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SS

【SS】 シトロン 「魂入れ替えカメラの完成です!」

 ▼ 1 スノキ 14/12/18 22:09:00 ID:Ijb8YYrQ [1/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
・パラレルワールド注意。
・時系列で言うと、ポスターのSSの後になります。フライゴン、ブースターは無関係。


 サトシ 「アルトマーレ展?」
 (http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=25338

  ↓ 同時進行

 ブースター 「フレアドライブなんてできない……」
 (http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=28062

  ↓ 約1か月後

 セレナ 「なに……このDVD!?」
 (http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=30460

  ↓ 約1か月後

 セレナ 「なに……このポスター!?」
 (http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=30460

  ↓ 同時進行

 フライゴン 「僕は……強くなるっ! (泣)」
 (http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=39344

  ↓ 直後

 ブースター 「フレアドライブなんてできない……」【後日談パート】
 (http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=28062)【284スレ以降】
 ▼ 2 イドリップ 14/12/18 22:10:00 ID:Ijb8YYrQ [2/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
とある街のポケモンセンターにて。


 ユリーカ 「あぁ〜歩いたぁ〜」

 セレナ 「本当、山越えだったから疲れたわね……」

 サトシ 「今日はゆっくり休んで、また明日から頑張ろうぜ」

     「ぴかちゅ!」


ベッドに腰掛けたセレナのスカートから、白い太ももが眩しくチラつく。それを見てシトロンは思う。

 シトロン 「(セレナ……際どい……。考えてみると、例のDVD……じゃなくて動画、結局まだ見れてないんですよね……。旅仲間のムフフな動画ほど そそられるものは無いと言うのに……生殺しも良い所です)」


 セレナ 「私、先にシャワー浴びちゃうね」

 サトシ 「あぁ」

 ユリーカ 「次、ユリーカね!」


 シトロン 「(……そうだ! 僕は発明家です! 動画に頼らなくても、セレナのムフフな姿を見れるような発明をすればいんですよ! 何か良いアイデアを考えなければっ!)」
 ▼ 3 ズマオウ@ディアンシーナイト 14/12/18 22:10:16 ID:OZOtwlSI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 4 タチマル@しんぴのしずく 14/12/18 22:10:28 ID:KuC/iHvQ NGネーム登録 NGID登録 報告
またあなたか
支援
 ▼ 5 スノキ 14/12/18 22:11:11 ID:Ijb8YYrQ [3/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポケモンセンターのレストランに向かい、夕食を取るサトシ達。


 サトシ 「オレこのコロッケ定食!」

 セレナ 「サトシ、本当にコロッケ好きねっ」

 サトシ 「あぁ。10個は軽いぜ!」

 ユリーカ 「すご〜い。メニューの写真だと……3個だから足りないかもね」

 シトロン 「(写真……写真……カメラ……)そうだ!」

 セレナ 「えっ?」

 ユリーカ 「どうしたのお兄ちゃん?」

 シトロン 「えっ!? あはっ、いやぁ、僕は……アジフライ定食にしようかな〜って」

 ユリーカ 「いちいち叫ぶことないのに……」

 シトロン 「ははは……」


部屋に戻り、サトシとセレナはテレビのクイズ番組を見ている。ユリーカはデデンネと遊んでいる。

シトロンは……発明を始めた。


 シトロン 「(写真がヒントになりました。写真を撮って、写った2人の魂を入れ替えるマシン。古くから、写真で撮られると魂が抜けると言われていますからね。そんな伝承をどうやって現実に起こすんだとか言う野暮なツッコミは無しです。出来ると言ったら出来るんです!)」
 ▼ 6 ンカラス@ダートじてんしゃ 14/12/18 22:11:39 ID:IyFi.ODM NGネーム登録 NGID登録 報告
こういう題材は需要あるけど書き手的にはとっつきにくそう
支援じゃ
 ▼ 7 マサラ人3 14/12/18 22:30:52 ID:OObo/KcY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おおーっ、続きキター!

支援します!
 ▼ 8 ンバーン@ディフェンダー 14/12/18 22:36:57 ID:y7u4SgWE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
入れ替わりネタ大好きな俺得だな
支援
 ▼ 9 ガスピアー@ブルーカード 14/12/18 22:44:25 ID:2mw4TKuI [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 10 スノキ 14/12/18 22:49:00 ID:Ijb8YYrQ [4/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>> ALL
支援感謝します。

>>6
入れ替わりネタの何が大変かって、誰が誰になったかをどう分かりやすく書くかという、物理的な面が大きいんですよね……。
 ▼ 11 スノキ 14/12/18 22:50:00 ID:Ijb8YYrQ [5/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 〜 テレビ 〜

 ― 美濃まだむ 『次のうち、ムロタウン沖合で座礁した、通称“すてられぶね”の正式名称はどれ? A.カッスラー号、 B.カクタス号、 C.ガルーラ・ネオ・シャトル号、 D.カリブ・クイーン号』

 ― ダイゴ 『これは……アニメの伏線だったんですね。沈没船……放送延期で11月に放送されましたよね。……Aのカッスラー号です』

 ― 美濃まだむ 『A、カッスラー号。ファイナルアンサー?』

 ― ダイゴ 『ファイナルアンサー!』

 ― 美濃まだむ 『・・・・・・・・・!』


 セレナ 「これに正解すれば100万円よね?」

 サトシ 「あぁ。100万まで行けば、その先で間違えても、100万は絶対に貰えるからな」

 セレナ 「大事な場面ね……」


 ― 美濃まだむ 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!』

 ― ダイゴ 『・・・・・・・・・。』


 ― 美濃まだむ 『・・・・・・ざぁんねぇぇぇぇんっ!!!』

 ― ダイゴ 『大誤算!?』


 セレナ 「あらら……ダイゴさん……」
 ▼ 12 レビィ@しらたま 14/12/18 22:58:27 ID:OZOtwlSI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
大誤算w
 ▼ 13 スノキ 14/12/18 23:00:00 ID:9yeO4Bak [1/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 シトロン 「(出来ました! “魂入れ替えカメラ”です! これを使えば、写真に写した2人の魂を入れ替えることができます。これでセレナと……例えばルクシオを一緒に写せば! 僕はルクシオの魂が入ったセレナとムフフなことを出来ます。なぁに、ルクシオにしてみれば単なるスキンシップ。体はセレナ、声もセレナ。胸やお尻を撫でまわすぐらい、ルクシオにしてみれば何ら騒ぐことではありません。しかし……)」

 シトロン 「(セレナの魂はルクシオに入ることになるので……セレナの方は黙ってはいないでしょう。ルクシオを撫でまわして恥ずかしがるセレナを妄想するのもまたオツですが……僕はケモナーでは無いので手出しはしません)」

 シトロン 「(やはり、みんなが寝静まった後に実行するのが得策ですね。万が一セレナが起きてしまっても、夢だと言い張れば問題ないでしょう!)」


 セレナ 「ダイゴさん、結局10万円しか貰えないのね」

 サトシ 「チャンピオンからしてみたら、10万なんて お小遣い程度なんだろうなぁ」

 シトロン 「さて、みなさん。そろそろ寝ましょうか。また明日もたくさん歩きますからね」

 サトシ 「そうだな」

 セレナ 「えぇ。じゃあ私は右の下段で良いかしら」

 ユリーカ 「あ、じゃあユリーカ右の上ね!」


壁沿いに、二段ベッドが2組並んで置いてある。

左側の上段にはサトシとピカチュウが、下段にはシトロンが。右側の上段にはユリーカが、下段にはセレナがそれぞれ使い、みな、毛布に潜り込んだ。


 シトロン 「(行動開始は午前1時頃にしましょう。それまで……少し休みますか)」
 ▼ 14 マサラ人3 14/12/18 23:02:28 ID:No5STD7. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
結局シトロンって屑なんだなw

…まあ真面なシトロンなんて殆ど見た事ないけど。
 ▼ 15 ルキモノ@ミュウツナイトX 14/12/18 23:07:10 ID:.twpYdSs [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
シwトwロwンw
前作に続き、今回もかw
 ▼ 16 スノキ 14/12/18 23:10:00 ID:9yeO4Bak [2/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
皆が眠りに落ちた午前0時過ぎ。

ユリーカのポシェットから、デデンネが顔を出した。

     「……でねぇぇぇ」

昼間寝ることが多いデデンネは、ときたま夜中に目を覚ます。皆は眠っているため、退屈しのぎにポシェットから飛び出し、部屋の中を物色するデデンネ。

ベッドとは反対側の壁際に置いてあったのは、4人のバッグ。その脇には、シトロンの例の発明、“魂入れ替えカメラ”も置いてあった。すぐ使うため、シトロンは あえて出しておいたらしい。


     「でねぇ?」

デネンネは興味津々、手当たり次第にカメラを触っていると、突然、フラッシュが炊かれた。


     「でねっ!?」

カメラの先に写ったのは、2段ベッドに寝る4人とピカチュウの姿。

デネンネは勝手に触って怒られるのを恐れたのか、そそくさとユリーカのポシェットに戻った。



午前1時。

目覚ましの振動が、シトロンの体を揺すった。


 シトロン 「んっ……なによ……なんで1時にアラームが……? 間違えて押しちゃったのかしら? ふぁぁぁっ……おやすみなさい……」
 ▼ 17 スノキ 14/12/18 23:20:00 ID:9yeO4Bak [3/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
翌朝。


 ピカチュウ 「(う〜ん……朝……か……)」

カーテンの間から差し込む朝日が顔をくすぐり、ピカチュウは目を覚ました。

 ピカチュウ 「(……って! 僕としたことが寝落ち!? そんなっ! 振動のアラームをかけたって言うのになんで……)」


慌てて起き上がると、隣に、サトシが寝ていた。


 ピカチュウ 「(……は? えっ……ちょっ……まさかっ……えっ……僕、サトシと寝た……んですか!? えっ……もしかしてアッー! な展開を繰り広げたと言うんですか僕は……僕は……ぼく……)」


ピカチュウは気付いた。自分の手が、黄色いフサフサした毛に覆われていることに。


 ピカチュウ 「ぴか?」

 ピカチュウ 「(ってあれぇぇぇぇ!? 僕いま“あれ?”って言ったはずなのに“ぴか”って言いましたよねっ!? もしかしてこれって……)」

 ピカチュウ(シトロン)「ぴか……びかちゅう……(僕、ピカチュウになってる……)」

 ピカチュウ(シトロン)「まさか……“魂入れ替えカメラ”が誤作動を起こしたんでしょうか!? そんな馬鹿な!」

ピカチュウ(シトロン)は慌ててベッドを下りて、カメラの元へ駆け寄る。

 ピカチュウ(シトロン)「(見たところ……壊れてはいませんね。僕がピカチュウになってるってことは、ピカチュウは僕になっているはず……。今すぐ僕の隣に行ってシャッターを押せば、誰にも気付かず問題が解決します! 理由は後で考えるとして、早速実行を……いや、僕は写真に写らなきゃいけないのに、どうやってシャッターを押せば? うわああああぁぁぁぁぁぁ!?)」
 ▼ 18 スノキ 14/12/18 23:30:00 ID:9yeO4Bak [4/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユリーカ 「うぅぅぅ〜んんんよくねたぁぁぁ」

ユリーカは大きく伸びをする。

 ユリーカ 「(あれ? 伸びてもベッドの柵に手足が当たらない……こんなに大きいベッドだったっけ? って言うかオレ、なんでガチゴラスのパジャマなんか着て……ん!?)」

 ユリーカ 「(体が小さい、ガチゴラスのパジャマ、隣のベッドにはオレが寝ていると……)」

 ユリーカ(サトシ) 「(オレ……ユリーカになってる……)」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



 シトロン 「ん〜朝ね……」

シトロンは、自分の髪の毛に手を当てがった。

 シトロン 「あれっ!? (えっ……髪型が……全然違う……それに……えっ!? なんで私、シトロンのツナギを着てるの!? って言うか前が全然見えない……)」

 シトロン 「(短い金髪に、シトロンのツナギを着て、目が悪くなって……)」

 シトロン(セレナ) 「(うそっ……私の体、シトロンになってる!?)」
 ▼ 19 マサラ人3 14/12/18 23:30:41 ID:No5STD7. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
とりあえずシトロンざまあ。
 ▼ 20 スノキ 14/12/18 23:32:00 ID:9yeO4Bak [5/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ 「う〜〜〜〜〜んっ」

サトシは、大きく伸びをした。

 サトシ 「いてっ!? (なんでベッドの柵がこんな近くに……って言うか体が重い……いや、普段と目線が違うって言うか……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「(僕……サトシになってるじゃん!?)」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



 セレナ 「ふあああぁぁぁぁぁああみんなおはよおぉぉ……」

セレナは目を擦りながら起き上った。

 セレナ 「(あれっ? 私、上の段で寝てたはずなのに……それになんだか、ベッドが小さくなったような……えっ? この服……セレナの?)」

 セレナ(ユリーカ) 「(あっ……私、セレナになっちゃったってこと!?)」



そう、昨夜デデンネがカメラのシャッターを押したせいで、皆の魂が入れ替わっていたのだ。
 ▼ 21 ルマユ@ブロムヘキシン 14/12/18 23:33:25 ID:.twpYdSs [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
まあこうなるわな
 ▼ 22 イナン@ポケモンのふえ 14/12/18 23:34:47 ID:eV8DJQDI NGネーム登録 NGID登録 報告
シトロンwwww
 ▼ 23 スノキ 14/12/18 23:40:00 ID:9yeO4Bak [6/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【参考】

・サトシ → ユリーカの姿に
・セレナ → シトロンの姿に
・シトロン → ピカチュウの姿に
・ユリーカ → セレナの姿に
・ピカチュウ → サトシの姿に


皆はベッドから起き上がり、互いの顔を見合わせた。


 ユリーカ(サトシ) 「(オレがユリーカの姿になったってことは、ユリーカはオレの姿になってるはず。けど……)」

 シトロン(セレナ) 「(私がシトロンになっちゃったってことは、シトロンは私に……やだもぉ……。けど……)」

 セレナ(ユリーカ) 「(私がセレナってことは、セレナはユリーカで……でも……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「(僕がサトシの姿ってことは、サトシは僕の姿になってるよね、普通は。でも……)」


サトシ、セレナ、ユリーカ、ピカチュウは同時に思った。

何故、相手は入れ替わったことを切り出さないのだろう、と。

普通なら、入れ替わった相手……例えばサトシなら、ユリーカが話しかけてくるはずである。「私たち、入れ替わっちゃったの?」といった具合に。

しかしそれが無いと言うことは……。


 サトシ・セレナ・ユリーカ・ピカチュウ 「(もしかして……自分だけがおかしくなったの!?)」
 ▼ 24 スノキ 14/12/18 23:50:00 ID:9yeO4Bak [7/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
複雑な魂の入れ替わりが、余計に皆を混乱させてしまった。


 サトシ・セレナ・ユリーカ・ピカチュウ 「(どうしよう……言いだせない。言いだせないけど……不自然に思われたらマズいし……)」


 
 ユリーカ(サトシ) 「お、おはようみんなー!」

 シトロン(セレナ) 「お、おはようございますユリーカ。ちゃんと眠れ……ましたか?」

 ユリーカ(サトシ) 「う、うん!」

 サトシ(ピカチュウ) 「ぼくっ……オレぇ、はらへっちゃったなー。あさめしにしようぜー?」

 セレナ(ユリーカ) 「そ、そうだね。私もおなか空いちゃったなー」
 

 サトシ・セレナ・ユリーカ・ピカチュウ 「(しばらくこのままでいて、様子を見るしかないかな……)」


 ピカチュウ(シトロン) 「(アカン……)」

 ピカチュウ(シトロン) 「(今、ピカチュウの魂が僕の体に入ってるはず……。なんとかして、もう一度写真を撮らないと……その方法を考えないと……)」
 ▼ 25 スノキ 14/12/19 00:02:00 ID:0Z4D4KKw [1/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「(よっ……よし、サトシらしく、仕切って行かないと)じゃあみんな、レストランに、あさめし食べにいこうぜー?」

 ユリーカ(サトシ) 「さ、さんせー!」

 セレナ(ユリーカ) 「(……って、ガチゴラスのままでレストランなんか行ったら恥ずかしいよ!)その前に、みんな着替えないとね!」

 シトロン(セレナ) 「えっ……!?(うそっ……着替えるって……シトロンが私の体になってるかもしれないって言うのに!?)」

 ユリーカ(サトシ) 「ん? どうしたセレナ?」

 シトロン(セレナ) 「(けどっ……あんな平然と着替えを切り出すなんて……本当に私がおかしくなっちゃったのか、それとも、シトロンが揺るぎない変態のどっちかしか……)」

 セレナ(ユリーカ) 「さ、早く着替えようよ」


そう言うと、セレナ(ユリーカ)は おもむろに、パジャマ代わりのピンクのTシャツを脱ぎだした。

 シトロン(セレナ) 「ひゃぁぁっ!? ダメぇぇぇっ!」

 セレナ(ユリーカ) 「あっ……ごめんなさい……。っと……ユリーカ、一緒にユニットバスで着替えるよ!」

 ユリーカ(サトシ) 「えっ……」


セレナとユリーカは、普段着を持って部屋のユニットバスに入った。
 ▼ 26 マゲタケ@がんせきプレート 14/12/19 00:08:44 ID:9Dcpse/U NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
結局サトシが美味しいのな…
 ▼ 27 スノキ 14/12/19 00:10:00 ID:0Z4D4KKw [2/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 シトロン(セレナ) 「うぅぅっ……」

 サトシ(ピカチュウ) 「どうしたのメガn……シトロン?」

 シトロン(セレナ) 「サトシっ……ううん、何でもない……」

 サトシ(ピカチュウ) 「(なんだかシトロン……女っぽくて気持ち悪いな……)」


 ピカチュウ(シトロン) 「(……あ、今ならサトシにシャッターを押して貰えます! ピカチュウとシトロンが写真を撮る感じで行けば、自然に戻れますよ、うん!)」


ピカチュウ(シトロン)は、例の“魂入れ替わりカメラ”を掴み、サトシの足元へ駆け寄った。


 ピカチュウ(シトロン) 「ぴかぴ! ぴかぴかちゅう! ぴかぁ! (サトシ、このカメラで、僕とシトロンのこと撮って貰えませんか?)」

 サトシ(ピカチュウ) 「お、カメラか。ピカチュウ、写真撮って欲しいの?」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴか! (はい!)」

 サトシ(ピカチュウ) 「よし。それじゃあ……」
 ▼ 28 スノキ 14/12/19 00:20:01 ID:0Z4D4KKw [3/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そう言いながらカメラを持ち上げたサトシ(ピカチュウ)だが……。


― ガチャン!


