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【R-18】新学期だし、ゲーム主人公のイチャエロSS書いてく

 ▼ 1 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/03/31 03:12:40 ID:9.cElEd6 [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


【 Episode−1 】



 ブルー 「ホント、レッドって無口よね〜」

 レッド 「……いいだろ別に」


トキワの森を一緒に歩いていると、突然ブルーが言った。

確かに、森に入ってから10分くらい経つけど、こちらから話しかけてはいない。

無口で詰まらない男、とでも言いたいんだろうけど、一緒に森を抜けようと誘って来たのはブルーの方じゃないか。

おおかた、男の僕と一緒なら安全だろうし、面倒ごとに巻き込まれないとでも踏んだんだろう。

まったくブルーは、昔から要領が良い。
 ▼ 2 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/03/31 03:13:30 ID:9.cElEd6 [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ブルー 「野生ポケモンも襲ってこないし、バトル挑んでくる奴もいないし、1人でも大丈夫だったかな〜」

 レッド 「やっぱり目的それか」

 ブルー 「なによ」

 レッド 「いや別に」

 ブルー 「愛想ないわね。私のような美少女と一緒に居られること、少しは喜んだら?」

 レッド 「自分で美少女とか言うなよ」

 ブルー 「………」
 ▼ 3 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/03/31 03:14:30 ID:9.cElEd6 [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
またしばらく、無言のまま森を進む。

そろそろ中間地点か。ポケモン達の姿は見るけど、人間の姿は、気配は、何処にもない。


 ブルー 「はぁ〜あ。歩き疲れた〜。ちょっと休憩しましょ」

 レッド 「休憩ってまだ……」

 ブルー 「暑いわね〜」 バサバサ

 レッド 「っ……!?」


ブルーは近くにあった岩に腰掛けると、紺色のワンピースの胸元をバタつかせた。

確かに歩いて軽く汗をかいている。暑いことは事実。

ブルーは、躊躇うこと無く、胸元を広げ、胸元に新鮮な空気を送り込んでいる。


 ブルー 「レッドも暑いんでしょ。顔、赤いわよ」 バサバサ

 レッド 「あっ、あぁ……」 チラッ
 ▼ 4 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/03/31 03:15:30 ID:9.cElEd6 [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しゃがむブルーを見下ろす形で立っている僕の視界に、嫌でもブルーの胸元が映り込む。

紺色のワンピースから のぞかせる、色白の肌。ほどよく膨らむ胸を覆う、水色のブラ。

普段から上手く使われている感の否めないブルーが、やっぱり女の子であると意識してしまうのには、それで十分だった。


 ブルー 「って言うかレッド、見すぎ〜」

 レッド 「!?」

 ブルー 「バレてないとでも思ったワケ?」

 レッド 「いやっ、違っ……」


ヤバい、見てたのバレてた。

って言うかブルーの奴、ワザと見せてたんじゃ。


 ブルー 「……見たい?」

 レッド 「えっ」

 ブルー 「こんな森の奥なら、誰かに見られることも無いし」

 レッド 「いや……」

 ブルー 「じゃあ、見たくないの?」

 レッド 「あっ……当たり前だろ! バカなこと言うなよ」

 ブルー 「ホントに〜?」
 ▼ 5 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/03/31 03:16:30 ID:9.cElEd6 [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブルーは腰掛けたまま、上目遣いで僕の顔を見つめる。

ワンピースの首元に指をかけ、胸が見えるか見えないか絶妙なところで止め、僕の理性を揺らす。

“女は武器になる〜”とか彼女から聞いた記憶があるけど、正しく今、そんな状況だって言うのか。


 レッド 「とにかく! 早く行くぞ! トキワの森を抜けたいんだろ!」


僕は踏みとどまって、ブルーに背を向けた。

ダメだ。このままブルーのペースに乗せられたら……。


 ブルー 「……こんなこと、レッドにしか言わないのに」


小さく呟いたブルーの言葉に、僕の体は硬直した。


なんだよそれ。そんなこと言われたら……。


 ブルー 「見たいの?」

 レッド 「………」

 ブルー 「それとも」

 レッド 「?」

 ブルー 「触ってみたいの?」
 ▼ 6 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/03/31 03:17:30 ID:9.cElEd6 [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 レッド 「っ……!」


振り向くと、ブルーは いつの間にか、僕のすぐ傍まで歩み寄っていた。

彼女の接近に気付かないほど、僕は動揺してたって言うのか。


 ブルー 「レッドになら」

 レッド 「ぁっ……」

 ブルー 「正直になってよ。見たいの? 触りたいの?」

 レッド 「そのっ……」

 ブルー 「……ふふっ」


ブルーの眩しい微笑みに、僕の精神は音を上げた。

真面目を装うこと、下心が無いと偽ること、それらはもう、限界だった。


 レッド 「みっ……、見たい、かな」



 ▼ 7 タチ@ブーカのみ 19/03/31 04:11:47 ID:E2j6ZkOQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 8 キノオー@ホズのみ 19/03/31 07:11:52 ID:sKpAyrIc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 9 クタス@くろいてっきゅう 19/03/31 07:19:14 ID:HRQgTlCA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 10 ルシェン@フェスチケット 19/03/31 09:43:42 ID:HBT.A0oc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 11 ニゴーリ@フレンドボール 19/03/31 09:48:17 ID:PqHk9hyI NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
トキワの森は絶対暑い
 ▼ 12 ャロップ@リザードナイトX 19/03/31 11:41:58 ID:HBT.A0oc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 13 ングラー@メタグロスナイト 19/03/31 18:40:59 ID:PYFY1T76 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 14 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 00:11:20 ID:zGZY7Z5g [1/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ブルー 「ぷっ……ふふっ」

 レッド 「?」

 ブルー 「あははははっ! もーレッド、なーに本気にしてんのよ〜?」

 レッド 「えっ」

 ブルー 「ふ〜ん、レッドってば、私の胸そんなに見たいんだ〜。えっろ!」

 レッド 「いやっ……待てよ。だってブルーの方から」

 ブルー 「冗談に決まってるでしょ。そっか〜、レッドも女の子に興味あるのね〜」

 レッド 「冗談って……!」


やられた……。

ブルーめ、やっぱりワザとオレを誘惑してたのかよ。
 ▼ 15 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 00:12:20 ID:zGZY7Z5g [2/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ブルー 「レッドえっろ〜い。無口キャラって、やっぱりムッツリスケベなのね〜」

 レッド 「うっ……うるさい!」

 ブルー 「ふふっ。それとも、やっぱり私の魅力に敵わなかったのかしら〜?」 

 レッド 「ブルー、人を揶揄うのも大概にしろよ。この間も年下のトレーナーの子にボール投げつけてただろ」

 ブルー 「話を逸らさないの。今はレッドがエロいって話でしょ」

 レッド 「っ……!」

 ブルー 「赤くなってるー。レッドもまだ お子ちゃまね」

 レッド 「もういいだろ! 早く森を抜けるぞ」

 ブルー 「そんな態度で良いの〜?」

 レッド 「どういう意味だよ」

 ブルー 「今までの……、録音してたのよね」

 レッド 「は?」


ブルーはポケットからスマホを取り出し、画面を僕に見せる。

録音アプリが起動していて、今も録音のカウントが進んでいた。
 ▼ 16 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 00:13:00 ID:zGZY7Z5g [3/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ブルー 「これ、グリーンたちに聞かれたらマズいわよね〜」

 レッド 「っ」

 ブルー 「でも安心してよ。1か月、私の言う通りにしてくれたら、黙っておいてあげるから」


1か月って。

1か月もブルーの我儘に付き合えって言うのかよ。

普段でさえブルーの行動は厄介なのに、1か月なんて体が持たないぞ。


 ブルー 「お分かり?」

 レッド 「そんなこと……無理に決まってるだろ!」 ガシッ!

 ブルー 「ちょっ……やめなさいよ!」


僕はブルーの両腕を掴み、スマホを取り上げようと奮闘する。
 ▼ 17 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 00:14:40 ID:zGZY7Z5g [4/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ブルー 「女の子に乱暴なんて最低! “痴漢”って叫ぶわよ!」

 レッド 「乱暴じゃないし痴漢でもない! それに、まわりに誰も居ないってブルーも分かってるだろ!」

 ブルー 「だからって、か弱い女の子に掴みかかるなんて最低よ!」

 レッド 「どの辺が“か弱い”んだよ。そもそも幼馴染なんだから掴まれるくらいで」

 ブルー 「幼馴染とか関係ないでしょ! 女の子に力ずくで迫ることが問題なのよ!」

 レッド 「元はと言えばブルーが仕組んだんだろ。とにかく! この録音は消させて貰う!」

 ブルー 「やめっ……! 情報戦を力技で解決なんて卑怯だとは思わないワケ!?」

 レッド 「なにが情報戦だよ。だいたいブルーは ちょっと可愛いからって、普段から調子乗り過ぎなんだよ!」

 ブルー 「かわっ……/// きゃっ!?」 グラッ

 レッド 「あっ……」


 ― ドサッ!


突然ブルーの抵抗が弱まったかと思えば、バランスを崩し、2人して茂みに倒れ込んでしまった。


……って言うか、この状況、あんまり よろしくない。

ブルーのスマホを奪おうと、僕の方が力を入れていた関係で、僕がブルーを押し倒す形になっている。

背中から倒れたブルーの上に僕が跨り、両腕は掴んだままで、まさしくそう、ベッドの上で行うような……。
 ▼ 18 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 00:15:20 ID:zGZY7Z5g [5/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 レッド 「ごっ……、ごめん」

 ブルー 「……エロ」

 レッド 「乱暴するつもりなんて無いからな! ただ僕は……」

 ブルー 「……分かってるわよ。好きにすれば」


そう言ってブルーは、意外にも素直に、僕にスマホを差し出した。

録音は、止められていた。


 レッド 「あぁ。ありがとう」

 ブルー 「ねぇ」

 レッド 「ん?」

 ブルー 「私のこと可愛いって、本気で……言ったの?」

 レッド 「えっ……」
 ▼ 19 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 00:16:20 ID:zGZY7Z5g [6/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あぁ確かに、言い争ってるうちに、可愛いって言ったっけ。

でもそれは、特に深い意味は無かったと言うか、言い合いの中で自然と出てきたって言うか。


 ブルー 「………」

 レッド 「本気、って言うか、そのっ、別に意識とかしてた訳じゃ無くて、自然に出たって言うか、そのっ……」

 ブルー 「………」

 レッド 「けど……」


ブルーは黙ったまま、少し横を向き、僕から目線を逸らしている。

襟元に青いアクセントの入った、深い紺色のワンピース。青いホットパンツ。

長い髪は地面に乱れ、頬を赤く染めた彼女は、普段からは想像できないほど大人しく、僕の返事を待っているようだった。


 レッド 「自然に出たってことは、ブルーのこと、えっと、かっ……可愛いって、思ってるんだろうな」

 ブルー 「……ばか ///」


小さく呟いたブルー。

そして次の瞬間、ワンピースの裾を掴み、ゆっくりと、自ら たくし上げて行った。
 ▼ 20 ャワーズ@メガストーン 19/04/01 01:54:30 ID:bkvYE1cY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 21 ギアル@ラブタのみ 19/04/01 05:49:23 ID:umyo5UcI NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 22 ーマルド@ずがいのカセキ 19/04/01 06:10:28 ID:MDUMLt1Q NGネーム登録 NGID登録 報告
エイプリルフール読み失敗
 ▼ 23 ガニウム@フライングメモリ 19/04/01 11:24:26 ID:XMJgHV.g NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 24 ルガモス@きんのはっぱ 19/04/01 17:50:31 ID:pBYkAwvQ NGネーム登録 NGID登録 報告
ほぉ
 ▼ 25 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 23:41:40 ID:zGZY7Z5g [7/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 レッド 「なっ……!? おいブルー!?」

 ブルー 「特別よ」

 レッド 「ばかっ! なに考えてんだよ!?」


僕は慌てて顔を逸らし、目を瞑った。

飛び退くべきだったかもしれない。ブルーの手を掴んで止めるべきだったかもしれない。

けれど、あまりにも突然のことすぎて、僕の反応は これが精一杯だった。


 ブルー 「大丈夫、なにも企んでないわ。スマホはレッドが持ってるし」

 レッド 「けどっ……」

 ブルー 「分からない? 可愛いって言ってくれた お礼よ?」

 レッド 「っ……!」


そうして僕は、誘惑に負けて、おそるおそる、目を開く。

顔を赤くして横を向いたブルーは、ワンピースを首元まで捲り上げ、自身の上半身を露出させていた。

綺麗な色白の肌、滑らかな曲線美を描く くびれ、そして、水色のブラに包まれた、ほどよい膨らみの胸。

幼馴染の初めて見る姿に、僕は しばし、見惚れてしまった。
 ▼ 26 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 23:42:30 ID:zGZY7Z5g [8/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ブルー 「……ガン見しすぎ。エロ」

 レッド 「ぁっ……、ごめん」

 ブルー 「ねぇ」

 レッド 「………」

 ブルー 「見たかったんでしょ?」

 レッド 「いやっ……」

 ブルー 「今さら嘘つかないでよ」

 レッド 「そのっ……、うん」

 ブルー 「けっこう恥ずかしいんだから」

 レッド 「うん……」

 ブルー 「感想は?」

 レッド 「えっ……」

 ブルー 「感想」

 レッド 「……言わなきゃダメ?」

 ブルー 「当たり前でしょ。……見せたの、レッドが初めてなんだから ///」

 レッド 「っ……///」
 ▼ 27 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 23:43:20 ID:zGZY7Z5g [9/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
モジモジとしながら、耳まで赤くなるブルー。

本当に、人を揶揄うことが好きな普段の彼女とは思えないような仕草、振る舞いだ。

よくよく見れば、ブラは水色一色では無く、淡い青に小さな白いドットが散りばめられた、なんとなく お洒落なデザインだった。

ってことはパンツも……、なんて馬鹿な妄想は振り払い、恥ずかしさを我慢している目の前の彼女の質問に、真剣に向き合う。


 レッド 「そのっ……、すごい、綺麗、かな」

 ブルー 「単調ね」

 レッド 「だって……、ブルーの こんな姿、想像できなかったって言うか……」

 ブルー 「最初の質問」

 レッド 「最初の?」

 ブルー 「……触りたい、でしょ?」

 レッド 「なっ……///」
 ▼ 28 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 23:44:30 ID:zGZY7Z5g [10/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
小悪魔的な上目遣いで、僕を見つめるブルー。

体勢的には僕の方が有利なはずなのに、感情的にはブルーが余裕でマウントを取っている。



触る?


胸を?


ブルーの?



 ブルー 「良いわよ、別に……///」


素っ気なく短く呟いたブルーだが、相変わらず顔は真っ赤。

口では余裕を演じようとしているのだろうけど、その高揚した表情からは、そんな偽り、簡単に見破れてしまった。
 ▼ 29 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 23:45:20 ID:zGZY7Z5g [11/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
果たして本当に“可愛いと言ったことへの お礼”で、ここまでブルーがデレるのだろうか。

もしや何か企んでいるのではないか。何か僕の弱みを握ろうとしているのではないか。

色々なことが頭の中を過るが、目の前の神秘に、僕の興奮は おさまらない。

僕の思考は最早、その神秘に触れたいことだけに、支配されていた。


 レッド 「……本当に?」

 ブルー 「何度も言わせないで」

 レッド 「怒らない?」

 ブルー 「怒らないわよ」

 レッド 「誰かに言わない?」

 ブルー 「自分から脱いだのよ」

 レッド 「仕組んでない?」

 ブルー 「……もぉ! じれったい男は嫌われるわよ!」

 レッド 「っ……」

 ブルー 「早く……してよ ///」
 ▼ 30 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 23:46:20 ID:zGZY7Z5g [12/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そう言ってブルーは、僕から視線を逸らした。

ワンピースを首元まで捲った状態で硬直するブルー。

両足は若干 内股になり、小さく震えている。





 レッド 「じゃあ……ゴクッ」





僕は意を決して、まずは右手を、ブルーの胸元に持っていく。

ブラの手触りが滑らかなことを確認したら、そのまま、ゆっくりと、指で胸を押し込んだ。


 ブルー 「んっ……///」

 レッド 「ぅゎ……///」


沈み込む。

柔らかさは、正直言って、そこまでではない。想像とは違う。

けれど、指で感じるその弾力は、正しく未知との遭遇だ。しかもそれが、幼馴染のブルーであるという事実。
 ▼ 31 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 23:47:21 ID:zGZY7Z5g [13/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 レッド 「っ……」


僕は更に左手も投入し、両手で、ブルーの胸を鷲掴みにした。

弾む感触、適度な柔らかさ。

水色のブラと色白な肌の対比すら官能的に感じる、女の子の胸。



これ……ヤバい。



 ブルー 「ふっ……///、んっ……///」 ドキドキ


たまらず僕は、欲望のままに、ブルーの胸を揉み続けた。

ブルーは横を向いてしまったが、手の甲を口元に当て、小さく声を漏らしている。

胸を揉む手から、ブルーの鼓動が伝わってくる。ドキドキと、大きな鼓動。


顔は真っ赤、きっと恥ずかしいんだろう。

見せたのは僕が初めてだと、彼女は言った。じゃあ、胸を揉まれるのも、僕が初めてなのか?

そう考えると、自然と僕の興奮は高まり、胸を揉む激しさも、無意識のうちに増してゆく。
 ▼ 32 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 23:48:20 ID:zGZY7Z5g [14/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ブルー 「んくっ……もぉ、揉みかたエロいよ……///」

 レッド 「っ……ごめん」


そんな僕の行動が不満だったのか、ブルーが声を上げた。

ヤバい、僕いま、理性、失いかけてたかも。


 ブルー 「ねぇ……、気持ち良いの?」

 レッド 「あっ……、うん。ごめん」

 ブルー 「柔らかい?」

 レッド 「やわっ……、ぁっ、と……」

 ブルー 「ここまでしたんだから。正直に言いなさいよ」

 レッド 「あのっ、正直なところ、柔らかさは、期待外れって言うか……。あでも! 弾力って言うか、揉み応え? それは凄い……」

 ブルー 「あはは……。ブラの上からだと、ちょっと硬いわよね」

 レッド 「あっ、そう、なのか……?」

 ブルー 「期待はずれ?」

 レッド 「いや! そんなこと……!」

 ブルー 「………///」
 ▼ 33 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 23:49:20 ID:zGZY7Z5g [15/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブルーは僕から目線を逸らす。





しばしの間が空く。





果たしてブルーは、何を考えているのだろう。


頬を染めてモジモジと思考を巡らせているであろうブルーは、さきほど自身が言った“か弱い”という表現が、意外にも似合っている。

ブルーの こんな一面を見れる日が来るなんて、思ってもみなかった。


僕は、そんな彼女の表情の、虜になっていた。

彼女が次に何を切り出すのか、もう、目を逸らすことなんて出来ない。



そしてブルーは、再び手を口に当てがうと、意を決したかのように、しかし小さく囁くように、言った。


 ブルー 「直接……、触ってみる?」

 ▼ 34 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 23:57:40 ID:zGZY7Z5g [16/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 レッド 「っ……!?!?」



直接!?

それって、ブラを取って、直接!?

ブルーの おっぱいを、直接!?

だってそれじゃあ、乳首とか……!?





 ブルー 「……ふふっ。嘘よ」

 レッド 「なっ……///」

 ブルー 「エイプリールフール、でしょ?」

 レッド 「エイプリールフールって」


確かに今日は4月1日だけど。

確かにエイプリールフールだけど。

確かに直接おっぱいを触るなんて普通じゃないけど。
 ▼ 35 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/01 23:59:01 ID:zGZY7Z5g [17/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ブルー 「やっぱり直接は無理。ごめんねレッド」

 レッド 「嘘……か」

 ブルー 「でも、感謝しなさいよ。ブラの上からとは言え、揉ませてあげたんだから」

 レッド 「………」

 ブルー 「一応そのっ、お礼のつもりだから。揉ませてあげたのは」

 レッド 「………」

 ブルー 「そろそろ行きましょ。トキワの森はまだ長いし」


そう言って起き上がろうとするブルー。

そんな彼女の肩を、僕は押さえ付けた。

自分でも信じられないことだとは思う。けれど、もはや僕の体は、言うことを聞いてくれない。


 ブルー 「ちょっ……レッド?」

 レッド 「ごめん。僕……、止まらない」

 ブルー 「えっ……?」
 ▼ 36 ムパルド@だいだいバッジ 19/04/02 01:58:30 ID:BoykGE5E NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 37 クレオン@アイスメモリ 19/04/02 20:56:53 ID:ySbMO4JA NGネーム登録 NGID登録 報告
レブル珍しいね
 ▼ 38 ティアス@チルタリスナイト 19/04/02 22:23:51 ID:UiqwcDXM NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援ネ
失踪したか…と思ってたけど続けてくれて嬉しい!
 ▼ 39 ジョンド@アクセサリーいれ 19/04/02 22:25:51 ID:IJgYfjW6 NGネーム登録 NGID登録 報告
ふぁっ!?まだ生きてたんか!支援!
 ▼ 40 ガジュカイン@こだいのおまもり 19/04/03 06:05:19 ID:IQ3Eaqb2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 41 ロモリ@ちりょくのハネ 19/04/04 00:03:23 ID:76HodG7E NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 42 ッツー@キーのみ 19/04/05 01:00:33 ID:ogVE7OkQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 43 ットレイ@シャラサブレ 19/04/05 14:59:19 ID:ogVE7OkQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 44 ードラン@あおいかけら 19/04/05 19:25:05 ID:T/GMCckY NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 45 ワンテ@ねらいのまと 19/04/06 05:23:46 ID:aHlIC5tY NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 46 ーホー@インドメタシン 19/04/07 00:37:16 ID:PihItt.w NGネーム登録 NGID登録 報告
支援

甲州街道さんたまにガクンと更新ペース落ちるけど、なんだかんだで完結するから好き
 ▼ 47 ェークル@ギンガだんのカギ 19/04/07 03:56:10 ID:.iuAL1Xo NGネーム登録 NGID登録 報告
支援ネ
 ▼ 48 村ァ!◆halHKRT2Bc 19/04/08 22:11:45 ID:O3yMjDYY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援です
 ▼ 49 クレー@ユキノオナイト 19/04/09 09:12:06 ID:diFwghwQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 50 村ァ!◆halHKRT2Bc 19/04/09 21:54:12 ID:Z83IEWLU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 51 ャモメ@ドクZ 19/04/09 22:52:52 ID:diFwghwQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 52 村ァ!◆halHKRT2Bc 19/04/10 21:47:06 ID:ng8syUbs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 53 ャンデラ@ふねのチケット 19/04/10 22:43:20 ID:awOwYwA6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 54 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/11 02:55:03 ID:8t7khwG6 [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブルーの肩を押さえ付けたまま、一旦左手をフリーにする。

そして、彼女の水色のブラを、引き揚げ、捲り上げた。


 ブルー 「ちょっ……なにしてんのよ!?」

 レッド 「ぅぁっ……///」


初めて見た、女の子の胸。

初めて見た、ブルーの乳首。

彼女の名前に似つかないほど綺麗な桜色をした突起は、控えめながらも、堂々とした存在感がある。

その瞬間、僕は言葉を忘れ、その神秘に見惚れたものの、ブルーは当たり前だが、それを許してくれない。


 ブルー 「エロ! 最低っ! ふざけないでっ!」


力一杯抵抗するブルーを、僕は再び、両手で押さえつける。

暴れる動きに合わせ、彼女の胸はプルンプルンと、まるでゼリーのように、いやらしく揺れる。その光景が、ますます僕を刺激する。

もっと見ていたい。

もっと観察したい。

そして、触ってみたい。揉んでみたい。

そのためには、ブルーの動きを封じる必要がある。
 ▼ 55 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/11 02:55:30 ID:8t7khwG6 [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ブルー 「いい加減にしてっ! レッド!」

 レッド 「誘って来たのはブルーの方だろ?」


僕が唯一優位に立てる点は、ブルーの方から誘って来たということ。

エイプリールフールとは言え、嘘で済まされない嘘と言うのも存在するし、ブルーが起動させた僕のスイッチは、もう止まりそうにない。


 レッド 「そこら辺のキャタピー! “いとをはく”でブルーの動きを止めてくれ!」

 キャタピー 「御意」 シュパッ!

 ブルー 「嘘っ……なにすんのよ!? アンタ野生でしょ!?」


そこら辺にいたキャタピーが、ブルーの両手両腕に粘り気のある糸を吐きつけ、地面と接着させた。

そして僕は今、ブルーに馬乗りになっている。

ブルーの動きは、完全に封じられたも同然だ。
 ▼ 56 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/11 02:56:00 ID:8t7khwG6 [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 レッド 「はぁっ……、すごぃ……」

 ブルー 「見るなっ! レッド! ダメっ……そんな近くで見るなぁっ……///」


僕はブルーの乳首に顔を近づけ、心行くまで観察する。

当然ながら、男の僕とは全く違う。乳首が こんなにツンと立つなんて、女の子の体は不思議だ。


 ブルー 「んっ……/// やめっ……ホント怒るわよ!」


僕の吐息が乳首を刺激し、ブルーは顔を赤らめ、弱々しい声を上げる。

普段、女であることを武器にしているブルーが、こんなに恥ずかしがるなんて。


 レッド 「……ゴクッ」


見るだけでは おさまりそうにない。

張りのある膨らみと、桜色の突起。そして、顔を染めるブルーの表情。

それらが僕を、次のステージへと進めようとしている。むしろ、次のステージに進んで欲しいみたいじゃないか。
 ▼ 57 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/11 02:56:31 ID:8t7khwG6 [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 レッド 「ぁぁ……」 モミッ

 ブルー 「んっ……///」


僕は直接、ブルーの胸を揉んだ。

それは、さっきとは全くの別物。ブラジャーの上からとは比べ物にならない程、柔らかい。

ブラの上からでは硬いと彼女は言ったが、正しくその通り、この感触は、病みつきになる。


 レッド 「………」 モミモミモミ

 ブルー 「レッドっ……! もう……いい加減にっ、してよっ……///」


両手を固定されたブルーは、腰をくねらせ、足をバタつかせるが、それで僕を どかせるはずがなく、僕は彼女の胸を揉み続ける。

この柔らかさは……なにに例えればいいんだろう。

今まで僕が触ったことのあるものだと……、“人をダメにする”でお馴染みの、ビーズクッションが一番近いか。道理で病みつきになる訳だ。


 ブルー 「……っく! ホント怒るわよ! ねぇレッド!?」


怒る……とは言うものの、胸を曝け出して動きを封じられている状況では、迫力に欠ける。

そして僕は既に、後戻りできない状況に立たされている。

普段から上手いこと使われているブルーを、僕は今、完全に押さえつけている。
 ▼ 58 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/11 02:57:00 ID:8t7khwG6 [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ブルー 「もう満足でしょ!? これ以上やったらホントみんなに言いふらすわよ!?」

 レッド 「好きにすればいいよ」

 ブルー 「なっ……」

 レッド 「僕はもう、ブルーに使われるのは御免だ。ブルーの弱みを、握っておきたいなって」

 ブルー 「ふざけないでよ! 私の裸の写真でも撮る気!? そんなの犯罪よ!」

 レッド 「違うよ」

 ブルー 「じゃあ、なにを……」

 レッド 「ブルーの恥ずかしい反応を、しっかり脳裏に焼き付けようってね」 クリッ

 ブルー 「ひゃっ!?」 ビクッ


口では抵抗するブルーだが、彼女の胸の突起、桜色の乳首を摘まむと、実に女の子らしい小さな悲鳴を上げた。

なるほど、やっぱり女の子は、乳首には否応にも反応するのか。


 レッド 「………」 クリクリクリ

 ブルー 「んっ……/// やめっ……触るなぁっ……///」
 ▼ 59 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/11 02:57:30 ID:8t7khwG6 [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブルーは更に抵抗を強めるけど、やっぱりそれは、無駄な努力。

両手で両方の乳首をクリクリと弄り続ければ、ブルーの抵抗は だんだんと弱まっていく。


 ブルー 「んくっ……/// はぁっ、はぁっ、ぁっ……///」


呼吸が乱れ、甘い吐息が溢れだし、顔はさらに赤く染まる。

さっきまでの威勢は 何処へ行ったのか。

ブルーは怒りの言葉を忘れ、ただただ厭らしい悲鳴を上げることしか出来ないようだ。


 ブルー 「んっ……/// ひゃらっ……ぁぁぁっ……///」


ビクビクと彼女の体が小刻みに震える。

気付けば彼女の乳首は先ほどまでと違って固くなり、ツンと存在感を増していた。


気持ち良いのだろうか。口では嫌がっていても、気持ち良いのだろうか。

抵抗しないのならば、好都合だ。

僕は このまま、ブルーの弱みを握るまでだ。
 ▼ 60 ンペルト@ヨプのみ 19/04/11 12:42:04 ID:1x06aktg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 61 ガニウム@じしゃく 19/04/11 21:57:41 ID:0L4E/dlU NGネーム登録 NGID登録 報告
更新来てたね。支援
 ▼ 62 ハコモリ@ディフェンダー 19/04/11 22:02:28 ID:K1zgxlsU NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 63 イボルト@みずのいし 19/04/17 13:36:43 ID:9t1kJolk NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援してるぞ
 ▼ 64 村ァ!◆halHKRT2Bc 19/04/22 23:12:58 ID:/MrUlQN6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ァ!
 ▼ 65 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/24 00:39:20 ID:kqocghpQ [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 レッド 「こんな弱っちぃブルー、初めて見た」 クリクリ

 ブルー 「んくっ……/// やめっ……!」

 レッド 「そう言う割に抵抗しないじゃん。気持ち良いんだろ?」 クリクリ

 ブルー 「はぁっ……はぁっ、ちがっ……ホントやめてよレッド!」

 レッド 「ここまで来たらもう戻れないよ」 クリクリ

 ブルー 「っ……許すからっ。誰にも言わないからもぉやめて……///」

 レッド 「許す許さないは僕が判断することだよ」 クリクリ

 ブルー 「はぁっ、はぁっ……ぁぁぁぁっ……///」 ビクビクッ

 レッド 「ブルー、乳首、弱いんだね」 クリクリ

 ブルー 「んもっ……はぁっ……くっ……///」

 レッド 「このままブルーの

 ブルー 「んああっぁぁぁっ!?」 ビクン!

 レッド 「えっ」
 ▼ 66 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/24 00:40:00 ID:kqocghpQ [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
突然ブルーは、大きく仰け反った。

これ、女の子が絶頂を迎えたってことだよね。

確かに僕は、ブルーの乳首を執拗に責めていた。けど、こんな短時間で絶頂するなんて。

そんなにブルー、乳首が弱かったのか。



 ブルー 「はぁっ……はぁっ……はぁっ……///」

 レッド 「ブルー、顔真っ赤だぞ」

 ブルー 「グスッ……、見ないでよ……」

 レッド 「あぁ……」


こんなに弱々しく涙目のブルーを見たのは初めてだ。

小さい頃からの付き合いだが、考えてみると、彼女の涙は見たことが無い。

ずるがしこい面もあるが、好奇心旺盛で芯の強い女の子、それがブルー。

そう考えると、今まで自分が してきたことに、急に罪悪感が湧いてきてしまった。
 ▼ 67 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/24 00:40:40 ID:kqocghpQ [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 レッド 「……ごめん」


僕は、ブルーの服を戻し、キャタピーの糸を千切った。

いくら仕返しとは言え、女の子を裸にして、胸を揉んで、さらに絶頂させてしまったのは、やり過ぎだったかもしれない。



 ブルー 「グスッ……、変態」


立ち上がったブルーは涙を拭うと、僕が直した感じじゃ不満だったのか、自分で再度、衣服の乱れを直し始めた。

耳まで真っ赤な彼女は、やはり、相当恥ずかしかったようだ。


これ……、ヤバいぞ。

我に返ってみると、僕、ブルーに とんでもないことをしてしまった。
 ▼ 68 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/24 00:41:20 ID:kqocghpQ [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 レッド 「あの……、ブルー?」


返事は無い。

僕に背を向けたまま無言の彼女は、怒っているのか、ショックで立ちすくんでしまっているのか。


 レッド 「ごめん。やり過ぎたと思ってる……。本当にごめん」


返事は無い。

握り拳をギュッと震わせ俯く彼女は、泣いているのか、恥ずかしさのあまり動けないのか。


 レッド 「そのっ、このこと、絶対誰にも言わないから。だから……」





そうしてブルーの顔を覗き込んだ、その瞬間。


彼女はニヤリと笑い、僕を押し倒した。
 ▼ 69 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/24 00:42:40 ID:kqocghpQ [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 レッド 「うわっ!?」

 ブルー 「今よ! そこら辺のキャタピー! “いとをはく”でレッドを動けなくして!」

 キャタピー 「御意」 シュパッ!

 レッド 「なっ……!?」


一瞬の隙を突かれ、僕はキャタピーの糸で地面に貼り付けられ、自由を奪われてしまった。

それは正に、今までの僕とブルーの立場。完全に形勢逆転された形だ。


 ブルー 「……ふふっ。よくもやってくれたわね?」

 レッド 「いやっ……、それは……」

 ブルー 「たっぷり仕返ししてあげないと、ね?」

 レッド 「ぁっ……、えっと……」

 ブルー 「言っとくけど、アンタをイカせるとか考えてないから。そんな男にとっての ご褒美、するわけないから」

 レッド 「じゃあ……」

 ブルー 「レッドが二度と私に反抗しないように、恥ずかしい写真、撮らせて貰うわね?」 ニコッ

 レッド 「っ……! やめっ! ごめん僕が悪かったから! おいブルー!?」




 ▼ 70 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/24 00:44:00 ID:kqocghpQ [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


そうして僕は、ブルーにズボンとパンツを脱がされ、ひとしきり写メを撮られてしまった。

この写真を ばら撒かれたくなかったら……、という一種の脅しだ。

ブルーの奴、僕を油断させるために、わざと か弱い女の子を演じて……。





 ブルー 「のど渇いた。ミックスオレ買って来て」

 レッド 「いい加減にしてくれよ。僕の お小遣いが……」

 ブルー 「剥けてないアソコの写真、ばら撒かれたいの?」

 レッド 「……買ってきます」



あぁ、僕は今後、ブルーに いいように使われ続けるんだろう。

僕の下半身をマジマジと見られて、写真を大量に撮られた、それをネタに……。



けど、それに少しだけ興奮しただなんて、絶対に言えない。





 レッド×ブルー、「弱みを握る」


   ――― 完 ―――
 ▼ 71 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/24 00:47:40 ID:kqocghpQ [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


サクッと読める短編にしようとした結果、これである。

もっと短く起承転結まとまったR-18を書けるようになりたい。



次回、ヒビキ×コトネ、「脱衣願望奈良公園」。


 ▼ 72 メノデス@たんちき 19/04/24 01:48:00 ID:gW/sOPqI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ご馳走様です
この次も支援支援!!
 ▼ 73 ッピ@サメハダナイト 19/04/24 02:42:07 ID:zudstp1Q NGネーム登録 NGID登録 報告
ふぅ...
 ▼ 74 ンプジン@ハーバーメール 19/04/24 02:56:39 ID:q/HwULx. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
地元への熱い風評被害やめろ
 ▼ 75 ンドパン@ちりょくのハネ 19/04/25 11:23:05 ID:6AH.7/SM NGネーム登録 NGID登録 報告
更新されてた
奈良公園ってなにごとだよw
 ▼ 76 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/25 23:15:40 ID:JT6YSayo [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


【 Episode−2 】



 コトネ 「わぁ〜! マダツボミの塔って本当に柱が揺れてるんだね!」

 ヒビキ 「うん。この柱で塔を支えてるんだから、凄いよね」



皆さんこんにちは。ヒビキです。


今日は幼馴染のコトネを誘って、キキョウシティを観光しています。

え? なんでキキョウシティかって?

それを説明するには、少し時間を貰うことになりますが、大丈夫ですか?
 ▼ 77 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/25 23:17:00 ID:JT6YSayo [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コトネ 「みてみてヒビキ君! マダツボミの像があるよ! 写真撮って!」

 ヒビキ 「オッケー」

 コトネ 「はい、チーズ☆」



コトネはマダツボミの像の下に屈んで、両手でピースして とびっきりの笑顔を見せる。


なんていうか、凄い可愛いんだ、コトネって。


小さい頃から一緒に遊んできた仲だから、特に口にしたことは無いけど、物心付くにつれて、コトネの可愛さにドキドキする自分がいる。

こんなに明るくて可愛くて女の子らしい女の子、そうそう居ないんじゃないかな。



 コトネ 「2階いくよー」

 ヒビキ 「あ、待ってよコトネ!」
 ▼ 78 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/25 23:18:00 ID:JT6YSayo [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
元気に階段を駆け上がって行くコトネ。

丈の短い青いオーバーオールは動きやすそうで、元気いっぱい、活発な印象を受ける。


けどね。


それもそれで可愛いことは確か。

いかにも女の子! って感じなんだけど、いつしか僕は思っていた。


“コトネのスカート姿を見てみたい”って。


女の子と言えばスカート。

ヒラヒラ揺れる薄い生地から覗かせる眩しい太もも。

風が吹いたら恥ずかしそうにお尻を押さえてガードする仕草。

椅子に座る時は足を閉じてガード、しゃがむ時も少し横を向いてガード、お洒落したいけど恥じらいは隠せない矛盾。


突き詰めればそう、僕は、コトネのパンツが見たいんだ。

 ▼ 79 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/25 23:19:00 ID:JT6YSayo [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
幼馴染って聞くと、一緒に お風呂に入ったりとか、一緒に着替えたりとか、そういうこと想像する人が多いと思う。

でも違う。

コトネは何故かガードが固い。

育ちが良いのか、ほとんど隙がない。

今の今まで、コトネのパンツを見たことなんてないし、漫画でよくある、ちょっとエッチなハプニングも皆無。



僕はもう、我慢の限界なんだ。



コトネのパンツを見るために、ここ、キキョウシティを観光しようって誘ったんだ。


コトネのパンツを見るべく、綿密な計画を立てたんだ。


昨日、リハーサルをした。イメージトレーニングもした。協力者にも会って来た。



今日こそ、コトネのパンツを見てやるんだ!

コトネの隠された神秘を、この目に焼き付けるんだ!
 ▼ 80 テルグマ@マッハじてんしゃ 19/04/26 00:41:28 ID:2PlklidE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 81 メパト@りゅうのキバ 19/04/26 02:33:36 ID:bHwknBKk NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒビキくん初っ端からキモくて草
 ▼ 82 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/27 00:11:00 ID:rlYkGnsQ [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




 〜 1日前 〜



 ヒビキ 「はい、僕は今、奈良公園に来ています」

 オドシシ 「キキョウシティだけどな」

 ヒビキ 「おっと、さっそく奈良公園の鹿が出迎えてくれました」

 オドシシ 「確かにキキョウは奈良だけどさ」

 ヒビキ 「野生の鹿さん。今日は、折り入って頼みがあるんです」

 オドシシ 「俺オドシシだけど」

 ヒビキ 「僕、気になってる女の子が居るんですが」

 オドシシ 「無視かよ」

 ヒビキ 「幼馴染なんですが、彼女、ガードが固くて、ちっともエッチな姿を見せてくれないんです」

 オドシシ 「よくそんなこと野生ポケモンに話そうと思ったな」
 ▼ 83 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/27 00:12:10 ID:rlYkGnsQ [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒビキ 「けど、あからさまなエッチな姿を見てしまったら、気まずくなってしまうと思うんです」

 オドシシ 「そこは考えてるのな」

 ヒビキ 「そこで、ジャブ程度のエッチな姿……、彼女のパンツを見たいと思うんです」

 オドシシ 「何を基準にジャブなんだよ」

 ヒビキ 「そのためには、鹿さんの力が必要なんです」

 オドシシ 「いや訳分からん」

 ヒビキ 「順を追って説明します」

 オドシシ 「いや聞きたくない」

 ヒビキ 「名付けて、“奈良公園の鹿は無防備な観光客に突撃しちゃうぞ作戦”です」

 オドシシ 「いや知らんがな」

 ヒビキ 「奈良公園の鹿は、鹿せんべいを持っている観光客を、群れで取り囲みます。鹿せんべい大好きなんですね」

 オドシシ 「そんな動画YouTubeにあるな」

 ヒビキ 「そして、鹿せんべい強請りがエスカレートすると……なんと、角で女性のスカートを捲ったり、スカートに食い付いたりするんです!」

 オドシシ 「まぁ、野生の動物だからな」

 ヒビキ 「今回は、そんな鹿の習性を応用して、コトネのパンツを見ようと画策した訳です」

 オドシシ 「ごめんマジで意味わからん」
 ▼ 84 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/27 00:13:40 ID:rlYkGnsQ [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒビキ 「まず、彼女――コトネを、キキョウシティに呼び出します。まぁこれは、一緒に観光に行こうと誘えば、問題ないでしょう」

 オドシシ 「軽いな」

 ヒビキ 「そして、頃合いを見計らって、奈良公園の鹿と触れ合おうと誘います。まぁこれも、定番なので問題ないでしょう」

 オドシシ 「だからここキキョウシティな」

 ヒビキ 「ここで問題は、コトネはスカートでは ないということです。これでは、スカートを捲ることによるパンツ拝見は出来ません」

 オドシシ 「最低だな」

 ヒビキ 「そこで。コトネのお尻に、鹿せんべいの欠片を貼り付けます!」

 オドシシ 「は?」

 ヒビキ 「これに気付いた鹿たちは、よってたかってコトネのズボンを食い千切ります! コトネのパンツが露わになるという寸法です!」

 オドシシ 「おいマジで最低だぞ こいつ」

 ヒビキ 「と言う訳で。以上の僕の作戦に、協力して頂けないでしょうか」

 オドシシ 「逆に協力すると思う?」

 ヒビキ 「無農薬栽培のオボンの実<贈呈用一級品>、3箱用意しました」

 オドシシ 「段取りに移ろう」
 ▼ 85 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/27 00:15:00 ID:rlYkGnsQ [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒビキ 「コトネは既にキキョウ観光に誘ってあるので、皆さんでコトネのズボンを適当に食い千切って貰えれば、それで完璧です」

 オドシシ 「仲間は5匹も居ればいいな?」

 ヒビキ 「はい。あくまで“戯れている中でのアクシデント”を装うので、5匹で問題ないでしょう」

 オドシシ 「お前がコトネって子の尻に鹿せんべいを貼り付けた瞬間に、作戦開始で良いんだな?」

 ヒビキ 「いや、貼り付けて すぐにだと怪しまれます。少し間を置いて……、あぁ、コトネが手渡しする鹿せんべいを食べてるうちに、回り込む感じで」

 オドシシ 「承知した」

 ヒビキ 「頼みますよ。これは僕の夢とロマンがかかっているんですから」

 オドシシ 「あと一応言っておくけどさ。奈良公園の鹿って、神の使いだからね。すごい神聖な生き物だからね。間違っても現実でエロいことに利用しないでね」

 ヒビキ 「それでは。当日は14時頃に来ると思いますので、よろしくお願いします」





  オドシシ (って言うか、観光に誘って二つ返事でOKしてくれるんなら、その子も気があるんじゃないか?)

  オドシシ (あと、“尻に鹿せんべい貼り付ける”ってサラッと言ったけど、女の子の尻を簡単に触れるのか?)

  オドシシ (こんな作戦立てなくても、土下座して頼めば、パンツくらい見せてくれるんじゃないか……?)




 ▼ 86 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/27 00:16:00 ID:rlYkGnsQ [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 コトネ 「ごちそうさまでした。葛餅、すっごい美味しかったね!」

 ヒビキ 「うん。奈良は吉野葛が有名だけど、こんなに美味しいとは思わなかったよ」

 コトネ 「ぷるっぷるで、黒蜜と黄粉がマッチして……、あぁ、私、まだ食べられそう」

 ヒビキ 「食いしん坊だなコトネは〜。“もう少し食べたい”くらいで止めとけば、次に食べる時、さらに美味しく感じるんだよ」

 コトネ 「えへへっ。そうだねっ」


 ヒビキ 「じゃあさ。食べたあとの運動がてら、公園に行こうよ。野生のオドシシと触れ合えるんだよ」

 コトネ 「うん! 鹿せんべいをあげるんだよね」

 ヒビキ 「そうそう。動物園でもないのに安全に触れ合えるんだから凄いよね」

 コトネ 「じゃあヒビキ君、早く行こうよ」 ギュッ

 ヒビキ 「コトネはポケモンと遊ぶの大好きだもんね。僕も楽しみだよ」 ギュッ



さぁ、ここまで順調に来た!

奈良公園のハプニングイベントまで、あともう一歩!

コトネのパンツが見れるまで、あともう一歩だ!
 ▼ 87 チルゼル@いんせき 19/04/27 15:41:53 ID:jTv6gd5M NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 88 ケンカニ@ウブのみ 19/04/27 15:52:12 ID:OV3M7Dmk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 89 タッコ@ルカリオナイト 19/04/28 05:03:43 ID:9FhU3al. NGネーム登録 NGID登録 報告
すごい読みやすい
 ▼ 90 ガミミロップ@こだいのうでわ 19/04/29 23:35:15 ID:Tnn.PBjE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 91 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/30 23:34:51 ID:tKuIJros [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 コトネ 「へぇ〜ここが奈良公園か〜。噂の通り、オドシシいっぱいだね」

 ヒビキ 「うん。で、向こうに見える、芝生が綺麗な丘が若草山だよ」

 コトネ 「あんな斜面にもオドシシが居る!」

 ヒビキ 「凄いね、ポケモンって」

 コトネ 「あ、屋台みたいのが いっぱいあるよ」

 ヒビキ 「そこで鹿せんべい買えるんだよ。すみません、2つ下さい」



鹿せんべいは、米ぬかと小麦粉のみで作られている。

人間が食べても害はないが、あくまでも鹿の餌であるため、味付けもされておらず、保存料等の食品添加物も入っていない。また消費期限も設けていないため、人間は食べない方が無難である。


奈良公園の鹿は野生動物であり、鹿せんべいで飼育されている訳ではない。

主食は芝を始めとする植物であり、愛護会の獣医によれば、鹿が1日に食べる草は約5kg。1枚3〜4gのせんべいは何十枚食べても「おやつのようなもの」だという。

だからこそ、鹿は何枚でも鹿せんべいを強請り、モタモタしたり、意地悪して鹿せんべいを見せるだけで差し出さないと、強烈なタックルを喰らうことになる(経験談)。
 ▼ 92 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/30 23:35:30 ID:tKuIJros [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コトネ 「あんまり美味しそうじゃないね」

 ヒビキ 「食べてみれば?」

 コトネ 「やだよも〜! ふふっ」

 ヒビキ 「ははっ。じゃあ早速」

 コトネ 「うん!」


コトネは恐る恐る、けど笑顔で、近くに居たオドシシに鹿せんべいを差し出した。

オドシシは すぐに舌を伸ばし、鹿せんべいを平らげる。そして、もっと欲しいと強請り始める。


 コトネ 「わっ……もう食べたの? はい、じゃあ次……!」


あぁ、やっぱりコトネ可愛いな。

鹿と戯れる姿、鹿の おねだりにオドオドしながら鹿せんべいを差し出す姿、すっごく可愛い。
 ▼ 93 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/30 23:44:01 ID:tKuIJros [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……って見惚れてる場合じゃない。計画を実行しないと。


 ヒビキ 「ほら、僕の鹿せんべいも食べな〜」

 コトネ 「ヒビキ君オドシシたち凄いよ! どんどん寄って来る!」

 ヒビキ 「みんな鹿せんべい好きなんだね。……って言うか確かに寄ってきすぎかも」


気付くと僕たちのまわりには、10匹以上のオドシシが集まっていた。

みんな鹿せんべいに釘付けで、中には首を上下させて“お辞儀”のような仕草をしている者も。

そしてその中には、前日、僕が買収したオドシシも含まれていた。



  ヒビキ (準備は良いな?)

  オドシシ (いつでも良いぜ)

  ヒビキ (じゃあ……作戦開始!)



  ― ピタッ

 ▼ 94 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/04/30 23:49:00 ID:tKuIJros [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コトネ 「きゃっ!?」

 ヒビキ 「あっ……ごめん。オドシシに押されて当たっちゃった」

 コトネ 「あっ……そっか。なんだ、びっくりしたな〜も〜///」 ドキドキ


さぁ、コトネの お尻に鹿せんべいを貼り付けた!

 ※ オドシシに無害な植物由来の糊を使用しています。

少し間を置いて……、コトネの持ってる鹿せんべいが切れるタイミングで。


オドシシ達よ!

コトネのズボンを!

食い千切ってくれ!



  オドシシ (作戦実行だ。やるぞ野郎共)

  オドシシ群 (御意)

 ▼ 95 ピナス@みどりのはなびら 19/05/01 09:38:50 ID:EsaYo7eg NGネーム登録 NGID登録 報告
これはひどい(誉め言葉)
 ▼ 96 マクロー@アイテムコール 19/05/01 10:26:04 ID:cbfQy.OM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いいぞ…支援
 ▼ 97 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/01 23:54:47 ID:A0PUy0UQ [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コトネ 「あっ……もう全部食べられちゃった」

 ヒビキ 「食欲旺盛だね」

 コトネ 「はい、もう無いよ〜」


コトネは両手を“パー”にして差し出し、オドシシ達に鹿せんべいが切れたことをアピールする。

奈良公園の鹿は、そうすると意味を理解して、観光客から離れていく。なかなか利口である。

当然、オドシシも その設定を守るべきところであるが(と言うよりポケモンは人間の言葉を理解するが)、今ここにいる一部のオドシシは、ヒビキが買収した個体であり……。


 オドシシ 「ガブ」

 オドシシ 「ガブ」

 オドシシ 「ガブ」


 コトネ 「ひゃっ!? ちょっ……もう無いよ!?」


オドシシの群は、コトネのズボンに噛みついた。

もっとも、彼女の お尻に鹿せんべいの欠片が付いているので、それ目当ての“買収していない”オドシシも紛れているのだが。
 ▼ 98 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/01 23:56:00 ID:A0PUy0UQ [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 オドシシ 「ガブガブ」

 オドシシ 「ギギギ……ビリッ」


 コトネ 「えっ……嘘っ!? やだぁぁぁ!?」


作戦通り、オドシシの群はコトネを取り囲み、彼女のズボンを噛み千切る勢いで引っ張り始めた。

必死で抵抗するコトネだが、5匹、6匹、7匹ものオドシシに取り囲まれては、女の子1人では手も足も出ない。

強い力でズボンに噛みつかれているため、逃げることも出来ない。


そして、彼女のオーバーオールが悲鳴を上げ始める。


 コトネ 「やめてっ! 破れちゃうからっ……もう無いから! みんなやめてぇっ!」


いいぞ……、いいぞいいぞ!

オドシシたちナイスコンビネーション&ナイスプレイ!

オドシシに取り囲まれてズボンを引っ張られてアタフタするコトネ、すっごい そそられる。
 ▼ 99 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/01 23:56:40 ID:A0PUy0UQ [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
っ……グスッ、助けてヒビキ君! 破れちゃう……だめぇぇぇっ!」

 ヒビキ 「うわー大変だー! 大丈夫かコトネー! でもオドシシたちの力が強くて助けに入れないー!」(棒読み)


ちょっと可哀想だけど、犠牲は付き物だ。

あぁ、涙ぐんで もがくコトネ、なんて か弱いんだろう。なんて可愛らしいんだろう。

って言うかこのまま助けに入った方が高感度上がるような気もするけど……、いや、パンツを見る方が優先だ!


  ― ビリビリッ!


 コトネ 「ぁっ……いやぁぁぁぁぁぁっ!?」


来たぞ!

この音!

破れる音!

そしてオドシシの口には小さな青い生地が!

とうとうコトネのパンツを目にする時が!

さぁ! オドシシたちよ!

もっと……もっとコトネのズボンを噛み千切るんだ!
 ▼ 100 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/01 23:57:44 ID:A0PUy0UQ [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>99
最初の行、


 コトネ 「やだっ……グスッ、助けてヒビキ君! 破れちゃう……だめぇぇぇっ!」


です。失礼致しました。
 ▼ 101 ボミー@きんのいれば 19/05/01 23:59:14 ID:cbfQy.OM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
もしかしてノーパンか!?
R18にしてはエロ要素低い気がするし
 ▼ 102 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/02 00:01:30 ID:PrwE9lYE [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ― ポン!




しかし、その時。

眩い光と共に現れた、大きな影。


 バクフーン 「てめぇらウチのご主人に何しとんじゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


こいつは……、コトネのバクフーン!

トレーナーのピンチに、自らボールから出てきたって言うのか!?


 オドシシ 「「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」」」


バクフーンは、“かえんぐるま”でオドシシたちに突っ込む。

ご主人を襲ったことが相当頭に来たのか、それに留まらず、オドシシの角を掴み、振り回し、ぶん投げ、いとも簡単に、オドシシたちを蹴散らしたのだ。
 ▼ 103 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/02 00:02:01 ID:PrwE9lYE [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 コトネ 「ぁっ……ありがとう、バクフーン。助かった……」

 バクフーン 「ジー」

 コトネ 「どうしたの……あっ!? やっぱり!」


バクフーンの視線の先には、コトネのズボンの破れた部分が。

それに気付いた彼女は、バッグをお尻にまわし、破れた部分をガードしてしまった。


 コトネ 「も〜最悪……」




そんな……、僕はもう、コトネのパンツを見れないのか……?

ズボンの破れに気付いた以上、ガードが固いコトネのことだから、なにがなんでも死守すると思う。

ってことは、コトネのパンツ、本当に見れないの?

こんなに綿密な計画を立てて……、あと一歩、もうあと一歩のところまで来たって言うのに……!?
 ▼ 104 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/02 00:02:31 ID:PrwE9lYE [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コトネ 「よしよし、偉いよバクフーン」

 バクフーン 「♪」

 ヒビキ 「偉くないよぉぉぉぉぉ!」

 コトネ 「えっ!?」

 バクフーン 「!?」

 ヒビキ 「バクフーンなにしてくれちゃったんだよもぉ! あとちょっとでコトネのパンツ見れたって言うのに良い所でオドシシを蹴散らして! いや確かにトレーナーが襲われてたら助けるのは当然だけどさ! けどタイミングってものがあるじゃん! もうちょっと遅くても良かったじゃん! コトネのズボンもっと破けてパンツ見れ……あ」


 コトネ 「ヒビキ……くん?」


 ヒビキ 「……いや、違うんだよコトネ」

 バクフーン 「ジーーーーー」

 ヒビキ 「いやそんな目で見ないでよバクフーン。いつも懐いててくれたじゃん!」

 コトネ 「戻って、バクフーン」

 バクフーン 「変態だな」

 ヒビキ 「あのっ……」
 ▼ 105 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/02 00:03:05 ID:PrwE9lYE [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コトネはバクフーンをボールに戻すと、そのまま俯いて、黙り込んでしまった。

うぅ……、そりゃそうだよね。

幼馴染って関係だったのに、実はパンツを見る機会を狙ってたなんて知られたら、軽蔑されるよね。


 ヒビキ 「……ごめんね、コトネ」


ならば僕は、彼女に謝るまでだ。

今までの仲の良さに、実は下心が紛れ込んでいたなんて、怒られて当然だ。失望されて当然だ。


 ヒビキ 「本当に、ごめんなさい、コトネ……」


言い訳なんて見苦しい。

僕は深々と頭を下げる。

あぁ、これで今までの関係は壊れてしまった。今までの信頼は崩れてしまった。

正気になって……、現実に引き戻されて、やっと気づく。僕は、取り返しのつかないことを、してしまったんだ。


 コトネ 「ヒビキ君……」
 ▼ 106 フキムシ@しろいビードロ 19/05/02 01:21:42 ID:OA1YaPzc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
奈良公園…妙だな…
 ▼ 107 ンタイン@ゴーストメモリ 19/05/02 01:59:20 ID:PVC.MuNc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 108 ミッキュ@ミミッキュZ 19/05/02 02:10:15 ID:D9ZoJvQ2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 109 ヒダルマ@ふうせん 19/05/02 11:23:54 ID:cl2o9t7Y NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 110 エトル@ブルーカード 19/05/02 22:26:20 ID:1jTY4I.Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しぇーん
 ▼ 111 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/05/05 21:57:02 ID:/m1IozVU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ァ!
 ▼ 112 ャンデラ@あさせのかいがら 19/05/06 14:05:43 ID:N86MsncM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
更新はよ
 ▼ 113 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/07 23:39:30 ID:YCfwtXic [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 コトネ 「……えっち」

 ヒビキ 「っ……!」


 コトネ 「私ね、今回ヒビキ君が、一緒に観光に行こうって誘ってくれて、嬉しかったんだよ?」

 ヒビキ 「そうだったんだ……」

 コトネ 「マダツボミの塔は面白かったし、葛餅は美味しかったし」


嬉しかった、か……。

考えてみると、幼馴染とは言え、コトネと2人きりで遠出したの、久々だったっけ。

旅の途中で会うこともあったけど、それは遊びじゃない、2人して切磋琢磨してる最中のことだったし、純粋に2人で遊んだのは、本当、いつ以来だろう。
 ▼ 114 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/07 23:41:20 ID:YCfwtXic [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コトネ 「私たち、もう長い付き合いだよね」

 ヒビキ 「あっ、うん」

 コトネ 「それでさ……、そのっ、手、繋いだの、久しぶり……だったよね?」

 ヒビキ 「えっ……そうだっけ?」

 コトネ 「……もぉ」


手を繋いだ記憶……、そう言えば、ほとんど残ってないな。

小さい頃は、よく手を繋いで遊びに行ったりしてたけど、大きくなってからは、全然なかった気がする。

むしろ、なんでさっき、あんなに自然に手を繋げたんだろう。


 コトネ 「私、ちょっとだけ、ドキドキしちゃったんだから。こういうの……、恋人同士みたいだなって ///」

 ヒビキ 「ぁっ……///」

 コトネ 「私、ヒビキ君、すごい真面目な男の子だって思ってた」

 ヒビキ 「いや、そんなことないよ。さっきだって……」

 コトネ 「ううん、責めてる訳じゃないの。むしろ、嬉しいかな、って」

 ヒビキ 「嬉しい?」

 コトネ 「ヒビキ君、ちっとも私のこと、異性として意識してくれないんだもん。女の子のこと、興味ないのかな〜って。真面目だから、恋愛ごととか、興味無いのかな〜って」

 ヒビキ 「え……っと、それって……?」

 コトネ 「……鈍感。来て」
 ▼ 115 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/07 23:42:20 ID:YCfwtXic [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


コトネは僕の手を握ると、公園の奥の方、遊歩道から外れた、木々が密集している方へと引っ張って行く。

コトネの手、柔らかい。それに温かい。女の子らしい。


 ヒビキ 「コトネ、どこまで……?」


コトネは無言で僕を引っ張る。


異性として意識してくれない?


とんでもない。

僕はコトネのこと、すっごい可愛い女の子だって思ってる。

けど、幼馴染って言う、今までの関係を壊したくなくて、今まで通りに接してきた。


けどそれは、間違いだったって言うのか……?
 ▼ 116 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/07 23:43:11 ID:YCfwtXic [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




 コトネ 「ここまで来れば」


コトネは立ち止まる。

遊歩道から だいぶ林の中に入って来てしまった。当然、人気(ひとけ)は全くない。


 コトネ 「……私はね」


彼女は振り返らず、呟いた。


 コトネ 「ヒビキ君のこと、男の子として――異性として、意識しちゃってた」

 ヒビキ 「コトネ……」

 コトネ 「でも、怖かったの。ヒビキ君 真面目だから、そういう下心だバレたら、嫌われちゃうんじゃないかって」

 ヒビキ 「そんなこと……!」

 コトネ 「うん。さっきのことで、やっと分かった」
 ▼ 117 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/07 23:44:01 ID:YCfwtXic [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そうして振り向いたコトネは、顔を真っ赤に染めていた。

少し俯きながら、両手を体の前で、モジモジさせながら。



そして、意を決したかのように、僕の顔を見つめる。



 コトネ 「……良いよ」

 ヒビキ 「えっ?」

 コトネ 「私のパンツ……、見て良いよ ///」


それだけ言うと、コトネは――。

オーバーオールのボタンを外し、するりと、それを足元まで落としたのだ。


 ▼ 118 ッスグマ@カイロスナイト 19/05/07 23:53:39 ID:kUUgEbCU NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 119 ラセクト@ローラースケート 19/05/07 23:54:31 ID:QTj6jzlg NGネーム登録 NGID登録 報告
なんだこれは支援せざるを得ないぞ!
 ▼ 120 ワンコ@ピジョットナイト 19/05/08 12:35:39 ID:cSgIBggg NGネーム登録 NGID登録 報告
進んでた
支援
 ▼ 121 メモース@トウガのみ 19/05/08 16:36:01 ID:pgpAjWOg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 122 ーシャドー@なつきポン 19/05/09 19:44:51 ID:03oM65Wg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 123 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/11 22:31:21 ID:i32YTcNk [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヒビキ 「コトネっ……!?」 ドキッ


突然のコトネの行動に、僕は驚いた。

驚いたと同時に、それ以上、僕は何も言えなくなってしまった。

だって、目の前に、パンツを露わにしたコトネが立っているのだから。前々から見たかったコトネのパンツを、今、僕は見ているのだから。


 コトネ 「………///」


本当なら、目線を逸らすべきだと思う。

本当なら、早くズボンを穿いてと言うべきだと思う。

本当なら、パンツを見たい訳じゃないって言うべきだと思う。


けどそんな建前、この場において全く通用しなかった。


コトネが穿いていたのは、清楚な純白のパンツ。

いや、よく見ると、ウエストと足ぐり部分にピンクのアクセントが入っていて、実に女の子らしい、可愛らしいパンツだった。
 ▼ 124 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/11 22:32:30 ID:i32YTcNk [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コトネ 「……何か喋ってよぉ ///」

 ヒビキ 「っ……ごめん」

 コトネ 「すっごい恥ずかしいんだから ///」


コトネは両手を胸の前に組みながら、内股気味に、小さく呟いた。

耳まで真っ赤になった彼女は、目の やり場に困っているようで、目線は横に、木々を眺めている。


対して僕は、コトネのパンツに釘付けだ。

スラっと綺麗な眩しい太ももに続く、白とピンクの可愛らしいパンツ。

女の子の大切な部分を守るには、いささか不安な薄い綿の布だが、その存在感は抜群だった。


 ヒビキ 「本当に……」

 コトネ 「えっ?」

 ヒビキ 「本当に、僕に見せて良かったの?」

 コトネ 「………」

 ヒビキ 「だってコトネ、スカートなんて穿かないから、パンツ見られるの嫌だと思ってて」

 コトネ 「嫌だよ、勿論。でも、ヒビキ君なら……良いかな、って」

 ヒビキ 「僕なら?」

 コトネ 「うん。ヒビキ君だけなら」

 ヒビキ 「ありがとう。そのっ……、すっごく可愛い」

 コトネ 「ふぇっ……もぉ ///」
 ▼ 125 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/11 22:33:30 ID:i32YTcNk [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒビキ 「ねぇコトネ、ちょっと後ろ向いてみて」

 コトネ 「うしろ?」

 ヒビキ 「うん。お尻も見たい」

 コトネ 「……えっち」

 ヒビキ 「だだだって、コトネが見ても良いって言うから!」

 コトネ 「もぉ……特別だよ?」


そう言って、コトネは くるりと まわれ右。


 ヒビキ 「わぁ……///」


普段のオーバーオール姿からでも、コトネは小尻だなと感じていたけど、正しくその通りだった。

そんな小さな お尻を包み込む、清楚なパンツ。うっすら浮かぶ割れ目、理想的なヒップライン。
 ▼ 126 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/11 22:34:20 ID:i32YTcNk [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒビキ 「コトネ、お願い」

 コトネ 「なに?」

 ヒビキ 「触っても良い?」 ドキドキ

 コトネ 「えっ!?」

 ヒビキ 「見るだけじゃ、そのっ、我慢できない……」

 コトネ 「さっ、触るのは流石に……」

 ヒビキ 「ゴメン、無理」

 コトネ 「ひゃっ!?」


僕はコトネの回答を聞かず、彼女の お尻を、そっと撫でた。

綿パンツの滑らかな触り心地、ハリのある お尻の柔らかさが、手の表面を伝わって、僕を喜ばせる。

この感触、たまらないよ!


 コトネ 「ちょっ……ヒビキ君っ ///」

 ヒビキ 「はぁっ……はぁっ、コトネのお尻、すっごい良い、かも」

 コトネ 「っ〜〜〜///」
 ▼ 127 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/11 22:35:21 ID:i32YTcNk [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
割れ目に沿って、僕は何度も、コトネの お尻を撫でる。なぞる。

小尻だけど、触り心地、揉み心地は申し分ない。

初めて触る女の子の お尻、それも、普段から意識していたコトネの お尻。

やめられるはずがない。


 コトネ 「んぁっ……、ふっ、ふぁぁ……///」

 ヒビキ 「……嫌がらないの?」

 コトネ 「それはっ……、んっ……///」

 ヒビキ 「恥ずかしがるコトネ、すっごく可愛いよ」

 コトネ 「もぉっ……/// ヒビキ君のっ、えっち……///」


コトネは、恥ずかしがっては いるけど、嫌がっている様子は無い。

さっき言った通り、コトネは僕のこと、男として意識していたらしい。

僕もコトネのことは、女の子として意識していた訳で、それは要するに、相思相愛……で良いんだよね?

