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【安価SS】帰ってきたうどん屋付和 十店舗目

 ▼ 1 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 20/12/29 21:46:36 ID:bgncbEas NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
前スレ:https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=1200517

1スレ目:https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=651166

  _[十スレ]__
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γ三ヽLリリリリリリリリリリリリ」
{ニ突ニ}|      |
{ニ破ニ}|(・×・) | ついに10スレ目の大台に乗ったフワ…!!
{ニ!ニ}|(っ=川o)  | 果たして、完結する日は来るんだフワろうか…ズルズルズル
ヽ三ノΓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
`┗┛|       |
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 ▼ 850 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/18 00:18:59 ID:J1yI/p7I [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グズマ「…怪しいな、てめえ …やっぱり俺様のことを好きだって言うのも嘘で本当の目的は…」

田中五十郎重隆「そ、そんな…滅相もないです!! じ、実は…大会が始まって最初にあなたとお会いした時からずっと気になっていて…その…」

グズマ「…ほう」

田中五十郎重隆「す、すす…好きなんです! それで、つい追いかけちゃったんです!!(うぅぅ、こんな事言いたくないのに… あぁ、こういうことは先輩に最初にしたかったなぁ…)」

グズマ「…本気みてえだな」

田中五十郎重隆「そ、そうです! 本気であなたのことが気になっていて…もう、好きで好きでたまらないんです!!」

グズマ「はははっ! 聞いたかてめえら…こいつマジで俺様のこと好きみてえだぜ!!」

ノブナガ「…ふん」

さとり「あらあら、それは良かったですねぇ あなたのような猿顔を好む人種がいらっしゃったなんて(…ふふふっ、騙されたのに良い気になってらっしゃいますね)」

ゴールドシップ「へぇ、こいつ…お前のことが好きだったのか! それが分かったんだしよ…今度から虐めるなんてこと絶対にすんなよ! 他の子にもだからな! …したら今度こそドロップキックだぜ!?」

グズマ「はんっ、これ以上はもう何もしねえよ …これでこいつが本当に好きでストーキングしてたことが分かったんだしよ」

田中五十郎重隆(だ、騙せたぁ… うぅぅ、先輩…ごめんなさい…)

チェリー「良かったわね、田中五十郎重隆 やっとあなたの好きな人に認められたのね…さて、続いて私の話でも…」

グズマ「…だが、ストーキングしたことは許せねえ …いくら好きとはいえ、それは危害を与えるような事だからよぉ…」

田中五十郎重隆「へっ…?」

グズマ「…俺様がてめえのことを認めてやったんだ、好きな相手にんなことしちまったっていう責任…ちゃんと取れるだろ?」

田中五十郎重隆「そ、それは…」

グズマ「…あぁ? もしや、てめえ…責任が取れねえのか? …ストーキングなんざして申し訳ねえと思わねえのか…? じゃあ、やっぱりてめえは俺様のことを…」

田中五十郎重隆「そ、そんなわけ…」

グズマ「じゃあ、ちゃっちゃと責任を取りやがれ …別に俺様は何でも構わねえぜ…どんな取り方だろうがちゃんと誠意を示してくれればよお… そうでなきゃ、グソクムシャの爪が襲いかかるだろうぜ」

グソクムシャ「ムゥ…!!」

田中五十郎重隆「ひぃっ!! じゃ、じゃあ…>>852しますぅ!!」

グズマ「ほう、それは…楽しみだぜ」


(今日はここまでです そろそろ、扇風機が欲しくなる季節になってきましたね)
 ▼ 851 キメノコ@グラスメモリ 21/06/18 00:28:11 ID:NvSAjXjo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バ ジ リ ス ク タ イ ム
 ▼ 852 メハダー@メンバーズカード 21/06/18 00:29:07 ID:0wtArEeo NGネーム登録 NGID登録 報告
子作りSEX
 ▼ 853 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/18 23:45:41 ID:J1yI/p7I [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
田中五十郎重隆「ひぃっ!! じゃ、じゃあ…(せ、責任取るといったら…そ、そういうこと…だ、だよね…? い、嫌だけど…し、死ぬわけじゃ…ないから…)」

グズマ「…じゃあ、なんだよ」

田中五十郎重隆「す、好きな相手…だ、だしこここ…ここ、子づk…「バジリスクタイムしようぜェェェ―――ッ!!」

グズマ「…は?」

ゴールドシップ「なぁなぁ、責任取るならバジリスクタイムするのが一番だぜ! こうやって踊って…反省を表すんだぜェェェッ!!」シャカシャカ

―突如乱入したゴールドシップは脚を開いたり閉じたり、腕を突き上げたりと滑稽なダンスを踊り始めた!?

田中五十郎重隆「な、何をして…」

ゴールドシップ「うぉぉぉぉっ!! ノってきたぜぇぇぇッ!!」バタバタ

グズマ「クソッ! 急に何しやがる! 気分が悪くなるぜ! グソクムシャァ! やっちまうぞ!!」

グソクムシャ「ムシャシャシャ〜♪ ム〜シャッシャッ♪」シャカシャカ

グズマ「…なっ!?」

―なんと、グソクムシャもつられて楽しそうに踊り出してしまった!!

ゴールドシップ「はははっ! ダンスというのは言葉が通じなくても通じ合える一つの手段だぜ! さぁ、そこのお前もアタシとグソクムシャと一緒に…ダンスしようぜ!!」シャカバタシャカバタ

グソクムシャ「グソクムシャシャ〜♪ ムシャシャシャ〜♪」パタパタ

田中五十郎重隆「え、えっと…」

ゴールドシップ「恥ずかしがってないで…ほら、やるぜ! 水のように優しく〜♪ 花のように激しくッ!」バタバタ

田中五十郎重隆「…や、やぁぁっ!(そういうことするよりは…マシ!)」パタパタッ

―田中五十郎重隆もとりあえずゴールドシップの真似をして踊りだす!
 ▼ 854 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/18 23:57:37 ID:J1yI/p7I [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
さとり「おやおや、グソクムシャは随分と楽しんでいるようですねぇ… 私も踊りたくなってきましたよ」パチパチ

チェリー「…むきゅ …私も踊っておこうかな」シャコシャコ

―何故かさとりとチェリーも一緒になって踊り出す!

グズマ「なんでお前らも…って」

アリアドス「アリア〜♪」ピョコピョコ

サザンドラ「…ザザンッ♪」ズンズン

グズマ「アリアドス!? サザンドラ!? お前らまで!?」

ノブナガ「…ほう、我がサザンドラをも舞わせるとは…面白いうつけ者だ …ここまでされては、我も舞わねばならぬ 人間、五十年…」マイ

―ノブナガも扇子片手に他の者とは違う舞いを始める!

グズマ「おっさんまで!? …と、いうかそれ違う踊りじゃねえか!?」

ゴールドシップ「同じバカなら踊らにゃ損だぜ! 夏はやっぱりバジリスクタイム! バジリスクタイム続行だぁぁぁぁぁぁぁッ!!」シャカパチシャカパチ

グソクムシャ「シャッシャッシャ〜♪」ニコニコ

グズマ(クソッ、グソクムシャ… 俺様の前でもあんないい笑顔を見せたことねえのに…そんなに踊るって楽しいのかよ… 畜生、踊ってねえの俺だけじゃねえか…こうなったら…)

グズマ「…俺様も混ぜやがれ!! バジリスクタイムになあッ!!」ズンチャッズンチャッ

ゴールドシップ「はははっ! ついにお前もその気になったか! いいぜ!みんなで踊れば…楽しさもその分高まるからなぁ!!」

グソクムシャ「ムゥシャッシャッ〜♪」

――――――――――――――――――――――――――――――
 ▼ 855 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/19 00:10:20 ID:nN0UJaa2 [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
―そうして、ゴールドシップ先導の下 グズマ達はバジリスクタイムを踊り明かした…

グズマ「はぁ…はぁ… さ、さすがに…踊り疲れてきたぜ… 完全に…乗せられちまった…クソッ」

ゴールドシップ「おいおい、もう疲れたのかー? ま、疲れたヤツに無理矢理踊らせるわけにはいかねーしな! これにておしまいだぜ!」

グズマ「疲れて…頭も上手く働かねえ… 俺様、てめえに何させようとしてたんだっけな…まぁいい、どうせどうでもいいようなことだぜ…」

田中五十郎重隆「そ、そう…だね(あれ…私の謝罪について…不問になっちゃった?)」

ゴールドシップ「…へへへっ、上手くいったみたいだな!」ヒソッ

田中五十郎重隆「…! ゴールドシップさん!? もしかして、私のためにわざとグズマを踊らせるよう…」

ゴールドシップ「あぁ、グズマが踊っちまったのは正直偶然だけど…そんな感じだぜ! ま、アタシがみんなと踊りたかっただけってのもあるがな!はははっ!!」

田中五十郎重隆「そ、それは…あ、ありがとうございます…」

ゴールドシップ「いいぜいいぜ、礼なんて …それにしても、あんたよぉ さっき言おうとしてた事だが…身体はもう少し大事にした方がいいぜ? 第一、まだ小さいんだしよ」

田中五十郎重隆「そ、そうですね! ご、ごめんなさい…(私…なんであんなことしようと…うぅ、つい焦って変な言葉が出ちゃった…)」

ゴールドシップ「はは、分かってくれりゃいいさ 謝る必要もねえ…アタシはただ楽しく踊っただけだしな! それに見ろ、あんたのことグズマもちゃんと認めてくれたみてえだぜ」

グズマ「…はん、よくわかんねーが疲れて面倒臭いしもう信じることにするぜ あんたは俺の事が本当に好き…そういうことだってな」

田中五十郎重隆「は…はい!(なんかよくわからないけど…う、上手くいった…のかな?)」
 ▼ 856 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/19 00:22:46 ID:nN0UJaa2 [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グズマ「踊り疲れて…何もやる気が出ねえ… これも全部あのクソ女が…」

さとり「あらあら、体力がないのですねぇ… あまり運動が得意でない私でもこんなに元気なのに…」

グズマ「てめえも元気なのが腹立つぜ… だが、俺と同じくやられちまったやつもいるみてえだな…」

チェリー「ゲホッ!ゲホゲホッ… ゲホッ…ゲホッ…うぅっ…!!」ヒューヒューゼェゼェ

田中五十郎重隆「ち、チェリーさん…だ、大丈夫ですか?」

チェリー「ちょっと、持病の喘息が…運動するとどうしてもね… ゲホッ、ゲホッ…」

田中五十郎重隆(喘息抱えてるのに…どうしてあんな激しい踊りしたんだろう)

チェリー「ぜぇぜぇ…つ、伝えなきゃいけないことも…あるのに… こんな時に…」

グズマ「ん、伝えてえこと…だと? …そういや、単なる恋する乙女の付き添いには見えねえな …なんだ、てめえはよ」

チェリー「ぜぇ…ぜぇ… そ、それは…ゲホゲホッ…ぐぶっ!!」ゲボォッ!!

さとり「あの様子じゃ説明するのは無理そうね 私が代わりに話すわ」

グズマ「…ちっ、またお前のお得意の"占い"か …構わねえけどよ」

さとり「そうねぇ… チェリーは自分の仲間であったジャックを止めてもらうべく…あなたに助けを求めに来たそうですよ」

グズマ「…あぁ? あいつの仲間なのに…止めるだと? どういうことだ?」

さとり「どうやら、手に入れた伝説の唐辛子に精神を飲み込まれ、暴走状態に陥ったみたいだわ この赤い霧もそれのせい…らしいですね」

グズマ「…この霧もあの野郎の仕業か …で、同じく伝説の食材を持ってる俺様に助けを求めたわけか…下らねえぜ」

チェリー「…!!」

グズマ「俺様は破壊が人の形をしたようなモンだ …誰かが助けを求めてきたからって助けるほどお人好しでも暇でもねえ …そういうことなら、あのクソ風船の所にでも行けよ」

チェリー「…」

さとり「待って、グズマ…彼女があなたに助けを求めた理由は伝説の食材以外にもあるようですよ …そうですね、>>857だったから…とでもあるそうです」

チェリー「…!?」

グズマ「…んだと?」


(今日はここまでです BGM:おんみょ〜んざ ゲッコウガ忍法帖)
 ▼ 857 バメ@グラスメモリ 21/06/19 00:24:06 ID:rsq.JtTU NGネーム登録 NGID登録 報告
おなかすいた
 ▼ 858 ンメル@むらさきのミツ 21/06/19 12:36:27 ID:tuqA0og. NGネーム登録 NGID登録 報告
 >о 'ω'o  川川  ⌒) うどんいかがンネ〜?
 /   o━ヽニニフ))
 しー-J

            
     ンネッ!? 川川川
 >o;'ω'oて   //
 /   o━ヽニニフ
 しー-J    彡


           デデーン
    >o;ω;o<
  c(,_U_U     三三三川
     ━ヽニニフ


            よしバレてないンネ
       クルッ 
          ミ>o'ω'´o<つ サッサ
         c( U川U彡川川
 ━ヽニニフ


         川川川  出来たンネ!
  >o'ω'o<つ\三三三三/
 ▼ 859 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/19 22:52:59 ID:nN0UJaa2 [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
さとり「待って、グズマ…彼女があなたに助けを求めた理由は…そうですね、おなかすいたから…だそうです」

グズマ「…んだと?」

チェリー「…どうしてお腹がすいているとわかったの」グギュゥゥ…

グズマ「クソッ、また的中させやがった… どうしてだ…?」

さとり「ふふふっ、私の占いは良く当たるんですよ(…正直適当に言っただけですが…まぁ、いいでしょう)」

ノブナガ「腹が減ってはイクサはできぬ… いかに魔王であろうと、家臣の食事情は見過ごしておけぬ…小僧、早よこの娘にうどんを作れぃ」

グズマ「あぁ!? 俺様がだと!? ふざけんじゃねえ…!!」

さとり「でも、腹が減ったからあなたに助けを求めたということでございますし… あなたが助けて差し上げるのが一番では?」

グズマ「…チッ、確かにそうだがよ… 材料も作る気力も体力もねえし…どうすりゃ…」

ゴールドシップ「それなら…いいもんがあるぜ! ほら、既に出来上がってるうどんだッ!」つうどん

グズマ「…おぉ、これは…うどんだな しかもかなりしっかりしてやがる…いつの間にこんなもん作ったんだ?」

ゴールドシップ「これか? アタシが作ったんじゃねえよ…貰ってきたんだ、この辺にいるデデンネからよ」

グズマ「デデンネ…だと?」

田中五十郎重隆「デデンネどころか…周りに誰もいないけど…」

チェリー「赤い湯気のせいで誰も近づけないのに…デデンネなんているわけないわ …でも、そのうどんは…」

ゴールドシップ「そりゃ、周り見てもいねえよ だってこれ、上のレスのヤツから貰ってきたんだぜ?」

グズマ「…は? 上のレス? 何言ってるんだ、てめえ」
 ▼ 860 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/19 23:10:44 ID:nN0UJaa2 [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴールドシップ「ん? わかんねーのか? 上見りゃわかるだろ、うどん作ってるデデンネがいるんだぜ?」

ノブナガ「…何を言っておるのだ、貴様は」

ゴールドシップ「これでも分かんねえのか? ほら、>>858だよ! はち、ごー、はち!!」

グズマ「…やっぱり、イカれてんのか…てめえ …何言ってるのかさっぱりだぜ」

ゴールドシップ「おいおい? アタシだけか? あれが見えてんの…」

さとり(…この子には何が見えているのでしょうか …まさか、うちの妹と同じような物が見えているのですかね)

チェリー「よくわからないけど…美味しそうなうどんね …ありがと」

ゴールドシップ「ま、信じようが信じまいが…うめえうどんなのには変わりねえからな! ほら、美味しく食べろよ!」

チェリー「シンプルだけど、中々美味しそうなうどんだわ …いただきます」ズルズルズル…

ゴールドシップ「…どうだ? 美味いのか?」

チェリー「…えぇ、カツオ節のようなお出汁がきいてて、麺もなかなかコシがあって食べ応えがあるいいおうどんね」

チェリー(…でも、少しじゃりじゃりする…もしかしてこれ、一度床に落とした?)

