに無い物を持っている同期たちが、今のオレには、とてつもなく羨ましかった。



 キルリア 「……るぅ?」 ギュッ

 マサル 「ぁっ……、大丈夫だよキルリア。ありがとな」 ナデナデ

 キルリア 「るるっ」


キルリアには、オレの心の中は お見通しか。


ダメだダメだ。

今は そんなこと考えてる場合じゃない。

そもそもオレの変なコンプレックスが、今回の事態を引き起こしたんだ。


しっかりしないと。

今はユウリを助け出すことだけを考えなくちゃいけないんだ。


 マサル 「……よしっ。さっさと食べてダンデさんを探さないとな!」

 ホップ 「おう!」




 ▼ 294 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/14 03:09:39 ID:mwXoVcRg [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


16時半――。



 ホップ 「何処に居るんだよアニキ……」

 マサル 「ここまで見つからないものか? ヨロイ島ってそこまで広くないのに」


あれから探し続けるも、とうとうダンデさんは見つからなかった。

ヨロイ島は、決して広い訳では無い。にも関わらず見つからないと言うのは、本当に運が悪いのか、それとも――。


 マサル 「ダンデさん、ヨロイ島に居るのかな?」

 ホップ 「マスタードさんは、アニキは朝から修行に出てるって言ってたぞ……」

 マサル 「……もう16時半か。シュートシティまでの移動を考えると、これ以上は無理だよな」

 ホップ 「仕方ない。オレ、マスター道場に残ってアニキを待つぞ。マサルは皆と合流してくれ」

 マサル 「いや、ならマスタードさんに伝言を頼めば……って、ダンデさんが1人で来れるとは限らないのか」

 ホップ 「おう。誰かが道案内しないと、方向音痴のアニキはマクロコスモス本社に辿り着けないぞ」

 マサル 「じゃあホップ、悪いけど頼んだ」

 ホップ 「任せとけ。アニキと合流したら すぐに行くから、マサルはユウリを助けてやるんだぞ。ユウリを助けてやれるのは、マサルだけなんだからな!」

 マサル 「ん?」

 ホップ 「ほら急いだ急いだ。タクシーが待機してなかったら大変だぞ」

 マサル 「そうだな。じゃあホップ、よろしくな」

 ホップ 「あぁ!」

 マサル 「あ……っとそうだ危ねぇ! ホテルの名前! 教えてくれ」

 ホップ 「そうだったな。えっと……、ブルーさんが予約したホテルは――」


 


     ◇   ◇   ◇



 ▼ 295 ルビー@カードキー 21/03/14 03:10:03 ID:0AV64apg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メガストーンか?
 ▼ 296 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/14 03:11:01 ID:mwXoVcRg [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





 “ ホテル ☆ ピクシーナイト ”





ピンク色のネオン。


何故か“休憩”と書かれた料金表示板。


駐車場入口には暖簾のような目隠し。


けれどスタイリッシュな外観。







 ブルー 「ここね。マクロコスモス本社は目と鼻の先だし、良い立地ね」

 レッド 「いやちょっと待てぃ!」


 ▼ 297 ルンゲル@バンジのみ 21/03/14 03:32:55 ID:7jCswy6s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ラブホは草
 ▼ 298 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/14 22:03:47 ID:mwXoVcRg [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ブルー 「なによ」

 レッド 「予約したホテルってここなの?」

 ブルー 「そうよ。ここがマクロコスモスから一番近かったし」

 レッド 「確かに近いかもしれないけど、もっとこう……、他になかったのか!?」

 ブルー 「オフィス街の外れに、ホテルなんて そうそう無いわよ」

 レッド 「だからって……、ほら、みんな気まずい感じじゃん!」



 アユミ 「お洒落なホテル〜! ガラル地方は凄いんだね!」

 カケル 「そっ、そうだな。ピンクの看板で、女子が喜びそうじゃん」


 ヒビキ 「このホテルって……、普通、なの?」

 コトネ 「うぅっ、私に効かないでよぉ」


 ユウキ 「マジで このホテルなのか」

 ハルカ 「っ……///」


 コウキ 「いくら近いからってなぁ……」

 ヒカリ 「コウキさん変なこと考えないでください。軽蔑します」


 トウヤ 「まぁでも、時間を潰すだけならね」

 トウコ 「そっ、そうよね。あくまで時間まで待機する場所だし?」

 
 キョウヘイ 「けど、意識するなって言うのは……」

 メイ 「……うん」


 カルム 「効率を考えれば悪くないチョイスだけどね。日中に何時間も、人目に付かずに滞在する場所なんて、限られてるし」

 セレナ 「えぇ。ゆっくりテレビでも見ながら寛げば良いのよ」


 ヨウ 「こんなホテル、入るの初めてだなぁ」

 ミヅキ 「初めてじゃなかったら引くわよ」



 レッド 「どうするんだよ この雰囲気!?」

 ▼ 299 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/14 22:07:47 ID:mwXoVcRg [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ブルー 「そこは皆にお任せよ。とにかく私たちは、時間を潰せれば それで良いんだから」

 レッド 「お任せって……」

 ブルー 「さっ。こんな大人数で入口に固まってたら不審に思われるわよ」



そうしてブルーは、逆に堂々と“ホテル ☆ ピクシーナイト”に入って行った。

皆も仕方なく彼女に続く。ホテルの前で屯する方が、どう考えても恥ずかしいからだ。



 レッド (って言うか、大丈夫なのか?)ヒソヒソ

 ブルー (なにがよ)ヒソヒソ

 レッド (オレたち子供だけで……、カケルとアユミなんて一発アウトだろ?)

 ブルー (平気よ。ネット予約だから、自動チェックイン機でバレずに入れるわ)

 レッド (そうなのか?)

 ブルー (それに、フロント見てよ。スタッフとの間に目隠しあるでしょ?)

 レッド (……ホントだ)

 ブルー (こういう所ってプライバシーが大切だから、向こうから何か言ってくることは無いはずよ)



ブルーの言う通り、特にフロントから声を掛けられる訳でもなく、皆が無事にチェックインを済ませた。


エレベーターに乗り、5階に下り立ち、ブルーが口を開く。


 ブルー 「このホテル、1フロアに10部屋あるの」

 レッド 「10部屋……ってことは」

 ブルー 「このフロアは私たちの貸切ね。みんな、好きな部屋を使って良いわよ」

 レッド 「なるほど。それなら他人と遭うこともないし、作戦までの待機には もってこいってことか」

 ブルー 「そういうこと。あぁ、一番奥にある501号室――私の取った部屋だけど、広い部屋だから20時に集合ね。作戦の最終確認よ」

 レッド 「広い部屋……。ブルー、経費だからって、自分だけ良い部屋にしたのか」

 ブルー 「たまたまよ。さぁ、みんな解散! 20時に集合、遅れないでね!」



そうして皆は、2人ペアになって各部屋に散らばった。


 ▼ 300 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/14 22:12:01 ID:mwXoVcRg [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ブルー 「アユミちゃん、カケル君」

 カケル 「はい」

 アユミ 「どうしたんですかブルーお姉さん?」

 ブルー 「ちょっとだけ、私と お話ししましょうよ。レッドは先に部屋行ってて」

 レッド 「ん、あぁ。2人に変なこと吹き込むなよ」

 ブルー 「なによ変なことって。厭らしい」

 レッド 「なっ……オレは真面目に心配して言ってるんだぞ!」

 ブルー 「はいはい。分かったから、また後でね」

 レッド 「ったく」



レッドは渋々と言った感じで部屋に――501号室に入った。

廊下に残ったのは、カケルとアユミ、そしてブルーだけ。


 カケル 「ブルーさん、話って?」

 ブルー 「ふふーん。2人はさ、このホテルがどんな所か……知ってる?」

 カケル 「っ!」

 アユミ 「えっ? ホテルだから、普通に お泊りする場所……ですよね?」

 ブルー 「世の中にはね、ちょっと違ったホテルがあるの」

 アユミ 「違った?」

 カケル 「………」

 ブルー 「……ふふっ。2人が間違ったことしないように、ちょっとだけ、お邪魔しちゃおうかな」





     *   *   *



 ▼ 301 タッコ@しんじゅ 21/03/14 23:31:31 ID:KYccBXjQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今までのキャラの総エッチ見れるってマジ!?

支援!!!
 ▼ 302 ャヒート@ダートじてんしゃ 21/03/15 06:43:21 ID:9.ZojX6k NGネーム登録 NGID登録 報告
ここで前スレのアンケートにつながるのか!
支援
 ▼ 303 レキッド@むらさきのミツ 21/03/16 00:05:19 ID:oAVI0fAI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 304 ロスター@ながねぎ 21/03/19 20:15:37 ID:ZCf6LBDU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
作者神
 ▼ 305 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/20 02:47:11 ID:QooQfStY [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 【 * 】



 アユミ 「わぁ〜! すっごい お洒落な部屋! ベッドも大きい!」



 ブルー 「ふふっ。楽しそうねアユミちゃん」

 カケル 「そうですね」

 ブルー 「カケル君も、もっと はしゃいで良いのよ?」

 カケル 「いや、オレは……」



 アユミ 「わぁ! お風呂も広い! ガラル地方のホテルって凄いんですね!」

 ブルー 「アユミちゃんは知らないかもしれないけど、こういうホテル、カントーにもあるのよ」

 アユミ 「そうなんですか?」

 ブルー 「ただし。目的が ちょっと違うけどね」

 アユミ 「目的……? 旅で お泊りする以外に、目的ってあるんですか?」

 ブルー 「カケル君は知ってるみたいよ」

 カケル 「ちょっとブルーさん!?」

 アユミ 「カケル君、知ってるの? 教えて教えて」

 カケル 「いやっ、そのっ……」
 ▼ 306 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/20 02:47:41 ID:QooQfStY [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ブルー 「ねぇアユミちゃん」

 アユミ 「なんですか?」

 ブルー 「カケル君のこと、好き?」

 カケル 「ちょっ」

 アユミ 「すっ!? どうしたんですか急に ///」

 ブルー 「ここはね、好きな人同士て泊まるホテルなのよ」

 アユミ 「好きな人、同士で……///」

 ブルー 「そっ。好きな人同士で、一緒に お風呂入ったり、一緒のベッドで寝たり、ちょっとエッチなことしたり」

 アユミ 「エッ!? なっ、なに言ってるんですかブルーお姉さんっ……///」

 ブルー 「そんなに恥ずかしがらないの。カケル君は知ってたんだから」

 アユミ 「知ってたの……?」

 カケル 「ちっ、違うんだ! たまたまテレビで見たって言うか……」

 ブルー 「あら? 子供のくせに、エッチなテレビ見ちゃったの?」

 カケル 「違います! “銀魂”ってアニメの“トッシー篇”で――」





 ▼ 307 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/20 02:52:19 ID:QooQfStY [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





 銀時 『昔々、遙か昔、まだこの世に、妖や神が存在していた頃――』

 新八 『あれ?』

 銀時 『神と妖怪の戦によって、大地は荒れ果て、人間たちは地下に潜り、怯え暮らす暗黒の時代があった』

 新八 『ちょっ……銀さん?』

 銀時 『だがしかし、荒ぶる神と、禍々しき妖が蔓延る、枯れ果てた無人の大地を――』

 新八 『あの、これ、なんですか……』

 銀時 『ひたすら西に向かって突き進む、一団の影が一つ』

 新八 『銀さん分かってますよね? 女の子を口説くロマンチックなシチュエーションですよ?』

 銀時 『人類の希望を一心に背負った彼らが目指す先は、遠い遠い西の果て。辿り着けばどんな夢も叶うと言う、その神の国の名は――』


    \ アチャァァァァ /

 “ ガ ン ダ ー ラ ・ ブ ホ テ ル ”


 新八 『なんか新番組始まったぁぁぁぁぁ!?』


https://www.nicovideo.jp/watch/sm19447639





 ▼ 308 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/20 02:52:44 ID:QooQfStY [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 カケル 「――それでそのっ、女子と2人で落ち着いて休憩できるホテルのこと、知っちまって……」

 ブルー 「最近のアニメどうなってるのよ」

 カケル 「だからオレっ、そういうホテルにアユミと入るってなって、正直ヤバいって言うか……」

 アユミ 「っ……///」

 ブルー 「ふーん。ってことはカケル君、アユミちゃんのこと好きなのね」

 アユミ 「ふぇっ?」

 カケル 「っ……はい。好きですよアユミのこと!」

 アユミ 「はわわっ……///」

 ブルー 「だそうよ。良かったわねアユミちゃん」

 アユミ 「こんなマジマジと言われると、恥ずかしい……です」

 カケル 「オレだって……」

 ブルー 「そっかー。やっぱりカケル君、アユミちゃんのこと好きだったんだー」

 カケル 「何度も言わないでくださいよ」

 ブルー 「じゃあさ。アユミちゃんとエッチなこと、したい?」

 カケル 「ぶっ!? それはっ……!」

 ブルー 「アユミちゃんは?」

 アユミ 「そんなの私はっ! わたしは……///」

 カケル 「ブルーさん! もう終わりに」

 アユミ 「カケル君が、したいって言うなら、そのっ、叶えてあげても……、いいかな、って……///」 カァァ

 カケル 「えっ!?」

 ブルー 「ふふっ。ほらカケル君。女の子に そんなこと言わせちゃダメよ。きちんと自分の口から言わないと」

 カケル 「おっ、オレは……!」

 アユミ 「………///」 ドキドキ

 カケル 「……したいです。アユミと。エッチなこと」

 アユミ 「ぁぁぁ……///」 カァァ
 ▼ 309 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/20 02:53:42 ID:QooQfStY [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ブルー 「よく言えました。……でも残念。2人くらいの年齢じゃ、まだエッチなことは出来ないのよ」

 アユミ 「……ぇっ?」

 カケル 「そっ、えっ? じゃあなんで言わせたんですかぁ!?」

 ブルー 「ふふっ。期待しちゃったのかしら? カケル君、アソコ、膨らんでるわよー?」

 カケル 「っ!?」 バッ!

 アユミ 「ぁぅ……」 ドキドキ

 ブルー 「エッチは無理だけど……、アユミちゃん。カケル君を、気持ち良くさせてあげましょうか」

 アユミ 「ふぇっ?」

 カケル 「なっ、なにをっ……」

 ブルー 「リラックス、リラックス。じゃあアユミちゃん。カケル君のズボンとパンツ、脱がしてあげよっか」

 アユミ 「……はい」 ドキドキ

 カケル 「ちょっとブルーさんホントに……!」 ドキドキ


そうは言うものの。カケルは抵抗しない。

心のどこかで、これから始まることに期待をしているのか。


一方それはアユミも同じようで。

ブルーの指示に従い、カケルのズボンを脱がす。ボクサーパンツを脱がす。


 アユミ 「ぁぁ……///」 ドキドキ

 カケル 「っ……///」 ドキドキ


まだ子供ながらも、立派に存在感を放つ、カケルの膨らんだソレ。

彼女の目の前に、カケルのソレがピクピクと波打っている。


 ブルー 「カケル君、ベッドに座ろっか。足広げてね」

 カケル 「……はい」

 ブルー 「アユミちゃんは、四つん這いになろうかしら。イーブイみたいに」

 アユミ 「こう……ですか?」


カケルは言われた通り、ベッドに座って足を開く。

アユミは、そんな彼の前で四つん這いに。高さ的に、ソレは彼女の目の前に鎮座する。
 ▼ 310 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/20 02:54:43 ID:QooQfStY [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 アユミ 「……ビクビクしてる」

 カケル 「あっ、アユミのこと考えると、おさまらないんだよ……!」

 ブルー 「じゃあアユミちゃん。四つん這いのまま、カケル君のソレ、舐めてみよっか」

 アユミ 「えっ……」

 カケル 「いやブルーさん! 舐めるなんて汚いこと……、アユミにさせないで下さいよ!」

 ブルー 「あら。好きな人なら汚いところも愛せて当然じゃない? 大人の世界じゃ常識よ?」

 カケル 「そんな常識聞いたこと無いですよ!」

 ブルー 「子供なんだから聞いたこと無くて当然よ。これはフ●ラって言ってね、エッチの一歩手前なのよ」

 アユミ 「エッチの……一歩手前?」

 ブルー 「そっ。エッチは まだダメだけど、一歩手前なら良いと思わない?」

 カケル 「でも! オレたちまだ……」

 ブルー 「じゃあズボン穿きなさいよ」

 カケル 「ぁっ……」

 ブルー 「本当にダメって思ってるなら、そもそも脱がされるの抵抗するはずよね。抵抗もしないで、今もソレ出したままって……」

 カケル 「それはっ」

 ブルー 「して欲しいんでしょ。アユミちゃんに」

 カケル 「っ……///」

 ブルー 「アユミちゃんも。嫌なら嫌って言って良いのに、カケル君のソレ、ずーっと見てるわよ?」

 アユミ 「わっ、私はっ、そのっ……///」

 ブルー 「……ふふっ。なら、始めちゃおっか」


そう言うとブルーは、四つん這いになっているアユミのショートパンツに手をかけ、膝下まで ずり下ろす。

アユミの下着は、まだ幼さ残る、白い綿パンだった。


 アユミ 「えっ……やだブルーお姉さん!?」

 カケル (アユミのパンツ……、お尻……、ヤベェ……)ムクムク
 ▼ 312 タング@よごれたハンカチ 21/03/20 14:40:46 ID:.cxcjCKU NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 313 ローゼル@やわらかいすな 21/03/20 15:00:13 ID:8OfkDzNk NGネーム登録 NGID登録 報告
しえええええん!
 ▼ 314 レザード@アシレーヌZ 21/03/20 22:07:19 ID:MTysQOL. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一気にR18になってきたな
 ▼ 315 ンメン@あかいバンダナ 21/03/20 23:05:02 ID:2wkA6uFc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
夜になったので支援
朝読んだけど流石にね
 ▼ 316 ビワラー@メガグローブ 21/03/21 22:21:44 ID:.JicLlqs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
とりあえずエロ要素がユウリ拷問だけでなくてよかった
 ▼ 317 ガハッサム@スペシャルガード 21/03/21 22:38:40 ID:Jk66QsYM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 318 レディア@なまいきミント 21/03/21 22:47:28 ID:eU3IfqF6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 319 マゲロゲ@きんのおうかん 21/03/21 23:02:41 ID:cILMhn0I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あはは
 ▼ 320 ジッチュ@ずぶといミント 21/03/26 00:12:58 ID:w616qfp2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 321 ブライカ@おかえしメール 21/03/26 00:43:30 ID:7DhI58qA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 322 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/28 02:07:21 ID:agF2/19k [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ブルー 「あら、大きくなった? アユミちゃんのエッチな姿に興奮しちゃったのかしら?」

 カケル 「いゃこれはっ!」 ドキドキ

 アユミ 「ぁぅ……///」 ドキドキ

 ブルー 「ふふっ。じゃあアユミちゃん。まずはカケル君の先っぽ、ちょっとずつ舐めよっか」

 アユミ 「……はい」 ドキドキ

  
  ― ペロッ


 カケル 「ぅあ……!」 ビクッ!

 アユミ (凄い……、ちょっと舐めるだけで、ビクビクってしてる……///) ペロッ、レロッ

 カケル 「んくっ……」


アユミは恐る恐ると言った感じで、カケルのソレの、先っぽを舐め始める。

小さな口と、小さな舌で、カケルの そそり立つソレを、優しく撫でるように。労わって包み込むように。


 アユミ 「れろっ、ちゅぶっ、ふーっ、ふーっ、ぺろっ……」

 ブルー 「そうそう。上手いわよアユミちゃん」 ナデナデ

 アユミ 「れろっ、っ……///」 ビクッ!


ブルーはアユミを褒めつつ、四つん這いになって突き出されている彼女のお尻を、優しく撫でる。

割れ目を なぞり、揉んで弾力を楽しんだりと、厭らしい手つきで、アユミの興奮を誘う。


 ブルー 「次は裏スジを……、おちんちんの先っぽの裏を舐めましょうか」 サワサワナデナデ

 アユミ 「れろっ……っはぁ! ブルーお姉さんっ、そんな撫でないでよぉ……///」

 ブルー 「ふふっ。カケル君は気持ち良くて動けないから、私がアユミちゃんを気持ち良くしてあげてるのよ。ほら、続けて」 ナデナデ

 アユミ 「うぅっ……ぺろっ」

 カケル 「っあ! アユミそこっ……!」 ビクビク

 アユミ 「れろっ、ちゅぶっ……ぺろっ、ここ、気持ち良いの?」

 カケル 「ヤバい……///」

 アユミ 「そうなんだ……ぺろっ」

 ブルー 「上手いわねアユミちゃん」 クニュッ

 アユミ 「んっ!?」 ビクッ
 ▼ 323 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/28 02:08:14 ID:agF2/19k [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブルーはアユミの お尻から手をずらし、アソコに触れた。

四つん這いの両足の間に手を差し込んで、中指、人差し指、薬指を使い、アユミのアソコを、パンツの上から揉むように刺激する。

まだ幼い小さな割れ目は、ほんの少し、湿り気を帯びていた。


 ブルー 「……ふふっ。アユミちゃんも興奮しちゃってるんだ」 クニュクニュ

 アユミ 「んっ……、ぺろっ、れろっ」 ドキドキ

 カケル 「うぁぁっ、やべっ……」 ビクビク

 ブルー 「カケル君も限界 近そうね。アユミちゃん、おちんちんを奥まで咥えて、こう……千歳飴を舐めるみたいにジュボジュボって」 クニュクニュ

 アユミ 「ふぁぃ……れろっ、じゅぼっ、じゅぷっ」

 カケル 「ぅぐっ、ぁぁっ、それっ……!」 ビクン!


アユミは小さな口で、一生懸命、カケルのソレを奉仕する。

裏スジを舐めつつ、奥まで咥え、戻しを繰り返し、カケルのソレを刺激する。


 アユミ (なんだか……、体が熱い。おかしくなりそう……) ボー


そんなアユミの下半身は、ブルーに責められている。

四つん這いで突き出したお尻、アソコ。パンツ越しとは言え、ブルーはアユミの割れ目を揉み、なぞり、くすぐるように刺激する。


 ブルー 「んー、アユミちゃん。濡れてきたわよ?」 クチュクチュ

 アユミ 「じゅぷっ、ぺろっ、じゅぶっ……っ ///」

 ブルー 「気持ち良くなってきちゃった?」


その問いかけに、アユミは答えない。答えることが出来ない。


 アユミ (お股がゾクゾクする……。あの時と一緒……)


アユミは、あの日のことを思いだす。

カケルと2人でサーフィンの練習に行った時、2人だけだからと、お互いを触り合ったこと。

恥ずかしいところを触り合って、エッチな気分に浸って、とても気持ち良くなったこと。

その時と同じ感覚が、アユミを襲う。



  ※ 前スレの【Episode-9】
 ▼ 324 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/28 02:09:49 ID:agF2/19k [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カケル 「はぁっ。ぐっ……アユミっ……!」 ビクッ


そしてそれは、カケルも同じ。

あの時はアユミの手で扱いて貰ったが、今回は、アユミの口だ。

手とは違う、ねっとりと、生暖かい感触。自分の汚いものを、好きな女子に咥えさせると言う背徳感。

そしてそれを、ラブホと言う、子供が入ってはいけない世界で行うと言う罪悪感。


 カケル 「ぅあぁぁ……っく!」


特別に仲の良い女の子、アユミ。

礼儀正しくも、どこか茶目っ気のある彼女に、いつしかカケルは特別な感情を抱いていて。


 アユミ 「じゅぷっ、れろっ……ハァッ、ハァッ、じゅっぷ、じゅるっ」

 ブルー 「アユミちゃん、パンツどんどん濡れて来てるわよ。そんなに気持ち良いんだ〜」 クチュクチュ

 アユミ 「はむっ、ふっ……んっ ///」 ビクッ


そんな彼女が今、カケルのソレを一生懸命に咥えている。

ブルーにアソコを弄られ、顔を真っ赤にして、トロけた表情でソレを しゃぶっている。

パンツを濡らし、恥じらいと興奮が交錯しつつも、ひたすらカケルのために奉仕する。



そのような状況下、カケルは――耐えられなかった。



 カケル 「くぁヤバっ!? ちょアユミ出してっ!」 ヌポッ

 アユミ 「じゅぷっ……ふぁ?」


カケルが自分のソレを、アユミの口から引き抜いた瞬間。


 カケル 「うぁっ! アユミごめんっ……!」

  ― ドピュッ! ビュルルッ……ビュッ!


 アユミ 「きゃっ!?」 ネチョッ

 ▼ 325 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/28 02:10:32 ID:agF2/19k [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カケルのソレから、勢いよく白い液体が放出される。

アユミから遠ざける間も無く、それは彼女の顔に、豪快に降りかかった。


 カケル 「はぁっ、はぁっ、アユミっ……ごめん」

 アユミ 「ぁっ……、これっ……///」 ネチョォォォ

 カケル 「そんな汚いの……、抑えられなくて……」

 アユミ (カケル君のが……、私に……) ゾクゾクッ


アユミの顔に垂れる、白いネバネバした液体。

まさしくそれは、アユミが自らの口でカケルを気持ち良くしてあげた証拠。

カケルの匂いを浴びたアユミは、ブルーの責めも加勢して、下半身を急激な違和感が襲った。


 アユミ 「あっ……あぁっ!? やだっ……くぁ!? ぁぁぁっ……!?」

  ― ビクン! ビクッ、ビクッ……ビクッ


ほどなくしてアユミは、大きく仰け反った。

四つん這いの体勢を維持できずに、上半身が崩れ落ちる。

お尻を突き出す格好で、額を床に付けるように顔を隠し、止まらぬ絶頂の余韻に必死に耐えているようだ。


 アユミ 「ぅぐっ……、ふっ、ふーっ、ふーっ、ふぁっ……ゃだっ」

  ― ビクッ、チョロッ……ショワァァァァァァ


 ブルー 「あらあら」

 カケル 「アユミっ……?」

 アユミ 「ゃだぁ……グスッ、みないでっ……///」

  ― チョロチョロロォォォ……ビクッ! ビクッ!



アユミのアソコから滴れ落ちる恥ずかしい液体は、絨毯に染みを作り、やがて止まった。

けれどアユミの体の火照りは未だ治まらないようで、顔を伏せ、お尻を突き出したままの状態で、ビクビクと震えている。


カケルに顔射され、ブルーにアソコを弄られ、自身の格好と失禁の恥ずかしさでアユミの頭の中は真っ白になり、動くことが出来なかった。



 ▼ 326 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/28 02:11:07 ID:agF2/19k [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


それから しばらくして。



  ― ガチャッ


 ブルー 「ふーっ。さっぱりしたわね」

 アユミ 「……はい ///」


アユミが落ち着いたタイミングで、ブルーはアユミをバスルームに連れて行った。

顔を、体を、アソコを、しっかりと洗って、ケアしてあげたようだ。

バスローブに身を包むアユミからは、ほのかに湯気が立ち、濡れた艶やかな髪は、妙な色っぽささえ醸し出している。


 カケル 「あの……アユミ」

 アユミ 「……うん」

 カケル 「ホント、ごめんな。アユミの顔に……そのっ、オレの汚いの、かけちまって……」

 アユミ 「……うん」

 ブルー 「カケル君、いっぱい出したもんね。そんなにアユミちゃんのフ●ラ、気持ち良かったんだ」

 カケル 「チ○コ舐められるなんて初めてですよ。しかも、アユミに……」

 アユミ 「私だって。こんなこと、カケル君以外には、しないもん……///」

 ブルー 「ふふっ。2人の距離、グッと縮まった感じね」

 カケル 「こんなこと、オレたちみたいな子供が……、して良いんですか」

 ブルー 「まぁ、これ以上はダメよ。年齢相応のエッチなことで我慢しなさいね」

 アユミ 「っ……///」


 ブルー 「じゃあ、私は戻るわね。2人とも、今夜の作戦に向けて、ゆっくり休むのよ」



それだけ言って、ブルーは部屋から出て行った。



残されたカケルとアユミ。



気まずい雰囲気が漂い、しばし沈黙が生まれる――が。

 ▼ 327 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/28 02:12:29 ID:agF2/19k [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 アユミ 「私は……、別に怒ってないよ?」

 カケル 「えっ?」

 アユミ 「カケル君が喜んでくれたんなら、私はそのっ……///」

 カケル 「っ……、ブルーさんもブルーさんだよ! こんなこと教えちゃダメだろ普通!」

 アユミ 「でも……さっきの、好きな人 同士で、やることなんだよね……?」

 カケル 「そう……だと思うけど」

 アユミ 「私は別に、良かった、かな? 私たちには まだ早いことだけど、カケル君と、そういうこと出来て ///」

 カケル 「おっ、オレだって! アユミがビクビクしてるとこ、すげぇ興奮したって言うか、アユミなんだか大人っぽくて、そのっ、すげぇ良かったぜ?」

 アユミ 「……ふふっ」


アユミは笑顔を見せると、恥ずかしかったのか、着ているバスローブにギュッと顔をうずめる。
 


そうしてカケルから視線を逸らすと、背後のベッドにダイブ、毛布に包まった。



 カケル (可愛い奴だな、アユミって)



背伸びして大人の世界に足を踏み入れようとしても、カケルもアユミも、まだまだ子供だ。

本当にエッチなことは、もう少し成長してから――、今のブルーくらいの年齢になってからと、カケルは思う。


 カケル 「オレも寝よ。隣、良いよな?」

 アユミ 「うん……///」


今の2人には、同じベッドで一緒に寝るくらいが、年齢相応の恋愛だろう。

アユミもカケルも、それを実感していた。


だからこうして今、背中合わせながらも、ホテル特有のダブルベッドで、2人一緒に横になっている。

密着は せずとも、互いの温もりを感じられる距離感だ。


マクロコスモス潜入作戦を控えた2人は、いつしか眠りに落ちていた。




 【*】


 ▼ 328 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/03/28 02:12:56 ID:agF2/19k [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



カケルとアユミ。

幼い2人でR18とか前スレに続いて罪悪感パネェ。



 ▼ 329 ヤコマ@びっくりこやし 21/03/28 02:29:17 ID:3dZ6UVQg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ネ
 ▼ 330 ルノズク@でんせつのメモ3 21/03/28 10:27:35 ID:Bk8YTrVo [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 331 ーシャン@クオのみ 21/03/28 10:28:12 ID:Bk8YTrVo [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
sageるの忘れてた
 ▼ 332 ドグラー@しあわせタマゴ 21/03/28 12:05:28 ID:56OIutOk NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援
 ▼ 333 ジョフー@あやしいカード 21/03/29 03:12:54 ID:iGGodcdE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 334 エルオー@ジガルデキューブ 21/03/30 23:28:58 ID:qBr24wFA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 335 スラオ@くろいビードロ 21/04/01 00:35:53 ID:aCqwJNQ. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
このSSも前スレと合わせるともう2周年か…
 ▼ 336 リゲイツ@ひみつのコハク 21/04/03 00:06:52 ID:Pfjkk/26 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 337 シギソウ@スペシャルアップ 21/04/03 00:09:06 ID:X6cU5V2s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 338 ルタンク@みどりのバンダナ 21/04/03 03:37:25 ID:UYycvkcY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサユウはまだか
 ▼ 339 ズパス@つめたいいわ 21/04/05 12:49:27 ID:S6PADG12 NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援
 ▼ 340 ギガナイト@イーブイZ 21/04/06 22:52:49 ID:fOcAzDe6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 341 ージュラ@かみなりのいし 21/04/09 01:41:34 ID:ncgU/IpE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
はやくマサユウ見たい
 ▼ 342 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/04/11 03:36:06 ID:bZQkR0Yo [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



【悲報】スレ立てから2年経過。未だ終わらない。


 ▼ 343 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/04/11 03:36:40 ID:bZQkR0Yo [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 【*】



 ブルー (ヤバい。私も興奮してきたかも……)


アユミとカケルのイチャラブを手解きしたブルー。

大人ぶって手解きしていたものの、実は自身も悶々とした気分になっていて――。





 ブルー 「戻ったわよ」

 レッド 「おかえり。2人に変なこと吹きこんでないだろうな?」

 ブルー 「なによ変なことって。って言うかシャワー浴びたの?」

 レッド 「あぁ」

 ブルー 「女の子が入る前にシャワー浴びる!? 女の子に綺麗なバスルームを使わせようって配慮は無いワケ!?」

 レッド 「えぇ……、ごめん」

 ブルー 「ったく! バトルは出来ても女の子の扱いはホントにダメね!」



それだけ言い捨て、ブルーはバスルームに向かった。



ラブホテルらしく、広々として清潔感溢れる造りだが、飛び散った水滴からも、レッドが使った後だと分かる。

とは言っても、湯船に浸かる訳では無いので、特段 気にすることでは無かった。

そもそも、ブルーは既にアユミと一緒にシャワーを浴びている訳で、にも関わらず再度シャワーを浴びるのは、“その気”だからに他ならない。
 ▼ 344 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/04/11 03:37:52 ID:bZQkR0Yo [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ブルー 「ふー」 シャワーーーーー


 ブルー (アユミちゃん……、まだ子供なのに、あんな顔するのね) シャワーーーーー


 ブルー (カケル君の咥えただけで、あんなにトロけちゃって) シャワーーーーー


 ブルー (まぁ、私がアユミちゃんのアソコ弄ったのもあるんだけど) シャワーーーーー


 ブルー (………) シャワーーーーー



アユミの気持ち良さそうな顔を思い出しながら――。

ブルーはシャワーの水勢を少し強め、自分のアソコに、水流を当てた。



 ブルー 「んっ……///」 ビクッ


細かな水流が、アソコ全体を刺激する。

口の広いシャワーヘッドから噴き出す水流は、微振動のようにアソコを刺激する。


 ブルー (これっ……、良いかも……///)


けれど、イクまでの刺激ではない。

水勢を上げて長時間浴びれば絶頂に達するだろうが、あまり長い時間シャワーを浴びるのは不自然だし、なにより――。


 ブルー (エッチしたい……)


アユミのように、誰かに気持ち良くされたい。

自分のアソコを弄って貰いたい。思いきり絶頂させられたい。

相手がレッドである必要は必ずしも無いが、エッチするなら、よく知っている人物の方が良いに決まっている。


 ブルー (けどレッド、してくれるかなぁ……)


少しだけ期待を抱きつつ、ブルーはシャワーを終え、バスローブを身に纏う。


胸元を少し はだけさせ、膝元は留めずに太ももをチラつかせ。


レッドの待つ部屋に、足を踏み入れた。

 ▼ 345 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/04/11 03:38:59 ID:bZQkR0Yo [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





 ブルー 「あがったわよ」

 レッド 「あぁ。そこに飲み物、買っといたぞ」


テーブルの上には、お茶とスポーツドリンクのペットボトルが置かれていた。

自販機に買いに行ったのか、部屋の冷蔵庫に入っていたものなのかは分からないが、ブルーがシャワーを終えるタイミングで用意してくれたと考えれば、好感が持てる。

レッドにしてみれば、先にシャワーを使ってしまったお詫びのつもり なのかもしれない。


 ブルー 「ふーん。気が利くじゃない」

 レッド 「って言うかブルー、ちょっと無防備だぞ その格好」

 ブルー 「あら? 照れてんの?」


そういってブルーは ワザと前屈みに。

はだけた胸元が余計に広がり、彼女の谷間が否応にもレッドの視界に入る。


 レッド 「っ……! カケルに そんなこと してないだろうなぁ!」 プイッ

 ブルー 「ふふっ。見たければ見ればいいのに」

 レッド 「そんな手に乗るか!」

 ブルー 「なによ勿体ない。……せっかく誘ってあげてるのに」

 レッド 「……ブルー、揶揄うのも いい加減にしろよな」

 ブルー 「そこそこ本気のつもりよ?」

 レッド 「だいたい……、ブルーは心配じゃないのか?」
 ▼ 346 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/04/11 03:43:16 ID:bZQkR0Yo [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ブルー 「なにが?」

 レッド 「これからオレたちは、マクロコスモスって大企業に乗り込むんだぞ。もし失敗したら、タダじゃ済まない。トレーナーの経歴に傷が付くことにもなる」

 ブルー 「そうね」

 レッド 「オレは別に良いんだ。違法にポケモンを傷付けてるマクロコスモスは許せないからな。覚悟は決めてる」

 ブルー 「あら頼もしい」

 レッド 「けど、カケルやアユミを巻き込むのは気が進まないんだ。ヒビキとコトネも。あと……ヨウとミヅキだっけ? 年下の奴らに、そんな覚悟を背負わせたくない」

 ブルー 「なるほどねー」

 レッド 「マクロコスモスの悪事を暴くつもりで挑むけど、もし万が一、失敗したら……」

 ブルー 「平和的な解決は無理でしょうね。マクロコスモス、悪事を知ったユウリって子を監禁してるみたいだし」

 レッド 「オレとしては、ブルーにだって来て欲しくないんだ。危険なカケに出る訳だからな」

 ブルー 「ふーん。一応、私のことも心配してくれるんだ」

 レッド 「当たり前だろ」

 ブルー 「……ふふっ。レッドの気持ちは分かるわ。私だって、ホントはアユミちゃんたちを帰したかったもん」

 レッド 「だよな。空港で……、ホップとマサルに、本当の内容を聞かされたタイミングで、カケルたちは帰すべきだったかもな」

 ブルー 「まぁ、言っても帰らないでしょうね。他の子たちも。元々、悪事を暴くために集まったメンバーなんだから」

 レッド 「だよな。……年長のオレたちが、しっかりしなくちゃいけないな」

 ブルー 「そうね。特に私たちは、直接マクロコスモス本社に乗り込むチームなんだから」

 レッド 「気合い入れないとな」

 ブルー 「えぇ」



思いもよらず真面目な話になってしまい、ブルーも真面目に対応する。


彼女としても、本当は、後輩分であるアユミとカケルを危険な目に遭わせたくない。

しかし、アユミたちもマクロコスモスの悪事を許さないと言っている。

帰れと言って素直に従うはずがないし、なにより、アユミたちの想いと覚悟を否定するようなことは、したくないのだ。
 ▼ 347 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/04/11 03:44:57 ID:bZQkR0Yo [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ブルー 「ねぇレッド」


勿論、潜入作戦に失敗するつもりは無い。

が、マクロコスモスは、ユウリを――女の子を平気で監禁するような会社だ。ブルーとしても、かなりの覚悟を強いられることになる。


 ブルー 「もし万が一のこと考えてさ」

 レッド 「ん? ブルーにしては珍しく弱気じゃないか?」


ブルーには、潜入作戦を考える指揮をとった責任がある。

集まったメンバーたちの無事と将来を背負っている――、と言っても過言では無い。


 ブルー 「私だって、ちょっとくらい不安は あるわよ」


 レッド 「そっか」


 ブルー 「だからさ……、気ぃ、紛らわしたいな」


 レッド 「……ぇ、そのっ」


 ブルー 「女の子に言わせる気?」


 レッド 「いや……けど、マジ?」





 ブルー 「エッチ、しましょうよ」





 ▼ 348 インディ@ピーピーマックス 21/04/11 09:19:55 ID:7Y0sQNmY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
大支援
 ▼ 349 ンチャム@あやしいおこう 21/04/11 20:30:10 ID:mAv6VJ56 NGネーム登録 NGID登録 報告
来たか
支援
 ▼ 350 ドリーノ@つきのふえ 21/04/11 20:40:44 ID:Oq5Uzydc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 351 ィ@たまむしプレート 21/04/12 14:47:51 ID:NAe6fAxg NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
昼間だからさげ支援
 ▼ 352 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/04/15 00:24:24 ID:Vy.Ie4zM [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


そう言うとブルーは、バスローブを脱ぎ捨てる。

透き通るような白い肌、程よい膨らみの胸には桜色の突起。一筋の割れ目。

隠すもの一切なく、ブルーの全てが、レッドの前に曝け出された。


 レッド 「っ……!」 ゴクッ

 ブルー 「私だけ脱がせる気?」

 レッド 「いや……、まだ心の準備が」

 ブルー 「もぉ。それって普通、女の子が言うことじゃないの?」

 レッド 「……本当に良いのか?」

 ブルー 「嫌なら裸なんて見せないわよ」

 レッド 「そうだよな」


覚悟を決めたのか、レッドも服を脱ぎ、裸になる。

ブルーの裸を見て当然興奮しており、彼のモノは立派に そそり立っていた。


 ブルー 「……ふふっ。アソコは ヤル気マンマンじゃない」

 レッド 「仕方ないだろ。生理現象なんだから」

 ブルー 「じゃあ……、ベッド、行こ」

 レッド 「あぁ」
 ▼ 353 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/04/15 00:25:24 ID:Vy.Ie4zM [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


広いダブルベッドの真ん中に、ブルーは寝転がる。

胸も、アソコも隠さず、レッドが来るのを待っている。


 レッド 「綺麗……だな」

 ブルー 「ん、ありがと」

 レッド 「前戯って、最初は……胸、で良いのか?」

 ブルー 「……まったく。童貞 丸出しね」

 レッド 「っ……! そう言うブルーは どうなんだよ」

 ブルー 「さぁ、どうかしらね?」

 レッド 「こいつめ……」

 ブルー 「良いわよ。レッドの好きなようにして」

 レッド 「じゃあ……」 モミッ

 ブルー 「っ……」


レッドはブルーを跨ぐように腰を下ろすと、まずは彼女の胸を揉んでみる。

程よい大きさの彼女の胸は柔らかく、レッドは しばし、その弾力を楽しんだ。


 レッド 「乳首……固くなってるな」 コリッ

 ブルー 「ひゃっ///」 ビクッ

 レッド 「そんな反応するんだな」 クリクリ

 ブルー 「ゃんっ……もぉ。胸ばっかり……///」

 レッド 「気持ち良さそうだから」 モミモミクリクリ

 ブルー 「そろそろっ……、キスとか、しないの?」

 レッド 「良いのか?」 モミモミクリクリ

 ブルー 「んっ」

 レッド 「じゃあ……」
 ▼ 354 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/04/15 00:26:14 ID:Vy.Ie4zM [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ブルーに促され、レッドは彼女の唇に、自分の唇を重ねた。

完全に主導権をブルーに握られて情けないが、彼女がリードしてくれるからこそ、レッドはテンパることなく事を進められる。


 ブルー 「ちゅっ……れろっ、んちゅっ……」

 レッド 「ちゅぷっ、れろっ、ちゅっ、れろっ……」


舌を絡め合う、大人のキス。

裸で交わり合う、大人の行為。

レッドとブルーの興奮は止まらない。


 ブルー 「れろっ、ちゅぷっ、はぁっ、はぁっ、んちゅっ……」

 レッド 「ちゅっ、くちゅっ……れろっ、ぷはっ、れろっ……」 モミモミクリクリ

 ブルー 「ちゅぶっ……! んっ、れろちゅっ、はぁっ、ちゅっ……///」


ブルーと舌を絡めつつ、レッドは彼女の胸を弄る。

乳首はツンと固くなり、指で転がすと、ブルーはビクビクと体を震わす。


 ブルー 「んちゅっ……もぉ! 手つき厭らしすぎ」

 レッド 「乳首固くして なに言ってんだよ」 クリクリ

 ブルー 「んゃっ!」 ビクッ

 レッド 「へへっ……、ちゅっ、ぺろっ」

 ブルー 「もぉ……んちゅっ、ちゅぶっ、れろっ」

 レッド 「ちゅぷっ、ぷはっ、れろっ、くちゅっ……」

 ブルー 「んちゅっ……、ねぇ」

 レッド 「ん?」

 ブルー 「そろそろ……、欲しいな」 クパッ


キスを中断させたブルーは、自分の割れ目を開いて見せる。

キスと乳首責めで興奮は高まっているようで、アソコは しっかり濡れていた。
 ▼ 355 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/04/15 00:27:25 ID:Vy.Ie4zM [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 レッド 「っ……!」 ゴクッ



 ブルー 「……見すぎ。変態」

 レッド 「ぁっ……、ごめん」

 ブルー 「ちゃんとゴムしてよね」

 レッド 「分かってるよ、それくらい」

 ブルー 「持ってきたの?」

 レッド 「……あ」

 ブルー 「はぁ……。どっかに置いてあるわよ。ラブホなら」

 レッド 「ごめん。すぐ探す」

 ブルー 「ムードとか あったもんじゃ無いわね」

 レッド 「仰る通りです」

 ブルー 「そこの引き出しに無い? 無ければ洗面所かしら」

 レッド 「……あ、入ってた。やっぱベッドから手が届く場所にあるんだな」

 ブルー 「まったく子供ね。……まぁ、別に嫌いじゃないけど、そういうとこ」


レッドはゴムの袋を開け、不器用に、自らのモノに被せる。

慣れてないと言うよりは、これからの行為に緊張しているようだった。


 レッド 「ごめん。お待たせ」

 ブルー 「……ふふっ。ホントよ。不器用すぎ」

 レッド 「上手く出来る保証は無いけど」

 ブルー 「濡れてるから大丈夫よ。ほら」 クパァ

 レッド 「行くぞ……?」

 ブルー 「来て」



ブルーは足を広げ、自らの手で割れ目を開き、レッドを導く。


レッドは、ゴムを被せたソレを、ブルーの導く穴へと……挿入した。
 ▼ 356 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/04/15 00:28:09 ID:Vy.Ie4zM [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ブルー 「んくっ……ぁぁぁっ!」 ゾクッ

 レッド 「ぁぐっ!?」 ビクッ


 ブルー 「はっ、はぁっ、はぁっ、ふーっ、ふふっ」

 レッド 「ぉあぁぁ……」


 ブルー 「初めて挿れた感想は?」

 レッド 「なんか……、まとわりつく感じで……、ヤベェ」

 ブルー 「動いて良いのよ?」

 レッド 「んくっ……、じゃあ」


  ― ヌチュッ!


 ブルー 「ふぁっ……///」

 レッド 「うぉっ……、ヤバい、全然違う……!」


  ― ヌチュッ! チュブッ! ヌッチュ! ヌチュッ!


 ブルー 「んぁちょっ……! 激しっ……///」

 レッド 「はぁっ、はぁっ、ブルー、すげぇ気持ち良いっ……!」


レッドは自分のソレを、ブルーの割れ目に押し付け、抜き、再び挿れを繰り返す。

経験したことの無い気持ち良さに、加減することを忘れ、欲望のままに。


 ブルー 「んっ……、わっ、私もっ……、気持ち良ぃ……///」

 レッド 「ブルー、すげぇ厭らしい顔っ……!」

 ブルー 「だって、だってぇ……///」


そんなレッドの欲望を、ブルーは全身で受け止める。

彼のソレが奥に当たるほど、アソコがキュンキュンと疼き、更なる気持ち良さを求め、愛液が溢れ出る。
 ▼ 357 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/04/15 00:29:54 ID:Vy.Ie4zM [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 レッド 「ブルーっ! オレっ、ヤバいっ、締め付けられてっ……、これっ……!」

 ブルー 「ぁん! やっ! 良いっ……これっ! はぁっ、はぁっ、あぁぁっ……///」


  ― ヌチュッ! チュブッ! ヌッチュ! ヌチュッ!


レッドのピストンは、さらに早く、激しく。

それに応えるかのように、ブルーの締め付けも強くなる。


 レッド 「はぁっ、はぁっ、うぐっ……、オレもぉっ……やばッ……!」

 ブルー 「わたしもっ……、気持ち、良すぎでっ……、もぉ……、イッ……イキそう」





あと数時間で、マクロコスモスと言う大企業への潜入作戦を実行する。


少なからず不安を抱えているはずの2人だが、今だけは――。

今だけは、互いに体を重ね合い、互いを求め合い、互いに気持ち良くなることだけを、考えている。いや、それしか考えられないのだ。


裸で交わり合う行為。

よく知る間柄の相手ではあるが、恋人ではない関係の相手。

そんな2人が今、一線を越え、愛し合っている。求め合っている。





そして――。





 レッド 「うぁ……ヤバッ!? あっ……締めっ……うぐぅぅぅっ!?」

  ― ビクッ……ドビュッ! ビュクッ……ビュブッ……


 ブルー 「んあっ!? 熱いのっ……、あぁっ、ぁっダメ!? イッ……くあぁぁん♡」

  ― ビクン! ビクッ、ビクビクッ、ビクッ……



2人は ほぼ同時に、絶頂を迎えた。


 ▼ 358 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/04/15 00:33:03 ID:Vy.Ie4zM [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ブルー 「ねぇ」

 レッド 「どうした?」



行為を終え、ベッドに寝ころぶレッドとブルー。

裸のまま、手を絡め合い、肌と肌が触れ合う距離感で、余韻に浸っている。



 ブルー 「ホントはさ、ちょっと不安なのよね。潜入作戦が成功するかどうか」

 レッド 「そうだよな、やっぱり」

 ブルー 「アユミちゃんたちのことも心配だし、捕まってるユウリって子も心配」

 レッド 「うん」

 ブルー 「マクロコスモスって、ガラルで影響力が凄いんでしょ? もし捕まったら、“無かったこと”にされるかもね」

 レッド 「怖いこと言うなよ。有り得るけど」


 ブルー 「だからさ、エッチできて良かったわ。ありがとね」

 レッド 「エッチを最後の晩餐みたいに言うなよ……」

 ブルー 「って言うかレッドも感謝しなさいよ? 童貞卒業させてあげたんだから」

 レッド 「ははは……。それは、まぁ……ありがとな」

 ブルー 「……ふふっ。貸しよ?」

 レッド 「おう。カントーに戻ったら、ブルーの好きな物――、ブランド物でもなんでもプレゼントするよ」

 ブルー 「本当に〜? じゃあ絶対に成功させないとね!」

 レッド 「あぁ!」



マクロコスモス潜入作戦と、ユウリ奪還作戦。


絶対に成功させると言う熱い決意を再確認し、2人は しばしの 休息の時を過ごす。





 【*】




 ▼ 359 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/04/15 00:34:20 ID:Vy.Ie4zM [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



2年目突入はマズいってばよ!


次はヒビキ×コトネ。



 ▼ 360 チュル@カシブのみ 21/04/15 00:45:53 ID:xTcspa4o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 361 タマロ@アクセサリーいれ 21/04/15 07:19:30 ID:W32sR2R2 NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ようやく初の本番シーン
支援
 ▼ 362 ドン@ラグラージナイト 21/04/15 17:47:56 ID:paGgWhZs NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
本番ktkr大支援
 ▼ 363 ガレックウザ@シルフスコープ 21/04/16 00:36:55 ID:2NiA0YhU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これアレですか?前スレのアンケート結果がバラけたから、全部書いてくれるパターンですか?
支援するしかない
 ▼ 364 ダイトス@ドラゴンのホネ 21/04/21 00:13:10 ID:/CVgAVww NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 365 リコオル@あかぼんぐり 21/04/23 22:59:50 ID:y0qgSRSY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 366 ックラー@カメックスナイト 21/04/27 21:23:25 ID:tbrsGses NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まだキスしかしてないトウトウはどうなるのか期待支援
 ▼ 367 ーゴート@シルバーコロン 21/04/27 21:44:04 ID:VZzEPEqo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
久々に来てみたら最高の展開になってるやん!!!

濃密なユウハル頼むで🤗
 ▼ 368 ノマダム@カビゴンZ 21/04/30 21:29:49 ID:ib0srN8E NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 369 ャイキング@リザードナイトY 21/04/30 23:07:04 ID:GlwQ3eNo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 370 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/01 23:36:11 ID:7h1QPOB. [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 【*】



 ヒビキ 「時間、けっこうあるね」

 コトネ 「そうだね……」


皆と別れ、ホテルの一室に入ったヒビキとコトネ。

当然2人とも、このホテルが どんな場所なのか知っている。自分たちが利用することが、まだ早いと言うことも。


 ヒビキ 「しょうがないよね。マクロコスモスの近くで待機できる場所、ここくらいしか無かったんだし」

 コトネ 「うん……」

 ヒビキ 「メガニウムたちのコンディションは上々だし、ホント、作戦の時間を待つだけだね。バクフーンたちは大丈夫そう?」

 コトネ 「えっと……うん。調子は万全かな」


 ヒビキ 「………」


 コトネ 「………」


 ヒビキ (気まずい……)



互いに黙りこくる、ヒビキとコトネ。

当然である。ここはラブホテル。恋人同士で愛を育む場。


マクロコスモス潜入の時間までの待機場所。

立地の良さから、ブルーがネット予約したホテルだ。2人にとって、それがラブホテルだったと言うのは、想定外もいいところである。
 ▼ 371 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/01 23:37:03 ID:7h1QPOB. [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒビキ 「テレビでも見ようか!」

 コトネ 「ぁ、うん。時間たっぷりあるもんね」


最近のラブホテルは、居住性の良さにも力を入れている。

部屋に備わる大きなテレビは、50インチは あるだろう。まるでミニシアター。電源を入れれば――。



  女優 『ぁん♡ そこっ♡ 良いっ……気持ち良ぃっ♡』

  男優 『エロイ体しやがって! オラっ……くっ! うぐっ!』 パン! パン! パン!

  女優 『ゃあん♡ イクっ……イッちゃうぅぅっ♡』



――生々しい男女の交わりが、鮮明な大画面で映し出されるのであった。



 コトネ 「ひゃっ……///」

 ヒビキ 「うわ……ごめんっ!?」 ピッ!


慌ててテレビを消すが もう遅い。

裸の男女の映像を目の当たりにし、気まずさは更に増す。


 コトネ 「っ……///」 ドキドキ

 ヒビキ 「いきなり あんなの……」 ドキドキ


コトネは耳まで真っ赤にして俯き、ヒビキは自分の行動の軽率さを悔やむ。

ここはラブホテル。部屋には恋人同士を“その気”にさせる仕掛けが散りばめられているのだ。





 コトネ 「あのさ……」


そんな沈黙を破ったのは、コトネのほうだった。

 ▼ 372 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/01 23:38:12 ID:7h1QPOB. [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒビキ 「コトネ……?」

 コトネ 「男の子って、やっぱり……ああいうの好きなの?」

 ヒビキ 「えっ……」

 コトネ 「だってほら。ヒビキ君も このまえ、私のパンツ見たいって」

 ヒビキ 「あっ、うん。それはそうだけど、でもほら! こういうエッチなテレビが好きって訳じゃないから! あくまでコトネのが好きってことだから!」

 コトネ 「私のがっ……好き……///」

 ヒビキ 「うん! だから ああいうテレビなんて興味無いし見ようとも思わない!」

 コトネ 「そっか……」



  ヒビキ (……あれ? もしかして僕、けっこう恥ずかしいこと言っちゃった?)



 コトネ 「ならさ……、私のなら、興味あるってことだよね?」

 ヒビキ 「ん?」


一瞬、ヒビキはコトネの言葉の意図を理解できなかった。

が、それに続く彼女の行動で、その意図は容易に読み取ることが出来た。


 コトネ 「特別だよ ///」


そう言ってコトネは――。

オーバーオールのボタンを外し、するりと、それを足元まで落としたのだ。


 ヒビキ 「ちょっ……コトネっ!?」 ドキッ


コトネのパンツが露わになる。

純白だが、ウエストと足ぐり部分にピンクのアクセントが入った、実に女の子らしい、可愛らしいパンツだった。


 ヒビキ 「ぁっ……」 ドキドキ


さらにコトネは、赤いトップスを脱ぎ、黒いインナーも脱ぐ。

彼女の胸は、パンツと同じ、白にピンクのアクセントが入ったスポーツブラに包み込まれていた。
 ▼ 373 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/01 23:39:19 ID:7h1QPOB. [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 コトネ 「んっ……///」


下着姿になったコトネは、自分から脱いだものの やはり恥ずかしいのか、顔を真っ赤にして俯く。

モジモジと小刻みに揺れ動くコトネは、オタチのように可愛らしく、キレイハナのように可憐だった。


 ヒビキ 「可愛い……」

 コトネ 「……恥ずかしい ///」

 ヒビキ 「すっごい綺麗」

 コトネ 「ぁりがと」

 ヒビキ 「抱きしめたい」

 コトネ 「……もぉ」

 ヒビキ 「良いかな?」

 コトネ 「私だけ脱いでるの、恥ずかしいよ」

 ヒビキ 「見てる僕だって恥ずかしいよ。すっごいドキドキしてる」

 コトネ 「ねぇ……」

 ヒビキ 「ん?」

 コトネ 「ヒビキ君もさ、脱いでよ」

 ヒビキ 「僕も?」

 コトネ 「私も……見たい。ヒビキ君の体」

 ヒビキ 「……そっか。コトネも案外エッチなんだね」

 コトネ 「ヒビキ君に言われたくないよ」

 ヒビキ 「ははっ、確かにね」

 コトネ 「ふふふっ ///」



コトネに促され、ヒビキも服を脱ぎ捨てる。

男の子らしい逞しい胸板、旅で引き締まった足腰。

ボクサーパンツは、紅色に小さなヒノアラシのシルエットが入った洒落たデザインだった。
 ▼ 374 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/01 23:40:21 ID:7h1QPOB. [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒビキ 「下着姿を見せ合うの、初めてだね」

 コトネ 「普通は見せ合わないもんね」



 ヒビキ 「………」



 コトネ 「………」



少しの沈黙の後――。



 ヒビキ 「……好きだよ、コトネ」

 コトネ 「私も」



ヒビキとコトネは、ゆっくりと、抱きしめ合った。


まだ大人になっていない2人にとって、抱きしめ合う この行為だけで、胸の高鳴りは最高潮に達していた。



 ヒビキ 「コトネ、すっごく良い匂い。それに、柔らかい」

 コトネ 「汗臭くない?」

 ヒビキ 「全然。逆に僕の方こそ」

 コトネ 「ううん。逞しくて格好良いよ。男の子の体を こんな風に触るの、私、初めて……」

 ヒビキ 「ねぇ……」

 コトネ 「なぁに?」

 ヒビキ 「もう少し……、冒険してみない?」

 コトネ 「ふぇっ!?」

 ヒビキ 「ぁ、いや、テレビみたいなことじゃなくてさ! もっとコトネのこと……、触りたい」

 コトネ 「あぅぅ……///」

 ヒビキ 「全部、脱いでよ。僕も脱ぐからさ」

 コトネ 「っ……///」

 ヒビキ 「嫌?」

 コトネ 「……2人だけの秘密だからね」

 ▼ 375 ルマッカ@でんせつのメモ? 21/05/01 23:42:34 ID:2X2QiZ6s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キタ━(゚∀゚)━!!
 ▼ 376 ライガー@ポテトパック 21/05/02 06:37:01 ID:OYTkgqtQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
待ってました支援
 ▼ 377 ズモー@ぎんのパイルのみ 21/05/03 02:33:44 ID:9KaE6UmQ NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 378 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/07 02:13:05 ID:sFuEr256 [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

そう言ってコトネは、ゆっくりと、スポーツブラを外した。

顔は真っ赤だが、どこか吹っ切れたのか、覚悟を決めたのか、笑みを浮かべている。


 ヒビキ 「コトネの おっぱい……」 ゴクッ


まだまだ成長途中の、コトネの胸。

膨らみかけの なだらかな丘の頂には、可愛らしいピンクの突起。色白のコトネの裸に、その存在感は抜群だ。


 コトネ 「膨らんでる……///」

 ヒビキ 「あっ!」


そんな彼女の胸をマジマジと見つめるヒビキは、当然、その興奮を抑えることは出来ず。

男たる故の生理現象、彼のパンツは、しっかりテントを張っていた。


 コトネ 「えっち……」

 ヒビキ 「っ……///」 ゾクッ

 コトネ 「パンツも……、脱ぐよ?」

 ヒビキ 「うん。僕も脱がないとね」


恥じらいが湧きおこる中、ヒビキとコトネは、同時にパンツを下ろした。


ヒビキのそそり立つソレは、“ボロン”という擬音が相応しい出で立ちで、コトネの目の前に晒される。

コトネの毛の生えていない綺麗な割れ目もまた、ヒビキの目の前に晒される。


 コトネ 「これがっ、ヒビキ君のっ……///」 ドキドキ

 ヒビキ 「うぉぁ……///」 ドキドキ


お互い、異性の裸は初めて見る。

隠されていない大切な部分、しかも、好意を抱く相手のもの。

緊張と興奮は留まることを知らず、互いに互いの恥ずかしい部分に、目が釘付けとなる。
 ▼ 379 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/07 02:14:11 ID:sFuEr256 [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒビキ 「……コトネっ」 モニュッ

 コトネ 「んっ……///」


先に動いたのは――もとい、我慢が続かなかったのは、ヒビキのほうだった。

裸のコトネに寄り添うと、その小さな胸に、優しく触れた。


 ヒビキ 「んっ……、癖になる感触」 モミモミ

 コトネ 「もぉ……」


巨乳でもなければ、揺れるほどでもない。

まだまだ弾力が足りない成長途中の胸だが、張りのある独特の感触は、ヒビキを虜にさせるには十分の要素だった。


 ヒビキ 「乳首……、可愛い」 モミモミキュッ

 コトネ 「ひんっ……///」 ビクッ!

 ヒビキ 「ん、気持ちいの?」 モミモミクリクリ

 コトネ 「ちょっ……、ぁっ、やぁっ……///」


ヒビキはコトネの胸を正面から揉みつつ、親指と人差し指で、彼女の乳首を摘まみ、転がす。

成長途中と言えど、感じるポイントは関係なく、ヒビキの乳首責めに、コトネはゾクゾクと反応し、体を くねらせる。


 ヒビキ 「コトネ、すっごいエロイ……」 モミモミクリクリ

 コトネ 「あっ、そこばっかり……、やだぁ……///」

 ヒビキ 「じゃあ……、そろそろ下も触って良い?」

 コトネ 「っ……///」

 ヒビキ 「もちろん嫌なら……」

 コトネ 「私も」

 ヒビキ 「ん?」

 コトネ 「私もヒビキ君の……、触ってみたい」

 ヒビキ 「僕の……を?」

 コトネ 「……うん」
 ▼ 380 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/07 02:15:46 ID:sFuEr256 [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

コトネの視線は、ヒビキの下半身に注がれる。

裸のコトネを見、コトネの胸に触れ、さらにコトネから凝視されているヒビキのソレは、天井に向けて逞しく そそり立っていた。


 ヒビキ 「そんなに見られると恥ずかしいな」

 コトネ 「お互い様だよ。……えい」 ニギッ

 ヒビキ 「っ!?」 ビクッ!


割と不意打ちのタイミングで、コトネはヒビキのソレを握った。

彼女の右手に収まるヒビキの熱い棒は、彼女の手の中でビクビクと波打つ。


 コトネ 「うわぁ……」 ドキドキ

 ヒビキ 「誰かに握られるの、初めてだし……」

 コトネ 「こっちは……」 サワッ

 ヒビキ 「ぁっ……」


コトネは空いている左手で、ヒビキの玉袋に触れる。


 コトネ 「ざらざら? ぎざぎざ? 変な感触……」 ニギニギサワサワ

 ヒビキ 「ぅぐっ……!」 ビクン


棒と玉を握られ、触られ、快感が波となってヒビキに押し寄せる。

他人に触られることのない場所を、好きな女の子に触られる快感。そして、自分の汚い部分を触らせると言う背徳感。

これらが織り成す生まれて初めての感覚に、ヒビキは酔いしれる。


 コトネ 「……ふふっ。ヒビキ君、情けない顔」 サワサワ

 ヒビキ 「うっ……うるさいなぁ。じゃあ仕返しっ!」 クチュッ

 コトネ 「ひんっ!?」 ビクッ



ヒビキは右手をコトネの秘部に伸ばし、割れ目に触れた。

ツルツルした割れ目に指を なぞらせ、小刻みに震わせれば、割れ目は徐々に、湿り気を帯びていく。
 ▼ 381 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/07 02:17:23 ID:sFuEr256 [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒビキ 「濡れてきた……」 クチュクチュ

 コトネ 「っ……ヒビキ君だって。先っぽから なんか出てる」 ニギニギ ヌルヌル

 ヒビキ 「ぁ、あのさ……」

 コトネ 「なに?」 ニギニギ

 ヒビキ 「握るだけじゃなくて……、こう、擦るって言うか、ピストンみたいに動かしてみて」

 コトネ 「……こう?」 シコシコ

 ヒビキ 「ぉふっ」 ビクン!

 コトネ 「ひゃっ……」 シコシコ

 ヒビキ 「コトネっ……、ぁっ、ヤバい……」 ゾクゾクッ

 コトネ 「そんなに気持ち良いんだ……」 シコシコ

 ヒビキ 「ぁっ、うん……」

 コトネ 「ふーん」 シコシコ


コトネは、情けなくビクビクと震えるヒビキの姿に何か感じるものがあったのか、彼のソレを扱き続ける。

最初の恥じらいは何処へやら、ソレの反応をマジマジと眺めながら、休むことなく扱き続ける。うっすら笑みを浮かべながら。


 ヒビキ 「んくっ……! こっちだって!」 クチュクチュ――クリッ

 コトネ 「んやぁっ!?」 ビクッ!


そんな彼女の、普段とは違う小悪魔的な対応に、ヒビキも反撃に出る。

今まではアソコに触れるだけだったが、割れ目を手で探り、まだ未成熟な厭らしい突起を摘まんだのだ。


 ヒビキ 「やっぱり……、ココが気持ちいんだ」 クリクリ

 コトネ 「ゃっ、ヒビキ君っ、そこっ……だめぇっ……///」

 ヒビキ 「ダメって言う割には……、すっごいヌルヌルしてきたよ?」 クリクリ

 コトネ 「ぁっ、あぁっ、ぅぅっ……///」

 ヒビキ 「コトネの表情、すっごいエロイ……」 クリクリ

 コトネ 「はっ、ふーっ、ふーっ、んっ!」 シコシコシコシコ

 ヒビキ 「んなっ!?」 ビクッ!


