【安価】元いじめっ子「お？ボタンじゃねえか。久しぶりだな」ﾆﾔﾆﾔ ボタン「ひっ……！」

元いじめっ子「オレのこと覚えててくれてるみたいだな。そりゃ忘れられるわけねえよなあ！一生のトラウマになる程たっぷりいじめてやったもんな」

ボタン「……も、もうあの頃とは違う……うちには頼りになる仲間がいっぱいいるもん！」

元いじめっ子「ﾁｯ、スター大作戦だかなんだか知らねえがお仲間を得て随分と強気になったみてえだな。どうせ一人じゃ何もできないくせに」

ボタン「うっ……」

元いじめっ子「お、図星か？オレだってお前に恨みがあるんだよ。お前のせいでオレは強制退学させられ親にも怒られて……今日は会えて嬉しいぜ。これで恨みを晴らせるってもんだ！！」

ボタン「……や、やること変わらないんだね。バカじゃないの？また同じ過ち繰り返す気なん」

元いじめっ子「あぁ！？ボタンのくせに生意気だぞ！！！」

ボタン「ひぃ……っ！」ﾋﾞｸｯ

元いじめっ子「あの頃と同じように>>3していじめてやるよぉ！」

イーブイ

ツタージャ

メイ「ぐへへへ……これから2人っきりで旅に出るんだよね、ペニーちゃん」ｼﾞｭﾙﾘ

ボタン「宿は2部屋取りますからね」

メイ「急に敬語！？距離置かれてる！？」

ボタン「まずはジュジュべ様に言われた通りイーブイを探しましょう」

メイ「敬語やめてよぉ……」ｸﾞｽｯ


2人は少し距離を置きながら旅を続けました。どうやらペニーはメイをよく思っていないようです


ボタン「あ、イーブイだ！」

イーブイ「ぶぃ〜」ｽﾘｽﾘ

メイ「かわいい〜♡よく懐いているみたいだね」

ボタン「イーブイの扱いには慣れてるもの。イーブイ、私と一緒に来てくれる？」

イーブイ「ぶいっ！」ｺｸｯ

メイ「あらゆる可能性を秘めていると言われるポケモン、イーブイ！この子さえいれば大魔王を討ち破ることができるはず！」

ナツメ『勇者達よ……聞こえますか』

メイ「この声は……ジュジュべ様！？」

ナツメ『大魔王を弱らせることはできても討つことは決して出来ないでしょう。奴を封じる力を持つポケモンが必要です』

ボタン「封じる……！？その力を持つポケモンとは一体！？」

ナツメ『その先の森に向かいなさい。彼らは人間を嫌っているようですが……勇者の素質を持つあなた達なら出会えるはずです』

メイ「分かりました！ジュジュべ様！」


こうして2人は封印の一族を探して森へ向かうのでした。

ここは封印の森……かつて大魔王を封じたと言われる一族の末裔が住む森だと噂されている場所


メイ「……あれ？さっきもこの道通らなかった？」

ボタン「見て！さっきつけた目印。どうやら本当に戻されているみたい」

メイ「人間嫌いの一族だという噂は本当みたいだね。絶対に私達を奥に行かせない気なのかな」

イーブイ「ぶいぶぶい！」

ボタン「どうしたの？イーブイ」

イーブイ「いぶい！いぶぶぶいぶいぶい！ぶぃゆ〜！」

ボタン「ごめん、かわいいけれど何言ってるのか全然分からないよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

メイ「謎を解かないと森の奥には進めない……って看板に書いてあるよ」

ボタン「看板あるんかーいっ！イーブイはこれに気付けと言いたかったんだね……」

メイ「謎解きですかぁ……私頭使うの苦手。ペニーちゃんいける？」

ボタン「任せてっ！謎解きなら私の出番ね！」ﾒｶﾞﾈｸｲｯ

イーブイ「ぶいぶい」ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ

メイ「看板の裏を見ろって言っているのかな？」

ボタン「ヒントでも書かれていたらいいけど」

看板の裏側「>>448」

この森には食糧庫があって食べ物には困らないよ

看板の裏側「この森には食糧庫があって食べ物には困らないよ」

ボタン「……ヒントでも何でもないね」

メイ「つまり食べ放題ってこと！？素敵な響き！」

ボタン「なんて呑気なことを……はっ！ま、周りをよく見てメイ！」

メイ「え？あれれ？？？」ｷｮﾛｷｮﾛ

ボタン「いつの間に出口を分からなくなっちゃった……もしかして私達、この森に閉じ込められてる！？」

謎の声『その通りだ、ニンゲン共よ。決して逃しはせんぞ！出ることも死ぬこともできぬ無限の生き地獄を見せてやる！！』

ボタン「だ、誰っ！？」

メイ「そんなぁ！食料に困らないからってそんなの嫌だよ！」

イーブイ「ぶぃぃ……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ボタン「謎の声の主！ほら、イーブイまで怯えてる！あなたが人間を嫌うは勝手です。でもポケモンまで巻き込むの！？」

謎の声『……懐いているようだな。そのような光景を見たのは幾年振りか……いだろうニンゲン共よ、>>450をしたら我の元へ導いてやろう』

全裸になってエッチな踊り

謎の声『全裸になってエッチな踊りをしろ』

メイ・ボタン「！？」

ボタン(ふ、ふざけんなし！アドリブの度が過ぎる！！監督はよカメラを止めろ！！)

監督「……」GOｻｲﾝ

ボタン(あんのクソ監督が！！誰だよ謎の声役やってるの！！)ﾁﾗｯ

ペパー「……」👍

ボタン(お前かああああああああっ！！)