コトネは、僕だから こんな恥ずかしいことをしてくれる。僕だから、心を許してくれている。



なら……。

 ▼ 128 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/11 22:36:40 ID:i32YTcNk [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ギュッ。



 コトネ 「ぁっ……、ヒビキ君 ///」 ドキドキ


僕は後ろから、コトネを抱きしめた。


あぁ、女の子らしい柔らかい身体つき。

身だしなみ きちんとしている、コトネの良い匂い。


密着する体同士。


僕はコトネの首の左側から、彼女の顔を覗き込む。

コトネもまた、少し左に顔を傾け、僕と彼女の顔は、ドキドキするくらい すぐ近くに接近している。


 ヒビキ 「コトネ、本当に可愛い。それに、近くで見ると、すごい綺麗」

 コトネ 「ふぇっ……ぁ、ありがと……///」
 ▼ 129 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/11 22:37:20 ID:i32YTcNk [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
モジモジするコトネを見ていると、もう、自分の願望を抑えることは、不可能だった。

抱きしめている右手を、ゆっくりと、彼女の下半身へと移動する。



そして僕は――。





 ― クチュッ





 コトネ 「ひっ!?」 ビクッ


許可なんて知ったことか。

女の子の大切な部分を触ってみたい――と言う願望を、僕は、叶えることになる。
 ▼ 130 ンリュウ@プテラナイト 19/05/11 22:48:58 ID:XNdMlxAY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 131 ガチャーレム@フェアリーZ 19/05/12 11:46:11 ID:FsNAHgcA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 132 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/12 23:32:13 ID:0KCcYGqA [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒビキ 「うわぁ……、女の子のココ、こんな感触なんだ……」 クチュクチュ

 コトネ 「ちょっ……だめヒビキ君っ! そんなところっ……!」

 ヒビキ 「こっちも割れ目があって……、すごいプニプニしてる……」 クッチュクチュ

 コトネ 「んぁっ……/// だめぇっ……///」


僕はパンツ越しに、コトネの大切な部分を、触った。

男にチン●ンがある部分、当然女の子には、何も無い。お尻とは違った その独特の感触に、僕は早くも夢中になる。


 コトネ 「やめっ……、ヒビキ君っ!」

 ヒビキ 「自分からパンツ見せておいて、今さら嫌は通用しないよ」 クチュクチュ

 コトネ 「そんなっ……、んっ ///」


コトネは固く目を瞑って、顔を真っ赤にして耐えている。

僕は別に、コトネを拘束してる訳じゃない。後ろから抱き付いているとはいえ、そんなに強く抱きしめている訳でもない。

本当に嫌なら、コトネは今すぐにでも逃げられるはずだ。
 ▼ 133 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/12 23:33:11 ID:0KCcYGqA [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コトネ 「はぁっ、はぁっ、んぁぁっ……///」

 ヒビキ 「可愛い声だね」 クチュクチュ

 コトネ 「んくっ……///」


けど、コトネは動こうとしない。

僕の行為を、素直に受け入れている。

僕に触られて喜んでいるのか、はたまた、単に僕の我儘に付き合ってくれているだけなのか、それは分からない。


 ヒビキ 「コトネだって、十分エッチだよ」 クチュクチュ

 コトネ 「ふぇっ……///」

 ヒビキ 「普段あんなにガードが固くて、女の子らしい振る舞いしてるのに、本当は こんなにエッチだったんだね」 クチュクチュ

 コトネ 「ゃっ……、ちがっ……///」

 ヒビキ 「こんなコトネ、想像つかなかったな。……あ、良い意味でね?」 クチュクチュ

 コトネ 「ぅぁぁぁ……///」
 ▼ 134 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/12 23:34:10 ID:0KCcYGqA [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
漫画みたく、湯気が出るんじゃないかってくらい、コトネは顔を赤く染めている。

彼女が付き合ってくれると言うのなら、僕は このまま、楽しませて貰うまでだ。

なんたって、可愛い幼馴染にエッチな悪戯するなんて、夢のようなシチュエーションだもん。


 ヒビキ 「……ん?」 クチュクチュ

 コトネ 「はぁっ、ぁっ……、んくっ……///」

 ヒビキ 「ねぇコトネ。なんか……、パンツ、濡れてきたよ?」 クチュクチュ……ジワッ

 コトネ 「ふぇっ!?」 ドキッ!

 ヒビキ 「僕に触られて……、興奮してるの?」 クチュクチュ

 コトネ 「そっ……違うっ! ちがうよぉ……!」

 ヒビキ 「でも、どんどん溢れて来るよ?」 グチュグチュ

 コトネ 「ぁっ……やだっ、それっ、ちがっ……///」

 ヒビキ 「エッチだね、コトネ」 グチュグチュ

 コトネ 「っ〜〜〜///」 ゾクゾクッ
 ▼ 135 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/12 23:35:10 ID:0KCcYGqA [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
パンツ越しに、コトネの大事な部分から溢れ出る液体。

最初はパンツにうっすら染みてる程度だったけど、僕が触るにつれて、どんどん その量は増していく。

彼女の割れ目を中心に、どんどん広がっていく。


ねっとりと指に絡みつく彼女の厭らしい汁に、僕の興奮は最高潮に達する。


 ヒビキ 「自分のエッチさを認めないなんて……、お仕置きだよ、コトネ?」

 コトネ 「んはっ、ふっ、ぇっ……?」

 ヒビキ 「……いくよ」

 コトネ 「ふぁっ、ちょっ、えっ……?」


トロけた顔のコトネの返事を確認することなく。

僕は右手に力を込めて。

コトネの大事な部分を包み込むように触れ。

可能な限り、激しく刺激した。
 ▼ 136 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/12 23:36:17 ID:0KCcYGqA [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ― グチュグチュグチュグチュグチュグチュ!



 コトネ 「ひゃぐっ!? ぁっ、やぁぁぁぁっ!?」 ビクビクッ!


途端、今まで大人しかったコトネが、抵抗を始める。

けど、逃がさない。

僕はコトネを力一杯抱きしめ、右手の激しさは緩めない。


 コトネ 「やっ! ヒビキっ……くん! だめっ……! これっ、グスッ、やらぁぁっ!」


涙を浮かべて抵抗するコトネ。

その嫌がりようとは裏腹に、彼女からは、どんどん液体が溢れ出て来る。

既にパンツは ぐっしょりで、お漏らししたかのように見える。

ポタポタと地面にも零れ、乾いた土を濡らしている。
 ▼ 137 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/12 23:37:15 ID:0KCcYGqA [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コトネ 「もぉやめてっ! ホントっ……グスッ、お願いだからぁっ!」


こんなに濡らしておいて、そんなの通用しないよ。

誘ったのはコトネのほうだもん。今さら嫌だなんて、僕、受け入れられない。


 コトネ 「あっ……ぁぁっ、ふぁっ……ああぁぁぁっ!?」 ゾクゾクッ


コトネの足が、ガクガク震えはじめる。

だんだん呂律がまわらなくなり、拒否の懇願から、単なる叫び声に変わる。



そして、彼女の頬を伝った涙が僕の腕に滴る時――。



 コトネ 「ぅあっ!? だっ……、ああぁぁあああぁぁぁぁぁぁぁっ!?」





  ― ビクンッ!





コトネは大きく仰け反って、その場に崩れ落ちた。
 ▼ 138 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/12 23:39:42 ID:0KCcYGqA [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ヒビキ 「おっと……コトネっ!?」


慌てて僕は、コトネを抱きかかえる。

足に力が入らないようで、彼女は完全に、僕に体を預ける形となった。


 コトネ 「ぁっ、グスッ、うぐっ、ひっく、うぇぇぇぇん……」


よほど恥ずかしかったのか、彼女は両手で顔を隠し、弱々しい声で泣きだしてしまった。

僕は ひとまず、コトネを近くの木の根元に座らせる。


 ヒビキ 「コトネ……」


耳まで真っ赤になって、体育座りの格好で、涙を流し続けるコトネ。

ぐっしょりと濡れた白いパンツは少し透けて、うっすらピンク色をした、彼女の恥ずかしい部分が浮かび上がっている。

けれど、コトネは それを隠す余裕も無いらしい。

ただひたすら、小さな鳴き声をあげ、涙を流していた。
 ▼ 139 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/12 23:41:00 ID:0KCcYGqA [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ヒビキ 「……ごめんね」

 コトネ 「うっ……グスッ、ひぐっ、グスッ……」


僕はコトネの隣に腰を下ろす。

数分して、ようやく落ち着きを取り戻してきたコトネは、手で涙を拭い、チラリと僕の方に目をやった。


 ヒビキ 「コトネのエッチなとこ、すごい可愛かったんだもん」

 コトネ 「んっ……、もぉ、ひどいよ、ヒビキ君……」

 ヒビキ 「だって、コトネが自分からパンツ見せてくれて、なんて言うか、嬉しかった。でも、調子乗っちゃって、本当にごめんね」

 コトネ 「ヒビキ君だって……えっちだよ。私の……恥ずかしいとこ、あんなに激しくして……///」

 ヒビキ 「……僕のこと、嫌いになった?」

 コトネ 「………」

 ヒビキ 「コトネ?」

 コトネ 「ずるいよ、そんな質問。……好きな人じゃなきゃ、とっくに逃げてるよ ///」

 ヒビキ 「っ……///」
 ▼ 140 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/12 23:42:20 ID:0KCcYGqA [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

その瞬間、風が止んで、時の流れが止まったように感じた。

一瞬が物凄く長く感じ、まるで今この世界に、僕とコトネしか存在しないような、そんな感じにさえ思えた。



 コトネ 「幼馴染って、ちょっと不便だよね」

 ヒビキ 「えっ?」

 コトネ 「一緒に居ることが当たり前で、でも、大切な関係を壊したくないから、そのっ……、ためらっちゃう」

 ヒビキ 「……そっか」

 コトネ 「あんなこと、ヒビキ君以外、許さないんだからね?」

 ヒビキ 「コトネ。これからは、もう、ためらわなくて良いんだよね」

 コトネ 「……うん ///」
 ▼ 141 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/12 23:43:30 ID:0KCcYGqA [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あぁ、本当に可愛いよ、コトネ。

こんなことなら、もっと早く、素直になっていればよかった。

オドシシなんかに頼まないで、自分の力で、真っ向勝負するべきだった。


まぁでも、結果オーライ、かな。



僕は隣に座るコトネの手を、ギュッと握りしめた。



 ヒビキ 「次は……、もうちょっと優しくするから」

 コトネ 「もぉ……ふふっ。ヒビキ君の えっち ///」





 ヒビキ×コトネ、「脱衣願望奈良公園」


   ――― 完 ―――


 ▼ 142 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/05/12 23:44:20 ID:0KCcYGqA [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


サクッと読める短編を心掛けているにも関わらず、これである。

もっと短く起承転結まとまったR-18を書けるようになりたい。


御三家SS企画の参加を考えているので、一旦中断。

6月以降もスレが残っていたら、以下の話も書きたいなぁと。


 ユウキ×ハルカ、「ライブチャットにご用心」。

 コウキ×ヒカリ、「お嬢様のスカート事情」(仮)。

 トウヤ×トウコ、「それでも彼女は女の子」(仮)。

 カルム×セレナ、「クールな彼女に色気なし?」(仮)。


 ▼ 143 ャローダ@ブリーのみ 19/05/12 23:47:05 ID:wdUYsEO2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ところでこれやったことないけど想像で書いてんの?
答えたくなかったら答えなくてもいいけどもし想像で書いてるとしたらすごいね(小並感)
 ▼ 144 ルタンク@はかいのいでんし 19/05/13 00:03:15 ID:ZoYMtFh6 NGネーム登録 NGID登録 報告
まだあるのかw
キョウメイも見たいな
 ▼ 145 エンジシ@おこづかいポン 19/05/13 00:22:23 ID:130sENik NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

アローラとピカブイはない感じかな
 ▼ 146 チート@ラティオスナイト 19/05/13 14:58:12 ID:8mUAu2rY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>142
コウキ×ヒカリがものすごい楽しみ
ヒカリのスカートから覗くパンツは絶対エロい
俺も書こうと思ってたけど、イッチの話を楽しみにしてるわ
 ▼ 147 ルヴァディ@ふねのチケット 19/05/13 19:02:00 ID:hOIgEq.I NGネーム登録 NGID登録 報告
脱衣願望奈良公園って名前すこ
 ▼ 148 ッコラー@グラスメモリ 19/05/19 03:10:17 ID:4dQAXJrg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援保守
 ▼ 149 キャのドヒドイデ 19/05/20 19:12:51 ID:BhzAY5Fo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 150 リデプス@フーディナイト 19/05/31 19:00:50 ID:bQxMLMb2 NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
まってる
 ▼ 151 ボネア@りゅうのウロコ 19/06/01 10:37:45 ID:KjX2amuw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
6月なったね!
続きを待ってるぜ!
 ▼ 152 ンフィア@ルールブック 19/06/02 22:32:30 ID:hOfAy93. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
6月支援
 ▼ 153 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/06/04 06:30:41 ID:Tj4Q6Y42 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>150
タケシ?!
 ▼ 154 トデマン@かおるキノコ 19/06/05 08:57:40 ID:ez1ArQX6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 155 コザル@モーモーミルク 19/06/08 19:33:52 ID:D.AE9stc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 156 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/10 23:31:30 ID:AaWQ0swE [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

6月まで保守ありがとう。

御三家SS企画用に書いたSS、「脱衣願望奈良公園」で登場したヒビキ&コトネと同じ世界観だなんて、口が裂けても言えない。

 ▼ 157 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/10 23:32:00 ID:AaWQ0swE [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



【 Episode−3 】



 ユウキ 「……で、東の森には、ポポッコとキャタピー、あとストライクも生息してた。確認してないけど、多分その進化系も居るはずだぜ」

 ― ハルカ 『ポポッコと、キャタピー、ストライクね……』


オレは今、ポケモンセンターの個室で、ハルカとライブチャットをしている。

ライブチャット――、パソコン上のテレビ電話みたいなもので、これが無料って言うんだから、通信技術の発展は凄い。

時刻は既に20時半。

長い通話の末、ようやくハルカに、この地区の今日の生態調査の報告を終えた。


 ― ハルカ 『ありがとうユウキ君。ごめんね、私の代わりにフィールドワークさせちゃって……』

 ユウキ 「いいってことよ。それより、博士の怪我は大丈夫なのか?」

 ― ハルカ 『うん。骨折は してなかったけど、けっこう重度の捻挫で、2週間は安静にって』

 ユウキ 「災難だったなぁ」

 ― ハルカ 『お父さん、ホントおっちょこちょいなんだもん! ポチエナに襲われて逃げてる最中に捻挫とか、私の方が恥ずかしいよ』

 ユウキ 「ははは……」

 ― ハルカ 『だから、本当にユウキ君には申し訳なくて……』

 ユウキ 「気にすんなよ。ハルカが博士の世話してやらないと、いろいろ大変だろ」
 ▼ 158 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/10 23:32:30 ID:AaWQ0swE [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トレーナーであるオレがフィールドワークに出てる理由は、オダマキ博士が怪我したからだ。

本来なら娘のハルカが行くところだけど、博士の身の回りのことを考えると、彼女が家に居ないのは何かと不都合だから、代役を買って出たって訳だ。


 ― ハルカ 『学会の資料に必要なら、もっと早くに……』

  ― ドンガラガッシャーン! ギャァァァァァァァァァァァ!!!

 ユウキ 「おい今の」

 ― ハルカ 『ちょっ……お父さん大丈夫!? ごめんねユウキ君! また明日もよろしくね!』


オレの返事を待たず、画面越しのハルカは部屋から飛び出して行った。

今すごい音と悲鳴が聞こえたけど、大丈夫かよ博士。ハルカも苦労が絶えないなぁ。


 ユウキ 「……って言うか飯の時間!」


ヤバい、ポケモンセンターのレストランは21時までだ。

ハルカと同じように、オレも急いで部屋を出て、レストランへと向かった。




 ▼ 159 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/10 23:33:00 ID:AaWQ0swE [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ユウキ 「ふ〜食った食った」


自室に戻ったオレは、ベッドにダイブイン。

周りに誰も居ない、自分だけの空間、気兼ねなく過ごせる時間。

ポケモン達はジョーイさんに預けてるから、この個室は完全にオレだけの部屋。

なにも気にせず寛げるってのは、やっぱり気持ちが良い。



 ― ハルカ 『はぁぁぁぁ、ホントお父さんったら どうしょもないんだから』



 ユウキ (ん?)


ベッドでゴロゴロしていると、不意にハルカの声が聞こえた。

パソコンからだ。

そう言えばオレ、パソコン切らないでレストラン行ったっけ。ハルカのやつも、パソコン切らないで博士のとこ行ったのか。


パソコン画面を見ると、やはりライブチャットは起動したままになっていて、ハルカは不機嫌そうな顔でベッドに寝転がっている。

彼女はライブチャットの状態に気付いていないようで、ベッドに寝ころんだまま動かない。


 ユウキ (ポケモンの生態より、ハルカの観察の方が面白そうだな)
 ▼ 160 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/10 23:33:30 ID:AaWQ0swE [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルカのパソコンは、部屋の隅に配置された机の上にあるので、ライブチャット画面から、彼女の部屋の全景を見ることができる。

 ※通常、ライブチャット用のPCカメラはモニタの上に付いているため。


オダマキ博士と言う、ポケモン界の(ある程度の)権威の娘であるハルカは、博士の名に恥じぬよう、なかなかの しっかり者だ。

そんな彼女らしく、部屋は整理整頓されており、毎日掃除してるのか、目立ったゴミや埃は確認できない。

ピンクの壁紙、ベッドに置かれたピカチュウクッションとアチャモドールが、ハルカの女の子らしさをアピールしている。


 ― ハルカ 『1週間のフィールドワークなんか お願いしちゃって……、ホント、ユウキ君に申し訳ないな』


ベッドで横になっているハルカが、ポツンと呟いた。

まったくハルカのやつ、オレは全然気にしてないって言ってるのに。

けど、素で そう発したってことは、建前じゃ無くて、本気で申し訳ないって思ってるんだよな。

まったくハルカは良い奴だぜ。


 ― ハルカ 『それに……、1週間もユウキ君に、会えないのか……』

 ▼ 161 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/10 23:34:00 ID:AaWQ0swE [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユウキ (ん? いまなんて?)


そう思った矢先、ハルカはベッドの上で、キャミソールのような赤い上着を脱ぎ捨てた。


 ユウキ (えっ……おいマジか!?)


黒いタンクトップも脱ぎ捨て、さらに、白いホットパンツも脱ぎ捨てる。

ピンクのブラジャーに包まれた、年齢の割に大きな胸。スパッツから透けるパンツもピンク。

しっかり者の彼女が服を雑に脱ぎ捨てる光景は意外だったが、それよりも、肌を露出した状態になったことに、オレは興奮を隠せない。


 ― ハルカ 『ユウキ君……』


ハルカは、オレの名前を呟きながら、スパッツの中に右手を突っ込んだ。

そして、その手をモゾモゾと動かし始める。


 ― ハルカ 『んっ……ぁっ……///』


おいハルカのやつ……、オナってやがる!

しかも、オレで……?
 ▼ 162 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/10 23:34:31 ID:AaWQ0swE [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ― ハルカ 『ぁっ……、やっ、ユウキ君っ……///』


そのうちハルカは、あいていた左手をブラジャーの中に滑らせ、胸を揉み始めた。


 ― ハルカ 『ふぁっ……、ぁんっ……、っ……///』


胸とアソコを自分で弄り、甘い声を漏らすハルカ。

そうか、捻挫した博士が、2階にあるハルカの部屋に来ることは無い。2階に上がらなければ、声が漏れることも無い。

ハルカは、今そこが完全に自分だけの空間だと思って、遠慮なくオナニーに浸っているのだ。


 ― ハルカ 『んっ……、ユウキ君っ……、だめっ……///』


あの真面目なハルカが、こんな大胆にオナってるとは……。

空想でオレが登場しているのか、ハルカは目を瞑りながら、胸を、そしてアソコを自ら弄り、甘い声を漏らしている。

けど、そういう動きは分かるものの、所詮はライブチャット。

画質が良いとは言え、少し離れたベッドに寝ころぶハルカの詳細――言ってしまえば乳首だとかアソコの濡れ具合だとかは、当然、見ることが出来ない。


 ― ハルカ 『はぁっ、ぁっ……/// いやぁ……///』
 ▼ 163 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/10 23:35:00 ID:AaWQ0swE [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユウキ (くそっ……、ズームとか出来ればいいものを)


ハルカはライブチャットが起動していることに全く気付かず、オナニーを続けている。

この様子だと、イクまで気付かれないだろう。


 ユウキ (けど、もしオレが見てるってバレたら、ちょっとヤバくないか?)


勿論、消し忘れたハルカが悪いのだが、それを黙って見てたオレも、なかなか性格が悪い。

今後の関係が気まずくなる可能性だってある。


ここは……、こっちから電源を切って、見なかったことにするのが紳士的な対応ってもんじゃないか?

いやでも、ここまで見たんだから、ハルカがイクところも見たい。

しっかり者のハルカがオナるだけで十分ヤバいけど、どんな感じでイクのか、すげぇ興味がある。


 ― ハルカ 『んくっ……、ユウキ君っ……/// そんなっ……ぁっ ///』


ハルカ、オレのこと考えてオナってる訳だし、むしろ見られて本望なんじゃ?

いや、普通に考えて、女の子がオナってる姿を他人に見られたらショックだろ。

けど、ここで消しちまうのは勿体ない気が……。
 ▼ 164 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/10 23:35:41 ID:AaWQ0swE [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ♪ ピンポンパンポン

 <館内の皆さま、あと30分で、消灯時間です。正面玄関は施錠されますので、外にご用の方は、お早めにお済ませの上、22時までに、お戻りください>



 ― ハルカ 『えっ? あああぁぁぁぁぁっ!?』 ガタン!



おいいいいいぃぃぃぃぃ!?

このタイミングで館内放送はヤバいだろぉぉぉぉぉぉ!!!


案の定、この放送はライブチャット先のハルカにも聞こえたらしく。

悲鳴に近い彼女の声が聞こえたかと思うと、パソコンの画面が真っ暗になった。
 ▼ 165 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/10 23:36:00 ID:AaWQ0swE [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウキ 「ヤバい、ばれた」


どうする?

オレどうすればいい?

黙ってオナニー見てたことを咎められるか……いやでも、ハルカの性格的に、そんな逆ギレっぽいこと考えられないし……。

こっちから連絡して謝るか?

いや……、それだと確信犯みたいになるし、軽蔑されかねない。

むしろ、こっちも気付かなかったことにして、「急に叫んでどうしたの〜?」的なアレで行くか?

あーでも良心の呵責が……。



あれこれ考えて数分後、パソコンから呼び出し音が鳴る。

ライブチャットではなく、動画を介さない、普通の音声通話の着信だ。


相手は勿論、ハルカだった。
 ▼ 166 ーロット@オーキドのてがみ 19/06/11 00:14:21 ID:xtnwu3cg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 167 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/06/11 06:29:01 ID:8KLAEgG6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ァ!
 ▼ 168 ジスチル@チイラのみ 19/06/11 07:09:26 ID:nfesJ1Ow NGネーム登録 NGID登録 報告
来てたか
支援
 ▼ 169 クロム@カクトウZ 19/06/11 09:12:26 ID:vERERhdk NGネーム登録 NGID登録 報告
>>156
マジかよ支援
 ▼ 170 ンゴロ@メタグロスナイト 19/06/11 19:20:13 ID:xsnYJbSU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 171 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/06/12 18:38:13 ID:UV1oJqNo NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
テスト前日支援ァ!
 ▼ 172 ガニウム@モコシのみ 19/06/14 17:46:57 ID:p5xEJcFg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 173 ポポタス@バトルレコーダー 19/06/15 13:32:48 ID:6mRoPf52 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 174 ツロイド@スピードパウダー 19/06/15 13:36:20 ID:7CzgJ2nU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
全力で支援いたします
 ▼ 175 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/06/17 19:23:11 ID:zJWw0ahQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ァ!
 ▼ 176 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/06/19 00:22:37 ID:Ym.kTifg [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
甲州街道さんリアルファイトァ
支援ァ!
 ▼ 177 ドグラー@アゴのカセキ 19/06/19 02:27:40 ID:tSQwbBUw NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 178 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/06/19 17:16:41 ID:Ym.kTifg [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
新 学 期 か ら 2 ヶ 月 た っ た 事 実

支援ァ!
 ▼ 179 ズレイド@きんのおうかん 19/06/21 21:32:13 ID:rTPkxFso NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
シエンァ!
 ▼ 180 ラブ@ばんのうごな 19/06/22 02:28:40 ID:pOKME9GE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 181 ォッシュロトム@ジュナイパーZ 19/06/22 03:27:27 ID:OwBIo66. NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 182 ギギシリ@ゴーストジュエル 19/06/23 03:38:09 ID:DfTY2M0. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 183 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/23 20:43:20 ID:1uVsr/rs [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
静まり返る部屋に鳴り響く、呼び出し音。

うあぁ……、なに話せばいいんだよ。どんな顔すればいいんだよ。

けど、オナニー見られたハルカは多分、意を決して電話してくれてるんだろうし……、出ないって選択肢は無い。


まぁ、とりあえず音声通話出し、出たとこ勝負だ。


 ユウキ 「もしもし……」

 ― ハルカ 『ユウキ君……ぁのっ』


通話越しから感じる、ハルカの恥ずかしそうな心境。

とりあえず、頭ごなしに怒られるってルートじゃないらしい。

ハルカのオナニーを黙って見ていたことの追及は、ひとまず無しと見ていいだろう。

なら、オレはどうするか……。
 ▼ 184 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/23 20:44:20 ID:1uVsr/rs [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ― ハルカ 『見た……よね?』


すっとぼける ことも出来る。

むしろ、その方がハルカにとって嬉しいかもしれない……が、恐らく嘘であることはバレバレだろう。

嘘をついて、その場を取り繕ったとしても、“実は見られてたんじゃ”って不安を残すくらいなら、正直に話した方が気が楽なはずだ。


 ユウキ 「……わりぃ、見た」

 ― ハルカ 『ぁぅぅぅ……///』

 ユウキ 「ホントごめん。オレもライブチャット切り忘れてて」

 ― ハルカ 『うん……いいの。確認しなかった私が悪いから……』

 ユウキ 「そうか?」

 ― ハルカ 『そのっ……、ごめんなさい』

 ユウキ 「ん?」

 ― ハルカ 『私っ……、最低だよね。ユウキ君のこと想って、そのっ……///』


ハルカがオレを妄想してオナってたのは明白。

それに対する謝罪、か。

いや……でも、男なら誰しも、自分のことを妄想して女の子がオナニーするって、割と嬉しいことだと思うけど。
 ▼ 185 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/23 20:45:21 ID:1uVsr/rs [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ― ハルカ 『お願いします。このことっ、誰にも言わないで……。勝手なお願いだけどっ……』


いや、こんなこと逆に誰にも言えねーよ。

そう言おうとして、ふと思う。



これ、オレ有利な状況なんじゃね?



 ユウキ 「ハルカの気持ちは分かるぜ。ほら、年頃なんだし、エロイことに興味持ったって、別におかしくねーし」

 ― ハルカ 『うぅ……』

 ユウキ 「でも、そっか。ハルカ、オレのこと考えてヤッてたのか」

 ― ハルカ 『ホントにそのっ……ごめんなさい』

 ユウキ 「誰にも言うなってお願いされてもなぁ……」

 ― ハルカ 『お願いっ……グスッ、なんでもするから……』
 ▼ 186 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/23 20:46:20 ID:1uVsr/rs [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おい来たぞ、“なんでしますから”発言。

この言葉を待っていた……って言ったら最低だけど、せっかくハルカから そう言ってくれたんだ。活用させて貰おうじゃないか。


 ユウキ 「なんでも?」

 ― ハルカ 『……うん』

 ユウキ 「じゃあさ、ちゃんと見せてくれよ」

 ― ハルカ 『えっ?』

 ユウキ 「ハルカのオナニー、しっかり見せてくれよ」

 ― ハルカ 『えっ……、えっ、ユウキ君? うそっ、だよね……?』

 ユウキ 「嘘じゃない。ハルカ、オレでオナってただろ。その続き見せてくれよ」

 ― ハルカ 『いやっ、そんなっ……無理だよ、そんなの……』

 ユウキ 「誰にも言わないで欲しいんだろ?」

 ― ハルカ 『うっ……』

 ユウキ 「それに、なんでもする、って言ったのはハルカの方だぜ?」

 ― ハルカ 『そうだけど……、そんな恥ずかしことっ……』

 ユウキ 「いや、さっき見ちまったし、もう恥ずかしさとか変わらないだろ?」

 ― ハルカ 『………』
 ▼ 187 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/23 20:47:40 ID:1uVsr/rs [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユウキ 「……ダメか?」

 ― ハルカ 『そのっ……、いくらユウキ君のお願いでも……』

 ユウキ 「ハルカがオナるとこ、オレ、すげぇ見たい」

 ― ハルカ 「っ……!」

 ユウキ 「しっかり者で優しくて可愛いハルカがオナるとこ、すげぇ興味ある」

 ― ハルカ 『かわっ……///』

 ユウキ 「頼むよ。ハルカのエロイとこ、オレ見てみたい」

 ― ハルカ 『ぁっ、そのっ……』

 ユウキ 「誰にも言わない。オレとハルカだけの秘密にするから」

 ― ハルカ 『んっ……、うん』


ハルカは通話越しに、弱々しく肯定の返事をした。

ハルカのやつ、押されると弱いからな。まぁ今回は、オレが有利な立場ってのもあったけど。


そうしてしばらくすると、ライブチャットの画面が起動した。
 ▼ 188 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/06/24 20:35:46 ID:GFowHJSA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ちょいsっ気あるユウキすこ
可愛い尊い支援です
 ▼ 189 ドクイン@オレンのみ 19/06/25 06:23:03 ID:N7GcrOxE NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
続き来てたか
支援
 ▼ 190 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/26 22:55:21 ID:q77Ibe8Q [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
画面に映ったハルカは、きちんと服を着ていた。

少し俯き気味に椅子に座って、チラチラとオレの様子を伺っている。


 ユウキ 「ハルカ」

 ― ハルカ 『ユウキ君……、どうしても、やらなきゃダメ?』

 ユウキ 「それはハルカ次第だぜ」

 ― ハルカ 『うん……』

 ユウキ 「けど、オレは見たいな」

 ― ハルカ 『っ……///』


ハルカは俯いたまま目を瞑って、顔を赤く染めた。

素直に可愛い。

女の子の恥ずかしがる仕草に萌えるのは、ヤバい性癖なのだろうか。
 ▼ 191 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/26 22:56:00 ID:q77Ibe8Q [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ― ハルカ 『誰にも……言わないよね?』

 ユウキ 「当たり前だろ、こんなこと」

 ― ハルカ 『今回だけだからね……』


そう言うとハルカは、そのまま自分の秘部に手を伸ばす――が。


 ユウキ 「ちょっと待った」

 ― ハルカ 『えっ?』

 ユウキ 「服の上からってのは、ちょっと違うんじゃないか?」

 ― ハルカ 『えっ……、だって』

 ユウキ 「さっき脱いでただろ?」

 ― ハルカ 『でも……』

 ユウキ 「ハルカの普段のオナニーを見たいんだよ」

 ― ハルカ 『そんなっ……///』
 ▼ 192 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/26 22:57:40 ID:q77Ibe8Q [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユウキ 「ダメか?」

 ― ハルカ 『だって……、ただでさえ恥ずかしいのにっ、ぬ、脱ぐなんて……』

 ユウキ 「ピンクのブラとパンツ、可愛かったぜ?」

 ― ハルカ 『ぁぅぅっ……///』

 ユウキ 「ミツルにも見せてやりたかったなー」

 ― ハルカ 『ゃっ……ダメっ。私っ……』

 ユウキ 「ダメって言うんなら、ねぇ?」

 ― ハルカ 『グスッ、もぉ……///』


よし、押し通せた。

ミツルの名前を出したのは脅しみたいで ちょっと可哀想だったけど、嘘も方便だ(違)。


ハルカは ゆっくりと、服を脱ぎ始める。

キャミソールと、ホットパンツ、スパッツが取り除かれ、ハルカの身を包むのは、ピンクの下着だけとなった。
 ▼ 193 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/26 22:59:00 ID:q77Ibe8Q [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユウキ 「ぉぉ……、綺麗だな」

 ― ハルカ 『んっ……///』


正直に、そう思った。


さっきと違って、今は画面の真ん前に下着姿のハルカが映っている。

ブラの刺繍やパンツのクロッチまで、鮮明に……とはいかないけど、見ることができる。


引っ越した日から仲良くなったハルカの、今まで見たことのない曝け出された姿。

第一印象は、“綺麗”で間違いなかった。


 ユウキ 「じゃあ、ヤレよ」

 ― ハルカ 『……うん』

 ユウキ 「あ、でもその体勢じゃ見にくいな」


机の上にあると思われるパソコンが映しだすのは、椅子に座るハルカの上半身のみ。

これだと面白味に欠ける。
 ▼ 194 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/26 22:59:30 ID:q77Ibe8Q [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユウキ 「ちょっとパソコン床に置いてくれよ」

 ― ハルカ 『床に?』

 ユウキ 「あぁ」


画面越しにハルカがパソコンを持ち上げ、視点が下がり、床に移される。


 ユウキ 「それでさ、ハルカは床に体育座り」

 ― ハルカ 『……こう?』

 ユウキ 「そのまま両足を開く」

 ― ハルカ 『この体勢っ……///』


はい、M字開脚の出来上がり。

この状態なら、ハルカの胸も、アソコも、顔も同時に見れる。準備万端だ。


 ユウキ 「じゃあ、始めて良いぞ」

 ― ハルカ 『……うん』

 ▼ 195 ガガブリアス@ほのおのいし 19/06/27 11:12:59 ID:coR6F8A. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 196 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/29 01:48:45 ID:7yWk.veA [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ― ハルカ 『んっ……///』


まずハルカは、ブラの上から自分の胸を揉み始める。

至近距離だからこそ分かる、柔らかそうな感触。ハルカの指が胸の弾力に沈む様子は、まるでゼリーのようだ。


 ― ハルカ 『はっ……あぁっ……///』


胸の次は、アソコに手が伸びる。

ピンクのパンツの上から、ゆっくりと割れ目をなぞるハルカ。

こっちの方が気持ち良いのか、余計に甘い声が漏れ始める。


 ユウキ 「そんな声だすんだな」

 ― ハルカ 『っ……///』


それをオレに指摘されて、顔を真っ赤にするハルカ。

同時に手が止まってしまった。
 ▼ 197 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/29 01:49:30 ID:7yWk.veA [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユウキ 「ほら」

 ― ハルカ 『ねぇ……、やっぱり恥ずかしい……』

 ユウキ 「今さら嫌だなんて言わせないぜ?」

 ― ハルカ 『うぅ……』

 ユウキ 「あとさ、ブラジャー取った方がいいと思うぞ」

 ― ハルカ 『えっ……』

 ユウキ 「ブラジャーも脱いでくれよ」

 ― ハルカ 『そんなっ……』

 ユウキ 「ダメか?」

 ― ハルカ 『だって、ブラ取ったら……』

 ユウキ 「ミツルにも教えてやりたいなー、ハルカもオナニーするってこと」

 ― ハルカ 『っ……いじわる。グスッ、ユウキ君の いじわる……』


画面の向こうで涙を流したハルカは、ブラのホックに手を伸ばす。

ヤバい、ちょっと言い過ぎたかも。

あんまり責めすぎると今後に影響が出そうだし、これ以上は やめておこう。パンツも脱いでくれとは頼めないな。
 ▼ 198 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/29 01:50:14 ID:7yWk.veA [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ― ハルカ 『これで……いいんでしょ』

 ユウキ 「おぉ……」


ハルカの胸が露わになった。

ブラに抑えられて窮屈そうだったモノが解放され、曝け出されたハルカのチャームポイント。

同年代の女の子より発育の良い胸は張りがあって、綺麗なピンク色の乳首は、ツンと立っていた。


 ― ハルカ 『……そんな見ないでよぉ』

 ユウキ 「見ないでったって、乳首立ってるぞ。感じてるのか? オレに見られて」

 ― ハルカ 『そんなことっ……///』

 ユウキ 「オレの名前呼びながらオナってるんだし、オレに見られて本当は嬉しいんだろ?」

 ― ハルカ 『ちがっ……』

 ユウキ 「正直に言えよ」

 ― ハルカ 『グスッ……、やめてよもぉ……』
 ▼ 199 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/29 01:51:11 ID:7yWk.veA [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

あぁヤバい。

恥ずかしがってるハルカを見ると、ついつい いじめたくなっちまう。


 ユウキ 「悪い悪い。じゃあほら、オナニー始めろよ」

 ― ハルカ 『ホントっ……グスッ、今回だけだからっ………』



ハルカは涙を拭うと、左手で乳首をコリコリと摘まみ始める。

右手では、パンツの上からアソコを撫で始める。


 ― ハルカ 『んっ……、ふぁっ、ぁぁっ……///』


女の子が気持ち良い所を自分で刺激する、正しく女の子のオナニー。

真面目で しっかりしているハルカが、そんな行為に夢中になっている――。

普段の彼女からは想像も付かない光景に、オレは釘付けになった。
 ▼ 200 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/29 01:52:24 ID:7yWk.veA [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ― ハルカ 『やっ……、ぁっ、んっ……///』


オレが見ていると言うのに、ハルカの行為は徐々にヒートアップしていく。

乳首はさらに赤みを帯びてツンと存在感を増す。

パンツには染みができ、割れ目の筋が うっすら透けて、いやらしい形が浮かび上がっている。


 ユウキ 「ハルカ……、すげぇ」

 ― ハルカ 『んっ……、やだっ、ユウキ君っ……///』


口では嫌がっていたハルカだけど、だんだん感じてきて火が付いたのか、手を止める気配はない。

むしろ、隠し見てた時のように、オレの名前を口に出しながらオナニーを続ける。


 ― ハルカ 『ふぁっ、ぁぁっ……ユウキ君っ、やだぁっ……///』


ハルカは普段、オレに責められることを空想しながら、オナニーしてたんだろう。

それが今、実際にオレに見られながらオナニーしている。彼女にとって、ある意味で本望なはずだ。
 ▼ 201 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/06/29 01:53:20 ID:7yWk.veA [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユウキ 「ゴクッ」


そんなハルカの心境は、その光景からも、想像するに容易い。

ハルカは確実に、気持ち良くなっている。興奮している。

今まで空想だった出来事が、現実になっているのだから。


 ― ハルカ 『ユウキ君っ、っぁ……、やぁぁっ……///』


オレに恥ずかしい姿を見られて、どんどん興奮して、手が止まらなくなって。

そのうち恥ずかしさより快楽が勝って、オレに見られてることが気にならなくなって。


 ― ハルカ 『ぁぁぁっ……、やらっ、んっ……///』


ハルカのパンツの染みが、どんどん広がっている。

小刻みにパンツをなぞる指は、やがて一点に責めを集中させる。

女の子にとって一番敏感で気持ち良い、厭らしいアソコの突起だ。

ハルカが そういう性の知識を持っているのは意外だけど、そのギャップに そそられる。


ハルカって……、案外エロイんだな。
 ▼ 202 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/06/29 12:26:45 ID:CvpIYgPA [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
sage支援
 ▼ 203 ンガー@かざんのおきいし 19/06/29 15:58:30 ID:9f7ca8qo NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 204 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/06/29 22:13:28 ID:CvpIYgPA [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
a  g  e  支  援
 ▼ 205 シャーモ@バコウのみ 19/06/30 00:21:14 ID:FpRkgows NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
べんのり
 ▼ 206 ントラー@ヘビーボール 19/06/30 06:14:24 ID:UFlcWV6. NGネーム登録 NGID登録 報告
エエぞ〜
支援
 ▼ 207 チリス@こだわりスカーフ 19/07/01 01:11:29 ID:7zpcGZxU NGネーム登録 NGID登録 報告
すこ……支援
 ▼ 208 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/07/01 22:28:49 ID:JYZEJPTY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここにはスレが沢山ある
だから何週間でも待ってるぜMr街道!
ささやかな支援を送らせてもらうぜ
 ▼ 209 ーナイト@つきのいし 19/07/03 00:33:58 ID:k0RQhI7k NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 210 プラス@ラッカのみ 19/07/03 00:34:24 ID:noR2Qzlc NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 211 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/07/03 22:39:33 ID:falgpTPE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
age
 ▼ 212 ママ@きょかしょう 19/07/03 22:55:30 ID:YkrYfccU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 213 ブリー@オッカのみ 19/07/03 22:56:51 ID:YkrYfccU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
つーか、トウトウが拝めるのか・・・・
よし、何ヶ月でも待とう・・・!
 ▼ 214 マナッツ@サファイア 19/07/05 21:48:39 ID:77NUKNXQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メイちゃんも期待
 ▼ 215 ラージェス@ユキノオナイト 19/07/06 21:35:14 ID:71EcLu76 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヨウミヅはなしか
 ▼ 216 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/07/07 23:10:32 ID:qDigiTzg NGネーム登録 NGID登録 報告
何年だってまとうじゃん
支援
 ▼ 217 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/07/09 17:21:53 ID:dAXIw.6I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 218 ダツボミ@パワフルハーブ 19/07/09 22:51:47 ID:UXtQvKn2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
待とうじゃないか
 ▼ 219 リゴン2@キラキラメール 19/07/10 22:46:30 ID:K4xI6gA6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 220 ラッキー@ボイスチェッカー 19/07/15 22:42:08 ID:7LB.FXUw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
がんばれ
 ▼ 221 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/07/16 16:35:18 ID:NxW6R.VQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
age
 ▼ 222 ーランス@シールぶくろ 19/07/17 17:51:34 ID:27xcJn/6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 223 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/07/18 23:29:10 ID:73bAckt2 [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウキ 「ハルカ、気持ち良さそうだな」

 ― ハルカ 『んっ……///』

 ユウキ 「オレに見られて、気持ち良いのか?」

 ― ハルカ 『んはっ……、ユウキ君っ……///』

 ユウキ 「エロいんだな、ハルカって」

 ― ハルカ 『ふぁっ、あぁぁっ、あぁぁぁっ……///』


オレが口を挟んでも、ハルカは とうとうアソコを弄るのを止めなかった。

まるで言葉責めだな。

ハルカから羞恥心は完全に消えて、ただひたすら快感を追い求める、気持ち良さに浸りたいという思いだけが、ハルカを動かしている。

本当に、普段のハルカからは想像できない光景だ。
 ▼ 224 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/07/18 23:30:00 ID:73bAckt2 [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ― ハルカ 『やらっ、ぁっ……ぁぁっ……///』


ハルカは目を固く瞑り、自らの気持ち良い部分を弄る手の動きを早める。


 ― ハルカ 『んぁぁっ! ユウキ君っ、っ……///』


そして、M字開脚のハルカの足が、キュッときつく閉じられたかと思うと。


 ― ハルカ 『ぁだめっ! やっ……くぁぁぁっ! だめユウキ君っ……ユウキ君っ……!』

 ― ビクンッ!


ハルカはオレの名前を叫びながら、大きく仰け反った。


そしてそのまま、床に崩れ落ちた。
 ▼ 225 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/07/18 23:30:51 ID:73bAckt2 [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウキ 「ハルカ……」

 ― ハルカ 『はぁっ……、はぁっ……、はぁっ……』


絶頂を迎えたハルカは、床に倒れたまま。しかし、荒々しい呼吸音が聞こえてくる。

倒れたことで、ハルカの胸が、乳首が、カメラの すぐ傍まで迫り、ぷっくりと存在感を増した桜色の突起が画面越しにも よく見える。

パンツの染みはアソコを中心に広がって、画面越しにハッキリと見ることが出来る。


ハルカの絶頂は、そうとう大きかったらしい。

ハルカの気持ち良さは、そうとうなものだったらしい。


その原因が“オレに見られてたから”って考えると――。

やべぇ、すげぇ興奮してきた。


 ユウキ 「おい起きろよハルカ。そのまま寝ちまったら風邪ひくぞ」

 ― ハルカ 『っ……///』
 ▼ 226 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/07/18 23:33:50 ID:73bAckt2 [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
絶頂の余韻に浸ってると思われるハルカに、オレは あえて声を掛ける。

ハルカの恥ずかしそうな顔を見たい、って気持ちもあったけど、万が一そのまま寝ちまったら、いろいろ厄介なことになるからな。


 ユウキ 「へへっ、そんなに気持ち良かったのか」

 ― ハルカ 『もぉ……///』

 ユウキ 「ハルカがイッた瞬間、凄かったぜ?」

 ― ハルカ 『………誰にも、言わないんだよね?』

 ユウキ 「ん? あぁ、それは約束だからな」

 ― ハルカ 『エッチなんだから……』

 ユウキ 「お互い様だろ。オレでオナってたくせに」

 ― ハルカ 『……///』


ハルカは無言でタンクトップを着ると、パソコンを机の上に戻し、自身は机の前に膝立ちする。

画面越しに見えるのは、ハルカの上半身のみ。手っ取り早く恥ずかしい所を隠したいって訳か。


顔を真っ赤にしたハルカは、無言のまま しばらく、画面の前で俯いている。

その仕草と、本人は気付いてないのか、タンクトップに浮き出ている厭らしい突起が、なんともエロイ。
 ▼ 227 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/07/18 23:35:50 ID:73bAckt2 [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ― ハルカ 『……ごめんなさい』

 ユウキ 「どうした いきなり?」

 ― ハルカ 『ユウキ君で……、そのっ、エッチなこと、考えてて……』

 ユウキ 「なんだよ今さら」

 ― ハルカ 『ねぇ、ユウキ君……///』

 ユウキ 「ん?」


 ― ハルカ 『……好き』


 ユウキ 「えっ?」


  ― プツン


ライブチャットが終了し、静まり返る室内。


自分の鼓動がうるさく感じるほどに、まわりの音が耳に入って来ない。


ハルカが発した最後の言葉が、耳から離れようとしない。
 ▼ 228 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/07/18 23:37:00 ID:73bAckt2 [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウキ 「なんなんだよ」


ハルカに一本取られた、ってことか。

オレの方がドキドキして、とんだ仕返しを受けちまったな。


さて、残りのフィールドワーク、全力で臨まないとな。

ハルカに無理なこと頼んだ手前、オダマキ博士が納得できるようなデータに仕上げてやるぜ。


帰ってハルカと顔を合わせた時……、お互いどんな顔するんだろう。

まぁ、その時のことはその時に考えればいいさ。

オレとハルカは、他人には言えない関係になったんだからな。



 ユウキ 「………」



さっきのハルカで抜いてから寝るか。





 ユウキ×ハルカ、「ライブチャットにご用心」


   ――― 完 ―――

 ▼ 229 ーボック@くろいヘドロ 19/07/18 23:40:09 ID:fJMU0yNw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
うわぁぁぁぁぁぁん街道さぁぁぁん
ありがとううううううううううううううううううう
 ▼ 230 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/07/18 23:42:31 ID:73bAckt2 [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


時間はかかったけど、長さ的には このくらいが理想か。

こんなエッチなハプニングが彩る人生を送りたかった。


新学期も大分過ぎたので、以降は別スレになるかも。

時間が取れたらチマチマ進めて行きたいな。


 コウキ×ヒカリ、「お嬢様のスカート事情」(仮)。

 トウヤ×トウコ、「それでも彼女は女の子」(仮)。

 キョウヘイ×メイ、「あなたも元気メイっぱい」(仮)。

 カルム×セレナ、「クールな彼女に色気なし?」(仮)。
 ▼ 231 ーディン@のこされたボール 19/07/19 00:51:23 ID:0YI.UG4k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キョウメイ追加されたァァァ!!
超絶支援!
 ▼ 232 モリ@うみなりのスズ 19/07/19 01:36:02 ID:kuZUpRWc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お帰りなさいの支援
 ▼ 233 マヨール@こだいのどうか 19/07/19 05:57:03 ID:1Oeog.lI NGネーム登録 NGID登録 報告
更新されてたか
支援
 ▼ 234 タドガス@うすもものミツ 19/07/19 14:19:55 ID:FnTUf1sY NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
sage支援
 ▼ 235 ローン@ピーピーリカバー 19/07/20 22:04:28 ID:DgyQtE8k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
更新きたか
支援
 ▼ 236 ツハニー@イーブイZ 19/07/21 21:51:50 ID:sSgkZry2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 237 ソクムシ@ライボルトナイト 19/07/22 22:48:58 ID:moWsBBo6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 238 ターミー@かくとうジュエル 19/07/23 22:43:33 ID:bgaUun6I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
せんきゅー!!!
保守
 ▼ 239 ョロゾ@もうどくプレート 19/07/25 08:42:08 ID:mOQg5Oa. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 240 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/07/29 20:34:11 ID:tLwE6KJc [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


【 Episode−4 】



ヨスガシティ、ポケモンセンター。

シンオウの都会、それも綿密に整備された都市計画の中にあると言うことで、落ち着きのある内装ながら洒落たデザインが特徴だ。

そんなポケセンで、僕たちは相棒の回復を待っている。


 コウキ 「なぁヒカリ」

 ヒカリ 「なんですかコウキさん?」

 コウキ 「前から言おうと思ってたんだけど……」

 ヒカリ 「勿体ぶらないでハッキリ言ってください」

 コウキ 「スカート短すぎないか?」

 ヒカリ 「はい?」
 ▼ 241 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/07/29 20:35:15 ID:tLwE6KJc [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
彼女はヒカリ。


ポケモンリーグ挑戦を目指す旅の中で出会った友達で、今では良いライバル関係だ。

実は彼女が名家のお嬢様だと知ったのは、最近になってから。


道理で言葉遣いがきちんとしてるし、テーブルマナーも良い、高い道具も躊躇いなく購入していた。

にも関わらず、僕が彼女が名家の生まれだと気付かなかった理由は、その服装にある。


 コウキ 「スカート短いって言ってるんだよ」

 ヒカリ 「コウキさんには関係ないことです」


ヒカリの服装は、正直言って軽装過ぎる。

上はノースリーブだし、ピンクのスカートは かなり短い。


とてもじゃないけど、名家のお嬢様が纏うようなスタイルではないのだ。


もっとこう、御淑やかな、清楚な、それでいて素材が高級で、旅の実用性がありそうな、そういう「旅するお嬢様」に相応しい格好が、もっとあるはずである。

にも関わらず、ヒカリのこの軽装は……。
 ▼ 242 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/07/29 20:36:40 ID:tLwE6KJc [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「関係あるわ。そんな短くて恥ずかしくないのか?」

 ヒカリ 「なぜ恥ずかしいのですか?」

 コウキ 「簡単にパンツ見えそうじゃん」

 ヒカリ 「厭らしい目で見ないでください。軽蔑します」

 コウキ 「僕は心配して言ってるんだぞ?」

 ヒカリ 「余計なお世話です」

 コウキ 「だってヒカリ、パンツ見られたら名家の 恥 じゃないのか?」

 ヒカリ 「それは心得ています」

 コウキ 「だったら」

 ヒカリ 「私を誰だと思っているのですか。下着が見えないよう、きちんと計算しています」

 コウキ 「……計算?」

 ヒカリ 「まず、軽装に見えますが、スカートの生地は繊維の編み込みが多い特注品です。少しの風で捲れることはありません」

 コウキ 「ほぉ」

 ヒカリ 「そして、日常的に利用する施設の階段は、バリアフリー法などに基づいて、段の高さが定められています。三角関数を用いて計算すると、この程度の短さでは、故意に覗き込まれない限り、下着を見られることはありません」

 コウキ 「さんかくかんすう……?」

 ヒカリ 「例えば、この階段の5段目に私が立ちます。コウキさんは そこに居て下さい」


そう言うとヒカリは、2階へと続く階段を上った。

彼女を目で追うと、吹き抜けとなった天窓から差し込む日差しと目が合い、思わず目を細めた。
 ▼ 243 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/07/29 20:39:40 ID:tLwE6KJc [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒカリ 「さぁ、私の下着が見えますか?」


目を見開き、高くに居るヒカリを観察する。

スラリとした太ももの先を眺めるも、絶妙な位置にスカートの裾があり、パンツを見ることは出来なかった。


 コウキ 「見えない」

 ヒカリ 「当然です。私の下着を覗くには、第三者の目線から約60度の角度が必要ですが、一般的な建造物の階段では、せいぜい40度が良いところでしょう。階段を上がれば底辺に当たる長さも増す訳ですから、下着を見られる危険性はありません」

 コウキ 「ぐぬぬ……」

 ヒカリ 「コウキさんが三角関数を理解するのは難しいとは思いますが、つまり、私のスカート丈は計算のうえで決めているのです」

 コウキ 「僕のこと馬鹿にしてるだろ?」

 ヒカリ 「コウキさんに心配される筋合いは無いと言うことです」


階段から降りてきたヒカリは、そう言うとツーンとソッポを向いた。

確かにお嬢様は頭の出来が違うのかもしれないけど、こう、あからさまに馬鹿にされると腹が立つ。


 コウキ 「そうか。ヒカリは絶対にパンツを見られないって自信があるんだな」

 ヒカリ 「勿論です」

 コウキ 「じゃあ、勝負しないか?」
 ▼ 244 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/07/29 20:40:41 ID:tLwE6KJc [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒカリ 「勝負……ですか?」

 コウキ 「明日、一緒にヨスガをまわろう。その中でヒカリのパンツを見れたら僕の勝ち。見れなかったらヒカリの勝ち。どうだ?」

 ヒカリ 「はぁ……。コウキさんとヨスガをまわるのは良いですけど、そんな勝負に意味があるとは思えません」

 コウキ 「逃げるのか?」

 ヒカリ 「はい?」

 コウキ 「そんな完璧な計算って言いつつ、本当はパンツを見られるんじゃないかって怖いんだろ?」

 ヒカリ 「馬鹿なこと言わないでください。私の計算は完璧です」

 コウキ 「ならヒカリの勝ち確だろ? 断るってことは、実は自分の計算に自信が無いんじゃないか?」

 ヒカリ 「違います」

 コウキ 「まぁ、人間誰でもミスするさ。ミスを認めるのは怖いかもしれないけど、そのミスを認めてこそ、大人に近づくんだぜ?」

 ヒカリ 「私の計算にミスはありません」

 コウキ 「本当か〜? 証明できるのか〜?」

 ヒカリ 「……良いでしょう。明日1日、私の下着を見せないことで、それを証明してみせます」

 コウキ 「勝負成立だな。じゃあ明日、9時にこのエントランスで待ち合わせな」

 ヒカリ 「分かりました。……ですが、不公平ではありませんか?」
 ▼ 245 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/07/29 20:41:50 ID:tLwE6KJc [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「不公平?」

 ヒカリ 「仮に……仮にですよ? 絶対に有り得ないことですが、仮にコウキさんが勝った場合、私の下着を見れると言うメリットがあります」

 コウキ 「お、おう」

 ヒカリ 「ですが、私が勝った場合、何一つメリットがありません」

 コウキ 「自分の計算の正しさを証明できるんだから良いじゃん」

 ヒカリ 「そんなこと当然なのでメリットには当たりません。よって、私が勝ったら、コウキさんは、私の命令に1つ、従って貰います」

 コウキ 「命令って……、さすがお嬢様」

 ヒカリ 「それでこそフェアな勝負です」

 コウキ 「良いぜ、従ってやるよ」

 ヒカリ 「言いましたね。では、明日の朝9時に会いましょう」


そう言うとヒカリは、自分の部屋へと戻って行った。


ふっ、流石お嬢様、自分のミスを指摘されると認めようとしない完璧主義。

そこを突けば意地でも勝負に乗って来るって読みが当たった訳だ。


こうなれば、僕だって意地でも勝つ。

少しだけ……、準備しておこうじゃないか。

 ▼ 246 村ァ!◆Nhht4EzaZE 19/07/29 22:15:18 ID:Iseo/EIQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
このスレ意地悪な主♂多いなww
支援ァ!ァ!ァ!
 ▼ 247 ブライカ@キトサン 19/07/30 01:35:08 ID:8/UwZUQk NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
いよいよヒカリか
 ▼ 248 ドラ@ボロのつりざお 19/07/30 01:41:10 ID:DMZcudNg NGネーム登録 NGID登録 報告
コウヒカ期待
 ▼ 249 つばん@まひなおしのみ 19/07/31 09:12:53 ID:RC/cfXOo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 250 ースト@ダウジングマシン 19/07/31 20:11:17 ID:M.WQqJDM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえんぬ(ルカリオ風
 ▼ 251 ルキア@ヘビーボール 19/08/01 12:17:17 ID:6puI3Y4M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 252 ゾノクサ@あかぼんぐり 19/08/03 22:20:57 ID:iLVMyQbE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 253 ャモメ@ながながこやし 19/08/05 11:37:57 ID:k8g2BjhA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 254 リッパー@まんぷくおこう 19/08/06 01:28:13 ID:M7v232JE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 255 ンバーン@アクセサリーいれ 19/08/06 09:11:42 ID:34UsKNXg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 256 マヨール@ゴーゴーゴーグル 19/08/07 08:25:40 ID:3DZcKric NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 257 ソクムシャ@カビゴンZ 19/08/08 00:02:22 ID:wPIAS5M2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 258 リルリ@おとしもの 19/08/08 00:55:48 ID:D74g2QoQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヨウ×ミヅキあったらいいな
 ▼ 259 タチマル@べにいろのたま 19/08/09 09:39:28 ID:7AYsTOP. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 260 ブト@あかぼんぐり 19/08/10 21:27:37 ID:3qhIMX5. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 261 バニア@ライトストーン 19/08/12 00:56:19 ID:I8K6FF.U NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守ァ!
 ▼ 262 ロカロス@かいがらのすず 19/08/13 23:33:54 ID:wz1kuev. NGネーム登録 NGID登録 報告
保守
 ▼ 263 ミツルギ@ゆきだま 19/08/17 08:53:19 ID:S4P6ebGg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 264 シデ@きんのパイルのみ 19/08/21 22:48:15 ID:eUawRTh6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 265 ストダス@でんきのジュエル 19/08/22 09:10:26 ID:APQ.Wa7. NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 266 スカーン@サファリボール 19/08/23 14:00:19 ID:x0l6.uMk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 267 ロバンコ@ふしぎなタマゴ 19/08/23 22:59:34 ID:jO1Ad2TI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 268 クライ@はねのカセキ 19/08/26 01:01:20 ID:Zkx.z8pQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 269 ツドン@ほのおのいし 19/08/26 01:03:41 ID:hd6M8rMM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一か月ほど更新を待つ俺たち……
 ▼ 270 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/08/27 23:15:07 ID:xu2Up5tU [1/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

お ま た せ 。


SS企画用に別のSS書いてたけど締切間に合わなくて悔しい。

もういいR-18進めてやるっ!
 ▼ 271 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/08/27 23:15:30 ID:xu2Up5tU [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





夜――、ふれあいひろば。



 コウキ 「う〜ん、流石にこんな時間に飛行タイプのポケモンは……」





  <●>8<●> <●>8<●> <●>8<●>





 コウキ 「あ、居た。そこのネイティたち、ちょっと良いかな?」

 ネイティ1 「なんだよぉ」

 コウキ 「実は僕、ヒカリって女の子と明日ここに来るんだけどさ。ちょっと勝負してて、彼女のパンツを見たいんだ」

 ネイティ2 「意味わかんないよぉ」

 コウキ 「いや、彼女が あんまり自信たっぷりにパンツ見せないって言うから、ちょっとムキになってね」

 ネイティ3 「知らないよぉ」

 コウキ 「そこでだ。君たち3人で頑張って、ヒカリのスカートを捲って欲しいんだ」
 ▼ 272 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/08/27 23:16:35 ID:xu2Up5tU [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ネイティ1 「えっ?」

 コウキ 「羽が育ち切っていないとは言え、頑張って羽ばたけば、スカートを捲るくらいの風は起こせるでしょ?」

 ネイティ2 「3匹で協力すれば出来ると思うけど……」

 コウキ 「じゃあ頼むよ」

 ネイティ3 「けどママが、ニンゲンとは一定の距離を取りなさいって」

 コウキ 「無農薬栽培オボンの実<贈呈用一級品>、3箱用意しました」

 ネイティ1・2・3 「「「 ぼくたち頑張るよ!!! 」」」





ふぅ……。

ひとまず準備オッケーだな。


子供のネイティに会えてラッキーだったな。

純粋な子供なら、美味しいものをあげれば喜んで協力してくれる。


これで明日、ヒカリをギャフンと言わせてやる!

いやヒカリのパンツが見たいとかそういう意味じゃ無くて、名家のお嬢様にありがちな、ちょっと高飛車って言うかツーンって感じのヒカリに、敗北を味あわせて見せる!