グズマ「…ふん、これで腹ごしらえも済んだだろ …ったく、これこそあの紫風船野郎に頼めって話だ …俺は助けにはいかねえよ」

チェリー「…そう、ね ジャックのことはもう…」

グズマ「ただ、止めるんじゃなくて…あいつをちょっとぐらいブッ壊していいってなら…協力してやっても構わねえ…」

チェリー「…!」
 ▼ 861 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/19 23:21:35 ID:nN0UJaa2 [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グズマ「俺様は前にあの野郎に散々な目に遭わされたことがある… あれも原因は紫風船野郎らしいが…直接ジャックの野郎を叩かねえと気が済まねえ」

チェリー「…」

グズマ「前んときはお互い伝説の食材は一つしかなかったが…今度は俺様は二つ…余裕でブッ壊せそうだ …俺様の怒りが収まらねえかぎり手加減なんざできねえが、それでもいいなら協力するぜ?」

チェリー「…お願い、するわ(もう後がない…それに、もうあの妖怪…さとりとの取引もしている …ここでこう言わないわけにはいかないわ)」

グズマ「へへっ…よし、そうと決まりゃさっそくお礼参りに行こうじゃねえか… ブッ壊したらついでに伝説の唐辛子も奪ってやらぁ…」

グズマ「レースには遅れるが、後々伝説の食材の力を使ってレースごとブッ壊せばいいだけだかんな… で、件のジャックは今どこにいるんだ?」

チェリー「…それは…わからないの」

グズマ「…ハァ!?」

田中五十郎重隆「第二ステージが始まった途端急に血走った目でどこかに飛び出していって…それで、行方がわからなくなったの」

チェリー「…今、私の仲間にジャックがどこにいったか調べさせているところなの …その子は他人の気を探知できるから…どこにいるかすぐにわかるわ …ただ」

グズマ「…ただ?」

チェリー「あの子、最近サボり癖があってすぐに寝ちゃうのよ …それに、起きてても周りのことを気にせず突っ走る傾向があって…」

グズマ「あぁ? んなろくでもねえやつに調べさせてるのか…特殊な力があろうが、んなヤツだったら探せるわけが…」

「チェリィィィィ!! 探したねぇぇぇぇッ!!」

グズマ「うぐぉぉぉっ!?」ドゴォォォッ!!

―グズマは突如、突進してきた何者かに吹き飛ばされる!!

田中五十郎重隆「きゃ、きゃあ!! な、何!?」
 ▼ 862 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/19 23:29:39 ID:nN0UJaa2 [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ノブナガ「此奴は…」

中華風の女「ごめーん! 遅刻しちゃったね〜〜〜!! ジャックの居場所、分かったよ〜!」

コジョンド「コジョ〜〜〜〜!!」

チェリー「メーリン、コジョンド… 良く無事ここまでたどり着けたわね 赤い霧は大丈夫だったの?」

メーリン「息止めてたら大丈夫だったね! いやぁ、これでようやくジャックも…おりょ? 私、誰か踏んでる?」

グズマ「て、てめえ…いきなり飛び出してきた上…俺様のことを踏んづけやがって… それにさっきの話…こいつがてめえの仲間なのか!? チェリー!!」

チェリー「えぇ、そうよ この子はうちの屋敷の門ば…じゃなくて、私の友人のメーリンよ」

メーリン「ニーハオ、よろしくね〜!!」

グズマ「よろしくって言うなら…まずその足をどけやがれ!! …重てえんだよ!!」

メーリン「ご、ごめんね…」オリオリ

グズマ「はぁ…はぁ… 話で聞いていたよりもロクでもねえぞ、こいつ… 本当にジャックの居場所を突き止めたのかよ…」

メーリン「それは本当ね! 気を探って…ちゃ〜んと、居場所探知したから! そ〜だね…ジャックはまたフワンテを追いかけてるみたいだよ!」

チェリー「フワンテ…あの男が言っていた職人ね …確かに、可能性はあるけどどうしてあそこまで執着するのかしら…ジャック」

メーリン「そこはわかんないけど…どうやら、ポケモンスタイルってところの地下から行ける白亜紀の世界で追いかけっこしてるみたいだよ〜」

グズマ「白亜紀? ポケモンスタイル? …てめえもわけわかんねえこといいやがって…ゴールドシップといい、今日はロクな女に会わねえぜ」

ゴールドシップ「アタシのことをロクな女じゃないって!? 失礼な!アタシには120億円の価値があるんだぞ!!」

グズマ「話が面倒臭くなりそうだから、入ってくるんじゃねえ!!」

チェリー「…確かに一瞬何言ってるかわからなかったけど…あなたが言うことなら、本当なのね …それで、メーリン…そこに行くためのルートは何か見つけたのかしら」

メーリン「それもばっちりね! この近くにある>>863を通ればポケモンスタイルに行けて…そこから降りれば白亜紀はすぐそこよ!!」

コジョンド「コジョッ♪」


(今日はここまでです メーリン…果たして何美鈴なんだ…?())
 ▼ 863 ニプッチ@ゴッドストーン 21/06/19 23:30:37 ID:lFnUUljw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フェルムスタジアムシコク地方出張所
 ▼ 864 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/21 00:02:01 ID:ooycXvNc [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メーリン「この近くにあるフェルムスタジアムシコク地方出張所を通ればすぐそこよ!!」

グズマ「フェルムスタジアム… 聞いた事あんな、確か遠い地方のポケモン武術大会が開かれる場所…」

さとり「この地方にも出張所があるなんてね」

メーリン「いやぁ、おもしろそうだったからつい参加しちゃったね〜 決勝戦は中々キツい相手だった優勝できて良かったよ〜」

チェリー「大会参加したの!? ジャックを追えって言ってるのに!? …しかも優勝してるの!?」

ゴールドシップ「あぁ、中々いい勝負だったぜ メーリン! あんなに素早い蹴り…アタシも初めて見たぜ!」

メーリン「そっちのドロップキックもなかなかだったよ! いやぁ、アレを受けられるのは私ぐらいだよ〜、そっちも決勝まで負け知らずだったみたいだし!」

グズマ「決勝って…ゴールドシップ、てめえも参加してたのか…それも、決勝まで…」

チェリー「と、いうかゴールドシップ…あなた、ポケモンを持ってるようには見えないけど…一体どんなポケモンで大会に参加したの?」

メーリン&ゴールドシップ「「いや、私たち本人が大会に出たんだけど」」

グズマ「…ハァ!?」

メーリン「そーだね…まぁ、まず話すけど私がうどんランの登録の時、選手欄と乗り物欄書き間違えて…コジョンド選手が私に乗る形になったのは知ってるね?」

コジョンド「コジョッ!」

メーリン「で、その旨を伝えたらコジョンドのパートナーポケモンとして参加する事ができたよ!」

ゴールドシップ「アタシは受付の人に、"アタシだってトレーナーがいるんだからポケモンだろうがァッ!!"」クワァッ!!

ゴールドシップ「…って熱弁したら選手登録を認めてくれたぜっ☆」

グズマ「嘘だろ!?」

ゴールドシップ「まぁ、決勝が終わって後はリーグマスターとの戦い…ってなった時に"お前らポケモンじゃねえだろ!"って言われて失格になっちまったけどな!」

メーリン「いやぁ、まさか最後の最後で失格になるなんてねー、予想外だったよ〜」

グズマ「当たり前だろ!? と、いうかそれまで誰も何も言わなかったのか!?」

メーリン「観客も誰も何も言わずに、静かに"俺たちは何を見せられているんだ…"って息を飲んで試合を見てたよ〜」

ゴールドシップ「へへっ、アタシ達のあまりにも高速な蹴り合いに目が追いつかなかったんだろうな!」

グズマ「いや、そういう意味じゃねーよ!! そりゃ観客もんなこと言うだろーよ! だって、ポケモンの大会なのにどっからどう見ても人間二人が蹴り合ってるんだしよ!!」

メーリン「私、妖怪ね」

ゴールドシップ「アタシ、ウマ娘だぜ」

グズマ「そういう事じゃねーよ!! と、いうかてめえらやっぱり人間じゃねーのか!!」
 ▼ 865 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/21 00:11:15 ID:ooycXvNc [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グズマ「…はぁ、まともな人間じゃねえしロクでもねえことしか言わねえし…挙げ句の果てにはレース中に自分でポケモン大会参加か…こんなやつ連れて行って平気なのか?」

チェリー「実力や能力は確かよ 彼女がいれば無事、ジャックの居場所に辿り着けるわ」

グズマ「…まぁ、それなら構わねえんだがな …俺様からすりゃ、あの野郎の泣きっ面拝んで伝説の食材を奪い取れりゃ満足ってもんだからなあ…」

さとり「とはいうものの、どうしてこのような洞窟の中…それも、異界の古戦場などに武術大会の出張所が?」

ゴールドシップ「さぁな、ここまでたどり着ける強えポケモンじゃないと出場できないとかそういうんじゃね?」

ノブナガ「ガチポケが集う洞窟であるこの地であれば…ありうる話ではあるな」

メーリン「ま、大会がどーとか興味ないね! 私達が楽しめたんだし!」

コジョンド「コジョジョッ!」

グズマ「…妙に怪しい大会だが…てめえら、参加するときに何かされてねえよな…?」

ゴールドシップ「何かって…何もなかったぜ?」

メーリン「強いて言うなら…大会開始前に>>866されたことぐらいかな〜 まぁ、他の選手も同じことされてたから特に関係ないかもだけど!」

グズマ「…おい、それ本当か?」


(今日はここまでです ゴルシちゃんキック …主人公達の出番はもう少しお待ちください)
 ▼ 866 シコ@1ごうしつのカギ 21/06/21 00:12:00 ID:HAl.nZZw NGネーム登録 NGID登録 報告
MO手術
 ▼ 867 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/21 23:58:07 ID:ooycXvNc [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません…)
 ▼ 868 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/22 23:04:43 ID:zz4c6OG2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メーリン「強いて言うなら…大会開始前になんか…MO手術…って変な手術されたことぐらいかな〜」

グズマ「…MO…手術? なんだそりゃ?」

チェリー「…手術…嫌な予感がするわ」

ゴールドシップ「確かになぁ…アタシもなんも身体悪くねえのに急に手術だって言われて…ビックリしちまったぜ」

メーリン「でも、私達以外のポケモンもみんな受けてたし… 身体にもな〜んにも異常ないね!!」

ゴールドシップ「強いて言うなら、大会に出るまであった肩こりがブッ飛んだぐれーだぜ」

グズマ「本当かよ…明らかに色々うさんくせーのによ」

メーリン「まー、なんか私達以外の手術受けたポケモンはほとんど試合中に泡吹いて倒れちゃったけどね」

グズマ「やべーやつじゃねーか! やっぱりとんでもねえ代物だろその手術!!」

ゴールドシップ「そうか? アタシたちにはなんも異常ねーし…むしろ元気になってるぐらいだけどなぁ…」

メーリン「そういや、術後の経過に…って特別な粉薬みたいなのもらったね」つ粉薬

ゴールドシップ「あぁ、アタシも湿布みてえなもん貰ったぜ これぞ、アタシ専用のゴールド湿布…なんちゃってな!」

グズマ「…」

ゴールドシップ「…おっといけねえ、会長から継承した因子が出ちまったぜ」
 ▼ 869 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/22 23:11:06 ID:zz4c6OG2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
さとり「…今のダジャレについての審議はともかく…実に怪しい手術ですね …術後の経過として妙な薬…それも人によって違う物を渡すなんて」

ゴールドシップ「そう言われてもなあ…アタシにだってよくわかんねーんだよ 麻酔されて目ェ閉じたら手術終わっちまってるんだしよぉ…」

グズマ「そりゃそうだよな…普通麻酔とかされりゃ意識ねえしなんもわからねえか…」

ゴールドシップ「ただ、意識失う前になんか医者が30%がどうとか、ポケモンの遺伝子がどうかわけの分かんねえこと言ってたな…」

チェリー「ポケモンの遺伝子…手術…なんだか、嫌な予感がするわ あなた達、その薬できるだけ使わないようにね」

ゴールドシップ「分かってるぜ! 第一、5枚しか貰ってねえからそんなに使えねえしな!」

メーリン「私も5服しか貰ってないね! わかった、気を付ける」

チェリー「…良かったわ」

ゴールドシップ「あー、でも マックイーンのヤツに踏まれた腰の辺りが今でも痛むことあっから使っちまう…かもなー」

チェリー「えぇ…」

グズマ「腰の辺りを踏まれるって…何やってるんだよてめえ…」

ゴールドシップ「そりゃ、特訓に決まってんだろ アタシ達ウマ娘は速く走るために必死に色々やってんだぜ! アタシの場合は囲碁とかトランプタワーとかルービックキューブとか色々やってるんだぜ!」

グズマ「…全部早さに関係ねえだろ、それ」

ゴールドシップ「ともかく、たまに腰が痛むんだぜー あいつの蹄鉄、結構食い込んだからなぁ…って、んなこと話してたらまた痛くなってきたぜ…痛てて…」

さとり「あらあら、大丈夫ですかねぇ…」

ゴールドシップ「大丈夫じゃねーよ…結構ズキズキするぜ… あぁ、もう我慢できねえ! ゴールド湿布を使うしかねえ!!」

チェリー「待って! その湿布、嫌な予感が…!!」

ゴールドシップ「アタシはやるといったらやるウマ娘なんだぜッ! もう貼るしかねぇぇぇぇぇッ!!」ペタァァァァッ!

―ゴールドシップはゴールド湿布を貼ってしまう!!

さとり「…あっ」

ゴールドシップ「ふぅ…痛みが引いていくぜ〜… 全く、ここまで痛み続けるとは予想外だぜ…それにしても、効き目いいなこの湿布…んん?」

田中五十郎重隆「ひ、ひぃぃぃっ!? ゴールドシップ…し、湿布を貼ったところから段々身体が…へ、変な感じに!!」

ゴールドシップ「変な感じ…? 確かに妙〜な感じはすっけど…って、なんじゃこりゃあ!? アタシの身体…>>870(ポケモン限定)みたいになっていくぞ!?」

(今日はここまでです (・×・)<私のこと…忘れてないフワ?)
 ▼ 870 ゲンダイナ@マーシャドーZ 21/06/22 23:17:14 ID:deIUhZNY NGネーム登録 NGID登録 報告
そのレス番号のポケモン
 ▼ 871 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/23 23:46:44 ID:SoKQH7Y. [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
田中五十郎重隆「ひ、ひぃぃぃっ!? ゴールドシップ…し、湿布を貼ったところがなんか…膨らんで…きゃぁぁぁぁっ!」

ゴールドシップ「変な感じ…? 確かに妙〜な感じはすっけど…って、んん?」ボコッ

ゴールドシップ?「…あれ? 目の前にすっげぇ美人がいるぜ? こんな奴、さっきまで側にいたかな?」

ゴールドシップ「アタシのことを美人だって? おぉ、ありがとな! …しっかし、お前もなかなかの美人だぜ? まるでアタシみたいに…っていうかこれアタシじゃねえか!?」

ゴールドシップ?「ほ、本当だ…あ、アタシが目の前にいるぜッ!!」

ゴールドシップ?B「なんてこった! アタシがいる!!」

ゴールドシップ?C「アタシもいるじゃねえか!!」

ゴールドシップ?D「信じられねえ…アタシが二人なんて…んん? 二人…どころじゃねえ!?」

ゴールドシップ?E「あ、アタシが…い、いっぱいいるぞッ!?」

ゴールドシップ達「「「「「「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁッ!!!」」」」」」

―なんと、ゴールドシップが合計6人に増えてしまった!!