 サトシ(ピカチュウ) 「あ……」

 ピカチュウ(シトロン) 「びがああああぁぁぁぁぁぁ!? (ほぎゃああああぁぁぁぁぁぁ!?)」

 サトシ(ピカチュウ) 「ご、ごめんピカチュウ。手が滑って……」


突然サトシの姿になったピカチュウは、体の使い勝手が全然違うらしく、目線の高さくらいからカメラを落としてしまったのだ。

爆発こそしなかったが、一部が分解し、部品が散らばった。


 ピカチュウ(シトロン) 「(サトシこんな時にドジ踏まないで下さいよぉ。……でもパッと見、少し分解しただけで、組み直せば普通に使えそうですね。念のため中の検査もするとして……40分って所でしょうか……)」


しかしピカチュウ(シトロン)は、重要なことに気が付いた。


 ピカチュウ(シトロン) 「(ピカチュウの体だと……工具、使えない……。うわあああああぁぁぁぁぁぁぁっぁぁ)」
 ▼ 29 スノキ 14/12/19 00:30:00 ID:0Z4D4KKw [4/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユニットバスの中で、セレナ(ユリーカ)は躊躇いなく服を脱いだ。清楚な白い下着だけの姿になって、セレナ(ユリーカ)は思う。

 セレナ(ユリーカ) 「(うわぁ……こうやって見ると、セレナって、胸……大きいんだなぁ……)」


一方ユリーカ(サトシ)は気まずい感覚に。

 ユリーカ(サトシ) 「(うぅっ……ほとんど裸のセレナが目の前に……申し訳ないって言うか何と言うか……)」


 セレナ(ユリーカ) 「ね、ユリーカも早く着替えてよ」

 ユリーカ(サトシ) 「あ、うん! (って言うか、オレ、ユリーカの裸も見ちゃうことになるぞ。いいのかよこれ……)」

 セレナ(ユリーカ) 「ねぇユリーカ……」

 ユリーカ(サトシ) 「なっ……なにセレナ?」

 セレナ(ユリーカ) 「ユリーカ、セレナじゃないよね?」

 ユリーカ(サトシ) 「えっ? 何のこと?」

 セレナ(ユリーカ) 「あ、ううんなんでもない! 早く着替えて朝ごはん食べようね!」

 ユリーカ(サトシ) 「うん……(どうしたんだセレナ? セレナは自分なのに……寝ぼけてるのかな?)」

 ※ サトシは鈍感です。
 ▼ 30 ゲキッス@ふるびたかいず 14/12/19 00:34:51 ID:MDWqn1Ig NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
異性に入れ替われたサトシだけが勝ち組なんだよなぁ
大事なのはメインヒロインに誰が入るかという事
 ▼ 31 リヤード@あなぬけのヒモ 14/12/19 03:27:23 ID:jOuMFJC2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援

>>30
セレナならユリーカが入ってるって書いてあるぞ
 ▼ 32 ウン大学医学部医学科 14/12/19 10:17:17 ID:FE/m4LHg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援します!
 ▼ 33 ギアル@こおりなおし 14/12/19 13:37:24 ID:y.MHIXYM NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウ普段シトロンのことメガネって呼んでるのかよwww
 ▼ 34 イティオ@ピーピーマックス 14/12/19 13:51:48 ID:OA1kaCoo NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウが喋るとか斬新w
支援

あとssの所だけ文字サイズが小さく表示されるんだけどなにこれ?
http://fast-uploader.com/file/6974520216258/
↑こんなかんじ
 ▼ 35 キノオー@モンスターボール 14/12/19 13:53:08 ID:MWJbvrLw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
撮った相手と撮られた相手が入れ替わるのかと思ったらそっちか

とりあえずシトロンざまぁwwwww
 ▼ 36 ンバーン@こうこうのしっぽ 14/12/19 17:16:30 ID:H42Q48Zk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クスノキさんの新作キタ!

支援
 ▼ 37 スノキ 14/12/19 19:30:00 ID:lCCG/MIQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>ALL
支援ありがとうございます。

>>34
こちらPCで執筆、確認していますが、文字の大きさは設定のしようがないので、スマホ、もしくはソフトバンクの問題かと思われます。
同じ現象が起きている方が他にいらっしゃれば、どの条件で発生するのか確認できるんですけどね……。
 ▼ 38 クーン@きかいのぶひん 14/12/19 19:31:08 ID:hCA3/GJw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
続きはよ
 ▼ 39 ガエルレイド@パワーレンズ 14/12/19 19:48:01 ID:ODRR3MaQ NGネーム登録 NGID登録 報告
クスノキさん頑張ってください。(*´∀`)
支援
 ▼ 40 イチュウ@ねばねばこやし 14/12/19 19:52:04 ID:wE6fp/ds NGネーム登録 NGID登録 報告
>>34
俺も文字小さくなってるから多分スマホの仕様が変更されたんじゃあないかな
 ▼ 41 スノキ 14/12/19 20:00:00 ID:0Z4D4KKw [5/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
会話が ぎこちなかった朝食を終え、部屋に戻って来たサトシ達。


 ユリーカ(サトシ) 「大丈夫かピカチュウ? 朝飯食べなくて……具合でも悪いのか?」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴぃか(ポケモンフーズを食べろとか鬼畜ですか。って言うより……早く戻る方法を見つけないと、僕はご飯を食べられなくなってしまいますよ……)」

 ユリーカ(サトシ) 「ならいいんだけど……」

 シトロン(セレナ) 「ね、ねぇみん……みなさん、今日はもう1日、ここに泊まりませんか?(このまま進むなんて、できっこないわよぉ……)」

 ユリーカ(サトシ) 「そうだ……ね。そうしよう!」

 セレナ(ユリーカ) 「さんせーい!」

 サトシ(ピカチュウ) 「ぼ……オレもいいぜ!」


みな、体が入れ替わった状況で先に進むような余裕は無い。全会一致で、もう1日、このポケモンセンターに滞在することとなった。

 サトシ(ピカチュウ) 「(今のピカチュウはサトシのはず……よぉ〜し) ピカチュウ! バトルの特訓するぜ!」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴ? (は?)」

 サトシ(ピカチュウ) 「ぴ、じゃなくて、バトル!」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴかぴかぴかぴかぴかぁぁぁ (やめて下さいサトシ。入れ替わったと言えど僕は人間です! バトルなんて出来ません! って言うか電撃の出し方も分かりません!)」

 サトシ(ピカチュウ) 「なんだ嫌なのかぁ。しょうがないなぁ……」
 ▼ 42 ネズミ@あかいビードロ 14/12/19 20:08:04 ID:7SuVg2e2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワロタ
 ▼ 43 スノキ 14/12/19 20:10:00 ID:0Z4D4KKw [6/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ(ユリーカ) 「あ、じゃあさピカチュウ。一緒にお買い物行こうよ! ユリーカも!」

 ユリーカ(サトシ) 「えっ……あ、うん。わーい! (……ここで断ったら、ユリーカとして不自然だし……行くしかないよなぁ)」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴかぁ! (サトシと一緒だとバトルされろうで怖いですからね。セレナたちと一緒にいながら、対策を考えましょう……)」

 セレナ(ユリーカ) 「(ふふ〜ん。セレナの格好なら、お洒落な服がいーっぱい着れる! 入れ替わっちゃったのは心配だけど、今を楽しまなくちゃね!)」

 シトロン(セレナ) 「(もしシトロンが私の中に入ってたとしたら……) わたっ……僕も行くよ!」

 セレナ(ユリーカ) 「だーめ。お洋服買いに行くんだもん。男の子はダメだよー」

 シトロン(セレナ) 「そんなぁ……じゃあユリーカ! シト……セレナが変なことしないように、ちゃんと見張っててね!」

 ユリーカ(サトシ) 「え?」

 セレナ(ユリーカ) 「もぉお兄ちゃん! 私変なことしないよ!」

 シトロン(セレナ) 「え? お兄ちゃん?」

 セレナ(ユリーカ) 「あっ……じょっ冗談よ! ねーユリーカ?」

 ユリーカ(サトシ) 「えっと……うん。大丈夫だぜお兄ちゃん! ユリーカがついてるから!」


そうして、セレナ(ユリーカ)、ユリーカ(サトシ)、ピカチュウ(シトロン)は、近くのデパートへと向かった。
 ▼ 44 スノキ 14/12/19 20:20:00 ID:0Z4D4KKw [7/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 シトロン(セレナ) 「(大丈夫かなぁ……私の体に……変なことしないかなぁ……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「(僕も一緒に行けば良かったなぁ……あ、でも洋服買うから男はダメだっけ。仕方ない。せっかく人間の言葉を使えるんだし、メガネと話してみようかな)」

 シトロン(セレナ) 「(それに……うぅっ……せっかくサトシと2人っきりなのに、シトロンの格好じゃあなぁ……)」


 サトシ(ピカチュウ) 「ねぇメg……シトロン。シトロンって料理が凄い上手いけど、いつから料理作ってたの?」

 シトロン(セレナ) 「えっ……えっと……よ、幼稚園くらいかなー」

 サトシ(ピカチュウ) 「ふーん。シトロンって、ユリーカの面倒見も良いし、すっごい良いお兄ちゃんだと思うよ?」

 シトロン(セレナ) 「あ、ホントに? ありがとう…… (どうしたんだろうサトシ……急にシトロンを褒めだすなんて……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「僕も昔ね、弟みたいに可愛がってたポケモンがいたんだ。やっぱり無邪気な子の面倒見るのって大変だよね」

 シトロン(セレナ) 「そ、そうだね…… (サトシ“僕”って……それに、ポケモンを弟みたいだなんて……可愛いとこあるんだな、サトシにもっ)」

 シトロン(セレナ) 「それでサトシ、そのポケモンは、今はどうしてるの?」

 サトシ(ピカチュウ) 「……うん。元々旅の仲間のポケモンでね。もう12年くらい前にお別れしたんだ」

 シトロン(セレナ) 「(12年……?)」

 サトシ(ピカチュウ) 「でもね、今は立派に進化して、ミラージュ王国って所で、仲間のポケモンのリーダー的存在になってるんだ。……立派になったんだよ、あの子」

 シトロン(セレナ) 「そうなんだ。そういうの嬉しいけど……やっぱりお別れは寂しいよね」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん……」
 ▼ 45 スノキ 14/12/19 20:30:00 ID:0Z4D4KKw [8/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ちょっと寂しそうな表情のサトシ(ピカチュウ)に、シトロン(セレナ)は愛おしさを感じていた。……が、この格好では、例のポスター事件の時のように、慰めたり、寄り添ってあげたり、ましてや抱き付いたりすることなんて出来ない。

むしろシトロン(セレナ)は、今でしか聞けないことを、サトシ(ピカチュウ)に投げかけてみた。


 シトロン(セレナ) 「ところでさ、サトシ……」

 サトシ(ピカチュウ) 「なぁに?」

 シトロン(セレナ) 「えっと……そのっ……」

 サトシ(ピカチュウ) 「ん? どうしたの?」

 シトロン(セレナ) 「うぅっ……そのっ……サトシは……、セレナのこと、どう思ってるのかなぁ……って」

 サトシ(ピカチュウ) 「セレナのこと?」

 シトロン(セレナ) 「う、うん……! (聞いちゃった……もう後戻りなんて出来ない……お願いっ……私のことっ……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「(セレナはポフレが上手くて凄い良い人だけど……これ僕に聞いたってことは、サトシがどう思ってるかってことだよね。……え? セレナがサトシのこと好きなのはバレバレなんだけど……こんな時サトシどんな反応するの? これ何て答えればいいのぼく!?)」

 サトシ(ピカチュウ) 「えっと……」

 シトロン(セレナ) 「うん……」 ドキドキ
 ▼ 46 ガミミロップ@マグマブースター 14/12/19 20:34:14 ID:vmuBqckE [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんかピカチュウとセレナの会話いいな
支援
 ▼ 47 スノキ 14/12/19 20:40:00 ID:0Z4D4KKw [9/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「(とりあえず……) や、やだなぁシトロン。そんなこと、シトロンの前で言える訳ないじゃないか恥ずかしい……」

 シトロン(セレナ) 「えぇぇぇ……。あ、じゃあさサトシ。サトシは、わっ……私……じゃなくて、セレナがサトシのことっ……すっ……好きだって、気付いてるの?」

 サトシ(ピカチュウ) 「そりゃ勿論。バレバレだよセレナは」

 シトロン(セレナ) 「えっ……それじゃあ……!」

 サトシ(ピカチュウ) 「(あヤバ……)」

 シトロン(セレナ) 「サトシはセレナのこと……好き……なの!?」

 サトシ(ピカチュウ) 「あ……っとぉ……」

 シトロン(セレナ) 「………!?」

 サトシ(ピカチュウ) 「(こうなったら……いつものサトシのワザで行こう!) 好きだよ、セレナのこと」

 シトロン(セレナ) 「ええぇぇぇっ/// ホント!?」

 サトシ(ピカチュウ) 「あぁ! セレナも、シトロンも、ユリーカも。勿論ポケモン達も。みんな大切な友達! みんな大好きさ! (ドヤァ!)」

 シトロン(セレナ) 「……ってそうじゃなくて! そのっ……女の子としてっ!」

 サトシ(ピカチュウ) 「(えぇぇぇまだ突っ込むの!? 空気読めや爆発メガネ!)」

 シトロン(セレナ) 「お願いっ……教えて……!」

 サトシ(ピカチュウ) 「(うぅぅ……ここで誤魔化すのはサトシとしてアレだし……サトシごめん……)」
 ▼ 48 ガネフライゴン 14/12/19 20:44:04 ID:lqiYRXs. NGネーム登録 NGID登録 報告
なんかピカチュウが可愛い。
 ▼ 49 ラーミィ@GBプレイヤー 14/12/19 20:44:32 ID:6Sa2QTL6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 50 スノキ 14/12/19 20:50:00 ID:0Z4D4KKw [10/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「女の子として……って言うのは、実は僕にも分からない。でも、サトシはセレナのこと、好きだよ」

 シトロン(セレナ) 「あっ……うん……///」

 サトシ(ピカチュウ) 「じゃなかったら、一緒に旅しようなんて誘わないよ。それにセレナ、サトシのジム戦、すっごく真剣に応援してくれてるよね。バトルのヒントをくれたり……勝った後は、一緒に喜んでくれて。そういうこと、サトシは全部見てるよ。だからサトシは、セレナの気持ちにも気付いてると思う」

 シトロン(セレナ) 「それって……」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん。間違いなく、サトシはセレナのことが好きだよ。……けど、今はまだ、どうすればいいか分からないんだと思うよ。セレナのことは好きだけど、どう答えてあげればいいか分からなくて……それで、やりたいことが他にもいっぱいあるから、今はきちんと好きだって言えないんだと思う」

 シトロン(セレナ) 「ホントにホント……?」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん。だってサトシ、よくセレナのこと心配してるもん。野生ポケモンに襲われそうになった時だって、真っ先にセレナの前に出るし。セレナと はぐれちゃった時も、まずセレナのこと心配するし。僕からしてみれば、ちょっと嫉妬しちゃうよ」

 シトロン(セレナ) 「えっ……嫉妬?」

 サトシ(ピカチュウ) 「あっ……いやごめん。なんでもない」

 シトロン(セレナ) 「そっか……。サトシ、私のことそんな風に思っててくれてたんだ /// じゃあ私……待ってて良いんだよね?」

 サトシ(ピカチュウ) 「え? 何でシトロンが待ってるの?」

 シトロン(セレナ) 「あっ……やだっ……違うの……あ、違いますよサトシ!」

 サトシ(ピカチュウ) 「いやっ、随分とサトシのこと気になってるみたいだし……まさかひょっとして君……セレナ?」

 シトロン(セレナ) 「うっ……。実は……うん……そうなの……」
 ▼ 51 スノキ 14/12/19 21:00:30 ID:.KtgE3nE [1/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「えぇぇ……」

 シトロン(セレナ) 「信じてサトシ! 本当なの! 朝起きたら……急にシトロンの姿になってて……」

 サトシ(ピカチュウ) 「セレナもだったんだね」

 シトロン(セレナ) 「え?」

 サトシ(ピカチュウ) 「実は僕……ごめんねセレナ。騙すつもりとか全然無かったんだけど……僕、ピカチュウなんだ」

 シトロン(セレナ) 「えぇっ!?」

 サトシ(ピカチュウ) 「僕も朝起きたら、体がサトシになってて……てっきり僕とサトシが入れ替わっただけだと思ってたんだけど、セレナもなんだね。シトロンの体ってことは、シトロンもかな」

 シトロン(セレナ) 「そ、そうなの! シトロンが私の体を使って……変なことされてないか心配で心配でっ……うぐっ……」

 サトシ(ピカチュウ) 「あぁぁぁ泣かないでよセレナ! 分からないよ! もしかしたら、みんながみんな、バラバラに入れ替わってるかもしれないでしょ?」

 シトロン(セレナ) 「グスッ……うんっ……」

 サトシ(ピカチュウ) 「とにかく、みんなが帰って来るのを待とうよ。話はそれからだよ!」

 シトロン(セレナ) 「うんっ……」
 ▼ 52 ョロボン@デンリュウナイト 14/12/19 21:06:58 ID:StysX3Fg NGネーム登録 NGID登録 報告
爆発メガネわろた
 ▼ 53 ザンドラ@リザードナイトY 14/12/19 21:09:03 ID:dWt8FWIY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 54 チコール@モーモーミルク 14/12/19 21:38:29 ID:X1KWOuY2 NGネーム登録 NGID登録 報告
爆発眼鏡w
支援
 ▼ 55 スノキ 14/12/19 22:00:00 ID:Ijb8YYrQ [6/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そこからしばらく、無言の状態が続いた。気まずいったらありゃしない。


 サトシ(ピカチュウ) 「ねぇセレナ。入れ替わるんなら、サトシとが良かった?」

 シトロン(セレナ) 「ふぇっ?」

 サトシ(ピカチュウ) 「もしもだよ。もしも、セレナの体の中に、サトシが入ってたとしたら……やっぱりセレナは嫌?」

 シトロン(セレナ) 「えっ……それはっ……」

 サトシ(ピカチュウ) 「やっぱり、男の子に自分の体を見られるのは嫌?」

 シトロン(セレナ) 「……ううん。サトシなら……嫌じゃない……かな」

 サトシ(ピカチュウ) 「へへっ。セレナって、本当にサトシのことが好きなんだね」

 シトロン(セレナ) 「あっ……うん…… ///」

 サトシ(ピカチュウ) 「さっき僕が話したことはね、嘘じゃないよ? 僕から見て、サトシはセレナのこと、絶対に好きだと思う。ただ、それをどうすればいいか分からないだけで」

 シトロン(セレナ) 「うん……」

 サトシ(ピカチュウ) 「サトシって子供っぽいからさ、女の子から好きって言われても、ピンと来ないんだと思うよ。だからセレナ、本当にサトシのことが好きで、サトシに振り向いて貰いたいんなら……待ってるだけじゃダメだ。何度も何度も好きって伝えて、サトシの“他にやりたいこと”を、奪うくらいじゃないと!」

 シトロン(セレナ) 「えぇっ……そこまでするのは流石に……迷惑だよ……」

 サトシ(ピカチュウ) 「それは違うよセレナ。サトシは鈍感だけど、すっごい純粋な心を持ってるから、迷惑だなんて思わないさ。それに男なら、女の子から好意を持たれたら絶対に嬉しいもん」
 ▼ 56 ナナパン 14/12/19 22:03:32 ID:imwYHzqo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クスノキさん待ってました!支援
 ▼ 57 スノキ 14/12/19 22:15:30 ID:Ijb8YYrQ [7/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 シトロン(セレナ) 「絶対にって……ピカチュウも、そういう経験あるの?」