謎の声『どうした？できぬのか？愚かなるニンゲン共め……我らポケモンと同じように全裸にでもならぬ限りここは通さない！！』

メイ「惑わされないでペニーちゃん！！こんなことを言うようなやつが封印の一族であるはずがないわっ！」

ボタン「そ、それもそうだ！こんなアホな世界の救い方があってたまるか！！」

メイ「こんな森、勇者モードに変身して全部破壊し尽くせばいいのよ！へーんしんっ☆」ﾋﾟｶｰﾝ

ボタン「野蛮すぎる！けど賛成！変身っ☆」ﾋﾟｶｰﾝ

メイとボタンの服「ｯﾊﾟｰﾝ!」

光に包まれた全裸のメイとボタン「はぁぁぁぁぁ……っ！」ｷﾗｷﾗｷﾗｰﾝ✨

謎の声『こ、この光は……！』

メイ「愛と勇気だけが友達さ！星の勇者メイ、見☆参！」ｷｬﾋﾟｰﾝ

ボタン「なりたいに自分に変身！星々のように煌めく勇者ペニー、推☆参！」ｷｬﾋﾟｰﾝ

謎の声『間違いない！！この光は……伝説の星の美少女勇者達！！』

メイ「あれ？知ってるんだ」

ボタン「ん？もしかして変身の時には一回全裸になるから……全裸になってエッチな踊りをしろって、勇者モードに変身しろってこと！？」

フシギバナ「失礼をした。ワガハイはこの森の長老、フシギバナ。代々封印の術を受け継いできた一族の長でもある」

ボタン「わっ！？フシギバナがしゃべった！？」

メイ「不思議だねー」

フシギバナ「フシギバナです」

フシギバナ「伝承によると今日この日に我らが一族の力を求めて星の勇者がこの森に現れるとあった。だがニセモノを通すわけにはいかないので試してもらったのだ」

メイ「なるほどですねー」

ボタン「私達が本物だと分かっていただけたようで何よりです。私達の旅についてきてくれるというポケモンはいませんか？」

フシギバナ「ワガハイはもう歳であるゆえ旅への同行は難しい。ワガハイの息子フシギダネ、それにツタージャ。この二匹がいれば必ずや大魔王を封じてみせるだろう」

フシギダネ「だね」

ツタージャ「つたーじゃ！」

メイ「かわいい子達！本当にこんなんで大魔王に勝てますかね？」

フシギバナ「それはあなた達次第だ。ワガハイもこの森から勝利を願っている。星の勇者達に神のご加護を！」

森のポケモン達「神のご加護をっ！！」ﾊﾞｯ

ボタン「ありがとうございます、長老様」

メイ「とにかくこれでメンバーが揃ったね！ハチク大魔王を倒しにしゅっぱーつ！！」

ボタン＆ポケモン達「おぉーっ！！」


こうして勇者達の旅は大魔王の城へと向かった。しかしそこには>>453というトラップが仕掛けられていた！

服のお腹部分を溶かされる液体発射

魔王の城「ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ……」

ボタン「こ、ここが魔王の城……！」ｺﾞｸﾘ

メイ「待ってろハチク大魔王！！」

イーブイ「いぶい！」

フシギダネ「だんにゃー！」

ツタージャ「つったー！」

ボタン「罠が仕掛けられてるかもしれない。気をつけて進もう」

メイ「はぁい」ｶﾁｯ

ボタン「……メイ、今なんかスイッチ踏まなかった？罠に気をつけろっつったじゃん！！」

ツタージャ「たじゃ？」

ボタン「ごめん呼んでない」

大砲「ﾄﾞﾋﾟｭｯ」

メイ「あ、危ないっ！！」ｶﾞﾊﾞｯ

ボタン「ひゃっ！？」

液体「ﾍﾞﾀﾍﾞﾀ……」

メイ「ってただのドロドロした液体かぁ……大砲みたいだったから警戒しすぎちゃった」

ボタン「メイ、よく見て！発射されたのは……モンスターだ！！」

スライムが現れた！

メイ「あ、そういう世界観だったんだ」

ボタン「魔王といえばこれでしょ。って突然のメタ発言どうした！？」

メイ「ん？なんだか砲撃を受けたお腹辺りが涼しいような……」

メイのお腹「やあ」ﾍｿﾁﾗｯ

メイ「って服が溶けてる！？」

ボタン「これはまさか……スライムの中でも最上位種、『フクダケヲトカススライム』！！男達の妄想から産み出されたと言われる史上最悪のモンスターだよ！！」

メイ「早く倒さないと私達の服が溶かされちゃうっ！」

ハチク大魔王『ふはははは！聞こえるか星の美少女勇者達よ。我が城へようこそ。門番のスライムを倒さねば城に入ることはできぬぞ！！』

ボタン「なんという外道……！対象年齢上がっちゃうよ！」

ハチク大魔王『果たして城に入る頃にはどれだけの布が残っているか、楽しみにしているぞ！』


城突入時の2人の布面積量(現在：メイ残り90％ボタン残り100％)　>>455

両方０になった

ボタンは無傷、メイは靴も溶かされる

メイ「メラっ！メラミっ！メラゾーマっ！」

フクダケヲトカススライム「ﾋｮｲｯ」

メイ「くっ！なんてすばしっこい！」

ボタン「あのスピードでこっちに突っ込まれたら服が全部持ってかれちゃう……！ここは範囲魔法、イオナズンっ！！」ﾄﾞｶｰﾝ

フクダケヲトカススライム「ぐああああああああっ！！」

ボタン「やったか！？」

メイ「……ペニーちゃんっ！後ろっ！」

ボタン「えっ！？」ｸﾙｯ

スライムの破片「ﾊﾞｯ!」

ボタン「きゃあっ！」ﾍﾞﾀﾍﾞﾀ

メイ「くっ！よくもペニーちゃんを！！溶かすなら私の服も溶かせっ！！」ﾊﾞｯ

ボタン「ちょっ、自分から突っ込んでくんなし！」

メイ「何言ってるの。あなただけに恥ずかしい思いはさせないわ！」

両者の服「ｼﾞｭﾜｱｱ……」

ハチク大魔王『よくぞやってくれたな勇者共！スライムは散ったが……だが最後っぺにより貴様らの服は全て溶かされたようだな！！』

ボタン「くっ……！///」

メイ「こ、これくらいで私達が戦意喪失するとでも思ってるの！？モンスターに裸を見られても恥ずかしくともなんともないわっ！///」

ハチク大魔王『そうだろうな。だがこれならどうだ？』指ﾊﾟｯﾁﾝ

魔王の城「」ｽｩ…

メイ「えっ！？魔王の城が……消えていく！？」

ハチク大魔王『その城は最初から我が見せていた幻覚に過ぎない。周りをよく見てみろ』

街の人達「なんだぁ！？急に裸の女の子が現れたぞ！？」「ウヒョヒョwえっちだねぇ」「カメラ！カメラはないでござるか！？」

メイ・ボタン「きゃああああああああっ！！///」

ハチク大魔王『ふははははは！！これで完全に戦意喪失したな、小娘共よ！！』

ナツメ「流石ね、大魔王様」

ハチク大魔王「おお、我が優秀な部下ジュジュべ。貴様こそよくぞ小娘共をここまで導いてくれた」

ナツメ「お安い御用です大魔王様。これで星の美少女勇者達が魔族を滅ぼす未来は無くなったことでしょう」

ハチク大魔王「ふはははははは！！我が闇の栄光は星々のように砕け散ることはないのだ！！」


『星の美少女勇者達』　fin

〜試写会終了〜


映画関係者達「ブラボー！！！！スーパーブラボー！！！！！」ｽﾀﾝﾃﾞｨﾝｸﾞｵﾍﾞﾚｰｼｮﾝ

ボタン「ってなんなんですかこの映画はぁ！！」

監督「素晴らしい映画だったネ……！」ｸﾞｽｯ

ボタン「どこが！？泣ける要素あった！？」

ペパー「泣けるぜ。……股間が」ﾋﾞﾝﾋﾞﾝ

ボタン「意味分からんし！！」

メイ「もうボタちゃんったらそんなに怒らないでよ。最後の裸なんてタダのCGだし恥ずかしがることないでしょ？」

監督「未成年の裸を写すわけにはいかないからネ。……そんなに不満かい？ボタンちゃん」

ボタン「逆に何で不満に思われないと思った！？絶対こんなの公開しないでください」

監督「……お蔵入り。口で言うのは簡単だけど、それをすることによってどれだけ多くの損害が出るか理解しているのカネ？」

ボタン「そ、それは……」

監督「特にファンタジーな世界観なだけあってほとんどがCGだったからネェ。お蔵入りしたとして、CG制作会社さんへの多額の支払い、チミが負債するというのカイ？」

ボタン「ぐ、ぐーっ！」

監督「はい決まり！それじゃ早速明日から公開決定ーっ！！」

ボタン「どうか……どうか誰も知り合いは見ませんように……！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ


こうして公開された映画は…… >>459

1. ダイヒット！続編を希望する声が絶えない！
2. 知る人ぞ知るマイナー映画に。これじゃあ続編までは作れないなぁ

1

数日後……


シュウメイ「ボタン殿おお！！」ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯｯｯ

ボタン「わっ！？どしたのシュウメイ」

シュウメイ「どうしたもこうしたもない！！今話題のあの映画に出演しているこのメガネ美少女、どこからどう見てもボタン殿でござるよな！？な！？」

ボタン「な、ななななななんのことかなぁ〜！？」ｸﾁﾌﾞｴ〜♪

ペパー「おっ？どうしたどうした」

シュウメイ「しらばっくれるならペパー殿に聞くでござる。これボタンだよね？」

ペパー「うん」

ボタン「ちょっとペパー！！」

ペパー「いいだろ知られても減るもんじゃねえし。作中で出てくる全裸シーンもどうせ全部CGなんだから」

シュウメイ「なん………だと…………！？」ｶﾞｶﾞｰﾝｯ

ボタン「そんなこの世の終わりみたいな顔されても……当たり前じゃんとしか」

シュウメイ「ま、まあそこは些細な問題でござる。重要なのは我らがボタン殿が銀幕デビューし！世界で高い評価を受けていること！！」

ボタン「えぇーっ！？た、高い評価！？」

ペパー「何だ知らねえのか？もっと自慢していいと思うぜ！」

ボタン「いやいやいやあんなん自慢でも何でもない黒歴史だし！間違っても周りに言いふらしたりとかするなよ」

シュウメイ「むぅ……ボタン殿がそうお願いするのであれば仕方ないでござるね」

ペパー(多分言うだろうなこいつは)

シュウメイ「しかし勿体無いでござるなぁ。世界中で大ヒットしてて次回作も熱望されているというのに。ボタン殿がその調子では次回作を撮る気はないと？」

ボタン「やだよ絶対。監督さんからしつこく電話かかってくると思ったらその話なのかな……まさかそんなことになってたとは。黒歴史だからあの映画の情報全部シャットアウトしてたし知らなかったよ」

シュウメイ「本当にあれで終わりでいいのでござるか！？ゲーマーとして悔しくないのか！！大魔王に敗北したバッドエンドのままで！裏切り者ジュジュべへの制裁も無きままで！終わってもいいのでござるか！？」

ペパー「オレも続編見てえよ！ボタン、続編撮ってくれ！！」

ボタン「>>461」

か、考えさせて…

ボタン「か、考えさせて……」

ペパー「おお！」

シュウメイ「ありがたき幸せ！！」

シュウメイ(ボタン殿は押しに弱いからこれはもう実質OKのサインも同然でござるよ)ﾋｿﾋｿ

ペパー(なるほど)ﾋｿﾋｿ

ﾛﾄﾛﾄﾛﾄﾛﾄ……

ボタン「あ、電話……」

シュウメイ「まさか監督殿！？なんてタイミングのいい！」

ボタン「メイくんの方でした。はいもしもしボタンだよ」

メイ『ボタちゃん！監督さんから続編撮りたいって話聞いた？』

ボタン「絶賛無視してるところ」

メイ『えーっ！？勿体無い……めっちゃ評判いいんだよ！？』

ボタン「うー……どいつもこいつも！うちの気持ちは無視か！！」

メイ『ご、ごめん……楽しくなかった？』

ボタン「そ、それは……楽しかった、は楽しかったよ。でも……問題は内容。主にラストの流れ」

メイ『だって仕方ないじゃん。ああいうのがウケるんだもん』

シュウメイ「そうだそうだー！」

ボタン「みたいだね……うちのアホもそう言ってる」

シュウメイ「ちょっと電話代わって！」ﾊﾟｼｯ

ボタン「わっ、ちょっ」

シュウメイ「お電話代わりました、ボタン殿の大親友が1人、シュウメイにござる」

メイ『シュウメイくんですか！休憩時間中によく話してましたよ！お友達の話』

シュウメイ「えっ！？」ﾁﾗｯ

ボタン「……だってうち、他に会話の引き出しなんてないもん///」

シュウメイ「も、もうボタン殿ったら……///ｵﾎﾝ、メイ殿、なんとかボタン殿を説得してほしいでござる。ボタン殿は今迷っている状態でござる。あとひと押し！あとひと押しで頷いてくれそうなのだ！！」