弱点を責められたコトネは、恥ずかしさを押し殺すように、さらに反撃に出る。

快楽に溺れながらも、ヒビキのソレを扱く手を早め、さらなる刺激をお見舞いしたのだ。
 ▼ 382 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/07 02:20:28 ID:sFuEr256 [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒビキ 「ぁっ、くぁっ、やばっ……」 クリクリクリクリ

 コトネ 「んふっ、ぁぁぁっ、んっ……」 シコシコシコシコ


互いに互いを責め合う構図。

もはやチキンレース、快感が押し寄せる中、どちらが先に相手をイカせるかの勝負に様変わり。


 ヒビキ 「っぁぁっ、やばぃ……もっ、くぁぁっ……!」 クリクリクリクリ

 コトネ 「ぁっ、なんか……来ちゃうっ、来ちゃうよぉ……」 シコシコシコシコ


けれど、もはや2人の体は限界に近かった。

ラブホと言うシチュエーションで高揚し、エッチなテレビを見て雰囲気は高まり、互いの裸を見て興奮は最高潮に達して。

互いの恥ずかしいところを触り、責め、情けなく快楽に染まる表情と、快感に溺れ震える体。


厭らしい表情、ねっとりとした吐息、零れ滴る恥ずかしい汁の独特の匂い、自分には無い異性の秘部の虜になる感触。

見て、聞いて、嗅いで、そして触れて感じる、好きな相手の、普段からは想像がつかないエッチな姿。



そんな状況が、長続きする訳が無い。





 ヒビキ 「ぅあっ……やばっ! ぁっ! くぁぁぁっ……!」

  ― ドビュッ! ビュルッ……ビュッ、ビクッ、ビクッ……


 コトネ 「ぁっ、らめっ! きっ……んんんっ……///」

  ― ビクン! プシャッ! ビクッ……ビクッ……ビクッ……





2人同時に絶頂を迎え、2人仲良く果てたのだ。


ヒビキのソレから吐き出された白い液体が、コトネのスラリとした足を汚す。

コトネのアソコから噴出した厭らしい汁は、ヒビキの手を潤し、絨毯に垂れ染みを作る。


そんな光景を見ることなく、まるで糸が切れたかのように、2人は力なく、ベッドに倒れ込んだ。


 ▼ 383 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/07 02:22:05 ID:sFuEr256 [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ヒビキ 「コトネにシて貰うの、気持ち良かった」

 コトネ 「私っ、お漏らししちゃったの……、初めて……///」


しばらくして、ようやく快楽から解放された2人。

ベッドに横たわったまま、裸で寄り添ったまま、余韻に浸っている。


 ヒビキ 「コトネが こんなにエロイとは思わなかった」

 コトネ 「っ……、ヒビキ君だって。普段は格好良いのに、あんなに情けない顔して」

 ヒビキ 「……恥ずかしい」

 コトネ 「私だって」



 ヒビキ 「僕たちさ……」



 コトネ 「ぅん?」

 ヒビキ 「これ以上のことは……、まだ早いよね」

 コトネ 「っ……当たり前だよぉ! 今のだけでも、そのっ、私、頑張ったって言うか……///」

 ヒビキ 「もう少し大人になったら――さ。僕、初めての相手は、コトネが良いな……、なんて」

 コトネ 「……えへへ。私も、初めてはヒビキ君が良いな ///」

 ヒビキ 「じゃあ、約束」

 コトネ 「うんっ」
 ▼ 384 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/07 02:24:17 ID:sFuEr256 [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

2人は手を絡め、ギュッと握り合う。

裸の恥ずかしさは、もう吹き飛んでいるようだ。


 ヒビキ 「僕たちの未来のためにも……、頑張ろうね。今回の作戦」

 コトネ 「うん。ポケモンたちのためにも、ねっ!」

 ヒビキ 「あぁ! ポケモンを傷付けることなんて許せないし、マクロコスモスの違法、絶対に暴いてやろうね!」

 コトネ 「もちろん!」



 ヒビキ 「作戦開始まで、しっかり休まないとね。まだ時間は たっぷりあるから……」

 コトネ 「汗かいちゃったし、シャワー浴びようかな」


 ヒビキ 「一緒に入る?」

 コトネ 「っ……///」


 ヒビキ 「――なんちゃって」


 コトネ 「もぉー。……今日だけだよ?」

 ヒビキ 「ぇっ」

 コトネ 「……ふふふっ」





 【*】



 ▼ 385 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/07 02:26:15 ID:sFuEr256 [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



このヒビキ×コトネは、事前構想がありませんでした。

同様にキョウヘイ×メイも今のところ構想が無いから詰まりそう。



次はユウキ×ハルカ。





 ▼ 386 ラス@あおぞらプレート 21/05/07 05:58:54 ID:7iYAs2y2 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
本番は年長組だけなのな
 ▼ 387 ンカラス@ルビー 21/05/07 18:41:05 ID:P/n.JAtE NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 388 ルレイド@みずのいし 21/05/08 00:57:56 ID:d5U62lFw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウハル支援!
 ▼ 389 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/09 22:41:19 ID:p9xw7W82 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 【*】



 ユウキ 「ブルーさん、けっこうリーダーシップ発揮してたじゃん」
 
 ハルカ 「うん。大人っぽかったね」

 ユウキ 「作戦も良いと思うし、夜まで待機ってのも理解できるんだ」

 ハルカ 「うん」

 ユウキ 「けどさ……、普通ラブホを選ぶか!?」

 ハルカ 「やめてユウキ君……、恥ずかしいから……///」

 ユウキ 「いや、マクロコスモスから近くて、プライバシーも しっかりしてるし、人目に付きにくい造りって、確かに理に適ってるよ。けど、ラブホだよ!?」

 ハルカ 「うぅ……」


オレとハルカは今、ラブホテルの一室に居る。

マクロコスモス突入作戦の開始は夜。それまでの待機場所としてブルーさんが手配したのが、このラブホだ。


 ユウキ 「みんな気まずそうだったじゃん! オレも気まずいもんハルカとラブホって!」

 ハルカ 「……私とじゃ、嫌?」

 ユウキ 「嫌じゃない。全然っ嫌じゃない。逆にハルカは良いのか、オレなんかと?」

 ハルカ 「……聞かなくても分かってるクセに」

 ユウキ 「っ……!」

 ハルカ 「私に……、あんな恥ずかしいことさせといて……///」

 ユウキ 「そりゃぁ、オレのこと呟きながらオナってるの見せられたからな」

 ハルカ 「もぉ……///」
 ▼ 390 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/09 22:42:19 ID:p9xw7W82 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

先日のこと――。

オレとハルカはライブチャットで遣り取りしていたんだけど、ハルカが電源を切り忘れて、それに気付かず、自室でオ●ニーを始めたのだ。

その光景は、たまたま電源を切り忘れたオレのパソコンから丸見えで、その時のハルカは、オレの名前を呟きながら一人で快楽に浸っていた。

要するに、オレをオカズにしてたってことだ。( ※ 詳しくは前スレ【 Episode−3 】見てね )



 ユウキ 「……まぁ、お互い様だよ」

 ハルカ 「ぇ? お互い様……?」


その光景を思い出しながらオレも“する”ことがあるし、ある意味、お互い様だ。

オダマキ博士の娘という立場で、育ちが良く、しっかり者のハルカのオナっていた様子は、まさしくハルカの“意外な一面”であり、オレは大いに興奮させられた。


 ユウキ 「とにかく、オレたちの任務は、マクロコスモス潜入作戦を成功させることだ」

 ハルカ 「そうだね。そのために皆、集まったんだもんね」

 ユウキ 「ユウリって子が無事かどうかも心配だし、ホント、待機時間が もどかしいぜ」

 ハルカ 「うん」

 ユウキ 「作戦成功のためにもさ、今は ゆっくり休もうぜ。特にハルカは、カケルとアユミのお姉ちゃん役って言う、大事なミッションがあるんだからさ」

 ハルカ 「うん……そうだよね。しっかり休んで、万全の体勢を整えないとね」

 ユウキ 「だからまぁ……安心してくれよ。ラブホに2人きりって状況だけど、こんな時にハルカに手を出そうなんて思ってないからさ」

 ハルカ 「……そっか」


そう、ハルカは本来、大人びた、しっかり者なんだ。

年頃の女の子なんだから、オナるくらい普通だ。それをたまたまオレが見ちまっただけ。

ましてや、作戦決行前の緊張した時間だ。こんな時にハルカに手を出そうなんて、人として間違ってる気がする。


 ユウキ 「ふぁ〜ぁ……、これ時差ボケか? 睡魔がヤバい。ハルカも ちょっと寝た方が良いぜ?」

 ハルカ 「ぁっ、うん」


オレはベッドに横になる。

ラブホだからダブルベッドだけど、けっこう大きいサイズだから、2人で寝ても密着するようなことは無い。


 ユウキ 「ふぅ……。流石ラブホ、寝心地は上々だな」

 ハルカ 「私、シャワー浴びてくるね」

 ユウキ 「おう。ゆっくり寛ごうぜ」
 ▼ 391 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/09 22:43:12 ID:p9xw7W82 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ハルカがバスルームに向かったのを見届けて、オレは目を瞑る。


  ユウキ (正直……、ヤバかったな) ドキドキ


口では手を出さない〜なんて言ったけど、正直、ヤバかった。


ラブホという密室空間で、ハルカと2人きり。

オレをオカズにオナってたってことは、少なからずハルカは、オレに気があるってことだ。


そして、オレだってハルカのことは好きだ。

しっかり者で、真面目で、優しくて、ポケモンの知識が豊富で。可愛くて、笑顔が眩しくて、胸が大きくて。



  ユウキ (我ながら、よく思い留まったよ、うん)


もしオレがハルカを誘ったら、彼女は拒否しなかったと思う。

仮に拒否されたとしても、押しに弱いハルカのことだ。引き下がらなければ、最終的には、受け入れてくれると思う。……まぁ、それは男として情けないけど。


  ユウキ (はぁ……。今は そんな状況じゃないもんな)


これから決死の作戦に挑むことを考えれば、ここでハルカに迫るのは、あまりにも楽観的すぎるし、緊張感が無さすぎる。

それに、もし万が一、シタことがバレたら、オレだけでなく、ハルカも白い目で見られてしまうことになる。


そして何より、オダマキ博士という、ポケモン学会の権威ある人物の娘を汚してしまうと言うのは、なんとなく気が引ける。

しっかり者のハルカが、男との関係を持つと言うこと――、彼女の普段の姿を知っているからこそ、罪悪感が半端ないのだ。


  ユウキ (……ま、次のチャンスを待つしかないな。寝よう寝よう!)


これ以上考えても、悶々とするだけだ。

幸い、時差ボケで眠気はピークに達してる。

オレはハルカのことを忘れ、夜の作戦に向け、大人しく眠ることにした。


 ▼ 392 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/09 22:45:10 ID:p9xw7W82 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ユウキ 「ぅ……」



どれくらい寝たんだろう。


体が……重い。


金縛りか?


頭がボーっとしてる。


時差ボケの睡魔が晴れず、瞼が重い。





 ユウキ 「ぅぐ……ん?」





ゆっくりと目を開ける。


薄暗い室内の光景、情報が、徐々にオレの脳に伝わってくる。


体が重い。


その原因を探ろうと少し頭を持ち上げると、そこには――。



 ハルカ 「ぁっ、起きた……」


 ユウキ 「……ハルカ?」



オレの体に馬乗りになっている、ハルカの姿があったのだ。


 ▼ 393 ラナクシ@スピードボール 21/05/09 22:50:29 ID:1P1ohfHU NGネーム登録 NGID登録 報告
支援ネ
 ▼ 394 マヨール@グッズケース 21/05/09 23:11:42 ID:baNgDBBY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ktkr
 ▼ 395 ャーレム@カチャのみ 21/05/10 00:08:16 ID:UGyoMAQY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 396 リリダマ@やまぶきのミツ 21/05/10 06:11:06 ID:9kpA8XQs NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ほうほう・・・
 ▼ 397 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/13 00:08:28 ID:hjoAun9E [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウキ 「……ぇ、なにしんだよ」

 ハルカ 「ユウキ君、ぜんぜん起きてくれないんだもん」

 ユウキ 「凄ぇ眠かったからな……ってそうじゃなくて。オレの上で なにしてるんだよ」

 ハルカ 「そのっ……///」


顔を赤くして、ハルカは黙りこくる。


ハルカは――、シャワーを浴びた直後なのか、バスローブを身に纏い、体から ほのかに熱気を感じる。

濡れた髪は、薄暗い室内でも分かるほど艶やかで。

良く見るとバスローブは しっかり留めておらず、ハルカの呼吸に合わせ、年齢の割に大きな胸がチラリと見え隠れする。


なんというか、とんでもなく色っぽいぞ、今のハルカ。



 ユウキ 「そんなエロい格好でオレに跨って……」

 ハルカ 「……///」

 ユウキ 「オレを誘惑してるつもりなのか?」

 ハルカ 「ぁ……///」

 ユウキ 「ハルカは真面目なやつだと思ってたけど、そうでも無いってワケか」

 ハルカ 「だって……」

 ユウキ 「ん?」

 ハルカ 「せっかく、2人きりになれたのに。しかも……その、こういうホテルで。でもユウキ君、すぐ寝ちゃって」

 ユウキ 「そりゃぁ、作戦前だし」

 ハルカ 「私、期待、してたのに……」

 ユウキ 「っ!」

 ハルカ 「こんなことするなんて、ふしだら だよね、私。ユウキ君に……幻滅されちゃうかもしれないのに……」

 ユウキ 「そんなことは」

 ハルカ 「でも私っ! 私ね、このチャンスを逃したら、ユウキ君と距離を縮める機会、もう巡って来ないと思って……」

 ユウキ 「………」

 ハルカ 「私は……、私はユウキ君のことっ……!」
 ▼ 398 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/13 00:09:25 ID:hjoAun9E [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウキ 「あーもー! ストップストップ!」

 ハルカ 「ぁっ……ごめんなさぃ。迷惑、だよね。こんな時なのに……」


ハルカは少し涙目になって、細々と呟いた。

けど、そんなの逆効果だ。色っぽさと、か弱さと、2人だけの密室。



オレの理性は、もう持たない。



 ユウキ 「まったくだぜ。オレは無理して思い留まったって言うのに!」

 ハルカ 「ぇっ?」

 ユウキ 「ラブホでハルカと2人きりで、意識しない訳ないだろ! けど状況が状況だから今回は我慢しようって決めたのによお!」

 ハルカ 「ぁっ、じゃあ……」


涙目のまま、パッと明るくなるハルカの表情。

オレに拒絶されたと思いこんで、それが違うと分かった途端の、その表情。



オレの理性は、デオキシス並みのスピードで何処かへ飛び去って行った。



 ユウキ 「なのにハルカ! こんなエロい格好で誘惑しやがって!」 バサッ!

 ハルカ 「きゃぁっ!?」 ドキッ


オレは上半身を起こし、ハルカのバスローブをグイッと捲った。

露わになる、ハルカの透き通る肌。女の子らしい滑らかな くびれ、そして大きな胸。


 ユウキ 「留めもしないで“きゃー!”は無いだろ」 ドキドキ

 ハルカ 「ぁっ、ぅぅっ……///」 ドキドキ

 ユウキ 「って言うかハルカ。バスローブって裸で着るもんだろ。なんでパンツ履いてんだよ」


ハルカの下半身、大事なところは、水色のパンツに包まれている。

バスローブなのにパンツを穿いたままと言うのは、ハルカの恥じらいなのだろうか。
 ▼ 399 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/13 00:10:25 ID:hjoAun9E [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ハルカ 「だって……」

 ユウキ 「どうした? マウント取ってるクセに、随分と弱気じゃん」

 ハルカ 「っ……///」


オレの腹の辺りで馬乗りになるハルカ。

傍から見れば、主導権を握られているように見えるけど、そんなことは無い。


ハルカが ここまで大胆な行動に出れたのは、オレが眠っていたからだろう。“ねむり”状態の相手には攻め込むチャンスだ。

けど、オレが目を覚ましたことで、それまで抑えていた恥ずかしさが込み上げてきた――と言ったところだろうか。


 ユウキ 「そんなんじゃ……、オレに なにされても文句言えないぞ?」 モミッ

 ハルカ 「ひっ……!?」 ビクッ!


馬乗りされた状態のまま、ハルカの胸に手を伸ばし、触れみる。

初めて触った、女の子の胸。それも、豊満なハルカの胸。

柔らかく、すべすべで、世の男が胸の虜になる理由が分かった気がした。


 ユウキ 「柔らけぇ……」 モミモミ

 ハルカ 「んくっ……、ゃぁっ……///」

 ユウキ 「エロイ声しやがって。興奮してるのか?」 モミモミ

 ハルカ 「ゃだっ、恥ずかしぃ……///」


胸を揉まれ続けるハルカは、甘い吐息を漏らす。

けれど、オレのことを拒むような素振りは見せない。

耳まで真っ赤にして、目を瞑り、快感と恥ずかしさの狭間に酔いしれているのか。


 ユウキ 「なぁ、乳首って、こんなにピンって するもんなのか?」 モミモミ キュッ!

 ハルカ 「ひゃん!? ぁっ……///」


固くピンと存在感を主張する桜色の乳首を、摘まんでみると。

ハルカの体はビクンと反応し、甘くエロティックな悲鳴を上げた。そうか、ここが気持ち良いんだな。
 ▼ 400 ルード@ジャポのみ 21/05/13 00:11:36 ID:8IocIlBM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ネ支援ネ
 ▼ 401 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/13 00:12:05 ID:hjoAun9E [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウキ 「そっかー。女子は興奮すると乳首が固くなるんだなー」 モミモミ コリコリ

 ハルカ 「んふっ、ぁっ、ぅっ、ふーっ、んっ……」

 ユウキ 「声、気持ち良いんなら我慢しなくて いいんだぞー」 モミモミ コリコリ

 ハルカ 「んくっ、ひっ……、ゃっ、やめてよぉ……」

 ユウキ 「自分から誘惑しといて やめろ は無いだろ? こういうこと期待してたんじゃないのか?」 モミコミ コリコリ
 
 ハルカ 「それはっ……///」 ドキドキ

 ユウキ 「それより……、なんか腹が冷たいんだけど」

 ハルカ 「っ!?」


手を止めて、頭を持ち上げ、腹を覗き込んでみる。


ハルカが跨っている腹の当たり。

バスローブが はだけ、半裸にパンツだけのハルカ。


彼女のパンツは――、予想通り、アソコに染みが出来ていた。



 ユウキ 「ははっ。そんな濡れてたらオレの腹も冷たく感じちまうよな」

 ハルカ 「やっ……見ないでっ」 バッ

 ユウキ 「今さら隠すなよ。そっか、そんなに興奮してたのかー」


 ハルカ 「っ……、ユウキ君だって」


 ユウキ 「ん?」

 ハルカ 「そこっ、膨らんでる……///」 ドキドキ



ハルカの目線が、オレの下半身に向けられる。


オレのモノは大きく膨らみ、バンギラスの如く、今にも暴れ出しそうだ。

当然だ。ハルカの裸を見て、胸を揉みまくったんだから。


 ▼ 402 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/05/13 00:13:40 ID:hjoAun9E [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウキ 「……当たり前だろ。好きな子に、裸で誘惑されてんだから」


 ハルカ 「ぁっ……、えっ? いま、なんて……///」 ドキドキ


 ユウキ 「好きだよ。ハルカのこと」

 ハルカ 「はゎっ……、わ、私もっ! 私もユウキ君のこと、好き……///」





オレとハルカは、しばらく無言で見つめ合う。



今この瞬間だけ、時の流れがゆっくりになったような、そんな錯覚さえ感じる。





ずっと胸に秘めていた、この気持ち。ずっと伝えるのを躊躇っていた、この感情。

それを ようやく言葉に出せた。そして、オレとハルカは相思相愛だった。


こんなに嬉しいことは無い。この無言の時間さえ、心地よく感じるほどだ。





 ユウキ 「……へへっ。改めて言われると恥ずかしいな」

 ハルカ 「……うん」


 ユウキ 「ちなみにさ。ここってラブホじゃん?」

 ハルカ 「ぁ、うん」

 ユウキ 「せっかくハルカが誘惑してくれたんだから……」

 ハルカ 「っ……///」





 ユウキ 「もうさ、一線……越えちまおうぜ?」





 ▼ 403 マシュ@とくせいパッチ 21/05/13 00:15:16 ID:tF/YFLTo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
大支援
 ▼ 404 ガギャラドス@ハーバーメール 21/05/13 18:24:13 ID:NqLoWG1s NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 405 ンバーン@おいしいみず 21/05/13 22:29:47 ID:IBGIgLoI NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
いいぞ
 ▼ 406 サイハナ@ヨロイパス 21/05/13 22:31:22 ID:zu4.Dvwg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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Sなユウキ好き
 ▼ 407 タマロ@サーナイトナイト 21/05/14 01:27:07 ID:GeIoxags NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 408 ラメシヤ@きのはこ 21/05/19 01:28:04 ID:f8egQ/cc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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しえん
 ▼ 410 ルトス@だいだいはなびら 21/05/22 23:04:38 ID:v.6IHh9w NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 411 ックラー@デボンスコープ 21/05/25 22:46:26 ID:vY26w5W2 NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
 ▼ 412 リル@だっしゅつボタン 21/05/25 23:35:54 ID:oiXIqob. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 413 テボース@カセキのサカナ 21/05/29 21:52:16 ID:pkwQXR3o NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 414 キタンザン@ヨプのみ 21/06/03 23:02:28 ID:HzyooV76 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 415 パルダス@いかずちプレート 21/06/03 23:02:56 ID:mQ7kgzB. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
こんだけ支援されてても失踪するのか
 ▼ 416 クーダ@ハガネZ 21/06/03 23:14:43 ID:N2aoijOA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 417 ガヤンマ@メンバーズカード 21/06/03 23:14:44 ID:usYo5IJk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
半年くらい空いてからまた書き始めたりするからこの作者は
完結はいつもする
 ▼ 418 ノアラシ@マグマスーツ 21/06/03 23:18:09 ID:veKkNgqg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この人いっつも完結させてるから大丈夫だよ〜
 ▼ 419 ドリドリ@フラットコール 21/06/04 00:20:49 ID:L6jwypto NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
始めたのが去年の4月なので失踪ではないよ多分
支援
 ▼ 420 レイハナ@グラウンドメモリ 21/06/04 02:18:11 ID:wp8cDbA2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 421 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/05 02:44:05 ID:E1RsIc9s NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



(ポケモンスナップで忙しいなんて言える雰囲気じゃないよなぁ……)


 ▼ 422 ガガルーラ@トライパス 21/06/05 20:39:42 ID:WSfYJ0NY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
それならしゃーない
 ▼ 423 ゲツケサル@ピンクのバンダナ 21/06/06 04:25:19 ID:KBMoskQ2 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
キモチワカルデ
 ▼ 424 フーライ@ニニクのみ 21/06/07 20:43:23 ID:O062anjQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 425 ブルモ@コダックじょうろ 21/06/07 20:50:04 ID:e2kog/Xs NGネーム登録 NGID登録 報告
失踪しないならええわ
構わず疾走しててくれ
 ▼ 426 ェローチェ@ラッカのみ 21/06/07 20:51:10 ID:zkwwg2mg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!
 ▼ 427 978えん】 ひろった! 21/06/07 20:59:32 ID:M8/kIdOo [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 428 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/07 23:45:38 ID:jU4wdPUg [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


言った。


言ってしまった。


告白して いきなりと言うのは違うかもしれないけど、これ以上ないシチュエーションと言うのが、オレの背中を押してくれた。

多分、ハルカも――。



 ハルカ 「ぁっ、そのっ……、それって……///」 ドキドキ

 ユウキ 「分かってるクセに」

 ハルカ 「ぁぅぅ……///」

 ユウキ 「それとも、オレとじゃ嫌か?」

 ハルカ 「そんなこと……ないよ」


ハルカは目線を逸らし、モジモジ、ソワソワしながら、小声で言った。

誘いの答えは“OK”だ。

まぁ、寝ているオレに馬乗りするくらいだし、元々ハルカもヤル気だったはず。



 ユウキ 「じゃあ……、オレもシャワー浴びて来る」

 ハルカ 「うん」



それだけ言い残して、オレはバスルームに向かった。


バスルームの扉を閉める時にチラリと見たハルカは――、耳まで真っ赤にして、バスローブを羽織り直していた。



 ▼ 429 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/07 23:46:13 ID:jU4wdPUg [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウキ (ヤベェ……) ドキドキ


シャワーを浴びると言うのは、そのままの意味でもあるけど、時間稼ぎでもある。

なにせ、真面目で、エロイことに無関心そうなハルカの方から仕掛けて来た訳だから、オレの頭は軽く混乱している。

まぁ、オレのことを考えてオ〇ニーしてる時点で、エロイことに興味は あるんだろうけど、それはハルカに限らず、年頃の男女なら当然のことだ。

けど、セックスするまでとは……。


 ユウキ (どうするか……) ドキドキ


口ではハルカをリードしたものの、実際問題、セックスなんて したことないから、何をどうすればいいのか分からない。

……いや、ナニを入れるってことは分かるけど。


 ユウキ (とりあえず体、綺麗にしないとな)シャワー


オレは念入りに、体を、アソコを洗う。


ハルカは――。


オレが寝ている間に、オレと“ヤル”準備を済ませてた訳だ。

彼女の艶やかな肌と石鹸の香り、少し はだけた バスローブが、その証拠だ。


 ユウキ (なのに、オレの手際が悪かったら萎えちまうよなぁ)シャワー


男たるもの、主導権を握りたい。

それに、ハルカは可愛いからイジメ甲斐がある――なんて言ったら怒られるか。


 ユウキ (なら、答えは一つ!)


バスローブを着て、バスルームの扉に手を掛ける。

もう、後戻りはできない。後戻りするつもりなんて更々ないけど、覚悟は決めた。



こんな状況だけれども。


オレは これから、ハルカと一つになる。



 ▼ 431 プ・レヒレ@くろいヘドロ 21/06/07 23:52:56 ID:M8/kIdOo [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キタ━(゚∀゚)━!!
 ▼ 432 ルード@きれいなハネ 21/06/10 08:41:33 ID:tFSs3d.U NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
試演
 ▼ 433 トデマン@はかいのいでんし 21/06/10 21:48:58 ID:7a/kr866 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援

>>430
好き
 ▼ 434 カマル@かがやくはなびら 21/06/10 23:15:26 ID:EZWMRN/k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 435 ロバー@おしゃれカード 21/06/16 21:51:38 ID:GheclM3s NGネーム登録 NGID登録 報告
まだか支援
 ▼ 436 ルジーナ@しんじゅ 21/06/16 23:13:56 ID:iJJE8oVI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 437 ロバンコ@しんかいのキバ 21/06/17 23:09:24 ID:Yekg6WsE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 438 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:04:05 ID:947UGuWQ [1/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウキ 「お待たせ」

 ハルカ 「ぁっ、うん……」


ハルカは、ベッドの上で小さく座っていた。

前を留めていないバスローブにパンツだけの姿。これだけでも興奮する。


 ハルカ 「……はい」

 ユウキ 「ん?」

 ハルカ 「そのっ、こういうことは、しっかり……///」


ハルカが手渡してきたのは、ピンクの袋に入った薄いもの。コンドームだ。


 ユウキ 「当たり前だろ。しっかり付けさせて貰うぜ」 バサッ

 ハルカ 「っ……///」 プイッ


アソコにゴムを被せるため、バスローブを脱いだ訳だが。

ハルカは赤くなって、オレから目を逸らした。


 ユウキ 「おいおい。そんなんで本当に大丈夫か?」

 ハルカ 「うん。だって……///」 ドキドキ

 ユウキ 「ハルカも脱げよ」

 ハルカ 「……やっぱり恥ずかしいなぁ」

 ユウキ 「だからって、自分だけ着たままはナシだぜ?」

 ハルカ 「……うん」 バサッ


ハルカもバスローブを脱ぐ。

透き通るような肌、女の子らしい滑らかな くびれ、そして大きな胸が、再びオレの目の前に。


 ユウキ 「綺麗だな。やっぱり」

 ハルカ 「んっ、もぉ……」

 ユウキ 「パンツも」

 ハルカ 「急かさないでよ……」
 ▼ 439 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:04:55 ID:947UGuWQ [2/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

やっぱりパンツを脱ぐのは――アソコを見せるのは恥ずかしいのか、ハルカはオレに背を向けた。

そして座ったまま、水色のパンツに手をかけ、太もも、膝、ふくらはぎ へと ずらしていく。

ハルカの体の曲線美から続く、ふっくらとした お尻。初めて見るハルカの お尻に、オレは釘付けになる。



 ハルカ 「ぅぅっ……」 ドキドキ



パンツを脱いだハルカは、とうとう全裸に。

左手を胸に押し当てて乳首を隠し、右手はアソコを押さえている。


 ユウキ (ヤバい……) ドキドキ


なんて言うか……、普通の全裸よりエロイ。

恥じらいに駆られて大事な所を隠すハルカは、破壊力抜群のエロさだった。


 ユウキ 「今さら隠すなよ」

 ハルカ 「だって……///」

 ユウキ 「それに……、そんな仕草、逆効果だぞ!」 グイッ!

 ハルカ 「あっ……!?」 ドサッ!


そんなハルカの全てが、オレの理性を破壊する。

オレはハルカの両腕を掴むと、そのままベッドに押し倒した。


 ハルカ 「ゃっ……、ユウキ君っ……///」 ドキドキ

 ユウキ 「綺麗だな。胸も。アソコも」

 ハルカ 「そっ……、そんな見ないでよぉ……///」
 ▼ 440 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:05:40 ID:947UGuWQ [3/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ハルカの大きな胸は、呼吸、鼓動に合わせて微振動している。


そして初めて見たハルカのアソコ。

毛は生えておらず、ツルっとしていて、それでいて、割れ目まわりはプニっとしている。


 ユウキ 「ハルカって……、エロイ体してるよな」

 ハルカ 「っ……///」

 ユウキ 「……レロッ」

 ハルカ 「ひっ……」 ビクッ!

 ユウキ 「れろっ、くちゅっ、じゅるっ」

 ハルカ 「やらっ、んっ、舐めっ、ないでよぉ……///」


オレは思わず、ハルカの乳首に吸い付いた。

別に母乳が欲しいとかそいういう気は無くて、単にハルカの乳首を舌で責めてみたかったから。


 ユウキ 「その割に固くなってんじゃん?」 カプッ

 ハルカ 「あぁぁっ……」 ゾクッ

 ユウキ 「どうだ? 勃った乳首を甘噛みされる感触?」 カリカリチュプチュプ

 ハルカ 「んはっ、ぁぅっ……くぅぅぅ……///」


ハルカは顔を真っ赤にして、体を よじらす。

目を閉じて、手はギュッと握りしめ、必至に快感に耐えているようだ。


 ユウキ 「素直に気持ち良くなって良いんだぞ?」 カリカリチュプチュプ

 ハルカ 「やっ……、恥ずかっしぃ……///」

 ユウキ 「恥ずかしいか。そう言ってる割りに……」 クチュッ

 ハルカ 「ひっ!?」 ビクッ


オレは右手をハルカのアソコに伸ばし、割れ目に そっと触れた。
 ▼ 441 ゲツケサル@にじいろのはね 21/06/19 22:05:45 ID:QJmYL4/. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ぐへへC
 ▼ 442 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:06:44 ID:947UGuWQ [4/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウキ 「ココ、すげぇ濡れてるじゃん」 ヌチュヌチュ

 ハルカ 「ふぁぁぁっ、やだっ、そんなとこっ……///」

 ユウキ 「ハルカも興奮してるんだな。あんなに真面目なハルカが」 ヌチュヌチュ

 ハルカ 「ぁぅぅぅっ……///」


ハルカの割れ目を、人差し指で 優しく なぞる。

ただそれだけで、アソコから露が滴れ落ち、ヌルヌルとコーティングのような役割を果たす。


 ユウキ 「けど……、そんなハルカも、すげぇ可愛いぜ?」

 ハルカ 「っ……///」 ドキッ



さぁ、前戯は終了だ。


あんまり責めるとハルカがイッちまうし、オレもそろそろ我慢の限界だ。

いや、とっくに我慢の限界は越えている。こんなに可愛いハルカの胸を、アソコを好きなように触って、とっくに理性は吹っ飛んでいる。

ハルカの前で余裕ぶって見せようという、オレの変なプライドが、ここまでオレを制御していた訳だ。


 ユウキ 「ホントにさ……」

 ハルカ 「………」


ハルカは顔を横に向け、オレから目を逸らす。

最高潮に達した恥じらいを隠したいのだろうか。目元には涙を浮かべ、ただただ無言で。


 ユウキ 「ごめん。ハルカを見てると、ついついイジメたくなっちまう」

 ハルカ 「……もぉ。なにそれ」

 ユウキ 「ほら。好きな女の子ほど、意地悪したくなるじゃん?」

 ハルカ 「子供じゃないんだから」

 ユウキ 「でもオレ、ハルカのこと好きだもん」

 ハルカ 「……私だって。ユウキ君のこと、大好き」

 ユウキ 「へへっ。サンキューな」

 ハルカ 「……ねぇ、そろそろ」 ドキドキ

 ユウキ 「そうだな」 ゴロン
 ▼ 443 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:07:41 ID:947UGuWQ [5/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

オレはハルカから離れ、ベッドに横たわる。


 ハルカ 「えっ?」

 ユウキ 「さっき……、オレが寝てる時、ハルカ、オレに跨ってきたじゃん?」

 ハルカ 「あっ、うん」

 ユウキ 「ってことは……だ。ハルカから、シタいんだろ?」

 ハルカ 「っ……///」

 ユウキ 「ハルカのタイミングで来いよ」

 ハルカ 「ぁっ……、そのっ……///」 ドキドキ


ハルカの視線は、オレの下半身へ。

ゴムが被っているオレのソレは、興奮治まらず、天井に向かって そそり立っている。


 ハルカ 「あぁぁっ、あのさっ……」

 ユウキ 「どうした?」

 ハルカ 「触っても……良い?」

 ユウキ 「好きにしろよ」

 ハルカ 「うん……」 ニギッ

 ユウキ 「ぅおっ」 ビクッ!

 ハルカ 「っぁ……」 ニギニギ


ハルカの柔らかな手の感触が、オレのアソコを包み込む。

好きな子にアソコを触られる感触……、興奮は勿論あるけど、どことなく感じる背徳感。

こんな可愛い子に、オレの汚いモノを触らせるって、なんだか……。
 ▼ 444 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:08:37 ID:947UGuWQ [6/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ハルカ 「ビクビクしてる……」 ニギニギ

 ユウキ 「おっ、おい……、あんまり触り過ぎるとアレだぞ」

 ハルカ 「はわっ、ごめんなさい……」


やべぇ。触られただけでイキそうになった。

これから本番だって言うのに、出しちまったら興醒めもいいとこだ。


 ユウキ 「いや、オレもハルカのこと、けっこう触っちまったからな」

 ハルカ 「うん……」

 ユウキ 「そろそろ……行くか?」

 ハルカ 「うっ、うん……」 ドキドキ

 ユウキ 「ハルカのタイミングで来いよ」



 ハルカ 「っ……///」 ドキドキ



少しの間の後――。



ハルカはオレの上に跨る。

オレのチ●コの上に腰を浮かせる。


 ハルカ 「じゃっ、じゃあ……」 ドキドキ

 ユウキ 「おう。痛かったら無理すんなよ」

 ハルカ 「うん……」 ドキドキ


そして、ゆっくりと――。


腰を下ろし、ハルカのアソコが、オレのチ●コに触れる。


 ハルカ 「ぁぁぁ……///」 ドキドキ



少しずつ。本当に少しずつ。


オレのチ●コが、ハルカの中に入っていく。

 ▼ 445 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:09:38 ID:947UGuWQ [7/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ハルカ 「っ……!」 ビクッ!


ハルカが顔を しかめる。


痛いのか? 痛いよな。

何かが、オレの体に垂れるのを感じる。

けど、この体勢では見えない。あえて見ようとも思わない。


ハルカの“初めて”、有難く頂こうじゃないか。


 ユウキ 「無理すんなよ?」

 ハルカ 「っ……グスッ、うん」

 ユウキ 「ゆっくりで良いからな」 ギュッ

 ハルカ 「ぁっ……」 ドキッ


オレは、ハルカの手を握った。

ただ握るだけじゃない。指を絡ませる、いわゆる恋人繋ぎ。


 ユウキ 「泣き顔も可愛いな」

 ハルカ 「もぉ……///」

 ユウキ 「大丈夫そうか?」

 ハルカ 「……うん」


手を絡ませたまま、ハルカは ゆっくり、腰を下ろしていく。

オレのチ●コを呑み込んで行く。


 ハルカ 「んぁっ、ぁぁっ……」

 ユウキ 「っぐ……」


ハルカの中は、けっこうキツい。

けど、チ●コを包み込む温かな感触は、ハルカと繋がっていることを実感できる。


ゆくりと、少しずつ、少しずつ。

 ▼ 446 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:10:30 ID:947UGuWQ [8/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ハルカ 「っ……はっ。ふーっ、ふーっ、はいっ、た……」 ドキドキ

 ユウキ 「頑張ったな、ハルカ」



そして とうとう、オレのチ●コが全て、ハルカの中に入ったのだ。


不思議な感覚だ。

ハルカがオレの上に座っている。お尻が完全にオレの太腿に乗っている。

本当なら障害物があって座れない場所に、ハルカが密着している。



 ハルカ 「はぁっ、はぁっ、凄い……奥にっ、私のっ、奥に……///」 ドキドキ

 ユウキ 「ヤバい。ハルカの中、すげぇ締め付けられる感じ……」 ドキドキ



オレとハルカは今、繋がっている。

裸で絡み合って、生まれたままの姿で、恥ずかしい所を全て曝け出して。


そんな事実が、オレをさらに興奮させる。

目の前で繋がる裸のハルカの全てが愛おしく、厭らしく、興奮は治まることを知らない。


 ユウキ 「ハルカっ……」 ムクムクッ


 ハルカ 「ぅぐっ、もっ、まだ大きくっ……」

 ユウキ 「気持ち良すぎてっ」

 ハルカ 「んっ……、私もっ」

 ユウキ 「痛みは?」

 ハルカ 「ちょっと……でも、気持ち良さの方が勝ってる感じ」

 ユウキ 「なら大丈夫だな」

 ハルカ 「うん」

 ユウキ 「じゃあ……動けるな?」

 ハルカ 「うん。けど……」
 ▼ 447 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:14:07 ID:947UGuWQ [9/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウキ 「けど?」

 ハルカ 「もう こんなに気持ち良いのに、動いたら……、どうなっちゃうんだろう……」 ドキドキ

 ユウキ 「ヤバいかもな」

 ハルカ 「っ……///」

 ユウキ 「オレとハルカしか居ないんだ。我慢することねーぞ。気持ち良かったら、叫んだって良いし」

 ハルカ 「それは……恥ずかしい、かも」

 ユウキ 「今さらなに言ってんだよ」

 ハルカ 「そう……だよね。それじゃあ、良い?」

 ユウキ 「おう」



ハルカは今一度、オレの手をギュッと握って来た。オレも握り返し、オッケーの合図とする。


目を合わせたハルカは微笑むと、少し腰を浮かせる。

オレのチ●コはハルカから離れるが、先っぽ1/4ほどは、まだハルカの中だ。


そしてハルカは――、少しだけ勢いを付けて、腰を下ろした。


  ― ジュプッ!


 ハルカ 「んぐぅぅぅっ……!?」 ビクッ

 ユウキ 「んおぁっ!?」 ビクッ


ヤバい、なんだ今の。


 ハルカ 「あっ、ぁぁっ……」 ドキドキ

 ユウキ 「やべぇ……」 ドキドキ


  ― ジュプッ!


 ハルカ 「ふぐっ……ぁっ、ふぁぁぁっ……///」 ドキドキ

 ユウキ 「気持ち良すぎだろ、これっ」


言葉では言い表せない、今までに感じたことの無い気持ち良さに、オレの頭は支配される。

ヤバい……、これ、そんなに持たないぞ……。
 ▼ 448 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:15:29 ID:947UGuWQ [10/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ハルカ 「うっ、うん。でも……」

 ユウキ 「どうした?」

 ハルカ 「そのっ、体勢がね、ちょっとキツイかも……」


あぁ、確かに。

跨るだけじゃ無く、腰を浮かせる上下運動、しかも初めて。

慣れない体勢を続けて疲れさせるのは可哀想だ。



 ユウキ 「じゃあ……、オレがリードしないとな」 グイッ


 ハルカ 「あっ……///」



オレはハルカを立ち上がらせ、そのままの勢いで、ベッドに押し倒す。

足を開かせて、膝を持ち上げ、M字に似た態勢で寝ころぶハルカは、アソコが丸見え。


……まったく、なんて厭らしい恰好なんだよ。



 ユウキ 「……良いじゃん」

 ハルカ 「これっ、恥ずかしい……///」

 ユウキ 「すぐ気持ち良くなるんじゃないか?」

 ハルカ 「んっ……///」 ドキドキ


オレはチ●コを、ハルカのアソコに近付ける。

さっき入れた穴に入れる――、今度はオレが責める番。


  ― ヌプッ


 ハルカ 「うぁっ……」 ビクッ

 ユウキ 「痛くないか?」

 ハルカ 「ぅん、もう、大丈夫みたい」

 ユウキ 「じゃあ……、遠慮なくいくぜ?」
 ▼ 449 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:16:33 ID:947UGuWQ [11/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


  ― ヌププッ……ジュプッ! ジュプッ! ジュプッ!


 ハルカ 「ぁんっ!? あぁぁぁっ……!」

 ユウキ 「くっ……やべっ」


ハルカのアソコを、突く。突く。突く。


きつく締まる、ハルカの中。

突くたびに揺れ動く、ハルカの胸。


  ― ジュプッ! ヌチュッ! ジュプッ!


 ハルカ 「やんっ! ぁっ、やらっ……んぁぁっ!」

 ユウキ 「くっ、ハルカっ、ハルカっ……!」


普段の彼女からは想像もできないような、ハルカの喘ぎ。

それがオレの興奮を刺激して、より早く、より激しくピストン運動を巻き起こす。


  ― ジュプッ! ヌチュッ! ジュプッ!


 ハルカ 「きもちっ、良いっ……、ユウキくんっ、ユウキくんっ……!」

 ユウキ 「オレもっ……これっ、凄ぇっ、ハルカっ……!」


自分で扱くのとは比べ物にならない刺激、気持ち良さ。

それを増幅させるのは、目の前で乱れるハルカという存在。


何度でも言うけど、普段は真面目でエロとは無関係そうなハルカ。

そんな彼女が、こんなにも乱れ、喘ぎ、トロンとした表情でオレを受け入れてくれている。


  ― ジュプッ! ヌチュッ! ジュプッ!


 ハルカ 「ユウキくんっ、あぁぁっ、んくっ! ユウキくんっ……もっ、らめぇっ……」

 ユウキ 「ハルカっ……ヤバい、ちょっオレもっ……ハルカの中っ、ヤバ過ぎる……!」
 ▼ 451 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:17:50 ID:947UGuWQ [12/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

理性は とっくに吹っ飛んでいる。恐らくハルカも同じ。

じゃなかったら、こんな、快感に身を任せて喘いだりは しないはずだ。


真面目な奴ほど性欲が強い――なんてよく言ったもの。

ハルカは まさしく そのパターン。さっきまで恥ずかしがってたのに、今は快楽に溺れている。
 


 ハルカ 「ホントもっ……くる! なんか……きちゃうっ、わたしもぉ……おかしくなりゅっ……!」

 ユウキ 「なっちまえよ! オレもっ……ハルカとセックス……ヤバ過ぎてもぉ……うっ、出るっ……!」



 ハルカ 「んあっ! ひゃぁっ! ぁぁぁっく、いっ……っぅぅぅぅぅ!」

  ― ビクン! ビクッ……ビクッ……ビクッ!



次の瞬間、ハルカは大きく仰け反った。


まるで雷に打たれたかのごとく、大きな衝撃と共に、絶頂を迎えた。そして締まりが強くなり――。



 ユウキ 「やばっ、締め付けっ……うぁっ! だっ……づぐぅぅぅっ!」

  ― ビクッドピュッ! ビュブッ……ビクッ、ビクン……ビクン……



ハルカに続いて、オレも絶頂した。


搾り取られるようなキツイ締め付けは、生まれて初めての感覚。

自分でオナるだけじゃ まず体感できない、今までで一番の気持ち良さだった。



 ▼ 452 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:19:29 ID:947UGuWQ [13/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ハルカ 「はっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……///」


 ユウキ 「ぁっ……ハルカっ、ハルカっ……!」 ジュプッ!

 ハルカ 「んくっ!?」 ビクッ!



お互いに、理性は吹き飛んでいる。

リミッターは外れている。





その先のことは、あまり覚えていない。





ハルカのトロンとした顔と、甘い吐息と、乱れた姿に、オレはブレーキがかからなかった。



ハルカもまた、オレを受け入れてくれた。


快感を知ってしまったが故の本能、と言ったところか。





オレとハルカは、欲望のまま、性欲のまま――。


ベッドの上で、体を重ね続けた。互いに愛し合い続けた。





 ▼ 453 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:20:19 ID:947UGuWQ [14/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





 ハルカ 「んっ……、終わってみると、恥ずかしい……///」 ドキドキ

 ユウキ 「そうだな……」 ドキドキ



使い終わったコンドームが3個。

オレとハルカは、少なくとも3回は体を重ねたことになる。

そうしてようやく性欲から解放された――と言うか、自我を取り戻し、行為を中断した。理性が吹っ飛ぶとは恐ろしいことだ。


 ハルカ 「気持ち良かったね……///」

 ユウキ 「あぁ。ハルカ、すげぇ乱れようだったもんな」

 ハルカ 「ユウキ君だって。グラエナみたいに激しかったじゃん」

 ユウキ 「オレがグラエナなら、ハルカはエネコロロか?」

 ハルカ 「……ふふっ」


 ユウキ 「じゃあ、シャワー浴びて来いよ。本当にそろそろ休まないと。作戦を成功させるためにもな」

 ハルカ 「うん。目的は そっちだもんね」

 ユウキ 「そうだよまったく」

 ハルカ 「こんな大切な時に、こんなことして……。私、悪い子だよね」

 ユウキ 「私“たち”だろ? だいたいラブホで待機なんて、起きるべくして起きたアクシデントだろまったく」

 ハルカ 「このこと……、2人だけの秘密だからね?」

 ユウキ 「おう。って言うか誰にも言えねーよ」

 ハルカ 「ふふっ、そうだよね」
 ▼ 454 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:22:12 ID:947UGuWQ [15/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ハルカは立ち上がると、バスローブを持って、バスルームに向かう。

そして、扉に手をかけ、オレに背を向けたまま――。


 ハルカ 「また……、したいな」


――そう、小さく呟いた。



 ユウキ 「……そんなこと言うと、オレ、本気にしちまうぞ」 

 ハルカ 「………///」

 ユウキ 「作戦、成功させようぜ! ホウエンに戻ったら……、博士が留守の時に、な?」

 ハルカ 「っ……、うん!」


振り返ったハルカは、パッと明るい笑顔で答え、バスルームに入った。







 ユウキ 「……ふぅ」


シャワーの音が聞こえ始めたのを確認して、オレは深呼吸。


 ユウキ 「まったく……。反則だろ、あの可愛さは……」 ドキドキ



ハルカとの行為が、乱れるハルカの姿が、脳裏に焼き付いて離れようとしない。

こんなに可愛いハルカと、オレは今日、繋がった……。



 ユウキ 「……よっしゃ!」



オレは改めて、作戦成功に向けて意気込んだ。





 【*】



 ▼ 455 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/19 22:24:02 ID:947UGuWQ [16/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



短編集のつもりが、この長さである。

果たしてマクロコスモス突入作戦は いつになったら始まるのか(自虐)



次はコウキ×ヒカリ。





P.S.

ポケモンスナップ図鑑完成したよ!
でもミッションは全然クリアしてないからまだまだ手が離せないよ!
 ▼ 456 リキテル@メガチャーム 21/06/19 22:25:40 ID:QJmYL4/. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
乙乙!!

次も楽しみに待つぞお!
 ▼ 457 ーギラス@ようせいジュエル 21/06/19 22:26:15 ID:Gq6I1FLg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マジでいつになったら終わるんだ
 ▼ 458 ルジーナ@しんぴのチケット 21/06/19 22:30:34 ID:ZQhQMD46 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おおおおおおお
 ▼ 459 ロトック@ふうせん 21/06/20 01:06:41 ID:QqAw2pkA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 461 ビワラー@ガラナツのえだ 21/06/22 20:13:47 ID:ZmTgdvsE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ORASのユウキハルカって12歳だよな
もう卒業してしまったのか…
 ▼ 462 ーベム@しつもんメール 21/06/22 20:15:49 ID:RNtcvwK2 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
この時間にageるでない
 ▼ 463 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/24 03:03:02 ID:6A.wPSKY [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 【*】



 コウキ 「これがラブホテルか〜」

 ヒカリ 「っ……! その言い方やめて下さい! 破廉恥です!」

 コウキ 「じゃあ何て言うの?」

 ヒカリ 「一般的に“アミューズメントホテル”と言います」

 コウキ 「いや、一般的には“ラブホテル”だと思うけど」

 ヒカリ 「“アミューズメントホテル”です!」


そう言ってヒカリは、そっぽを向いた。

名家の生まれの お嬢様であるヒカリは、僕なんかより知識が豊富で頭も良い。

だから、ラブホテルがどんな場所か、当然知っているはずだ。



 コウキ 「………」



 ヒカリ 「………」



 コウキ 「……ん」 スカート ペラッ


 ヒカリ 「きゃぁっ!? ちょっとコウキさん!?」

 コウキ 「うん。パンツは白。お嬢様らしいね」

 ヒカリ 「ふっ、ふざけないで下さい! 女性のスカートを捲るなんて信じられません!」

 コウキ 「いや、ラブホテルだし、良いかなって」
 ▼ 464 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/24 03:04:58 ID:6A.wPSKY [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒカリ 「良くないです! そもそも私たちにアミューズメントホテルは まだ早すぎます!」

 コウキ 「“まだ”早い?」

 ヒカリ 「なっ……なんですか」

 コウキ 「ってことは、将来的には僕とラブホに入るつもりと?」

 ヒカリ 「そういう意味では……///」

 コウキ 「もう1回」 ペラッ

 ヒカリ 「やっ!? いい加減にして下さいっ!」 バッ!


ヒカリはスカートを押さえて、僕から距離を取る。

(前スレで)“ヒカリのパンツを見れたら勝ち”という勝負をしたけど、風頼みじゃなくて自分で捲る方が面白いし刺激的だ。


 コウキ 「いやさ。こうなったら、もうラブホを楽しむべきだと思うんだ」

 ヒカリ 「なっ……何を言ってるんですかコウキさん!」

 コウキ 「ラブホ――恋人向けのホテル。そこに僕とヒカリが入ることに、何ら問題は無い」 キッパリ

 ヒカリ 「大アリです! まだ子供ですし、私たちまだそんな関係じゃ……」

 コウキ 「僕はヒカリのこと、大好きだよ」

 ヒカリ 「っ……///」 ドキッ

 コウキ 「ヒカリから告白して貰えて、本当に嬉しかった。身分の差とか考えると、僕から告白なんて無理だったもん」

 ヒカリ 「ですがっ……」

 コウキ 「ヒカリは僕のこと、嫌い?」

 ヒカリ 「そんなことは……!」

 コウキ 「スカート捲るような男は嫌か?」

 ヒカリ 「……コウキさんじゃなかったら、訴えてますよ」

 コウキ 「だからね。そろそろ僕たちも、大人の階段を上ろうかなって」
 ▼ 465 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/24 03:06:48 ID:6A.wPSKY [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒカリ 「それはっ……ダメです!」

 コウキ 「えー」

 ヒカリ 「ダメなんですっ! コウキさんのことは……そのっ、好き、ですけど! 契りを交わすことは……」

 コウキ 「契り?」

 ヒカリ 「契り……あのっ、か、体の関係を……持つこと、です……///」

 コウキ 「あぁ、エッチするってことか」

 ヒカリ 「少しはオブラートに包んで下さい! 破廉恥です!」

 コウキ 「ん? 僕は一言もエッチするとは言ってないよ?」

 ヒカリ 「なっ……」

 コウキ 「そっかー。ヒカリが思う“大人の階段”って、エッチすることなのかー」

 ヒカリ 「ちっ、違いますっ!」

 コウキ 「人に破廉恥って言っておいて、自分だって随分と破廉恥な考えなんだねー」

 ヒカリ 「っ……///」 プルプル



とうとうヒカリは、黙ってしまった。


普段は冷静でツンツンした、典型的な お嬢様キャラのヒカリ。

持ち前の知識と頭の回転の速さで、言い合いで負けることなんて無かったのに。


……まぁ、僕も女の子相手にエッチな話題で ちょっと揶揄いすぎたかな。





 ヒカリ 「……ダメなんです」



僕が悪かった、揶揄ってゴメン――。

そう言おうとした時、ヒカリが口を開いた。
 ▼ 466 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/24 03:09:07 ID:6A.wPSKY [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 コウキ 「えっ……どうした?」

 ヒカリ 「家の しきたり なんです。“成人するまで異性と体を重ねては いけない”と」


しきたり――、家訓みたいなものか?

名家の生まれなら、そういう古臭いルールがあっても おかしくないな。


 ヒカリ 「コウキさんと恋人になれて、いつか……いつの日か、コウキさんと体を重ねる場面が訪れると思っていました」

 コウキ 「うん」

 ヒカリ 「理由は どうあれ、まさに今が、その時ですよね。こうした場で、2人きりで」

 コウキ 「そうだな。むしろ、今やらなかったら いつやるんだって話だ」

 ヒカリ 「私としては……そのっ、コウキさんと……体を重ねることに、抵抗は……無いんです……///」


ヒカリは、顔を真っ赤にして言った。

だんだんと声が小さくなって、最後の方は聞き取りにくかったけど、確かにヒカリは言ったのだ。


 コウキ 「それは……、しきたり さえ無ければ、僕とエッチしても良いってこと?」

 ヒカリ 「っ……///」 コクッ

 コウキ 「ヒカリっ……」


目線を逸らして頷いたヒカリ。

モジモジとした仕草と、普段のお嬢様っぽいツンツンした雰囲気とのギャップ。

そして、ヒカリ自ら、僕とのエッチを受け入れているという宣言。



そんな彼女は、たまらなく――。



 コウキ 「……可愛すぎるぞ、今のは」

 ヒカリ 「そっ、そうでしょうか……///」

 コウキ 「あのさ。今ここに居るのは、僕とヒカリ、2人だけだ」

 ヒカリ 「はい」

 コウキ 「僕は誰にも言わない。ヒカリだって黙っていれば、誰かにバレることは無いんじゃない?」

 ヒカリ 「そうですけど……ダメなんです。しきたりは、絶対なんです」
 ▼ 467 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/24 03:10:54 ID:6A.wPSKY [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ヒカリは強く言った。


流石、名家の生まれのお嬢様、と言ったところか。

自分の立場を理解して、軽々しく しきたりを破るようなことはしない。

名家の娘としての心構えは完璧だ。



 コウキ 「……そっか。分かったよ」

 ヒカリ 「勘違いしないで下さいね。決してコウキさんと……そのっ、体を重ねることが、嫌と言う訳では無いんです」


成人するまで異性と体を重ねては ならない――。

まったく、子供の自由を奪って縛りつけるような、とんでもない しきたりだ。


前にヒカリが言ってたけど、名家の娘に恥じないように、勉強や習い事が忙しかったらしい。そのせいで、友達も少ないんだとか。


名家の生まれ――。

お金に困ることなく不自由なく暮らせるようなイメージだけど、それはそれで、色んな苦労があるんだな。



 コウキ 「僕は、ヒカリの考えを尊重するよ。大変だね、名家の生まれも」

 ヒカリ 「……はい」

 コウキ 「成人まで、エッチしちゃいけないのか……」

 ヒカリ 「っ……///」





 コウキ 「ってことはさ。エッチ以外なら良いってことだよね?」



 ヒカリ 「……はい?」

 ▼ 468 イオーガ@スパイスセット 21/06/24 23:05:47 ID:VfV61AcE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ッッ
 ▼ 469 ボミー@サイキックメモリ 21/06/24 23:06:46 ID:IbR2rb9E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これを感謝というのだろう
 ▼ 470 マヨール@ミュウツナイトX 21/06/24 23:45:12 ID:KK9gkz3s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
DP主人公って10〜11歳相当の体型だし
しきたり抜きにしても挿れるのはまずいよな

支援
 ▼ 471 ズゴロウ@ほのおのいし 21/06/24 23:54:04 ID:36f.sBgg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
DP主人公ちっちゃいよな
とくにヒカリなんてアユミ以外の女主より10センチくらいは小さいし
 ▼ 472 タッコ@しんせんクリーム 21/06/25 00:04:00 ID:WZKcN/Vs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シエンタ
 ▼ 473 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/25 00:14:12 ID:6V9M8cxw NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



(どうでもいい余談)

このSSにおける、キャラたちの年齢想定

 18歳 : レッド、ブルー
 17歳 : トウヤ、トウコ、カルム、セレナ
 16歳 : マサル、ユウリ、ホップ、キョウヘイ、メイ
 15歳 : ユウキ、ハルカ
 14歳 : コウキ、ヒカリ
 13歳 : ヒビキ、コトネ
 12歳 : ヨウ君、ミヅキ
 11歳 : カケル、アユミ

神絵師さんが描く主人公たちのイラストに大きく影響を受けています。


 ▼ 474 リガロン@エレベータのキー 21/06/25 18:45:21 ID:caUkjx7I NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウリに救いを…
支援
 ▼ 475 ベルタル@ずぶといミント 21/06/25 18:49:35 ID:ciAEFEmo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウリは何してんだろう
 ▼ 476 ールナー@ひのたまプレート 21/06/25 19:33:59 ID:kRlsG8Jw NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 477 ルノリ@いかりまんじゅう 21/06/27 00:41:32 ID:GlFcYJ9w [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 478 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/27 01:12:15 ID:7v9wz.eI [1/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

 コウキ 「エッチ以外なら、良いってことでしょ?」

 ヒカリ 「いえ、あの……聞こえてますので。2度言う必要は無いです」

 コウキ 「そっか。で、その辺は どうなの?」


 ヒカリ 「……はぁ。そうですよね。コウキさんは、そういう性格ですもんね」


 コウキ 「いやいや。僕としては、あくまでヒカリの考えを尊重するよ。けど、しきたりを過大解釈してイチャラブすら出来ないのも、どうかなと思って」

 ヒカリ 「イチャラブって……」


名家の生まれであるヒカリは、以前“恋愛がどういうものか分からない”と言っていた。

友達が少なく、そういう しきたりがあるのなら、男子との付き合い方が分からないのも当然だろう。

要するにヒカリは、恋愛に関して奥手であり、僕がリードしてあげなければ、大きな進展は無いと言うことだ。


 コウキ 「例えば、こうやって抱きしめてみる……」 ギュッ

 ヒカリ 「ぁっ……///」 ドキッ


僕は雰囲気に任せて、ヒカリを抱き寄せ、ギュッと抱きしめた。

細身の体だけど、女の子特有の柔らかみ、感触は伝わってくる。

滑らかに美しい髪からは良い香りが。シャンプーなのか香水なのかは分からないけど、ヒカリが身だしなみに気を遣っていることが分かる。



 コウキ 「………」 ドキドキ


 ヒカリ 「………///」 ドキドキ


 コウキ 「……」 オシリ ナデナデ


 ヒカリ 「っ……!? もぉコウキさんっ!」 バッ!


 コウキ 「ほぉ、これはダメか」

 ヒカリ 「ダメですっ! 抱きしめられた私のドキドキを返して下さい!」
 ▼ 479 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/27 01:14:24 ID:7v9wz.eI [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

どちらかと言うと小柄で、可愛らしいヒカリ。スカートに隠れて目立たないけど、お尻も小さくスレンダーな印象だ。

けれど、スカート・パンツ越しでも しっかりと弾力を感じ、女の子らしい身体つきであることは よく分かる。


 コウキ 「おしり見たいなー」

 ヒカリ 「見せませんっ! もぉ……本当にコウキさんは破廉恥なんですから!」

 コウキ 「ヒカリが可愛いのが悪い」

 ヒカリ 「……はぁ。破廉恥な部分さえ無ければ、文句のつけようがない素敵な人なのに」

 コウキ 「そうかなっ」 テレッ

 ヒカリ 「褒めてませんからね」


 コウキ 「じゃあ逆に、どこまでなら許せるの?」

 ヒカリ 「はい?」

 コウキ 「抱きしめるのはOKってことは、ヒカリに触れるのはOK。でも お尻はNG。なら、どこまでが許されるのかなーって」

 ヒカリ 「そっ、それは……、手を繋ぐ、とか……?」


手を繋ぐっ……!

ウブ! 初々しい! 可愛い過ぎるよ お嬢様!


 ヒカリ 「抱きしめられるのは、悪い気はしませんが……そのっ、恥ずかしくて……///」

 コウキ 「せっかくのラブホなのに、手を繋ぐだけってのはなー」

 ヒカリ 「ですから……! ここがアミューズメントホテルであることを一旦忘れて下さい!」



 コウキ 「キスは?」



 ヒカリ 「ぇっ……」 ドキッ

 コウキ 「恋人同士なら、キスくらい普通だよ」


そう言いながら、僕はヒカリにズイっと近付いてみる。
 ▼ 480 バット@フォトアルバム 21/06/27 01:15:14 ID:HydoFnYA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
最近は更新多くていいね
 ▼ 481 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/27 01:16:19 ID:7v9wz.eI [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒカリ 「ぁっ、そのっ……///」


たじろぐヒカリを、そのまま壁際まで追い込んで。

ヒカリの顔の横で右手を壁に付き、逃げられないようにして。


 コウキ 「キス……、してみない?」


ヒカリの目を見つめながら、いつになく真面目な声で誘ってみた。


 ヒカリ 「ぅっ、あのっ、そっ、そんな急に……///」


どんどん赤く染まっていくヒカリは、言葉を詰まらせて、僕から顔を背けた。

こういうシーンに慣れていないのか、どうすればいいのか分からず、混乱しているようだ。

……もっとも、僕だって慣れてる訳じゃないんだけど。


 コウキ 「何も言わないと、OKって解釈するよ?」 クイッ

 ヒカリ 「んっ……///」


左手でヒカリの顎をクイっと持ち上げ、僕と目線を合わせる。


 コウキ 「………」 スッ

 ヒカリ 「っ〜〜〜 ///」


そのまま僕は……、顔をヒカリに近付けた。

正確には、自分の唇を、彼女の唇に近付けた。





目を瞑り、少しずつ。





 ヒカリ 「……ごっ、ごめんなさいっ!」 バッ!


ヒカリの吐息を感じるほど近付いた瞬間、ヒカリは僕から離れてしまった。

まぁ、想定の範囲内だ。

抱きしめるだけで恥ずかしがるヒカリが、なんの心の準備も無くキスを受け入れられるとは思えないし、僕も少し唐突過ぎた。
 ▼ 482 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/27 01:18:25 ID:7v9wz.eI [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 コウキ 「ははっ。ごめん、ビックリさせちゃったね」

 ヒカリ 「いえ、私の方こそ……そのっ、ごめんなさい。コウキさんを拒絶する意図は全く……」

 コウキ 「気にすることないよ。少しずつ進展していければ良いな」


僕とヒカリが正式に付き合い始めて、まだ日は浅い。

付き合うと言っても、まだまだ普段の関係の延長線上に過ぎない。

一緒にバトルして、お互いの戦略を研究し合って、一緒に食事に行って、時々バトル関係なしで遊びに行って――。

なんたってヒカリは お嬢様だ。あからさまに深い関係……と言うか、一気に距離を縮めるようなことは、なかなか難しいのだ。


 ヒカリ 「私の方から告白しておいて、これではダメですよね……」

 コウキ 「そんなことないよ。告白して貰えただけでも嬉しいし」

 ヒカリ 「コウキさんと一緒に居るだけで嬉しいはずなのに、恥ずかしくて……。コウキさんのことを もっと受け入れたいのに、行動が伴わなくて……」

 コウキ 「人付き合いが少なかった、お嬢様ならではの悩みだね」

 ヒカリ 「はい……」

 コウキ 「本当にさ、少しずつ進展していこうよ。僕はヒカリから離れることは無いからさ」

 ヒカリ 「コウキさんっ……」

 コウキ 「キスが まだダメなら……」

 ヒカリ 「………」


 コウキ 「ちょっと裸、見せてよ」


 ヒカリ 「なっ……! なんでそうなるんですかぁ!?」

 コウキ 「そうそう。それでこそ いつものツンツンしたヒカリだ」
 ▼ 483 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/27 01:20:43 ID:7v9wz.eI [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒカリ 「何故コウキさんは いつもいつも、少し良いことを言った後に とんでもないことを言い出すんですか!? 破廉恥です!」

 コウキ 「だってー、キスがダメならねー」

 ヒカリ 「逆ですよ普通! キスの方がハードル低いですよね!?」

 コウキ 「けど、触れ合うことじゃないでしょ?」

 ヒカリ 「そうですけど! 女の子の裸を見せろだなんてっ……、破廉恥すぎます!」

 コウキ 「よく漫画とかであるじゃん? 彼氏を喜ばすために、エッチな格好してあげるってやつ」

 ヒカリ 「あいにく漫画は読みませんので。それに漫画と現実を一緒にしないで下さい!」

 コウキ 「なら裸じゃなくても良いよ。ブラジャーとパンツだけで」

 ヒカリ 「そういう問題ではありません!」

 コウキ 「あっ……でもヒカリ胸 小さいから、ブラジャー付けてない感じ?」

 ヒカリ 「なっ……! 失礼ですよコウキさんっ!」

 コウキ 「でも事実」

 ヒカリ 「これから成長するんですっ!」 プイッ

 コウキ 「そんなに言うなら、ヒカリの胸、見たいなー」

 ヒカリ 「お断りします」

 コウキ 「貧乳ってステータスなんだよ? 希少価値なんだよ?」

 ヒカリ 「褒めてるんですか? 貶してるんですか?」

 コウキ 「褒めてるよ」



 ヒカリ 「……はぁ。破廉恥モードのコウキさんは疲れます」

 コウキ 「ははっ、悪かったよ。じゃあ一緒に風呂入ろうよ」

 ヒカリ 「要するに裸になれということですよね? 全く反省してないですよね?」

 コウキ 「でも考えてみてよ。キスは どこでも出来るけど、一緒に風呂はラブホでしか出来ないよ?」

 ヒカリ 「理由になっていません! そもそも裸を見せることが……」

 コウキ 「じゃあ水着ならOK?」

 ヒカリ 「水着なんて持ってきてません」

 コウキ 「借りればいいじゃん」

 ヒカリ 「……借りる?」

 コウキ 「それ」
 ▼ 484 ズモー@ソルガレオZ 21/06/27 01:25:38 ID:tqCYDOZg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 485 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/27 01:26:58 ID:7v9wz.eI [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

デスクの一角に、このラブホについてのパンフレットや冊子が置かれている。

その一番表、目立つ位置にあったのが、“コスプレのレンタルについて”というパンフだ。


 コウキ 「“2人だけの時間をより楽しくお過ごし出来るよう、当ホテルでは多彩なコスプレのレンタルを行っております。お気に入りのものはご購入頂くことも出来ます(ご購入分は新品をご用意)”」

 ヒカリ 「こっ、こんなサービスが……」 ドキドキ


セーラー服、体操服、ナース服、メイド服、警察、CA、OLスーツ。

ドレス、巫女、某コンテストアイドルの衣装、そして、紺色のスクール水着。


 コウキ 「水着なら一緒に風呂入っても問題ないよね?」

 ヒカリ 「……まぁ。けど、コウキさんは どうするのですか」

 コウキ 「僕は別に裸でも問題n」

 ヒカリ 「問題ありますっ!」

 コウキ 「冗談だって。着替え持ってきてるから、普通にパンツで隠すよ」

 ヒカリ 「もぉ……」

 コウキ 「えっと、レンタル方法はー」

 ヒカリ 「誰かの使いまわしは汚らしいので新品の購入にして下さい」

 コウキ 「そうだね。じゃあちょっと待っててね」





部屋を出て、エレベーターホールの脇の小部屋に。そこは、自動販売機タイプのコスプレ衣装販売コーナーになっていた。

レンタルだとフロントを介す必要があるらしいけど、販売なら所謂“売り切り”だから、そういう手間は不要だ。


 コウキ (3000円、投入っと)


ヒカリは名家の お嬢様とあって、いつも素材の良い高級な服を身に着けている。

高級な服というのはデザインも良いから、僕と会う時、ヒカリは自然と お洒落な格好をしてくれる。


でも、水着は初めてだ。

味気ない学校のスクール水着だけど、お嬢様が普通のスクール水着と言うのも、逆に興味がある。


 コウキ (似合うのかな、ヒカリのスクール水着って)


 ▼ 486 ーピッグ@ロトムのカタログ 21/06/27 10:04:26 ID:GlFcYJ9w [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 487 ノクラゲ@せいれいプレート 21/06/28 00:56:24 ID:q1i2bWBk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 488 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/28 23:41:47 ID:.Zl.W236 [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




買って来たスクール水着をヒカリに渡す。



渋々といった感じで、ヒカリは着替えのためバスルームに入った。



その隙に僕も服を脱いで準備。パンツ一丁になる。





 ― ガチャッ



 ヒカリ 「お待たせしました……」 モジモジ

 コウキ 「っ……!」


“釘付けになる”とは、こういうことを言うのだろう。

いつも高級な服で お洒落のヒカリが、なんの変哲もない、なんの飾り気も無い、なんの特徴も無い、スクール水着を着ている。


ヒカリは普段から軽装が多く、例えば黒いノースリーブ、ピンクのミニスカートと、露出が多い傾向にある。

つまり、脇や二の腕、太もも といった、普通なら積極的に露出しないような部位も今まで僕は見て来た訳だけど――。


 コウキ 「普通の水着の はずなのに……」


ビキニとは違い、決して露出が多くない、スクール水着。

けど、その紺色の生地と色白のヒカリの肌のコントラストは美しく、何故だか目が離せない。
 ▼ 489 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/28 23:43:13 ID:.Zl.W236 [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 コウキ 「なんか新鮮。ヒカリのそういう格好。すっごい似合ってる。可愛い」

 ヒカリ 「あっ、ありがとうございます……」

 コウキ 「ちょっと1回転してみて」

 ヒカリ 「えっ……こう、ですか」 クルン


水着だからこそ浮き出るボディライン。

かすかな胸の膨らみ。水着に すっぽり収まるシュッと引き締まった お尻。


 コウキ 「普通のスクール水着なのにっ……、なんでこんなに引き込まれるんだろう」

 ヒカリ 「なんだか薄い生地ですね。縫い付けも粗が出ています」

 コウキ 「あぁ、やっぱりヒカリには安物過ぎたよな。サイズは大丈夫?」

 ヒカリ 「えぇ。ほんの少し小さい気もしますが、ほぼほぼピッタリですね」

 コウキ 「XSにして正解だな」

 ヒカリ 「それで……、やはりコウキさんは、その格好なんですね」 ドキドキ

 コウキ 「ん? あぁ。男の水着は売ってなかったからね。ボクサーブリーフなら水着みたいなもんでしょ」

 ヒカリ 「はい……///」 チラッ チラッ

 コウキ 「なんか変?」

 ヒカリ 「いえ、そのっ……、コウキさんの裸を――、同年代の異性の裸を見るのは初めてなもので……///」

 コウキ 「そう言えばそうだっけ」

 ヒカリ 「逞しい身体つきですね。胸板と言い、腹筋と言い」

 コウキ 「そう? ありがとう」

 ヒカリ 「いえ」 ドキドキ

 コウキ 「じゃあ、早いとこ入ろうよ」

 ヒカリ 「はい……」 ドキドキ

 ▼ 490 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/28 23:44:58 ID:.Zl.W236 [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ラブホテルのバスルーム。

男女2人で使うことを想定しているだけあって、浴槽も洗い場も抜群に広い。


浴槽は楕円形になっていて、2人で足を伸ばして入れる大きさだ。よく見るとライトが埋め込まれていて、これ多分、お湯が虹色に光るやつだろう。

白で統一された壁には、大きな鏡と、これまた大きな液晶テレビが設置されている。

あとは……銀色の大きなマットが置かれているけど、これは何に使うんだろう?