 サトシ(ピカチュウ) 「あっ……うん。前に旅してたメンバーにね」

 シトロン(セレナ) 「ふ〜ん。あっ……でもその子とは……離れ離れになっちゃったの?」

 サトシ(ピカチュウ) 「……うん。サトシの旅が終わったからね。その子を連れていたトレーナーは、ポケモンコンテストを極めるって、別の道に進んだんだ。だから、サトシともお別れした。僕とその子も、当然お別れさ」

 シトロン(セレナ) 「そっか……私とサトシの夢が違うってことは……いつかお別れに……」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん。そうやって、僕たちは今まで、色んな人と旅してきたんだ。偶然なのか、必ず料理が出来る人がいて、女の子がいて。みんな性格は違うけど、みんなとっても良い人だったな」

 シトロン(セレナ) 「えっと……ちなみにピカチュウ、私は……何人目の仲間なの? その……女の子の中で?」

 サトシ(ピカチュウ) 「えっと……5人目だね」

 シトロン(セレナ) 「5人……!?」

 サトシ(ピカチュウ) 「……あ、安心して。セレナほどサトシ好きオーラを出してた子は居なかったから」

 シトロン(セレナ) 「そっか……(良かった……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「(……まぁ、フラグ出しまっくてたけどね、サトシ)」

 シトロン(セレナ) 「カロスリーグが終わるまでが……残された時間……か……」

 サトシ(ピカチュウ) 「長いようで短いよ。僕が何か出来る訳じゃないけど……応援してるよセレナ。頑張って、サトシを振り向かせなよ!」

 シトロン(セレナ) 「……うん。ありがとうピカチュウ。初めてお話しできたけど、ピカチュウ、すっごく良い人ねっ」

 サトシ(ピカチュウ) 「えへへっ」
 ▼ 58 スノキ 14/12/19 22:30:01 ID:Ijb8YYrQ [8/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「……あ、そうだ。カメラ直さないと……」

 シトロン(セレナ) 「カメラ?」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん。さっき僕が落としたせいで、壊れちゃったんだ。ほら、テーブルに乗ってる……」

 シトロン(セレナ) 「あ、本当。細かい部品が散乱して……工具って、シトロンのバッグに入ってたわよね?」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん。……え? セレナ、直せるの?」

 シトロン(セレナ) 「分からないけど……何だか直せる気がするの。ちょっとやってみるね」

 サトシ(ピカチュウ) 「ふ〜ん。シトロンの体だから、セレナでも機械に詳しくなれたのかな?」


シトロン(セレナ)は工具を取り出すと、もくもくと、壊れたカメラの修理に挑み始めた。


 サトシ(ピカチュウ) 「(それにしても……サトシは僕の体に入ってるのかなぁ。だとしたらメガネはセレナの体に入ってるだろうし……唯一ユリーカだけが普通ってことになるのか。大丈夫かなぁ……)」
 ▼ 59 スノキ 14/12/19 23:31:30 ID:9yeO4Bak [8/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一方こちらは、デパートへ向かったセレナ(ユリーカ)、ユリーカ(サトシ)、ピカチュウ(シトロン)。


 セレナ(ユリーカ) 「ユリーカ、いっぱいお洋服見ようねー!」

 ユリーカ(サトシ) 「う、うん! わーい! (オレ……ユリーカ演じ切る自信が無い……)」

 ピカチュウ(シトロン) 「(考えてみると……ピカチュウ視点なら、セレナのパンツ見放題じゃないですかぁ! こういう点に至っては、小さなポケモンを羨ましく思います。……セレナのパンツ、今日は白ですかぁ。やっぱり清楚な女の子のパンツは白に限りますねぇグヘヘ)」


ピカチュウ(シトロン)は、可能な限り、セレナの足元を歩いている。ほぼ常に上を見ながら。


 ピカチュウ(シトロン) 「(絶景絶景……)」 ニヤニヤ

 ピカチュウ(シトロン) 「(歩くたびに揺れ動くお尻が堪りませんねぇ……パンツ越しってのがミソですよ! 裸よりパンツ。いやぁ、この良さを分からない人は人間として終わってますね)」

 ピカチュウ(シトロン) 「(あ、あなたはどうですか? 分かりますか、この良さを? ……え? 僕ばっかりパンツ見れてふざけるなって? いやぁ、悪いですねー僕ばっかりー。あなたはどうぞ画面の前で指でも咥えながら悔しがってください)」


ピカチュウ(シトロン)は しばらく、普段では決して見せ無いようなゲスい顔をしていた。
 ▼ 60 マサラ人3 14/12/20 00:07:06 ID:e4vv6WHw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
もうどうしようもないなこいつ(シトロン)…。
天罰でも下らないかな。
 ▼ 61 クラビス@インドメタシン 14/12/20 01:09:23 ID:23SfLKVE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援

セレナとピカチュウ良い話だったのに・・・

シトロンお前は自重しろwww
 ▼ 62 スノキ 14/12/20 01:10:01 ID:.KtgE3nE [2/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そんなこんなで、デパートに到着した3人。


 セレナ(ユリーカ) 「さ、お洋服見よ! それに試着も! 女の子の服は……4階ね!」

 ユリーカ(サトシ) 「あ、待てよ……じゃなくて、待ってセレナ!」


売り場に乗り込んだセレナ(ユリーカ)は目を輝かせた。ユリーカにとって、今まで着れなかったサイズの服を着ることが出来る……要するに、お洒落の幅が増える訳だ。


 セレナ(ユリーカ) 「うわ〜こっちも可愛いなぁ! あ、こっちも! ねぇねぇユリーカ、どれが似合うと思う?」

 ユリーカ(サトシ) 「えっ? そっ……そうだなぁ〜 (オレに聞くか……セレナは なに着ても似合うと思うけどなぁ)」

 セレナ(ユリーカ) 「これと……あとこのワンピースも……こっちのスカートも可愛いなぁ〜……あ、ちょっと試着してくるね! ユリーカもお洋服見てていいよ!」


そう言って、セレナ(ユリーカ)は試着室へと向かった。

 ピカチュウ(シトロン) 「……では、僕も試着室にお供しますか」

 ユリーカ(サトシ) 「待ってピカチュウ。セレナ時間かかりそうだから、一緒に待ってよう」

 ピカチュウ(シトロン) 「びかぁぁぁぁぁぁl!? (えぇぇぇ嫌だ! 僕も行くんだ! 僕も試着室にぃぃぃぃぃ!)」
 ▼ 63 スノキ 14/12/20 01:25:00 ID:.KtgE3nE [3/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
店の前のベンチで、セレナ(ユリーカ)が戻ってくるのを待つユリーカ(サトシ)とピカチュウ(シトロン)。


 ピカチュウ(シトロン) 「(うぅぅ……まさかユリーカに止められるとは思いませんでした。これがサトシくらいなら、電撃を出してでも試着室に向かうのですが……さすがにユリーカでは出来ませんからねぇ……)」


……と、セレナが店から出てきた。


 セレナ(ユリーカ) 「ねぇねぇユリーカ、ちょっと来て!」

 ユリーカ(サトシ) 「え? どうした……の?」

 セレナ(ユリーカ) 「ユリーカのお洋服も一緒に見てあげる!」

 ユリーカ(サトシ) 「えっ……オレ……じゃなくて、私はいいよぉ」

 セレナ(ユリーカ) 「遠慮しないの〜さ、おいで!」

 ユリーカ(サトシ) 「うぅ〜……」

 ピカチュウ(シトロン) 「(……さすがの僕も、妹の着替えを覗こうとはしません。が、ここで1人で残るのは不安なので、試着室の前で待ってましょうかね)」
 ▼ 64 スノキ 14/12/20 01:52:00 ID:.KtgE3nE [4/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ(ユリーカ) 「うわ〜〜〜ユリーカこのお洋服似合ってる〜! 次はこっちね!」

 ユリーカ(サトシ) 「えぇぇまだ着るの?」

 セレナ(ユリーカ) 「うん! だってだって、すっごく似合うんだもん! それに、自分のお洒落な姿を見ることなんて滅多に無いからね!」

 ユリーカ(サトシ) 「はぁ……」


今回の入れ替わりで、地味にユリーカは得をしている。セレナの立場から自分自身の姿を見ることができ、洋服の試着も、ユリーカ自体を着せ替え人形のように楽しむことが出来るからだ。

それに付き合わされるサトシは、ため息しか出てこないようだが……。


 セレナ(ユリーカ) 「次は……こっちのワンピース! あ、あとオオタチのパジャマもあるよ!」

 ユリーカ(サトシ) 「うん…… (さっきから着たり脱いだり……女の子って面倒なんだなぁ……って言うかユリーカの裸、見ちゃって良いのかよ。鏡あるせいでどうしても見えちゃうんだよなぁ……)」

 セレナ(ユリーカ) 「うわぁぁぁワンピース似合う〜! さすが私ね! これも買おぉっと!」

 ユリーカ(サトシ) 「(それに……女同士だからか、さっきからセレナが無防備すぎる……。しゃがむとパンツ丸見えだし……ホント大丈夫なのかよオレ……)」
 ▼ 65 テボース@バシャーモナイト 14/12/20 01:53:51 ID:PgN2Pasc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 66 スノキ 14/12/20 02:00:00 ID:Ijb8YYrQ [9/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
結局、3時間くらいショッピングに費やしたセレナ(ユリーカ)。さすがに買い物に疲れたのか、デパート前の広場にあるオープンテラスに、みなで腰を下ろした。


 セレナ(ユリーカ) 「あ〜楽しかった! 私のお洋服も買ったし!」

 ユリーカ(サトシ) 「えっと……いいのセレナ? 私の服、そんなにいっぱい買っちゃって?」

 セレナ(ユリーカ) 「うん! だって私が着る……じゃなくて……えっと……女の子はお洒落しなきゃいけないもんねっ!」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴか! ぴかぴかぴぃか! ぴかちゅぴか! (ダメですよセレナ! ユリーカは決められたお小遣いで私物を買うように、僕も含めて管理してるんですから! 無駄遣いは厳禁です!)」

 ユリーカ(サトシ) 「ほら、ピカチュウも買い物疲れたって。なぁ?」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴかぴかちゅう…… (確かに疲れましたけど……)」

 セレナ(ユリーカ) 「もぉ〜。あ、じゃあ付き合ってくれたお礼に、あそこのオープンカフェで何か買ってきてあげるね!」


言うが早く、セレナ(ユリーカ)はカフェへと駆けて行く。メニューが色々とあるようで、早速なににするか迷っているようだ。


 ユリーカ(サトシ) 「これまた決めるのに時間かかりそうだなぁ〜」

 ピカチュウ(シトロン) 「(まったく……。けど、前屈みになってる姿もまたいいですねぇ。余裕でパンツ見えますよゲヘヘ)」



【参考】

シトロン視点 → (http://i.imgur.com/ryJCMAi.jpg
 ▼ 67 スキッパ@つめたいいわ 14/12/20 02:01:50 ID:38TAM0iw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これ中身がサトシのユリーカが興奮したらどうなるん?
お汁ぐちゅぐちゅ?

あと中身がシトロンのピカチュウが興奮したら・・・
 ▼ 68 ガミュウツーY@げんきのかたまり 14/12/20 12:46:44 ID:HY7pfljU NGネーム登録 NGID登録 報告
>>66

見えた!
支援
 ▼ 69 ンベ@マックスアップ 14/12/20 12:58:30 ID:9ASk201. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 70 ンド@ひきかえけん 14/12/20 13:05:06 ID:MWJbvrLw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
感動SSだったのにいつの間にかちんこがでかくなるSSになってるwwwww


支援
 ▼ 71 ドラ@ボーマンダナイト 14/12/20 13:59:38 ID:gVSYCPQ6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 72 コロモリ@GBプレイヤー 14/12/20 17:55:31 ID:3FDmAcB2 NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 73 ジャンボ@ジーエスボール 14/12/20 18:34:15 ID:ea5g9Si6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 74 スノキ 14/12/20 19:30:00 ID:i.b4y0RM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナ(ユリーカ)がカフェのカウンターから戻ってきた。


 セレナ(ユリーカ) 「はい、ユリーカにはソフトキャラメルマキアート。キャラメルマキアートにソフトクリームが乗ってるの!」

 ユリーカ(サトシ) 「おぉっ! うま……おいしそう! ありがとうセレナ!」

 セレナ(ユリーカ) 「ふふっ。ピカチュウにはねぇ……」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴかぁ! (そう言えば朝ごはん食べれなかったからお腹空いてるんですよね!)」

 セレナ(ユリーカ) 「……はい! ケチャップ! まるまる1本貰って来たから、好きなだけ食べれるよ!」

 ピカチュウ(シトロン) 「(oh……)」

 ユリーカ(サトシ) 「良かったなピカチュウ。ケチャップ大好きだろ?」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴ、ぴかー! (うぅっ……僕になんの罪があるって言うんでしょうか……)」 ペロペロ……



しばらくテラスで寛いだ3人。もうそろそろ帰ろうと言うことになり、セレナ(ユリーカ)が両手に紙袋を抱えた姿を見て、ユリーカ(サトシ)は言った。


 ユリーカ(サトシ) 「でもセレナ、本当、こんなにたくさん服買っちゃって悪いよ。シト……お兄ちゃんだって何て言うか……」

 セレナ(ユリーカ) 「いいのっ。お兄ちゃんは ちょっと厳しすぎるんだよ。女の子なんだからお洒落も買い物もいっぱいしたいし。分かってないんだよ、女の子の気持ちを。だからシルブプレしてあげてるのに……」

 ピカチュウ(シトロン) 「(なっ……セレナには関係……)」
 ▼ 75 スノキ 14/12/20 19:40:00 ID:i.b4y0RM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユリーカ(サトシ) 「それは違うんじゃないか?」

 セレナ(ユリーカ) 「えっ?」

 ピカチュウ(シトロン) 「(ユリーカ!)」

 ユリーカ(サトシ) 「シトロン……じゃなくって、お兄ちゃんは、ユ……私のこと、いつも心配してくれてるんだよ。まだ小さいユリーカに対して、お兄ちゃんとしての責任を持って」

 セレナ(ユリーカ) 「けどっ……」

 ユリーカ(サトシ) 「確かに、ちょっと厳しい時もあるけどさ。それは、ユリーカのためを思ってやってるはずだぜ。子供だけの旅なんだし、ユリーカを絶対に守らなきゃって。そのためにも、買い物の管理とか、好き嫌いとか、ポケモンの世話の仕方とか。関係ないことかもしれないけど、この旅を通じて、シトロンは色々と学んでほしいんだと思うぜ、きっと」

 セレナ(ユリーカ) 「うん……そっか……」

 ユリーカ(サトシ) 「だからさセレナ、その……服を買ってくれたのは有難いんだけど、やっぱりシト……お兄ちゃんに言わないのはマズいよ。一旦返品して、お兄ちゃんに聞いてからにしよ?」

 セレナ(ユリーカ) 「……そうだね。お兄っ……シトロン、わっ……ユリーカのこと、すっごく考えてくれてるんだもんね。うん。やっぱり勝手に買うのはやめよう」

 ユリーカ(サトシ) 「あぁ。じゃあ戻ろうぜ。行くぞピカチュウ!」

 ピカチュウ(シトロン) 「(ユリーカ……僕のことそんな風に……うぐっ……兄として、これほど嬉しいことはないですっ……ユリーカぁぁぁ!) ぴぴーかぁ!」

ピカチュウ(シトロン)は思わず、ユリーカ(サトシ)の肩に飛び乗った。ユリーカから自分に対する想いを聞けた(と勘違いした)ため、感極まったようだ。


 ユリーカ(サトシ) 「(うっ……やっぱユリーカの体だと、ピカチュウ重く感じるな……)」

 セレナ(ユリーカ) 「ふふっ。あ、じゃあフォッコとヤンチャムも一緒に歩こ! 出て来て2人とも!」


洋服を返品した後、セレナ(ユリーカ)、ユリーカ(サトシ)、ピカチュウ(シトロン)、それにフォッコとヤンチャムは、いつもより増して笑顔で、ポケモンセンターへの道を歩いて行った。
 ▼ 76 スノキ 14/12/20 20:31:00 ID:/HoLNkxU [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

一方、こちらはポケモンセンター。


 シトロン(セレナ) 「出来たー!」

 サトシ(ピカチュウ) 「凄いよセレナ! やっぱりシトロンの体だから発明の感覚があるんだね!」


細かい部品が脱落していたカメラは、落とした時に出来た傷こそ残っているものの、元通りになっていた。


 サトシ(ピカチュウ) 「じゃあ……試し撮りしてみようか。セレナ、そうだなぁ……そのドアの横に立ってみてよ」

 シトロン(セレナ) 「うん」

 サトシ(ピカチュウ) 「じゃあ、撮るよー」

 シトロン(セレナ) 「ふふっ。シトロンってあんまり写真好きじゃないから、思いっきり笑顔で写ってあげないとね!」

 サトシ(ピカチュウ) 「そうだね! ……はい、ぴっかぴー!」

 シトロン(セレナ) 「(そういう掛け声なんだ……)」


※ この2人、というより、シトロン以外、これが“魂入れ替えカメラ”であることを知らない。
 ▼ 77 ナナパン 14/12/20 20:34:36 ID:m53i7Emw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
どうなるのか、支援
 ▼ 78 スノキ 14/12/20 20:43:00 ID:/HoLNkxU [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ(ユリーカ) 「ただいまー」

 フォッコ 「ふぉっこー!」

 ヤンチャム 「ちゃむちゃー!」

 ユリーカ(サトシ) 「いやー案外楽しかったかも。な、ピカチュウ?」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴか! (はい。ユリーカの気持ちも分かりましたしね!)」


― カシャッ!