メイ『私が最後の砦ですか……！分かった、じゃあボタちゃん。続編撮影してくれたら私が何でもしてあげる！！これでどう！？』

ボタン「なんでも？>>463とかでも？」

水着撮影

ボタン「水着撮影とかでも？」

メイ『うっ……！』

ボタン「続編決定記念に水着写真集販売することが条件って言われても出来るの？」

メイ『ぼ、ボタちゃん……！私が男だと隠して女優業してるの知っててそんなこと言うの！？酷いよ！』

シュウメイ「ボタン殿ってたまに黒くなるよね……」

ペパー「それだけあの映画のこと嫌いみたいだな……こりゃオレ達が悪いよ」

ボタン「出来ないなら続編の話は無し……」

メイ『……分かった。それでいいよ』

ボタン「えっ！？」

メイ『水着写真集出すって言ったんだよお！！！』

ボタン「な、なんだってー！？」

メイ『これでボタちゃんも受けてくれるよね！？映画と水着写真集！！』

ボタン「ぼ、墓穴掘った〜〜〜っ！！でも言い出したのはうちだし……メイくんがやるっていうなら、うちも受けるしかないじゃん……！」

メイ『やった♪じゃあそういうことで監督さんには話通しておくから！』ｶﾞﾁｬｯ

ボタン「……やることになっちゃった」

ペパー「やったぜ！！」

シュウメイ「映画だけでなくボタン殿の水着写真まで見れるとは……！！///」

ボタン「はぁぁぁぁ……やっちゃった」

ペパー「でもメイの覚悟受け止めてやっぱナシとは言わねえ辺りがかっけえよな。そういうとこ好きだぜボタン」

ボタン「ふ、ふいうちでそういうこと言うなし///」

シュウメイ「我も好きでござるボタン殿！！！！」

ボタン「はいはい分かったから」

イッシュ地方　某所


メイ「って言う話になったんですけど」

アクロマ「そうですか良かったですね」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

メイ「ちょっとぉ！ちゃんと話聞いてくださいよ！」

アクロマ「聞いてますよ。ゲーチスがスパチャのしすぎで何だって？」

メイ「全然違う！この前の映画の続編が決定したんです」

アクロマ「何ですって！？それを早く言いなさいな！！」ｶﾞﾀｯ

メイ「言いました。でももう1人の主演の子は嫌がってて、続編を撮るなら私に水着写真集を出せと条件を出してきたんです」

アクロマ「なーんだそれだけですか。出せばいいじゃないですか出せば」

メイ「出せるわけないじゃないですか！男だってバレちゃいます！！」

アクロマ「……嫌な予感」

メイ「アクロマさんの科学力で私を女の子にしてくださいっ！」

アクロマ「はあ……科学をなんだと思ってるんですか」

メイ「で、ですよね……いくらアクロマさんでもそんなことは」

アクロマ「性転換薬〜！」ﾃｯﾃﾚｰ (ドラえもん風)

メイ「あるんかい！！」

アクロマ「ただしとんでもない副作用がありましてね。オススメはしません」

メイ「そ、その副作用とは……！？」ｺﾞｸﾘ

アクロマ「>>466」

精液の出る量が半端ないから、普通のゴムではまず破れる

Fカップになる

アクロマ「まず性転換自体は1週間ほどで切れます。そして問題は戻った後。精液の出る量が半端ない量になります」

メイ「え？それだけですか？」

アクロマ「普通のゴムではまず間違いなく破けます。それくらい出ます」

メイ「なぁんだ、全然大したデメリットじゃないじゃないですかあ」

アクロマ「キョウヘイさんあなたねえ、甘く見過ぎですよ。あれがどれだけ辛いことか全然分かってません」

メイ「本名で呼ばないでください。いいからこれ貰いますね！」ｺﾞｸｯ

アクロマ「あーあ、もう知ーらねっ」

メイ「う……うぅぅぅぅ……っっ！！か、体が熱い！！」ﾌﾟｼｭｰ

アクロマ「薬が効いている証拠です」

メイ「……！？ほ、本当に股間のブツが、小さくなっていって……無くなった！？」ｻﾜｻﾜ

アクロマ「おめでとうございます、これで本当にメイになれましたね」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

メイ「ほえぇ……お胸もふわふわだぁ……///」ﾓﾐﾓﾐ



ライモンシティ



メイ「ということで撮影お願いしまーす！」

ボタン「お願いしまーす……」

シュウメイ「いよいよ水着姿のボタン殿が拝めるのでござるね……！///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ボタン「なんで着いてきたし！シュウメイに見られながらとか凄く嫌なんだけど！！」

ペパー「だろうな」

シュウメイ「！？」ｶﾞｰﾝ

カミツレ「私の専属カメラマンにお願いしておいたわ。腕は間違いないわよ」

カメラマン「よろしく」

カミツレ「じゃあこれ、私がプロデュースした水着、記念にあげるから。撮影後も着てみてね」

メイ「わぁい！良かったねボタちゃん！これ高いんだよ！」

ボタン「……あの、メイくんの分それで合ってる……？」

メイ「いいからいいから！更衣室行こっ」ｸﾞｲｯ

〜更衣室〜


メイ「えへへ〜。楽しみだなぁ」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

ボタン「ちょおっ！うちの目の前で脱ぐなし！」

メイ「ええー？いいじゃん女の子同士なんだから」ﾀﾕﾝｯ

ボタン「それは心の問題……あれ？」

メイ「どうしたのボタちゃん？」ﾆﾔﾆﾔ

ボタン「そ、それ……本物！？えっなんで！？体は男のはずじゃ……」

メイ「本物に決まってんじゃん。触ってみる？」ﾑｷﾞｭｯ

ボタン「わっ///」ﾓﾐｯ

メイ「ああこの感じ……やっぱり女の子同士はこうじゃないとね！」

ボタン「女同士でもこんなんしないし！///」

メイ「そ、そうなの！？」ｶﾞｰﾝ

ボタン「……てか、さっきからその感じ……やっぱり男ではあるん？」

メイ「実を言うと知り合いのマッドサイエンティストからもらった薬で一時的に女の子になってるだけなんだ」

ボタン「かがくのちからってすげー！いやほんとに凄いな！？」

メイ「そういうわけだから世間には女優として信頼度を上げつつ新たなファンも獲得できる！むしろ水着撮影を提案してくれてありがとう、ボタちゃん！！」

ボタン「まさかお礼言われるとは……」

メイ(水着のすがた)「着替え終わりました〜」

ボタン(水着のすがた)「……///」

シュウメイ「んおっほぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお！！///」

ペパー「ボタンかわいいよボタン///」ｼﾞｭﾙﾘ

ボタン「あああああああやっぱりやだあああああああ！！こんなん需要ない！うちみたいなちんちくりんの水着見て喜ぶ人なんていない！！」

カミツレ「少なくともここに2人いるじゃないの。メイちゃんから話に聞いていたけれど、本当に自己肯定の薄い子なのね。大丈夫、自信持って！あなたはかわいいしスタイルも細身で綺麗よ！」

メイ「ほらほらトップモデルの方にこう言われてるんだから！自信持たないのはカミツレさんに失礼ってもんだよ！」

ボタン「うぅぅぅ……///」

カメラマン「それじゃ撮るよーん。まずはメイちゃんから！ポーズ撮ってポーズ！」

メイ「イエーイ！」

ボタン「メイちゃんは凄いなぁ……あんなに自信満々に撮影できるなんて」

カミツレ「何も心配することはないわ、ボタンちゃん。私だって最初は自信が持てなかった。売れるようになるまでの下積み時代……あの頃は辛かったわ」

ボタン「あ、あのカミツレさんでもそんな時期が！？」

カミツレ「そりゃそうよ。売れないということは私の身体に美が足りないのでは……本当にモデルに向いているのか？そう自問自答する毎日だったわ」

ボタン「全然想像出来ない……」

カミツレ「でもある日を境に自信を持つことができるようになったわ。>>472という出来事をきっかけにね」

ピオニーに出会った

トウヤとセックス

カミツレ「トウヤとセックスという出来事をきっかけに私は自信を付け、仕事も沢山貰えるようになった。そして今があるのよ」

ボタン「は、はあ……」

カミツレ「BW時点でスーパーモデルだったのに時系列的に矛盾してね？って思ったそこのあなた。そこは気にしちゃダメよ。全部アルセウスとかのせいってことにしておきましょう」

ボタン「だ、誰に言ってるんですか……てかその、セックス？てなんですか？」

カミツレ「えっ！？あ、あらやだまだ知らないお年頃だったのね」

シュウメイ「我が教えま

カミツレ「黙れ」

シュウメイ「ごめんなさい」

カミツレ「ちょうど彼氏くんが一緒にイッシュに来てるじゃないの。彼に教えてもらうといいわ。メイちゃんの撮影が終わるまでまだもう少し時間かかるから。さっきの更衣室なら誰もいないだろうし」

ボタン「だってさペパー」

ペパー「ん？ああごめん聞いてなかった。ボタンの水着姿に興奮し過ぎてボーッとしてたぜ」

ボタン「いいから行こっ」ｷﾞｭｯ

ペパー「うおっ！？今のボタンに手を握られると余計ビンビンちゃんだぜ！///」ﾋﾞﾝﾋﾞﾝ


ﾊﾞﾀﾝ…

ペパー「で……ここで何するんだ？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ペパー(密室で水着姿のボタンと2人きりなんて、オレ何しだしちゃうか分かんねえぜ。早く済ませて戻らねえと……！///)

ボタン「セックスしよう」

ペパー「……えっ？き、聞き間違いか！？いや絶対そうだ！すまんもう一度言ってくれ」

ボタン「セックスすると自信が持てるようになるってカミツレさんにアドバイス貰ったん。ペパーは何のことだか分かる？」

ペパー「>>474」

あのビッチモデルがボタンを汚す気か

ペパー「あのビッチモデルが！！ボタンを汚す気か！！」

ボタン「え？だから何の話！？」

ペパー「いいからお前はこのまま元の服に着替えてろ。オレが話つけてくる！！」

ボタン「わ、分かった」


ペパー「カミツレーっ！！」

カミツレ「あれ？もう出てきちゃったのヘタレ男」

ペパー「うるせえ！！人にオレ達の付き合いの口出ししてほしくないね。ボタンを汚そうとしやがって……！この変態モデル！！」

カミツレ「何がいけないのよ。女として一歩先のステージに上がればおのずと自信が持てる。私はあの子の為を思って言っているのよ」

ペパー「何がボタンの為だ！！」

カメラマン「はーいじゃあ次は座って足をM字に開いてねー。デュフフフフ」

メイ「はーい」

ペパー「……！！まさかテメェら……グルだな！？最初からそういう写真を撮ろうとしてたのか！！」

カミツレ「バレてしまっては仕方がないわね……そう、私は変態よ。うぶな女の子のあんな姿やこんな姿の写真を集めるのが趣味なの！！」

ペパー「なんて奴だ……！」

シュウメイ「正直わかる」

ペパー「お前ちょっと黙ってろ。カミツレさん、悪いがオレの彼女の写真は撮らせねえ。この話は無しだ」

シュウメイ「な、なんて事を言い出すのだペパー殿！！ボタン殿の水着写真がいらないのか！？」

ペパー「もう目に焼き付けた！！それで十分だ！！これ以上他の連中にボタンのエロい姿は見せたくねえ！！」

シュウメイ「た、確かに……！我ももう満足したでござる！！撮影会は中止だ！！」

メイ「ええーっ！？それだと映画の続編が……」

ペパー「そっちも無しだ！！あんなアホみたいなエロ映画にボタンを出演させてたまるか！！」

カミツレ「……賢者タイム？」

ペパー「違えよ！」

メイ「で、でも確かに……私も1人のボタちゃんのファンとして、これ以上あの子が恥ずかしがる思いはさせたくないかも……！」

ペパー「だろ！？」

シュウメイ「カミツレ様、これで我ら3人が結託した！！いくらジムリーダーであるユーでも3対1で勝てるかな？」

カミツレ「くっ……！ここまでのようね……」

カメラマン「そんなぁ」

寝ます
そろそろ本気で完結させたいので明日は元いじくん再登場させてなんやかんやしたいところ

この話にイラストつけたいな...