 ▼ 273 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/08/27 23:17:21 ID:xu2Up5tU [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





 ネイティ1 「ただいまー」

 ネイティ2 「ママただいまー」

 ネイティ3 「おさんぽ楽しかったー」


 ネイティオ 「兄弟でお散歩も良いけど、こんな遅くまで遊んでちゃダメよ」

 ネイティ1 「はーい」

 ネイティオ 「ん? あなたたち、なに持ってるの?」

 ネイティ2 「なんかね、ニンゲンの男の子に貰ったの」

 ネイティオ 「ニンゲンに!? ニンゲンとは一定の距離を取りなさいって言ってるでしょ!?」

 ネイティ3 「うっ……、ごめんなさい」

 ネイティオ 「まったくもぉ! これが罠だったら大変なことに……あら?」


  無農薬栽培オボンの実<贈呈用一級品> ×3箱

 ▼ 274 イーガ@ウルトラボール 19/08/27 23:17:41 ID:g84A2Pxw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>272
お前もかコウキww
 ▼ 275 ーボ@スーパーボール 19/08/27 23:18:07 ID:Uu0MpdBU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
案の定オボンのみで草
 ▼ 276 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/08/27 23:18:30 ID:xu2Up5tU [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ネイティオ 「ちょっ……、こんな高級品をなぜニンゲンに!?」

 ネイティ1 「なんかね、ヒカリって女の子のスカートを、僕たちが羽ばたいて捲って欲しいって」

 ネイティ2 「そのお礼にって貰ったの」

 ネイティ3 「ママにも食べさせてあげたかったから……、ごめんなさい」

 ネイティオ 「スカートを? あっ、ふーん、そういうこと(察し)」

 ネイティ1 「貰っちゃダメだった?」

 ネイティオ 「いいえ、これは罠じゃないわ。WIN-WINの関係ってことね」

 ネイティ2 「うぃんうぃん?」

 ネイティオ 「要するに、これはお仕事。あなたたちはお仕事を頼まれて、この高級オボンは、その見返り、賃金ってことね」

 ネイティ3 「そっか。僕たち、お仕事たのまれたんだね!」

 ネイティオ 「えぇ。けど、その仕事に対して、高級オボン3箱は破格過ぎるわ。そに男の子に申し訳ない」

 ネイティ1 「じゃあ、返す?」

 ネイティオ 「いいえ、別の協力をしてあげましょう」

 ネイティ2 「別の?」

 ネイティオ 「その男の子は、女の子に悪戯したいのよ。だから、その悪戯のレベルを上げて差し上げるの」

 ネイティ3 「悪戯なんだー」

 ネイティオ 「ママも協力するわ。こんな高級品を頂いた男の子に、しっかりお礼してあげないとね」




 ▼ 277 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/08/27 23:55:40 ID:xu2Up5tU [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





翌朝――。



 ヒカリ 「う〜ん……」


いつものように、目覚まし時計より早く目が覚めました。

実家のシモンズ製ベッドと比べると、ポケモンセンターのベッドの寝心地は、決して良いとは言えません。

けれど、この目覚めの良さは、無意識のうちに、今日と言う日を楽しみしていた証なのだと思います。


 ヒカリ 「今日は、コウキさんと……」


昨日、コウキさんは言いました。

今日1日一緒に過ごし、その間に私の下着を見たのならコウキさんの勝ち、見れなければ私の勝ち、と。


女性の下着についてこれだけ語るのは不純ですが、私が特注品であるスカートを自慢したからムキになったのでしょう。

それに、もとはと言えばコウキさん、私のスカートの短さを心配してくれたのですよね。

私もムキになってしまい、なんだか悪いことをしてしまいました。
 ▼ 278 ルダック@でんきだま 19/08/27 23:56:49 ID:g84A2Pxw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 279 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/08/27 23:56:57 ID:xu2Up5tU [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まぁ、この特注スカートが風で捲れるなんて有り得ませんが、それでも私がコウキさんの勝負を受けた理由――。

今日1日一緒に過ごすと言うのは、一般的な男女関係に照らし合わせれば、デートにほかなりません。


コウキさんとは、旅の途中で知り合った良き友人、切磋琢磨して共に高みを目指す良きライバルでした。


名家の生まれである私は、習い事や稽古事が忙しく、これまで、友達と遊んだ記憶は僅かです。

なので私は、いざ旅に出ても、同年代の方との接し方がよく分からなかったのです。

頼りになるポケモン達との旅は楽しく刺激的なものでしたが、どこかで私は、寂しさを感じていたのだと思います。


そんななか出会ったコウキさん。

コウキさんの――言い方は相応しくないかもしれませんが――庶民的な感情、言動は、私にとってとても新鮮でした。

私の知らない色々なことを教えて下さり、私に色々な経験をさせて下さりました。


そしていつしか私は……、もっとコウキさんの傍に居たいと、思うようになりました。


けれど私は……、私には、その気持ちをどのように伝えれば良いのか、全く分かりません。

そのせいで、私は普段、コウキさんに冷ややかな態度を取ってしまいます。それこそ、嫌われてもおかしくないほどに。

けれど変わらず私と接して下さるのは、コウキさんの人柄、優しさなのでしょう。
 ▼ 280 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/08/27 23:57:51 ID:xu2Up5tU [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日1日、コウキさんと一緒に過ごす……。

それほどの長時間、想い人と過ごすことは、私にとって初めてです。


私、大丈夫でしょうか。

コウキさんに失礼な態度、取ってしまわないでしょうか。

頭の中では分かっていても、いざコウキさんの傍に行くと、緊張と恥ずかしさのあまり、素っ気ない態度が出てしまうと思います。


あわよくば今日、コウキさんとの距離を縮めることが出来れば――。


……と言っても、下着を見せるつもりは微塵もありませんけどね。



 ヒカリ 「さぁ、行きましょう」



身支度を整えた私は、コウキさんと待ちあわせているロビーへと向かいました。


コウキさんとの1日……ふふっ、楽しみですね。




 ▼ 281 ガルカリオ@フェスチケット 19/08/28 09:00:58 ID:UcakC2YE NGネーム登録 NGID登録 報告
待ってたZ!支援
 ▼ 282 ラルバ@1ごうしつのカギ 19/09/01 00:21:42 ID:6hcMcu/w NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 283 ンシカイオーガ@サファイア 19/09/03 00:01:03 ID:T2Yw1Z06 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
新学期ってもう始まってる?
 ▼ 284 イティオ@ジーエスボール 19/09/04 23:38:24 ID:3MccZryE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
剣盾発売までに終わらなそう
 ▼ 285 ビビール@ちりょくのハネ 19/09/08 07:28:49 ID:sv8AcoWk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保持
 ▼ 286 IVIG1YNTZ6 19/09/10 00:16:00 ID:2JoYUKTo [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ヒカリ 「お待たせしましたコウキさん」

 コウキ 「おぉ、おはよ。相変わらず短いスカートだな」

 ヒカリ 「ですから、このスカートは絶対に捲れません。今日は それを証明してみせます」

 コウキ 「その強がり、いつまで続くかな。パンツ見られて恥ずかしくて泣くんじゃねーぞ」

 ヒカリ 「そんなこと有り得ません。コウキさんこそ、私の下着を見れず悔し泣きしないで下さいね」


ああ、ロビーに出て一言目で、こんな喧嘩腰になってしまいました。

実質的なコウキさんとのデートだと言うのに、これでは先が思いやられます。


 コウキ 「ふっ、まぁいいや。行こうぜ」

 ヒカリ 「きちんとエスコートして下さいね。誘ったのはコウキさんなんですから」

 コウキ 「あぁ。それなりのプランは考えてあるから、パンツは抜きに楽しもうぜ」

 ヒカリ 「楽しめるかは私が判断することです」

 コウキ 「相変わらずキツイなぁお嬢様は」


違うんです。

本当は楽しみで仕方がないのですが、どうしても、自分の気持ちを素直に出せないんです。

そのことに気付いて欲しい、と言うのは私の我儘ですが、願わくば、コウキさんとの距離を縮めたいですね。
 ▼ 287 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/10 00:17:05 ID:2JoYUKTo [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


  ヒカリ 「最初は どちらへ?」

  コウキ 「まずは定番のポケモンコンテスト鑑賞。今日はメリッサさんのエキシビジョンがあるんだとさ」

  ヒカリ 「なるほど。それは楽しみですね」



 ネイティ1 「ママ、来たよ」

 ネイティオ 「あの子が高級オボンを下さったのね」

 ネイティ2 「あの女の子のスカートを、僕たちの羽ばたく風で捲れば良いんだよね」

 ネイティ3 「うん」

 ネイティオ 「なら、まずは3匹で頑張ってみなさい。普通のスカートなら、簡単に捲れるはずよ」

 ネイティ1・2・3 「「「 それー! 」」」 バサバサバサッ


  ― ヒュウウウゥゥゥゥゥ


  コウキ 「おっと突風が!」

  ヒカリ 「突風がどうかしましたか?」

  コウキ 「……確かに、ちょっとの突風じゃ捲れないか」

  ヒカリ 「当然です。特殊な生地の説明、昨日しましたよね」
 ▼ 288 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/10 00:17:53 ID:2JoYUKTo [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ネイティ1 「ダメだ。ビクともしないや」

 ネイティオ 「これは手強いわね」

 ネイティ2 「ママも羽ばたくの手伝ってよ」

 ネイティオ 「いいえ。これはあなたたちが引き受けた仕事よ。ママの助けを借りずに、きちんと遣り遂げなさい」

 ネイティ3 「えー」

 ネイティオ 「それがあなたたちの成長に繋がるのよ」

 ネイティ1 「分かったけど……、昨日言ってた、“悪戯のレベルを上げる”って、なーに?」

 ネイティオ 「ふふっ。あの男の子の願望が叶った時の嬉しさを、増大してあげるのよ」

 ネイティ2 「どういうこと?」

 ネイティオ 「私の念動力で……」


  ― クワッ!


  ヒカリ 「っ!?」 ビクッ!

  コウキ 「ん? どうした?」

  ヒカリ 「いっ、いえ……なんでもありません!」
 ▼ 289 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/10 00:18:43 ID:2JoYUKTo [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ネイティ3 「ママなにしたの? あの女の子、ビクってなったよ」

 ネイティオ 「成功ね」つ(ヒカリのパンツ)

 ネイティ1 「あ、パンツだ」

 ネイティ2 「女の子のパンツだー!」

 ネイティオ 「そうよ。これであの女の子はノーパン。スカートが捲れたら、あの男の子の嬉しさは倍増でしょうね」

 ネイティ3 「ママすごーい」

 ネイティオ 「さぁ、ここからはあなたたちの出番よ。頑張ってあの女の子のスカートを捲ってあげなさい。あなたたちの頑張り、ママ、しっかり見届けてあげるからね」

 ネイティ1・2・3 「「「 はいっ! 」」」




 ▼ 290 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/10 00:19:28 ID:2JoYUKTo [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 コウキ 「それでさ。トバリのグレッグル祭りの射的で――」

 ヒカリ (うぅ……) モジモジ


有り得ないことが起こりました。

私の下着が……、突然、本当に突然、消えてしまったんです。

いくら特殊生地のスカートとは言え、この状態で捲れてしまったら、大変なことになります。


 コウキ 「……ん? どうしたヒカリ?」


どうしましょう……。

今日はヨスガ観光なので、着替えは全てポケモンセンターの自室に置いたまま。

下着を買いに お店に……、いえ、今はコンテストに向かっています。ここでショッピングの提案は勝手すぎます。


 コウキ 「おーいヒカリ?」


コウキさんのデートプランにショッピングが入っていれば、下着を買いに行くことが出来ますが……。

男性がショッピングをプランに盛り込むと言うのは、一般的に期待できません。

なら、頃合いを見計らって私から提案して……。
 ▼ 291 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/10 00:20:21 ID:2JoYUKTo [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「聞いてるのかヒカリ?」

 ヒカリ 「……あっ! えっと、はい」

 コウキ 「どうしたんだよ。さっきから上の空だったぞ」

 ヒカリ 「いえ、なんでも……」

 コウキ 「もしかして、コンテスト興味無かったか?」

 ヒカリ 「そんなことは!」

 コウキ 「じゃあ……、やっぱ内心、スカート捲れそうで不安とか?」

 ヒカリ 「そっ、そんなことありません! 特注で作らせたこのスカートは……」


  ― ヒュウウウゥゥゥゥゥ

 ヒカリ 「きゃぁぁぁっ!?」 バッ


 コウキ 「えっ……どした?」

 ヒカリ 「ぁっ……///」 カァァ
 ▼ 292 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/10 00:21:31 ID:2JoYUKTo [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
うぅっ……、思わず声が出てしまいました。

それに、この程度の風なら捲れるはずがないのに、スカートを押さえて……。


 コウキ 「おいおい、特注の生地なんだろ? スカート押さえる必要ないんじゃないか〜?」

 ヒカリ 「そっ、そうですけど……」

 コウキ 「ホントはパンツ見られるの恥ずかしいんだろ? ギブアップしても良いんだぜ? 私が間違ってました〜、って謝ってくれればな」

 ヒカリ 「わっ、私のスカートは一般的な安物とは違うんです!」

 コウキ 「お、おう。流石、名家のお嬢様は違うな」


あぁっ……、私、思わずコウキさんに失礼なことを……。

金銭面で庶民を見下すような言動は慎むようにと、常日頃から教えられてきたのに……。


 コウキ 「まぁいいや。ほら、あれがコンテストホール。9時半開演だから、少し急ごうぜ」

 ヒカリ 「はい……」


そう言ってコウキさんは、小走りでコンテスト会場に向かって行きます。

けど私は……、走れません。走っているタイミングで強風が吹いたら、もしかしたら……。
 ▼ 293 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/10 00:22:15 ID:2JoYUKTo [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「おーい、早くしろって」

 ヒカリ 「っ! いま行きます!」


下着が無い状態で、丸一日……。

下半身が普段よりスースーして落ち着きません……。

なにより、もし万が一、何かの拍子でスカートが捲れてしまったら……。


何故、こんなことに……。

せっかくコウキさんとデート気分を味わえると言うのに……。


早く一日が終わって欲しい……。

けれど、コウキさんとは少しでも時間を共にしたい……。


どうして、どうしてこんなことに……。




 ▼ 294 ミッキュ@Zパワーリング 19/09/10 01:47:34 ID:bd1MABdY NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 295 ガハッサム@きのみぶくろ 19/09/10 09:40:33 ID:0tSM5KZY NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援。

何も履いてない状態でめくられて見られても下着は見れないからヒカリの勝ちになるはず
 ▼ 296 ッキング@ばんのうごな 19/09/11 23:40:18 ID:wPRskaf2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
4円
 ▼ 297 ャワーズ@わすれもの 19/09/12 00:39:11 ID:NT26BSS2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
えっっっろ
 ▼ 298 236えん】 ひろった! 19/09/12 12:30:00 ID:DXjYbcw. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 299 キワラシ@こだいのおまもり 19/09/14 22:47:32 ID:j/6QlDxo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
sin
あ、支援
 ▼ 300 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/15 22:30:28 ID:Joo.eohs [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 コウキ 「うぉ……、さすがメリッサさんのエキシビジョン。けっこう混んでるな」

 ヒカリ 「そ、そうですね……」


コンテスト会場は、確かに混雑していました。

ロビーの椅子は全て埋まり、通路空間にも観客が滞留し、受付には長蛇の列。

日常的に行われるコンテストだけなら、ここまでの混雑には ならないと思います。


 コウキ 「まぁ、僕は昨日のうちにネット予約の前売り券を手配して、コンビニ発券しておいたから関係ないんだけどね」

 ヒカリ 「コウキさん、いつの間に発券を?」

 コウキ 「集合時間の前に、ちゃちゃっとね」

 ヒカリ 「そうでしたか」

 コウキ 「パンツを見るためとはいえ、今日は2人で観光なんだ。男たるもの、レディーに不便な思いは させたくないからね」

 ヒカリ 「はぁ。“下着を見る”という条件さえなければ、素直にお礼も言えるのですけどね」
 ▼ 301 つばん@ふうせん 19/09/15 22:31:11 ID:J1h.NtLc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 302 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/15 22:31:36 ID:Joo.eohs [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
用意周到なコウキさんの行動は有難いですし、正直、嬉しいです。

コウキさんも、今日のことをデートと捉えてくれているのでしょうか。

うぅ……、下着さえ きちんと穿いていれば、もっと楽しめるのですが……。

けれど、建物内ならば強風を気にすることはありません。階段にさえ気を付ければ……。


  ― ヒュウウウゥゥゥゥゥ


 ヒカリ 「きゃっ!?」 バッ


って、なぜ建物内なのに風が!?



  「なによ今の風〜」

  「空調壊れてるんじゃないの?」

  「それかホラ、気圧差でドアが開くと凄い風になるやつ」



  <●>8<●> メクレナカッタネ
  <●>8<●> ヤッパリテゴワイネ
  <●>8<●> モットガンバラナイトネ
 ▼ 303 ェルダー@ホロキャスター 19/09/15 22:32:53 ID:YOPA82HM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 304 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/15 22:35:23 ID:Joo.eohs [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「いや〜、今の風には驚いたな」

 ヒカリ 「おっ、おかしいですよ。建物内なのに」

 コウキ 「ってかヒカリ、またスカート押さえてんじゃん。やっぱ捲れるの怖いんだろ?」

 ヒカリ 「そんなことっ……!」


けれど――。

もし、この場でスカートが捲れてしまったら――。

下着を穿いていない私の恥ずかしいところを、こんなに大勢の人に――。


 ヒカリ 「っ……///」 ゾクッ


 コウキ 「ほら、もう入場はじまってるぜ」

 ヒカリ 「あっ、はい」
 ▼ 305 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/15 22:36:23 ID:Joo.eohs [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウキさんの呼びかけで、ハッと我に返りました。

なんでしょうか。恥ずかしいことのはずなのに、何故か体がウズウズとします。


下着を見られること自体、本来とても恥ずかしいことなのに。

だからこそ、風でも捲れることのないスカートを、特殊な生地で特注して頂いたのに。


 ヒカリ (大丈夫です。このスカートは特注品、絶対に捲れません。捲れなければ、下着を穿いていなくても問題ないはずです……)


今の私には、そう自分に言い聞かせるしかありません。

大丈夫、絶対に大丈夫です。


けれど、もし、もし万が一、捲れてしまったら……。

それは、裸を見られることと ほとんど同義ではないでしょうか。

本来は二重に隠すべきところを、大勢の人に見られるなんて……。


 ヒカリ (ぁぁっ……///) ゾクッ


だっ、大丈夫です!

信じましょう。絶対に大丈夫です!
 ▼ 306 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/16 00:18:56 ID:PJ3YYTR6 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


メリッサさんのエキシビジョンは、大歓声をもって幕を閉じました。

フワライドとムーマージ、一見不気味そうなポケモンではあるものの、そんな印象を吹き飛ばすような、可憐で鮮やかなステージが披露されました。

2匹の織り成す美しいワザ、コンビネーション、そして的確な指示でそれを形にするメリッサさんの技量には脱帽です。

息を呑む、とは、こういうことを指すのでしょうね。



 コウキ 「いや〜良かったね!」

 ヒカリ 「はい。“シャドーボール”を あれほど美しく魅せるなんて、やはりメリッサさんは格が違いますね」

 コウキ 「ヒカリが言うってことは間違いないな。僕もあの“シャドーボール”は凄いと思ったよ」

 ヒカリ 「ふふっ。珍しく意見が合いましたね」

 コウキ 「やっぱ綺麗なものって、みんなの心を動かすんだね」


素晴らしい演技を見たからなのか、コウキさんとの会話も弾みます。

普段は緊張のあまり素っ気ない態度を取ってしまいますが、今は自然な想いを自然のまま伝えることができます。

楽しいです。本当に。

思わず下着が消えたのを忘れてしまうほどに……。
 ▼ 307 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/16 00:20:26 ID:PJ3YYTR6 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒカリ 「ぁっ……!」


そう、忘れてしまうほどに、油断していました。


一般的にこういった会場は、映画館をイメージすると分かりやすいですが、全ての客席からステージを見れるような作りになっています。

一方で、映画館とは違って観客の詰め込みも重視するため、前の席との間隔は狭くなっています。

この2つを両立させるには、前の席との高低差を付ける必要があり、それは即ち、会場を移動する階段が、通常よりも急な角度なのです。


 コウキ 「どうした?」

 ヒカリ 「いえ……、あのっ」


出口へと続く、急角度の階段。

私の後ろに続くコウキさん。

スカートへの意識が逸れていた私。


もしかして……。

 ▼ 308 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/16 00:21:26 ID:PJ3YYTR6 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒカリ 「……見えました?」


見えていないはずです。

見えていたら、コウキさんは自分の勝利を宣言するはずです。


けれど、私は今、下着を穿いていません。

もしコウキさんに、私のお尻を見られたら……。

きっと私は、破廉恥な女と思われてしまうでしょう。

下着を穿いていない事実を目の当たりにして、コウキさんは果たして、それを口に出すでしょうか。

衝撃の事実に、あえて見なかったことにするのでは……。



 コウキ 「正直、惜しかった」

 ヒカリ 「っ……///」

 コウキ 「見えそうだったけど……、いや、自然に見ようと頑張ったんだけど、見えなかったんだよ」

 ヒカリ 「そっ……そんなこと頑張らないで下さいっ ///」

 コウキ 「やっぱ一筋縄じゃ行かないよなぁ」


うぅっ……、楽しいデートのはずなのに。

少しの油断も出来ないなんて、本当に……、本当にひどいです。ひどすぎますよぉ……。

 ▼ 309 ツボット@グランドコート 19/09/16 00:38:55 ID:KJb2LlCw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒカリのリーリエ化で草
 ▼ 310 ワンコ@おおきいマラサダ 19/09/16 06:46:06 ID:EZLU4xJw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 311 IVIG1YNTZ6 19/09/17 00:50:59 ID:XpBkS3wM [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 コウキ 「次は大型ショッピングモール“ヨスガヨ”に行くけど……、ヒカリ?」

 ヒカリ 「なんですか」

 コウキ 「なんでスカート押さえてるのかな〜?」

 ヒカリ 「それはっ……」


コンテスト会場を出て、次に向かうのは大型ショッピングモール“ヨスガヨ”。いま話題の複合ショッピング施設です。

会場からも近いので、徒歩移動の最中ですが――。


 コウキ 「そのスカート、捲れないんだろ? なら押さえる必要ないんじゃないか? それとも、やっぱり怖いのか?」

 ヒカリ 「っ……そんなこと、ありませんっ!」


コウキさんに指摘され、私はスカートから手を離しました。

このままでは、自ら負けを認めたことになってしまいますし。

しかし、もう負けを認めても良いような気がしてきました。コウキさんに恥ずかしい姿を見られるくらいなら、一時だけ、素直になる方が……。


  ― ヒュウウウゥゥゥゥゥ


 ヒカリ 「いゃぁっ!?」 バッ

 ▼ 312 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/17 00:52:03 ID:XpBkS3wM [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あぁっ……、私っ、また……。

コウキさんの顔を確認すると、やはりニヤニヤしていました。


 コウキ 「ヒカリのそんな声、初めて聞いたかも」

 ヒカリ 「ぅっ……///」

 コウキ 「パンツ見られるの怖いんだろ〜? 私が間違ってましたって言っちゃった方が楽じゃないのか〜?」

 ヒカリ 「わっ……私が負けるはずありません! このスカートは計算されて作られているんです!」

 コウキ 「なら、なんでそんな悲鳴あげるんだ?」

 ヒカリ 「そっ、そのっ……、よ、余裕で、私が余裕で勝利してしまったら、コウキさんのショックが大きいと思ったんです!」


うぅ……、なに言ってるんでしょう、私。

負けを認めるべきなのに、コウキさんの煽りともとれる言動から、ついムキになってしまいました。

これでもう、後戻りは出来ません……。
 ▼ 313 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/17 00:52:50 ID:XpBkS3wM [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「お気遣いどうも。けど、演技にしてはリアルだったな〜。ホントはさ、僕に見られるの、恥ずかしいんでしょ?」

 ヒカリ 「コウキさんに見られるなんて有り得ません」

 コウキ 「そっか。でも、この突風でさ。スカートの裾の方、さっきから少し捲れてるんだよね」

 ヒカリ 「ぇっ……///」 ドキッ

 コウキ 「惜しいところまで来てるから、時間の問題だと思うけどね」


裾の方が少し捲れている……?

確かに今日は異様に風が強いですし、裾の方なら捲れてしまう可能性はあります。

ということは、タイミングが悪ければ、私の恥ずかしいところ、コウキさんに……?

私の大切なところが、コウキさんに……?


 ヒカリ 「っ……///」 ゾクッ


またっ、体がっ……。

ダメなのに、恥ずかしいのに、どうして体が熱くなるんでしょう……。

ムズムズします……、どうして……。


 ▼ 314 ッスグマ@ネクロプラスソル 19/09/17 00:54:10 ID:JQaMMO1A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえn
 ▼ 315 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/17 23:37:43 ID:XpBkS3wM [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 コウキ 「さて。“ヨスガヨ”に着いた訳だけど」

 ヒカリ 「さすがに混んでいますね」


話題の大型ショッピングモールとあって、大勢のお客さんで賑わっています。

5階建ての広大な建物は、中央部が吹き抜けになっていて、非常に開放感があります。

けれど、吹き抜けと言うことは、下のフロアから上のフロアを見上げることが出来るということです。

通路を歩く時は、なるべく吹き抜けとは逆側に居ないと、下から覗かれてしまう危険があります……。


 コウキ 「次も定番、映画鑑賞さ」

 ヒカリ 「なるほど定番ですね。どんな映画を?」


デートの定番と言えば、ラブストーリー。

甘い恋の物語を鑑賞して、自然と手を繋ぎ合って……、みたいなことを、ドラマで見たことがあります。

コウキさんが、これをデートと認識していれば、もしかしたら……。
 ▼ 316 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/17 23:39:06 ID:XpBkS3wM [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「新海誠って知ってる?」

 ヒカリ 「えっと……はい。“君の名は。”で一躍有名になった方ですよね」

 コウキ 「そう。今は“天気の子”が公開されてるね」

 ヒカリ 「話題ですもんね。私はまだ“天気の子”を見ていませんから、ちょうど……」

 コウキ 「いや、違うんだ」

 ヒカリ 「違う?」

 コウキ 「“天気の子”が大ヒットしてるからって、ここ、新海誠の過去の映画を特別上映してるんだよ」

 ヒカリ 「過去の……? “君の名は。”が最初では なかったのですか?」

 コウキ 「あぁ。見るのは……あのポスターのやつ」



“雲のむこう、約束の場所”

 2004年公開

 新海誠製作第2弾、長編映画としては初の作品
 ▼ 317 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/17 23:40:10 ID:XpBkS3wM [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒカリ 「初めて聞きました」

 コウキ 「ちょうどシンオウ(北海道)が話のキーになる映画なんだ」

 ヒカリ 「なるほど。だから特別上映を」

 コウキ 「……まぁ、滅びるんだけどね」

 ヒカリ 「はい?」

 コウキ 「あぁ、見てからのお楽しみ。行くよ。チケットはコンビニ発券しておいたから」


新海誠と言えば、いまや知らない人は居ないほど有名な監督さんです。

アニメ映画ということで、私は特段に好きと言う訳ではありませんが、せっかくコウキさんがチケットを買ってくれたのです。

有難く鑑賞させて頂きましょう。


別に、ラブストーリーの映画を期待した訳ではありませんよ。

ただ……、恋人向けの映画を、異性と一緒の鑑賞してみたい、という気持ちは ありました。

“君の名は。”にも恋愛――とまでは言えないかもしれませんが主人公とヒロインの物語がありましたし、あわよくば、この映画でも……。





* * * * * * * *



* * * * *



* * *


 ▼ 318 リゴンZ@しつもんメール 19/09/17 23:42:02 ID:LP8o5d92 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 319 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/09/17 23:42:20 ID:XpBkS3wM [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ヒカリ 「私、アニメ映画を甘く考えていました……。本当に、素晴らしい作品でした」

 コウキ 「うん。新海作品の映像美は、15年前から変わらないね」


“雲のむこう、約束の場所”という映画、その世界観に、気付けば私は のめりこんでいました。

現実世界を舞台とした、本当に美しい描写。

それが、主人公の語り、止め絵、さらに音楽が絶妙に絡み合い、何とも言えない映像美を醸し出しているのです。


 ヒカリ 「特に音楽が良かったです。静かなる美しさ……とでも言いましょうか」

 コウキ 「あぁ、やっぱり!? 新海作品の初期の作品、ホントに音楽が最高なんだよ!」

 ヒカリ 「心に響きますね。優しいシーンは優しい曲調、見せ場のシーンは緩急付けて、本当に、この映画の重要な構成要員と感じました」

 コウキ 「確かにRADWIMPSの音楽とコラボするのも良いけどさ。新海作品と言えば、こういう、落ち着いた、優しい感じの曲がマッチするんだよ」

 ヒカリ 「えぇ。私、この映画のDVD購入しようと思います」

 コウキ 「ははっ、ドハマリだね、ヒカリ」

 ヒカリ 「はいっ」

 コウキ 「じゃあ良い時間だし、レストラン街に行こうよ。お昼しながら感想言い合おうぜ」

 ヒカリ 「ふふっ。そうしましょうか」


気付くと私は、自分でも信じられないくらいの笑顔を、コウキさんに向けていました。

普段は素っ気ない態度になりがちなのに、今この場では、自然体で接することができる――。


コンテスト会場でもそうでしたが、美しいもの、楽しいことに触れると、人は笑顔になれるのですね。

今日一日こんな雰囲気が続けば……、私とコウキさんの距離は、縮まってくれるでしょうか。
 ▼ 320 カグース@でかいきんのたま 19/09/18 07:26:04 ID:d36INkAo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 321 ーゴヨン@どくバリ 19/09/18 22:42:01 ID:MThkLI.o NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 322 リヤード@すいせいのかけら 19/09/21 00:43:05 ID:UjeE05tQ NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 323 タグロス@フレンドボール 19/09/21 11:09:52 ID:g35YKDuI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 325 マシュン@ニビあられ 19/09/23 14:30:05 ID:xGp.47g2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 326 ビィ@メガグローブ 19/09/25 00:24:12 ID:BJs26WV. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 327 ガヘラクロス@バトルサーチャー 19/10/03 00:46:25 ID:yaKg6BA2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 328 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/03 01:39:10 ID:fBUQfD6E [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


昼食は、コウキさんがチョイスしたイタリアンレストランに入りました。


グリル野菜のピッザを2人でシェアし、モッツァレラチーズとトマトのカプレーゼ、それにバーニャカウダも。

デザートはティラミスとアイスティー。

どれも美味しく、自然と笑みが零れました。こう言ってはなんですが、モール街のレストランも、それなりに美味しいのですね。

それに何より、映画の話題で話が弾んだことも、料理を美味しく頂けた理由だと思います。


あとは、コウキさんと一緒だったから……。


コウキさん、私の話を遮ることなく、けれど自分の感想も膨らませてくれて、本当に、楽しい一時でした。

“下着を見せたら負け”なんてルール無しに、普通に一緒に過ごしたかったですね。
 ▼ 329 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/03 01:39:51 ID:fBUQfD6E [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「ところでさ。このモールにスケートリンクも入ってるんだ。そこ行ってみない?」

 ヒカリ 「スケートですか」

 コウキ 「そう。そこでヒカリのトリプルアクセルを」

 ヒカリ 「却下」

 コウキ 「即答だね」

 ヒカリ 「そんなことしたらスカート捲れてしまうじゃないですか!」

 コウキ 「ちぇ」


前言撤回。

コウキさん、ちょくちょく下心を挟んでくるので油断できません。


 コウキ 「じゃあゲームコーナー行こうよ。楽しめると思うよ」

 ヒカリ 「ゲームコーナーですか……」

 コウキ 「あれ? 嫌い?」

 ヒカリ 「いえ。そういう所は、行ったことがなくて……」
 ▼ 330 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/03 01:40:47 ID:fBUQfD6E [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「流石お嬢様だね」

 ヒカリ 「そういった娯楽施設は治安が悪いと教えられています。家系は関係なく、行くべきではないと思います」

 コウキ 「大丈夫だよ。ショッピングモールのゲームコーナーなんだから、家族連れも多いし、安全だよ」

 ヒカリ 「しかし……」

 コウキ 「それに、僕が一緒なら大丈夫だろ?」

 ヒカリ 「っ……///」


それは恐らく、“私が1人でゲームコーナーに入ることを止められている”と考えての、コウキさんの発言だと思います。

ですが私にとっては、“コウキさんが守ってくれるから”というニュアンスに、一瞬、捉えてしまいました。


好きな人に守って貰いたい――、それは、女の子なら誰もが憧れることだと思います。

私も例外ではありません……が、悲しいかな、それを表に出す術を、私は知らないのです。


こうして一緒に居ると言うのに。

こんなに近くに居ると言うのに、それが出来ないなんて……。


 ▼ 331 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/03 01:41:34 ID:fBUQfD6E [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 コウキ 「もう少し右……あぁそのへん!」

 ヒカリ 「はっ……はい!」


UFOキャッチャーで狙っているのは、ポッチャマのぬいぐるみ。

かれこれ二千円ほど使っているものの未だにゲットできず、もはや普通に購入した方が安いとすら思えてきますが――。


 コウキ 「よし上手く掴んだ!」

 ヒカリ 「このまま落ちずに行けば……」


UFOキャッチャーは、私たちを虜にしてしまいます。

自分でアームを動かして、絶妙なポイントを割り出して景品をゲットする――、夢中にならないはずがありません。


 ヒカリ 「あっ……取れました!」

 コウキ 「よっしゃ! やったなヒカリ!」

 ヒカリ 「はいっ」
 ▼ 332 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/03 01:42:17 ID:fBUQfD6E [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そしてついに、私たちはポッチャマのぬいぐるみを手に入れました。

なめらかな触り心地、マイクロビーズが入っているのか、抱き心地も最高です。こんな素晴らしいものが、ゲームコーナーの景品だなんて。


 コウキ 「どうだヒカリ。楽しいだろ?」

 ヒカリ 「えぇ。とっても」

 コウキ 「明るいし、空気も澱んでないし。小さい子と家族もいる。治安が悪いなんて嘘っぱちだろ?」

 ヒカリ 「そのようですね。勉強になりました」

 コウキ 「じゃあ次……、エアホッケーやるか?」

 ヒカリ 「エアホッケー……ですか」

 コウキ 「卓球に近いかな。空気の力で浮いてる球を打って、相手のゴールに入れるんだ。ま、実践した方が早いな」



と言う訳で、早速実践です。

浮いた球を打ってゴールに入れる……、なるほど。壁の反射を計算するとコウキさんのミスを誘えますね。
 ▼ 333 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/03 01:43:12 ID:fBUQfD6E [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 コウキ 「っ……! ヒカリ、ホントに初めてか?」

 ヒカリ 「はい。面白いですねっ」


11対2で私の勝利です。

ふふっ、コウキさん、素早い反射に対応できていませんね。


 コウキ 「もう1回だ! 次こそは勝つぞ!」

 ヒカリ 「えぇ、のぞむところです。行きますよ……」



  「あーもうちょっと!」

  「ばか声デカいよ!」



ふと、私の背後から声が聞こえました。

振り向くと、まだ小さい……7歳くらいでしょうか。小学校に上がっているかいないかくらいの男の子2人が、私たちの方を見ていました。
 ▼ 334 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/03 01:44:15 ID:fBUQfD6E [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒカリ 「あなたたち、なにかご用ですか?」

 ガキA 「ほらバレたじゃん!」

 ガキB 「だって、あともう少しだったのに!」

 ヒカリ 「もう少し?」

 コウキ 「ん? ヒカリの強さに釘付けだったのか?」

 ガキB 「ホッケー打つ時にね、おねーちゃんのパンツ見えそうだったよ」

 ヒカリ 「えっ!?」 ドキッ

 ガキA 「ちょっと背伸びして打つから、もうちょっとでパンツ見えたんだけどなー」

 ヒカリ 「なっ……///」

 ガキB 「ねぇ、パンツ見せてよー」

 ガキA 「見せてよー」

 ヒカリ 「だっ……ダメに決まってるじゃないですか! ///」

 コウキ 「ダメだぞ君たち! 僕だってまだヒカリのパンツ見れてないんだから!」

 ヒカリ 「コウキさんっ!」

 ガキA 「わー逃げろー」

 ガキB 「逃げろー!」


 コウキ 「ったく」

 ▼ 335 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/03 01:45:26 ID:fBUQfD6E [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
うぅ……、ホッケーに夢中になるあまり、スカートのガードが疎かでした。

確かに、ネット近くで球を打ち返すために、少し背伸びする格好になっていました。

小さい子供の視点からなら、私の下着が見えてしまっても、おかしくありません。


けれど、あの子供たちは「見えない」と言っていました。

それは、そのままの意味なのか、それとも、いま私は下着を穿いていないから、「見えない」と言ったのか。


 ヒカリ 「っ……///」 ゾクッ


子供に私の恥ずかしい所を、見られたかもしれない――。

そう考えると、また、私の体はゾクゾクと震えあがりました。今日まで経験したことのなかった感覚、体が熱くなるような、不思議な感覚……。


 コウキ 「やめようぜ」

 ヒカリ 「……すみません」

 コウキ 「親の顔が見てみたいよな。ヒカリのパンツを見ようなんて100年早いわ」

 ヒカリ 「……///」

 コウキ 「最後にプリクラやって出ようぜ」

 ヒカリ 「プリクラ……ですか?」

 ▼ 336 ジュマル@あやしいカード 19/10/03 09:36:20 ID:PQNIeWmA NGネーム登録 NGID登録 報告
おっ!更新来てる!!
支援
 ▼ 337 ガタブンネ@ゴツゴツメット 19/10/03 09:57:08 ID:rAR.BGOE NGネーム登録 NGID登録 報告
>>335
最後らへんコウキも大概で草
支援!
 ▼ 338 ーギラス@6ごうしつのカギ 19/10/03 22:56:14 ID:0zNMnnS6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
sien
 ▼ 339 レッフィ@オニゴーリナイト 19/10/04 00:22:09 ID:XujUcI4Y NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 340 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/04 22:02:52 ID:0/LERw7c [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「プリクラ知らないの?」

 ヒカリ 「知っていますけど、使うのは初めてです」

 コウキ 「そっか。じゃあ初体験だな!」


ゲームコーナーの一角に、プリクラ専用のスペースがありました。

何台ものプリクラ機が集結していて、ここだけ別空間のように感じます。

全て違う物なのかどうかは分かりませんが、中には列が出来ている躯体も。女子校生がガヤガヤと声を上げながら、プリクラに夢中になっています。


 コウキ 「今のプリクラって そんなに性能変わらないから、どれでもいいよな」

 ヒカリ 「お任せします」

 コウキ 「じゃあ、その手前のやつで」


プリクラ機を、こうして間近で見るのは初めてです。もっと言えば、中に入るのも初めてです。

電話ボックス程の大きさ、お世辞にも広いとは言えませんが、その空間に、コウキさんと入ります。
 ▼ 341 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/04 22:04:22 ID:0/LERw7c [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「ほら。ここ操作すると、背景を変えたり、文字やスタンプを押せるんだ」

 ヒカリ 「意外とハイテクなのですね」


操作画面を覗き込むと、自然とコウキさんとの距離が近くなります。

そして私の鼓動は早まります。

あぁ、これから撮影と言うのに、私の顔、赤くなっていないでしょうか……。


 コウキ 「ここはシンプルに、背景は“リッシ湖”でいこう。アグノムとコイキングのスタンプで……」

 ヒカリ 「わぁ……」

 コウキ 「手書き文字も入るけど、ヒカリ、なんか書くか?」

 ヒカリ 「えっ……と、急に言われても」

 コウキ 「じゃあ、“ヒカリのパンツみてやるぜ……”」

 ヒカリ 「ストップ。やめてください」

 コウキ 「なんで?」

 ヒカリ 「はぁ……。もっと、思い出に残るようなこと書いてくださいよ」

 コウキ 「例えば?」

 ヒカリ 「貸して下さい」


私はコウキさんからタッチペンを受け取り、画面に記しました。

“Haben Sie eine schone Zeit mit jemandem in der Liebe”


 ▼ 342 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/04 22:06:00 ID:0/LERw7c [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「えっ……なんて書いたんだよ」

 ヒカリ 「コウキさんには分からないでしょうね」

 コウキ 「英語……じゃないよな? 何語だよ〜?」

 ヒカリ 「ふふっ、ご自分で調べて下さいね。ほら、準備完了って出てますよ」

 コウキ 「ったく。じゃあほら、もっと寄るぞ」 グイッ

 ヒカリ 「ぁっ……///」


  ― 3、2、1、カシャッ!


 コウキ 「んー? どうしたヒカリ。もっと笑って写らないと」

 ヒカリ 「こっ、コウキさんが急に動いたから、驚いたんですよ」

 コウキ 「なんだよヒカリ〜? 恥ずかしいのか〜?」

 ヒカリ 「断じて違います!」

 コウキ 「まぁ、プリクラは こういうものだからさ。撮り直しできるから、次は笑って写ろうぜ」

 ヒカリ 「はい」
 ▼ 343 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/04 22:08:24 ID:0/LERw7c [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
撮影直前、不意にコウキさんが私の肩を抱き寄せたので、思わず体が固くなってしまいました。

これほどまでコウキさんと密着したのは初めてです。

思わず表情も強張ってしまいましたが……、コウキさんは それを、私がプリクラ初体験だからだと思っているのでしょう。


 コウキ 「ほら、カメラ目線で」

 ヒカリ 「ふふっ、はい」


でも、違うんですよ、コウキさん。

好きな人に急に抱き寄せられて、平静を保てる人なんて稀です。

けれど、自分から意識して距離を縮める分には、大丈夫そうです。


  ― 3、2、1、カシャッ!


私はコウキさんに寄り添って、カメラに微笑みました。

コウキさんの体温を肌に感じるほどに。

恥ずかしいことですが、プリクラを撮るという状況下、それは何ら不自然なことではありません。

そう自分に言い聞かせることで、なんとか平静を保てました。
 ▼ 344 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/04 22:10:00 ID:0/LERw7c [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「お、良い写真じゃん。これで良いよな?」

 ヒカリ 「えぇ」

 コウキ 「じゃあ、決定、プリント……っと」


プリントされた写真はシールになっているとは知っていましたが、予想外に画質が良くて驚きました。

笑顔で写る私とコウキさん、リッシ湖の背景に、漫画チックなコイキングとアグノムのスタンプ。

そして、私が書き込んだメッセージ。


 コウキ 「良い写真じゃん!」

 ヒカリ 「そうですね。初めて使いましたが、案外楽しいですね」

 コウキ 「だろ? ヒカリも真面目ぶってないで、もっと色んな所で遊んだほうが良いぜ?」

 ヒカリ 「別に真面目ぶっているつもりは ありませんよ」

 コウキ 「言ってくれれば、いつでも遊び連れて行ってやるぞ?」

 ヒカリ 「……考えておきます」


あぁ、ここは喜ぶべきところなのに。

コウキさんと、バトル以外でのプライベートの交流、私の方からも お願いしたいところなのに……。
 ▼ 345 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/04 22:13:03 ID:0/LERw7c [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「案外ここで時間使っちゃったな。次、行こうぜ」

 ヒカリ 「はい」


気付けば既に、15時をまわっていました。

あと2時間ほどで、今日のコウキさんとの交流は終わってしまいます。

下着を穿いていない今の私にとって、それは歓迎すべきことかもしれませんが、内心では、どこか寂しい気持ちもあります。


 コウキ 「って言うかヒカリ、買い物とかするか?」

 ヒカリ 「!」


チャンスは突然、と言ったところでしょうか。

ここで下着を購入すれば、この後のコウキさんとの時間を、何も心配することなく過ごせます。

コウキさん、なんだかんだで“ショッピング”という、女の子のツボをつくプランを考えてくれていたのですね。少しだけ見直しました。


 コウキ 「せっかくのショッピングモールだし、ブティックとか覗いてみるか?」

 ヒカリ 「はい、それでは……」
 ▼ 346 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/04 22:17:45 ID:0/LERw7c [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「あー、でもアレか。ヒカリくらいの名家のお嬢様だと、流石にショッピングモールの安物は買えないか」

 ヒカリ 「なっ……」

 コウキ 「なら、変にここで時間取るより、次の場所に行った方が良さそうだな」

 ヒカリ 「あっ……、はい」


うぅ、なに流されてるんですか、私は。

ここは「それでも興味あるので少しだけ覗いてみましょう」と提案すれば良かったじゃないですか。


しかし、これはコウキさんの一種の気遣いです。

私が名家の人間だと知っているからこそ、このような安物を買わせるのは失礼だと思ったに違いありません。

コウキさんは何も悪くありません。何も悪くないんです。

普段からコウキさんに対して、少し高飛車な態度を取っている私の、自業自得とも言えるでしょう。


それに考えてみると、私は こういったモール街で買い物をしたことなんて無い訳ですから、どのように振る舞えば良いのか分かりませんし……。


あぁもぉ……、なにやってるんでしょう、私……。


 ▼ 347 ャルマー@クイックボール 19/10/06 01:43:57 ID:k7jA/QVQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 348 ェルダー@こだいのどうか 19/10/06 01:49:08 ID:2w96tCCk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>341の外国語、ドイツ語だと思うけど内容全くわかんねーや
 ▼ 349 プリン@にじいろのはね 19/10/06 18:46:17 ID:yx/./HHw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
あの文章誰か和訳頼む
支援
 ▼ 350 ギアナ@にじいろのはな 19/10/06 18:48:11 ID:yx/./HHw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
そういやGoogle翻訳なんてあったな
 ▼ 351 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/07 02:58:54 ID:k59MiRGg [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




 コウキ 「最後はド定番だけど、ふれあい広場で のんびりしようぜ」

 ヒカリ 「自然を満喫、ですね」

 コウキ 「あぁ。今まではガヤガヤしてたから、最後くらいはな」



ふれあい広場とは、ヨスガシティ郊外にある大きな公園です。

ヨスガシティのような都会では、自分のポケモン――特に大型のポケモンを出せる場所が少ないため、ポケモンと自由に触れ合えるようにと作られました。

広大な面積を誇り、森や川、人造湖も造られ、都会とは思えないほどの自然を満喫できます。


 コウキ 「うーん……! たまにはバトルを忘れて自然と触れ合うのも悪くないね」

 ヒカリ 「はい。野生ポケモンも沢山ですし……、なんだか旅立った当初を思いだします」

 コウキ 「あ、屋台でてるじゃん」
 ▼ 352 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/07 03:00:00 ID:k59MiRGg [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
見ると、遊歩道の一角で、「コイキング焼」と書かれた屋台が営業していました。

もちろん私は、屋台で何かを買って食べたことなんてありません。


 コウキ 「ちょっと買ってくるよ。ヒカリ、屋台のもの食べたことないでしょ」

 ヒカリ 「あっ、コウキさん……!」


私の返事を待たずに、コウキさんは屋台へ駆けて行きました。


お見通しなんですね、私のこと。

それとも、私が名家の生まれであることが原因でしょうか。

ショッピングモールでもそうでしたが、名家の生まれであるが故、安いお店、安い食べ物には縁がないと思われているのでしょうか。


 コウキ 「お待たせ。焼きたて買って来たよ」

 ヒカリ 「あっ、ありがとうございます」

 コウキ 「ここじゃ味気ないから、奥のほう行って食べようぜ」


そう言ってコウキさんは、舗装されていない遊歩道を、森の奥の方へと進んで行きます。

確かに屋台のまわりではガヤガヤしていますし、人気(ひとけ)の無い場所の方が、私にとっても好都合です。
 ▼ 353 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/07 03:04:00 ID:k59MiRGg [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ヒカリ (名家の生まれと言うのは、時に寂しく感じます……)


よく、お金持ちは世間から掛け離れてる――なんて言われることがあります。

そうした嫌味を他人に与えないよう、言動には気を付けるようにと、小さい頃から教わってきました。


しかし実際、それは難しいものです。


買い物にしても食べ物にしても、どうしても、私と他人とでは違うのです。

現にコウキさんも、それを感じていると思われます。


 ヒカリ (でも、コウキさんは……)


普通なら、距離を取られると思うんです。

今まで……、今まで仲の良かった友達は、私が名家の生まれであることを知ると、距離を取るようになりました。

お金目当てで執拗に絡んで来た人もいましたが、いつの間にか――おそらく家の者が手を回したのでしょうが――、私と関わらなくなりました。
 ▼ 354 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/07 03:05:26 ID:k59MiRGg [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



でも、コウキさんは、違いました。



旅の途中で知り合った良き友人、切磋琢磨して共に高みを目指す良きライバルである、コウキさん。

私が名家の生まれだと知っても、変わらず普通に接してくれているのです。


嬉しかったです、私。

名家の生まれであることを特別視しない、コウキさんの優しさが。


気を遣わなくていい友人というのは本当に有難く――。

いつしか私は、そんなコウキさんの優しさに甘え、自分の言動に遠慮することを忘れつつありました。


コウキさんを小馬鹿にするような言動を、知らずのうちに取っていたかもしれません。

それなのにコウキさんは、変わらず私に接してくれて……。

 ▼ 355 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/07 03:06:16 ID:k59MiRGg [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 コウキ 「お、その切り株とか良さそうじゃん!」


森を進んで行くと、小さな広場がありました。

適度に管理されている森なだけあって、鬱蒼とした雰囲気ながらも、安心して落ち着けるスペースが点在しています。

ここもその一つでしょう。切り株はベンチ代わりですね。


 コウキ 「ここで食べよう。座りなよヒカリ」

 ヒカリ 「はい」


その切り株に腰掛けると、隣にコウキさんも腰を下ろしました。

切り株というのは、そこまで大きくありませんし、円形をしています。よってコウキさんとの距離は、かなり近く……。


 コウキ 「はい、コイキング焼。まだ温かいよ」

 ヒカリ 「ありがとうございます」

 コウキ 「メジャーに餡子入りを買って来たよ。これが一番美味しいかな。食べてみなよ」

 ヒカリ 「では……いただきます」

 コウキ 「僕もいただきまーす」
 ▼ 356 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/07 03:07:36 ID:k59MiRGg [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コイキングを模った生地の……これは焼き饅頭の部類でしょうか。

一般的な“たい焼き”より一回りも二回りも大きく、両手で掴み、初めてそれを頬張りました。


 ヒカリ 「ぁっ……、美味しいですね」

 コウキ 「だろ? 甘さ控えめの生地と甘い餡子の組み合わせが最高なんだよね」

 ヒカリ 「本当ですね。変にしつこくなく……、優しい甘さです」

 コウキ 「良かった。こう……安いものだからさ、口に合うかどうか心配したよ」

 ヒカリ 「そんなことは……」


やはりコウキさんは、普通に接してくれては いるものの、どこかで私のことを、気にかけているみたいです。

コウキさんの感性が、名家の生まれである私に、通用するのかどうか……。


 ヒカリ 「あの、コウキさん……」

 コウキ 「どうした?」


肩と肩が触れ合うほど近くに居るコウキさんは、不思議そうな顔で私のほうを向きます。

けれど……ふふっ、頬に餡子が付いています。可愛らしですね。


そんなコウキさんの子供っぽい一面に、背中を押されたような気がしました。



 ヒカリ 「私、コウキさんに、伝えなければならないことがあります」


 ▼ 357 リムガン@メンバーズカード 19/10/07 13:46:04 ID:fJvUnxvA NGネーム登録 NGID登録 報告
>>350
なにこれ素敵
支援
 ▼ 358 ンリュウ@アクロママシーン 19/10/07 16:13:12 ID:s59IzC2A NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援
 ▼ 359 ンデツンデ@まひなおし 19/10/09 17:21:18 ID:wz/IACJw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ん
 ▼ 360 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/09 23:08:17 ID:FwT6Pczo [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
私は立ち上がって、コウキさんに向き合います。

コウキさんの目を真っ直ぐ見つめるつもりが、やはり恥ずかしくなって、少しだけ視線をずらしてしまいました。


 コウキ 「どうしたんだよ改まって」

 ヒカリ 「そのっ……」


コウキさんに、自分の素直な気持ちを伝える――、今この場は、またとないチャンスです。

この機会を逃したら、きっともう二度と、同じような場面は訪れないでしょう。

恥ずかしさなんて一時です。私は、逃げたくありません……!


 ヒカリ 「……ごめんなさい」

 コウキ 「えっ?」


そうして口に出たのは、ただ一言、謝罪の言葉でした。

これでは説明不足です。きちんと、自分の言葉で全てを伝えないと。
 ▼ 361 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/09 23:09:47 ID:FwT6Pczo [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「何に対して謝ってるんだよ? えっ……ホントはスカート捲れるのが怖いってことか?」

 ヒカリ 「っ……それは今は置いといてください!」

 コウキ 「じゃあ……」

 ヒカリ 「私っ……、今日一日コウキさんと一緒に過ごして、そのっ、色々と考えてしまったんです」

 コウキ 「考える? なにを?」

 ヒカリ 「コウキさんは、私に対して“普通に”接してくれます」

 コウキ 「普通って……、え?」

 ヒカリ 「そのっ、私が名家の生まれと知っても、コウキさんは、私に対して、普通に接してくれていますよね」

 コウキ 「ん? あぁ、そりゃ勿論」

 ヒカリ 「でもそれは、私にとって、とても有難いことなんです」



私は一生懸命、コウキさんに伝えました。


名家の生まれだと知って離れて行った友達が何人もいるなか、コウキさんは、変わらず接してくれている。

それが私にとって、どれだけ有難いことか。どれだけ支えになったことか。どれだけ人生を豊かにしてくれたか。


ぎこちない説明になってしまったかもしれませんが、自分の言葉で、自分の想いを、コウキさんに伝えました。
 ▼ 362 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/09 23:11:17 ID:FwT6Pczo [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒカリ 「にも関わらず、私はコウキさんに……、コウキさんを、小馬鹿にするような言動を、してしまいました」

 コウキ 「そんな、考え過ぎだよヒカリ。僕は全然……」

 ヒカリ 「いえ。私はコウキさんの優しさに、甘えてしまったんです。コウキさんのような優しい方でなければ、縁を切られていたかもしれません……」

 コウキ 「大袈裟だなぁ。僕のほうだって、逆にヒカリが お嬢様であることを、今までイジったりしてたじゃん。お互い様だよ」

 ヒカリ 「けれど私は、家の教えを――、言動には気を付けるようにと言う教えを、コウキさんの優しさに甘えて、破ってしまったんです」

 コウキ 「大変だね、名家の生まれも」



 ヒカリ 「だから私は、コウキさんに謝りたいんです。本当に……今まで、申し訳ありませんでした」



 コウキ 「いやいやいや、顔を上げてよヒカリ。僕は全然気にしてないって言うか、そういうヒカリとの掛け合いも、なんだかんだで楽しんでたし」

 ヒカリ 「………」

 コウキ 「なんて言うかさ。今までヒカリを不快に思ったことなんて無いし、むしろ、嬉しいかな」

 ヒカリ 「嬉しい……?」

 コウキ 「だってさ、要するにヒカリは、僕に対して、その……遠慮、しなかったってことでしょ。僕に対して、自然体で居てくれたってことでしょ?」

 ヒカリ 「自然体……」

 コウキ 「かしこまって仲良くするより、何でも言い合える、何でも分かり合える関係の方が、僕は大事だと思うんだ」

 ヒカリ 「それは……、そうですが……」

 コウキ 「それってさ。僕が……、ヒカリお嬢様は、僕に、心を開いてくれたってことだよね?」
 ▼ 363 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/09 23:12:14 ID:FwT6Pczo [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒカリ 「あっ……」

 コウキ 「むしろその方が嬉しいよ。お嬢様に気に入って貰えて、光栄だよ」 ニカッ


コウキさんは、眩しい笑顔を見せてくれました。

私のことを“お嬢様”と持ち上げてくれましたが、それは距離を置いてるとか、壁を作っているとかでは ありません。

何でも言い合え、何でも分かち合える関係だからこその発言なのでしょう。


 ヒカリ 「コウキさん……」


本当に、コウキさんは良い人です。

たまに口は悪いですし、ちょっと下心もありそうですが、とっても良い人です。


私は以前から、もっとコウキさんの傍に居たいと、コウキさんと距離を縮めたいと、思っていました。

しかし私には、どうすればいいか分からず、恥ずかしさと緊張から、コウキさんを小馬鹿にしたり、素っ気ない態度を取ってしまっていました。

でもコウキさんは、そんな私を嫌うこと無く、ずっと普通に接してくれていました。
 ▼ 364 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/09 23:12:58 ID:FwT6Pczo [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヒカリ 「ダメですね、私……」

 コウキ 「えっ?」

 ヒカリ 「コウキさん。ぁのっ、今まで……、ありがとうございました」

 コウキ 「いやそんな、お礼を言われるようなこと僕は してないよ」

 ヒカリ 「コウキさんにとっては普通のことかもしれませんけど、私にとっては、本当に、特別なことなんです」

 コウキ 「特別な?」

 ヒカリ 「今日一日、こうして一緒に遊んで頂いて、はっきりと実感しました」


あぁ、もう、後戻りは出来ません。

コウキさんが私にとって、どれだけ特別な存在か。どれだけ眩しい存在か。

コウキさんに伝えるのは、今を逃しては他に無いでしょう。


 コウキ 「ヒカリ……」

 ヒカリ 「私は……」
 ▼ 365 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/09 23:14:00 ID:FwT6Pczo [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウキさんも、立ち上がります。


そして、私の目をしっかりと見つめてくれています。


それが余計に緊張を煽りますが、むしろそれは、心地良い緊張と言うのでしょうか。それによって私の決意が変わることはありません。





 ヒカリ 「私は、コウキさんのことっ……」




















 ネイティオ 「今よ!」


 ネイティ達 「「「 はいっ!!! 」」」

 ▼ 366 シコ@こおりのいし 19/10/10 00:10:45 ID:Ed7UPUz. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ぎゃーっ
 ▼ 367 ーナノ@こだいのツボ 19/10/10 00:11:10 ID:Ed7UPUz. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援支援大支援
 ▼ 368 ドラ@ポケモンずかん 19/10/10 07:09:19 ID:nw2wqssM NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
これは大試練
 ▼ 369 ーブイ@タウリン 19/10/10 07:20:01 ID:6TR6eXEA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援ですわ
 ▼ 370 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/10 22:32:42 ID:Mf6wyJYU [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



  ― ビュオオオオオオォォォォォォォ!!!





 ヒカリ 「ひゃっ!?」

 コウキ 「えっ……」





  ― ブワッ





 ヒカリ 「ふぁっ……ぁぁっ……///」

 コウキ 「えっ……えええぇぇっ……!?」










 ネイティオ 「素晴らしいわ! よく頑張ったわね!」

 ネイティ1 「うん! 僕たち頑張った!」

 ネイティ2 「女の子のスカートめくれた!」

 ネイティ3 「僕たち兄弟の結束の力だね!」

 ネイティオ 「グスッ、立派になって……、今日は お祝いよ。頂いたオボン、みんなで食べましょうね」

 ネイティ1 「わーい!」

 ネイティ2 「やったー!」

 ネイティ3 「お祝いだー!」

 ▼ 371 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/10 22:33:21 ID:Mf6wyJYU [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


突風が、吹きました。


今までに経験したことのないような、物凄い突風でした。


その突風は、私の特注生地のスカートを、いとも簡単に持ち上げて……。



 コウキ 「ヒカリっ……、えっ!? パンツは!?」

 ヒカリ 「ぁっ、あぁぁっ……///」

 コウキ 「なんで穿いてないの!? いや……マジなんで!?」



見られた……。

コウキさんに……見られた……。

私のっ、私の恥ずかしいところ……、コウキさんに、しっかり……。
 ▼ 372 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/10 22:34:21 ID:Mf6wyJYU [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ヒカリ 「っ……!?」 ゾクゾクッ


その瞬間、私の体に異変が起こりました。


今日これまで何度か経験した、無性に体が熱くなる現象。

体がムズムズして、体がゾクゾクと震えるような、今日まで感じたことのなかった、不思議な感覚。

それらが全て合わさって、大波となって、私の体を襲ったのです。


 ヒカリ 「ぃっ……ぁっ、ぁぁぁっ……///」


コウキさんに見られた……。

恥ずかしい、恥ずかしいのにっ……、こんな恥ずかしいことっ……。

だめっ、からだっ、おかしいですっ……!


 ― チョロッ


 コウキ 「ぇっ……ヒカリっ!?」

 ▼ 373 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/10 23:08:50 ID:Mf6wyJYU [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ヒカリ 「ぃっ……いやぁぁぁぁぁっ……!?」


  ― プシャッ、チョロロロッ……ジョロロロロロロォォォォォ……



体が熱くなって。

頭の中がボーっとして。

お股がムズムズしたかと思うと――。


私は、自分の意思とは関係なく、おっ、お漏らし、してしまいました。


下着を穿いていないので、その恥ずかしい液体は、勢いよく地面に降り注がれていきます。


一部は太ももを伝って靴下に吸い込まれていきますが、大部分は、恥ずかしい音を立てながら、地面に大きな水たまりを作っていきます。


 ヒカリ 「ぁっ、だめっ……やぁぁぁぁっ……///」
 ▼ 374 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/10 23:09:37 ID:Mf6wyJYU [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
止まらないっ……、なんでっ……!?

尿意なんて全く無かったのにっ、どうしてっ……!?


それにっ、体のゾクゾクが……、止まりませんっ……。



 ― ジョォォォォッ……プシャッ、ピシャッ……ポタッ、ポタッ……



 ヒカリ 「ぁっ……、ぁぁっ……」 ガクガクガク


私、コウキさんの前で、お漏らしを……。

コウキさんの見ている前で、とっても恥ずかしいこと……。


驚きの表情で私を眺めているコウキさん。


あぁ、私、もう……。


頭の中が真っ白になって、不意に意識が遠のいて行きました。

こんな現実、受け入れたくない――、そんな自己防衛が働いたのでしょうか。

足がガクガクと震えだして、私の体は……。
 ▼ 375 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/10 23:10:35 ID:Mf6wyJYU [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「おいヒカリ!?」 ガシッ


地面に倒れそうになったかと思うと、コウキさんが、私を抱きかかえてくれました。

優しいです、コウキさん。

けれど今は、その優しさが辛いです。

こんな恥ずかしい、はしたない姿を、間近で見られてしまって……。



 ヒカリ 「グスッ、ぅっ、ぃゃっ……///」 バッ!


 コウキ 「あっ……待てよヒカリ!?」


私は耐えられず、コウキさんの腕を振りほどいて走りだしました。


……が、未だ体の火照りと言いますか、ゾクゾクとした違和感がおさまらず、うまく走れません。

結局、すぐ近くの大木に手をつき、そのまま座り込んでしまいました。
 ▼ 376 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/10 23:11:35 ID:Mf6wyJYU [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「ヒカリ……」

 ヒカリ 「ぅっ、グスッ、んっ……」


当然、すぐにコウキさんに追いつかれてしまいました。

私は顔を上げることが出来ず、ただただ、涙を流すことしかできません。


 コウキ 「そのっ、ごめんね。僕、トイレ休憩とか、ちょっとスケジュール甘かったかもしれない……」


違うんです。

コウキさんは、なにも悪くないんです。


 コウキ 「けど安心して! このこと、絶対に誰にも言わないから。それだけは約束するから!」


名家の生まれの人間が、異性の前で粗相をした――。

こんなことが知れ渡ってしまったら、私の立場はありません。それこそ、名家の顔に泥を塗るようなことです。


 ヒカリ 「んっ……グスッ、ぉねがいっ、します……」


止まらない涙。

私は精一杯、声を絞り出し、コウキさんにお願いしました。
 ▼ 377 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/10 23:12:57 ID:Mf6wyJYU [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
みっともない。情けない。

普段コウキさんを小馬鹿にするような態度を取っていた私の、こんな姿。


コウキさんは、どんな気持ちで今の私を見ているのでしょうか……。




 コウキ 「……僕、さっきの切り株の広場に居るよ」

 ヒカリ 「………」

 コウキ 「落ち着いたら……、声、かけてくれると、嬉しいな」


そうして、コウキさんの足音が遠ざかって行きました。


コウキさん、本当に……本当に、優しいですね。

変に声をかけずに、私の気持ちが落ち着くまで、そっとしておいてくれるのですね。

こんな私なのに……、こんな私のためを思って……。





 ヒカリ 「ぅっ、グスッ、ぅぇぇぇぇん……グスッ、うゎぁぁぁぁぁぁぁん……」





コウキさんの優しさに、私はまた、甘えることになってしまいました。

しばらくの間、私は一人、声を上げて、泣き続けました。




 ▼ 378 スモッグ@マゴのみ 19/10/11 07:28:47 ID:b8wQIKeA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 379 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/11 23:53:23 ID:nSmUpGY2 [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





 ヒカリ 「コウキさん……」





どれくらい経ったでしょうか。

夕焼けが深まっているのを見るに、長い時間、私は泣いていたと思います。

気持ちの整理は ついていませんが、このままコウキさんを待たせ続ける訳にはいかないので、先ほどの切り株の広場に、戻ってきました。


 コウキ 「ヒカリ。良かった、来てくれて。大丈夫?」

 ヒカリ 「はい……、そのっ」

 コウキ 「じゃあ、そろそろ帰ろうか。預けてるポケモンたち、帰りが遅いと心配しちゃうからね」

 ヒカリ 「あっ……」


コウキさんは、なにも見なかったことにするつもりです。

私の身に起きた恥ずかしいことを、全て、見なかったことにするつもりです。
 ▼ 380 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/11 23:53:43 ID:nSmUpGY2 [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いいえ、そういう訳にはいきません。

こんな現実、コウキさんの優しさに甘えてしまうなんて、申し訳なさすぎます。


 ヒカリ 「待って下さい」


振り向いたコウキさんは、なんだかバツの悪そうな顔をしています。

当然ですよね、目の前で粗相をした相手を前に、どういった顔をすべきなのか、普通は分からないですよ。


 ヒカリ 「あのっ……、たっ、大変っ、グスッ、失礼いたしました……」

 コウキ 「あっ、あぁいや! ホント大丈夫。忘れよう、その方が良いよ、良いに決まってる」

 ヒカリ 「……私、罰が当たったんだと思います」

 コウキ 「罰……?」

 ヒカリ 「今までコウキさんに対して、小馬鹿にするような言動を取って来てしまって……。きっとその罰です」

 コウキ 「そんなこと無いって。僕は本当に全然……」

 ヒカリ 「私の下着、消えてしまったんです」
 ▼ 381 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/11 23:54:03 ID:nSmUpGY2 [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「えっ?」

 ヒカリ 「朝、コウキさんと会うまでは、穿いていました。当然ですよ。下着を穿かないでコウキさんと会うはずがありません」

 コウキ 「うん……」

 ヒカリ 「ですが……、コンテスト会場に着く直前、消えてしまったんです」

 コウキ 「消えた……」

 ヒカリ 「本当なんです。私っ、下着を穿かずに徘徊するような不埒な趣味は持っていません! それだけは……信じて下さい」

 コウキ 「信じる、信じるよ」

 ヒカリ 「ありがとうございます。……それで私、体が、おかしくなってしまったんです」

 コウキ 「体が?」

 ヒカリ 「はい。ずっと恥ずかしさを感じているうちに、体の中がゾクゾクとするような……、初めての感覚でした」

 コウキ 「そうか。風が吹くたびに悲鳴を上げてたのは、そのせいだったのか」

 ヒカリ 「お恥ずかしいです……」

 コウキ 「いや当然だよ。いくら特殊な生地とは言え、ノーパンでミニスカートだなんて」

 ヒカリ 「そっ、そのせいで私っ、そのゾクゾクが積み重なって、コウキさんの前で、そのっ……///」

 コウキ 「いいよ、言わなくて」

 ヒカリ 「すみません……///」
 ▼ 382 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/11 23:54:29 ID:nSmUpGY2 [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「でも、突然パンツが消えるって……。誰かの悪戯としか――(ん?)」

 ヒカリ 「はい。でも、心当たりが全く……」


  コウキ (あれ? もしかして、あのネイティたちの仕業だったりする? エスパーだし? えっ、それヤバくない?)