 サトシ(ピカチュウ) 「あ……みんな入っちゃったけど……全身写ってないし、表情もバラバラだし、もう1回……」


 セレナ 「えっと……戻ったぁ!」

 シトロン 「ん? (おいら背が高くなった?)」

 ユリーカ 「え? 私……」

 ピカチュウ 「ぴかぁ……?」

 フォッコ 「ふぉこ……ふぉこぉぉぉ!?」

 ヤンチャム 「ちゃっ……」
 ▼ 79 スノキ 14/12/20 20:52:00 ID:/HoLNkxU [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「(あ〜良かったぁ……元に戻った……一時はどうなるかと思ったわ……)」


偶然にも、セレナは自分の姿に戻れたようだ。一方……


 フォッコ(サトシ) 「ふぉこぉぉぉ…… (嘘だろ……オレ、今度はフォッコかよ……夢だよなぁこれって……)」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴか……ぴぃかぴかぴかぁぁぁ……(うそっ……さっきまでセレナだったのに、今度はピカチュウ!? ……あはは、きっとこれは夢よね、うん!)」

 シトロン(ヤンチャム) 「(おいらがそこにいる……しかもこの格好……おいら、メガネになっちゃったんだ。……うん。これは夢だな!)」

 ユリーカ(フォッコ) 「(えっと……私の姿、ユリーカちゃんよね。普通じゃこんなこと絶対に有り得ないわよね。ってことは、夢なのよね、これって)」


そして、フォッコ(サトシ)、ピカチュウ(ユリーカ)、シトロン(ヤンチャム)、ユリーカ(フォッコ)は思う。

「夢ならこの姿を楽しもう!」と……。


しかし残る1人は……


 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむちゃああああぁぁぁぁぁぁ (なんで“魂入れ替えカメラ直ってるんですかぁぁぁぁしかも余計ややこしいことになったじゃないですかあああぁぁぁぁぁぁ”)」
 ▼ 80 スノキ 14/12/20 21:01:00 ID:PSZ13lnY [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【参考】

・サトシ   →(ユリーカ) → フォッコの姿に
・セレナ   →(シトロン) → セレナの姿に戻る
・シトロン  →(ピカチュウ)→ ヤンチャムの姿に
・ユリーカ  →(セレナ)  → ピカチュウの姿に
・ピカチュウ → サトシの姿のまま
・フォッコ  → ユリーカの姿に
・ヤンチャム → シトロンの姿に


 セレナ 「フォッコ……ヤンチャム……良かった。これからも一緒に頑張って、カロスクイーンを目指しましょうね!」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこっ……(あっ……)」

 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむっ(おぉぉっ!)」


元の姿に戻れた安心感からか、セレナは自分のポケモンである、フォッコとヤンチャムを抱きしめた。そして、自分の夢を再確認したのであった。


 フォッコ(サトシ) 「(セレナっ……そんな抱きしめられるとっ……胸がっ……)」

 ヤンチャム(シトロン) 「(ウヘヘっ……ヤンチャムも悪くないですねぇ……)」


 サトシ(ピカチュウ) 「良かったねセレナ!」(元に戻れてっ)

 セレナ 「うん! ありがとう!」(ふふっ。でもピカチュウは……)

 サトシ(ピカチュウ) 「へへっ」(僕はもうしばらく、サトシの体を楽しむよ!)
 ▼ 81 スノキ 14/12/20 21:12:00 ID:PSZ13lnY [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そんな微笑ましい光景を見て、黙っちゃいられないのがシトロン(ヤンチャム)。

自分はシトロンの姿となっているのに、ヤンチャムの姿の誰かが、セレナに抱きしめられている。……嫉妬したのだ。


 シトロン(ヤンチャム) 「セレナ! オイラはこっちだよぉ!」

 セレナ 「えっ?」


そう言いながら、シトロン(ヤンチャム)は、フォッコ(サトシ)とヤンチャム(シトロン)を払いのけ、セレナの胸に飛び込んだ。


 セレナ 「え゙っ……きゃあああぁぁぁぁぁ!?」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴか! ぴかぴかぴかぁぁぁ! (お兄ちゃん!? 何やってるの本気なの!?)」


 セレナ 「ちょっ……離れてシトロン! やめてぇ!」

 シトロン(ヤンチャム) 「オイラはシトロンじゃなくて……」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴかぁぁぁちゅううううぅう! (お兄ちゃん! いい加減にしなさぁぁぁぁぁい!)」


と、ピカチュウ(ユリーカ)が叫んだ瞬間、強力な電撃がシトロン(ヤンチャム)に発射された。


 シトロン(ヤンチャム) 「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁ……」 バタッ
 ▼ 82 スノキ 14/12/20 21:16:00 ID:PSZ13lnY [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 フォッコ(サトシ) 「ふぉこぉ……(シトロン……そりゃマズいだろ……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「なに考えてんだろうこのメガネ!? 大丈夫セレナ?」

 ユリーカ(フォッコ) 「酷いよシトロン! 大丈夫セレナ? 怖くなかった?」

 セレナ 「うんっ……ありがとう2人とも……」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴぃかぁぁぁ (もぉお兄ちゃんったら最低! それにしても……電撃も出せるなんて、やっぱりこれは夢だよねっ)」


 ヤンチャム(シトロン) 「(なんか……僕の評判と言うか、株と言うか……信頼が一気に地に落ちたんですが……)」


 サトシ(ピカチュウ) 「まったく……。ダメガネは、ベッドに寝かせとこ。セレナ、気分転換に外に行こうよ。僕は今度こそピカチュウとバトルの特訓したいし、セレナも、パフォーマンスの練習したら?」

 セレナ 「うっ……うん、そうね。行こう、フォッコ、ヤンチャム!」


 フォッコ(サトシ) 「ふぉ……ふぉこぉ! (ま……夢なら夢で、フォッコの姿を楽しむか!)」

 ヤンチャム(シトロン) 「(サトシ……ダメガネは酷くないですか……?)」


シトロン(ヤンチャム)を部屋に残し、皆はポケモンセンターの外へ繰り出した。
 ▼ 83 ブライカ@リザードナイトX 14/12/20 22:28:07 ID:Ot6JErB. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 84 サイハナ@ヤミラミナイト 14/12/20 22:32:36 ID:E3wQFABA NGネーム登録 NGID登録 報告
ここで歴代のサトシの仲間出たら面白そうだなw
 ▼ 85 スノキ 14/12/20 23:53:00 ID:9yeO4Bak [9/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「行くよピカチュウ! あの木に向かって“10万ボルト”!」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴかぁ! (わはっ! そーれ10万ボルトぉ!)」


ピカチュウは大木に向かって“10万ボルト”を繰り出す。威力こそ普段より少し落ちるが、狙いは正確だった。


 サトシ(ピカチュウ) 「おぉ! 上手いよピカチュウ!」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴかっ! (えへへっ。……凄いな。“10万ボルト”出すときって、こんな感じになるんだぁ)」


ユリーカは、さっそくピカチュウの体を使いこなしている。もともと小さいユリーカにしてみたら、ピカチュウとなってもさほど感覚は変わらないのだろう。


一方セレナは、パフォーマンスの特訓を始めていた。


 セレナ 「行くわよ! まずはフォッコ、“かえんほうしゃ”!」

 フォッコ(サトシ) 「(いや、無茶言うなよ……)」

 セレナ 「……どうしたのフォッコ? “かえんほうしゃ”よ!」

 フォッコ(サトシ) 「(……えぇぇいもぉ自棄だ! うらぁぁぁぁぁ!) ふぉっこおおおおぉぉぉ!」


フォッコ(サトシ)の口から、強烈な“かえんほうしゃ”が飛び出した。威力も申し分ない。
 ▼ 86 ンシフリャイゴン 14/12/20 23:59:45 ID:Rg0ZqJXk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 87 スノキ 14/12/21 00:34:00 ID:0Z4D4KKw [11/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「良いわよフォッコ!」

 フォッコ(サトシ) 「(出来たし……)」

 セレナ 「次はヤンチャム、大きくジャンプよ!」

 ヤンチャム(シトロン) 「(……いま、僕はヤンチャムです。やんちゃなヤンチャムです。ポケモンがトレーナーとスキンシップを取ることは当然として、やんちゃな性格と、ポケモンであることを盾に、……やっちゃいましょう!)」

 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃんむぅぅぅ! (あぁぁジャンプした方向が悪くてセレナのスカートを捲ってしまったぁぁぁ!)」

 セレナ 「きゃっ……ちょっとヤンチャムっ!?」

ヤンチャム(シトロン)は確信犯的に、セレナのスカートを盛大に捲り上げた。赤いスカートの中から、白い下着が現れる。


 フォッコ(サトシ) 「(あっ……)」

 セレナ 「やだっ……もぉ ///」

 ヤンチャム(シトロン) 「(そうです! その恥ずかしがる顔が見たかったんです! 単に下から覗くだけでは面白くありません! やっぱり女の子は恥じらいがあってこそですよ!)」

 セレナ 「ちょっとヤンチャム!」

 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむー! (そしてぇセレナの胸の中に飛び込む!)」

 セレナ 「……もぉ。しょうがない子ねヤンチャムは……」


ヤンチャム(シトロン)は、セレナに懐いているような振る舞いで、胸に顔を埋め、両手で柔らかな胸を触り、終始笑顔。

意図的に胸を触っているようなヤンチャムに少し違和感を覚えたセレナだったが、自分のポケモンと言うことで、特に気には留めなかった。
 ▼ 88 スノキ 14/12/21 01:05:00 ID:.KtgE3nE [5/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「ヤンチャム、随分セレナに甘えてるね」

 セレナ 「うん。今日は特にね。パフォーマンスの練習より、遊びたいのかなぁ?」

 サトシ(ピカチュウ) 「あ、ならセレナ。ピカチュウとヤンチャムでバトルしようよ! ヤンチャムはあんまりバトル経験無いし、面白いと思うよ!」

 セレナ 「バトルかぁ……えぇ、やりましょう!」

 ヤンチャム(シトロン) 「(……え?)」


少しスペースを開けて、ピカチュウ(ユリーカ)とヤンチャム(シトロン)が対峙する。


 サトシ(ピカチュウ) 「準備は良いセレナ?」

 セレナ 「えぇ! 行くわよヤンチャム!」


 ヤンチャム(シトロン) 「(あの……え? マジですか?)」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴかぴかぁ! (ヤンチャムとのバトル……よぉし! 絶対に勝つんだからっ!)」

 フォッコ(サトシ) 「(良いなぁ……オレもバトルしたかった……)」


 サトシ(ピカチュウ) 「行くよピカチュウ! “10万ボルト”!」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴか! (よぉし! 10万ボルト発射ー!)」
 ▼ 89 スノキ 14/12/21 01:27:00 ID:.KtgE3nE [6/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バトルが始まった。ピカチュウ(ユリーカ)はサトシ(ピカチュウ)の指示通り、素早い動きで“10万ボルト”を繰り出す。


 セレナ 「来るわよヤンチャム! “あくのはどう”で向かい打って!」

 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむぅ!? (いや無茶言わないでくださいセレナ! “あくのはどう”どかどうやって……)」


“10万ボルト”、直撃。

 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむぅぅぅぅぅ (ぎゃあああぁぁぁぁぁ)」

 セレナ 「あぁっヤンチャム!?」

 サトシ(ピカチュウ) 「いいよピカチュウ! 今度は“でんこうせっか”!」

 セレナ 「ヤンチャムしっかり! “がんせきふうじ”でピカチュウの動きを止めて!」

 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむちゃむちゃむぅ! (いやだからワザの出し方とか分からな……)」


“でんこうせっか”、直撃。

 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむぅっぅぅ! (案外痛いっ!)」


“でんこうせっか”の勢いに負けて弾き飛ばされたヤンチャム(シトロン)は、隅で観戦していたフォッコ(サトシ)に直撃した。

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこぉっ!? (あ痛っ!)」

 セレナ 「あぁ! ヤンチャム! フォッコ!」
 ▼ 90 スノキ 14/12/21 01:28:00 ID:.KtgE3nE [7/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
勝負は あっという間だった。ヤンチャム(シトロン)が倒れて、試合終了。ピカチュウ(ユリーカ)の完全勝利だ。


 サトシ(ピカチュウ) 「ありがとうピカチュウ。もう終わりだよ」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴかぁ! (やった勝ったー!)」


ユリーカは大はしゃぎ。自分がピカチュウになってバトルして、勝利できたのだから。

しかしセレナは、浮かばれない表情だ。


 セレナ 「大丈夫、ヤンチャム? フォッコ?」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉっこぉ! (これくらい平気さ!)」

 ヤンチャム(シトロン) 「………」(気絶)

 セレナ 「……戻って、ヤンチャム。どうしたんだろう……ワザを出せないみたいだったけど……」


初めてヤンチャムをゲットした時、ヤンチャムは、堂々とバトルをしていた。ワザのキレもあって、パフォーマンスにもってこいの動きを。

……それが、今は見れなかったのだ。明らかにおかしい。
 ▼ 91 スノキ 14/12/21 01:36:00 ID:.KtgE3nE [8/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「セレナ……、ヤンチャム、どうかしたの?」

 セレナ 「うん……。ワザが出せなかったみたいで……どこか具合が悪いのかなぁ?」

 サトシ(ピカチュウ) 「う〜ん……ジョーイさんに看て貰った方が良いかもね。戻る?」

 セレナ 「うん……」


ヤンチャムを回復させるため、ポケモンセンターに戻ろうとしたセレナだが、フォッコの体を見て、思わず声を出した。


 セレナ 「……あ、フォッコ、汚れちゃったね」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこぉ? (えっ?)」


ヤンチャム(シトロン)と衝突した時に土まみれになってしまったのか、フォッコ(サトシ)は所々汚れ、尻尾の毛も乱れていた。


 セレナ 「ごめんねフォッコ。今回は、あなたはバトルに関係なかったのに」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん……ごめんねフォッコ。とばっちり受けちゃったね」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉっこ! ふぉこふぉこぉ! (いや、いいってこれくらい)」

 セレナ 「綺麗好き過ぎるのも良くないけど、こういう時は、ちゃんと綺麗にしないとねっ。……一緒にシャワー浴びよっか!」

 フォッコ(サトシ) 「(……んん!?)」
 ▼ 92 スノキ 14/12/21 01:37:01 ID:.KtgE3nE [9/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポケモンセンターに戻ったセレナは、ヤンチャムのボールを、ジョーイに預けた。

部屋まで戻ると、シトロン(ヤンチャム)は、まだ気絶している。ピカチュウ(ユリーカ)の出した電撃が、案外強烈だったようだ。


 サトシ(ピカチュウ) 「セレナ。このダメガネは僕が見てるから、今のうちにフォッコとシャワー浴びちゃいなよ」

 セレナ 「そうね。ありがとうピカチュウ」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴか? (え? ピカチュウは私じゃ……)」

 フォッコ(サトシ) 「(え? 何でオレのことピカチュウって……?)」

 セレナ 「あっ……ピカチュウじゃなくて、ありがとうサトシ」

 サトシ(ピカチュウ) 「へへっ」


 フォッコ(サトシ) 「(オレの体のこと……ピカチュウって。もしかして、みんな体が入れ替わってるって言うのか? でも……セレナは普通にしてるし……)」


……と、フォッコ(サトシ)が考えていると、突然、体が持ち上げられた。

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこ? (あれっ?)」

 セレナ 「ふー。私もちょっと汗かいちゃったかな。一緒にシャワー浴びて、綺麗にしようね、フォッコ」

 フォッコ(サトシ) 「(あっ……えっ……と……えぇぇ!?)」


部屋のユニットバスに入ると、セレナは鍵をかけ、そして、ゆっくりと服を脱ぎ始めた。
 ▼ 93 スノキ 14/12/21 01:40:00 ID:.KtgE3nE [10/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この辺で一旦区切らせて頂きます。
少々忙しい時期になるので、次の更新は、24日以降になりそうです。

ここまでのご支援、ご感想、ありがとうございました。
 ▼ 94 ガヤンマ@リニアパス 14/12/21 02:00:12 ID:H0VR3.tg NGネーム登録 NGID登録 報告
セレナとサトシ一緒にお風呂入るのか
薄い本期待だな
 ▼ 95 ロアーク@ねっこのカセキ 14/12/21 02:03:48 ID:nD21i4Hk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
楽しみに待ってます
 ▼ 96 スボー@きいろビードロ 14/12/21 04:23:57 ID:aafMOK46 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
待ってます。(*´∀`)
支援
 ▼ 97 ャワーズ@スピードボール 14/12/21 10:48:17 ID:dpJRtjhA NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ

すごい斬新なサトセレになりそう。
 ▼ 98 ガエルレイド@アップグレード 14/12/21 10:53:22 ID:vmuBqckE [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フォッコ(中身サトシ)なんかちょっと喋れなくてカワイソス





ヤンチャム(シトロン)?何それ?
 ▼ 99 ルガモス@キズぐすり 14/12/21 22:03:24 ID:Q0dOPkO6 NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
 ▼ 100 マサラ人3 14/12/21 22:15:46 ID:cjwj3iYs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
超期待です!
支援!
 ▼ 101 ーケオス@まがったスプーン 14/12/22 08:10:30 ID:s/v.G8Ro NGネーム登録 NGID登録 報告
保守
 ▼ 102 ヤコマ@めざめいし 14/12/22 18:11:27 ID:96FONIeA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援age
 ▼ 103 ンシフリャイゴン 14/12/22 19:12:35 ID:M4AHd4mY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
超超超メガ支援!!
 ▼ 104 ラーミィ@ルームキー 14/12/22 19:35:44 ID:IN1jxyhI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 105 ママ@ムーンボール 14/12/23 00:27:24 ID:v5ebKkNk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 106 ャルマー@しめったいわ 14/12/23 00:32:38 ID:3bGX.6so [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!!
 ▼ 107 シャーモ@ねっこのカセキ 14/12/23 14:19:42 ID:uox8EHLU NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
 ▼ 108 こもこ 14/12/23 14:59:34 ID:UnJUYXxo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ガオレン
 ▼ 109 ャスパー@かいふくのくすり 14/12/23 16:06:34 ID:SPuQZ7zI NGネーム登録 NGID登録 報告
楽しみにゃすぱ
 ▼ 110 スノキ 14/12/24 00:44:00 ID:0Z4D4KKw [12/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユニットバスに入ったセレナとフォッコ(サトシ)。そのタイミングを見計らっていたのか、ユリーカ(フォッコ)がサトシ(ピカチュウ)に話しかけた。


 ユリーカ(フォッコ) 「あの……サトシ」

 サトシ(ピカチュウ) 「ん? どうしたのユリーカ?」

 ユリーカ(フォッコ) 「私……前から気になってたんだけどね、サトシって……気付いてるの? セレナの気持ち?」

 サトシ(ピカチュウ) 「えっ? (うそっ……またその質問!?)」

 ユリーカ(フォッコ) 「余計なことかもしれないけど……その……私、セレナには幸せになって欲しいの。でも、サトシがセレナの気持ちに気付いてなかったらって思うと……」

 サトシ(ピカチュウ) 「ありがとう。ユリーカも、サトシとセレナのこと考えててくれたんだね。……ユリーカにも、話した方が良いのかな」

 ユリーカ(フォッコ) 「え?」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴか? (えっ……なになに?)」

 サトシ(ピカチュウ) 「実は僕……ピカチュウなんだ。サトシの格好だけど、中身はピカチュウなんだ」
 ▼ 111 スボー@きょうせいギプス 14/12/24 00:44:21 ID:zE2H85RI NGネーム登録 NGID登録 報告
おお、支援
 ▼ 112 スノキ 14/12/24 00:45:00 ID:0Z4D4KKw [13/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユリーカ(フォッコ) 「えっと……本当に?」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん」

 ユリーカ(フォッコ) 「そっか。……じゃあ、同じだね」

 サトシ(ピカチュウ) 「え?」

 ユリーカ(フォッコ) 「私ね、ユリーカじゃないの。フォッコなの!」

 サトシ(ピカチュウ) 「フォッコ……そっか。君も誰かと入れ替わってたんだね」

 ユリーカ(フォッコ) 「うん。デパートから戻ってきたら、突然……」

 サトシ(ピカチュウ) 「……ってことは、ピカチュウ、君は誰なんだい? 僕が本物のピカチュウだから、絶対に入れ替わってるはずだけど……サトシ?」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴかっ! (違うよ!)」 フルフル

 ユリーカ(フォッコ) 「じゃあセレナなの?」

 サトシ(ピカチュウ) 「セレナはセレナで本物だよ。ってことは、ユリーカかな?」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴっかぁ! (うん!)」 コクコク