さとり「おやおや、これがMO手術の結果とやら…ですかねぇ」

グズマ「うるせえ奴が増えちまった…」

田中五十郎重隆「この人が増えるの…結構色々辛いんだけど…」

ゴールドシップ「なんだよー、ゴルシちゃんがいっぱいいるのに喜ばねえのかー?」

ゴールドシップ?「アタシがこんなにいるんだぜ?」

ゴールドシップ?B「一人ぐらい持って帰りたーい♥ とか言って良いんだぜ?」

グズマ「絶対にいらねえ」
 ▼ 872 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/23 23:53:31 ID:SoKQH7Y. [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
チェリー「それにしても、驚いたわね… 何かヤバい手術だとは思ってたけど…まさか増殖するなんて…」

さとり「ポケモンの遺伝子…などと言っていましたが6人に増えたという事は大方タイレーツの遺伝子でも注入されたのでしょう」

メーリン「私も薬飲んだら増えちゃうのかなー? 面白そうだしちょっと飲んで…」

グズマ「これ以上状況をややこしくすんな! …ただでさえあいつが増えただけでヤバいのによ」

ゴールドシップ「それにしても…別のアタシ…とかじゃ呼びづらいよな かといって名前で呼ぼうにも、全員ゴールドシップだからなぁ…」

ガールドシップ「えっ?ゴールドシップ? アタシは違うぜ、ガールドシップって言うんだ」A

ギールドシップ「アタシも違うぜ アタシはギールドシップ!」B

グールドシップ「ピスピース! ウマ娘界のトップアイドル(自称)、グルシちゃんことグールドシップだよ〜!」C

ゲールドシップ「おっす! オラゲールドシップっつぅんだぜ!」D

ゴールドシップ「そして、みんなご存知…いつものゴルシちゃんがアタシだぜ〜!」ホンニン

グズマ「なるほど…ガギグゲゴ…か しかし、それだと一人余ってるが…そいつの名前は…」

上田瞳「アタシ? 上田瞳って言うんだぜ」E

グズマ「中の人じゃねーかよッ!!」

チェリー「…何故かしら、その名前…私も聞き覚えがあるような…声に関係する何かなような …むきゅぅ…思い出せない」
 ▼ 873 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/23 23:58:06 ID:SoKQH7Y. [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コールドシップ「思い出せないんなら、それはそれでいーんじゃねーか? それと、さっきのは嘘だぜ アタシの本当の名前はコールドシップ! よろしく頼むぜ!」ホントウノE

ノブナガ「コとゴで…紛らわしい名であるな」

グズマ「名前もそうだが…全員見た目も全然変わらねえせいで紛らわしいぜ」

ゴールドシップ「ま、区別付かなくても問題ねーだろ 全員アタシだし」

ガールドシップ「そうだよな! だって、アタシだしよ!」

ギールドシップ「しかし…これだけ増えたのなら木魚セッションできそうじゃねーか!? みんなでやろーぜ!!」ポクポク

グールドシップ「どうせだし、木魚だけじゃなくてマンドリンも使おうぜー!!」ボロロン

ゲールドシップ「ギロ使う?」ジーコッジーコッ

コールドシップ「こんな事もあろうかとボンゴ練習してて良かったぜ…へへっ…」ドコドコ

ゴールドシップ「おぉ? いい叩き具合だな…アタシも負けてられないぜ! ドラミングで勝負だ!! ウホッウホウホ…ウッホホホホーッ!!」ドカドカドカドカッ!

グズマ「あぁ、もう! お前らうるせぇッッ!!」

田中五十郎重隆(地獄絵図ってこのことを言うのね…)
 ▼ 874 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/24 00:16:03 ID:wsxQ4e4s [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
チェリー「なんとかして、戻せないのかしら…」

ゴールドシップ「まだセッションとか楽しんでる途中なのにもう戻れだって? アタシはそんなの嫌だぜ!!」

ガールドシップ「ま、第一戻り方わかんねーんだけどな!」

グズマ「…クソ、マジかよ …こんなクソうるせえウマ娘を連れていかなきゃなんねーのか」

ギールドシップ「アタシが改造されたフェルムスタジアムに向かえばなんかわかるんじゃねーのか?」

グールドシップ「おぉ、それがいいな 第一、あんたらの目的もそっちの方に行くことなんだろ?」

ゲールドシップ「ジャッカル…じゃなくて、ジャックってヤツを倒しに行くのに通らなきゃなんねーんだよな? なら、丁度良いじゃねえか!」

コールドシップ「アタシを元に戻して…そして、ジャックを追いに行こうぜ!」

グズマ「…ケッ、仕方ねえな …まぁ、ジャックをボコり行ける上にクソウマ娘を元に戻せる…悪いことは全くねえか」

ゴールドシップ「さっきからよー、クソウマ娘ってなんだよ! アタシは立派なトップアイドルなんだぜ! 特に今のアタシはGRS6(ゴールーシーシックス)なんだからな!」

グズマ「AKB見たいに言うんじゃねえよ… ったく、こんな奴が6人いたんじゃいくら命があっても足りねえ…さっさとフェルムスタジアムで元に戻す方法探さねえとな」

メーリン「そういえばー…なんか、手術してるとき… 戻るための方法とかなんかそんな事をお医者さんが耳にしてたの、覚えてるねー」

グズマ「…へぇ、そうか なら、そいつがわかれば元に戻す方法がわかるわけか」

メーリン「ただね…私も麻酔されてたし… あんまり覚えてないんだけど…>>875がどうとかいってたねー」

グズマ「>>875? それが元に戻す方法なのか? …よくわからねえな、フェルムスタジアムについたらそれについて調べてみるか」


(今日はここまでです ライスシャワーもメジロマックイーンも量産されるんだ そりゃ、ゴルシも増える)
 ▼ 875 チート@ビスナのみ 21/06/24 00:17:50 ID:OPdQbyRw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミツナリ(ポケナガ)のキリキザンの攻撃を当てる
 ▼ 876 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/24 23:59:04 ID:wsxQ4e4s [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません…)
 ▼ 877 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/26 00:46:24 ID:N4DUluwk [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メーリン「ただね…私も麻酔されてたし… あんまり覚えてないんだけど…ミツナリとかキリキザンがどうとかいってたねー」

グズマ「ミツナリ…キリキザン…? なんだそりゃ…?」

ノブナガ「…ほう、キリキザンにミツナリ…か 是非も無し…」

グズマ「ん、おっさん…知ってるのか?」

ノブナガ「ヒデヨシというブショーに育てられた少年の事…ぞ 彼奴が関わっておるとは…」

さとり「石田三成…豊臣秀吉の子飼いの三将の一人ですね …井伊直政やノブナガさんがいるのでまさかとは思いましたが…彼までここに来ていたとは」

グズマ「ブショー…ミツナリ… …意味わかんねえな…俺ぁ歴史は苦手なんだ」

ゴールドシップ「お、気が合うじゃねえか! アタシもそんな好きじゃねーぜ!」

グズマ「…クソッ、一番気が合いたくねえやつと合っちまった…このクソウマ娘をどうにかすっためにも…とっととそのミツナリとかいう野郎を探さねえとな…」

チェリー「…むきゅ、ミツナリを追うのもいいけど…ジャックのことも忘れないでね」

グズマ「忘れるわけねえぜ、あの野郎には随分やられたからよお… ただ、そこのそいつをどうにかしねえとあの野郎への復讐に集中できねえ… だから、まずはフェルムスタジアムでミツナリの野郎に繋がるヒントを探すぜ」

ゴールドシップ「そうと決まりゃ、さっさといこーぜ! フェルムスタジアムによぉ! …えーと、方角は…確かあっちだな! 行くぜ行くぜ行くぜぇぇぇぇぇ!!」ドタドタドタ

ゴールドシップ達「「「「「うぉぉぉぉぉぉぉーーーーーッ! あたし達もタイチョーに続けぇぇぇぇぇぇッ!!」」」」」ドスドスドスドス

グズマ「てめぇら、うるせえ!! …それもいきなり先に行きやがって…」

メーリン「…と、いうかあれ…フェルムスタジアムとは思いっきり逆方向ねー スタジアムがあるのはこっちの方ねー」

グズマ「あぁ!? …嘘だろ、あのウマ娘ども…!! おい、ゴールドシップ!止まれ!! 道間違えてんぞ!! …って、あんな遠くまで行かちゃ聞こえねえか…仕方ねえ、グソクムシャ!行くぞッ!!」

グソクムシャ「ムゥ…シャア!!」

さとり「…仕方ありませんねぇ、私たちも向かいましょうか」

チェリー「…えぇ」

田中五十郎重隆「はぁ、また色々面倒なことに巻き込まれた気がする… 先輩…みんな…早く助けに来て…」

ーグズマたちは別方向に勝手に突っ走るゴールドシップ軍団を急いで追いかける…

????「…オレをさがす? ふざけたことをするな、オレはすでにここにいるのだよ」

ーそんな彼らの姿を無愛想な少年が見つめていた…
 ▼ 878 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/26 01:01:28 ID:N4DUluwk [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーこの少年こそがゴールドシップやメーリンが受けたMO手術に関係すると思われるブショー…ミツナリであった

ミツナリ「…しかし、あのイシャたちも余計なことをいってくれたのだな …オレたちのことを喋ってしまうとは」

キリキザン「…キザン!」

ミツナリ「お前もわかってくれるか、キリキザン …そうなのだよ、こちらの存在が知られてはオレの策も台無しとなるのだよ」

キリキザン「…キザ?」

ミツナリ「…オレは別にそこまでこの策をしたいというわけではないが…オレの知恵を貸してもらいたいと願う奴がいたのだよ …そこにいるオマエのことだよ」

>>879「…気付いていたのか、ミツナリ」

ミツナリ「気付くもなにも、オレに協力を求めた時からずっと追っていなかったか? …これで気付かない方が不思議なのだよ」


(今日はここまでです フワンテたちの出番がないのはもうちょっとだけ続くんじゃ)
 ▼ 879 ゾノクサ@おさそいメール 21/06/26 01:02:32 ID:pVKsb8es NGネーム登録 NGID登録 報告
シンリ
 ▼ 880 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/26 23:56:33 ID:N4DUluwk [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません…)
 ▼ 881 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/27 11:49:59 ID:hZYw./kc [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(ひるのぶー wiki見るとなんか色々あったらしいですし、そのままではsageとか不安なので…キャバァーン!)


「…ふん、気付いていたのか」

ミツナリ「気づいてたも何も、ずっと君はオレのことを…!?」

フジキド・シンリ「ドーモ、ミツナリ=サン ゼットスレイヤーこと、フジキド・シンリです」

ー声がした方を振り返ると…そこにいたのは”Z 殺”と書かれた面頬を身につけた、ミツナリの2倍ほどの身長を持つ大男であった

ミツナリ「き、キミが…本当にシンリなのかい…?」

F・シンリ「…何を驚いているのだ」

ミツナリ「いや…普通こんなの見たら驚くのだよ… ちょっと見ていないうちにすごい変わりようだし…それになんだその格好は…に、忍者?」

F・シンリ「別にニンジャでも構わないだろう…オーカサスは設定画が存在するが、俺には設定画はない… つまり、俺の見た目が大男のニンジャでもおかしくない、いいね?」

ミツナリ「アッハイ…となるか! …まったく意味がわからないのだよ」

F・シンリ「俺に協力してくれた君なら、俺の考えを理解してくれると思ったが…残念だ」

ミツナリ「…わかるわけないし、わかりたくもないのだよ」

F・シンリ「…ふん、まぁいい 俺は最終的にガラクタを全部壊せればいいのだからな」

ミツナリ「ガラクタ? 前、キミに会った時もそんなことを言っていたが…そのガラクタとはなんなのだ?」

F・シンリ「Zリングのことだ…あのガラクタをこの世から根絶するまで俺の戦いは終わらない…」

ミツナリ「Zリング…アローラ地方の秘儀を使うための道具…か」

F・シンリ「そうだ、故にZ使いの奴らを殺す為俺は強靭な肉体と力を持つゼットスレイヤーになった… Z使い、死すべし…」

ミツナリ「殺す…だと?」

F・シンリ「あぁ、俺の指示とこいつのピラミッドホーン・カラテが合わさればいかなるZリングも壊し、Z使いを殺すことができる…Z使い、一人残らず殺すべし…」

オーカサス「カサァァァァス!」

ミツナリ「…ふん、どうやらキミは随分野蛮な思考を持っているみたいだな …まぁ、オレの知恵を頼ってくれるのであれば何も言わないが」

F・シンリ「それぐらいの関係の方がむしろ良い …俺は孤独にZ使いを狩り続けるゼットスレイヤーだ…Z技、滅ぶべし…」
 ▼ 882 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/27 11:58:52 ID:hZYw./kc [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミツナリ「相当な殺意を持っているようだな  しかし、そこまでの殺意となかなかの強さを持っているのに…どうしてオレの助けを求めたんだ?」

F・シンリ「…暗黒メガコーポ”プラズマ団”に立ち向かう為だ」

ミツナリ「プラズマ団…イッシュ地方で生まれ、ここ最近シコク地方でも暴れ出した悪の組織のことか…」

ミツナリ「数千人の構成員に高い科学力で生み出された兵器の数々… さらには近年では生体兵器を生み出したという噂も流れている…そんな組織になぜ…」

F・シンリ「あの組織にはスイレンやカキ…殺すべきZ使いが所属している …故にプラズマ団も滅ぶべし」

ミツナリ「…なるほど、だからプラズマ団が憎いのか …そして、彼らの力に対抗する為にMO手術を僕の協力で完成させた…と」

F・シンリ「あぁ、そうだ …そして、彼奴らを滅ぼすため、俺はMO手術を自分自身で試し…ゼットスレイヤーになった」

ミツナリ「えっ、このすごい体になったのオレのせいなのか!?」

F・シンリ「そうだ…俺とオーカサスはお前に頼んで完成させたMO手術で>>882(ポケモン)の力を手に入れ…究極のZ殺しへと変貌したのだ」ムキッ

ミツナリ(…頼まれたからとはいえ、とんでもないものを完成させてしまったのだよ)


(昼の部はここまでです アイエエエエエ!?シンリ!?シンリナンデニンジャ!?)
 ▼ 883 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/27 12:02:48 ID:hZYw./kc [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>882
F・シンリ「バカな…この俺が安価を違えるだと…ありえん! くっ、Z使いどもめ…卑劣な真似を…!」

ミツナリ(それはただ、キミが安価を間違えただけじゃないのか? …再安価下なのだよ)
 ▼ 884 タフリー@カセキのサカナ 21/06/27 12:03:30 ID:A.zc6qjY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アルセウス(虫タイプ)
 ▼ 885 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/27 23:12:37 ID:2ZMAGeXA [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
F・シンリ「俺とオーカサスはお前に頼んで完成させたMO手術でむしタイプとなったアルセウスの力を手に入れ、究極のZ殺しに変貌したのだ」

ミツナリ「な、何!? アルセウス…だと!?」

ミツナリ(バカな…あの世界を創造した幻のポケモンの力を…だと!? かつて、その力を手にしたのはランセ地方を統一した彼奴など限られた者だけだぞ…!?)

F・シンリ「さぁ…俺の力を見せてやる…ふんっ!!」クスリパクッ

ミツナリ「ぐっ…す、凄まじい力を…感じるのだよ…ッ!」

キリキザン「キザッ…!!」

ミツナリ「キリキザンもこの力に…何かを感じているのか!? くっ…このままでは吹き飛…うわぁぁぁぁっ!!」

F・シンリ「イヤ――――――――――――ッ!!」ゴゴゴ…

―シンリは凄まじい衝撃波と共にその真の姿を現す…

ミツナリ「こ、これが…」

キリキザン「キザン…ッ!(アルセウスの…力…!!)」

F・シンリ「どうだ、これが俺の力だッ!!」バァーーン!!

ミツナリ「…おう」

―ミツナリは困惑していた…

―何故なら、アルセウスの力だとシンリが自信満々に胸を貼るその姿は…あまりにも粗末なものであったからだ

―ダンボールのようなもので出来たアルセウスの背の光輪…明らかにゴム手袋や長靴を改造した黄色い手足…

―挙げ句の果てには額にはりついた たまむしプレートが絶妙なだささを演出していた

ミツナリ(こ、これは…この力は…明らかに偽物なのだよッ!!)

F・シンリ「フッ…どうだ! 俺の圧倒的な力と美しさに声も出ないか…!」

ミツナリ(出ないよ…こんなダサくてボロいんだから… と、いうか気付いてないのか…)

F・シンリ「はははっ! …これで俺はZ使いを殺すための究極の力を手にした! Z使い…死すべし!死すべし!」

ミツナリ(絶対殺せないのだよ… と、いうかこの力じゃZ使いどころかキャタピーすら殺せないのだよ…)
 ▼ 886 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/27 23:27:28 ID:2ZMAGeXA [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
F・シンリ「ふふふっ…幻のポケモンの力を手にした今の俺はまさに最強のゼットスレイヤー… この力ならば、この世のZ使いとZリングを根絶できる…ッ!!」

ミツナリ(…できないのだよ、すごくしょぼいのだよ …しかし、こんなことにオレの知恵が使われるようなことが…ん、待てよ…?)