 コウキ 「自動給湯ボタン……っと」 ポチッ

 ヒカリ 「バスルームだけを見れば、私の別荘にも劣らない設備ですね」

 コウキ 「僕、風呂にテレビなんて初めて見たけど、ヒカリにとっては普通なの?」

 ヒカリ 「はい。音響システムにも拘っていまして、お風呂に浸かりながらバレエのレッスンや音楽鑑賞が出来るんです」

 コウキ 「そっか。やっぱりお嬢様の家は凄いんだな……。僕の家の風呂は この1/4以下のスペースしかないのに……」

 ヒカリ 「あっ、いえ。自慢している訳では……」


 コウキ 「……隙あり!」 シャワー バシャッ!

 ヒカリ 「きゃっ!?」


 コウキ 「はははっ」

 ヒカリ 「やりましたね……。仕返しですっ!」 ヨクソウ ノ オユ バシャッ!

 コウキ 「ぶわっ!? 顔を狙うとは卑怯なっ……!」

 ヒカリ 「ふふっ。コウキさんも隙だらけですよー」

 コウキ 「なら こっちも顔だ!」 シャワー!

 ヒカリ 「わぶっ……!? ちょっ……コウキさん、止めっ……ストップです!」

 コウキ 「ふっふっふっ。戦闘力はシャワーを手にした僕に分がある!」

 ヒカリ 「もぉ……! 髪は極力濡らさないで下さいよぉ……」

 コウキ 「大丈夫だよ。ドライヤーあったし」

 ヒカリ 「そうですか。なら私も遠慮なく」 センメンキ バシャッ! 

 コウキ 「おぶっ!?」
 ▼ 491 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/28 23:46:31 ID:.Zl.W236 [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ヒカリは、どこから取り出したのか、洗面器で浴槽のお湯を掬って、僕の顔に ぶちまけた。


 ヒカリ 「追撃です!」 バシャン!

 コウキ 「ちょっ、一旦たんま……おわっ!?」 ツルッ

  ― ドシャッ!


 ヒカリ 「ふふっ。情けないですね、女の子の 水かけ 程度で転んでしまうなんて」

 コウキ 「やったな……!」


そりゃあ、洗面器に入ったお湯を顔面に当てられたら足も滑らせるよ。

しかもヒカリ、消火活動かってくらい強めに、けっこう本気で ぶっかけて来やがった。……まぁ僕から始めたことだけど。


けど こんな情けない姿、男が廃る。

僕は今、床に倒れ込んだ状況。水着姿のヒカリを見上げる格好。手にはシャワー。



 ヒカリ 「どうしました? 降参ですか?」


ヒカリは無邪気に水かけっこを楽しんでいる。

なら不意打ちは今しかないっ!


 コウキ 「降参……するのはヒカリの方だ!」 シャワー!


シャワーの威力を上げて、狙うのはヒカリの股!

ヒカリのアソコに、シャワーの水圧を打ち付ける!


 ヒカリ 「ひゃんっ!?」 ビクッ!


 コウキ 「お? 変な声だったな〜」

 ヒカリ 「もぉ! こんな所に当てないで下さい!」 ドキドキ

 コウキ 「やだよー」 シャワー!

 ヒカリ 「っ……!?」 バッ!
 ▼ 492 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/28 23:48:08 ID:.Zl.W236 [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

シャワーをヒカリのアソコに当て続ける。

たまらずヒカリは足を閉じて、僕に背を向けた。


 コウキ 「おーヒカリ。自ら僕に お尻を見せてくれるのかー」

 ヒカリ 「ちっ、違います!」


濡れて体に貼り付いたスクール水着。

ヒカリのヒップライン、お尻の割れ目がクッキリと浮かび上がっている。


 コウキ 「どう? 気持ち良かった?」

 ヒカリ 「そんなことっ……!」

 コウキ 「本当かな……っと!」 グイッ!

 ヒカリ 「ちょっ!?」

  ― シャワァァァァァァァ!

 ヒカリ 「あっ、あぁっ……///」 ビクッ


僕に背を向けると言うことは、それだけ隙だらけになる。

ヒカリの閉じた足、太ももの間に手を入れて強引に足を開かせ……高威力のシャワーを、再びヒカリのアソコに当てた。


 コウキ 「そのままそのまま」

 ヒカリ 「やめっ……、っ……///」


ヒカリから甘い吐息が漏れる。

逃れようと本能的に足を閉じたけど、足の間からシャワーを当ててる訳だから、逆にヒカリはシャワーを挟みこむことに。


 コウキ 「あれ? そんなにアソコにシャワー当て続けたいの?」

 ヒカリ 「ちっ、ちがっ……!」 バッ!

 コウキ 「そうだよねー。気持ち良いもんねー」 シャワー


ヒカリがシャワーを離そうと足を開いたタイミングで。 

僕はシャワーを小刻みに動かし、ヒカリのアソコに満遍なく、変化を付けてシャワーを当て続ける。
 ▼ 493 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/28 23:49:30 ID:.Zl.W236 [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒカリ 「ふぁぁっ!? ぁんっ、ダメ、ですって、コウキさんっ……///」

 コウキ 「ダメって言いながら気持ち良さそうな声してるじゃん?」 シャワー

 ヒカリ 「そんなことっ……、んあぁっ……///」 ビクッ

 コウキ 「なーにビクビクしてるのかなー。そんなに気持ち良いのかなー」 シャワー

 ヒカリ 「本当にっ……、もっ……ダメっ……です!」

  ― キュッ……ピタッ


ヒカリは僕を すり抜けて、シャワーを止めてしまった。


 コウキ 「あっ」

 ヒカリ 「はぁっ……、はぁっ……、調子にっ、乗らないでくださいっ……!」

 コウキ 「いやでも、随分と気持ち良さそうだったけど?」

 ヒカリ 「そんなことありません!」

 コウキ 「って言うかヒカリってさー」

 ヒカリ 「……なんですか」


 コウキ 「普段オ●ニーしてるの?」


 ヒカリ 「はっ!? はいぃぃぃ!? 女の子に なんてこと聞くんですか!?」

 コウキ 「好奇心。……で、どうなの?」

 ヒカリ 「しっ、してません!」

 コウキ 「いや〜、さっきの気持ち良さそな声と表情は、オ●ニー知ってる感じだったけどな〜」

 ヒカリ 「ふざけないで下さい! 私はそんな破廉恥なことは……!」

 コウキ 「恥ずかしがることないよ。年頃の子は誰でもしてるよ。僕も含めてね」

 ヒカリ 「きっ、聞いてませんよ そんなことっ ///」

 コウキ 「ふーん。じゃあ今のシャワー、気持ち良くなかったの?」

 ヒカリ 「当然です!」

 コウキ 「でもさ……乳首」

 ヒカリ 「なっなな何を言って……ぁっ!?」
 ▼ 494 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/28 23:51:01 ID:.Zl.W236 [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

濡れた紺色のスクール水着。

ヒカリの小さな胸の先端に、ぷっくり浮かび上がった突起物が。


 コウキ 「ヒカリ……、なにそれ?」 ニヤニヤ

 ヒカリ 「っ……///」 サッ

 コウキ 「今さら隠しても遅いよ。ねぇ、どうしたの、その胸?」

 ヒカリ 「見ないで下さいっ……///」

 コウキ 「そんなクッキリ乳首立たせちゃって」

 ヒカリ 「やめてっ……///」

 コウキ 「……やっぱり気持ち良かったんだね」

 ヒカリ 「やだっ……グスッ、酷いですっ、コウキさん……」


えっ、嘘?

ヒカリ、泣いてる……?


 コウキ 「あ、いや、そんな恥ずかしがることじゃないよ? アソコを弄られたら気持ち良くなるのは当たり前だし?」

 ヒカリ 「んっ……グスッ、だから安物は嫌なんです……」


まぁ、うん。

こんなところで売ってるスクール水着、安っぽいのは当然だ。生地も薄いだろうし、ちょっとの刺激で胸ポチしちゃうのも無理はない。



 コウキ 「………」



ごめんね、ふざけ過ぎた――。

そう言おうとしたものの、言葉が突っ掛えて出てこない。


だって……、濡れたスクール水着に、クッキリ浮かび上がる乳首。僕の行き過ぎた おふざけに涙ぐむヒカリは――。





 ヤ バ い (語彙力)





 ▼ 495 ングース@こううんのおこう 21/06/29 00:02:19 ID:WJcIs20I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
むほほ
 ▼ 496 イパム@あかのはなびら 21/06/29 00:19:17 ID:leF.mDHY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おぉ〜
 ▼ 497 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/30 00:06:30 ID:TjiYZ..k [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 コウキ 「ヒカリっ……!」 ギュッ

 ヒカリ 「グスッ……ふぇっ!?」


さようなら、僕の理性。

気が付けば僕は、しゃがんで涙ぐむヒカリを、後ろから抱きしめていた。そして――。


  ― サワッ


 ヒカリ 「ひゃん!?」 ビクッ!


スクール水着越しにクッキリ浮き上がった、ヒカリの乳首を撫でた。

控えめな胸にも関わらず、抜群の存在感を放つ、ヒカリの厭らしい乳首を。


 コウキ 「………」 サワサワクリクリ

 ヒカリ 「ぁっ……待っ、コウキさんっ……///」

 コウキ 「反則だよヒカリ、その表情は」 サワサワクリクリ

 ヒカリ 「やだっ……ねぇちょっ、ホントっ……やめてっ……!」 ドキドキ


小柄なヒカリ。

決してナイスバディとは言えない、どちらかと言えば幼児体型なヒカリ。

けれど、抱き心地は しっかり女の子。

スクール水着――、泳ぐ際の抵抗を減らす形状の水着とあって、彼女のボディラインを堪能できる。

少し小さいと言っていたXSサイズのスクール水着。抱き心地は、実質、裸のヒカリと大差ない。


 コウキ 「やめない。こんなにクッキリ乳首勃たせて、摘まんでくれって言ってるみたいじゃん」 サワワサコリコリ

 ヒカリ 「コウキさっ……だめ、ですからっ、ホント私っ、からだっ……変な感じにっ……///」

 コウキ 「どう? 他人に乳首を弄られる感想は?」 サワサワコリコリ

 ヒカリ 「あぁっ……んっくぁ、やらっ……、ふーっ、ふーっ、ふぐっ……///」 ビクッ
 ▼ 498 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/30 00:07:16 ID:TjiYZ..k [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

水着越しでも、ヒカリの乳首が固く勃っているのが分かる。こうして摘まめるのが、その証拠だ。

乳首のまわりを円を描くように撫で、乳首を摘まみ、転がし、爪でコリコリと弾いて。


 ヒカリ 「んっ! そこはっ……ぁぁぁぁっ、あっ! だめっ……ですからっ……///」


だんだんヒカリの息が荒くなる。

乳首を襲う気持ち良さで、抵抗することも忘れ、僕の責めに必死に耐えている。


 コウキ 「厭らしいね、ヒカリ。乳首だけで こんなに感じちゃって。揉める胸は ほとんど無いのに」 クリクリモミモミ

 ヒカリ 「ぅくっ……、余計なっ、お世話でぁぁああぁぁやだやだそこっ……、やめてっ……///」


乳首を弄りつつ、その控えめな胸も揉んでみる。

沈む感触は無いけれど、程よい弾力と張りは、彼女の胸が まだまだ成長途中であることを感じさせる。


 ヒカリ 「はふっ、ふーっ、ふーぐっぁ、ぁっぁあぁぁっ……あっ……く、やだぁぁ……///」



だんだんとヒカリの声は言葉から喘ぎに変わっていく。


膝をついたヒカリは力が抜けているのか、胸を弄る僕の手が、ヒカリの上半身を支えている。

顔は耳まで真っ赤にし、よだれ を垂らし、快楽に必死に耐えているようだ。


 コウキ 「エッチだね、お嬢様。破廉恥って言うんだっけ?」 モミモミクリクリ

 ヒカリ 「やめっ……グスッ、コウキさっ、はぁっ、はぁっ、恥ずがしっ……ですから、グスッ、もぉ……やめっ……///」 ビクン


ヒカリから、涙が零れ落ちた。

気持ち良さと恥ずかしさで、どうにもならなくなっているのか。


なら、そろそろラストスパートかな。もっと気持ち良くしてあげるよ。
 ▼ 500 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/30 00:08:21 ID:TjiYZ..k [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


  ― キュッ、シャワァァァァァァァ


シャワーの蛇口をひねり、お湯を噴出させる。

シャワーヘッドは床に置き、それを踏んで位置を微調整。

水流の直撃場所は、勿論、ヒカリのアソコだ。


  ― ジャアアァァァァァァァァァァ!


 ヒカリ 「ひぐっ!? ぁぁぁぁっらめだめだめっ……コウキさんっ!? やめっ……もぉ無理でずからぁっ……!」 ビクビクッ

 コウキ 「ははっ。お行儀悪いぞ お嬢様〜」 クリクリコリコリ


絶え間ない乳首責めと、アソコに当たるシャワーによる水圧の刺激。

2点の快感ポイントを同時に責めるのは、道具を使わない限り、オ●ニーでは不可能。ヒカリが そういう玩具を持っているとは思えないし。


 ヒカリ 「ぅぐっ……ふっ、ふーっ、ふぁぁっ、ああぁっ! んんんんっ……///」


そんな初めて体感する快楽に、よだれを垂らしながら喘ぐヒカリ。

お嬢様らしからぬ はしたない姿は、容姿を気にする余裕が無いほど、ヒカリは快感に支配されていると言うことだ。



 ヒカリ 「だめっ……っぁ、ぁっ、グスッ、やぁぁぁ……」



膝をつき、両腕は浴槽を掴み、そこに顔を埋めるヒカリ。


突き出された お尻は、濡れて貼り付いた水着によって、プリンとしたラインがはっきり浮かんでいる。

その お尻の下から噴出される強めのシャワーは、ヒカリのアソコを絶え間なく刺激して。



 ヒカリ 「ほんとにっ……ぁぁあっ……んっ! かっ、からだっ、変に、なっ……っっぅぅぅ……///」 ビクビクッ



僕が支えるヒカリの上半身。

その支点は彼女の小さな胸。揉み心地は無いけれど弾力は感じる成長途中の胸。

支えつつ、人差し指を細かに動かして、水着越しにクッキリ浮かび上がる乳首を転がし、弾き、引っ掻き、刺激する。
 ▼ 501 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/30 00:10:07 ID:TjiYZ..k [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒカリ 「コウキさんっ……グスッ、やめっ……ぉ願いですがらっ……! もぉ……くぁっ……ぁぁっ」


胸とアソコを責められる快感。それも、他人の指とシャワーによるもの。

自分で弄るのとは訳が違う、自分では体感できない快楽に、身をよじらせるヒカリ。

厭らしい喘ぎに声は掠れ、涙を流して。

そのくせ乳首は固くし、突き出す お尻をプルプル震わせ、逃げようともせず。





それでいて“やめて”なんて――。





 コウキ 「やめられるワケないじゃん。変態だね……お嬢様っ」 ボソッ


 ヒカリ 「っ〜〜〜///」 ゾクゾクッ





――そう、やめられる訳が無いんだよ。


そんなエッチな姿を見せられちゃったら。



  ― モミモミクリクリ

  ― ジャワァァァァァァァァァァァ



 ヒカリ 「やっ……らめっ、きちゃっ……あっ!? いゃああぁぁあぁぁぁぁっ……!?」

  ― ビクン! ビクッ……ビクビクッ! ビクッ……ビクッ……


 ▼ 502 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/30 00:11:16 ID:TjiYZ..k [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

僕が囁いて程なくして――。


ヒカリの体は、大きく痙攣した。

床に付いていた膝は滑るように崩れ、ピシャッという音と共にヒカリは尻もちをつく。



 ヒカリ 「ぅぐっ……グスッ、ふーっ、ふーっ、ふーっ……」 ビクッ、ビクッ



絶頂を迎えて呼吸の荒いヒカリは、浴槽を掴んだ腕に顔を埋め、僕に顔を見せようとしない。

当然だ。これまで異性との関わりが ほとんど無かったお嬢様が、こうして異性によって絶頂させられたんだから。


 コウキ 「大丈夫?」 サスサス


僕はヒカリの胸から手を離し、シャワーを止め、彼女の隣に座って、背中を撫でる。

“大丈夫?”というのも無責任な発言だけど、好きな女の子をイカせた興奮は並みのモノでは無い。僕だってドキドキが止まらない。


 ヒカリ 「グスッ、はふっ、ふーっ、ふーっ、さわらないでっ、くださいっ……」


僕に顔を見せないまま、ヒカリは言った。

けれど、僕の手を振り払うような素振りは見せず、絶頂の余韻に耐えるのに精一杯といった感じだ。


 コウキ 「ごめんねヒカリ。あんまりにも厭らしい反応するから……」

 ヒカリ 「酷いですっ……グスッ、女の子にっ、こんなことっ……」

 コウキ 「ヒカリが可愛すぎて、僕ブレーキ利かなかった。本当に、ごめんね?」

 ヒカリ 「もぉいいですっ……グスッ、一人にっ、してくださぃ……」

 コウキ 「……うん」



僕は立ち上がり、ヒカリの指示に従った。


床にペタンと崩れ落ちたヒカリ。濡れたスクール水着が張り付く体は、やっぱり厭らしく――。


いまだ すすり泣くヒカリの弱々しい姿に、僕の興奮は治まることを知らない。


 ▼ 503 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/30 00:12:27 ID:TjiYZ..k [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



バスルームを出て、しばらくすると。

シャワーの音が聞こえてきた。


絶頂を迎えたヒカリの体も落ち着いて、シャワーで体を綺麗にしていると言うことだ。





 コウキ 「………」



 コウキ 「………………」



 コウキ 「………………うっ」



 コウキ 「……ふぅ」





 コウキ 「……捨てよ」



脱いだパンツをビニール袋に入れて縛り、ゴミ箱に放り込んだ。


 ▼ 504 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/30 00:13:55 ID:TjiYZ..k [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ― ガチャッ



 コウキ 「あ、ヒカリ……」



バスルームからヒカリが出てきた。

バスローブを纏い、濡れた髪にはタオルを巻いて。

露出している足と腕、可愛らし顔は、ほんのり赤く染まり、艶やかな美しさを醸し出している。


 ヒカリ 「……酷いですよ、コウキさん」

 コウキ 「ごめんね。だってヒカリ、あんな可愛い反応するんだもん」

 ヒカリ 「だからと言って……信じられません。女の子の胸を触るのも、……そのっ、恥ずかしいところを、シャワーで」

 コウキ 「流石にアソコを触るのはマズいと思ったから」

 ヒカリ 「胸だってダメですよ!」

 コウキ 「ごめん」

 ヒカリ 「それにっ、小さいとか、ほとんど無いとか……!」

 コウキ 「あぁ、うん。それもゴメン」

 ヒカリ 「……これでも気にしてるんですよ、小さいの」

 コウキ 「けどっ! 小さい胸の感触も別の良さがあるし、感度は良かったし」

 ヒカリ 「っ……! フォローになってませんから!」

 コウキ 「フォローしてるつもりなのに……」


ヒカリはベッドに腰掛けると、プイッと そっぽを向いてしまった。


 ヒカリ 「いくら私と体を重ねられないからって、あんなこと、酷いですよ」

 コウキ 「うん……」

 ヒカリ 「私の恥ずかしい姿、声とかも全部……///」

 コウキ 「その……ほら。誰にも言わないから安心して」

 ヒカリ 「……責任、取って下さいよね」 ボソッ

 コウキ 「えっ?」

 ヒカリ 「なんでもありませんっ ///」
 ▼ 505 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/30 00:15:43 ID:TjiYZ..k [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

そう言うとヒカリは、ベッドに寝転がった。僕に背を向けたまま、小さく丸くなって。


怒っているようだけど、きっとヒカリは――。



 コウキ 「ヒカリはさ……、こんな僕のこと、嫌いにならないの?」

 ヒカリ 「……もう寝てます」

 コウキ 「お嬢様にエッチな悪戯しちゃった僕を、許してくれるの?」

 ヒカリ 「知りません」


 コウキ 「……可愛いね」

 ヒカリ 「っ……///」


モゾモゾと反応したのを見るに――。

きっとヒカリは、僕が思っているほどは怒っていないらしい。勝手な想像かもしれないけど。


 コウキ 「僕もシャワー浴びて来る」

 ヒカリ 「……勝手にどうぞ」

 コウキ 「大好きだよ、ヒカリ」

 ヒカリ 「んっ……!? そっ、そういうの要りませんからっ……///」


 コウキ 「夜になったら、いよいよマクロコスモスの作戦が始まる」

 ヒカリ 「はい」

 コウキ 「絶対に成功させようね。ユウリって子のためにも。ポケモンたちのためにも!」

 ヒカリ 「えぇ。勿論です……!」



最後まで顔は合わせてくれなかったけど。


僕とヒカリの関係は、多分、後退ではなく、前進したと思う。





 【*】



 ▼ 507 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/06/30 00:22:42 ID:TjiYZ..k [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



ヒカリのスクール水着は、絶対に似合うと思う(誰か描いて)



次はトウヤ×トウコ。

有。



ちな、行為のストーリーは変わらないとして、トウトウにキョウメイを絡ませる? 絡ませない?

今月中で多い方の意見を採用させて頂きます。


 ▼ 508 ォレトス@ピーピーリカバー 21/06/30 00:25:43 ID:KeYMLpOM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
絡ませようぜ
 ▼ 509 マザラシ@ディフェンダー 21/06/30 00:30:11 ID:WVyMU0w2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
からまりまくりんぐ
 ▼ 510 テトプス@ねがいぼし 21/06/30 00:34:36 ID:E8yMOyyQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
絡ませたいっすね〜
 ▼ 511 ニーゴ@ロックメモリ 21/06/30 18:08:38 ID:yTM6ZPGI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
からませまくり
 ▼ 512 ガクチート@もののけプレート 21/06/30 19:55:17 ID:q5xk8JHg NGネーム登録 NGID登録 報告
アンケート取りつつ期限1日もないの笑える

絡みありで!
 ▼ 513 トリンダー@だいすきメール 21/07/01 01:42:31 ID:lXi.3buE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 515 ニプッチ@ドリームボール 21/07/01 22:57:17 ID:5gWYH24s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 516 ンバス@ヨロギのみ 21/07/03 02:16:01 ID:wUIImWYU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 517 ニラン@チルタリスナイト 21/07/03 22:52:40 ID:tfjQMaHE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 519 ーブル@しんじゅ 21/07/03 23:38:41 ID:4h7M7qaU NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 523 ッフロン@きぼんぐり 21/07/07 23:15:29 ID:L0SIT75M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 524 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/08 22:49:12 ID:.kd.KCIA [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




 【*】



 キョウヘイ 「ラブホテルなんて初めて入りましたよ。広いですねー!」

 メイ 「ホント! ポケモンセンターの個室とは大違いですね!」

 トウヤ 「そうだね。2人が僕たちの部屋に居るのは謎だけど」

 キョウヘイ 「まぁまぁ、そう固いこと言わずに」

 メイ 「先輩たちは、ラブホテル使ったことあるんですか?」

 トウコ 「あるわけないでしょ!」



トウヤ先輩とトウコ先輩は、仲が良い。


僕とメイも仲は良いけど、それと同じくらい……いや、それ以上かも。

大人しくて草食系のトウヤ先輩と、バトルが強くて男勝りのトウコ先輩。正反対のように見える2人が、どうして こんなに仲が良いんだろう。


 キョウヘイ 「この際だから確認したいんですけど……、トウヤ先輩とトウコ先輩って、本当に付き合ってないんですか?」


キスまでは済ませてるけど、付き合っている訳では無いらしい。

いわゆる“友達以上恋人未満”な関係の先輩2人。


 トウコ 「はっ……はぁ!? なに言ってんのよキョウヘイ!?」

 トウヤ 「だから僕とトウコさんは そんな関係じゃ……」

 メイ 「トウヤ先輩が それだからダメなんです!」ビシッ!

 トウヤ 「えぇ……」

 メイ 「もっとグイグイ押さないと! トウコ先輩みたいな恋愛に縁の無い人は、いつまで経っても進展しませんよ!」

 トウヤ 「いや僕は」
 ▼ 525 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/08 22:50:17 ID:.kd.KCIA [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キョウヘイ 「トウコ先輩も、もっとトウヤ先輩にアピールしたらどうですか? トウヤ先輩は草食系なんですから」

 トウコ 「なんでアピールしなきゃなんないのよ!」

 メイ 「あれ? トウヤ先輩のこと好きじゃないんですか?」

 トウコ 「なっ、なに言ってんのよ! トウヤとは単なる友達で……!」

 メイ 「ふーん」

 キョウヘイ 「なるほど」

 トウコ 「なによ」

 メイ 「じゃあ……、私がトウヤ先輩に抱き付いても、なんとも思わないですよねー?」 ムギュッ

 トウヤ 「わっ!? ちょっとメイちゃん?」

 トウコ 「なっ……」

 メイ 「トウヤ先輩って実は格好良いですよね。真面目ですし、ポケモン想いですし」 ムギュー

 トウヤ 「ありがとう。当たってるけど」

 メイ 「当ててるんですよー?」 ムギュー

 トウコ 「離れなさいよ。軽々しく胸を押し付けない!」

 メイ 「あれー? 嫉妬してるんですか先輩?」

 トウコ 「違うわよ」

 メイ 「じゃあ別に良いですよねー?」 ムギュー

 トウヤ (腕に柔らかい感触。でも後輩に欲情するのもなー)

 トウコ 「トウヤも少しは抵抗しなさい!」

 キョウヘイ 「メイ、そろそろストップ。トウコ先輩どっちかって言うと、押し当てる胸が無いことに嫉妬してそうだから」

  ― バキッ!

 キョウヘイ 「ふぐっ!?」

 トウコ 「誰が胸が無いですって?」 ゴゴゴゴゴ

 キョウヘイ 「ごめんなさい。でも後輩をグーで殴りますか」

 トウヤ 「今のはキョウヘイが悪いよ」

 トウコ 「って言うかトウヤもメイを離しなさいよ! そんなにメイの胸が良いワケ!?」

 メイ 「男子たるもの、胸は大好きですよねー」 ムギュー

 トウヤ 「否定できないのが悲しいね」
 ▼ 526 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/08 22:51:28 ID:.kd.KCIA [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 トウコ 「……あーもー! いい加減に離れなさいっ!」 グイッ!

 メイ 「はーい」


 キョウヘイ 「メイ、そろそろ戻ろうか」

 メイ 「うん。2人の時間、邪魔しちゃ悪いもんね」

 トウコ 「はぁ?」

 キョウヘイ 「先輩たち、なんだかんだで仲良いですもんね。この機会に、グッと距離を縮めちゃってください」

 トウヤ 「あのなぁ……」

 メイ 「そうそう。せっかくのラブホテルですよ? やることは1つですよね!」

 トウコ 「なにも やらないわよ! 早く出て行きなさいっ!」

 トウヤ 「いや、逆に2人とも、ここに居れば?」

 キョウヘイ 「えっ?」

 トウヤ 「トウコさんと2人きりになって後から色々聞かれるくらいなら、ずっとここに居れば良いよ」

 トウコ 「……そうね。バトルのレクチャーしてあげるわよ」

 メイ 「いえ……、私たちは別に……大丈夫です」

 トウコ 「なによ。遠慮しなくていいのよ?」

 キョウヘイ 「いえ。僕たちエッチしたいんで」

  ― バキッ!

 キョウヘイ 「ぅぐっ!?」

 トウコ 「ハァッ、ハァッ、女の子の前で卑猥なこと言わないで貰えるかしら?」 ゴゴゴゴゴ

 キョウヘイ 「ごめんなさい。でもグーはホント勘弁して下さい」

 トウヤ 「キョウヘイは もう少し紳士的になった方が良いよ」

 トウコ 「ホントよ! メイも何か言ってやんなさい!」

 メイ 「私は……、別にっ……///」

 トウコ 「……はぁ」


 キョウヘイ 「って訳で先輩方は先輩方の時間を楽しんで下さいね! それでは!」

 メイ 「先輩、ファイト!」


 トウコ 「ちょっ……待ちなさい2人とも!」


 ▼ 527 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/08 22:52:56 ID:.kd.KCIA [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


トウコ先輩の声を背中で受け流し、僕とメイは先輩の部屋から飛び出した。

僕らの部屋は隣だけど、追いかけてくることは無いだろう。鍵もかけちゃうし。



 キョウヘイ 「ふー。あの2人、もっと積極的になればいいのにね」

 メイ 「うん。トウヤ先輩は真面目すぎだし、トウコ先輩、あぁ見えて奥手だし」

 キョウヘイ 「でも僕たち、背中は押せたよね?」

 メイ 「うん。先輩たち、ぜったい意識しちゃうはずだもん。これでなんにも進展しなかったら、それはそれで不安だな」

 キョウヘイ 「だね。……じゃあメイ、僕たちも そろそろ」

 メイ 「……もぉ。シャワーだけ浴びさせてね」

 キョウヘイ 「うん」





メイがバスルームに入るのを見送り、深呼吸。


あの病院でのこと(前スレ)をキッカケに、僕とメイは正式に付き合い始めた。

もう何度もエッチしてるけど、ラブホテルを使うのは初めてだから、少しだけ緊張している。


 キョウヘイ (……さすがラブホ。番組表AVばっかり)


テレビは、いわゆるアダルトチャンネルで埋め尽くされている。

興味は あるけど、これからメイとイチャイチャするのに、見ず知らずのAV女優で発情する気には ならない。


 キョウヘイ (とりあえず……、体を休めておくか)


ベッドに横になり、目を瞑る。眠らないように。


アララギ博士の研究協力でガラルに来たのに、まさかこんなことになるとはね。


まさかエッチするタイミングに恵まれるなんてね。。。


 ▼ 528 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/08 22:53:58 ID:.kd.KCIA [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 メイ 「お待たせー」


バスルームから出てきたメイ。

ほんのり火照った瑞々しい肌に、丈の短いバスローブ。なんとも色っぽい。


 キョウヘイ 「バスローブ姿も可愛いね」

 メイ 「そう? えへへっ、ありがとう」

 キョウヘイ 「僕もササッと入って来るよ」

 メイ 「うん。待ってるね」




バスルームに入る。


さすがラブホ。広い。

多分、2人で入ることを前提としているような造りだ。一緒に入ればよかったな。


 キョウヘイ 「ふぅ……」 シャワーーー


シャワーを浴びながら――想像する。

ほんの数分前まで、ここでメイもシャワーを浴びていた。

裸のメイが――、僕とエッチするために――、この場所で――。


 キョウヘイ (ヤバい、興奮する……) シャワーーー


メイは可愛い顔して、けっこう大胆だ。

僕が入院している時、手が使えず下の処理が出来なかった僕に、口で奉仕してくれた。

汚いモノのはずなのに、メイは躊躇いなく、僕に奉仕してくれた。


 キョウヘイ (今日は……、どんな感じでヤルのかな……) シャワーーー


僕は念入りに体を洗い、メイとのエッチに備える。


僕の部屋でヤル訳では無い。ここはラブホ、2人だけの空間。

誰にも邪魔されず、余計なことを考える必要なく、思う存分、楽しめるんだ。


 ▼ 529 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/08 22:55:28 ID:.kd.KCIA [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



次はトウヤ×トウコと言った気がするけど、アレは嘘だ。

順番変わってキョウヘイ×メイ。有。


 ▼ 530 バイト@つかまえポン 21/07/08 23:11:46 ID:z34EKktk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キョウメイktkr!!!
支援!!!
 ▼ 531 ッソン@ミュウツナイトY 21/07/09 03:44:37 ID:fCqcO0Ds NGネーム登録 NGID登録 報告
最高過ぎて死にそうなんだが我はどうすれば良いのか考えた





支援するしかねぇよなぁ!?
 ▼ 532 レイシア@おとしもの 21/07/09 21:50:04 ID:shA6sxl. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 533 ドゼルガ@ていこうのハネ 21/07/09 21:52:19 ID:shA6sxl. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
どうでもいいけど1レス目あらずしになってて草
 ▼ 534 ンタロス@いじっぱりミント 21/07/09 21:52:25 ID:kHfMx8rM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
読者にできることは支援することぐらいだ
 ▼ 535 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/09 23:06:47 ID:l.Eg7i/w [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 メイ 「あ、おかえりっ。お風呂すごかったでしょ」

 キョウヘイ 「うん。広いし綺麗だし、流石ラブホだね」

 メイ 「ふふっ。ベッドも大きいもんね」 ゴロン


そう言ってメイは、ベッドに横になる。

その動きでバスローブが少し はだけて色っぽい。

無邪気に笑うメイは あまりにも無防備で、まるで僕を誘っているかのようだ。


 キョウヘイ 「メイ……」


なら、その誘いを有難く頂戴しようじゃないか。


僕もベッドに上がり、メイの上に覆い被さる。

そして、メイと手をギュッと握り、指を絡める。


 メイ 「キョウヘイ君っ……///」

 キョウヘイ 「可愛いね、ホント」

 メイ 「んっ……///」


赤くなったメイは、目を瞑る。

可愛らしい顔、瑞々しい肌、潤いを感じる唇。


そんな彼女の唇に、僕は唇を重ねる。
 

 メイ 「んっ……ちゅっ」

 キョウヘイ 「ちゅっ……れろっ、ちゅっ……」

 メイ 「んむっ、れろっ、ちゅぶっ……ぺろっ……」


普通のキスは満足できず、すぐに終わり。

次の瞬間には、メイの口の中に、自分の舌を ねじ込んだ。
 ▼ 536 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/09 23:08:07 ID:l.Eg7i/w [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キョウヘイ 「れろっ、ふっ、ちゅっ、れろっ……」

 メイ 「ちゅぶっ、れろっ……んむっ、ちゅっ」


メイは、そんな僕の行為を受け入れる。

お互いに舌を絡め合い、舐め合い、唾液が混ざり合い、厭らしい音を立てる。

その音が更に僕たちを興奮させ、絡み合いは、より激しく、そして、次のステージに進んで行く。


 キョウヘイ 「ちゅむっ、れろっ……くちゅっ……」 モニュッ

 メイ 「んっ……/// ちゅっ、ぺろっ、ちゅっ……」


舌を絡めながら――。

僕はメイのバスローブに手を忍び込ませ、彼女の胸に触れた。


 キョウヘイ 「んむっ、れろちゅっ、んちゅっ……」 モミモミ

 メイ 「ちゅっ、れろっ、ふっ、ちゅっ……」


メイの胸。同年代の子より大きなメイの胸。

揉み心地は抜群で、適度な張りと、沈み込む感触が、僕を虜にする。


こんな可愛くて胸の大きい子が、僕の彼女である幸せを噛みしめながら――。


 キョウヘイ 「ちゅっ、れろっんちゅっ、ちゅっ……」 モミモミクリクリ

 メイ 「んふっ!? ちゅっ、ふっ、ふーっ、れろっ……///」 ビクッ


胸を揉むだけじゃ飽き足らない。


その大きな胸の頂上にある突起。

ぷっくりと存在感をアピールする乳首を、キュッと摘まむ。そのまま弄る。


 キョウヘイ 「ちゅむっ、れろっ、ちゅっ、ぺろっ……」 クリクリコリコリ

 メイ 「んふーっ、んむっ、ちゅぶっ、ふっ、れろっ……///」
 ▼ 537 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/09 23:09:26 ID:l.Eg7i/w [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

メイの乳首を摘まみ、円を描くように なぞり、爪で弾けば、ツンと固くなっていく。

感じている現れた。メイの呼吸も荒くなり、舌を絡めるのも ぎこちなくなってくる。


 キョウヘイ 「ちゅっ、れろちゅぶっ、ぺろっ、ちゅっ……」 クリクリコリコリ

 メイ 「んふっ、ちゅぶっ、んっ……ぷはっ! ちょっ……一旦、ストップ……」

 キョウヘイ 「ごめんごめん」



本当に息苦しそうだったので、キスは止める。


顔を離し、深呼吸しているメイを余所に、彼女のバスローブ――その胸元を捲って見た。


 メイ 「ぁっ……///」


メイの美乳が露わになる。

桜色の可愛らしい乳首は、やはりプックリと固く勃っていた。


 キョウヘイ 「乳首、気持ち良いんだ」 クリクリコリコリ

 メイ 「んっ……、やっ、だめっ……///」 ビクッ

 キョウヘイ 「乳首、こんなに固くなってるもんね」 クリクリ キュムッ

 メイ 「んっ……///」 ビクン!

 キョウヘイ 「軽くイッちゃった? 乳首で」 モミモミクリクリ

 メイ 「ふっ、ふーっ、ふーっ、もぉ、乳首ばっかり……///」

 キョウヘイ 「乳首以外も弄って欲しいの?」 クリクリコリコリ

 メイ 「っ……///」

 キョウヘイ 「どこ?」 クリクリコリコリ



 メイ 「ぉっ、ぉま……こ、弄って、欲しい……///」 カァァ



 キョウヘイ 「……ふふっ。仕方ないなぁ」

 ▼ 538 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/09 23:10:37 ID:l.Eg7i/w [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

真っ赤になって、アソコを弄って欲しいと自ら言ったメイ。


僕は彼女の足元に移動する。

そして、バスローブを完全に取り払う。


 メイ 「んっ……///」 ドキドキ

 キョウヘイ 「綺麗だよメイ。体も、アソコも」

 メイ 「……えへへっ」


隠す物なく露わになる、メイの恥ずかしいところ。

まだ生えそろってない陰毛は、逆にアクセントとなって、僕を興奮させる。


 キョウヘイ 「よっと」 グィッ

 メイ 「ぁっ……!?」


そんな興奮が冷めぬまま、僕はメイの両足を持ち、グイッと開く。

そして、両足の間に入り込んで、メイのアソコに顔を近づける。マジマジと眺める。


 キョウヘイ 「……もう こんなに濡れてるんだ」

 メイ 「ゃだっ、そんな見ないでよぉ……///」 ドキドキ

 キョウヘイ 「嫌だ」 クパァ

 メイ 「ひゃっ!?」 ビクッ


メイのアソコに優しく触れ、そのまま御開帳。

濡れたアソコはヒクヒクと痙攣し、恥ずかしい突起が存在感を放つ。



 キョウヘイ 「ちゅっ、じゅるるっ……!」


 メイ 「ひっ!? やっ……そこだめっ……///」


そんな姿を見せられたら、ダメと言われて止まるはずがない。

僕はメイのアソコ……、女の子が一番感じるポイント――クリに、思いきり吸い付いた。
 ▼ 539 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/09 23:12:39 ID:l.Eg7i/w [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キョウヘイ 「ちゅっ、べろっ、ちゅるるっ……」

 メイ 「ぁっ、やらっ、それっ……むりぃ……///」 ビクビクッ

 キョウヘイ 「ちゅるっ……ふふっ。どう? ココ舐められるのは……じゅるっ」

 メイ 「やだやだホントっ……、恥ずかしぃ……///」

 キョウヘイ 「れろっ、ちゅるるっ……じゅるっ、れろっ……」

 メイ 「はっ、ぁっ、ぁぁぁぁぁっ……///」 ビクッ


メイのクリに吸い付き、舌で刺激する。

表面だけにでなく、付け根も満遍なく。緩急付けて。


 キョウヘイ 「ちゅるっ……れろっ、ぺろっ……じゅるるるっ!」

 メイ 「んくっ!? ぁぁぁやだっ、キョウヘイくんっ、もっ、ぅぁぁっ……///」


じんわりとメイの愛液が染みだしてくるのが分かる。

僕の唾液と混ざり合って、メイのアソコはビチョビチョに濡れ――。

それと同時に、メイの反応も激しくなっていく。


 キョウヘイ 「ずちゅっ、れろれろっ、ちゅぶっ、じゅるるっ……ちゅるっ」

 メイ 「ぁっやだやだやだ! きちゃうっ……これっ、だめ、きちゃうっ……!」 ゾクゾクッ

 キョウヘイ 「れろちゅぶっ……、イキそうなの? ちゅるっ、ぺろっ」

 メイ 「んっ……ふーっ、ふーっ、いっ、イッちゃぅょぉ /// もぉ、これっ、むり……///」



 キョウヘイ 「じゃあイッちゃえ。れろっ、じゅるるるるっ……!」



 メイ 「あんっ!? ゃっだめ! だめだめらめっ! イッ……っっっああぁっ!?」

  ― ビクン! ビクッ……プシャッ、ビクッ……ビクッ……



僕が激しく吸い付いたと同時に、メイは大きく仰け反った。



 ▼ 540 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/09 23:13:38 ID:l.Eg7i/w [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 メイ 「ぁっ、ハァッ、ハァッ、ハァッ、んくっ……///」 ビクッ、ビクッ


ガクガクと痙攣しながら、呼吸を荒くし、力なく横たわるメイ。

アソコは愛液と僕の唾液でグッショリで、絶頂の余韻でかヒクヒクと震えている。

噴き出した潮がメイのアソコを中心にシーツを濡らし、お漏らししたみたいだ。


 キョウヘイ 「イッちゃったね、メイ」

 メイ 「ぅぅっ……/// キョウヘイ君のえっち。今日ちょっと激しすぎだよぉ……///」

 キョウヘイ 「ごめんね。つい」


つい――。


普段エッチするのは、僕の家か、メイの家。家族が誰も居ないタイミングで。

けど、もし家族が帰ってきたら……という不安から、これまで心行くまでエッチするには至らなかった。


 メイ 「まぁ私もね……、こんな激しくされて、いつもと違って、ちょっと興奮したって言うか……///」


けど、今日は違う。

完全防音、完全密室のラブホテル。

誰にも邪魔される心配の無い、僕とメイだけの、2人だけの空間だ。


 キョウヘイ 「そうだよね。メイが こんなに潮吹いたの、初めてだもんね」

 メイ 「っ……言わないでよぉ ///」

 キョウヘイ 「そんなに気持ち良かったんだ、僕のク●ニ」

 メイ 「ぁぅぅ……///」

 キョウヘイ 「じゃあ……、もっと気持ち良くなろうよ」

 メイ 「ぁっ……」 ドキッ

 キョウヘイ 「僕も気持ち良くなりたいし、メイも物足りない……でしょ?」



 メイ 「……うん。キョウヘイ君の、欲しい ///」



 ▼ 541 アコイル@たわわこやし 21/07/09 23:40:57 ID:Q0Q60nN2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 542 ルビアル@かくとうジュエル 21/07/10 23:22:31 ID:iD6wQWQ2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 543 ルフーン@ロゼルのみ 21/07/11 23:23:23 ID:GFRUBc52 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 545 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/15 00:24:43 ID:u9rYOdjk [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


頬を染めて、僕のモノを ねだる メイ。

可愛い女の子の、こういうエッチな一面。彼氏にしか見せないであろう一面は、とてつもなく興奮する。


 キョウヘイ 「ちょっと待って。ゴム付けないと……」

 メイ 「あ、私が付けてあげる」

 キョウヘイ 「えっ?」


メイはコンドームを手に取ると、僕をベッドに座らせる。バスローブに手を掛け、ゆっくりと脱がす。

僕はメイに されるがまま。


 メイ 「すごい、おっきくなってる……///」

 キョウヘイ 「当たり前だよ。メイのアソコ舐めて、イクとこ見たんだもん」

 メイ 「じゃあ……、仕返し、しちゃおっかなー」 ツンツン

 キョウヘイ 「ぁっ……」 ビクッ

 メイ 「ふふっ、情けない声。ふーっ」

 キョウヘイ 「メイっ……」


コンドームを付けるだけかと思いきや、メイは僕のモノに触れた。

そして顔を近付け、息を吹きかける。僕のモノと触れるくらい近くから、優しい吐息が、僕のモノを刺激する。


 メイ 「ふふっ。ビクビクしてる……」 サワサワ

 キョウヘイ 「待っ、メイ……」

 メイ 「裏筋のとこ、気持ち良いんだよねー」 サワサワスリスリ

 キョウヘイ 「んくっ……///」 ビクッ


メイは手を止めようとしない。

裏筋を優しく撫でるように。大切なものを労わるように。

その刺激とも言えない刺激が何とも もどかしい。
 ▼ 546 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/15 00:26:47 ID:u9rYOdjk [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 メイ 「我慢しなきゃダメだよー?」 サワサワスリスリ

 キョウヘイ 「っぁ。っく……///」


気を抜いたらイキそうだ。

触り方どうこうってのもあるけど、裸のメイが僕のモノに触れているというシチュエーション自体に興奮してしまう。

彼女も興奮しているのか、イッたばかりだと言うのに、乳首はピンと勃ち、アソコから水滴が垂れる。

そんなメイの姿を見せられて、イクのを我慢するなんて……。


 メイ 「気持ち良いんだ?」 サワサワスリスリ

 キョウヘイ 「っ……、ヤバい、かも」 ビクッ

 メイ 「これから挿れるんだから、イッちゃダメだよ?」 サワサワシコシコ

 キョウヘイ 「あわっ……!」 ビクッ!

 メイ 「ふふっ。ちゃんと耐えてねっ?」 シコシコシコシコ


優しい撫でから一転、メイは僕のモノを握って、ピストン運動を始める。

規則的に、リズミカルに、僕のモノを、扱き始める。


 キョウヘイ 「ぁぁっ、ダメだってメイっ、これっ……」 ビクビクッ

 メイ 「さっきまで私のこと責めてたのに、こーんな情けなくなちゃうんだ?」 シコシコシコシコ

 キョウヘイ 「っぅっく! ごめんっ……てば」 タラー

 メイ 「あ、ちょと垂れて来た。イキそうなの?」 シコシコシコシコ

 キョウヘイ 「ホントそろそろヤバい」

 メイ 「まだ ちょっとしか触ってないのに」 シコシコシコシコ

 キョウヘイ 「ぁふっ……! ぃや、ちょっとじゃないでしょ。これかなりっ……」 ビクッ



 メイ 「……ざぁこ♡」 シコシコシコシコ



 キョウヘイ 「んぁ゙……」 ゾクッ
 ▼ 547 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/15 00:27:48 ID:u9rYOdjk [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ねっとりとした、声色で。


メイが囁く。


僕のモノを扱きながら。容赦なく扱きながら。

普段の可愛さからは想像できないような、小悪魔的なメイの言動に、僕はもう……!



 メイ 「……ふふっ。なーんてねっ」 シコシコ……ピタッ

 キョウヘイ 「ふぁっ……ぁ、あぁ……?」 ビクッ、ビクッ


寸止めだ。

もうイクってタイミングだったのに。

まるで、僕がイク瞬間を分かっていたかのようなタイミングで、メイは手を止めてしまった。



 メイ 「よいしょっ……と。はい、ゴム付けたよ」

 キョウヘイ 「あぁ、うん」


 メイ 「キョウヘイ君、すっごい情けない顔だったよ?」

 キョウヘイ 「メイさぁ……」

 メイ 「ん? 手でイキたかったのかな?」


天然なのか、はたまた、戦略なのか。

小悪魔キャラじゃなかったはずだけど、やっぱりメイも、ラブホで気分が高まってるのかな。


 キョウヘイ 「あんまり揶揄うと……!」

 メイ 「きゃーこわーい」


棒読みな悲鳴をあげて、メイはベッドに寝転がる。

挿れて欲しいって合図だろうけど、僕だって男だ。情けないままじゃ終わらない。
 ▼ 548 メハダー@タウンマップ 21/07/15 00:28:27 ID:aP7AUywk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メスガキメイドインワリオいいゾー
 ▼ 549 ローン@でんせつのメモ3 21/07/15 00:28:48 ID:aP7AUywk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メイだね、メスガキワリオとか嫌だね、うん
 ▼ 550 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/15 00:29:19 ID:u9rYOdjk [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キョウヘイ 「よーし。メイちょっと俯せになろうか」

 メイ 「え? 俯せに?」 ゴロン


メイはゴロンと半回転、胸とお腹をベッドに付けて、俯せ状態になる。

綺麗な背中、それに続く くびれ、プリンと弾力のありそうな お尻。絵画のように美しい。


 キョウヘイ 「お腹、持ち上げるよ」 グイッ

 メイ 「んっ……」


お腹を持ち上げれば、自然と膝が立ち、腕が立つ。

そうして出来上がったのは、お尻を突き出す、四つん這いのポーズだ。


 キョウヘイ 「よし」

 メイ 「ちょっ……、こんなポーズ、恥ずかしいんだけど……///」

 キョウヘイ 「だろうね。お尻もアソコも丸見えだし……厭らしいよ」

 メイ 「もぉ……///」


胸が見えないのが欠点だけど、今回は我慢しよう。

恥ずかしいポーズのまま僕の様子を伺っているメイだけど――、期待してるのかな。アソコからポタポタ糸を引いている。





 キョウヘイ 「僕のこと揶揄った仕返し……だよ!」

  ― ズプッ!



 メイ 「ひゅぐっ!?」 ビクン!





メイとしては、恥ずかしいポーズを見られて、言葉責め されるつもりで いたのかな。

だとしたら、不意打ち成功だ。


四つん這いで突き出されたアソコに――もうビチャビチャのアソコに、僕はモノを突っ込んだ。


 ▼ 551 ータクン@ひのたまプレート 21/07/15 21:22:37 ID:5cP6gH2s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>549

そして支援
 ▼ 552 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/16 01:41:24 ID:En3c97AA [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 メイ 「ぁっ、あぁぁっ、っっ〜〜〜///」 ゾクゾクッ

 キョウヘイ 「行くよ」

  ― ジュプッ! ヌプッ! ジュプッ!

 メイ 「ひゃんっ! ぁっ、ちょっ!? やっ……こんなっ、格好でっ……///」

 キョウヘイ 「その割にはエロイい声じゃん」 ジュプッ! ジュプッ!

 メイ 「んぐっ! ぅあっ、これっ……っぅぅっ……///」


四つん這いのメイを、僕は後ろから責める。

彼女の腰をガッシリ掴んで、逃げられないようにして、勢いを付けて。


 キョウヘイ 「後ろから無理矢理されて感じてるの? 変態だね」 ジュプッ! ヌプッ!

 メイ 「まっ……て! ほんとっ、やっ、きちゃ、ぅっ、からぁ……///」


やがてメイの腕から力が抜け、顔からベッドに崩れ落ちた。

お尻だけを突き出す格好で、僕に無理矢理突かれているメイ。膝はガクガク震え、アソコから厭らしい汁が滴り落ちる。


 キョウヘイ (ってか僕もそろそろ限界っ……!)


  ― ジュプッ! ジュプッ! ジュプッ! ジュプッ!


 メイ 「ぁぅっ! ぅあぁぁっ、あっぁぁぁぁっ……///」

 キョウヘイ 「イッちゃえメイ! 後ろから犯されて! イッちゃえ!」 ジュプッ! ジュプッ!

 メイ 「まって……待って! キョウヘイくんっ……ホント! ちょっと待ってよぉ……!」

 キョウヘイ 「えっ……ぁ、うん」


もうイクって段階で、メイは割と本気で訴えてきた。

流石に無視は出来ない。


……無視してイカせるのも別の意味でアリだけど。

 ▼ 553 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/16 01:43:26 ID:En3c97AA [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 メイ 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……激しいよぉ」

 キョウヘイ 「だってメイが喘ぐの可愛いんだもん。で、どうしたの?」

 メイ 「バックも気持ち良いけど、イク時はさ……、普通が良いなって……///」


メイは上目遣いで、そう言った。

そして、ベッドに仰向けになると、両手を広げて僕を迎え入れようとする。


 キョウヘイ 「っ……!」


胸も、アソコも、全てを曝け出して、僕を待つメイ。

そんなことされたら……。そんな目で僕を見つめられたら……。


 キョウヘイ 「メイっ……!」 ギュッ

 メイ 「んっ……ふふっ ///」 ギュッ


僕はメイの上に覆い被さる。


メイは僕の体を抱き寄せる。


僕もメイを抱きしめかえす。


 キョウヘイ 「じゃあ改めて」

 メイ 「うん。来て……///」



メイのアソコに、僕はモノを挿れた。


グッショリ濡れているから、すんなり奥まで到達する。

ビクンと震えるメイ。締め付けは増し、僕のモノもビクビク波打つ。


 キョウヘイ 「んっ……ちゅぶっ」

 メイ 「んむっ、れろっ、ちゅっ……」


繋がって、繋がったままで、僕とメイは、唇を重ねる。


 キョウヘイ 「ふっ、れろっ、ちゅっ、ちゅぶっ……」

 メイ 「れろちゅっ、はふっ、ちゅっ、くちゅっ……」
 ▼ 554 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/16 01:45:58 ID:En3c97AA [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

繋がって、繋がったままで、僕とメイは、舌を絡める。


 キョウヘイ 「ちゅむっ、ぺろっ、ちゅるっ……」

 メイ 「ふーっ、ちゅっ、れろっ、じゅるっ……」


メイの鼓動を感じ。メイの温もりを感じ。メイの胸の柔らかさを感じ。

僕は、腰を動かす。


  ― ジュプッ! ジュプッ! ジュプッ! ジュプッ!


 メイ 「んふっ!? んっ……ちゅっ、ちゅむっ……」 ギュッ

 キョウヘイ 「はっ、れろっ、ちゅっ、ふんっ、ふーっ」 ギュッ


メイが僕の手を握るから、握り返し、指を絡める。

唇と、手と、アソコ。僕とメイは、がっちりと繋がった。


  ― ジュプッ! ジュプッ! ジュプッ! ジュプッ!


 メイ 「んはっ、はふっ……ちゅっ、れろっ、んっ、ちゅっ……」

 キョウヘイ 「じゅるっ……ふー、んむっ……ちゅっ、じゅるっ」


ヤバい……、気持ち良い。


もう限界だ。


そう感じたと同時に、メイの締め付けが一層強くなって――。


 キョウヘイ 「ちゅぶっ!? ぁ、やばっ、出っ……っぁぁあもっ無理! んぐっ……!」

  ― ビクン! ドビュッ! ビュクッ……ビクビクッ! ビュルッ……!


 メイ 「ふぁっ……ぁぁああん!? やっ……イッ、ちゃ……!? やっ……イクぅっ……! 

  ― ビクン! プシャッ……ビクビクッ! ビクン! ビクン!


僕とメイは、盛大にイッた。

恥じらいを忘れ、本能のまま、情けない声を上げて、絶頂の快楽に溺れた。



 ▼ 555 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/16 01:48:12 ID:En3c97AA [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




 キョウヘイ 「こんなに気持ち良かったの、初めてかも」

 メイ 「うん。私も……///」


絶頂の余韻から解放された僕たちは、裸のまま、ベッドで横になっている。

ピッタリ体を寄せ合って。手を握って、指を絡め合って。


 メイ 「って言うかキョウヘイ君、今日ちょっと激しすぎだったよ?」

 キョウヘイ 「メイだって。あんなSっ気あったっけ?」

 メイ 「だってほら……、今日は誰にも邪魔されないし」

 キョウヘイ 「ははっ、やっぱ そこ だよね。家族に見つかる心配もないし、どれだけ声を出しても大丈夫だし」

 メイ 「ぁ……、私、けっこう声、凄かった?」

 キョウヘイ 「うん。普段の3倍くらい喘いでたよ。エッチな声で」

 メイ 「ぁぅぅ……恥ずかしいなぁ ///」

 キョウヘイ 「いやでもやっぱり、我慢しなくて良いって最高だね」

 メイ 「……うん」


終わってから恥ずかしさが込み上げてきたのか、メイは そっぽを向いてしまった。


あんなに激しくて気持ち良いエッチは、本当に初めてだ。


気持ち良すぎて、理性は吹っ飛んで、本能のままに、僕とメイは、お互いを愛し合って……。





 キョウヘイ 「ヒオウギにもラブホテルってあるのかな?」

 メイ 「……もぉ。次のエッチのこと考えるの早すぎるよ〜」

 キョウヘイ 「だって、またヤリたいもん」

 メイ 「気持ちは分かるけど……」
 ▼ 556 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/16 01:49:25 ID:En3c97AA [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キョウヘイ 「でも……うん。そろそろ真面目モードに入らないとね」

 メイ 「うん。マクロコスモスの作戦まで、もう少しだもんね」



メイはギュッと、僕の手を強く握る。


それはきっと、彼女の決意の表れだ。



 キョウヘイ 「野生ポケモンを傷付けて高級オボンを売り捌くなんて、絶対に許せない」

 メイ 「そうだよ。ユウリって子を監禁してるのも有り得ないし、絶対、絶っ対に秘密を暴こうね!」

 キョウヘイ 「あぁ!」



僕も、決意を新たにする。


ポケモン好きとして、ポケモントレーナーとして、アララギ博士の研究助手として。


同じ想いの仲間たちと共に、この作戦は、絶対に成功させてやるんだ!










 メイ 「そう言えば……」

 キョウヘイ 「ん?」

 メイ 「先輩たち、上手くいってるかな?」

 キョウヘイ 「あー……、どうだろうね?」





 【*】



 ▼ 557 ョロネコ@ちいさなキノコ 21/07/16 07:24:41 ID:suj2Di1c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 558 タグロス@スペシャルアップ 21/07/16 21:23:02 ID:Ahi2Bro6 NGネーム登録 NGID登録 報告
キョウメイ乙
 ▼ 559 ブリボン@おいしいみず 21/07/18 00:59:41 ID:H9Vc0YaY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 560 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/18 23:35:55 ID:3W0YTCO2 [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 【*】



 トウコ 「まったく……! メイもキョウヘイも! 先輩を揶揄うなんて失礼よ!」

 トウヤ 「ははは」

 トウコ 「笑ってないで少しは怒りなさいよ!」


揶揄うだけ揶揄って、逃げるように2人の部屋から出て行ったキョウヘイとメイ。

残されたトウヤとトウコだが……。


 トウヤ 「まぁまぁ。僕たちを慕ってくれてるって思えば可愛いじゃないですか」

 トウコ 「それにしたって内容っ! だいたいトウヤ! メイに抱き付かれて満更でも無かったでしょ!」

 トウヤ 「それはまぁ……」

 トウコ 「ふんっ。どうせ胸が良かったんでしょ。厭らしい!」

 トウヤ 「機嫌直してくださいよ。これから大仕事が始まるんですから」

 トウコ 「……はぁ」


そう、ここに居るのは、あくまで作戦決行までの待機時間。

マクロコスモスが販売する高級オボンの違法栽培を暴く、大きなミッションが待っているのだ。


 トウヤ 「しっかり休んでおきましょう。徹夜になりそうですし」

 トウコ 「そうね。トウヤ、先にシャワー浴びちゃって」

 トウヤ 「ぁ……いえ。僕が使った後と言うのは悪いですよ。トウコさんが先に……」

 トウコ 「お気遣いどうも。けど、女の子には準備があるのよ。時間勿体ないし、トウヤ先に使いなさいよ。私は気にしないから」

 トウヤ 「そうですか。じゃあ お言葉に甘えて。タオル類は……中ですね」


そう言ってトウヤは、バスルームに入った。
 ▼ 561 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/18 23:37:00 ID:3W0YTCO2 [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ほどなくして聞こえてくる、ジャーッ、という水流の音。



 トウコ 「はぁ……」


その音を確認し、トウコは緊張の糸が解けたように、大きく溜め息。


 トウコ (なんで私が、トウヤとラブホなんかに……///)

 トウコ (トウヤのやつ、メイに抱き付かれて満更でも無かったくせに、私と2人きりになっても無反応ってどうなのよ)

 トウコ (どうせ私はメイと違って貧乳ですよ まったく!)


トウコは部屋を見回す。

彼女にとって、勿論、ラブホテルは初体験である。


 トウコ (ラブホ……、カップルがエッチなことする場所……///)

 トウコ (キョウヘイとメイは普通にヤル気だったし、なんなら私たちに仕向けてきたわよね。生意気にも)


キョウヘイとメイは、付き合っていることを公言している。

一方、トウヤとトウコは、仲は良くても、付き合っている訳では無い。

さらに言えば、トウヤは草食系。持ち前のバトルセンスは光るが、普段は大人しいタイプの男だ。


 トウコ (クッ……。キョウヘイとメイ、絶対聞いてくるわよね。私たちが何かしたか……)

 トウコ (でも無理無理。トウヤは好きだけど、エッチとかそういうのは……///)

 トウコ (……まぁ、トウヤから襲ってくることは無いでしょうし、今は普通に休憩するだけよ、うん!)


トウコは部屋を見回す。

黒と白のシックな壁紙、ダブルベッド、小洒落たインテリア。

そして、大きなテレビの脇には、アダルトチャンネルの番組表が堂々と。


 トウコ (うわ……、これエロイやつ……///)

 トウコ (ダメダメ! こんなの見たら気まずくなっちゃう! 隠しとこ)


トウコはテレビ台の引き出しに、番組表を隠そうとするが――。


 トウコ (……ぁ、これって)

 ▼ 562 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/18 23:38:22 ID:3W0YTCO2 [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

その引き出しに入っていたのは――。


こけし型の持ち手、スライド式のスイッチが付き、コンセントが伸びている。

先端のヘッドがブルブル振動する、ハンディマッサージ器、いわゆる“電マ”である。


 トウコ 「うわぁ……」


思わず電マを取り出すトウコ。


 トウコ 「本物、初めて見た……。けっこう大きい……」 ドキドキ


太さは10センチくらいあるだろうか。長さも30センチは越えている。そして電源はコンセント。

いかにも強振動を生み出しそうな出で立ちの電マ。スイッチを入れれば、たちまち快感が得られるだろう。


 トウコ 「……ゴクッ」


トウヤはバスルーム。

部屋はオートロックなので、キョウヘイやメイが入ってくることも無い。


 トウコ (これ……、こんなの当てたら……///) ドキドキ


トウコは、電マをコンセントに差し込む。


 トウコ (指でするのとは比べ物にならないんだろな……///) ドキドキ


電マを持ち、ホットパンツの上から、自分のアソコに軽く当てる。


 トウコ (大人の玩具……、こんなのダメなのに……///) ドキドキ


そして、スライド式のスイッチを、少しだけ回した。


  ― ヴ ヴ ヴ ヴ ヴ ィ ィ ィ ィ ィ ン


 トウコ 「んくっ……!?」 ビクッ


威力としては、最弱だ。

けれど その微振動は、トウコを快楽に引きずり込むには十分だった。
 ▼ 563 ンメル@あやしいカード 21/07/18 23:41:37 ID:H9Vc0YaY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 564 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/18 23:45:35 ID:3W0YTCO2 [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 トウコ 「ぁっ、ゃばっ……///」


下着とホットパンツ。

二重の壁があるにも関わらず、アソコを襲う刺激は大きなもので。


 トウコ (やばっ……、こんなのっ、すぐイッちゃう……///)


威力は最弱。

けれど その刺激は、トウコがこれまで感じたことのないもので。


 トウコ (指とかシャワーとは全然っ、比べ物にならないっ……)

 トウコ (直接当ててる訳じゃないのにっ……、これっ、ホント凄いかも……)


その快感に、トウコは電マを離すことが出来ない。

壁に もたれかかり、電マをアソコに当てたまま、その快感に酔いしれる。


 トウコ (もし……、もっとパワー上げたら、どうなっちゃうんだろう……)

 トウコ (声、漏れちゃうかも。バスルームに――、扉の向こうにトウヤが居るのに……///) チラッ



トウヤの存在を意識して、ふとトウコは、バスルームの扉に目をやった――が。





 トウヤ 「………」 キマズイ





 トウコ 「えっ、ちょっ……えええぇぇっ!?」


 ▼ 565 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/18 23:47:21 ID:3W0YTCO2 [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

慌ててトウコは電マのスイッチを切って背中に隠したが、時すでに遅し。

気まずそうに目を逸らすトウヤ。


 トウコ 「ぃ、いつから、見てたのよ」

 トウヤ 「あのー、トウコさんが、それを引き出しから見つけたくらいから」

 トウコ 「嘘っ……ほぼ最初からじゃない! シャワー浴びてたんじゃなかったの!?」

 トウヤ 「えっと……、ハンカチを洗ってました。部屋に干そうと思って扉を開けたら、トウコさんが……」


確かにトウヤは、洗ったと思われる濡れたハンカチを持っている。

バスルームの扉を開けたら、それに気付かずトウコが電マに興味を持ちだしたタイミング――と言った所だ。


 トウコ 「声かけなさいよぉ! なんで黙って見てたワケ!?」

 トウヤ 「声かけるタイミングが……。すみません」

 トウコ 「あーもぉー最悪っ ///」


トウコは電マを床に置き、トウヤに背を向ける。壁に手を突いて項垂れる。

当然だ。仲の良い異性に、電マでアソコを刺激する――オ●ニーを見られてしまったのだから。
 ▼ 566 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/18 23:49:22 ID:3W0YTCO2 [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 トウヤ 「あの、トウコさん……」

 トウコ 「ほっといてよ! どーせ私は変態ですよ!」

 トウヤ 「そんなこと一言も……。誰にも言いませんし、あんまり気にしないで……」

 トウコ 「グスッ、気にするに決まってるでしょ!」

 トウヤ 「えっ……、そんな、泣かないで下さいよトウコさん」

 トウコ 「なんでトウヤっ……グスッ、声かけてくれなかったのよぉ……」



トウヤに背を向けたまま、トウコは涙を流す。


メイの胸に夢中なトウヤを厭らしいと切り捨て、エッチなことに興味無いと振る舞っていた――。にも関わらず、自分は電マで気持ち良くなっていた。

これ以上、情けなくて恥ずかしいことは無い。



 トウヤ 「トウコさん」

 トウコ 「………」

 トウヤ 「だからと言って僕は、トウコさんを軽蔑するつもりは全く無いですし、トウコさんへの態度を変えるつもりもありません」

 トウコ 「……あっそ」

 トウヤ 「むしろ、トウコさんの意外な一面を見て、何と言うか……、そのっ……」

 トウコ 「なによ」

 トウヤ 「ちょっとそのっ、言いにくいんですが……」

 トウコ 「言いたいことあるなら言いなさいよ! どうせ私は変態な女で」


 トウヤ 「……興奮しました」


 トウコ 「……えっ?」
 ▼ 567 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/18 23:50:22 ID:3W0YTCO2 [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



一瞬の、間。



トウヤは洗ったハンカチをハンガーに掛けると、トウコに近付く。

そして、床に置いてあった電マを手に取る。


 トウヤ 「電マなんて、実物は僕も初めて見ましたよ。大きいんですね」

 トウコ 「ちょっ……そんなのもう片付けてよ!」

 トウヤ 「……当てても、良いですか?」

 トウコ 「……え?」

 トウヤ 「トウコさんが電マで感じてる姿、僕すっごい興奮しちゃって……。僕もトウコさんのこと、気持ち良くさせたいなーって」

 トウコ 「え……トウヤ、本気……なの?」

 トウヤ 「割と本気です」


トウコは驚く。草食男子のトウヤが、そんな発言をしたことに。

ラブホテルの雰囲気が彼をそうさせたのか、はたまた、自分の厭らしい姿が、彼をそうさせてしまったのか。


 トウコ 「ぁっ、えっと……」 ドキドキ

 トウヤ 「嫌なら言ってください」


勿論トウコとしては、そんな恥ずかしいこと、断りたいに決まっている。

けれど、そんな彼女の真っ当な思考を、エッチな好奇心が妨害する。


 トウコ 「ぅー、そのっ……///」 ドキドキ


最弱の威力で、あの気持ち良さ。

威力が上がったら、どうなってしまうのか。

それも、自分で するのではなく、トウヤと言う親しい異性から受けるとなると――。






 トウコ 「……勝手にすれば ///」 ボソッ



 ▼ 568 ガガブリアス@すごいキズぐすり 21/07/19 00:26:59 ID:13GY1V.6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
えッッッッッ
 ▼ 569 ガミミロップ@ヨプのみ 21/07/20 00:12:34 ID:ADkksV6k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 570 ジリガメ@まんたんのくすり 21/07/23 23:28:28 ID:SzwEL3hk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しーえんね
 ▼ 571 ャランゴ@くっつきバリ 21/07/24 00:16:43 ID:fdsgIu.. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 572 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/26 23:09:17 ID:Ol4A.4BY [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 トウヤ 「……本当に良いんですか?」

 トウコ 「何度も言わせないで」

 トウヤ 「殴られるかと思いました」

 トウコ 「私をなんだと思ってるのよ」

 トウヤ 「そうですね……。バトルが強くて、真っ直ぐで、ポケモン想いで。素敵な人だと思ってます」

 トウコ 「ぁっ、そう……かな?」

 トウヤ 「はい。だからこそトウコさんが電マなんて使ってるの見て、興奮してしまいました」

 トウコ 「っ……///」

 トウヤ 「あっ……そのっ、じゃあ僕も恥ずかしいことカミングアウトしますね」

 トウコ 「なによ」

 トウヤ 「トウコさん、さっきメイちゃんの胸がどうとか言ってたじゃないですか」

 トウコ 「えぇ。メイに抱き付かれて胸が当たって満更でもなさそうで厭らしい!」

 トウヤ 「僕、胸より お尻の方が好きです」

 トウコ 「……は?」

 トウヤ 「えっ……、もう1回言わなきゃダメですか?」

 トウコ 「結構です。って言うか、そんなこと聞かされて、私どんな反応すればいいのよ」

 トウヤ 「あ、いや……、トウコさんの恥ずかしいところを見てしまったので、僕も恥ずかしいことを……」

 トウコ 「………」

 トウヤ 「えっと……要するにですよ。僕は胸より お尻の方が好きなので。メイちゃんよりトウコさんの方が良いって……そのっ、遠まわしに、言ったつもり……です」

 トウコ 「えっ……///」

 トウヤ 「………///」 ドキドキ

 トウコ 「ぁっ、そのっ……///」 ドキドキ

 トウヤ 「………///」

 トウコ 「……あーもー! 電マ当てたいんなら早くすればいいじゃない! ///」
 ▼ 573 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/26 23:10:35 ID:Ol4A.4BY [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 トウヤ 「本当に……良いんですね?」

 トウコ 「良いわよもぉ! ラブホなんだし、ちょっとのことは大目に見てあげるから!」

 トウヤ 「そうですか」

 トウコ 「………///」 ドキドキ


トウコとしては、メイより自分の方が良いと言われたことを、内心 嬉しく思い。

加えて、そんなトウヤからの電マの刺激で気持ち良くなれることを、密かに期待していた。


 トウヤ 「トウコさん……」


トウヤはトウコの背後に立つと――。


 トウヤ 「………」 ギュッ

 トウコ 「ふぇっ? ちょっ……トウヤ!?」


トウコの腰に手を回し、ギュッと抱きしめた。


 トウヤ 「嫌……ですか?」

 トウコ 「嫌じゃないけどっ……///」 ドキドキ


嫌じゃないけど――。

トウヤは草食系の大人しい男子。こんなにも積極的な行動に出るとは思ってもいなかったのだ。

ラブホと言う雰囲気や状況がトウヤのリミッターを外してしまったのだろうか。なんにせよ、トウコは不意を突かれた形だ。


そのせいで――。



  ― パチッ、ジーーー、ズルッ


 トウコ 「ちょっ!? なっ……なにしてんのよ!?」


腰に回したトウヤの手が、トウコのホットパンツのボタンを外し、チャックを下ろし。

そのまま膝下まで脱がされたことに、トウコは反応できなかった。
 ▼ 574 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/26 23:12:16 ID:Ol4A.4BY [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 トウヤ 「すみません。つい……」

 トウコ 「“つい”じゃないわよ! ///」

 トウヤ 「グレーのパンツ、良いですね」 サワッ

 トウコ 「うるさぃっ……!?」 ビクッ


露わになったトウコの下着はグレー。

色気も無ければ可愛さも無いが、そんなトウコの お尻に、トウヤが触れた。


 トウヤ 「………」 サワサワ ナデナデ

 トウコ 「っ……もぉ! 無言で触るとかキモイんだけどっ……///」


スラリとした健康的な太ももから続く、トウコの小尻。

普段のホットパンツ姿からでも美しいヒップラインを目にすることが出来るが、今は下着姿だ。

よりヒップラインが強調され、お尻の割れ目も鮮明で、脱がされて恥ずかしがるトウコの雰囲気も相まって――、トウヤも本格的に、スイッチが入る。


 トウヤ 「ぁ、すみません。僕だけ楽しんでしまって」 サワサワ ナデナデ

 トウコ 「本当にそう思ってるなら触るの止めて貰えるかしら」

 トウヤ 「けど……抵抗しないでいてくれるんですね」 サワサワ ナデナデ

 トウコ 「きょっ、今日だけよ!」

 トウヤ 「では、そろそろ こっちも使いますね」


トウヤは電マを持ち、トウコの視界でアピールする。


 トウコ 「ぁっ……///」 ドキッ


それを見て、トウコの鼓動が高まる。

ホットパンツは脱がされているので、布が一枚減る分、さっきよりも強い刺激に。

しかも、トウヤから――他人から電マを当てられる。自分で威力を調整できない、容赦ない刺激が、これから自分を襲うのだ。
 ▼ 575 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/26 23:14:01 ID:Ol4A.4BY [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 トウヤ 「よいしょ」


トウヤは、トウコの背後に しゃがむ。

そして、彼女の両足を少し開かせると、その間に電マを入れ、アソコに当てる。まだ、当てるだけ。


 トウヤ 「……この体勢だと、トウコさんの お尻が僕の目の前にあるんですよね」

 トウコ 「だからなによ」

 トウヤ 「シュッと引き締まってて綺麗です」

 トウコ 「お尻を褒められても複雑なんだけど」

 トウヤ 「でもグレーの綿パンとは……、トウコさん意外と可愛いんですね」

 トウコ 「っ……/// そういうの いちいち言わなくていいから!」

 トウヤ 「分かりました」 カチッ!