1週間後……


ボタン「ふわぁ……」ﾉﾋﾞｰ

ペパー「おはようボタン」ｼﾞｭｩｩ

ボタン「あっ、ペパー……なんかもう当たり前のようにうちの部屋にいるじゃん」

ペパー「オレの部屋で朝飯作って持ってくるよりここで直接作った方が早い気がしてな」

ボタン「まあいけどさ。うちも手伝えるし」

ペパー「おっ、じゃあ一緒に作るか！」

ボタンのスマホロトム「電話だロー」

ボタン「待ってその前に電話。はいもしもし」

メイ『あっ……ボタちゃん？///』

ボタン「メイくん？どしたん朝から。……や、そっちは朝じゃないか」

メイ『ちょっと……急にボタちゃんの声が聞きたくなっちゃってぇ……///』

ボタン(な、なんか色っぽ……)ﾄﾞｷｯ

メイ『んっほぉぉぉおおおおおおおボタちゃんで声でいっぱい出りゅぅぅぅ！！！！』ﾄﾞﾋﾟｭﾙﾙﾙﾙｯｯｯ

ボタン「」ｶﾞﾁｬｯ

ペパー「ん？誰からだったんだ？」

ボタン「迷惑電話……」

ペパー「なんじゃそりゃ」

ボタン「いいから朝ご飯作ろー」

ペパー「おう！なあボタン、最近オレの成績も安定してきたところだし、朝飯食い終わったら久しぶりにデート行かねえか？」

ボタン「おっ、いいねえ。結構久々だね」

ペパー「そうと決まれば>>479行こうぜ！」

破れた世界

ペパー「破れた世界に行こうぜ！」

ボタン「なにそれ？全然聞いたことない」

ペパー「オレもつい最近ノボリさんから聞いてな。それはそれは幻想的な風景でデートにはピッタリの場所だって話だ！」

ボタン「へぇ〜、気になるなぁ」

ﾊﾟﾘｰﾝ!

ギラティナ「シュピーン！」

ノボリ「お呼びでございますか？」

ペパー「おお、噂をすれば」

ボタン「まだ呼んでないし！」

ノボリ「まあまあわたくし達の間柄に堅っ苦しいことは無しでいいではありませんか」

ペパー「ノボリさん、この前言ってた破れた世界って場所のことについて詳しく聞かせてくれねえか？」

ノボリ「……破れた世界、でございますか。まさかとは思いますが……行ってみたいなどと言いませんよね？」

ペパー「え、ダメなの？」

ノボリ「あそこは得体の知れない世界でございます。軽い気持ちで踏み込んでいい場所ではない！！！！」

ペパー「あんたが教えてくれたんじゃないかっ！！」

ノボリ「確かに風景は幻想的な場所ですがね。足を踏み入れてしまっては何が起こるか全く予想が付きません……見るだけに留めておくといいでしょう。ギラティナ」指ﾊﾟｯﾁﾝ

ギラティナ「シュピーン！」ｽﾞﾊﾞｯ

ノボリ「この空間の裂け目の向こうに見えるのが破れた世界なる場所でございます」

ペパー「おお……！すげえ！上にも横にも地面が浮いていて……重力がめちゃくちゃなのか！？」

ボタン「確かに面白い景色だけど行くのはちょっと……だね」

ノボリ「満足していただけましたか。デートスポットならもっと他をお探しください。>>481とかどうでしょうか」

バトルサブウェイ

ノボリ「そんなことよりもお二人とも相当な実力のポケモントレーナーとお見受けいたします！！」

ペパー「そ、そんなことねえよ〜///」ﾃﾚﾃﾚ

ボタン「ふふん。やっぱ分かる人には分かっちゃうかぁ〜///」ﾃﾚﾃﾚ

ノボリ「是非とも我がバトルサブウェイへ挑戦にお越しください！！！！！！！！」

ペパー「確かノボリさんの職場の……」

ノボリ「はい！電車の中でポケモン勝負をすることのできる、世界でも唯一のスポット！！！！！それがバトルサブウェイでございます！！！！！！！！！」

ボタン「電車の中で戦う意味って一体……」

ノボリ「……！！！」

ペパー「こ、こらボタン！それは言ってはいけないお約束だろ！？」

ボタン「えっ、だって意味分かんないじゃん」

ノボリ「わ、分かっていますよ……わたくしだって長年サブウェイマスターをしてきてとっくに気付いていましたとも………！」ｼｸｼｸ

ボタン「ご、ごめんなさいノボリさん！バトルサブウェイ行きますから！！うちも電車好きです！ガラルにいた頃はよく乗ってましたから！！」

ペパー「パルデアにはないんで楽しみっす！ぜひ挑戦させてください！！」

ノボリ「スーパーブラボー！！！！！！！！！！！！それでは準備はいいですか！？出発進行ーッ！！」

ボタン「待ってうちまだパジャマ……」

イッシュ地方　ライモンシティ　ギアステーション


ノボリ「ふぅ……定刻通り到着でございます」

ペパー「ほほぉ。ここがバトルサブウェイか！」

ノボリ「車両はいくつかありますが……やはりここはお二人で同時に挑めるマルチトレインがオススメですね」

ボタン「ちょっとノボリさん！そんなことよりまだうち着替えてないんだってば！」

ノボリ「ご安心を！あちらの売店でサブウェイマスターコスプレグッズも販売中でございます！！！！上から着るだけでも暖かいですよ！！！！！」

ボタン「まさかの宣伝！？」

ペパー「おお……！ノボリさんのコートカッコいいと思ってたんだよな！ボタン、買ってこうぜ！！」

ボタン「えー……ムダに高くない？」

ペパー「いいじゃねえか買おうぜ！ねえ買おうよ〜！」

ボタン「急に喋り方どした！？怖……IQ下がってるよ」

ペパー「うるせえな！！いいだろう！？男の子はみんなああいう感じのコートが大好きなんだよ！！」

ボタン「へ、へぇ……」

メイ「あれぇ？ボタちゃん！！どうしてこっちに！？」

ボタン「げっ……メイくん、さっき変だったけどもう大丈夫なん？」

メイ「ぐひひひ……全然変じゃないよぉ。それにしてもパジャマ姿のボタちゃんはかわいいなぁ///」ﾋﾞﾝﾋﾞﾝ

ボタン「や、やっぱ変だって！」

ペパー「テメェ人の女をそんな目で見るんじゃねえぞゴラ」

ノボリ「うーむ……いつもならわたくしは女性を助けるためにスーパーブラボーしているところですが、メイ様も心は女性……どうしたものでしょうか」

メイ「お、お願いしますノボリさん……！！私このままじゃ、ボタちゃんにナニするか分かんないです……！！」ﾎﾞﾛﾝ

ノボリ「スーパーブラボー！！！！！！！！！！！」3 ﾌﾟﾘｯｹﾂ

ペパー「……帰るか」

ボタン「うん……」

パルデア地方　どこかのショッピングモール的な場所


ペパー「結局やっぱりこういうとこに落ち着くよなーデートって」

ボタン「大体なんでもあるしね」

ペパー「映画とか見るか？」

ボタン「や……しばらくはいいかな……」

ペパー「あらま。見事にトラウマになっちゃってんな」


元いじめっ子「……」


ペパー「お？あれって……」

ボタン「元いじくん！」

ペパー「そうそう元いじくん。1人なのかな」

ボタン「彼女さんと待ち合わせでもしてるんじゃない？」

ペパー「そうかもな。声掛けてみるか？」

ボタン「ぉーぃ」ﾀｯﾀｯﾀｯ

ペパー「ってもう行ってるし」

元いじめっ子「ん？あ、ボタンちゃん！」

ボタン「久々じゃん元いじくん！今1人？それとも彼女さんと待ち合わせでもしてるん？」



元いじめっ子の彼女は…… >>485

1. ボタンに似てる？おとなしめ理系ショートカットメガネっ娘
2. ボタンとは正反対！？元気ハツラツ文系黒髪ロングお姉さん系美人
3. 実はそんな人いない。ボタンに気を遣わせないためについた嘘だった！

3

元いじめっ子(彼女……？ああ、そういえば前にそんな嘘ついたっけ……)

元いじめっ子「ええと……今日はオレ1人だよ」

ボタン「なぁんだ、そうだったんだ……元いじくんの彼女さん会ってみたかったなぁ」

元いじめっ子(はぐっ！ボタンちゃんに気を遣わせないためについた嘘で心苦しくなるとは……そうだよなぁ、休日の昼間に1人で大型ショッピングモールに来るような寂しいやつはオレくらいか……)ｼｸｼｸ