ミツナリ「そういえば、シンリ MO手術にはポケモンの遺伝子が必要なのだが…その遺伝子はどこから見つけたのだ?」

F・シンリ「遺伝子…か とある2匹のポケモンに譲って貰ったのだ」

ミツナリ「2匹の…ポケモン?」

F・シンリ「あぁ、プラズマ団に恨みを持つポケモンで…MO手術のことや憎きZ使いのいるプラズマ団の事も彼らに教わった」

ミツナリ「…プラズマ団に恨みを持つポケモンか…一体どのような…」

????「ハーハハハハハッ!!」

ミツナリ「…!? 誰だ!?な、何者だ!!」

????「なんだかんだと聞かれたら…」

?????「答えてあげるが…世の情けじゃないけど答えてやる」

????「世界の破壊を防ぐため…とかそういうのは面倒臭いからスルーっス!」

?????「そこも重要だろ…口上の一部なんだしさ …まぁ、愛と真実の悪を貫く!」

????「ラブリーチャーミーな秘密結社」

エンペルト「エンペルト!」

ゴロンダ「ゴロンダ!!」

エンペルト「そこら辺を駆ける ヤルミナティの二人には」

ゴロンダ「ホワイトホール! 白い明日が待ってるっス!!」

ミツナリ「…」

ゴロンダ「よーし! 言えたっス!! くっくっくっ…みなさん…久しぶりっスね!!」

エンペルト「久しぶりって…あの子供とは初対面だろ …あと、あんな口上とかするからドンビキしてるぞ」

ゴロンダ「な、何ィ!? こんなキュートなパンダちゃんに…ドンビキしちゃうんスか!?」

ミツナリ「キュートって…鏡で顔を早く見てくるのだよ」

ゴロンダ「見てもキュートな俺しか映らないっス!!」

ミツナリ(手遅れか…)
 ▼ 887 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/27 23:47:14 ID:2ZMAGeXA [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
F・シンリ「…ふん、お前らも来ていたのか エンペルト、ゴロンダ…」

ゴロンダ「その姿…どうやら、MO手術は無事完成したみたいっスね!!」

エンペルト「どう見ても失敗だろ …もしくはお前が渡したアルセウスの遺伝子とやらが間違ってるかどうかだ」

ゴロンダ「間違ってるわけなんてないっスよ! あの卵みたいな行商が"これはアルセウスのまつげダヨォ…これを売ってるボクが言うんだから間違いないヨォ!"って言ってたから問題ないはずっス!!」

ミツナリ(絶対詐欺なのだよ…それ…)

エンペルト「明らかに胡散臭いし…どう考えてもお前が悪いだろ、ありゃ …実際MO手術は実験体の何匹かで成功例が出てるんだ」

ゴロンダ「フェルムスタジアムでの偽大会…っスか? 人間が参加したのは予想外だったっスけど…良いデータが取れて良かったっス!」

エンペルト「あぁ、我らヤルミナティの新たな戦力として役立つだろうな」

ミツナリ「…さっきからお前ら…ヤルミナティとは何なんだ?」

ゴロンダ「…あれぇ? シンリくん…ヤルミナティのこと言ってなかったんスか?」

F・シンリ「ふん、俺にはそんな主義や集団のことを覚える気はないのでな …俺が覚えるのはZ使いへの殺意と、奴らを殺すための手段だけだ Z使い…死すべし」

エンペルト「あ、相変わらず怖えよこいつ…」

ゴロンダ「まぁ、シンリくんが紹介してくれなかったみたいっスから、俺らが説明するっス!」

エンペルト「ヤルミナティとは秘密結社…いや、今ではプラズマ団へのレジスタンス集団だ」

ミツナリ「プラズマ団へのレジスタンス…? そんなものがいるのか…だが、やつらが大々的に活動してる地方でそんなことしたら、すぐに嗅ぎつけてくるのでは…」

ゴロンダ「いや、それについては…その… 今日急遽結成したからまだ気付かれてないんス」

ミツナリ「…は?」

エンペルト「俺達は元々会社員として働いていたが、会社が倒産し…居所を見失ったところをプラズマ団に拾われた」

ゴロンダ「だけど、そこでの扱いは悪すぎるの一言で… しかも、任務の対象が凄く強くてヤクゼンやら妙な能力やらを一杯食らって…挙げ句の果てには仲間のロボにも襲われて…うぅっ…」

エンペルト「そうして、任務の途中にひっそりと抜け出して…このレジスタンス組織 ヤルミナティを結成したのだ」

ゴロンダ「プラズマ団に復讐するのが俺達の目的っス! でも、俺達だけじゃダメだから…プラズマ団から盗んだポケモンと人間を融合する研究のデータや内部情報をシンリに提供して仲間を増やしたんス!」

ミツナリ「プラズマ団から情報を盗むとか…お前ら意外と有能なのだよ…」

エンペルト「ゴロンダのやつがドジ踏まなきゃもう少し完全なデータを持ち逃げできたのだがな…」

ゴロンダ「お、お前! …くぅっ、事実だから何も言えないっス」

エンペルト「以前からシンリはZ技を憎んでいることで知られていたからな…プラズマ団にその使い手がいると知れば協力してくれるだろうと思って話をつけた」

ゴロンダ「でも、そんな情報だけじゃ仲間になってくれないかと思って…これも用意したんス! そう、>>888っス!!」

ミツナリ「な、何!? >>888だと!?」


(今日はここまでです 久しぶりの登場)
 ▼ 888 コガシラ@シールぶくろ 21/06/27 23:48:41 ID:9kYg0s1w NGネーム登録 NGID登録 報告
ヘルガナイト
(無理矢理メガシンカして体が溶けかける)
 ▼ 889 ラオラ@ゼニガメじょうろ 21/06/28 01:42:52 ID:aCrYaOP6 NGネーム登録 NGID登録 報告
マジレスするとシンリのイラストはある
 ▼ 890 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/29 00:09:23 ID:pPWYRMzQ [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません…)
 ▼ 891 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/29 23:22:08 ID:pPWYRMzQ [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>889
(な、何ッ!? …調べても出て来ないからないと思ったのですが…ヤバい、シンリエアプなのがバレてしまう…)

F・シンリ「…ふん、俺は新たな力を手にしたのだ 見た目が変わってもおかしくない」


ゴロンダ「これも用意したんス! そう、ヘルガナイトっス!!」

ミツナリ「な、何!? ヘルガナイトだと!? …カロス地方の秘技であるメガシンカに使う道具…しかし、シンリ…キミはZクリスタルのような秘技に使う道具は好まないのでは…?」

F・シンリ「俺が嫌うのはZ技だけだ …Z技、死すべし」

ミツナリ「そ、そうかい…」

エンペルト「しかし、ゴロンダ…お前がそんなものを持っていたとは…驚きだな、どこで手に入れたんだ?」

ゴロンダ「あぁ、それっスか? さっき言った行商人から有り金はたいて買ったんスよ、良い買い物だったっス!」

エンペルト「…大丈夫か、それ」

ゴロンダ「だ、大丈夫なはずっス! とりあえず…それを使えば更なる力が得られるはずだと思ったんスよ!」

F・シンリ「実際、メガシンカの力は魅力的だったからな まだ使っていないが…メガヘルガーの力、取り入れてみるか」

エンペルト「…彼が手に入れた力はヘルガーではなくアルセウス(?)の力だが…大丈夫なのか?」

ゴロンダ「それは大丈夫っス! MO手術にはどんな生物の遺伝子を取り入れても大丈夫なベースの遺伝子を先に入れてからやるんで…なんやかんやで平気っス!!」

ミツナリ「なんやかんやって…自分で完成させておいてなんだが…この手術は色々と不安と謎が多いのだよ」
 ▼ 892 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/29 23:29:24 ID:pPWYRMzQ [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
F・シンリ「ふん、何があろうと俺は死なない…Z技をこの世から淘汰するその時までな …試してみるか、ふんっ!!」

―シンリはヘルガナイトを口に含んで…飲み込んだ!

ミツナリ「そ、そう使う物なのか!? …しかし…どうなるかまったくわからないぞ…手術を受けた対象がメガシンカするなど想定していないからな…」

エンペルト「それに、このメガストーンもかなり怪しい物だ…果たしてどうなるか…」

F・シンリ「う…うぉぉ…身体が熱い…力が…みなぎる…うぉっ…うぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

ミツナリ「こ、この反応は…まさか、本当にメガシンカを…!!」

F・シンリ「うぉぉぉぉっ!! …うぉっ…うぼっ…ばっ…ぐがぁっ…」ビクッ

―突如、シンリは身体を痙攣させる…

ミツナリ「…!? シンリ!? …くっ、実験では起こらなかった反応だ…今すぐヘルガナイトを吐き出せッ!!」

F・シンリ「あ、あごっ…ぐぇっ… か、身体が…崩…れ…」ドロッ…

エンペルト「…お、おいッ! なんてものを飲ませてしまったんだ!ゴロンダッ!!」

ゴロンダ「お、俺はただ、彼を強く…う、うぅぅっ! こ、これはヤバいっス!」

F・シンリ「それに…頭も…痛…俺が俺じゃ…なくな… あぐ…ぎぎぎ…ぐげっ…ぎぶぼァっっ…」グチュ…グチュ…

―徐々にシンリの身体は崩れ落ちていく…

ミツナリ「ま、マズい…! き、緊急解除だッ!! キリキザン!!シンリを切り裂いてMO手術の影響を抜けさせたまえッ!!」

キリキザン「…キザンッ!!」

ミツナリ(オレが完成させたMO手術には何らかの事故があったときのため…いざというときはキルスイッチとしてキリキザンの斬撃を受ければ解除される仕組みになっている)

キリキザン「キザァァァンッ!!」ジャキンッ!!

―キリキザンは崩れ落ちるシンリの身体を元に戻すため、斬りかかろうとするが…

F・シンリ「うぅぅぅ…ゥゥァアァァァァァッ!!」ブチャァッ!!

キリキザン「キザッ!?」バァンッ!!

―ドロドロになりつつある腕を振り回し、シンリはキリキザンを弾き飛ばした!!

ミツナリ「キリキザンッ!? …くっ、なんというパワーだ…それに理性を失っている…!!」
 ▼ 893 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/06/29 23:36:11 ID:pPWYRMzQ [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
F・シンリ「ウ、ウァッ…ウァァッ… アァァァァッ!!」ブキッ…ブチュルル…ガギッ…

―シンリのドロドロになった身体が徐々に別の形に固まっていく…

―歪んだ鋭い角に、赤い爪を持つ強靱な黒い手足…頑丈な白い外骨格を持つその姿はまるで人とヘルガーのグロテスクな融合体のように見えた

ゴロンダ「あれは…確か、プラズマ団の資料にもあった…えーと…BURSTと呼ばれる状態によく似てるっス…」

エンペルト「今回のMO手術のベースとなった技術…Bハートを用いることでポケモンと人間が融合することでBURST戦士という強力な力を持つ存在になるものだ」

ゴロンダ「でも、あんなに気持ち悪く融合することはないっスよ… あれは完全に暴走してるっス…」

エンペルト「もしかしたら、それとは"別物の現象"なのかもしれないな…って、んん?」

F・シンリだったもの「アァッ…アゥゥゥ…ウルァァァァァッ!!」タッタッタッタッタッ…

ゴロンダ「あぁっ! シンリが逃げちゃうっス!!」

エンペルト「あんな奴を取り逃がしたら…色々とマズいぞ! 元に戻すためにも…追いかけなければ!!」

ミツナリ「仕方ない…>>894して追いかけるぞ!!」


(今日はここまでです)
 ▼ 894 ッカニン@ふしぎなきのみ 21/06/29 23:40:23 ID:EwaoLcYM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Z技のいいところを100個挙げてシンリを挑発
 ▼ 895 キカブリ@おすすめメール 21/06/30 21:31:05 ID:9JEg8nQI NGネーム登録 NGID登録 報告
城島の大好きなスイレンついにポケマスガチャに出たね
明日までだからしっかり捕まえるんだよ
 ▼ 896 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/01 00:24:03 ID:NUJcizvw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません…)
 ▼ 897 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/01 12:22:27 ID:2cXkeYzY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
(昨日はすみません、あることがきっかけでとても書く気分になれませんでした… 一日おいた事で少し立ち直れたので、お詫びの昼の部です)

>>895
グレイシア「だ、そうよ? あと数時間だから…急いで回さなきゃね …それと、ガチャで出てきたからって襲ったりしちゃダメよ、城島」

城島「んなこと絶対せんわ!! 第一、僕はそんな気一切ないんやで…」

スイレン「ひ、ひぃぃ… ゆ、ゆるして…あんな手紙…送ってきた人に…捕まえられたら…あぁ…」ガタガタ

城島「…あれを見たら嘘にしか聞こえへんやろうけど…ホンマにそんな気ないんやで!!」

リーリエ「城島さん! ストーカーなんて絶対ダメですよ! どんな立場の人でも…怖がらせる内容の手紙を送ったり酷いことをしちゃダメなんです!!」

グレイシア「特にかよわい女の子を怖がらせるなんて…最低の事だからね!」

城島「んなことしとらんわッ!! …はぁ、ホンマやってくれたなぁ…星の夢…」

星の夢「・・・」ニヤリ

(;・×・)「まぁ、そんなこんなで色々あるフワけど…今日も元気に本編スタートフワ!」


ミツナリ「仕方ない…Z技のいいところを100個挙げてシンリを挑発するぞ!!」

ゴロンダ「Z技のいいところを…挙げる?」

F・シンリだったもの「Zワザ…コロス…ウァァァァッ!!」

ミツナリ「あの通り、シンリはZ技をこの世から消そうという思いを抱いている… いくら理性がなくとも、そんなZ技を擁護するような声を聞けば…」

エンペルト「…逆にこっちに向かってくる?」

ミツナリ「そう! そうなのだよ!! そして、向かってきた隙をついて今度こそキリキザンの斬撃を食らわせるのだ!!」

ゴロンダ「そううまくいくっスかね…?」

ミツナリ「うまく…いくはずだ! …実際、今だってZ技殺すとか言ってたのだよ!」

エンペルト「理性を失っても本能でZ技を嫌う…か …凄まじい執念だな」

ミツナリ「なんであそこまで執着するのか…私も彼の過去が気になるのだよ」
 ▼ 898 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/01 12:29:37 ID:2cXkeYzY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ゴロンダ「まぁ、とりあえずみんなでZ技を擁護するっスよ! えーと…"メガシンカと違って誰でも使える"!!」

F・シンリだったもの「…?」

エンペルト「"対戦で猛威を振った!"」

F・シンリだったもの「アァ…」

ミツナリ「"アニメでも大活躍!" "専用Z技が個性的!"」

F・シンリだったもの「ウゥゥ…アァァァァァッ!!」クルッ…

ミツナリ「よし、こっちを向いたぞ!! …うまくいってるのだよ! 次、ゴロンダ! お前が言うのだよ!」

ゴロンダ「えっ? また僕っスか? …えーと、えと…えぇと…だ、ダンスがダサい!!」

エンペルト「それはZ技への批判だ! 貶してどうする!!」

ゴロンダ「そ、そう言われてもこれ以上…あ…あぁっ!!」

ミツナリ「何か思いついたのか! Z技のいいところを!!」

ゴロンダ「そうっス! Z技の最高にいいところ…それは>>899ッス!!」

F・シンリだったもの「…!!! アァァァァァァァッ!! Zツカイ…コロスゥゥゥゥゥッ!!」ドドドドドッ!

エンペルト「こっちに向かってくるぞ! どうやら、彼の逆鱗に触れたようだ!」


(昼の部はここまでです 7世代当時、Zワザはそんなに使わなかったなぁ…)
 ▼ 899 ルネロス@ムシZ 21/07/01 19:22:06 ID:ciPMgS4k NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ムラッ気ゴーリを確実に殺せる
 ▼ 900 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/01 23:48:34 ID:NUJcizvw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴロンダ「そうっス! Z技の最高にいいところ…それはムラッ気ゴーリを確実に殺せることッス!!」

F・シンリだったもの「…!!! アァァァァァァァッ!!」ビクッ!!