  ― ヴィィィィィン!


 トウコ 「ふゅぐっ!?」 ビクッ!


なんの脈絡も無く、電マのスイッチが入れられた。

パンツ越しに、トウコのアソコを、大きな振動が襲う。


 トウヤ 「なんですか今の声?」 ヴィィィィィン!

 トウコ 「ぁっ……ぅ、うるさいっ……っぁぁぁああ ///」


トウヤは容赦なく、電マをトウコのアソコに押し当てる。

加減することなく、グリグリと少しずつ刺激を変えながら、トウコの敏感な部分を責め続ける。


 トウコ 「んくっ……だっめ、これダメっ……刺激っ、強すぎっ……///」

 トウヤ 「気持ち良いですか?」 ヴィィィィィン!

 トウコ 「べっ……別にっ、こんなの……ぁぁああぁぁっ」


 トウヤ 「そうですか。なら威力もう少し上げましょうか」 カチカチッ


 トウコ 「ぇっ、ダメ待って……」
 ▼ 576 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/26 23:16:13 ID:Ol4A.4BY [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

  ― ヴヴヴヴィンヴィンヴィンヴィィィィィィィィィン!


 トウコ 「あぐっ!? ぁっぁっぁぁぁダメダメダメぇぇぇぇぇぇっ ///」 ビクビクッ


少しと言いつつ、実際は かなり威力を上げたトウヤ。

重低音とともに、これまでとは比べ物にならない振動が、トウコのアソコを責め立てる。


 トウコ 「待っ……やだコレっ、っぁぁぅぅぅくっ! ダメっ、むりっ……///」 ガクガク


トウコの足はガクガクと震え、立っているのが辛くなり。

とうとう膝がガクリと崩れ、咄嗟にトウコは両手をベッドに付いて体を支える。


 トウヤ 「うわ……良い体勢ですね、トウコさん」 ヴヴヴヴヴィィィィン!


項垂れる上半身を、ベッドに付けた両手で支えている、中腰のような体勢。

お尻を突き出した その体勢は、トウヤの興奮を更に高めることになる。


 トウコ 「うるさぃ……んぐっ!? ぁっぁぁぁああっ! ダメもっ……ちょっとタイムっ……///」

 トウヤ 「タイムなんてしませんよ。それに……、パンツちょっと濡れてますよ、トウコさん?」 ヴヴヴヴヴィィィィィィィン!

 トウコ 「っ!? やっ……見るんじゃ、ないわよ変態っ……!」 ビクッ

 トウヤ 「最初に電マを使ってたのはトウコさんの方じゃないですか」 ヴヴヴヴヴィィィィィィィン!

 トウコ 「それはっ……! それはぁぁああぁぁぁぁぁぁぁっ ///」 ゾクゾクッ



パンツに染みを作るトウコは、もう限界が近い。

とうとう足は耐え切れず、膝が床に崩れ落ちる。ベッドに額を押し付け、腰を くねらせ、必至に電マの刺激に耐えているが――。


 トウヤ 「しゃがみ込んでしまうほど気持ち良いんですか?」 ヴヴヴヴヴィィィィィィィン!

 トウコ 「やだっ……もぉ無理っ、ふー、ふー、無理だからっ……んはっ! ハァッ、ハァッ、んぐぅぅぅっ……///」

 トウヤ 「無理なら逃げて良いんですよ? 僕、トウコさんには触れていませんし」 ヴヴヴヴヴィィィィィィィン!


今、トウヤは電マでトウコを責めては いるが、彼女の体を押さえつけたり、拘束している訳では無い。

トウコは、嫌なら簡単に逃げられる状況にあるのだ。
 ▼ 577 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/07/26 23:18:19 ID:Ol4A.4BY [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 トウコ 「ふぐっ……んっ、ふーっ、ふーっ、ふーっ……///」


けれどトウコは、逃げようとしない。

快感に浸る恥ずかしい表情をトウヤに見られないよう、顔をベッドに埋め、必死に快楽の波に耐えている。

自分の敏感な所を、トウヤという異性に電マで責められるシチュエーション。

恥ずかしさよりも興奮と快楽が勝り、口では嫌と言いつつも、このまま気持ち良くさせられることを、体は望んでいるのだ。


 トウヤ 「逃げないのでしたら……」 グッ!


トウヤは電マを持つ手に力を込める。

重低音を響かせ強烈な振動を放つ電マを、両手で しっかりと持つと――。


 トウヤ 「そろそろフィニッシュに……しましょうか!」

  ― ヴィンヴィンヴィン グチュグチュグチュ ヴィィィィィィィィィン グチュグチュ ヴヴヴィィィィィン!!!


 トウコ 「ひぐっ!? んぁだだだめっ! ああぁぁやだぁぁぁぁあああああぁぁぁぁっ!?」 ゾクゾクッ


――電マを思いきり揺すり、トウコのアソコに さらに強い力で押し当てたのだ。

電マの振動に加わった、揺すり押し付けるという別のパターンの刺激。不意打ちのように襲いかかる かつてない快感に、トウコは――。



 トウコ 「あっああぁあダメっ! だめムリムリこれもぉっ! イッ……っぐ!? っやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

  ― ビクン! プシャァァッ……ジュクジュク……ビクン! ビクッ……ビクッ……ビクッ……



ビクンと腰が突きあがるほどの大きな痙攣。

体の力は完全に抜けてしまい、顔をベッドに埋めたまま、お尻はペタンと床に崩れる。

あまりの快楽に潮を吹き、グレーのパンツには恥ずかしい染みが広がっていく。



 トウコ 「ふぁっ、ハァッ、ハァッ、ハァッ……んっく、んふーっ、ふぐっ、ふーっ、ふーっ ///」 ビクッ、ビクッ



けれどトウコは、止まらない快楽の波に耐えるのが精一杯のようで。

自らの容姿を気にするような余裕も、トウヤを遠ざけるような余裕も無く、絶頂の余韻に耐えていた。

呼吸を荒くし、未だビクビクと痙攣し、これまで経験したことの無い激しい絶頂の余韻に、ただひたすら、耐えていた。


 ▼ 578 ラマネロ@どくどくだま 21/07/26 23:28:36 ID:.vowgx3I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
私怨
 ▼ 580 トカゲ@いいキズぐすり 21/07/26 23:48:24 ID:QQHAh49Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おおおおお
 ▼ 581 タチ@とんでもこやし 21/07/28 00:32:40 ID:IvcY7GUE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 582 ドキング@ゆきだま 21/07/30 00:45:09 ID:qpfsJ4dA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポケモンスナップのアップデート来たら更新減るだろうな
 ▼ 583 マシュ@ローラースケート 21/07/30 00:50:29 ID:9o1.WOKI NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 584 ャーレム@ハーバーメール 21/07/31 01:30:18 ID:kb9MlF1c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 585 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/08/01 23:40:10 ID:xKhYWY/o [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 トウヤ 「トウコさん……」

 トウコ 「バカっ……」

 トウヤ 「すみません。調子に乗り過ぎました」

 トウコ 「はー。もぉ……///」


床に座り込んだままだが、落ち着きを取り戻したトウコ。

シャツを引っ張って濡れたパンツを隠し、顔を染めてトウヤから目線を逸らす。


 トウヤ 「僕が言うのもアレですけど……、早く着替えた方が良いですよ」

 トウコ 「ぅ、うるさいわよっ!」

 トウヤ 「僕、廊下に出てますので」

 トウコ 「あっ、ちょっ、待って!」

 トウヤ 「どうしました?」

 トウコ 「あー、そのっ、トウヤは どう思ってんのよ」

 トウヤ 「えっ、何がですか?」

 トウコ 「私を……、女の子を電マでイカせてっ! 有り得ないでしょ普通!」

 トウヤ 「ぁ、はい。すみませんでした。いやっでも、トウコさん逃げなかったじゃないですか……」

 トウコ 「草食なトウヤがホントにイカせるまで やるなんて思わなかったのよ」

 トウヤ 「僕だって男です。トウコさんの あんな姿を見せられたら、我慢できませんよ」

 トウコ 「まったく」

 トウヤ 「ははは……。さぁトウコさん、着替えて下さい。いつまでもそんな格好じゃ……」

 トウコ 「………」

 トウヤ 「トウコさん?」

 トウコ 「……察してよ」
 ▼ 586 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/08/01 23:42:47 ID:xKhYWY/o [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 トウヤ 「えっ?」

 トウコ 「っ……! 私に あんなことして! 責任っ……取りなさいって言ってるの!」

 トウヤ 「責任って……。慰謝料とかですか……?」

 トウコ 「あーもーバカ! そうじゃなくて……///」

 トウヤ 「あの……、トウコさん」

 トウコ 「なっ、なに?」

 トウヤ 「分かりますよ、トウコさんが言いたいこと」

 トウコ 「っ……///」

 トウヤ 「僕だって我慢してるんですよ。今のトウコさん、すっごく厭らしくて、魅力的で……。けど!」

 トウコ 「けど……?」

 トウヤ 「僕はっ! その……、トウコさんのこと汚したくないって言うか、一線を越える訳には……」

 トウコ 「私は……、トウヤなら構わない、かな……///」

 トウヤ 「っ……///」

 トウコ 「って言うか、人をイカせておいて、今さら理性とか知らないわよ。私っ、まだ体、疼いてるし……///」 モジモジ

 トウヤ 「けどっ……///」 ドキドキ

 トウコ 「責任」

 トウヤ 「えっ?」

 トウコ 「責任取って……、そのっ、最後まで……///」

 トウヤ 「最後までってそんなっ……///」

 トウコ 「気ぃ遣ってくれてるの? あのこと?」

 トウヤ 「……当然です。トウコさんの辛い記憶を思い出させるようなこと、僕には」

 トウコ 「ううん。もういいの」

 トウヤ 「もういい……とは?」

 トウコ 「私だって、前に進まなくちゃいけないもん。人生の一歩。相手はトウヤ以外は考えられない、かな」

 トウヤ 「トウコさん……」

 トウコ 「そのっ……! 私っ、シタいのよ、トウヤと……///」 カァァ

 トウヤ 「でっ、でも! 本当に僕なんかで? 理性が保てなくなったら、どんなことするか……!」

 トウコ 「好きにして、トウヤの……///」
 ▼ 587 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/08/01 23:44:28 ID:xKhYWY/o [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

そう言うと、トウコは立ち上がる。

トウヤに微笑みかけると、そのままベッドに寝ころんだ。


 トウヤ 「いやそんなっ、僕はっ……!」 オドオド


“気をつけ”の姿勢で寝ころぶトウコ。

黒いベストは はだけ、白のトップスからは僅かに胸の膨らみが。よく目を凝らせば、うっすらブラが透けて見える。

下半身に目をやると、脱がされたホットパンツは足首に引っ掛かり、スラっと健康的な足の先にはグレーのパンツ。電マでイカされたせいで、アソコは ぐっしょり濡れている。


 トウコ 「今さら躊躇うことないでしょ。私だって恥ずかしいけど……、覚悟は出来てるから、ね?」


覚悟――。

そう表現した通り、トウコは恥ずかしい所を隠しては いない。濡れたパンツ、生足を曝け出し、無抵抗をアピールしている。


 トウヤ 「僕……、初めてなんですけど」

 トウコ 「でしょうね」

 トウヤ 「知りませんよ、後悔しても」

 トウコ 「しないから安心して」

 トウヤ 「……ゴム付けます」

 トウコ 「うん。そこの引き出しに入ってたわよ」

 トウヤ 「ありがとうございます。……って、場所もチェック済みなんですね」 ゴソゴソ

 トウコ 「どういうこと?」

 トウヤ 「その……、はじめから僕と する気 だったのかなー、って」 ビリッ

 トウコ 「ばっ、ばか! 違うからっ ///」

 トウヤ 「分かってますよ。電マでオ●ニーするつもりが、たまたま見つけちゃったんですよね」 ニュプッ

 トウコ 「もぉ。なによその言い方」

 トウヤ 「事実じゃないですか。……はい、準備オッケーです」 ギンギン

 トウコ 「うわ……///」 ドキドキ
 ▼ 588 メパト@ふたのカセキ 21/08/02 00:07:28 ID:3SaEHBDY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おおお
 ▼ 592 タグロス@おかえしメール 21/08/07 01:26:21 ID:b4hk.pas NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援

>>586
あのこととは?
 ▼ 594 エルオー@カンムリパス 21/08/09 23:35:19 ID:TDKogx5I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
>>592
前スレ嫁
 ▼ 595 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/08/10 03:22:56 ID:Ues27Hq. [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ゴムを被ったトウヤのモノは、大きく膨れ上がっていた。


トウコが初めて目にした、トウヤのアソコ。

ゴム越しなので色や形状は分かりにくいが、その大きさを見ただけで、彼女の興奮も高まる。


 トウヤ 「……そんなに見ないで下さいよ」

 トウコ 「あっ、うん……///」

 トウヤ 「いや、逆に僕もトウコさんの恥ずかしところ見れば、お相子ですね」

 トウコ 「もぉ、なによそのガバガバ理論」

 トウヤ 「深く考えちゃダメです」


そう言うとトウヤは、寝転がるトウコの上に覆い被さる。

両手はトウコの顔の横につき、ジッと彼女のことを見つめる。


 トウコ 「ぁ……///」

 トウヤ 「綺麗ですよね、トウコさんって。ずっと見ていられます」

 トウコ 「それはそれで恥ずかしいんだけど……」 プイッ

 トウヤ 「余所見しちゃって良いんですか?」 バサッ


そんな投げかけとともにトウヤは、トウコの白いトップスを、彼女の首元まで捲り上げた。


露わになった、トウコの腰回りの くびれ、シュッと引き締まった おなか。

そして、パンツとお揃いのグレーのブラジャー。


 トウコ 「んっ、ちょっと……!」

 トウヤ 「本当、下着は可愛らしですね」

 トウコ 「っ……/// 子供っぽいって言いたいワケ?」

 トウヤ 「まぁ……、トウコさんの性格から考えると、もう少し大人っぽい下着かな、とは思いましたが」

 トウコ 「悪かったわね。別に誰に見せるモノでもないし」

 トウヤ 「いや……、トウコさん気付いてないかもしれませんけど、普段から透けてましたよ」
 ▼ 596 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/08/10 03:24:29 ID:Ues27Hq. [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 トウコ 「え」

 トウヤ 「ベストに隠れていない正面――胸元のほうですが、日が当たる場所だと まぁまぁ透けちゃって」

 トウコ 「べっ、別に透けるのとか気にしてないし! って言うかトウヤ普段から私のこと そんな目で見てたのね!」

 トウヤ 「男の性ですね」

 トウコ 「まったく……」


 トウヤ 「……でも、本当、可愛いブラですね」 ガシッ



トウヤは、トウコのブラジャーを掴むと――。



 トウヤ 「よっと」 グイッ



――そのままグイッと捲り上げた。



 トウコ 「ひゃっ……///」


“プルン”とは ならないけれど。

露わになった、トウコの控えめな膨らみの胸。

その頂きに花を添える、桜色の可愛らしい乳首。その突起は、既にプックリ膨らんでいて。


 トウヤ 「……綺麗ですね」

 トウコ 「ぅ、うるさいっ……///」

 トウヤ 「褒めてるんですよ?」

 トウコ 「どーせ小さいとか思ってんでしょ」

 トウヤ 「………」

 トウコ 「そこは否定しなさいよ!」 ゲシッ!

 トウヤ 「ぁ痛っ! すみません。蹴らないでください」

 トウコ 「もぉ!」
 ▼ 597 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/08/10 03:25:45 ID:Ues27Hq. [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 トウヤ 「考えてみると、トウコさん不憫ですよね。大きいベルとメイちゃんが居るせいで、比較されがちで」

 トウコ 「余計な お世話よ! このシチュエーションで普通そういうこと言う!?」 ゲシ! ゲシ!

 トウヤ 「痛い痛いです! でも僕は胸の大きさは気にしないタイプなので。それに……」

  ― キュッ

 トウコ 「ひゃん!?」 ビクッ!

 トウヤ 「胸は大きさより、感度の方が大事だと思いませんか?」 モミモミコリコリ

 トウコ 「ちょっ……ばかっ……///」


トウヤは隙を突いて、トウコの乳首を摘まんだ。


控えめな胸でも存在感を主張する、しっかり勃った桜色の乳首。

トウヤの指先が、そんな彼女の乳首を摘まんだまま、クネクネと刺激を加える。


 トウコ 「やっ、んくぁっ、ぁぅっ……///」

 トウヤ 「乳首、感じやすいんですね」 クリクリコリコリ

 トウコ 「ぁっ、たりまえ、でしょ! イッたばっかだし……///」

 トウヤ 「なるほど。じゃあ……」


するとトウヤは、ベッド脇に置いてあった電マを再び手にする。


 トウコ 「ふぇっ、ちょっ、嘘でしょ……?」 ドキドキ

 トウヤ 「こっちもまだ疼いてるって、言いましたよね?」 クチュッ

 トウコ 「んっ……///」 ビクッ


トウヤは、トウコのアソコを撫でる。

グレーのパンツ越しに。グッショリ濡れたパンツ越しに。
 ▼ 598 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/08/10 03:28:39 ID:Ues27Hq. [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 トウヤ 「すごい濡れてる……」 クチュクチュ

 トウコ 「やっ、そんなとこっ、触んないでよぉ……」

 トウヤ 「初めて触りました。女の子の、ココ……」 クチュクチュ

 トウコ 「んくっ……もぉ! 変態っ……」

 トウヤ 「今は変態で良いかもしれません」 グイッ

 トウコ 「あっ!?」


トウコのパンツを、グイッと引っ張り、ずらしたトウヤ。

露わになった、彼女の大事なところ。まだ生えそ揃っておらず、アソコの形がクッキリと分かる。


 トウコ 「やだっ……、見ないでよ変態っ!」

 トウヤ 「はい。後でじっくり見させて貰うとして……」 グッ!


そうしてトウヤは、持っていた電マを、彼女のパンツの中に押し込んだ。


 トウコ 「ちょっと……!?」

 トウヤ 「どうですか?」

 トウコ 「どうって……」 ドキドキ


グレーの綿パンの伸縮性によって、電マは、ずれることなく、トウコのアソコに しっかりと固定される。

トウコのアソコに、直接、電マが押し当てられる形だ。


 トウヤ 「さっきはパンツ越しでしたけど、今度は……、直接ですよ」

 トウコ 「っ……///」

 トウヤ 「トウコさん、さっき あれだけ気持ち良さそうに喘いでたんですから、直接となると……、凄いことになりそうですね」

 トウコ 「ぁの、ねぇちょっとタンマ。やっぱり直接はマズいかも……」

 トウヤ 「そうですか?」

 トウコ 「うん。イッたばっかだし、ちょっと電マは……///」



 トウヤ 「なら、もっと気持ち良くなって下さいね」 カチカチッ



 ▼ 600 ガレックウザ@かぼそいホネ 21/08/15 11:33:53 ID:wYNMXWYw NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 607 メノデス@ゴーゴーゴーグル 21/09/01 01:18:20 ID:cF0k4hYs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
紫煙
 ▼ 608 ポッコ@ソニアのほん 21/09/05 00:04:42 ID:RZhwxFEI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まだかな
 ▼ 610 ルヤクデ@ギンガだんのカギ 21/09/12 14:48:51 ID:gRsotB3. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
もう一か月
 ▼ 612 ラメシヤ@リュガのみ 21/09/16 09:03:41 ID:klGkxr5g NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 613 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/09/19 01:08:17 ID:ob1Y9WgM NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

多忙のため、少なくとも今月は更新できません。

 ▼ 614 チュー@バシャーモナイト 21/09/19 23:29:55 ID:mJAQVV96 NGネーム登録 NGID登録 報告
なら保守
 ▼ 615 レザード@メガメガネ 21/09/26 12:11:09 ID:j6ScmV/2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 616 ノセクト@ツメのカセキ 21/09/29 20:18:40 ID:ty7khTKs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援と保守
 ▼ 618 メノデス@ヘルガナイト 21/10/03 06:36:34 ID:ay9g/FcQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 619 ーテリー@いんせき 21/10/06 17:42:15 ID:bbTgBTFY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そろそろ
 ▼ 620 ントラー@ライブキャスター 21/10/09 19:41:54 ID:I9HQZCTk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まだか
 ▼ 621 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/10 02:41:59 ID:X0fMQGzQ [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



  ― ヴヴヴヴィンヴィンヴィンヴィィィィィィィィィン!


 トウコ 「ゃちょっ!? ぁっぁっぁぁぁバカバカやめぇぇぇぇっ///」 ビクビクッ


スイッチを入れた途端、激しく喘ぎだすトウコ。

当然だ。イッたばかりで、アソコに直接、しかも威力は先ほどより上がっている。


 トウヤ 「暴れちゃダメですよ」 グッ!

 トウコ 「ちょっ、あっ、んくぅっ……///」


トウヤはトウコに覆い被さり、さらに両手を押さえつけ、抵抗の手段を封じる。

その間も、固定された電マはトウコのアソコで暴れ続ける。容赦なく。


 トウコ 「だめっ……だから! ねぇトウヤっ……ホントっ、離じてっ……!」 ジタバタ

 トウヤ 「どうしたんですか。トウコさんなら、僕の押さえつけくらい簡単に抜けれるはずですよね?」 ググッ

 トウコ 「ゃだっ……、ちからっ、はぃらなっ……ううああああっ! ぁあああぁぁぁっ!?」 ゾクゾクッ



アソコを強い刺激が襲っている状況。快感に支配されている状況。

普通の女の子より力が強いトウコと言えど、トウヤの拘束から逃れられる訳も無く――。



  ― ヴヴヴヴィンヴィンヴィンヴィィィィィィィィィン!


 トウコ 「ハァッ、ハァッ……ぁだめっ……! もっ、だめ! やだぁぁっぁぁ!? ぃっ……んぐぅぅぅっ!?」

  ― ビクン! プシャァァァッ! ビクッ……ビクッ! ビクン……ビクン……


ものの数分で……いや、数分も掛からずに、トウコは再び、絶頂を迎えた。

ベッドの上でビクンと大きく仰け反り、恥ずかしい露が噴き出した。グレーのパンツの染みは更に広がり、シーツも濡らしてしまうほどに。
 ▼ 622 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/10 02:43:34 ID:X0fMQGzQ [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 トウヤ 「凄いですね、トウコさん」 カチッ

 トウコ 「ハァッ、ハァッ、ハァッ……」 ビクッ、ビクッ


電マのスイッチを切り、パンツから引き抜くトウヤ。

トウコは、そんな彼の声に反応する余裕も無いようで、息を荒げ、細かい痙攣がおさまらない。



 トウヤ 「あの……、大丈夫ですか?」

 トウコ 「……ばか」

 トウヤ 「だって、疼いてるって言うので……」

 トウコ 「言ったけど。そうじゃないでしょ」

 トウヤ 「………」

 トウコ 「電マじゃなくて……」

 トウヤ 「分かってます。分かってますよ、それくらい」

 トウコ 「意地悪ね」

 トウヤ 「すみません。でも、あわよくば……、電マでトウコさんが満足してくれれば……とは思いました」

 トウコ 「……なによ。そんなに私と“する”のが嫌なの?」

 トウヤ 「嫌と言うか、やっぱりどうしても、ブレーキがかかってしまうと言うか……」

 トウコ 「クスッ。ゴムまで着けて そういうこと言う?」

 トウヤ 「それは……」

 トウコ 「……もぉ。意気地なし!」 ギュッ!

 トウヤ 「ぁっ……!?」



トウコは起き上がると、そのままの勢いで、トウヤに抱き付いた。



パンツ以外なにも身に着けていないトウコ。

そんな状態で彼女は、トウヤの腰に手を回す。


控えめな胸がトウヤに密着し、女の子特有の香りがトウヤの鼻をくすぐる。

 ▼ 623 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/10 02:45:47 ID:X0fMQGzQ [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 トウコ 「私は大丈夫って言ってるでしょ。トウヤなら」

 トウヤ 「トウコさん……」 ドキドキ


2人は、抱き合った状態で しばし見つめ合い――。


 トウコ 「……チュッ」

 トウヤ 「んっ……チュッ、レロッ」


目を閉じて、唇を重ねた。


それだけに留まらず、舌を絡め合う。お互いに、拒否反応は示さない。


 トウコ 「ちゅっ……れろっ、チュッ、んちゅっ……」

 トウヤ 「ちゅぶっ、ハァッ、れろっ、ちゅっ、くちゅっ……」

 トウコ 「ちゅむっ……チュッ……ぷはっ! ちょっと苦しいわね……///」

 トウヤ 「ははっ。すみません、ぎこちなくて」

 トウコ 「ねぇ」

 トウヤ 「……僕、初めてですから。上手く出来る保証は無いですよ?」

 トウコ 「気にしないわよ」

 トウヤ 「ここまで来たら、意気地なしのまま……、って訳には行きませんよね」

 トウコ 「当然よ。ふふっ」


そう言って笑みを浮かべたトウコは、再びベッドに寝ころんで――。

するりとパンツを脱ぎ捨てた。

ブラも完全に外し、一糸纏わぬ姿となって、トウヤを見つめている。


 トウヤ 「しっかり女の子らしいですよ、トウコさんは」

 トウコ 「どういう意味よ」

 トウヤ 「かっ、可愛らしすぎて、僕、直視できないって言うか……」

 トウコ 「可愛らしい――か。ありがと」

 トウヤ 「……良いんですね」

 トウコ 「何度も言わせないで?」

 トウヤ 「………」 ゴクッ

 ▼ 624 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/10 02:47:34 ID:X0fMQGzQ [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

寝ころぶトウコに、トウヤはズイっと接近する。

ゴムを被せた彼のモノは、控えめな心情に反し、バッチリそそり立っている。

そんな元気なモノを掴み、トウコのアソコへと近付ける。


 トウヤ 「ここ……で良いんですよね?」

 トウコ 「うん」

 トウヤ 「痛かったら言ってくださいね」

 トウコ 「うん……///」


トウヤはトウコの足をグイッと開くと、自分のモノを、ゆっくりと、彼女に挿入した。


 トウコ 「っぁ……///」


慎重に、割れ物を扱うかのごとく、トウヤは慎重に、ソレを挿入していく。


既に二度もイッて、トウコのアソコはグッショリ濡れている。

彼女の中は狭くキツイものの、そのお陰で、案外すんなりと入っていった。


 トウヤ 「全部……入りました」 ドキドキ

 トウコ 「ぅん……///」 ドキドキ

 トウヤ 「痛くないですか?」

 トウコ 「大丈夫……、そのっ、変な感じ、だけどね」

 トウヤ 「僕も。トウコさんの中、締め付けられる感じで……///」

 トウコ 「なにトウヤ。もうイキそうなの?」

 トウヤ 「だって……!」

 トウコ 「私も……そのっ、マズいかも。トウヤの、中でビクビクしてて……///」


繋がったまま、2人は静止し、見つめ合う。

傍から見れば滑稽かもしれないが、本人たちにとっては、そこまで余裕は無いようで。


 トウヤ 「これ、動いたら もっと……」 ドキドキ

 トウコ 「うん。ヤバいかも……///」 ドキドキ

 トウヤ 「あ、えっと……、じゃあ、ゆっくり?」

 トウコ 「うん。ゆっくり……ね?」
 ▼ 625 ンプジン@しんちょうミント 21/10/10 06:17:51 ID:1Rfkvw9A NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 626 ンドン@くちたたて 21/10/10 10:32:59 ID:3AgMnAW. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
久々にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 ▼ 627 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/12 00:36:58 ID:s34AEUFE [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 トウヤ 「行きますよ」

 トウコ 「……うん」

 トウヤ 「んっ……」 ジュプッ

 トウコ 「ふぁ……///」 ビクッ

 トウヤ 「ぁっ、くっ……///」 ジュプッ、ジュプッ

 トウコ 「ひぐっ! ぁっ……///」

 トウヤ 「んくっ、はぁっ……」 ジュプッ! ジュプッ! ジュプッ!

 トウコ 「んぁっ!? ぃっ、ゃぁぁっ……///」 ゾクッ


ゆっくりと腰を動かすトウヤ。

動くたびに、トウヤの固いモノがトウコの中の奥を突く。



 トウコ 「ちょっ……待って、ストップ!」



思わずトウコは声を上げた。

電マとは違う、体の中から迫りくる快感の波。

挿れられただけでイキそうなほど気持ち良いのに、そこに動きが加わった刺激は想像以上のようだ。


 トウコ 「ぁのっ、気持ち良すぎて……、ちょっと、もうマズい……///」

 トウヤ 「実は僕も。トウコさんの中、すっごい締め付けられて……///」


トウヤにとっても、想像以上の快感だったようだ。

彼はトウコの胸を揉み、乳首を弄り、アソコを触り、電マでイカせている。そして今、彼女と繋がっている。

むしろ、ここまでして よく爆発せず耐えていられるものだ。
 ▼ 628 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/12 00:38:20 ID:s34AEUFE [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 トウコ 「一旦ちょっと休憩……」

 トウヤ 「いや、それだと いつまで経っても終わりませんよ」

 トウコ 「そうだけど……」

 トウヤ 「では……、胸にしましょうか」 ムニュッ

 トウコ 「んぁっ……!?」 ビクッ


トウヤは両手を伸ばし、トウコの胸に触れた。彼女と繋がったまま

そして、彼女の小さな乳房を、持ち上げるように そっと揉み始める。


 トウヤ 「………」 モミモミ

 トウコ 「ちょっ……、待って、てばぁ……!」

 トウヤ 「両手に おさまる大きさって言うのも、全然悪くないですよ?」 モミモミ

 トウコ 「ぅるさいっ ///」

 トウヤ 「それに……、さっきも言いましたけど、大きさより感度の方が大事ですよ」 モミモミ……キュッ!

 トウコ 「ひゃっ!?」 ビクッ!

 トウヤ 「乳首、固くなってますね」 クリクリコリコリ

 トウコ 「ちょっ、待っ、て……///」


トウヤの言う通り、トウコの乳首はツンと固く勃っていた。

小さな胸の頂きで存在感を放つ、桜色の突起。トウヤは それを、重点的に責める。


 トウヤ 「顔、真っ赤ですよ」 クリクリコリコリ

 トウコ 「ゃめっ……/// 見ないでっ、ばかぁ……///」



乳首のまわりを円を描くように撫でたかと思いきや。

乳首を摘まみ、クリクリと転がし、爪で弾く。

異なる刺激を、不規則に、ひたすら繰り返す。

 ▼ 629 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/12 00:39:48 ID:s34AEUFE [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 トウコ 「ぁっ /// んくっ……、だめっ、これぇ……///」

 トウヤ 「っ、トウコさんが感じてるの、こっちにも、伝わってきます……」 クリクリコリコリ

 トウコ 「だっ……、ほんとっ、やばい、もぉ……///」



乳首を責められ、甘い声を上げるトウコ。


当然アソコの方もキュンキュンと疼き、締め付ける。挿れたままのトウヤのモノが刺激される。



 トウヤ 「僕ももぉ……限界ですっ!」 ジュプッ!

 トウコ 「ひっ!?」 ビクッ!

 トウヤ 「トウコさんの中っ、締め付け凄くてっ……、もぉ……!」 ジュプン! ジュプン!

 トウコ 「ちょっ、まってだめ! そんなっ……、いま、動いたらっ……!」 ゾクッ

 トウヤ 「動いたら……?」 キュッ! ジュプン! ジュプン!

 トウコ 「ちょっ……胸もっ……!? ダメそんな両方はムリムリっぁっぁぁああぁぁ!?」


トウコの中を激しく突くトウヤ。

その両手は、彼女の乳首を しっかりと摘まんでいる。

激しい腰の動き、それに連動して乳首への刺激も一段と強くなり――。


 トウヤ 「くはっ! んっ、ぅああぁっ!」 ジュプン! ジュプン! ジュプン!

 トウコ 「ゃがっ、ぁぁっぁっ、ぅあっ……んくっ! ハァッ、ハァッ、らめっ、もぉっ、きちゃっ……///」 ガクガク



中でビクビクと波打つ快感。ピンポイントで乳首に走る快感。


女の子が弱い部分を同時に責めらる――。

しかもそれを、トウコにとって特別な存在である、トウヤから受けている――。


そんな事実も、トウコに襲い来る快楽を増長させ……、いとも簡単に、決壊へと導いた。

 ▼ 630 テルグマ@ねばねばこやし 21/10/12 00:40:25 ID:YX.oK3Wc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
甲州街道生きとったんかワレ〜〜〜〜〜!!!
 ▼ 631 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/12 00:40:54 ID:s34AEUFE [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 トウコ 「ぁぁあぁだめだめだめきちゃぅ!きちゃうからっ……!ほんと!まっ……っっっーーー!?」

  ― ビクン! ビクッ……プシャァッ! ビクッ、ビクン! ビクッ、ビクッ……



 トウヤ 「うぐっ!? ちょっトウコさん締め付けっ……ぁがっ!? やばっ、っ゙っ゙!?」

  ― ビクン! ドビュッ! ビュルルッ、ビクン……ビクン……





絶頂は、ほとんど同時だった。

正確には、トウコがイッた痙攣と締め付けで、トウヤがトドメを刺された形だが。



 トウコ 「ぁっ、ハァッ、ハァッ、フーッ、んっく、ふーっ、ふーっ……」 ビクッ、ビクッ


 トウヤ 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」 ヌプッ



トウコの中から、トウヤのモノが抜き去られる。


ゴムに溜まった白濁液の量。さらに広がったベッドの染み。2人の荒い呼吸と、部屋に充満する厭らしい匂い。

そんな状況は、絶頂を迎えて頭の中が真っ白の2人の思考能力を、さらに鈍化させる。



トウヤもトウコも、しばらくその場から動けなかった。


体を重ね快楽を共にした余韻は、2人の脳に深く刻み込まれ、正常な思考に戻るまで、しばらく時間を要した。






 ▼ 632 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/12 00:41:29 ID:s34AEUFE [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





 トウヤ 「あの……、すみませんでした。僕、ブレーキ利かなくなってしまって……」

 トウコ 「いや、えっと、私の方こそゴメン。そのっ……、お露でトウヤのこと、汚しちゃって……」



ベッド周りを片付け、それぞれシャワーを浴びれば、2人とも思考能力は十分に回復している。


改めて振り返れば、2人とも恥ずかしさを感じずには いられない。



 トウヤ 「……よかったんですか?」

 トウコ 「えっ?」

 トウヤ 「そのっ……、してから言うのもアレですけど、僕となんかで……」

 トウコ 「……うん。良かったわよ」

 トウヤ 「そうですか」

 トウコ 「ほんと……グスッ、良かった……」

 トウヤ 「えっ? トウコさん……?」

 トウコ 「んっ……グスッ、ふふっ。ごめん、なんか涙でてきちゃって」 ゴシゴシ

 トウヤ 「あのっ! 実は僕とじゃ、嫌だった……とか、ですか?」

 トウコ 「違うわよ。これが……、これが、好きな人とエッチする感じなんだなーって。ふふっ」

 トウヤ 「トウコさん……」

 トウコ 「ありがとね、トウヤ。私のワガママ、聞いてくれて」

 トウヤ 「いえ。トウコさんの気が少しでも晴れてくれたなら」

 トウコ 「晴れたわよ。十分にねっ!」

 トウヤ 「良かったです。それなら」


 ▼ 633 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/12 00:42:57 ID:s34AEUFE [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




 トウコ 「………」



 トウヤ 「………」





 トウコ 「………」





 トウヤ 「……?」






 トウコ 「あのさ。私、いまトウヤのこと“好き”って言ったんだけど、聞こえなかった?」

 トウヤ 「ぇっ!? あっ、いえ、そのっ……!」

 トウコ 「もぉ〜。女の子の勇気を踏み躙るなんて最低ね」

 トウヤ 「ごっ、ごめんなさい! いや……だって、“エッチする”なんてトウコさんの口から出たものですから、ちょっと不意打ちを喰らったと言うか……!」

 トウコ 「……ふふっ。冗談よ。返事は今度で良いわ」

 トウヤ 「そんな……」


 トウコ 「ほらほら! これからがホントの仕事よ。マクロコスモスを ぶっ潰す!」

 トウヤ 「……あの、ぶっ潰す訳では ないですからね。不正を暴いて、ユウリさんを救出することが目的ですからね」

 トウコ 「そんなヤバい会社、ぶっ潰した方が世の為よ」

 トウヤ 「まぁ、確かにそうですね」

 トウコ 「勝つわよ、絶対に!」
 ▼ 634 プ・ブルル@ゴーゴーゴーグル 21/10/12 00:43:13 ID:755wUZa. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 635 ロリンガ@タンガのみ 21/10/12 00:44:03 ID:YU7Q4XNo [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エロい素晴らしいスレだ
 ▼ 636 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/12 00:45:34 ID:s34AEUFE [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


そう言い切ったトウコは、普段通りの姿だった。


ラブホテルと言う特殊な環境、トウヤとの性交、彼女の辛い過去。

つい先ほどまでの彼女は、そんな要素が絡み合って出来た、いつもとは違う面のトウコ。



 トウヤ 「やっぱり、いつものトウコさんが一番ですね」

 トウコ 「ん?」





トウヤは思う。





弱々しい面やエッチに積極的な面もアリだが、やはり普段の――バトル好きで男勝りなトウコが、一番魅力的であると。


そして、そんなトウコの姿に、自分は惹かれているのだと。





 トウヤ 「この件が片付いたら……、またエッチしましょうか」

 トウコ 「はっ!? はぁっ!?/// いきなりなに言いだすのよ!?///」

 トウヤ 「……すみません。言った自分も恥ずかしいです」

 トウコ 「……ばか」


 トウヤ 「お返事は……、必ず、僕の口から」

 トウコ 「……ふふっ。待ってるわよ、トウヤ!」





 【*】



 ▼ 637 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/12 00:48:09 ID:s34AEUFE [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




大変長らくお待たせいたしました。失踪しないと信じて頂いてありがとうございました。

こんなペースで引き続き完結までよろしくです。



次はヨウ×ミヅキ。

無。





【余談】

ブラックジャックのOVA見てたら、めっちゃトウコっぽいキャラが居てビビった。トウコがトウヤの上着来てるような感じで尚ビビった。

おおまかなストーリーは、ブラックジャックが、このトウコっぽい子が廃人になるのを救う話だ!

https://www.youtube.com/watch?v=3APGRYtP2XA

YouTubeの公式チャンネルで見れるよ!


 ▼ 638 マクロー@こだわりメガネ 21/10/12 00:48:12 ID:YU7Q4XNo [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサルとユウリのエッチも見たい
 ▼ 639 ルマッカ@タラプのみ 21/10/12 00:48:44 ID:unc.rEHg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カルムセレナは後か
 ▼ 640 スバーン@やみのいし 21/10/12 09:04:16 ID:TZiUNF3o NGネーム登録 NGID登録 報告
>>637
遠目でサムネ見たら確かにトウコや
 ▼ 641 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/14 03:06:04 ID:3ibsR8.6 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




 【*】



 ミヅキ 「わぁ〜! お洒落な部屋〜!」

 ヨウ 「そうだね」

 ミヅキ 「ダブルベッドだ〜! これヨウと一緒に寝る感じかな〜?」

 ヨウ 「いや、僕はソファで……」

 ミヅキ 「って言うかさ」

 ヨウ 「ん?」

 ミヅキ 「ここがどんなホテルか――、ヨウ、知ってる?」 ニヤニヤ

 ヨウ 「なっ……」





どうして、こんな状況になったんだろう。

こんな状況になるなんて、いったい誰が予想しただろう。


高級オボンの違法栽培疑惑を暴くため、僕とミヅキは、ククイ博士の研究協力と言う体で、ここガラル地方を訪れた。

そうしたら、マクロコスモスと言う大企業の悪事が絡んでいることが分かり、潜入作戦を決行することに。


作戦開始の時までの待機場所としてブルーさんが確保した場所が――。

どういう訳か、ラブホテルだったのである。

 ▼ 642 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/14 03:08:07 ID:3ibsR8.6 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ミヅキ 「うぅ〜。私、ヨウにエッチなことされちゃうのかな〜」 ニヤニャ

 ヨウ 「しないから」


マクロコスモス本社に近いって点は理解できるけど……。

だからって普通、僕たちみたいな子供を2人きりでラブホテルに入れさせる?


 ミヅキ 「私としては……、ヨウになら何されても……怒らないよ?」

 ヨウ 「っ……! バカなこと言うなよ! だいたい僕たちがラブホテルに入るなんて」

 ミヅキ 「……ふふっ。ヨウったら、なーに本気にしてるのよ? スケベ〜」 ニヤニヤ

 ヨウ 「はぁ……。また そうやって僕を揶揄う……」



ミヅキは相変わらずだ。

あの時――、野天風呂で痛い目に遭ったと言うのに、僕を揶揄うのを なかなか やめようとしない。



 ミヅキ 「遠慮しなくて良いんだよ〜? 2人きりだし、誰にもバレないよ〜?」

 ヨウ 「遠慮しときます」

 ミヅキ 「……もぉ。ノリ悪いんだから。女の子と2人きりなんだからさ、こう……、パンツ見せて〜とか、触っても良い〜とかあるじゃん?」

 ヨウ 「ない」

 ミヅキ 「またまた〜。ヨウも男の子なんだから興味あるでしょ? 怒らないから正直に言ってごらんなさい?」

 ヨウ 「あのなぁ……。そもそも僕は、ミヅキをエッチな目で見れないよ」

 ミヅキ 「そうなの?」

 ヨウ 「ブルーさんとかメイさんみたいなスタイル良い人なら話は別だけどね。HAHAHA!」

 ミヅキ 「……へぇ、そうなんだ」

 ヨウ 「そもそもミヅキは幼馴染で……」



 ミヅキ 「じゃあ、私に何されても興奮しないってこと、だよね?」



 ヨウ 「……え?」


 ▼ 643 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/14 03:09:23 ID:3ibsR8.6 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



  ― ガシャン! ガシャン! ガシャン! ガシャン!



 ヨウ 「あの……、ミヅキ? なんで僕は拘束されてるのかな?」



ベッドルームの隣の部屋。

部屋の中央にある、「X」のような形をした大きな椅子に座らされたかと思うと――。

金属の固定具で、両手両足を、椅子に拘束されてしまった。


 ミヅキ 「ヨウ、私じゃ興奮しないって言ったよね」

 ヨウ 「うん、まぁ……」

 ミヅキ 「本当かどうか、確かめてあげる」 ニタッ

 ヨウ 「ひっ……」 ゾクッ



えっ、なに今の不気味な笑み?

ミヅキ、いったい何しようとしてるの!?



  ― ズルッ



 ヨウ 「ちょっ!? なにすんだよ!?」

 ミヅキ 「……ふふっ。ちっちゃい おちんちん……///」


突然ミヅキは、僕のズボンとパンツを脱がしてきた。

拘束されている僕に抵抗する術は無く……、アソコが、ミヅキの目の前に……。
 ▼ 644 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/14 03:11:21 ID:3ibsR8.6 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヨウ 「見るなミヅキ! 戻せよ!」 ギシギシ

 ミヅキ 「勝負よヨウ!」

 ヨウ 「はぁ!?」

 ミヅキ 「私で興奮しないって言うんなら! 私がヨウの……ぉ、おちんちん、大きくできたら私の勝ちだから!」

 ヨウ 「どういう勝負だよソレ!?」

 ミヅキ 「……確かにスタイルは負けてるけど。私だって、ヨウにとって魅力的な女の子だもん!」

 ヨウ 「いや……、アレはそう言う意味で言ったんじゃないから! ミヅキを止めるために……」

 ミヅキ 「準備してくるから、覚悟しといてよ!」 ダッ!

 ヨウ 「いや僕の話ちゃんと聞いて〜!?」





ミヅキが部屋から出ていき、拘束されたままで、僕は取り残される。





あぁ……、ミヅキ変なスイッチ入っちゃったよ。

別にミヅキに魅力が無い訳じゃないんだけどなぁ。

って言うかパンツくらい戻してくれよ。スースーする……。


 ヨウ 「そもそも準備ってなんだよ……」


ミヅキが何をするつもりなのか――。

彼女の言葉から察するに、僕を興奮させるための何かだと思うけど。


 ヨウ 「けど、ミヅキの裸は見てるしなぁ……」


あの野天風呂の時、僕はミヅキの裸を見ている。

あのトラブルの後、なんだかんだで2人きりで混浴を楽しんで、その時に十分過ぎるほど、ミヅキの裸は目に焼き付けている。


 ヨウ 「今さら何するつもりなんだよ、ミヅキ……」




 ▼ 645 クーン@ちいさなキノコ 21/10/14 05:25:21 ID:HgIAW3RQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『その時に十分過ぎるほど、ミヅキの裸は目に焼き付けている。』

しれっと変態だな!!!
 ▼ 646 ソハチ@ばんのうごな 21/10/15 22:13:32 ID:x8p./Gqs NGネーム登録 NGID登録 報告
始まってる!
支援!
 ▼ 647 ミカラス@キズぐすり 21/10/16 00:46:22 ID:zsQcNbdI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
SMだけにSMしてるって?
 ▼ 648 グリュー@プレミアボール 21/10/17 07:19:47 ID:deqUMqTI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 649 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/20 02:38:10 ID:4z8wn/ro [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



待つこと十数分――。



 ヨウ 「くそっ……ビクともしない」 ギシギシ


僕の腕と足を拘束する金属の固定具は、全く外れる気配が無い。

座っている状態とはいえ、両腕と両足を開いた状態で動かせないのは、徐々に疲れてくる。

そして何より、ズボンもパンツも脱がされてしまい、僕のアソコは丸出し状態。スースーして落ち着かない。



  ― ガチャッ



 ヨウ 「あっ! 遅いぞミヅキ! 早く離せ……っ?」

 ミヅキ 「ふふっ。どうよ?」


ようやく戻ってきたミヅキ。

けど その姿は、さっきとは全く違っていた。


 ヨウ 「えっ……、それ、メイド服? なんで?」


黒を基調としたワンピースに、白いエプロン。頭にはカチューシャ。

まさしくメイド服だけど、胸元は大きく開いていて、スカートの丈も異様に短い。


 ミヅキ 「コスプレの自販機で買ってきたの。似合ってる?」 ヒラヒラ

 ヨウ 「あっ、あぁ……」 プイッ


そう言って一回転して見せるミヅキ。

短いスカートが なびいて、健康的な太ももがフワリと露わになる。もう少しでパンツ見えそうだった。
 ▼ 650 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/20 02:40:32 ID:4z8wn/ro [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ミヅキ 「んー? ねぇ、なんで目ぇ逸らすのー?」

 ヨウ 「いや別に……」

 ミヅキ 「ねぇなんでー?」 マエカガミ

 ヨウ 「ちょっ……、無防備だぞミヅキ」


前屈みになって僕の顔を覗き込むミヅキ。

大きく開いた胸元から、ミヅキの膨らみかけの胸が見え隠れする。


 ミヅキ 「ふふーん。なぁにヨウ? 興奮してるの?」

 ヨウ 「してない!」

 ミヅキ 「じゃあなんで見てくれないの?」 ズイッ

 ヨウ 「別に……」


ミヅキは僕の目を見つめ続ける。

メイド服を着たミヅキ。普段のラフな格好からは想像できないほど、違った印象を受ける。


 ミヅキ 「……ご主人様っ、メイドミヅキに、なんなりと命令してくださいませっ」 ニコッ

 ヨウ 「っ……!」



ヤバい。

ちょっとだけ、ミヅキのことを、可愛いと思ってしまった。



 ミヅキ 「ご主人様、例えば……スカート、めくりましょうか……///」 パサッッ

 ヨウ 「やめろってば! ってかどうせ短パン穿いて……」

 ミヅキ 「ないよ?」

 ヨウ 「えっ……」 ドキッ
 ▼ 651 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/20 02:44:32 ID:4z8wn/ro [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

自らスカートを捲って見せたミヅキ。

どうせ“短パン穿いてましたー”とか言って僕を揶揄うものだと思ったけど――。


 ミヅキ 「……えっち」

 ヨウ 「バカっ……!」


そこには、白いパンツが。

飾り気のない、普通過ぎるパンツだけど。

メイド服を自分で たくし上げて、僕にパンツを見せてくれると言うシチュエーションは、あまりにも予想外過ぎて。


 ヨウ (ぁ、やばっ……) ムクムクッ



男の本能に逆らうことは、出来なかった。



 ミヅキ 「あー。ねぇ、なんで大きくなったの?」 ニヤニヤ

 ヨウ 「っ……見るなよ!」

 ミヅキ 「私なんかじゃ興奮しないって言ってなかった?」 ヒラヒラ

 ヨウ 「早く離せよ! ふざけてないで!」 ギシギシ


あぁ、最悪だ。ミヅキじゃ興奮しないって言ったのに。

普段から顔を合わせている間柄なのに。裸も見たことある関係だって言うのに。

メイド服でパンツを見ただけで、勃ってしまうなんて。


恐るべし、コスプレの威力。

そう言えば、コスプレ女子の可愛さは普段の3割増し――と、誰かが言ってた気がする。


 ミヅキ 「ふふっ。そっかー、ヨウ、私で興奮しちゃったんだー」 ニヤニヤ

 ヨウ 「違う! これはそのっ、パンツ脱がされてスースーするせいでチ●コが熱を求めた結果で」

 ミヅキ 「うわぁ厳しい言い訳」

 ヨウ 「うるさい!」

 ミヅキ 「……でも、仮にそうだとしてさ」

 ヨウ 「なんだよ」

 ミヅキ 「ふふっ」 クルッ
 ▼ 652 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/20 02:46:15 ID:4z8wn/ro [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ミヅキは、クルッと回れ右。

僕に背を向けたかと思うと、その場で両手と膝を床に着く。四つん這いのポーズだ。


 ミヅキ 「私のこと、お仕置きしちゃう?」 ペラッ


その体勢で、ミヅキはスカートを捲った。

四つん這いで、パンツ丸出して、プリッとした お尻を突き出して。


 ヨウ 「っ……」 ギンギン

 ミヅキ 「うわぁ……、ビクビクしてるね、そこ」

 ヨウ 「黙れよもぉ! 見るなっ!」 ガチャガチャ

 ミヅキ 「暴れても無駄だよ。鍵は私が持ってるんだから」

 ヨウ 「いい加減に離せよミヅキ! 怒るぞホント!」

 ミヅキ 「ヨウってばエロ〜イ。私のパンツだけで、そんなに興奮しちゃうんだね〜」 ニヤニヤ


うぅ……、情けない!

だって、そんな格好で お尻とパンツ見せられたら、いくらミヅキでも反応しちまうよ……。


 ミヅキ 「ねぇ。ヨウはブルーさんみたいなスタイル良い人でしか興奮しないんでしょ? なんで私で興奮しちゃったのー?」

 ヨウ 「……知るかっ」

 ミヅキ 「知らない訳ないじゃん。体は正直なんだからさ……、私の可愛さに興奮しましたーって、素直に言ったらどう?」

 ヨウ 「そんなんじゃ……!」

 ミヅキ 「えっち」 ボソッ

 ヨウ 「っ〜!?」 ビクビクッ

 ミヅキ 「うわっ? まだビクビクしてる……」

 ヨウ 「見るなってば!」

 ミヅキ 「メイドミヅキちゃん、そんなに気に入ってくれたんだ」

 ヨウ 「違う!」



 ミヅキ 「……もぉ! 素直にならないと!」 ニギッ



 ヨウ 「うっ!?」
 ▼ 653 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/20 02:47:55 ID:4z8wn/ro [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ミヅキ 「ヨウの、ぉ、おちんちん……/// いじめちゃうよ?」 ギューッ

 ヨウ 「ばかっ……! やめろってば!」


ミヅキは何を思ったか、僕のチ●コを握った。

さらに、握った手に力を入れて、僕のチ●コを刺激する。


 ミヅキ 「ビクビクが伝わってくる……///」 ギューッ

 ヨウ 「はっ、離せってば……!」

 ミヅキ 「じゃあ、私で興奮したって認める?」

 ヨウ 「だから違うって言ってるだろ!」

 ミヅキ 「……そっか。じゃあ仕方ないね」 シコシコシコ

 ヨウ 「ちょっ!? やめっ! なに考えてっ……!」 ビクッ

 ミヅキ 「スカートなんて滅多に穿かないから、パンツ見せるの、けっこう恥ずかしかったんだよ? なのに興奮してくれないんじゃ、もう実力行使だよ」 シコシコシコ


僕の呼びかけを無視して、ミヅキは手を動かし続ける。

その小さな色白の手で、僕のチ●コに、容赦なく刺激を与え続ける。


 ヨウ 「ぁっ!? コラ待てっ……ホント! おいミヅキっ!」 ガチャガチャ!


力一杯暴れても、拘束具から抜け出せそうにない。

一切抵抗出来ない状況で、僕はミヅキに、扱かれている……。


 ミヅキ 「ぁぅぅ……、これっ、すごいビクビクって……///」 シコシコシコ

 ヨウ 「ふぁぐっ!? やめっ……ぁっく! なぁミヅキ! そろそろっ……ホント怒るぞミヅキ!」

 ミヅキ 「ぅあ、なんか垂れてきた……」 シコシコ……タラー

 ヨウ 「っ……もぉ! ストップ……くっ」


ミヅキは、全く手を緩めようとしない。

ぎこちない、慣れない手つきの動き。自分でする時とは全く違う刺激が、僕のチ●コを襲う。


ヤバい……、このままじゃ、マジで……。

 ▼ 654 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/20 02:50:01 ID:4z8wn/ro [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ミヅキ 「ヨウ、気持ち良いの?」 シコシコシコ

 ヨウ 「いい加減にっ! やめろって……!」

 ミヅキ 「私に……ぉちんちん弄られて、興奮しちゃってるの? ///」 シコシコシコ

 ヨウ 「ぁぐっ、はぁっ、はぁっ、止めっ! ミヅキっ……!」


止まらない刺激。動けない体。

きっと僕は、とんでもなく情けない顔を、ミヅキに晒してると思う。


 ヨウ 「ぅあぁぁっく! だめっ、ミヅキっ……、マジ、もぉ、離せっ……!」



ミヅキと言う、よく知った間柄の女の子に、チ●コを扱かれるなんて。

なんとも言えない興奮と、彼女に僕の汚いモノを触らせるという、なんとも言えない背徳感。

そんなミヅキは、際どいメイド服のコスプレを着て、恥ずかしいポーズでパンツを見せつけ、僕を誘惑する。



抵抗も出来ないのに、これを耐えるなんてこと――!



 ヨウ 「ぅぅぅっ……んぐっ!? やめ゙っ……っぁぁあああああっぐ!?」

  ― ドピュッ! ビクッ……ビュルルッ、ビクン! ビクン……ビクン……


 ミヅキ 「ひゃわぁぁぁ!? ///」





終わった……。


ミヅキの前で、出しちまうなんて……。





 ヨウ 「くっ……、見るなよっ、ミヅキのバカ野郎っ……!」


 ミヅキ 「はわっ……、これっ、ぁぅぅぅ……///」 ネチョォ


 ▼ 655 ムリット@あかいいと 21/10/20 23:12:04 ID:48.UCyyA NGネーム登録 NGID登録 報告
Sなミヅキ良い…
 ▼ 656 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/22 02:16:52 ID:XDgku0e. [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



床に、ミヅキの手に、僕から噴き出した白濁液が飛び散っている。

普段より多い気がするのは、なんだかんだで、ミヅキで興奮してしまった証なのだろうか。


 ヨウ 「……外せよ。拘束」

 ミヅキ 「うん。その前に、手、洗ってくる」

 ヨウ 「あー、うん。行ってこいよ」



いや先に外せよと思ったけど、手を汚したままと言うのも罪悪感が。



ミヅキが洗面所に向かったことを確認し、僕は大きく溜め息をついた。



 ヨウ (はぁ……。恥ずかしすぎだろ、僕……)


ミヅキで興奮しないと言っておきながら、メイド姿のミヅキに、確かに僕は、興奮してしまった。

スカート捲って、パンツを見せられて。僕のアソコは、そんな誘惑に負けてしまった。

イクに至ったのは、ミヅキが手でヤッたせいだから、まぁどうしようも無かったけど。


 ヨウ (ミヅキの前で、僕、出しちまった……)


自分のチ●コが大きく固くなり、ビクビクと震えながら精液を撒き散らす様子を。

女の子の手で刺激される快感に耐えきれず、情けない顔を晒して無様にイク様子を。


ミヅキに見られてしまった。



 ヨウ 「はぁぁぁぁ……」


 ▼ 657 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/22 02:17:42 ID:XDgku0e. [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ミヅキ 「なに溜め息ついてるの?」

 ヨウ 「うぉミヅキ!?」

 ミヅキ 「ヨウ、私で興奮しちゃったんだね」

 ヨウ 「……うるさいなぁ」

 ミヅキ 「おちんちん、びくびくさせて。白いの私の手に、びゅーって」

 ヨウ 「拘束されて弄られたんだから当たり前だろ!」

 ミヅキ 「ふふっ。気持ち良さそうなヨウ、可愛かったなぁ」

 ヨウ 「っ……///」

 ミヅキ 「あはは。ごめんねヨウ。ちょっと やり過ぎちゃったかな?」

 ヨウ 「ミヅキお前さぁ……!」

 ミヅキ 「ごめんって。ほら、外すよ」


ミヅキは鍵を取り出し、拘束具に差し込む。

僕の両手両足は、ようやく解放された。拘束具の金属の冷たい感触が肌に残り、まだ違和感は治まらないけど。


 ヨウ 「まったく……」


僕は すぐさまパンツとズボンを穿く。

そんな僕の姿を、ミヅキはクスクスと笑いながら眺めていた。


 ヨウ (調子に乗りやがって……!)


異性にイカされることが、どれだけ恥ずかしいことか。どれだけ情けないことか。

これは ちょっと、ミヅキにも分からせなきゃダメかもしれないな。


 ミヅキ 「ほらー。ちゃんと洗わないと」

 ヨウ 「分かってるよ!」

 ミヅキ 「メイドミヅキちゃんが洗ってあげましょうか?」

 ヨウ 「え?」

 ミヅキ 「命令してくれれば、お風呂、一緒に入ってあげても良いんだよ?」 ニヤニヤ

 ヨウ 「またそうやって揶揄う……!」
 ▼ 658 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/22 02:18:20 ID:XDgku0e. [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ミヅキのやつ、まだ僕を揶揄うつもりか。


よーく分かった。そっちがその気なら、僕だって反撃させて貰おう。



 ミヅキ 「ふふっ。一緒に お風呂は、本気で言って……」

 ヨウ 「隙やりっ!」 ドンッ!

 ミヅキ 「ぅあっ!?」



  ― ガシャン! ガシャン! ガシャン! ガシャン!



 ミヅキ 「……ぇ?」



不意打ち大成功。

僕はミヅキを椅子に座らせて、間髪入れず、拘束具でガッシリと固定した。



 ヨウ 「ふっふっふっ。形勢逆転だね」

 ミヅキ 「ちょっ……外してよ!」 ギシギシ

 ヨウ 「無駄だよ。僕の力でもビクともしなかったんだから」

 ミヅキ 「むー」

 ヨウ 「僕に恥ずかしい思いさせて……、覚悟は出来てるかな、ミヅキ?」

 ミヅキ 「……なによ。女の子を拘束しないと仕返しも出来ないワケ?」

 ヨウ 「なんとでも言え」 ペラッ

 ミヅキ 「っ……!?」
 ▼ 659 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/22 02:19:01 ID:XDgku0e. [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

手始めに、スカートを捲ってみる。

健康的な太ももが露わに。そして、白いパンツが再び僕の視界に。


 ヨウ 「子供っぽいパンツだな」

 ミヅキ 「っ……ふん! それで興奮したヨウは お子ちゃま じゃん!」

 ヨウ 「そういうこと言うんだ」 ガシッ

 ミヅキ 「えっ?」



もしここで、ミヅキが違う反応をしていたら――例えば、真っ赤になって恥ずかしがったり、自分のしたことを謝ってきたり。

そうすれば、ちょっと悪戯するだけで、僕はミヅキを許していたと思う。

でもその態度じゃ、まだ許すわけにはいかないな。



僕は、ミヅキのメイド服の胸元を掴んで――。



コスプレの自販機で買ったというメイド服。

掴んだ感じ生地は薄いし、コスプレなんて雰囲気を楽しむものだから、品質なんて安っぽいに決まってる。



 ヨウ 「……ふん!」

  ― ビリビリッ!



 ミヅキ 「えっ……きゃぁぁぁ!? ///」



思った通り、簡単に破れてしまった。

胸元から下に引き裂くように20センチほど。

ミヅキの上半身が はだけ、小さな胸が露わになった。
 ▼ 660 ャランゴ@デボンのにもつ 21/10/22 08:00:57 ID:73sY.HfA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
SM………
 ▼ 661 リリ@グラスメモリ 21/10/22 17:24:10 ID:MmQ2Q6hE NGネーム登録 NGID登録 報告
やれヨウ!

生意気ミヅキをわからせるんだ!
 ▼ 662 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/22 22:59:59 ID:XDgku0e. [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヨウ 「あれ? スポーツブラとか付けてないの?」

 ミヅキ 「バカ! スケベ! 見ないでよ変態っ!」 ギシギシ


そう言えばミヅキ、さっき前屈みで僕を揶揄った時、ブラは見えなかったっけ。

おおかた、僕を興奮させるためにブラは外してたんだろうな。


 ヨウ 「まぁ、付けるほど大きくもないか」

 ミヅキ 「っ……うるさい! 信じらんない! 離してよ早く!」 ギシギシ

 ヨウ 「僕に あんなことしておいて、その態度は無いんじゃないか?」

 ミヅキ 「女の子を一緒にしないで! 服を破るなんてっ……、ホント信じらんない!」

 ヨウ 「ふーん。あくまで謝る気は無いってことか」

 ミヅキ 「さっき謝ったじゃん! なのにこんなことっ……!」

 ヨウ 「あんな調子乗った謝り方があるか! いい? 僕もミヅキに同じことする権利があるってことだよ?」

 ミヅキ 「はっ、はぁ!?」

 ヨウ 「ミヅキが悪いんだからね。ちゃんと謝ってくれてれば、こんなこと……しなかったんだからな!」 バサッ!

 ミヅキ 「ちょっと……///」


僕はミヅキのスカートを捲って、裾を一纏めにして腰の辺りで結ぶ。

これでミヅキのパンツは丸出しの状態で固定された。


 ヨウ 「ん……、やっぱチ●コ無いと変な感じ」 サワサワ

 ミヅキ 「バカ触んないでよ!」

 ヨウ 「パンツ脱がさないだけ有難く思えよ」 サワサワ


パンツの上から、ミヅキのアソコを触ってみる。

股がフラットってのは、男子からすれば やっぱり違和感しかない。


 ミヅキ 「っ……スケベ! 女の子の触るなんてっ……! ホント有り得ない! ねぇ聞いてんのヨウ!?」

 ヨウ 「割れ目がある……」 サワサワ プニプニ

 ミヅキ 「触んないでよホント! エロ! バカ! 変態!」

 ヨウ  「どう? 謝る気になった?」 サワサワ

 ミヅキ 「ふざけないで! もう絶対に謝んないんだから!」 ギシギシ
 ▼ 663 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/22 23:00:40 ID:XDgku0e. [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



ミヅキは声を荒げて抵抗する。


けど、金属の拘束具は当然ビクともしない。



謝る気が無いのなら、それでいい。


ミヅキには、僕と同じ目に遭って貰うまでだ。


 ▼ 664 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/22 23:01:37 ID:XDgku0e. [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ヨウ 「………」 サワサワ プニプニ



 ミヅキ 「ねぇ……、ホントいい加減にしてよ。いつまで触れば気が済むの?」



それから5分ほど、僕はミヅキのアソコを触り続けている。


だけど、ミヅキの反応に全く変化が無い。

気持ち良さそうにもしなければ、辛そうにもしない。

喘ぎ声も上げなければ、ビクビクと体を震わせることもない。



ミヅキ、興奮してないってこと……?