 ヒカリ 「もしかすると私、知らずのうちに、誰かに恨まれていたのかもしれません。でなければ、こんな仕打ち……」

 コウキ 「い、いや! そんなことないよ! 考えすぎだよヒカリ!」

 ヒカリ 「しかし……」

 コウキ 「世の中にはさ。人間に悪戯して喜ぶ野生ポケモンも沢山いるって、前にテレビで言ってたよ! 今回たまたま! たまたまヒカリが悪戯されちゃったんだよ!」

 ヒカリ 「そうでしょうか……」

 コウキ 「そうだよ! だってホラ、仮に恨まれてたら、もっと酷いことされるでしょ普通? それこそ、命を狙われるとか、誘拐されて身代金を要求されるとか!」

 ヒカリ 「それは……、そうですけど」

 コウキ 「だから大丈夫だって! もし誰かに恨まれてて、ヒカリに危害を加えそうになったら、僕が守ってあげるからさ!」

 ヒカリ 「ぁっ……はい。ありがとう、ございます……///」


とっても心強い言葉、頂きました。

コウキさん、本当に優しいですね。

私、ますますコウキさんのこと……。
 ▼ 383 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/11 23:54:45 ID:nSmUpGY2 [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「あと、僕の方こそ……、ごめんね」

 ヒカリ 「コウキさん?」

 コウキ 「ヒカリのスカート捲れたとこ、バッチリ見ちゃった。そのっ、ヒカリの、アソコとか……」

 ヒカリ 「っ……///」

 コウキ 「でも! 忘れるから! 僕は何も見てない! それに誰にも言わないから!」

 ヒカリ 「……もぉ ///」

 コウキ 「今回の勝負も、無かったことにしようね」

 ヒカリ 「はい……」

 コウキ 「あ、いや。厳密に言うと、ヒカリの勝ちか?」

 ヒカリ 「えっ?」

 コウキ 「だって、“ヒカリのパンツを見たら僕の勝ち”ってルールなら、僕はヒカリのパンツ見てないもん」

 ヒカリ 「そうかもしれませんけど……」


もっと恥ずかしい所を見られてしまった手前、もはや私の負けは確定です。

うぅっ……、私の大切な所……、コウキさんに……///
 ▼ 384 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/11 23:55:06 ID:nSmUpGY2 [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「だからヒカリの勝ち。約束通り、ヒカリの命令に1つ従うよ」

 ヒカリ 「結構ですよ。こんなに優しくして頂いて、これ以上のこと……」

 コウキ 「いや、約束は約束だよ。ほら、なんでもいいんだから。“今日のことは絶対に言うな”とかでも良いし。そうすれば、僕は絶対に守る。その方がヒカリも安心だろ?」

 ヒカリ 「そこまで言って頂けるのでしたら……」


あれだけ恥ずかし思いをしたのに、私の、コウキさんへの想いは変わりません。

そしてコウキさんも、あれほど はしたない私の姿を見たと言うのに、私への態度は変わりません。

コウキさんの優しさは、本物なのですね。


 ヒカリ 「あのっ、コウキさん……」

 コウキ 「うん。なんでもどうぞ」





 ヒカリ 「こんな私で良ければ……、そのっ、抱きしめて、下さい……///」




 ▼ 385 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/11 23:55:53 ID:nSmUpGY2 [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
うぅ……、言ってしまいました。

自分でも顔が真っ赤になっていることが分かります。


 コウキ 「えっ……ヒカリ?」


驚きの表情を見せるコウキさん。

私は深呼吸して、優しい彼に、改めて向き合います。


 ヒカリ 「こんなことになってしまいましたが、今日一日、コウキさんと一緒に過ごして、とても楽しかったです」

 コウキ 「あぁ……うん。そう言って貰えると僕も嬉しい……かな」

 ヒカリ 「私はそのっ……、コウキさんと、もっと一緒に居たいです。こんな気持ち、コウキさんが初めてです……」

 コウキ 「うん……」

 ヒカリ 「お恥ずかしい話ですが、私は……恋愛と言うものが、どういうものなのか……分かりません。しかし恐らく……、この気持ちこそ、正しく恋愛、なんだと思います」

 コウキ 「ヒカリ……」

 ヒカリ 「私、コウキさんのことが……好き、です……///」
 ▼ 386 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/11 23:56:47 ID:nSmUpGY2 [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
伝えました。しっかりと。

今まで心のうちに秘めていた私の想いを、今日ようやく、コウキさんに……。





 コウキ 「ありがとう」 ギュッ


 ヒカリ 「ふぁっ……///」 ドキッ





コウキさんは、私を抱きしめてくれました。

逞しい身体つき、凛々しい表情、暖かな心、コウキさんの温もり。

鼓動が早まって、顔が一気に赤くなって、気持ちが高揚していくことが、自分でも分かります。


嬉しい。


そして私も、コウキさんを、抱きしめました。

ぎこちないかもしれませんが、初めてなので仕方ないと自分に言い聞かせます。

コウキさんも、私の温もり、感じてくれているでしょうか。
 ▼ 387 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/11 23:58:49 ID:nSmUpGY2 [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 コウキ 「ヒカリとはさ、ライバルであって、旅仲間であって、長い付き合いだったけど……、こんなに素直なヒカリの気持ちを聞けたの、初めてだよね」

 ヒカリ 「そのっ、今まで……、コウキさんのことを男性と意識すると、緊張してしまって……」

 コウキ 「ヒカリは名家の お嬢様。でも僕は、普通の凡人。つり合うとは思えない」

 ヒカリ 「そんなことっ……!」

 コウキ 「そう思って、僕……、躊躇ってたんだ。ヒカリに告白するの」

 ヒカリ 「えっ? それって……///」

 コウキ 「僕も……いつからか、ヒカリのこと意識してた。僕もヒカリのこと、好きだよ」 ギュッ

 ヒカリ 「ぁっ……こっ、コウキさん……///」 カァァ



あぁ、夢みたいです。

コウキさんも、私のこと、想っていてくれて。

これが相思相愛というものでしょうか。

私たち、良きライバルであって、心の中では、お互いのこと……。



 コウキ 「好き。ヒカリ可愛いもん。スカートのなか見えそうで見えなくて、いつもドキドキしてたもん」

 ヒカリ 「……ふふっ。私の恥ずかしいところを見たんです。ちゃんと責任とって下さいねっ ///」

 コウキ 「ははっ。これからもよろしくね」

 ヒカリ 「はいっ。えへへっ ///」





 コウキ×ヒカリ、「お嬢様のスカート事情」


   ――― 完 ―――


 ▼ 388 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/11 23:59:59 ID:nSmUpGY2 [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



Twitterの某絵師さんのコウヒカに影響され、この長さである。

もっと手短に纏める技術を身に付けるべき。



次回、トウヤ×トウコ、「草食男子に惚れる時」(仮)。



台風19号には、くれぐれも気を付けようね!


 ▼ 389 バニー@こだいのきんか 19/10/12 00:12:16 ID:UTsQ6ZaE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 Y
(・◎・)ネオアーム(ry砲準備!支援!
 ▼ 390 ロンダ@がんせきおこう 19/10/12 00:12:27 ID:aNnIBNAQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ありがとーございます すっげーよかったです


タイトル(仮)が変わったのは同じ物語の視点変更とか?
 ▼ 391 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/10/12 00:26:42 ID:BwAcLfVU NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>390
単に前タイトルは違う気がするんで没りました
 ▼ 392 ーブイ@インドメタシン 19/10/12 00:44:48 ID:ik2wH34U NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
無事悶え死んだ、これで悔いなく眠れる。乙でございま―――(ここで文章は途切れている
 ▼ 393 テラ@おさそいメール 19/10/12 08:43:27 ID:aNnIBNAQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>391
返答あざます
 ▼ 394 ルバット@きのみプランター 19/10/12 20:40:04 ID:BW6I.VpM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いいスレに出会った。
もし全部終わったらサトシの各ヒロインバージョンも見たいです。
 ▼ 395 ッコウガ@まがったスプーン 19/10/13 13:24:03 ID:8.ZYn022 NGネーム登録 NGID登録 報告
ひとまず乙
 ▼ 396 ガリザードンX@まひなおし 19/10/13 19:27:39 ID:ynggjy.c NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 397 ライガー@かたいいし 19/10/15 12:23:17 ID:bYFEY97w NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 398 イリキー@グラシデアのはな 19/10/18 01:10:44 ID:n7TcC0Po NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 399 ハコモリ@ゴーストZ 19/10/19 23:24:51 ID:zqhc37u. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>394
この人サトシのssもよく書いてたから探してみな
 ▼ 400 チエナ@チョークいし 19/10/22 00:38:27 ID:hR3Q7RQU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 401 プ・テテフ@きぼんぐり 19/10/22 05:50:06 ID:LM/6myNg NGネーム登録 NGID登録 報告
素晴らしい
支援
 ▼ 402 ンフィア@イリマのノーマルZ 19/10/23 06:50:10 ID:SrLAJIhQ NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援
 ▼ 403 ャタピー@ヒレのカセキ 19/10/23 08:13:44 ID:hAkI75lg NGネーム登録 NGID登録 報告
すごく良かった
支援
 ▼ 404 クロム@ミックスオレ 19/10/27 23:48:16 ID:Vs4gWpAQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これもしかしなくても剣盾またぐからユウリ×マサルもあるのか…?
こんなに長く続くスレだと思わなかった
 ▼ 405 ッソン@ロックカプセル 19/10/28 15:47:59 ID:/01w/ChU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 406 ッシブーン@アクロママシーン 19/10/29 02:13:30 ID:GiVsHsJk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
甲州街道さんのトウトウ好きだからとても楽しみなのです
 ▼ 407 ビビール@ライブキャスター 19/11/04 22:37:48 ID:b.EU8kVg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 408 ャスパー@モコシのみ 19/11/11 17:07:06 ID:u0ZkfK5g NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 409 ュワワー@きんのおうかん 19/11/12 00:53:29 ID:uA4.7CNw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 410 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/11/16 00:00:18 ID:xwMAk/Ow [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



【 Episode−5 】



 「ふん……、キャップにホットパンツ。お洒落には無縁な気の強そうな女、悪くねぇ」

 「キャプテン、今日のネタは……」

 「あの女だ。なぁに、気が強そうでも、所詮は女だ。俺たちにかかれば手も足も出ねぇ」

 「了解しやした」

 「いつも通りに頼むぜ、お前ら」

 「任せて下さい」





 ▼ 411 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/11/16 00:01:56 ID:xwMAk/Ow [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イッシュ地方、ライモンシティ。

ここはイッシュの交通の要。地下鉄の全路線がここライモンを起点とし、イッシュ各地へ路線を伸ばしている。

ライモン中央駅、午前8時過ぎ。


 トウコ (まったく。かったるいわね……)


今日はアララギ博士の研究発表がソウリュウシティであり、その手伝いを頼まれているトウコ。

彼女は博士に世話になっているため、この依頼を引き受けたのだが、内心は面倒なようだ。


 トウコ (ホントだったらシングルトレインの連勝記録に挑戦してるのにな〜)


加えて、まだ朝ラッシュは終わっていない。

これから来るソウリュウ方面の地下鉄――、環状内回りのホームは、多くの人で ごった返している。


 トウコ (ソウリュウまで座れないかな……)


うんざりしながら、適当な乗車位置に足を進めるトウコ。

……その直後。

まるで、トウコが並んだのを見計らっていたかのようなタイミングで、ガタイの良い青年の団体が、彼女の後ろに並んだ。
 ▼ 412 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/11/16 00:03:04 ID:xwMAk/Ow [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
当然、自分の後ろに誰が並ぶかなどトウコは(と言うより多くの人は)気にすることなく、携帯音楽プレイヤーを操作している。

青年集団は、ちょうど10人。

トウコの後ろにピッタリ並び、なにやら目で遣り取りしている。


間もなくして、列車がホームに入って来た。


 『ご乗車ありがとうございましたライモン中央です。降りる方が終わりましたら、ご順にご乗車ください。内回り電車、間もなく発車です』


多くの人が地下鉄から吐き出され、また、吸い込まれていく。

ここライモン中央駅は、イッシュ地下鉄の中で最も乗降人数の多い駅だ。


前の人に続き、トウコも車内に入る……と同時に、後ろの青年集団は、グイグイと彼女を車内へと押し込んで行った。


 トウコ 「ちょっ……」
 ▼ 413 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/11/16 00:04:12 ID:xwMAk/Ow [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
思わず声を出したトウコだが、この駅でラッシュ時、こういう詰め込みは日常茶飯事。特段気にすることではない。

――のだが。

トウコは青年集団に流される形で、反対側のドアまで押し込まれてしまった。


 トウコ (なによ……、これじゃ座れるの絶望的じゃない)


座席のスペースに行けなかったことに腹立たしさを感じるトウコだが、この位置ならば、ドアに寄り掛かれるというメリットもある。

座れるか不確定なスペースに行くより、楽な体勢を維持できるドア前の方が、ラッシュ時は得かもしれない。


 トウコ (まぁ良いか。こっち側のドアは ずっと開かないし)


そうしてトウコは目を瞑り、イヤホンから流れる音楽に意識を向かわせた。

ソウリュウシティまでの退屈な移動、少しでも体力を使わないようにするらしい。


しかし、そのせいでトウコは気付いていない。

ガタイの良い青年集団10人に、完全に囲まれてしまっていることに。
 ▼ 414 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/11/16 00:05:01 ID:xwMAk/Ow [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
規則的なリズムを奏でて、地下鉄は闇の中を進んで行く。

景色が見えない、座れない、混んでいる、となれば、目を瞑って音楽を聞くというトウコの行動は、ごく当たり前のことだ。

そしてトウコ自身も、それを当たり前のことと思い、なにに警戒するでもなく、自分の世界に入り浸っている。


だからこそ――。


その瞬間、彼女は驚くことになる。



  ― サワッ


 トウコ 「!?」



トウコの お尻を、何かが撫でたのだ。

慌てて目を開き、自分の後ろを確認――いや、ドアに もたれ掛っている今、後ろから触られることは有り得ない。

要するに、敵は目の前に居たのだ。
 ▼ 415 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/11/16 00:05:44 ID:xwMAk/Ow [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
見ると、特にガタイの良い青年がトウコの前に立ち、堂々と お尻に手を伸ばしているではないか。


 トウコ (こいつ ナメてんの!?)


活発で、バトルが好きで、言いたいことはズバズバと言う、男顔負けの、気が強い性格なトウコ。

この身の程知らずの痴漢に怒り心頭で、今まさに「こいつ痴漢です!」と声を上げようとした、その瞬間。


  ― ガシッ!

  ― ガシッ!


 トウコ 「むぐっ!?」


別の青年に、両腕を掴まれ。

また別の青年に、口を塞がれ。

抵抗する術を、封じられてしまったのだ。
 ▼ 416 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/11/16 00:07:24 ID:xwMAk/Ow [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 「威勢良いねぇ、嬢ちゃん」


トウコの お尻を触っていた青年が、彼女の耳元でささやく。


 トウコ 「んぐっ……っ!」


必死で抵抗するトウコだが、ガタイの良い青年に捕えられてしまっては、いくら彼女が男勝りとは言え、逃げ出すことは不可能だった。

そしてトウコはハッとする。

何故、この青年が あれほど堂々と、自分の お尻を触れたのか。


答えは一つ、仲間がいる――、それ以外、考えられなかった。


 「へへっ。良いケツしてんじゃん。健康的な女、俺は好きだぜ?」

 トウコ 「ふぐっ……! んむっ!」


いま、トウコに痴漢している青年。

彼女を捕えている青年。口を塞いでいる青年。

合計3人がかりで……、いや、違う。


トウコは戦慄する。


ドアの前のスペース。

同じようにガタイの良い青年集団が、この現場を取り囲むように、立っていたのだ。
 ▼ 417 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/11/16 00:08:10 ID:xwMAk/Ow [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウコ 「んむむぐっ……?

 「お? 気付いたか? こいつら全員、俺の仲間だぜ」


他の乗客の目線を塞ぐように、ガタイの良い、身長のある青年が、7人。

7人がかりで、この痴漢現場を目隠ししているのだ。


 「お前は逃げられない。誰にも気付かれない。ついでに こっちのドアは当分 開かない」

 トウコ 「っ……!」

 「とあるアニメを参考にしてよぉ、今まで百発百中って訳よ。大人しくしてろよ」

 トウコ 「むぐっ! んむぅぅぅっ!!!」


口を塞がれているトウコだが、必死にもがけば、誰かが気付いてくれるかもしれない。




 「ぎゃははははっ! おいそれマジかよ〜!」

 「ウケる! それお前のミスじゃん!」

 「笑うなってーの! 電車の中だぞー!」
 ▼ 418 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/11/16 00:08:52 ID:xwMAk/Ow [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウコ 「!?」


そんな考えは、一瞬で崩れさてしまう。

ガード役の青年たちが、大声で雑談を始めたのだ。


 「へへっ、無駄だぜ」

 トウコ 「んむっ! むぅぅっ!」

 「安心しろよ。すぐ気持ち良くさせてやっからよ」

 「リーダーのテクは良いぜ? すぐイカされんじゃねーぞ?」

 「そうそう。ちょっとは耐えて、補佐役のオレ達も楽しませてくれよな?」


トウコの抵抗を封じている2人も、相次いで彼女の耳元でささやく。

そしてガード役たちは、チラチラと こちらを確認しながら、雑談を止める気配を見せない。


 リーダー 「そう言うことだ。俺達を楽しませてくれよな、嬢ちゃん?」 ニヤッ

 ▼ 419 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/11/16 00:09:34 ID:xwMAk/Ow [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



こんなアニメ、良い子は検索しちゃダメだぞ!

ポケモンの登場は後半――。


 ▼ 420 ヤシガメ@ねばねばこやし 19/11/16 07:39:17 ID:IcwkA35o NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 421 ターミー@ピーピーエイド 19/11/16 19:33:33 ID:LgSoJsgY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 422 ッフロン@ジメンZ 19/11/18 21:51:50 ID:RHAomXso NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 423 ェローチェ@ドリームボール 19/11/26 23:10:32 ID:puAQdT9I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 424 イバニラ@こおりなおし 19/11/30 09:50:23 ID:brUIRV2Y NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 425 ゲキ@かんしゃメール 19/12/01 03:13:51 ID:GAkg4NsM NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 426 ワルン@ミズZ 19/12/07 11:07:10 ID:tjJcULNo NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ん?まだなの?
 ▼ 427 ゴジムシ@なんでもなおし 19/12/08 18:42:59 ID:rM8AT3iY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援です
 ▼ 428 4ヶ月ぶりに復活沢村ァ!◆W8lVAWJB2M 19/12/08 21:58:20 ID:vSbUO14M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
久しぶりに来ましたそして追いつきました!
支援させてもらいます!
助けてトウヤくーん!!
 ▼ 429 ゴラス@ミクルのみ 19/12/12 22:59:14 ID:VYlEwCjc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
age
 ▼ 430 クデ@おしえテレビ 19/12/17 02:10:23 ID:.7L.1S3c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
上げ支援
 ▼ 431 ジロック@Zリング 19/12/17 02:43:50 ID:znq.75f. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 432 タチマル@ルビー 19/12/17 23:15:51 ID:w25UNKkM [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守村ァ!
 ▼ 433 ミラミ@あさせのしお 19/12/17 23:16:13 ID:w25UNKkM [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守ァ!
 ▼ 434 ッタイシ@クイックボール 19/12/17 23:16:58 ID:w25UNKkM [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守ァ!
 ▼ 435 イケンキ@なんごくかいがら 19/12/19 19:01:01 ID:92Boxu4. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 436 ッウ@なつきポン 19/12/20 18:09:29 ID:vvGAMtP2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
待つァ!
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支援
 ▼ 438 ージュラ@ぼんぐりケース 19/12/22 23:56:27 ID:aXmkoDTQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援ァ!
 ▼ 439 ルーグ@ねむけざまし 19/12/23 13:38:46 ID:BYL.m6lw NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
SAGESIEN
 ▼ 440 ンドラー@カシブのみ 19/12/26 10:42:51 ID:op9631oQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 441 ビゴン@ピジョットナイト 20/01/01 22:41:06 ID:.fuwGrzQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あけおめ
 ▼ 442 レセリア@はっかのみ 20/01/02 14:53:38 ID:xKP6I0JU NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ことよろ
 ▼ 443 ンバル@じめんのジュエル 20/01/06 20:58:55 ID:xIrwDOxQ NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ウいいス
 ▼ 444 ラサリス@たいようのいし 20/01/14 00:32:27 ID:aVVoQsvY NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 445 ロモリ@ダイマックスB 20/01/17 20:01:30 ID:QWV.NEIU NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
まだ落ちてないな?
 ▼ 446 バット@かるいし 20/01/19 00:49:22 ID:4GsE876U NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
強く
 ▼ 447 ュレム@オニゴーリナイト 20/01/23 18:42:47 ID:Yp6AOhQM NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 448 ッキー@くちたけん 20/01/30 20:12:40 ID:Glh67npI NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
紫煙
 ▼ 449 ッスグマ@キャンプセット 20/02/08 13:58:34 ID:R.1EB5Xs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえ
 ▼ 450 ャランゴ@スピーダー 20/02/15 11:35:39 ID:YB5.bOog NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まだまだ
 ▼ 451 ノムー@ドリームボール 20/02/15 15:38:51 ID:T2jkIZFw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 452 ォッコ@ぎんいろのはね 20/02/23 00:11:06 ID:LX921fTI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 453 サイドン@めざめいし 20/02/23 00:14:34 ID:ZbmUsoYM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そろそろ新学期だな
 ▼ 454 ガエルレイド@つきのいし 20/02/24 04:29:59 ID:j5.oXNW2 NGネーム登録 NGID登録 報告
この失踪の長さだとこれ作者生きてるの?
 ▼ 455 リゴン2@ブーカのみ 20/02/24 06:53:53 ID:rJYgAWrA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この作者自体はちょっと前にバレンタインのss書いてたからいるよ
 ▼ 456 ガメタグロス@ヒコウZ 20/02/26 02:13:47 ID:Fo0cmfJw NGネーム登録 NGID登録 報告
そっかよかった
 ▼ 457 ネコロロ@なぞのすいしょう 20/02/29 17:10:49 ID:fhMcDsgc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まだ待つ
 ▼ 458 ロッゴン@アイテムドロップ 20/03/01 22:19:16 ID:Fwes1aPI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
紫煙
 ▼ 459 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/07 03:02:34 ID:4OYoxCig [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 トウコ 「むぐっ! んんっ!」

 リーダー 「暴れんなよ。お前ら しっかり押さえろ」


抵抗の意味を込めて必死にもがくトウコだが、拘束役の2人は力を込めて、彼女を押さえ付ける。

1人はトウコの両腕は背中に回して固定し、さらに口を塞ぐ。もう1人は しゃがみ、トウコの両足をガッシリ抱え込んだ。


 リーダー 「じゃあ頂くとするかな」 バサッ

 トウコ 「っ!?」


トウコが身動き取れないことをいいことに、リーダーは彼女のシャツを捲り上げる。

当然トウコに、それを防ぐ術は無い。


 リーダー 「ほ〜」

 トウコ 「んっ……むぐぅぅっ!」 ジタバタ

 リーダー 「男っぽい格好してるくせにブラはピンクかよ。じゃあ下も見てやろうか?」 スルッ

 トウコ 「んむっ! うぅぅっ!」

 リーダー 「へへっ。お揃いのピンクショーツか。んだよ下着は女っぽいな」
 ▼ 460 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/07 03:03:16 ID:4OYoxCig [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ホットパンツを下げられ、トウコの下着姿が、リーダーと、拘束役の青年らに晒される。

大声で喋りながらこの場を目隠ししている青年たちも、ちらちらとトウコの姿を見ては、ニヤついている。


 トウコ 「んぐっ……///」

 リーダー 「へへっ。良いじゃん良いじゃん。健康的な綺麗な肌。ま、ちっちぇー胸は残念だけどな」

 トウコ 「っ……!」

 リーダー 「ん? 怒ったか? 胸が小さいの気にしてんのか?」

 トウコ 「むぐぅっ! んぐっ……んっ!」 ギシギシ

 リーダー 「だから暴れても無駄なんだよ」 バサッ

 トウコ 「んむぅぅぅっ……!?」


リーダーはトウコの抵抗をよそに、彼女のブラを力任せに捲り上げた。

露わになったトウコの胸。地下鉄の中と言う公共の場所で、青年たちが見ているなかで。
 ▼ 461 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/07 03:04:04 ID:4OYoxCig [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウコ 「んゃっ……! むぐぅぅぅぅっ!」

 リーダー 「良いねぇその表情。胸も小さいわりに良いハリしてんじゃん」 モミモミ

 トウコ 「っぐ! んぐぅぅっ!」

 リーダー 「乳首も綺麗なピンク、お前マジ貧乳が勿体ねぇな」 モミモミ

 トウコ 「んぐっ……!」


リーダーはトウコの胸を揉み始める。

小さな彼女の胸は、ガタイの良いリーダーの手に すっぽり収まってしまうが、それでもリーダーはトウコの揉み心地を堪能しているようだ。


 トウコ (こいつ……! 駅に着いたら全力で逃げないと……!)


トウコはひたすら、次の駅に着くのを待った。

この路線、この時間、トウコが押しやられている進行方向右側のドアは、しばらく開かない。

しかし、駅に着けばある程度の乗客の流れがある。ガードしている青年たちが全く動かないという訳にはいかないはずだ。

その隙を突いて逃げ出す――トウコはその時を待っていた。



――が。


 ▼ 462 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/07 03:04:45 ID:4OYoxCig [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ― キキィィィィィィィィッ!



 トウコ (えっ……?)


突然、地下鉄は急停車した。

同時に車内の電気も消えて、非常灯が気持ち程度に車内を照らす。

ざわめく乗客たち。


 『お客様にご案内いたします。この先の駅で、お客様が線路に立ち入ったため、ただいま非常停車いたしました。えー、そのため、線路内に流れる電気を止めたため、車内の電気も消えている状況です。大変申し訳ございませんが、安全の確認がとれるまで、今しばらくお待ち下さい』


 トウコ (嘘……でしょ)

 リーダー 「へへっ。おまえ運悪ぃな。しばらく楽しませて貰うぜ」 モミモミ

 トウコ 「っぐ! うぅぅぅっ!」

 リーダー 「お、まだ暴れるか? すぐ気持ち良くさせてやるよ」 クリッ

 トウコ 「ひゃぐっ!」 ビクッ!

 リーダー 「お? 乳首が弱いのか? じゃあ乳首責めだな」 クリクリクリクリ

 トウコ 「ぁがあっ!? んんんっ……///」 ビクビクッ
 ▼ 463 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/07 03:05:32 ID:4OYoxCig [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
薄暗い車内で、リーダーはトウコの乳首を重点的に責めはじめた。

摘まみ、転がし、時に引っ張り、トウコに絶え間なく、変化をつけながら乳首を弄り続ける。


 トウコ 「ふっ……んぐっ……、うぅぅっ……///」


はじめは抵抗していたトウコだが、リーダーの絶え間ない厭らしい手つきに、だんだんと体の力が抜けて行った。

こんな奴に感じさせられる屈辱――、そうは思っても、無理矢理快感を与えられ、抵抗手段を奪われているトウコには どうすることもできない。


 トウコ 「グスッ、んんぅぅぅっ……///」

 リーダー 「お、泣いてやんの。俺のテク、そんなに気持ち良いか?」 クリクリクリ

 トウコ 「っ! んぐぅっ、うぅぅっ……!」

 リーダー 「認めちまえよ気持ち良いって。……ほら?」 クチュッ

 トウコ 「っ!?」 ビクッ

 リーダー 「なんでこんなパンツ濡れてんだオイ?」 クチュクチュ

 トウコ 「ふぐっ! んっ……んぅぅぅっ!」 ビクッ


リーダーは左手でトウコの乳首を弄りながら、右手で彼女のアソコを擦り始める。

ピンクのショーツは乳首責めで湿っており、リーダーが手を動かす度に、じゅわりと恥ずかしい汁が溢れだす。
 ▼ 464 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/07 03:06:20 ID:4OYoxCig [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウコ 「んぐっ! んんんっ……///」

 リーダー 「びしょびしょじゃん。電車ん中で興奮するとか淫乱な女だな」 クリクリクチュクチュ

 トウコ 「ひゃがっ……んぁっ! んぐぅぅっ!」

 リーダー 「そろそろ行けるか?」 ヌチュッ

 トウコ 「っ!?」 ゾクッ!

 リーダー 「おー、指すげぇ入る。どんだけ濡れてんだよ」 ヌチュヌチュ

 トウコ 「んぐぁっ!? むぐっ、んんんっ……!」


リーダーはトウコのショーツを ずらすと、彼女のアソコの中へと、指を侵入させた。

乳首責めで さんざん感じてしまったトウコのアソコは恥ずかしいほど濡れており、この進入を拒めない。



 ― ガタンッ!



 『大変お待たせいたしました。安全の確認がとれましたので、運転再開いたします。お急ぎの所、電車遅れまして、大変申し訳ございません』


地下鉄が動き出す。

間もなく駅に着く。

逃げ出すチャンスが訪れる訳だが、今のトウコには、そんな余裕は無かった。
 ▼ 465 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/07 03:07:25 ID:4OYoxCig [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 リーダー 「良い締まり具合じゃん。俺のテクで感じてくれるとは嬉しいねぇ」 クリクリヌチュヌチュ

 トウコ 「んむっ! んぐっ……むぅぅっ……!」 ビクッ


ドアが開き、乗客の流れができる一瞬の隙で逃げ出す作戦――。

これほどまで快感に浸らされている状況では、そんなこと不可能だ。

足腰は おぼつかないし、そもそもアソコに指を入れられている現状、下手に動くことは出来ない。


 トウコ 「グスッ、んむっ……んっ……?」


と、その時。


トウコの背後が、パッと明るくなった。ホームの明かりだ。


 リーダー 「はっ? なんでこっち側にホーム来るんだよ!?」


 『お待たせいたしました。○○に到着です。列車遅れている関係で、本日に限り、当駅で快速列車の待ち合わせを致します。お出口変わりまして右側です。開くドアにご注意ください』


 リーダー 「……チッ! お前ら作戦中止だ」


そう言うと、リーダーはトウコの衣服を雑に元に戻した。

拘束役の2人はトウコを離し、ようやく彼女は解放された。
 ▼ 466 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/07 03:07:59 ID:4OYoxCig [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドアが開く。

トウコは逃げるようにホームに降りると、ふらふらと近くのベンチに座った。


 トウコ 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……グスッ」


これだけ人目の多い駅ホームで、再び襲われる心配は無い。

安心感と、見知らぬ男に胸とアソコを弄られた恥ずかしさ――。


トウコは帽子を深くかぶり、涙を流していた。

見られるだけでも恥ずかしいのに、触られ、揉まれ、指まで入れられ……。

男っぽいと言われ、胸が小さいと言われ、まるで、自分に女の魅力が無いような言われよう。


 トウコ 「ぅっ……グスッ、ぅぅっ……」


恥ずかしさと、悔しさと、情けなさ。

どんどん涙が溢れてくる、そんな時だった。



 トウヤ 「トウコさん」
 ▼ 467 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/07 03:08:55 ID:4OYoxCig [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウコ 「えっ……?」


聞き馴染みの声。

顔を上げると、トウヤが小走りに向かってくる。

トウコは慌てて涙を拭った。


 トウヤ 「今の快速に乗ってたんですが、トウコさんの姿が見えたので。ダイヤも乱れてますし、アララギ博士の手伝いに遅れてしまいますよ?」

 トウコ 「うん、そうよね……」

 トウヤ 「なにか……気分でも悪かったんですか?」

 トウコ 「ううん、なんでもない」

 トウヤ 「なら良いですけど……無理はダメですよ?」

 トウコ 「大丈夫、ありがと」

 トウヤ 「じゃあ行きましょう」


言えるはずがない、こんな恥ずかしいこと。

トウコとトウヤとは長い付き合いだが、集団痴漢に遭い、恥ずかしい目に遭ったことなんて、言えるはずがなかった。


ソウリュウシティまでの間、普段と違ってトウコの口数は少ない。

それを不審に思ったトウヤだが、なんでもないと言っている以上、この場では特に詮索しなかった。

 ▼ 468 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/07 03:29:18 ID:4OYoxCig [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

おひさ。
R-18書いてるけど、こんなのも書いてるから良かったら見てってね。
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=1170119&l=1-

 ▼ 469 ウワウ@しんかのきせき 20/03/07 09:08:31 ID:77qIgBio NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
更新キタ━(゚∀゚)━!!
 ▼ 470 シデ@クリティカット 20/03/07 22:26:06 ID:gbDQ9jrk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いつの間にか復活してた
 ▼ 471 ニャット@がんせきプレート 20/03/08 07:42:45 ID:zVaQEUDc NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
しえーん
 ▼ 472 マシュン@ミストシード 20/03/08 21:13:09 ID:84VAP75U NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
紫煙
 ▼ 473 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/09 00:43:49 ID:KlSsk4Vg [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




ソウリュウシティ。

ソウリュウ大学、大講堂。



 トウヤ 「この資料で全部ですよね」

 アララギ 「えぇ、それを来賓席にお願いね」

 トウコ 「これで準備万端ですね」

 アララギ 「そうね。2人ともありがとう。予定より早く準備できたわ」

 トウコ 「良かったです」

 アララギ 「助かったわ。これだけ広い講堂だと、スタッフは1人でも多く必要なのよね。ごめんなさいね2人とも、せっかくの休日なのに」

 トウヤ 「いえ。アララギ博士には、いつもお世話になってますから」

 アララギ 「そうだ。控室に差し入れで頂いた、無農薬栽培オボンの実<贈呈用一級品>あるから、持って行って良いわよ」

 トウコ 「ありがとうございます」 

 アララギ 「じゃあ悪いけど、片付けのほうもよろしくね?」

 トウヤ 「はい」

 アララギ 「本当に助かるわ。研究発表が終わるのは16時だから、しばらく2人でソウリュウ観光でもしてきたら?」

 トウヤ 「11時20分……そうですね。行きますかトウコさん」

 トウコ 「あっ、うん」

 トウヤ 「それではアララギ博士、また後ほど」

 アララギ 「よろしくね」
 ▼ 474 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/09 00:44:35 ID:KlSsk4Vg [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アララギ博士の準備を終えたトウヤとトウコは、大講堂を後にした。


ここソウリュウ大学は、広大な敷地に多彩な施設が建てられていて、この大講堂のほか、食堂や研究棟、スポーツジムなどもある。

緑も多く、ひらかれた大学とあって、公園のように利用している市民も多い。


 トウヤ 「博士の研究発表、聞きたかったですね。学内向けは残念ですよ」

 トウコ 「そうね」

 トウヤ 「どうしましょうか。少し早いですが お昼でも食べますか?」

 トウコ 「うん」

 トウヤ 「じゃあ食堂棟とカフェテリア、どちらにしますか? ソウリュウ大学のメニュー、けっこう美味しいらしいですよ」

 トウコ 「えっと、任せる」

 トウヤ 「……トウコさん?」

 トウコ 「ん?」

 トウヤ 「具合でも悪いんですか? なんだか今日のトウコさん、いつもより元気ないですよ?」

 トウコ 「えっ、そう?」

 トウヤ 「はい。明らかに」

 トウコ 「そっか……」
 ▼ 475 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/09 00:45:14 ID:KlSsk4Vg [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウヤ 「あのっ、朝の地下鉄でも気になったんですが、何かあったんですか?」

 トウコ 「地下鉄……」

 トウヤ 「トウコさん?」

 トウコ 「ぅっ……グスッ」

 トウヤ 「えっ? ど、どうしたんですか?」

 トウコ 「っ……ごめっ。なんでもっ……グスッ、ないから……」

 トウヤ 「いやいや、トウコさんが涙を見せるなんて。なんでもない訳ないですよね?」
 
 トウコ 「ぅっ、グスッ、もぉ……なんでっ……」

 トウヤ 「ちょっと落ち着きましょうよ。向こうのベンチ空いてますよ」


2人は遊歩道沿いに置かれたベンチに腰掛けた。

他のベンチでは、読書したり、ポケモンと戯れたり、男女で仲睦まじく談笑している人の姿もあり、トウヤとトウコの姿は、この場では至って普通の光景として溶け込んだ。




 ▼ 476 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/09 00:45:59 ID:KlSsk4Vg [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウコ 「……ごめん。情けないとこ見せちゃって」

 トウヤ 「落ち着きましたか?」

 トウコ 「うん」


しばらくして、トウコは落ち着きを取り戻した。

その間トウヤは、特に何をするでもなく、ただトウコの隣に座っていた。あくまでトウコのペースで事情を語らせてくれるらしい。


 トウヤ 「僕で良ければ、力になりますよ」

 トウコ 「ありがと」

 トウヤ 「頼りないかもしれませんけどね」

 トウコ 「……ふふっ。優しいよね、トウヤって」

 トウヤ 「………」

 トウコ 「私……、痴漢されたの」

 トウヤ 「えっ? 朝の地下鉄で……ですか?」

 トウコ 「そう。勿論、返り討ちにするつもりだったのよ?」

 トウヤ 「それはそれで危険な気もしますけど」

 トウコ 「でも、ダメだったの」

 トウヤ 「そうですよね。実際に痴漢されたら、声が出なくなってしまうって……」

 トウコ 「違う」
 ▼ 477 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/09 00:46:52 ID:KlSsk4Vg [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウヤ 「えっ?」

 トウコ 「押さえつけられたの。痴漢の仲間に」

 トウヤ 「それ……集団犯罪ってことですか?」

 トウコ 「うん。ガタイの良い男……大学生だと思うけど、2人に押さえられて、抵抗できなかった」

 トウヤ 「そんな。まわりの人は誰か」

 トウコ 「ダメだったの。痴漢の仲間、10人くらい居て。痴漢現場をガードされてたの」

 トウヤ 「計画的な犯行、ってことですか」

 トウコ 「うん。口も塞がれて助けも呼べなかったし。そいつらのリーダーに、ずっと……触られた。胸と、お尻。気持ち悪い」

 トウヤ 「許せませんよ そんなこと! 言ってくれれば駅員さんに相談したのに!」

 トウコ 「逃げることで精一杯だったもん。あの時、右のドアが開かなかったら、私っ……、もっと酷いこと……」

 トウヤ 「ダイヤが乱れて、快速を臨時退避してましたもんね。怪我の功名……でしたっけ」

 トウコ 「指……入れられた」

 トウヤ 「えっ?」

 トウコ 「恥ずかしいって言うか、見ず知らずの男に、あんなことされてっ……グスッ、怖かったの、正直」

 トウヤ 「トウコさん……」
 ▼ 478 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/09 00:47:39 ID:KlSsk4Vg [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウコ 「私っ、痴漢とかそういうの、もっと女の子らしい子が受けるものだと思ってた。なんで私なんかが……」

 トウヤ 「トウコさん! 今からでも遅くありませんよ。被害届、出しましょう!」

 トウコ 「でも……」

 トウヤ 「こんなトウコさん、僕、見たくないです。それに、許せないんです。トウコさんを悲しませた、その集団!」

 トウコ 「いい。警察に言ったら、痴漢のこと、詳しく話さなくちゃいけないし。もう忘れたい」

 トウヤ 「けど!」

 トウコ 「ホント、大丈夫。ごめん、こんな重い話」

 トウヤ 「……僕は嫌ですよ」

 トウコ 「えっ?」

 トウヤ 「トウコさんを悲しませた犯人を許しません。それに何より、地下鉄で行われる犯罪を、黙って見過ごす訳には いきません!」


実はトウヤ、地下鉄マニアでもある。

もっとも、彼が地下鉄マニアになったのには、悲しい理由がある――が、それは今回とは別の話。
 ▼ 479 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/03/09 00:48:27 ID:KlSsk4Vg [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウヤ 「トウコさん。このままでは、トウコさんと同じ被害者が出てしまいます」

 トウコ 「………」

 トウヤ 「警察に言うのが嫌なら、僕たちで犯人を見つけましょう」

 トウコ 「えっ……無理よそんなの」

 トウヤ 「トウコさん、ガタイの良い大学生くらいの男って言いましたよね」

 トウコ 「うん」

 トウヤ 「考えられるのは、大学のアメフト部やラグビー部。ここソウリュウ大学には……、アメフト部がありますね」


トウヤはスマホを取り出すと、ソウリュウ大学のホームページにアクセス。

部活一覧から、アメフト部の活動紹介ページを眺める。


 トウヤ 「大会の写真とかありますね。あ、準優勝の集合写真ですよ。この中に犯人が居れば……って、流石に都合良すぎますかね」

 トウコ 「もぉ……、そんな簡単に見つかったら苦労しな……ん?」

 トウヤ 「え、まさか?」

 トウコ 「こいつ! 私を押さえてた奴よ!」

 トウヤ 「まさかの発見ですか!?」
 ▼ 480 リーザー@じてんしゃ 20/03/10 08:28:33 ID:pYfYtPs6 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
紫煙
一級品オボン再選は草
 ▼ 481 リゲイツ@ふっかつそう 20/03/13 01:10:11 ID:RfC2bQq. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
shien
 ▼ 482 エトル@ヨクアタール 20/03/15 16:02:24 ID:1B3o5v9A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 483 一王ウインディ 20/03/23 07:05:22 ID:WK9sgKr6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 484 ビゴン@ほのおのジュエル 20/03/31 00:44:09 ID:tRhI9wo6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
1周年記念
 ▼ 485 ボミー@ニニクのみ 20/03/31 12:58:05 ID:M8DssOzU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 486 ラピオン@こうかくレンズ 20/04/01 21:36:37 ID:2UswbK12 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
もう一年経つのか……早いな
 ▼ 487 ントラー@ダートじてんしゃ 20/04/02 18:37:23 ID:HfZgBSKc NGネーム登録 NGID登録 報告
保守
 ▼ 488 キカブリ@むらさきはなびら 20/04/03 13:34:23 ID:EetEyHiY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 489 村ァ! 20/04/03 16:50:02 ID:i9m2JPWI NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
なるほどね 久しぶりに帰ってきて流れも分かりました。昼間なのでageれませんが支援です
 ▼ 490 ガルデ@きんのたま 20/04/07 00:43:50 ID:eOcwx9qE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
紫煙
 ▼ 491 ジロン@クリティカッター 20/04/11 16:23:58 ID:HclEQAQw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 492 ュプトル@おおきいマラサダ 20/04/11 17:37:36 ID:Vxrwz6ig NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援

ヨウミヅとかも見たいなぁ
 ▼ 493 ルビアル@ポケモンのふえ 20/04/11 18:52:55 ID:rrtY1Jk. NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
この時間にあげるのはだめちゃう?
 ▼ 494 ピアー@メガバングル 20/04/11 20:52:16 ID:CdyUMcTU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これ始まってから1年か
時の流れはフシギダネ
 ▼ 495 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 01:48:40 ID:4l5E3rCg [1/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウコ 「……間違いないわ。腕のホクロから毛が生えてたもん」

 トウヤ 「それでは、行きましょうか」

 トウコ 「行く?」

 トウヤ 「トウコさんを傷付けた奴らに、謝らせに行くんですよ」

 トウコ 「けど! 相手は大学生よ。もし返り討ちに遭ったら……」

 トウヤ 「そんな弱気なトウコさん、トウコさんらしくないですよ」

 トウコ 「………」

 トウヤ 「僕は、そいつらを許したくないんです」


そう言うと、トウヤは歩き出した。

草食系で、普段は大人しいトウヤからは想像できないような雰囲気、オーラ。

そんな姿に少し圧倒されつつも、自分のために行動してくれている彼の背中を見て、トウコも覚悟を決める。


 トウコ 「待ってトウヤ。私も……、私もガツンと言ってやらないと気が済まないわ!」

 トウヤ 「はい。行きましょう」

 トウコ 「うん!」
 ▼ 496 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 01:49:25 ID:4l5E3rCg [2/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


アメフト部の部室には誰も居なかった。

代わりに、裏手にあるコートからは威勢の良い掛け声が。みな練習中と言うことだろう。


 リーダー 「そこ! もっと腰落とせ! そんなんじゃブロックできねぇぞ!」

 部員1 「はい!」

 リーダー 「ランナーはブロックを信じて突き進め! ランプレーの基本は信頼だ!」

 部員2 「はい!」


人工芝のコートでは、部員たちが激しくぶつかり合っている。

そんな部員たちに大声で指示を飛ばしているのが、彼らのリーダー。トウコへの痴漢を企てた張本人である。
 ▼ 497 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 01:50:25 ID:4l5E3rCg [3/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウヤ 「すみません。貴方がリーダーですか?」

 リーダー 「ん? なんだお前。仮入部か……って、なんでテメェがここに居るんだよ!」

 トウコ 「居ちゃいけないの? さっきは よくも乙女を傷付けてくれたわね」

 リーダー 「ほ〜。お前みたいな女っ気の無い奴にも男が居たとはなぁ。で? 文句でも言いに来たのか?」

 トウヤ 「文句では無く、謝罪を要求しにきました」

 リーダー 「だははっ! テメェみたいなヒョロイ男が、この俺に謝罪要求だ? 身の程知らずだなオイ!」

 トウヤ 「謝ってください。それに、トウコさんは これでも女の子らしい一面もあるんです。女っ気がないなんて、訂正してください」

 トウコ 「“これでも”って何よ」


 リーダー 「おいお前ら! さっきの女が男連れて乗り込んで来たぞ!」


 部員1 「へー。こんな細いのが生意気だな」

 部員2 「ってか彼氏持ちだったのかよ」

 部員3 「オレらに喧嘩売って勝てると思ってんのか?」

 リーダー 「俺が出る幕でもねぇな。お前ら、軽く遊んでやりな」


アメフト部らしい、ガタイの良い部員たちがトウヤとトウコを取り囲む。

一方リーダーは、高みの見物、といったところだろうか。ベンチに腰掛け、ニヤニヤしながら彼らを観察している。
 ▼ 498 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 01:51:08 ID:4l5E3rCg [4/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウコ 「こいつら……」

 トウヤ 「待って下さい」

 部員1 「なんだ? 今さら命乞いか?」

 トウヤ 「僕は喧嘩や暴力は嫌いです。そもそも、貴方たちアメフト部で鍛えてるんですから、素手で戦えば そちらが勝つに決まってるじゃないですか」

 部員2 「そりゃそうだ」

 トウヤ 「ホモ臭い貴方たちと取っ組み合いする気は さらさら ありません」

 部員3 「誰がホモじゃゴラァ!?」

 トウヤ 「なので、ポケモンバトルで決着つけましょうよ」

 部員1 「ふん。なんでこっちがテメェのルールに従わなくちゃいけねーんだよ」

 トウヤ 「それとも、ポケモンバトルでは勝てる自信が無いんですか? 所詮は筋肉バカって認めるんですか?」

 部員2 「んだと!?」



 リーダー 「まぁ待てよ」

 ▼ 499 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 01:51:48 ID:4l5E3rCg [5/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 部員3 「リーダー!」

 リーダー 「へへっ。ポケモンで相手してやれよ。俺らに一歩も動じない彼に、少しは敬意を払ってやらないとな」

 部員1 「しかし」

 リーダー 「安心しろ。お前らが負けても、俺は負けねぇ。もっとも、俺の手を借りるようなことがあれば……、テメェら分かってんだろうな?」

 部員2 「はっ……はい!」


 トウヤ 「なるほど。リーダーに抗議するには、彼らを倒さなければいけないようですね」

 トウコ 「面倒ね」


 部員1 「随分と余裕ぶっこいてんな」

 部員2 「筋肉バカなんて言ったこと、後悔させてやるぜ」

 部員3 「ガキのクセに舐めてんじゃねーぞ!」

 部員1 「マニューラ!」

 部員2 「テッカニン!」

 部員3 「ワルビアル!」
 ▼ 500 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 01:52:32 ID:4l5E3rCg [6/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウコ 「ねぇトウヤ。ここは私に任せてくれる?」

 トウヤ 「えっ? でもどちらかと言うと、僕がトウコさんの仇を取りに来た感じなので、トウコさんに やって貰う訳には……」

 トウコ 「じゃあトウヤはリーダーをお願い。こんな筋肉ザコ、私で十分だから」


 部員1 「言ってくれるじゃねーか!」

 部員2 「さっきみたいに泣かされてぇのか?」

 部員3 「おうよ。負けたら脱がしてろうぜ」


 トウコ 「弱い奴ほど よく吠えるって言うけど……、その通りね。お願いコジョンド!」

 コジョンド 「こじょ!」

 トウコ 「手加減なしよ! あの変態ども、捻り潰してやりましょう!」

 コジョンド 「こじょん!」

 ▼ 501 レイハナ@じしゃく 20/04/12 02:27:10 ID:2Le.Pl/o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キター!支援!
 ▼ 502 ストダス@プテラナイト 20/04/12 02:44:26 ID:fJPkWiAI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
紫煙
 ▼ 503 ッギョ@キズぐすり 20/04/12 17:43:41 ID:VD9YCNqc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 504 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:41:56 ID:4l5E3rCg [7/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





 ― 余裕過ぎて割愛 ―





 ▼ 505 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:42:29 ID:4l5E3rCg [8/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 部員1 「クッ……女のくせに強ぇ……!」

 部員2 「コジョンド1匹で」

 部員3 「あのアマっ……!」


 トウヤ 「流石トウコさんですね」

 トウコ 「自分の体は鍛えてるクセに、ポケモンの鍛え方は素人ね」


 リーダー 「情けねぇ野郎共だ。後で鍛え直してやるからな!」

 部員1 「ヒッ……」

 部員2 「りっ、リーダー頼みます! その生意気なガキを叩きのめして下さい!」

 部員3 「期待してますぜリーダー!」

 リーダー 「当たり前だ。出てこいオノノクス!」


リーダーが繰り出したのはオノノクス。

黄金色の体は美しく、顎の赤い刃は鈍く光る。

ガタイの良いアメフト部のリーダーに恥じない、レベルの高いポケモンだ。
 ▼ 506 ローゼル@コンペボール 20/04/12 22:42:50 ID:JHr.bCMA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
昔からよくこのスレ見るなぁと思ってたけどこのスレ1年経ってたのか
 ▼ 507 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:43:25 ID:4l5E3rCg [9/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウコ 「……やっぱカス部員とは格が違うわね。良く育てられてるわ」

 トウヤ 「そうですね」

 トウコ 「トウヤ大丈夫?」

 トウヤ 「はい。僕も少しは良い所を見せないと、僕が来た意味ないですからね。出ておいでリーフィア」

 リーフィア 「ふぃぃぃぁ♪」


対するトウヤが繰り出したのはリーフィア。

しなやかな身体つき、耳と尻尾、それに額の葉っぱの鮮やかな緑色は、大切に育てられている証だ。

元気よく飛び出したリーフィアは、相手ポケモン、この場の雰囲気を読み取り、すぐさま戦闘態勢に入る。


 リーダー 「そんな小せぇポケモンで俺のオノノクスに勝とうってのか?」

 トウヤ 「僕の大切なポケモンを馬鹿にしないで貰えますか」

 リーダー 「はぁ。なら実力で分からせてやるよ! オノノクス!」

 トウヤ 「頼んだよリーフィア!」

 リーフィア 「ふぃあ!」
 ▼ 508 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:44:45 ID:4l5E3rCg [10/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アメフトコートが、バトルフィールドに変貌する。


 リーダー 「一発で終わるなよ? “どくづき”!」

 トウヤ 「避けるよ!“でんこうせっか”!」

 リーフィア 「ふぃっ!」


迫りくる“どくづき”を、リーフィアは“でんこうせっか”の勢いを利用して回避。

そのままオノノクスの後ろを取り、攻撃を当てる。


 リーダー 「ふん。なかなか すばしっこいな。“りゅうのまい”!」


この一撃でスピード勝負が不利と判断したのか、リーダーは“りゅうのまい”を指示。

あえて隙ができる積みワザを選んだが、一瞬の隙も許さないポケモンバトル、その判断力は流石と言える。


 トウヤ 「ならリーフィア、“つるぎのまい”行こう!」

 リーフィア 「ふぃあぁぁっ!」


対するトウヤも積みワザを指示。

リーフィアの攻撃力が格段に上昇する。
 ▼ 509 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:46:24 ID:4l5E3rCg [11/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 リーダー 「オノノクス! 連続で“どくづき”かましてやれ!」

 トウヤ 「回避だ!」


オノノクスの素早さは、目に見えて上がっている。更に攻撃力も。

毒が染みつく腕を大きく振り下ろすオノノクス。

それは もはや爆裂パンチ級のパワーを誇り、コートの人工芝を容易く抉り、地面を剥き出しにする。


 トウヤ 「右! 左! 後ろ! ジャンプ!」


そんなオノノクスの攻撃を、トウヤの指示の元、リーフィアは回避していく。

しなやかな動きで、的確な回避方向に、何度も、何度も。


 リーダー 「スピード上げるぞオノノクス! 着地地点に“ドラゴンクロー”!」


リーフィアがジャンプしたのを見て、リーダーが指示を飛ばす。

オノノクスは、その巨体からは想像できないスピードで駆けると、リーフィアの着地地点に先回り。

鋭い爪を鈍く光らせ、リーフィアに向けて大きく構える。


 トウヤ 「“リーフブレード”!」

 リーフィア 「ふぃぁぁぁぁぁっ!」
 ▼ 510 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:47:22 ID:4l5E3rCg [12/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ガキーーーン!


という鈍い音が響き渡る。

“ドラゴンクロー”と“リーフブレード”。鋭利な2つのワザが ぶつかり合い、そして一瞬の静寂。

直撃し至近距離で睨み合うリーフィアとオノノクスだが、やはりタイプ相性的な有利不利もあり、リーフィアが押し負ける形となった。


 トウヤ 「大丈夫かリーフィア!?」

 リーフィア 「ふぃぁぁっ」


 リーダー 「見たかオノノクスのパワー!」

 トウヤ 「なら、そのパワーの上を行くまでです!」

 リーダー 「その威勢、どこまで続くかねぇ! “どくづき”!」

 トウヤ 「“でんこうせっか”だ!」


オノノクスの攻撃を、リーフィアは再び“でんこうせっか”の勢いを利用して回避。


 リーダー 「同じことだ! 今度は回りこませねーぜ!」


オノノクスは警戒態勢を取る。

先ほどのように背後を取られないようにするためだが、素早さが上がっている状態なので、リーダーは余裕そうだ。
 ▼ 511 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:48:03 ID:4l5E3rCg [13/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウヤ 「パワーが負けているなら、作り出せば良いんです! リーフィア、“でんこうせっか”のままネットを登って!」

 リーフィア 「ふぃあ!」

 リーダー 「なんだぁ!?」


アメフトコートのまわりは、大きな柱とネットで囲まれていた。

キックを伴う競技ということもあるが、ボールがコートの外に出ることを防ぐ、安全のためのネットだ。

リーフィアはトウヤの指示通り、そのネットに駆け上って行く。草タイプなら お手の物と言った所か。


 トウヤ 「ジャンプして“つるぎのまい”!」

 リーフィア 「ふぃぁぁぁっ!」


頂上まで登り詰めたリーフィアは、大きくジャンプ。

そしてその体勢のまま、“つるぎのまい”を発動した。


 リーダー 「チッ! この野郎、安全な場所で積むって魂胆か! オノノクス構えろ!」
 ▼ 512 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:48:56 ID:4l5E3rCg [14/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この高さでは、オノノクスが捉えるのは不可能。

リーフィアは“つるぎのまい”を決め、大幅に攻撃力を強化する。

一方、既に落下地点で構えるオノノクス。飛行タイプでもない限り、落下地点を自ら変更するのは不可能だ。


 リーダー 「飛んで火に入る夏の虫……“ドラゴンクロー”!」

 トウヤ 「“リーフブレード”!」

 リーフィア 「ふぃぃぃぃあっ!」


リーフィアの新緑の刃が、オノノクスの爪と激突する。

先ほどより、さらに大きな衝撃、さらに大きな金属音、舞い上がる土煙。


 リーダー 「なっ……!?」

 トウヤ 「良いぞリーフィア!」

 リーフィア 「ふぃあ!」


しかし先ほどと違ったのは、押し負けたのがオノノクスの方だと言うこと。

リーフィアの攻撃に、体長は2倍、体重で4倍以上あるオノノクスが、押し負けたのだ。
 ▼ 513 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:49:32 ID:4l5E3rCg [15/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 トウコ (考えたわねトウヤ)

 トウコ (空中で“つるぎのまい”すればオノノクスからの妨害は受けない。元々リーフィアは攻撃が高いし、オノノクスの巨体でも、4段階上昇を受けるのはキツかったようね)

 トウコ (それに……“でんこうせっか”のスピードと、落下速度を味方に付けたっぽいわね)

 トウコ (“パワーが負けてるなら作り出せば良い”――か。やるじゃない!)



 リーダー 「なにやってんだオノノクス! 怯むな!」

 トウヤ 「一気に畳みかけるよリーフィア!」

 リーフィア 「りふぃぁ!」

 リーダー 「調子乗ってんじゃねーぞ! “げきりん”!」


オノノクスの眼が、赤く光る。

大きな雄叫びを上げると、暴れはじめた。

ドラゴンタイプの大技、“げきりん”。“りゅうのまい”で強化されたパワーとスピード。それを持ってしての、オノノクスの逆鱗。


途端、コートが大きく揺れる。

乱暴に腕を振り下ろし、鎌を振り回し、地を大きく蹴る。

コートは更に抉れ、人工芝はグチャグチャに切り裂かれ、砂埃が舞い上がり、見るも無残な姿と化す。

 ▼ 514 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:50:34 ID:4l5E3rCg [16/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーダーが、混乱のリスクを考えても この大技に踏み切ったのは、これで終わりにするつもりだったからだろう。

しかし、半ばヤケクソの判断は命取りだ。

リーフィアに押し負かされて頭に血がのぼったのか、冷静な判断を失えば、ポケモンバトルにおいて、それは負けを意味する。


 トウヤ 「“でんこうせっか”で懐へ飛び込め!」

 リーフィア 「ふぃあぁぁぁぁっ!」


その巨体から縦横無尽に振り下ろされる腕、鎌、尾。

逆鱗状態のオノノクスに近付くなんて自殺行為だが、そんな無茶な指示であっても、リーフィアは突っ込む。

信頼する主、トウヤの指示に従い、自らの危険を顧みず、オノノクスへと突っ込む。

トウヤとリーフィアの、深い信頼関係が無ければ成せないことだ。



 トウヤ 「“とっておき”!」


 リーフィア 「りぃぃぃっ! ふぃあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」


 ▼ 515 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:51:33 ID:4l5E3rCg [17/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 
  ガ ツ ン !



重い音が響いた。


“とっておき”は、ノーマルタイプの大技。“げきりん”に対抗するなら最適とも言える。

捨て身の覚悟でオノノクスの懐に飛び込んだリーフィアは、“星”とともに、オノノクスに突っ込んだ。

星――、まさにリーフィアの覚悟の結晶、トウヤとの信頼の証とも言うべきか、光り輝く星と、負けじと輝くリーフィアの突進が、オノノクスの巨体を弾き飛ばしたのだ。


 リーダー 「おい……嘘だろオイ! 起きろオノノクス!?」


必死で呼びかけるリーダーだが、弾き飛ばされたオノノクスは、コート脇にある控え選手用の簡易的な屋根を潰し、柱に激突して動かない。


 リーダー 「オノノクス! あんなチビに負けられるワケねーだろ! 起きろ! オイ!」


いくら呼びかけても、オノノクスは起きない。起きれない。

トウヤとリーフィアが織り成した、強力な大技を喰らったのだから。
 ▼ 516 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:52:20 ID:4l5E3rCg [18/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウコ 「勝負あったわね」


 部員1 「嘘だ……リーダーのオノノクスが!?」

 部員2 「なんだよこのガキども……化け物かよ!?」


 トウコ 「あー、言ってなかったけど、私、シングルトレインで今77連勝中なのよね」

 部員3 「77!? ってことはノボリとも」

 トウコ 「当然よ。一度は負けちゃったけど、ノボリさんとのバトル、楽しかったわ」



 リーダー 「戻れ、オノノクス。……へへっ、まさか負けるとはな」

 トウヤ 「約束です。謝って貰いますよ」

 リーフィア 「ふぃあ!」


トウヤは堂々と立ち、言い放つ。

トウコは そんな彼の元に駆け寄り、一緒にリーダーを睨みつける。


 トウヤ 「さぁ!」

 トウコ 「男なら約束守って貰いましょうかしら」
 ▼ 517 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:52:59 ID:4l5E3rCg [19/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 リーダー 「へっ……男なら、ね。男なら、真の勝負は拳じゃねぇのかよ!」


直後、リーダーが立ち上がり、トウヤ目がけてタックルの体勢に入る。


 トウコ 「ちょっ!?」

 トウヤ 「!」


アメフト部のリーダーの名に恥じない機敏な動き。

咄嗟のことに、トウヤとトウコは、反応が出来なかった。





……そう、トウヤとトウコは。


 ▼ 518 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:53:51 ID:4l5E3rCg [20/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 リーフィア 「ふぃ!」



  ― ザシュッ!



 リーダー 「んなっ!?」


リーフィアが、一瞬だけ動いた。

そして、怒り心頭と言った表情で、ソッポを向く。


 リーフィア 「ふぃぁ!」 プンプン

 トウヤ 「僕はリーフィアを信じてました。もし不意打ちのようなことをすれば、きっと行動に出てくれるって。ありがとねリーフィア」 ナデナデ

 リーフィア 「……ふぃあ♪」
 ▼ 519 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:54:43 ID:4l5E3rCg [21/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

それに遅れて――。


リーダーの衣服が、木端微塵に吹き飛んだ。

漫画のように、それこそ、石川五ェ門の斬鉄剣で切られたように、一瞬のうちに、木端微塵に。



 リーダー 「はぁぁぁぁ!?」


  ― パシャッ!


 リーダー 「っおい!?」



そして、スマホを手にしているトウヤが言い放つ。


 トウヤ 「あれだけ威勢の良いこと言って、トウコさんにも手を出しておいて。随分と粗末なモノぶら下げてますね」

 リーダー 「てめっ……!」

 トウヤ 「しかも、あぁ……可愛らしいズルックで」

 トウコ 「うわ……」 ドンビキ
 ▼ 520 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:55:33 ID:4l5E3rCg [22/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 リーダー 「おいお前ら! 服持って来い! なんでも良いから!」

 部員1 「……はい」

 リーダー 「んだよ!? そんな目で見んじゃねぇよ!」

 部員2 「リーダー。下野クリニックってご存知ですか?」

 リーダー 「うるせぇよ!」

 部員3 「オレこんな皮被りに 扱き使われてたのかよ……」

 リーダー 「悪かったよ! 謝ってやるから黙ってろよ! なぁ!」





 トウコ 「行きましょトウヤ」

 トウヤ 「えっ、でもまだ……」

 トウコ 「あんな情けない奴に謝られたって複雑だし。それにトウヤ、面白い写真撮ってくれたし」

 トウヤ 「隙だらけでしたからね」

 トウコ 「見てよアイツの哀れな姿。部員たちに馬鹿にされて……クスッ。ま、この程度で水に流してやっても良いかなって」

 トウヤ 「まぁ……、トウコさんが そう言うなら」

 トウコ 「ありがとね、リーフィア」 ヨシヨシ

 リーフィア 「ふぃぃ♪」


 ▼ 521 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:56:30 ID:4l5E3rCg [23/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



ズタボロのコートを後にして、トウヤとトウコはカフェテリアで遅めの昼食。


そして、アララギ博士が講演している講堂の、控室に戻って来た。



 トウヤ 「閉演まで あと30分くらいですね」

 トウコ 「そうね。……あ、出てきてコジョンド」

 コジョンド 「こじょ?」

 トウコ 「さっきは ご苦労様。無農薬栽培オボンの実<贈呈用一級品>あるから、食べて良いわよ」

 コジョンド 「こじょぉ♪」

 トウヤ 「あ、それじゃあ僕も。出ておいでリーフィア。一緒に食べな」

 リーフィア 「ふぃぃぁ♡」


美味しそうに食べるコジョンドとリーフィアの姿を見て、互いに笑い合うトウヤとトウコ。

先ほど激しいバトルを繰り広げた2匹からは想像できない無邪気な姿に、思わず癒されたようだ。
 ▼ 522 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:57:16 ID:4l5E3rCg [24/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウコ 「トウヤ」

 トウヤ 「はい」

 トウコ 「ホント、ありがとね。私のために」

 トウヤ 「いえそんな。トウコさんを傷付けて、許せなかっただけです」

 トウコ 「草食男子らしからぬ格好良さだったわよ。珍しく」

 トウヤ 「はははっ。けど、頑張ってくれたのはリーフィアですよ」

 トウコ 「まったく、相変わらずの謙遜だこと」



少し、間が空いた。


他人の居ない控室。


もう間もなく、片付けの仕事が入る。


 ▼ 523 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:58:01 ID:4l5E3rCg [25/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウコ 「ねぇトウヤ」

 トウヤ 「なんでしょう」

 トウコ 「私ってさ……、女の子らしさとか、無い、かな?」

 トウヤ 「あの男に言われたこと……ですか」

 トウコ 「分かってるのよね、自分でも。とても お洒落とは程遠い格好だし、胸も無いし、バトル好きで、男勝りな性格だし」

 トウヤ 「そうでしょうか?」

 トウコ 「えっ?」

 トウヤ 「まぁ胸が無いことは否定できませんけど」


  ― バシッ!