 サトシ(ピカチュウ) 「そうだったんだ。……さっきの“10万ボルト”、凄かったよ!」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴぃかぁ〜(えへへっ)」
 ▼ 113 スノキ 14/12/24 00:53:00 ID:0Z4D4KKw [14/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「……フォッコ。これは、セレナにも伝えたんだけどね」

 ユリーカ(フォッコ) 「え?」

 サトシ(ピカチュウ) 「僕から見て、サトシはセレナのことが好きだよ。間違いないと思う」

 ユリーカ(フォッコ) 「本当に!?」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴかぁ! (わっ……相思相愛って言うんだよねそういうの!)」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん。でも、サトシは子供だから、その好きって言う感情を、どうすればいいか分からないんだよ。それで、他にもやりたいことが沢山あるから、そっちを優先する……」

 ユリーカ(フォッコ) 「そんなっ……それじゃあセレナが可愛そうだよぉ」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん。だからセレナにも言ったんだ。サトシを振り向かせるには、セレナがもっともっとアピールしなきゃダメだって。サトシの“やりたいこと”を奪うくらいに」

 ユリーカ(フォッコ) 「……サトシって、真っ直ぐだもんね。でも、セレナって大人しいし……サトシの前だと恥ずかしがっちゃうから、難しいだろうな……」

 サトシ(ピカチュウ) 「ふふっ。フォッコ、セレナのこと すっごい気にしてるんだねっ」

 ユリーカ(フォッコ) 「もちろん! 私の大切な親友……パートナーだもん。セレナの願いを叶えてあげたいよ。 ……ねぇピカチュウ。なんとかならないかなぁ? 一緒に協力して、なんとかセレナとサトシを……」

 サトシ(ピカチュウ) 「それは違うよ、フォッコ」

 ユリーカ(フォッコ) 「……なんで?」

 サトシ(ピカチュウ) 「そりゃぁ僕だって、サトシに正直になって貰いたいし、セレナにも幸せになって貰いたい。けど、それは本人同士の問題なんじゃないのかな?」

 ユリーカ(フォッコ) 「それは分かってるよ。でも、キッカケを作ってあげるくらい……」
 ▼ 114 スノキ 14/12/24 00:54:00 ID:0Z4D4KKw [15/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「……キッカケなら、まさに今、じゃないかなっ」

 ユリーカ(フォッコ) 「えっ?」

 サトシ(ピカチュウ) 「考えてみてよ。僕はサトシの姿で、フォッコはユリーカの姿。ユリーカは僕……ピカチュウの姿になってるってことは、サトシは……」

 ユリーカ(フォッコ) 「……あっ! サトシは私の姿に……!?」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴかっ……ぴかぴかちゅ? (えっと……セレナとフォッコは一緒にシャワーだから……セレナとサトシが一緒に!?)」

 ユリーカ(フォッコ) 「……ダメじゃない! それキッカケどころじゃないよぉ!」

 サトシ(ピカチュウ) 「ははっ。もう いまさら遅いよ。……だったら、2人でいさせてあげようよ。セレナは気付いてないだろうけど、サトシがセレナを意識するチャンスなんじゃないかな?」

 ユリーカ(フォッコ) 「うぅっ……でもっ……女の子のはっ……裸を見られるのって……」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴかっ……ぴかぴぃかぁ……(そうだよ。あんまり良い事じゃ……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「男の僕が言っても説得力ないかもしれないけどさっ、こんな機会、滅多にないんだし、良いんじゃない? 今日くらい……?」

 ユリーカ(フォッコ) 「う〜ん……うん、2人の距離が縮まるんなら……うん。そうねっ!」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴか……(良いのかなぁ……セレナ……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「ありがとう、フォッコ、ユリーカ。
 ▼ 115 スノキ 14/12/24 01:00:00 ID:.KtgE3nE [11/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「……じゃあ、ユリーカとフォッコ、元に戻る?」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴか? (えっ?)」

 ユリーカ(フォッコ) 「戻り方……分かるの?」

 サトシ(ピカチュウ) 「なんとなく予想は付いてるさ。あのカメラ……あれで撮ったら、セレナは元に戻って、皆は入れ替わった。シャッターを押した僕は変わらずってことは、写真に写った2人が、入れ替わるんだと思うよ」

 ユリーカ(フォッコ) 「そんな……そんなことって有り得るの!?」

 サトシ(ピカチュウ) 「普通は無いと思うけど……そう言うものなんじゃないの?」

 ユリーカ(フォッコ) 「ふ〜ん……。じゃあユリーカちゃん、戻りましょ。ごめんね、体を借りちゃって。サトシのこと、しっかり聞けて良かった」

 サトシ(ピカチュウ) 「僕も……フォッコとセレナに、サトシの気持ちを伝えられて良かったよ」

 ユリーカ(フォッコ) 「ふふっ。ピカチュウって流石だよね。サトシの気持ちを しっかり分かってて」

 サトシ(ピカチュウ) 「そりゃぁ17年の仲だもん。当り前さっ」

 ユリーカ(フォッコ) 「(17年……?)」

 サトシ(ピカチュウ) 「……さっ、撮るよ2人とも」

 ユリーカ(フォッコ) 「うん!」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴかっ! (はいっ!)」


ピカチュウがカメラのシャッターを押すと、無事、ユリーカ(フォッコ)とピカチュウ(ユリーカ)の体が入れ替わった。
ユリーカは元に戻り、フォッコはピカチュウの姿となった。
 ▼ 116 ロボーシ@ダイブボール 14/12/24 01:23:19 ID:dWt8FWIY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
17年ワロタww
 ▼ 117 スノキ 14/12/24 01:30:30 ID:.KtgE3nE [12/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユリーカ 「不思議なことって、あるんだね……」

 ピカチュウ(フォッコ) 「ぴかちゅぅ(ふぉっこぉ)」

 サトシ(ピカチュウ) 「そうだね。……こうやってユリーカと話せるのも、考えてみれば凄いことだよね」

 ユリーカ 「そうだよねっ。あ、ねぇねぇピカチュウ! サトシとピカチュウのおはなし聞かせてよ! 私たちと会う、ずっと前の旅のおはなしとか!」

 サトシ(ピカチュウ) 「ふふっ。いいよ! じゃあ……僕とサトシが初めて会った時のこと、話してあげるね」

 ユリーカ 「やったぁ〜!」

 サトシ(ピカチュウ) 「あの日のサトシ……パジャマ姿で僕の前に現れてね―――」


ピカチュウは、ユリーカとフォッコに、これまでのサトシのことを話した。

出会い、ライチュウへの進化について、サトシのポケモンへの想い、優しさ、伝説のポケモンとの出会い……。

ユリーカは目を輝かせながら、ピカチュウの話に聞き入った。ピカチュウの方も、言葉が通じることが嬉しいのか、活き活きと語り続けた。
 ▼ 118 スノキ 14/12/24 03:13:00 ID:9yeO4Bak [10/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユニットバスに入ったセレナと、彼女に抱きかかえられたままのフォッコ(サトシ)。

セレナは、狭い浴槽内にフォッコを下ろすと、自分の服を脱ぎ始めた。


 フォッコ(サトシ) 「(セレナっ……)」


黒いシャツ、赤いスカートを脱ぐと、下着が露わになる。上下とも白で揃えた、セレナらしい、清楚な下着だ。

ユニットバス内の棚に、セレナは着ていた服を丁寧に畳んで入れる。

次に髪を下ろし、黒いニーソックスを脱ぐと、とうとう下着に手をかけた。


 フォッコ(サトシ) 「(うぁ……っと……)」


思わず目を反らすサトシだが、それが全くの無意味であることをすぐに悟る。これから彼女に、体を洗われるのだから。


ブラのホックが外され、セレナの胸が露わになった。年齢に対して大き目な、張りのある胸。先端の突起は淡い桜色をしている。

続いてセレナは、下も脱ぐ。下着で隠されていたエリアは すっきりしていた。一糸纏わぬセレナの体は、色白で、滑らかな曲線美を描いていた。


 セレナ 「お待たせフォッコ」


セレナは、もちろん警戒なんてしていない。目の前にいるのは、自分のパートナーなのだから。同じ女の子同士だし、一緒にシャワーを浴びたことだって、もう何度もある。普段通りのことだった。
 ▼ 119 スノキ 14/12/24 20:20:01 ID:0Z4D4KKw [16/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 フォッコ(サトシ) 「(やばい……)」


思わず後ろを向くフォッコ(サトシ)だが、セレナはフォッコ(サトシ)を抱き上げると、自分の方へと向けた。


 セレナ 「どうしたのフォッコ? ふふっ。そんな恥ずかしがることないでしょ。さ、洗おっか」


フォッコと目線を合わせるべく、浴槽内に しゃがんで話しかけるセレナ。しかしそれにより、なんとも無防備な姿を、セレナはフォッコ(サトシ)に曝け出すことになる。


 フォッコ(サトシ) 「(うわぁ……セレナ……マズいって……)」


目の前に佇む全裸のセレナ。胸も、下も、何も隠されていない。セレナの全てが、丸見えなのだ。


 セレナ 「ふふっ。じっとしててね〜」


セレナはシャンプーを手に取ると、彼女の手ですこし泡立て、フォッコ(サトシ)の体に刷り込んで行く。わっしゃわっしゃと、毛並みを撫でるように、マッサージするような要領で。


 フォッコ(サトシ) 「ふぉっこぉ……(あっ……でも気持ち良い……セレナの手……柔らかいんだな……)」


目線は反らしたままだが、フォッコ(サトシ)はセレナの柔らかな感触の虜になっていた。

自分がフォッコの姿だからか、シャンプーされることが、これほど気持ち良いものだとは思わなかったようだ。
 ▼ 120 スノキ 14/12/24 20:30:00 ID:0Z4D4KKw [17/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「はい、流すよ〜」


暖かいシャワーを全身にかけられ、シャンプーが洗い流された。と同時に、フォッコ(サトシ)は自然に、思いきり体を震わせて水を弾き飛ばした。


 セレナ 「きゃっ。もぉ〜……」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこぉ……(あっ……ごめんセレナ……)」


セレナは眩しい笑顔を見せて、顔にかかった水を腕で拭った。その仕草がまた、サトシをドキドキとさせる。


 セレナ 「ふふっ。待っててね。私もシャンプーするから」


フォッコ(サトシ)は浴槽の後ろに誘導される。先ほどまではセレナの前にいたが、今度はセレナの後ろに立つ形だ。

シャンプーは立った状態でするものだから、フォッコ(サトシ)の目には、セレナの すらりとした足、太もも、柔らかなお尻が、遮るものなく映ってしまう。


 フォッコ(サトシ) 「(セレナ……体きれい……って、見ちゃダメなんだって!)」


慌てて後ろを向くが、鼻歌まじりでシャワーするセレナの姿が、いとも簡単に想像できてしまう。普段の旅仲間の、これほどまで無防備な姿を見ることは、サトシにとって初めてだった。
 ▼ 121 マサラ人3 14/12/24 20:41:37 ID:UpmhzO6E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まじ裏山

支援です!
 ▼ 122 ッギョ@カメックスナイト 14/12/24 21:19:21 ID:D20jngwg NGネーム登録 NGID登録 報告
こういうシチュ最高に○ける

支援
 ▼ 123 ルビー@タイマーボール 14/12/24 22:06:43 ID:QrbNuEBA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
面白くなってきた!
大支援
 ▼ 124 スノキ 14/12/24 22:10:00 ID:Ijb8YYrQ [10/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「ふぅ〜さっぱり〜♪」


シャンプーを終えたセレナは、浴槽の腺を閉じ、湯を張り始めた。ユニットバスは普通シャワーだけで終わるだろうが、湯に浸かって温まりたいと思ったのだろう。

湯を張りながら、セレナは浴槽内に、足を伸ばして座った。


 セレナ 「おいでフォッコ」


そして、フォッコ(サトシ)を自分と向き合うように太もも辺りに乗せて、ふぅっと、一息ついた。

目を瞑ったセレナは、徐々に湯が貯まっていく感覚、温かさを楽しんでいるようだ。


 フォッコ(サトシ) 「(セレナ……こんな目の前で裸で……)」


この状況では、否応にもセレナの胸がサトシの目に入る。どうしようもなく、フォッコ(サトシ)も目を瞑った。

よくよく考えてみると、セレナと……と言うより、女の子と一緒に風呂に入るなんて、サトシにとって、経験したことのないことだった。だからこそ、裸を見るとか以前に、サトシは緊張していた。

目の前にいる裸の女の子は、顔を赤らめて、入浴を楽しんでいる。そんな状況に、自分がいたら いけないんだという、罪悪感を感じながら。
 ▼ 125 スノキ 14/12/24 22:20:00 ID:Ijb8YYrQ [11/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「ねぇフォッコ……」


湯が貯まりつつある浴槽内。セレナはフォッコ(サトシ)を撫でながら、言った。


 セレナ 「私ね……もっと頑張ろうと思うんだ」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこ? (え? トライポカロンか?)」


フォッコ(サトシ)は目を開けて、セレナの顔を覗き込む……が、やはり胸が見えてしまい、慌てて横を向いた。


 セレナ 「サトシにね、もっともっと、アピールしなきゃって……」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこ? (えっ……?)」

 セレナ 「私はサトシのことが好きで……サトシも、私のことを……」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこ! ふぉこふぉこぉ! (あぁ。オレもセレナのこと好きだぜ? なんだよ今さらっ)」

 セレナ 「フォッコ……。でも、サトシをちゃんと振り向かせるには……どうすればいいか、分からないんだ……。ピカチュウは、しつこいくらいにアピールするべきだって言うけど……」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこ? (えっ……? オレを振り向かせるって……それに、ピカチュウって……?)」

 セレナ 「……素敵だよね、サトシは。ずっと夢を持ち続けてて、それに向かって、一生懸命で。ポケモンバトルが大好きで、いつもポケモンのことを第一に考えてて……。だから……正直、ためらっちゃうんだ。サトシに、思いっきりアピールするの……」

 フォッコ(サトシ) 「(セレナ……)」

 セレナ 「……なぁんて。本当は私が言うのが恥ずかしいんだけど、ね。それを“サトシが一生懸命だから〜”なんて理由にするなんて……私、やっぱりダメだな……」
 ▼ 126 スノキ 14/12/24 22:30:01 ID:Ijb8YYrQ [12/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
浴槽に程よく湯が貯まり、セレナはシャワーを止めた。セレナは足を伸ばして座っていた状態から、膝を曲げて、今、その上にフォッコ(サトシ)が乗っている。そうしないと、深すぎてフォッコ(サトシ)が沈んでしまうからだ。


 セレナ 「私……ちゃんと伝えらるのかな……サトシに……」 ブクブクブク……


セレナは、口元まで湯に浸かって、俯き加減で弱々しく言った。

その表情を、サトシは知っている。……あの時によく似ていた。メェール牧場で、セレナが母親に、自分の夢を伝えられずにいた時に。

あんな寂しそうな、悲しそうな顔を、再び見ることになるとは。自分のせいで、セレナは悩んでいる……サトシには、そう感じてしまった。


 フォッコ(サトシ) 「ふぉこぉ! ふぉこっ……ふぉっこぉ! (なぁセレナ! オレ、セレナと話して迷惑だなんて思ったこと無いぜ!? そんな悲しそうな顔しないで、オレに何でも言ってくれよ!)」


とは言ってみたものの、フォッコの言葉では、セレナに真意は伝わらない。サトシは、それがとても もどかしかった。


 セレナ 「フォッコ……ゴメンね、心配させちゃって……でもっ……でもっ……グスッ……」


セレナはフォッコに手を伸ばすと、思いきり抱きしめた。
 ▼ 127 スノキ 14/12/24 22:40:00 ID:Ijb8YYrQ [13/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「なんで私っ……涙でてきちゃうんだろっ……私が勇気を出すだけなのにっ……うぅっ……」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこぉ…… (泣くなよセレナ……って言うか……胸がっ……直接……)」


何も身に着けていない状態で抱きしめられたのだから、フォッコ(サトシ)は、セレナの胸に顔を埋める形になる。

柔らかい感触と、桜色の突起が顔に迫り、しかし、この状態でどこにも逃れることは出来ず、サトシはただただ、あたふたしていた。セレナがこんな状況だと言うのに……。


 セレナ 「勇気を出さなくちゃいけないけど……でもっ……サトシの邪魔して嫌われちゃったらって思うと……ううん、サトシに限ってそんなことないと思うけど……でもっ……」

 フォッコ(サトシ) 「こぉ〜ふぉっこぉ…… (オレがセレナのこと嫌いになるわけないだろ。でも……オレがセレナを悩ませちゃってることに……変わりはないのか……)」

 セレナ 「グスッ……ごめんねフォッコ。私ったら……みっともないね」

 フォッコ(サトシ) 「(こんな時……フォッコだったらどうやってセレナを慰めるんだろうな。やっぱりポケモンだと……なめるのが一番良いのかな)」


 フォッコ(サトシ)は優しく、セレナの頬をなめた。女の子の頬をなめるなんて、それこそ、キスするよりハードルの高い事だった。けど、フォッコとして、サトシはセレナを慰めることだけを考えていた。その結果の行動だった。


 セレナ 「フォッコ……ありがとう。フォッコがサトシだったら……ちゃんと私の気持ちを伝えられるんだけどな」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこっ…… (ちゃんと聞いたぜ、セレナ……)」

 セレナ「……ふふっ。なんてねっ。そろそろ出よっか?」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉっこ! (そうだな!)」
 ▼ 128 スノキ 14/12/24 22:50:00 ID:Ijb8YYrQ [14/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナは立ち上がり、浴槽の栓を抜いた。せっかく貯めたお湯が勿体ないけれど、そうしないと、次の人がシャワーを使えないのだ。

それによって、サトシは再び、一糸まとわぬセレナの全身を見ることになってしまった。柔らかな曲線を描く色白のセレナの体は、可愛い顔立ちと相まって、美術品のように美しかった。


 セレナ 「おいでフォッコ」


セレナはバスタオルを広げて、フォッコ(サトシ)を捕まえた。そして、わしゃわしゃと体を拭く。


 フォッコ(サトシ) 「ふぉっこぉぉぉ (なんか……セレナに風呂に入れて貰うなんて……考えていると、相当恥ずかしいよな……。あとセレナ……早く何か着てくれよ。ずっと裸だと、目のやり場が……)」


 セレナ 「はい、おしまい。あとはドライヤーだけど、私も着替えちゃうから、ちょっと待っててね」


セレナは棚から着替えを取り出した。いつも寝るときに着ている、ピンクのシャツとホットパンツだ。

セレナはパンツを穿き、ブラを付ける。今度は白ではなく、黄色の、薄い花柄模様の下着だった。ついつい柄を見てしまったフォッコ(サトシ)だが、裸を見てしまった手前、下着姿にホッとした。
 ▼ 129 スノキ 14/12/24 23:20:00 ID:9yeO4Bak [11/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユニットバスから出て、入れ替わりに、今度はサトシ(ピカチュウ)がユニットバスに入った。

セレナはバッグからブラシを取り出すと、部屋のドライヤーを持って来て、フォッコ(サトシ)の毛並みを撫ではじめた。


 セレナ 「ふふっ。女の子は、いつだってお洒落しないとねっ。気持ち良いフォッコ?」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉっこぉ! (あぁなんていうか……ブラッシングって、ポケモンにとってこんなに気持ち良いんだなぁ。たまにはピカチュウにもやってやるかな……)」