 ヨウ  「………」 サワサワ

 ミヅキ 「……ふーん。そういうこと」

 ヨウ  「なんだよ」 サワサワ

 ミヅキ 「ヨウ、私に恥ずかしい思いさせるために触ってるのかと思ったけど、違うんでしょ」

 ヨウ  「さぁな」

 ミヅキ 「私がやったみたいに……、イカせようとしてるんでしょ」

 ヨウ  「!」

 ミヅキ 「それは無理な話ね。悪いけど、ヨウの触り方、全然気持ち良くないから」

 ヨウ  「なっ……」

 ミヅキ 「厭らしい手つきで、気持ち悪いだけだから」


そう言って、プイッと そっぽを向いたミヅキ。

強がりとかでは無く、本当に、僕の触り方に何も感じていないようだ。
 ▼ 665 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/22 23:02:54 ID:XDgku0e. [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


えっ……待って。それ情けなくない?


ミヅキは僕を気持ち良くしたって言うのに、僕はミヅキを気持ち良くできないの?

アソコを触るだけ触って このザマって……、女の子の扱いに慣れてない情けない男じゃん。



 ミヅキ 「もういいでしょ。離してよ!」

 ヨウ  「っ……」

 ミヅキ 「……あーあ。ヨウ情けないね」

 ヨウ  「情けない……だと?」

 ミヅキ 「メイド服 破られてさ、私、ちょっと不安だったんだよ。ヨウにエッチなことされちゃうんだ……って」

 ヨウ  「………」

 ミヅキ 「でも、アソコ触るだけで全然気持ち良くないし。……やっぱり お子ちゃまだね、ヨウ」 クスクス



拘束されてると言うのに、ミヅキは余裕の笑みを見せた。

僕が女の子に慣れていない、女の子の体を理解していないと、見透かされてしまったのだ。


なんなんだよ……。

ミヅキに仕返ししてやるって意気込んでたのに、バカみたいじゃんか。

僕はミヅキにイカされたのに、その逆が出来ないなんて。男として、そんな無様なこと……!
 ▼ 666 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/22 23:03:33 ID:XDgku0e. [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ヨウ 「……ん?」


と、何となく、部屋の隅に置かれた棚が目に入った。

そもそもこの部屋は、中央に拘束用の椅子が置かれているだけで、お洒落なベッドルームと比べて、明らかに殺風景。

そんな部屋に不自然に置かれている棚――。



 ミヅキ 「ちょっ……どこ行くのよ!」


その棚は、椅子の後ろ側、すなわち、ミヅキの背中側にある。


僕はミヅキから離れ、その棚に手を伸ばす。

引き出しを開けると――。


 ヨウ (なんだこれ。マッサージ器……?)


こけし型の持ち手、スライド式のスイッチが付き、コンセントが伸びている。

先端のヘッドがブルブル振動する、ハンディマッサージ器だ。


 ヨウ (なるほど……)


それを見て、僕は理解する。

どうしてここにマッサージ器があるのか。このマッサージ器で何をするべきなのか。




 ミヅキ 「ヨウなにしてんの? もう無駄だから外してよー!」


面倒臭そうなミヅキの声。

女の子に慣れていない僕を、明らかに馬鹿にしているような声。



形勢逆転……、しちゃおうかな。


 ▼ 667 クタス@レインボーパス 21/10/22 23:04:36 ID:24F6Di.g NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いいぞやれやれ
 ▼ 668 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/23 21:43:44 ID:gBngd6Wg [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ミヅキ 「ヨウってば! いい加減に……」

 ヨウ  「ミヅキ。これ、なんだか分かる?」

 ミヅキ 「……え?」


僕は、拘束されて動けないミヅキの顔の前に、そのマッサージ器――電マを近づけた。

すると、今までの余裕は何処へやら、ミヅキの表情が固まる。


 ヨウ  「……知ってるんだ」

 ミヅキ 「マッサージ器でしょ。肩コリとかに使う」

 ヨウ  「肩コリ……ね」


ご丁寧に、電マには延長コードが付けられていて、電源の確保は余裕だった。

電池や充電式では無い。僕がスイッチを操作しない限り、電マは永遠に動き続けるということ。


 ヨウ  「ミヅキ。僕のこと情けないとか お子ちゃま とか、さんざんバカにしてくれたね」

 ミヅキ 「なっ……なによ。事実じゃん」

 ヨウ  「僕のことイカせた罪もあるのに。全く反省しないでさ」

 ミヅキ 「………」

 ヨウ  「僕、けっこう怒ってるんだよ?」

 ミヅキ 「っ……! って言うか! メイド服こんな破って! 私の……触りまくって! それで十分じゃん!」

 ヨウ  「いや全然でしょ!」

 ミヅキ 「普通に考えてよ! ここまで女の子にエッチな悪戯して、まだ足りないって言うの!?」


まぁ……うん。一理あるかも。

正直、ミヅキの胸やパンツを見て、アソコを触って、僕のチ●コは復活を遂げてたし。


けど、それでトントンになるかと聞かれれば、そんなことは無い。


今のミヅキは、明らかに焦っている。

肩コリ用とか言いつつ、ミヅキは、この電マが何をするものなのか、知っているはずだ。

僕がこれから何をするのか、理解しているはずだ。
 ▼ 669 クフーン@ゴーストメモリ 21/10/23 21:44:33 ID:aZ1AtEpw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
生意気なメスガキを分からせろ
 ▼ 670 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/23 21:44:46 ID:gBngd6Wg [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヨウ  「でも、ミヅキ言ったじゃん。僕が触っても“全然気持ち良くない”って」

 ミヅキ 「言ったけど……!」

 ヨウ  「ごめんね。今から しっかり気持ち良くしてあげるからさ」 ニコッ

 ミヅキ 「っ……!?」 ゾクッ


スカートは捲れたまま。純白の下着は丸見えのまま。

僕はミヅキにズイっと近付いて、電マを、ミヅキのアソコに当てた。まだ当てただけ。


 ヨウ  「電源コンセントだから、すっごい振動すると思うよ」

 ミヅキ 「やっ……待ってヨウ! 冗談だよね……?」

 ヨウ  「いや本気」

 ミヅキ 「あの……ごめんなさい。謝るから……」

 ヨウ  「もう遅いよ?」 カチッ



  ― ヴィィィィィィィィィィン



 ミヅキ 「っ〜〜〜!? ///」 ビクン!



電マのスイッチを入れた瞬間。

ミヅキはビクンと体を震わせると、声にならない悲鳴を上げた。


 ヨウ  「ん。気持ち良いみたいだねっ」 ヴィィィィン

 ミヅキ 「ぁんっ……く、ぁっ! やめっ……、やだっ……///」 ギシギシ


ミヅキは体をバタつかせて抵抗する。

けど、金属の拘束具は当然ビクともしない。

動けない訳だから、僕が押し当てる電マから逃れることは不可能だ。
 ▼ 671 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/23 21:45:52 ID:gBngd6Wg [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヨウ  「そうだよね。やっぱり女の子も、ここ刺激されると興奮するよね」 ヴィィィィン

 ミヅキ 「ちょっ……、ホントっ、ダメだから! 止めてっ……///」

 ヨウ  「嫌だよ。ミヅキ、止めろって言っても僕のチ●コ扱くの止めなかったじゃん」 ヴィィィィィン

 ミヅキ 「ごめっ……なさい! 謝るからっ……、ぁぁあぁあぁっ……///」

 ヨウ  「今さら謝られてもね〜」 ヴィィィィィン

 ミヅキ 「ぁっ、ハァッ、ハァッ、ハァッ……んくぅっ! やめっ……///」



だんだんミヅキの呼吸が荒くなってくる。


体を くねらせ、必死に電マの振動から逃れようとしている。



 ヨウ  「……ん?」 ヴィィッィィン


破れたメイド服から覗かせる、ミヅキの小さな胸。

その小さな丘の頂にあるピンクの突起は、先ほどとは明らかに様子が違うのだ。


 ヨウ  「ねぇミヅキ。おっぱい、なんか目立ってない?」 ヴィィィィィン

 ミヅキ 「っ……///」

 ヨウ  「そんなにプックリ勃ってたっけ?」 ヴィィィィン

 ミヅキ 「ぅるさいっ! 見ないでっ、止めてよもぉ……///」

 ヨウ  「まるで……、触って欲しいみたいじゃん?」 ヴィィィィィン

 ミヅキ 「っ……ダメ! 今はっ……ぁぁぁっ、んくっ……///」


今はダメ――か。

ミヅキ、それ、自分から弱点を教えてるようなものだよ?


 ヨウ  「じゃあ一旦 止めよっか」 カチッ

 ミヅキ 「っぁ? はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

 ▼ 672 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/23 21:47:05 ID:gBngd6Wg [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

電マのスイッチを切ったのは、次のステージへの準備に過ぎない。


僕は電マを持つ手に力を込める。

そして、椅子の座面とミヅキのアソコの間に、無理矢理ねじ込んだ。


 ヨウ  「っ……うりゃ!」 グググッ!

 ミヅキ 「んぐっ!?」


拘束具は、ミヅキの両足が伸びた状態で固定している。

すなわち、ミヅキは座面に しっかり座った状態で拘束されている訳で、本当なら、座面とアソコの間に何かを入れる余裕なんて ほとんど無い。

にも関わらず電マを ねじ込めたのは、座面クッションの僅かな沈みを利用したからだ。


腰を浮かすことも出来ない状態のミヅキ。

ねじ込んだ電マは、ミヅキのアソコに、しっかりと密着している。


 ヨウ  「……よし。動かないね」 グリグリ

 ミヅキ 「ねぇ待ってヨウ! こんなのっ……、こんな無理矢理くっつけちゃダメ! こんなのホント……」

 ヨウ  「しーらない」 カチッ



  ― ヴヴヴヴヴイイイイイィィィィィィィィィィン!



 ミヅキ 「あがっ!? あ゙ぁぁぁぁぁっ!?」 ビクン!


ミヅキが喋り終わる前に、僕は電マのスイッチを入れた。

さっきよりも威力を上げて。

振動音が殺風景な部屋に響き渡るものの、ミヅキの悲鳴が、それを上回る。


 ミヅキ 「やめでっ! むりっ! だからっ……おねがぃ! どめでっ……!」 ギシギシ


ミヅキの悲鳴が裏返る。

さっきまでの余裕が嘘のように、ミヅキは暴れ、叫び、体を震わせる。
 ▼ 673 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/23 21:48:45 ID:gBngd6Wg [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ヨウ  「いくら暴れても外れないよ」


電マを固定したおかげで、僕の手は完全にフリー。

僕はミヅキの背後にまわり――、破れたメイド服、そこから露出する胸を、そっと揉んだ。


 ミヅキ 「っぐぅぅっ!?」 ビクッ

 ヨウ  「思ったほど柔らかくない……」 モミモミ

 ミヅキ 「やめでっ……、おねがぃっ……っぅぅぅ ///」

 ヨウ  「……やっぱり乳首かな」 キュッ

 ミヅキ 「ひぐっ!?」 ビクン!


僕が乳首を摘まむと――。

ミヅキは大きく体を震わせた。


 ヨウ  「うわ……、女の子の乳首って、こんなに固くなるんだ」 クリクリコリコリ

 ミヅキ 「ぁがっ……だめ゙っ……、ほんとにっ! やめっ……んぐっ! ぁあぁあぁぁぁあっ!」

 ヨウ  「さっきミヅキ、いくら僕が止めろって言っても止めてくれなかったじゃん」 クリクリ

 ミヅキ 「ごめ゙んっ……なざぃ! ぁあぁぁ! ぁやまるっ、がらっ! どめでぇぇぇっ!」 ギシギシ


とうとうミヅキは泣き叫ぶ。


響き渡る電マの重低音。

考えてみると、ミヅキは電マの上に全体重で乗っているような状況だ。アソコへの刺激は相当なものだと思う。

それに加えて、プックリ厭らしく勃っている乳首を、僕に摘ままれ、弄られている。


 ヨウ  「やっと気持ち良くなってくれた?」 クリクリコリコリ

 ミヅキ 「これやだっ! だめっ! おねがぃどめでよぉぉぉぉ!」



 ヨウ  「………」 クリクリコリコリ


 ▼ 674 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/23 21:49:57 ID:gBngd6Wg [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

仕返しとは言え、なんだか可哀想になってきた。

普段から活発で、よく僕を揶揄ってくるミヅキ。そんな彼女が、ここまで辛そうに泣き叫ぶなんて……。



  ― ヴヴヴヴヴイイイイイィィィィィィィィィィン!



 ミヅキ 「む゙り゙っ! もぉむりだがらぁああぁぁぁぁぁっ!」

 ヨウ  「……うん。反省したみたいだし、そろそろ終わろっか」



僕はミヅキの乳首から手を離す。

そして、電マを止めようと、彼女の正面にまわった、その時――。





 ミヅキ 「っ……やだ! なんがっ……ぐるっ!? だめ! だめっぇぇぁぁああぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

  ― ビクン! ビクッ! ビクッ! ビクッ……



 ヨウ  「うおっ!?」



ひときわ大きな悲鳴を上げて、ミヅキの体が椅子と一緒にガクンと揺れた。

まるで雷に打たれたかのような、ミヅキの体の中を何かの衝撃が突き抜けたかのような。


 ミヅキ 「ぁぐっ……、ハッ、フー、フー、んっく、ハァッ、ハァッ……」

 ヨウ  「大丈夫……か?」



目は半開き、荒い呼吸で、細かな痙攣を続けるミヅキは――。


僕の呼びかけにも答えず、ほとんど放心状態だった。


 ▼ 675 ワライド@きぼりのかんむり 21/10/24 18:42:42 ID:dyAE9z/A NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 676 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/24 22:29:13 ID:r8MkhxK2 [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ヨウ  「とりあえず電マ抜くよ」 ググッ!


僕は電マのスイッチを切って、座面とミヅキのアソコの間から、電マを引き抜いた。

するとそのタイミングで――。


 ミヅキ 「ぁぁぁっ!? ぁっ……らめっ、ぁやだやだぁぁぁぁぁぁ……///」

  ― ショワァァァァジョロジョロロォォォ……


 ヨウ  「あっ……」


ミヅキのアソコから、液体が噴き出した。

パンツにどんどん染みを作り、椅子を汚し、床に流れ落ちる。

ビチャビチャと止まらない水の音が、部屋に響き渡る。


 ミヅキ 「ぁぅっ……グスッ、なんでっ……、やだぁぁぁ……///」

  ― ショォォォォ……チョロチョロォォ……ピチャッ、ピチャッ、ピチャッ


床に広がっていく大きな水たまり。水たまりに滴る恥ずかしい液体。

自分の意に反して漏れ出てしまったのだろうか、ミヅキは顔を真っ赤にして涙を流す。

どれだけ恥ずかしいことか、その表情から、ひしひしと伝わってきた。



 ヨウ 「ごめん。いま外すから……」



なるべくミヅキの顔を見ないようにしながら、拘束具を外した。


もう自由の身にも関わらず、彼女は動こうとしない。項垂れ、手をだらんとし、椅子に座ったままだ。

露出した胸やグッショリ濡れたパンツを隠そうともせず、ただただ深呼吸を続けている。


 ヨウ 「ミヅキ、大丈夫か……?」


絶頂の衝撃は、男子より女子の方が大きいのかもしれない。

時折りビクビクと痙攣するミヅキは、しばらく僕の呼びかけに反応せず、項垂れたまま、時間だけが過ぎて行った。


 ▼ 677 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/24 22:31:25 ID:r8MkhxK2 [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




 ミヅキ 「もぉ……グスッ、最悪……」


10分ほど経っただろうか。

ようやく落ち着いたのか、ミヅキは破れた服の胸元を押さえ、椅子から立ち上がる。


 ミヅキ 「っ……///」


ピチャリと、自分から漏れ出た液体を踏んで、顔を赤くするミヅキ。

絶頂を迎え、耐え切れず決壊してしまった露の多さに、改めて恥ずかしさを感じたようだ。



 ミヅキ 「ヨウ、やり過ぎだよ……」


そう言ってミヅキは、恥ずかしさと、胸を隠すためか、僕に背を向けた。

短いスカートから覗く色白の太ももには水滴が残っていて、それに気付いたミヅキは、なんとか誤魔化したいのか、足をモジモジと擦る。


そんな仕草に何とも言えない愛おしさを感じる一方で、少し やり過ぎてしまった罪悪感も……。


 ヨウ  「うん、ごめん。やり過ぎたかも」

 ミヅキ 「確かに私だって……、ヨウの……ぉちんちん、弄ってさ。イカせちゃって、悪かったけど……」

 ヨウ  「恥ずかしかったんだからな。ミヅキの見てる前で、その……出しちまって」

 ミヅキ 「私、それ以上に恥ずかしいよ……。電マなんて使って……、おっぱいも弄られて……///」

 ヨウ  「ごめんな。ミヅキ反省してなかったから、つい……」

 ミヅキ 「私も悪いけどさ……グスッ、だからって……」


ミヅキは、僕に背を向けたまま、細々と喋る。

一応、ミヅキも僕に対する罪悪感は あるようで、けど僕の仕返しには、確かに怒っているようだった。
 ▼ 678 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/24 22:33:48 ID:r8MkhxK2 [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヨウ  「おあいこ……、とは行かないかな?」

 ミヅキ 「………」

 ヨウ  「僕はミヅキと、仲直りしたい」



 ミヅキ 「……もぉ。誰にも言わないでよね。絶対に」



そう言って、ミヅキは振り向いてくれた。



破れたメイド服の胸元を手で隠し。


頬を赤く染め、少し瞳を潤ませて。


ちょっぴりムスッとした表情で。





そんなミヅキは、とっても――。





 ヨウ  「可愛い……」


 ミヅキ 「ぇっ……///」



素直に、そう思った。


いつも僕を揶揄い、ふざけて少しエッチな誘惑をしてくるミヅキだけど。

間違いなく彼女は、他の誰よりも可愛い。仕草も、表情も、性格も、全部。
 ▼ 679 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/24 22:37:28 ID:r8MkhxK2 [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ミヅキ 「いま、なんて……?」

 ヨウ  「えっ? ぁ……うん、その……」



しまった。声に出てたみたいだ。

けど、それが僕の素直な感情だ。誤魔化す必要は無い……よね。



 ミヅキ 「ホント……?」

 ヨウ  「可愛い……かも」

 ミヅキ 「……ふふっ。なによー“かも”って」

 ヨウ  「いや……ほら。破れたメイド服と短いスカートで、ミヅキちょっと大人っぽいなーって」

 ミヅキ 「えっち。私をこんな姿にして」

 ヨウ  「メイド服で誘惑してきたのはミヅキの方だろ」

 ミヅキ 「まぁね。ヨウ、しっかり私で興奮してくれたし」
 
 ヨウ  「……正直、興奮しました」

 ミヅキ 「えへへっ」



ミヅキは無邪気に笑った。やっと笑ってくれた。


そうだ。

ミヅキには、こういう太陽みたいな笑顔が一番似合ってる。


エッチなメイド服とか、大人っぽい仕草とかより、自然体の、いつものミヅキが一番だ。
 ▼ 680 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/24 22:39:40 ID:r8MkhxK2 [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ミヅキ 「あーあ。パンツ濡れちゃったし、汗かいちゃったし」

 ヨウ  「シャワー浴びて来いよ。部屋の後片付けは僕が――」

 ミヅキ 「……洗ってくれないの?」

 ヨウ  「えっ?」

 ミヅキ 「一緒にお風呂、入ってくれないの……?」

 ヨウ  「いやっ、それは……流石にまた裸まで見ちゃうのは……」

 ミヅキ 「……なーんてね。ヨウいまエッチなこと考えてたでしょ〜?」

 ヨウ  「っ……! ミヅキぃ!」

 ミヅキ 「えへへっ。ヨウのことは大好きだけど、一緒にお風呂は まだ早いもーん!」

 ヨウ  「あっ……ちょっ!?」





ミヅキは逃げるように、バスルームへ駆けて行った。

今の発言の、真意を確かめる暇も無く。



 ヨウ (聞き間違い……、じゃないよな)



大好き――か。


あんなに僕のこと揶揄いまくってるのに、大好き――ね。



 ヨウ (僕だって)



そう、僕だって。


そんなミヅキのことが、大好きだ。





 【*】



 ▼ 681 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/10/24 22:40:18 ID:r8MkhxK2 [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



ミヅキはエッチなことに興味津々だけど、自分が受ける立場だと弱々になっちゃうイメージ。

メイドミヅキちゃん誰か描いてください。



次はカルム×セレナ。

有。



 ▼ 682 イーガ@あかいウロコ 21/10/24 22:56:27 ID:NS1A9fXs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
良い

メイドミヅキちゃん誰か描いてください。
 ▼ 683 ルマッカ@パワーレンズ 21/10/24 22:59:52 ID:3srMumAc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メイドミヅキは前にここで誰かが書いてたのあったけど保存してなかったな
 ▼ 684 ラルフリーザー@くろいビードロ 21/10/27 16:46:21 ID:S2soko5w NGネーム登録 NGID登録 報告
乙&支援
 ▼ 685 ンド@リゾチウム 21/10/31 00:43:02 ID:G856HnwQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そろそろ
 ▼ 687 ムナイト@ヤゴのみ 21/11/05 18:29:36 ID:BisgLCQ. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まだか
 ▼ 688 ォレトス@ルナアーラZ 21/11/08 16:54:55 ID:Yv4MuxBk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まだか
 ▼ 689 リーザー@スターのみ 21/11/08 16:55:32 ID:mzOk9o5c NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
>>688
まだ昼やぞ
 ▼ 690 ラルヤドラン@ハバンのみ 21/11/11 23:48:38 ID:RvzkE9c6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そろそろ
 ▼ 691 ニガメ@ルアーボール 21/11/12 12:05:17 ID:1otwY5k6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
この流れだと、カルセレが終わってクライマックスに突入したあと、三スレ目行きそうだな
 ▼ 692 ンホロウ@かくれポン 21/11/12 12:05:44 ID:1otwY5k6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
この流れだと、カルセレが終わってクライマックスに突入したあと、三スレ目行きそうだな
 ▼ 694 ガルカリオ@バーゲンチケット 21/11/20 22:50:53 ID:3ndgBBLk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まだ?
 ▼ 695 ャローダ@サイコシード 21/11/24 18:09:02 ID:aCNgK9HU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ちょうど1か月
 ▼ 696 クリン@オボンのみ 21/11/24 18:36:07 ID:4YOgmcjg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
すげえ今更だけどブルーって男だよね
ホモかな?
 ▼ 702 エッサン@せいなるはい 21/12/13 19:07:50 ID:vnYoeyGY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 703 ラセクト@さみしがりミント 21/12/16 20:43:53 ID:f6q2UPKU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダイパリメイクで忙しいのか
 ▼ 704 ソクムシ@TMVパス 21/12/21 17:02:15 ID:dbYI/o8c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
みたいだな
 ▼ 706 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/12/27 03:02:53 ID:nEl2aQFk [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


おひさ。

またマイペースに書いて行きます。



良かったら真面目なSSも見ていってね!

【SS】ひと夏のレンジャースクール

https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=1500881


 ▼ 707 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/12/27 03:03:24 ID:nEl2aQFk [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 【*】





 セレナ 「まさか、こんな形でカルムとホテルに入るとはね」

 カルム 「ホントだよね。まぁ、今さらホテルとか関係ないけどさ」



僕とセレナは、ベッドに腰を下ろす。


マクロコスモス潜入作戦決行までの待機場所は、まさかのラブホテルだった。

僕とセレナは、まぁ、何度か体を重ねた仲だから問題ないけど、他のメンバーたちは大丈夫なのだろうか。



 セレナ 「……どうする?」

 カルム 「どうする、って」

 セレナ 「集合は20時でしょ。まだ7時間以上あるし……」


セレナは、クールで大人びていて、バトルが強い。

エッチなことなんか興味なさそうに見えるけど、実は その逆。

僕に責められることを空想しながらローターでオナってしまうほどの、まぁいわゆる“むっつりスケベ”な子だ。


 カルム 「えっ……セレナ的には、したいの?」

 セレナ 「っ……/// そうじゃなくて!」
 ▼ 708 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/12/27 03:03:57 ID:nEl2aQFk [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

いや、違う。

口では そう言ってるけど、セレナ的には、エッチなことしたいはずだ。ただ、自分からは言いだしたくないだけで。


 カルム 「とりあえず、ホテルなんて初めてだし、物色してみようかな〜」

 セレナ 「ちょっと……もぉ」



正直、セレナの誘いに有難く乗らせて貰いたいところだけど、男として、あんまり がっつく のもどうかと思う。


ひとまず、棚や引き出しを物色して、一呼吸置くことにした。



 カルム 「いろいろある……」

 セレナ 「ふーん」 ドキドキ



ラブホテルらしく、ゴムや大人の玩具など、エッチに使えそうな道具が完備。


その中で特に僕の目に留まったのは、遠隔操作できるリモコンローターだった。



 カルム 「これ……」

 セレナ 「ちょっ、それ……///」


ローターを女の子の敏感な部分に仕込み、手元のリモコンで電源や強弱を操作できる、リモコンローター。

それを見たセレナは赤くなる。

自分が装着した姿を想像したのだろうか。
 ▼ 709 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/12/27 03:04:43 ID:nEl2aQFk [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「……そうだ。セレナ、まだ時間たっぷりあるし、シュートシティを見て回らない?」

 セレナ 「えっ?」

 カルム 「このリモコンローターを付けた状態でさ」

 セレナ 「なっ!? なに言ってるのよ ///」

 カルム 「あれ? 嫌?」

 セレナ 「当たり前でしょっ!」

 カルム 「けどセレナ……、ちょっとは興味あるんじゃないの?」

 セレナ 「まさかっ……///」

 カルム 「外で、他人が見てる前で、ローターがアソコを襲ってさ。ばれないように、気持ち良くても声を抑えて」

 セレナ 「っ……///」 ドキドキ

 カルム 「セレナ、普段オナる時もローター使ってたでしょ。そういうシチュエーション、妄想したことあるんじゃないの?」

 セレナ 「ばか言わないでよ」

 カルム 「僕のタイミングでスイッチを入れて、セレナは、急に始まる振動に耐えてさ。大勢の人が居る前で」

 セレナ 「っ〜〜〜///」

 カルム 「ホントは やってみたい、でしょ?」

 セレナ 「けっ、けど! そのっ、もし……我慢、できなくて、で、出ちゃったら……///」

 カルム 「……こんなのがあるよ」


引き出しに入っていたグッズの中から僕が取り出したのは――。


 セレナ 「えっ……オムツ?」

 カルム 「これ穿けば大丈夫でしょ?」
 ▼ 710 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/12/27 03:05:28 ID:nEl2aQFk [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 セレナ 「嫌よ恥ずかしい!」

 カルム 「そうだよね。大勢の人が居る前で、ローターの刺激に耐えられなくて、お漏らししちゃうなんて、恥ずかしいよね」

 セレナ 「っ〜〜〜///」

 カルム 「セレナ、僕は、どっちでも良いんだよ?」

 セレナ 「………///」

 カルム 「けど、こんなプレイ、地元じゃできないでしょ。ここガラルなら知り合いは居ない。スリルを味わうのに……最適じゃない?」

 セレナ 「そっ、そもそも! こういうホテルって、途中外出できないでしょ?」

 カルム 「いや……、そうでもなさそうだよ」

 セレナ 「えっ?」


案内冊子に目を通す。

休憩利用で外出なんて、普通は出来なさそうだけど……。


 カルム 「ほら。補償金2万円を預ければ、一時外出可能だってさ」

 セレナ 「そうなんだ……」


この2万円は、戻って来た時に返してくれるらしい。

一時外出してそのまま帰って来ない客への対策で、2万円を預けるルールが出来たんだろう。



 カルム 「どうする? 行ってみる?」

 セレナ 「分かったわよ……///」



そう言ってセレナは、ローターとオムツを持ってトイレに入った。



 ▼ 711 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/12/27 03:06:02 ID:nEl2aQFk [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



やっぱりセレナ、興味津々じゃないか。

野外でローターで責められる――、見ず知らずの人たちに、自分の恥ずかしい姿を晒すことになるって言うのに。



そして、そんなセレナを支配するのは、この僕だ。



このリモコンで、セレナのアソコに装着したローターを操作して。

オムツを穿いてるから、万が一、潮を吹いたり、お漏らししても大丈夫。じっくり責めてあげられる。



 カルム (――って、僕も性格悪いよなぁ)



セレナが恥ずかしがる姿、人前で快感に耐える姿を想像し、股間が熱くなる。


人前でローターのスイッチが入ったら、セレナ、どういう反応をするんだろう。

ちゃんと声を抑えることが出来るのか。不自然な動きにならないか。他人にバレずに耐えられるのか――。



 カルム (まぁ、セレナが望んだことだし、ね)



これはセレナのためだ。

セレナのエッチな好奇心を満たしてあげることが、僕の目的なのだから。



 ▼ 712 ュシュプ@しろいハーブ 21/12/27 07:10:15 ID:23JIh612 NGネーム登録 NGID登録 報告
来た!支援
 ▼ 713 ジエレキ@ボスゴドラナイト 21/12/27 20:43:43 ID:Sl9M87KE NGネーム登録 NGID登録 報告
おかえり
 ▼ 714 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/12/30 01:12:31 ID:JDbYC6hs [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ― ガチャッ



 セレナ 「お待たせ」

 カルム 「ちゃんと入った? ローター?」

 セレナ 「えぇ」

 カルム 「オムツも穿いた?」

 セレナ 「っ……、穿いたわよ」

 カルム 「ふーん」 ペラッ

 セレナ 「きゃっ!?」 バッ


スラっとスレンダーな体系のセレナには似つかない、ボテッとしたオムツ。

一瞬しか見えなかったけど、赤いスカートの中に、確かにセレナはオムツを穿いていた。


 セレナ 「カルム!」

 カルム 「ごめん。でもセレナ、乗り気なんだね」

 セレナ 「もぉ! カルムが言いだしたんでしょ」

 カルム 「セレナも興味あるんでしょ?」

 セレナ 「それはっ……、そうだけど……」

 カルム 「声、出さないようにね。いくら知り合いが居ないガラルだからって、バレたら厄介だよ」

 セレナ 「分かってるわよ!」

 ▼ 715 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/12/30 01:14:49 ID:JDbYC6hs [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


フロントに補償金を預け、僕とセレナはホテルを出た。



オフィス街の路地裏に、隠れるように佇むホテル。

一歩メイン通りに出れば、途端に人通りが多くなる。


 カルム 「まずはモノレールに乗ろう。この辺に観光できそうな場所は無いからね」

 セレナ 「えぇ。任せるわ」


僕のスキニージーンズのポケットの中には、リモコンが潜んでいる。

これのスイッチを押すだけで、セレナに触れずとも、離れていても、彼女の敏感な部分を責め立てることが出来るのだ。


僕の隣を歩くセレナは、整った美人な顔付、お洒落でスタイルも良い、誰から見ても容姿端麗な女の子。


そんな彼女がエッチなことに興味津々だなんて、傍から見たら想像が付かないだろう。

赤いスカートの下にオムツを穿いて、アソコにローターを仕込んでいるなんて、誰も思わないだろう。


そんな雰囲気を醸すことなくスタスタと歩くセレナ。

歩く姿は百合の花――なんて言葉が当てはまるほど、歩いている姿も魅力的なセレナ。



……なら、今ローターのスイッチを入れたら、セレナは どんな反応を示すのだろうか?


 ▼ 716 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/12/30 01:15:51 ID:JDbYC6hs [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カルム 「………」 カチッ


  ― ヴィィィィィン


 セレナ 「んぁっ!?」 ビクッ


突然立ち止まるセレナ。

中腰――とまではいかないけど、膝を少し曲げて姿勢を落とし、スカートの裾を掴んで呼吸を荒くする。


 カルム 「不審に思われるよ?」 スイッチオフ

 セレナ 「カルムっ……!」 ドキドキ


セレナは僕を睨みつける。

無意識に声を出してしまったのが相当恥ずかしかったようで、彼女の顔は耳まで赤く染まっていた。


 カルム 「どう? 街中でローターを使う感想は」

 セレナ 「急にスイッチ入れないでよ」

 カルム 「それじゃあリモコンの意味が無いよ」

 セレナ 「もぉ……!」
 ▼ 717 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/12/30 01:16:57 ID:JDbYC6hs [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

セレナが身悶える姿はグッとくるものがあるけど、それ以上に感じたのは、優越感。


セレナはポケモンバトルが強い。

僕よりも、サナやティエルノ、トロバよりも、誰よりも強い。

僕たちは いつも、セレナに負けてばかり。情けないし、頑張ってくれているポケモンたちに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。


けど今は――。


セレナの体は、僕が支配していると言える。

ポケットに潜むスイッチを入れるだけで、セレナの体を刺激し、羞恥に陥れることが出来る。



 カルム (……って、なに考えてんだよ僕は)



ハッと我に返る。


ダメだダメだ。これはセレナへの仕返しでもなければ、貶めることが目的でもない。

僕とセレナの性的好奇心を満たすための遊びなんだ。


 ▼ 718 州街道◆IVIG1YNTZ6 21/12/30 01:20:35 ID:JDbYC6hs [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 セレナ 「これが駅の入口……よね?」

 カルム 「うん。そうみたいだね」

 セレナ 「こんなに小さいエレベーターで大丈夫なのかしら」



赤い支柱にガラス張りの、チューブのようなエレベーター。モノレールの駅へは、これでアクセスするらしい。

ただ、近くのビルにも駅のマークがあったことから、別に大きな入口もあるのだろう。

当然だ。駅へのアクセスに、このエレベーターだけと言うのは貧弱すぎる。


 
  ― ピンポン♪ 扉が開きます


 カルム 「どうぞ」

 セレナ 「ありがとう。良いわね、こういうエレベーターって。街を見下ろせて」

 カルム 「そうだね。さすがシュートシティ、お洒落な街だ」 カチッ


  ― ヴィィィィィン


 セレナ 「ひゃっ!?」 ビクッ

 カルム 「解放的な場所だと興奮する?」

 セレナ 「ばかっ……、止めてよっ!」

 カルム 「大丈夫だよ。今はエレベーターに2人きりだし、地上からは見えないだろうし」

 セレナ 「そうだけどっ、んくっ……///」 ガクガク


  ― ピンポン♪ 改札階です 扉が開きます


 カルム 「降りるよ」 スイッチオフ

 セレナ 「んふーっ、ふーっ、もぉ……!」 ドキドキ


エレベーターに乗っている間――ものの20秒くらいかな。

そんな短時間でも、ローターの刺激で、セレナの呼吸は荒くなる。

これから もっと人ごみの中に行くって言うのに、セレナ、どこまで平静を装っていられるかな。

 ▼ 719 ガラティオス@メガアンクレット 21/12/31 20:40:32 ID:1tsMquKw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 720 つばん@プラズマカード 21/12/31 23:32:24 ID:4cFIs/o. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 721 ブネーク@ポフィンケース 22/01/03 06:51:26 ID:g0/g2w2I NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 722 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/05 00:16:37 ID:fFnsVXlc [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


モノレールに乗って数駅。

訪れたのは、シュートスタジアム駅。その名の通り、スタジアムに隣接する駅だ。


 セレナ 「凄いわね、シュートスタジアム」

 カルム 「うん。バラの花をイメージして造られたらしいけど、まさしくその通りだね」


ポケモンバトルに力を入れてる僕たちにとって、やっぱり他の地方のスタジアムには興味がある。

このシュートスタジアムは、他では見られないような凝ったデザインとあって、観光名所にもなっているようだ。



 セレナ 「特に大会が開かれてる訳じゃないんでしょ? なのに凄い人出ね。屋台も出てるし」

 カルム 「ポケモンリーグはガラルで大人気らしいし、スタジアムを見るために観光に来る人も多いらしいよ」

 セレナ 「ふーん」


見渡せば、老若男女、本当にたくさんの人で溢れかえっている。

スタジアムをバックに写真を撮っている人、屋台に並ぶ人、ポケモンを見せ合っている人。

賑やかな活気に包まれる、ショートスタジアム。



 カルム 「………」 カチッ


  ― ヴィィィィィン


 セレナ 「っふっ!?」 ビクッ!

 カルム 「どうしたセレナ?」

 セレナ 「まっ……て、こんなとこでっ……!」

 カルム 「ほら、普通にしてないとバレちゃうよ?」

 セレナ 「んっ……///」
 ▼ 723 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/05 00:17:57 ID:fFnsVXlc [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

セレナは猫背気味になって、その場で硬直する。

これだけ大勢の人が居れば、不自然な行動に気付かれる可能性も当然高くなると言うのに。


 セレナ 「ふっ、ふーっ、ふーっ、ねぇっ、そろそろっ……///」

 カルム 「ほら、スタジアムの中に、ガラルリーグに関する資料室があるらしいよ。行ってみようよ」

 セレナ 「ぁっ、待って……!」



僕はセレナを置いて、スタジアムへと歩き始める。

時々振り向きながら、ローターのスイッチは入れたまま、セレナから徐々に離れていく。


 セレナ 「っ……///」 ビクッ


セレナは明らかに動揺していた。

あたりをキョロキョロ見回し、小股で、一歩ずつ、こちらに向かってくる。どう見ても ぎこちない歩き方だ。


 カルム 「ほらセレナー!」


大きく手を振って呼んでみるも、彼女の歩くスピードは変わらない。

当然だ。アソコにローターを仕込んだ状態で歩けば、動きで擦れて、振動と相まって、相当な刺激が加わっていると思う。


 セレナ 「んっ、はぁっ、はぁっ、ぁぁっ……///」


俯きながら、一歩一歩、ゆっくり向かってくるセレナ。

内股になり、手をギュッと握りしめ、ここから見ても分かるほど顔を赤く染めて。


 カルム 「早く来ないと置いてくぞー!」


セレナと一定の距離を保ちながら、スタジアムの元へ。

心配かと聞かれれば心配だけど、ローターの威力は弱だし、多分、大丈夫だろう。


 ▼ 724 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/05 00:19:03 ID:fFnsVXlc [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 セレナ (カルムのばかっ……。いっぱい人、居るのにっ、変に思われちゃうじゃない……!)


一方セレナは、必死だった。

カルムは なかなかスイッチを切ろうとせず、この人ごみの中、気付かれないように振る舞うと言うのは無理がある。


  ― ヴィィィィィン


 セレナ (音っ、聞こえてない……よね? 普通にしないとっ、普通にっ……///) ドキドキ


周りには人、人、人。

普通に、自然に歩かないと、注目されてしまう。注目されれば、ローターの音に気付かれてしまう可能性がある。


  ― ヴィィィィィン


 セレナ (んくっ……擦れてっ、振動も一緒でっ、これヤバいよぉ……///) ゾクゾクッ


これだけ大勢の人の前で、自分は今、敏感な場所をローターで責められている――。

恥ずかしいはずなのに、気付かれたら終わりなのに、セレナの体は快感に支配されつつある。


  ― ヴィィィィィン


 セレナ (カルムっ、私が近づくほど逃げてくし……! いい加減にしてよもぉ……///)

 ▼ 725 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/05 00:21:19 ID:fFnsVXlc [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

一歩一歩、ゆっくりとカルムの後を追うセレナだが、なかなか彼に追いつかない。

彼に追いつくまでローターは止めてくれないのだと、セレナは察する。察したところで、これ以上早く歩くのは無理がある。


  ― ヴィィィィィン


 セレナ (はぁっ、ぁっ、ダメっ……待ってよカルムっ……///)


足を踏み出すごとにローターの位置がずれ、セレナの敏感な部分を責める具合が変化する。


  ― ヴィィィィィン


 セレナ 「ぁっ……んぐっ、ふーっ、ふーっ、ふーっ……///」


ローターの当たり具合で喘ぎ声が漏れそうになるのを、セレナは必死に耐える。


 セレナ 「はぁっ、んっ、はっ、ぁっ、はぁっ、はぁっ……///」


耐えているつもりでも、呼吸に混ざって甘い声が漏れる。

セレナは、ただただ それが誰かに聞かれないことを、祈ることしかできなかった。



そして、ようやくカルムの元に辿り着く。



何分くらい掛かっただろうか。

気付けば、シュートスタジアムが目の前に迫っていた。

 ▼ 726 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/05 00:23:59 ID:fFnsVXlc [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カルム 「遅かったねセレナ」


 セレナ 「はぁっ、はぁっ……もぉ! もぉダメっ、止めてよカルムっ……///」 ビクッ

 カルム 「止めるのは……入口に着いてからだよ」 ダダダッ

 セレナ 「えっ……嘘でしょカルムっ!?」


あろうことか、カルムはスタジアム正面の階段を駆け上がった。

せっかく追いついたと言うのに、スイッチを切ることなく、階段の頂上へ。


スタジアムの入口は、この階段を上った先――、40段は ありそうな、長い階段を上った先――。



  ― ヴィィィィィン


 セレナ 「んっ……///」 ゾクッ


スタジアムの目の前とあって、先ほどより人の数は増えている。

ただ歩くだけでも精一杯だったと言うのに、ローターが動いたまま、階段を上りきるなんて――。


 セレナ (もぉっ! 信じられないっ……///)


けれど、上るしかない。

セレナは手摺に掴まりながら、ゆっくりと階段に足を掛ける――と。


 セレナ 「ぁっ……///」 ビクン!


足を上げた時、ローターが、これまでとは違う位置を刺激した。


 セレナ 「っ〜〜〜///」 ドキドキ

 ▼ 727 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/05 00:25:04 ID:fFnsVXlc [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

一段目に足を掛けた状態で、セレナは硬直してしまった。

ここまで来るだけで、セレナの快感は相当に蓄積されている。少しでも気を抜けばイッてしまいそうなほど。


 セレナ (だめっ……、こんなところでっ、イッちゃだめっ……///)



階段を見上げると、頂上でカルムが手を振っている。

周囲の観光客と同化して平然としているカルムに、セレナは今、責められている。



 セレナ (上らないと。はやくっ、上までっ……///)


そうしてもう一段、反対の足を上げると――。


 セレナ 「んくっ……///」 ビクン!


更なる刺激が、セレナを襲う。

ただでさえ振動に耐えているのに、足を上げるごとに、敏感な部分が掻き回されるような、更なる刺激が。


 セレナ (むりっ……こんなの、ぜったいむり……///)

 ▼ 728 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/05 00:26:55 ID:fFnsVXlc [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

階段で立ち尽くす自分を、何人もの人が抜いて行く。

不自然に思われているに違いない。


 セレナ 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……、ぁっ……///」


呼吸が荒くなる。顔が熱くなる。

不審に思われているに違いない。怪しいと思われているに違いない。


 セレナ (いかないと……、はやくっ、とめさせないとっ……///)


意を決して、次の段へと足を上げる――が。


 セレナ 「ぁぁぁっ……///」 ビクン!


ローターは容赦なくセレナを刺激する。

大勢の人が居る前で責められる羞恥、自分の意思とは関係なく責められる絶望、にも関わらず感じてしまう自己嫌悪。


  ― ヴィィィィィン


 セレナ 「はっ、ふぐっ、グスッ、ぅぅぅっ……///」 ゾクゾクッ



もはやセレナは限界だった。


とうとうこれ以上、階段を上ることが出来ず、手摺に もたれ掛るように崩れ、その場に しゃがみ込んでしまった。



 ▼ 729 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/05 00:28:03 ID:fFnsVXlc [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




 カルム 「やばっ……、セレナ!」



セレナが しゃがみ込んでしまったのを見て、僕は慌ててローターのスイッチを切った。


何人かの人が心配そうにセレナを覗き込んで、声をかけている。

女の子が階段の途中で しゃがみ込んでしまったら、具合が悪いのかと心配されるのは当然だ。



 カルム 「大丈夫かいセレナ? 立てる?」


そんな優しい人だかりを掻き分けて、僕はセレナの元に駆け寄った。


 セレナ 「はぁっ、はぁっ、はぁっ」 コクッ


セレナは僕と目を合わさず、荒い呼吸で頷いた。


 カルム 「すみません皆さん、ご心配おかけしました」
 

 *** 「その子、大丈夫なの?」

 *** 「具合悪そうだけど……」

 カルム 「あっ……と、ちょっと喘息持ちで。少し休めば大丈夫です」

 *** 「なら良いけど……」

 *** 「あんまり無理させちゃダメよ」

 カルム 「はい。ありがとうございます」
 ▼ 730 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/05 00:29:07 ID:fFnsVXlc [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ひとまず人だかりは消えたので、僕はセレナの手を握る。


 カルム 「ごめんねセレナ。大丈夫そう?」

 セレナ 「ばかっ……///」 ドキドキ

 カルム 「上にベンチあったから、ちょっと休もう。上れる?」

 セレナ 「えぇ。なんとか……」 ドキドキ



セレナの手を引きながら、ゆっくり階段を上る。

ローターは止めているけど、これまでの刺激が よほど堪えたのか、セレナの呼吸は荒いままだ。


 カルム 「やり過ぎちゃった……かな?」

 セレナ 「ホントよもぉ! すっごい恥ずかしかったんだから……///」

 カルム 「恥ずかしかった……か。そうだよね。たくさんの人に見られて……、あんなに声かけられちゃったもんね」

 セレナ 「耐えれたから良かったけど……///」

 カルム 「あそこでイッちゃってたら、まわりの人、どう思ったかな」

 セレナ 「っ……///」 ドキドキ

 カルム 「とにかく、しばらく休憩だね」

 セレナ 「えぇ。ちょっと本当にもぅ……、危なかったから……」 ドキドキ


 ▼ 731 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/07 02:59:33 ID:xLN26lgA [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



ベンチで少し休憩した後、僕たちは資料室に足を運んだ。


ガラルリーグの歴史やダイマックスポケモンの説明、ユニフォームのレプリカや、バトル名シーンの映像など、資料室と言うより、博物館のような充実した展示内容だった。


そして、歴代チャンピオンのプロフィールも。


 カルム 「前チャンピオン、ダンデさん」

 セレナ 「ホップの お兄さんよね。“無敵のダンデ”ですって。来てくれれば心強いわね」

 カルム 「なんちゃら島で修行してるって言ってたね。作戦の時間までに合流できれば良いけど……」


前チャンピオンとなれば、かなりの影響力がある。

マクロコスモスの不正を暴き、捕らわれのユウリを救出するのに、これ以上 頼もしいことはないだろう。


捕らわれのユウリ――。


僕たちは、ここで初めて、彼女の姿を目にした。

広大なスタジアムで、インテリオンと一緒にポーズを決めている写真は、とっても活き活きした表情だ。


 カルム 「現チャンピオン、ユウリ」

 セレナ 「この子が……。こんなに普通の女の子なのに……」

 カルム 「こんな可愛い子が、マクロコスモスの不正を暴くために、一人で乗り込んだって言うのか……」

 セレナ 「あら。こういう子が好みなのかしら?」

 カルム 「えっ、そこ気にする?」

 セレナ 「確かに可愛いわね。さぞ人気があるんでしょうね」

 カルム 「ユウリは可愛いと思うけど、僕は美人系のセレナの方が好きだな」

 セレナ 「あっ……、そう、かしら? ありがとう ///」
 ▼ 732 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/07 03:01:13 ID:xLN26lgA [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「ユウリ……、大丈夫なのかな」

 セレナ 「心配よね。でも、現チャンピオンよ。傷付けたり、あんまりにも酷いことは出来ないと思うけど……」

 カルム 「けど、相手はマクロコスモス――、ガラルの超一大企業だ。見てよ、このスポンサー枠」

 セレナ 「スポンサー枠? あっ、ホントだ……」





●ガラルリーグ公式スポンサー(順不同・敬称略)

マクロコスモス・ネットワーク/マクロコスモス・コンストラクション/マクロコスモス・テクノロジー/マクロコスモス・エネルギー/マクロコスモス・ライフ/テレビマクロ/MCR貨物/MC証券/マクロネット/ネットワーク/ロンド・ロゼ/防波亭/ターフ農園/ペリッパー便/ステーキハウスおいしんボブ/スボミー・イン/シュートモノレール/ラプラス造船/ヨシダ珈琲/デイリーディスカバリー/ドントブリスター/アルセウス製薬/マッハモーターズ/デンソク/ドッコラー土木/グラモフォンレコード/アウローラ/





 カルム 「上位の方をマクロコスモス関連が占めてる」

 セレナ 「相当な影響力があるってことね」

 カルム 「社長の……ローズ、だっけ? その人が逮捕されて経営が傾いても、これだけスポンサーとして出資してるってことは……」

 セレナ 「相当な覚悟が必要ってことね。私たち、これから……」


僕たちがこれから挑む相手は、想像以上に手強そうだ。


そして、そんな相手に一人で立ち向かったユウリ。

チャンピオンとしての責務を感じたからなのか、元から正義感が強かったのかは分からないけど、彼女の覚悟と勇気は相当なものだ。


 カルム 「絶対に助け出したい……!」

 セレナ 「えぇ。みんなで力を合わせて、絶対に成功させましょう!」

 カルム 「あぁ!」

 ▼ 733 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/07 03:03:45 ID:xLN26lgA [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

僕とセレナは、決意を新たにする。


マクロコスモスという強敵に立ち向かう不安は勿論あるけど、それを一人で請け負ったユウリを思えば、迷っている暇は無い。


ユウリ奪還作戦、必ず成功させるんだ!





 カルム (……って決意したけど、今の僕たち、とても そういう雰囲気じゃないよなぁ)



どんなに真剣にユウリの無事を祈っても、今の僕たちは、エッチな野外プレイ中。

ユウリや他のメンバーたちに失礼過ぎるよね、今の僕たち……。



 カルム 「そろそろ戻る?」

 セレナ 「そうね。一通り資料は見れたし、スタジアムの見学も出来たし」

 カルム 「ダイマックス、生で見てみたかったな」

 セレナ 「定期的にエキシビジョンマッチがあるみたいだけど、そう都合よく行かないわね」



感想を語り合いながら、モノレールの駅へと向かった。



あとはホテルに戻るだけ――。

なら、最後にちょっと、悪戯させて貰おうかな。


 ▼ 734 ノセクト@のびたバネ 22/01/08 09:49:49 ID:10Zo1BM. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
始まってるやん
支援
 ▼ 735 グロコ@やすうりポン 22/01/13 23:59:21 ID:FRPs7zpI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いいじゃん支援
 ▼ 737 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/20 23:48:21 ID:ol0oV09s [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 『大変お待たせいたしました。間もなく運転再開となります。列車到着まで、もう少々お待ちください』



ホームに上がると、大勢の人がモノレールの到着を待っていた。

どうやら車両点検で止まっていたらしく、間もなく運転再開というタイミングらしい。


 カルム 「運が良いのか悪いのか」

 セレナ 「すぐ乗れるみたいだし、運は良いんじゃないかしら?」

 カルム 「通勤ラッシュ並みに混んでるけどね」



アナウンス通り、数分してモノレールがホームに入って来た。

どれくらい止まっていたのかは分からないけど、この混雑具合からすると、軽く1時間は止まっていたのかもしれない。

そう考えると、行きに乗ったモノレールでトラブルに巻き込まれなかったのは、本当に運が良かったと言える。


 カルム (じゃあ……) カチッ


  ― ヴィィィィィン


 セレナ 「っ!?」 ビクッ


 カルム 「ほらセレナ。混んでるから、はぐれないように乗らないと」

 セレナ 「ちょっと、こんな状況でっ……///」

 カルム 「普通に してないとバレちゃうよ?」

 セレナ 「止めてよっ……、こんなに混んでるんだからっ……///」

 カルム 「ふふっ」 スイッチオフ

 セレナ 「……もぉ」 ドキドキ
 ▼ 738 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/20 23:49:25 ID:ol0oV09s [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 『シュートスタジアム前です。列車遅れまして申し訳ございませんでした。内回り列車、すぐの発車です。車内奥の方までお詰め合わせ願います』



モノレールが到着。

ドアが開き、降りる人が終わると、待っていた大勢の人が、一斉に乗り込んでいく。

僕たちもその波の中に交じって、モノレールは大混雑で発車した。



 『お待たせいたしました。車両点検の影響で大幅に遅れて運行しております。列車遅れまして、大変申し訳ございません』



混雑した車内。

僕とセレナは密着した状態で、ホテルのある駅まで移動する。


セレナから漂う良い香りは、香水なのか、シャンプーなのか、またまた服の柔軟剤か。


 セレナ (どうしたの、ジロジロ見て)

 カルム (なんでもない。凄い混んでるから、目の やり場がね)

 セレナ (そうね。少しだけ耐えましょうよ)

 カルム (辛かったら僕に寄り掛かって良いからね)

 セレナ (えぇ。ありがとう)


セレナの柔らかな体と密着でき、大混雑も悪くないかな――なんて思ってしまった。

近くで見ると、やっぱりセレナは美人だ。



そんな彼女が――、オムツを穿いて、ローターを仕込んでいるなんてね。



 ▼ 739 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/20 23:50:49 ID:ol0oV09s [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 『ご乗車ありがとうございました。○○に到着です。お出口は左側です』



僕たちが降りる駅、ホテルのある駅は、この次だ。

残り1駅――、1駅分、セレナには耐えて貰おうかな。



 カルム (………) カチッ



  ― ヴィィィィィン



 セレナ 「っ!?」 ビクッ

 カルム (ほら、平静を保たないと)

 セレナ (待って! こんな混んでる中でっ、やめてよぉ ///)

 カルム (たくさんの人が見てるんだから、不自然な動きするとバレちゃうかもね) 

 セレナ (だめだって……。ばかっ……///)



 『間もなく発車です。中の方までお詰め合わせ願います』



  ― ドンッ!


 カルム 「あっ!?」 ポロッ

 *** 「おっと失礼」


長時間モノレールが止まっていたからか、この駅からも、多くの人がギュウギュウ押し込んでくる。まさに通勤ラッシュ状態。

その弾みで僕は……、ローターのリモコンを落としてしまった。

 ▼ 740 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/20 23:51:47 ID:ol0oV09s [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



  ― ヴヴヴヴヴィィィィィン!



 セレナ 「っぐ!?」 ビクン!

 カルム (えっ……、セレナ?)


落とした瞬間、セレナの体がビクンと跳ね上がった。


 セレナ (ちょっ……カルム! 強いっ……、威力、下げてよぉ……///)

 カルム (ぁー、威力、上がったの?)

 セレナ (カルムがっ……、やったんでしょ! だめっ、これっ、強すぎっ……) ビクビクッ


どうやら、リモコンを落とした衝撃で、威力アップのスイッチが押されてしまったらしい。

もしくは、床に落ちたスイッチを誰かが踏んで、それが威力アップのスイッチだったのか。


慌てて足元を見るも、ここはギュウギュウ詰めの車内。

落としたリモコンは見当たらない。逆に見つけたとしても、こんな混雑の中、それを拾うのは不可能だった。



 『ドアが閉まりす。ご注意ください』



モノレールのドアが閉まり、動き出す。



次の駅まで、逃げ場はない。



 ▼ 741 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/20 23:53:19 ID:ol0oV09s [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


  ― ヴヴヴヴヴィィィィィン!



 セレナ (ハァッ、ハァッ、ホントっ……、止めてっ、カルムっ……///) ビクビクッ


セレナは息を荒くして僕に訴えかける。

普通に立っていることも ままならないのか、僕に寄り掛かり、だんだん膝が曲がっていく。


 カルム (ダメだセレナ。こんな所で しゃがみ込んだら不審に思われる)

 セレナ (だったら……! とめてっ、ほんとにっ、まずいから……)

 カルム (ごめんセレナ。リモコン落とした……)

 セレナ (ぇ……)

 カルム (どっかに蹴り飛ばされちゃったみたいで……、本当にごめん。駅に着くまで耐えて)

 セレナ (そんなっ………。むりよこんなのっ……///) ビクン



  ― ヴヴヴヴヴィィィィィン!



マズい。よーく耳を澄ますと、モノレールの音に交じって、ローターの振動する音が聞こえる。

加えて、セレナの この辛そうな表情……、威力はマックスまで上がってしまった可能性がある。


大混雑の車内、密室。

逃げ場はない。声を出す訳には行かない。座り込む訳にもいかない。



 セレナ (ぁっ、ハァッ、ハァッ、っくぁっ、ぁぁっ……///)



セレナの呼吸は どんどん荒くなって、甘い吐息が混じる。


俯き、目を瞑り、内股になって震え、必死に快楽耐えている。

 ▼ 742 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/20 23:57:56 ID:ol0oV09s [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


可愛い――。


そんなセレナの姿を見て、僕は正直、そう思ってしまった。

この大混雑の中、必至に快楽に耐えているセレナは、何と言うか、とんでもなくエロ可愛い……。


が、ここで声を上げられてしまうのは流石にマズい。

下手したら公然猥褻、クールなセレナの尊厳を踏みにじることになってしまう。



 カルム (もう少しだから頑張って)

 セレナ (ぅぁぁっ……ふっ、ふーっ、ふーっ……んっ!」 ビクッ

 カルム (っ!?)


限界が近いのか、とうとうセレナから、はっきり聞こえる声が漏れてしまった。

まわりの乗客が数人、何事かとキョロキョロする。


 セレナ (ハァッ、ハァッ、やだっ……、ばれちゃぅ……///) ゾクゾクッ

 カルム (落ち着いて。これだけ混んでるから逆に分からないよ)

 セレナ (でもっ、ぁっ、もぉっ、わたしっ……///)



  ― ヴヴヴヴヴィィィィィン!



 セレナ (ふぐっ!? ぅっ、ゃっ、ハァッ、ハァッ、ぁぁぁっ……///)




 ▼ 743 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/20 23:59:27 ID:ol0oV09s [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



とっくに限界を迎えているセレナは思う。


もし……、もし今、この混雑した車内で、盛大にイッてしまったら。

快楽に身を任せ、恥ずかしい喘ぎ声を撒き散らし、絶頂を迎えてしまったら。



  ― ヴヴヴヴヴィィィィィン!



ローターに刺激され、公共の場で、大勢の人が居る中で。

快楽に溺れ、情けなく痙攣し、無様にイキ狂う自分の姿を、不特定多数の人々の前で、晒してしまったら――。



 セレナ (っ……///) ゾクッ!



屋外で、アソコにローターを仕込んで快感を味わう不埒な姿。

年頃の女の子が、オムツを穿いて、絶頂を味わおうとする破廉恥な姿。


自分の性癖が、たくさんの人に知られてしまう。

クールな女性を装っている自分の本当の姿を、たくさんの人に見られてしまう。



 セレナ (だめっ……、これっ、わたしっ、ぁぁっ……んぐっぅぅぅ!?)



  ― ヴヴヴヴヴィィィィィン!



 セレナ (んむっ! んぶっ、ふーっ、ふーっ、っぐぅっ、んぅっ! っっつっつぅぅぅ……///)


  ― ビクン!




 ▼ 744 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/21 00:02:40 ID:US0EDL9w [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 カルム (あっ!) ガシッ



セレナの体が、大きく震えた。

左手で自分の口を押さえ込み、そのまま僕の胸に倒れ込むように寄り掛かる。すかさず僕はセレナを抱き留める。


 セレナ (んふーっ、ふーっ、ふーっ……///)

  ― ビクッ! ビクッ、ビクッ……


セレナの右手が、震えながら僕の服をギュッと掴む。

内股の膝はプルプルと覚束なく、僕が抱き留めていなければ、立ち続けるのは無理だろう。



 カルム (セレナ、だいじょう――)


大丈夫?

そう聞こうとした瞬間――。



 セレナ (んむっ、ぅっ……グスッ、ゃだっ……グスッ、ぁぁぁっ……///)

  ― ショワァァァ……ジュクジュク ジョワァァァァァァ……



かすかに僕の耳に届いた、水の滴る音。

オムツに吸い込まれていく、セレナの恥ずかしい液体。



 セレナ (ぁぅぅっ……グスッ、とまっ……やだぁぁ……///)

  ― ジョロロォォォォォ……ジュプッ、グチュ……ジュクジュッ……グジュッ



たっぷりと水分を含んだオムツが発する音は、とんでもなく、とてつもなく、厭らしかった。



 ▼ 745 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/21 00:05:33 ID:US0EDL9w [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

セレナは顔を真っ赤にして涙を流す。

僕の胸に顔を埋めたまま。僕の服をギュッと掴んだまま。ガクガクと震えたまま。



 セレナ (ひぐっ、グスッ、んぁっ……ハァッ、ハァッ、もっ、とめっ……///)


  ― グチュグチュ ヴヴヴヴヴィィィィィン!



セレナは絶頂を迎えた。

お漏らしするほどの、大きな大きな絶頂を。


けど、ローターは止まらない。リモコンが無いんだから、当然止まらない。

ローターの強振動の音に、ぐっしょりオムツの恥ずかしい音が混じる。

それが他の人に聞こえるんじゃないかと、セレナは更に顔を赤くする。



 カルム (もう少しだから。セレナ、もう少し頑張って)

 セレナ (ひぐっ、グスッ、むりっ……ひっく、ぐすっ、ぅぅぁぁぁ……///) ビクビクッ





次の駅まで、たった数分のはずなのに――。



その数分は、異様に長く、果てしなく長く、セレナに快楽の波を与え続けた。





 ▼ 746 ギアナ@おさそいメール 22/01/23 19:26:43 ID:a0MAwVc. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 747 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/24 21:37:26 ID:p50cNiQE [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





  ― ガチャッ



 セレナ 「ハァッ、ハァッ、んっ、ぁ、ハァッ……///」 ヨロヨロ

 カルム 「やっと着いた……。セレナ、早く取りなよ」



僕とセレナは、やっとの思いでホテルに帰って来た。


ローターは、未だセレナに装着したままだ。


落としたリモコンを回収できなかったので、ローターの振動は止められない。

威力マックスの振動が発する重低音は、ローターをセレナのアソコから取り出した瞬間、たちまち周りにバレてしまう。

すなわちセレナは、ホテルまでローターを装着したまま、耐えるしかなかったのだ。


大混雑のモノレールを降りて、人通りの多い道を歩いて、ホテルに到着するまで――。

セレナは声を出すことは耐え抜いたけど、絶頂までは我慢できず、何度かイッてしまっていた。


僕の腕をギュッと掴み、目を潤ませ、足を震わせ、ビクビクと痙攣する姿。

恥ずかしい露が出てしまうのか、濡れたオムツは更にジュクジュクと浸され……、溢れ漏れなくて一安心だ。
 ▼ 748 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/24 21:39:38 ID:p50cNiQE [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 セレナ 「んぁぁぁっ……///」 ドサッ

 カルム 「セレナっ!?」


部屋に入ってドアを閉めたと同時に、セレナはガクンと膝をつく。両手も床につけて、四つん這いの格好で項垂れる。

これまで大勢の人に見られながら何度も絶頂したセレナ。体力的にも精神的にも限界のようだ。


 セレナ 「ハァッ、ハァッ、とって……」 ガクガク


セレナは思った以上に辛いらしく、ローターを自分で取り出すことさえ難しい様子。

僕に取って貰うと言うことは、僕に脱がされ、アソコを見られることになるけど、恥ずかしさを気にしている余裕なんて無いということか。


 カルム 「うん。じゃあ、ぬ、脱がすよ」 ドキドキ


僕は まず、四つん這いになっているセレナの、赤いスカートを捲る。

突き出されたお尻には、グッショリと水分を含んで、若干垂れ下がっているオムツが。


留めてあるテープを力任せに破り、オムツを脱がす。セレナの潮と尿で重くなったオムツ、独特な匂いが充満する。

それと同時に、威力マックスのローターの振動音が、ハッキリと響き渡る。

これだけ大きな音ということは、今もローターは、セレナの中で大暴れしているということだ。



 カルム 「取るね」


 セレナ 「っ……///」


 ▼ 749 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/24 21:41:37 ID:p50cNiQE [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

四つん這いで、お尻丸出しのセレナ。

とてつもなく恥ずかしい格好のはずだけど、ローターにイカされまくって感覚がマヒしているのか、セレナは隠す素振りは見せない。


綺麗なアナルはヒクヒクと小刻みに震え、びしょびしょのアソコからは、ローターの突起が顔を出している。

その突起を掴み、僕はセレナから、ローターを引き抜いた。



  ― ヌポン!


 セレナ 「っぁが!? ふぁぁっく、ゃああぁぁぁぁぁっ……///」

  ― ビクン! プシャアァァァァッ! ブシャッ……ビクッ、ビクッ、ビクン



 カルム 「うわっ」



引き抜くと同時に、セレナのアソコから、大量の液体が噴き出した。



 セレナ 「やだぁぁっ……グスッ、だめっ、とまっ……て、ひぐっ、ぐすっ、みなぃでっ、やぁぁぁっ……///」

  ― ビクン、ビクッ……ショワァァァァジョロジョロロォォォ……ビクッ、プシャッ、チョロッ……ビクッ、ビクッ……



ビクビクと痙攣を続けるセレナ。

涙を流しながら甘い悲鳴を上げるも、彼女の絶頂は止まらないのか、恥ずかしい露が溢れ続け、絨毯を汚していく。


 カルム 「セレナ……」 ドキドキ


僕はと言えば、そんなセレナの姿に しばし見惚れてしまった。

クールな彼女が、こんな はしたない格好を僕の前に晒して、快楽に襲われている――。


  ― ヴヴヴヴヴィィィィィン!


僕の手の中には、今までセレナの中で暴れていた、強振動を続けるローターが。

手が くすぐったくなるほどの、細かな強力な振動。こんなものが今まで、セレナの敏感な部分を責め続けていたのだ。
 ▼ 750 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/24 21:43:23 ID:p50cNiQE [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 セレナ 「ぅぅっ……ぐすっ、ひぐっ、ひっく、はぁ、ふぅ、ふぅ……///」



ようやく絶頂の波がおさまったのか、セレナは痙攣から解放され、深呼吸している。

いまだ四つん這いのまま、恥ずかしいところは丸出しで、目を瞑って、口からは涎が滴り落ちて――。


 カルム 「………」 ドキドキ


僕が今すべきことは、手の中にあるローターの防水キャップを外し、電池を取り出し、振動を止めること。


けど、こんなセレナの姿を見せられたら――。

こんな無防備で、弱々しくて、エッチな姿を見せられたら――。





快楽から解放されて隙だらけのセレナに、追撃してみたくなるじゃないか。





僕は、強振動を続けるローターを握り直して。


四つん這いで、アソコ丸出しのセレナの、一番敏感なところに――。

何度も絶頂し、普段の何倍も敏感になっている、恥ずかしい突起、クリに――。


ローターを直接、押し当てた。



  ― ギュッ、ヴヴヴヴヴィィィィィン!