ミツナリ「反応した!? …オーカサス使いの彼が一体何故…!!」

オーカサス「それは俺が説明しよう…」

ミツナリ「…!? お前喋れたのだよ!?」

オーカサス「MO手術の何やらで喋れるようになったんだ でも、喋るとうちの主人が"お前が喋ると俺より目立つじゃないか!"って言うから…」

ミツナリ「そんな事情が…」

オーカサス「まぁ、今主人はあの有様だし普通に喋っちゃうけどさ」

F・シンリだったもの「ウゥゥゥゥッ!!」

オーカサス「まぁ、あそこまで彼が怒り狂っているのは…彼がムラっけオニゴーリ使いだからなんだ」

エンペルト「な、何!? 彼はお前を使ってるんじゃなかったのか!?」

オーカサス「いや、俺は最近バトル用のポケモンじゃなく…その…えへへ」ポッ

ミツナリ「…これ以上は何も聞かないでおくのだよ」

オーカサス「と、いうのは冗談さ冗談!はははっ!」

ミツナリ(今の表情…明らかに冗談じゃないのだよ…)
 ▼ 901 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/02 00:02:51 ID:Q6oQv/56 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーカサス「…まぁ、うちの主人は俺だけでは対応できないZ技使いを始末するために噂で強いと聞いたオニゴ―リを使い始めたんだ」

ゴロンダ「まぁ、あの時のムラっけオニゴーリは大分猛威を振ったらしいっスからね…」

エンペルト「ふむ、自分の手持ちを貶されたとなれば…怒っても当然だな …しかし、あそこまで怒り狂うとは…一体…」

オーカサス「そりゃまぁ…当時やられたんだよ …完膚なきまでに」

エンペルト「…えっ」

オーカサス「ホノオZを持ったシャンデラにZ技をぶっ放されて…一撃で…」

ミツナリ「ムラっけとはいえど高火力の炎技には耐えられなかったのだな…」

オーカサス「その影響で、主人はZ技に対しての憎しみをより強くしたんだ そんな苦い思い出があるからムラっけオニゴーリを殺せるなんて言われたら怒り狂っちゃうんだ」

ミツナリ「なるほど…怒る理由は大いにあるわけだな… そして、それはすなわち…」

F・シンリだったもの「アァァァァァァァッ!! Zワザツカイ…ユルセンンンンンンンンンッ!! コロスゥゥゥゥゥゥゥッ!! オニゴーリノカタキィィィィィィィィッ!!」ドドドドドッ!!

ミツナリ「こちらに怒りの矛先を向けて突っ込んでくると言うわけなのだよ!!」

ゴロンダ「うぉぉぉぉっ!? こ、こっち来るっス!! は、早くキリキザンの攻撃を当てるっスよ!!」

ミツナリ「言われなくともわかっている! さぁ、キリキザン…もう一発だけでもシンリに攻撃を加え…正気に戻すんだ!!」

キリキザン「キザンッ!!」

―ミツナリの号令と同時にキリキザンはシンリに斬りかかろうとする…

―が、しかし!!

???「そうはさせるかッ!!」ポチッ

F・シンリだったもの「!? …アァァァァッ!?」バッ…ガサァッ!!

―突如、シンリの足元から網のような物が飛びだし…彼を捕まえて宙に浮かび上がらせてしまった!

―どうやら、何者かの罠にかけられたようだ!

ミツナリ「シ、シンリ!?」

オーカサス「ご、ご主人様ぁ!! な、なんて酷いことをするんだ!ご主人様を返せぇ!!」

ゴロンダ「そうっスよ!何でこんな事するんスか!! せっかく元に戻せるかもしれなかったのに!!」

???「こっちの方がなんであんなことをしたのかって聞きたいぐらいだ!! 人の研究成果を盗み…こんな物を作り出すなんて…!!」

エンペルト「研究成果…まさか!?」

>>902「私の名は>>902! シゲモ・リー様と共にBハートやポケモンの遺伝子研究を行うプラズマ団の科学者… 貴様ら裏切り者とその成果物を始末し、盗まれた資料を回収するために送られて来た!!」


(今日はここまでです)
 ▼ 902 ラーミィ@Zパワーリング 21/07/02 00:15:43 ID:fWz.Lpd6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
かがくのちからってすげー! おじさん
 ▼ 903 モンガ@くちたたて 21/07/02 00:44:12 ID:fDSI3iZk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
うるせえフワンテぶつけんぞ
    /△△△_
  _/    \
/    ● 大 ●丶
|          |
|          ノ
U ̄U ̄ ̄ ̄ ̄U ̄ ̄U
 ヽ( ・×・)ノ
   |  /
   UU
_人人人人_
>ナマコ号 <
 ̄Y^Y^Y ̄
 ▼ 904 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/03 00:00:20 ID:UaTsSVtk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません…)
 ▼ 905 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/04 00:48:28 ID:ExzEnTfM [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>903
(;・×・)「いや、それフワンテをぶつけるんじゃなくてフワンテ"が"ぶつけてるフワよね!? …と、いうかやっぱりそれかわいいフワね」


かがくおじさん「私の名はかがくのちからってすげー! おじさん! 略してかがくおじさんだ!」

ゴロンダ「あの…最初の街とかにいる人っスか!?」

かがくおじさん「そうだ! 私は様々なトレーナーにかがくのちからのすごさを伝えていくうちに…自分自身もかがくのちからを使いたいと思い…プラズマ団の科学者となったんだ!!」

エンペルト「プラズマ団の科学者…と、いうことは裏切り者の俺達を…」

かがくおじさん「あぁ、そうだ! シゲモ・リー様より裏切り者とその作成物の処分を命じられた…ただし、誰も殺さず生け捕りにせよとも言われたぞ!」

オーカサス「生け捕りに…!? 裏切り者なら、殺せば良いのに…どうしてわざわざ…!!」

かがくおじさん「それは知らん! だが、すげー考えをお持ちのシゲモ・リー様だ!何か考えがあるのだろう! …と、いうわけだ」スチャッ…

―かがくおじさんはなにやら怪しげなバックパック型の機械を背負う…

かがくおじさん「私がこの20数年で見てきたかがくのすげーところを纏めたこの自作マシーンでお前らを捕らえてくれよう!!」

ミツナリ「戦うつもりなのか…そんな機械を背負おうとオレたちの知能の前にはガラクタにすぎないのだよ! さぁ、行け!キリキザン!!」

キリキザン「ザザンッ!!」ババッ!!

かがくおじさん「くくく…バカ正直に突っ込んできたか! ならば、第一のかがくのちから…みせてやろう!!」カタカタカタ…ターンッ!!

―かがくおじさんはバックパックに備え付けられたキーボードに何かを入力する…

キリキザン「キザ…ザザンッ!? ザザz…」パッ

ミツナリ「き、キリキザン!? き、消えただと!?」

かがくおじさん「…かがくのちからってすげー!! いまはパソコン通信で道具やポケモンをデータにしておくれるんだと!!」

ミツナリ「データにして…送る!? ま、まさか…!!」

かがくおじさん「くくく…そうだ! 今のはキリキザンをデータ化して、パソコンのボックスに強制転送したのだ!」

ゴロンダ「ぽ、ポケモンを強制転送なんて…お、恐ろしいっス…」

オーカサス「参ったな…これじゃ、俺達ポケモンはまともに戦えないよ…」

エンペルト「しかし、他人のポケモンをパソコンボックスに送るなんて…普通では不可能だが…」

かがくおじさん「オーレ地方のスナッチ技術を改良することでそれを可能にしたのだ!」

エンペルト「くっ…かがくのちからって…すげぇ…」
 ▼ 906 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/04 01:03:34 ID:ExzEnTfM [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミツナリ「ポケモンが戦えないのなら…他の手段を使うまで! ポケモンを消すだけなら…まだ怖くはないわッ!!」

かがくおじさん「そんな啖呵もいつまで切れるかな! さぁ、つぎのかがくのちからを見せてやろう!!」カタカタ…

ゴロンダ「ま、またキーボードを打ってるっス! 何かとんでもない攻撃が…!」

コマタナ「…こまぁ!」チョコン

―突如、いかにも弱々しいコマタナ…それも赤ん坊のようにみえるものがかがくおじさんの前に現れた…

エンペルト「…なんだ? この弱そうなポケモンは…これがかがくのちから…なのか?」

ゴロンダ「20数年やってるわけっスからそろそろネタ切れなんスかねぇ…まぁ、まだ二つ目っスけど」

オーカサス「さっきのに比べれば何も怖く…」

ミツナリ「い、いや…ま、待つのだよ!! こ、このコマタナは…お、オレは見たことがあるぞ…!!」

ゴロンダ「見たことがある…スか?」

ミツナリ「確か、あれは…オレがまだ3歳の頃… ヒデヨシ様にそろそろ友となり、相棒となるポケモンとしてコマタナを頂いた時のことだ…」

エンペルト「コマタナ…相棒…まさか!?」

ミツナリ「…そうだ、あの顔は…覚えている…あれは確かにオレのキリキザンがまだ進化する前…赤ん坊の時の姿なのだよ!!」

かがくおじさん「はははっ! ようやく気付いたか!! かがくのちからってすげー! いまのパソコン通信は時代を超えてポケモンのやりとりができるんだと!!」

エンペルト「まさか…タイムマシンでキリキザンをコマタナまで戻したのか!?」

かがくおじさん「はははっ…その通りだ!! かがくのちからは時まで支配する!! さぁ、お前も食らうがいい!!」カタカタ…ターンッ!!

エンペルト「うっ…ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」ビビビーッ!!

ポッチャマ「ポ…ポチャ!? ポチャチャッ!?(な…何だこれは!! お、俺も幼い頃の…まだ人間の言葉を喋れなかった頃に戻ってる!?)」

かがくおじさん「くくくっ…このかがくのちからは時を操作するタイムマシンだ…だから、ポケモンだけでなく人間にも作用する…」

ミツナリ「くっ…ポケモン以外にも効くとなると…これは中々厄介なのだよ…」

かがくおじさん「お前らがかがくのちからに屈し、喜んで身を捧げるというのであればこれ以上の攻撃はやめてやろう! さぁ、どうする?」

ミツナリ「かがくのちからなんぞに…屈してたまるかなのだよ! …キリキザンを元に戻し、お前を倒してやるのだよ!!」

かがくおじさん「ふん! こんなにもすげーかがくのちからなのに…屈しないとはお前らはすごくないな!! …さて、お次は今までの二つよりもっとすげーかがくのちから…>>907を見せてやる!!」」


(今日はここまでです かがくのちからってすげー!! フワンテの出番が全然ないけど気にならなくなるんだと! …すみません嘘です)
 ▼ 907 ーボ@レトルトカレー 21/07/04 01:07:27 ID:7G7MjdaM NGネーム登録 NGID登録 報告
バックパックの中越しに手からエネルギーや衝撃波を放つ
 ▼ 908 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/04 23:24:31 ID:ExzEnTfM [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
かがくおじさん「お次は今までの二つよりもっとすげーかがくのちからを見せてやる!!」

ミツナリ「もっとすげー…ちからだと!?」

かがくおじさん「最高にすげーかがくのちから…いくぞぉ!!」ドンッ!!

―かがくおじさんはバックパックを背中から外し…目の前に突き出す!!

ゴロンダ「い、いきなり何を…ってうぎゃぁぁぁぁッ!!」ビシュウゥン‼︎

ポッチャマ「ポチャ!? ポチャポチャア!?(ゴロンダ!? 急に衝撃波が飛んできて…だ、大丈夫か!?)」

かがくおじさん「…かがくのちからってすげー!! 今じゃ無線を使って世界中の人々と遊べるんだと!!」

ミツナリ「無線…世界中の人々…ま、まさか…?」

かがくおじさん「はははっ! その通り!! このバックパックに仕込んだ無線機能を使ってプラズマサブマリンからポケモンの技を転送したのだ!」

ゴロンダ「うぅ…GTSの技術を…そんな風に使うなんて…かがくのちからもすげーけど発想もすげーっス…」ヨロ…

かがくおじさん「このちからがあれば人間であっても擬似的にポケモンの技をいくらでも使える…まさにすげーちからだ! はははっ!!」

ミツナリ「くっ…確かにすげーちからではあるのだよ…」

かがくおじさん「はははっ、そうだろうそうだろう…このすげーちからがあれば俺はすげー存在になれる! 20数年裏方をやってきたこの俺も…すげーちからで今日から主役だァッ!!」

ミツナリ「だが…いくらすげーちからでも… そのバックパックがなければお前は何もできないはずだ…コマタナやエンペルトを元に戻すためにも…バックパックをいただこうかッ!!」ダッ!!

―ミツナリは突如、かがくおじさんに飛びかかり…バックパックにしがみついた!!

かがくおじさん「な…何ッ!? くっ…は、離せッ!! すげーバックパックに傷が付くじゃないかッ!!」
 ▼ 909 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/04 23:31:48 ID:ExzEnTfM [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミツナリ「嫌なのだよ!! 所詮貴様のようなかがくのちからに頼っただけの脂肪の塊に…これ以上好き放題やらせられないのだよッ!!」

かがくおじさん「ふんっ! そこまで言うのであれば…仕方あるまい! 俺もかがくのちからを駆使してお前を倒してやるぞ!!」

ミツナリ「好きなだけ言うがいいのだよ…この手は何があろうと離さないのだよ! キリキザンのためにも…必ず!!」

かがくおじさん「必ず何があろうと手を離さない…いい言葉だな! …だが、かがくのちからのまえにはそんな綺麗事は意味がないのだよ!!」ピューンッ!

ミツナリ「なっ…手元からバックパックが…消え…!?」

ゴロンダ「あれは…”テレポート”っス! 攻撃技以外も呼ぶことができるんスか!?」

かがくおじさん「はははっ…かがくのちからってすげー!! どんなピンチであろうとそれさえあれば無敵なんだと!!」

ミツナリ「距離を…取られたか… だが、こんなところで諦めるわけには…うぐっ!!」バタッ

かがくおじさん「ふん、俺がテレポートしただけで済んだと思ったか! あの瞬間、同時にお前に”じんつうりき”を叩き込んだ…どうだ、体が怯んで動けなかろう!!」

ミツナリ「うっ、うぐぐ…まさか、このオレが策で敗れる…とは…」

かがくおじさん「はははっ!! かがくの発展は人類の発展!! 戦国時代の策なんか今の時代では役に立たん!!」

ミツナリ「う、うぅ…」

かがくおじさん「お前みたいな時代遅れは…一度赤ん坊からやり直して、新たなかがくを学び直すが良い!!」カタカタ…

ゴロンダ「ミ、ミツナリーッ!!」

かがくおじさん「これで終わりだぁぁぁぁぁ!!」ターンッ!!

ミツナリ「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ビビビビビッ!

ミツナリベビー「おぎゃあ、おぎゃあ…おぎゃあ!」アカチャン

ゴロンダ「あぁ、ミツナリまで…赤ちゃんに… も、もうダメっス…」

かがくおじさん「残りはお前だけだな…ゴロンダ!」

ゴロンダ「ひ、ひぃぃぃ!! い、命だけは…命だけは許してッス!!」ガタガタ

かがくおじさん「そうか…今俺はかがくのちからをいっぱい使えて機嫌がいい! だから、お前を殺さないでおくことにしよう!!」

ゴロンダ「えっ、本当っスか!? じゃあ、このまま…うぎゃっ!?」

かがくおじさん「ただし、攻撃しないとは言ってないからな! 大体、お前らを殺す気なんて俺にはない…なぜなら目的は生捕りだからなぁ! さぁ、お前もかがくのちからで赤ん坊になれぃ!!」

ゴロンダ「ひ、酷い…ッス…」ボウンッ!