 トウコ 「そこは否定しなさいよ」

 トウヤ 「すみません。地味に痛いです」

 トウコ 「まったく」
 ▼ 524 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 22:59:15 ID:4l5E3rCg [26/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウヤ 「でも僕は、トウコさんのこと、女の子らしいって思ってます」

 トウコ 「そお?」

 トウヤ 「格好なんて関係ないですよ。トウコさん、確かにバトル一筋ですけど、ポケモンたちを労わって、可愛がって。さっきリーフィアを撫でてくれた時とか、そのっ……可愛らしい笑顔で、とっても女の子らしいって思いましたよ」

 トウコ 「か、可愛らしいって……///」

 トウヤ 「トウコさんの優しさ、僕は知ってますから。ポケモンに優しい女の子って、素敵だと思いますよ」

 トウコ 「そっか……」

 トウヤ 「だからトウコさん。何と言うか、そんな悲観的にならないで下さいね」

 トウコ 「ありがと。ありがとね、トウヤ」


トウコは そう言うと、何かを決心したかのように、立ち上がる。


 トウヤ 「……あ、そろそろ片付けですかね。行きますか」
 ▼ 525 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 23:00:39 ID:4l5E3rCg [27/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トウヤも立ち上がり、控室を出ようとするが。


 トウコ 「私、もう少し女の子らしく、振る舞ってみようかな」

 トウヤ 「えっ?」


そうして振り向いたトウヤに。



 ― chu♡



 トウヤ 「ぁっ……、えっ? とっ……トウコ、さん?」

 トウコ 「なにキョドってんのよ」

 トウヤ 「だって、そのっ、だって今っ……」

 トウコ 「……ふふっ。少しは女の子らしくなれたかしら?」





 トウヤ×トウコ、「草食男子に惚れる時」



   ――― 完 ―――



 ▼ 526 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/12 23:02:02 ID:4l5E3rCg [28/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



1年って早いですねー(棒)

完結まで大変お待たせいたしました。こんなR-18を長らく保守してくれてありがとう。



コロナウイルスに負けずに頑張って行きましょう。
我らSS書きが出来ることは、皆さんの暇つぶしに貢献するSSを書くこと。

良かったらこちらもどうぞ。
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=1184397&l=1-

R-18じゃない真面目な作品。
続編の続編だから、暇つぶしにも最適かと。



次回、キョウヘイ×メイ、「あなたも元気メイっぱい」(仮)。


次回こそ“サクッと読める短編R-18集”に相応しい文量にしたい。


 ▼ 527 トウモリ@りゅうのプレート 20/04/12 23:47:05 ID:PuvoZWQs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
最後のとこでグッと来た
支援!
 ▼ 528 タグロス@リゾチウム 20/04/13 00:47:40 ID:L7r2aJFM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日地球を滅ぼすつもりだったけど
ヨウ×ミヅキを見るまでは滅ぼすのをやめにしました
 ▼ 529 ブト@においぶくろ 20/04/13 00:48:24 ID:QVlABoOY NGネーム登録 NGID登録 報告
乙&支援
 ▼ 530 ョンチー@プレシャスボール 20/04/13 00:49:46 ID:smwkwAMY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
最終的にはマサル×ユウリまで行くのかな?
頑張ってほしい
 ▼ 531 ールナー@バトルポケット 20/04/13 01:28:04 ID:dT.ExPZ. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
うえくり
 ▼ 532 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/15 02:08:11 ID:cEYYFJHg [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


折返し地点なので、各エピソードまとめ&10文字で紹介。

【 Episode−1 】>>1
 レッド×ブルー、「幼馴染の弱みを握る」
 ┗レッドが暴走した結果。

【 Episode−2 】>>76
 ヒビキ×コトネ、「脱衣願望奈良公園」
 ┗奈良の鹿さんは怖い。

【 Episode−3 】>>157
 ユウキ×ハルカ、「ライブチャットにご用心」
 ┗PCの状態は要確認。

【 Episode−4 】>>240
 コウキ×ヒカリ、「お嬢様のスカート事情」
 ┗風チラに期待するな。

【 Episode−5 】>>410
 トウヤ×トウコ、「草食男子に惚れる時」
 ┗リーフィア大活躍。



今後の予定。鈍足更新なので、気長に待って貰えれば。

【 Episode−6 】
 キョウヘイ×メイ、「あなたも元気メイっぱい」(仮)

【 Episode−7 】
 カルム×セレナ、「クールな彼女の裏の趣味」(仮)

【 Episode−8 】 
 ヨウ×ミヅキ、「タイトル未定」

【 Episode−9 】
 カケル×アユミ、「デート気分で波乗りピカブイ」(仮)

【 Episode−10 】
 マサル×ユウリ、「タイトル未定」



 ▼ 533 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/15 02:09:23 ID:cEYYFJHg [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



【 Episode−6 】



ヒウン中央病院、7階、個室病棟。


  ― コンコン


 キョウヘイ 「どうぞ」

 トウヤ 「やぁ」

 キョウヘイ 「あ、トウヤ先輩!」

 トウヤ 「お見舞いに来たよ。怪我の具合はどう?」

 キョウヘイ 「ダメです」

 トウヤ 「そっかダメかー」

 キョウヘイ 「いや、体調は万全なんですよ。けど、指の骨10本全部折れるって、不便で不便で嫌になりますよ……」

 トウヤ 「一応聞くけどさ」

 キョウヘイ 「はい」

 トウヤ 「なんで指10本骨折したの?」

 キョウヘイ 「話せば長くなりますが……、僕、友達を守るために、必死だったんです!」
 ▼ 534 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/15 02:09:56 ID:cEYYFJHg [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


   *  *  *



2日前。

郊外の森にて――。



 メイ 『ごめんねキョウヘイ君。あたしの特訓に付き合って貰っちゃって』

 キョウヘイ 『気にしないで。僕もメイには強くなって欲しいから』

 メイ 『ふふっ』

 キョウヘイ 『それで、どんな特訓するの?』

 メイ 『うん。出て来てツタ−ジャ』

 ツタージャ 『たじゃ』

 メイ 『この子にね、新しいワザ……“グラスミキサー”を覚えさせたいんだ』

 キョウヘイ 『“グラスミキサー”か。確かに、使えるようになれば、バトルの幅が広がるね』

 メイ 『でしょ!』

 キョウヘイ 『じゃあ一緒に特訓しよう! 出てこいフタチマル!』

 フタチマル 『たっ!』

 キョウヘイ 『新ワザを習得するには経験値と実戦あるのみ! 行くよ!』

 メイ 『うん!』
 ▼ 535 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/15 02:10:36 ID:cEYYFJHg [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

1時間後。


 キョウヘイ 『“シェルブレード”!』

 フタチマル 『ふたぁっ!』

 メイ 『避けてツタ−ジャ!』

 ツタージャ 『たじゃっ……!』

 メイ 『集中して……“グラスミキサー”!』

 キョウヘイ 『繰り出した葉っぱに意識を集中させるんだ!』

 ツタージャ 『たじゃぁぁぁぁぁぁ……』

 メイ 『わっ……葉っぱが渦を巻いて行く……』

 キョウヘイ 『良い調子! 集中力! 集中力を切らさないで!』

 ツタージャ 『じゃぁぁぁぁぁぁぁ……』

 キョウヘイ 『そう! その勢いを保って……発射する!』

 ツタージャ 『たっ……じゃぁぁぁぁぁ!』 ビュオオオォォォォォ

 メイ 『すごい! 出来たよツタ−ジャ! すごいすごい!』

 キョウヘイ 『あーでもまだコントロールが……』


  ― ビュオオオオオォォォォォォォ


 その辺で昼寝してた野生のガントル 『んがっ!?』
 ▼ 536 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/15 02:13:01 ID:cEYYFJHg [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 メイ 『あっ……』

 ツタージャ 『たじゃっ!?』



 ガントル 『んががががぁっぁぁぁぁぁぁぁ!』 ブチギレ


  ― ドドドドドドドドド!



 キョウヘイ 『まずい! “いわなだれ”だ!』

 メイ 『きゃぁぁぁぁぁっ!』

 キョウヘイ 『フタチマル! “シェルブレード”で防いで!』

 フタチマル 『ふたぁっ!』 ザシュザシュッ!


フタチマルが必死に迫りくる岩を粉砕するも、“いわなだれ”、雪崩の如く降り注ぐ岩、全てに反応することは出来なかった。

フタチマルの防御を すり抜けた岩が、メイの目の前に!


 メイ 『あぁっ……』

 キョウヘイ 『危ないっ!』 バッ!
 ▼ 537 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/15 02:13:51 ID:cEYYFJHg [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キョウヘイは咄嗟に、メイの前に立ちふさがる。

そして両手を空に差し出した。


 メイ 『ぁっ……キョウヘイ君っ!?』

 キョウヘイ 『うおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!』


岩と言っても、フタチマルの防御をすり抜けた、比較的小さなもの。直径で50センチくらいだろうか。

だが落下速度が加わった固い岩、生身の人間が受け止めることが出来ると言うのか!?


 キョウヘイ 『クッ!』


  ― ガシッ!


なんとキョウヘイ、岩を両手で受け止める。

火事場の馬鹿力とは このことか。メイを守るために、決死の覚悟で岩に立ち向かった彼の勇気に拍手――。


  ― ボキ ボキ ボキ ボキ ボキ ボキ ボキ ボキ ボキ ボキ


 キョウヘイ 『あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!?』


 メイ 『きょっ、キョウヘイくーーーん!?』



   *  *  *


 ▼ 538 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/15 02:14:51 ID:cEYYFJHg [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 キョウヘイ 「……と、言う訳なんです」

 トウヤ 「あの……うん。メイちゃんを助けようとした行動は偉いと思うよ」

 キョウヘイ 「ありがとうございます」

 トウヤ 「けど、指の骨折で済んだの奇跡だよ。もし指で受け止めれなかったら、頭に直撃してたからね」

 キョウヘイ 「あはは……」

 トウヤ 「ポケモントレーナーたるもの、常に冷静に物事を判断しなくちゃダメだ。その場面、最初から逃げる選択をしないと」

 キョウヘイ 「けど、考える暇が無くて」

 トウヤ 「もしキョウヘイの命にかかわるような怪我を負ったら、メイちゃん、物凄い罪悪感を背負うことになるんだよ」

 キョウヘイ 「……はい」

 トウヤ 「……まぁ、無事で良かったし、メイちゃんを助けたいって気持ちは分かるよ。今後は少し考えてね」

 キョウヘイ 「はい」
 ▼ 539 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/15 02:16:48 ID:cEYYFJHg [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウヤ 「じゃあ、お説教は終わり。これ、お見舞い持ってきたよ」


  無農薬栽培オボンの実<贈呈用一級品>


 キョウヘイ 「これっ……、高級品じゃないですか! こんな高いもの貰う訳には……」

 トウヤ 「この間、アララギ博士の講演会の手伝いで貰ってさ。美味しかったから、キョウヘイとメイちゃんにも食べさせてあげたいって思ってたんだ。お見舞いって名目だから、遠慮なく食べてよ」

 キョウヘイ 「うぅ……ありがとうございますトウヤ先輩」

 トウヤ 「ほかに何か困ったこととかある?」

 キョウヘイ 「………」

 トウヤ 「どうした?」

 キョウヘイ 「ちょっと言いにくいんですが……」

 トウヤ 「言ってみなよ」

 キョウヘイ 「指が使えないので……、性の処理が出来ないんです」



 トウヤ 「………」



 キョウヘイ 「………」



 トウヤ 「聞かなかったことにする」

 キョウヘイ 「えぇぇぇトウヤ先輩! 聞いといてそれは無いですよぉ!」
 ▼ 540 ガヤミラミ@クオのみ 20/04/15 23:23:23 ID:fxmsdUs. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いろんな主人公が追加されて嬉しい
 ▼ 541 リーン@どくのジュエル 20/04/15 23:35:25 ID:lmaM3.RI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 542 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/16 02:45:00 ID:5TYkJeDw [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウヤ 「はぁ……」

 キョウヘイ 「当然、この指じゃ自分で抜くことも出来ません! ネットでオカズを探すことも出来ません!」

 トウヤ 「いや知らないよ」

 キョウヘイ 「せっかく“ポーン☆ハブネーク”と言う良質なサイトを知ってるのに、検索すら出来ないんですよ!」

 トウヤ 「良い子は検索しないでね」

 キョウヘイ 「この僕の苦悩……、分かって下さいよトウヤ先輩……」

 トウヤ 「いや分かったところでどうするの? 僕に処理しろって言うの?」

 キョウヘイ 「あ、いえ。僕そっちの趣味は無いんで」

 トウヤ 「僕も無いよ!」


 キョウヘイ 「あーあ。トウヤ先輩が羨ましいですよ」

 トウヤ 「なにが?」

 キョウヘイ 「トウコ先輩っていう彼女が居て」

 トウヤ 「いや、トウコさんは彼女じゃないって何度も言ってるだろ」

 キョウヘイ 「……キスしたのに?」

 トウヤ 「おぶっ!? っ……なんで知ってるんだよ」

 キョウヘイ 「トウコ先輩のコジョンドが楽しそうにジェスチャーで教えてくれました」

 トウヤ 「ぁぁ……、確かにコジョンド、案外おちゃらけた性格だったからなぁ……」
 ▼ 543 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/16 02:45:30 ID:5TYkJeDw [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 キョウヘイ 「うぅ……、僕も彼女が居れば」

 トウヤ 「メイちゃん彼女みたいなものでしょ?」

 キョウヘイ 「いえいえそんな! まだ友達ですよ! 確かに一緒に遊びに行ったり、今回みたいに特訓したりしてますけど、先輩方みたいにキスなんて経験ないですし、まだまだ普通の友達状態で、多分メイもそういう意識とかしてないと思いますし、だいたい告白して今の関係が傷付いたら怖いって言うか、今みたいな、こう……特に飾り気なく付き合える関係が心地良いって言うか、日常ちょっとした時間に一緒に過ごせる喜びが大きい訳で、そんな関係を自ら壊しに行くようなこと……」

 トウヤ 「とりあえず落ち着いて」

 キョウヘイ 「……はい」

 トウヤ 「メイちゃんのこと好きなんでしょ」

 キョウヘイ 「好きです。正直」

 トウヤ 「告白すればいいのに」

 キョウヘイ 「今の関係が壊れるのが怖くて無理です」

 トウヤ 「って言うかさキョウヘイ」

 キョウヘイ 「はい?」

 トウヤ 「性の処理の悩みから“彼女欲しい”の流れっておかしくない?」

 キョウヘイ 「えっ?」

 トウヤ 「まるで、メイちゃんにエッチなことされたいかのような印象を受けるんだけど」

 キョウヘイ 「そそそ! そんなこと! 無い………………です」
 ▼ 544 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/16 02:46:26 ID:5TYkJeDw [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 トウヤ 「ふーん。少しは願望あるんだ」

 キョウヘイ 「だって……、メイ可愛いじゃないですか。元気メイっぱいで、人懐っこくて」

 トウヤ 「うん、まぁ」

 キョウヘイ 「トウコ先輩と違って胸もありますしね、HAHAHA!」

 トウヤ 「それトウコの前で言ったらガチギレされるから慎んでね」

 キョウヘイ 「あっ、はい」

 トウヤ 「ま、我慢するってことだね。煩悩を除去するのも、修行の一種だと思ってさ」

 キョウヘイ 「別に修行するつもり無いですよぉ」


 トウヤ 「それじゃあ、また来るよ」

 キョウヘイ 「お待ちしてますね。暇で暇で仕方ないので。それと、フタチマルのことよろしくお願いします」

 トウヤ 「うん。責任もって預かるよ」

 キョウヘイ 「ありがとうございます」

 トウヤ 「お大事にねー」


 ▼ 545 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/16 02:47:29 ID:5TYkJeDw [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


トウヤがキョウヘイの病室を出て。

エレベーターに乗り込んだのを確認して。


 メイ 「っ……///」 ドキドキ


女子トイレから、メイが出てきた。


 メイ (トウヤ先輩が居るから入るタイミング見計らってたんだけど……)

 メイ (キョウヘイ君、あたしのこと、好きだって……///) カァァ

 メイ (そっ、それに……、あたしにエッチなこと、されたい……の?)

 メイ (うぅ……そうだよね。指が全部骨折しちゃって、そのっ、溜まってるんだよね……///)

 メイ (キョウヘイ君が怪我したのは、あたしを守るため……。だったら、キョウヘイ君のお願いを聞いてあげるのが、あたしの役割……)

 メイ (キョウヘイ君の悩み、あたしが解決してあげないと)

 メイ (でも、男の人の性の処理って……? アソコを弄るのは分かるけど……///)

 メイ (調べないと。キョウヘイ君のお願い、叶えてあげないと……!)


そうしてメイは再びトイレに入り、スマホで“それ”を調べ始めた。


 ▼ 546 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/16 02:47:51 ID:5TYkJeDw [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ― コンコン



 キョウヘイ 「はい、どうぞ」

 メイ 「こんにちは……」

 キョウヘイ 「あっ、メイ! 来てくれたんだ!」

 メイ 「うん。具合は大丈夫?」

 キョウヘイ 「あぁ。指以外は健康そのもの! 座ってよ」

 メイ 「うん」


メイがベッド脇の丸椅子に腰掛ける。

キョウヘイも体を起こし、ベッドの縁に腰掛けた。
 ▼ 547 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/04/16 02:49:20 ID:5TYkJeDw [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 キョウヘイ 「さっきトウヤ先輩が来て、これ貰ったんだ。高級オボンの実、メイも食べてよ」

 メイ 「ありがとう。あとで頂くね」

 キョウヘイ 「……メイ、なんだか元気ないみたいだけど、大丈夫?」

 メイ 「えっ?」

 キョウヘイ 「いつもは もっと活発なのに……、それに、ちょっと顔赤くない?」

 メイ 「そっ、そうかな?」

 キョウヘイ 「具合悪いんなら言って! 僕に気を遣う必要ないよ?」

 メイ 「違うの。大丈夫、ぜんぜん大丈夫だから!」

 キョウヘイ 「そう?」

 メイ 「あのっ、キョウヘイ君」

 キョウヘイ 「ん?」

 メイ 「改めて、あたしを庇ってくれて ありがとう。それに……ごめんなさい。あたしのせいで、指が……」

 キョウヘイ 「そんな気にすることないよ! メイが無事なら、僕はそれで良いんだから」

 メイ 「ううん、そう言う訳には いかないの。あたし、キョウヘイ君の力になりたい」

 キョウヘイ 「メイ……」

 メイ 「キョウヘイ君……、悩み、あるんでしょ?」

 キョウヘイ 「えっと……えっ?」

 メイ 「あたしのせいで骨折しちゃったんだもん。キョウヘイ君の、そのっ……お世話、あたしが してあげないと……///」

 キョウヘイ 「えっ……嘘? もしかしてメイ……、聞いてたの?」

 メイ 「……ぅん ///」
 ▼ 548 レッフィ@ハガネZ 20/04/16 05:53:35 ID:/X1okiwE NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援!
 ▼ 549 ッソン@くっつきバリ 20/04/16 18:01:14 ID:572EhUUY NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
キョーへーおま…






















支援
 ▼ 550 ロカロス@いいキズぐすり 20/04/16 21:08:23 ID:FqbUeGqA NGネーム登録 NGID登録 報告
夜だからageられる!
支援!
 ▼ 551 ソハチ@イナズマカセット 20/04/16 21:14:29 ID:WThMd9oU NGネーム登録 NGID登録 報告
このSSが大好きだ。
惜しいのはトウコが貧乳であること。
メイよりは小さいけど綺麗な美乳くらいにして欲しかった。
ポケマスだと大きいし。
 ▼ 552 ギギシリ@ムーンボール 20/04/16 21:41:16 ID:KXSs75n. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キョウメイ待ってました!!
大支援
 ▼ 553 ニリッチ@こんごうだま 20/04/16 23:39:42 ID:/h2oNG66 NGネーム登録 NGID登録 報告
恒例となった一級オボンで草

支援
 ▼ 554 ャーレム@ゆうかんミント 20/04/16 23:59:37 ID:9rqImMW6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
SM、ピカブイ、剣盾も書いてくれるのか!
超絶支援
 ▼ 555 マンボウ@かいふくのくすり 20/04/17 01:50:32 ID:1lbQ/xsw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援
 ▼ 556 イゼル@しんちょうミント 20/04/18 02:22:51 ID:7MW6ZFE6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 557 ッパ@かみなりのいし 20/04/18 02:59:37 ID:HcOYC0KY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これ終わったらサトシと各シリーズのヒロインverも書いてくれませんかねわ?
 ▼ 558 アル@ふっかつそう 20/04/18 07:29:26 ID:yyuw/6jk NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>557
この作者はサトシとヒロインのss結構書いてるから探してみれば
 ▼ 559 ンリュウ@ルームキー 20/04/19 01:14:47 ID:il6cvxSQ NGネーム登録 NGID登録 報告
これ10話分もエロストーリー書くって凄いな

がんばれ支援
 ▼ 560 ンパン@レトルトめん 20/04/19 01:44:26 ID:vZxwww/6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>558
ヒロインだとセレナと少しハルカもあったけど他あったっけ?
 ▼ 561 ブリム@ももいろはなびら 20/04/21 13:34:56 ID:e4QUxnA6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
こうひか長いんだなぁ
紫煙
 ▼ 562 ガヘルガー@ダークストーン 20/04/25 22:30:49 ID:3AkAlVF2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 563 ルタリス@きせきのみ 20/04/26 20:07:07 ID:TVY2ME/A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 564 ボツボ@いじっぱりミント 20/04/27 21:10:44 ID:ODhgmfGk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 565 クデ@ニニクのみ 20/05/02 21:17:43 ID:4JFoTcZ6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 566 ルネロス@サトピカZ 20/05/02 21:23:35 ID:ZEIEe7tA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 567 ォッシュロトム@おおきいマラサダ 20/05/04 21:25:17 ID:ZcrMOCcc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
頑張ってくれ

支援
 ▼ 568 ガサメハダー@するどいくちばし 20/05/10 04:16:55 ID:CnoIiKcw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 569 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/14 00:26:15 ID:MLW.6E1M [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 キョウヘイ 「ごごごごめん! そのっ違うって言うか! トウヤ先輩に元気なとこ見せようと思ってそれでっ……」

 メイ 「……いいの」


そう言うとメイは立ち上がり、おもむろにシャツを脱ぎ始めた。


 キョウヘイ 「えっ……メイ!?」


ピンクのインナーも脱げば、清楚な白いブラに包まれた胸が露わになる。

年齢の割に大きい、彼女のチャームポイント。それが今、キョウヘイの目の前に。


 キョウヘイ 「ちょなっ……ダメだよメイ! 服! 着て!」


慌ててキョウヘイは目を逸らして叫ぶ。

――が、メイは服を着る素振りを見せない。それどころか、黄色のキュロットスカートまで脱ぎ始めた。


 キョウヘイ 「あっ……と、もしかしてメイ、僕が怪我したことに責任感じてるの!?」
 ▼ 570 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/14 00:27:06 ID:MLW.6E1M [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キョウヘイとトウヤの会話を聞かれていたと言うことは、即ち、メイのエッチな姿を見たいというキョウヘイの願望も聞かれていたことになる。

もしメイが、自分を庇ったがためにキョウヘイが怪我したことに責任を感じているのなら、罪滅ぼしとして服を脱ぐのは当然の流れだろう。

親しい間柄であれば、尚更だ。


 キョウヘイ 「メイがそんなことする必要ないから安心して! 僕、別にメイが悪いとか全然……」

 メイ 「あたしも……」

 キョウヘイ 「えっ?」

 メイ 「あたしも、キョウヘイ君のこと……好きだもん ///」

 キョウヘイ 「っ……!?」


それは、突然の告白だった。


驚いたキョウヘイは思わずメイのことを直視し、しかし彼女が服を着ていないことを思いだし、慌てて再度、ソッポを向く。
 ▼ 571 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/14 00:27:44 ID:MLW.6E1M [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キョウヘイ 「それも……、聞かれちゃってたんだね」

 メイ 「うん ///」

 キョウヘイ 「その……ごめん」

 メイ 「えっ?」

 キョウヘイ 「こういうの、もっとちゃんとした形で、僕から伝えるべきなのに」

 メイ 「そんなの……いいよ。あたしもそのっ、盗み聞きみたいな感じだったし……」

 キョウヘイ 「いやでも……」

 メイ 「キョウヘイ君、こっち向いて」

 キョウヘイ 「………」

 メイ 「あたし、自分の意思で脱いだんだよ? キョウヘイ君に喜んで貰いたくて」

 キョウヘイ 「っ……///」

 メイ 「手が使えなくて……そのっ、困ってるキョウヘイ君を、癒してあげたいなぁ……って」

 キョウヘイ 「けどっ」


 メイ 「……もぉ!」 ドン!

 キョウヘイ 「えっ!?」 ドサッ!
 ▼ 572 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/14 00:28:27 ID:MLW.6E1M [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
次の瞬間、ベッドの縁に腰掛けているキョウヘイの上半身を、メイはベッドに押し倒した。

そしてメイは、キョウヘイに覆い被さるように、ベッドに膝立ち、両手は彼の顔の横につく。


 キョウヘイ 「メイ……」 ドキドキ

 メイ 「……///」 ドキドキ


キョウヘイの視界に、下着姿のメイが映りこむ。

白いブラに包まれた大きな胸、なめらかな体のラインの先、下半身は黒いタイツを穿いたままだが、ブラとお揃いの白いショーツが透けて見える。

そうして目を潤ませて見つめてくる可愛らしいメイに、キョウヘイは興奮せずには いられなかった。


 メイ 「キョウヘイ君、溜まってるん……だよね?」

 キョウヘイ 「いゃそのっ!」


メイの視線は、キョウヘイの下半身に向けられていた。

薄い病院着のズボンは、分かりやすいくらいテントを張っていた。
 ▼ 573 ンテイ@モコシのみ 20/05/14 00:29:12 ID:wbCgGEEI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キターーー!!!支援!!
 ▼ 574 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/14 00:29:26 ID:MLW.6E1M [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 メイ 「手が使えないキョウヘイ君の代わりに、あたしが……してあげる ///」

 キョウヘイ 「待ってメイ! 気持ちは嬉しいけどこんなこと!」

 メイ 「……あたしの下着姿で興奮してるくせに」

 キョウヘイ 「そうだけど……」

 メイ 「……変態っ」

 キョウヘイ 「だだだって! こんな可愛い子の下着姿 見ちゃったら当然だよ」

 メイ 「ふぇっ!? かっ、可愛い……かな ///」

 キョウヘイ 「可愛いよ。メイ、すっごく可愛い」

 メイ 「ありがと……///」


そうして顔を染めたメイは、そのままの体勢で まわれ右。

キョウヘイの目の前にお尻を突き出す形で四つん這いとなり、彼のズボンとトランクスを膝まで脱がせた。
 ▼ 575 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/14 00:30:14 ID:MLW.6E1M [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 キョウヘイ 「ちょっメイ!?」 ボロン

 メイ 「うわぁ……///」 ドキドキ


解放されたキョウヘイのソレは、ギンギンという擬音が相応しいほど、そそり立っていた。

その男子の象徴をまじまじと見つめるメイは、しばし無言。


 キョウヘイ 「メイ、ちょっ、落ち着いて……」 ドキドキ


とは言うものの。

いまキョウヘイの目の前には、四つん這いとなったメイの下半身が。

黒いタイツに包まれたすらりとした両足、透けて見える白いショーツ、ほどよい肉付きの お尻。


可愛い彼女のエロティックなヒップラインを目の前に、キョウヘイの興奮は治まるはずが無い。


 メイ 「すごい……ビクビクしてる……///」

 キョウヘイ 「メイっ……///」


お互いがお互いの下半身を見つめる異様な状況。

互いに恥ずかしいはずだが、もはや恥じらいは消え失せようとしていた。


互いに、目の前の性器に、興味津々なのだから。


 ▼ 576 トリンダー@こわもてプレート 20/05/14 00:37:10 ID:0JxIoH6A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
よし待ってた
支援!
 ▼ 577 ドラン♀@クリティカット 20/05/15 16:25:06 ID:5mfctz16 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 578 ワムラー@スキルコール 20/05/20 22:25:33 ID:ea/w6KD6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 579 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/23 22:41:55 ID:1ZoEiaV. [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 メイ 「んっ……」 ニギッ

 キョウヘイ 「っ!?」 ビクッ!

 メイ 「わぁ……///」 ニギニギ

 キョウヘイ 「メイっ……それっ、ヤバいって……!」

 メイ 「でも……、こうすると、気持ち良いんでしょ?」

 キョウヘイ 「だけどっ……」

 メイ 「もっと動かした方が良いのかな……?」 シコシコ

 キョウヘイ 「っ……!? メイっ、どこでそんなっ、こと、覚えたの……」

 メイ 「ネットで。キョウヘイ君に、気持ち良くなって欲しくて……」 シコシコ

 キョウヘイ 「うぁっ……、ほんとメイっ、ダメだって……!」 ビクビク

 メイ 「……気持ち良くない?」

 キョウヘイ 「いやそのっ……」

 メイ 「キョウヘイ君、ぁのっ、自分で……出来ないから、あたしに出来ることって、これくらいだから……」

 キョウヘイ 「でも、メイにそんなことさせる訳には……」

 メイ 「いいの。あたしのせいで怪我しちゃったんだもん。あたしがキョウヘイ君のお世話しないと。それにね……」
 ▼ 580 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/23 22:42:25 ID:1ZoEiaV. [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 メイ 「男の人を、そのっ……気持ち良くさせる方法、まだあるって言うか……///」

 キョウヘイ 「えっ、いや、それ以上は何かダメな気がする」

 メイ 「失礼します……あむっ」

 キョウヘイ 「えっ!? うそメイ!?」


メイの体勢が少し下がったかと思うと、キョウヘイのソレを、生暖かい感触が包みこむ。

彼女のお尻が目の前にあり、直接ソレを目視することは出来ないが、キョウヘイは確信する。メイが、自分のソレを咥えたのだと。


 メイ 「じゅぷっ……んっく、ぅっ……ひもひぃぃ?」

 キョウヘイ 「ダメだよメイ! そんなっ……汚いから!」

 メイ 「ひょうへぃふんの、ふぁぇあもん。ふぁらし、はんはぅから……」

 キョウヘイ 「メイっ……!」

 メイ 「じゅぷっ、んむっ、じゅっぷ……」
 ▼ 581 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/23 22:43:01 ID:1ZoEiaV. [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メイはキョウヘイのソレを咥えたまま、必死に口を動かす。

舌でソレを撫でながら、口でキョウヘイに奉仕する。

ネットで得た浅はかな知識を真似て実行するフ〇ラ、初めての行為は当然ながら ぎこちないものだが、フェ〇を受けるのが初めてであるキョウヘイにとって、そんな ぎこちなさなんて関係ない。


片思いしてきた彼女が、必死に自分を気持ち良くしようと頑張る姿。

ねっとりと絡みつくソレの気持ち良さも相まって、もはや「やめて」とは言えない。

こんな大人なエロティックな行為に、キョウヘイは必死で耐える。


 メイ 「んじゅぷっ、れろっ、んぷっ、じゅぷっ……」

 キョウヘイ 「っく……」 ビクビク

 メイ 「んちゅっ、れろっ、じゅぷっ、じゅぷっ……」

 キョウヘイ 「ぅあっ、やばっ……」

 メイ 「ぢゅぷっ、じゅぷっ、んぷ、じゅるっ、ぢゅぷっ……」

 キョウヘイ 「っ……!?」


夢中で、なのか、必死で、なのか。

言葉を発さず、ひたすらキョウヘイのソレを奉仕し続けるメイ。

汚いものであるソレを拒絶せず自分から咥え、舐め、気持ち良くしようと奮闘するメイ。
 ▼ 582 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/23 22:44:09 ID:1ZoEiaV. [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
果たしてそんな彼女も興奮しているのか――、キョウヘイの目の前にあるメイの下半身には。

タイツ越しでも分かる程、白いショーツのアソコに染みが出来ていた。


 キョウヘイ (ヤバい、ヤバい、ヤバい、ヤバい……!)





キョウヘイの中で、何かが弾けた。





 キョウヘイ 「んじゅるっ!」

 メイ 「はひっ!?」 ゾクッ

 キョウヘイ 「はふー、ふーっ、メイのアソコっ、厭らしい匂い……」

 メイ 「ぷはっ! きょ、キョウヘイ君ッ……!?」

 キョウヘイ 「メイが……始めたんだからね。お互い様だよっ!」
 ▼ 583 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/23 22:44:49 ID:1ZoEiaV. [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キョウヘイは、自分の体を鍛えていたことに自ら感謝する。


四つん這いになり、自分にお尻を向けてフ〇ラしているメイ。

腹筋の要領で上半身を少し起こせば、顔がちょうど、メイのアソコに当たるのだ。


 キョウヘイ 「ふーっ、れろっ、じゅるるっ、はふーっ!」

 メイ 「ふぁぁぁ……ダメだよキョウヘイ君、そんなっ、ところっ……///」

 キョウヘイ 「これ、69って言う……、恋人同士で気持ち良くなる方法なんだよ」

 メイ 「恋人同士……///」

 キョウヘイ 「腹筋疲れちゃうから、腰、下ろして」

 メイ 「っ……///」


言われた通り、メイは腰を下ろす。

もはやアソコとキョウヘイの顔が密着しそうなほどだが、両手が使えないキョウヘイにとっては、この方が有難い。


 キョウヘイ 「ふっ、じゅるるるっ、はふっ、じゅるるぅぅぅ……」

 メイ 「んっ……じゅぷっ、れろっ、ぢゅっ、じゅるっ……」

 キョウヘイ 「すーっ、ふーっ、じゅるっ、れろっ、すーっ、ふーっ」

 メイ 「んむっ、ぢゅるっ、はむっ、じゅるるっ……」
 ▼ 584 トーボー@ポロックキット 20/05/23 23:14:36 ID:73eUwuNk NGネーム登録 NGID登録 報告
おお……
 ▼ 585 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/24 00:55:51 ID:3Oaw8YAc [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タイツ越し、ショーツ越しであるにも関わらず、キョウヘイの興奮は最高潮に達する。

メイのアソコは、彼女の愛液とキョウヘイの唾が混ざり合って どんどん湿り気を増していく。

それを夢中で舐め、吸い付き、顔を密着させて匂いを堪能するキョウヘイ、最初の遠慮は何処へやら。


 キョウヘイ 「じゅるるるっ、れろっ、すーっ、ふーっ、れろれろっ」

 メイ 「ぢゅぷっ、じゅぷっ、んぷ、じゅるっ、ぢゅぷっ……///」


一方のメイも、キョウヘイのソレへの奉仕を止めることは無い。

自分のアソコを舐められ、吸われ、匂いをかがれると言う、恥ずかしい事この上ない行為をされているものの、それを受け入れている。

受け入れた上で、負けじとキョウヘイのソレを咥え、舐め、時に吸い付き、彼を気持ち良くさせんと奮闘する。


 キョウヘイ 「ふっ、じゅるるるっ、はふっ、じゅるるぅぅぅ……」

 メイ 「んっ……じゅぷっ、れろっ、ぢゅっ、じゅるっ……」


互いに性器を刺激され、気持ち良さと恥ずかしさに支配され、もはや中断するという選択肢は無い。

個室であることを良いことに、本能のまま、行為に勤しむ。


しかし、それも長くは続かない。

溢れ来る快楽を永遠に耐え続けることなど不可能。


最初に音を上げたのは、やはり、手が使えず相当に溜まっていた、キョウヘイの方だった。
 ▼ 586 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/24 00:56:43 ID:3Oaw8YAc [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 メイ 「ぢゅぷっ、じゅるっ……れろっ、じゅぷっ……」

 キョウヘイ 「じゅるるっ……ふーっ、ふーっ、ぁっやば、ぁぁぁっ……んくっ!?」

  ― ドピュッ! ビュッ……ビュルッ! ビクビクッ、ビクッ……


 メイ 「んぐっ!?」

  メイ (これっ、キョウヘイ君のっ……/// ふぁっ、ぁぁぁぁっ……///) ゾクゾクッ


とうとうメイの口の中に、生暖かく、生臭い、粘っこい液体が噴出された。

溜まっていただけに、量は多め。勿論メイが適量など知る由もないが、キョウヘイを気持ち良くさせた事実を口いっぱいに受け、彼女の下半身も興奮が最高潮を迎えた。


 メイ 「んぁっ!? らめっ……、イっ……ぁぁぁっ……///」

  ― ビクン! ビクッ、ビクビクッ……ジワッ……ポタポタッ、ポタッ……


メイもまた、絶頂に達した。

キョウヘイに恥ずかしい所を口で責め続けられた快楽も相まって、ビクビクと下半身は正直に疼く。

恥ずかしい液体が染みだし、数滴、キョウヘイの顔に滴り落ちた。


 キョウヘイ 「はぁっ、はぁっ……はぁっ……」

 メイ 「ふーっ、ふーっ、っ……けほっ! けほっ! ぅぇぇ……」


キョウヘイは天井を仰いだまま。

メイは果ててベッドに倒れ込み、しばらく2人は、そのまま動けなかった。


 ▼ 587 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/24 00:57:08 ID:3Oaw8YAc [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 キョウヘイ 「……ごめん。汚いの、メイの口の中に」

 メイ 「がらがらがらっ……ぺっ。ううん。私の方こそ……エッチなおつゆ、キョウヘイ君の顔に……///」


しばらくして我に返った2人は、慌てて衣服を戻し、後処理を済ませた。

と言っても、手が使えないキョウヘイは衣服を直すことくらいしかできず、ここでもメイの世話に。

顔に垂れた露、メイの唾に塗れたソレを念入りに拭いてもらい、そして2人は、急激に気まずくなる。


 キョウヘイ 「………」

 メイ 「………///」


互いの性器を舐め合い、互いに絶頂を迎えた。

本能に従って互いに快楽を求め合い、まわりのことは全く見えていなかった。

そもそも個室と言えど、万が一のために病室に鍵は無く、もし誰かが病室を訪れていたら――。
 ▼ 588 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/24 00:57:51 ID:3Oaw8YAc [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 キョウヘイ 「ごめんね、メイ」

 メイ 「えっ?」

 キョウヘイ 「あんなとこ舐められて……、ホントは嫌だったよね」

 メイ 「そのっ……恥ずかしかったけど、別に……嫌、とかじゃ……///」

 キョウヘイ 「メイのアソコ見てたら、吹っ切れちゃったって言うか……。気持ち悪かったよね、あんな むしゃぶりついて……」

 メイ 「そんなこと言ったら あたしの方だって! キョウヘイ君の……ソレ、舐め始めたの、あたしからだし……」

 キョウヘイ 「ホントごめんね。僕、止めるべきだったと思う」

 メイ 「いいの。あたしとしては……そのっ、嬉しかった、かな?」

 キョウヘイ 「嬉しい?」

 メイ 「だって……、さっきの、69? 恋人同士で気持ち良くなることなんでしょ?」

 キョウヘイ 「あっ……まぁ」

 メイ 「あたし……あたしね、キョウヘイ君と恋人同士になれたら良いなって……、そのっ、ずっと前から……///」

 キョウヘイ 「っ……僕もだよ!」

 メイ 「うん……/// えへへ知ってる。トウヤ先輩との会話、聞いちゃったもん」
 ▼ 589 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/24 00:59:13 ID:3Oaw8YAc [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 キョウヘイ 「うぅ……恥ずかしいなぁ。こういうの、男の方からビシッと伝えるべきなのに」

 メイ 「いいよそんなこと。キョウヘイ君が あたしのこと好きだって知れて、ホント、嬉しかったんだから」

 キョウヘイ 「ははっ。なんか……、こんなことなら、もっと早く、ちゃんと告白してれば良かったな」

 メイ 「いきなりエッチなことから始めちゃったもんね /// 順番ちがうよーって」 ニコッ

 キョウヘイ 「……あーもー、ホント、メイって可愛いなぁ」

 メイ 「ふぇっ!? あ、ありがと……///」

 キョウヘイ 「退院したらさ、改めて、ちゃんと気持ち、伝えるから」

 メイ 「うん」

 キョウヘイ 「だからそれまでは……、甘えちゃっても良いかな?」

 メイ 「甘える?」

 キョウヘイ 「そのっ、手が使えないから、溜まっちゃうでしょ?」

 メイ 「っ……/// もぉ〜! 確かに あたしもそのっ、エッチなこと、興味あるけど……///」

 キョウヘイ 「お願いっ」

 メイ 「……ふふっ。大好きな人のお願いだもんね。良いよ、もちろん」

 キョウヘイ 「ホント!? ありがとうメイ! 僕も大好き!」

 メイ 「えへへっ。キョウヘイくん元気メイっぱい! だねっ」





 キョウヘイ×メイ、「あなたも元気メイっぱい」



   ――― 完 ―――


 ▼ 590 リゴン@ミュウツナイトY 20/05/24 01:00:22 ID:167MjuPc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙!
 ▼ 591 ージュラ@ピーピーマックス 20/05/24 01:08:56 ID:WlbU3832 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙!
次はいよいよカルム×セレナか…
 ▼ 592 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/24 01:12:41 ID:3Oaw8YAc [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


“サクッと読める短編R-18集”を名乗るなら、1エピソードの文量は このくらいが適当か、はたまた少し短いか。

もっとポケモンをストーリーに絡ませたい。



次回、カルム×セレナ、「クールな彼女の裏の趣味」(仮)


人間はオナニーする時、同じ空間にペットの猫や兎が居ても、特に気にしないだろう。
そして、ペットである猫や兎も、きっと何も感じないはずだ。
しかし、もしそれが、人間の言葉を理解し、人間に匹敵する知能を有する、ポケモンだったら?
主人の自慰を目の当たりにして、ポケモンは何を思うか――、そもそもポケモンは自慰の意味を知っているのか――。

これは、ポケモンの精に関する生態に迫った作品である(大嘘)


 ▼ 593 ャルマー@こんごうだま 20/05/24 01:25:40 ID:cUDQDED2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
めっちゃ興奮する
支援や!
 ▼ 594 クスロー@すごいキズぐすり 20/05/24 02:23:10 ID:7awURGZU NGネーム登録 NGID登録 報告

次も支援
 ▼ 595 ブリー@ふねのチケット 20/05/24 02:36:30 ID:osHsC6mk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヨウミヅが近づいてきて楽しみ
 ▼ 596 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/25 23:12:13 ID:yCt.6Yog [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



【 Episode−7 】



 セレナ 「ニャオニクス、とどめの“シャドーボール”よ!」

 ニャオニクス♀ 「にゃおぉぉぉん!」 シュバッ!

 カルム 「あっ……ニャオニクス!?」

 ニャオニクス♂ 「にゃ……」 ガクッ


 トロバ 「カルムさんのニャオニクス、戦闘不能。よって勝者、セレナさん!」

 サナ 「お疲れ様、2人とも」

 DD 「やっぱりセレナは強いねぇ!」


 カルム 「う〜ん、なかなか勝てないなぁ。ごめんねニャオニクス」

 ニャオニクス♂ 「にやー」

 セレナ 「けど、バトルの筋は良くなったんじゃないかしら。私のニャオニクスに追いつくのも、きっともうすぐね」

 カルム 「悔しいけど、まだまだセレナの方が上ってことだね」

 セレナ 「お疲れ様、ニャオニクス。ゆっくり休んでてね」

 ニャオニクス♀ 「んにゃ」
 ▼ 597 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/25 23:13:22 ID:yCt.6Yog [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


私はニャオニクス♀。

ニャスパーの時からセレナと一緒。セレナのポケモン。


セレナはクールで、バトルが強い。

私のことも大切に育ててくれて、こうして男の子相手でも引けを取らずに戦える。


私はニャオニクス♀。

ニャスパーと言う種族は、高いサイコパワーを持っていて、色んな面で役に立つ。

例えば、ある程度なら、相手の心を読める。


いまバトルした相手、カルム。

セレナの家の隣に住んでる彼は、密かにセレナに恋してる。

私と同種族の<ニャオニクス♂>をゲットしたのも、セレナの気を引きたいから。

なんとかセレナと距離を縮めようとしてるけど、セレナはクールでバトルが強く、男たちに「色事には興味が無い」と言う印象を与える。

そんなセレナ相手に、カルムもなかなか手を出しにくい――って言ったら違うかな。距離を縮めるのに苦労してるみたいだ。
 ▼ 598 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/25 23:14:06 ID:yCt.6Yog [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「それじゃあ、私はこの辺で」

 カルム 「うん。バトルありがとう」

 トロバ 「また明日」

 サナ 「じゃあねセレナっち〜」

 DD 「今度は僕ともバトルしようねー!」



セレナは、必要以上に他人と接しようとは しない。

決して人付き合いが悪い訳じゃないけど、なんて言うか、一人の時間を大切にするタイプ。

彼らもそれを分かってるみたいで、例えば今、セレナと別れた彼らが何を話しているか、サイコパワーで探ってみる。



  トロバ 『セレナさんってクールですよね』

  サナ 『うん。バトルに勝ったのに喜びを感情に出さないところとか、最高に格好良いよね!』

  カルム 『僕がもう少しまともなバトル相手になれれば良いんだけどなぁ』

  DD 『気にするなよ。セレナの腕前はピカイチさ。対等にバトル出来る相手なんて、そうそう居ないよ』

  トロバ 『僕もセレナさんのバトルセンス見習いたいです』

  サナ 『あたしもー!』



ほらね。

付き合いの悪さとか誰も言わないし、みんなセレナを尊敬している。

ご主人様を褒められるって、私にとっても嬉しいし、誇らしい。

 ▼ 599 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/25 23:31:44 ID:yCt.6Yog [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 セレナ 「おいで、ニャオニクス」

 ニャオニクス♀ 「にゃん」

 セレナ 「今日も頑張ったわね。ブラッシングよ」

 ニャオニクス♀ 「にゃ〜♪」


家に帰ると、セレナは決まって私をブラッシングしてくれる。

私の頭を撫でながら、柔らかなブラシで毛並みを整えてくれる。


とっても気持ち良い。


セレナはクールだけど、私たちポケモンのことを、本当に大切にしてくれる。

それだけじゃない。

ポケモンフーズを独自に調合したり、ジムリーダーや四天王のバトル動画を見て研究したり。

とにかく、私たちポケモンのことを第一に考えて、セレナは生活しているの。
 ▼ 600 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/25 23:32:36 ID:yCt.6Yog [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 セレナ 「……はい、おしまい」

 ニャオニクス♀ 「んにゃぁ」


セレナのブラッシングの後、私の毛並みは艶々だ。

自分で毛づくろいする必要が無いほど、セレナのブラッシングは優しく丁寧。


バトル面も、ブリーダー面も完璧なセレナ。





でもセレナには、誰も知らない、誰にも言えない秘密がある――。





 セレナ 「ふふっ。じゃあニャオニクス。私ちょっと やることあるから、リビングで大人しくしててね」

 ニャオニクス♀ 「にゃおー」


さっき私、“セレナは一人の時間を大切にするタイプ”って言ったけど、それは勿論、“私たちポケモンとの時間を作る”って意味もある。

でもセレナは、それに加えて、“完全に一人の時間”を欲することがある。


私たちポケモンだって、たまには一匹になりたい時がある。

プライベートな時間は大切にすべきだってこと、私は理解しているつもり。
 ▼ 601 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/25 23:34:22 ID:yCt.6Yog [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
けど、私たちポケモンと干渉せずに、セレナが何をしているか、興味本位で探ってみたことがある。サイコパワーを使って。

多分今日も、ソレだと思う。
 


 ニャオニクス♀ 「………」 クワッ!



私たちポケモンが、サイコパワーを使って透視みたいなこと出来るなんて、セレナは気付いてないと思う。

セレナに限らず、ニンゲンみんな。



  セレナ 『んっ……、はぁっ……、ぁっ……///』 クチュクチュ



基本的にポケモンは、ご主人の命令には絶対だ。

リビングで大人しくと言われれば、よほどのことが無い限り、リビングを動くことは無い。



  セレナ 『や……、だめっ……、んっ……///』 クチュクチュ



だからセレナは――。



自分の部屋で堂々と、自慰に勤しんでいる。

私がそのことに気付いているとは知らずに、毎日のように、自ら快楽に溺れている。


 ▼ 602 ジュマル@おはなアメざいく 20/05/26 00:30:34 ID:0YT2sRxc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 603 クラビス@かわらずのいし 20/05/26 00:32:53 ID:dK1wuSN2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポケモン目線とは新鮮やな!
支援
 ▼ 604 ワパレス@だっしゅつパック 20/05/26 01:39:21 ID:i53w7nxY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
DDで笑ってしまった
 ▼ 605 ルヴァディ@わんぱくミント 20/05/26 10:49:17 ID:IPiIrzKw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 606 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/27 00:04:28 ID:6jFIH7zQ [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


数か月前になるかな。


初めてセレナの自慰をサイコパワーで目の当たりにしたとき、私はセレナが何をしているのか分からなかった。

自分で自分の性器を弄って、顔を高揚させて、息を荒くして、ビクビクと痙攣して。

でもそれが、“私たちポケモンにすら見られたくないこと”と言うのは分かった。そうじゃなければ、わざわざ一人になる必要は無いもん。


その辺のこともサイコパワーで調べてみると――え? サイコパワー都合良すぎないかって?

ニャオニクス族のサイコパワーはエスパータイプの中でも格が違うの。色んなことに応用できちゃうんだから。


それで調べてみて、セレナの行動は、自分自身に性的快感を与える行為だと分かった。

自分で性器を刺激して性的に気持ち良くなる――、なんて簡単に言うけど、正直、私には理解できなかった。

性器は交尾のためもの。子孫繁栄のためのもの。ニャオニクスと言う種を次世代に繋げる、大切なもの。

そこを自ら刺激するなんて信じられないし、それで快楽を得ようとするニンゲンには、ちょっとショックだった。


試しに……試しにだよ?

私も自分の性器を触ってみたけど、気持ち良いとは思わなかった。

ここは交尾のため、子孫繁栄のため、大切にしておかなければならない場所。

やっぱり私には、ニンゲンで言う自慰という行為を理解することは出来なかった。

 ▼ 607 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/27 00:05:01 ID:6jFIH7zQ [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



  セレナ 『んぁっ……、やだぁぁ……///』 クチュクチュ



私が透視しているとは知らずに、セレナは自慰を続けている。

クールで、バトルが強くて、完璧なニンゲンと言っていい、私のご主人、セレナ。


そんなセレナの裏の顔……とでも言うのかな。

誰も知らないセレナの一面、セレナの隠れた趣味、誰にも言えないセレナの秘密。


自慰はニンゲンにとって一般的な行為だ。

年頃の男女なら誰しもが隠れて行う、成長の通過儀礼のようなもの。きっとカルムやサナたちだって、私たちポケモンの見ていない所で勤しんでいるだろう。

これをもってセレナを軽蔑したり、失望したりするつもりは全く無い。



なら、何故これがセレナの秘密になり得るのかと言うと――。



  セレナ 『やだっ……、もぉやめてょみんなっ……、恥ずかしぃ……///』


 ▼ 608 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/27 00:05:38 ID:6jFIH7zQ [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナの自慰は、空想が豊か過ぎる――、って表現が正しいのかな。


  セレナ 『だめっ……、見ないでカルムっ……、ティエルノ……、トロバも……///』


セレナは、友達に責められる空想で、興奮しているのだ。

セレナは、友達に性器を弄ばれることを想像して、快感に浸っているのだ。


 セレナ 『そこっ……、そんなとこっ……やだぁぁ………//』 クチュクチュ


私たちポケモンを1階のリビングに残して、セレナは2階の自室で自慰に のめり込んでいる。

空想の中で友達に責められて、でもそれに悦んで甘い声を漏らして。

ここまで声は届かないと思ってるんだろうけど、サイコパワーを通してバッチリ聞こえてしまう。

加えてセレナは、臨場感を出すためか、アイマスクをしている。完全に自分の世界に入り込んでいる。


 セレナ 『んっ……、やらっ、乳首っ……///』 コリコリ



これが、私のご主人の、誰にも言えない秘密。


普段のクールさからは想像できないような趣味を、セレナは隠し持っているのだ。




 ▼ 609 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/29 03:21:07 ID:2uAA5ww2 [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


   *   *   *



 セレナ 『ちょっ……やめてよティエルノ! トロバ! 離してっ!』

 DD 『オーライ! 腕は背中にまわして……っと。しっかり押さえておくよ!』

 トロバ 『僕は足を。……わぁ、セレナさんの足、すらりとして綺麗ですね』

 セレナ 『やめてってば! こんなことして良いと思ってるの!?』

 カルム 『セレナはさ。バトルが強いからって、ちょっと調子に乗ってるんじゃない?』

 セレナ 『えっ?』

 サナ 『そうそう。クールな感じも良いけど、ちょっとは周りに気を遣った方が良いって言うかね〜』

 セレナ 『私の態度が気に入らないって訳?』

 DD 『ちょっと違うかな』

 トロバ 『えぇ。セレナさんのクールさは、一つの魅力だと思います』

 セレナ 『じゃあ……どういうこと!? 離してよ!』

 カルム 『要するに僕たち、クールなセレナが慌てふためく姿を見たいんだよ。それと……“感じる表情”とかね』

 セレナ 『感じるって……』

 サナ 『じゃあ、ちょっと失礼しちゃうねー』 ペラッ

 セレナ 『きゃっ!? ちょっとサナっ!?』
 ▼ 610 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/29 03:21:44 ID:2uAA5ww2 [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
突然、サナが私の服を首元まで捲り上げた。

背中にまわされた腕をティエルノに押さえつけられてるから、それに抵抗する術は無い。


 サナ 『わぁ……、セレナっち普段はクールなのに、ブラは可愛いんだね』

 DD 『ワオ! ピンクのチェック柄! ん〜綿素材で子供っぽい印象だね〜』

 セレナ 『やだっ……見ないでっ ///』


必死に もがいてみるけど、恰幅の良いティエルノに押さえつけられては、抜け出すのは不可能。

足を押さえているトロバも案外力が強く、私は成す術がない。


 カルム 『ふーん。確かに子供っぽいけど、なかなか可愛いと思うよ』

 セレナ 『んっ……、やだぁ……///』

 カルム 『じゃあパンツも お揃いかな?』 ペラッ

 セレナ 『えっ……ちょっと!?』
 ▼ 611 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/29 03:22:25 ID:2uAA5ww2 [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
抵抗する間もなく、カルムが私のスカートを捲る。

ブラとお揃いのショーツが、カルムの、みんなの視界の中に。


 サナ 『ふふっ、こっちもピンクのチェック柄』

 DD 『う〜ん、小学生みたいなパンツだね。クールなセレナには似つかないなぁ』

 セレナ 『やだっ! 見ないで! 戻してよぉ……!』

 カルム 『そう言うけどさ……』 ジワッ

 セレナ 『ひっ……///』 ビクッ!

 カルム 『ここ、普通に見て分かるくらい濡れてるんだけど。実は感じてるんでしょ?』 クチュクチュ

 セレナ 『やっ……、違っ……///』


カルムは私のスカートを捲ったまま、私のアソコに手を伸ばして、ショーツ越しに触れる。

そして、割れ目を なぞるようにモゾモゾと指を動かし始めた。

既に濡れている私のアソコから、恥ずかしい露がショーツに染みだして、いやらしい音を立てる。
 ▼ 612 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/29 03:23:09 ID:2uAA5ww2 [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カルム 『口では嫌がってるのに……、みんなに見られて興奮してたんだね』 クチュクチュ

 セレナ 『ちがっ……、ちがうからっ……///』

 サナ 『違うって言うわりに……、こっちも反応してるよ?』 パチン……グイッ!

 セレナ 『ちょっ……サナ!?』 ドキッ


サナは私のブラのホックを外す。

女の子だから勝手は分かっている。抵抗する間もなく、私の胸が露わになってしまった。


 トロバ 『わぁ……、セレナさんの胸っ……』

 DD 『良いねぇ。セレナ着やせするタイプかい? そこそこ大きいね〜』

 サナ 『ふふっ。ねぇ、乳首こんなに立ってるよ。これで“興奮してない”って言うのは無理があるんじゃない?』

 セレナ 『やだっ……見ないでってば! グスッ、見ないでよぉ……///』

 カルム 『可愛いピンクの乳首だね。そんなに感じてるんだ』 クチュクチュ

 セレナ 『もぅやめてよ……、グスッ、ねぇみんなぁ……』
 ▼ 613 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/29 03:24:01 ID:2uAA5ww2 [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
恥ずかしい……。

みんなに、こんなにマジマジと乳首とパンツの染みを見られちゃって……、死ぬほど恥ずかしい。

なのに私、どんどん体、熱くなる……。


 カルム 『それじゃあ、イッたら終わりにしてあげるよ。ね、サナ!』

 サナ 『オッケー!』

 セレナ 『ふぇっ……、ちょっ、もぉ嫌だよぉ……///』

 サナ 『ふふっ、乳首で気持ち良くなるには、やっぱり女の子が責めてあげないとね〜』 クリクリ

 セレナ 『っ……!?』 ビクン

 DD 『お? セレナいま、凄いビクンってなったよ』

 トロバ 『気持ち良いってことですね』

 サナ 『嬉しい〜。セレナっち、私のテクで感じてくれてるんだね〜』 クリクリコリコリ

 セレナ 『ふぁっ……ぁあっぁぁっ……///』

 カルム 『凄い……、どんどん溢れて来る。セレナって感じやすいの? それともみんなに見られてるから?』 クチュクチュ

 セレナ 『んっ……/// やらぁぁっ……///』
 ▼ 614 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/29 03:25:06 ID:2uAA5ww2 [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サナは私の乳首を摘まみ、指の腹で転がし、緩急つけて的確に、本当に的確に責めて来る。

それもそのはず、同じ女の子だから、どうすれば気持ち良くなるか、嫌ほど分かってるはずだ。


そして私の下半身は、カルムに支配されている。

ショーツ越しに割れ目を撫でているだけかと思いきや、不意に押し付け、ぐっしょり濡れたショーツから恥ずかしい水滴がポタポタと垂れる。

敏感な所への刺激に、私のお股はキュンキュンと疼く。


 サナ 『セレナっち、乳首どんどん固くなってきてるよ〜』 クリクリコリコリ

 セレナ 『ふっ……、ぁっ、やぁぁ……///』

 カルム 『アソコも凄い濡れてるし……』 ヌプッ

 セレナ 『ひっ!?』 ビクッ!

 カルム 『指、すんなり入っちゃったね』 ヌプヌプクチュクチュ

 セレナ 『ゃっ……やだっ! ぁぁぁぁっ……///』 ゾクゾクッ


うそっ……。

カルムの指、私の中にっ……。

私の恥ずかしいところ、カルムにっ……。
 ▼ 615 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/29 03:25:56 ID:2uAA5ww2 [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カルム 『うぉ……、凄い締まってきたよセレナ。感じてるんだ』 クチュクチュ

 セレナ 『ちがっ……もぉやめてっ! グスッ、ねぇやめてよぉ……!』

 サナ 『嘘はダメだよセレナっち。乳首もコリコリじゃ〜ん。感じちゃってるんだね』 クリクリコリコリ

 セレナ 『やだっ……ぁぁぁっ……///』

 カルム 『感じてるセレナ……、可愛いよ』 クチュクチュクチュ

 セレナ 『っ……///』 ゾクッ!


カルム……、カルムいま、私のこと……。


乳首いじられて。アソコもいじられて。指まで入れられて。


恥ずかしいのにっ……、恥ずかしいのにっ……、恥ずかしいのにっ、体がっ……!



 セレナ 『やっ……くっ!? んああぁぁぁぁっ!?』

  ― ビクン! ビクビクツ……プシャッ!


 ▼ 616 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/29 03:26:52 ID:2uAA5ww2 [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カルム 『ふふっ。凄いねセレナ。潮吹いちゃって』

 サナ 『イっちゃったね、セレナっち』

 セレナ 『ぁぅっ……グスッ、みないでよぉ……///』

 トロバ 『いつもクールなセレナさんのエッチな姿を見れるなんて……、なんだか不思議な感じです』

 DD 『なに言ってんだいトロバ。クールな子ほど実はエロいって言うじゃないか』

 サナ 『そうそう。セレナっち、ホントはエッチなこと興味津々なんだから〜』

 トロバ 『あぁ、なるほど!』

 カルム 『セレナ……。ふふふっ』


イクとこ、みんなに見られた……。

乳首とアソコ弄られて……、お潮も吹いちゃって……。

私のエッチなとこ、みんなに……。


 セレナ 『グスッ、ぃゃぁぁぁ……///』


でもっ……。

恥ずかしいのに私、すっごい感じちゃってた……。

カルムに指まで入れられちゃって……、私っ、恥ずかしくて死にそうだよぉ……。



   *   *   *


 ▼ 617 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/29 03:29:03 ID:2uAA5ww2 [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 セレナ 『んっ……、イっ……ぁぁっ!?』 ビクン!


あ、いまセレナは絶頂を迎えた。

私がサイコパワーで覗いていることを知らずに、空想で友達に責められることに興奮して、感じて、快感を得て。


 セレナ 『はぁっ、はぁっ、はぁっ……、また……イっちゃった……』


もはや日課とも言える、セレナの空想自慰。

何度でも言うけど、普段のクールなセレナからは想像できない、セレナの秘密の趣味。


要するにセレナは、実は とってもエッチなことに興味があるのだ。


でもセレナは、それを秘密のまま貫いている。当然と言えば当然だけど。

けれど、実際に友達にエッチなことをされたいと言う願望が、セレナの心の奥底に眠っているはずだ。

あんな空想で自慰するんだから、空想を現実にしたいと思うのは自然なことだと思う。


そして、空想の中でセレナを責めていた主人公は、他でもない、カルムだ。

すなわちセレナは、エッチなことをされるのなら、その相手はカルムが良いと言うのは明白。


セレナに密かに恋心を抱いている、お隣さんのカルム。


これって相思相愛なんじゃないかな?

上手いことカルムと両想いになれば、セレナの空想は現実になるんだけど……、クールなイメージが強いセレナに告白するのは、かなり勇気が必要だ。


なにかキッカケさえあれば。

カルムの背中を押す、良いキッカケがあれば……。


 ▼ 618 ツベイ@くろぼんぐり 20/05/29 22:59:36 ID:rk/gAB12 NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
 ▼ 619 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 01:45:28 ID:yfxQSmgg [1/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




 セレナ 「……よし。これで買い物は終わりね」

 ニャオニクス♀ 「にゃお」

 セレナ 「やっぱりバトル道具はメイスイの方が品揃え良いわね。アサメは田舎過ぎよ、まったく」

 ニャオニクス♀ 「んにゃぁ〜」


私とセレナは、メイスイタウンに買い物に来ている。

セレナが言う通り、アサメタウンは田舎過ぎて、ショップの品揃えは良くない。バトル好きなセレナにとって、良い道具の入手はメイスイまで来る必要があるのだ。


……え? メイスイも同じような田舎?