 セレナ 「ひぐぅっ!?」 ゾクッ


 カルム 「ふふっ。ここまで我慢できた ご褒美だよ。思いっきりイキなよ」


 セレナ 「はがっ!? ぁぁっぁっ、やっ……らめっ、ぃっ、やああぁあぁぁぁっぁあぁぁぁあっ!?」

  ― ビクビクン! ブシャァァァァァァ! ビクン! プシャッ! ジョワァァァァァァァァ……ビクン! ビクッ、ビクッ……


 ▼ 751 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/01/24 21:44:49 ID:p50cNiQE [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ローターを押し当ててすぐ、セレナは悲鳴を上げた。

呂律が回っておらず、大量の潮を撒き散らすあたり、相当大きな絶頂に襲われたのだろう。



 セレナ 「ひっ、んぐっ……はっ、ぁっ、ぅぁ、ハアッ、ハァッ、ハァ……」 バタッ

  ― ビクン……、ビクン……、ショワァァァ……ビクッ、ビクッ……



四つん這いだったセレナは、とうとう自分の体を支えきれなくなったのか、床に倒れ込む。

倒れてもなお、ビクンビクンと痙攣を続け、丸出しのアソコからは恥ずかしい露が溢れ、絨毯に加え、セレナのスカートを濡らす。


ローターの追撃は、相当な威力だったようだ。



 カルム 「こんなにイキ狂って……、変態だね、セレナ」

 セレナ 「ぁぁっ、ふぁぁっ、はふっ、ふーっ、んぐっ、ふーっ、ふーっ……」 ガクガク


僕の声に、セレナは反応できないようだ。

床に倒れたまま、小刻みに震え、目の焦点は定まらず、半開きの口からは涎を垂らして。


普段のクールで美人なセレナからは想像できないような、はしたない、恥ずかしい格好だ。


まぁ当然か。

野外での絶頂で敏感になっていたというのに、クリに直接、ローターの強振動を当てたのだから。



 カルム 「ごめんねセレナ。やり過ぎちゃったね」 カチャッ

 セレナ 「はっ、ふ……ぁ。はぁっ、はぁっ、はぁっ……」


ローターから電池を抜き取りながら言った。彼女から返事は無い。


 カルム 「しばらく休んでなよ。先にシャワー浴びてくるからさ」



床に倒れたまま反応の無いセレナに、タオルケットをかけてあげた。


グッショリ重いオムツを処分して、僕はバスルームに入った。



 ▼ 752 ローニャ@ひのたまプレート 22/01/29 19:12:07 ID:gAbEG3B6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
良いね
 ▼ 753 ーシィ@モーモーチーズ 22/02/02 22:33:44 ID:1l9geq2Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援支援
 ▼ 754 チエナ@こだいのきんか 22/02/05 17:44:48 ID:w4FUV6jY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いいね
 ▼ 755 ルネアス@リュガのみ 22/02/05 18:18:56 ID:5WwA3Zg. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
うう.....支援🥺
 ▼ 757 オタチ@ジャポのみ 22/02/12 18:06:40 ID:YHtEXU62 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 758 マズン@うみなりのスズ 22/02/15 17:59:55 ID:N.m.1T9c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アルセウス買ったなこの作者
 ▼ 761 タグロス@にじいろのはな 22/02/23 22:19:02 ID:3BCcMZCw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 762 ロトック@みどりのバンダナ 22/03/03 06:12:30 ID:XvZcUmGE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 763 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/06 22:27:50 ID:/VYIbssQ NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ウォロに勝ったら再開する(血涙)
 ▼ 764 ガボスゴドラ@アブソルナイト 22/03/07 06:35:21 ID:ad.YU8ho NGネーム登録 NGID登録 報告
>>763
えぇ…
 ▼ 765 ノガッサ@トポのみ 22/03/07 10:42:42 ID:c76wEFI2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
打破せよ
 ▼ 766 タドガス@けいけんアメXL 22/03/07 11:31:11 ID:qKRE0XEo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いつかレジェアルのssとかも見たいですね
 ▼ 767 ネネ@かけたポット 22/03/07 12:26:23 ID:ES/IqOh. NGネーム登録 NGID登録 報告
>>763
頑張れ主
SSもレジェアルも応援してます
 ▼ 768 テトプス@つめたいいわ 22/03/07 13:00:43 ID:345Yw5bY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>763
そろそろ勝ったんじゃないか?
 ▼ 769 トカゲ@おうじゃのしるし 22/03/08 18:44:00 ID:8LTo/Oqw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 770 コガシラ@ミネラルよせだま 22/03/18 07:01:44 ID:deCQy9AI NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
 ▼ 771 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/19 01:26:01 ID:sWuMoeDo [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



シャワーを終えてバスルームから出ると、セレナはベッドに座っていた。

下半身はタオルケットで隠していることから、なにも穿かずに、バスルームが空くのを待っていたんだと思う。


 カルム 「お待たせ。もう落ち着いた?」

 セレナ 「っ……/// やりすぎよカルム」

 カルム 「ごめんね。けど気持ち良かったでしょ? こんな街中でさ、ローターでイクところ、沢山の人に見られて」

 セレナ 「それはっ……///」

 カルム 「セレナってMっ気あるもんね」

 セレナ 「ぅっ、うるさいわねぇ /// シャワー浴びて来るから」


セレナは立ち上がり、バスルームに向かおうとする――けど。


 カルム 「待って」 ガシッ

 セレナ 「なに?」

 カルム 「セレナだけ気持ち良くなってさ……。僕ももう限界」

 セレナ 「えっ……、待って。シャワーくらい浴びさせてよ」 ドキドキ

 カルム 「ダメ」 グイッ

 セレナ 「あっ!?」 ドサッ
 ▼ 772 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/19 01:26:39 ID:sWuMoeDo [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

セレナをベッドに押し倒す。

セレナの上に跨って、彼女の手を握り、指を絡め、ジッと顔を見つめる。


 カルム 「綺麗だよ、セレナ」

 セレナ 「ねぇ待って、ホント、シャワー浴びさせて? 汗臭いし、それにっ……」 ドキドキ

 カルム 「言ったでしょ。ダメって……んちゅっ」

 セレナ 「んむっ!?」


顔を赤くしてシャワーを浴びたいと訴えるセレナを無視して、僕は彼女の唇を奪う。

柔らかなリップ、ふわりと漂う女の子の香り、肌で感じる温もり、吐息、心音。

最愛の彼女――セレナを感じながら、僕は舌を絡ませる。


 カルム 「ちゅぷっ……れろっ、んちゅっ」

 セレナ 「んっ……、ちゅぶっ、ふーっ、ふーっ、ちゅくっ、ちゅっ……///」


セレナとは、これまで何度か体を重ねている。

どちらかの家で、親が居ないタイミングを見計らって。それゆえ、あんまり激しいことは出来なくて。


 カルム 「んちゅっ、ふーっ、れろっちゅ、はむっ、ちゅっ……」 スッ――クチュッ

 セレナ 「んちゅっ、れろっ、ちゅっ……んっ!?」 ビクッ


でも今日は、なんの遠慮も必要ない。思わぬ形で、ラブホテルを使うことになったんだから。

僕はセレナと舌を絡めたまま、右手をそっと、彼女の秘部に伸ばし――、既にしっかり濡れているアソコに、指を侵入させた。
 ▼ 773 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/19 01:27:56 ID:sWuMoeDo [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「んちゅっ……、セレナ、こっちヌルヌルだね」 クチュッ

 セレナ 「んむっ……ぷはっ。やっ……待ってよカルム、私、そのっ……、あんなにイッちゃったばっかりだから……///」

 カルム 「知らないよ。んちゅっ、れろちゅっ……」 クチュクチュ

 セレナ 「ふむっ!? んむっ……ちゅぶっ、ちゅっ……ふっ、ふーっ ///」


セレナの中は想像通りヌルヌルで、僕の指を すんなりと受け入れる。

あれだけローターでイキまくったのだから当然だ。生暖かい感触、適度な締め付けが、僕の指を包み込む。


 カルム 「ちゅぶっ、ちゅっ……れろっ、んちゅっ」 クチュクチュ

 セレナ 「んふっ……、んっ! ちゅっ、はむっ、ちゅっ……///」 ビクッ


指じゃなくて棒を挿れたい衝動に駆られるも、今はそのタイミングではない。

今はセレナとのキスでスキンシップを取りつつ中を責めて、キスで声を出せない彼女の反応を愉しんでいたい。


 カルム 「ちゅぷっ……れろっ、んちゅっ」 クチュクチュ

 セレナ 「ちゅむっ……んふぅっ!?」 ビクン!


あ、良い反応。

セレナ、ここが弱いんだね。


 カルム 「れろっ、ちゅぶっ……、んちゅっ」

  ― クチュクチュクチュクチュクチュクチュ!

 セレナ 「ちゅむっ!? ふぐっ!? んむっ……ぐぅぅううううぅぅぅっ!?」 ジタバタ


セレナの唇を塞いだまま、指を激しく動かす。

ビクンと震えたセレナの弱い場所を、ピンポイントに、容赦なく、責め立てる。


途端にセレナは もがきだす。

けれど僕が圧し掛かっているような状態だ。逃れるのは無理だよ。
 ▼ 774 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/19 01:28:43 ID:sWuMoeDo [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

唇を塞いでいるせいで、声を出せず、鼻息を荒くするセレナ。

普段のクールな姿からは かけ離れた姿。僕だけが見ることのできる姿。



  ― クチュクチュクチュクチュクチュクチュ!


 セレナ 「ぶふっ……ふぐっ! んぐぅぅぅぅっ……っっむっ!?」

  ― ビクン! ビクッ……、ジョワッ……ビクッ……、ビクッ……



悲鳴に近い鼻息を上げると同時に、セレナの体は大きく仰け反った。

指に感じる生暖かい液体。彼女のアソコから引き抜くと、厭らしい水滴が指にまとわりついていた。



 カルム 「またイッちゃったね、セレナ」

 セレナ 「ふっ、ふーっ、ふーっ、グスッ、ばかっ……///」



まだ息が荒いセレナは、それだけ言うと顔を横に向け、僕から目線を逸らしてしまった。


頬を赤く染め、涙で瞳を潤わせた彼女は最高に可愛く、けれど下半身は何も身に付けておらず厭らしい。

普段はクールな彼女の、二重にも三重にも感じるギャップ。僕だけが見ることの出来るギャップ。



 カルム 「……脱がすよ」

 セレナ 「………///」 コクッ


 ▼ 775 ロアーク@ハッサムナイト 22/03/20 14:52:14 ID:cVG2Dnjg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お!再開してる!
 ▼ 776 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/25 00:01:01 ID:kj464sls [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

小さく頷いたセレナは上半身を起こし、僕と向き合って、ぺたんと座る。

いわゆる“女の子座り”の姿はニャスパーのように可愛らしく、普段のクールで大人びた印象とのギャップが また良い。


 カルム 「じゃあ、手、上げて」

 セレナ 「んっ……///」 バサッ


セレナの黒いシャツの裾を掴み、バンザイさせる。

そのまま優しく捲し上げれば、露わになる細いウエスト、白いブラに包まれた胸。美しいブロンドヘアを潜らせれば、彼女を隠すものはブラジャーだけに。



 カルム 「……ホント、セレナって大人っぽいのに、下着は普通だよね」

 セレナ 「余計なお世話よ」

 カルム 「いや、良いと思うよ。白は清楚だし」

 セレナ 「もぉ」

 カルム 「じゃあ、失礼するよ」 ギュッ

 セレナ 「ぁっ……///」


飾り気のない白いブラだけど、変に大人っぽいものを付けるよりか、断然好感が持てる。


僕はセレナを抱き寄せ、手を彼女の背中にまわす。

女性のブラジャーを外すことにも慣れてきた――って言ったら変だけど、セレナと体を重ねるうちに、スマートな外し方をマスターしたつもりだ。


 カルム 「綺麗だよ」

 セレナ 「っ……///」 ドキドキ
 ▼ 777 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/25 00:01:30 ID:kj464sls [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ブラジャーを外し、露わになった、セレナの美乳。

同年代の子より大きめな――サナが小さいだけかもしれないけど――彼女の胸は透き通るような美しさで、その頂きで存在感を放つ桜色の突起は、プックリ膨らんでいる。


 カルム 「弄って欲しそうだね」 コリッ

 セレナ 「ひっ!」 ビクッ!

 カルム 「考えてみると、まだ今日は胸を弄れてなかったっけ」 クリクリモミモミ

 セレナ 「ぁっ。ふゃっ……まっ、て……///」

 カルム 「こんなに乳首固くしちゃって、なにが“待って”なの?」 クリクリモミモミ

 セレナ 「ぁぁぁっ……///」


セレナの胸を揉みながら、親指と人差し指で、その厭らしい乳首を刺激する。

摘まんで、弾いて、乳輪をなぞるように優しく撫でて、また爪で弾く――。リズミカルに、けど不規則に、飽きないように、緩急付けて。


 セレナ 「んっ/// ゃぁっ/// はふっ、んっ……ぁ、ひぅぅ……///」

 カルム 「エッチな声だね、セレナ」 クリクリモミモミ

 セレナ 「ゃらっ……、ぁぁ……んっ! ふぁっ、ぁぅぅ……///」

 カルム 「我慢しなくて良いんだよ。ホテルなんだから、僕とセレナしか居ないんだから」 モミモミクリクリ

 セレナ 「やっ……まっ、てっ……。はぁっ、はぁっ……ぁんっ、だめっ、もぉ……きちゃぅ……///」

 カルム 「イキそうなの? 乳首だけで?」 クリクリモミモミ

 セレナ 「んふっ……んっ、ぅん、もぉ……ぃっ、ちゃぃ、そう……///」

 カルム 「そっか」 モミモミ……ピタッ


そのセレナの言葉を聞いて、僕は手を止めた。

 ▼ 778 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/25 00:02:25 ID:kj464sls [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 セレナ 「ふぇっ……、ぁっ、ぇっ……?」 ドキドキ



甘い吐息を漏らすセレナは、乳首への刺激が止まったことに戸惑っている様子だ。

彼女にしてみれば、このまま乳首で気持ち良くイクつもりだったのだろうけど、それじゃあ面白くない。


 カルム 「ん? このままイキたかったの?」

 セレナ 「ぁっ、そのっ……///」

 カルム 「そうだよね。そんなに乳首ピンとさせちゃって」

 セレナ 「っ、いじわるぅ……」

 カルム 「ふふっ。もっと意地悪しちゃうつもりだけど……ね!」 グイッ!

 セレナ 「あっ!?」 ドサッ!



不意を突いて、セレナをベッドに押し倒した。



ベッドに横たわる、全裸のセレナ。



顔は赤く染まり、目は蕩け、呼吸に合わせて胸が揺れ、アソコは少しヒクついている。

そんな彼女は、恥ずかしい所を隠す素振りは見せず、この先の行為に期待しているようだ。

色っぽい笑みを浮かべ、僕を見つめている。“あなたの全てを受け入れますよ”と言わんばかりに。
 ▼ 779 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/25 00:03:44 ID:kj464sls [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「……可愛いね、ホント」

 セレナ 「んっ……ふふっ」


僕はセレナの下半身に視線を移す。

まだ生えていないのか、きちんと手入れしているのか、彼女のアソコに毛は無く、綺麗なカタチをはっきり確認することが出来る。



 カルム 「じゃあ、受け入れて貰おうか……レロッ」

 セレナ 「ひぃっ!?」 ゾクッ



そのまま僕は、セレナのアソコを――、綺麗な割れ目を、舌で優しく なぞった。


 カルム 「れろっ……ちゅぷっ、くちゅっ……」


ローターと僕の指でイカされ続けたセレナのアソコは、しっかりと濡れている。

その水分を舐めとるように、満遍なく、彼女のアソコに舌を這わせ続ける。



 セレナ 「やだっ……! まってカルム! だめっ……汚いからっ……!」

 カルム 「ぺろっ、ちゅくっ、ずちゅっ……、汚くなんかないよ、セレナ。れろっ、れちゅっ……」

 セレナ 「ひぅっ……だめ、だめよカルムっ……ほんとっ、ぁぁぁっ……///」 ゾクゾクッ

 カルム 「れろっ、ちゅぅぅぅ……ちゅぶっ、ぺろっ、れろっ」

 セレナ 「やめてホントっ、せめて! せめてシャワー浴びてからっ……ねぇカルムっ、てばぁ……///」


シャワー浴びたい――か。

確かにセレナのアソコ、女の子の香りと汗の匂いが混じって、独特なフレーバーを生み出している。

けれど、それが臭いとか汚いとかは、一切感じない。これが、セレナの蜜の味。むしろ……興奮してしまう。


 セレナ 「ぁぅっ……んっ、グスッ、ぅぁぁっ、ぁぁあぁぁぁぁっ……///」

 ▼ 780 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/25 00:05:22 ID:kj464sls [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

セレナは両手で顔を隠し、悲鳴なのか喘ぎなのか分からない声を漏らす。

耳まで真っ赤にして……、よほど恥ずかしいようだ。


まぁ当然か。

自分の一番恥ずかしい所を、異性に舐められてるんだから。



 カルム 「れろっ……じゅるっ、ずちゅぅぅぅぅ!」

 セレナ 「ひっ!? ぃやらやらやらぁぁぁあぁぁぁぁっ!?」 ゾクッ!


けど、舐めるだけじゃ終わらないよ。

僕は唾液を舌に絡め、セレナのアソコで存在感を放つ、恥ずかしい突起――クリを、思いきり吸った。

わざと恥ずかしい音を立てて。羞恥と快楽を与えてあげようという、強い意志を持って。



 カルム 「ずじゅうぅぅぅぅぅっ……、れろっちゅ、ちゅぅぅぅぅぅぅぅぅ」

 セレナ 「ぁっ、はっ、ハァッ、ハァッ、ハァッ、ぁぁああぁああぁぁぁらめらめらめやめへぇぇぇぇぇ!」 ガクガクガク


セレナ、呂律が回らないほど気持ち良いんだね。

嬉しいよ。

そんな反応してくれたら、イジメ甲斐があるじゃないか。



 カルム 「れろれろっ……ちゅぶっ、ずちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」

 セレナ 「ひゃあああぁぁぁぁぁぁっ……ぃっ、ぃぃぃぃっ! らめぇぇええぇぇぇぇぇぇぇ!」

  ― ビクン! プシャァァァァァッ! 

 ▼ 781 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/25 00:07:31 ID:kj464sls [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カルム 「うわっぷ!?」 ビシャッ



セレナの体が大きく仰け反ったかと思うと、僕の顔面に水滴が飛び散った。

セレナから噴き出した恥ずかしい液体。興奮と快感が最高潮に達した証である、エッチな液体。



 セレナ 「ぁぅぅぅっ……グスッ、ヒック……ズッ、グスッ」

 カルム 「びちょびちょだよセレナ。そんなに気持ち良かったんだね……ぺろっ」

 セレナ 「ぁぁぁっ……だめっ、なめちゃ、だめだよぉ……グスッ、きたないから……、やだぁぁぁ……///」


セレナは両手で顔を隠したまま、すすり泣く。

僕はセレナに、まさしく羞恥と快楽を味わわせることが出来た訳だ。



 セレナ 「グスッ……んっ、ズッ、グスッ、ぁぅぅぅ……///」



いまだ泣き止まないセレナは、やっぱり相当な恥ずかしさだったのか、なかなか手を顔から離そうとしない。

ツンと勃った乳首、びしょ濡れのアソコ、隠すべきところが他にあると言うのに。


けれど、そんなセレナの仕草も勿論、僕にとっては愛おしく、ドキドキと興奮は高まるばかりだった。


 ▼ 782 ーボ@だいちのプレート 22/03/27 16:37:54 ID:FljkO7Y6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
ウォロに勝ったのね>>763
 ▼ 783 スイヌメイル@きょかしょう 22/04/02 17:30:58 ID:Ng9sfDTk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 784 ンリュウ@ゴーストZ 22/04/05 21:05:19 ID:ZctouuA2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 785 モリ@しんかいのウロコ 22/04/05 21:15:41 ID:avKMG2IU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 786 リトドン@ボイスチェッカー 22/04/07 14:15:27 ID:pkXM3xOM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
もうだめなのか....?
スレ主...
 ▼ 787 ガレックウザ@ざいりょうぶくろ 22/04/08 23:07:59 ID:1DzMlEV2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
甲州街道さんの大好きなセレナだよ!
 ▼ 788 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/04/08 23:27:33 ID:p8UUx1jY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>787
ヤバかった。
今回のアニポケを基にしたアナザーストーリーを書くか迷うレベル。
 ▼ 789 チュル@はかせのてがみ 22/04/08 23:28:22 ID:1DzMlEV2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>788
待ってる
 ▼ 790 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/04/08 23:46:37 ID:p8UUx1jY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
作画、表情、シチュエーションを考えると、このシーンが一番可愛かったよね
 ▼ 791 スイゾロアーク@せいれいプレート 22/04/16 12:12:45 ID:sOlYs6EQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
続きはよ
 ▼ 792 ニスズメ@ゴツゴツメット 22/04/20 23:52:48 ID:QkxYuJLI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
別のスレ書いてるみたいだからそれが終わるまで続きは見れないと思え
 ▼ 793 クマ@ネストボール 22/05/01 02:06:05 ID:vvTQg8kY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
続きまだかな
 ▼ 794 リープ@ねがいのかたまり 22/05/01 13:49:00 ID:pBiQdBTM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 795 メラ@クチートナイト 22/05/01 18:31:12 ID:xajkyZDo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
age
 ▼ 796 ックラー@ポロックケース 22/05/08 12:04:36 ID:5.B27mmc NGネーム登録 NGID登録 報告
そろそろ
 ▼ 797 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:00:16 ID:5jasQuqY [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 カルム 「……こんな可愛い姿を見せられたら、僕もそろそろ限界だよ」


セレナが顔を隠している隙に、僕はアソコに、ゴムを装着した。

改めてセレナを見る。

滑らかな曲線美を描く彼女の裸、ツンと勃つ桜色の乳首、綺麗な割れ目はビショビショ、噴き出した潮でシーツには大きな染みが。

普段はクールな彼女の姿からは想像も付かない、僕だけが知っている、セレナの裏の姿。


 セレナ 「……さんざん私を虐めておいて、そういうこと言うのね」

 カルム 「とんでもない。気持ち良くしてあげただけだよ」

 セレナ 「やり過ぎよ。何回……イッちゃったと思ってるのよ……///」

 カルム 「ごめんね。あんまりにもセレナが可愛いから」

 セレナ 「……ばか ///」


そう言うとセレナは、自分の手でアソコをクパッと広げて見せる。

イカされ続けて濡れたアソコはヒクヒクと痙攣し、物欲しそうに疼いているようだ。


 カルム 「ぅ……///」

 セレナ 「ねぇ、私もう……限界。弄られるだけって、もう限界なの……///」

 カルム 「セレナっ」 ドキドキ

 セレナ 「お願い。早く……挿れて……♡」
 ▼ 798 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:01:02 ID:5jasQuqY [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「じゃあ、お望み通りに……ちゅっ」

 セレナ 「んむっ……///」


僕は、ベッドに寝転がるセレナに覆い被さる。

手を繋ぎ、指を絡め、口付けを交わす。もはや前戯は不要なほどセレナは出来上がっているが、雰囲気作りは大切だ。


 カルム 「……ぷはっ。可愛いよ、セレナ」

 セレナ 「んっ……ふふっ ///」

 カルム 「っ……と」 ヌプッ

 セレナ 「ぁぁっ……///」 ゾクッ


僕の棒が、セレナのアソコに侵入する。

濡れに濡れた彼女の中に、すんなりと侵入したソレは、歓迎されているかのように締め付けられる。


 カルム 「締め付け、ヤバっ……」

 セレナ 「ぁんっ……、さんざんっ、焦らされたもん。すぐイッちゃうかもっ」 ドキドキ

 カルム 「じゃあイッて貰おうか!」 ジュプッ!

 セレナ 「ひっ!?」 ビクッ


間髪入れずに、セレナの中を突いた。

その不意打ちに驚いたのか、セレナの体が跳ねる。


 カルム 「んくっ……!」

  ― ジュブッ! ジュプッ! ヌプッ! ジュプッ!


 セレナ 「ちょ待っ……! そんなっ、いきなりっ……だめぇっ……!?」 ゾクゾクッ

  ― ビクン!


ものの数回のピストンで、セレナの体は仰け反った。

これまでイカされ続けて敏感になっている彼女のアソコ。中からの直接的な刺激に、長く耐えられる訳が無かった。

 ▼ 799 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:01:43 ID:5jasQuqY [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「もうイッちゃったんだ。……変態だね、セレナ」

  ― ジュプッ! ヌプッ! ジュップ! ジュップ!

 セレナ 「待っ……!? イッた! いまっ、イッちゃったからっ! ちょっ……待って!」

 カルム 「僕は まだ全然満足できてないんだよ?」

  ― ジュプッ! ヌプッ! ジュップ! ジュップ!

 セレナ 「そんなっ……、だめっ、むりっ、いった、ばっかぁ……///」 ゾクッ

 カルム 「自分だけ気持ち良くなるなんて不公平だよ、セレナ……んちゅっ」

 セレナ 「んむっ!?」


セレナの唇を塞ぐ。

彼女に体重を掛けないよう上手く重心を逃がしながら、覆い被さった状態で、彼女の口に舌を侵入させる。


 カルム 「んちゅっ、れろっ、ちゅぶっ、ちゅっ……」

 セレナ 「んむーっ、ちゅぶっ、くちゅっ、んちゅっ……///」


舌を絡める激しいキス。

しかし下半身への集中を疎かにする訳では無い。

ゆっくり、ねっとり、僕はピストン運動を再開する。


  ― ジュップ……、ジュップ……ジュップ……


 セレナ 「むぐっ!? ふぐぅっ……///」

 カルム 「ちゅばっ、んちゅっ、れろちゅっ、くちゅっ」

  ― ジュップ……、ジュップ……ジュップ……

 セレナ 「ふゃっ……、ぁんんっちゅっ、ちゅぶっ……///」
 ▼ 800 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:02:20 ID:5jasQuqY [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

セレナは何かを訴えたいようだが、強引にキスを続け、舌を絡め、彼女を喋らせない。

その間にも、ゆっくりと彼女の中に自分の棒を抜き差しする。奥を突くように、ゆっくりと、確実に。


  ― ジュップ……、ジュップ……ジュップ……


 セレナ 「んふーっ! れちゅっ……はふっ、ふーっ、んんっ……///」 ゾクッ

 カルム 「れろちゅっ、んちゅっ……んふっ!」 ビクッ


セレナの中がキュンと強く締まる。

奥まで突く刺激が良かったのか、このリズムが良かったのか、僕の棒が締め付けられる。


 カルム 「ちゅっ、んっふ、ちゅっ、れろっ、くちゅっ」 ゾクッ

  ― ジュップ……、ジュップ……ジュップ……

 セレナ 「ふぅぅっ……ちゅっ、くちゅっ……///」


まずい、そろそろ限界が……。

そもそも僕は、これまでセレナの厭らしい姿を見せられてきた訳で。ようやく“お預け”が終わり、本番に辿り着けたと言う感じだ。


  ― ジュップ……、ジュップ……ジュップ……

 セレナ 「んっ……、んんーっ……ちゅぶっ、んふーっ ///」 ゾクゾクッ


けれど、それ以上にセレナの方も限界が近いようだ。

当然か。野外でのローター責めから始まって、手マン、クンニと、容赦なくセレナを責め続けてきたんだから。


そんなことを考えていたら――。

 ▼ 801 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:04:15 ID:5jasQuqY [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 セレナ 「んぷっ……ひゃめっ! んっ……んんんぅぅぅぅっ……!」

  ― ビクン! ビクッ……プシュッ、ビクッ、ビクッ……


固く目を閉じ、大きく仰け反ったセレナ。

その瞬間、締め付けが一層強くなり、僕の棒に急激に襲いかかり――。


 カルム 「んちゅっ……んあっ! だっ……んうっ!」

  ― ドピュッ! ビクン! ビュルルッ、ビュクッ、ビクッ……



セレナの絶頂とほぼ同じくして、僕も絶頂を迎えた。

ドクンドクンと波打つ僕の棒は、1人でオナる時とは比べ物にならない量の精液を吐き出し、ゴムの中を満たす。



 カルム 「うぁっ……、はぁっ、はぁっ、ふーっ」 ニュポン

 セレナ 「んぃぃっ ///」

  ― ビクン! チョロチョロッ……ビクッ……


僕が棒を引き抜くと、セレナは軽く痙攣し、アソコから恥ずかしい液体を漏らす。

けれどそれに気付かないほど、彼女は絶頂の余韻に浸っているようだ。当然か。ようやく中でイカされたのだから。


 カルム 「はふーっ」

 セレナ 「んはっ、ハァッ、ハァッ、んっく、フー、フー、フー ///」



改めて、セレナの姿を見る。


全裸でベッドに横になり、体を火照らせ息を荒くするセレナ。

何度もイキ、乳首をツンと勃たせ、アソコから噴き出した露でシーツを汚し、しかしその恥じらいを気にする余裕も無いセレナ。


僕は、こんなにも可愛らしく厭らしいセレナを独占している。

普段はクールでバトルが強く、男を寄せ付けない雰囲気を漂わせているセレナを、こんなにも滅茶苦茶にしてしまえる。


何とも言えない満足感と優越感に浸りながら、しばらくこのまま休むことにした。




 ▼ 802 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:07:34 ID:5jasQuqY [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





 セレナ 「……はぁ。私たち、ダメね本当に」 シャワー

 カルム 「まぁ……うん。危機感無さすぎって言われたら、その通りだね」 シャワー


しばらく休んで落ち着いた僕とセレナは、一緒にシャワーを浴びている。

ラブホテル特有の広いバスルーム。僕とセレナは、入念に体を洗い、そして湯船に浸かる。


 セレナ 「ふ〜。広いバスタブね」

 カルム 「うん。……このボタンなんだろう?」 ポチッ


浴槽脇のボタンを押してみると――、バスルームの照明が落ち、浴槽の中が七色に輝きだした。


 カルム 「わぉ」

 セレナ 「ちょっとコレ……、派手って言うか、なんか恥ずかしいんだけど」

 カルム 「良いんじゃない? これ以上ない非日常的な体験だよ」

 セレナ 「そうだけど」


セレナと一緒に風呂に入るなんて、ちょっと前までは、考えてもみなかった。

しかも、七色に輝く浴槽にだ。非日常的なこと過ぎて、まるで夢を見ているかのよう。



 カルム 「……気持ち、切り替えないとね」

 セレナ 「そうね」


けれど、そんな夢見心地も、これで終わりだ。


今から僕たちは、マクロコスモスと言う大企業の不正を暴き、捕えられたガラルチャンピオン・ユウリを救出すべく、行動に移す。

それは かなり危険な作戦で、勿論僕たちは納得の上だけど、ポケモントレーナー人生を賭けた、大掛かりな作戦だ。

まるで、ドラマのクライマックスのような――、こっちの方が、よっぽど夢のような話だ。
 ▼ 803 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:08:35 ID:5jasQuqY [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「好きだよ、セレナ」

 セレナ 「んっ……、なによ急に ///」

 カルム 「いや、なんとなく」

 セレナ 「私も好きよ、カルムのこと」

 カルム 「うん。ありがとう」

 セレナ 「これが最後だなんて、絶対に言わせないわよ?」

 カルム 「当然だよ。絶対に作戦を成功させて、メンバー全員で無事に帰って来る!」

 セレナ 「えぇ!」


僕もセレナも、考えていることは同じだった。

もはや確認するまでも無い。この一心同体感が、僕は たまらなく嬉しかった。


作戦の決行まで、あと僅か。

僕とセレナは、決意を新たに、成功を誓い合った。





 カルム 「カロスに帰ったら……、向こうのラブホテルも、ちょっと探してみる?」

 セレナ 「……ばか ///」





 【*】



 ▼ 804 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:10:26 ID:5jasQuqY [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



思い思いの ひととき を過ごした、9組の男女トレーナーたち。


強大な組織に立ち向かう不安、恐怖を振り払うべく、各々スキンシップを図り、作戦決行の決意を固めたようだ。



高級オボンの栽培を巡る、マクロコスモスの不正。


そして、その不正を暴こうと一人乗り込み、捕らわれてしまったチャンピオン、ユウリ。

彼女は今もなお、主犯であるオリーヴから強制絶頂の拷問に耐えている。仲間であるマサル、ホップに危害が及ばないように。



もう間もなく、集合の20時を迎える。


作戦の最終確認を行い、21時に行動開始。

マクロコスモス突入チーム、マクロコスモス警備員対策チーム、高級オボン栽培地突入チームに分かれ、決められた手筈を整え――。



運命のマクロコスモスの突入は、22時だ。



 ▼ 805 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:11:30 ID:5jasQuqY [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 長らくお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。

 土下座するので許して下さい(テンボクが)。


 アニポケでセレナがサプライズ再登場したことで完全に投稿計画が狂いました。

 良かったら見ていってね!

コハル「もしもしゴウ? もうすぐ船が……えっ、間に合わない!?」 セレナ「あらら……」

https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=1660558



 ▼ 806 バイト@いんせきのかけら 22/05/08 23:14:31 ID:WX8sBf7Q NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
しえん!!
 ▼ 807 ードル@サイコシード 22/05/10 08:33:05 ID:lmz2Yx/6 NGネーム登録 NGID登録 報告
まってた
 ▼ 808 ーラオス@みずのジュエル 22/05/13 21:40:14 ID:J9Gcy.16 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえええええええん
 ▼ 809 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/15 23:05:49 ID:GMrcs1ac [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



   *   *   *




 ― 起きなさい



 ― 起きなさい





 ユウリ 「んっ……」



誰かの呼びかけに、私は目を覚ます。

体がゆらゆらと揺れる。目線の先にある床には、大きな水たまりが。


 オリーヴ 「ふふっ。随分とイキまくったみたいね」


そうだ……。

私、オリーヴさんに……、ローターと電マを固定されて、放置されてたんだ。

オリーヴさんが居るってことは、あれから2、3時間くらい経ったのかな。

乳首に付けられたローターは、電池が切れたのか、止まっていた。アソコに固定された電マも、今はスイッチが切られているようだ。
 ▼ 810 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/15 23:06:56 ID:GMrcs1ac [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オリーヴ 「まったく。早く喋ればこんな辛い思いしなくて済んだのに」


そう言いながら、オリーヴさんは私からローターと電マを取り外した。

相変わらず縛られ吊るされたままで、私の体は、ゆらゆらと虚しく揺れる。縛られた部分の痛みとかは、もう感じなくなっていた。


 オリーヴ 「さて。もう一度聞くわよ。ロトムの映像、何処にやったのかしら?」

 ユウリ 「………」

 オリーヴ 「オボンの栽培地でね、乗り込んで来た子が居たのよ。男の子。彼に映像を送ったんでしょ?」

 ユウリ (マサル……)

 オリーヴ 「ホップって子だと思ったけど、部下たちの話を聞くと、どうも違うみたいなのよ」

 ユウリ (ホップにも疑いの目が……)

 オリーヴ 「けど、あなたと付き合いのある男の子なんて、調べれば じきに分かるわ。喋っちゃった方が身のためよ?」

 ユウリ 「………」


喋らない。絶対に喋らない。

オリーヴさん、すぐ分かるなんて言ってるけど、実際は違うと思う。予想していたホップがハズレと分かって、必死になって探してるんだと思う。


なら私は、耐えて見せる。


マサルなら、きっと綿密な計画を立てて、オボンの違法栽培を暴いてくれるはず。そして、私を助けに来てくれるはずだ。

オリーヴさんの脅しなんかに、絶対に屈しない!
 ▼ 811 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/15 23:08:19 ID:GMrcs1ac [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オリーヴ 「……そう。あれだけの拷問を受けても、まだ喋らないってこと」 スッ

 ユウリ 「えっ……」


そう言ってオリーヴさんは、歯ブラシを取り出した。

そして、吊るされて動けない私の背後にまわりこむ。


 オリーヴ 「気絶するほどイキまくって……、かなり敏感になってるわよねぇ」


私は、これからオリーヴさんが何をするつもりなのかを理解した。

そしてそれは、本能的にマズいことだと言うことも。


 ユウリ 「まっ……待ってオリーヴさん! これ以上はダメっ! ホントにっ!」

 オリーヴ 「意地になって喋らない自分を恨むことね」

  ― ジョリッ


 ユウリ 「うぐううぅぅぅっ!?」 ビクン!


私のアソコを、強烈な刺激が襲った。

たった1回、歯ブラシがアソコを撫でただけで、敏感になった私の体は、簡単に絶頂を迎えてしまう。


 オリーヴ 「あらあら。1回でイッちゃうなんて無様ね」

 ユウリ 「はぁっ、はぁっ、あぁっ、待って、お願いっ……」

 オリーヴ 「ふふっ。毛先が柔らかい歯ブラシでクリ●リス磨かれるの、気持ち良いでしょ? しっかり剥いて、根元から磨いてあげるわよ」 キュムッ

 ユウリ 「やだっ……やめっだめですオリーヴさんっ! そんなの私っ……ホントこれ以上は!」

 オリーヴ 「言ったでしょ? これは拷問なの。動画の在処を喋らないんなら……こうよ♪」

  ― ジョリッ! ジョリジョリジョリジョリジョリ……

 ▼ 812 リザポス@サトピカZ 22/05/15 23:11:26 ID:OgtA.CWw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル早く助けに来いマサユウが見たいんだ
 ▼ 813 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/15 23:11:45 ID:GMrcs1ac [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウリ 「ぃぎいいぃぃぃぃっ!?」

  ― ビクン! ブシャァァァァッ! ビクッ、ビクッ!


 オリーヴ 「あーあ。水溜りどんどん大きくなっちゃうわね」

  ― ジョリジョリジョリジョリジョリ……

 ユウリ 「やっ……どめでっ! もっむりどめでぇぇぇぇっ!」

  ― ビクビクッ! プシュッ、ビクッ……ビクッ……


 オリーヴ 「止めないわよ? 喋ってくれないんだもん」

  ― ジョリジョリジョリジョリジョリ……

 ユウリ 「やだぁぁっぁぁっぁ! もっ、ほんどにっ! っああっぁぁあぁぁっぁぁっ!?」

  ― ビクッ! ビクッ……ビクッ……ビクン!


 オリーヴ 「凄いイキっぷりね。早く喋らないと、本当に壊れちゃうわよ?」

  ― ジョリジョリジョリジョリジョリジョリ……

 ユウリ 「お゙ね゙がい゙や゙め゙で゙ぇぇぇぇ! ああぁぁぁぁぁっぁあああああぁぁぁぁぁぁっぁあぁぁぁぁぁぁ!」

  ― ビクン! ビクッビクッ……プシャァァァッ! ビクッ!


 オリーヴ 「エレズンみたいに泣いちゃって。可愛い♡」

  ― ジョリジョリジョリジョリジョリジョリ……

 ユウリ 「も゙お゙や゙め゙っ……かはっ! けほっ、はがっ、ヒューッ、カヒューッ、がぁぁぁぁぁああぁぁぁああぁぁぁぁぁぁっ!!!」

  ― ビクン! ビクン! ビクビクッ!



 オリーヴ 「……これでも喋らないのね。呼吸困難になるわよまったく」


 ▼ 814 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/15 23:14:02 ID:GMrcs1ac [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「んっく、けほっ、んぁっ、ハフーッ、フーッ、フーッ、んぐっ……」

  ― ビクッ、 ジョロロロォォォォォォォォ……ビクッ、ビクッ

 オリーヴ 「あーあ漏らしちゃって。汚いわね」


歯ブラシでクリを責められて……、それは とてつもない刺激で。

休む間もなく5回も連続でイカされて……、気付けば私は、だらしなくお漏らししていた。

アソコの感覚が、もうほとんど無い。我慢する暇も無く、私、オリーヴさんが見ている前で、こんなにお漏らししちゃって……。


 オリーヴ 「もうそろそろ21時……、今日は これくらいかしらね」


そんなオリーヴさんの言葉が耳に入ったこと思うと、私の体が床に着地した。と同時に、私を緊縛していた縄も解かれる。

吊るされた状態から解放されたみたいだけど、快楽の波に襲われている私は、動くことが出来ない。逃げ出せる絶好のチャンスなのに……。


 オリーヴ 「小型ポケモン用の首輪……、ちょうど良いわね」 ガチャン

 ユウリ 「ぅっ……」


そうして私は、首輪を付けられてしまった。勿論、鍵付きの。

首輪から伸びた鎖は、近くの柱に繋がれている。

その柱の横には、スーパーのビニール袋が。


 オリーヴ 「その袋の中に、サンドウィッチとスポーツドリンクが入ってるから」

 ユウリ 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

 オリーヴ 「こんだけ潮吹いたんだもの、しっかり水分補給しないとね」

 ユウリ 「っ……///」

 オリーヴ 「そっちの袋は雑巾だから、自分が汚した床、しっかり拭いておくのよ」

 ユウリ 「ぅぅっ……///」

 オリーヴ 「……ふふっ。安心しなさいよ。殺すつもりんなんて無いわ。けど、あなたが動画の在処を喋らない限り、明日も地獄が続くと思いなさいね」

 ユウリ 「っ……」 ゾクッ

 オリーヴ 「また明日来るわ。せいぜい しっかり栄養補給しておきなさいよ。じゃあね」


そう言ってオリーヴさんは、詰まれた段ボール箱の奥へと去って行った。

 ― ガシャッ!

 ▼ 815 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/15 23:15:47 ID:GMrcs1ac [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

扉が閉まる、大きな音。

本当に、ここは何処なんだろう。段ボール箱が積まれてるってことは、何処かの倉庫なんだろうけど。

あれだけ大きな声を出しても、誰も助けに来てくれない……。

この倉庫にオリーヴさんしか居ないのか、オリーヴさんの手下しか居ないのか、もしくは、この倉庫が完全防音なのか――。


 ユウリ 「首輪、冷たい……」


首輪は金属製で、とても抜け出せるようなモノでは無かった。

柱に繋がれた鎖も、パッと見て2メートルくらい。扉は おろか、詰まれた段ボール箱にも届かない。

せっかく手足が自由になったのに、脱出に繋がるような行動は、何一つ出来なかった。


 ユウリ 「……拭かないと」


私は、雑巾を手に取った。

床に広がった大きな水溜り……、私の潮とおしっこ……。


 ユウリ 「……グスッ」


床を拭いていると、涙が零れ落ちて来る。


 ユウリ 「どうしてっ……、私がっ……グスッ」


独特な匂いを放つ、私が出した恥ずかしい液体。

裸で、首輪と鎖に繋がれて、それを自分で拭いているなんて……、惨めすぎるよ……。


 ユウリ 「ぅっ……グスッ、助けてよぉ、マサルっ……」



   *   *   *



 ▼ 816 ンタイン@バーゲンチケット 22/05/16 00:34:32 ID:3Rik6XqQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 817 ャルマー@ガンバリのすな 22/05/17 19:01:37 ID:UKmYHbcE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 818 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/17 21:56:35 ID:WmkMeFQs [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




   *   *   *



 ブルー 「じゃあ、作戦の最終確認よ」

 マサル 「その前に1つ良いですか?」


ホテルの一室に集まったメンバーたち。

テーブルの上には、マクロコスモス本社の見取り図(マサキさんが入手してくれた)を映したPCと、作戦メモを広げ、突入前の、本当に最終段階というところ。

けどオレには、一つだけ疑問がある。


 ブルー 「なにかしら?」

 マサル 「いや……えっ? ここラブホテルですよね?」

 ブルー 「えぇ。なにか問題でも?」

 マサル 「いや問題しかないですよ! まだ子供のカケルたちも居るのに!」

 ブルー 「うるさいわねぇ。ここが一番マクロコスモスに近かったのよ」

 マサル 「近いからって……!」

 カルム 「まぁまぁ。今は作戦が最優先だよ」

 トウヤ 「そうですよ。これからが本番、一致団結して、気を引き締めて行かないと」

 マサル 「さっぱりした顔の面子に言われてもなぁ……」


 レッド・ブルー 「………」

 カケル・アユミ 「………」

 ヒビキ・コトネ 「………」

 ユウキ・ハルカ 「………」

 コウキ・ヒカリ 「………」

 トウヤ・トウコ 「………」

 キョウヘイ・メイ 「………」

 カルム・セレナ 「………」

 ヨウ・ミヅキ 「………」


 マサル 「なんで全員で黙っちゃうんですか!? えっ、これもしかして」
 ▼ 819 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/17 21:58:42 ID:WmkMeFQs [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ブルー 「とにかく! 最終確認しないと!」

 レッド 「あんまり時間も無いからな」

 キョウヘイ 「マサル、今は作戦に集中すべきだ」

 マサル 「っ……そうですね。皆さん、よろしくお願いします」


――深く聞かないでおくことにした。


 ブルー 「改めて。特に作戦を練っておきたいのは、やっぱり本社突入チームね」

 マサル 「そうですね。捕まったらアウトですし」


 ハルカ 「そうならないように、私たちが しっかり気を逸らさないとね」

 アユミ 「はいっ!」

 カケル 「練習通りに行けば大丈夫ですよ!」


 ブルー 「オボン栽培地突入チームは、とにかく野生ポケモンとのバトルよ」

 トウヤ 「それと、鉄道部門と貨物部門を混乱させるための、線路への細工です」

 ブルー 「じゃあ、その辺はトウヤがリーダーになって纏めてくれる?」

 トウヤ 「分かりました」


オボン栽培地突入チームは、線路への細工という仕事もある。

それ自体は簡単に出来ることらしいので、問題は、やはり野生ポケモンの相手だ。

高級オボンで野生ポケモンを買収し、栽培地の警備に当たらせているオリーヴさん。オレがバトルした感じでは、かなり高個体の野生が協力しているようだ。

あれだけ良質なオボンを貰えるとなれば、野生ポケモンは喜んで協力するだろう。


そのため、栽培地突入チームを手厚くしている。

ヒビキ、コトネ、ユウキ、コウキ、ヒカリ、トウヤ、トウコ、キョウヘイ、メイ、ヨウ、ミヅキ。計11名。

年下のメンバーが多いけど、そこはトウヤさんとトウコさん、キョウヘイとメイがカバーしてくれるはずだ。
 ▼ 820 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/17 22:01:38 ID:WmkMeFQs [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ブルー 「じゃあ、本命とも言える私たちも、最終確認するわよ」

 マサル 「はい」


マクロコスモス本社突入チーム。

オレとホップ、レッドさんとブルーさん、カルムさんとセレナさん。ホップはダンデさんを探してるけど……、この分だと、時間に合流は難しいかもな。


 ブルー 「本社の見取り図よ」

 レッド 「15階建てのビルに……、これ倉庫が付いてるのか?」


パソコン上の見取り図を、オレたちは囲む。

マクロコスモス本社は、実は賃貸ビルだ。ローズ社長の例の事件でマクロコスモスの経営は悪化。かつて本社だったローズタワーを売却し、賃貸ビルで再建を図っている。


 マサル 「ビル丸ごと賃貸だから、倉庫の設備も使ってるんでしょうね」

 セレナ 「にしても広い倉庫ね。倉庫棟……って言うべきかしら」

 カルム 「丸ごと賃貸なら、持て余してるんじゃないかな。こんな広い倉庫」

 ブルー 「持て余してるでしょうね。普通の大企業なら、物流拠点は他にあるはずだし」

 レッド 「……そっか。マクロコスモスくらいの大企業が使うには、この倉庫は逆に狭すぎる。別に拠点があるはずだな」

 ブルー 「そっ。特に食品とかはね。だからこの倉庫も、資材置き場とか、そういう使い方してるはずよ。この冷蔵室とか、完全に無駄な設備よね」

 マサル 「確かに。こんな狭い冷蔵室、マクロコスモス・ライフの取扱量じゃ絶対に狭いですもんね」


 セレナ 「うーん……、ユウリって子を監禁するなら、この倉庫かなって思ったけど……」

 カルム 「倉庫にしても資材置き場にしても、社員が誰でも入れる場所に監禁って言うのは、どうだろう?」

 マサル 「ダクマフルーツは……、オリーヴさんは、不正なことしてるんです! 違法な薬剤も、オボンの栽培地にプレハブ建てて作ってるんですよ」

 ブルー 「表向きには――って言うのかしら。本社にバレないように、悪い事してるのね」

 マサル 「はい」

 レッド 「そうすると、ユウリが監禁されてるのは、本社じゃなくてオボン栽培地って可能性もあるのか」

 ブルー 「どうかしら。一回マサルが突入したんでしょ?」

 マサル 「はい。……無様な負け方しましたけどね」

 ブルー 「そこは気にしないの。ってことは、監禁場所は変えてると思うのよ」

 セレナ 「でも、何処に……?」

 カルム 「誰かに見つかるような場所じゃ危険だし……」

 ブルー 「考えられるのは、マクロコスモス本社の7階」
 ▼ 821 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/17 22:04:25 ID:WmkMeFQs [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ブルーさんが、パソコン上の見取り図をビシッと指さす。

マクロコスモス本社7階――、そのフロアには、ダクマフルーツが入居している。


 レッド 「本社に隠れて悪事働いてるのに、本社に監禁するか?」

 ブルー 「良い? ダクマフルーツは、マクロコスモスが100%出資する子会社。別会社よ」

 セレナ 「……そっか。別会社ってことは、マクロコスモスの他の部門の人が、勝手に入ってくるような場所じゃない!」

 カルム 「なるほど。打ち合わせとかも、決まった人しか来ないと思うし、逆に監禁しやすいのか」

 ブルー 「えぇ。このフロアの倉庫とか空き部屋とか、なんならトイレでも良いのよ」

 レッド 「ビルの中なら、機器室とか天井裏の配管スペースとか、監禁できそうな場所は結構あるな!」

 マサル 「なら、行って確かめるしかないですね」

 ブルー 「えぇ。ガチの突入作戦よ!」


流れは決まった。

マクロコスモス本社の7階、ダクマフルーツが入居するエリアに潜入する。

オレたち5人で、7階エリアの、人を監禁できそうな場所を虱潰しで調べ上げる!


そして、1人で勇敢に戦ったユウリを助け出す!



 セレナ 「けど、いくらアユミちゃんたちが警備員の気を逸らしてくれても、簡単には入れないんじゃ……」

 カルム 「停電もセットだったよね?」

 レッド 「それはマサキに頼んであるけど、確かに……、その混乱の隙に突入ってのも安直と言うか……」

 ブルー 「……ふふっ。その辺は、ここがラブホテルってことを活用しましょうよ」

 レッド 「は?」

 ブルー 「良いモノ見つけちゃったのよね〜」



時刻は、間もなく21時。

遂に、決死のマクロコスモス突入作戦が、幕を開ける。


 ▼ 822 ロカロス@ガンバリのいし 22/05/18 08:29:57 ID:XPzUfquw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
最近ペース上がって来てるな、間違ってもユウリの裸をマサル以外の男が見ないように
 ▼ 823 ザードン@スピーダー 22/05/18 13:18:07 ID:tuM6c6lQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
いよいよ突入か。面白くなってきました!
 ▼ 824 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/19 19:19:20 ID:K.x.F41. [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



21時。

オボン違法栽培地突入チームは、ワイルドエリアに移動開始。



21時50分。

こちらのチームのまとめ役であるトウヤが、メッセージアプリのグループトークで、指示を出す。



<トウヤ>

全員持ち場に着きましたね。では、あと10分、22時ちょうどに、説明した通りの方法で、線路への細工をお願いします。
その際、付近に列車がいないことを十分に確認してください。列車が見えたら、線路への細工は中止して隠れて下さい。
運転士・機関士に見つかった瞬間、この作戦は失敗です。


<トウコ> 了解〜!

<ヒビキ> 気を付けます。

<コトネ> いま電車が通ったので隠れてました!

<ユウキ> 了解です

<コウキ> 準備OKです

<ヒカリ> 慎重に行動します。

<キョウヘイ> 先輩もお気を付けて❕

<メイ> キョウヘイ君、鉄道のことでトウヤ先輩に注意は失礼だよ〜

<ヨウ> こっちも今電車が通りました

<キョウヘイ> そこはほら。可愛い後輩をアピール❤的な

<ミヅキ> 私も準備完了です!

<メイ> ここで言っちゃダメだよ〜

<キョウヘイ> (゚д゚)!

<トウコ> お前ら黙れ

<メイ> (´;ω;`) ショボーン

<トウヤ> 細工が終わったらオボン栽培地に集合で💦



 ▼ 825 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/19 19:20:38 ID:K.x.F41. [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



21時52分。

マクロコスモス本社ビル、1階エントランス――。



 アユミ 「うわーん!」

 カケル 「うぐっ……ぐすっ」


カケルとアユミが、泣きながら、マクロコスモス本社に駆け込む。


 警備員1 「えっ? どうしたんだ君たち!?」

 警備員2 「ここは子供が入っちゃダメだぞ!」

 警備員3 「それに、こんな時間に子供2人だけで」

 アユミ 「お母さんがっ……グスッ」

 カケル 「今日が退院だって、言ってたのにっ……」


警備員が3人、カケルとアユミの元に駆け寄る。

エントランスホールの、社内へと続くであろう通路には、警備員が1人残り、顔だけを向けている。

と言うことは、ここに居る警備員は合計4人。
 ▼ 826 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/19 19:22:19 ID:K.x.F41. [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ハルカ 「テル! ショウ!」

 警備員1 「待ちなさい! 君たちは……?」


少し遅れてハルカが、カケルとアユミを追って来るように登場。

“テル”“ショウ”は、2人の偽名だ。


 カケル 「お姉ちゃんの嘘つき! お母さん退院できないじゃん!」

 アユミ 「うえぇぇぇん」

 ハルカ 「ごめんね、2人に辛い思いさせちゃって。でもお姉ちゃんの話を聞いて!」

 警備員2 「……なんか訳ありみたいだな」

 警備員1 「大丈夫かい? そっちのソファで話そうか」

 警備員3 「頼んだよ。俺は持ち場に戻る」

 警備員1 「あぁ。そうしてくれ」


警備員2人が、ハルカたちに付き添う形に。

シナリオ通り、こんな時間に子供3人が駆け込んで来れば、大人なら嫌でも相手するだろう。

一方、警備員が1人、持ち場に戻ってしまう。社内への通路を固める警備員が2人に。


 ハルカ 「ご迷惑おかけして、ごめんなさい……」

 警備員1 「気にしないで。何があったの?」

 ハルカ 「今日、病気の母が退院する予定だったんですが……、体調が良く無くて、延期になったんです」

 警備員2 「そうか。それで、弟と妹が」

 ハルカ 「はい。家を飛び出してしまって……、ごめんなさい。こんな遅くに……」

 アユミ 「お母さん、大丈夫だよね? 死んじゃわないよね?」

 カケル 「当たり前だろ! な、姉ちゃん!?」

 ハルカ 「……グスッ、うん。大丈夫だからっ」

 アユミ 「お姉ちゃん……、グスッ、うえぇぇぇぇぇん」
 ▼ 827 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/19 19:23:49 ID:K.x.F41. [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 警備員1 「よしよし、大丈夫だからね。……自販機でジュースか何か頼む」

 警備員2 「おう」

 ハルカ 「そんなっ、申し訳ないです!」

 警備員1 「気にしなくて良いんだよ。それより、おうちの人が心配してるんじゃないか? 連絡とかは……」

 ハルカ 「父は……いません。叔母が、スーパーの遅いシフトで、帰りが遅くて……」

 警備員1 「そうなのか……」

 警備員2 「ほい、りんごジュース。これ飲んで元気出しな」

 アユミ 「グスッ、ありがとう、ございます……」

 カケル 「ありがとう」

 ハルカ 「すみません、私の分まで……」

 警備員2 「良いってことよ」

 警備員1 「じゃあ、その叔母さんに連絡して、仕事が終わったら迎えに来て貰いなよ。ここに居て良いから」

 ハルカ 「えっ……良いんですか?」

 警備員2 「本当は送ってあげたいけど、俺たちここを離れる訳にはいかないからね」

 ハルカ 「すみませんっ……。本当にっ、ありがとうございます」

 警備員1 「よし! じゃあ……テル君とショウちゃん。ポケモンの“ワザ名しりとり”で勝負するかい?」

 カケル 「ワザ名……、面白そう!」

 アユミ 「やるー!」

 警備員1 「よし。じゃあ“り”から……“りゅうのまい”」

 カケル 「“いわなだれ”!」

 アユミ 「“れんぞくぎり”」

 警備員1 「り……、“りゅうのはどう”」


ハルカ、アユミ、カケルの演技は、役者顔負けの完璧なものだった。


 ▼ 828 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/19 19:25:57 ID:K.x.F41. [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


21時59分、50秒。



ワイルドエリア――。


 トウヤ <作戦開始です。皆さん、線路に細工を>





カントー地方、ハナダの岬――。


 マサキ 「時間やな」

  ― カタカタカタッ

 マサキ 「マクロコスモス本社、機械室メイン電源シャットダウン! 証券部門の全PCにDoS攻撃開始や!」

  ― カタカタカタ……ッターーーン!





マクロコスモス本社ビル――。


 カケル 「“うずしお”」

 アユミ 「“おしゃべり”」

 警備員1 「また“り”かぁ……」



  ― バチバチッ……プツン!


 ▼ 829 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/19 19:26:53 ID:K.x.F41. [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

22時00分00秒。

作戦通り、停電。エントランスが暗闇に包まれる。


 警備員1 「うおっ……停電!?」

 アユミ 「えっ……うわぁぁぁぁぁん!」

 ハルカ 「大丈夫、落ち着いて!」

 カケル 「なんで暗くなったの!?」

 警備員1 「大丈夫だよ。すぐに非常電源に切り替わるから」

 警備員2 「自動ドアと、あとエレベーター! チェックして!」

 警備員3 「分かってる! そっち頼む!」

 警備員4 「オッケー! 非常灯が点いたってことは、メインの電気系統で何かあったねコレ」

 警備員3 「他のビルは普通に電気点いてるし、その可能性が高いな」


非常灯が点き、薄暗いものの、視界は確保される。

警備員たちが慌ただしくなるが、カケルとアユミの怖がる演技のおかげで、警備員1人を その場に留まらせることに成功。



 マサル 「行きましょう!」

 レッド 「あぁ!」



このタイミングを逃さない。

オレとレッドさんは、混乱するマクロコスモス本社に乗り込んだ。
 ▼ 830 ダイジャ@くろぼんぐり 22/05/20 08:30:33 ID:OV5AGyzg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援ネ
 ▼ 831 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/22 01:46:58 ID:w9X6t9Ug [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 レッド 「作戦通りに!」

 マサル 「はい!」


エントランスに入り、社員用のゲートへと走る。


警備員は4人。

うち1人はハルカたちに付き添っている。うち1人は自動ドアの復旧。うち1人はエレベーターの点検。ちょうど閉じ込められている人が居るらしい。

ただ、残りの1人は、しっかりゲートを警備していた。


 警備員4 「止まれ! お前たち、ここに何の用だ!?」

 マサル 「………!」

 レッド 「………!」


警備員に呼び止められるも、オレたちは無言で突っ込む。

それを察してか、警備員が警棒を取り出し、オレたちに殴りかかる。


  ― バキッ!


 マサル 「ゔっ……!」

 レッド 「うわー、大丈夫かー!?」


殴られたオレは、その場に うずくまる。

そんなオレを、レッドさんが覗き込む。……その棒読み、なんとかなりませんか。


 警備員4 「不法侵入だ! 警察呼ぶから大人しくしてろ!」


そうして警備員が無線を取り出した、その瞬間。
 ▼ 832 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/22 01:47:44 ID:w9X6t9Ug [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム(警察官の姿)「どうかしましたか!?」

 セレナ(警察官の姿)「警邏中、こちらのビルだけ停電していましたが……」

 ブルー(警察官の姿)「そこの2人の少年は……?」


 警備員4 「おぉ、ちょど良かったです お巡りさん! この2人、不法侵入です」


カルムさん、セレナさん、ブルーさんが、警察官の姿で登場する。

整った顔つきで、スタイルの良い3人。警備員は、彼らが若い警察官だと信じ込んだようだ。


 ブルー 「不法侵入ですって!?」

 セレナ 「どうしてそんなことを……。現行犯逮捕します」

 カルム 「同機は署で聞かせて貰おうか」


警察官の姿――、実はコレ、コスプレ衣装だ。

ラブホテルのグッズ販売コーナーに売られていたもので、作りに粗はあるが、薄暗い空間、この非常事態とあって、簡単にはバレないはず。

まさかブルーさん、こういうことを想定して、滞在地にラブホテルを選んだとは。
 ▼ 833 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/22 01:48:57 ID:w9X6t9Ug [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「ほら立ちなさい……なに!? さっきの停電で、仲間が既に侵入しているだと!?」


うずくまっているオレの腕を掴みながら、カルムさんが わざとらしく叫ぶ。


 警備員4 「なっ……本当ですか!?」

 セレナ 「ここは私たちが引き受けます。あなたは、このフロアの警備に当たってください」

 警備員4 「分かりました……けど、一刻も早く、その仲間を捕まえないと!」

 ブルー 「そうですね。今から応援を呼びますが……、待ってる暇は無さそうですね」

 警備員4 「はい」

 カルム 「では……、警備員室をお借りできますか? ひとまず この2人を、そこに閉じ込めておきます」

 セレナ 「そうですね。その間に、私たちで上のフロアの捜索を行います」

 警備員4 「なるほど……。では、そうして下さい」

 ブルー 「警備員さんは4人ですか?」

 警備員4 「夜間は4人です」

 ブルー 「分かりました。では、警備員室の鍵を お借りします」

 警備員4 「警備用のモニタとかに触れられるとマズいのですが……」

 カルム 「触れさせない場所に手錠で繋いでおきます」

 セレナ 「どうぞご心配なく。すぐに応援が来ますので」

 警備員4 「頼みますよ。警備員室は、そのトイレ脇の通路の奥です。これが鍵です」

 カルム 「お預かりします。では、皆さんは ここの警備を、くれぐれもよろしくお願いします」 ビシッ

 警備員4 「承知しました!」 ビシッ


 カルム 「ほら、早く歩け!」

 マサル 「………」

 レッド 「………」


 ▼ 834 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/22 01:50:32 ID:w9X6t9Ug [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


マクロコスモス本社ビル、警備員室――。



 ブルー 「思った以上に上手く行ったわね〜」

 レッド 「みんな警察の演技、上手過ぎない?」

 マサル 「ホントですよ。役者みたいでした」

 セレナ 「ふふっ、ありがとう」

 カルム 「まさかコスプレが役に立つとはね」

 ブルー 「さぁ、時間は無いわよ。どっかに予備の警備員の制服が……」


そう言いながら、ブルーさんはロッカーを漁り始める。

カルムさん、セレナさん、ブルーさんは警察の格好のまま潜入。オレとレッドさんは、警備員の制服を拝借して潜入するって寸法だ。


 ブルー 「あったわ。早く着替えて」

 マサル 「はい!」

 レッド 「サンキュー」

 ブルー 「マサキのことだから、停電は簡単には復旧させないと思うわ」

 カルム 「出来るだけ隅々まで、ダクマフルーツのフロアを捜さないとね」

 セレナ 「そうね。出来るだけ自然に……、あくまで警察官として」

 ブルー 「そこは、侵入者の捜索って体で行けば問題ないわよ。もし捜索されるのを渋るような場所があれば……」

 マサル 「そこにユウリが居る!?」

 ブルー 「可能性は高いわね」

 レッド 「行こう。ここからは、より慎重に」

 カルム 「エレベーターは使えないから、7階まで階段だね」

 ブルー 「ふふっ。どの部署も停電の影響で大混乱よ。見るの楽しみね」

 レッド 「おい」


ひとまず第一関門は突破した。

この先も気を引き締めて行かないと。

オレたちは、ダクマフルーツが入居する7階へと急ぐ。
 ▼ 835 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/23 23:12:17 ID:zayk4L8c [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



2階、マクロコスモス・レールウェイズ


 「合計11箇所で、信号が赤のまま変わらないとの連絡が来ています」

 「さっきの停電でシステム障害でも起きたか!?」

 「とにかく、次の閉塞まで時速15km/h以下で走行させましょう」

 「マズいな。貨物も走ってるし、相当ダイヤ乱れるぞ……」



4階、マクロコスモス・エネルギー


 「とにかく、停電の原因を突き止めるんだ!」

 「やってますが、特定には時間がかかりそうだと作業員から……」

 「クソッ! 人が居ない時間に停電なんて しやがって!」



6階、MC証券


 「復旧を急げ! 洒落にならんぞ!」

 「なんなんだよさっきの停電! 部署のパソコン全部ダウンするとか有り得ないだろ!」

 「タイミング逃したら顧客からの信頼も落ちる。それだけは絶対に避けるんだ!」

 「あーったく! ただでさえローズ社長のアレで信頼落ちてるって言うのによぉ!」


 ▼ 836 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/23 23:12:47 ID:zayk4L8c [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

階段を上るたびに、悲痛な声が聞こえる。

トウヤさんチームの線路への細工、マサキさんの停電と証券部門PCへの攻撃は、想像以上に現場にダメージを与えているようだ。


そして到達した7階、ダクマフルーツ。


 ブルー 「良い? 私たちは、不法侵入した人物を捜索してるって設定よ」

 レッド 「あぁ」

 マサル 「どうしましょう。全員ばらけますか? それとも」

 カルム 「いや、警察と警備員が別々に動くと、もしもの時に厄介になる」

 セレナ 「そうね。一緒の方が、犯人を捜してるって感じが強いかも」

 ブルー 「じゃあ、私(警察)とレッド(警備員)で組むわ」

 マサル 「ならオレ(警備員)は、カルムさん(警察)とセレナさん(警察)と一緒ですね」

 カルム 「よろしく頼むよ」

 ブルー 「ひとまず、30分後を目安に またここに集合しましょう」



オレたちは二手に分かれ、7階フロアの捜索を始める。



マクロコスモスの子会社でありながら、マクロコスモスの目が届きにくい、ダクマフルーツ。

ユウリを監禁したのはオリーヴさん。

オボン栽培地には、男の社員と女の社員が2人ずつ居た。不正を知るオリーヴさんの手下は、少なくとも4人は居るということだ。


 カルム 「少なくとも――、ってことは、社員全員が不正を知ってる可能性もあるのか」

 マサル 「はい」

 セレナ 「けど、それだと統制が とれないわ。不正を知ってる……と言うより、不正を教えるのは、一部の社員に留めるはずよ」

 カルム 「うーん、確かに、正義感のある人なら、内部告発するだろうしね」

 マサル 「とにかく、最悪の場合を想定しましょう」
 ▼ 837 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/23 23:13:37 ID:zayk4L8c [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ユウリを監禁するような連中だ。最悪の場合、オレたちも捕まってしまう危険性がある。

この変装も完璧では無い。突っ込まれても動揺しないように、細心の注意を払ってユウリ捜索に当たった――が。


 カルム 「誰も居ないね」

 セレナ 「1人か2人は残業してると思ったけど……」


意外にも、ダクマフルーツの社員は誰も残っていなかった。

好都合であるが、そうなると、ここにユウリが監禁されている可能性は低くなってくる。

ダクマフルーツのフロアとは言え、ここはマクロコスモスのビル。見張りを置かずに監禁と言うのは、ちょっと考えられないのだ。


 マサル (絶対に見つからない自信でもあるのか……?)


けれど、潜入したからには、隅から隅まで探さなければ。見落としは、絶対に許されない。


トイレ、天井裏への点検口、消火栓の中、給湯室の棚や冷蔵庫、掃除用具入れなど、とにかく捜す。

ユウリが――、女の子が入れそうな場所は、全てチェックする。


 マサル (くそっ……! 何処にいるんだよユウリ……!)



焦る。


捜し方が雑になる。


カルムさんとセレナさんに指摘されて、なんとか冷静さを取り戻そうとする。



けれど結局、ユウリは見つからないまま――。

約束の30分は、あっという間に過ぎて行った。


 ▼ 838 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/23 23:14:06 ID:zayk4L8c [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ブルー 「こっちも手掛かり無しよ」

 レッド 「かなり念入りに探したけど、ダメだった」

 マサル 「そうですか……」


合流したブルーさんとレッドさんも、ユウリ発見のヒントすら見つからなかったようだ。

そうなると、やはりユウリは別の場所に監禁されているのか……。





 *** 「誰だ!?」





そんな時。

オレたちの背後から、男性の怒鳴り声。

思わずビクリと反応してしまうが、今のオレたちは警察と警備員。堂々としなければ。


 レッド 「侵入者が居るとの情報を受けまして。警察の方と一緒に捜索してるんです」

 マサル 「そっ、そうなんです。エントランスの警備担当と分担して、我々は各フロアを捜索しています」

 *** 「侵入者だと……」

 カルム 「えぇ。先ほどの停電を利用して侵入したようです」

 セレナ 「失礼ですが、貴方は……?」

 *** 「私は、ダクマフルーツ経営部長の小豆島(しょうどしま)と申します」


小豆島と名乗ったのは、40代後半に見える男性。

経営部長――、部長クラスの人間。こいつ、何か知ってるかもしれない。
 ▼ 839 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/23 23:14:50 ID:zayk4L8c [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ブルー 「こんな時間までお仕事ですか? 大変ですね」

 小豆島 「まぁ、部長ですから」

 ブルー 「なにか……、不審な人物や、気がかりなこと、気付いたことは ありませんか?」


ブルーさんも、この部長を怪しいと睨んだようだ。探りとも取れる質問を投げかける。


 小豆島 「その前に、一応、皆さんの警察手帳を見せて貰えますか?」

 ブルー 「警察手帳? 勿論です。ほら2人も」 スッ

 カルム 「はい」 スッ

 セレナ 「どうぞ」 スッ


3人は警察手帳を取り出す。

警察官のコスプレに、警察手帳、拳銃、手錠のレプリカが付属していた。ラブホテルのコスプレのくせに、案外本格的だ。


 小豆島 「……アンタた、ホントに警察か?」

 ブルー 「はい?」

 カルム 「勿論です。警邏中に、こちらのビルが停電していたので――」

 小豆島 「警察手帳はなぁ、“開いた状態”で見せるんだよ。中にある証票と記章が見えるようにな!」

 セレナ 「っ!?」


いま、ブルーさんたちはレプリカの警察手帳を“そのまま”見せてしまった。

開いて見せるなんてルールは知らなかったし、本物の警察官なら、まず有り得ない行動を取ってしまった訳だ。


 ブルー 「あらやだ、私ったらウッカリ」

 カルム 「失礼致しました。私たち、まだ経験が浅いもので……」



ダメだ、その言い訳は無理がある。


マズい。本格的にマズい。


どうにかしないと。どうにか……!