ヤンチャム「ヤァン!ヤヤァン…!!」

かがくおじさん「ははっ…これで全滅か! やはり、チートの力よりも、手術の力よりも、策よりも…かがくのちからが一番すげーのだ!!」
 ▼ 910 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/04 23:48:23 ID:ExzEnTfM [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヤンチャム「ヤァン…チャムゥ…」

ポッチャマ「チャマ…」

コマタナ「こまぁ!!」

かがくおじさん「随分弱そうな姿になったようだな… さぁて、こいつらはこのまま転送機能でプラズマサブマリンに送ってくれようか!!」カタカタ…

ポッチャマ「ポチャァァ…」ピュンッ

ーかがくおじさんがキーボードを操作すると、ゴロンダ、エンペルト、キリキザンだった3匹は一瞬でプラズマサブマリンに転送されていった…

かがくおじさん「此奴らはシゲモ・リー様にペットか実験材料として献上するとしよう! さて、後の残りは…」

ミツナリベビー「おぎゃあ!おぎゃあ!!」

F・シンリだったもの「アァァァァァッ…」

かがくおじさん「この人間達だが…さて、どうするか… んん?」プープープー♪

かがくおじさん「この音は…シゲモ・リー様からの通信だな! ふふっ、こうして遠くにいるシゲモ・リー様と話せるのもかがくのちからのおかげ…❤︎ やっぱり、かがくのちからってすげー!!」ピピッ

ゲーチスの声『こちらゲーチスですとも…かがくおじさん、あなたの任務は順調ですかな?』

かがくおじさん「…ゲーチス様…でございますか」ションボリ

ゲーチスの声『なんですとも? ワタクシでは…不満なのですかねぇ…?』

かがくおじさん「め、滅相もございません! 偉大なるゲーチス様とこうしてすげーかがくのちからで話すことができるこの一瞬…大変光栄でございます!!」

ゲーチスの声『おぉ、それは良かったのですとも!! フハハハハハッ!!』

かがくおじさん(危ない危ない… はぁ、愛しのシゲモ・リー様かと思えば…ゲーチス様か… こればかりはかがくのちからがあってもどうにもならないか…)
 ▼ 911 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/04 23:56:56 ID:ExzEnTfM [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
…さて、あなたは今シゲモ・リーから組織の裏切り者を生捕りにせよとの命令を下されているのでしょうが…』

かがくおじさん「は、はい…それが…どうなされたのでしょうか…」

ゲーチスの声『くくくっ…大変素晴らしい働きですとも! 一人で目標を殲滅するとは…さすがは数々のチャンピオンにかがくのちからのすごさを説明した男…』

かがくおじさん「は、ははぁ!! …そ、そのようなお言葉…光栄でございます!』

ゲーチスの声『そんな優秀なあなたに新たな任務をワタクシ直々に下しましょう… 』

かがくおじさん「新たな任務…ですか?」

ゲーチスの声『ワタクシ達プラズマ団に刃向かうココアといううどん職人がいます…そこで、彼女の側に彼女の友人に非常に良く似たスパイ"怪盗ラパン"を潜り込ませたのですが…』

かがくおじさん「潜り込ませたのですが…?」

ゲーチスの声『一応のためラパンに仕掛けさせておいた探知機の反応が先ほどから全くないのですとも… そこで、あなたにはココアに接近し…ラパンの状態を探っていただきたいのですとも』

かがくおじさん「…しかし、お言葉ですが…探知機の反応がないということは そのラパンという者がココアの側に寝返ったという可能性も… その場合はどのようにしたらよろしいでしょうか」

ゲーチスの声『その場合は、殺して構いませんとも …あいつは死のうが、また新たに用意すれば良いのですからねぇ…』

かがくおじさん「…用意?」

ゲーチスの声『…くくくっ、少し口を滑らせすぎましたかねぇ …まぁ、そのスパイ…怪盗ラパンには"ちょっとした秘密"があるのですとも…故に他の者に渡る前に回収か抹殺していただきたいのですとも』

かがくおじさん「は、はぁ… しかし…何故、私のような者にスパイの回収任務を…もう少し隠密に詳しい者を向かわせた方がよろしいのでは… い、いや…別に任務に行きたくないとかそういうのでは…」

ゲーチスの声『くくくっ…これはあなただからこそ頼める任務なのですよ かがくにくわしく…そして、>>912なあなただけが遂行できる任務ですとも 他の団員には頼めませんとも』

かがくおじさん「は、はぁ… あ、ありがたき…幸せでございます…(面倒臭いことに巻き込まれちゃったなぁ…はぁ、サブマリンでシゲモ・リー様と研究していたい…)」


(今日はここまでです ラパンの秘密とは…?)
 ▼ 912 ツハニー@ヘビーボール 21/07/04 23:58:58 ID:QP4wLEjY NGネーム登録 NGID登録 報告
タイムリーパー
 ▼ 913 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/05 00:01:20 ID:kfow1bCQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>911
ゲーチス「貴様! ワタクシの名前を書き忘れるとは…プラズマ団の首領たるワタクシに対する反逆行為なのですか!? 許せませんとも!!」

かがくおじさん「お、落ち着いてください!ゲーチス様! あなたがこう言うところでお喋りになられると残り少ない書き込み枠が…」

ゲーチス「貴様もなんだかんだで侮辱するんじゃないですとも!! …えぇい、このヘボ作者め!! そろそろ5周年なのにこの有様は酷いですとも! 今後はちゃんと見てから投稿するのですよ!」

ゲーチス「…おっと、つい感情的になってしまいましたねぇ …さて、安価をワタクシが取っていたのなら再安価下ですとも」
 ▼ 914 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/05 23:51:15 ID:kfow1bCQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません…)
 ▼ 915 リキザン@ポケモンのふえ 21/07/05 23:55:05 ID:dVJQQzZk NGネーム登録 NGID登録 報告
下手なソシャゲならサ終してるぞ…
なんなんだこのSS
 ▼ 916 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/06 23:57:49 ID:OUBY8POw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>915
(5年ですからねぇ…売れてないスマホゲームなら2つはサービス終わってますね ほぼ日課と執念で続けていますが、10周年迎える前に終わらせたいなぁ)



ゲーチスの声『かがくにくわしく…そして、タイムリーパーなあなただけが遂行できる任務ですとも』

かがくおじさん「た、タイムリーパー!? そ、それって…今話題のタイムリープした人の事では… お、俺が…タイムリープを…?」

ゲーチスの声『…おっと、またもや口を滑らせてしまいましたねぇ まぁ、いいでしょう…』

かがくおじさん「良くない! ど、どういうことなんだ…俺がタイムリーパー…? やはり、かがくのちからでこの時代に…?」

ゲーチスの声『…さて、最後にラパンが消息を絶った場所ですが…ポケモンスタイルという廃k…』

かがくおじさん「こんな重要な話をスルーしないでくれ! …い、いや…しないでください…」

ゲーチスの声『ふぅ、こちらはその話を内緒にしておこうと思っていたのですが…まぁいいでしょう、危険かもしれない任務に赴くあなたへの手向けとして教えて差し上げましょうか』

かがくおじさん「はい…ありがたき幸せです…(俺が…タイムリープ…一体どういう事情が…)」

ゲーチスの声『まず、あなたは過去からこの時代にやって来たのですが…』

かがくおじさん「過去から…? ここ20年ほどの記憶があるから、せめて未来から来たのかと思っていたのですが…」

ゲーチスの声『あぁ、それはワタクシ達プラズマ団の技術力で脳に直接埋め込んだ偽の記憶ですとも』

かがくおじさん「かがくのちからってすげー!! 人間に偽りの記憶を埋め込むこともできるんだと!!」
 ▼ 917 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/07 00:05:09 ID:BKmsptJY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
かがくおじさん「…と、いうか今まで俺が"かがくのちからってすげー"って言ってた記憶は嘘だったのかよ!? じゃあ、今までの俺の人生は…」

ゲーチスの声『まぁ、全くの嘘という訳ではありません …その記憶はあなたに近しい存在の記憶をコピーし…あなたに植え付けたものですから』

かがくおじさん「俺に…近しい…存在…?」

ゲーチスの声『そうですとも、まぁ…なんというか…あなたの子孫の記憶…と言えばよろしいのですかね』

かがくおじさん「俺の子孫の記憶… ってことは…俺は本当に"かがくのちからってすげー"って言ってた人の…先祖…?」

ゲーチスの声『フハハハハハッ!大正解ですとも! そうです…あなたの正体はタイムリープしてきたかがくおじさんのご先祖様…』

ゲーチスの声『たまたま、あなたを見かけたワタクシ達はプラズマ団の団員として働いて貰うために…偽りの記憶を植え付けてかがくおじさんだと思い込んでいただいたのですよ』

かがくおじさん?「そ、そう…だったのか… 別に偽りの記憶を植え付けられてようが…中々良い研究ができる場所で…恨みとかはないですが… お、俺がかがくおじさんじゃないなら…俺は一体何者なんだ…」

ゲーチスの声『そうですねぇ…まぁ、ここまで言ってしまったのですからお伝えしてもよろしいでしょう… あなたの本当の名前は>>918ですとも!!』

>>918「俺の…本当の名前…」


(今日はここまでです タイムリープのちからってすげー!!)
 ▼ 918 インディ@カビゴンZ 21/07/07 00:06:43 ID:Jnw2cX4k NGネーム登録 NGID登録 報告
Mr.インクレディブル
 ▼ 919 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/08 00:20:45 ID:zQgwGCmc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません…)
 ▼ 920 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/09 00:07:42 ID:W7UMAuoI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲーチスの声『あなたの本当の名前はMr.インクレディブルですとも!!』

Mr.インクレディブル「俺が…Mr.インクレディブル… 確かに言われて見れば…俺には家族がいたような気もするし…スーパーヒーローだったような気もする…』

ミツナリベイビー「おぎゃあ、おぎゃあ!!(いや、言われなくても…最初からずっと真っ赤なスーツとか着てたし 普通気付くのだよ!?)」

ゲーチスの声『ちなみに、かがくのちからってすげーおじさんは大人になったジャック・ジャックと一般女性の間に生まれた子供なんですとも』

Mr.インクレディブル「俺の…孫だったのか… 言われて見れば彼はジャックに似ているような…』

ミツナリベイビー「おぎゃあ、おぎゃあ、おぎゃああぁ!!(そうなの!?全然似てるようには見えないのだよ!?)」

Mr.インクレディブル「しかし…未だに信じられないな…俺がMr.インクレディブルだったなんて…」

ゲーチスの声『信じられないと思いますが…事実なのですとも …さて、あなた自身の正体がヒーローとあれば…誰かが苦しんでいるとあらば助けに行かないわけにはいきませんよねぇ?」

Mr.インクレディブル「あぁ、当然だ! 既にヒーローは引退した身だが…誰かがピンチなら助けに行かざるをえない!」

Mr.インクレディブル「…と、言いたいところだが…ヒーローとして、父としてこの赤ん坊達を置いていく訳には…」

ゲーチスの声『その赤ん坊を赤ん坊にしたのは誰ですかねぇ…? まぁ、いいでしょう…その子達は安全そうな場所に置いて行きなさい…後々回収班が優しくサブマリンに連れて帰りますよ』

Mr.インクレディブル「それを聞いて安心したぞ! …よし、この子達は安全な所に置いて行くぞ!」

ミツナリベビー「おぎゃあ、おぎゃあ!!(えぇっ!? 置いて行くの!? ひ、ひでぇや…)」
 ▼ 921 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/09 00:13:31 ID:W7UMAuoI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Mr.インクレディブル「これで後はさっそくラパンを助けに…って、そのラパンが消息を絶ったポケモンスタイルにどう行けばいいのかわからんぞ!!」

ゲーチスの声『いちいち忙しい人ですねぇ… ポケモンスタイルへは、この先にあるフェルムスタジアムに向かえばすぐにたどり着けますとも』

Mr.インクレディブル「フェルムスタジアム…さっき倒したあいつらが持ってた資料にもあったな… 確か、偽の大会を開いてウマ娘と妖怪をMO手術の実験体にしたとか…」

ゲーチスの声『…そのMO手術とかいう代物…どうやら、ワタクシ達の技術を盗んで開発したもののようですが…興味深いですね …赤ん坊達と同じく回収班に回収させてください』

Mr.インクレディブル「ゲーチス様も気になるのか…やはり、かがくのちからってすげー!からな! 俺が本当のかがくおじさんじゃなくて…その先祖だったとしてもこの気持ちは変わらねえぞ!!」

ゲーチスの声『…そうですねぇ』

ゲーチス(…本当のあなたの正体はMr.インクレディブルではなく…むしろ彼と敵対したヴィラン シンドロームの方なのですが…やはりその頃の記憶が微妙に残っているのか…科学に対しての反応が凄いですねぇ)

ゲーチス(爆死したと思われた彼は死の直前、この時代に記憶を失った状態でタイムリープしてきたのです …そこを我々が拾い、偽りの記憶を多重に植え付けたのですが…それでもかがくのちからを凄いと思うとは…もはや本能ですかねぇ)

Mr.インクレディブル?「ゲーチス様、どうされたんですか?」

ゲーチスの声『…いいえ、なんでもないですとも …さて、我々プラズマ団のヒーローMr.インクレディブルよ…(ヒーロー…ねぇ、偽りとはいえ憧れのヒーローにしてあげるなんてワタクシも優しいのですとも)』

Mr.インクレディブル?「はい、ゲーチス様…いかがなさいましたか…? フェルムスタジアムに向かう前に何か…」

ゲーチスの声『ラパンを救出しに向かうあなたのためにある手向けを用意いたしました』

Mr.インクレディブル?「手向け? スーパーパワーのある俺にはそんなのいらねえな!!」

ゲーチスの声『いくらスーパーパワーがあるあなたであっても危険な状況に陥ることは考えられます…(第一、本来のあなたは何のパワーもなく科学で戦うヴィランでしたからね)』

Mr.インクレディブル?「そ、そうか…で、その手向けってのは…一体…?」

ゲーチスの声『>>922ですとも、これさえあればラパンがどのような状態に陥ってようと回収…または抹殺できるでしょう』

Mr.インクレディブル?「それは…頼もしいな!」


(今日はここまでです 実はあの映画一度も見たことがないという…ト○ストーリーとかなら見たんだけどね)
 ▼ 922 アル@フェアリーメモリ 21/07/09 00:15:18 ID:kIII54oU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
魔王の宝珠
 ▼ 923 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/10 00:33:00 ID:0ry6Cnk. [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません…)
 ▼ 924 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/10 22:56:54 ID:0ry6Cnk. [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(ドラクエのやつでいいんだろうか…)


Mr.インクレディブル?「そ、そうか…で、その手向けってのは…一体…?」

ゲーチスの声『魔王の宝珠…ですとも』

Mr.インクレディブル?「魔王の宝珠…? 聞いたことがないが…もの凄く禍々しい響きだな…」

ゲーチスの声『えぇ、使いようによっては…とても大変な物ですからねぇ… なにせ、魔王の力が封じ込められているのですから』

Mr.インクレディブル?「ま、魔王…だと!?」

ゲーチスの声『そうですとも…かつてこの世界を襲ったという魔王の力が封じ込められた宝玉…持つ者は魔王の絶大な力を借りることができるといいますとも』

Mr.インクレディブル?「しかし…そんな魔王の力なんて手にしてしまったら…危険なのでは…?」

ゲーチスの声『まぁ、危険でしょうねぇ…しかし、その力を押さえ込めるほどの精神力や力さえあれば無事にその力を手に入れることができるはずですとも』

ゲーチスの声『実際、異界のトレーナーはこの宝珠を用いて、自分の仲間を強化するための道具を鍛え上げているらしいですからねぇ…』

Mr.インクレディブル?「魔王の力を道具の強化のためだけに…い、いかいのやつらってすげー…」

ゲーチスの声『…と、いうわけであなたの下にさっそく魔王の宝珠を転送しますとも えーと…こちらですかねぇ』ポチッ

―ゲーチスがそう呟くと瞬時にMr.インクレディブルの手元にあったバックパックを通じて魔王の宝珠が転送されてきた…!!