ゲームの中ならポケモンセンターも無い田舎だけど、現実はもう少し栄えてるのよ。

ほら、群馬県にだってショッピングモールや総合病院はあるでしょ? つまりそういうことよ。


 セレナ 「じゃあ帰る前に……、アイス食べて行こうか」

 ニャオニクス♀ 「にゃん♪」


“ヒウンアイス”って言う海外のアイスの専門店があって、メイスイに来ると、セレナはアイスを買ってくれる。

バニプッチを模ったアイスは、滑らかな口どけ、程よい甘さ、香ばしいワッフルコーン、百点満点レベルの美味しさで、私の大好物だ。
 ▼ 620 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 01:49:27 ID:yfxQSmgg [2/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 店員 「いらっしゃいませー」

 セレナ 「ほらニャオニクス、どれが良い?」

 ニャオニクス♀ 「にゃーん……にゃお!」


冷ケースの中に並んだ色とりどりのアイス。

どれも凄く美味しそうだけど、私は毎回、あのピンク色のを選んでいる。


 セレナ 「ふふっ、ニャオニクスいつもそれね。すみません、ストロベリーと、私は……バナナミルクをお願いします」

 店員 「かしこまりましたー」


 セレナ 「はい、ストロベリーよ」

 ニャオニクス♀ 「にゃんだふる♪」

 セレナ 「公園で食べて行こうね」

 ニャオニクス♀ 「にゃぁ♪」


お店のそばに小さな公園があって、メイスイに来た時は、その公園でアイスを食べるのが私たちの定番パターン。

こんな美味しいアイス、きっと高価なものだと思う。それを毎回買ってくれるなんて、本当にセレナは優しい。


 ニャオニクス♀ 「にゃんにゃ!」

 セレナ 「もー、急がなくても大丈夫よ。そんなに暑くないから溶けないわよ」

 ニャオニクス♀ 「んにゃぁー」
 ▼ 621 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 02:01:41 ID:yfxQSmgg [3/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カルム 「あれ? セレナ?」


 セレナ 「あらカルム? 偶然ね」


そうして店を出たところで、ばったりカルムと遭遇した。

アサメに住む2人が、隣町のメイスイで遭遇する確率って、相当低いと思う。セレナの言う通り、凄い偶然だ。


 カルム 「ちょっと おつかい頼まれちゃってね。せっかくだから、噂のヒウンアイス専門店にも寄ろうかと思って」

 セレナ 「ここ有名よね。私たち、いつも寄ってるの。ねっ」

 ニャオニクス♀ 「にゃん」

 カルム 「そうなんだ。……あ、ねぇセレナ。良かったら、そこの公園で一緒に食べて行かない? たまにはバトル抜きでさ」

 セレナ 「良いわよ。私たちも、その公園で食べるつもりだったから」

 カルム 「じゃあ先に行っててよ。僕も買ったらすぐ行くから」

 セレナ 「えぇ。じゃあ待ってるわね」


あらあらカルム、上手いことセレナを誘えたわね。

美味しいものを食べる時、ニンゲンもポケモンもご機嫌になる。まさにベストなタイミング。

チャンスは突然って言うけれど、カルム、この機会にセレナとの距離を縮められるかな。
 ▼ 622 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 02:11:19 ID:yfxQSmgg [4/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カルム 「お待たせ」

 ニャオニクス♂ 「にゃー」

 セレナ 「あら。貴方もアイス買って貰えたのね」

 ニャオニクス♂ 「にゃん♪」

 ニャオニクス♀ 「にゃ?」

 ニャオニクス♂ 「にゃおん」

 セレナ 「ふふっ」

 カルム 「座ろうよ。そっちにベンチあるよ」

 セレナ 「えぇ」


セレナとカルムはベンチに座ってアイスを食べている。

自然と距離は縮まっているように見えるけど……。
 ▼ 623 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 02:21:09 ID:yfxQSmgg [5/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ニャオニクス♀ <ちょっと貴方>

 ニャオニクス♂ <はい?>

 ニャオニクス♀ <あの2人、どう思う?>

 ニャオニクス♂ <あっ……、うちのカルムがセレナさんに勝手に好意を抱いているの、バレてます?>

 ニャオニクス♀ <当然よ>

 ニャオニクス♂ <やっぱり。迷惑じゃないですか?>

 ニャオニクス♀ <迷惑って言うより、多分セレナ、気付いてないわよ>

 ニャオニクス♂ <えぇ……>

 ニャオニクス♀ <バトル好きで、色事には疎いのよ、うちのセレナ>

 ニャオニクス♂ <割かし分かりやすいアピールしてるんですけどね……>

 ニャオニクス♀ <知ってる。普通なら分かるわよ。あの友達も、薄々気付いてると思うわよ>

 ニャオニクス♂ <そうですか……。カルム、よく僕に言うんですよ。セレナが気になってるけど、なかなか気持ちを伝えられないって>

 ニャオニクス♀ <そうよね。セレナのクールなイメージだと、ちょっと告白とか躊躇っちゃうわよね>

 ニャオニクス♂ <セレナさんバトル強いですからね。君にも なかなか勝てませんし>

 ニャオニクス♀ <でも……、いま良い感じだと思わない?>

 ニャオニクス♂ <えっ?>
 ▼ 624 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 02:28:50 ID:yfxQSmgg [6/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カルム 「ニャオニクスたち、仲良いね」

 セレナ 「やっぱり同じ種族同士だと安心するのかしら」

 カルム 「あとは、普段顔を合わせればバトルだから、こう……きちんと話せて嬉しいのかな?」

 セレナ 「ふふっ、それは有り得そうね」

 カルム 「あ、セレナのアイス、それバニラ?」

 セレナ 「ううん、バナナミルクよ。確かにバニラっぽい見た目ね。カルムは?」

 カルム 「僕はミルクティー。茶葉の風味が絶妙だよ」

 セレナ 「ふーん。あのお店、色んな味があるから迷っちゃうのよね」

 カルム 「良かったら、一口どう?」

 セレナ 「そんな、悪いわよ」

 カルム 「いいよ全然。スプーンだから気にならないし」

 セレナ 「そう? じゃあ一口……あ、カルムもお味見いかが?」

 カルム 「良いの? ありがとう!」
 ▼ 629 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 02:34:04 ID:yfxQSmgg [7/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ニャオニクス♀ <アイス、お互い交換してるわよ>

 ニャオニクス♂ <わぁ……良い雰囲気>

 ニャオニクス♀ <お互い“あーん”とかすれば良いのに>

 ニャオニクス♂ <君って時々、なかなか大胆なこと言いますね>

 ニャオニクス♀ <2人の距離が縮まれば嬉しいじゃない>

 ニャオニクス♂ <ん……え? あれ? じゃあセレナさんもカルムのこと……?>

 ニャオニクス♀ <あぁ……っと、嫌いでは無いはずよ。好きかって聞かれると微妙だけど、少なくとも、友達の一歩上くらい?>

 ニャオニクス♂ <そうなんですか! なんだぁ……カルム、じゃあ思い切って告白すれば良いのに>

 ニャオニクス♀ <うーん……、確かに、告白してセレナに意識させるのも、一つの手かも>

 ニャオニクス♂ <なるほど。セレナさん、それほどまで恋愛に関する興味が薄いと>

 ニャオニクス♀ <あ、その……うん。確かに“恋愛”に関しては>


あれだけ空想でカルムに責められて快楽を得ているとは言え、それと恋愛はイコールでは無い。

むしろ恋愛に興味があるなら、もっと恋愛っぽい甘酸っぱい空想での自慰になるはずだ。


 ニャオニクス♂ <僕たちに出来ることって、なにか無いんでしょうか>

 ニャオニクス♀ <こればっかりはね。言葉が伝わらない以上、密かな好意を伝えることは出来ないし、そもそも本人同士の問題だし>

 ニャオニクス♂ <少しずつ距離を縮めて行って貰うしかないですね……>

 ニャオニクス♀ <まぁでも、今日は大きな一歩よ。バトル無しで、こんなに2人の時間を過ごせたんだから>

 ニャオニクス♂ <確かに……、今日がキカッケになると良いですね>
 ▼ 630 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 02:35:21 ID:yfxQSmgg [8/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 セレナ 「美味しかったわね。ごめんなさいカルム、結局、残り半分くらい貰っちゃって」

 カルム 「良いって。セレナが美味しそうに食べてるとこ見ると、なんだか僕も嬉しいし」

 セレナ 「ふふっ。もぉ〜」

 カルム 「ニャオニクス、そろそろ帰るよ」

 セレナ 「行くわよニャオニクス」


 ニャオニクス♀ <ねぇちょっとこれ予想以上に良い感じじゃない?>

 ニャオニクス♂ <はい。カルムも好きオーラ増して出してる気がします>

 ニャオニクス♀ <でもセレナ……気付いてないわね。ごめんなさい疎くて>

 ニャオニクス♂ <いえ、君の言う通り、大きな一歩になってさえくれれば十分ですよ>

 ニャオニクス♀ <カルムに頑張って貰わないと。これアサメまで一緒に帰る流れでしょ?>

 ニャオニクス♂ <はい。まだしばらく2人の時間は続きます。この良い流れのまま……>
 ▼ 633 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 02:36:27 ID:yfxQSmgg [9/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



  ― 突風ビュオオオオオオォォォォォォォ!!!



 セレナ 「きゃっ!?」 バサッ

 カルム 「あっ…………白」

 セレナ 「っ……///」 ギロッ

 カルム 「あっ……ごごごめん! 見るつもりは……」

 セレナ 「もぉ……/// 戻ってニャオニクス!」

 ニャオニクス♀ 「にゃっ……!?」

 セレナ 「まっ、またね!」

 カルム 「ぁっ、セレナ……」


ボールに戻されたかと思うと、セレナはカルムを置いて、駆けだした。

そうだよね、いくら突風のハプニングとは言え、異性にスカートが捲れた所を見られたのは恥ずかしいわよね。

しかもそれが、今の今まで仲良く喋っていた相手なら尚更。


せっかく良い雰囲気だったのに勿体ない。

これからアサメまで一緒に帰れば、もうしばらく、2人だけの時間が続いたのに。



でも……。


 ▼ 635 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 02:38:04 ID:yfxQSmgg [10/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ (見られた……。カルムに……、カルムに見られた……。私の下着……///) ドキドキ


セレナは別に、怒っている訳じゃない。

カルムに見られて、ご丁寧に色まで呟かれたにも関わらずだ。偶然見てしまった下着の色を呟くカルムも どうかと思うが。


良い雰囲気を ぶち壊したのは事実だけど、それによってセレナがカルムを軽蔑するとか、そういう心配は今のところ大丈夫そうだ。

カルムに下着を見られた――、それって、セレナの空想自慰の一部、セレナの自慰のシチュエーションに、含まれているのだから。


 セレナ (今日に限って普通の可愛くない下着だったのに……、あぁもぉ……///) ドキドキ


ある意味でそれは、セレナの願望に直結するものだった。

普段の空想が現実になる……、セレナにとって、普段以上に興奮することは間違いない。



カルム本人にとっては、絶望的だと思うけどね。





 カルム 「うぅ……」 ズーン

 ニャオニクス♂ 「にゃぁ……」

 カルム 「どうしよう……、嫌われちゃったよ絶対……」 ズーン

 ニャオニクス♂ 「にゃんご」

 カルム 「謝った方が……、良いよね……」 ズーン


 ▼ 641 リーザー@ブレイズカセット 20/05/30 04:35:57 ID:uzgACVOc NGネーム登録 NGID登録 報告
カルセレ支援
 ▼ 642 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 22:55:11 ID:yfxQSmgg [11/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 セレナ 「ニャオニクス。私やることあるから、大人しくしててね」


家に着くと、セレナは それだけ言って、早々に自分の部屋に行ってしまった。


彼女が何をするかは、サイコパワーで探るまでも無く分かる。

カルムに下着を見られると言う恥ずかしい事態、それ自体は普段のセレナの空想であって、それが実現になってしまった今。

セレナの興奮、体の火照りを、彼女自身、止められるはずが無かった。


 セレナ 『んくっ……///』 ヴィィィィィン


いつものようにアイマスクをして、空想の世界に入り浸るセレナ。

今日は道具も使っている。小さな楕円形をした、ピンク色のブルブル振動する道具。それを自分の性器に押し当てると気持ち良いらしい。


 セレナ 『ゃぁぁっ……、やだっ、カルム、見ないでっ……///』 ヴィィィィィィン


やっぱりセレナは、カルムに責められる空想で自慰に勤しんでいる。

よほどカルムに下着を見られたことに興奮したんだろう。今日の空想に、カルム以外の友達は登場していないようだ。
 ▼ 643 ブラン@おだやかミント 20/05/30 22:57:08 ID:aAjwM276 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 644 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 22:58:10 ID:yfxQSmgg [12/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
さっきカルムのニャオニクス♂にも言ったけど、セレナはカルムのこと、嫌いではないと思う。が、“好き”まで達しているかは分からない。

けど、キッカケを与えることで、セレナの心に変化が訪れるのは、確実だと思う。

空想でカルムに責められていることが、もし現実になったら――。

下着を見られたことでこれだけ興奮しているセレナが、もし、現実にカルムに責められることが起きたら――。


カルムがセレナのことを好きなのは、紛れもない事実。

ニャオニクス♂にその悩みを打ち明けているほど、彼の気持ちは大きい。


要するに、セレナとカルムが距離を縮めることは、お互いにとってWIN-WIN。

それならば、私はセレナのポケモンとして、2人の関係の進展をサポートしてあげたい。


でも――。


さっきの件で、カルムはセレナに嫌われたと思い込んでいるはずだ。

セレナ、カルムを睨みつけて、ほぼ何も言わずに走りだしちゃったし、一般的に考えて、クールな女の子の下着を見て そんな反応されれば、嫌われたと思わない方が おかしい。


カルム、しばらくセレナと距離を置くかもしれない。

時間が解決……とは言わないけど、少しずつ信頼を回復させるしか……。



 ― ピキーーーーン!



 ニャオニクス♀ 「!?」


 ▼ 645 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 22:58:42 ID:yfxQSmgg [13/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
誰か来る。

この気配――カルム!?



  カルム 『本当は少し距離を置くべきかもしれないけど……、謝るなら早い方が良いよね』
 
  ニャオニクス♂ 『にゃん』

  カルム 『セレナ……、出て来てくれるかなぁ』



意外にも、カルムが お詫びに来るらしい。

やるじゃない。ちょっと見直したわよカルム。


けどセレナは今、空想自慰に浸っている。このタイミングで来られても、多分セレナは出ないと思う。

それをカルムに“相当怒ってる”って勘違いされたら、話は余計ややこしくなる。


あぁ、どうしようコレ……。


 ▼ 646 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 23:05:01 ID:yfxQSmgg [14/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カルム 「……あれ? ニャオニクス?」

 ニャオニクス♀ 「にゃぁ」


私は家の前で、カルムの到着を待ち伏せ。

カルムにインターフォンを押させては いけない。

カルムに、“セレナは自分と会ってくれない”と思わせては いけない。


 カルム 「どうしたんだい家の前で? セレナに会いたいんだけど……」
 

ひとまず、“セレナは出かけています”とカルムに伝えなければいけないけど、当然、私の言葉はカルムに通じない。

なんとかジェスチャーで伝えて、今日の所はカルムに帰って貰わないと。


 ニャオニクス♀ 「にゃお! にゃん……にゃおにゃぁ」 ミブリテブリ


明日になれば、また友達同士で集まるだろうし、1日経てば、少しは気まずさも薄れているはず。

お願い、私のジェスチャー、伝わって……。
 ▼ 647 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 23:08:08 ID:yfxQSmgg [15/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カルム 「そうだよね、やっぱりセレナ、怒ってるよね……」

 ニャオニクス♀ 「んにゃぁ!」


違う! そうじゃない!

うぅ……、やっぱり通じないか……。


 カルム 「僕、セレナに謝りに来たんだ。ニャオニクスは……、僕が来るの、分かってたんでしょ?」


えぇ。カルムが来るのは察知してたわよ。

私のサイコパワーを持ってすれば、それくらい簡単よ。


 カルム 「それで、セレナに頼まれてるんでしょ。僕が来ても帰って貰うようにって」

 ニャオニクス♀ 「にゃっ……」


違う……けど、違くない。

帰って貰おうとしてるのは事実だけど、セレナに頼まれてる訳じゃない。


 カルム 「ねぇニャオニクス。セレナに会わせてくれないかな?」

 ▼ 648 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 23:13:53 ID:yfxQSmgg [16/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
うぅ……、会わせたいのは山々なんだけど、今は違う。

タイミングが悪すぎるって言うか、今セレナは自慰で忙しいから会ってくれないって言うか。

いや別に会いたくないことが本心じゃないけど、本当にタイミングの問題と言うか。


 カルム 「……あ、コレお詫びの品。花とかより、実用的な物の方が喜ぶと思って」



  無農薬栽培オボンの実<贈呈用一級品>



 ニャオニクス♀ 「っ……」 ゴクッ


これっ、超高級のオボンの実……!

アイスとかお菓子の価値は私には分からないけど、木の実の価値は分かる。

この色艶、香り、大きさ、箱に書かれた糖度と無農薬の文字。


 ニャオニクス♀ 「………」 プルプル

 ▼ 649 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/30 23:14:19 ID:yfxQSmgg [17/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
普通に その辺に実っているオボンとは訳が違う。

普通に お店に売っているオボンとは天地の差。

まず お目に掛かれない、文字通り“贈呈用一級品”。

こんな高級品、食べたことないし、今後も食べる機会なんて……。


 カルム 「物で釣る訳じゃないけど、セレナに誠意は伝わるかなって。……あ、良かったら一つ食べてみる?」


カルムっ……、この私を買収する気!?


ダメよっ、今はタイミングが悪すぎる……。

セレナと会って欲しいけど、今はダメなの。今だけは……!

でもっ、ここでカルムを帰らせたら、この高級オボンを食べる機会は失われるかも……。

いやいや耐えて私っ! 今セレナは空想の世界に居るのに、それを中断させるようなことは……!


 カルム 「……はい、どうぞ。凄い美味しそうでしょ、このオボン」


 ニャオニクス♀ 「んにゃっ……」 プルプル


……もういいや。

どうせセレナはカルムの空想してるんだし、思い切って会わせちゃえ。

 ▼ 650 ュナイパー@ポイントアップ 20/05/30 23:17:09 ID:.V6UwfgE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

支援
 ▼ 651 ニガメ@きょうかポケット 20/05/30 23:22:50 ID:AksoLk3I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
無農薬栽培オボンの実には抗えないよね〜
 ▼ 652 リーザー@ちからのねっこ 20/05/30 23:24:39 ID:.NikBt2I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オボンの実また登場するのかw
何回目だこれw
 ▼ 653 ビビール@ダークメモリ 20/05/30 23:30:05 ID:UrCEC6/Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オボンの実有能やな
支援
 ▼ 654 イクン@あつぞこブーツ 20/05/31 00:47:11 ID:CPkYEbak NGネーム登録 NGID登録 報告
一級オボン大人気で草
支援
 ▼ 655 ニプッチ@ポテトパック 20/05/31 01:01:04 ID:HJAwD6UQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
1級品オボンのみ食べみたい(笑)
 ▼ 656 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/31 23:00:14 ID:LbgkCZMU [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ニャオニクス♀ 「にゃん」 シーッ

 カルム 「えっ……静かに?」


私は指を口元で立ててカルムに見せる。

静かにして――、その意味を理解してくれたようで一安心。


 ニャオニクス♀ <ちょっと貴方>

 ニャオニクス♂ <ごめんなさいね、うちのカルムが無理を言ってしまって>

 ニャオニクス♀ <この際だから言うけど、セレナはカルムのこと怒ってないわよ>

 ニャオニクス♂ <本当ですか? ならどうして……>

 ニャオニクス♀ <口で説明するのは難しいの。少なくとも、私たちポケモンには理解し難いことよ>

 ニャオニクス♂ <理解し難い……?>

 ニャオニクス♀ <これからカルムを、セレナの部屋に瞬間移動させるわ。2人きりにさせたいの>

 ニャオニクス♂ <なるほど。2人きりの空間で、カルムの誠意を見せて、なんとか2人の関係を……>

 ニャオニクス♀ <意味は同じだけど、ちょっと貴方の想像とは違うかも>

 ニャオニクス♂ <えっ?>
 ▼ 657 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/31 23:01:17 ID:LbgkCZMU [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ニャオニクス♀ <とにかく、今からカルムだけを瞬間移動させるけど、良いわよね?>

 ニャオニクス♂ <はい。君がそれを最善と考えるなら、僕はそれを信じます>

 ニャオニクス♀ <ありがとう。それじゃあ……>


 カルム 「さっきからなに話してるんだい2人とも?」

 ニャオニクス♀ 「にゃぁ!」 シーッ

 カルム 「静かにって……、いったい何を……?」


 ニャオニクス♀ 「――!」 クワッ!

 カルム 「えっ――」

  ― シュン!



これでカルムは、セレナの部屋に瞬間移動した。

いまセレナは、アイマスクをして、道具を使って、空想の中で自慰に浸っている。忠告した通りカルムが沈黙を貫いていれば、すぐにバレることは無い。


そんなセレナを見て、カルムがどんな行動に出るか。

自分の名前を呼び、自分に責められる空想で自慰に浸っているセレナを見て、カルムは何を思うか。



この先は、カルムに任せるしかない――。



 ▼ 658 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/31 23:02:25 ID:LbgkCZMU [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ニャオニクス♀ <はぁ……>

 ニャオニクス♂ <これでカルムとセレナさんの関係、進展すると良いですね>

 ニャオニクス♀ <………>

 ニャオニクス♂ <どうしました?>

 ニャオニクス♀ <馬鹿ね、私って……>

 ニャオニクス♂ <えっ?>

 ニャオニクス♀ <本当はね、今はセレナを一人にさせてあげたかったのよ。カルムのこと怒ってるとかじゃなくて、なんて言うか、落ち着く時間が必要って言うか>

 ニャオニクス♂ <それならどうして?>

 ニャオニクス♀ <残念だけど、私たちの言葉はニンゲンには通じない。真意を伝えられなければ、今ここでカルムを帰すのって、酷だと思わない?>

 ニャオニクス♂ <………>

 ニャオニクス♀ <……まぁ、高級オボンの誘惑に負けた私も悪いんだけどね>

 ニャオニクス♂ <ははっ>

 ニャオニクス♀ <半分どうぞ。こんな高級品、滅多に食べれないわよ>

 ニャオニクス♂ <良いんですか?>

 ニャオニクス♀ <えぇ。ことが終わるまで、私たちは大人しく待ってなきゃいけないから>

 ニャオニクス♂ <ありがとうございます>

 ニャオニクス♀ <はぁ……、カルムを信じるしかないか。セレナと良い感じになること祈るわ>
 ▼ 659 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/31 23:07:34 ID:LbgkCZMU [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ニャオニクス♂ <君、優しいですね>

 ニャオニクス♀ <高級オボンは元々カルムからだもん。貴方にも食べて貰わないと悪いわよ>

 ニャオニクス♂ <違いますよ。なんだか君を見てると、セレナさんの幸せを心から願ってるんだって感じるんです>

 ニャオニクス♀ <あらそう?>

 ニャオニクス♂ <はい。カルムをセレナさんの元へ飛ばしたこと、少し後悔しているようですが、それほど主人のことを想えるって、素敵だと思います>

 ニャオニクス♀ <うん……まぁ、ちょっと特殊な事情があってね>

 ニャオニクス♂ <その事情とやらは あえて聞きませんが、そう言うことも含めての主人想いって、君の優しさが大きい証拠です。セレナさんも嬉しいでしょうね>

 ニャオニクス♀ <そう言って貰えると嬉しいわ>

 ニャオニクス♂ <うちのカルムも信頼してくれているようですし、君の優しさに、なんだか惹かれてしまいます>

 ニャオニクス♀ <どうしたよ急にベタ褒めしちゃって?>

 ニャオニクス♂ <……ふふっ。ご主人が鈍感なら、そのポケモンも鈍感なんですね>

 ニャオニクス♀ <えっ?>
 ▼ 660 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/05/31 23:08:18 ID:LbgkCZMU [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ニャオニクス♂ <僕は、君のことが好きなんですよ。バトルが強くて優しい君に、いつしか僕は惹かれていました>

 ニャオニクス♀ <……えっ、えぇっ!?> ドキッ

 ニャオニクス♂ <ポケモンが主人……ニンゲンのことを想う気持ちって、特別だと思うんです。種族を超えた優しさ……、そのポケモンの心が豊かでなければ、有り得ないことです>

 ニャオニクス♀ <あのっ、えっと……///>

 ニャオニクス♂ <君がセレナさんを想う気持ちは本物です。そしてまた、カルムを信じてくれる気持ちも、偽りないものでしょう。カルムのポケモンとして、僕も嬉しいです>

 ニャオニクス♀ <ぁっ、そのっ……はい ///>

 ニャオニクス♂ <君は……、素敵です>

 ニャオニクス♀ <っ……///> ドキッ

 ニャオニクス♂ <内面も……、もちろん外面も。僕は君のこと、素敵だと思います>

 ニャオニクス♀ <ぁっ……、ぁっ、ぁぁありがとう、ござぃます……///>

 ニャオニクス♂ <僕と……、お付き合いして下さい。お願いします>

 ニャオニクス♀ <ふぁっ……、ぁっ……ぁのぁのっ、そのっ、にゃぁぁぁぁっ……///> ドキドキドキドキ



   *   *   *   




 ▼ 661 リゴンZ@ローラースケート 20/05/31 23:13:10 ID:hFHQPEps NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 662 ロボーシ@モモンのみ 20/06/01 00:12:21 ID:2FCAmJlA NGネーム登録 NGID登録 報告
まさかのニャオニクス

支援
 ▼ 663 ノアラシ@フレンドボール 20/06/04 03:48:36 ID:vOlkCMmE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 664 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/05 01:53:37 ID:ERcAWbPU [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



   *   *   *   



  カルム 「本当は少し距離を置くべきかもしれないけど……、謝るなら早い方が良いよね」
 
  ニャオニクス♂ 「にゃん」

  カルム 「セレナ……、出て来てくれるかなぁ」



自分でも、馬鹿なことをしたと思う。

風でスカートが捲れるのは、ハプニング、不可抗力、自然の力、僕のせいじゃない。

けど、思わずセレナのパンツの色を口にしてしまったのは、本当に馬鹿だった。


セレナが怒るのは無理はないし、軽蔑された、嫌われたのは明らかだ。

だって、セレナ本人にしてみれば、男にパンツを見られたこと自体が恥ずかしい事なのに、色を呟かれるなんて、恥の上塗りも良いところだ。


だから僕は、これからセレナに謝罪に行く。


果たして、会ってくれるのか――。

僕の謝罪を受け入れてくれるのか――。


前から片思いしているセレナに嫌われたままじゃ、僕の精神は明らかに病んでしまう。

セレナ……、どうか僕の愚行を許して欲しい。


けど――。


いつもクールなセレナが、スカートが捲れて恥ずかしがる姿とか。

クールなセレナが、実は洒落っ気の無いパンツを穿いていたこととか。

片思いのセレナのそんな光景は、今も僕の脳裏に焼き付いて離れようとしない。
 ▼ 665 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/05 01:54:25 ID:ERcAWbPU [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 カルム 「……あれ? ニャオニクス?」

 ニャオニクス♀ 「にゃぁ」


セレナの家の前に着くと、彼女のニャオニクス♀が、まるで待ってましたと言わんばかりに佇んでいた。

その理由は、おおよそ察しがつく。


 カルム 「どうしたんだい家の前で? セレナに会いたいんだけど……」
 
 ニャオニクス♀ 「にゃお! にゃん……にゃおにゃぁ」 ミブリテブリ


ニャオニクス♀は、身振り手振りで何かを必死に訴えている。

その内容は、おおよそ理解できる。


 カルム 「そうだよね、やっぱりセレナ、怒ってるよね……」

 ニャオニクス♀ 「んにゃぁ!」

 カルム 「僕、セレナに謝りに来たんだ。ニャオニクスは……、僕が来るの、分かってたんでしょ?」
 ▼ 666 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/05 01:55:34 ID:ERcAWbPU [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナは、僕と直接 話をしたくないほど怒っている。

きっと彼女は、僕が家に来るのを予測していたんだと思う。

だからニャオニクス♀に、僕を追い返すように頼んだんだ。当然のことだし、それほど僕の行為は愚かだったと言うことだ。


 カルム 「それで、セレナに頼まれてるんでしょ。僕が来ても帰って貰うようにって」

 ニャオニクス♀ 「にゃっ……」

 カルム 「ねぇニャオニクス。セレナに会わせてくれないかな?」


これでも僕は、ニャオニクス♀とは何度も会っているし、何度もバトルしている。そこそこの関係は築けていると思う。

ニャオニクス♀も なんだか悩んでいるみたいだし、勝手な想像かもしれないけど、ニャオニクス♀的には、僕とセレナに仲直りして欲しいんじゃないかな。


 カルム 「……あ、コレお詫びの品。花とかより、実用的な物の方が喜ぶと思って」



  無農薬栽培オボンの実<贈呈用一級品>



 ニャオニクス♀ 「っ……」 ゴクッ


手ぶらで謝罪なんて失礼なことは有り得ない。

けど、花は違う気がするし、菓子折りは堅苦しい。

ならバトル好きなセレナのために、高級オボンの実は、我ながら賢い選択だったと思う。
 ▼ 667 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/05 01:57:16 ID:ERcAWbPU [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カルム 「物で釣る訳じゃないけど、セレナに誠意は伝わるかなって。……あ、良かったら一つ食べてみる?」


ニャオニクス♀、なんだか葛藤しているような……。

高級オボン――、ポケモンにしてみれば、これ以上ない誘惑のはずだ。

僕を追い返すよう指示されているニャオニクス♀にとって、物で釣るような行為は、ちょっと残酷かもしれない。

でも、僕はセレナに謝りたい。ここは心を鬼にして……。


 カルム 「……はい、どうぞ。凄い美味しそうでしょ、このオボン」


 ニャオニクス♀ 「んにゃっ……」 プルプル


箱から取り出し、高級オボンをニャオニクス♀の目の前に。


高級の表記に恥じない色艶、香り、大きさ、箱に書かれた糖度と無農薬の文字。


そんな誘惑を目の前にして――。


プルプルと肩を震わせるニャオニクス♀は、やがて、吹っ切れたようだ。
 ▼ 668 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/05 01:57:54 ID:ERcAWbPU [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ニャオニクス♀ 「にゃん」 シーッ

 カルム 「えっ……静かに?」


ニャオニクス♀は、指を口元で立てて見せてきた。

これは明らかに、静かにするように訴えかけている。人間にゲットされたポケモンだからこそ出来る意思疎通だ。



 ニャオニクス♀ 「にゃっ」

 ニャオニクス♂ 「んにゃお。にゃぉにゃっ、にゃぁ」

 ニャオニクス♀ 「にゃおにゃぁぁん、にゃぁ」

 ニャオニクス♂ 「にゃ? にゃぉ……」

 ニャオニクス♀ 「にゃぁ。にゃふにゃぉぉんにゃお」

 ニャオニクス♂ 「にゃぉ……?」

 ニャオニクス♀ 「にゃぶ、にゃおぉにゃぁ、んにゃぉにゃぉ」

 ニャオニクス♂ 「にゃ。にゃぁぁおにゃん、にゃぉにゃぁ……」

 ニャオニクス♀ 「うにゃん、にゃぉにゃっ、にゃぁ」

 ニャオニクス♂ 「にゃ?」

 ニャオニクス♀ 「んにゃっ、にゃおにゃぁぁん、にゃぉにゃ?」

 ニャオニクス♂ 「にゃん。にゃぶにゃっ、んにゃお」

 ニャオニクス♀ 「にゃん。にゃぶ……」
 ▼ 669 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/05 01:59:09 ID:ERcAWbPU [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
僕を静かにさせたかと思うと、ニャオニクス♀は、僕のニャオニクス♂と会話を続ける。

楽しく会話……と言う訳では無く、どちらかと言うと深刻そうな表情。けど、言い争っている訳では無い。


 カルム 「さっきからなに話してるんだい2人とも?」

 ニャオニクス♀ 「にゃぁ!」 シーッ

 カルム 「静かにって……、いったい何を……?」



そう思った、その時。



 ニャオニクス♀ 「――!」 クワッ!

 カルム 「えっ――」

  ― シュン!





ニャオニクス♀が目を見開いたかと思うと。





 セレナ 「んくっ……ぁぁぁっ……///」 ヴィィィィィン





僕の目の前に、セレナが居た。


アイマスクをして、胸を露出して、左手で自分の乳首を触りながら。

スカートは捲れ、白いパンツ越しに、右手でピンクローターを当てながら。


僕の存在に気付かず、オ〇ニーに没頭するセレナが、そこには居たのだ。


 ▼ 670 ドン@ビスナのみ 20/06/05 13:58:57 ID:wsokxC6o NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
昼間だからsageで支援
イッチってbbs以外のどっかで物書いたりしてる人なん?
 ▼ 671 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/05 23:43:39 ID:ERcAWbPU [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カルム 「!?」


 カルム 「………!?」


 カルム 「………………!?」


落ち着け、落ち着け僕。

まずは状況を整理しよう。


 セレナ 「やぁっ……やだっ、だめっ……///」 ヴィィィィィン


うん。落ち着ける訳が無いな、この状況。


ストライプの落ち着いた壁紙、液晶テレビ、勉強机と本棚、大きなカーペット。

そして黄色い毛布のベッドに寝ころんでオ〇ニー中のセレナ。


要するにここは、セレナの家の、セレナの部屋だ。

ニャオニクス♀が、サイコパワーで僕をセレナの部屋に飛ばしたと言う訳だ。

静かにしろと言う指示は、その瞬間移動がセレナにバレないようにするためだったのか。
 ▼ 672 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/05 23:44:08 ID:ERcAWbPU [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

……ん?


ちょっと待て。

セレナはアイマスクをしているし、まだ僕は微動だにしていないから、彼女にバレていない。

と言うことは、ニャオニクス♀は、セレナがアイマスクしてオ〇ニーしていることを知っていたと言うことだ。

そして、その空間に僕を飛ばしたと言うことは……。


えっ……、ニャオニクス♀的には、オ〇ニー中のセレナを僕に見せたかったってこと?

いやいやいや、いくら高級オボンをプレゼントしたからって、自分の主人の恥ずかしい姿を見せようと思うか? しかも異性に。


異性にと言うか、そもそもセレナは、僕にパンツを見られたことを怒っているはず。ニャオニクスもその場に居た訳だから、それは分かっているはず。

なのに わざわざ僕をセレナの前に飛ばすって……、え? セレナに対する嫌がらせ?


いやいやいや、あのニャオニクス♀に限って、そんなことは有り得ない。

さっきの僕の勝手な想像――、ニャオニクス♀的には僕とセレナに仲直りして欲しい――と言うのが、案外正解だったってことか?

僕を飛ばした先のセレナがオ〇ニー中だったのは、ニャオニクス♀にとって予想外だったのか?


いや、だとしたら静かにって指示の説明が付かないし……。
 ▼ 673 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/05 23:44:36 ID:ERcAWbPU [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 セレナ 「んっ……、だめカルムっ……///」 ヴィィィィィン


 カルム 「!?」 ビクッ!


やばいバレた……と思いきや、セレナのアイマスクが外れた形跡はない。

僕は動いてないし、喋ってもない。バレる要素はどこにもない。


と、言うことは――。


 セレナ 「やだっ……カルムだめっ、そこっ、やぁぁ……///」 ヴィィィィィン


にわかに信じがたいことだけど――。


  セレナ 「んくっ……、ゃっ……恥ずかしっ、カルムっ……///」 ヴィィィィィン


乳首を弄り、ローターを秘部に押し当てるセレナは――。


 セレナ 「ぁっ、ぁぁぁっ……、カルムっ、だめぇっ……///」 ヴィィィィィィン


僕を想像してオ〇ニーしている、と言うことだ。

 ▼ 674 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/05 23:46:21 ID:ERcAWbPU [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そうだ、そうすれば説明が付く。


僕はセレナに振り向いてもらおうと、彼女にアピールしてきた。

……とは言っても、クールなセレナに鬱陶しく思われないよう、控えめなアピールだったけど。それ故、セレナは僕の好意に気付いてくれなかった。

でもそのアピールはニャオニクス♀が居る時も行っていた訳で、ニャオニクス♀は、僕がセレナに好意を抱いていることに気付いているはず。


そんなニャオニクス♀が、僕をセレナの元に瞬間移動させた。

ニャオニクス♀は、セレナがアイマスクしてオ〇ニーしてることを知っていた。

と言うことは、セレナが僕を想像してオ〇ニーしていることも、当然知っていたはず。


ニャオニクス♀的には、僕とセレナを仲直りどころか、くっつけようとしていた、と言うことだ。



けど……。



 セレナ 「んっ……ぁっカルム、そこっ、やぁぁ……///」 ヴィィィィィン



この状況、僕、どうすればいいの?

 ▼ 675 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/05 23:47:27 ID:ERcAWbPU [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
当然セレナは、今こうして僕に見られているなんて思ってもみないはず。

そうでなきゃ、僕の名前を呟きながらオ〇ニーなんて、とてもじゃないけど出来ないはず。


ローター、大人のおもちゃまで使って快感に入り浸っているセレナ。

察するに、僕に おもちゃで責められる想像で、セレナはオ〇ニーしている。


すなわちそれは、セレナの一種の願望とも言える。

僕に責められることが本望だとしたら、今ここで、セレナが僕に気付いたら、果たしてどんな反応をするんだろう。


 セレナ 「はぁっ、はぁっ、んぁっ、カルムっ……だめっ、ぁぁぁぁ……///」 ヴィィィィィン


 カルム 「……ゴクッ」


僕にとっては、とうに我慢の限界だった。

片思いしていたセレナの――、普段クールでエッチなこととは縁がないと思っていたセレナの、こんな姿を目の当たりにして。

しかもセレナは、僕のことを想像しながらオ〇ニーしていて。


もう……、限界だ。



 カルム 「……セレナ」



 ▼ 676 イレーツ@ハスボーじょうろ 20/06/06 00:24:40 ID:O3ysKFIo NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!
 ▼ 677 ツハニー@ふたのカセキ 20/06/06 01:34:33 ID:jS5Ax.Hw NGネーム登録 NGID登録 報告
もちろん支援
 ▼ 678 ハコモリ@ちからのハチマキ 20/06/06 23:14:16 ID:OyRsG/gY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援上げ
 ▼ 679 ンシグラードン@あさせのかいがら 20/06/07 00:49:54 ID:mAP6qQFY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これは人間国宝
 ▼ 680 グロコ@カセキのクビナガ 20/06/07 00:52:34 ID:FilAAnUc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 681 イケンキ@ふしぎなアメ 20/06/07 23:22:31 ID:6196kiec NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援上げ
 ▼ 682 ロンダ@せいしんのハネ 20/06/07 23:40:41 ID:dNlotRhE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 683 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/08 00:59:41 ID:x0.kNHd6 [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 セレナ 「……えっ?」


セレナは ゆっくりと、アイマスクを外す。

彼女的には、幻聴にでも感じたのかもしれない。

ニャオニクス♀に見張らせているのだから、自分の部屋に誰かが入って来るなんて、これっぽっちも考えていなかったのだろう。


 セレナ 「えっ!? やっ……うそっ!? いやあああぁぁぁぁぁっ!?」


アイマスクを外し、僕の姿を確認したセレナは狼狽える。明らかに動揺している。

目を見開き、顔を真っ赤にし、衣服を戻し、ベッドの隅に小さくなる。


 セレナ 「ぁっ、ぁぁっぁっ、かっ、カルムっ……グスッ、なんでっ……」


ベッドから落ちたローターの振動音が、静寂な室内に響き渡る。

セレナがオ〇ニーに使っていた道具、それが否応なしに彼女に“これは現実だ”と付きつけ、追い詰める。


 セレナ 「ちがっ……グスッ、ちがうのっ……わたしっ、これっ……グスッ、やだぁぁっ……///」
 ▼ 684 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/08 01:00:06 ID:x0.kNHd6 [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム (可愛い……) ドキッ


僕は素直に、そう思った。

クールで大人びていてバトルが強くて、異性や恋愛ごと、それこそエロいことになんかに縁が無いと思っていた、セレナ。

そんな彼女の、素の姿。


 セレナ 「ぁぅぅっ……グスッ、カルムっ、なんで……///」


顔を真っ赤にして、恥ずかしさのあまり涙を流す今のセレナに、普段のクールな面影はない。

本当に同一人物なのか疑いたくなるほどだけど、これが彼女の本当の姿。皆に隠していた、本当のセレナ。

そう考えると、なんだか……。


 カルム 「セレナって普段、こんなにエロかったんだね」

 セレナ 「やだっ……言わないで……///」

 カルム 「まずは……そのっ、セレナがオナってるところ見ちゃって、ごめん」

 セレナ 「ぅっ……グスッ、なんで……どうやって入って来たの……?」

 カルム 「セレナのニャオニクスがね、僕をセレナの部屋に飛ばしたんだ」

 セレナ 「ニャオニクスが……嘘、でしょ……?」

 カルム 「本当だよ。僕を静かにさせた上で、瞬間移動させたんだ」

 セレナ 「そんなっ……」
 ▼ 685 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/08 01:00:53 ID:x0.kNHd6 [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カルム 「待って、ニャオニクスにも考えがあったんだ」

 セレナ 「考え?」

 カルム 「多分ニャオニクスは、セレナがオ〇ニーしてること、知ってたと思うんだ」

 セレナ 「っ……///」

 カルム 「僕のこと想像しながら、ってこともね」

 セレナ 「ぅぐっ、ごめんなさい……」

 カルム 「待って、責めてる訳じゃないから」

 セレナ 「私っ、グスッ、こんなっ……」

 カルム 「泣くなって。とりあえず簡単に言うと、ニャオニクスは……なんだ、セレナの想像を、現実にしようと思ったんだよ、きっと」

 セレナ 「そんなことっ……、カルムにっ……グスッ、迷惑っ……」

 カルム 「とんでもない! まず僕としては、クールなセレナの意外な一面……って言うか、エロい一面を見れてドキドキしてるし、そもそも男たるもの、好きな子が自分を想像してオ〇ニーしてるなんて、嬉しさしかないよ!」

 セレナ 「ぇっ……」

 カルム 「逆にこんなこと誰にも……サナたちには言える訳が無いし、僕とセレナだけの秘密だよ」

 セレナ 「カルム、いま……、“好きな子”って……?」

 カルム 「あ……」
 ▼ 686 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/08 01:01:47 ID:x0.kNHd6 [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「………」

 カルム 「あ……っと、うん。僕はセレナが好きだよ」

 セレナ 「っ……///」 ドキッ

 カルム 「むしろ、今まで好きだってアピールしてきたつもりだよ? でもセレナ全然気づいてくれないし……、バトルで勝てば僕のこと見なおしてくれるかなって思ったけど、セレナ強いから全然ダメだし、これセレナは恋愛に興味無いんだって半分諦めてたんだよ?」

 セレナ 「ごっ……ごめんなさい。全然気づかなかった、です……///」

 カルム 「……まぁ、僕も断られた時の気まずさとか考えて、控えめのアピールだったんだけどね」

 セレナ 「そうなんだ……」



 カルム 「………」



 セレナ 「………」



 カルム 「………」



 セレナ 「……ごめんなさい。突然のことで、ちょっと頭が混乱して」

 カルム 「そっか」

 セレナ 「でっ、でも私、カルムのこと嫌いじゃないからね! カルム優しいし、ポケモン想いだし、ちょっと大人びてるし、それに……」

 カルム 「それに?」

 セレナ 「好きじゃない人を想像して……そのっ、するなんて、有り得ないし……///」

 カルム 「!」 ドキッ
 ▼ 687 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/08 01:02:30 ID:x0.kNHd6 [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「さっき……、カルムにスカート捲れたとこ見られて……、下着も見られちゃって、かなり恥ずかしかった」

 カルム 「それは僕も悪かった。白なんて言っちゃったし」

 セレナ 「っ……それで。そのっ、すっごくドキドキしたって言うか、カルムに見られて、私、体がすごい熱くなって……」


そう言って口ごもるセレナは、耳までどんどん赤くなっていく。

セレナが僕を想像してオ〇ニーしていたのは、紛れもない事実だった訳だ。


 カルム 「じゃあ……」


そうと分かれば――。

僕は床に落ちていたローターを拾い、セレナのベッドに腰掛ける。セレナにグイと近づく。


 セレナ 「かっ、カルム……?」 ドキドキ

 カルム 「僕がセレナのこと、気持ち良くしてあげようか?」

 セレナ 「っ……!?」 ゾクッ

 カルム 「セレナが普段オ〇ニーで想像してること、現実にしてあげようか?」

 セレナ 「ぁっ、ぁぁっ……///」 ドキドキ
 ▼ 688 ラエナ@とつげきチョッキ 20/06/08 01:13:53 ID:atA6gFLk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
引きが上手い!支援!!!
 ▼ 689 ハコモリ@どくバリ 20/06/08 23:55:01 ID:/zC6i9z2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 690 ベルタル@ダークボール 20/06/09 23:33:16 ID:EaZMkPjc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 691 ンドロス@リザードナイトX 20/06/10 00:21:43 ID:6c3g9GHE [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 692 ーロット@ダウジングマシン 20/06/10 01:43:16 ID:RQjQM24A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 693 989えん】 ひろった! 20/06/10 02:07:27 ID:3IzEHRZI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 694 ェリム@キズぐすり 20/06/10 12:36:16 ID:6c3g9GHE [2/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 695 ウマージ@ヤシのミルク 20/06/10 22:21:11 ID:6c3g9GHE [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 696 イチュウ@ちいさなはなたば 20/06/10 23:22:18 ID:8EkggMSw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
うおおおお
 ▼ 697 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/10 23:46:44 ID:KU1wRGvw [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナの顔は どんどん赤くなり、やがて、僕から目を逸らす。

返事は無い。

けど、拒否反応を示す様子も無い。


 カルム 「黙ったままだと、OKだって思っちゃうよ?」 ムニッ

 セレナ 「っ……///」 ビクッ


服の上から、セレナの胸を触ってみる。

ちょっと固い感触は、きっとブラジャーの影響だろう――、そんなことを妙に冷静に分析しては みたものの、内心、僕の心臓はバクバクだ。

なにせ、ずっと好きだったセレナの胸に、こうも堂々と触れているのだから。


 カルム 「……嫌なら逃げてよ、セレナ」 モミモミ

 セレナ 「んくっ……、はぁっ、はぁっ、ゃぁぁっ……///」


でも、セレナは逃げない。逃げようとしない。

目を瞑って、息を荒くして、僕の行為を受け入れている。


 カルム 「なぁセレナ。本当に……どうなっても知らないよ?」 モミモミ

 セレナ 「んぁっ……、カルムっ、んっ……///」
 ▼ 698 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/10 23:47:17 ID:KU1wRGvw [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
少しでもセレナが嫌がれば、僕は大人しく止めるつもりだった。

でもセレナは、相変わらず逃げない。逃げようとしない。これだけ言ったのに。



もう……、限界だ。



 カルム 「セレナっ……!」 ガシッ

 セレナ 「ぁっ……きゃっ!?」 ドサッ


セレナの肩を掴んで、ベッドに押し倒した。


 カルム 「………」 ドキドキ

 セレナ 「………」 ドキドキ


乱れた髪、染まる頬、少し潤んだ瞳。

そんなセレナの全てが美しく、愛おしく、そして、厭らしい。まるで僕を誘っているかのようにさえ思える。

だとすれば、逃げないセレナが悪いんだ。僕をこんな気持ちにしたセレナに、責任があるんだ。
 ▼ 699 ッポウオ@ピッピにんぎょう 20/06/10 23:48:29 ID:8EkggMSw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やったぁ更新だぁ!
 ▼ 700 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/10 23:50:58 ID:KU1wRGvw [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「………」 グイッ

 セレナ 「ぁっ……///」


セレナの黒い服を捲る。

普段クールな彼女とは少し似つかない、白いブラ。さっき見たパンツと お揃いだ。


 カルム 「……意外と子供っぽいの付けてるんだね」

 セレナ 「っ……///」 カァァ


クールで大人びたセレナ、当然下着も大人っぽいのを付けてるかと思いきや、まだまだ幼さ残る女の子ってことか。

けど、そのブラが包み込む彼女の胸は、もう十分、成長を遂げていた。


 カルム 「……」 グッ!

 セレナ 「やっ……ダメっ!」

 カルム 「うぉ……」 ドキドキ


そんなブラジャーを、力任せに捲り上げる。

成長を遂げた胸と、その頂きで存在感を放つ、桜色の突起。“美乳”という言葉が似合う彼女の胸に思わず見とれてしまう。
 ▼ 701 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/10 23:51:37 ID:KU1wRGvw [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カルム 「綺麗な胸だね」

 セレナ 「ゃっ……恥ずかしいっ」

 カルム 「僕に責められる想像でオナってたのに?」

 セレナ 「っ……///」

 カルム 「乳首、ちょっと立ってるよ。やっぱり僕に見られて興奮してるんだ」

 セレナ 「ぁぁぁっ……///」

 カルム 「まるで摘まんで欲しいみたいだね?」 ギュッ

 セレナ 「んぁっ……!」 ビクン!

 カルム 「ふふっ……、エロい声だね、セレナ」 モミモミクリクリ

 セレナ 「ふぁっ、ぁっ……ぃゃぁぁっ……///」


僕は欲望に任せて、セレナの胸を揉む。

服の上、ブラの上からとは全く違う、柔らかさ、弾力、そしてもっちりとした肌の滑らかさ。

両手から伝わる感触に、僕は思わず笑みを浮かべてしまう。


 カルム 「普段クールなのに、こんなエロいんだね、セレナ」 モミモミクリクリ

 セレナ 「んっ……、はぁっ、はぁっ、んぁぁっ……///」
 ▼ 702 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/10 23:52:25 ID:KU1wRGvw [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
僕は欲望に任せて、セレナの乳首を責める。

摘まんで、円を描くように なぞって、爪で軽く弾いて。

そんな僕の乳首責めに、セレナの呼吸は荒くなり、エッチな吐息がさらにセレナを色っぽく魅せる。


 カルム 「ねぇセレナ。乳首だんだん固くなってきたよ? そんなに感じてるんだ」 クリクリコリコリ

 セレナ 「やだっ……、恥ずかしぃからっ……///」

 カルム 「恥ずかしいなら逃げれば?」 クリクリコリコリ

 セレナ 「っぁぁぁ、はぁっ、はぁっ、ぁぁぁぁぁっ……///」

 カルム 「そっか、そんなに僕に責められたいんだ。……変態だね」 ボソッ

 セレナ 「っ〜///」


 カルム 「じゃあ……」 バサッ

 セレナ 「ひゃっ……」


セレナの赤いスカートを捲ると、さっき見てしまった白いパンツと、ご対面。

色っぽさの欠片も無い、子供のようなパンツ。クールなセレナとのギャップが凄い。
 ▼ 703 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/10 23:52:52 ID:KU1wRGvw [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カルム 「ふーん」

 セレナ 「やだぁ……///」

 カルム 「濡れてるよ。乳首だけで気持ち良くなっちゃったの?」

 セレナ 「っ!? やだ……グスッ、見ないでっ……///」

 カルム 「いつものオ〇ニーでもココ濡らしてるんでしょ。ホント、普段からは想像できないくらいエロいんだね、セレナって」

 セレナ 「やだぁ……グスッ、いじわるしないで……」


セレナの白いパンツは、アソコが明らかに濡れていた。

それは快感に浸っていた証拠であって、僕がセレナを気持ち良くした証明でもある。

胸だけで これだけ感じているセレナ、さらにアソコを責めたら、どうなるんだろう……。


 カルム 「………」 カチッ、ヴヴヴヴヴィィィィィン

 セレナ 「ぁっ……///」 ドキッ


さっき拾い上げた、セレナのピンクローター。

細かな振動でアソコを刺激する大人のおもちゃを見て、セレナが反応する。


 カルム 「セレナ、普段からコレ使ってオ〇ニーしてるんだよね」
 ▼ 704 クバリス@デンキZ 20/06/10 23:55:19 ID:K8VYRF3M NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 705 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/10 23:57:14 ID:KU1wRGvw [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「ぁっ……、それっ……、いまっ、そんなのっ……///」 ドキドキ

 カルム 「自分でする時は調整するんだろうけどさ……」

 セレナ 「………///」 ドキドキ

 カルム 「僕は加減しないよ」 グイッ


  ― ヴヴヴヴヴヴヴヴヴィィィィィィィィィィン


 セレナ 「ひぃっ!?」 ビクッ!


ローターの威力を“強”にして、セレナのアソコに押し付けた。

さぁセレナ、どれだけ耐えられるかな?


 セレナ 「やだカルムっ……だめっ! これっ……やぁぁぁ……///」

  ― ヴィィィィィン グチュグチュジュクジュク ヴィィィィィィン


濡れてるパンツ越しに暴れるローター。

セレナのアソコから厭らしい液体が更に溢れ、振動音に水気が混じる。実に厭らしい音だ。
 ▼ 706 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/10 23:57:37 ID:KU1wRGvw [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「カルムっ……、やだっ、ダメっ……これ無理っ……」

 カルム 「でもどんどん濡れてきてるよ。感じちゃってるんでしょ?」 ヴィィィィィィン

 セレナ 「やらっ……もぉだめっ! ねぇカルムっ……これホントっ……、だめぇぇっ……」 ビクビクッ


ローターをセレナのアソコに押し当てながら、少し位置をずらしたり、グリグリと強さを変えたりを繰り返す。

そのたびにセレナは甘い声を漏らし、体を震わせ、必死で快感に耐えている。


 セレナ 「やだぁぁっ……グスッ、やだもぉ……カルムっ、もぉダメだからっ……ぁっ、ぁぁぁっ……///」


そしてなにより、僕の名前を口にしてくれるのが嬉しい。

気持ち良さと戦いながら、快楽に耐えながら、それでも僕のことを意識してくれている。

好きな子から名前を呼ばれるだけでも嬉しいのに、この状況、こんなにエロい状況、その嬉しさは格別だ。


 セレナ 「カルムっ……んくっ、ぁぁぁっ、ぁっ……グスッ、やぁぁっ……ぁっ、だめぇぇっ……///」


普段、セレナは こんなことを想像しながらオ〇ニーしてたってことだよね。

こうやって僕に胸を揉まれて、ローターで責められて、それをセレナは必死に耐えて。

喘ぎに僕の名前が混じるのは、普段の想像が現実になったから、って理由もあると思う。
 ▼ 707 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/10 23:59:27 ID:KU1wRGvw [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「やっ……ぁぁぁっ、ハァ、ハァ、ハァ……だめっ、グスッ、カルムっ……もぉ、これっ、ぁぁぁぁっ……///」 ビクビクッ


セレナの息が荒くなる。

体の震えも だんだん大きくなって、喘ぎ声も比例して大きくなって。


 セレナ 「あぅぅっ……グスッ、ねぇカルムっ、もぉ……だめっ、ハァ、ハァ、ハァ……ぅぁぁぁぁっ、あっ……んくっ……///」


限界が近いんだろうけど、僕も同じだ。

好きな子の、可愛い子の、こんなにエロい姿を目の当たりにして、正常で居られる訳が無いんだ。



僕だって、もう限界なんだ。




 ▼ 708 ックラー@ジガルデキューブ 20/06/11 22:41:43 ID:C5RExQTk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 709 ットロトム@ミストシード 20/06/12 00:22:24 ID:ToCsF.MI NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 710 キタンザン@こだいのぎんか 20/06/12 01:30:03 ID:FQkoZPfc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 711 シカマス@けいけんアメXS 20/06/13 22:25:51 ID:eAxM70lo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 712 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:05:56 ID:Zhlwneo. [1/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「静かにしなよ、セレナ……んちゅっ」

 セレナ 「むぐっ……!?」 ビクッ


うるさいセレナの口をふさいだ。自分の口で。

その瞬間、セレナはビクンと体を震わす。こんなこと予想外だったらしい。当然か。


 カルム 「んちゅっ、れろっ……、ちゅっ……」

 セレナ 「んむっ……、ふーっ、ふーっ、ちゅっ……んんっ……///」


セレナの唇は柔らかくて、潤いがあって、ほのかに感じるモモンの香りはリップクリームかな。さすが女の子、リップの手入れは万全だ。

至近距離で見るセレナは相変わらず美人で、可愛くて、そんな彼女がエッチに乱れていることが、僕を改めて興奮させる。


 カルム 「れろっ……ちゅっ、んちゅっ、ふっ、んちゅっ……」

 セレナ 「はふっ……んっ、ちゅっ……れろちゅっ、んちゅっ……」


乳首を摘まんで、アソコをローターで責めて、さらにキスは、やり過ぎかもしれない。

セレナが想像したオ〇ニーの中に、キスは含まれていなかったかもしれない。

女の子にとって、キスは特別なもののはずだから。
 ▼ 713 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:06:26 ID:Zhlwneo. [2/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カルム 「ふーっ、ちゅれろっ、ちゅっ……ずちゅっ……」

 セレナ 「んちゅっ……、ふっ、ふーっ、ちゅっ、ふっ、んちゅっ……」


けどセレナは、キスさえも拒否しなかった。

舌を絡ませたキス、恋人同士でなければ交わすことのない、大人のキスだと言うのに。


 カルム (セレナっ……)


見るとセレナは、目を固く閉じて、耳まで真っ赤になって、涙を浮かべていた。

それでも僕の口づけを受け入れてくれている。

初めての大人のキス、必死に舌を絡め、僕を受け入れてくれている。


可愛い……、可愛いよセレナ。

普段クールな君が、こんなにも一生懸命に、僕に体を預けてくれるなんて。


普段の想像オ〇ニーが現実になって、もしかしたらセレナは、現実と想像の狭間に居るのかもしれない。

僕に恥ずかしいことをされて、これが想像だと自分に言い聞かせて、“想像の中”として僕を受け入れているのかもしれない。
 ▼ 714 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:07:55 ID:Zhlwneo. [3/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カルム 「んちゅっ、れろっ……、ちゅっ……」

 セレナ 「んむっ……、ふーっ、ふーっ、ちゅっ……んんっ……///」 ビクッ


別にそれでもいい。

僕としては、ずっと好きだったセレナと こうして交わることが出来て嬉しいし幸せだ。

欲望のままにセレナの体を好き勝手して、罪悪感が無いかと言えば嘘になる。

けれど、セレナは僕の行為を拒否することなく、全てを受け入れてくれている。それがどれほど嬉しいことか。


小刻みに震えるセレナは、快感に耐えながら、僕と舌を絡め続ける。

口が塞がっているから、喘ぎや吐息は感じられないけど、もう限界のはずだ。


なら――。


 カルム 「はふっ、ちゅっ……ふーっ、ふーっ、れろちゅっ」 ヌプッ

 セレナ 「んむっ……んんんんっ!?」 ゾクッ


僕はローターを持ったまま、ぐっしょり濡れているセレナのパンツの中に、手を滑り込ませる。

そして。

手の平に おさめたローターをクリに当てつつ、指をセレナの中に挿入した。
 ▼ 715 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:09:51 ID:Zhlwneo. [4/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「むぐっ……ふっ、ふむぅぅぅぅぅっ!」 ジタバタ


途端に激しく動き出すセレナ。

けど今、僕はセレナに覆い被さっている。口も塞いでいる。

セレナ、君が抵抗する術は無いんだよ?


 セレナ 「ふっ、ふーっ、ふーっ、ふーっ、んぐっ……///」


セレナの中で、指が締め付けられる。

けれど、しっかり濡れている膣内は、それほど窮屈さは感じない。

その絶妙な締め付け具合を堪能しながら――、僕はセレナの中を、激しく掻き乱した。



 ― ヌチュッ……クチュクチュクチュクチュクチュ!