 ▼ 840 ズモー@ミネラルよせだま 22/05/25 20:28:23 ID:2yqQLTo6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
がんばれ!
あと少し!
支援
 ▼ 841 ャロップ@クイックボール 22/05/26 01:06:17 ID:6jKY.q22 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 842 つばん@もくざい 22/05/27 00:34:22 ID:fuDQawDg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 843 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/27 02:29:10 ID:J6isaetM [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「侵入者ってお前たちのことだったのか!」

 レッド 「!?」

 カルム 「なっ……」

 セレナ 「!」

 ブルー 「……クスッ」

 マサル 「確保だ!」

 レッド 「おっ、おう!」


オレとレッドさんは、ブルーさん、カルムさん、セレナさんを床に倒し、逃げれないように圧し掛かる。

……心の中で土下座しながら。



 小豆島 「ご苦労さん。警察呼ぶから、しっかり見張ってろよ」


そう言って部長はスマホを取り出した。

マズい。全滅は避けれそうだけど、ブルーさんたちが警察に捕まることだけは避けなければ。



ここは……、賭けに出るしかない。



 ▼ 844 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/27 02:30:59 ID:J6isaetM [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「部長、お待ちください」

 小豆島 「なんだ?」


オレは部長に近付き、耳打ちする。


 マサル (こいつら、“例の件”を探っているのでは……)


部長クラスなら、オボン違法栽培のこと、ユウリを監禁していることを知っている可能性がある。

そしてその情報は、限られた社員にしか知らされていない可能性も。

ならオレは、“自分も知っている”ことを演じることで、自分も仲間だと思わせることが出来るかもしれない。

勿論それは、この部長が不正を知っている可能性に賭けた、危ない決断だが――。


 小豆島 (……君も知ってるんだな)


ビンゴ!

部長はオレに小声で返答した。


 マサル (はい。警備員で知っているのは、恐らく自分だけです)

 小豆島 (と言うことは、君はオリーヴ社長に信頼された警備員ということだな。名前は?)

 マサル (マ……ミヤと申します)

 小豆島 (間宮君か。やはり今日は、例の件を知る人間を夜間警備に充ててたんだな)

 マサル (ただ自分も、全てを知っている訳ではありません。違法栽培の件も、詳細までは……)

 小豆島 (警備員なんだから、詳細まで知る必要は無い)

 マサル (もちろんです。自分の役割は、警備員の立場で、不正を外部に知られないようにすることですから)

 小豆島 (うむ。流石、オリーヴ社長が信頼した人間だ)

 マサル (夜間警備の理由は、ユウリを――我々を嗅ぎまわっているチャンピオンを、ここに監禁しているから――)

 小豆島 (その通り。ガキとは言え、チャンピオンの影響力は計り知れ合い。この件が外に漏れたら、今度こそ我々は終わりだ)


やっぱり、ユウリは このビルに監禁されているようだ。
 ▼ 845 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/27 02:32:47 ID:J6isaetM [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル (えぇ。それで……、警察に変装した侵入者が、3人も)

 小豆島 (マズいな。あのガキがスマホロトムで助けを求めた連中と言うことか)

 マサル (オリーヴ社長に指示を仰ぎましょう。社長は どちらへ?)

 小豆島 (オボン栽培地だ。後で連絡する。今は、この侵入者どもを どうするかだ)

 マサル (……現実的に、チャンピオンと同じ場所に監禁するしかないですね)

 小豆島 (だろうな)

 マサル (行きましょう。相方の警備員にも、適当な理由を付けて同行させます)

 小豆島 (大丈夫か?)

 マサル (えぇ。警察が来るまで身柄を拘束する――で通じるでしょう。監禁場所の手前で待機させれば問題ありません。そこは部長から)

 小豆島 (分かった。では向かおう)



我ながら、完璧だ。

オレへの疑いの目を避けれたし、警察を呼ばれるのも回避できたし、ユウリの監禁場所も判明する。

内心バクバクだし、冷や汗もヤバい。最後まで気を抜くなよ、オレ。



 小豆島 「お前ら、大人しく ついて来い!」


 マサル (レッドさんは、不正とユウリの件を知らない体で、オレに合わせて下さい)

 レッド (分かった)



部長はカルムさんを、レッドさんはブルーさんを、オレはセレナさんを、それぞれ後ろ手にガッチリ掴み、連行する。

ごめんなさいセレナさん。作戦のためとは言え、あなたの体を乱暴に触ってしまって……。


 ▼ 846 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/27 02:35:22 ID:J6isaetM [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

階段を1階まで降り、連絡通路のような場所を進む。

ハルカたちの様子も気になったけど、エントランスの方の様子を伺うことは出来なかった。



 小豆島 (間宮君、この先は、一般の社員も作業中だ。派遣ども だから心配ないはずだが、念のため、用心してくれ)

 マサル (分かりました)



着いたのは、倉庫棟だった。

整然と並んだ高い棚には沢山の段ボール箱が積まれ、フォークリフトが行き交っている。

作戦会議では、真っ先に捜索対象から外れてしまった場所――。


部長曰く、不正を知らない社員も働いている この場所。本当に こんなところにユウリが……?

声を出されたら一発でバレてしまうはずなのに。


ただ、部長が“派遣ども”と言い放った通り――と言うか、倉庫の作業に当たっている人は、オレたちのことを特に気に留める様子もなく、黙々と作業を続けていた。

派遣社員は色々と厳しいとニュースで聞いたことがある。余計なことに関わりたくないのだろうか。



 小豆島 「ここだ」


そんなことを考えていると、部長が足を止めた。

そこにあったのは、銀色の……小屋?

ステンレス製の、頑丈そうな小屋だ。倉庫棟の中に更に小屋があるなんて、どういうことだろう――、そう思ったが、その小屋に書かれた表示を見て、納得した。



 「冷蔵室」
 


この小屋は、大きな冷蔵庫のようだ。

扉の脇にあるモニタに何も表示されていないし、恐らく冷蔵用のファンだろうけど、それも動いていないのを見るに、この冷蔵室は稼働していない。

冷蔵室となれば、冷気を逃がさないよう壁は厚い。すなわち、防音が しっかりしている。

そして非稼働となれば、ここを使う社員は居ない。契約社員ともなれば、なおさら無関係の場所には近づかないだろう。


この冷蔵室は、ユウリを監禁するのに、これ以上ないくらい完璧な場所だったのだ。

 ▼ 847 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/27 02:37:00 ID:J6isaetM [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 小豆島 「ご苦労。君は戻りなさい」

 レッド 「あっ……はい、分かりました。お疲れ様です」


 マサル 「お疲れ様です」 コクッ

 レッド 「では、失礼します」 コクッ



レッドさんが戻って行く。

オレはアイコンタクトを送る。多分レッドさん、この辺で待機してくれるはずだ。





レッドさんが棚の影に入って見えなくなると――。





 小豆島 「さぁ、入れ」 ガチャッ


部長は鍵を取り出し、冷蔵室の扉を開けた。

やはり非稼働のようで、寒さは全く感じない。


入ってすぐのところから段ボール箱が積まれていて、冷蔵室の奥は見通せない。

意図的に奥を隠しているようなそれは、ここにユウリを監禁している証拠でもあった。

 ▼ 848 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/27 02:39:09 ID:J6isaetM [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ― ガシャッ!


 小豆島 「さて。お前らも しばらく帰れないと思え!」


冷蔵室の扉を閉め、鍵をかけると、部長は まるで本性を表したかのように、ブルーさんたちに言い放った。


 小豆島 「馬鹿な奴らだ。オレたちの不正を暴こうなんて考えるから、こういうことになるんだよ!」


 マサル 「エースバーン、“アイアンヘッド”」

 エースバーン 「えばん!」

  ― ゴキッ!

 小豆島 「おぶっ!?」 バタッ



とりあえず、部長には眠って貰うことにした。

この冷蔵室の中なら、外から見えないし音も聞こえない。何をしてもバレないはずだ。


 マサル 「良くやったぞエースバーン」

 エースバーン 「ばんっ♪」


 ブルー 「ふふっ。やるじゃない、マサル」

 カルム 「ホント、良い判断だったよ」

 セレナ 「警察手帳のこと言われて、どうしようって焦っちゃったもんね」

 マサル 「いやぁ、ここまで上手く行くとは思いませんでした」

 ブルー 「さぁ、早く奥へ。ユウリを助けないとね」

 マサル 「はい!」

 カルム 「僕たちは、ここを見張ってるよ。仲間いたらマズいし、この部長を拘束しておかないとね。この手錠レプリカ、強度大丈夫かなぁ」

 セレナ 「ブルーさん、マサル。早くユウリを助けてあげて」

 ブルー 「えぇ!」

 マサル 「カルムさん、セレナさん、ここは よろしくお願いします」


入口の見張りを2人に任せ、オレとブルーさんは、積まれた段ボール箱の隙間を縫うように、冷蔵室の奥へと進む。

監禁されたユウリは――、あんなに痛めつけられていたユウリは、無事なのだろか……。


 ▼ 849 ニャット@マッハじてんしゃ 22/05/27 08:31:11 ID:i2ZMJP22 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
良いぞマサル
 ▼ 850 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/28 00:17:47 ID:G/6.hv7Y [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


段ボール箱の目隠しが無くなった空間に出る。


 ブルー 「ぁっ……」

 マサル 「っ!?」



そこに居たユウリは――。



今の彼女の姿を、果たして“無事”と言っても良いのだろうか。


何も身に着けずに素っ裸。

金属の首輪を付けられ、鎖で近くの柱に繋がれいている。

白い肌には、ロープで きつく縛られていたかのような、生々しい跡が。


普段は無邪気で元気なチャンピオン・ユウリは――。

床に体育座りして、膝に顔を埋め、眠っているようだった。



 マサル 「ユウリ!」



 ユウリ 「んっ……ぁ、グスッ、マサルっ……っぅうぅぅっ」



オレの呼びかけに目を覚ましたユウリは、顔を上げた途端、泣きだした。

きっと今まで、酷い仕打ちを受けていたんだと思う。オレたちが想像するより、ずっと酷い仕打ちを……。
 ▼ 851 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/28 00:18:23 ID:G/6.hv7Y [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「……ブルーさん。これ、お願いします」 バサッ

 ブルー 「うん」


オレは警備員服の上着を脱いでブルーさんに渡し、ユウリに背を向けた。

ユウリの裸を見続けるのは流石に罪悪感があるし、こんな状況とは言え、こう……ドキドキしてしまうから。


 ブルー 「もう大丈夫よ。怪我とかしてない?」

 ユウリ 「グスッ……はい。警察の人が来てくれたってことは、解決、なんですね……」

 ブルー 「あー、ごめんなさいね。これ、コスプレなの」

 ユウリ 「コスプレ? えっ?」


 マサル 「警察やマスコミには期待できないから、オレとホップで仲間を集めたんだ。マクロコスモスの不正を暴くために。ユウリを助けるために」


オレはユウリに背を向けたまま、言った。


 ユウリ 「そっか……そうだよね。マクロコスモスの影響力、警察とか丸め込ませちゃうもんね」

 マサル 「やっと……やっとユウリを助けられた。ごめんな、遅くなっちまって」

 ユウリ 「ううん。私、信じてたよ。マサルなら、きっと助けに来てくれるって」


オレを信じてくれてた……か。

ワイルドエリアで、あんな酷いこと言っちまったのにな。



 マサル 「……セレナさん! ちょっと来てください!」


とにかく、ユウリ救出は ほぼ完了した訳だ。

あとは、オボン栽培地とオリーヴさんを なんとかするだけだ。
 ▼ 852 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/28 00:19:26 ID:G/6.hv7Y [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 セレナ 「ユウリ……、無事、なんだよね?」

 ユウリ 「貴方もマサルの仲間……?」

 セレナ 「えぇ。この制服はレプリカよ」

 ユウリ 「ありがとうございます。私のために」

 セレナ 「大丈夫よ。私たち、マクロコスモスの不正が許せなくて集まったんだから」


 マサル 「ブルーさん、セレナさん。ユウリを安全な場所にお願いします。2人はちょうど警察の格好ですし、あの部長以外、2人が偽物とはバレてないはずです」

 ユウリ 「えっ……マサルは? マサルはどうするの?」

 マサル 「オボン栽培地に乗り込む。仲間たちも乗り込んでるんだ。オレが行かない訳には いかないだろ」

 ユウリ 「なら私も!」

 セレナ 「ダメよ! 今まで酷い事、されてたんでしょ?」

 ユウリ 「そうですけど……」

 ブルー 「ユウリ。マサルを信じてるって言ったわよね? なら彼の決意を無駄にしちゃダメよ」

 ユウリ 「……はい」


ユウリにしては聞き分けが良いな……。

と思ったけど、それだけユウリの体は、限界なのかもしれない。


 マサル 「行ってくる」


なら、早く終わらせないと。元はと言えば、オレがユウリと喧嘩したことが原因なんだ。

オレはユウリに背を向けたまま、オボン栽培地に向かおうとする――が。


 ユウリ 「待ってマサル!」

 マサル 「………」

 ユウリ 「お見送りくらい……、こっち向いてよ。服、ちゃんと着たから」

 マサル 「……ごめん。今のオレに、ユウリに合わせる顔なんて無い」

 ユウリ 「そんなこと……!」

 マサル 「行ってくる」

 ユウリ 「……うん。気を付けてね! 絶対に帰って来てよね!」

 マサル 「当たり前だろっ!」


 ▼ 853 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/28 00:20:14 ID:G/6.hv7Y [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



オレは最後までユウリに背を向けたまま、出発した。



積まれた段ボール箱の間をすり抜け、まずはカルムさんの元へ。

例の部長は、手錠のレプリカで柱に繋がれていた。


 カルム 「一応固定したけど、頑張れば壊せるだろうね。レプリカだし」

 マサル 「ユウリたちが脱出する時間さえ稼げれば大丈夫ですよ」

 カルム 「うん。……で、行くんだろ? オボン栽培地に」

 マサル 「はい。聞こえてましたよね」

 カルム 「マサルも男じゃん。女子たちを残して、危険な場所に乗り込むなんて」

 マサル 「いえ。カルムさんとレッドさんにも、その危険に巻き込んでしまうことになりますが……」

 カルム 「構わないよ。元々その覚悟を決めて協力してるんだから」

 マサル 「ありがとうございます。本当に」

 カルム 「なら急ごう。向こうのチームと早く合流しないとね」

 マサル 「はいっ!」





冷蔵室を出て、身を潜めていたレッドさんと合流。


 レッド 「上手く行ったみたいだね」

 マサル 「はい。皆さんのお陰です」

 カルム 「僕たち男子組は、オボン栽培地に乗り込むことになりました」

 レッド 「そっか……なるほど。制服のブルーとセレナに、ユウリを任せる――、最善だね」

 マサル 「レッドさん。外れ役みたいで申し訳ありませんが、オボン栽培地に、一緒にお願いします」

 レッド 「お願いされなくても行ってるさ。急いでトウヤたちに加勢しよう」

 マサル 「はいっ!」

 カルム 「あっちも上手く行ってると良いけどな……」
 ▼ 854 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/28 00:21:32 ID:G/6.hv7Y [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


警察官のカルムさんと、警備員のオレとレッドさん。

この組み合わせによって、なんの問題も無く、マクロコスモス本社ビルから抜け出した。


ハルカたちも連れ出そうと思ったけど、まだ子供のカケルとアユミまでオボン栽培地に向かわせるのは抵抗がある。

彼女たちのことはブルーさんとセレナさんに任せて、オレたちはオボン栽培地へ向かうことを最優先とした。


 レッド 「ワイルドエリアまで電車で どれくらいなんだ?」

 カルム 「いや、電車は止まってるはずだよ」

 レッド 「あ、そうだった」

 マサル 「そらとぶタクシーを使いましょう。このオフィス街なら……いた!」


少し先で待機しているタクシーを発見。

そらとぶタクシーはガラル独自の交通システムで、アーマーガアがゴンドラを吊り下げ、目的地へと運んでくれる。


 マサル 「すみません、エンジンリバーサイドまで、大急ぎで!」

 運転手 「はいよ。警備員さんと警察の人まで……、何か事件ですか?」

 カルム 「事件の調査です。出来るだけ急いで貰えると助かります」

 運転手 「よっしゃ任せて下さい! 行くぞ相棒!」

 アーマーガア 「がぅぁぁぁ!」 バサッ!

 カルム 「おっと」

 レッド 「凄い……!」


オレたちが客席に座るや否や、アーマーガアは急上昇。

目的地のワイルドエリア・エンジンリバーサイドに狙いを定め、一直線に猛スピードで飛行を開始する。

高い飛行能力と知能を併せ持つ、ガラルの空の覇者、アーマーガア。急いでくれと言う依頼には、こうして全力で応えてくれるのだ。



この調子なら、あと十数分でオボン栽培地に着けるはずだ。



オリーヴさんと、強力な野生ポケモン相手に、皆は大丈夫だろうか。

オボン栽培地が、オレたちの最終決戦地。

ユウリの無事は確保できたんだ。全力で、全身全霊でぶつかって、奴らの不正を公にしてやる……!


 ▼ 855 イティ@ざいりょうぶくろ 22/05/28 01:51:45 ID:SEmkt9tk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 856 ネボー@ていこうのハネ 22/05/28 16:18:52 ID:3IRQPaaQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
エロから一気に真面目な話になったな
 ▼ 857 ンニュート@なまいきミント 22/06/01 20:36:32 ID:tTzs6vmU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 858 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/06/02 00:15:12 ID:6Etgpiq2 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



エンジンリバーサイドの川沿いでタクシーを降りて、オレたちはオボン栽培地へと走る。


栽培地に続く洞窟の入口が見えてくる。

オレ一人で突入した時は居たはずの見張りの野生ポケモンが、何故か居ない。

トウヤさんたちが倒したのか、はたまた、オボン栽培地でのバトルに加勢しているのか。


オレとカルムさん、レッドさんは、四方八方を警戒しながら洞窟を進んで行く。


――が、どうも ここで野生ポケモンが襲ってくる心配は無さそうだ。


洞窟の出口に近付くにつれて、激しいバトルの音が聞こえてくる。

地響きのような、何重にも連なるバトルの騒音。全ての戦力を、そこに集中しているかのように。



 マサル 「うわっ……」



その予感は的中した。

洞窟を抜けて目に入ったのは、地面に倒れているキテルグマとグソクムシャの群。合計で20匹ほどか。


そして上に目を向けると――。


 レッド 「なんだ……あれ!?」

 カルム 「巨大化したポケモン……!?」

 マサル 「ダイマックス……。ガラル特有の現象です」


キテルグマが3匹、ダイマックスしていたのだ。

比喩なんかではなく、本当に、空を見上げるほどの巨体――ダイマックス。ただでさえ厄介なキテルグマが3匹も。
 ▼ 859 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/06/02 00:15:52 ID:6Etgpiq2 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 レッド 「みんな大丈夫か!?」


そんなキテルグマに立ち向かう、リーフィア、コジョンド、バクフーン、ジュカイン。

キテルグマに比べたら、豆粒のように小さいポケモンたち。


 ヒカリ 「皆さんっ……!」

 コウキ 「じゃあ、ユウリさんは」


 マサル 「ユウリは救出しました!」

 カルム 「それより状況は!?」


 キョウヘイ 「マズいです。なんですか あの巨大化は!?」
 
 メイ 「私たち、必死に戦ったんですけど……。残ってる戦力は、トウヤ先輩とトウコ先輩、ユウキ君とコトネちゃんだけです」

 ヨウ 「巨大化ポケモンなんて初めてですけど、なんとか20体くらいは倒しました」

 ミヅキ 「残ってるのは、あの3匹です」


ワイルドエリアのダイマックスポケモンは、時間経過(3ターン)してもダイマックスを維持するという特徴がある。

ポケモンの巣にガラル粒子が大量に蓄積されているため――なんて報告もあるが、詳細な理由は分かっていない。


と言うことは――。

トウヤさんたちは、20匹もの強力なダイマックスポケモンを、ダイマックスしない普通のポケモンで倒してしまったことになる。

4人以外は全滅したらしいけど、それでも凄いことに変わりはない。

各地方の博士が選任したトレーナー。その強さとバトルの腕前は本物だと実感した。
 ▼ 860 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/06/02 00:16:56 ID:6Etgpiq2 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 レッド 「とにかく、オレたちも加勢だ!」

 カルム 「そうですね。巨大化ポケモンへの対策なんて、数で押すしかないでしょうし」

 マサル 「皆さん! オレはダイマックスを使えます。このダイマックスバンドで……ん? あれっ?」


オレは、自分の腕のダイマックスバンドを見て異変に気付く。


 レッド 「どうした?」

 カルム 「そのバンドでダイマックスを……?」


光っていない。

パワースポットに居ればダイマックスバンドが反応し、赤い光を発する。

いま、キテルグマたちがダイマックスしていると言うことは、ここ一帯はパワースポットのはず。なのに、なんでダイマックスバンドが反応しないんだ……?





 オリーヴ 「……ふふっ。無駄よ」





 マサル 「!」


背後から投げかけられた声は、オリーヴさんのものだった。

ポケモンの細胞を使った違法な薬物で高級オボンを栽培し、ユウリを監禁した犯人、オリーヴ。


 オリーヴ 「この一帯に、ダイマックスバンドの効力を遮断する特殊な電波を流してるの。あなたたちのポケモンはダイマックス出来ないわ」

 マサル 「まさか!」

 オリーヴ 「私ね、元々は研究員だったのよ。ダイマックスに関する研究――、まだまだ現役よ」


オリーヴが研究員だったというのは、どこかで聞いたことがある。

だからと言うべきか、ポケモンの細胞を使った農薬を作り出せたのも、ある意味当然のことなのかもしれない。

なら、ダイマックスバンドの効力を無くす電波って言うのも、信じざるを得ない。
 ▼ 861 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/06/02 00:17:49 ID:6Etgpiq2 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 トウヤ 「頑張れリーフィア! 足元に“リーフブレード”!」

 トウコ 「コジョンド“とびひざげり”! バカでかいんだから絶対当たるわよ!」

 ユウキ 「援護だジュカイン!」

 コトネ 「バクフーンも続いて!」



トウヤさんたちは、4人だけで、ダイマックスしたキテルグマ3体を相手にしている。

けど、リーフィアもコジョンドも、ジュカインもバクフーンも、みんな息が荒い。明らかに疲れが溜まっている。


 オリーヴ 「向こうは もう少しで終わりね。アンタたちも覚悟することね。マクロコスモスに刃向ったこと……一生後悔させてあげるわ!」


なにが“刃向った”だよ!

お前らがポケモンを傷付けて! オボンを違法栽培して! ユウリを監禁して!

そういう悪事をオレたちが暴いてやろうって、ここまで協力してやってきたんだぞ!


 マサル 「オリーヴ! オレたちは絶対にお前なんかに負けない!!!」

 オリーヴ 「あらあらクソ生意気なガキねぇ!」


 マサル 「レッドさんとカルムさんは、トウヤさんたちに加勢して下さい!」

 レッド 「分かった。ダイマックス相手は、数で畳みこむのが一番っぽいからな」

 カルム 「マサルは?」

 マサル 「オレは……オリーヴの相手をします!」

 レッド 「1人で大丈夫か?」

 マサル 「はい。出来るだけ大人数でキテルグマの相手した方が良いですし、それに――」

 カルム 「それに?」


ポケモンを傷付けたことよりも、違法栽培のことよりも、ユウリに酷いことをしたという事実が、オレは許せなかった。


あの時、喧嘩別れしたユウリの辛く悲しそうな顔は、今でも覚えている。

ユウリは、あんな暗い気持ちのまま、オリーヴに捕まって、今の今まで、酷い仕打ちを……。


 マサル 「ユウリを傷付けたオリーヴを! オレは絶対に許さないっ!!!」

 オリーヴ 「面白いじゃない。このオリーヴに刃向って! 覚悟しなさい!」


 ▼ 862 リーザー@きいろビードロ 22/06/10 01:14:11 ID:37IIq4IY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 863 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/06/13 23:52:11 ID:jyCUlO82 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「頼んだモスノウ!」

 オリーヴ 「行きなさい、エンニュート!」

 マサル 「“エアスラッシュ”!」



思えば、誰かと きっちり バトルをするのは久々だった。

(皆が集まる前、オレ1人で乗り込んだ時のバトルは、ルール無用の無茶苦茶だったからノーカンだ)



 マサル 「足元に“れいとうビーム”!」



ガラルリーグ、セミファイナルトーナメント以来か――。

状況は どうあれ、1対1で、こうやって力をぶつけ合うのは、本当に、トーナメント以来だ。



 マサル 「連続で“エアスラッシュ”!」



セミファイナルに出場したトレーナーの中で、いわゆるベスト4に進出したのが、オレ、ユウリ、ホップ、マリィ。

飛び抜けた実力を持ったユウリは、新チャンピオンに。

そんなユウリに惜しくも敗れたホップは、ポケモン博士の道に。

これまたユウリに破れたマリィは、スパイクタウンのジムリーダーに。

そして、ジムチャレンジの資格を剥奪されたビートも、なんだかんだでポプラさんの後継ジムリーダーに。


でも、オレは……。

 ▼ 864 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/06/13 23:52:34 ID:jyCUlO82 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 マサル 「戻れモスノウ、よく頑張った。頼んだイオルブ!」



ガラルリーグを終えて、何も形を残せなかったオレは、特訓に励んだ。

ジムチャレンジが終わってしまった喪失感もあったと思う。ただ我武者羅に、もっと強くなるために。



 マサル 「決めるぞ! “サイコキネシス”!」



でもそれは、焦りでもあった。

同期たちが輝かしい人生を歩み始めているのに、オレだけが……、オレだけが、取り残されてるみたいで。



 マサル 「次はユキメノコか……。“とんぼがえり”! 行ってこいエースバーン!」



いつしかオレは、誰かとバトルするのを避けていた。

普段から よくバトルしていたユウリとホップが、忙しくてバトルする時間を取れなくなったと言うのも、オレのバトル離れを加速させた。

焦りと言うより、負けるのが怖かったのかもしれない。



 マサル 「一旦戻れ! 突っ込めネギガナイト! “であいがしら”!」



だから、久々のバトル。

そのバトルは、ユウリを酷い目に遭わせたオリーヴに立ち向かうと言う、とてつもなく重要な局面。

焦りや怖さなんて考えてる場合じゃない。なにも気にすることはない。

ただ一つ、勝つことだけ。ユウリのために、勝つことだけを考えて立ち向かう。


 ▼ 865 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/06/13 23:54:00 ID:jyCUlO82 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





そうしてオレは、エースバーンとドラパルトを温存し、オリーヴの手持ちを最後の1体まで追い詰めた。





 オリーヴ 「ふふっ、やるじゃない。私をここまで追い詰めるなんて」

 マサル 「お前に褒められたくねーよ」

 オリーヴ 「生意気ね。セミファイナルで無様に散ったくせに」

 マサル 「っ……黙れ!」

 オリーヴ 「行くわよ、ダストダス!」


オリーヴの最後の1体は、ダストダス。

ここまでユキメノコ、アマージョ、エンニュート、ミロカロスと、美しい系のポケモンで揃えていると思いきや、正反対とも言えるダストダス。


 オリーヴ 「からの……」


すぐさまオリーヴはダストダスをボールに戻す。

そして、大きく赤い光を放つボールから再度 放たれたダストダスの姿は――。


 キョダイダストダス 「■■■━━━!!!」

 オリーヴ 「私の相棒、キョダイダストダス。アンタに勝てるかしら?」

 ▼ 866 ローラディグダ@かえんだま 22/06/18 20:33:16 ID:44.6q65M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
がんばれあと少し
 ▼ 867 トカゲ@バトルサーチャー 22/06/19 20:36:51 ID:WlQ2s9qU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
期待してる(プレッシャー)
 ▼ 868 ライドン@ながねぎ 22/06/19 21:57:05 ID:wsD6incg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 869 ドリーノ@メガメガネ 22/06/19 22:00:16 ID:U0lw7Y9M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
名前欄もうミライドンが出るのか
 ▼ 870 ダリン@エフェクトガード 22/06/25 21:34:09 ID:LVKo43xY NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 871 ローラダグトリオ@あかいくさり 22/06/27 00:54:07 ID:KXsAkcjw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 872 ェリンボ@きいろビードロ 22/06/27 20:35:55 ID:sOvoaF.I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 873 トーボー@ジュカインナイト 22/07/03 23:12:00 ID:8E9kU3Bo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
作者さん生きてる?
 ▼ 874 ライドン@みがわりおまもり 22/07/03 23:29:51 ID:LGSAksk. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>873
いつもこれくらいの更新速度だよ
 ▼ 875 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/10 00:24:47 ID:AO/EUPT. [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 マサル 「デカい……!」


ダストダスの特徴的なシルエットは そのままに、船や飛行機のオモチャ、人形、ごみなどが埋め込まれ、その姿は まるでゴミの山。

体長20メートルを超すキョダイマックス個体。その巨体から放たれる攻撃の威力は凄まじい。

けど、オレはダイマックスを封じられている。ドラパルトとエースバーンが、あの巨体に生身で挑まなければならないのだ。



 マサル 「頼むドラパルト! “ドラゴンアロー”!」

 ドラパルト 「どらーん」 シュシュッ!


ドラパルトの角の穴に入っていたドラメシヤを発射。

矢のように一直線に、キョダイダストダスに直撃した――が。


 オリーヴ 「そんな攻撃キョダイマックスには無意味よ! “ダイアース”!」

 マサル 「避けろ! “ゴーストダイブ”だ!」


確かに直撃した“ドラゴンアロー”だけど、キョダイダストダスは怯むことなく攻撃に移る。

やはりキョダイマックス相手は一筋縄では行かないようだ。


地割れのように土煙を上げながら迫りくる“ダイアース”。

ドラパルトはスーッと消え、ギリギリのところで回避する。次の瞬間、紫の炎とともにキョダイダストダスの背後から現れ、強力なゴースト技を直撃させた。


 マサル 「良いぞドラパルト!」

 オリーヴ 「鬱陶しいわね」


キョダイマックスすると、攻撃、防御だけでなく、体力も大幅に上昇する。

“ドラゴンアロー”と“ゴーストダイブ”を叩き込んで、普通のポケモンなら倒れているだろう状況だけど、当然キョダイダストダスは まだ倒れない。
 ▼ 876 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/10 00:25:55 ID:AO/EUPT. [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「“おにび”だ!」


それでも、ダメージは確実に蓄積している。少しずつでも削って行くしか方法は無い。

ドラパルトの繰り出した“おにび”は、キョダイダストダスに命中。“マト”が大きい訳だから難しいことではないけど、火傷状態にできたのはデカい。


 オリーヴ 「調子乗らないことね! “ダイアース”!」

 マサル 「“ゴーストダイブ”だ! 隠れろ!」


ドラパルトが姿を隠す。ゴーストらしく、音も無く。

轟音と共にダイアースの土煙が地面を切り裂くが、当然ドラパルトにダメージは無い。


 オリーヴ 「“ダイウォール”!」

 マサル 「……チッ!」


このまま“ゴーストダイブ”が直撃するかと思いきや、オリーヴは“ダイウォール”を指示。

ほぼ全てのワザを防げる その防御壁で、ドラパルト渾身の一撃はキョダイダストダスに届かずに終わってしまった。


 マサル 「けど、これで3ターンだ! キョダイマックスの効果は――」



終わるはずだった。

3回ワザを繰り出して、キョダイマックスは解除されるはずだった。



 マサル 「なんでだよ……!?」



キョダイダストダスは、姿を変えることなく佇んでいる。

ゴミの山のような巨大な姿で。オモチャや人形が埋め込まれた、不気味な姿で。
 ▼ 877 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/10 00:27:03 ID:AO/EUPT. [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オリーヴ 「残念だったわね。“ダイアース”!」

 マサル 「しまっ……よけろ!?」

 オリーヴ 「無駄よ!」


“ダイアース”がドラパルトに直撃。

オレの一瞬の焦りがドラパルトに隙を与えてしまった。

ポケモンバトルにおいて、トレーナーは常に冷静でいなければならないのに……!



 マサル 「ごめんなドラパルト。よく頑張った」


この一撃で、ドラパルトはダウン。

キョダイマックスの攻撃を生身で耐えることが どれだけ無謀か、嫌でも実感してしまった。



 オリーヴ 「ふふっ。あと2体ね。手負いのエースバーンと、もう1匹、誰かしら?」

 マサル 「………」

 オリーヴ 「言ったわよね、私、元々は研究員だったって」

 マサル 「………」

 オリーヴ 「ダイマックスが3ターンで切れるの、言ってしまえば、ジムチャレンジを盛り上げるためのギミックなのよ」

 マサル 「えっ?」

 オリーヴ 「詳しく説明する義理は無いから簡単に言うとね、私のキョダイダストダスに、ターン制限は無いってことよ!」

 マサル 「こいつ……!」


オリーヴが言わんとすることは、なんとなく分かった。

オレたちがダイマックスバンドを使ってスタジアムでポケモンをダイマックスさせるのは、ある意味“制御した”バトルである。

ダイマックスを3ターンで終わらせる――“制御させる”ことこそ、バトルの戦略を広げ、ジムチャレンジを盛り上げる仕掛けと言う訳だ。

それらダイマックスシステムを導入したのは、元リーグ委員長のローズさん。ガラルリーグを世界的に有名にしたし、興収も大幅に上昇したと聞いている。


そして、今、ここは、スタジアムでは無い。

“制御”する必要性が無いのだ。

元研究員であるオリーヴは、何らかの手段で、3ターン制限を解除しているのだろう。

野生のキテルグマたちも ずっとダイマックス状態を維持していることから、敵側で特殊な電波か何かを使っているのかもしれない。
 ▼ 878 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/10 00:29:28 ID:AO/EUPT. [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「頼んだぞ、エースバーン!」

 エースバーン 「えばん!」


残されたのは、今までのバトルで体力を消耗しているエースバーン。

そして、オレを助けてくれたキルリア。回復させるために一時的にゲットして、後でワイルドエリアに帰すつもりで連れて来ているキルリア。

当然キルリアを戦わせる訳にはいかないので、オレの手持ちは実質、エースバーンだけだ。


 オリーヴ 「……ふふっ。その手負いのエースバーンに何ができるのかしら?」

 マサル 「黙れ! オレたちは最後まで諦めない!」

 エースバーン 「えば!」


確かにエースバーンは手負いだ。

けど、オリーヴを最後の1体まで追い詰めるのに大活躍してくれた、オレの頼れる相棒だ。


 マサル 「行けるよな、エースバーン!」

 エースバーン 「ばん!」


エースバーンはフンスと威勢よく頷く。

エースバーンも まだ諦めていない。むしろ勝つ気でいるようだ。



  カルム 「ルカリオ、“はどうだん”!」

  メガルカリオ 「くわんぬ!」

  トウコ 「そこよ! 背後から“アクロバット”!」

  コジョンド 「ふーっ!」

  レッド 「続けフシギバナ! “ヘドロばくだん”!」

  フシギバナ 「ばなぁぁl!」



ふと見ると、レッドさんたちが相手するダイマックスしたキテルグマは、ついに残り1体。

まだ戦っているのは、レッドさん、カルムさん、トウコさんの3人。向こうは心配無用ってことだ。


オレがすべきことは、オリーヴを倒すこと。

ユウリを傷付けたオリーヴは、オレの手で! 絶対に倒す!

 ▼ 879 ガボスゴドラ@おおきなキノコ 22/07/10 20:19:08 ID:7r9gMqkc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
続き来てた支援
 ▼ 880 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/14 22:55:33 ID:ovjEdGJ6 [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オリーヴ 「威勢は良いようだけど、アンタに何が出来るのかしら? マサル?」

 マサル 「なっ……」

 オリーヴ 「バレてないと思った? ユウリが動画を送った相手……、ホップが違うとなれば、ジムチャレンジ同期組の可能性が高い。しかもエースバーンを使ってるとなれば……?」


オレのことは とっくにバレてたって訳か。

確かにオレ、最初にここに乗り込んだ時、エースバーンでバトルしたよ。その情報がオリーヴに伝わるのは当然か。


 オリーヴ 「まぁ、こんなに仲間を引き連れて来たのは、ちょっと予想外だったけど?」


身バレしてもオレが捕まらなかったのは、ラッキーな偶然だったのかもしれない。

ダンデさんを捜しにヨロイ島へ行って、皆と合流するためにラブホテルに行って――、そんな移動、簡単には見つからないはずだ。


 オリーヴ 「そうそう。マクロコスモス本社の いくつかの部門でトラブルが起きてるんだけど……、まさか、アンタ等の仕業?」

 マサル 「さぁな」

 オリーヴ 「ふーん。生意気ね。セミファイナル敗退のマサル選手」

 マサル 「っ……!」

 オリーヴ 「前回のジムチャレンジは凄かったわね。ユウリは新チャンピオン。マリィとビートはジムリーダー。ホップはポケモン博士。アンタは……なんなの?」

 マサル 「黙れ……」

 オリーヴ 「みんな素晴らしい将来への道を掴んだのに、アンタは? なに?」

 マサル 「黙れって言ってんだよ……」

 オリーヴ 「歳の近い同期組なのに、アンタはセミファイナルで無様に散って。アンタだけ何も掴んでいない」

 マサル 「うるせぇよ……」

 オリーヴ 「ユウリたち、恥ずかしいでしょうね。共にセミファイナルで戦ったアンタが、アンタだけが! 何の成果も得られなくてね!」

 マサル 「黙れって言ってんだよ!」

 エースバーン 「ぇば……」

 オリーヴ 「間違ったこと言ったかしら? アンタだけ落ちこぼれなのは紛れもない事実でしょ?」

 マサル 「テメェ……!」

 オリーヴ 「結局ね! アンタが弱いから! こういうことになるのよ!」
 ▼ 881 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/14 22:57:30 ID:ovjEdGJ6 [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

なんで こんな奴に……、馬鹿にされなくちゃいけねぇんだ。

なんでオリーヴなんかに……、ユウリを監禁した悪者のオリーヴに、こんなこと言われなくちゃいけねぇんだ。

オレの気持ちなんて知らないで。オレの悩みも知らないで。



オレの弱さは……、オレが一番痛感してるって言うのによぉ!



 マサル 「行くぞエースバーン! “ブレイズキック”!」

 エースバーン 「ばっ……えぇばん!」



けど!

オレは、オレたちは、弱いままじゃない。

今日までオレたちなりに特訓してきたんだ。


俊足で飛び出したエースバーンは、その鍛えられた足に炎を纏わせ、大きくジャンプ。

空中で一回転して勢いをつけ、自らが烈火の弾丸の如く、キョダイダストダスに直撃した。



 キョダイダストダス 「■■■━━━!?」



キョダイダストダスの巨体が よろめく。確かな手応え。


 マサル 「良いぞエースバーン!」


オレが、オレたちが弱いなんて言わせない。

現にオレは、手持ち5体でオリーヴ、お前の手持ちを残り1体まで追い詰めてるんだ。

お前が言い放ったオレたちへの冒涜、撤回させてやる!
 ▼ 882 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/14 22:58:15 ID:ovjEdGJ6 [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オリーヴ 「……ふふっ、甘いわね。ダストダス! “キョダイシュウキ”!」



 キョダイダストダス 「■※※▼※▲▲■━━━!!!」



 マサル 「なっ……!?」


キョダイダストダスは、その図体からは想像できないほど素早く、体勢を立て直した。


“ブレイズキック”を決めたエースバーンが、地面に下り立つ間もなく。

まるで、わざと攻撃を喰らったんじゃないかと思うくらい、俊敏な、無駄のない立て直し。



 キョダイダストダス 「※▼◆■※●●■━━━!!!」



“キョダイシュウキ”――ダストダスの専用技。


キョダイダストダスが毒粉を撒き散らかしたかと思えば、足元から広がる黄土色の液体。

そして間髪入れず、まるで間欠泉のごとく、エースバーンがピンポイントで襲われた。

地面を貫き噴出する毒液。トルネードのような、竜巻のような、そしてゴミやブロックを巻き込んだ物理的な衝撃も。


エースバーンは成す術なく、その一撃に飲み込まれてしまったのだ。


 ▼ 883 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/14 22:59:14 ID:ovjEdGJ6 [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 マサル 「嘘、だろ……? エースバーンっ!?」



毒液が消えて、オレはエースバーンに駆け寄ってみるも――。



 オリーヴ 「手負いの状態で“キョダイシュウキ”を耐えるのは不可能よ」



エースバーンは、オレの呼びかけにも応えられないほど ぐったりと していた。

体中傷だらけで、明らかに戦闘不能。これ以上バトル出来る状態ではなかった。



 マサル 「クッ……! ごめん、エースバーン。オレのせいだ……」



エースバーンをボールに戻し、オレは後悔する。

オリーヴにセミファイナルのことを言われて、ついカッとなってしまった。

感情に任せて、エースバーンに無謀な指示を出してしまった。キョダイダストダスの反撃への警戒を疎かにしたまま。



 オリーヴ 「単調ね。だからアンタだけ落ちこぼれるのよ」


 マサル 「………」



返す言葉が無い。

悔しいけど、オリーヴの言う通りだ。

言ってしまえばオレは、心理戦に負けてしまった訳だ。
 ▼ 884 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/14 23:00:12 ID:ovjEdGJ6 [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オリーヴ 「ほら。最後のポケモン出しなさいよ。せっかく正々堂々バトルしてあげてるんだから」


なにが正々堂々だよ。

ずっとダイマックス出来る時点でフェアでも何でも無いだろ。


 オリーヴ 「それとも? キョダイダストダスに勝てない? 降参するのかしら?」

 マサル 「っ……!」



降参――。


オレの残る手持ちは、ワイルドエリアに帰す予定のキルリアだけ。

バトルなんて想定していない、一時的なゲットに過ぎない、キルリアただ1体。


情けないけど、こうなってしまっては、もうレッドさんたちに頼るしかない。


ダイマックスしたキテルグマと戦っている――まだ戦力が残っているのは、レッドさん、カルムさん、トウコさん。

本当に情けないし、キテルグマに対する戦力を落とすことになるから、出来れば避けたいことだけど……、もう、どうしようもない。



 マサル 「ぁの……」



ユウリを傷付けたオリーヴを絶対に許さない――、威勢よく言ってやったはずなのに。

1人で戦い耐え抜いたユウリのためにも、オリーヴはオレが倒すって決意したのに。


なんだってオレは……、こんなにダメな人間なんだよ。

今だけじゃない。セミファイナルの時だって。重要な局面でオレは、オレは、何も出来ないまま……!





  ― ポンッ



 キルリア 「きるりー♪」



 ▼ 885 ローラガラガラ@あおぼんぐり 22/07/14 23:01:25 ID:NSXcY41c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
待ってましたー!
 ▼ 886 ライゴン@つめたいにんじん 22/07/14 23:06:39 ID:CjvUhcik NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
勝ってくれマサル
 ▼ 887 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/17 02:16:11 ID:NQhADzFk [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「えっ……キルリア!?」

 キルリア 「るるっ」


突然キルリアが、勝手にボールから飛び出して来た。

そして、オレの前に立ち、オリーヴとキョダイダストダスのことを睨みつける。



 オリーヴ 「それが最後のポケモン? ナメてんのかしら?」



 マサル 「ダメだキルリア! お前を戦わせるつもりは無い! 戻れ!」

 キルリア 「きるりっ!」


けどキルリアは、戻ろうとしない。

自分の何十倍もの大きさのキョダイダストダスを前に、怯むことなく、勇敢に。



 オリーヴ 「ふーん。良いわ、力の差を見せつけてあげる。ダストダス! キョダイ……」



 マサル 「やめろ! キルリアは関係ないんだ!」 ギュッ

 キルリア 「るっ……」


オリーヴがキョダイダストダスに、攻撃指示を出す前に。

オレはキルリアの元に駆け寄って、彼女を抱きしめた。守るように抱きしめた。



 オリーヴ 「どきなさい! バトル中よ!」



退くもんか。

キルリアには、指一本触れさせない。
 ▼ 888 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/17 02:17:52 ID:NQhADzFk [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「キルリア……、おまえの気持ちは嬉しいけど、ダメだ。お前は戦っちゃダメだ……」

 キルリア 「るぅ」

 マサル 「お前はオレたちの戦いに関係ない。オレたち……いや、オレのせいで起きちまったイザコザに、巻き込む訳には いかないんだ……」

 キルリア 「きるぅ……!」 グイッ

 マサル 「ぅっ……キルリア?」


キルリアは、抱きしめるオレの体をグイッと押して、引き離す。

そして、真っ直ぐにオレの目を見つめる。真剣な表情で。真剣な眼差しで。



 マサル 「おまえ……」



それはまるで、“本当にそれで良いの?”と問いかけられているようだった。


考えてみると、ユウリと喧嘩した あの時、オレはキルリアに、その喧嘩のことを話していた。


オレのことを“大嫌い”と言い放った、悲しそうなユウリの表情は、今でも覚えている。

ユウリに酷いことを言ってしまい、落ち込み沈んでいたオレの前に姿を現したのが、このキルリア。


キルリアは“感情ポケモン”と呼ばれる分類で、頭のツノで他人の感情を感じ取ることが出来る。

楽しい感情や嬉しい感情を感じ取ると踊り出すと言われているほど、前向きな感情を好むポケモンだ。



そんなキルリアが、オレの前に現れてくれて。

前向きとは程遠い感情のオレこのとを、慰めてくれて。



そして今、こうしてオレを、奮い立たせてくれて――!


 ▼ 889 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/17 02:19:08 ID:NQhADzFk [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「キルリア……、オレ、諦めたくない……!」

 キルリア 「!」

 マサル 「ユウリに酷いことしたオリーヴは許せない! だから1対1のバトルしてるのに、降参なんて絶対にしたくない!」

 キルリア 「きるっ!」

 マサル 「だから、もし……」


もし、キルリアが最後まで、オレの味方をしてくれるのなら。


 マサル 「キョダイダストダス相手で、勝ち目は薄いかもしれないけど……」


オレのドラパルトとエースバーンを容易くダウンさせた、オリーヴのキョダイダストダスは、見るからに強敵だけど。


 マサル 「キルリア。オレに力を、貸してくれないか」

 キルリア 「るりっ!」

 マサル 「オレと一緒に戦ってくれないか。ユウリのためにも、オレ、絶対に諦めたくないっ!」

 キルリア 「きるるー♪」


オレの決意を聞いて、嬉しそうにクルクルと舞ったキルリアは――。





  ― カッ!





 マサル 「えっ!?」



暖かく、美しく、光り輝きだした。


小さな体はスラリと伸びて、ドレスを纏っているかのように。

感情を感じ取る赤いツノは、アクセサリーのように、胸元に。

幼さ残っていた可愛い顔は、凛とした美しい大人の雰囲気に。


 マサル 「進化……、サーナイト!」

 サーナイト 「さぁぁぁな♪」

 ▼ 890 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/17 02:21:30 ID:NQhADzFk [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

まさか、今このタイミングで、進化するなんて。

絶体絶命、勝てる望みなんて僅かしかなかった このタイミングで、進化してくれるなんて。



 オリーヴ 「……ふーん。そういうこと。絆を見せつけてくれちゃって。それで勝とうってことかしら?」


オリーヴが つまらなそうに口を開く。

なんだかんだで進化が終わるまで待っててくれたことは有難い。その辺の良心は残ってるってことか。


 オリーヴ 「確かにキルリアとサーナイトじゃ能力差は歴然だけど……、キョダイダストダスに勝てるなんて思わないことね!」



確かに、キョダイダストダスは強敵だ。

サーナイトに進化したからと言って、格段に有利になると言う訳では無い。むしろ、まだ劣勢だ。


 マサル 「なぁ、サーナイト」

 サーナイト 「さな?」

 マサル 「応えてくれたのか? オレの気持ちに?」

 サーナイト 「なっ」 ニコッ

 マサル 「……そっか。そっか! ははっ!」


けどそんな不安も、進化したサーナイトの笑顔を見ると、どこかへ吹っ飛んでしまう。

幼さは無くなり凛とした雰囲気になったけど、キルリアの面影を残し、見ているオレまで笑顔にしてくれる。


 マサル 「立派に進化しやがって。そのペンダントも、よく似合ってるな」

 サーナイト 「さななっ♪」


サーナイトに進化したことで、日中プレゼントしてあげたペンダントが、より美しく際立つ( >>292 )。

ペンダントにおさまる綺麗な珠は、月明かりを反射して静かに光り、まるで眩しい笑顔のサーナイトに同調しているかのようだ。

 ▼ 891 カンプー@でんせつのメモ1 22/07/17 12:12:14 ID:wR66SV6Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
age
 ▼ 892 ョロトノ@エムリットのはね 22/07/17 12:53:53 ID:SGRIR5Ww NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 893 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/18 21:25:32 ID:BevILAco [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カルム 「そのペンダント……!」



と、カルムさんが声を上げ、オレの元に駆け寄ってくる。


見ると、残り1体のダイマックスしたキテルグマは、ほとんど虫の息。

カルムさんが離脱しても、あとはレッドさんとトウコさんで十分という判断だろう。


 マサル 「キルリア……じゃなくて、サーナイトが拾ってきてくれたんです。綺麗な珠なのでペンダントに改造して」

 カルム 「それサーナイトナイト! メガストーンだ!」

 マサル 「えっ……これが!? メガシンカさせる!?」


この珠がメガストーン……。

水晶か結晶の類だと思ってたけど……、そうか、あの時キルリアが拾ったのは、サーナイトナイト、自らを強化するアイテムだったのか。

中心に緑とピンクの模様があって、キルリアに似合う色合いだと感じたのも当然ってことか。



 カルム 「これ、使ってくれ」

 マサル 「これは……」

 カルム 「メガリング。キーストーンが嵌めこまれてる」


カルムさんから渡されたのは、黒い光沢のある、腕に嵌めるリング。

その中心には虹色に輝く珠――キーストーンが埋め込まれていて、なるほど、これがメガシンカを引き起こす道具なのか。


 カルム 「このリングのキーストーンと、サーナイトが持ってるメガストーン。ポケモンとトレーナーの強い絆が共鳴することで、メガシンカが発動するんだ」

 マサル 「ポケモンとトレーナーの、強い絆――」
 ▼ 894 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/18 21:26:28 ID:BevILAco [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

強い絆――ね。


オレとサーナイトに、果たして“強い絆”があるのだろうか。

出会ってまだ1日ちょっとしか経っていない。ゲットした理由はポケモンセンターで手当てするためだから、、サーナイトの本位とは言えないはず。


でも、キルリアは。サーナイトは。


普通なら前向きな感情を好むはずなのに、暗く沈んだ感情のオレの前に現れてくれた。

オレのことを助け、慕って、懐いてくれた。

肝心な時に何も出来ない、弱いオレに、寄り添ってくれた。



 マサル 「サーナイト!」

 サーナイト 「さなん!」



面白い。

確かめてやろうじゃないか。

出会ったばかりのオレとサーナイトが、どこまで共鳴できるか。

サーナイトが、どれだけオレのことを信じ、懐き、ついて来てくれるのか。



ユウリのために、絶対にオリーヴに勝ちたいという、オレの想い。

こんなオレのことを慕ってくれている、サーナイトの純粋な想い。

そんな純粋なサーナイトを信じ、全てを託そうとするオレの想い。



それらの想いがどれほど大きく、強く、揺るぎないものなのか、今ここで、証明してやろうじゃないか。



 マサル 「サーナイト! メガシンカ!」


 サーナイト 「さなぁぁぁぁ!」





  ― カッ!


 ▼ 895 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/18 21:28:14 ID:BevILAco [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

メガリングのキーストーンに触れると、稲妻のような黄色い光が放出する。

それに応えるかのように、サーナイトのメガストーンから青色の光が溢れだす。

2つの光は、導き合うように、惹かれ合うように、空中で1つに繋がって。


月夜の中、眩い光が、この ふざけたオボン栽培地を激しく照らす。

バトル中のレッドさんとトウコさんは思わず手を止め、既に全滅してしまったトウヤさんたちも、オレとサーナイトに注目している。


こんなに刺激的なのは、セミファイナルトーナメント以来かもな。

大勢に注目されるなか、大切なポケモンと共に、最高のバトルを繰り広げる――。



 マサル 「オレは! サーナイトと一緒に! 勝つ!!!」

 サーナイト 「なぁぁぁぁ!!!」



ドレスのような下半身は、さらにフワリと優雅に靡き。


感情を感じ取る胸の赤いプレートは2つに分かれ、リボンのような、ハートのような。まるで彼女の心が実体化したかのごとく。


頬から続く白い飾りは、凛としたサーナイトの表情をキリッと引き締め優雅さを醸し出し。



 マサル 「これが……、メガサーナイト!」

 メガサーナイト 「さなん!」


能力を大幅に上昇させる、進化を超えた進化、メガシンカ。

それらは一派的に、溢れ出るパワーが具現化したかのごとく、厳つく、恐ろしい容姿に変化するポケモンが多いと聞く。



でも、メガサーナイトは――。



 マサル 「とっても綺麗だよ、サーナイト」

 メガサーナイト 「さな♪」



まるでウェディングドレスを纏ったかのように、綺麗で、美しく、魅力的だった。


 ▼ 896 イキング@あくのジュエル 22/07/18 21:33:09 ID:gR7Ij6Ko NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いいぞ
 ▼ 897 ガルガン@スピアナイト 22/07/21 13:08:11 ID:G6qMIi/o NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
しえん
 ▼ 898 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/22 00:18:51 ID:6ecwPdvo [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 オリーヴ 「面白いじゃない。メガシンカとキョダイマックス。どっちが強いか確かめようじゃないの」

 マサル 「臨むところだ!」 


メガシンカとキョダイマックスの力比べ――。

けど、いくらメガサーナイトとは言え、キョダイダストダスの攻撃に何発も耐えられるとは思えない。

一方キョダイダストダスも、ドラパルトとエースバーンの攻撃で、ある程度は体力が削られている。


短期決戦――、勝負は一瞬で決まる。



 オリーヴ 「“キョダイシュウキ”よ!」

 キョダイダストダス 「■※※▼※▲▲■━━━!!!」



オリーヴも それを理解してか、いきなり大技で攻め込んでくる。

“キョダイシュウキ”、土色の濁流が溢れ、メガサーナイトを狙い噴出――。


 マサル 「“テレポート”! 背後を取れ!」

 メガサーナイト 「なっ!」 シュンッ!


当てさせねぇよ。

こんなに美しいメガサーナイトに、汚いワザを受けさせる訳には いかない。


 マサル 「“サイコキネシス”!」

 メガサーナイト 「さなあああぁぁぁ!」 シュンッ!
 ▼ 899 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/22 00:19:28 ID:6ecwPdvo [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

姿を消したメガサーナイトは、一瞬のうちにキョダイダストダスの背後に移動する。

そして、こちらも大技、“サイコキネシス”を繰り出した。

両手をかざしたメガサーナイト、そこからキョダイダストダスに、直に強力な念力を送る。



 キョダイダストダス 「■※◆◆※■●━━━!?」

 オリーヴ 「振り解きなさい!」


 マサル 「させるなサーナイト!」

 メガサーナイト 「なぁぁぁぁ!」 ググッ



 キョダイダストダス 「●※※●■━━━◆◆※●●!!!」 クワッ!



念力に苦しんでいたキョダイダストダスだけど、自身を奮い立たせて“サイコキネシス”を振り解いた。

余程な力を使ったのか、振り解く余波で地響きのように大地が揺れ、キョダイダストダスの表情は険しい。


 マサル 「チッ……!」


メガサーナイトの攻撃は中断させられる形になったけど、逆に、そこまでしないと振り解けない攻撃と言うこと。

彼女のパワーは、キョダイマックスにも十分過ぎるほど通用していると言うことだ。


 オリーヴ 「良いわよダストダス! “ダイアース”で蹴散らしてやりなさい!」


土煙とともに迫りくる地割れ、“ダイアース”。

“テレポート”で回り込むか……、いや、同じ手が二度も通用するとは思えない。


 マサル 「向かい打て! “ムーンフォース”!」

 メガサーナイト 「さなっ!」



いま、夜中の何時だろう。

22時に決行したマクロコスモス潜入作戦、ユウリを救助して、ここオボン栽培地に駆けつけて……、少なくとも0時は まわっているはずだ。


深夜――、月が美しく輝く時間。

メガサーナイトは空を仰いで月夜からパワーを集め、胸元に凝縮すると、迫りくる“ダイアース”に向けて発射した。
 ▼ 900 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/22 00:20:00 ID:6ecwPdvo [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オリーヴ 「無駄よ!」

 マサル 「甘く見るな!」


満月を凝縮したかのような、暖かな光を放つ“ムーンフォース”。

そのエネルギーの球体は、地面を割きながら迫りくる“ダイアース”と衝突、途端、激しい衝撃波が湧き起こる。



 キョダイダストダス 「●●▲■※▲◆◆━━━!!!」

 メガサーナイト 「さななっ――!!!」



2つの攻撃の威力は互角か、2匹の中心で拮抗し、バチバチと ぶつかり合い、周囲に衝撃波を放出し続ける。

行き場を失ったエネルギーは地面を大きく抉り、土埃を空に舞いあげ、ギチギチと重低音を発し、どちらも一歩も引かない。



そして とうとう空間が耐え切れなくなり、爆発を引き起こした。



 メガサーナイト 「さなっ……!?」

 マサル 「ぅぐっ!? 大丈夫かサーナイトっ!?」


互いに相手の攻撃を押し切ろうと本気を出していたのだから、発散するエネルギーは凄まじい。

爆風がメガサーナイトを襲い、しかし立ち込める爆煙で彼女の姿を確認することは出来ない。



 オリーヴ 「“キョダイシュウキ”!」

 キョダイダストダス 「■※※▼※▲▲■━━━!!!」



 マサル 「なにっ!?」


 ▼ 901 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/22 00:21:28 ID:6ecwPdvo [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

突如響いたオリーヴの声と、キョダイダストダスの雄叫び。

爆風で立ってるのも ままならないのに――と思ったが、キョダイダストダスの巨体なら、あの爆風でも体勢を崩すことは無かったのか。



 メガサーナイト 「な゙ぁぁぁぁぁぁっ!?」

 マサル 「サーナイトっ!?」



立ち込める煙の中、メガサーナイトの悲鳴が響く。


スラリとしたメガサーナイトは、爆風の影響をモロに受けてしまい、完全に無防備な状態。

そこに、キョダイダストダスの大技、“キョダイシュウキ”が直撃してしまった。

体勢を崩していたメガサーナイトが、これを避けるのは不可能。“テレポート”する暇すら与えてくれなかった。



 オリーヴ 「このまま終わらせるわよ!」

 キョダイダストダス 「※▼■■●※▲●▲━━━!!!」


 メガサーナイト 「な゙っっっぁぁ……」



煙が徐々に立ち消え、オレの目に入ってきたのは、膝をついて苦しむメガサーナイトの姿。

ゴミにまみれた茶色い毒液が、メガサーナイトの足元から噴き出し続け、彼女のドレスを汚していく――汚されていくのだ。オリーヴなんかに。あいつのポケモンなんかに……!



 マサル 「サーナイト……!」



何をしてるんだ、オレは?


サーナイトは、キルリアは、オレを守るために、オリーヴに立ち向かってくれた。


ユウリだってそうだった。

酷い拷問を受けたのに、オレに被害が及ばないよう、オレの名前を頑なに伏せて、自分だけが耐えて。


またオレは……、大切な存在を、傷付けちまうのか?

オリーヴの言う通り、オレは何も出来ない、肝心な時に役に立てない、弱い人間だって言うのかよ……!?


 ▼ 902 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/22 00:22:20 ID:6ecwPdvo [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 メガサーナイト 「さっ……さなぁ!」

 マサル 「サーナイト!?」


暗い感情に支配されかけた時、サーナイトの叫びが、オレの目を覚まさせる。

“キョダイシュウキ”を受けて辛いはずなのに、苦しいはずなのに、オレの感情を感じ取って、オレを正気に戻してくれた。



なぁ、サーナイト。

もし、こんな不安定な感情のオレを、まだ慕ってくれると言うのなら。

こんなに美しくて可憐なサーナイトに、とうてい つり合わないオレを、まだ支えてくれると言うのなら。



 マサル 「……負けてたまるか! いけるかサーナイト!?」

 メガサーナイト 「さななぁ!」 コクッ



勝ちたい。勝たせてやりたい。勝って見せたい。

サーナイト、オレはお前と、勝利を掴みたい……!



 マサル 「“サイコキネシス”!」

 メガサーナイト 「ざな゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁぁぁぁああぁっぁぁぁぁぁぁ!!!」 カッ!



ひときわ大きく叫んだメガサーナイト。

それは、覚悟の表れなのか、自身を奮い立たせる おまじない なのか。


限界をむかえているはずのメガサーナイトは、カッと目を見開くと、噴出する毒液に逆らうように両手を前に突き出す。

そして次の瞬間、キョダイダストダスの巨体に異変が。



 キョダイダストダス 「■※◆◆※■●━━━!?」

 オリーヴ 「……ダストダス!?」
 ▼ 903 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/22 00:23:19 ID:6ecwPdvo [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

キョダイダストダスの体を、青い光が包み込む。

メガサーナイトが繰り出した“サイコキネシス”の念動力。

彼女の念じる精神の力が、キョダイダストダスの巨体を全て包み込むほどの質量となって具現化しているのだ、



 キョダイダストダス 「◆※●■◆◆━━━」



効果は抜群。

キョダイダストダスの体がグラリと揺れたかと思えば、“キョダイシュウキ”の威力が弱まる。



 マサル 「今だ攻め込めぇぇぇ!」

 メガサーナイト 「なあああっぁあぁぁぁぁぁぁ!!!」



進化を超えた進化、メガシンカ。

自身の能力を限界突破させる、ポケモンの神秘、究極の攻撃。

そう考えると、ダイマックスよりも凄いことなのかもしれない。巨大化せずとも、ダイマックスに匹敵する威力の大技を放てるのだから。


オレに懐いてくれたキルリアは、サーナイトに進化して、メガシンカを遂げて。

オレの感情にシンクロして、不利な状況を打破してくれて。無茶な指示に応えてくれて。オレを信じて突き進んでくれて。



ありがとう、サーナイト。


オレ、お前のこと、大好きだ。



 ▼ 904 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/22 00:24:28 ID:6ecwPdvo [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



――なんて心の中で思った途端。



 メガサーナイト 「さななっ♪」



サーナイトの嬉しそうな声。それと ほぼ同時に。



 キョダイダストダス 「※━━━◆━━※━」



キョダイダストダスの巨体が、地面に崩れ落ちた。


ゴミの山の崩落――とでも言うべきか。バキバキと周囲を切り裂く轟音とともに、その巨体は崩れ散った。



地に横たわる巨体から赤い光が発散したかと思えば、そこに居たのは、キョダイマックスが解除された、普通のダストダス。

ピクリとも動かない、戦闘不能。





勝ったんだ、オレたち。


オリーヴに、キョダイダストダスという強敵に、オレとサーナイトたちは、とうとう勝ったんだ!




 ▼ 905 リミアン@けいけんポン 22/07/22 00:25:16 ID:8yRQC.3g NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ついにマサルが勝ったんだ!
 ▼ 906 ネコ@ぬまのシズメダマ 22/07/23 00:02:08 ID:bSd6eBt6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やったぜ、後は念願のユウリとエッチするだけだ
 ▼ 907 ナバァ@かおるキノコ 22/07/23 00:07:41 ID:/XDcwNn2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
頑張れ
 ▼ 908 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/24 02:30:52 ID:PQfgmVZc [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 オリーヴ 「戻りなさいダストダス。よく戦ったわね」


オリーヴはダストダスをボールに戻すと、はぁと溜め息をつく。

キレそうな顔は ひとまず落ち着き、普段通りのクールな表情に戻っていた。



 オリーヴ 「私の負けね。良いバトルだったわ」

 マサル 「無制限のダイマックス使っといて良いバトルとか、笑わせんな」

 オリーヴ 「そうね。でもメガシンカには勝てなかった――。ジムチャレンジにメガシンカを導入したら、もっと面白くなりそうね」


ダイマックスの件はズルだけど、なんだかんだでオリーヴも、バトル自体は楽しんだような印象を受ける。

こんな犯罪に手を染めなければ、これからも優秀な秘書として生きていけたのにな。



そんなことを考えていると――。



 ダイマックスキテルグマ 「■■※■●◆◆━━※━!?」



背後で、ダイマックスしたキテルグマの悲鳴。直後、地面に崩れ落ちる轟音。


 レッド 「ふぅ。よくやったぞピカチュウ、フシギバナ」

 ピカチュウ 「ぴっか!」

 フシギバナ 「ばぁな」


振り返ると、最後のキテルグマが、戦闘不能になっていた。

地面に横たわる、グソクムシャとキテルグマの群、おおよそ20体。高級オボンを与える見返りに、この栽培地の見張りをさせていた、高レベルの野生ポケモンたち。

最後はレッドさんのポケモンしか残らなかったけど、20体ものダイマックスしたポケモンたちに、レッドさんたちは見事、勝利したのだ。
 ▼ 909 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/24 02:31:25 ID:PQfgmVZc [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ヒビキ 「やっぱりレッドさんは凄いです!」

 コトネ 「うん。レッドさんが来て、一気に形成逆転したもんね」

 ユウキ 「ハルカたちも、上手くやってると良いけどな」

 ヒカリ 「大丈夫ですよ。マサルさんたちが来たと言うことは、マクロコスモス本社の方は解決済みと言うことです」

 コウキ 「みんなで掴んだ勝利ってことか」

 トウヤ 「トウコさんも良い戦いっぷりでしたね。最後はレッドさんの援護に徹していましたし」

 トウコ 「まぁ、レッドさんの方が戦力は上だしね」

 キョウヘイ 「トウヤ先輩も格好良かったですよ」

 メイ 「うん、トウコ先輩、惚れ直しちゃったんじゃないですか〜?」

 トウコ 「ちょっと黙ってなさい ///」

 カルム 「マサルのバトルも凄かったね。初めてのメガシンカ、メガサーナイトと心を通わせて」

 ヨウ 「感動しました。マサルさんとサーナイトの絆!」

 ミヅキ 「うんうん! 思わず見入っちゃうバトルでしたよね!」


 マサル 「……へへっ。ありがとうございます、みなさん!」



オレたち皆で掴んだ勝利。

高級オボンの違法栽培疑惑、ポケモンの細胞を使った違法薬物による栽培を解明するという目的のために集まった、オレたち。

マクロコスモス本社ではヒヤっとする場面もあったけど、こうして勝利を掴めたのだ。


それはある意味、怖いもの知らずだから成せたことだと思う。

マクロコスモスはガラルの大企業。警察にも圧力を掛けられる強大な組織に立ち向かうなんて、無茶にもほどがある。


でもオレたちは、ポケモンを傷付けることが許せなかった。

それを解明しようとしたユウリを拉致監禁したことが許せなかった。


同じ志を持った、総勢21人の若いトレーナーたち。

ポケモンのことが大好きだからこそ、恐怖より正義を貫いて、勝利することができたのだ。
 ▼ 910 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/24 02:32:03 ID:PQfgmVZc [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 社員1 「オリーヴ様!」

 社員2 「お待たせしました。コレでキテルグマたちを復活させます!」

 オリーヴ 「えぇ、頼んだわ」



突然、スーツを着た男2人が現れた。

マクロコスモスの社員、オボンの違法栽培を知るオリーヴの手下であることは間違いない。


 マサル 「っ!? なんだお前ら!?」

 レッド 「それ……“げんきのかたまり”だな!」


けんきのかたまり――。

こいつら、せっかく倒したキテルグマたちを回復させるつもりか!?

皆で倒した強力なダイマックスの群を、また復活させるって言うのか!?


 マサル 「やめろ! 負けを認めたんじゃねーのかよ!?」

 オリーヴ 「アンタとのバトルは私の負け。でもね、私には やらなくちゃ いけないことがあるの」

 マサル 「は?」

 オリーヴ 「マクロコスモスを存続させて、委員長の戻って来る場所を守る」

 マサル 「戻ってくる場所……、出所したらってことか」

 オリーヴ 「委員長が立ち上げた、マクロコスモスという大企業。それを守ることが、秘書であり副社長であった私の使命なのよ!」

 マサル 「だから……そんなことのために! 沢山のポケモンたちを傷付けて! 違法なオボンを作ってたのかよ!?」

 オリーヴ 「黙りなさい! 委員長は私の研究を評価し、私を認めてくれた。今度は私が委員長を救う番なのよ!」


オリーヴのやつ、完全に間違った使命感に洗脳されている。

確かにマクロコスモスは、子会社であるダクマフルーツの『無農薬栽培オボンの実<贈答用一級品>』の売れ行きが好調で、経営が改善しつつあると聞いた。

ローズ委員長のせいで経営が傾き始めたマクロコスモスを、オリーヴは なんとしても立て直したいんだろう。


でもだからって……、もっと他にやり方があるだろ!?