Mr.インクレディブル?「うぉっ、一瞬で!? 魔王の力も転送できるのか…やっぱり、かがくのちからってすげー!!」

ゲーチスの声『フハハッ! 喜んでくれてこちらも嬉しいばかりですとも…ちなみに、その宝珠には>>925という魔王の力が込められていますとも …くれぐれも扱いには気を付けてくださいねぇ』
 ▼ 925 ナバァ@グラシデアのはな 21/07/10 22:58:38 ID:b.pMcqiA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
織田信長
 ▼ 926 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/10 23:27:38 ID:0ry6Cnk. [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(ノブナガはもういるので…別の信長の力を)


ゲーチスの声『ちなみに、その宝珠には織田信長という魔王の力が込められていますとも …くれぐれも扱いには気を付けてくださいねぇ』

Mr.インクレディブル?「あぁ、十分気を付けるぞ… しかし、織田信長か…スティールうどんランにもノブナガという男が参加しているが…何か関係でも…」

宝珠「ピザマヨッ!!」

Mr.インクレディブル?「うぉぉっ!? しゃ、喋った!? こ、これが魔王の力か!? まおうのちからってすげー!!」

ゲーチスの声『えぇ、魔王ですからねぇ…宝珠となってもその人格が残っているのですとも』

宝珠「フハハハハハッ!! ゼヒモナシッ!!」

Mr.インクレディブル?「おぉ、やっぱりすげーっ!! …しかし、これを持ってるとどんどん力が湧き出てくるな…」

宝珠「ワレガヒラクハジゴクノフタヨッ!!」

Mr.インクレディブル?「おぉ…おぉ…っ! これが魔王の力…フフフ…フハハハハッ!! すごい…すごい力だ…これならなんでもできる…なんでもできるぞッ!!」

宝珠「フェルムスタジアムヨリ…ワレノブンレイタルチカラヲカンジル…ゼヒモナシッ!」

Mr.インクレディブル「フェルムスタジアムか…丁度良いぞッ!! あなた様のお力を取り戻して…そのままラパンを助けにいくぞぉぉぉッ!! フハハハハハッ!」

宝珠「フハハ…フハハハハッ!!」

―Mr.インクレディブルと宝珠は高笑いを響かせながら、ミツナリベビー達を置いてフェルムスタジアムに向かって行った…

ゲーチスの声『…おーい、大丈夫ですかねぇ? …ふぅ、偽りとはいえヒーローなのですから大丈夫だと思ったのですが…完全に乗っ取られていますねぇ…あれ』

ゲーチスの声『まぁ、いいでしょう…どのような過程であれ、ラパンを回収できればそれでいいのですからねぇ…』

――――――――――――――――――――――――――――――――
 ▼ 927 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/10 23:44:25 ID:0ry6Cnk. [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
―通信先のゲーチスは…

ゲーチス「…ふぅ、とはいえどあそこまで簡単に堕ちるとは…情けないですねぇ ワタクシのような一流のヴィランを見習って欲しいですとも」

ゲーチス「さて、ミツナリやMO手術の資料についての回収は回収班に任せるとして…ワタクシはワタクシの役目を果たさなくてはいけませんねぇ…」

ゾロアーク「はぁ…はぁ…う、うぅぅ…く、屈し…ないぞ… テニスなんかに…これ以上…は…」

―ゾロアークは全身にテニスボールをくっつけられた状態で息を荒げている…

―どうやら、何故か彼にとってこれは拷問であるようだ

ゲーチス「…ふん、まだ意地を張っているのですか? …では、これでどうですかねぇ」ラケットグイッ…

ゾロアーク「ひぃぃっ!! ら、ラケットを見せるな…そ、そんなの…押しつけられたら…く、くぅ…っ だが…ロアや…俺の弟達のためだ…これ以上言うわけには…」

ゲーチス「これでも口を割らないとは…強情ですねぇ… 早くハルカンドラにたどり着くための方法を教えてくださらないとこちらも困るのですが…」

ゾロアーク「誰が…お前らなんかに…教える…ものか… ここまでは…教えられても…これ以上は死んでも言わない…ッ!!」

ゲーチス「ふぅ…ワタクシが直々に拷問をしてあげているというのに…ここまで口を割らないとは…困りましたねぇ…」

ゲーチス(幹部連中はワタクシが大会の妨害や選手の監視を行うように命じていて…仮面のポケモンも今どこにいるかわからない…他の奴らは皆無能で、ワタクシがやるしかないのですがねぇ)

ゾロアーク「ひぃ…はぁ…はぁ… こ、こんな事をして…ただですむと…思うな…きっと、リザードン様の…怒りを買う…ぞ…ッ」

ゲーチス「黙るのです! これでも食らえですとも!!」バチィンッ!!

―ゲーチスはテニスラケットでゾロアークの頬をひっぱたいた!!

ゾロアーク「うぐぁっ!! …カハッ…はぁ…はぁ…」

「ゲーチス、そんな乱暴な手段ジャ、教えて貰える情報も教えてもらえないヨォ ここはボクに任せるんダヨォ…」

ゲーチス「…おっと、そういえばあなたもいましたねぇ…プラズマ団の噂を聞きつけ協力したいと申し上げてきた商人…」

マホロア「そう、キミ達プラズマ団の大ファン…マホロアダヨォ♪」
 ▼ 928 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/11 00:23:25 ID:HLfQ9Wz2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マホロア(あのピンク玉に破れて苦節10年近く…ボクは野望を捨てて、ぼったk…じゃなくて、清く正しい商人や遊園地の経営者として日々を過ごしてきたヨォ…)

マホロア(でも、未だにハルカンドラを諦めきれず…心の奥底にズ〜ットぽっかり穴が空いてたんダヨォ…そんな気持ちを持ちながら、ボクは生きてきたんダァ…)

マホロア(そして、そんなある日…ボクはかき入れ時と思ってスティールうどんランの道中で店を開こうとしてたんだ …そうしたら、ある言葉を耳にしたんダヨォ)

―――――――――――――――――――――――――

―数時間前 がっこうにて

マホロア「うぅぅ…迷子になっちゃったヨォ… 何かほの暗い場所ダシ…お化けもいっぱいいて怖いヨォ…」

ゾンビ「ヴァァァァァァッ!!」バッ!!

マホロア「ギャァァァァァァーッ!! また出たヨォォォォ―――――ッ!!」ガオンッ!

ゾンビ「ヴァァァァァァ…ッ」シュゥゥゥゥッ…

―ゾンビはマホロアの作り出したブラックホールの中に吸い込まれていった…

マホロア「ハァ…ハァ…いくら簡単に殺せると言っても…怖い物は怖いヨォ… ゾンビ相手じゃ商売もできないシ、早く元のルートに戻らなきゃ…ってんん?」

ゾロアーク「はぁ…はぁ…こ、こんなにいるんだ…無理だ…今日は…無理なんだ…」

ゲーチス「無理ですと!? 無理を承知して言ってるのです!! ほらほら、早く先に行くのです!!」

マホロア(あれは…ここ最近暴れてるらしいプラズマ団のボスダネェ…こんな所で何してるんダヨォ…?)

プラズマ団のしたっぱ「ゲーチス様、大変です! また、ゾンビがこちらに!」

ゲーチス「...ぐぬぬ ハルカンドラに近づく者を妨げるためか、何なのかは知りませんが...さっきから次から次へと...とっととお前らが追っ払うのです!!」

マホロア(…!! ハルカン…ドラ!? 聞き違いじゃないカヨォ!?)
 ▼ 929 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/11 00:26:53 ID:HLfQ9Wz2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲーチス「ワタクシがやれといったらやるのです!! ほら、ワタクシはゾロアークを連れて先に行きますから...お前はそこでゾンビを食い止めるのです!!」

プラズマ団のしたっぱ「そ、そんなぁ... にゅ、入団するんじゃなかった...」

ゲーチス「…まったく、情けないですねぇ ここまでで残った団員はワタクシだけですか…まぁ、いいでしょうワタクシがハルカンドラに行ければそれでいいのですからねぇ」

マホロア(…聞き違いじゃないヨォ…!! 確かに、ハルカンドラと言ったヨォ…!! そうだ…あいつらほどの強さと科学力さえあればまたあの地に…)

ゾンビ「ウアァァァァァッ!!」

ゲーチス「ぬぅ…またゾンビですか… したっぱども、早く足止めを…ってもうワタクシだけですねぇ…仕方ありません、ここはサザンドラに…」

ゾンビ「ウ、ウアァァァァ…ッ」シュゥゥゥゥッ…

ゲーチス「ブラックホール…!? だ、誰ですか!?」

マホロア「イヤァ、どうもどうも…ボクは旅の商人マホロアダヨォ… ボク、キミ達の大ファンなんだ…こんな所で会えるなんてブラボー、ブラボー…とっても嬉しいヨォ!!」

ゲーチス「ファン…ですか」

マホロア「ソウソウ! だから、今だって大好きなキミのこと助けてあげたんダヨォ! キミ…ハルカンドラに行きたいんダッテ? ボクが手助けしてあげるヨォ…ボクも丁度行きたいと思っていたからネェ!」

ゲーチス「ほう…そうですか…それは丁度良いですねぇ …一人では心細くはありませんが少々戦いが煩わしいですからねぇ…まぁ、いいでしょう 着いてくるのですとも」

マホロア「ヤッタヨォ! 大好きなゲーチスさんとご一緒できるなんて…嬉しいナァ! 商人として、色々サポートしてあげるヨォ! ウフフッ!!」

マホロア(クククッ…諦めかけていた夢がこれで叶うヨォ… まさか、こんな所からハルカンドラに行けるなんて…あそこにはマスタークラウンほどのものは残ってなくても他の凄い物が沢山ある…それでまた宇宙を…クククッ!!)

――――――――――――――――――――――――――――

マホロア「クククッ…クククククッ!!」

ゲーチス「…何を笑っているのですか、マホロア…早くゾロアークからハルカンドラの情報を聞き出すのです」

マホロア「おっとおっと…すまないネェ… サァテ、ゾロアーク…ボクにここからハルカンドラまでの行き方を教えるんだヨォ…」

ゾロアーク「もう…もう嫌だ…これ以上は…教えるわけには…」

マホロア「うぅん…そうだネェ… じゃあ、例え>>930だとしてもボクにハルカンドラについて教える気になれないのカイ?」

ゾロアーク「な…何ッ!?」


(今日はここまでです 久しぶりのイカタマ本編出演)
 ▼ 930 マタナ@ももいろはなびら 21/07/11 00:28:40 ID:pP.YbP/U NGネーム登録 NGID登録 報告
脳味噌をほじくり出して解析することになる
 ▼ 931 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/12 00:19:34 ID:5.sMbkgk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マホロア「もし教えなかったラ、脳味噌ほじくり出してでも情報を抜き出すと言っても…ダメ?」

ゾロアーク「…はん、お前みたいな可愛い面の奴がそんな事言ったところで何の脅しにも…」

マホロア「…えっ?」ノウミソニギリ

ゾロアーク「ひ、ひぃぃぃっ!!」

マホロア「ボクが今握ってる脳味噌…これはさっきボクに逆らった奴の脳味噌なんダヨォ… 君もこうなりたくなければハルカンドラについて教えるんダヨォ(まぁ、本当はさっきその辺で倒したゾンビの脳味噌なんだけどネ☆)」

ゾロアーク「ひ、ひぃ…だ、だが…教えるわけには…! これは俺の弟達やリザ―ドン様との…大切な約束のためなんだ…教えるわけには…!!」

マホロア「そっかぁ…ジャア、まず頭蓋骨に穴開けるところから始めヨッカ♪」ドリルギュイィィン!!

ゾロアーク「ひいぃぃぃぃぃぃぃっ!! 教えます、教えます!!」ガクブル

マホロア「…だってサ♪」ドリルギュインギュイン

ゲーチス「マホロア…その…あなた、怖すぎるのです」

マホロア「クククッ…これぐらい怖い思いをさせないと脅しにならないからネェ…」

ゲーチス「…ワタクシも人の事言えませんが、とんだサイコパスを仲間に引き込んでしまったようですねぇ… まぁ、彼のお陰で情報を聞き出せたから良いとしましょう」

ゾロアーク「くっ…あんな脅しをされたのなら…言うしかないか… すまない、ロア…リザ―ドン様…それに…ルカリオ…」

マホロア「謝ってる暇があったらさっさと言えヨォ …穴開けられたいのカヨォ?」

ゾロアーク「ひぃっ!! い、言おう! こ、この先にある>>932>>934をするんだ! そうしたら…ハルカンドラへの転移ゲートが開く!」

マホロア「おぉ…おぉ…それはそれは…ブラボーダヨォ…」


(今日はここまでです そろそろ一ヶ月近く主役が出てないことになりそう)
 ▼ 932 メハダー@ピーピーエイダー 21/07/12 00:22:09 ID:AcDocR8c NGネーム登録 NGID登録 報告
ミレニアムスター
 ▼ 933 ウマージ@とつげきチョッキ 21/07/12 00:22:41 ID:0PBgZjtA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イルカアンチ
 ▼ 934 オリッポ@シャドーメール 21/07/12 00:23:17 ID:PQise2TY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
びっくりするほどユートピア
 ▼ 935 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/12 23:51:23 ID:5.sMbkgk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません…)
 ▼ 936 ノムー@アクZ 21/07/13 16:38:37 ID:SfHY.0ZU NGネーム登録 NGID登録 報告
  ∩ /フ /   
  | |o∞  シエン♪
  ミ*・x・ミ \   
 | ̄U ̄U ̄ ̄ ̄|-┐
 |  milk dasi ロ|
 |     ¨¨¨¨  |-┘
 ヽ_____ノ
 ▼ 937 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/14 00:15:00 ID:i86cpqaw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>936
(*・×・)「かわいいAAでのご支援ありがとうございますフワ! 最近は更新が遅れたりできなかったりするフワけど…できる限りがんばるフワ!」

城島「それにしてもミルク出汁…かぁ 最初の頃のバニラうどんとか思い出すなぁ…」

グレイシア「それもそうだけど、これ…フワンテなのか、それともミッフィーなのかわからないわね」

(;・×・)「私であってほしいフワね…」


ゾロアーク「こ、この先にあるミレニアムスターでびっくりするほどユートピアをするんだ! そうしたら…ハルカンドラへの転移ゲートが開く!」

マホロア「ミレニアムスター…? 聞いたことないケド、なんダヨォそれ」

ゾロアーク「数千年に一度生まれる強大な力を持った星だ… ほら、あそこにいる」

ミレニアムスター?「くもじいじゃ」

マホロア「何か違くないかヨォ?」

ゲーチス「違かろうがなんだろうが…試すしかないのですとも! さぁ、ミレニアムスターの前でびっくりするほどユートピア…全裸になって叫び回るのです!!」

マホロア「エェ…」

ゲーチス「さぁ、脱ぐのですとも!!」バサァッ!!

―ゲーチスはおもむろに服を脱ぎ出す…

ミレニアムスター?「おぉ、もじゃじゃのう」

ゲーチス「フハハハハッ! これでハルカンドラへのゲートが開くのです…! さぁ、行きますよ!!」

ゲーチス「びっくりするほどユートピア! びっくりするほどユートピア!!」ピョンピョン

―素っ裸のゲーチスは奇声を上げながらジャンプを繰り返す…

マホロア「…ウワァ」

ゲーチス「マホロア、何をボサっとしているのですか! あなたも脱ぐのですとも!!」

マホロア「えぇ、ボクも…? 別に減る物じゃないシ…ボクらしかいないけど… 仕方ないヨォ…」ヌギヌギ

ゲーチス「さぁ、準備ができましたね… 皆さん、ご一緒に…!!」

ゲーチス&マホロア「「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユートピア!!びっくりするほどユートピアッ!びっくりするほどユートピア〜〜〜〜!」」ピョンピョン

ミレニアムスター?「色々と丸出しじゃのう」
 ▼ 938 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/14 00:27:47 ID:i86cpqaw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
―数十分後

ゲーチス「ぜぇ…ぜぇ…つ、疲れましたね… そろそろハルカンドラへの転移ゲートが開くと思うのですが…」

マホロア「全然そんな気配ないヨォ…やっぱりボクたち、アイツに騙されたんじゃナイカナ?」

ゲーチス「そんなわけありませんとも! ワタクシたちに嘘を一つでもついたらまたテニスで苦しめると釘を刺していますとも!」

マホロア「それがどこまで効果を発揮するカ…」

ゲーチス「えぇい! 黙るのです!! …とにかく、続けてみるのです! ゲートが開かないのはびっくりするほどユートピアする人数が足りないのかもしれません…ゾロアーク、お前も…」

―ゲーチスはゾロアークに声をかけようと後ろを振り返る…

―シーン…

ゲーチス「…んん? 誰も…いませんね」

マホロア「これは…僕らが見ていない隙に逃げ出しちゃったみたいだネェ…」

ゲーチス「あ、あいつめ!! ワタクシの目を盗んで…!!」

マホロア「しかも…ボクたちの服とおまけにボクの商売道具やゲーチスの持ち物までなくなってるヨォ… 計画通りって感じダネェ♪」

ゲーチス「何が計画通りですか!このイカサマタマゴめぇッ!! …あの嘘つき狐めぇ…!! 嘘の情報を流したどころか…裸でワタクシたちを置いてけぼりにするとは!!」

マホロア「早く追いかけないと色々な意味で大変なことになるヨォ…急いで追いかけるヨ!」

ゲーチス「もちろんですとも!! あの荷物の中にはワタクシの大事なものが入っているのですからね!!」

―――――――――――――――――――――――――――――――――

ゾロアーク「ひぃ…ひぃ…っ な、なんとか撒いたぞ…逃げ出せて良かった…」

ゾロアーク「なんとしても、本当のハルカンドラへの行き方だけは死守しなければ…あいつらとの約束を果たすためにもそれだけは言えないからな…」

ゾロアーク「しかし、腹いせについでに盗んできたこの服と荷物だが…中々の大荷物だ、何が入ってるんだ…?」

―ゾロアークはゲーチスから奪った荷物を開けてみる…

ゾロアーク「なんだこれは…>>939? どうしてこんなものをあいつが…」


(今日はここまでです (・×・)<最近コメ返しでしか出てない気がするフワ)
 ▼ 939 ドシシ@きりのはこ 21/07/14 00:34:47 ID:HYXsQdTc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
獄門疆
 ▼ 940 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/15 00:10:39 ID:EBjEW0sI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません…)
 ▼ 941 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/16 01:22:58 ID:cw.kE46I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゾロアーク「なんだこれは…不気味な箱だな… こんなもんどうしてあいつが…」