 セレナ 「んむっ!? ふぐっ……ぅぅぅぅううぐぅぅぅぅぅぅっ!?」

  ― ビクッ……ビクン! プシャッ……ビクッ……ショワァァァァァ、ビクン! ビクッ……ビクッ……


指を入れ、掻き乱して、ほんの数秒。

覆い被さる僕の体を跳ね除けるような勢いで、セレナは大きく仰け反った。

これがセレナの――、女の子の、絶頂した姿。
 ▼ 716 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:10:22 ID:Zhlwneo. [5/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 セレナ 「ぁっ……、ふっ、ハァ、ハァ、ハァ……ハァ……ハァ……」 ガクガクガク

 カルム 「セレナ……」 ドキドキ


潮まで吹いて盛大にイッたセレナは、息を荒くし、いまだ小刻みにビクビクと痙攣している。

目の焦点が定まらず、僕の問いかけにも反応できない様子。それほど激しい快楽に支配されたようだ。


胸を露出したまま、アソコを ぐっしょりと濡らしたまま、しばらくセレナは動かなかった。




 ▼ 717 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:13:49 ID:Zhlwneo. [6/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 セレナ 「グスッ……グスン、もぉ……、ベッドどうするのよぉ……」

 カルム 「……ごめん。やり過ぎた」


ようやく起き上がったセレナは、快感から現実に呼び戻され、涙を流した。

いくら想像オ〇ニーで僕に責められることで快楽を得ていたとしても、やはり現実となれば恥ずかしさも桁違い。

大人のキスに加え、潮を吹くところまで見られたとなれば、泣いてしまうのは当然だ。


 セレナ 「ふぇっ……グスッ、んっ……ぅぅっ……」

 カルム 「本当にごめん。セレナ可愛すぎて、途中から自制が効かなくなっちゃって……」

 セレナ 「グスン、んっ、もぉ……///」


セレナは よろよろと立ち上がると、シーツを外し、濡れたベッドにバスタオルを当てがい、自分の恥ずかしい露の処理を始めた。


こんなにクールで可愛くて、普段の姿からエロイことなんて想像つかないセレナが――。

あんなに色っぽく喘いで、ビクビクと大きく絶頂して、潮まで吹いて――。


胸を揉んだ感触、柔らかな唇、ねっとり絡めた舌。

セレナと交わった全ての感覚が、今も脳裏に焼き付いているし、今後も忘れることは出来ないと思う。
 ▼ 718 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:14:58 ID:Zhlwneo. [7/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「セレナ、そのっ……本当に、ごめんなさい」


セレナのエッチな一面を知れた一方、僕の下心的なものを、逆にセレナに知られてしまった。

胸を触って、アソコを触って、舌を絡めるキスをして、さらに、アソコに指まで入れて。

セレナの乱れた姿を目の当たりにして自制が効かなくなった――なんて、言い訳に過ぎない。

嫌われて、今後距離を取られても不思議では無い。冷静に考えれば、僕の行為は明らかに 行き過ぎだった。



 セレナ 「私……、ダメな人間よね」

 カルム 「えっ?」

 セレナ 「カルムにそのっ、エッチなことされるの、心の奥では望んでたの。カルムは大切な友達なのに」

 カルム 「セレナ……、怒ってないの? あんなことして、僕のこと嫌いに……」

 セレナ 「怒ってない……とは言えないかな。カルム、けっこう強引に私の胸とか、アソコとか……///」

 カルム 「はい。ごめんなさい……」

 セレナ 「キスだって……。私っ、初めてだったのに……、カルム、なにも言わずに急に……」

 カルム 「うぅ……」
 ▼ 719 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:16:51 ID:Zhlwneo. [8/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「でも……、元はと言えば私が悪いのよ。カルムのこと考えながら、そのっ、一人で……してた訳だし……」

 カルム 「……うん。セレナが僕のこと呟きながらオナってたの見て、正直 混乱したもん」

 セレナ 「っ……/// だっ、だから……、私がカルムを“その気”に させちゃった訳だから、カルムだけが悪いって言えないし……」

 カルム 「いや……うん、でも僕だって、我慢できた はずなのに、欲望に負けちゃってさ。本当にごめん。セレナのファーストキスまで奪っちゃって」

 セレナ 「……初めてがカルムで、私は良かったけどね」

 カルム 「えっ?」 ドキッ

 セレナ 「カルムの方こそ、私が実はエッチなことに興味あって、引いたんじゃない?」

 カルム 「そんなことないよ。むしろ知れて良かったと言うか、好きな相手の意外な一面って、逆に そそられない?」

 セレナ 「……私で良いの?」

 カルム 「んっ?」

 セレナ 「私、サバサバしてるし、ポケモンバトルばっかりで、女の子らしさとか欠けてるし、それに……、友達に責められる妄想で感じちゃう、変な性癖持ってるし……」

 カルム 「それも含めて、僕はセレナのことが好きだな」

 セレナ 「っ……///」

 カルム 「改めて、セレナ。僕と付き合ってください。セレナのこと好きだし、そのっ、色々しちゃったから、責任も取らないといけないし」



 セレナ 「私、現実に誰かから告白されるなんて、考えたこと無かったの。だから……正直ね、分からないの。異性を好きって感覚が」



 カルム 「……そっか」
 ▼ 720 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:17:40 ID:Zhlwneo. [9/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「だから……」

 カルム 「うん。今まで通り友達で……」

 セレナ 「ううん、違うの」

 カルム 「違う?」

 セレナ 「カルムにね、“異性を好き”って感覚を、教えて欲しいの」

 カルム 「それって……」

 セレナ 「どんな風に振る舞えば良いか分からないけど……、カルムとの お付き合い、喜んでお受けします」

 カルム 「!」

 セレナ 「その代わり、恋人気分がどんな感じなのか、しっかり教えてね?」

 カルム 「あぁ、勿論だよ! ありがとうセレナ!」

 セレナ 「ふふっ。……サナたちには内緒にしてね」

 カルム 「オッケー。僕とセレナの秘密だね」

 セレナ 「そうね」
 ▼ 721 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:19:41 ID:Zhlwneo. [10/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カルム 「……ねぇ」

 セレナ 「なぁに?」

 カルム 「もう一回……、今度は きちんと、キス、してみない?」

 セレナ 「っ……///」

 カルム 「嫌かな?」

 セレナ 「嫌……じゃない、かな」 ドキドキ

 カルム 「……可愛いね、セレナって」

 セレナ 「んっ……、もぉ〜 ///」



そうして僕とセレナは、再び唇を重ねた。

さっきのような強引なキスではなく、お互い手を絡ませて、静かに、しかし想いの籠った、甘く愛しい、大人のキス。


思いもよらぬ形でセレナへの告白が成功した訳だけど、当の本人は、恋愛について素人そのもの。

まぁ僕だって素人なんだけど、少しずつ、少しずつ、距離を縮めて行きたいと思う。



   *   *   *   



 ▼ 722 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:20:41 ID:Zhlwneo. [11/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



   *   *   *   



私はニャオニクス♀。

ニャスパーの時からセレナと一緒。セレナのポケモン。


セレナはクールで、バトルが強い。

私のことも大切に育ててくれて、とってもポケモン想いだけど、恋愛に関しては鈍感だった。


私はニャオニクス♀。

そんなセレナは、最近、友達のカルムとグッと距離が縮まった。

まぁ私が仕向けたことなんだけど、無事に成功して、2人は付き合うようになった。


他の友達――サナ、トロバ、ティエルノには隠してるみたいだけど、どうも3人、セレナとカルムの関係は気付いているらしい。

当然よね。普段クールで、友達と過ごすより一人の時間を大切にしていたセレナが、カルムと一緒に居る時間が目に見えて増えたんだから。

ようやくセレナにも、明るい春が やって来たって感じだ。
 ▼ 723 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:22:28 ID:Zhlwneo. [12/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カルム 「………」

 セレナ 「………」


 ニャオニクス♀ 「………」
 
 ニャオニクス♂ 「………」


 ポケモンの卵 「………」


 カルム 「いや、別に詳しいこと聞くつもりは無いけどさ」

 セレナ 「貴方たち、いつの間に……」


 ニャオニクス♀ 「んにゃぁ……///」

 ニャオニクス♂ 「にゃお」


 カルム 「そのうち僕たちも……?」

 セレナ 「っ……!? もぉ、ばかっ……///」





 カルム×セレナ、「クールな彼女の裏の趣味」



   ――― 完 ―――




 ▼ 724 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:23:24 ID:Zhlwneo. [13/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



このカルセレのみ、当初からプロットが存在していました。

ニャオニクス視点をメインにしたのは、短編映像作品「彼女と彼女の猫」(https://www.youtube.com/watch?v=8-ANtYTLMIY)をイメージしたから――って言ったら、新海誠ファンに怒られるかも。



次回、ヨウ×ミヅキ、「タイトル未定」


自分はサンムーン未プレイなので、ヨウミズは苦しい戦いになりそうな予感。ご承知おき下さい。


 ▼ 725 シャマリ@こうてつプレート 20/06/14 02:25:44 ID:.zigZQ8E NGネーム登録 NGID登録 報告
夜中なのに更新乙です
面白かった!!
 ▼ 726 オッキー@ベリブのみ 20/06/14 02:48:03 ID:134s5ik. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ニャオニクス孕んでて草
 ▼ 727 ワンコ@スキルコール 20/06/14 22:40:15 ID:a0Lsn8xU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 728 ロカロス@タウンマップ 20/06/14 23:27:51 ID:3YUAlDJ6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 729 ッピ@ノーマルジュエル 20/06/15 22:57:14 ID:yl3M2L5Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 730 リキリ@いんせき 20/06/16 00:51:18 ID:YJkcRIeE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 731 タング@ポイズンメモリ 20/06/16 01:42:04 ID:wPoA3ze. NGネーム登録 NGID登録 報告
サンムーン未プレイのイッチがどんなヨウミヅ書くのか楽しみ。
支援。
 ▼ 732 マタマ@のうてんきミント 20/06/16 23:16:32 ID:BGcEVeP2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 733 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/17 01:48:18 ID:/8MkihvQ [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


【 Episode−8 】



 ミヅキ 「あーーーーーひまーーーーーー」

 ヨウ 「それ5回目」 カタカタ

 ミヅキ 「だって暇なんだもん」

 ヨウ 「仕方ないだろ、こんなご時世なんだから」 カタカタ


パソコンを操作する僕の後ろで、ミヅキが暇だ暇だと声を上げる。

新型コロナウイルスの脅威は、ここアローラにも広がっていて、緊急事態宣言は解除されたものの、不要不急の外出は出来るだけ避けなければならない。


 ミヅキ 「あーあ。せっかく可愛いミヅキちゃんが遊びに来てあげてるって言うのに、ヨウはパソコンばっかり」

 ヨウ 「緊急事態宣言中も毎日遊びに来てたよね?」 カタカタ

 ミヅキ 「だって家に居ても退屈だし、ママも良いって言ってくれたし」

 ヨウ 「まぁ……そうなんだよね」 カタカタ


緊急事態宣言中とはいえ、スーパーは普通に営業している。

うちの母さんもミヅキの母さんもパートに出かけていて、2人で話し合った結果、パート中は僕の家で一緒に過ごすことになったのだ。
 ▼ 734 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/17 01:49:46 ID:/8MkihvQ [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「って言うかヨウ、なに調べてるの? ……もしかしてエッチな!?」

 ヨウ 「違うから」 カタカタ

 ミヅキ 「隠すことないのに〜。ホントはエッチなサイトとか見てるんでしょ〜?」

 ヨウ 「断じて違う」 カタカタ

 ミヅキ 「なんならミヅキちゃんのエッチなとこ見せてあげようか〜? ほーら胸チラだぞ〜?」 チラチラ

 ヨウ 「っ……/// だからそういうことするなって!」


ミヅキは最近マセて来たと言うか、こうやってエッチな誘惑で僕を揶揄うことが多くなってきた。

家族ぐるみで付き合いが長いミヅキだけど、やっぱり女の子のエッチな言動には、僕だってどうしても反応してしまう。


 ミヅキ 「隙あり!」 ノゾキミ

 ヨウ 「あっ!?」





――――――――――――――――――――

【ニュース】 高級オボン販売会社、違法栽培報道を否定

贈答用など高級オボンの実を販売する「ダクマフルーツ」が、木の実を違法栽培している疑いがあると週刊誌が報じた件について、事実無根だとするコメントを発表した。
週刊誌によると、同社が販売する主力商品「無農薬栽培オボンの実<贈答用一級品>」から、微量の農薬成分が検出された。
この農薬を週刊誌側が調べたところ、一般流通している「むしよけスプレー」などとは異なる成分であることが分かり、「ダクマフルーツ」が特殊な農薬を使ってオボンの実を栽培している疑いがあると言う。
現時点で、このオボンの実に関する健康被害は確認されていないが、事実であれば、景品表示法違反などの罪に問われることになる。
これに対してダクマフルーツ広報は、「週刊誌の情報は事実無根であり、誤った印象を顧客に与えかねず、誠に遺憾である。必要に応じて法的措置を検討したい」とコメントした。

――――――――――――――――――――



 ▼ 735 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/17 01:51:23 ID:/8MkihvQ [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「……なんだ。ただのニュースサイトか」

 ヨウ 「だから言っただろ」

 ミヅキ 「あーあ、つまんないなー」


そう言ってミヅキは、ソファに座って足を投げ出した。

相変わらずミヅキは、僕の家だと言うのに自分の家のように寛いでいる。


 ヨウ (あっ……)


けど、寛ぐと言うことは、無防備でもあるということ。

そんな風に足を投げ出せば、ミヅキの穿いている緑のホットパンツの隙間から、白いパンツが……。


 ミヅキ 「なにジロジロ見てるの?」

 ヨウ 「いや、なんでも」

 ミヅキ 「可愛いミヅキちゃんに見惚れちゃったのかな〜?」

 ヨウ 「自分で可愛いとか言うなよ」


ミヅキは気付いてないらしい。

スカートじゃなればパンチラしないと思ってるのか、はたまた、実は気付いていて、わざとパンツを見せているのか。

……あながちミヅキなら後者も有り得るかも。
 ▼ 736 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/17 01:52:28 ID:/8MkihvQ [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ミヅキ 「あ、ねぇねぇヨウ。ここ行ってみたい!」


スマホを いじっていたミヅキが、不意に声を上げた。


 ヨウ 「ん? ヴェラ火山の野天風呂……?」

 ミヅキ 「うん! ヴェラ火山って あちこちで温泉が湧いてて、自然のお湯が溜まった温泉があるんだって!」


野天風呂――、いまミヅキが言ったように、自然に出来た温泉のことだ。

温泉施設でも無ければ、特に管理されている訳でもない、まさに自然の恵み的な温泉だ。


 ヨウ 「ヴェラ火山の温泉は確かに聞いたことあるけど……、野天の方に行くの? 温泉施設じゃダメなの?」

 ミヅキ 「なに言ってるのよ。普通の温泉じゃ密でしょ? ソーシャルディスタンスだよ!」

 ヨウ 「うん。それを言うなら大人しくステイホームしてるべきじゃないかな?」

 ミヅキ 「それじゃ暇だもん。たまには遊び行きたいじゃん」

 ヨウ 「えぇ……、けど野天風呂だよ? ミヅキ的に大丈夫なの?」


野天風呂であれば、確かに人が密集するような所では無い。このご時世に出かける場所としては最適だ。

ただ、管理されていない野天風呂に入るのは自己責任。脱衣所もなければ、道が整備されている訳でもない。

 ▼ 737 デッポウ@サイコソーダ 20/06/17 01:53:23 ID:fSFcJDII NGネーム登録 NGID登録 報告
面白い支援
 ▼ 738 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/17 01:53:35 ID:/8MkihvQ [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「大丈夫だよ。ほら、野天風呂は あちこちにあるから、他の人とは一緒にならないよ」

 ヨウ 「いや、うん。確かにそれもあるけど、野天風呂って男と女の区別とか無いんだよ?」

 ミヅキ 「当然じゃん」

 ヨウ 「それを……僕と一緒に行くって言うの?」

 ミヅキ 「なにヨウ〜恥ずかしいの〜? 小さい頃は一緒にお風呂入ってたのに〜?」

 ヨウ 「っ……もう一緒に入れる歳でも無いだろ!」

 ミヅキ 「大丈夫よ。水着持って行くから」

 ヨウ 「なら良いけど……」

 ミヅキ 「それとも……裸で一緒に入っちゃう?」

 ヨウ 「だからっ……揶揄うなってホントに!」

 ミヅキ 「うわーん、こわーい」


あぁもぉ……、いつもミヅキのペースだ。
 ▼ 739 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/17 01:54:51 ID:/8MkihvQ [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「じゃあヨウ。早く用意してよ」

 ヨウ 「はいはい」



海パンとタオル、一応着替えも用意して、僕の家を出発。


ミヅキの家に寄って、ミヅキの準備を待つ。



 ヨウ 「はぁ……」


この新型コロナウイルスは、ポケモントレーナーにとっても大きな影響が出ている。

飛沫感染防止と言う観点から、ポケモンバトル自体を自粛するよう強く呼びかけられているのだ。

島巡りは中断されるし、バトル大会も軒並み中止。ポケモントレーナーにとっての楽しみを奪われたと言っても過言では無い。


だから、ミヅキが暇だ暇だと言うのも無理はない。

挨拶代わりにポケモンバトル、暇ならとりあえずポケモンバトル、ポケモンのコンディションを見るためにポケモンバトル。

僕たちは普段から、ポケモンバトルを繰り広げてきた。バトルでコミュニケーションを取っていたとも言える。
 ▼ 740 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/17 01:57:21 ID:/8MkihvQ [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ミヅキ 「お待たせ〜。私の水着、楽しみにしててねっ」

 ヨウ 「だからっ……」


そんなコミュニケーション手段を奪われたら……、いくら一緒に過ごしているとは言え、少しだけ、距離を感じてしまう。それはそれで寂しい。

ミヅキが野天風呂を提案したのは、単に暇ってだけじゃなくて、そんな背景も あったのかもしれない。



 ミヅキ 「じゃあ……、リザードン、カモーン!」

 ヨウ 「ヘルメット面倒だなぁ」


僕とミヅキは、ライドギアでリザードンを呼び出した。

何故2人別々なのかと言うと、密にならないために、ライドポケモンに乗る時は1人1匹とするよう、通達が出ているのだ。こんなところにもコロナの影響だ。


 ミヅキ 「目指すはヴェラ火山……の外れにある、野天風呂が点在してるエリア! 頼んだよリザードン!」

 リザードン 「ぱきゅあ!」


まぁ、お陰でミヅキと くっつくシチュエーションは無くなったから良いか。

ミヅキのことだ……一緒に乗ったら“ねぇ、胸当たってるけど興奮しちゃった?”とか言ってくるに決まってる。

それはそれで悪くないけど、こう……男として、揶揄われ続けるのも情けないからね。


ヴェラ火山まで、リザードンで ひとっ飛びだ。

 ▼ 741 スボー@いのちのたま 20/06/17 05:53:10 ID:Au4MI.0E NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援

高級オボンは潔白なんだな!?
 ▼ 742 ポポタス@デルダマ 20/06/17 07:24:19 ID:NVWojz2w NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 743 クガメス@だいすきメール 20/06/17 08:44:46 ID:wi8IF8zs NGネーム登録 NGID登録 報告
ヨウミヅ以降の男女カプ貴重、しゅき、支援
 ▼ 744 ニリッチ@かいふくポケット 20/06/17 09:40:40 ID:OIxY1fNs NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
さりげなくピカブイのレブルが一番貴重
 ▼ 745 メックス@おいしいみず 20/06/18 00:28:26 ID:E2Ecg4y2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 746 グマッグ@しんかのきせき 20/06/18 22:36:01 ID:umIcZiUA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 747 ラティナ@けいけんポン 20/06/19 00:48:06 ID:Ncy2nNOw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 748 クレー@メガメガネ 20/06/19 23:09:43 ID:Ncy2nNOw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえーん
 ▼ 749 ルキー@あかいいと 20/06/19 23:10:39 ID:ku.waPyE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
どこかで見た名前かと思ったら「ポケモンを馬鹿にした愚民共へ」を書いた人か
 ▼ 750 ーダル@ゴツゴツメット 20/06/20 17:29:48 ID:8VTs0Njw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 751 ドラン@ひきかえけん 20/06/20 22:36:13 ID:8f9.Vno6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 752 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/20 23:44:34 ID:1x3M.jLE [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ヴェラ火山――の外れ。

一般的に人が立ち入ることのないエリアに、野天風呂が点在している。


 ミヅキ 「ありがとうリザードン」

 ヨウ 「帰りもよろしくね」

 リザードン 「「 ぱきゅあ! 」」


 ミヅキ 「じゃあ、お手頃な温泉を探そっか!」

 ヨウ 「うん。まぁ……パッと見、先客は居なさそうだけどね」


野天風呂、火山の関係で温泉が湧いている訳だけど、完全に自然のものだから、ちょうど良い温度、ちょうど良い形状の温泉は限られている。

観光シーズンであれば温泉マニアで混雑してそうなエリアだけど、この自粛ムードの中、あたりは静まり返っている。


 ミヅキ 「うっ……ここは熱すぎかも」

 ヨウ 「こっちは浅くてダメだね」



そうして探すこと実に30分。

歩道から完全に離れた岩場に、お目当ての温泉を発見した。
 ▼ 753 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/20 23:45:17 ID:1x3M.jLE [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「……うん。ちょうど良い湯加減!」

 ヨウ 「けっこう広いね。旅館の露天風呂みたい」

 ミヅキ 「それに……、凄い色だね。茶褐色……って言うの?」

 ヨウ 「鉄分が多い証拠だね。底が見えないもん」


岩が入り組んだ中に、茶褐色の湯が溜まっている。俗に言う“にごり湯”、温泉の証拠だ。

野天風呂にしては かなり大きく、全体的な広さは、おそらく学校の教室ぐらいは あると思う。

まわりは岩場だから身を隠すスペースも十分で、これなら着替えも心配なさそうだ。


 ミヅキ 「じゃあ入ろっか♪」 ヌギッ


 ヨウ 「えっ……待ってミヅキ! いきなり脱ぐのはダメだって!」

 ミヅキ 「あははっ、下は水着でした〜」

 ヨウ 「こいつめ……」

 ミヅキ 「なに? ドキドキしちゃった?」

 ヨウ 「はぁ……。着替えて来るよ」


ミヅキめ、いきなり脱ぎ始めたら、そりゃドキドキするよ。

アニポケAGで、ハルカがいきなり服を脱いで下が水着だった描写があったけど、あれで純粋な少年がどれだけドキマキしたと思ってるんだよ。

それと同じだよ、まったく。
 ▼ 754 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/20 23:46:12 ID:1x3M.jLE [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヨウ 「お待たせ」

 ミヅキ 「待ってたよ。……どうかな?」

 ヨウ 「ん?」

 ミヅキ 「ん、じゃなくて! 可愛いミヅキちゃんの水着」


ミヅキの水着は、オレンジ色の……これビキニって言えるのかな?

胸まわりと お尻まわりにレースのフリフリが付いていて、ビキニなんだろうけど、胸やお尻の形は分からないデザインだった。


 ヨウ 「うん。良いと思うよ。変に色っぽく無くて」

 ミヅキ 「なによそれ。褒めてるの?」

 ヨウ 「いや、てっきりスクール水着かと思ったから」

 ミヅキ 「もぉ! せっかく新しい水着、ヨウに見せてあげたのに!」

 ヨウ 「この時期に新しい水着ってのも変だと思うけど……、いや、うん。似合ってるよ」

 ミヅキ 「……ふふっ。ドキドキしちゃった?」

 ヨウ 「少しはね」

 ミヅキ 「うわー、私のこと そんな目で見てるんだー」

 ヨウ 「いやいや! えっ……なに? 見て欲しいの? 見て欲しくないの?」

 ミヅキ 「冗談。それよりさ、せっかく2人きりなんだから、温泉、堪能しようよ!」

 ヨウ 「……そうだな」
 ▼ 755 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/20 23:46:49 ID:1x3M.jLE [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「は〜〜〜良い湯だな〜〜〜」

 ヨウ 「ちょっとヌルいくらいで丁度良いね」

 ミヅキ 「これなら いくらでも長湯できちゃうね」

 ヨウ 「うん。これぞ自然の恵みだね」


普通の温泉施設の湯加減が41度くらいってことを考えると、この野天風呂は……37度くらいかな?

こんな気持ち良い温度の広い野天風呂が存在するなんて、ヴェラ火山の、自然の雄大さには感心してしまう。


 ミヅキ 「これだけ広いと泳げそうだね」 バシャバシャ

 ヨウ 「言ってるそばから泳ぐなよ」

 ミヅキ 「いいじゃん、誰も居ないんだし! そりゃ!」 バシャッ!

 ヨウ 「うわっ……やったな!」 バシャン!

 ミヅキ 「わっぷ……あははっ!」 バシャバシャ!

 ヨウ 「ちょっ……耳を狙うのはズルい! 耳はっ……このぉ!」 バチャバチャ!

 ▼ 756 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/20 23:48:39 ID:1x3M.jLE [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ミヅキ 「ここから あそこまで、20メートルくらいあるね」

 ヨウ 「そうだね」

 ミヅキ 「ヨウって泳ぐの得意?」

 ヨウ 「まぁね。ミヅキは?」

 ミヅキ 「当然」

 ヨウ 「アローラに住めば当然か」

 ミヅキ 「負けた方がマラサダ奢るってことで?」

 ヨウ 「良いだろう」

 ミヅキ 「よーーーぃ……ドン! って言ったらスタートね?」

 ヨウ 「よし」

 ミヅキ 「ヨイドン!」 バシャバシャッ!

 ヨウ 「いやセコくないそれ!?」 バシャバシャ!



 ミヅキ 「勝ったー! マラサダー!」

 ヨウ 「ヨイドン! ってなに!? ねぇセコくない!?」
 ▼ 757 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/20 23:50:03 ID:1x3M.jLE [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「うーーーん。こうやって背伸びして浮かんでると、空が大きく見えるねー」

 ヨウ 「そうだね。空に靡く噴煙……、自然の豊かさを感じるよ」

 ミヅキ 「ふふっ……なに? 詩人でも気取ってるの?」

 ヨウ 「正直な感想だよ。なんにもしないで、温泉に浮かんでさ……、自然て凄いなぁ、って」

 ミヅキ 「そうだねー」

 ヨウ 「ふぁ……、目を閉じたら寝ちゃいそうなくらい気持ち良い……」

 ミヅキ 「……って言うかさー、ヨウ?」

 ヨウ 「んー?」

 ミヅキ 「……ううん、なんでもない」

 ヨウ 「ん……そう?」 ウトウト


  ミヅキ (ヨウってばホント女心を分かろうとしないんだから)

  ミヅキ (おニューの水着の女の子と2人きり、普通もう少し褒めてくれたって良いのに)

  ミヅキ (それともアレ? 私には女の魅力が無いってワケ?)

  ミヅキ (うぅ……、ヨウに私を意識させるには……) チラッ


 ヨウ 「………」 ウトウト


  ミヅキ (寝てるし)

  ミヅキ (あ、そうだ) ニヤッ


 ▼ 758 ノノクス@あなぬけのヒモ 20/06/21 21:59:11 ID:G.hwsCsE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 759 ンテレオン@ばんのうごな 20/06/21 23:54:45 ID:v9IcBHH2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 760 メテテ@ルガルガンZ 20/06/21 23:55:01 ID:3Mv.GgJY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 761 ャオニクス@メガイカリ 20/06/22 00:57:59 ID:n57wZ6zk NGネーム登録 NGID登録 報告
なんだよ…ヨウミヅかよ………












………支援するしかねぇじゃねぇかこんちくしょう(尊いのでお願いします楽しみに待ってます)
 ▼ 762 ゼリア@こだいのおまもり 20/06/22 01:03:12 ID:8ghQCnsk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 763 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/22 02:27:25 ID:j1bM6REY [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ヨウ 「……やべ、ついウトウトしてた」

 ミヅキ 「気持ち良いもんねー」


あまりの気持ち良さに、少し眠っていたようだ。

ヴェラ火山の影が長く伸びてきているってことは、もうすぐ夕暮れ。

考えてみると、昼過ぎに家を出て、あれだけ競争や水かけっこで遊んだのだから、けっこう時間は経っているはず。そろそろ帰る時間かな。


 ヨウ 「う〜〜〜〜〜ん! そろそろ戻る?」

 ミヅキ 「うん。でも最後に、普通に温まって行かないとねっ」

 ヨウ 「そうだね」


ここは温泉。湯に浸かる場所。

最後は普通に この濁り湯を楽しまないと、ヴェラ火山の恵みに失礼だ。


 ミヅキ 「良い湯だね〜」 ノビー

 ヨウ (……ん?)


両手を空に向けて大きく伸びをするミヅキ。

そんな彼女の姿に、どこか違和感が……。

 ▼ 764 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/22 02:28:23 ID:j1bM6REY [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヨウ 「ん……あれ?」

 ミヅキ 「どしたの?」 ニヤッ



茶褐色の濁り湯に浸かっているミヅキの体を再度見る。


水着の肩紐が……無い?



 ヨウ 「えっ……ミヅキ、もしかして……?」

 ミヅキ 「……ふふっ。やっぱり温泉てさー、裸で入るものだなって」

 ヨウ 「っ……!?」


ってことはミヅキ、水着やっぱり脱いでるのか!?

濁り湯だから見えないけど、この湯の中に、裸のミヅキが……!?


 ヨウ 「なに考えてんだよ! 温泉だからって男の前で裸になんて!」

 ミヅキ 「見たい?」

 ヨウ 「えっ……」

 ミヅキ 「可愛いミヅキちゃんと混浴できて、ヨウってば幸せだな〜」

 ヨウ 「ちょっ……、あっち向いてるから着てこいよ!」

 ミヅキ 「こっち見て」
 ▼ 765 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/22 02:29:33 ID:j1bM6REY [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

そう言うとミヅキは、僕に背を向ける。


そして、ゆっくりと、ゆっくりと立ち上がる。



 ヨウ 「っ……///」



露わになった背中には、今まで着けていた水着の跡がクッキリと。


腰はシュッと くびれていて、女の子らしいボディラインが僕の目の前に。



 ヨウ 「ダメだって、ミヅキ……!」



湯が滴る小さな背中、腰にかけての曲線美。小さい頃からの付き合いだったミヅキ、こんなに色っぽい体だったなんて……。


そして、腰は曲線美を保ったまま少し膨らみ、とうとう お尻の割れ目が……!







 ミヅキ 「……ふふっ。ドキドキしちゃった?」

 ヨウ 「っ……ミヅキ!」

 ▼ 766 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/22 02:30:24 ID:j1bM6REY [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そこでミヅキは、立ち上がるのを止めた。

いや、これ多分、膝立ち状態なんだろうな。お尻が水面に上がらない、ギリギリの深さの場所で。


 ミヅキ 「見たくなければ、あっち向けば良かったのに。ヨウってば、ずーっと私のことに釘付けだったねー?」

 ヨウ 「それはっ……」

 ミヅキ 「……エッチ」

 ヨウ 「っ……///」


ミヅキは首だけ僕の方を向いて、小悪魔的に言った。


 ミヅキ 「見たいなら素直に言って良いんだよ?」

 ヨウ 「誰がっ……!」

 ミヅキ 「ふーん」

 ヨウ 「とにかく! 早く水着を……」

 ミヅキ 「じゃあ、サービスだよ♡」

 ヨウ 「えっ……」


そう言うとミヅキは。

膝立ちのまま、ゆっくりと、僕の方へと振り返る――。
 ▼ 767 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/22 02:31:29 ID:j1bM6REY [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヨウ 「いやミヅキ待ってダメだよ! ストップ! ストップ……おわっ!?」 バシャン!


 ミヅキ 「あははっ! ヨウさー、なに焦ってるのよー!」


思わぬミヅキの行動に、バランスを崩して湯に ひっくり返ってしまった。

起き上がると、両手で しっかりと胸を隠したミヅキが、ケラケラと笑っていた。


 ヨウ 「ミヅキー!」

 ミヅキ 「あははははっ! もー! ヨウってば焦り過ぎー!」


クッ……悔しいけど、情けなさ過ぎるぞ、今の僕。

ミヅキの裸が見れそうになって動揺したとは言え……、この有様は恥ずかしい。


って言うか、手で胸を隠してる姿も、男子にとっては十分すぎるほど刺激的なんだけど、ミヅキ、その辺のこと分かってるのか?


 ミヅキ 「んー? この手を どかして欲しいのかなー?」

 ヨウ 「っ……もう終わり! 帰るぞ!」

 ミヅキ 「遠慮すること無いのに〜」


ダメだ、これ以上ミヅキのペースに呑み込まれると、僕の威厳と言うか、精神が音を上げそうだ。

ミヅキとは距離を取った岩場に退避して、着替えることにした。


 ▼ 768 マワル@かんしゃメール 20/06/22 04:17:38 ID:9S66UJvQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
L'Arc〜en〜Cien
 ▼ 769 ガバンギラス@こだいのおまもり 20/06/22 22:18:48 ID:4QhsJ9z2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 770 ュラルドン@たつじんのおび 20/06/22 22:45:11 ID:mRwA6x/I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
小悪魔系ミヅキか…
それはそれで意外とアリかも…
 ▼ 771 ナフィ@ふたのカセキ 20/06/22 23:51:47 ID:8ghQCnsk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シエーン!
 ▼ 772 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:28:20 ID:ZNKELOOg [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


   *   *   *



 ミヅキ (ふふっ。焦ったヨウ、可愛かったな〜)


作戦大成功。


ヨウがウトウトしている隙に、水着を脱いで、リュックに隠しておいた。

ここは濁り湯だから体は見えないし、背中くらいなら見せたって問題ないもんね。

手で隠した胸は、ちょっと刺激的だったかな?

転げるほど焦るなんて、やっぱりヨウをエッチな悪戯で揶揄うのって面白い。


 ミヅキ (でも……、もしヨウがホントに見せてくれって言ったら、私もちょっと焦ってたかも)


なーんて考えては みるけど、ヨウが素直に見たいって言う訳は無いし。

流石に裸を見せるのは、やっぱり抵抗あるって言うか、私だって恥ずかしいもん。

まぁ、今ので少しでもヨウが私にドキドキしてくれたんなら、思い切って実行した甲斐あったかな。


 ミヅキ (……さて。私も着替えに行かないと)


ヨウに作戦を気付かれないように、リュックは少し離れた岩陰に移動しある。

まぁ、こんな所、誰が来るわけでもないし、早いとこ着替えて……。



  ガラガラ 「………」 【ミヅキのリュック】

 ▼ 773 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:29:20 ID:ZNKELOOg [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……ん?

野生のガラガラ?

なんで私のリュック見てるの?

食べ物なんて入ってないし、別に珍しいものでも……。



  ガラガラ 「がらっ」(ツカミ)【ミヅキのリュック】



 ミヅキ (えっ?)



    ガラガラ 「がらがらー」(モチサリ)【ミヅキのリュック】



 ミヅキ 「えっ……!? ちょっ……嘘っ!?」


ガラガラが……、ガラガラが!

私のリュックを持って走り去った!?

嘘でしょ!? タオルも着替えも、全部リュックの中なんだよ!?
 ▼ 774 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:30:23 ID:ZNKELOOg [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


  ヨウ 「ミヅキー、まだかー?」



えっ……待って、ヨウ!?



  ヨウ 「……ん? どうしたー? 何かあったー?」



ダメ!

隠すもの何も無い!


 ミヅキ 「ぅっ……ううん! なんでもないから大丈夫ー!」


さっきは濁り湯の お陰でギリギリのラインを攻めたけど、流石に全裸を見られるのは恥ずかしい!

お尻とか……前とか、隠しきれないよぉ!



  ヨウ 「なら早く来いよー! あ、荷物かさ張ってるのかー?」



やだっ……来ちゃダメ!

どうしよう……、どうしよう!?
 ▼ 775 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:32:10 ID:ZNKELOOg [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「あっ……えっと! ヨウ先に帰ってて良いよー!」



  ヨウ 「はー? なんでだよー?」



 ミヅキ 「いいから! 私もすぐ帰るからー!」



  ヨウ 「そうかー? じゃあ、いつものマラサダショップで待ってるからなー!」(トイレかな。ここは素直に従ってあげた方が良さそうだな)



すぐにリザードンが降りたって、ヨウを乗せて飛び立つ。

私は岩の影に隠れて、ヨウに見つからないように、身動きせず小さくなった。





 ミヅキ (はぁ……。危なかった……)


リザードンの影が見えなくなって、ようやく一安心。

さっき色仕掛けでヨウを揶揄ったのに、いざ裸を見られるってなると、とんでもない恥ずかしさが込み上げてきた。

もしヨウに見られちゃったら、私、これからヨウと気まずくなっちゃうよ……。



 ミヅキ (……あれ?)


……いや、ねぇ待って。

これもしかして……、なんの解決にもなってない感じ?
 ▼ 776 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:33:13 ID:ZNKELOOg [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ミヅキ (素直にヨウにタオル借りるべきだったー!)



私のバカバカバカー!

タオルも! 着替えも! 水着も! スマホも! 全部リュックの中!


そしてライドギアもリュックの中!

これじゃリザードンも呼べないよ……。

いや、リザードン呼んだところで、全裸の少女がリザードンに乗ってるなんてヤバいけど。


 ミヅキ 「どうしよう……」


本当にどうしよう。

こんなヴェラ火山の外れ、人なんて滅多に来ないし。

野天風呂目当ての観光客を期待しようにも、コロナ禍の自粛ムード漂う中、さらにもうすぐ夕方、誰かが来る可能性は限りなく低い。

運良く誰かが来たとしても、女性じゃなきゃ助けを求められないし。


 ミヅキ 「うぅ……、私のバカ……」
 ▼ 777 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:33:59 ID:ZNKELOOg [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヨウの焦りようを面白がってた私が、ヨウに見られるのを焦ったせいで、余計に状況を悪くしちゃうなんて……。

ホント、なにやってるのよ私……。


 ミヅキ 「はぁ……」


こうなったら、心配したヨウが私のこと探しに来るのを待つしかないか。

裸は見られたくないから、ひとまず温泉に避難しておこう……。





  「いやぁ、素晴らしい温泉ですね!」

  「広さも十分、硫黄の香りに茶褐色の濁り湯!」

  「これぞヴェラ火山の恵み!」





えっ……うそっ!?

誰か来た!? しかも男の人!?
 ▼ 778 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:36:20 ID:ZNKELOOg [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 山男のダイチ 「読み通り、この時間なら僕たちの貸切ですね」

 山男のダイト 「まぁ、自粛警察がうるさい ご時世だから、観光客なんてゼロに決まってるよ」

 山男のダイナ 「ギーリーギリーまーで、頑張ーってー♪」



山男さん……しかも3人!?

うそでしょ……、温泉に入られた!?



 山男のダイチ 「いやぁ、極楽極楽。ぬるめで長湯できそうですね」

 山男のダイト 「温度計によると……36.4度。これは気持ち良いはずだ」

 山男のダイナ 「ギーリーギリーまーで、踏ん張ーってー♪」



どうしよう……、温泉に避難できない。

私、あの3人が帰るまで、裸で岩陰に隠れてなきゃいけないの……?



 山男のダイチ 「山男たるもの、山の恵は存分に味わう……、これぞ山男の醍醐味ですよ」

 山男のダイト 「測定器によると……pHは6.4。なるほど、ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉と見た」

 山男のダイナ 「ピンチの、ピンチの、ピンチの連続、そーんなとーきー、ウルトラマーンがー、欲ーしーいー♪」

 山男のダイチ 「あとダイナさん。その歌ね、ダイナじゃなくてガイアですよ」

 山男のダイナ 「!?」

 ▼ 779 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:38:28 ID:ZNKELOOg [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
うぅ……、楽しそうに お喋りしてて、ぜんぜん出る気配が無い……。

どうしよう、日も暮れて来て……、ちょっと冷えてきたかも。



 山男のダイチ 「やはり温泉はね、単純鉄冷鉱泉が好きなんですよ。長良川温泉の鉄分マシマシの温泉、あれは良かったですね〜」

 山男のダイト 「いやいや、鳴子温泉こそ最高だね。エメラルドグリーンの湯に、トロトロの湯。美しさと気持ち良さを両立する数少ない温泉だよ」

 山男のダイナ 「僕は、温泉津(ユノツ)温泉かな。もう名前からして“温泉!”だし、“石見銀山遺跡とその文化的景観”として世界遺産に登録されてるんだよ」



あーもー、温泉トーク盛り上がっちゃってる……。

ホント、いつになったら出てくれるのよぉ……。風も出てきたし、肌寒い……。



 山男のダイチ 「長良川温泉と言えば“十八楼”ですね。あそこの鮎懐石はホントに絶品で、鮎の炊き込みご飯は忘れられませんよ」

 山男のダイト 「鳴子温泉だと“ゆさや”が一番だね。宿自体が国の有形登録文化財だし、温泉もね、日によってエメラルドグリーンからカラス色に変わるんだよ」

 山男のダイナ 「温泉津温泉は“ますや”に一票。1910年に建てられた木造3階建てでね、日本海沿いだから、やっぱり料理と酒が最高なんだ」



うぅ……、寒い……。

岩陰だから余計に……。ほかに……、ダメだ、近くに他の野天風呂は無いし、このままじゃ……。


 ミヅキ 「ハッ……クシュンッ!」


あっ、やばっ……!?
 ▼ 780 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:43:47 ID:ZNKELOOg [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



>>779の温泉宿は最高だから、機会があったら行ってみてね。
長良川温泉の“十八楼”、鳴子温泉の“ゆさや”、温泉津温泉の“ますや”だよ!


あと、21日のアニポケ面白かったね。
特にコルニがスパッツ穿き忘れてたシーンとか感動ものだったよね(大嘘)

 ▼ 781 ンダース@サファリボール 20/06/23 19:16:54 ID:7WQ.vofI NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援!
 ▼ 782 ロカロス@せんせいのツメ 20/06/23 22:48:12 ID:zZ.M0LxE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 783 ズモー@レンブのみ 20/06/24 01:40:56 ID:3DAkaUrI NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
甲州街道さんのコラ画像久々に見た
 ▼ 784 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:00:12 ID:FlZ64bk. [1/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 山男のダイチ 「……ん? なんでしょうね、そっちの岩陰で何か」

 山男のダイト 「ポケモンの鳴き声か?」

 山男のダイナ 「ほぉ〜。温泉に浸かりに来た野生ポケモンかな? これは興味深い」



気付かれた!?

まずいよこれ……、来ないでっ!

お願いだから来ないでっ!



 山男のダイチ 「温泉とポケモン……、それは絵になりますね」

 山男のダイト 「温泉に入るってことは、ヤトウモリか、ブビィか」

 山男のダイナ 「ちょっと見てみよう。一緒に温泉に入れるかも」 ザバッ



嘘っ……こっちに来る!?

ダメ……、私、裸なんだよ!?

あんな大人の男の人に見られちゃったら……。
 ▼ 785 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:01:10 ID:FlZ64bk. [2/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 山男のダイチ 「どれ、僕も」 ザバッ

 山男のダイト 「ははっ。ポケモンと一緒に温泉、是非とも写真におさめたいね。ゴニョッターに上げたらバズるよ」

 山男のダイナ 「じゃあカメラも用意して……と」



やだっ……、逃げるところなんて無いし……、隠すものだって……。

相手は3人だし、こんなところ誰も来ないし……、見つかったら私っ、酷いことされちゃう!?



 山男のダイチ 「ヤトウモリ〜? それともブビィか〜?」

 山男のダイト 「まさかエンニュート?」

 山男のダイナ 「そこの岩の影だ。ゆっくり……驚かさないように……」



あっ……、あぁっ……3人が、すぐそこまで……。

嫌っ……、裸、見られちゃう……。

襲われちゃう……。



 山男のダイチ 「さぁ、そこに居るのは誰かな〜?」

 山男のダイト 「エンニュートなら相当レアだぞ」

 山男のダイナ 「ほら……、一緒にヴェラ火山の恵みを堪能してみないかい……?」



あぁっ……、ぁっ、ぁぁっ……。

やだっ……、だめっ……、わたしっ……、やだぁぁぁ……!


 ▼ 786 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:26:23 ID:FlZ64bk. [3/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



  ガラガラ 「がらっ!」 シュババッ



 山男のダイチ 「ん!? あれはガラガラ!?」

 山男のダイト 「ガラガラが人前に現れるなんて……エンニュート以上に珍しいぞ!」

 山男のダイナ 「待ってくれガラガラ! せめて写真だけでも!」


   山男のダイチ 「追いましょう!」

   山男のダイト 「とりあえずタオルだけ巻いて!」

   山男のダイナ 「あぁガラガラ! あわよくば一緒に温泉に!」



突然 現れたガラガラを見て、山男さんたちはガラガラを追って行った。



 ミヅキ 「はっ……はぁっ、はぁっ、はぁっ……」 ガクガクガク

  ― チョロッ……ショワァァァァァ……



ひとまず助かった――。

そんな安心感が訪れたと同時に、今までの緊張と恐怖が一気に押し寄せ、気付けば私は、お漏らししていた。

寒かったのもあるけど、知らない男の人に裸を見られる恥ずかしさ、見つかったら酷いことをされてしまうと言う恐怖に、私の体は崩壊寸前だったみたい。


 ミヅキ 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……、うぐっ、グスッ、ひっく……」

 ▼ 787 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:33:12 ID:FlZ64bk. [4/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ヨウ 「間に合ったみたいだね……あ」

 ミヅキ 「グスッ、ふぇっ……ヨウ!?」


気が付くと、ヨウが私の目の前に立っていた。バツが悪そうに目線を逸らしている。

当然だよ。だって今、私、全裸なんだよ。それに、お漏らしした水溜りが……。


 ミヅキ 「ぅぅっ……グスッ、やだっ、見ないでよぉ……」

 ヨウ 「ごめん。そのっ……、とりあえずタオル!」


ヨウは目線を逸らしたまま、バスタオルを私に向かって投げてくれた。

そして、私が へたり込んでいる岩の反対にまわり、私の目線から完全に外れてくれた。


タオルに包まったけど、恥ずかしさは変わらない。ヨウに……、私の裸、見られちゃったんだから。



 ヨウ 「あのっ……、ミヅキ?」

 ミヅキ 「グスッ、ぅん……」

 ヨウ 「心配したんだよ。いつまで経っても来ないから」

 ミヅキ 「ごめん……」

 ヨウ 「それで、ミヅキのスマホに電話したんだけどさ……」


 ▼ 788 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:36:28 ID:FlZ64bk. [5/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



   *   *   *





 ヨウ 『マラサダショップで待ってるって言ったのに。どうしたんだミヅキ?』

 ヨウ 『まったく……。あんな悪ふざけ しておいて更に待たせるって酷くないか? とりあえず電話だ』 スマホポチ


 ヨウ 『………』 プルルルル……ガチャッ

  ― カキ 『カキです』

 ヨウ 『えっ?』

  ― カキ 『おっと失礼。こちら、ヴェラ火山公園の管理事務所です』

 ヨウ 『管理事務所……、あの、この電話、ミヅキって言う女の子の番号のはずなんですが……』

  ― カキ 『はい。実は、このスマホが入ったリュックを、ガラガラが拾ってきましてね。遺失物として預かっています』

 ヨウ 『遺失物……、すぐ行きます』 ガチャッ


 ヨウ (どういうことだ? ミヅキのリュックが遺失物って……、まさか、ミヅキの身になにかあったのか!?)


 リザードンでヴェラ火山公園管理事務所へ ひとっ飛び。
 ▼ 789 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:37:02 ID:FlZ64bk. [6/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カキ 「こちらがそのリュックです」

 ガラガラ 「がらっ」

 ヨウ 「間違いなくミヅキのリュックです。中身は……、タオル、着替え、水着、それにライドギア」

 カキ 「野天風呂の近くで拾ったようです」

 ヨウ 「ありがとうございました。ガラガラ、拾った場所に案内して!」

 ガラガラ 「がらるっ!」



 ヨウ (あのリュックの中身を見た感じ、ミヅキ、まだ裸ってことじゃん!)

 ヨウ (馬鹿だなぁホントに! 僕を揶揄うのに夢中でリュック失くしてるじゃん!)

 ヨウ (だから“先に行ってて”なんて言ったのか。いや、僕が先に行ったら何の解決にもならないでしょ!?)

 ヨウ (とにかく、ミヅキは裸。男の人と遭遇したらマズい、急がないと!)



 ヨウ (あの野天風呂だ……って! 山男が3人も! 岩陰に向かってる?)

 ヨウ (流石にミヅキが山男と一緒に温泉に入るとは思えない。ってことは、あの岩陰に隠れてるって考えるのが自然!)

 ヨウ 「ガラガラ頼む! あの山男たちの気を引いて!」

 ガラガラ 「がらがらっ!」





   *   *   *



 ▼ 790 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:49:22 ID:FlZ64bk. [7/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ヨウ 「って訳だよ」

 ミヅキ 「そっか……」

 ヨウ 「そのっ……、僕、誰にも言わないからさ、安心して?」

 ミヅキ 「っ……///」

 ヨウ 「……ミヅキ?」

 ミヅキ 「んっ……グスッ、ごめっ……なさいっ、ごめんなさいっ……ひっく、グスッ」


ヨウに見られた……。

裸も恥ずかしいのに、お漏らししたところ、見られた……。

うぅっ……、情けないよぉ……、私からヨウを揶揄ってたのにっ、こんな、恥ずかしいとこっ……。



 ヨウ 「ミヅキ!」 バッ!

 ミヅキ 「ふぇっ!?」 ビクッ


突然、ヨウが叫んだかと思うと。

私の目の前に現れた。何故か、裸で。
 ▼ 791 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:50:26 ID:FlZ64bk. [8/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「やっ……いやぁぁぁぁぁぁっ!?」

 ヨウ 「裸、見ちゃってごめん! なら、これでお相子でしょ!」

 ミヅキ 「ぁっ、ぁぁぁっ……///」 ドキドキ


ヨウの裸……、小さい頃は一緒にお風呂に入ってたけど、それは昔の話。

ヨウの裸……、水着姿は ついさっき見たけど、完全な裸を見たのは、本当に久しぶり。

ヨウの裸……、そのっ……、おちんちんとか、こんなに大きいものなんだ……///


 ヨウ 「ほら、立って」 ガシッ

 ミヅキ 「えっ?」

 ヨウ 「それっ!」 ダッ!

 ミヅキ 「あっ……ヨウ!?」


ヨウに手を握られたかと思うと、急に走り出して。


  ― ザッパーン!


そのまま温泉にダイブした。
 ▼ 792 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:51:38 ID:FlZ64bk. [9/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「んっ……ぷはっ!」 バチャッ

 ヨウ 「はははっ! 体が冷えたんなら温まらないとね!」 バチャッ

 ミヅキ 「ヨウ……」

 ヨウ 「気にすること無いよ。あんな山男に囲まれたら、怖くてチビっちゃうのは当然だよ」

 ミヅキ 「っ……///」

 ヨウ 「それに……、ごめんね」

 ミヅキ 「えっ……?」

 ヨウ 「ミヅキが“先に行って”って言った時、もう少し深く考えるべきだった。そのっ……、またエッチな悪戯企んでるのかなって、ちょっと警戒しちゃってさ」

 ミヅキ 「そんなっ! これは私の自業自得だもん。ヨウが謝ることなんて……」

 ヨウ 「自業自得かもしれないけどさ。2人きりで野天風呂に来たんだから、男の僕がミヅキを守ってあげないとダメだったんだよ」

 ミヅキ 「あぅっ……///」 ドキッ

 ヨウ 「……って、カッコ付けすぎだよね。ミヅキの裸を見て、すっごいドキドキしちゃってるのに」

 ミヅキ 「……ふふっ。もぉ〜、恥ずかしかったんだから ///」

 ヨウ 「僕だって、ミヅキに裸を見せるの、けっこう恥ずかしかったんだからな?」

 ミヅキ 「うん。ぁぁぁのっ、おっ……おちんちん、大きくしてたのとか……///」 ドキドキ

 ヨウ 「だっ……だだだって! 裸のミヅキ見たら、そのっ……///」 ドキドキ
 ▼ 793 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:52:43 ID:FlZ64bk. [10/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「……そっか」

 ヨウ 「なにが?」

 ミヅキ 「私にも、ちゃんと女の魅力、あったんだね」

 ヨウ 「んっ……まぁ、ね」

 ミヅキ 「そっか……、ふふっ、そっか!」

 ヨウ 「なんだよ」


  ― ギュッ


 ヨウ 「ん?」


温泉の湯の中で、私はヨウの手を握った。

咄嗟に私を助けてくれて、寒いからと野天風呂に導いてくれて、恥ずかしさを お相子にと裸になってくれた、格好良くて優しいヨウの手を。


 ミヅキ 「ありがとう」

 ヨウ 「あぁ……、うん」

 ミヅキ 「混浴になっちゃったね」

 ヨウ 「そう……だな」
 ▼ 794 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:53:41 ID:FlZ64bk. [11/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
手を握ったまま、私はヨウに近付く。

肩と肩が触れ合うくらい、ヨウの近くに。

大丈夫。濁り湯だから、恥ずかしい所は見えないもん。


 ヨウ 「ミヅキ……?」


そうして私は、ヨウの体に寄り掛かる。ヨウに体を預けてしまう。


 ミヅキ 「もう少し……、温泉、楽しもうよ」

 ヨウ 「んっ……、あぁ、まぁ、うん、そうだね」

 ミヅキ 「裸の女の子に密着されて……、ドキドキする?」

 ヨウ 「ミヅキまたそうやって揶揄う……!」

 ミヅキ 「違うもん」

 ヨウ 「なにが違うんだよ?」

 ミヅキ 「好きな人じゃなきゃ……、こんなこと、しないもん……///」 ドキドキ

 ヨウ 「ふぁっ……ミヅキ?」 ドキドキ


そう、これは決して揶揄ってる訳じゃない。私の本心。

今日のヨウは、とっても格好良かった。

それに、ちゃんと私のこと、魅力的な女の子として見てくれて――。
 ▼ 795 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:55:38 ID:FlZ64bk. [12/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「エッチな悪戯とかも……そのっ、ヨウのこと好きだから。好きじゃなきゃ、普通そんなこと……///」

 ヨウ 「そう、だったのか……」

 ミヅキ 「……全然気付いてくれないの、酷いよ」

 ヨウ 「ごめん。って言うか、一緒に居るのが当たり前すぎて、そういうこと考えなかった。普通に僕のこと揶揄って楽しんでるだけかと思った」

 ミヅキ 「もぉ……」

 ヨウ 「けど……」


  ― ギュッ


 ミヅキ 「ふぇっ……///」 ドキッ


ヨウが私の肩に手をまわし、抱き寄せてくれた。

はじめから寄り添っていたヨウとの距離が、さらに縮まる。さらに密着する。


 ヨウ 「そうやて揶揄うってことは、ミヅキ、僕のこと男として見てないんだなって、勝手に思ってたんだ」

 ミヅキ 「そんなこと無いよ!」

 ヨウ 「ミヅキのエッチな悪戯、無視するのけっこう辛かったんだからね?」

 ミヅキ 「えっと……、それって……?」


 ヨウ 「僕もミヅキのこと、好きだってことだよ! ……そりゃ!」 ジャボン!

 ミヅキ 「うわっぷ……!?」 ブクブク


ヨウに抱き寄せられたまま、ヨウと一緒に温泉に潜ることに。

咄嗟のことに反応が遅れたけど、いまヨウ、確かに私のこと“好き”って……。
 ▼ 796 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:58:40 ID:FlZ64bk. [13/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「……ぷはっ!」 ザバッ

 ヨウ 「はははっ! 油断し過ぎだぞミヅキ〜!」

 ミヅキ 「っ……ふふっ。あははははっ!」


多分それは、ヨウなりの照れ隠しなんだと思う。

でも私、確かに聞いたよ。ヨウが私のこと“好き”だって。


 ミヅキ 「仕返しだ〜!」 バシャバシャバシャ

 ヨウ 「やったな〜!」 バチャバチャバチャ

 ミヅキ 「きゃははっ! あはははっ!」 バシャバシャ

 ヨウ 「はははっ! そりゃそりゃ〜!」 バチャバチャ



お互いのことが好きだって分かっても、多分、私たちの日常は、今までと変わらないと思う。

こうやってさ、ゼンリョクで笑いながら遊べる関係、これからも続けて行こうね。



大好きだよ、ヨウっ!





 ヨウ×ミヅキ、「悪戯、告白、野天風呂」



   ――― 完 ―――










【ニュース】 ヴェラ火山公園で公然わいせつ、山男3人を逮捕

〇〇日夕方、ヴェラ火山公園内で、観光に訪れていた女子高生グループに裸を見せつけたとして、山男3人が逮捕されました。
公然わいせつの疑いで逮捕されたのは、住所不定の山男、ダイチ容疑者、ダイト容疑者、ダイナ容疑者の3人です。

警察によりますと、ダイチ容疑者らは○○日17時頃、ヴェラ火山公園の登山道中腹にて、女子高生4人に裸を見せつけた疑いが持たれています。
女子高生が悲鳴を上げ、巡回中の警備員に取り押さえられたと言うことです。

調べに対しダイチ容疑者らは、「ガラガラを追いかけていただけだ。追いかける途中でタオルが落ちてしまった」と、容疑を否認しています。

 ▼ 797 ドゼルガ@フレンドボール 20/06/24 23:59:33 ID:IEqAR6.M NGネーム登録 NGID登録 報告
キョダイオツカレでした!
最後ダイソウゲン
 ▼ 798 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:59:40 ID:FlZ64bk. [14/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



サンムーン未プレイゆえ、地理やポケモンに深く突っ込んだらダメです。

サンムーン(SM)だからSM的な内容にしようとか言う安直な考えは、これっぽっちしかありませんでした。

コロナが落ち着いたら温泉にでも行きたい今日この頃。



次回、カケル×アユミ、「デート気分で波乗りピカブイ」(仮)



可愛い可愛いピカチュウ・イーブイと触れ合える、完全子供向けゲームのレッツゴーピカブイ。

その純粋な主人公でR-18を書くという罪悪感がヤバい。


 ▼ 799 フーライ@がくしゅうそうち 20/06/25 00:05:30 ID:qpns0Cm2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
死人が出るわ!支援!!!😇
 ▼ 800 ッタイシ@おとなしいミント 20/06/25 01:07:54 ID:BiWcR52M NGネーム登録 NGID登録 報告
乙&支援

山男戻って来るんじゃないか心配したけど捕まってて草
 ▼ 801 ルマッカ@カチャのみ 20/06/25 01:37:29 ID:95iQsqD. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカブイの主人公って他と比べても幼いけどどんな感じになるんだろう…
 ▼ 802 ュラルドン@トウガのみ 20/06/25 23:45:28 ID:MG/MBBBM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
可愛かった
 ▼ 803 ビシラス@だいちのプレート 20/06/26 00:00:24 ID:gA/U4/Tg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まだどの組も最期まではやってないんだよな…
支援
 ▼ 804 ズゴロウ@じめじめこやし 20/06/26 01:23:29 ID:KCik4jYQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 805 ルリル@のんきのおこう 20/06/27 00:59:38 ID:.WpcWMIM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 806 ックル@もえぎいろのたま 20/06/27 20:50:51 ID:uyq.QgaI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 807 ンタロス@キーストーン 20/06/27 20:54:11 ID:Epy218ic NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヨウミヅの終わり方良いなぁ…

その後の山男は可哀想だけど
 ▼ 808 チュル@クロスメール 20/06/27 22:16:32 ID:lpUgaclw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援だ!
 ▼ 809 オラント@ヤミラミナイト 20/06/28 08:17:54 ID:7RYo4AaQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 810 ガカイロス@Zパワーリング 20/06/28 09:15:45 ID:M.3w3KqE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援だけどあんまり支援で埋めすぎるとピカブイと剣盾書くスペースなくなる説あるぞ
 ▼ 811 ガジュカイン@ルームサービス 20/06/30 22:58:33 ID:vEvAe6oM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 812 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/07/01 23:58:07 ID:GKb6RUlY NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ピカブイ編、もう少し待って下さい。
おおまかなストーリーは出来てますが、カケル×アユミのイラストが少なすぎて細部のインスピレーションが湧かない。

あと多分、盾剣は次スレに行きます。


 ▼ 813 マワル@すごいみみせん 20/07/02 00:25:18 ID:QzM6hgmI NGネーム登録 NGID登録 報告
待ってる
支援
 ▼ 814 リランダー@けいけんポン 20/07/02 06:45:08 ID:CZlsKhPg [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ちなみにわいの精通は甲州街道のSS
 ▼ 815 コガラ@なまいきミント 20/07/02 06:45:59 ID:CZlsKhPg [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>814
訂正
甲州街道さんのSS
 ▼ 816 リーン@みずのジュエル 20/07/02 08:31:32 ID:SGWQE3f6 NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 817 ガボスゴドラ@ライブドレス 20/07/03 00:23:28 ID:arHsmIc6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 818 ガユキノオー@ルームサービス 20/07/05 10:14:50 ID:P0XwWEIc NGネーム登録 NGID登録 報告
>>812
なら安心してあげられるな
支援
 ▼ 819 ンシグラードン@ちりょくのハネ 20/07/05 22:58:46 ID:LU7EGwOM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あけを
 ▼ 820 ガレックウザ@タウンマップ 20/07/05 22:59:12 ID:6DV.x46w NGネーム登録 NGID登録 報告
むやみにあげる必要もない気がするわ
 ▼ 821 ースバーン@ゴールドスプレー 20/07/07 22:40:19 ID:UCPMjL4g NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 822 ァイヤー@PPかいふくポン 20/07/13 00:16:24 ID:ygbM6PHA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 823 リムオン@ウタンのみ 20/07/15 21:58:46 ID:1lQg6w7Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
追いついた
age
 ▼ 824 クリン@おしえテレビ 20/07/18 22:13:26 ID:E8dg1SRE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守〜^^
 ▼ 825 ヒドイデ@マッハじてんしゃ 20/07/18 22:51:11 ID:SpgwaevA NGネーム登録 NGID登録 報告
神SSはいつまでも待てるぞ
 ▼ 826 イアント@Zリング 20/07/19 13:14:59 ID:O7Z6O14A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 827 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/07/22 02:41:52 ID:ykOgrpTI [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


【 Episode−9 】



 カケル 「え? アユミ、サーフィンできないの?」

 ピカチュウ 「ぴぃか?」

 アユミ 「うん。イーブイは出来るんだけど、私1人だとムリかな」

 イーブイ 「いぶぶぃ」


キッカケは、なんてことのない会話でした。


 カケル 「イーブイが出来てトレーナーが出来ないんじゃ恥ずかしいぞ。……あ、もしかして泳げないとか?」

 アユミ 「流石に泳げるよぉ!」


カケル君は、違う学校に通う友達です。

不思議な力を持つピカチュウがパートナーで、彼の学校では一番バトルが強いんだとか。


実は私――アユミも、学年で一番バトルが強いんです。

けど、決して自慢できることではありません。

私のイーブイも不思議な力を持っていて、クラスメイト達とバトルすると、余裕で勝ってしまうんです。


そのうち私とは、誰もバトルしてくれなくなりました。

私とバトルしても詰まらないって、みんな、バトルでは私を避けるようになりました。
 ▼ 828 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/07/22 02:43:07 ID:ykOgrpTI [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カケル 「じゃあさ。今度の日曜、サーフィンの練習しに行かないか?」

 アユミ 「練習かぁ……」

 カケル 「ほら、マサラの南を波乗りすれば、誰も居ない海岸あるじゃん。そこでさ!」

 ピカチュウ 「ぴっか!」

 イーブイ 「いぶ! いぶぶ〜ぃ」

 アユミ 「うん……、そうだね。イーブイも行きたそうだし、よしっ、行こっか!」

 カケル 「決まりだな!」


学校に親しい友達が居ない私は、偶然、カケル君と出会いました。

カケル君もまた、不思議な力を持つピカチュウを敬遠されて、学校でバトル相手が居なかったそうです。


似た境遇の私とカケル君は、すぐに仲良くなりました。

カケル君のピカチュウとのバトルは新鮮で、刺激的で、イーブイも満足気です。



実は私のイーブイ、以前、ダークライに魅入られて、夢の世界に引きずり込まれそうになったことがあります。

その件は無事に解決したんですが、衰弱したイーブイが、全力でバトルできるまで回復して、本当にホッとしています。

(その時のお話は、ここに記してあります→https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=924050&l=1-


 ▼ 829 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/07/22 02:44:01 ID:ykOgrpTI [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
話が逸れましたが、そんな訳で、私とカケル君は、お互いに唯一とも言える親友なんです。

バトルも、遊びも、私とカケル君、イーブイとピカチュウは、いつも一緒でした。

学校が違うので、会える時間は限られていますが、みんなで一緒に居る時間が、私にとって、何よりも楽しみです。



そんなカケル君に誘われた、サーフィンの練習。



南の海岸は穏やかな入江なので、本格的な波乗りって訳ではありません。

もっとも、初心者の私が、いきなり大波に乗るなんて無理な話なので、まずは慣れること、波打ち際でサーフボードに乗る練習から始めるそうです。

カケル君、ちゃんと私のこと考えてくれているみたいです。


 カケル 「ボードはオレの使ってないやつを貸すからさ。イーブイ用のだけ持って来いよ」

 アユミ 「うん。ありがとう」


ちゃんと出来るようになるかな……と、少し不安は ありますが、カケル君と海に行くと言う楽しみの方が勝っています。


楽しみで、楽しみで、木曜日、金曜日と、あっという間に過ぎて行きました。


 ▼ 830 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/07/22 03:00:42 ID:ykOgrpTI [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


そして、土曜日の夕方。

私は今、ショッピングモールに来ています。


 アユミ 「うーん……」

 イーブイ 「ぶい?」

 アユミ 「ねぇイーブイ。考えてみると、カケル君に水着を見せるの、初めてなんだよね」

 イーブイ 「いぶ?」

 アユミ 「学校違うから、プールの授業とかも関係ないし……、って言うか、学校の水着で行く訳には いかないし……」

 イーブイ 「いぶ〜……」 アクビー

 アユミ 「どうせ水着を見せるんなら、可愛いって言って欲しいし……」


そうです。私は今、水着を買いに来ているのです。


考えてみると、サーフィンの練習とは言え、水着でカケル君とお出かけなんて、ほぼデートです。

水泳の授業で着るようなスクール水着では、カケル君に失礼です。


あれ……、待って。

深く考えなかったけど、私、カケル君にデートに誘われたってこと?
 ▼ 831 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/07/22 03:01:36 ID:ykOgrpTI [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 アユミ 「うぅ〜! ますます迷っちゃうよ〜!」

 イーブイ 「ぃぶ〜」

 アユミ 「ワンピースタイプじゃ普通だし……、やっぱり、ちょっと肌を見せる方が……喜んで貰えるよね?」


そうして私が選んだ水着は、白地に黄色い花柄の、いわゆるハイネックビキニ。

スクール水着から、おへそ回りの生地を無くした……って言えば良いのかな?

水着の上は首元から胸までをカバー、水着の下はビキニと同じでパンツみたいですが、腰まわりにフリフリが付いてますし、パンツじゃないから恥ずかしくないもん。


 アユミ 「……ふふっ。明日が楽しみだね、イーブイ」

 イーブイ 「ぶぃ!」

 アユミ 「……って、海までの服も考えなくちゃ!」

 イーブイ 「いぶ〜」 ヤレヤレ


とは言っても、水着を買ったことで、お小遣いは残り僅か。

海までの服は、家にあるもので考えることにして、私は早々に、ショッピングモールを後にしました。

幸い、クラスの子に会うことは ありませんでした。


 ▼ 832 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/07/22 03:02:48 ID:ykOgrpTI [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



家に帰って、私は再び悩みます。


水着はカケル君に喜んで貰えそうなものをチョイスできましたが、普段着は、どんなものが良いんでしょう。

あくまで普段着、露出が多ければ良いと言うものでは ありません。

よくデートにはミニスカートが良いと雑誌に書いてありますが、それを鵜呑みにするのはワンパターンです。

“ミニスカートを穿いて わざとパンツを見せる”なんてテクニックもあるようですが、そんなこと恥ずかしくて出来ません。


男の子は――カケル君は、それで喜ぶかもしれませんが……。


 アユミ (ダメダメ! えっちなことじゃなくて、お洒落でアピールしないと!)


そうして私は、白いブラウスにピンクのカーディガン、黒いホットパンツをチョイスしました。ピンクのキャップを被れば、どことなくエーフィに似ています。

私はこのコーデを“エーフィセット”と呼んでいますが……。


 アユミ 「カケル君……、褒めてくれるかな?」


カケル君のために着て行くとなると、彼がどんな反応をするか、ドキドキしてしまいます。

私のコーデは、カケル君を喜ばせることが出来るでしょうか……?