ペパー「よっ！元いじくんだったか」

元いじめっ子「ボタンちゃんの彼氏さんか……」

ペパー「ペパーだぜ。1人ならよければ一緒に来ないか？」

元いじめっ子「えっ、いいのかい？デート中だろ」

ボタン「いいよいいよ。人数は多い方が楽しいじゃん」

元いじめっ子「……じゃあお言葉に甘えて。どうせ映画なんていつでも見れるしな」

ボタン「え、映画！？ちなみに見ようとしてたのって……」

元いじめっ子「今話題の映画だよ。普段映画ってあんま見ないんだけどなんか惹かれてさぁ〜」

ボタン「やめた方がいい！見ない方がいいよ！！」

ペパー「あ、ああ。そうだなあれはクソ映画だった」

元いじめっ子「見たことあるんだ。そんなに言うならやめとこっかな」

ボタン「ﾎｯ……それじゃ3人だし>>487しよ」

ランセ地方へ行く

ボタン「ランセ地方に行こう」

ペパー「どこだそりゃ！？」

元いじめっ子「遠〜〜〜くにある地方だよ。モンスターボールが流通していないくらい遠くにね」

ペパー「マジか……全く想像つかねえぜ。現代にそんなとこまだあんだな」

ノボリ「やれやれまたわたくしの出番でございますか」

元いじめっ子「あ、あなたは……ノボリさん！？」

ノボリ「おや元いじ様、お久しぶりでございますね！ボタン様、両手に華ならぬ両手に槍と言ったところでございますね」ﾆﾔﾆﾔ

ボタン「そ、そんなんじゃないしっ！///そんなことより早くランセ地方に送ってよ」

ノボリ「出発進行ーッ！！！！」




〜ランセ地方〜


ノボリ「ふぅ……定刻通り到着でございます」

ペパー「おお……！これが和風ってやつか！」

元いじめっ子「甲冑着てる人いないかな！？」

ノボリ「和風……この和な景色を見ていると何か……わたくしの心の奥に眠る存在しない記憶のような何かが湧き上がってくるような……」

ボタン「何それ……」

ペパー「んでボタン、このランセ地方で何かしたいことでもあるのか？」

ボタン「会いたい人がいるんよ。あっ、そこの人！ここはなんという国ですか？」

通行人「ここは>>489の国だよ」

ハジメ

通行人「ここはハジメの国だよ」

ボタン「よっしゃー！！ノボリさんナイス！！」

元いじめっ子「ボタンちゃんテンション高いね」

ペパー「このテンションは……イーブイ絡みだな？」

ボタン「正解っ！この国にね、有名なイーブイ使いの人がいるんだよ！」

元いじめっ子「す、すげえな。テンションで分かるんだ」

ペパー「へへっ、まあな」

通行人「有名なイーブイ使いと言えば……なるほど、君達はこの国のブショーリーダーに会いに来たんだね」

ペパー「なんだそれ？ジムリーダーみたいなもんか？」

ボタン「多分そんな感じ。どこに行ったら会えますかね？」

通行人「大きな城が見えるだろ？あそこに行くといいよ」

ボタン「はーい！ありがとうございます」



〜ハジメの国のイクサ場〜


ペパー「もう少しで城だな」

元いじめっ子「綺麗な田んぼだな〜。……と思ったけどよく見たらちょくちょくポケモンの足跡が」

ノボリ「この辺りでポケモン勝負が盛んに行われているのかもしれませんね」

ボタン「あのー、すみませんブショーリーダーの方はいらっしゃいますでしょうか」

門番「なんだ？奇妙な服装をした怪しいやつらめ！」

ペパー「まるで違う時代の人間扱いだな」

ボタン「う、うちら海外から来たんです。この国のブショーリーダーさんに一目会いたくて」

門番「海外だと！？どこからどうやって入ってきた！？ますます怪しい……疑いを晴らしたかったら>>491をしてもらおうか」

乾布摩擦

門番「まずは海外から持ち込んだ汚れを落としてもらおうか！乾布摩擦をしろ！！」

ペパー「はいはい。仕方ねえな」

門番「服を全て脱いで体全体を擦るのだぞ！！今、ここでな！！！！」

ボタン「えっ！？」

ノボリ「やれやれ……ノットブラボーな気配がしますね」

オイチ「なんの騒ぎですか？」

門番「こ、これはこれはオイチ様！！」ﾍﾟｺﾘ

元いじめっ子「お、話が通じそうな人が出てきた」

オイチ「あなた達は……もしかして海外からいらしたのでは！？」

ペパー「お、おう。その通りだぜ」

オイチ「わぁ〜！私、海外に出るのが夢だったんです！兄ノブナガの暴走も終わったところですしそろそろ……と計画していたところだったんですよ！ねっ、プリン！」

プリン「ぷりぷり〜」

ボタン「あはっ、かわいい……だ、大丈夫だよね？突然キバ向いてきたり叫んできたりしないよね？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ペパー「ははっ、トラウマになってら」

オイチ「お願いします！兄やこの国のブショーリーダーにバレないように……私を外に連れ出してください！！」

ノボリ「ギラティナがいれば簡単ですがね。どうしますか？ボタン様」

ボタン「えっ、うちが決めるの？」

ノボリ「この団体のリーダーはあなた様ですからね」

ボタン「そういう認識だったん！？えと、じゃあ……>>493」

いいですよ

ボタン「いいですよ」

オイチ「本当ですか！？ありがとうございます！」

ペパー「おいおいいいのか？簡単に決めちまって」

ボタン「いいじゃん別に。したいことして何が悪いん？それにギラティナがいれば何かあってもすぐ戻れるし」

ペパー「それはそうだが」

元いじめっ子「ボタンちゃんは優しいなぁ」

ペパー「お前ボタンに甘すぎちゃんだぜ」

門番「……」

ノボリ「そうなると困るのは話を聞いてしまったこの方の処分ですかね」

オイチ「門番さん、絶対に誰にも言わないでくださいね！？」

門番「なりませんオイチ様。海外は危険です！この鎖国されたランセ地方から出るなど許される行為ではありませんよ！！」

オイチ「そこをなんとか！どうしても私は外の世界に行ってみたいんです！！」

門番「では……>>495してくれたら黙っててあげますよ」

ヒデヨシと結婚

門番「ヒデヨシと結婚してくれたら黙っててあげますよ」

オイチ「え……」

門番「ご存知ですかオイチ様？このハジメの国と隣のカエンの国は対立してきた歴史は長く……現在のブショーリーダー様がブショーリーダーになるよりもずっと前からの因縁なんです」

オイチ「それで私とヒデヨシ様で政略結婚をして友好関係を結ぶべき、だと？」

門番「そういうことです」

オイチ「って、ヒデヨシ様には奥様がいらっしゃるじゃないですか！ほらドクガの国の」

門番「ランセ地方では一夫多妻制くらい普通のことではありませんか」

ペパー「未だにそんな地方あるんだな……」ﾋｿﾋｿ

ボタン「全体的に古い考えが残ってる地方なんかね……」ﾋｿﾋｿ

門番「聞こえたぞ貴様ら！！ランセ地方を愚弄したな！？」

ボタン「げっ！地獄耳……ピーちゃんじゃないんだから」

門番「オイチ様、このような連中と共に海外へ行くなどお考え直しください！！」

オイチ「>>497」

（連続取りになるけど1時間経ってるからいいかな……？）

Chu!カエンの国攻め落としてごめん♡

オイチ「Chu!カエンの国攻め落としてごめん♡」

門番「は？はい？」

オイチ「知らないんですか？海外で流行っている歌の替え歌ですよ」

ボタン「あーあれね」

元いじめっ子「知ってる知ってる」

ペパー(わかんねえ……)

オイチ「政略結婚なんて嫌ですよ。そんなことをするくらいならカエンの国を攻め落とせばいいんです。武力で制圧してしまえばいいんです」

門番「お、オイチ様！？」

オイチ「みなさん、カエンの国を落とすのに協力してもらえませんか？きっとハジメとカエンが合併してしまえばリーダーも兄上もその功績に免じて海外旅行を許可してくださるはずです！！」

ノボリ「面白そうな話ではありませんか！わたくしも鎖国国家ランセ地方のポケモン勝負に興味があります！！ボタン様、我々も出発進行いたしましょう！！！！！！」

オイチ「そうですよ！私も海外のイクサを見たいのでお願いします！！！」

ボタン「まあいいけど……いいよね？」

ペパー「ネモにいい土産話ができるかもな！」

元いじめっ子「ボタンちゃんと一緒にいられるならどこへでもついていくぜ」

ペパー「お前どさくさに紛れて何言ってんだこの野郎」



〜カエンの国〜


ハンベエ「ヒデヨシ様〜、なーんかハジメの連中が攻めてきたみたいですよ〜」

ヒデヨシ「な、なんだってぇ！？ランセ地方の平和協定はとっくの昔に決まったじゃろうが！ノブナガ軍が負けて、やつがアルセウスとリンクを結んだことでな！」

ハンベエ「そんなこと言われても攻めてきてるもんはしょうがないじゃないか」

カンベエ「ヒデヨシ様……ここは私にお任せを」

ヒデヨシ「おおカンベエ！お前さんの策でなんとかせえ！」

カンベエ「>>499するのが得策かと」


(ポケナガキャラの口調とかうろ覚えだけろ許してね♡)

安価が全然来ないので大幅カットします。やっぱり10年近く前の外伝作品の話なんてなかなか伝わらないですよね

すごろく

なんやかんやあってパルデア地方に帰ってペパボタのごく普通のデート＋元いじくんの旅は続いていた


そして夕方頃……


ボタン「ふぅー、楽しかった。色々あったね」

ペパー「色々あったような無かったような……安価に禁止は設けたくないし俺は分かるから外伝作品のことを指定しても構わないと言いたいところなんだけどな。だが他の読者が分からないかもしれないから本当はあんまり良くないのかもな」