 ユリーカ 「気持ち良さそうだね、サトシ」

 ピカチュウ(フォッコ) 「ぴかぁ! (ふぉっこぉ!)」


 フォッコ(サトシ) 「ふぉこっ!? (えっ……オレがフォッコって分かるのか!?)」

 セレナ 「サトシって……えっ……フォッコってサトシだったの!? ///」 カァァ

 ユリーカ 「あっ……う、ううん! 冗談冗談〜。ね、フォ……ピカチュウ?」

 ピカチュウ(フォッコ) 「ぴか! (ふぉこ!)」

 セレナ 「びっくりさせないでよもぉ……」

 ユリーカ 「えへへっ」

 フォッコ(サトシ) 「(いや……ビックリしたのはオレの方なんだけど)」
 ▼ 130 スノキ 14/12/24 23:40:00 ID:9yeO4Bak [12/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「(あっ……そっか。体が入れ替わってるから……)」


このやり取りで、セレナは直感したようだ。そして、ふと、あることを思いついた。


 セレナ 「(ピカチュウがサトシになったってことは、サトシはピカチュウになってるはず……。だからユリーカ、いま“サトシ”って言ったのね)」

 ※違います。

 セレナ 「(サトシの姿のピカチュウはシャワー。……ってことは、今なら!)」


セレナの考えはこうだ。

【見かけ上】、サトシがいない今、ピカチュウに対して、「私はサトシが好きだけど恥ずかしくて、それに迷惑かけたくないから言えない」というようなことを話す。

しかし実際、そのピカチュウはサトシであって、【見かけ上は】ピカチュウに話したつもりでも、【実際は】サトシに対して話すことになる。

それらをうまく執り行えば、さも自然に、セレナはサトシに対して、自分の想いを伝えることが出来るのだ。


 セレナ 「(でも……それでいいのかな……)」


しかし、セレナは行動には移さなかった。


 セレナ 「(それって結局……逃げ、だよね……。ダメだよ私……逃げないで、ちゃんとサトシに伝える勇気を出さないと)」

 セレナ 「(でも……気持ちがまとまらないな……)」
 ▼ 131 スノキ 14/12/24 23:50:00 ID:9yeO4Bak [13/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「それじゃあみんな、おやすみなさい」

 ユリーカ 「おやすみなさーい!」

 セレナ 「おやすみなさい」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこぉ(おやすみ……って言うか……)」


皆は床に就いた。

サトシは上段ベッドに。ユリーカはピカチュウ(フォッコ)と一緒に、下段ベッドに。そしてセレナは、フォッコ(サトシ)を抱きながら、もう片方の上段ベッドで横になっていた。


 フォッコ(サトシ) 「(セレナに抱かれて寝ろって……恥ずかしいって言うか……落ち着かないぞ……)」

 セレナ 「ふふっ。フォッコ、今日は色んなことがあったね……」

セレナは皆に聞こえないように、小声で話しかけた。


 セレナ 「結局……私の気持ち、今日はサトシに伝えられなかったけど……いつか絶対に伝えるんだ。絶対に……」


セレナはフォッコ(サトシ)を撫でながら、ゆっくりと目を閉じた。


 セレナ 「サトシには頑張って欲しいし、ポケモンマスターにもなって欲しい。でも、私のことも振り向いてほしい。……こんなにいっぱい、欲張りかな?」


独り言なのか、フォッコに対して言ったのかは分からない。その後セレナは口を開けず、いつの間にか、寝息を立てていた。
 ▼ 132 ガヤンマ@ダイブボール 14/12/24 23:59:23 ID:iMPYVpUQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 133 スノキ 14/12/25 00:10:00 ID:0Z4D4KKw [18/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナの隣で、サトシは少し考えた。


セレナがどれほど、オレのことを想ってくれているか。

セレナの願いは二の次で、オレの夢を本気で応援してくれて。

セレナが言う「好き」って感覚は、オレが考えているもの以上だということにも気付いた。


 フォッコ(サトシ) 「(オレのことが好き、か……)」


サトシにとって、それが具体的にどのくらいかは分からないが、感じとしては、チコリータが自分に凄く懐いてくれていたことに近いのだろう。


 フォッコ(サトシ) 「(オレだってセレナのことは好きさ。ジム戦とかも、本気で応援してくれるし、セレナが近くにいてくれると、作戦のヒントを貰うことだってある。勝った時は、一緒に喜んでくれて……。セレナのことは大好きだけど……オレの“好き”と、他の人から見た“好き”って、違うものなのかな……)」
 ▼ 134 スノキ 14/12/25 00:20:00 ID:0Z4D4KKw [19/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フォッコ(サトシ)はセレナの顔を覗いた。


気持ち良さそうな、安らかな寝顔。守ってあげたくなるような、可愛い寝顔。

サトシは今、そんな彼女の横で、警戒されること無く、一緒に横になっている。それがどれほど、普通では考えられないことか。


 フォッコ(サトシ) 「(なぁセレナ……そんなにオレって、ポケモンにばっかり一生懸命なのか? セレナが話をためらうほど……オレってポケモンにしか目が行ってないのか?)」


心の中で語り掛けても、当然、返事は来ない。


 フォッコ(サトシ) 「(セレナ……ごめんな……)」


フォッコ(サトシ)は目を瞑った。

背中に置かれたセレナの左手から、ほのかな暖かさが伝わってくる。心地良い暖かさだ。


 フォッコ(サトシ) 「(セレナの気持ちに真剣に向き合ったら……)」


いつの間にか、フォッコ(サトシ)は眠りについていた。
 ▼ 135 ャンデラ@しずくプレート 14/12/25 11:01:45 ID:cR976nSU NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 136 ンテイ@エレキブースター 14/12/25 16:27:08 ID:UiDp9F2c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
すごい!あげ!
 ▼ 137 コガシラ@あいいろのたま 14/12/25 17:40:21 ID:rnQD.luQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
age
 ▼ 138 ンベアー@ピーピーエイダー 14/12/25 17:47:19 ID:ub667k5. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
チコリータ懐かしすぎワロタ
 ▼ 139 マサラ人3 14/12/25 18:50:42 ID:sT.FefoM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日も支援です!

わくわく
 ▼ 140 ンシフリャイゴン 14/12/25 19:19:30 ID:M4AHd4mY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダメガネとヤンチャムどうなった?w
 ▼ 141 タグロス 14/12/25 23:43:30 ID:CX0AWPu6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援です!
次はいつ更新するですか?
 ▼ 142 スノキ 14/12/26 01:25:00 ID:.KtgE3nE [13/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
朝。


サトシが目を覚ますと、目の前に、セレナの顔があった。そして自分の姿は、フォッコのままだ。


 フォッコ(サトシ) 「(やっぱり……夢じゃなかったんだな……)」


昨日のセレナは、とても思い悩んでいるようだった。そして、その原因が自分にあると言うことが、サトシにとって、堪らなく悲しかった。


 フォッコ(サトシ) 「ふぉこぉ……(セレナ……)」

 セレナ 「んっ……おはよぅフォッコ。よく眠れた?」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉっこ (あぁ)」

 セレナ 「ふふっ。……まだ誰も起きてないし、今のうちに着替えちゃおうかな」

 フォッコ(サトシ) 「(えっ……)」


もう裸を見てしまった手前、着替えくらいでは動揺しなくなったサトシ。ピンクのシャツとホットパンツを脱ぎ、いつもの服装に着替えるセレナを、ぼんやりと眺めていた。


 フォッコ(サトシ) 「(セレナが安心してくれるには……オレが変わるほか無いんだろうな……。けど……どうやって……)」
 ▼ 143 スノキ 14/12/26 01:40:00 ID:.KtgE3nE [14/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
少しして、サトシ(ピカチュウ)とユリーカ、ピカチュウ(フォッコ)も目を覚ました。


 セレナ 「おはようユリーカ、ピカチュウ。それに……サトシっ」


セレナは3人に向けて発したが、ピカチュウ(フォッコ)のことをサトシと呼び、首をかしげるピカチュウ(フォッコ)とフォッコ(サトシ)。


 ピカチュウ(フォッコ) 「ぴか? (ふぉっこぉ?)」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこ。ふぉこふぉっこぉ!? (サトシはオレだぞ。それと……セレナ、なんでオレのことピカチュウって!?)」

 サトシ(ピカチュウ) 「えっと……セレナ。そろそろ本当のこと、話すね」

 セレナ 「えっ……?」

 サトシ(ピカチュウ) 「セレナはピカチュウのことサトシって思ってたみたいだけど、違うんだ」

 セレナ 「えっ……だってピカチュウはサトシの姿になってるから……じゃあ誰なの!?」

 サトシ(ピカチュウ) 「そのピカチュウは、セレナのフォッコだよ」

 ピカチュウ(フォッコ) 「ぴっかぁ! (ふぉっこぉ!)」

 セレナ 「そうだったんだ……。えっ……ってことは、このフォッコは!?」

 サトシ(ピカチュウ) 「それは……1人しかいないよ」
 ▼ 144 スノキ 14/12/26 01:50:00 ID:.KtgE3nE [15/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「えっ……うそっ……まさか……サトシ……なの?」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉっこぉ! (あぁ。オレ、サトシだぜ!)」

 サトシ(ピカチュウ) 「実は……そうなんだ。昨日の午後からずっと、フォッコはサトシだったんだ」

 セレナ 「えっ……ってことは……えぇっ!? ///」

 サトシ(ピカチュウ) 「ごめんねセレナ。騙すつもりは無かったんだけど……」


それを聞いて、セレナの顔が、どんどん赤くなっていく。その目には涙が。


 セレナ 「うぅっ……やだっ……グスッ……もぉぉ ///」 ガチャン


そして、堪えきれなくなったのか、セレナは部屋の外へ駆け出して行った。


 ユリーカ 「あっ……待ってよセレナ!」


追いかけるユリーカ。

サトシ(ピカチュウ)とフォッコ(サトシ)、それにピカチュウ(フォッコ)は、そこに残ることしかできなかった。
 ▼ 145 スノキ 14/12/26 02:00:00 ID:Ijb8YYrQ [15/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 フォッコ(サトシ) 「ふぉっこぉ! ふぉこふぉこぉ! ふぉっこぉ! (ピカチュウ……オレの格好してたんだな。なんで黙ってたんだよ! それに、分かってたんなら、セレナに伝えてあげれば良かったじゃないか!)」

 サトシ(ピカチュウ) 「サトシ……ごめんね。サトシの姿になったから、人間の言葉以外は分からないんだ……。でも、サトシの言いたいことは分かるよ。なんでセレナに教えなかったんだってことだよね?」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこ! (そうだ!)」

 サトシ(ピカチュウ) 「僕、サトシがいない時、セレナに相談されたんだよ? 自分はサトシが好きだけど、サトシの夢を邪魔したくないって」

 フォッコ(サトシ) 「(うっ……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「だから、サトシがフォッコの姿になったって分かって、チャンスだと思ったんだ。セレナとフォッコは仲良しだから、何でも話せるんだろうって。なら、セレナがサトシについて、フォッコに話すだろうって」

 フォッコ(サトシ) 「(確かに……昨日セレナから聞いたよ、風呂の中で……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「ユリーカもフォッコも、みんな心配してるんだよ。セレナのことも、サトシのことも……。だから、2人っきりになる時間を作ってあげたくて。でも、サトシの姿だとセレナが恥ずかしがっちゃうから、フォッコの姿の時に、2人にしてあげようって」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこぉ……(ピカチュウ……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「……ごめんねサトシ。勝手なことしちゃって。でも、僕だってサトシに幸せになって欲しいもん! 僕知ってるんだよ? サトシが本当は、セレナのこと大好きだって! でもサトシ……僕たちポケモンのことに一生懸命で、なかなかセレナに構ってあげれないでしょ?」

 フォッコ(サトシ) 「(……そっか。ピカチュウ達から見ても、オレって、ポケモンにばっか一生懸命だったんだな……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「勿論……僕たちポケモンのことに一生懸命で、嬉しいよ、僕たちは。でも……それじゃぁセレナが気の毒だよ。いやっ……サトシは いつだって、セレナたちにも気を配ってるよ。でも、セレナは……セレナはね、もう一歩、サトシに踏み込んでほしいんだよ?」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこ……(もう一歩……か……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「……生意気言ってごめんなさい、サトシ。でも、僕からもお願い。もうほんの少しだけ、セレナに踏み込んであげて。セレナ、絶対に喜ぶから!」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉっこ。ふぉこふぉっこぉ! (分かったぜ、ピカチュウ。お前の気持ち。ありがとなっ!)」

 サトシ(ピカチュウ) 「サトシ……。ふふっ。じゃあ戻ろうよ。戻って、サトシ、セレナとお話ししてよ。ね!」
 ▼ 146 マサラ人3 14/12/26 02:01:09 ID:Rct1GwRI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
遂にばらしてしまいましたな…。
 ▼ 147 スノキ 14/12/26 02:05:00 ID:Ijb8YYrQ [16/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ(ピカチュウ)は例のカメラを取り出すと、フォッコ(サトシ)とピカチュウ(フォッコ)を並ばせた。


 ― カシャッ!


まずは、フォッコが元に戻る。そしてサトシは、ピカチュウの姿に。


 ピカチュウ(サトシ) 「ぴかぴっかぁ〜 (おぉ……ピカチュウの姿になったの久しぶりだなぁ。“ポケモン魔法で大変身”以来だっけ……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「じゃあフォッコ、僕とサトシで、シャッターお願い」

 フォッコ 「ふぉっこぉ!」


続いて、ピカチュウ(サトシ)とサトシ(ピカチュウ)が並ぶ。これでシャッターを押せば、全てが元に戻るのだ。


 フォッコ 「ふぉっこぉぉぉ……」


床に置いたカメラを、フォッコは前足を器用に使って、アングルを調整する。

そしてシャッターを押そうとした、その瞬間。
 ▼ 148 スノキ 14/12/26 02:07:00 ID:Ijb8YYrQ [17/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「……待ってフォッコ!」

 フォッコ 「ふぉこ?」

 ピカチュウ(サトシ) 「ぴぃか? (どうしたピカチュウ?)」


突然叫んだサトシ(ピカチュウ)だが、フォッコがシャッターから足を離したのを確認すると、しゃがんで、ピカチュウ(サトシ)の方をしっかりと見て、言った。


 サトシ(ピカチュウ) 「サトシ、いつも本当にありがとう。僕、サトシのこと、いつだって大好きだからね!」

 ピカチュウ(サトシ) 「ぴかぁ…… (ピカチュウ……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「それと……お願いサトシ。サトシに好きな人が出来ても、そのっ……僕はずっとサトシの隣に居たい! 僕、サトシと離れ離れになるなんて嫌だからね! 今まで通り、僕はサトシとずっと仲良しでいたいからっ……サトシぃっ……」


サトシ(ピカチュウ)は、泣いた。

サトシの姿を借りて、人間らしく、泣いた。

ピカチュウにとって、サトシは長年連れ添った、ほとんど一心同体のようなものだ。もしサトシに好きな人が出来て……ここではセレナだろうけど、それによって、サトシと触れ合う時間が減ってしまうことを、ピカチュウは恐れていたのだ。
 ▼ 149 スノキ 14/12/26 02:08:00 ID:Ijb8YYrQ [18/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ピカチュウ(サトシ) 「ぴぃかっ……ぴっかっちゅぅ! (心配すんなって! オレとお前はずっと一緒だ! お前と離れ離れになるなんて、絶対に有り得ないからな!)」


ピカチュウ(サトシ)は、サトシ(ピカチュウ)の胸に飛び込んだ。

普段とは体と心が真逆だが、思うことは、体が違っても、同じだった。


 サトシ(ピカチュウ) 「うぅっ……サトシっ……」

 ピカチュウ(サトシ) 「ぴかちゅっ……」


固く抱きしめ合うサトシとピカチュウは、本当に仲が良い。こんなパートナー、他にいるだろうか。


フォッコはしみじみと、そんな2人の姿を眺めていた。

そして……そっと、シャッターボタンを押した。


 ― カシャッ!


サトシはサトシに、ピカチュウはピカチュウに。

体と心が戻った後も、サトシとピカチュウは、しばらく、固く抱きしめ合っていた。
 ▼ 150 スノキ 14/12/26 02:10:00 ID:Ijb8YYrQ [19/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この辺で一旦区切らせて頂きます。
年末の忙しい時期になるので、次の更新は、30日以降になりそうです。

ここまでのご支援、ご感想、ありがとうございました。
 ▼ 151 マサラ人3 14/12/26 02:13:41 ID:Rct1GwRI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>150
お疲れ様です。続き楽しみにしています。
 ▼ 152 ィオネ@ピーピーリカバー 14/12/26 02:32:58 ID:zZ0L1o7Q NGネーム登録 NGID登録 報告
続き楽しみにしてまぁ〜す!
 ▼ 153 デッポウ@まんまるいし 14/12/26 04:05:26 ID:aafMOK46 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
楽しみにしてます。(*´∀`)
 ▼ 154 レキッド@ムーンボール 14/12/26 07:58:23 ID:G6embfRU NGネーム登録 NGID登録 報告
支援age!
 ▼ 155 ラブ@あかいいと 14/12/26 10:05:12 ID:C/lSfFAw NGネーム登録 NGID登録 報告
素晴らしいサトセレ
 ▼ 156 こもこ 14/12/26 11:36:48 ID:TLpJ.KBo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おもちろい 支援
 ▼ 157 クケイル@かいのカセキ 14/12/26 12:03:12 ID:2mw4TKuI [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シトロンとヤンチャムは完全に忘れられてるな
 ▼ 158 ランセル@ゴーゴーゴーグル 14/12/26 18:13:13 ID:ea5g9Si6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>150
お疲れさまです!
これからの展開楽しみにしてます!
 ▼ 159 ロスター@ボイスチェッカー 14/12/26 23:23:12 ID:S2fgtmfM NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
 ▼ 160 ンシフリャイゴン 14/12/27 01:25:20 ID:dRYv9C16 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
来てみたら一時休止か
いいところで...すごく楽しみです!!支援!