 ▼ 911 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/24 02:32:59 ID:PQfgmVZc [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ダイマックスキテルグマ 「■※●■■◆━━━!」



そうこうしているうちに、キテルグマが1体、回復し、ダイマックスする。



 レッド 「チッ! 復活させやがった!」

 ヒビキ 「せっかく みんな倒したのに……」

 トウコ 「第二ステージとは厄介ね。トウヤ、げんきのかけら とか持ってない?」

 トウヤ 「ありますが、2つだけです」

 ヒカリ 「私は げんきのかたまり が3つです」



これは本格的にヤバいぞ。

いま戦えるのは、レッドさんのピカチュウ、フシギバナ、カビゴンと、オレのサーナイト、計4体。

それプラス、5体を回復できるけど、それでも戦力は9体分。

このままキテルグマたち20匹みんな回復されたら、とてもじゃないけど手に負えない。



どうすれば……!?










 *** 「リザードン、“だいもんじ”だ!」

 リザードン 「ばぎゅあ!」


 ※※※ 「行くぜフライゴン! “ドラゴンクロー”!」

 フライゴン 「ふりゃぁい!」


 ▼ 912 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/24 02:33:57 ID:PQfgmVZc [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

その時、どこからともなく聞こえてきた、2つの勇ましい声。

あたりを見回し、少しして、それが上空から聞こえてきた声だと理解する。



 ダイマックスキテルグマ 「◆●●※■■━━━!?」



大の字に拡散する爆炎が、キテルグマの顔面に。

低空を滑空する新緑のドラゴンの鋭い爪が、キテルグマの足に。

この強力な奇襲を喰らい、ダイマックスキテルグマはバランスを崩し、その場に倒れる。



 ホップ 「マサルー! 待たせたな!」

 ダンデ 「よく戦ったぞみんな! あとはオレたちに任せてくれ!」

 キバナ 「オレ様のナックルシティで随分と好き勝手してくれたみたいだなぁ、マクロコスモスさんよぉ?」



リザードンに乗った、ダンデさんとホップ。フライゴンに乗った、キバナさん。

これ以上ない援軍が、颯爽と現れたのだ。



 オリーヴ 「あいつら……!」

 社員1 「げんきのかたまり は大量にある。早くキテルグマたちの復活だ!」

 社員2 「あぁ、急ぐぞ!」



 キバナ 「させねぇよ! 出てこいジュラルドン、“スチーンエッジ”!」

 ジュラルドン 「じゅぁぁぁぁぁ!」 ドドドッ!



 社員1 「うぉっ!?」

 社員2 「こわ……」



キバナさんのジュラルドンガ繰り出した“ストーンエッジ”。

尖った固い岩が、マクロコスモス社員を取り囲むように地面に突き刺さり、行動を封じ込めた。

人に当たれば命が危ない“ストーンエッジ”を、なんの躊躇いも無く、あんなに的確にコントロールできるなんて……!
 ▼ 913 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/24 02:34:38 ID:PQfgmVZc [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ホップ 「マサル! みんな! 遅くなってごめんだぞ」

 マサル 「……へへっ。どこまで探しに行ってたんだよ〜」

 ホップ 「アニキ、ソニアの学会を見に行ってたみたいでさ。ついさっき、ようやく帰って来たんだ」

 ダンデ 「はははっ、すまない。一応 修行の身だからな。マスタード師匠に黙って出かけてたって訳だ」

 キバナ 「ったく。方向音痴のクセに1人で行くから迷うんだぞ」

 ダンデ 「大丈夫だ。ちゃんとリザードンが道を覚えていてくれたからな!」

 リザードン 「………」 ジトー


ダンデさんらしいと言えばダンデさんらしいな、まったく。

それと、キバナさんも来てくれたと言うことは、この事件は今後、それなりに世間に知られることになると思う。

警察やマスコミを黙らせる影響力を持つマクロコスモスとあっても、ダンデさんとキバナさんの人気・影響力には敵わないはずだ。


 ダンデ 「とにかく! お前たち、よく頑張った! あとは大人のオレたちに任せてくれ」

 キバナ 「そうだそうだ。ブルーちゃんたちはナックルスタジアムに案内したからな。お前らもスタジアムに行っときな」

 ダンデ 「ホップ、みんなをスタジアムに案内してあげてくれ」

 ホップ 「おう!」



あとは大人に任せて――か。

マクロコスモスを前に大人たちじゃ頼りないからって、オレたち若いトレーナーが集まった訳だけど、やっぱり最後は大人の出番が必要だ。

ダンデさんやキバナさんは、オレたちなんかより ずっと人生経験があって、こういう時の最善の対処法も分かっているはずだ。


もしかしたら。

素直に大人を信じて、博士たちやジムリーダー協会に前面に動いて貰っていたら、なにか違う結果になっていたかもしれない。


けどまぁ、ユウリを救出できた訳だし、結果オーライかな。


 ▼ 914 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/24 02:35:41 ID:PQfgmVZc [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 オリーヴ 「……ふふっ。終わりね。終わりなのね、これで」

 ダンデ 「アンタのことは気の毒に思うが、だからと言って、許されることじゃない。きっちり捜査させて貰うからな」

 オリーヴ 「えぇ。もう諦めたわよ」



オリーヴのことは、許せない。

高級オボンを違法栽培したこと、違法な農薬を作るのに沢山のポケモンを傷付けたこと、ユウリを傷付けたこと。絶対に許すことは出来ない。


でもそれは、オレが裁くことじゃない。

そこはしっかり、大人たちに任せるとするかな。



 マサル 「じゃあ皆さん、ナックルスタジアムに……」

 ホップ 「それなんだけど、マサルは――」





共に困難を乗り越えた仲間たちは、ナックルスタジアムへと向かった。





一方オレは。

ホップとレッドさんたちの強い勧めで、ユウリの居るポケモンセンターへと足を運んだ。



これからオレは、2人だけで、ユウリと再会する。





 ▼ 915 クホーク@ガラナツのえだ 22/07/24 12:05:48 ID:bgQoH8gk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スチーンエッジ>>912
 ▼ 916 ルーグ@ふるさとマフィン 22/07/24 20:07:37 ID:TYvMn8u. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 917 ャラランガ@ゆきだま 22/07/24 20:17:02 ID:2H32Z4XM NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
久々にきたら一気に進んだな
 ▼ 918 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/25 23:05:38 ID:/MnIEmDo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ブルー 「待ってたわよ」

 マサル 「ブルーさん?」


ナックルシティのポケモンセンターに着くと、エントランスにブルーさんの姿が。

どうやらオレのことを待っていたようだ。


 ブルー 「マサルが来たってことは、オボン栽培地は片付いたようね」

 マサル 「はい。ダンデさんとキバナさんが来て、一件落着です」

 ブルー 「私たちも会ったわ。マクロコスモス本社にも、これから捜査が入るらしいわよ」

 マサル 「一安心ですね、警察が動くようで。ところで、セレナさんや、カケル君たちは……」

 ブルー 「みんな無事よ。今はキバナさんに言われて、ナックルジムに行ってるわ」

 マサル 「良かった……。ブルーさん、色々とありがとうございました」

 ブルー 「なに言ってんのよ。マサルが機転を利かせてくれたお陰で、私たちは捕まらなかったのよ。お礼を言うのは私たちの方よ」

 マサル 「いえいえそんな」

 ブルー 「それよりマサル。早くユウリの所に行ってあげなさいよ」

 マサル 「はい……」

 ブルー 「ユウリは301号室よ。それだけ伝えたかったから」

 マサル 「301号室……、オレが行って、大丈夫ですよね?」

 ブルー 「はぁ……。マサル、アンタ もうちょっとユウリの気持ちとか考えた方が良いわよ?」

 マサル 「えっ?」

 ブルー 「少なくともユウリは、マサルに会いたがってるわ。……喧嘩したみたいだけど、いつまでも気にしてちゃダメよ」

 マサル 「それは……」

 ブルー 「まぁ、あとは2人で話し合うことね。じゃあ私もナックルジムに行くから。しっかりね」 ポンッ

 マサル 「あっ、ありがとうございました!」


ブルーさんはオレの肩をポンと叩くと、ナックルジムの方へと駆けて行った。


オレとユウリ、2人で話し合うこと――か。

ユウリはオレに会いたがってるってのも、事実なら嬉しいことだけど、何を話せば良いんだろう。

マクロコスモスが絡んだ この大騒動に巻き込まれ、ユウリを危険な目に遭わせてしまったオレは、いったいどんな顔で、ユウリに会えばいいんだろう。


 ▼ 919 ランセル@こおりのいし 22/07/25 23:07:50 ID:wi9INFWE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ついにマサユウのイチャイチャが見れる
 ▼ 920 ルミル@ルガルガンZ 22/07/25 23:10:32 ID:lMxAQir2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴム大量に用意するんだ
 ▼ 921 ルビル@ハイパーボール 22/07/25 23:10:45 ID:.FZ.3NIY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここのダンデはカッコいいな
 ▼ 922 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/31 22:23:26 ID:mRr.ZA32 [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ― コンコン



 ― ガチャッ



 ユウリ 「ぁっ、マサル……」

 マサル 「ごめん、こんな遅くに。寝てたか?」

 ユウリ 「ううん、大丈夫。入って」

 マサル 「あぁ」


ユウリに促され、部屋に入る。

ここは病室ではなく、普通の宿泊部屋。と言うことは、ユウリに怪我がないようで一安心だ。


ポケモンセンターには、トレーナーが安価に宿泊できる部屋が用意されている。

ビジネスホテルのシングルルームと造りは ほぼ同じで、狭い室内にベッドと机、椅子が置かれ、ユニットバスが付いている。


オレとユウリは、その狭いベッドに腰を下ろした。



 マサル 「怪我とかは……大丈夫か?」

 ユウリ 「うん。暴力とか、そういうのは無かったから」


ユウリは、備え付けの簡素な浴衣を纏っている。

白地にモンスターボールの柄が入った、ポケモンセンターの浴衣。その薄い生地は、ちょっと帯を引っ張れば簡単に肌蹴てしまいそうだ。


 マサル 「あの……、ごめん、ユウリ。そのっ……」


 ユウリ 「……クスッ。マサル、泥だらけだね」

 マサル 「あっ」


ユウリに言われて、自分の体が土や泥で汚れていたことに気付く。

それだけ激しいバトルを繰り広げていた証拠だし、汚れを気にする余裕すら無かったことの証拠でもある。

マクロコスモスの警備員の制服を着たままで助かった。
 ▼ 923 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/31 22:25:15 ID:mRr.ZA32 [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「シャワー浴びなよ。予備の浴衣もあるからさ」

 マサル 「そうか? じゃあ、そうさせて貰うよ」

 ユウリ 「うん」







これまたユウリに促され、オレはユニットバスに入った。



ダメだな、オレ。ユウリに言われたままで。しっかり謝らないといけないのに。


シャワーを浴びながら、自分の不甲斐なさを痛感する。


シャワーを使わせてくれたユウリには感謝しないとな。心を落ち着かせる時間を与えてくれた訳だもんな。







浴衣を着てユニットバスを出る。

ユウリはベッドに座って待っていてくれた。


 ユウリ 「さっぱりしたね」

 マサル 「あぁ。ありがとな」

 ユウリ 「ふふっ。お揃いの浴衣だね」

 マサル 「そうだな」


ユウリは無邪気に笑う。

普段通りの彼女の姿。はたまた、辛いのを隠しているのか。

ひとまずオレも、彼女の隣、ベッドに腰を下ろした。
 ▼ 924 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/31 22:26:58 ID:mRr.ZA32 [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「ブルーさんから聞いたよ」

 マサル 「えっ?」

 ユウリ 「マクロコスモスに潜入して、マサル、大活躍だったんだね」

 マサル 「いや、オレはブルーさんたちに頼りっぱなしで」

 ユウリ 「ううん。マサルが機転を利かせて、バレちゃった部長の仲間のフリしたんでしょ? それが無かったら捕まってた〜って。ブルーさんもセレナさんも、マサルのこと すっごい褒めてたよ」

 マサル 「まぁ……な。危ない賭けだったよ」

 ユウリ 「マサルは私と違って頭が良いんだから。もっと自信持ちなよ。ねっ?」


そう言って微笑むユウリに、少しだけドキッとする。

こんな状況になったにも関わらず、ユウリはオレのことを褒めてくれる。優しく接してくれる。笑顔を向けてくれる。

それがたまらなく嬉しかった。



 マサル 「ユウリ。本当に……ごめんっ!」

 ユウリ 「えっ……マサル?」

 マサル 「キャンプの時、オレがユウリに酷いこと言わなきゃ、こんなことにならなかったのに。オレ、ユウリに怖い思いさせちまって……、オリーヴたちに監禁されて。本当にオレっ、ユウリになんて謝ればいいかっ……!」

 ユウリ 「そんな! 顔を上げてよマサル!」

 マサル 「それにユウリ、スマホロトムのこと! オレの名前をずっと隠してくれて。そのせいで拷問みたいなこと受けさせちまって。オレなんかを守るためにっ……」

 ユウリ 「そんな全然! むしろ感謝してる! 私のこと、ちゃんと助けてくれたじゃん!」

 マサル 「けどオレっ!」

 ユウリ 「もぉ! ちょっとストップ!」 バッ

 マサル 「むぐっ?」


突然ユウリは、オレの口に手を当てる。オレの言葉を遮る。
 ▼ 925 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/31 22:29:37 ID:mRr.ZA32 [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「私の方こそ、ごめんなさい。マサルのこと、叩いちゃって」

 マサル 「そんなの……」

 ユウリ 「マサル、私のこと、心配してくれてたんだよね。怪我のこととか、無防備過ぎることとか。なのに私、自分がチャンピオンだからって、調子乗っちゃって……。マサルの忠告、ちゃんと聞いとくべきだった」

 マサル 「いや。あんなの忠告じゃないよ。怒鳴っちまって、オレ、あの時どうかしてた」

 ユウリ 「ううん。私もさ、マサルの気持ちとか、もっと考えるべきだった」

 マサル 「いやいや! そんなのオレが弱いだけで」

 ユウリ 「結局さ、マサルの心配を無視して、私1人で調査に行っちゃったのが発端だもん。マサルの言う通り、2人で調査してれば、こんなことには ならなかったと思う」

 マサル 「違う。オレの言い方が……、オレが怒鳴るとかじゃなくて、ちゃんとユウリを説得してれば、ユウリは1人で行くことは無かったんだ。オレなんだよ、悪いのは」

 ユウリ 「説得……か。その説得を遮っちゃったのは、私の方だよね」

 マサル 「ん? いや、それはオレが怒鳴ったから……」

 ユウリ 「ほら、あの時……、風でスカート捲れちゃって……///」

 マサル 「あ」

 ユウリ 「それで私、一方的にさ、テントに閉じこもっちゃって。マサルを叩いて、マサルのこと……大嫌いって」

 マサル 「いやーーーいや。けど。オレの方も、そのあとユウリに謝りに行くことも出来たんだ。それを、今はそっとして置こうって、自分に都合良いように判断しちゃってさ……」


 ユウリ 「……ふふっ。このままじゃ、お互い自分が悪いーって、終わんないよ」

 マサル 「ぁー、うん。確かにな」

 ユウリ 「終わりにしよ? 私、マサルと仲直りしたい」

 マサル 「オレも。ユウリとは今まで通りの関係に戻りたい」


 ユウリ 「今まで通り――か」


 マサル 「えっ?」

 ユウリ 「……ううん」


その時のユウリの表情は、何故か少しだけ、残念そうな雰囲気だった。

今まで通りの関係に戻る――、ユウリ的に、何か引っかかることがるのだろうか。

少なくともオレは、ユウリと、ホップと、ビートと、マリィと。同期組で仲良く過ごせる日常に戻ることが、何より嬉しいことなのに。
 ▼ 926 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/31 22:31:58 ID:mRr.ZA32 [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウリ 「……ねぇマサル」

 マサル 「ん?」

 ユウリ 「ありがとね。助けに来てくれて」

 マサル 「当然だろ。元はと言えばオレが……って、これじゃまた話が終わらなくなるか」

 ユウリ 「私さ。オリーヴさんに監禁されて、拷問……って言うか、その、マサルのこと喋らすように仕向けられて。本当のこと言うと、かなり、辛かったの」

 マサル 「ユウリ……」

 ユウリ 「縛られてさ。裸にされて。エッチな薬、飲まされて。体がカーって熱くなって。恥ずかしこと、いっぱいされちゃって……」

 マサル 「え? ぁ……ん? エッチな薬って……え? それ体とか大丈夫なのか?」

 ユウリ 「うん。濃度は違うみたいだけど、普通に売ってる薬だから」

 マサル 「なら心配ないけど……」

 ユウリ 「でも、私の体、どんどん熱くなって、どんどん変になって。辛かったって言うか……怖かった」

 マサル 「そっか……」

 ユウリ 「思い返すと……グスッ、ほんとっ、怖かった……ぅっ、グスッ」 ギュッ

 マサル 「えっ?」



ユウリは突然、オレに抱き付いた。



さっきとは打って変わって、弱々しく、細々と、言葉を発するユウリ。

これまでの辛かった記憶を思い出したのか、オレの肩に顔を埋め、背中に回した腕にギュッと力を込め、涙を流す。


本当に、相当、辛かったようだ。

オレなんかに すがる ほど、ユウリは辛く怖い思いをしたんだ。

こんなに泣いてしまうほど、ユウリの心は、限界を迎えてしまっていたんだ。
 ▼ 927 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/07/31 22:34:40 ID:mRr.ZA32 [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「大丈夫。もう大丈夫。全部終わったんだ。大丈夫だからな」 ギュッ

 ユウリ 「ぅっ……グスッ、ひっく、うん……」 ギューッ


なんとかユウリを安心させようと、オレはユウリを抱きしめ返す。

すると彼女は、それ以上の力で、オレのことをさらに抱きしめる。


肩に感じる湿り気が、どんどん増していく。ユウリは なかなか泣き止まない。

けど、今ここに居るのは、オレとユウリ、2人だけ。当事者同士、2人だけだ。


 マサル 「大丈夫だよユウリ。今なら どんだけ泣いても大丈夫。ユウリが落ち着くまで、ずっとこうしてるからな」 ギュッ

 ユウリ 「ひぐっ、ぅぇっ、グスッ、ぁりがとっ……」 ギュッ


こうやってユウリを抱きしめるのは、物心ついてからは、初めてのことだ。

細い体は、彼女が か弱い女の子であることを実感させられる。ガラス細工のように繊細な体。



ユウリは――。

ガラルチャンピオンは――。



こんなにも弱々しい一面を持っていた。

こんなにも弱々しいのに、ガラルチャンピオンに就き、人々の期待を背負い、プレッシャーに押し潰されないよう耐え、素の自分を出さずに、今日まで振る舞ってきたのだ。


いつポッキリ折れてしまっても、全然おかしくなかったのだ。

稀に見るバトルの腕前を誇るユウリは、それゆえに、チャンピオンと言う重圧と責任に、今日の今日まで、雁字搦めに縛られていたんだと思う。



凄いよ、ユウリ。それに偉い。

今まで一度も弱音を吐かずに、チャンピオンという職務を全うしてさ。



本当に凄いよ、ユウリ。




 ▼ 928 ティアス@はつでんしょキー 22/07/31 22:36:04 ID:ffAgjh7A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 929 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/04 21:19:22 ID:vnGQCeCI [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ユウリ 「グスッ……んっ、えへへ。情けないとこ、見せちゃったね」

 マサル 「そんなことないよ。あんなに怖い思いして、それに耐え抜いてさ。オレだって泣いちまう」

 ユウリ 「そうかな」


少し落ち着いてきたのか、ユウリは泣き止み、オレの体から離れる。

何故かそれを名残惜しく感じる自分が居る。肌で感じる彼女の温もりを、もっと求める自分が居る。


 マサル 「それにユウリ、今までの無理も溜まってたんじゃないのか?」

 ユウリ 「えっ?」

 マサル 「チャンピオンって立場のプレッシャーとかあっただろ? ガラル中から期待されて。スポンサー絡みも面倒だし。プライベートも犠牲にしてさ」

 ユウリ 「……うん」

 マサル 「ユウリはバトル好きだから、楽しんでるとは思うけどさ。気付かないうちにストレス溜まってると思うぜ?」

 ユウリ 「うん」

 マサル 「あんまり無理するなよ。自分の体が一番だからな」


 ユウリ 「……マサルってさ、優しいよね」

 マサル 「ん?」

 ユウリ 「ありがとう。私のこと、心配してくれて」


そう言ってユウリは微笑んだ。

やっぱりユウリは笑顔が一番だ。泣き顔なんて似合わない。

スポンサーとの付き合いで作り笑顔が増えたユウリだけど、この自然な微笑みこそ、昔から見てきたユウリの素の姿だ。
 ▼ 930 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/04 21:20:49 ID:vnGQCeCI [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウリ 「ねぇ、マサル……」


すると不意に、ユウリとの距離がズイっと縮まってくる。

また肩に もたれ掛ってくるのか――、なんて考えた、次の瞬間。





 ユウリ 「……chu♡」


 マサル 「んっ……!?」





ユウリの唇が、オレの唇と、重なったのだ。





 ユウリ 「……えへへっ。私のファーストキス、マサルにあげちゃった ///」

 マサル 「ふぁ、ファーストキスって……」 ドキドキ


鼓動が早くなる。

あまりにも突然過ぎる予想外の出来事に、顔が、体が熱くなる。


 ユウリ 「私、マサルのこと好きだよ。優しいマサルが好き。ポケモン想いのマサルが好き。大好き ///」

 マサル 「あっ、あぁ……」 ドキドキ


上手く言葉が出てこない。

ホップやマリィ、ビートと同じように、良い友達関係を築いてきたつもりだったユウリが、オレのことを……好き?

頭の中がパンクしそうだ。


 ユウリ 「でもマサル、全然気付いてくれないんだもん」

 マサル 「……ごめん」

 ユウリ 「マサル、私のこと無防備だーって注意してくれたよね。マサルの前だから無防備なんだよ? 私の気持ちに、気付いて欲しかったから……///」

 マサル 「そうだったのか……」
 ▼ 931 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/04 21:22:50 ID:vnGQCeCI [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

確かにオレは、スカートなのに気にせず しゃがみ込むユウリを、無防備だと注意した。

でも考えてみると、そんな無防備な姿は、オレと2人きりの時にしか見なかったような気がしてきた。

それが実は、オレの気を引くため……?


 ユウリ 「好きだよ、マサル。今回のことで、ますます好きになっちゃったな ///」


ホップやブルーさんが言っていたことが、ようやく理解できた。

ユウリのオレに対する気持ちは、他人にはバレバレだったってことか。ビートやマリィも気付いてるのかな?

と言うより、オレだけが気付かなかったって、どんだけ失礼なんだよ、オレ……。



 ユウリ 「……返事、聞きたいな」

 マサル 「えっと……」


ユウリは静かに、オレの返事を待っている。

その透き通るような瞳で、オレのことを見つめながら。

少しだけ不安が入り混じった表情で、オレの返事を待っている。


 マサル 「ユウリのこと、今までそういう風に見たことなかったから……、その、正直、驚いてる」

 ユウリ 「うん」

 マサル 「ユウリのことは大切な友達で、それ以上の関係になるなんて、考えてもみなかった」

 ユウリ 「……そっか」

 マサル 「でもオレ、さっき……ユウリを抱きしめた時。ユウリが泣き止んで離れる時、なんか名残惜しかったんだ。もっとユウリを抱きしめていたいって……///」

 ユウリ 「ぁっ……///」

 マサル 「なんか、そのっ……! ごめん、上手く言えないんだけど、いま急にユウリを意識しちまって、正直、ユウリの顔を見るのも恥ずかしくって……///」 ドキドキ


しどろもどろなオレのことを、ユウリはどんな風に見ているのだろうか。

女の子に告白されて、こんなにテンパって、情けないにも程がある。それこそ、幻滅されても おかしくない。
 ▼ 932 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/04 21:24:24 ID:vnGQCeCI [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「……ふふっ。マサル可愛い」

 マサル 「なっ」

 ユウリ 「そっか〜。マサル、やっと私のこと意識してくれたんだ〜。可愛い〜」

 マサル 「うるさいなぁ。ユウリだって可愛いだろ!」

 ユウリ 「えっ……ふふっ。そう?」

 マサル 「ぁ」


うわぁ、なに言ってんだよオレ。

言い返すところソコじゃないだろ。確かにユウリは可愛いけど。


 ユウリ 「私ね、もっとマサルに意識して欲しい。もっと私のこと見て欲しいの」

 マサル 「ん……うん」

 ユウリ 「マサルは、私じゃダメ?」

 マサル 「ダメって?」

 ユウリ 「私が彼女じゃ……ダメかな?」


ユウリは上目遣いでオレのことを見つめる。

今まで見たことのない彼女の一面に、なんだかドキドキしてしまう。

ユウリのことを意識しだした途端に、ユウリの言動一つ一つが、たまらなく可愛く見えてしまう。



 マサル 「ダメじゃないよ。ユウリは明るくて、ムードメーカーで、あと……可愛くて。すっごい魅力的な女の子だと思う」

 ユウリ 「ホント?」

 マサル 「あぁ。けど、オレで良いのか?」

 ユウリ 「えっ?」

 マサル 「オレなんかが、チャンピオン・ユウリに相応しいかってことだよ。ユウリはメディアからも注目されてて、人間関係とかに気を遣わないと――」


 ユウリ 「もぉ……そういうのダメっ!」 ギュッ

 マサル 「うわっ!?」

 ▼ 933 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/04 21:26:17 ID:vnGQCeCI [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

オレの言葉を遮って、ユウリが抱き付いてきた。かなり強く。


 ユウリ 「もっと自分に自信を持ってよ。マサルの優しさとか、博学な所とか、ポケモン想いのこととか、私、ずっと見てきたんだから」

 マサル 「ユウリ……」

 ユウリ 「そんなマサルが、私は好きなの。誰が何と言おうと、私はマサルが好き……」

 マサル 「……ありがとう」 ギュッ


オレもユウリを抱きしめ返す。

細い体、温かく柔らかな感触、伝わってくる鼓動、すぐ近くで感じる吐息。


ユウリは、こんなオレのことを好きになってくれた。

彼女の好意に気付かず振る舞っていたオレのことを、ずっと前から。


それがとっても嬉しくて、気付けばオレは、ユウリのことを強く強く、抱きしめていた。



 ユウリ 「ねぇ、今度は不意打ちじゃ無くて、ちゃんとキスして欲しいなーって」

 マサル 「あぁ」


キスなんて、オレには まだ縁のないことだと思っていた。

好きな男女同士が交わす愛情表現、まだ彼女の居ないオレには、無関係なことだと思っていた。



 ユウリ 「んっ……ちゅっ」

 マサル 「ちゅっ……」



それが、今。

ポケモンセンターの個室の中、小さなベッドの上で、オレはユウリと、口付けを交わしている。

自分とは無縁だと思っていたキスは、ユウリと言う、見知った仲の女の子と、突然に訪れた。

 ▼ 934 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/04 21:28:00 ID:vnGQCeCI [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「ちゅっ……んちゅっ、れろっ」

 マサル 「んむっ……!?」


単なるキス――かと思いきや、ユウリがオレの口の中に舌を捻じ込んできた。

知識としては知っている。舌を絡め合う、大人のキス。


 マサル 「ちゅぶっ、れろっ、ちゅっ……」

 ユウリ 「んふっ、ちゅるっ、んちゅっ……///」


ユウリは、大人のキスを求めるほど、オレに好意を抱いているらしい。

ならオレも、そんなユウリの想いに応えてあげたい。

ユウリの告白には驚いたけど、オレの中で じわじわと、ユウリに対する想いが湧き上がってくる。


 マサル 「ちゅっ、れろちゅっ、んちゅっ……」

 ユウリ 「んっちゅ、ぺろっ、ちゅっ、ちゅむっ……」


舌を絡め合う。

唾液が混ざり合い、厭らしい音が響く。

その初めての感触に お互い夢中になり、呼吸が荒くなる。


 マサル 「はふっ、ちゅむっ、れろっくちゅっ……」

 ユウリ 「んっ、ふーっ、ちゅぷっ、れろん、んちゅっ……」


頭がボーっとしてくる。

体が熱くなる。

舌を絡め合うという行為が、こんなにも気持ち良いなんて――。



 マサル 「んちゅっ……ぷはぁ!」

 ユウリ 「ちゅっ……、はふっ、ふーっ、ふーっ……///」



どれくらい絡め合ったのか。だんだん息苦しくなってきて、口付けは終わりを迎えた。

ユウリは顔を真っ赤にして、その表情は蕩け、息を荒くして、オレのことを見つめている。

普段では決して見ることのできない、妙に色っぽいユウリ。そんな顔で見つめられたら、嫌でも意識しちまうじゃんかよ……。

 ▼ 935 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/04 21:30:49 ID:vnGQCeCI [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 マサル 「って言うかユウリ、浴衣……」

 ユウリ 「ふぇっ? ぁっ……///」


そこまで激しくキスした覚えは無いけど、一連の行為で、ユウリの浴衣は乱れていた。

帯が緩んで前が だらしなく肌蹴て、上手く乳首は隠されているものの、胸の膨らみ、おへそ、グレーのパンツが丸見えだった。

って言うかユウリ、ブラしてないのか?


 マサル 「ごめん」

 ユウリ 「……見たい?」

 マサル 「えっ?」

 ユウリ 「マサルになら、私の全部、見せてあげる ///」 スルッ


ユウリは、肌蹴た浴衣を直すでもなく、逆にスルリと帯を取り払う。

そして そのままベッドに寝ころぶと、浴衣を完全に肌蹴させ、滑らかな色白の体を露出させた。


 マサル 「おっ、おい……」 ドキドキ

 ユウリ 「えへへっ。男の子に裸を見せるの、マサルが初めて……///」


悪戯っ子のように微笑むユウリ。

まるで、オレを試しているかのよう。


オレだって男なんだから、そんなことされたら、理性も何もかも吹っ飛んじまうだろ。



 マサル 「ユウリ……」 ギシッ

 ユウリ 「っ……///」


オレは、寝ころぶユウリの上に跨り、その綺麗な裸を まじまじと 見つめる。

普段の服では気にしなかったけど、ユウリの胸は しっかりと膨らんでいて、ピンクの乳首は ぷっくりと その存在をアピールしている。

単なる友達だと思っていたユウリは、こんなにも女性らしく成長していたんだな――。


 ▼ 936 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/05 21:52:12 ID:6cAg8bHQ [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「……見るだけ?」

 マサル 「……は?」

 ユウリ 「触っても良いんだよ?」

 マサル 「ばかっ! そこまでは……!」

 ユウリ 「……ホント、マサルって真面目だね」

 マサル 「真面目とかそういう問題じゃ無くて」

 ユウリ 「今なら……、2人っきりだよ?」

 マサル 「だけどっ」

 ユウリ 「こんな雰囲気で手を出さないって、逆に女の子に失礼だけどなー」



失礼――、そうか失礼か。



抑えて来た理性が、とうとう弾け飛ぶ。

キスで気持ち良くなったことも、オレのリミッターを外すキッカケになった。

見知った仲の女の子が裸で誘惑してくる状況、オレは ここまで十分耐えたと思う。でも、もう限界だ。


 マサル 「……誘ったのはユウリの方だからな」 モニュッ

 ユウリ 「んっ……///」


オレは とうとう、ユウリの胸に触れた。


……柔らかかった。


オレも思春期の男子。ネットでアダルト動画を見たりする。

そういう女優と比べればユウリの胸は小さいけど、柔らかく、弾力があり、揉み心地は最高だ。
 ▼ 937 ンヤンマ@ハイパーボール 22/08/05 21:52:41 ID:Y6..UH8s [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
きたー
 ▼ 938 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/05 21:54:34 ID:6cAg8bHQ [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「すげぇ、ユウリ……」 モミモミ

 ユウリ 「ひゃぁっ、ふっ、ふーっ……///」


そしてなにより、ユウリから漏れる吐息が妙に色っぽくて、オレを興奮させる。

自分から誘っておいて、耳まで真っ赤になって甘い声をあげるユウリ。

オレのエロイ行為を抵抗なく受け入れてくれる――、オレは今、ユウリを独り占めしている。


 マサル 「……可愛いよ、ユウリ」 モミモミ…コリッ

 ユウリ 「ひぅっ!?」 ビクン!


胸を揉みつつ、その頂きで ピンと勃っている桜色の乳首を爪で弾いてみる。

するとユウリはビクンと反応する。突然の刺激に驚いたのか、甘い吐息は短い悲鳴に変わった。


 マサル 「こっちの方が気持ち良いの?」 クリクリコリコリ

 ユウリ 「ひゃっ、まっ……て、ちくびっ、だめっ……///」

 マサル 「そっか〜」 クリクリコリコリ


やっぱり乳首を弄られる方が気持ち良いのか、ユウリの反応が明らかに変わった。

ならオレは、乳首弄りにシフトする。摘まんだり、爪で弾いたり、小さな乳輪を円を描くように なぞったり。



 ユウリ 「ふぁぁっ、まっ、ちょっ、やだっ……っ〜〜〜///」

  ― ビクン!



するとユウリは、ひときわ大きくビクンと仰け反った。

声にならない悲鳴を上げて。可愛らしい顔を更に赤く染めて。寝ころぶベッドのシーツをギュッと握りしめて。


 マサル 「そんなに気持ち良いのか、乳首」 クリクリコリコリ

 ユウリ 「ゃっ、マサルっ! まっ……て、イッた! いまっ、イッたからぁ……///」

 マサル 「うん。可愛かった」 クリクリコリコリ

 ユウリ 「ふぁぁっぁばかっ、ばかぁぁぁ……///」

 ▼ 939 ラガラ@キラキラメール 22/08/05 21:55:02 ID:A50M2HG2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
うおおぉ!
 ▼ 940 ッギョ@チイラのみ 22/08/05 21:55:39 ID:Y6..UH8s [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この時を待っていたんだ
 ▼ 941 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/05 21:57:18 ID:6cAg8bHQ [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

乳首だけでイッてしまったユウリ。

でもオレは、もう少しだけユウリの胸を、乳首を、触っていたい。弄っていたい。胸の感触を、もう少しだけ味わいたい。


 マサル 「良い。可愛いよ、ユウリ」 クリクリコリコリ

 ユウリ 「だめっ、やだっ……またっ、きちゃうっ……///」 ゾクッ


ユウリの恥ずかしがる反応を楽しみたい。

甘い喘ぎを聞いていたい。

気持ち良くて蕩けそうなユウリの姿を、ずっと見ていたい。


意地悪かもしれないけど、それがオレの本心。ユウリのことが、頭から離れなくなりつつある。



 マサル 「イッちゃいなよ、ユウリ」 クリクリコリコリ


 ユウリ 「ゃらっ、ぁっぁっ、ぁああぁぁぁぁぁっ……///」

  ― ビクン! ビクッ、ビクン……



ユウリは再度、大きく仰け反った。さっきより大きく。

乳首だけで2回連続でイケるなんて、女の子の体は気持ち良さに敏感なんだな。



 ユウリ 「はふっ、ふーっ、ふーっ、ふーっ……///」


息の荒いユウリは、ベッドに寝ころんだまま放心状態だ。

だらしなく口を開けたまま、どこを見ているのか目の焦点は合っておらず、乱れた浴衣を直す素振りも見せない。

浴衣は足元まで完全に肌蹴てしまい、色白のユウリの全身が露わになる。

女の子らしい滑らかな曲線美。呼吸に合わせて揺れる胸。細い腕と細い脚。旅で鍛えられた引き締まったウエスト。

どこを見てもユウリは綺麗で、オレは そんな彼女の虜になる。


 マサル 「ホント、可愛いよ、ユウリ」

 ユウリ 「んっ……///」


オレの言葉に、プイッと目線を逸らすユウリ。

下半身に目をやると、飾り気のないグレーのパンツは、アソコがグッショリと湿っていた。

 ▼ 942 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/05 22:02:53 ID:6cAg8bHQ [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウリ 「っ!? 見ないでよもぉ……///」

 マサル 「あっ、ごめん」


ユウリも濡れていることは分かっているらしく、オレの視線に気付いて顔を更に赤くする。

湿って色の濃くなったクロッチは、アソコに張り付き、クッキリと形が浮かび上がっていた。


 ユウリ 「……子供っぽいパンツって思ったでしょ」

 マサル 「いや、ユウリらしいなーって」

 ユウリ 「ばか。恥ずかしいんだから……///」

 マサル 「オレだって恥ずかしいよ」


 ユウリ 「私っ、こんなに濡れちゃってるの……、普通じゃないの」


 マサル 「普通じゃない?」

 ユウリ 「さっき話したでしょ? オリーヴさんに、エッチな薬、飲まされたって」

 マサル 「あぁ」

 ユウリ 「多分、まだ効果が残ってるんだと思う。私っ、マサルと会ってから、ずっとエッチな気分で……///」

 マサル 「えっ?」

 ユウリ 「キスして、裸見られて、おっぱい触られて、イカされちゃって……。私っ、今日おかしいの……///」

 マサル 「おかしいって……、大丈夫なのか? もしかしてオレ、マズいこと――」

 ユウリ 「……んしょ」


オレの言葉を遮るように、ユウリはベッドから起き上がる。

浴衣はスルリと滑り落ち、パンツだけのユウリが、目を潤ませながら、オレに迫る。


 ユウリ 「マサルっ、私っ、マサルのこと、大好きっ……ちゅっ」

 マサル 「んむっ……///」



そのままユウリは、オレにキスをした。



 ▼ 943 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/05 22:04:53 ID:6cAg8bHQ [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「はぁっ、はぁっ、れろちゅっ、んちゅっ……///」

 マサル 「んっ、ちゅぶっ、れろっ、ちゅるっ……」



舌を捻じ込み、舌を絡ませ、再び交わされる大人のキス。



 ユウリ 「ちゅるっ、んちゅっ……ハァッ、マサル、私っ……」

 マサル 「ちゅっ、れろちゅっ……、ユウリ?」


するとユウリは、枕の下に手を伸ばし、何かを取り出した。

ビニールに入った、薄いリング状のモノ――、それが何なのか、流石のオレでも知っている。


 ユウリ 「マサルと……、エッチしたい……///」

 マサル 「っ……///」



衝撃の発言だった。


ポケモンバトルとカレーが大好きで、前向きで、無邪気で、ちょっと抜けてる所があって。

無防備さを演じていたけど、エッチなことへの知識や興味なんて全然無いと思っていたユウリが――。



 ユウリ 「全部っ、オリーヴさんの薬のせいだよ……。私っ、体がウズウズしてっ、アソコがキュンキュン止まらなくてっ……///」

 マサル 「わっ、分かってる! いまユウリが異常なのは分かってる。だからこそ一旦落ち着こう」

 ユウリ 「無理かも。私、もう限界っ……、マサルあんなに おっぱい弄っておいて、今さらダメなんて酷いよっ……///」

 マサル 「それはそうだけど……。だいたい、なんでコンドームなんて持ってるんだよ!?」

 ユウリ 「ブルーさんが、くれたの。マサルが来る前」

 マサル 「ブルーさん!?」


えっ、あの人いったいなに考えてるの?

いや、集合場所がラブホテルって時点で普通じゃないとは思ったけど。

 ▼ 944 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/05 22:07:44 ID:6cAg8bHQ [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「マサルっ……、お願い。私っ、マサルに気持ち良くして欲しい……///」 シュルッ

 マサル 「おっ、おい……///」 ドキッ


するとユウリは、グレーのパンツを脱ぎ捨てた。

露わになった、ユウリのアソコ。初めて見る、女の子のアソコ。

うっすらと、本当に うっすらと毛が生えてるけど、プニッとした、綺麗なアソコだった。


 ユウリ 「これ、付けて、早く……」


ユウリは見るからに異常だった。

蕩けた表情で、呼吸を荒くし、そんな状態でオレにコンドームを差し出した。


 マサル 「って言うかユウリ本当に大丈夫か?」

 ユウリ 「大丈夫……じゃない。体っ、熱くてっ、マサルのこと見てると、すっごいエッチな気分になる……///」

 マサル 「なぁユウリ。オレとエッチしたいってのは、その薬のせいだろ? そんな状態で、一線を越えちまうのは……」

 ユウリ 「薬のせいかもしれない……けど! マサルのこと大好きって気持ちは本当だもん。だって私っ、マサルのこと考えながら……、一人でっ、ぉ、ぉなにぃ、しちゃったり……///」

 マサル 「っ……///」 ドキッ

 ユウリ 「お願いマサル……。私を助けるためだと思って……ね?」 ウルウル



 マサル 「……だぁぁぁーもぉぉぉぉぉー!」 バサッ!



反則だよユウリ。

その色っぽい表情! その色っぽい声!

しかも素っ裸で! 胸もアソコも何にも隠さないで!



それに、オレのこと考えながらオナってたって! 



オレの理性は、今ので完全に、完全に吹っ飛んだ。



 ▼ 945 ニャット@あまーいりんご 22/08/05 22:15:12 ID:Y6..UH8s [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
最高
 ▼ 946 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/06 20:05:08 ID:bgEoPzAQ [1/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

浴衣を解き、トランクスも脱ぎ捨て、ユウリの目の前で全裸になる。


 ユウリ 「っ〜〜〜///」


オレのチ●コを見て、口に手を当て顔を真っ赤にするユウリ。

ユウリの裸を見て、乳首を弄って、大人のキスをして、オレのチ●コはダイマックスしている。その反応は当然か。


コンドームなんて初めて使うけど、チ●コの先端に被せ、クルクルっと根元の方に巻いていけば、案外簡単に装着できた。

これで準備完了だ。これがエッチ前の最終段階だ。



 マサル 「ユウリ……、本当に、良いんだな?」

 ユウリ 「うんっ。マサルとが良い」


ユウリはベッドに寝転がる。

もう前戯は十分だ。ユウリのパンツを見て分かる通り、ユウリは十分濡れている。



 マサル 「挿れるよ……」 ドキドキ

 ユウリ 「うん……///」 ドキドキ


  ― ヌプッ


 ユウリ 「っ……///」


  ― ミチミチッ……


 ユウリ 「ぃっ、ぁぁぁっ……///」



まさかオレの童貞が、ユウリで卒業することになるなんて。

オレは ゆっくりと、チ●コをユウリの中に押し進める。

ユウリの中は、しっかり濡れていて滑りは良いものの、狭くて少しずつしか進まない。

 ▼ 947 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/06 20:06:10 ID:bgEoPzAQ [2/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「大丈夫か?」

 ユウリ 「ぅっ、うん……」


  ― ズプズプッ……ズプッ!


 ユウリ 「ひぎっ……///」 ビクン!

 マサル 「はぁっ、はぁっ、全部、入ったぞ」 ドキドキ


オレのチ●コが、全部ユウリの中に入った。

その瞬間にユウリはビクンと反応し、軽くイッてしまったようだけど、その表情は どこか辛そうだ。


 ユウリ 「ハフー、フーッ、フーッ……、ぃっ……」

 マサル 「痛い? ホントに大丈夫か?」

 ユウリ 「ちょっと、痛い……。初めてのっ、痛さ……」


涙ぐむユウリと、オレは今、繋がっている。

アソコを見れば、滴る赤い液体。オレのチ●コが、か細いユウリの中を突き進んだのだから、痛みも当然だ。

オレはユウリの手を握り、ギュッと絡ませる。


 マサル 「落ち着いたら言って」

 ユウリ 「んっ……ハァッ、ハァッ、えっへへ……、私の初めて、マサルにっ、嬉しい……///」

 マサル 「っ……///」


ユウリの初めて――。

瞳を潤ませ、痛いはずなのに笑顔で言ったユウリは、最高に可愛くて たまらない。

こんなに可愛らしいチャンピオンと、オレは今、一つになっている。

 ▼ 948 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/06 20:07:15 ID:bgEoPzAQ [3/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「………」 ピシッ

 ユウリ 「ひんっ!?」 ビクッ


ユウリの乳首を、爪で弾く。

当たるか当たらないかギリギリくらいの位置で、何往復も。


 ユウリ 「ふぁっ、んっ、あぁっ……///」


続けて、乳輪をクルクルと爪で なぞる。乳首を弾く。乳輪をなぞる。

リズミカルに2つの刺激を与え続けると、小さな乳首はプクッと膨らみ、感じていることが分かる。



 ユウリ 「んふっ、ふーっ、ふーっ、ひゃぁぁぁ ///」

 マサル 「ユウリ、乳首、弱いんだね」

 ユウリ 「んっ、こんなのっ、むりだよぉ……///」

 マサル 「痛み、落ち着いた?」

 ユウリ 「ふぇっ? ぁ、んっ……うん。かなりマシになった、かな」


 マサル 「じゃあ……動くよ?」 ドキドキ

 ユウリ 「うん……」 ドキドキ


  ― ジュプッ


 ユウリ 「ああぁぁぁっ!?」 ビクン!

 マサル 「うぐっ!?」


一突き、たった一突き。

その途端、ユウリが悲鳴に近い甘い声を上げる。

そしてオレも、今まで経験したことの無いような気持ち良さに襲われる。


  ― ジュプッ、ジュプッ、ジュプッ


 ユウリ 「ひんっ!? ぁっ、ぁぁぁっ、んくぅぅっ……///」

 マサル 「はっ、はっ、これっ、ヤバい……」

 ▼ 949 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/06 20:08:21 ID:bgEoPzAQ [4/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ヤバい。本当にヤバい。

自分でオナるのとは大違い。生温かく、ぬっとりとチ●コに絡みつくユウリの中は、とんでもない気持ち良さ。


  ― ジュブッ! ジュプッ! ジュプッ!


 ユウリ 「っぁぁぁだめっ! まっ、イッちゃ……イッ、っっっぅぅぅ〜〜〜!」

  ― ビクン!

 マサル 「うっ……!?」



ユウリは固く目を瞑り、歯を食いしばり、オレの手をひときわ強く握り、絶頂を迎えた。

その瞬間、オレのチ●コを搾り取るかのように、ユウリの中で締め付けが強くなる。


 ユウリ 「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ……///」 ガクガク


ユウリは放心状態なのか、目の焦点が合わず、口をパクパクしながら小刻みに震えている。

初めてのエッチで絶頂した――、チ●コで絶頂させられたのは初めてなんだから、放心状態になるのも納得だ。

もっとも、オリーヴに飲まされたと言う薬の効果も少なからずあるとは思うけど。



 マサル 「大丈夫か?」

 ユウリ 「ふーっ、ふーっ、ふーっ、ぅん。きもちよかった……///」

 マサル 「そっか」


  ― ジュブッ!


 ユウリ 「ひぐっ!?」 ビクッ

 マサル 「ごめんねユウリ。オレも早くイキたい」


ユウリは、薬のせいで敏感になっている。

でもオレは、まだイケてない。気持ち良いけど、まだ絶頂には至っていない。

 ▼ 950 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/06 20:09:34 ID:bgEoPzAQ [5/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

  ― ジュプッ! ジュップ! ジュップ! ジュップ!


 ユウリ 「やらっ……まっ、て! いった、ばっか……!」

 マサル 「んくっ……、ユウリの中っ、すげぇ締まるっ……!」


  ― ジュブッ! ジュブッ! ジュプッ!


 ユウリ 「やんっ……らめっ! からだっ、おかしく、なっちゃ、ぅあぁぁぁぁっ……///」

 マサル 「はぁっ、はぁっ、はぁっ、ごめっ、ユウリっ、ごめんっ!」


乱れるユウリの両手を握りしめ、オレは夢中になって腰を振る。

傍から見れば滑稽な姿だと思うけど、もう止められない。理性も遠慮も吹っ飛んだオレの頭は、止まることを拒否している。


  ― ジュブッ! ジュップ! ジュップ! ジュップ!


 ユウリ 「っぁああぁっぁあっ! またっ……きちゃぅっ! きちゃぅからマサル! まってっ、まさるぅぅぅ!」 キュン

 マサル 「っぐ、またっ、締まるっ……」 ゾクッ


ユウリの中を突くたびに、ギシギシと揺れるベッド。

悲鳴のような喘ぎ声を上げるユウリは、首をぶんぶんと振り、必至に快感を耐えている。

オレの名前を叫び、待ってと言いつつ逃げる素振りを見せないユウリは、健気で、色っぽくて、可愛くて。


  ― ジュプン! ジュブッ! ジュブッ!


 ユウリ 「ぃぃっちゃぅ! もぉっ、らめっ、からだっ、へんにっ、へんになっちゃ、ぁああぁぁぁぁっ!」

 マサル 「ヤバいっ、ユウリっ、オレもっ、オレもっ……!」


そんなユウリから、オレは告白された。


いまガラルで最も注目されている少女、チャンピオン・ユウリ。

小さい頃から見知った仲で、ジムチャレンジの同期で、稀に見るバトルの腕前を誇るユウリ。

元気で、明るくて、ポケモンバトルが大好きで、カレーに目が無くて、無邪気で、ムードメーカーで、頑張り屋で、弱い所を見せようとしないユウリ。



そう、オレは、オレも――。



 ▼ 951 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/06 20:10:23 ID:bgEoPzAQ [6/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 マサル 「オレもっ……、好きだっ! ユウリのこと、好きだよ、ユウリっ!」


 ユウリ 「ふぇっ!? ぁっ、ぁぁぁぁっ、あああぁぁぁっぁ ///」 ゾクゾクッ


  ― ジュプン! ジュブッ! ジュプッ!



 ユウリ 「らめっ!? いっ……ぃっちゃっ! っあああぁああっぁぁぁああぁぁぁっ」

  ― ビクン! ビクッ、プシュッ! ビクビクッ、ビクン!


 マサル 「ゔっやばっ締めつけっ……、っぐぅぅううぅんんんんっ!?」

  ― ドビュッ! ビクッ、ドピュッ、ドビュルッ、ビクン、ビクン……





オレとユウリは、2人同時に、絶頂を迎えた。





 ▼ 952 メタマ@どくどくだま 22/08/06 20:10:57 ID:WL7AHeLI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この瞬間をずっと見たかったんだ
 ▼ 953 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/06 20:11:26 ID:bgEoPzAQ [7/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



絶頂の余韻に浸って、かれこれ数十分。

まだ裸のまま、オレとユウリは、狭いベッドに並んで寝ころんでいる。


お互い乱れまくって、エッチが終わった今になって、死ぬほど恥ずかしくなってくる。

ユウリもそうなのか、頬を染めたまま、今まで何って話すことなく、けれど、手は ずっと握り合っている。


 マサル 「ごめんな、ユウリ。オレ、ちょっと暴走しちゃって……」

 ユウリ 「ぁ、ううん、大丈夫。私もそのっ、気持ち良かったもん……///」

 マサル 「そっか、良かった」

 ユウリ 「それで……さ。さっきの、ホント?」

 マサル 「ん? あぁ、本当。オレもユウリのこと好きだよ。無邪気な所も、可愛い所も、ちょっと弱い所も、エッチな所も、全部、そんなユウリが好き」

 ユウリ 「んっ……ふふっ。嬉しいな ///」


嬉しいのは、オレもだよ。

こんなに身近に愛おしい存在が居ることに、気付かせてくれて。

大切なものは案外すぐ近くにある――なんて言うけど、正にその通りって訳だ。



 マサル 「これからもよろしくな、ユウリ」 ギュッ

 ユウリ 「うんっ!」 ギュッ





マクロコスモスが絡んだ、高級オボンの不正栽培事件は、こうして幕を閉じた。


その事件が発端で、喧嘩してしまったオレとユウリだけど、こうして無事に仲直りすることができた。より深い関係に進展できた。


ユウリの片思いに気付いていたであろう、ホップ、ビート、マリィ。

あいつらに、どんな風に話そうかな。まさかエッチを済ませたなんて言えないし……。


けどユウリなら、全部包み隠さず話してしまいそうな気がする。

ちょーっと監視しておかないとマズいかな、ははは。




 ▼ 954 チフサグマ@ビアーのみ 22/08/06 21:03:48 ID:QtLsxMTg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いいですな
 ▼ 955 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/06 21:50:23 ID:bgEoPzAQ [8/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





例の事件から、1週間が経った。



ダンデさんが「大人に任せろ」と言ってくれたので、オレたちは今回のことを、全て大人たちに任せている。

ダンデさんとキバナさん、ポケモン保護協会なんかが動いて、オリーヴは逮捕されたし、マクロコスモスの経営陣も責任が問われているらしい。

詳しいことは分からないけど、その辺のことは、オレたち子供が出る幕じゃないはずだ。



事件解決に協力してくれたブルーさんたちには、改めてお礼の手紙を送った。

ユウリが送った『チャンピオン監修! 本格ガラルカレー・レトルトパック詰め合わせ<贈答用特選品>』は、なかなか好評だった。



それと、今回のことで、チャンピオンだからと言ってユウリを使い過ぎでは? と言う意見が相次いだらしい。

今後のチャンピオンの在り方を検討する会議が予定されていて、答えが出るまでは、リーグ委員長であるダンデさんが間に入り、仕事の振り分けをするようだ。

これでユウリの負担が少しでも減ってくれれば、オレとしても安心だ。



 ▼ 956 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/06 21:52:35 ID:bgEoPzAQ [9/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



で――、オレは今、ワイルドエリアの『げきりんの湖』に来ている。



 マサル 「……サーナイト。本当に良いのか?」

 サーナイト 「さなぁ……」 ウルウル


オレたちに協力してくれたサーナイトを、ワイルドエリアに帰すために。

元々は、ポケモンセンターで回復させるための一時的なゲットだった訳で。

事件が解決した今、きちんと野生に帰さなければならないんだけど――。


 マサル 「ここならお前の仲間が住んでるんだ。人間にゲットされるより、野生のまま暮らした方が幸せなんじゃないか?」

 サーナイト 「さなさなぁ……」 ウルウル


サーナイトは、涙ながらに首を振る。

まぁ、メガシンカしてくれるほどオレのことを信頼してくれてた訳だし、そんな予感は してたけどな。


 マサル 「……じゃあ、これからもオレと一緒に居てくれるか?」

 サーナイト 「さなぁ!」 パァァ

 マサル 「そっか。よろしくな、サーナイト!」

 サーナイト 「さなぁ♪」


サーナイトはパッと満面の笑みを浮かべ、クルクルと踊り出す。

進化して成長したとは言え、キルリアの頃の可愛さは そのままだ。





 ユウリ 「マサルー! カレーできたよー!」


 マサル 「おー! すぐ行くー!」


 ▼ 957 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/06 21:57:46 ID:bgEoPzAQ [10/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

実は、ユウリも一緒に来ている。


あの日――事件が発覚する前、喧嘩してしまった日。

オレとユウリは調査のため、ワイルドエリアにキャンプで長期滞在する予定だった。

チャンピオンの仕事で忙しく、プライベートな時間が取れないユウリにとって、仕事の調査でとは言え、オレと2人でキャンプすることを相当楽しみにしていたらしい。


ユウリは今、例の事件の休養と言うことで、長期休暇を貰っている。


それでは――と、オレとユウリはキャンプの続きをしに、2人でワイルドエリアを訪れていると言う訳だ。

お忍びだけど、ここ“げきりんの湖”エリアなら、滅多に人は来ないし、奥まった場所にテントを張っているから、見つかることも無いはずだ。



 ユウリ 「じゃーん! ジューシー・ミックスハーブカレーです!」

 マサル 「おぉ!」

 ユウリ 「ボブの缶詰に、さっき採った新鮮な水辺のハーブ、ヒメリ、オレン、隠し味にロゼルを加えた、私の自信作!」

 マサル 「流石ユウリ! 香りだけで絶品って分かるよ」

 ユウリ 「えへへっ」


 マサル 「みんな出てこい! ユウリ特製のカレーだぞ!」

 ユウリ 「みんなお待たせー! カレーの時間だよー!」



ポケモンたちと一緒に鍋を囲んでカレーを食べる。

他人の居ない、オレたちだけの空間、オレたちだけの時間。最高に充実した ひととき。


ただ、これが“恋人同士”のすることか、と聞かれると……?


普段から仲の良かったオレとユウリ。

晴れて付き合うことになったけど、これまでと違うことってなんだろう?

 ▼ 958 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/06 22:00:13 ID:bgEoPzAQ [11/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



ちなみに、ホップたちには きちんと話した。



 ホップ 『流石だぞ! やっとユウリの気持ちに気付いたんだな!』


 マリィ 『おめでとユウリ。鈍感野郎を好きになると大変やけんね』


 ビート 『全く今頃になって気付いたんですか!? 僕より長い期間彼女と過ごしていたと言うのに僕より彼女の気持ちを分からないとはどういうことなんですか!? まぁ僕ほどのエリートであれば、他人の感情を読み取ることくらい朝飯前ですがね、それにしてもマサル、君は鈍感すぎますよ! どれだけ僕らまでヤキモキしてきたと思ってるんですか!? そもそもチャンピオンに相応しいかという問題g』



とまぁ、散々な言われようだったけど、オレとユウリが付き合うことになっても、今までと変わらず接してくれる。

と言うより、やっぱり3人にはバレバレだったみたいで、なにを今さら……と言った反応だった。



 ▼ 959 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/06 22:02:48 ID:bgEoPzAQ [12/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ユウリ 「ごちそうさまでしたー」

 マサル 「ご馳走さまでした。やっぱユウリのカレーは美味しいよな〜」

 ユウリ 「ふふっ。お粗末様でした」

 マサル 「皿洗いはオレがやっとくよ」

 ユウリ 「あっ、ちょっと待って」

 マサル 「ん?」



そう言ってユウリはバッグを漁り始める。なんの躊躇いも無く、しゃがみ込んで。

その姿勢だと、スカートの中、丸見えなんだけど……。


 マサル 「なぁユウリ……、スカート」

 ユウリ 「ん? なにマサル〜、私のパンツ覗こうとしてるの〜?」

 マサル 「いや、スパッツ穿いてるからって無防備過ぎだぞ」


付き合ってる訳だし、まわりに誰も居ないので、無防備もなにも無いんだけど……。

もう少しユウリには、女の子としての自覚を持って欲しいと言うか、恥じらいを覚えて欲しいと言うか……。



 ユウリ 「そんなことより……、はい、コレ」

 マサル 「手紙? いや、これって……!」


ユウリから手渡されたのは、一封の封筒。

その表面には、ガラルリーグ公式マークの封蝋印が。



 ユウリ 「……うん。ガラルリーグの推薦状だよ」



 ▼ 960 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/06 22:08:03 ID:bgEoPzAQ [13/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「どうして……、オレなんかに?」

 ユウリ 「マサルたち、みんなのお陰で、マクロコスモスの犯罪を暴くことが出来たんだよ。あの農薬を作り出すために、沢山のポケモンたちが傷付けられてきて……。それを全部、解決できたの、特にマサルの活躍があったからだもん」

 マサル 「でも、それはブルーさんたち みんなで協力したからで、オレもその一部って言うか、そんな、オレだけ特別扱いされるようなことは……」

 ユウリ 「大丈夫。ダンデさんにも話は通してあるし、そもそも、チャンピオンである私が、マサルの実力を認めてるんだから!」

 マサル 「オレの実力なんて」

 ユウリ 「オリーヴさんとのバトル、凄かったらしいね。サーナイトのメガシンカで……、私も見たかったなぁ」

 マサル 「あれは……ほら。無我夢中で、ぶっつけ本番で」

 ユウリ 「とにかく! 私はチャンピオンとして! メキメキ実力を付けてるマサルとバトルしたい。強くなったマサルと、バトルしたいの!」

 マサル 「ユウリ……」

 ユウリ 「ジムチャレンジ期間は もう少し先だけど……、私、待ってるから。マサルが頂上まで登って来るの」


ユウリは、真っ直ぐ真剣な眼差しで、オレに言い放った。

普段のユウリとは掛け離れた、威厳と威圧さえ感じるその雰囲気は、まさしくチャンピオン。

オレは今、ガラルチャンピオンから、宣戦布告を受けた訳だ。


 マサル 「……へへっ。そこまで言われたら、受け取らない訳には いかないな!」

 ユウリ 「うん。決してマサルを特別扱いしてる訳じゃないよ。マサルの実力を、私に ぶつけて欲しいの!」

 マサル 「よしっ。臨むところだ!」



オレも真剣な眼差しを向け、言い放つ。

ユウリと言うオレの彼女に――ではなく、誰もが憧れる、ガラル・チャンピオンに向けて。

チャンピオンからの宣戦布告、喜んで受けようじゃないか。


ジムチャレンジまでは、まだ時間がある。それまでに、もっともっと特訓しなければ。

新たにメンバーに迎えたサーナイトの力を、更に引き出せるように。メガシンカが無くてもダイマックスに立ち向かえるような実力を、手に入れるために。

勿論、エースバーンたちも、今以上に強く成長させるために。



オレに、新たな、大きな、楽しみな、目標ができた――!



 ▼ 961 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/06 22:11:52 ID:bgEoPzAQ [14/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「……ありがとうユウリ。オレに目標をくれて。本当にありがとう」

 ユウリ 「ふふっ。……ただし! 条件があります!」

 マサル 「条件?」

 ユウリ 「さっきマサル、“スパッツ穿いてるからって無防備過ぎだ〜”って言ったでしょ?」

 マサル 「えっ? あぁ。 いくら まわりに誰も居なくても、もうちょっと自覚を……」



 ユウリ 「スパッツ……、今日は穿いてないよ」 ピラッ

 マサル 「っ!?」 ドキッ



そう言ってユウリは立ち上がると、自らワンピースの裾を捲ってオレに見せつけた。

ピンクと白のツートンカラーに、花の刺繍が入った――って、なにじっくり見てるんだよオレ!?



 ユウリ 「……ふふっ。この前のは子供っぽくて色気も無かったからさ、可愛い下着、買って来ちゃった ///」

 マサル 「いや、だからって見せなくて良いから!」 ドキドキ


 ユウリ 「ねっ、マサル。条件って言うのはね……///」

 マサル 「なんだよ……?」





 ユウリ 「エッチ……しよっ♡」





 「2人の架け橋、高級オボン」



   ――― 完 ―――



 ▼ 962 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/08/06 22:12:37 ID:bgEoPzAQ [15/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



高級オボンを巡る主人公たちのお話しは、これにて全て完結です。

皆さんは誰のストーリーが好みでしたか?


2019年3月31日、前スレ建てた当初から読んで下さった方は果たしてどれくらい居るのか……。

長らくのお付き合い、ありがとうございました!



【R-18】新学期だし、ゲーム主人公のイチャエロSS書いてく

https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=965262

【 Episode−1 】 レッド×ブルー、「幼馴染の弱みを握る」

【 Episode−2 】 ヒビキ×コトネ、「脱衣願望奈良公園」

【 Episode−3 】 ユウキ×ハルカ、「ライブチャットにご用心」

【 Episode−4 】 コウキ×ヒカリ、「お嬢様のスカート事情」

【 Episode−5 】 トウヤ×トウコ、「草食男子に惚れる時」

【 Episode−6 】 キョウヘイ×メイ、「あなたも元気メイっぱい」

【 Episode−7 】 カルム×セレナ、「クールな彼女の裏の趣味」

【 Episode−8 】 ヨウ×ミヅキ、「悪戯、告白、野天風呂」

【 Episode−9 】 カケル×アユミ、「デート気分で波乗りピカブイ」



【R-18】こんな時期だし、ゲーム主人公のイチャエロSS書いてく【完結編】

https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=1337461

【 Episode−10 】 マサル×ユウリ、「届かぬ実力、届かぬ想い」

【 Episode−FINAL 】 全主人公、「2人の架け橋、高級オボン」



     ―  終 わ り  ―



 ▼ 963 ガバシャーモ@シャラサブレ 22/08/06 22:19:49 ID:BrxwztyE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙!
ずっと追ってましたよー最高でした!
次のSSも待ってます!!
 ▼ 964 ワイトキュレム@タラプのみ 22/08/07 06:04:16 ID:4YWc1ySs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙。
良きマサユウでした!
 ▼ 965 クリン@リザードナイトX 22/08/07 11:05:10 ID:77l6f2Gs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
失踪しなかったのスゴイ
 ▼ 966 ルズキン@ケムリイモ 22/08/07 14:18:59 ID:y5IcHcOU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙!
素晴らしいssでした
 ▼ 967 コガシラ@にじのせきばん 22/08/10 16:50:27 ID:ppcYjQNw NGネーム登録 NGID登録 報告
このユウリのキャラ好きだわ。
乙!
 ▼ 968 チリス@たいようのいし 22/08/18 00:27:18 ID:L3TA7ybk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサルがチャンピオンになれますように
 ▼ 969 ルップル@おおきいマラサダ 22/08/26 07:27:50 ID:oIp.RzYU NGネーム登録 NGID登録 報告
おつ
 ▼ 970 ローラディグダ@のんきミント 22/08/31 01:22:24 ID:KHSMFcyU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
何年もかかったのによく完結まで失踪しなかったのスゴイ
 ▼ 971 デンネ@いいカンポーやく 22/09/10 21:37:03 ID:nGIY1LP. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>970
それ
あとこのスレを長生きさせるぞ💪
 ▼ 972 クホーク@はっきんだま 22/09/17 09:40:13 ID:1CcEQf8s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
2ヶ月くらい見てなくて久々に来たら終わってた……
乙です、素晴らしいSSをありがとうございました!!
 ▼ 973 ルビル@ダイマックスB 22/09/19 11:54:55 ID:nzOgiJ4Q NGネーム登録 NGID登録 報告
完結したんか!
高級オボンがここまで絡むとは思わなかったw
乙でした!
 ▼ 974 ガユキノオー@クロスメール 22/09/19 11:56:07 ID:Vld21/cg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナのが一番えろかった
 ▼ 975 ットレイ@マメかん 22/10/01 16:34:24 ID:ybHcQpT6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサユウ乙
 ▼ 976 ャローダ@きれいなぬけがら 22/11/03 17:02:54 ID:8LOgBe5g NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 977 ソクムシ@キノコよせだま 22/11/05 02:10:24 ID:35AIQ7zk NGネーム登録 NGID登録 報告
完結してたーー!!
乙です!!
せっかくなのでもう一度はじめから読み返してきます!!
文章力ほんと尊敬
 ▼ 978 ィオネ@メガバングル 22/11/07 19:22:46 ID:stD.OIUM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
完結していたとは……!長いこと追ってた甲斐がありました
本当に長い間お疲れ様でした!
 ▼ 979 ガネール@セシナのみ 22/12/01 16:17:24 ID:jDF.ZjkU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 980 バルドン@まがったスプーン 22/12/12 16:19:40 ID:V9CYNAiI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
飽きずに完結させたの立派
 ▼ 981 ユルド@フェアリーZ 22/12/12 16:35:37 ID:M3xA/.oc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 982 ゴール@ミックスオレ 23/01/03 19:43:17 ID:bq3QnM52 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
otu
 ▼ 983 ケンカニ@こだいのきんか 23/01/26 23:49:19 ID:7cFcmslg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やっぱりマサユウは最高だぜ
 ▼ 984 ュゴン@ルガルガンZ 23/02/21 17:14:40 ID:sM9UQAJY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 985 ビルドン@メカニカルメール 23/03/05 20:18:33 ID:Y17MtDfs NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
SV主人公ver全裸待機
 ▼ 986 スモウム@ももぼんぐり 23/03/21 20:02:08 ID:hjN.ZsCw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
最高でした!
 ▼ 987 クケイル@ペッパー 23/04/08 22:51:16 ID:ClIwDR5U NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 988 テノ@きパプリカスライス 23/04/08 23:04:10 ID:TV/IK9Q6 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
8ヶ月前に完結してんじゃんw
何で上げ続けるの?作者が自上げ疑われたらどうすんだよ
 ▼ 989 ガヤンマ@たいりくのせきばん 23/04/16 13:58:00 ID:9MeIkdt6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 990 ロデスナ@デボンのにもつ 23/04/16 17:47:48 ID:9MeIkdt6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カウントダウン行くぞ
 ▼ 991 パー@のろいのおふだ 23/04/27 18:18:32 ID:JdoUz0ec NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサルがユウリを倒してチャンピオンになる後日談はないのかな
 ▼ 992 ガネール@ガラナツのえだ 23/04/27 18:20:08 ID:PNb2ezUw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おつ
 ▼ 993 ニゴーリ@ポテトパック 23/05/06 08:08:40 ID:fLLA/iJ2 NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 994 ゲピー@トレジャーメール 23/05/22 19:52:35 ID:LEZ.nzfE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
よくぞかんけつさせた
 ▼ 995 トベトン@カプZ 23/05/22 20:20:40 ID:epMg37Bg NGネーム登録 NGID登録 報告
終わってからの定期上げ
まーたこのパターンか
しかしそれももうすぐ終わりなんだな
 ▼ 996 ンチュラ@ザロクのみ 23/06/22 21:23:21 ID:HoUQyExo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
もうすぐおわり
 ▼ 997 ローゼル@フラベベのかふん 23/06/24 20:01:08 ID:m0yYhaxg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
見事!
 ▼ 998 ルトス@ライボルトナイト 23/06/24 20:26:12 ID:u4XsH2o2 NGネーム登録 NGID登録 報告
998!甲州街道さんの新作期待
 ▼ 999 イカイデン@コイン 23/06/24 20:26:58 ID:i.IUtbRM NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 1000 リルリ@あおいビードロ 23/06/24 21:12:07 ID:etOU/a96 NGネーム登録 NGID登録 報告
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