ボタン「突然のメタ発言どうした？また作者乗り移ってる！？」

元いじめっ子「ボタンちゃん。今日はありがとう。とても楽しかったよ」

ボタン「友達なんだから遠慮することないし」

元いじめっ子「……うん。それは分かってる……けど」ﾁﾗｯ

ペパー「ん？」

元いじめっ子「今日一日一緒にいてよく分かったよ。ボタンちゃん、終始ニコニコしてたし楽しそうだった……まるであの頃に戻ったかのようにね」

ペパー「あの頃って？」

ボタン「……」

元いじめっ子「本当はな、ボタンちゃんって明るい子だったんだよ。けどオレのせいで……いじめられてしまったせいですっかり暗い性格になってしまって……本当に申し訳ないと思ってる！！」

ボタン「そのことはもういいって言ってんじゃん……」

元いじめっ子「今のボタンちゃんがそう言えるのもきっと全部ペパーくん、あなたのおかげだ。オレだったらボタンちゃんを元に戻してあげられなかったかもしれない……やっぱりボタンちゃんの恋人が務まるのはあなただけだ。これからもボタンちゃんのこと、よろしく頼むよ」

ペパー「へへっ、んなこと言われなくても当たり前だっての。ボタンの笑顔はオレが守る！！」

ボタン「も、もう……///」

元いじめっ子「ありがとう……これで完全に吹っ切れるよ」

ボタン「元いじくんこそお幸せにね。彼女さんによろしく」

元いじめっ子「え？あ、ああ。うん……」

元いじめっ子(結局あれ嘘だって言い損ねたー！！)ｶﾞｰﾝ

次の朝　元いじ宅


ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

元いじめっ子「ふわぁ……朝っぱらから誰だぁ？今出まーす」ｶﾞﾁｬ

ボタン「……ごめん、まだ寝てた？」

元いじめっ子「ボタンちゃんっ！？急にどうしたの？」

ボタン「えと……きゅ、急に顔が見たくなって」

元いじめっ子「昨日一緒にいたじゃないか」

ボタン「そう……なんだけどさ……」

元いじめっ子「……元気ないじゃん。何かあった？」

ボタン「うん……」

元いじめっ子「まあ上がって。オレでよければ相談乗るぜ」

ボタン「お邪魔します……」

元いじめっ子「昨日あんなにニコニコで楽しそうだったのに……一晩で何があったんだよ」

ボタン「実は……ペパーと喧嘩しちゃって」

元いじめっ子「け、喧嘩！？昨日ペパーくんに託したばっかなのに！！てかあんなにラブラブだったのに！？」

ボタン「や、やっぱ周りからはそう見える！？ちょと恥ずい……///」

元いじめっ子「うん。だから絶対すぐ仲直りできるって。一体何が原因なの？」

ボタン「>>503……」

ペパーの浮気

ボタン「ペパーの浮気……」

元いじめっ子「よし、死刑」

ボタン「ま、待って元いじくん！早まらないで！！」

元いじめっ子「これが落ち着いていられるかってんだ！！！！！昨日はあんなに頼もしい彼氏だと思ったのに……気持ちよくボタンちゃんを任せられるいい男だと思ったのに！！」ｷﾞﾘｯ

ボタン「お、お願いだから落ち着いて……まだ疑惑だから」

元いじめっ子「ぎ、疑惑？」

ボタン「昨日あの後ね、一緒に夜ご飯作ろうってペパーの部屋行って……で、その時見つけちゃったん。ペパーと女の人が一緒に写ってる写真……」

元いじめっ子「写真だけ？それならまあ確かに疑惑止まりかな……」

ボタン「うん、>>505とのツーショット写真。問い詰めても誤魔化して話逸らそうとする感じで……その後喧嘩になっちゃった」

アオイ

ボタン「とりあえずその子の名前はアオイっていうらしいけど……」

元いじめっ子「ボタンちゃんと共通の知り合いってわけじゃないんだね」

ボタン「うん……だから余計に気になって。しつこく聞いちゃって……」



〜回想　昨晩のペパーの部屋にて〜

ボタン『なんだかペパーの部屋久しぶり』

ペパー『そっかそっか。オレがボタンの部屋行ってばっかだったもんな。滅多に来ないからってあんまり物色するなよ？』

ボタン『そ、そんなんしないし。……あ、エリアゼロの冒険の後に撮った写真、飾ってあるんだね』

ペパー『まあな〜。あんな冒険はきっとこの先も経験できないだろうな。そういえばオレ達が初めて出会ったのもあの時か』

ボタン『考えてみればうちらって知り合ってからまで全然経ってないんだね。……ん？隣に飾ってあるこれって……』

ペパーとアオイのツーショット写真「やあ」

ペパー『あっ！！そ、それは……！』ｶｸｼｯ

ボタン『ちょっ、なんで隠す！？今のって女の子とのツーショット写真だよね！？なんかやましいことでもあるん！？』

ペパー『うっせ。あんま詮索すんなって。オレにはオレの都合ってもんがあるんだよ』

ボタン『うちは彼女だもん。詮索する権限くらいあるじゃん』

ペパー『ねえよ！調子乗んなよお前』

ボタン『はぁーっ！？何その言い方！！』

〜回想終了〜



ボタン「……ってことがあって。これってうちが悪いのかなぁ……人の都合考えないで勝手に問い詰めたうちが悪いかなぁ！？うちって重い！？」

元いじめっ子「そんなことないさ！これはペパーが悪い！！ちょっとオレに話つけさせてくれ。電話貸して」

ボタン「う、うん……よろしく」

元いじめっ子「もしもしペパーくん？」

ペパー『その声は……ボタンじゃねえな。てかどう考えてもまず男か』

元いじめっ子「オレだよオレオレ。元いじ。ボタンちゃんから話は聞いたぞ」

ペパー『あのなぁ、お前はボタンの味方をするだろうけどオレにはオレの都合ってもんがあるんだよ。一方の言い分だけ聞いてもう一方が悪いと決めつけるのは良くないと思うぜ』

元いじめっ子「じゃあ言ってみろよその都合ってのをよ！！」

ペパー『>>507』

お前に言う必要はない

ペパー『うっせえな。お前に言う必要ねえだろ。関係ねえ赤の他人のくせに』

元いじめっ子「か、関係ないってことはないだろ！オレはボタンちゃんと仲の良い友達で……現にボタンちゃんはオレに頼って相談に来てるんだよ」

ペパー『……知るか。とにかく関わるんじゃねえよ』ｶﾞﾁｬｯ

元いじめっ子「き、切られた……」

ボタン「ペパー、どうしちゃったの……普段はあんな冷たいこと言わないのに……」ｼｸｼｸ

元いじめっ子「オレも昨日一緒に過ごした範囲しか知らないが……彼はもっと爽やかな好青年だと思ってたのにな……共通の友人から最近ペパーくんの様子がおかしいとか、裏で何かしてそうとか、聞いてないのか？」

ボタン「全然……てかペパーの友達って誰がいるんだろ」

元いじめっ子「えっ」

ボタン「ハルト、ネモ……あとは？」

元いじめっ子「お、オレに聞かれても困るって」

ボタン「だ、だよね……うちってもしかして、ペパーのこと全然知らないんじゃ……？」

元いじめっ子「た、単純に友達が少ないだけなのかもしれないだろ」

ボタン「それはそう」




ボタン「ってことで2人にも相談乗ってもらいたくて」

ハルト「ペパー先輩がねぇ……」

ネモ「最近のペパーなんていっつもボタンと一緒にいるんだから全然会ってないし知らないよー」

ボタン「だ、だよね……」

ネモ「というかあなたは？」

元いじめっ子「あ、元いじめっ子と申します。いつもボタンちゃんと仲良くしてくれてありがとう」ﾍﾟｺﾘ

ハルト「保護者みたいなこと言うじゃん」

ネモ「ポケモン勝負は嗜んでらっしゃる？」

ハルト「ネモちゃんステイ！今はそういう時間じゃないから。……あっ、思い出した！ペパー先輩ならこの前コソコソしてるのを見かけたっけ」

ボタン「本当っ！？」

ハルト「うん。何やら>>509していたみたいだよ」

ミモザと2人で密談

ハルト「ミモザ先生と2人で密談していたみたいだよ」

元いじめっ子「ミモザ先生って？」

ボタン「医務室の先生だよ」

ネモ「普通に怪我を診てもらったんじゃないの？」

ハルト「それが怪我はなさそうだし具合が悪いわけでもなさそうな感じだったのに医務室に入っていったんだよ。怪しかったから壁に耳当ててどんな会話してるか聞こうとしたんだけど、内容までは聞き取れなかったよ」

ネモ「知らない女の子の次はミモザ先生か……ミモザ先生は男子生徒に人気だってよく聞くし、これは本当に怪しいかも……！！」

ボタン「そ、そんな……」

元いじめっ子「浮気相手が1人ではないかもだと！？これはいよいよ許せねえ……！」

ボタン「だ、だから落ち着いてってば！まだ全然確証はないし……」

ハルト「ここは罠に嵌めて試してみるか」

ボタン「わ、罠！？」

ハルト「ハニートラップさ。もし本当にペパー先輩が浮気性ならそれで分かるはず」ﾁﾗｯ

ネモ「ちょっとハルトー？なんでこっち見るの？」

ハルト「ハニートラップに必要なのは大きなお胸かなって」

ネモ「私がやるの！？てかいいの！？自分の彼女にそんなことさせて！！」

ハルト「僕にとってはネモちゃんという恋人だけじゃない。ボタンちゃんもペパー先輩も大切な友達なんだ！！！その2人がこんな調子だなんて嫌だもん。真偽を確かめるためなら喜んでネモちゃんの体を差し出すよ！！」