 ▼ 834 オルブ@はねのカセキ 20/07/22 09:24:54 ID:EQHkZ7OM NGネーム登録 NGID登録 報告
お!再開してた!
支援
 ▼ 835 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/07/23 23:38:25 ID:MRYk/YT. [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


翌朝、午前7時。


うっすら朝霧の掛かる日曜日の朝、まだ町は眠っている時間に集合です。

少しでも長い時間、一緒に練習したいってこともありますが、クラスメイトに見られて変な噂が立っても嫌なので、早くから出かけます。

私は5時半に起きましたが、自分の準備と、お弁当を作って、気付いたらギリギリになってしまいました。



 カケル 「……お、アユミー!」

 ピカチュウ 「ぴっかぁ!」


 アユミ 「おはようカケル君、待たせちゃった?」

 カケル 「いや、早く起きちゃったからさ。おはようイーブイ」

 イーブイ 「ぶい!」

 アユミ 「ピカチュウもおはよう。それと……ラプラス、今日はよろしくね」

 ラプラス 「ぷらー♪」

 カケル 「じゃあ、早いとこ行こうぜ」

 アユミ 「うん!」
 ▼ 836 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/07/23 23:39:23 ID:MRYk/YT. [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カケル君のラプラスに乗って、いざ出発です。

マサラの入江は穏やかで、天気は快晴。こうやってラプラスに揺られているだけでも、なんだか楽しくなってきます。


 カケル 「そう言えばアユミ、今日は普段と雰囲気違うな」

 アユミ 「あっ、うん。そうかな?」

 カケル 「なんか大人っぽいイメージ。そういうのも似合うな」

 アユミ 「えへへっ、ありがとう」


良かった。カケル君、私の“エーフィセット”、褒めてくれました。

普段あまり お洒落に気を遣わない私にとって、男の子に――カケル君にコーデを褒められたことは、素直に嬉しいです。


普段お洒落しない――その理由は、先の理由で、友達と遊ぶことが少ないからです。

カケル君とは日常的に会っていますが、バトルすることが多いので、動きやすさを重視した服装を選んでいます。

つまり、カケル君の前で お洒落したのは、今日が初めてなんです。


でも、本命は水着です。カケル君に喜んで貰うためにチョイスした水着です。

もっとカケル君に褒めて貰いたい、喜んで貰いたい。私の中では今、そんな気持ちが沸き上がっています。


 ▼ 837 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/07/23 23:40:28 ID:MRYk/YT. [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カケル 「このあたりで良いな」

 アユミ 「うん」


波乗りしてしばらく。

西側に、広い海岸線が見えてきました。

海面に浮かぶ小さな岩場は、釣り人さん達が釣りを楽しんでいましたが、こっちの海岸線に人影は ありません。


 カケル 「ラプラスご苦労さん」

 アユミ 「ありがとね」

 ラプラス 「ぷらー♪」


この海岸線、島なのか陸地なのかは分かりませんが、誰も居なければ問題ありません。

砂浜と、すぐ奥には木々が生い茂っていて、さながらプライベートビーチのような雰囲気です。


 ピカチュウ 「ぴっかぁ!」

 イーブイ 「いぶぶい!」

 アユミ 「ふふっ。あんまり遠くに行っちゃダメだよー」


 カケル 「さて。テント持ってきたんだ。作るの手伝ってくれよ」

 アユミ 「わぁ……本格的!」

 カケル 「着替えとか休憩とかに便利だろ。日除けにもなるし」

 アユミ 「さすがカケル君! 頼りになるねっ」

 カケル 「へへっ」
 ▼ 838 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/07/23 23:41:54 ID:MRYk/YT. [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
テントと言っても、私たちのような子供でも持ち運べる小さいサイズのものです。

すぐに組み立て終わり、私は その中で、水着に着替えます。……あ、カケル君は既に海パンを穿いてきているそうです。


 アユミ (カケル君に水着を見せるの、初めて……) ドキドキ


無性にドキドキしてきました。カケル君に見て貰いたいチョイスをしたと言うのに。

カケル君、エーフィセットは“似合ってる”と褒めてくれました。

でも、この水着はどうでしょうか。少し背伸びし過ぎでしょうか。派手すぎないでしょうか。


 アユミ (このテントの外に、カケル君が……) ドキドキ


服を脱いで、私は今、裸です。

テントの薄い生地の向こうに、カケル君が待っています。

何かの拍子にテントが捲れたら、私の裸は、カケル君から丸見えになってしまいます。


 アユミ (っ……///)


私は急いで水着に着替えました。

余計なことは考える必要ありません。今ここに居るのは、私とカケル君、それにイーブイとピカチュウだけです。

私は普段通りに、カケル君に笑顔を向ければ良いんです。服が水着に変わっただけ、なにも恥ずかしがることはないはずです。


 アユミ (よし……)


ハイネックビキニ――、ピッチリした水着に、おへそを出しているスタイル。改めて見ると、ボディラインが際立っています。

が、今さらそれを恥ずかしがっても仕方ありません。

私は意を決して、テントの外に出ました。カケル君と、初めて水着で対面です。


 ▼ 839 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/07/23 23:43:41 ID:MRYk/YT. [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 アユミ 「お待たせっ……」


カケル君は、サーフボードの準備をしてくれていました。

ピカチュウとイーブイは、ボードを見て はしゃいでいます。早く波乗りしたくてウズウズしているようです。


 カケル 「おぉアユミ。ボードの準備はOK……」

 アユミ 「どっ……どう、かな?」



準備の手を止めたカケル君と、目が合います。



 カケル 「可愛い……」



一瞬の沈黙ののち、カケル君は、小さく呟きました。



 アユミ 「ぇっ?」 ドキッ

 カケル 「あっ! いや……うん! とにかく、まずは準備体操だな!」

 アユミ 「そっ、そうだね!」 ドキドキ
 ▼ 840 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/07/23 23:44:59 ID:MRYk/YT. [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カケル君、いま確かに、私のこと“可愛い”って……。

水着の私を見て、小さい声だったけど“可愛い”って……。


 アユミ (っ〜〜〜///)


嬉しい。嬉しいです。

カケル君に“可愛い”って言われたの、初めてです。

そしてそれが、カケル君に喜んで貰うためにチョイスした水着に対してですから、嬉しさも倍増です。



 カケル 「1、2、3、4!」

 ピカチュウ 「ぴか! ぴか! ぴっかちゅ!」

 アユミ 「5、6、7、8!」

 イーブイ 「いっ! ぶい! いぶぶい!」


準備体操しながら、私は改めてカケル君を眺めます。

紺色に稲妻模様の入ったカケル君の水着は、男子らしいですし、ピカチュウにもピッタリです。

そして……、上半身は裸のカケル君。お腹の腹筋は割れていて、胸板も固そうです。カケル君の体は、とっても逞しいものでした。


 アユミ (カケル君、こうやって見ると格好良いなぁ……) ドキドキ


って私、なんでこんなにドキドキしてるんでしょう。

カケル君とは、普段から頻繁に会っているのに。

一緒に遊んで、会話して、バトルして。当たり前のように付き合っている、私の数少ない友達のはずなのに。


どうしてこんなに、意識してしまうんでしょう。
 ▼ 841 ルガレオ@きのはこ 20/07/24 08:05:22 ID:a2CAYCT6 NGネーム登録 NGID登録 報告
この2人の横でミュージック・アワーを大音量で流したい

あ、支援です
 ▼ 842 ックウザ@ベリーアメざいく 20/07/25 00:42:22 ID:NtisFkJE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
続きがきてたー
支援
 ▼ 843 ッシー@こだわりメガネ 20/07/31 23:58:19 ID:H/zQgbLg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえ
 ▼ 844 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/06 23:29:09 ID:lQ92uG7k [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カケル 「よし! まずは姿勢からだな!」

 アユミ 「お願いします!」

 カケル 「サーフィンってさ、波が来るまでは、ボードの上で俯せに寝てるんだ」

 アユミ 「そうなの!?」

 カケル 「おう。あー、そうだな。イーブイやピカチュウには関係ないもんな」

 イーブイ 「ぶい!」

 ピカチュウ 「ぴか!」

 アユミ 「そうだよね。イーブイ普通にボードに乗ってるもんね」

 カケル 「それで、乗れる波が来た! ってなったら、こう、ボードが持ち上がる感じになるんだ。そうなった時に初めて立ち上がる……って、言うだけじゃ分からないか」

 アユミ 「うん」

 カケル 「その、波が来て立ち上がって、波に乗ってる体勢を教えるぞ」


そう言ってカケル君は、ボードを砂浜に置きました。

まずは砂浜でイメージトレーニングです。
 ▼ 845 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/06 23:29:59 ID:lQ92uG7k [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カケル 「後ろ足はセンターフィーの上。前足はボードの真ん中よりちょい後ろ。重心はボードの中央だ」

 アユミ 「えっと……、後ろ足が……」

 カケル 「そう、そのへん」

 アユミ 「前足は……真ん中よりちょっと後ろで……」

 カケル 「もう少し後ろかな……あぁ、良いね」

 アユミ 「重心、重心って……」

 カケル 「ちょっと腰を落とす感じ。ほら」 ギュッ

 アユミ 「ぁっ……」 ドキッ


姿勢に戸惑う私に、カケル君が優しく触れました。

両肩を掴んで、スッと腰を落とす姿勢にエスコートしてくれます。


これはあくまで、私にサーフィンの姿勢を教えるため。何の問題もないことです。

けど。

どうしよう……、水着ってこともあって、なんだか恥ずかしい……です。

 ▼ 846 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/06 23:30:54 ID:lQ92uG7k [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カケル 「この姿勢を、波が来た時に取るんだ。バランス取りながらだから難しいけど、イメージから掴まないとな」

 アユミ 「うん」

 カケル 「じゃあ最初は、ボードの上で俯せに寝る!」

 アユミ 「はい!」

 カケル 「腕で波を掻いて……はい、良い波が来た! スッと立ち上がる!」

 アユミ 「あっ……はい!」 スタッ

 カケル 「う〜ん、やっぱ重心がズレてるなぁ」

 アユミ 「重心……」

 カケル 「立ち上がると同時に、さっきの姿勢を維持するんだ。もう1回」

 アユミ 「うん」

 カケル 「波が……来た!」

 アユミ 「よっ……と!」 スタッ!

 カケル 「うん。立ち上がる時はさ、後ろ足を柔らかく曲げるイメージで」

 アユミ 「柔らかく……?」

 カケル 「そう。立ち上がった時、膝を曲げた姿勢になるから、なんて言うんだろう、後ろ足をバネみたいな感じでさ」 ギュッ

 アユミ 「っ……///」 ドキッ
 ▼ 847 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/06 23:31:53 ID:lQ92uG7k [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カケル君は再び、私に触れました。

文字通り、手取り足取り、正しい姿勢を教えてくれている訳ですが、私はドキドキでいっぱいです。


 カケル 「足の位置ちゃんと見て。もう少し後ろで、手は広げ過ぎない方が良いかな」 ギュッ

 アユミ 「うん」 ドキドキ


カケル君が私の体に触れ、最適な位置に導いてくれることで、サーフィンにおける理想の姿勢に早く近づきます。

けど、こんなドキドキした気持ちじゃあ、しっかりと頭に入りません。


どうしてでしょう……、カケル君とは、普段から一緒に居るはずなのに。


肩を並べて座ったり、一緒にアイスを食べたり、バトルの特訓をしたり、今さら恥ずかしいことなんて無いのに。

可愛いって言われたから……でしょうか。

うぅ……、顔が赤くなってるの、バレませんように……。


 カケル 「そう、バネみたいに後ろ足を持ち上げて……、最後、お尻をちょっと突き出す感じ」 サワッ

 アユミ 「ひゃっ!?」 ビクッ!
 ▼ 848 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/06 23:32:43 ID:lQ92uG7k [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お尻を突き出す感じ――、姿勢としては、正しい表現です。

その姿勢に体を持って行くためか、カケル君は不意に、私のお尻に触れました。


 カケル 「っあ……! ごっごめん! つい……」

 アユミ 「あっ……ううん! 大丈夫。ちょっとビックリしただけ……///」 ドキドキ



お尻、触られちゃった……。

カケル君に、お尻、触られちゃった……。


ううん、違う。

これは正しい姿勢を教えてくれるため。


言葉だけじゃ分からないから、わざわざ私の体に触れて、正しい位置を説明してくれただけ。

変な意味なんて、これっぽっちも無いんだから。
 ▼ 849 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/06 23:34:02 ID:lQ92uG7k [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カケル 「じゃあ、もう1回。最初から やってみて」

 アユミ 「………///」 ドキドキ


でも、うぅ……、男の子に お尻を触られたの、初めて。

勿論カケル君にエッチな気持ちは無いはずなんだけど、これが普通の男の子だったら、エッチな意味になった訳で……。


 カケル 「どうしたアユミ?」

 アユミ 「あっ……ううんごめんね! なんでもない!」

 カケル 「その……、ごめん。やっぱその……お尻 触っちゃったこと、気にする……よな」

 アユミ 「ううん全然! カケル君は正しい姿勢を教えてくれてるんだから!」


あぁダメダメ!

やっぱり変に意識しちゃうよぉ。

でもこれ、状況が違ったら、私、カケル君にエッチなことされちゃった……ってことだよね。

嫌じゃないけど、恥ずかしい……。それに、なんだか体がムズムズするよぉ……。


あぅぅ……、ダメだってば私。カケル君は真面目に教えてくれてるんだから、普通に振る舞わないと……!

 ▼ 850 ンプラー@くちたたて 20/08/07 13:59:15 ID:cIIgtM8c NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
昼間だから下げ支援
 ▼ 851 ガニウム@ひかえめミント 20/08/08 02:17:17 ID:aASM33fs NGネーム登録 NGID登録 報告
おひさ支援
 ▼ 852 ダイトス@ぎんのナナのみ 20/08/09 12:11:50 ID:hwmg6fBs NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>850
同じく
 ▼ 853 ローニャ@パワーウエイト 20/08/12 22:54:47 ID:hqf20I5g NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえー
 ▼ 854 ンドパン@ブリーのみ 20/08/13 22:50:51 ID:IAdoEW1c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
夜だから支援
 ▼ 855 ブリム@きのみ 20/08/23 06:30:31 ID:JH/w8qPQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 856 ルヴァディ@エネコのしっぽ 20/08/23 06:44:01 ID:4Nu2I3ZY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 857 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/26 03:18:19 ID:NP7kdHXg [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



それからしばらく、姿勢のイメージトレーニングをして。

だいぶ形が様になってきたら、いよいよ実際に海に出ます。


 アユミ 「うぅ……、なんか怖いなぁ……」

 カケル 「大丈夫だって。この辺は浅瀬だし、何かあっても、ラプラスが待機してるからさ」

 ラプラス 「らぷらー♪」

 ピカチュウ 「ぴっか!」

 イーブイ 「いぶぶぃ!」

 カケル 「ほら。ピカチュウとイーブイも頑張れって」

 アユミ 「……うん。イメージ通りに乗れば良いんだもんね!」

 カケル 「そうそう。じゃあ、行くぞ!」


カケル君と一緒に、海に出撃です。

ボードをビート版みたいにして泳いで、岸から離れます。
 ▼ 858 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/26 03:19:16 ID:NP7kdHXg [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カケル 「この辺かな。いいか、ボードに俯せになって、波を待つ」

 アユミ 「うん」

 カケル 「波が来て、ボードと一緒に押し出されたら、さっきみたいに立ち上がるんだ」

 アユミ 「うん……」


  ― ザザッ……


 カケル 「……来るぞ!」


  ― ザッパーーーーーーーン!


 カケル 「よし立ち上がれ!」 スクッ

 アユミ 「あぅっ……、あっ……きゃぁっ!?」 バシャン!



ダメでした。

頭では分かっていても、実際に波に押し出されると、体が言うことを聞いてくれません。


水面から顔を出すと、カケル君は綺麗なフォームで波に乗って、砂浜に到達していました。


 アユミ 「すごい……、格好良いな……」


 ▼ 859 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/26 03:20:16 ID:NP7kdHXg [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
私は素直に、そう思いました。


まるで波を操るかのような、ボードの乗りこなし。

腹筋が割れた逞しい身体つきと、ちょっとワイルドな海パン。



   カケル 「アユミー! 大丈夫かー!」


 アユミ 「大丈夫だよー!」


   カケル 「待ってろー! いまそっち行くー!」



そして、私を気遣ってくれる優しさ。

目に映り、感じる、カケル君の全てに、今日はドキドキしてしまいます。



 カケル 「ははっ。やっぱ最初は難しいよな」

 アユミ 「うん。カケル君は凄いね」

 カケル 「オレだって最初は全然だったよ。とにかく練習あるのみさ!」

 アユミ 「うん!」

 カケル 「じゃあ、もう1回だ!」 ギュッ

 アユミ 「ぁっ、うん……///」 ドキドキ


カケル君は私の手を取って、ボードの正しい位置に導きます。

カケル君と触れる度に、私の鼓動は早まります。顔が熱くなって、カケル君のことを直視できなくなってしまいます。


なんででしょう。

今日の私、やっぱり変です。

カケル君とは普段から一緒なのに、どうして今日に限って……。


 ▼ 860 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/26 03:23:48 ID:NP7kdHXg [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



企画終わったし、またぼちぼち更新していくよ!

R-18のイメージ強いと思うけど、本来は真面目なSS書く人だから勘違いしないでね!


 ▼ 861 ーイーカ@きいろのバンダナ 20/08/26 14:38:20 ID:rpyMxY.U NGネーム登録 NGID登録 報告
>>860
このスレで言う事じゃないと思うけど、どうしてもあれの続きが気になるのでサトシとマリィのssの続きも書いてくれませんか?
 ▼ 862 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/27 01:07:32 ID:VmIUnZnk [1/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

>>861
あれねー、書き始めた当初は、マリィがあんなに良い子だとは思わなかったんだよねー。
仮に続き書こうとすると、キャラ改変になりかねないし、マリィだけ改変を許されるとしても、これまた良いキャラの兄ネズの存在、サトシのダイマックスピカチュウなどなど再考すべき点が山ほどあって。
正直あれは、書き始める時期が悪かった。
 ▼ 863 イガニ@ヒレのカセキ 20/08/27 01:20:43 ID:RjsEK.9c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウヒョ〜続ききた!
支援だね
 ▼ 864 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/27 03:42:04 ID:VmIUnZnk [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




1時間以上、繰り返したでしょうか。



もう何十回、繰り返したでしょうか。




  ― ザザッ……


 カケル 「来たぞ!」

 アユミ 「うん!」


  ― ザッパーーーーーーーン!


 カケル 「よし立ち上がれ!」 スクッ

 アユミ 「っ……、んぁっ、よいしょっ……!」 スクッ


  ― ザブーーーーーーーーーン!


 アユミ 「うわっ……わぁぁぁぁっ♪」

 カケル 「よしっ! 上手いぞアユミ!」
 ▼ 865 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/27 03:42:25 ID:VmIUnZnk [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
私は ついに、波に乗ることが出来ました。

ボードに立ち上がること、それは、波の上に立つことです。

目線の高さが海面から高く持ちあがり、さらに波の力で持ち上げられ――。


 アユミ 「すごい……、すごいすごーい!」


まるで、海を見下ろしているかのような感覚。

綺麗な海と、広い砂浜と、背後に広がる緑の木々。

青空と、さんさんと降り注ぐ太陽と、優雅に羽ばたくキャモメの姿。

体に受ける心地よい風、心地よい水飛沫、心地良い波の音。


五感全てで味わう私の初サーフィンは、それはそれは、爽快なものでした。


 アユミ 「やった! やった……、やったぁ♪」

 カケル 「凄いじゃんアユミ! 完璧なフォームだったぜ!」


砂浜に到達しても、私の興奮は おさまりません。

こんなに楽しくて刺激的で爽快な感じ、今まで経験したことがありません。

これも全て、カケル君のレッスンのお陰です。


 アユミ 「ありがとう! 凄い気持ち良かったー!」 ダキッ


私は興奮おさまらず、気付けばカケル君に抱き付いていました。

楽しくて、嬉しくて、面白くて、こんなに はしゃいだのは、久しぶりです!
 ▼ 866 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/27 03:43:07 ID:VmIUnZnk [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カケル 「おっ、おう! 良かったな!」 ギュッ

 アユミ 「あっ……///」


カケル君に抱きしめ返されて、私は我に返ります。


 カケル 「………///」 ドキドキ

 アユミ 「………///」 ドキドキ


私たち今、抱きしめ合ってる……?


あぅぅっ……、私ってば興奮し過ぎて、こんな大胆なこと……!

どどどどうしよう、私の方から抱き付いた手前、離れるタイミングががが……!



 ― グゥゥゥ……



 カケル 「あっ……、そろそろ腹減らないか?」 パッ

 アユミ 「えっ、あ、そうだね! もうお昼かな?」 パッ


波の音に交じって聞こえた、カケル君のお腹の鳴る音。

もぉカケル君ってば雰囲気!

……でも、確かに私もお腹が空いてきました。私のお腹も鳴る可能性があったと考えると、これは結果オーライかもしれません。


 カケル 「ピカチュウ、イーブイ。そろそろ昼ご飯にするぞ!」

 ピカチュウ 「ぴっか!」

 イーブイ 「いぶいぶー♪」


 ▼ 867 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/27 03:43:35 ID:VmIUnZnk [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


砂浜にレジャーシートを敷いて、お弁当を広げます。


私が早起きして作った2人分のお弁当は、少しだけ、手を込んでいます。

耳を残したままのハード系の食パンに、レタス、トマト、炙った厚切りベーコンを挟んで、ちょっと豪華なサンドウィッチに。

唐揚げは冷凍食品ですが、カレー粉と黒胡椒をまぶして味のアクセントに。

定番の卵焼きは、生クリームを入れて甘さにコクを持たせて。


 カケル 「すげぇ! これ全部アユミの手作り?」

 アユミ 「うん。口に合えば良いけど……」

 カケル 「いやいや、見た目からして美味いの間違いないじゃん! いただきます!」

 アユミ 「ふふっ、いただきまーす」


大きなサンドウィッチに豪快にかぶりついたカケル君は、満面の笑みを浮かべます。


 カケル 「やっぱ美味い! ベーコンこれ良い感じで炙ってあって最高だな!」 モグモグ

 アユミ 「ホント!? 良かったぁ」

 カケル 「卵焼きも、なんかこう……普通のと違うし、カレー味の唐揚げも相性抜群だし、アユミって料理得意なんだな」

 アユミ 「えへへっ、ありがとう」


良かった、カケル君の反応は上々です。ここまで褒めてくれるなんて思ってもいませんでした。

そして、カケル君が美味しそうに食べる姿を見ていると、なんだか嬉しくなってきます。
 ▼ 868 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/27 03:44:01 ID:VmIUnZnk [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 アユミ (今日の私、カケル君のことばっかり考えてる……)



ふと、そう思いました。



エーフィのコーデも、ちょっと背伸びした水着も、カケル君に喜んで貰うためのチョイスです。

カケル君は、コーデを似合ってると言ってくれました。水着を可愛いと言ってくれました。そして料理は、美味しいと言ってくれました。


その一つ一つ全てが、私にとって堪らなく嬉しく、堪らなくドキドキします。



そしてそれは、カケル君と触れ合った時にも。

サーフィンの姿勢を教えて貰うために、手を握って貰ったり、そのっ、お尻に触られちゃったり。


心臓が はち切れそうなくらい恥ずかしかったのに、それを心から嬉しいと感じる自分が居る――。



私は……、私はカケル君に、何を求めているのでしょうか……。


私が抱くカケル君への この気持ちは、いったい何なのでしょうか……。


 ▼ 869 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/27 03:44:50 ID:VmIUnZnk [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カケル 「あ、そうだ。おやつ代わりに良いモノ持って来たぜ」

 アユミ 「良いモノ?」

 カケル 「……これさ」



  無農薬栽培オボンの実<贈呈用一級品>



 アユミ 「これ……、よくテレビで見る、高級オボンだよね!?」

 カケル 「その通り」

 アユミ 「えっ……、こんな高価なものどうしたの!?」

 カケル 「父さん宛ての お中元で貰ってさ。今日のこと話したら、1箱くれたんだ」

 アユミ 「そんなっ、申し訳ないよ!」



無農薬栽培オボンの実<贈呈用一級品>。


高級果実店「ダクマフルーツ」が販売する、その名の通り、無農薬で栽培したオボンの実。

贈呈用一級品の名に恥じない、鮮やかな色艶、整った形、香り高く、糖度は一般流通品の倍。

滅多に お目に掛かれない、普通に暮らしていれば まず食べることの無い、超高級のオボンの実。


こんな高級品を貰う訳には……。
 ▼ 870 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/27 03:45:19 ID:VmIUnZnk [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カケル 「良いんだよ。アユミには お弁当作って貰ったし、これくらいしないとな」

 アユミ 「でもそれは! カケル君にサーフィンを教えて貰うお礼って意味合いで……」

 カケル 「遠慮すんなよ。オレとしては、こうやってアユミと2人きりで過ごせること自体、有難いんだからさ」

 アユミ 「ぁっ……///」


カケル君、私と2人きりで過ごすこと、有難いって。

それって、私と2人きりで過ごす時間は、嬉しいってこと……だよね?

私もっ……、私もカケル君と2人きりで過ごせるの、すっごく嬉しいよ?



 カケル 「みんなで食べようぜ。……香りにつられて、野生ポケモンも集まって来たし」

 アユミ 「わっ……ホントだ!」


気付けば、背後の森から、野生ポケモン達が顔を覗かせていました。

ポッポ、コラッタ、ニドラン、キャタピー、パラス、マダツボミも。


 カケル 「1箱10個入りだから……、切り分けてやるか。みんな来いよ!」

 アユミ 「……ふふっ。美味しいものは、みんなで食べると もっと美味しいもんね」


様子を伺っていたポケモン達は、私たちの声を聞いて、喜んで近寄って来ました。

箱を開けた僅かな時間で、野生ポケモンたちを惹きつけるほどの良い香り。高級品に偽りなしですね。
 ▼ 871 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/27 03:46:05 ID:VmIUnZnk [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 アユミ 「ん〜〜〜! 美味しいっ!」

 イーブイ 「いぶっ! いぶぶぶぃ〜♪」


高級オボンの実は、それはそれは、もうホッペが落ちそうなくらい、素敵な味でした。


オボンの実は、一般的に、甘さはそこまで強くありません。

渋さ、苦さ、甘さ、酸っぱさが混ざっていて、特に自然界に自生している個体は、お世辞にも美味しいとは言えないのです。


でもこのオボンは……さすが高級品でした。

糖度が高く、甘さがあります。けれど、ただ甘いだけではありません。ほのかな渋さ、苦さ、酸っぱさが絶妙に絡み合い、甘さを引き立てています。

この黄金比とも言える絶妙な味わい深さは、簡単には作り出せないはずです。これは高級品と呼ばれて当然です!


 カケル 「やっぱ美味いな」

 ピカチュウ 「ちゃぁ〜♪」

 アユミ 「本当に美味しい。ありがとうカケル君っ」

 カケル 「へへっ」

 アユミ 「ポケモン達も、みんな笑顔になって……あれっ?」

 カケル 「ん?」


こんなに美味しいオボンの実、野生ポケモンにとっては、初めての経験でしょう。

ポッポもコラッタもニドランも、キャタピーもマダツボミも、それはそれは、幸せそうな顔をしていました。



だた……、パラスだけは、この高級オボンを食べようとしなかったのです。



 ▼ 872 シボン@まんたんのくすり 20/08/27 08:57:01 ID:TnIMKRM2 NGネーム登録 NGID登録 報告
>>862
そうかぁ。個人的にはあの雰囲気のサトマリが好きだったからラブライブssのようにssを書くためのキャラ変も良いと思ってるから続きが見れないのは残念です。
でも未完に終わる事が聞けて良かったです。
いきなりの質問に答えてくれてありがとうございます。
 ▼ 873 ノヤコマ@こううんのおこう 20/08/27 09:06:12 ID:K5fo20d6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オボンの実ここで出てくるのかw
 ▼ 874 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/27 23:33:50 ID:VmIUnZnk [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


>>872
誰が未完で終わると言った?


 ▼ 875 ルレイド@ジガルデキューブ 20/08/28 05:58:46 ID:qK6IleGI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>874
本当にありがとうございます、
 ▼ 876 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/28 22:50:53 ID:F0NkTd3Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 アユミ 「パラス……どうしたの?」

 パラス 「パラサコォ……」

 アユミ 「口に合わなかったのかなぁ」

 カケル 「ポケモンにも好みはあるからな。いくら高級オボンだからって、好みじゃなければ食べたくないだろうし」

 アユミ 「そっか……。じゃあ、唐揚げ食べてみる?」

 パラス 「パラサコォ♪」 パァァ


唐揚げを差し出すと、パラスは嬉しそうに食べてくれました。

やっぱりポケモンにも好みがあるみたいです。



 カケル 「ご馳走さま。美味かったよ」

 アユミ 「ありがとっ。カケル君も、オボンの実ご馳走さまね」

 カケル 「じゃあ……、もういっちょ、波に繰り出すか!」

 アユミ 「おーっ!」



そうして私たちは、再度、海に出てサーフィンを楽しみました。



コツを掴んでしまったので、上手く波に乗ることが出来ました。

カケル君と並んでサーフィン。

ピカチュウとイーブイも小さなボードに器用に乗りこなし、みんなで波乗りを楽しみます。



それはそれは、楽しい時間でした。



 ▼ 877 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:43:38 ID:yqrkj0iI [1/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





 カケル 「……ちょっと風が出てきたな。波が高くなるかも」

 アユミ 「そうなの?」

 カケル 「あぁ。そろそろ止め時だな。オレたち子供だけで、波が高い中でサーフィンは危ない」

 アユミ 「そっか。うん、カケル君が言うんなら、間違いないね」


確かに少し、風を感じます。

まだまだ波は穏やかですが、この風の変化が、いずれ波にも影響を与えるのでしょう。

そうなれば、サーフィンは危険です。特に初心者の私は。


 カケル 「14時半……、まだ早いけど、帰っとくか」

 アユミ 「そうだね。ちょっと物足りないけど……、安全が一番だもんね」

 カケル 「あぁ。また来ようぜ!」

 アユミ 「うん!」

 カケル 「マサラに戻ったら、夕方まで いつもの草原で遊ぼうぜ」

 アユミ 「そうだねっ」


早めにマサラに戻っておけば、移動時間を考えない分、時間ギリギリまでカケル君と過ごすことができます。

もう少しサーフィンしたい気持ちは ありましたが、楽しみは次回に取っておくのも大事です。


 カケル 「じゃあ、着替えちゃえよ。オレは外で着替えるから」

 アユミ 「うん、ありがとう」
 ▼ 878 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:44:03 ID:yqrkj0iI [2/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
来た時と同じように、私はテントの中で着替えます。


この水着……、ちょっと背伸びした水着を、カケル君は、褒めてくれました。

それに、“可愛い”って。


 アユミ 「……ふふっ ///」


そんな大活躍の水着を脱いで、タオルでしっかりと体を拭きます。

ちょっとザラザラするのは、海水が日光で蒸発した塩でしょうか。家に帰ったら、しっかりシャワーを浴びないと。



パンツを穿いて、ブラウスを着て――、その時でした。





 ― ビュオオオオオオォォォォォォォ!!!





 アユミ 「わっ……すごい風っ」



 ― ガタガタガタッ……バサッ!



 アユミ 「えっ!?」


 カケル 「あっ……」



突然の突風で、骨組みを残し、テントの布地が捲れ上がったのです。

当然、着替えている私の姿は、外にいたカケル君から丸見えで……。
 ▼ 879 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:44:41 ID:yqrkj0iI [3/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 アユミ 「ぁっ……きゃぁぁぁぁぁっ!?」


 カケル 「うわゴメンっ! ってかテント! 飛ばされる!?」



テントの布地は、幸い骨組みに引っ掛かったまま飛ばされず、旗のように、バサバサと風に なびいていました。

カケル君は素早く それを回収し、畳んで専用の袋に収納しました。



でもっ……。



 アユミ 「ぁぅぅっ……///」 ドキドキ


あまりにも突然のことで、私は その場に しゃがみ込んで、動けませんでした。

本当なら素早くホットパンツを穿いてしまうべきでしたが、それが出来なかったのです。


 アユミ (見られたっ……。カケル君に、着替えてるとこっ、見られたぁ……///) カァァ


 カケル 「テント良し……って! なにしてんだよアユミっ! 早くズボンっ!」

 アユミ 「あっ……あれっ!?」


我に返ったものの、黒いホットパンツが見当たりません。

まさか……。


 カケル 「まさか、今の風で!?」

 アユミ 「そんなっ……」
 ▼ 880 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:45:07 ID:yqrkj0iI [4/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
重いリュックと、海水を吸い込んで重くなった水着は、その場にありました。

ただ、タオルとホットパンツは……、風に飛ばされやすい2つは、見当たらないのです。


カケル君がすぐ目の前に居るのに、私っ、パンツ丸見えな状態で……。



 アユミ 「やだぁぁっ……///」





 カケル 「っ……、可愛い」





 アユミ 「えっ……?」 ドキッ



しゃがみ込んでいる私に投げかけられた、カケル君からの言葉。

まだ水着のまま着替えておらず、上半身は裸のままのカケル君から、発せられた言葉。

それは、私にも予想外なものでした。


 アユミ 「えっ……えっ? かわっ……///」

 カケル 「あっ……、そのっ!」

 
 アユミ 「………///」 ドキドキ


 カケル 「………///」 ドキドキ


 アユミ 「………///」 ドキドキ


 ▼ 881 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:45:38 ID:yqrkj0iI [5/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カケル 「可愛いって、思ってた。今日、ずっと」

 アユミ 「っ……///」

 カケル 「その服もお洒落で可愛いし、水着も、学校のやつじゃなくて、すげぇドキドキしたし」

 アユミ 「ぁっ……うん」

 カケル 「フォーム教えとき、お尻 触っちゃった時とか、心臓バクバクだったし」

 アユミ 「んっ……///」

 カケル 「そんで、アユミが抱き付いてきた時とか、オレもう、なんか爆発しそうだったもん」

 アユミ 「わっ……私も、思わずカケル君に抱き付いちゃって、自分からやったのに、凄いドキドキしちゃった……」

 カケル 「そんでアユミ、いまパンツ丸見えだし」

 アユミ 「ぁぅぅ……///」 カァァ


 カケル 「なぁ……、立って」

 アユミ 「えっ?」

 カケル 「オレ、見たい……」

 アユミ 「えぇっ……///」 カァァ

 カケル 「ダメか……?」

 アユミ 「っ……///」 ドキドキ


私は ゆっくり、立ち上がりました。

勿論、恥ずかしいです。本当に恥ずかしいです。


でも……、カケル君が望むなら。カケル君が喜んでくれるなら。

私は、カケル君が喜んでくれることを、してあげたい……!


 カケル 「おぉ……」 ドキドキ

 アユミ 「んっ……///」
 ▼ 882 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:46:07 ID:yqrkj0iI [6/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブラウスは着ているものの、下半身は……、パンツだけです。

白い、普通のパンツです。

別に可愛いパンツじゃないのに……、カケル君は、私の姿に、夢中でした。


 カケル 「アユミってスカート穿かないから、パンツ見えるの新鮮だな」

 アユミ 「新鮮って……、恥ずかしいよぉ」

 カケル 「あのさっ……」

 アユミ 「なに……?」

 カケル 「触ったら……やっぱダメか?」

 アユミ 「それはっ……///」 ドキドキ

 カケル 「アユミのこと見てると、なんかすげぇドキドキしてきて、体が熱くなって、なんかこう……、おさまらないんだよ」

 アユミ 「そんなこと……、言われても……///」

 カケル 「頼むっ……!」

 アユミ 「んっ……、もぉ……///」 コクッ


こんなにカケル君に懇願されたのは初めてです。

男の子に体を触られるなんて、普通なら絶対に拒否します。当然です。

でも、カケル君なら。

私のために色々してくれて、付き合いも長い、私の唯一の親友である、カケル君なら。


 カケル 「サンキュー」 ドキドキ

 ▼ 883 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:46:33 ID:yqrkj0iI [7/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そう言うとカケル君は、私の正面に立ちます。


 ― ギュッ


 アユミ 「ふぁぁ……///」 ドキッ


私を抱きしめて。

左手で、私の体を抱きしめて。


 ― サワッ


 アユミ 「んくっ……///」 ビクッ


右手で私の お尻に、そっと触れたのです。


 カケル 「ぁっ……、やべぇ……」 サワサワナデナデ

 アユミ 「んっ……、もぉ……///」 ドキドキ


カケル君は、私の お尻を撫で続けます。

パンツの上から、お尻のお肉を揉んだり、お尻の割れ目を なぞったり。


 カケル 「アユミっ……、やばぃ、可愛い……」 サワサワナデナデ

 アユミ 「ふっ、んっ……やぁぁ……///」 ドキドキ


私っ、私いまっ、カケル君に、お尻、触られちゃってる。

カケル君に、エッチなことされちゃってる。


なんだろう。

なんだか体が熱くなってくる。

お股の当たりが、じわじわ変な感じ。

カケル君に抱きしめられて、カケル君にエッチなことされるたびに、私の体、変な感じに……。
 ▼ 884 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:46:58 ID:yqrkj0iI [8/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



と――。



私の太もも辺りで、何かが動きました。

カケル君の両手は、私の背中と お尻にあります。と言うことは――。


 アユミ 「かっ、カケル君っ、それっ……///」 カァァ

 カケル 「っ……///」 ドキッ


カケル君の海パンが、なんだか盛り上がっています。

それが何なのか、いくら女子の私にだって、分かります。


 アユミ 「そっ、そのっ……、大きく、なっちゃったの……、私で?」


保健体育の授業で、みんなキャーキャー言いながら習った、体のこと。

男の子はエッチなことを考えると、おちんちんが大きくなるって。


 カケル 「アユミっ、オレ、もう限界かもっ。こんな興奮したの初めてって言うか……」 ドキドキ

 アユミ 「げっ、限界って……! 私どうすればいいのよぉ……」 ドキドキ

 カケル 「なぁ、これが最後の頼みなんだけど……」

 アユミ 「うん……?」

 カケル 「オレのチ〇コ、触ってくれないか……?」

 アユミ 「ひっ……!?」 ドキッ
 ▼ 885 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:47:24 ID:yqrkj0iI [9/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カケル君の、おおお、おちんちんを、触る? 私がっ?

 
 カケル 「オレっ、こうやってアユミのこと抱きながら触って、もう興奮ヤバくて……、これ、アユミになんとかして欲しいっ」

 アユミ 「なんとかって……」 オロオロ

 カケル 「やっぱ……嫌か?」 シュン

 アユミ 「それはっ……」


あぅぅっ、カケル君の残念そうな顔。

でもでもっ、おちんちんなんて、見たことすらないのに、いきなり触るだなんてっ……。


でも私は……、カケル君が苦しんでるんなら、助けてあげたい。

カケル君が喜んでくれるなら、望みを叶えてあげたい。

最後の頼み、だなんて言われたら、断りきれないよぉ。



 アユミ 「もぉ……、誰にも、言わないでよ……?」 ドキドキ

 カケル 「っ……、あぁ!」 ヌギッ


そう言うとカケル君は、海パンを下ろしました。


 アユミ 「ぁぅぅっ……///」 カァァ


初めて見た、男の子の、おちんちん。

私の親指より太くて、中指より長くて、とにかく感想を言うと、“大きい”です。

私の体には付いていないモノ、男の子にしか付いていないモノ。


そんなカケル君の おちんちんは、私を見て、触って、興奮して、とても大きく膨らんでいました。
 ▼ 886 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:48:14 ID:yqrkj0iI [10/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 アユミ 「これっ……、どうやって、触るの……?」

 カケル 「えっと、とりあえず握って」

 アユミ 「握って……」 ギュッ

 カケル 「っ……!」 ビクン

 アユミ 「はわわっ……」 ドキドキ


ビクンってなった……。

私が握ったら、ビクンって動いた……。


 カケル 「そのままこう……、スライドさせるみたいに、動かしてくれ」

 アユミ 「うん……」 シコ、シコ、シコ

 カケル 「あわっ……、やばっ……!」 ビクビク

 アユミ 「うぅぅ……///」 シコ、シコ、シコ


私が手を動かすたびに、カケル君の おちんちんは、ビクビクと反応します。

そして、普段の格好良さからは想像できないような情けない声が、カケル君から漏れます。


 カケル 「なぁ……」

 アユミ 「なに……?」 シコ、シコ、シコ

 カケル 「アユミのソコも、触って良いか……?」

 アユミ 「えっ!?」 ドキッ

 カケル 「なんかオレっ、無性にアユミのソコ、触りたい……!」

 アユミ 「それは流石にっ……」

 カケル 「頼むよっ! 直接じゃない……、パンツの上からだから」

 アユミ 「いっ、いくらパンツの上からでもっ……///」

 カケル 「お願いっ、一生のお願いだからっ……!」

 アユミ 「っ〜! もぉ……、本当にっ、本当に誰にも言わないでよ……?」
 ▼ 887 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:48:44 ID:yqrkj0iI [11/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダメだな、私。

カケル君に頼まれたら、断れないよ。

こんなとこ男の子に触られるなんて、考えたことも無かったのに。


 カケル 「……ゴクッ」 サワッ

 アユミ 「んっ……!」 ビクッ!

 カケル 「うわっ……、なんか、プニプニしてる……」 サワサワ

 アユミ 「はっ、ぁぁっ、ぁぁぁっ……///」 ドキドキ


なっ、なにコレっ……。

お股っ、凄いムズムズしてっ、なんかっ、体っ、おかしぃっ……!?


 カケル 「アユミ、手、止めないで」 サワサワ

 アユミ 「っ、うんっ……///」 シコ、シコ、シコ

 カケル 「っあ! おっ……やばっ……」 サワサワ

 アユミ 「はぁっ、はぁっ、ぁっ……!」 シコシコ


私たちっ、私たち今っ、お互い、恥ずかしいとこっ、触り合ってる。


 カケル 「んくっ、アユミっ……、気持ち良い……」 サワサワ

 アユミ 「気持ち……良い?」 シコシコ


カケル君の おちんちん、凄いビクビクしてきてる。

これって、カケル君が気持ち良くなってるってことだよね?


じゃあ私も……、お股がゾクゾクするこの感じ、実は気持ち良いの?

カケル君に恥ずかしところ触られてっ、とっても恥ずかしいはずなのに、体が熱くなって。

これって……、気持ち良いことなの?
 ▼ 888 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:49:26 ID:yqrkj0iI [12/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 アユミ 「んっ、ぁぁっ、あっ……、ぁぁぁっ……///」

 カケル 「やべぇ……、アユミっ、可愛すぎっ……」

 アユミ 「っ……///」


そんなっ、こんな時に“可愛い”なんて、カケル君、そんな不意打ちやめてよぉ。

ただでさえ体がおかしいのにっ、そんなこと言われたら……、体っ、お股のムズムズ、すっごい強くなって……!


 カケル 「ぁヤバい、アユミっ、オレ、もう限界っ……、ヤバい!」 サワサワ

 アユミ 「私もっ、なんか体がっ、これっ……なに!? お股がムズムズしてっ、もっ……これっ……!」 シコシコ



 カケル 「あっ……やばっ! 出るっ! アユミっ……、アユミっ……!?」

  ― ドピュッ! ビュルッ……ビュクッ!



 アユミ 「あっ……!? あぁぁっ、私もダメッ、なんかっ、来ちゃうっ……お股っ、っつ〜〜〜!?」

  ― ビクン! ビクッ、ビクビクッ、ビクッ……





頭が真っ白になりました。



気付いたら私は、砂浜に倒れていました。



お股のゾクゾクが強くなったかと思ったら、体の内側で何かが弾けるような、何かが決壊するような、なんて言えばいいんでしょうか?



とにかく、生まれて初めての感覚が、私を襲いました。



 ▼ 889 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:50:05 ID:yqrkj0iI [13/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 アユミ 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」


 カケル 「アユミっ、大丈夫……か?」

 アユミ 「はぁっ、ぁっ、うん……///」


カケル君は、私の横で、砂浜に膝をついていました。

カケル君の おちんちんが目に入ります。

少しビクビクしていて、白いネバネバしたものが垂れ下がっていました。


 カケル 「気持ち良かった……」

 アユミ 「そのっ、私も……///」

 カケル 「アユミにチ〇コ触られて……、自分でする時の100倍気持ち良かった」

 アユミ 「100倍って……」

 カケル 「ありがとな。こんなお願い、聞いてくれて」

 アユミ 「あっ、うん。私もそのっ、カケル君にエッチなことされちゃって、なんて言うか、すっごいドキドキしたし……///」





多分これは、いけないことなんだと思います。


まだ子供の私たちが するようなことじゃ ないはずです。


おちんちんも、お股も、誰かに見せるようなところでは ありません。


そんなところを お互いに触り合って、それで気持ち良くなるなんて……。
 ▼ 890 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:50:39 ID:yqrkj0iI [14/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



   ピカチュウ 「ぴっかー!」

   イーブイ 「いぶーい!」



 カケル 「あっ、ピカチュウとイーブイ!?」

 アユミ 「ちょっ……、早く穿いて!」

 カケル 「おう!」


そう言えば姿を見ていなかったピカチュウとイーブイ。砂浜の遠くからこちらに走って来ます。


カケル君は慌てて海パンを穿き直します。

私は……、ホットパンツが無いので、仕方なく しゃがみ込みます。



 ピカチュウ 「ぴか!」 <タオル>

 イーブイ 「いぶ!」 <ホットパンツ>


 アユミ 「あ、飛ばされた私の!」

 カケル 「お前たち、見つけて来てくれたのか!」

 ピカチュウ 「ぴっか!」

 イーブイ 「いぶぶぃ!」

 アユミ 「ありがとー! 偉いよ2人ともー」 ナデナデ

 ピカチュウ 「ちゃぁ〜♪」

 イーブイ 「いっぶ〜♪」


 カケル 「……さっ。早く着替えて、帰ろうぜ」

 アユミ 「うんっ」

 ▼ 891 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:51:28 ID:yqrkj0iI [15/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

すぐに私たちは着替えを済ませ、荷物をまとめました。

あれから時間が経ってしまいましたが、まだ波は そこまで高くなっていません。

ラプラスに乗って帰るのに、そこまで負担は無いでしょう。



 カケル 「アユミ。今日のこと……、オレたちだけの秘密な」

 アユミ 「……うん。こんな恥ずかしいこと、誰にも言えないよ」

 カケル 「それもそうか。はははっ」

 アユミ 「……えへへっ」


私とカケル君に、2人だけの秘密が出来ました。

誰にも言えない、誰にも知られては いけない、2人だけの、大事な大事な秘密です。


この秘密は きっと、私とカケル君の関係を、今までよりずっと、ずっと強く、固く、確かなものにしてくれると思います。


こんなこと許せるの、カケル君だけだもんねっ。



 カケル 「また今度……やるか?」

 アユミ 「っ!? もぉ〜 ///」


あぁ、ダメだな、私。

カケル君にお願いされたら、 私、多分、断れません。


カケル君に喜んで貰いたいですし。それに――。


それにっ……、私も、気持ち良かったもん……///





   *   *   *   *   *   



 ▼ 892 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:52:33 ID:yqrkj0iI [16/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



   *   *   *   *   *





 パラス 『あのっ……』

 イーブイ 『あぁ、さっきの』

 ピカチュウ 『どうした?』

 パラス 『さっきは、ご馳走様でした』

 イーブイ 『うん、どういたしまして。アユミの料理、美味しかったでしょ?』

 パラス 『はい。こんな場所ですから、ニンゲンのものを食べたの、初めてでした』

 ピカチュウ 『たしかに、この辺は民家も無いからな』

 パラス 『それで、あのっ……、さっきのオボンの実ですが……』

 ピカチュウ 『そう言えば、君は食べなかったね』

 イーブイ 『勿体ないなぁ。あんなに美味しかったのに』

 パラス 『頂いておいてこんなこと言うのは失礼なんですが……、あのオボン、皆さんは、こう……違和感ありませんでしたか?』

 イーブイ 『違和感?』

 ピカチュウ 『いや、なにも?』

 パラス 『他の野生ポケモン達にも聞いたんですけど、みんな、特に違和感は無かったそうです。でも、私だけは、何か感じたんです』

 ピカチュウ 『どういうこと?』

 パラス 『あのオボンが高級品であることは分かります。色艶を見れば、自生しているオボンなんて比べ物になりません』

 イーブイ 『そうだよね! 香りも凄く良かったし、味わいも……』

 パラス 『香り、香りが、私には気になったんです』

 ピカチュウ 『香りが?』

 パラス 『あれだけ良い色艶を出して、整った形のオボンを育てるには、大変な手間暇がかかっていると思います』

 ピカチュウ 『そうだろうね。しかも、無農薬らしいし』

 パラス 『本当に……無農薬なんでしょうか?』
 ▼ 893 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:53:03 ID:yqrkj0iI [17/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 イーブイ 『えっ?』

 パラス 『あのオボンの香りの中に……、若干、ほんの若干ですが、ポケモンを寄せ付けないような匂いが、混じっていたように感じたんです』

 ピカチュウ 『それ本当か!?』

 パラス 『はい。ただ、虫よけスプレーみたいなものではなく、何と言うか、自然界にあるものに、変な調合をして、発生させているものと言うか……』

 イーブイ 『変な調合……?』

 パラス 『上手く言えないんですけど、なにか、良くない感じがするんです』

 イーブイ 『でもでも! アユミが言うには、あのオボンは有名な高級果実店が作ってるんでしょ? 有名な会社が、変なことするかなぁ?』

 パラス 『疑いたくはありませんが、あれだけのオボンを栽培するには、相当な手間暇がかかります。“無農薬が事実”なら……』

 ピカチュウ 『ちょっと待ってよ。無農薬が嘘だって、その可能性があるって言うのか!?』

 パラス 『……はい。あくまで、私が感じた中での、可能性です』 

 イーブイ 『でも……、僕たちは、なんにも感じなかったよ』

 ピカチュウ 『あぁ。……ただ、パラスは野生だ。オレたちみたいに、ニンゲンに育てられたポケモンと違って、野生の方が、五感は鋭い』

 イーブイ 『……確かに。野生の勘も働くし』

 パラス 『ホント、失礼なこと言って申し訳ないです! でもっ、もし無農薬が嘘で、なにか……良くない方法で栽培されているとしたら……!』

 ピカチュウ 『それは許せないな』

 イーブイ 『うん。体に害がないかとか、心配になっちゃうよ』
 ▼ 894 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:53:55 ID:yqrkj0iI [18/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ピカチュウ 『パラス、忠告ありがとう』

 パラス 『いえ、本当に申し訳ありません。食べ物を頂いておいて、こんなこと……』

 イーブイ 『ううん、そういうことは知れて良かったよ、僕たちだけじゃ、絶対に気付かなかったことだもんね』

 ピカチュウ 『ただ……、それを知ったところで、オレたちに、それを伝える術は無い』

 イーブイ 『うん……』

 ピカチュウ 『もし何か違法な栽培がされているんなら、その違法を誰かが暴いてくれることを、祈るしかないな』

 イーブイ 『うん……』



    アユミ 「イーブイ、そろそろ帰るよー!」

    カケル 「ピカチュウも、置いてくぞー!」



 イーブイ 『行かないと……! パラス、ありがとね」

 ピカチュウ 『また会うことがあったら、ちゃんと この結果、伝えるからな』

 パラス 『はい。……出来れば何も無いことを、期待しています』





 ピカチュウ 『あんな美味しいオボンに……、いったいどんな秘密が隠されてるんだ……』

 イーブイ 『有名な高級果実店なのに……、いったいどんな秘密を抱えてるんだろう……』





 カケル×アユミ、「デート気分で波乗りピカブイ」



   ――― 完 ―――


 ▼ 895 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/08/29 00:56:23 ID:yqrkj0iI [19/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



もうね、カケルとアユミ、幼い2人をイチャイチャさせるの、マジで罪悪感の塊でしかなかった。



次回、マサル×ユウリ、「タイトル未定」。

各ゲーム主人公のSSは、盾剣のマサユウが最終回。これまでの総まとめ的な内容に。


このスレ内で終わるかどうか微妙なので、もしかしたらキリが良いここで次スレに移るかもしれません。

決まり次第また報告します。


 ▼ 896 ノマダム@きょかしょう 20/08/29 01:03:27 ID:rfu6bqu2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙!!!!!!!
 ▼ 897 マゲロゲ@ヤチェのみ 20/08/29 01:04:57 ID:vcNkh7t. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これって主人公たちの話だけじゃなく
オボンの実の話も完結に向かってるんだな
 ▼ 898 チエナ@こおりのジュエル 20/08/29 01:22:07 ID:cpk24zMk NGネーム登録 NGID登録 報告
高級オボンがこんなに重要になるなんて、誰が予想しただろうか
 ▼ 899 ッキング@くろいてっきゅう 20/08/29 05:48:39 ID:Ul0AxvFk NGネーム登録 NGID登録 報告
ダクマフルーツってことは剣盾編で回収かな
 ▼ 900 フキムシ@ロトムじてんしゃ 20/08/29 06:15:39 ID:atjcQhNI NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
オボンの実問題が平行して進んでて草
 ▼ 901 ジョフー@ほしのすな 20/08/29 07:54:35 ID:8np2wyKE NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
自分用メモ
オボンの話
>>734
>>892>>893>>894
 ▼ 902 タフリー@あいいろのたま 20/08/29 10:03:03 ID:nogIb7uM NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ダイパ編でも報酬に使われてたよな
 ▼ 903 ニゴーン@あかいビードロ 20/08/29 22:45:13 ID:iUkwXwJs NGネーム登録 NGID登録 報告
罪悪感と背徳感は裏表とはよく言ったもんだ
めちゃくちゃ抜けた

支援
 ▼ 904 リーン@しんじゅ 20/09/05 22:28:38 ID:csKwL852 NGネーム登録 NGID登録 報告
age
 ▼ 905 ーミラー@よごれたハンカチ 20/09/07 21:16:12 ID:6J5Eohq. NGネーム登録 NGID登録 報告
今までのssのそれぞれのエピソードって平均100レス越えてないからマサユウ編が長編にならないならここで書いて欲しいと思う。
 ▼ 906 ラクロス@ヨプのみ 20/09/15 22:03:21 ID:q06ERaQo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 907 ルヤクデ@あおいバンダナ 20/09/19 06:48:26 ID:f.rcK/6g NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
紫煙
 ▼ 908 ルネロス@カチャのみ 20/09/19 21:53:58 ID:Hz1.lUCc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
はやくエッチなユウリが見たい
 ▼ 909 メンカ@ルームサービス 20/09/22 22:49:40 ID:VzCUDaUY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これ結局どうなったの
 ▼ 910 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/09/23 23:41:17 ID:G2usArqA NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

最終回はサトマリSS終わったら書き始めます(残更新2〜4回)。

ちな後日談どれ需要ある?
 @レブル
 Aヒビコト
 Bユウハル
 Cコウヒカ
 Dトウトウ
 Eキョウメイ
 Fカルセレ
 Gヨウミズ
 Hカケアユ

 ▼ 911 トスパス@ブレイズカセット 20/09/24 06:07:04 ID:nezMGdvM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コウタとコウミは??
 ▼ 912 ッスグマ@マックスアップ 20/09/24 06:08:59 ID:V9Z2vrnM NGネーム登録 NGID登録 報告
全部!って言いたいところだけど一番見たいのはカルセレかな
 ▼ 913 アコイル@げんきのかたまり 20/09/24 06:13:10 ID:oeeE8iIw NGネーム登録 NGID登録 報告
ユウハル
あの後どんな顔して会うのか気になる
 ▼ 914 ンメル@あやしいカード 20/09/24 06:45:07 ID:hB/UpbZI NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
4.5.6以外
 ▼ 915 リゲイツ@カビゴンZ 20/09/24 09:31:07 ID:637AHbyQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
2と8が見たい
 ▼ 916 ントラー@ズリのみ 20/09/24 11:37:50 ID:QqIEYWhs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
7
 ▼ 917 ピアー@ひかりごけ 20/09/24 11:47:28 ID:/uGQHoxM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
3と7
 ▼ 918 トマル@こおりなおし 20/09/24 12:08:25 ID:g1/IEcaY NGネーム登録 NGID登録 報告
4と6
 ▼ 919 ンプラー@メガペンダント 20/09/24 13:13:43 ID:kf9ElpK. NGネーム登録 NGID登録 報告
5
 ▼ 920 キタンザン@ゴージャスボール 20/09/24 21:00:54 ID:Cgt2OQ6k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
8とか3とか2とか
 ▼ 921 ングース@あつぞこブーツ 20/09/24 21:05:26 ID:sVRU/ZC. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
378
 ▼ 922 ックラー@ビーだま 20/09/24 21:06:17 ID:KiCEAcg. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
5と8
 ▼ 923 ガカメックス@なんごくかいがら 20/09/25 08:09:27 ID:Hu/AgjPg NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
4.8
 ▼ 924 ンゲラー@ライブドレス 20/09/26 02:33:27 ID:AyIIGSGQ NGネーム登録 NGID登録 報告
3,7,8
 ▼ 925 イロス@しろぼんぐり 20/09/26 10:48:29 ID:MPDMuyxU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
1
 ▼ 926 ーピッグ@おおきなねっこ 20/09/26 10:48:38 ID:MPDMuyxU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
1
 ▼ 927 マゲタケ@やまぶきのミツ 20/09/26 12:27:25 ID:gJ7QaPaw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
5と8と9
 ▼ 928 バルドン@かみなりのいし 20/09/26 12:38:37 ID:TOG67eQU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
7
 ▼ 929 オガラス@コスメポーチ 20/09/27 14:50:57 ID:UPBgaTRw NGネーム登録 NGID登録 報告
7と8
 ▼ 930 カルゲ@だいだいはなびら 20/09/28 22:59:37 ID:v8I.Zshk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
6みたいです
 ▼ 931 タチ@くっつきバリ 20/09/29 05:37:59 ID:UaisqOLs NGネーム登録 NGID登録 報告
12389
 ▼ 932 フキムシ@ばんのうがさ 20/09/29 07:14:27 ID:lPRUsEuU NGネーム登録 NGID登録 報告
7
 ▼ 933 スマス@やさいパック 20/09/29 10:57:34 ID:y056wPAI NGネーム登録 NGID登録 報告
あえてニャオニクスの余談をリクエストしたい
 ▼ 934 クシー@デボンのにもつ 20/09/29 10:59:52 ID:XqssGCKU NGネーム登録 NGID登録 報告
1.2.8.
 ▼ 935 ジロン@しんせんクリーム 20/10/01 00:21:33 ID:zhCc0fuY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
1、4、7
 ▼ 936 ココ@ひのたまプレート 20/10/09 19:20:46 ID:7HVATXPw NGネーム登録 NGID登録 報告
アンケートだいすきだなお前ら
支援
 ▼ 937 マケロ@ひかえめミント 20/10/21 22:30:36 ID:Avh6ItO2 NGネーム登録 NGID登録 報告
ほしゅあげ
 ▼ 938 ジョット@のんきのおこう 20/10/25 10:19:20 ID:l7Y.LpPM NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
下げ支援
 ▼ 939 ンテール@レンズケース 20/11/01 17:19:58 ID:RIp67aPM NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 940 ミカラス@ミストシード 20/11/09 08:50:03 ID:72A.xYzQ NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
保守
 ▼ 941 ビヨン@インドメタシン 20/11/14 21:27:40 ID:70E2nmew NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
待ってる
 ▼ 942 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/11/16 00:45:29 ID:juIog8kM [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



ご無沙汰。

ここまで保守ありがとう。
アンケート結果、決して無駄にすることは無いと思うので、もう少しだけお付き合いください。


ようやく完結した↓のSSも良かったら覗いて行って。
もっとサトシ×マリィ流行らないかなぁ。

【SS】 ガラルリーグ決勝! サトシVSマリィ!! <後編>
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=1276955&l=1-



 ▼ 943 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/11/16 00:46:29 ID:juIog8kM [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



【 Episode−10 】



ガラル地方、ワイルドエリア・ストーンズ原野――。



 ユウリ 「やっぱりワイルドエリアは いつ来ても雄大だね〜」

 マサル 「あぁ。伸び伸び暮らしてる野生ポケモンたちを見てるだけでも飽きないな」

 ユウリ 「じゃあテント組み立てないと。ここをキャンプ地とするー! ……なんてね」


ユウリは無邪気にテントを組み立て始めた。

こう見えて、彼女はガラルのチャンピオン。その可愛らしさとは裏腹に、ダンデさんに打ち勝った実力者だ。


オレはと言うと、ガラルリーグではセミファイナルでホップに負けて、ユウリとバトル出来ずに終わってしまった。

そのホップは今、博士になるという目標のために勉強中。オレより実力があるって言うのに。


 ユウリ 「マサルも早くテント作っちゃいなよー」

 マサル 「ん? あぁ!」


で、なんでオレとユウリがワイルドエリアに来ているかと言うと、ホップの研究を手伝うためだ。


……実は、最近。


ワイルドエリアで、不自然に傷付いたポケモンが数多く発見されている。

タネボー、アマカジ、カジッチュなど、何故か草タイプのポケモンばかりが被害に遭っている。

ホップがそれを研究テーマとして、何が原因かを探っているのだ。


また、これはポケモン保護協会などからも注目されていて、ユウリは【チャンピオンの職務として】その研究に参加している。

ユウリもホップも凄い存在になりつつあるって言うのに、オレは なにも……。
 ▼ 944 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/11/16 00:47:40 ID:juIog8kM [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウリ 「テント完成〜! カレーの準備も しちゃおうかな」


と、そんなオレの悩みは いざ知らず、ユウリは相変わらず無邪気だ。


 マサル 「ユウリ、一応これ仕事なんだろ?」

 ユウリ 「そうだよ。いや〜、チャンピオンって大変だね〜」

 マサル 「大変な割りには随分と楽しんでるように見えるけどな」

 ユウリ 「だって、お仕事も楽しい方が良いじゃん。確かに、傷付いたポケモン達のことは心配だけどさ。研究って、そんな簡単に答えは出ないんだよ?」

 マサル 「おぉ、勿論そうだな」

 ユウリ 「この調査だって、長期的なものになると思うの。だからモチベーションを保つためにも、楽しく、ねっ?」 ニコッ

 マサル 「っ……、まぁ、ユウリがそう言うんなら」


ダメだな、オレ。ユウリの笑顔を見ると、なにも言い返せなくなっちまう。

見ての通り、ユウリは可愛いし、無邪気だ。そしてなにより……。


 ユウリ 「〜♪」 シャガミ

 マサル 「っ……!」


鍋や皿を用意しようとバッグを漁るユウリは、なんの躊躇いも無く しゃがみ込む。

その姿勢だと、スカートの中、丸見えなんだけど……。


 マサル 「なぁユウリ……、スカート」

 ユウリ 「ん? なにマサルー、私のスカートのなか覗こうとしてるの〜?」

 マサル 「その姿勢だと見えるって言ってるんだよ」


ユウリは正直、無防備だ。

オレは目のやり場に困るし、その、よく知った仲の子の無防備な姿というのは、なかなか心臓に悪い。良い意味で。
 ▼ 945 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/11/16 00:48:55 ID:juIog8kM [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユウリ 「ふふっ。大丈夫だよ。マイクロ丈スパッツ穿いてるもん」 ピラッ

 マサル 「いや見せなくて良いから!」


ユウリは立ち上がると、自らスカートを捲ってオレに見せる。

確かにスパッツを穿いてるから、パンツが見えることは無い。けど、マイクロ丈? そのスパッツ自体が短く、黒いパンツに見えてしまう。

これはこれでオレの体を刺激する。


 ユウリ 「ふふ〜ん。なに焦ってんのよマサル〜」 ピラピラ

 マサル 「ユウリ無防備過ぎだぞ! ちょっとはチャンピオンとしての自覚をだなぁ……」

 ユウリ 「もー。誰にでも見せる訳じゃないのに」

 マサル 「とにかく、早く調査始めようぜ。ホップのためにも」

 ユウリ 「はーい。じゃあマサルもテント作っちゃいなよ」

 マサル 「あぁ」



ユウリは、前から こんな感じだった。

オレとユウリ、それにホップは、近所同士と言うこともあって、よく一緒に遊んでいた。

スパッツ穿いてるから〜と、ユウリはオレたち男が居るにも関わらず、スカートで無防備な姿を見せることが多かった。


これが小学生くらいなら分かるけど、この歳になっても無防備さを自覚しないってのは、流石にそろそろマズい。

ユウリは もう、普通のトレーナーじゃない。ガラルの新チャンピオンなんだ。その辺のこと分かってるのかなぁ……。


 ▼ 946 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/11/16 00:50:56 ID:juIog8kM [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユウリ 「出て来て、インテレオン」

 インテレオン 「めそっ」

 マサル 「行くぞエースバーン!」

 エースバン 「えば!」

 ユウリ 「じゃあ、傷付いたポケモンを見つけたら保護。傷付けてる原因を見つけたら、まずは排除じゃなくて、スマホロトムで録画。分かった?」

 マサル 「あぁ。原因を映像に記録しなきゃいけないんだもんな」

 ユウリ 「うん。他の野生ポケモンが原因なのか、人為的な何かが原因なのか……」

 マサル 「一つ言えるのは、傷の大きさからして、ダイマックスポケモンは関係なさそうだよな」

 ユウリ 「そだね」


不自然に傷付いたポケモン――と言うのは、草タイプに偏っているけど、まず傷の付き方が普通じゃない。

と言っても、酷く痛めつけられたとか、そういう類では無い。体の一部分だけが抉り取られたような感じだ。

また“一部分”と言っても、決まった部位では無く、“体のどこか一部分”で、これについては共通点は無い。

そして、その部分は小さく、また、被害に遭っているポケモンも小さめの種族であることから、ダイマックスポケモンが暴れた被害、というのは考えにくいのだ。


 ユウリ 「じゃあ、私は“巨人の鏡池”のほうを探すね」

 マサル 「オレは“巨人の帽子”エリアだな。頼んだぜエースバーン!」

 エースバン 「えーばっ!」

 ユウリ 「暗くなったら危ないから、16時には戻るようにね」

 マサル 「おう。ユウリも気を付けてな」

 ユウリ 「大丈夫っ。私こう見えてもチャンピオンなんだから」

 マサル 「そうは言っても女の子なんだから、無茶するなよ」

 ユウリ 「またそうやって女の子扱いする〜!」

 マサル 「心配してるんだぞオレは」

 ユウリ 「ふーんだ。行こうインテレオン」 プイッ

 インテレオン 「めそ」 ヤレヤレ


ユウリは頬を膨らませながら、巨人の鏡池エリアへと向かって行った。

まったく。あんなに無邪気で無防備なんだから、心配するに決まってるだろ。


……けど、実力的にはユウリの方が断然上。

オレなんかに心配されたところで、ユウリにとっては失礼なのかもしれないな……。

 ▼ 947 ムッソ@くれないのミツ 20/11/19 01:37:13 ID:EU1.4LP. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
待ってた
 ▼ 948 コリザル@ノーマルジュエル 20/11/19 01:49:36 ID:LGGwZcoI NGネーム登録 NGID登録 報告
副題なしか
深いな
支援
 ▼ 949 グカルゴ@サトピカZ 20/11/19 01:51:30 ID:LqYgpAw2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オボンの伏線も普通に気になる
支援
 ▼ 950 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/11/21 22:15:03 ID:HZGoyCzI NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



(埋まるのを防ぐため、Episode-10 は書き溜め完了次第投下します)



 ▼ 951 ルット@しつもんメール 20/12/01 18:20:04 ID:97gUwXSs NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
(しえん)
 ▼ 952 ドイデ@にじいろのはね 20/12/01 22:43:51 ID:g2N.2wHY NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
失踪か
ざんねん
 ▼ 953 サイハナ@ねばりのかぎづめ 20/12/01 22:44:00 ID:N8tkseK2 NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
しえんね
 ▼ 954 カシャモ@じめんのジュエル 20/12/01 23:49:28 ID:1hZYYrxo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 955 ンパッパ@ぎんのこな 20/12/01 23:54:03 ID:yAJEwtpI NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
>>952
この人4ヶ月くらい間空けて更新したりしてるし
 ▼ 956 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:06:55 ID:gRBAl3og [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


     ― ご案内 ―


このまま続けると果てしなく中途半端な所で途切れそうなので、次スレに移行します。


 【R-18】こんな時期だし、ゲーム主人公のイチャエロSS書いてく【完結編】
 https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=1337461


 ▼ 957 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:34:22 ID:gRBAl3og [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

Episode-10 から次スレ扱いになりますが、冒頭を若干修正しています。

 ▼ 958 ホミル@たわわこやし 20/12/03 01:20:21 ID:ZFOk/JYw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>952
再開したね
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