ゾロアーク「…んん、よく見ると何か紙のような物が貼り付けられているな…何々… 呪物獄門…疆…」

ゾロアーク「呪物か…ルカリオの奴から昔聞いたことはあるが、本物を見るのは初めてかも知れないな… ゲーチスがこれをどう使うつもりだったのかは知らないが…持ち帰るのは危険そうだ」

ゾロアーク「どこか遠い所に捨てるとしよう …音でゾンビ達を引きつけられるかもしれないしな」

―ゾロアークはがっこうの窓の外に向かって獄門疆を投げつけようとする…

獄門疆『待て! 待ってくれ!捨てないでくれ…ここから出してくれ!!』

ゾロアーク「!? …なんだ!? 誰か…この中にいるのか!?」

獄門疆『この箱…獄門疆はどんなものでも封印してしまう恐ろしい呪物…私もとある人物によってこの中に封印されてしまった…』

獄門疆『この中からじゃ声は届かないから私の力で君の脳内に声を送り込んでいる…すべてはあいつのせいだ』

ゾロアーク「とある人物…? ゲーチスじゃないのか?」

獄門疆『ゲーチス…? 封印した奴の名前はわからないな…』

ゾロアーク「ゲーチスでは…ないのか …しかし、封印されるなんて…お前、何者なんだ?」

獄門疆『私だって封印されたくて封印されたんじゃない! 私は騙されたんだ!あいつに…!!』

ゾロアーク「…色々と怪しいな 何者か名乗ってくれ…場合によっては助けるかもしれない」

>>942『疑い深いポケモンだな…まぁいい、私は>>942 …怪しい者じゃない、というわけだ!早く私を助けてくれッ!!』


(今日はここまでです 遅れすぎてごめんなさい)
 ▼ 942 クシー@メガラペルピン 21/07/16 01:24:24 ID:RlW6gX3M NGネーム登録 NGID登録 報告
コロ(マリパ3)
 ▼ 943 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/17 01:04:23 ID:rXvkAjik [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません… 最近色々と遅れて申し訳ございません…)
 ▼ 944 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/17 22:51:52 ID:rXvkAjik [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コロ『疑い深いポケモンだねぇ…まぁいいや! それなら、ボクの名前を教えてあげるよ! ボクはコロ、どう?怪しくは見えないでしょ?』

ゾロアーク「悪い奴の名前にしては可愛らしすぎるが…可愛くても、悪党ということもありうる…丁度さっき見てきたからな(ダヨォ)」

コロ『うーん、やっぱり疑い深いねぇ… でも、ボクは良い者だよ! その証拠にボクの本当の姿を君の頭の中に映してあげる! ぬぬっ!!』

ゾロアーク「うっ、ぐぐ…頭の中に…何かが…見え…」

―ゾロアークの脳裏に突如、手足と顔の映えた青いサイコロのような生き物が映る…

コロ『…どう? これが本当のボクの姿だよ? 今の封印された姿と全然違うよね?』

ゾロアーク「いや!?全然違わねえよ!? どっちもサイコロでほとんど変わらねーよ!!」

コロ『変わらないってなにさ! あんな、グッローいやつと一緒にしないでよ!! ボクはこ〜んなにキュートなのにさ!』

ゾロアーク「まぁ…確かにあれの方がグロいけど…とは言っても大して変わらねえぞ、今のお前」

コロ『…目、腐ってるの? もしくは脳』

ゾロアーク「いや、どっちも腐ってないが…と、いうか意外と毒舌なんだな、お前」

コロ『…まぁー、いいや! とりあえずボクの封印を解くための方法を一緒に探そう!』

ゾロアーク「いや、俺は一緒に探すなんて何も… まぁ、構わないけどよ」

コロ『うんうん、よしよし…それじゃあ、まずは誰か助けを呼ばないと…僕らだけじゃこのがっこうから逃げ出すのも難しいからねぇ』

ゾロアーク「そうだな…こんなゾンビまみれのところ、抜け出すのも難しい…だが、逆に言えばこんな危険な所まで助けに来る奴がいるのか?」

コロ『それなら…安心して! 何故なら、ここに…僕と一緒にゲーチス…って人が持ってた通信機があるから! これでプラズマ団…って人達を呼ぼう!』

ゾロアーク「なるほど、ゲーチスのフリをして命令として団員を呼ぶ訳か…良い考えだな …ただ、バレたりしないか? …いや、待てよ?」

コロ『…? どうしたの?』

ゾロアーク「…良いこと考えちまったぜ この通話、俺に任せてくれ…必ずバレない方法を思いついたからよ」

コロ『必ずバレない? …本当にバレないんだよね? バレて、死んだりしたら末代までてめーのこと怨むよ?』

ゾロアーク「お前、そんなキャラじゃないだろってぐらい口悪いな… まぁ、見てろよ…俺の"イリュージョン"で何とかしてやる」

―ゾロアークは通信機を起動する…

――――――――――――――――――――――――――――――――
 ▼ 945 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/17 23:08:40 ID:rXvkAjik [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
―一方その頃、白亜紀のフワンテ達

(;・×・)「さ、さっきから…霧が増してきてるフワ…」

ヒソカ「やっぱり、ボクらの位置…バレちゃってるねぇ♥ このままじゃ、大ピンチかも♣」

―フワンテたちはジャックに付け狙われ、彼のヤクゼンの放つ生物をスライム化させる赤い煙に行く手を阻まれ、身動きが取れなくなっていた…

城島「吸ったらアウトなのはわかっとるけど…どんどん息が苦しくなってくるで…」

グレイシア「ハァ…ハァ… 霧が増えていくうちに…どんどん空気が薄くなってきているわ…このままじゃ呼吸も難しく…」

リーリエ「そうなったら、あの煙を吸ってしまって…私達は…うぅぅ、どうすれば…!!」

草なぎヨワシ「ま、ま、満足! 千本満足!!」ジャキンッ!

クワガノン「草ナギヨワシノヤツガ千本満足デ霧ヲ払ッテルガ…勢イガ強スギテ効果ガナイミテエダ…ドウスリャイインダヨ、クソ…!!」

こいし「こんなピンチの時に誰か助けが来てくれればいいんだけどね〜」

クワガノン「ソウウマクハイカネエノガ現実ダ…畜生、ココデオワリカ…」

―その時だった

ヒソカ「…?♦」ザー、ザー…

―ヒソカの懐から突如ノイズが流れ出す…

(;・×・)「この…音は…?」

ヒソカ「…うーん、ゲーチス様からの通信だねぇ♠ こんなタイミングで連絡してくるなんて…まったく、ゲーチス様もつくづく運が悪いねぇ♣」

城島「なるほど…お前も一応プラズマ団に雇われた身だしなぁ… そういうのを持っててもおかしくないわけやな」

グレイシア「とはいえど…あいつとの通信となると…このタイミングじゃ一番役立たない通信よね …はぁ、せめて助けてくれるようなやつなら…」

ヒソカ「まぁ、仕方ないよね♦ とりあえず、適当に答えておくからさ…キミ達はこの霧をどうにかする方法を考えておいてね♥」カチャッ…

ヒソカ「ゲーチス様♥ こちら、ヒソカだよ♠」

ゲーチスの声『ヒソ…カ…? あぁ、ヒソカですね 勿論知っておりますとも…フハハッ!』

ヒソカ「…?♣ ゲーチス様、何か様子がおかしくないかい?♦」

ゲーチスの声『よ、よよよ…様子がおかしい!? そんなわけありませんとも! フ…フハハハハッ!!』

城島(…何かおかしいな、あのゲーチス)
 ▼ 946 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/17 23:25:21 ID:rXvkAjik [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒソカ「何か異常がないのならいいけど…♠ ところで、ゲーチス様…こんな時に一体何の用だい?♣」

ゲーチスの声『実はですねぇ…がっこうでゾンビに取り囲まれ…どうしようもなくなりまして… 俺…じゃなくて、ワタクシを助けに来ていただきたいのです…とも!』

グレイシア「がっこうでゾンビに…いい気味ね、散々自分の組織の人にも迷惑かけておいて…こういう時は頼ろうだなんて …そんな甘い考えしてるからそうなるのよ」

ロア「そーだ、そーだ! 兄ちゃんをさらったり…わる〜い事ばかりしてるおまえなんかたすけてやらないよーだ! ば〜か!!」

城島「お、おいお前ら! んなこと言ったら僕らが始末されてないことがゲーチスにバレるやろ! …気持ちは分かるけど、普通にヒソカと話させんと!!」コゴエ

ゲーチスの声『…今の…声は…?』

ヒソカ「…すみませんねぇ♦ ゲーチス様…実はこれには訳がありまして…とっても深ぁ〜い訳があるんだ♥」

ゲーチスの声『…いや、その声…その声に…聞き覚えが…あります… ロア…ロア…なのか…?』

ロア「そーだぞ! おまえがさらった兄ちゃんのりっぱなおとうと…ロアなのだ!! さっさと兄ちゃんを返せ!!」

ゲーチスの声?『そ、そうか…やっぱり…えぐっ… ロア…お前は…無事にそっちにいるんだな…うぅ…良かった…本当に…本当に…ッ!』シクシク

ロア「…? なんで…泣いてるのだ?お前… ロアがこっちにいて…どうしてそんなに…ま、まさか!!」

ゲーチスの声?『…兄ちゃんは…ここにいるぞ、無事に…な!』ボウンッ!

ゾロアークの声『ロア!! 本当に無事にいてくれて良かった!! 兄ちゃんも…無事だからな!!』

ロア「その声は…ゾロアーク兄ちゃんッ! よ、良かった…ぶ、無事なのだ!? よかった…よかったのだぁ…」ナミダボロボロ

グレイシア「この声が…ロアの兄さん…なの? 無事だったのね…それにしても、どうしてゲーチスの声で…」

ゾロアークの声『それについてなんだが…ふとしたきっかけでゲーチスの所から逃げ出せたはいいがゾンビだらけのがっこうから逃げるに逃げられなくてだな…』

ゾロアークの声『助けを求めるために、ゲーチスの懐からくすねた通信機でゲーチスのフリをして団員を呼び出そうとしていたんだ…"イリュージョン"を使ってな」

城島「イリュージョン…そうか! ゾロアークのイリュージョンなら姿や声も完璧に化ける事ができる…それで助けを求めようとしてたんやな!」

ゾロアークの声『あぁ、そうだ…だが、思わぬ収穫を得てしまった …ロア、お前が無事でいてくれて本当によかった…うぅっ…』カンゲキノナミダ

ロア「うぐっ、えぐっ…にぃちゃぁん… 良かったのだ…良かったのだぁ…! もう、会えないと思ってたのだぁ…」ゴウキュウ

こいし「感動の再会だねー …通信機越しだけど!」
 ▼ 947 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/17 23:39:09 ID:rXvkAjik [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゾロアークの声『ロア…お前がどうしてヒソカ…プラズマ団員の所にいるのかはわからないが… 周りの人の声を聞けばわかる…少なくとも、信頼できる人物の側にいるんだな…と』

ゾロアークの声『…なに? "ボクの声は聞いただけじゃ信頼してくれなかったのに、そいつらはいいのか?"だって!? 弟が絡んでるんだ!それとは話が別だ!! …まったく』

(;・×・)「え、えーと…?」

ゾロアークの声『…すまない、なんでもない 気にしないでくれ』

(;・×・)(…ゾロアークさんにも私やココアさんみたいに自分だけに声が聞こえる存在がいるのフワかね)

ヒソカ「まぁ、ゲーチス様じゃないのは残念だけど…とりあえず、キミの弟は無事だよ♠ まぁ、肉体的♥にはだけど♣」

ゾロアークの声『…肉体的? どういうことだ?』

(;・×・)「実は…」カクカクシキジカ

ゾロアークの声『何!? ジャックという職人に付け狙われて…伝説の食材を使った人やポケモンを溶かすヤクゼンの煙に囲まれて身動きが取れないだと!?』

ロア「そうなのだ!ロア達、もう何分も身動きが取れないのだ… 兄ちゃん…どうにかする方法とかないのだ…?」

ゾロアークの声『ヤクゼンの煙…か、色の方だな 昔ルカリオにも言われたように…俺は色のヤクゼンのことには詳しいが、それが伝説の食材に当てはまるかどうかだが…』

ゾロアークの声『…わかった、兄ちゃんが助け船を出してやる 俺としても、お前やお前を大事に思ってくれている人を苦しめるわけにはいかない!』

ロア「本当! 本当なのだ!?」

ゾロアークの声『あぁ、上手く行くかはわからないが… とにかく、どんなヤクゼンにでも弱点というのはあるものだ…万能なヤクゼンなどこの世に生まれたことはない…』

ゾロアークの声『いくら腕が良くても、食材が良くても…一定の弱点というのは常に存在するもの… 特に、そのヤクゼンの傾向や種類の内で根本的でかつ克服出来ないような弱点というものがある』

(;・×・)「フワ…?」

ゾロアークの声『湯気などを媒体として発動する気体を操る…生み出すといったヤクゼンは気体故に固有の弱点がある、それを突けば普通のヤクゼンなら対処できるはずだ』

ゾロアークの声『>>948…それが気体系のヤクゼンの弱点だ この弱点を克服するのは難しいが…果たして、伝説の食材にもそれが当てはまるかどうか…』

(`・×・)「でも…とりあえず試してみるフワ!」

ゾロアークの声『あぁ、ロアを…頼む!』


(今日はここまでです 約1ヶ月ぶり…もしくはそれ以上ぶりの主役登場)
 ▼ 948 ギアル@ふうせん 21/07/18 00:25:20 ID:hw9E9Nuo NGネーム登録 NGID登録 報告
黄金の回転
 ▼ 949 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/07/18 23:24:41 ID:vauY54bc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゾロアークの声『黄金の回転…それが気体系のヤクゼンの弱点だ』

( ・×・)「黄金の回転…? なんかスティールうどんランの元ネタの方で聞いたことがあるような…」

ゾロアークの声『ある王国の一族が自然から見いだし…そして完成させた技術のことだが…』

ゾロアークの声『自然界にも存在する黄金長方形…それらの中点をつなぎ合わせることで出来る無限の回転が生み出すエネルギー…それこそが黄金の回転の正体だ』

(;・×・)「自然界…黄金長方形…なんかよくわからないフワ…」

グレイシア「なんというか…すごい難しそうなんだけど… と、いうか伝説の食材と同じぐらいの力じゃない…それ?」

ゾロアークの声『…とにかく、黄金の回転で無限の回転エネルギーを用いればいくら伝説の食材が放つ煙でもそのエネルギーに勝つことは難しい…きっと払えるはずだッ!』

(;―×―)「そんなこと言われても何が何だかさっぱりフワ…」

ゾロアークの声『とにかく、黄金の回転を行って…ロアを助けてほしいッ!』

(;・×・)「だから…その、黄金の回転ってどうやるのフワ?」

ゾロアークの声『…わからんッ!!』

(;゜×゜)「えぇーッ!!」

城島「わからんってどういうことや!?」

ゾロアークの声『俺も話でしか聞いたことないんでな…なんか、真円に近い鉄球をギュインギュイン回して投げ飛ばすとかなんとか…』

城島「真円…鉄球…回す…? んなもんあらへんし、第一どうやって回すのかわからへんなぁ」

(;・×・)「回し方はわからないフワけど… 真円に近い鉄球なら…持ってるかもフワ」

リーリエ「えぇっ!? そんなの…いつの間に持ってたんですか!?」
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