ネモ「それ決めるの私ー！！」

ハルト「ネモちゃんにとっても大切な友達でしょ！？引き受けてよ！！」

ネモ「>>511」

いいとも

ハルト「引き受けて……くれるかなっ！？」

ネモ「いいともー！」

ボタン「おっひるやーすみはウキウキウォッチン♪」

元いじめっ子「突然のいいともどうした？」

ネモ「ボタン、私に任せて。ペパーが有罪か無罪か……ハッキリさせてあげるからね！」

ボタン「ネモ……ありがと」



〜ネモの部屋〜


ペパー「来たぜネモー。お前はオレを呼び出すなんて珍しいな」ｶﾞﾁｬ

ネモ(下着すがた)「いらっしゃい、ペパー」

ペパー「お、お前なんて格好してんだ！？いや部屋だからいいのか……わりぃ出直すぜっ！」

ネモ「待っててば！」ｶﾞｼｯ

ペパー「ぐおっ！」

ネモ「ペパー、私とイ・イ・コ・ト……しない？♡」

ペパー「>>513」

しまぁす！

ペパー「しまぁす！♡」

ネモ「……そう。残念だよ」

ペパー「えっ？」

ハルト「突撃じゃオラーッ！！」ﾄﾞﾛｯﾌﾟｷｯｸ

ペパー「ぐはぁっ！ハ、ハルト……違うんだこれはネモの方から！！」

ボタン「ペパー……うち信じてたんだよ……？」ｼｸｼｸ

ペパー「ボタンまでっ！？ち、違うんだってこれは！！」

ネモ「何が違うの！？ボタンの心を弄んで……！！サイテーだよペパー！！」

ペパー「なるほど……つまりお前らグルでオレをハメたってわけか」

ハルト「そういうことさ。さあ観念しなペパー！これまでの浮気も全て、洗いざらい吐いてもらおうか！！」

ペパー「>>515」

俺とボタンとネモとアオイとミモザでみんなで温泉で混浴しよう

ペパー「オレとボタンとネモとアオイとミモザでみんなで温泉で混浴しよう」

ネモ「はっ！？な、何言ってるの！？」

ペパー「それがオレの夢だ！！！！」ドン！

ハルト「ミモザ先生のことまで呼び捨てだなんて……やっぱりそういう関係なんだね」

ペパー「ああ、オレはアオイやミモザと浮気してたんだ。今まで黙ってて悪かったな」

ボタン「………」ｸﾞｽｯ

ペパー「だが一番好きなのはボタンだぜ」

ボタン「今さらご機嫌取ろうとしても遅いし……もうあんたなんか知らないっ！！！」ﾀﾞｯ

ペパー「ボタンっ！！」

ハルト「まさかペパー先輩がここまでクズ男だったとはね。僕だって信じたかったのに……」

ネモ「あんた最低だよ……女の子の気持ち考えたことある？アオイって子やミモザ先生は浮気相手だってこと知ってるの！？」

ペパー「ああ、そういえば言ったことねえな」

ネモ「ってことはその2人だって自分がペパーにとっての一番だと思い込んでるはず……！最低ッ！出ていって！！」ﾋﾞﾝﾀ

ペパー「っ！」ﾋﾘﾋﾘ

ハルト「ひぇぇ怖い。僕は絶対浮気しないように気を付けなきゃ」

テーブルシティ


ボタン「……」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

元いじめっ子「あ、ボタンちゃん。どうだった？……って、その感じはまさか……」

ボタン「……」ﾀﾞｷﾂｷ

元いじめっ子「おわっ！？///ぼ、ボタンちゃんっ！？」

ボタン「あいつ、本当に浮気してた……うち裏切られちゃった………」ｸﾞｽｯ

元いじめっ子「………」ｷﾞｭｯ

ボタン「こうなったらもう……元いじくんしかいないよ。あなたはずっとうちを好きでいてくれた……昨日の様子を見てれば分かるよ。今もなんでしょ？」

元いじめっ子「……それは」

ボタン「もうあんな奴とは別れるからさ、元いじくん……うちと付き合おう」

元いじめっ子「……それはダメだ」

ボタン「えっ？」

元いじめっ子「正直言うと魅力的な提案だ。僕は今も変わらず君のことが好きなのは確かだからね。……でも、君の気持ちは？今のボタンちゃんは傷心中だから人に慰められることを求めているだけだ。そんな状態の君と付き合うことはできない」

ボタン「元いじくん……」

元いじめっ子「だから今は……気の済むまで僕の胸で泣いていい。でもそんな簡単に付き合おうだなんて言わないでくれ」

ボタン「うん。ごめん……ありがとう」ｸﾞｽｯ

医務室


ハルト「ミモザ先生ー」ｶﾞﾗﾗｯ

ミモザ「あれ？ハルト。珍しいじゃんあんたが医務室来るなんて」

ハルト「僕の友達はよく来るのに、ですか？」

ミモザ「えっ！？」ｱｾｱｾ

ハルト「その反応……やはりペパー先輩はよくここに通っているみたいですね」

ミモザ「ペ、ペパーに限らずサボりに来る生徒なんていっぱいいるし〜？」ｸﾁﾌﾞｴ〜♪

ハルト「隠すことなんてないですよミモザ先生。僕はもう全てを知っています」

ミモザ「あちゃー……バレちゃったんだ。私とペパーの関係」

ハルト「ああ！！全て白状しろ！！僕だってボタンちゃんを泣かせたことは許せない！！全ての罪を白状し教育委員会に訴えられてしまえ！！！」

ミモザ「私とペパーの関係は>>519」

男と女の関係

ミモザ「私とペパーは男と女の関係なのよ。ハルトにはまだちょっと早い話かと思ってたけど……バレてるなら仕方ないわ」

ハルト(くっ！なんとかペパーの無罪をギリギリまで粘ったがもう無理か……！)

クラベル「そうですか……残念です、ミモザ先生」

ミモザ「げっ！？こ、校長聞いてたの！？」

クラベル「あなたのような人は教師に相応しくない！！今すぐ辞めてもらいます！！残念ですがさようなら」

ミモザ「せっかく資格取れたのに〜！！」

ハルト「応援してた身だからほんと残念で仕方ないよ」

クラベル「……それで、ハルトさん。ペパーさんがそのようなことをしていたと……ボタンさんはご存知なのですか？」

ハルト「はい……むしろボタンちゃんから相談を受けて暴いたくらいなんで」

クラベル「そうですか……彼女のメンタルも不安ですね。どうか支えてあげてください」

ハルト「分かってますってば。今は信頼のおける友人の元にいると思います。また引きこもりに戻ってしまう……なんてことはないよ。多分」

クラベル「だといいのですが……」

いつの間にかペパーがクズ野郎になってて草なんだ

その夜　元いじの家


ボタン「……はぁ」

元いじめっ子「ボタンちゃん、そろそろ学校に戻った方がいいんじゃないか？」

ボタン「やだ……帰りたくない」

元いじめっ子「だ、だよね……ペパーの近くには戻りたくないか」

ボタン「今日このまま泊めて」

元いじめっ子「えっ！？」ﾄﾞｷｯ

ボタン「全寮制って言っても絶対に毎日寮に戻らなきゃいけないなんて決まりはないし……いいでしょ？」

元いじめっ子「あ、ああ……そうだね。気の済むまでうちにいなよ」

ボタン「うん………」

元いじめっ子「先お風呂入ってきなよ！気分もスッキリするかもしれないよ？」

ボタン「じゃ……お言葉に甘えて……」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

元いじめっ子「……くぅ〜、気まずい！一旦どんな会話をしたらいいんだ……ヘイスマホロトム、なんとかして」

元いじのスマホロトム「すみませんよく分かりません」

元いじめっ子「このポンコツめ！」

ボタンのスマホロトム「こんな時はスター団ならボタちゃんを元気にしてくれるロト〜」

元いじめっ子「おお！流石ボタンちゃん！スマホロトムも賢い！」

ボタンのスマホロトム「スター団の誰かをここに呼ぶロト」

元いじめっ子「頼むよ」


呼び出された人　>>523

ビワ

ビワ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

元いじめっ子「おっ来た」ｶﾞﾁｬｯ

ビワ「えーっとここでいいんだよね……って元いじくん？」

元いじめっ子「突然呼び出してすみません、ビワ先輩」

ビワ「それは全然いいんだけど……ボタンちゃんもいるんだよね？あの子のスマホから連絡もらったんだけど」

元いじめっ子「それが……色々ありまして。ボタンちゃんはちょっと今は精神が不安定な状態なんです」

ビワ「そ、そんなっ！！一体何があったの！？最近のボタンちゃんずっと楽しそうだったのに……！ペパーくんにでもフラれない限りそんなことにはならないと思うんだけどなぁ……」

元いじめっ子「さ、流石……よく分かってらっしゃる」

ビワ「えっ」

元いじめっ子「性格にはフラれたというよりペパーの野郎の浮気が発覚しまして」

ビワ「……分かった。待っててねボタンちゃん……！今ペパーの野郎を殴り殺してやるからッッッ！！」ｸﾜｯ

元いじめっ子「ひぃぃっ！！ビ、ビワ先輩落ち着いて！！そんなのボタンちゃんも望んでないよ！！」

ビワ「ﾊｯ！危ない危ない……私どうしてもお友達が傷付けられるのだけはダメみたいで……気付いたら暴走しそうになっちゃう」

元いじめっ子(この人が一番冷静にボタンちゃんのメンタルケアをしてくれると思ったんだけどなぁ……)