シトロンヤンチャム「え?俺はどうなったん?」
 ▼ 161 アル@こぶしのプレート 14/12/27 13:06:53 ID:n0L8eIqI NGネーム登録 NGID登録 報告
とっても面白いです!
続きがすごく気になります

支援
 ▼ 162 ガジュカイン@ジーエスボール 14/12/27 20:20:37 ID:oxcrjc0w NGネーム登録 NGID登録 報告
あげておこう!
 ▼ 163 イキング@パワーウエイト 14/12/28 13:10:00 ID:HUp7zAx. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援age
 ▼ 164 マルルガ@デボンスコープ 14/12/29 01:43:23 ID:qJJszxiE [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
もう楽しみすぎてやばい
支援
 ▼ 165 池徹平は可愛い男の子◆Win1u8VimY 14/12/29 14:59:44 ID:zBoMfGtY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ですね。
 ▼ 166 ラクロス@フエンせんべい 14/12/29 22:11:50 ID:KdpZoxg6 NGネーム登録 NGID登録 報告
どんどこ支援あげ
 ▼ 167 ョロゾ@あついいわ 14/12/30 10:04:20 ID:cAgGk0Ew NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
 ▼ 168 シギバナ@にじいろのはね 14/12/30 10:06:27 ID:vmuBqckE [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イイハナシダナー
シトロン?知らんな。
 ▼ 169 ・名無し 14/12/30 10:42:01 ID:zJBxk0AY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>168
あのくそ眼鏡はいなかったことにしよう
支援します 頑張れ!
 ▼ 170 スゴドラ@きょうせいギプス 14/12/30 23:00:14 ID:LsdHcdG6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援age
 ▼ 171 リン@どくけし 14/12/30 23:06:16 ID:/BY7g4mA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援やー!
 ▼ 172 スノキ 14/12/30 23:20:30 ID:83/1kuko NGネーム登録 NGID登録 報告
 セレナ 「(フォッコがサトシって……一緒にお風呂入って……一緒に眠って……それが全部サトシって……)」


部屋から飛び出したセレナは、ロビーのソファーに、手で顔を覆って座っていた。

セレナにとって、この恥ずかしさは大きい。自分のパートナー、フォッコであると信じて、サトシに対する想いを打ち明けたと言うのに……それはサトシ本人だったのだ。

しかも、一緒に風呂に入ったと言うことは、完全に自分の裸を見られている。着替えも見られている。一緒に眠ったと言うことは、自分の寝顔を見られている。完全に無防備な自分の姿を、サトシに曝け出してしまった訳だ。



 ユリーカ 「セレナ……」


セレナを追ってきたユリーカは、恐る恐る、セレナに話しかけた。その当時ピカチュウの姿になっていたとは言え、セレナとサトシが一緒になることに、ユリーカも加担してしまった訳だから。


 ユリーカ 「セレナ……ごめんなさい。えっと……」

 セレナ 「……ううん。ユリーカが謝ることないよ」

 ユリーカ 「あのねセレナ……。私もピカチュウもフォッコも、セレナとサトシが、もっと仲良くなれたら良いなって、みんな思ってるよ」

 セレナ 「うん……え? フォッコも?」

 ユリーカ 「そうなの。フォッコ、昨日まで私の体の中に入っちゃってたから……」

 セレナ 「そっか……フォッコも……心配してくれてたんだ……」
 ▼ 173 マサラ人3 14/12/30 23:22:13 ID:OvOVAXOw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
続ききたー!
支援です!!
 ▼ 174 スノキ 14/12/30 23:30:00 ID:9yeO4Bak [14/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユリーカ 「だからセレナ、お願い。一緒にお風呂入っちゃったのは恥ずかしかったと思うけど、サトシのこと、嫌いにならないでね?」

 セレナ 「ユリーカ……ふふっ。私がサトシのこと嫌いになると思う?」

 ユリーカ 「セレナっ!」

 セレナ 「ありがとうユリーカ。私も……勇気を出さなくっちゃね!」

 ユリーカ 「セレナ頑張って! ユリーカ応援してるから!」

 セレナ 「えぇ。じゃあ……戻ろっか」



部屋の前に戻ってきたセレナだが、いざ! となると、やはり緊張してしまうようだ。


 セレナ 「(私の裸、見られちゃったのよね……。恥ずかしいって言うか……何て声かけよう……)」

 ユリーカ 「セレナ、ファイト!」

 セレナ 「うん……」


大きくひとつ深呼吸。そしてセレナは、意を決して、ドアノブに手をかけた。


……すると、中から声が聞こえてきた。
 ▼ 175 スノキ 14/12/30 23:40:00 ID:9yeO4Bak [15/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ― 『サトシ、いつも本当にありがとう。僕、サトシのこと、いつだって大好きだからね!』

 ― 『ぴかぁ……』


 セレナ 「サトシの声……ってことは、ピカチュウね」

 ユリーカ 「サトシとピカチュウ、一緒におはなしなんて、滅多に出来ないもんね」


 ― 『それと……お願いサトシ。サトシに好きな人が出来ても、そのっ……僕はずっとサトシの隣に居たい! 僕、サトシと離れ離れになるなんて嫌だからね! 今まで通り、僕はサトシとずっと仲良しでいたいからっ……サトシぃっ……』


 セレナ 「ピカチュウ……」

 ユリーカ 「ピカチュウ……本当にサトシのことが好きなんだね」

 セレナ 「………」


 ― 『ぴぃかっ……ぴっかっちゅぅ!』

 ― 『うぅっ……サトシっ……』

 ― 『ぴかちゅっ……』


 セレナ 「(サトシとピカチュウ……こんなに固い絆で結ばれて……。お互いのことすっごく大事に思ってて……。私……2人の間に入って良いのかな、本当に……)」
 ▼ 176 スノキ 14/12/30 23:50:00 ID:9yeO4Bak [16/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナはドアを細く開けて、中の様子を伺ってみた。その動作でさえ、相当に勇気のいることだった。


部屋の中で、サトシとピカチュウは抱きしめ合っていた。正確に言うと、サトシ(ピカチュウ)とピカチュウ(サトシ)なのだが、あまり気にすることでは無い。

体がどうあれ、サトシとピカチュウの絆はダイヤモンドのように固いものなのだから。


……と、フォッコが床に置いてあるカメラのシャッターを押した。


 ユリーカ 「……あ、セレナ。今のでサトシとピカチュウ、元に戻ったよ」

 セレナ 「そっか。あのカメラで、みんなの体が入れ替わっちゃってたんだ……」


2人は、しみじみと、サトシとピカチュウが抱きしめ合っている姿を眺めていた。


 ― サトシ 『これからもよろしくな、ピカチュウ!』

 ― ピカチュウ 『ぴかっちゅう!』


 ユリーカ 「……さ、今がチャンスだよね!」 ガチャ!

 セレナ 「えっ……ちょっとユリーカ!?」


セレナの心の準備も いざ知らず、ユリーカは問答無用でドアを押し開けた。
 ▼ 177 ンシフリャイゴン 14/12/30 23:59:37 ID:Rg0ZqJXk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
続きキタ!
支援の次元を超えた支援
 ▼ 178 スノキ 14/12/31 00:00:00 ID:0Z4D4KKw [20/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ 「セレナ、ユリーカ……」

 セレナ 「(サトシっ……)」


タイミングの良すぎる登場に、サトシとピカチュウは若干困惑気味だ。

そんな2人のリアクションも気にすることなく、ユリーカはピカチュウとフォッコに向け、意味深な笑顔を送った。


 ユリーカ 「(ニカッ)」


 ピカチュウ 「ぴか? ぴかー!」

 フォッコ 「ふぉこ……ふぉっこー!」


するとピカチュウとフォッコは、開けられたままの部屋のドアから、勢いよく外へ駆けて行った。


 ユリーカ 「あーこらだめだよピカチュウフォッコ―。待ってよー勝手に遊びに行ったらだめだよー」(棒読み)


突然の2匹の脱走に、当然と言った顔で追いかけるユリーカ。しかし、部屋の扉はきちんと閉めて行った。
 ▼ 179 ンシフリャイゴン 14/12/31 00:01:51 ID:WH0BdgEc [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
それはそうとポスターのときS.EXまでしたんだし別にそこまで恥ずかしくなくね?
 ▼ 180 ンシフリャイゴン 14/12/31 00:38:28 ID:WH0BdgEc [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
更新まだすか?
 ▼ 181 ルタリス@いのちのたま 14/12/31 01:08:12 ID:gPb3g4m2 NGネーム登録 NGID登録 報告
ユリーカなんてできる子だ
 ▼ 182 ダンギル@おちゃ 14/12/31 01:43:54 ID:.isvUMq6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>181
それに比べてシトロンはなんて奴なんだ
 ▼ 183 スノキ 14/12/31 01:52:00 ID:.KtgE3nE [16/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
突如出来上がった2人だけの空間に、サトシとセレナは少し戸惑った。


しかし、互いに思うことは沢山ある。

セレナは、サトシのことが好きだと言うこと。けど、サトシの夢や、ピカチュウ達との関係を崩したくは無いこと。

サトシは、昨日一緒に風呂に入り、裸を見てしまって申し訳ないと言うこと。ピカチュウ達ばかりでなく、セレナの気持ちにも、きちんと応えてあげたいと言うこと。


伝えたいことが、2人の頭の中でぐるぐると巡りまわり、互いになかなか声を出せない状態が続く。


 サトシ 「えっと……」


そんな状況を打開したのは、やはりサトシの方からだった。


 サトシ 「ごめんな……昨日、一緒に風呂入っちゃって……その……裸、見ちゃって……」

 セレナ 「っ…… ///」
 ▼ 184 スノキ 14/12/31 01:53:00 ID:.KtgE3nE [17/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナの顔が真っ赤になる。改めてサトシから言われると、恥ずかしくて、今すぐにでも逃げ出したい気持ちがセレナを襲った。


 セレナ 「(でもっ……きちんとサトシと話さないと。それに……昨日のお風呂、フォッコ、やけに目線を逸らしてたっけ。サトシ……本当は私の裸、見ないようにしてくれてたんだな……)」

 サトシ 「……しかも、一緒に寝ちゃって。もっと“オレはサトシだ”ってアピールしてれば良かったのに……」

 セレナ 「うん……わっ……私は……その……全然…… ///」

 サトシ 「……でも良かった。セレナの本当の気持ちを聞けて。オレ、ポケモンマスターになることばっかり考えてて、セレナの気持ち、全然考えてなかった」

 セレナ 「サトシ……」

 サトシ 「ピカチュウに言われちゃったよ。オレ、いつもポケモンのことばっかだって。セレナのこと、もう少し考えてあげて欲しいって」

 セレナ 「あっ……でもっ……ポケモンに一生懸命なサトシも素敵だし……あっ……その…… ///」

 サトシ 「今までのジム戦、セレナがヒントをくれたり、応援してくれたりで、ほとんどセレナのお陰で勝てたんだ。考えてみるとさ、オレがポケモンマスターに近付くことに、セレナが力を貸してくれてたんだなって……」

 セレナ 「あっ……うん。でもっ! それはサトシの実力があったから……」

 サトシ 「いや、それを言うならピカチュウ達が頑張ってくれたからさ。……って言うと、またポケモンばっかりってなっちゃうけど」

 セレナ 「そんなことっ」
 ▼ 185 スノキ 14/12/31 01:54:00 ID:.KtgE3nE [18/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ 「……セレナとはさ。その……オレがルチャブルの虐待を疑われた時……酔った勢いでって言うか……えっと……」

 セレナ 「あっ…… ///」

 サトシ 「……だからセレナ! オレの夢がどうとか、そういうこと全然気にしなくていいからな! 本当に……オレに遠慮することなんて、全然ないからな!」

 セレナ 「サトシ……ありがとう。私……フォッコだと思ってサトシにいろいろ話しちゃって……すっごい恥ずかしい」

 サトシ 「いや、オレは……」

 セレナ 「……でも、サトシがそう言ってくれて、私、嬉しいよ?」

 サトシ 「そっか。良かった……」

 セレナ 「私、サトシのことが好き。大好き。……でも、サトシの夢を邪魔したくないの。それに、ピカチュウ達との絆も」

 サトシ 「あっ……あぁ……」

 セレナ 「だからサトシ。私、待ってる。サトシが夢を叶えるまで、ずっと待ってる! サトシのこと、ずっと大好きで待ってるから! その……頑張って、絶対にポケモンマスターになってねっ!」

 サトシ 「セレナ……」


セレナは、少しだけ涙ぐみながら、元気よく言った。

セレナにとって、これが精一杯の回答だった。考えて、考えて、サトシの夢と自分の気持ちを伝える、セレナが考え出した、唯一の方法がこれだった。
 ▼ 186 スノキ 14/12/31 01:56:00 ID:.KtgE3nE [19/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ 「なぁセレナ……セレナはそれで良いのか? そのっ……オレが夢を叶えるまで……」

 セレナ 「……うん。私、サトシのこと信じてるもん ///」

 サトシ 「そっか……」

 セレナ 「でも、私がサトシのこと好きなのは、ずっと変わらないからね。私、もっともっと、サトシのこと知りたい。都合良いお願いかもしれないけど……サトシの夢を邪魔しない程度で、サトシのこと、いろいろ教えて貰うからねっ!」

 サトシ 「セレナ……あぁ! それにセレナ。セレナはオレの夢に協力してくれてるんだ。邪魔なんて絶対にない! セレナのことが邪魔とか迷惑だなんて、今まで一回も思ったこと無いぜ?」

 セレナ 「うん」

 サトシ 「オレがセレナに助けられたこと、いっぱい あるんだ。ジム戦のヒントもそうだし、オレが虐待を疑われた時、セレナは真っ先にオレを慰めてくれたし。……セレナは、オレにとって必要な存在なんだ。……これが、“好き”って言う感覚なのかな。旅仲間とかじゃなくて、本当に、“大切な存在”って意味の」

 セレナ 「サトシっ ///」

 サトシ 「オレ、絶対にポケモンマスターになるよ。セレナの気持ちに きちんと応えるために、絶対に!」

 セレナ 「サトシ……頑張って! 私、応援してるからねっ!」

 サトシ 「あぁ!」
 ▼ 187 スノキ 14/12/31 01:58:00 ID:.KtgE3nE [20/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナはサトシの顔を見た。

自分の気持ちを汲んでくれた彼は、とても良い笑顔をしていた。ずっと夢がある人って素敵……自分が素直に尊敬できる人物が、いま目の前にいる。そんな彼は、自分の命の恩人でって、ヒーローであって、大好きな人であって。


 セレナ 「ねぇサトシ……」

 サトシ 「ん?」

 セレナ 「キスして……良い?」

 サトシ 「えっ……」

 セレナ 「あっ……ごめんね急に。そのっ……」

 サトシ 「……いや」


そう言うと、サトシはセレナのことを抱き寄せた。


 セレナ 「っ…… ///」

 サトシ 「セレナ……ありがとう」


セレナにしてみれば、目の前にいる憧れのサトシに、ついつい思ったことを口にしてしまっただけだった。しかし今、サトシはそれを、受け入れてくれた。

そしてサトシは、ピカチュウの言葉を思いだしていた。“もうほんの少しだけ、セレナに踏み込んであげて”。ピカチュウの言ったことは、きっとこういうことなんだ。サトシはそう考えた。
 ▼ 188 スノキ 14/12/31 02:00:00 ID:Ijb8YYrQ [20/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシとセレナは、静かに、唇を重ねた。


今回は酔っていないせいか、2人とも変に恥ずかしがって、とても恋人同士のキスだとは思えない、どこかぎこちないキスだった。

しかし、酔っていない分、想いは しっかりと、互いに通じ合った。

サトシの夢を本気で応援するセレナ。セレナの応援を本気で喜び受け入れているサトシ。

そして、その“夢”をキッカケに、お互いのことを好きだと思うサトシとセレナ。

これ以上のことは何もない。お互いに想い合い続けた結果が、いま、ここにあるのだ。




 ユリーカ 「……サトシとセレナ、良かったねっ」

 ピカチュウ 「ぴっかぁ〜」

 フォッコ 「ふぉこぉ〜」


そんな2人の光景を、部屋のドアの隙間から、ユリーカたちは優しく見守っていた。

自分の主の気持ちに気付き、幸せを願うがために行動を起こした、ピカチュウとフォッコ。セレナの気持ちに気付き、彼女を応援するために動いたユリーカ。

ユリーカたちもまた、とても幸せな気分だった。
 ▼ 189 ンシフリャイゴン 14/12/31 10:11:33 ID:WH0BdgEc [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フリャ支援
 ▼ 190 ガチルタリス@フエンせんべい 14/12/31 11:44:02 ID:qJJszxiE [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
泣いた
本当にこうなってほしい支援
 ▼ 191 池徹平は可愛い男の子◆Win1u8VimY 14/12/31 12:12:39 ID:QYB5aWV2 NGネーム登録 NGID登録 報告
あまりにも幸せ過ぎて感動しましたよ。
本当に素晴らしいです。
 ▼ 192 ョボマキ@ピーピーエイダー 14/12/31 16:12:57 ID:c3B25YHo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダメガネはともかくヤンチャムは?
 ▼ 193 イル@ひのたまプレート 14/12/31 16:36:15 ID:g60et6/g NGネーム登録 NGID登録 報告
感動しました。
支援
 ▼ 194 スノキ 14/12/31 23:12:00 ID:9yeO4Bak [17/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユリーカ 「……じゃあ良い、ピカチュウ、フォッコ?」

 ピカチュウ 「ぴか」

 フォッコ 「ふぉぉ」


ユリーカは小声で2匹に囁くと、今度は部屋のドアに向かって、少し大きめに声を投げた。


 ユリーカ 「もーピカチュウもフォッコもー急に遊びに行っちゃダメだよー」

 ピカチュウ 「ぴかー」

 フォッコ 「ふぉっこー」



その声は、室内のサトシとセレナを気付かせるのに、十分だった。


 サトシ 「戻ってきたみたいだな、ユリーカたち」

 セレナ 「……うん」


2人は抱きしめ合うことを辞める。そのタイミングで、ユリーカたちが部屋に入って来た。
 ▼ 195 スノキ 14/12/31 23:20:00 ID:9yeO4Bak [18/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユリーカ 「ただいま!」

 ピカチュウ 「ぴっかぁ!」

 フォッコ 「ふぉこぉ!」


部屋に入ると同時に、ピカチュウはサトシに、フォッコはセレナに飛びついた。

サトシとセレナがお互いの気持ちを伝えあい、分かり合えたことを、この2匹も喜んでいるのだ。


 サトシ 「サンキューな、ピカチュウ」

 セレナ 「フォッコ……。あなたも私たちのこと心配してくれてたのねっ。ありがとう……」

 ユリーカ 「ふふっ。良かったね、みんな!」

 ピカチュウ 「ぴっかぁ!」

 フォッコ 「ふぉぉっこぉ!」

 サトシ 「これからもよろしくな、ピカチュウ。お前と離れ離れになることなんて、絶対無いからなっ」

 セレナ 「フォッコも……これからも一緒に頑張ろうねっ。一緒にカロスクイーン目指そうねっ!」


サトシとセレナはしばらく、ピカチュウを、フォッコを、抱きしめ続けていた。
 ▼ 196 スノキ 15/01/01 00:30:00 ID:0Z4D4KKw [21/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ 「それにしても……このカメラ凄いな。オレ達の体を入れ替えるなんて」

 セレナ 「そうよね。お陰でサトシと、いろんな話が出来たし……」

 サトシ 「……ピカチュウとも話せたしな」

 セレナ 「うん」

 ユリーカ 「じゃあさ、ずっとこのカメラを持ってれば、いつでもピカチュウ達と おはなし出来るんだよね!? それって凄いよ! ねっ!?」

 セレナ 「そうね。そうすれば、いつでもフォッコの気持ちを……」

 サトシ 「……いや。このカメラをずっと持ってる訳にはいかないよ」

 セレナ 「えっ……?」

 ユリーカ 「なんで?」

 サトシ 「ポケモンと人間って、普通は言葉が通じない……だから、心と心を通わせ合って……信頼し合って、絆が生まれるんじゃないかな。少なくとも、オレとピカチュウはそうさ。な?」

 ピカチュウ 「ぴか!」

 セレナ 「そっか……このカメラに頼ってばっかりだと……本当の信頼関係は生まれない……フォッコの気持ちを、本気で理解してあげようって気持ちが薄くなっちゃう……」

 フォッコ 「ふぉこぉ……」

 ユリーカ 「そっか。……言葉が分からないから、もっともっと仲良くしようって思うんだもんね、人間とポケモンって」

 サトシ 「あぁ。ユリーカだって、デデンネの言葉は分からないけど、気持ちを通じ合いたいって思うだろ? その気持ちが大切だと思うな、オレは」

 ユリーカ 「……うん!」
 ▼ 197 スノキ 15/01/01 00:40:00 ID:0Z4D4KKw [22/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「(サトシ……やっぱり素敵だなっ……)」


 サトシ 「……だからピカチュウ。頼む」

 ピカチュウ 「ぴっか!」


サトシが声をかけると、ピカチュウは全てを分かっていたかのように、自然と行動に出た。


“アイアンテール”。

尻尾を鋼のように固くして、カメラに打ち付ける。

ピカチュウの攻撃で、カメラは木端微塵に砕かれた。


 サトシ 「サンキュー、ピカチュウ」

 ピカチュウ 「ぴかぴぃか!」


サトシとピカチュウは、やはり、同じ考えだったようだ。

人間とポケモンが日常的に会話できるような機械なんて、本来、存在してはいけないのだ。

……ロケット団のニャースのように、本人が相当な努力をして言葉を手に入れたのなら、話はまた別だが。
 ▼ 198 ボネア@フーディナイト 15/01/01 00:41:39 ID:Ml4sY7Eg [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
シト……支援
 ▼ 199 リャプラス◆JBQVeRBtj. 15/01/01 00:42:30 ID:DbbtBhkU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おい














おい
 ▼ 200 ナギラス@みどりのバンダナ 15/01/01 00:43:42 ID:7RMSdey6 NGネーム登録 NGID登録 報告
何か忘れてるような・・・?
 ▼ 201 ねばねばこやし 15/01/01 00:44:16 ID:3bGX.6so [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
クスノキさんと支援者の皆さん明けましておめでとう!
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆
支援!!
 ▼ 202 マサラ人3 15/01/01 00:44:53 ID:CcCc4bxY NGネーム登録 NGID登録 報告
シトロンはどーでもいいが、ヤンチャムが可哀想過ぎる…。
 ▼ 203 ナナパン◆.V1vUzanoQ 15/01/01 00:46:09 ID:m53i7Emw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シトロンww
 ▼ 204 スノキ 15/01/01 00:50:00 ID:0Z4D4KKw [23/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ 「これで良かったんだよな……」


粉々になったカメラを見つめながら、サトシは言った。その顔からは、もう元には戻れないと言う、どこか罪悪感のようなものが感じ取れた。


 セレナ 「うん……。サトシ……格好良かったよ ///」

 サトシ 「そうか?」

 セレナ 「うん。サトシがポケモンと本気で向き合いたいって、すっごい伝わってきた……」

 サトシ 「あっ、オレまたポケモンのことばっかり考えて……」

 セレナ 「ううん。やぱりサトシはそうでなくちゃ。ポケモンに一生懸命なサトシって、すっごい素敵だもんっ」

 ユリーカ 「私もそう思うー!」

 ピカチュウ 「ぴかぴかー!」

 フォッコ 「ふぉっこー!」


やはり、サトシはポケモンに一生懸命でこそサトシである。もう少しセレナに踏み込んであげて欲しいとは思っていても、みな、それがサトシらしさなのだと、心の中では認めていたのだ。


 サトシ 「みんな……へへっ。ありがとな、みんな!」
 ▼ 205 池徹平は可愛い男の子◆Win1u8VimY 15/01/01 00:52:38 ID:SUAJHZaY NGネーム登録 NGID登録 報告
ヤンチャムシトロンに酷い目にあわされそうで怖いですよ。
 ▼ 206 スノキ 15/01/01 00:59:00 ID:0Z4D4KKw [24/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
人間とポケモン。

両者が対話できれば、短期的には、両者の関係は改善するかもしれない。

しかし、それによって人間が、ポケモンの気持ちを考えることを忘れてしまえば、長期的に見て、両者の関係は、確実に悪化するだろう。

互いの気持ちを考える……それは人間社会において、人間同士でも、重要視されることだ。相手の嫌なことをしない、相手を喜ばせることを考える。当たり前のことだが、そう言ったことは、より良い関係を構築するために、必要不可欠である。


だったらそれは、当然ポケモンにも当てはまる。

違うのは、人間はポケモンの言葉を分からないことだ。分からないからこそ、分かろうとする。そして、互いに思いやりが生まれて、信頼関係が生まれて、絆が生まれる。

……まさしく、長年旅をしてきたサトシとピカチュウ、そのものではないか。

種族が違う者同士、最高の信頼関係を築くのは、容易いことでは無い。しかし、それを達成しようと努力することこそ、人間とポケモンの関係を、より深くより良いものにする、一つの手段ではないだろうか。


少なくとも、サトシ達は、それを分かっていた。

ポケモンと心を通わせることの重要さを、サトシ達は分かっているのだ。


ポケモン達との絆を生み出し、共にバトルし、共に演技し、共に生活し、共に旅するサトシ達。彼らの冒険は、まだまだ続く。

ポケモン達との絆を、大切にしながら――。



 ――― 完 ―――
 ▼ 207 ツハニー@タウンマップ 15/01/01 00:59:48 ID:Ml4sY7Eg [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
乙!今回も面白かった
 ▼ 208 スノキ 15/01/01 01:00:10 ID:.KtgE3nE [21/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【 あとがき 】


明けましておめでとうございます。

ここまで多くの皆様にご支援、ご感想を頂きまして、ありがとうございました。
更新日が飛び飛びになってしまいましたが、こんな拙いSSを楽しみにして下さった皆様には、感謝してもしきれません。皆様のご感想が、大きな励みとなりました。

さて、当SSは、長らく私が執筆していた、サトシ達カロスメンバーがキーとなる各SS、アルトマーレ展、DVD、ポスターに続く時間軸上のお話しで、ピカチュウやフォッコが、サトシやセレナに対してどんなことを思っているのか、前のSSと関連付ける形で、私なりに解釈してみました。

フレアドライブのSSでも、ちらっとピカチュウが喋っていましたが、そんなピカチュウの会話を、本格採用した形となります。

さらに、根底のテーマとして、ポケモンと人間の共存を……



 シトロン(ヤンチャム) 「ちょっと待ってぇぇぇぇぇ!」


二段ベッドに寝ていたシトロン(ヤンチャム)が、突然声を上げた。


 サトシ 「お、シトロン。やっと起きたのか」

 ユリーカ 「お兄ちゃん遅いよ! いくら私の“10万ボルト”浴びたからって寝過ぎだよ! それと! セレナに謝りなさい! セレナ、本当はサトシのことが……」

 セレナ 「いいのよユリーカ。終わったことだし」

 サトシ 「シトロンは普段真面目なんだから、疲れて変なスイッチが入っちゃったのかもしれないな」

 シトロン(ヤンチャム) 「……いや待ってよ! オイラはダメガネじゃないよ! ヤンチャムだよぉ!」
 ▼ 209 スノキ 15/01/01 01:10:10 ID:.KtgE3nE [22/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ 「えっ……」

 セレナ 「うそっ……ヤンチャム……なの!?」

 シトロン(ヤンチャム) 「そうだよセレナぁ! 昨日ここに帰って来て、急に体が入れ替わっちゃったんだ! オイラ嫌だよこんな体……元に戻りたいよぉ!」


サトシ達は、例のカメラに目をやった。


 ≪ 木 端 微 塵 ! ≫


 サトシ 「」

 セレナ 「」

 ユリーカ 「」

 ピカチュウ 「」

 フォッコ 「」


 シトロン(ヤンチャム) 「……なんでみんな無言なの?」

 サトシ 「とりあえず……ヤンチャム……じゃなくて、シトロンを連れてこようぜ」

 セレナ 「……えぇ」
 ▼ 210 イバニラ@アブソルナイト 15/01/01 01:13:52 ID:9vn8FL1A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あっ………
 ▼ 211 スノキ 15/01/01 01:20:01 ID:.KtgE3nE [23/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ達は受付へ向かい、回復が終わったヤンチャム(シトロン)を引き取った。


 ヤンチャム(シトロン) 「(うぅ……酷い目に遭いました……。回復のためとは言え、ずっとボールに閉じ込められていた上に、人間にはとても食べれたものでは無い、ポケモンフーズを無理矢理食べてしまいました……。食べなかったら食べなかったで、まだ具合が悪いんじゃないかとジョーイさんに疑われてしまいます……まったく散々な1日でした……)」


ジョーイに連れられてやって来たヤンチャムは、見るからに疲れた顔をしていた。

しかし、セレナの足元にやって来ると、甘えるように、セレナの足……ニーソックスに抱き付いた。


 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむぅぅぅ (もう、セレナにスリスリしないとやってられませんよ! うぅセレナ……色白の足に黒のニーソ……上を見上げれば……今日のパンツは黄色の花柄模様ですか。絶景絶景……)」 ニヤニヤ


 ユリーカ 「お兄ちゃん」

 セレナ 「シトロン」

 サトシ 「シトロン……」


 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむ? (えっ?)」


 サトシ 「その……ごめん」

 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむぅ? (えっ……!?)」
 ▼ 212 スノキ 15/01/01 01:30:00 ID:.KtgE3nE [24/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ≪ 木 端 微 塵 の 魂 入 れ 替 え カ メ ラ ! ≫


 ヤンチャム(シトロン) 「………」

 サトシ 「……ごめん」


 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむううぅぅうぅぅうぅ!? (ぎゃあああぁぁぁあぁっぁぁlgふおぁぁgふゃあ!?)」

 ユリーカ 「あの……お兄ちゃん、これ……直せる?」

 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむちゃむちゃむちゃむぅ! (無理ですよ! そもそもヤンチャムの体では工具を使えませんし! って言うかえええぇぇぇぇぇぇぇえkぇけfけぇふぇkふぇ!?)」


頭を抱えて のたうち回るヤンチャム(シトロン)。自分が作ったものなので、直そうと思えば直すことはできるが……ヤンチャムの格好では、無理な話だった。


 シトロン(ヤンチャム) 「泣きたいのはオイラの方だよ! こんな格好じゃぁ……セレナのために演技が出来ないじゃんかぁ!」

 ユリーカ 「えっ?」

 セレナ 「ヤンチャム……」

 シトロン(ヤンチャム) 「セレナ、オイラ嬉しかったんだよ、一緒にトライポカロン目指そうって言ってくれて。セレナがオイラのことゲットしてくれて、本当に嬉しかったんだよ!?」

 セレナ 「ヤンチャム……あなた……」
 ▼ 213 スノキ 15/01/01 01:40:00 ID:.KtgE3nE [25/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 シトロン(ヤンチャム) 「……オイラ、オスだけどパフォーマンスが大好きで、小さい時から、勝手にパフォーマンスの練習してたんだ」

 セレナ 「……えぇ。ヤンチャムの家に、色んな小道具があったもんね」

 シトロン(ヤンチャム) 「でもそれは、ニンゲンから奪って来たものだし……近くの街でトライポカロンがあったら、いつも忍び込んで、勝手に舞台で演技してたし……いつも迷惑ばっかりかけてたオイラを、セレナは認めてくれたんだ!」

 セレナ 「………」

 シトロン(ヤンチャム) 「だからオイラ、セレナのために演技を極めたいんだ! トライポカロンに出て! 優勝して! セレナをカロスクイーンにさせてあげたいんだ! オイラはセレナと夢に向かうって! あのとき心に決めたんだ! なのに……なのにっ……」

 セレナ 「……グスッ」

 シトロン(ヤンチャム) 「……こんなダメガネじゃぁ、セレナの役に立てないじゃないかぁぁぁぁうわぁぁぁぁぁんっ!!!」


ヤンチャムは泣いた。シトロンの体を使って、セレナに自分の想いを全て伝えて、そして泣いた。

ヤンチャムにとって、初めて会った時、セレナは特異な存在だった。これまで人間から迷惑がられることはあっても、セレナのように、一緒にパフォーマンスをしようと言ってくれた人間は、初めてだったから。

だからヤンチャムは、セレナに着いて行こうと決心したのだ。セレナのバトルに快く受けて立ったのも、そのためだった。


 セレナ 「ヤンチャム……あなたっ……グスッ……ありがとうっ……」


セレナもまた、涙した。ヤンチャで活発なヤンチャムが、ここまで自分のことを想ってくれていたことが、嬉しくて堪らなかったのだ。
 ▼ 214 スノキ 15/01/01 01:50:00 ID:.KtgE3nE [26/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「おいで……ヤンチャム……」


セレナはシトロン(ヤンチャム)を抱き寄せた。体はシトロンでも、中身はヤンチャム。自分のことを一番に想ってくれている……自分の夢を本気で応援してくれている、ヤンチャムだ。


 セレナ 「ありがとう、ヤンチャム。あなたが私のこと、そんな風に想ってくれていて……本気でトライポカロンに取り組もうとしてくれ……私、すっごく嬉しいよ……」

 シトロン(ヤンチャム) 「セレナっ……うぅっ……」


まだゲットされて日が浅いヤンチャムだが、セレナを想う気持ちは、紛いの無いものだった。

それを伝えられて、ヤンチャムは嬉しかっただろうし、それを聞けたセレナも、嬉しかったに違いない。

互いに嬉しかったから、こうやって抱き合っているのだ。


 ユリーカ 「良かったね、セレナ」

 サトシ 「あぁ。ヤンチャムのやつ、セレナの夢のこと、すっごい考えてたんだな」

 ピカチュウ 「ぴぃかぁ〜」

 フォッコ 「ふぉぉっこぉ……」
 ▼ 215 スノキ 15/01/01 02:09:30 ID:Ijb8YYrQ [21/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヤンチャム(シトロン) 「(あのっ……地味に僕、ヤンチャムからボロクソ言われてるんですが……。って言うか、セレナは今、僕の体と抱き合ってるんですよね。僕自身はここにいるって言うのに……僕の体に抱き付いて……それを僕は ただ見てるだけって言うんですか……)」


 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむぅぅぅっ! (ちくしょおおぉぉおおぉぉお!!!)」




その後。

午後になって、突然、シトロンとヤンチャムの体は、元通りに入れ替わった。

時間的に、昨日デパートから帰って来た後、シトロンとヤンチャムはじめ、みなが入れ替わってから、丸々1日が経過したタイミングだった。

……そう。もともとシトロンの発明した“魂入れ替えカメラ”は、きっかり1日分しか、効果は持続しなかったのだ。失敗と言えば失敗だが、技術的に考えると、相当なものなのだが。


 シトロン 「(散々な目に遭いましたが……戻れて良かった……。しかし、結局例の動画は見れずじまい……。今度こそ! サトシ達の隙を見つけて鑑賞してやります! もう変な発明はしないで、実力で動画を見てやるんです! それに、セレナのパンツをじっくり見れたことですし……結果オーライってことにしましょうかね)」

 セレナ 「ねぇシトロン……シトロンがヤンチャムの体になってたってことは……昨日の>>87 の時、私の胸……触ってたよね。あの時ってもう……シトロンだったの?」

 シトロン 「えっ……」

 ユリーカ 「うそっ……どうなのお兄ちゃん!?」

 サトシ 「シトロン……まさか……な?」

 セレナ 「シトロン……!?」
 ▼ 216 スノキ 15/01/01 02:10:00 ID:Ijb8YYrQ [22/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シトロン 「さっ……さぁ! ヤンチャムの本当の気持ちが分かったことですし、セレナ! トライポカロンの練習頑張って下さいね! 僕はちょっと工具の買い出しに行ってきますから!」 ダッシュ!


 サトシ 「あっ! 待てよシトロン!」

 セレナ 「ちょっとシトロン! どうなのっ! ねぇっ!?」

 ユリーカ 「待ちなさいお兄ちゃんっ!」

 シトロン 「あははー(汗)」


シトロンは、普段では絶対に見せ無いような……鏡の世界のような機敏なダッシュを繰り出した。


 シトロン 「(アカンどうしよう完全にバレてる言い逃れ出来ないぃぃぃ……)」


 サトシ・セレナ・ユリーカ 「シトロン!(お兄ちゃん!)」

 シトロン 「はぃぃぃっ!?」


――― 今度こそ完 ―――
 ▼ 217 ンパン@あさせのかいがら 15/01/01 02:14:16 ID:9qMDMykM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
前の作品と同じ終わり方でワロタ
乙です!
 ▼ 218 イタラン@たてのカセキ 15/01/01 02:16:08 ID:2mw4TKuI [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙!
 ▼ 219 タージャ@ねっこのカセキ 15/01/01 02:18:34 ID:.QUgNKIc NGネーム登録 NGID登録 報告

おもしろかった!
 ▼ 220 スノキ 15/01/01 02:20:00 ID:Ijb8YYrQ [23/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【 あとがき 】


改めまして、明けましておめでとうございます。

ここまで多くの皆様にご支援、ご感想を頂きまして、ありがとうございました。


どうでもいいことながら、今回は1レス目に「R-18」を付け忘れたので、明確なエロ描写は避けながら執筆しましたが……こんな拙いSSを楽しみにして下さった皆様には、感謝してもしきれません。


さて、当SSは、長らく私が執筆していた、サトシ達カロスメンバーがキーとなる各SS、アルトマーレ展、DVD、ポスターに続く時間軸上のお話しで、ピカチュウやフォッコが、サトシやセレナに対してどんなことを思っているのか、前のSSと関連付ける形で、私なりに解釈してみたものです。

ポケモン達の話が分かるお話し……久々にアニポケでやって欲しいですね。


それではまたどこかで。2015年も、どうぞよろしくお願いいたします。

次は安価SSにしましょうかね?
 ▼ 221 マサラ人3 15/01/01 09:53:02 ID:4Y8u.nBg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>220

お疲れ様です。続編ありますよね?楽しみにしてます!
 ▼ 222 ガネール@ともだちてちょう 15/01/01 09:58:10 ID:hCA3/GJw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙!
(シトロン放置すれば良かったのに)
 ▼ 223 コザル@ヤドランナイト 15/01/01 10:10:48 ID:BWDTrlwg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>222
ヤンチャム可哀想じゃん
 ▼ 224 ガヘルガー@ゴールドスプレー 15/01/02 01:47:41 ID:qJJszxiE [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>220
乙!サトセレ結構好きだから読んでてすごい楽しかった!
シトロンのゲスいところも結構好きだしww
今年はいい年になりそうだ

 ▼ 225 池徹平は可愛い男の子◆Win1u8VimY 15/01/02 07:09:11 ID:737wNs4w NGネーム登録 NGID登録 報告
シトロンに寝取られそうで胸が痛くなりました。
とても悲しいです。
 ▼ 226 ゴラス@シルフスコープ 15/01/03 09:50:44 ID:DWiwRxJI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お疲れ様!
 ▼ 227 イゼル@きれいなぬけがら 15/01/03 14:39:24 ID:HJRiFrs. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
面白かったです。お疲れ様です
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