ボタン(風呂上がりのすがた)「元いじー、あがったよ」ﾎｶﾎｶ

ビワ「わっ！ホカホカボタンちゃん色っぽかわいいっ///」

元いじめっ子「わかる」

ボタン「えっ……ビワ姉なんでここに」

元いじめっ子「ごめん、勝手に呼んじゃった」

ビワ「話は聞いたよボタンちゃん。辛かったね……！」ｷﾞｭｯ

ボタン「ビワ姉……うちどうしたらいいの……？」ｸﾞｽｯ

ビワ「浮気するようなクズ野郎には>>526しちゃえばいいんだよ！！」

十字架張り

ビワ「そんなクズ野郎は十字架張りにしてやればいいんだよ！！！」

元いじめっ子「だから物騒なのはボタンちゃんも望んでないって……」

ボタン「うん……それでいいよ」

元いじめっ子「ボタンちゃんっ！？」

ボタン「もうわかんない……ペパーのどこが好きだったのかももう思い出せない……どうでもいいよあんなやつ」

ビワ「任せてボタンちゃんっ！！今すぐ私達がボッコボコにして十字架に磔にして晒し者にしてやるからねッ！！」ﾀﾞｯ

元いじめっ子「ああっ！行っちゃった……」

ボタン「………」

元いじめっ子「……本当にいいのか？」

ボタン「はっ……？」

元いじめっ子「これじゃあの時と……スター大作戦と同じじゃないか」

ボタン「……！」

元いじめっ子「やられたらやり返すじゃあないだろ！確かに奴はとんだクズ野郎だが……それでもボタンちゃんと過ごした日々は、君の笑顔は、嘘じゃないはずだ！！」

ボタン「…………」

元いじめっ子「ボタン。ここでスター団を行かせたらきっとまた後悔するよ。あの時のように、ね……今は傷心中なのは分かる。けど君はこんなことを許すような子じゃないはずだ。オレが好きになったボタンちゃんは、今の君じゃない！！」

ボタン「元いじ……うち、行かなきゃ……！！」ﾀﾞｯ

元いじめっ子「……あーあ。最後のチャンスだったかもしれないのになぁ。真面目だな、オレ」

スターモービル「ﾊﾟﾗﾘﾗﾊﾟﾗﾘﾗ♪」

街の人達「うわぁっ！？なんだなんだ！？」「あ、危ねえ！暴走ブロロロームだー！！」「2年くらい前にも同じようなことがあったような……」


ビワ「オレンジアカデミーは我々が包囲した！！」

メロコ「逃げ場はねえぞペパー！！」

シュウメイ「さあ早く出てこい！！！ジワジワと嬲り殺しにしてくれる！！！！！！！」

クラベル「み、みなさん何の騒ぎですか」

オルティガ「校長……悪いけどオレら止まれねえんで」

ピーニャ「ペパーくんは犯してはならない罪を犯しました。それを制裁するためなら……ボク達は退学になっても構わないッッッ！！！そうだよね！？みんな！！」

スター団一同「ウオオオオオオオオッッッ！！！」

クラベル「例の件ですね……私も事態は把握しています。どうかまずは冷静になって話し合いましょう」

ハルト「そうだよみんな！こんなことボタンちゃんは望んでないよ！！」

ビワ「この期に及んでまだ奴の味方をするの！？校長先生、ハルトちゃん、いくらあなた達でも容赦はできないわっ！！」

ペパー「……来たぜ、スター団。煮るなり焼くなり好きにしろよ」

ハルト「ペパー先輩！？どうして出てきたの！？」

ペパー「だって全部オレが悪いじゃん。分かってんだよそんなこと」

ハルト「それはなにより」

シュウメイ「ぐふふふふ……まずはたっぷりとどくを浴びせて、それから手裏剣の的にして……」

ボタン「待って、みんな！！！」

シュウメイ「ボタン殿っ！？」

ピーニャ「待っててボタン。今こいつの汚ねえ悲鳴を聞かせてあげるから」

ボタン「だ、だから待てっ！ストーーーーーーップ！！！マジボスからの命令っ！！」

スター団一同「わかった！」ﾋﾟﾀｯ

ハルト「恐ろしいほどに従順だね」

ボタン「ﾊｧ…ﾊｧ………ペパー」ｼﾞｯ

ペパー「……なんだよ」

ボタン「ちゃんと聞かせて。うちのことが嫌いになったの？」

ペパー「………」

ボタン「一番はうちだって、そう言ってくれたよね……？ちゃんと、それは本当……なんだよね？」ｳﾙｳﾙ

ペパー「>>529」

あれは嘘だ

ペパー「あれは嘘だ」

ボタン「………え？ど、どれが嘘？」

ペパー「浮気はしても一番好きなのはボタンだと言ったな。あれは嘘だ」

ボタン「う、嘘……嘘っていうのが嘘！！」

ペパー「いいや嘘じゃねえ。嘘だ」

ボタン「ど、どれが嘘でどれが嘘じゃない！？」

ペパー「だから嘘って言ったのは本当で嘘じゃないのが嘘で……ん？意味分かんなくなってきたな」

ハルト「落語かなんかっすか？」

ボタン「……スター団。やれ」ﾋﾞｼｯ

スター団一同「ウオオオオオオオオッッッ！！！」

クラベル「くっ！ボタンさんの気持ちも分かっているつもりですが！！このようなおおごとに発展すればスター団を庇いきれなくなってしまいます……！ハルトさん、彼らを退学させずに済むように止めなくては！！」

ハルト「わ、分かってます！！みんな冷静になって！！」

シュウメイ「我は最高に冷静でござるよハルト殿。たとえ大恩あるユーといえど……邪魔をするなら排除するまでッ！！！」ｼｭﾊﾞｯ

ハルト「くっ！速い！？」

ネモ「かかったね！」

シュウメイ「な、何ィ！？これは……足が取られて上手く動けぬ！！」ﾇﾒﾇﾒ

ネモ「ヌメルゴンのぬめぬめを撒き散らしておいたんだよ。みんな落ち着いてってば！！」

ピーニャ「うるさい生徒会長だね……ボク達はもう止まらないっしょ！！」

ビワ「ウオオオオオ！！！ウオオオオオオオオ！！！！」

ネモ「うぅ……っ！流石に数が多すぎる！」

ペパー「ハルト、ネモ……オレを庇う必要ねえよ。オマエらだって思ってるだろ？オレがとんでもねえクズ野郎だって」

ハルト・ネモ「うん」

ペパー「だったら守る必要は……えっ一切迷わず断言するじゃん」

ハルト「か、勘違いしないでよねっ！僕が守ってるのはスター団やボタンちゃんの方なんだからっ！彼らが退学にならないように守ってあげてるだけなんだから！！」

ネモ「ペパーはペパーであとでちゃんと話そう。だからボタン！！みんなを止めて！！」

ボタン「…………」

ハルト「だ、ダメだ……！完全に放心状態だ……話を聞いてくれそうにないよ」

元いじ宅


ボタン「ただいまー」ｶﾞﾁｬｯ

元いじめっ子「えっ！？お、おかえり……なんで帰ってきたのボタンちゃん！？」

ボタン「……テレビでやってるんじゃない？」ﾋﾟｯ

テレビ『ご覧ください！我々は今現在のオレンジアカデミー前にやってきております！血だらけの学生が十字架に磔にされているこの光景はリアルタイムの映像です！！教師陣は何をしているのでしょうか！？』

コメンテーターみたいな人『しかし入ってきた情報によると磔にされている生徒は浮気をしたようです。学生レベルのお付き合いといえど浮気は許されんでしょう。自業自得ですよ』

コメンテーターみたいな人2号『だからってやりすぎでしょう。少し前までは酷い乱闘騒ぎだったとも聞きますし、暴動を起こしたスター団は退学にすべきです！教師にも責任取って辞任してもらわねば』

元いじめっ子「ど、どうしてこうなっちゃったの！？スター団の暴走を止めに行ったんじゃなかったのか！？」

ボタン「だって……全部ペパーが悪いんだもん……」ｸﾞｽｯ

元いじめっ子「あ、ああ……そうだよね。それは間違いないよ。けど……ほら、案の定スター団を退学させるべき議論が起こってるじゃないか」

ボタン「みんなも覚悟の上だし。……勿論うちもね。もう起こっちゃったことは仕方ない。あとは流れに身を任せるよ」

元いじめっ子「ボタンちゃん……」

ボタン「あーあ……でも退学になっちゃったらうちガラルに帰らなきゃならないなぁ。せっかく仲良くなったみんなともお別れか……ね、元いじくん。これで最後になるかもしれないからさ、最後のお願い聞いて」

元いじめっ子「な、何？」

ボタン「うちと最後の思い出作り、しよ。>>532……させてほしい」

林間学校でキタカミの里で混浴

ボタン「退学になる前に……林間学校で行く予定だったキタカミの里ってとこに行ってみたい」

元いじめっ子「……分かった。明日行こうか。今日はもう疲れたろ？ゆっくりおやすみ」

ボタン「うん……おやすみ」

元いじめっ子「……ふぅーっ。こうなっちゃったか……オレは学校の部外者である以上手出しも出来ないし……もう何も出来ることなんてなくなっちまったな。それこそ思い出作りに付き合うくらいしか……」




翌日　キタカミの里



元いじめっ子「着いたー！そらをとぶタクシーで長時間空の旅……か、体が固まっちまうかと思ったよ」ｶﾞﾁｶﾞﾁ

ボタン「ねー。それにしても風情あるってこういうのを言うんかな。ランセ地方とはまた違った和風の雰囲気で綺麗」

元いじめっ子「ランセ地方の話はもうやめとこうぜ」

旅館の女将さん「お待ちしておりました。お荷物の方お持ちいたしますえ〜」

ボタン「わわっ、そんな自分で持ちますって」

元いじめっ子「これが和のおもてなしってやつだよ。大人しくお世話になろうよ」

ボタン「そ、そうなん？じゃあお願いします」

女将さん「お部屋の準備にはもう少しかかります〜。先に温泉はどうですか？」

元いじめっ子「じゃあそうします」

ボタン「えへへ……温泉楽しみ」

そろそろこのいじめっ子に名前つけた方がよくない？

ｶﾎﾟｰﾝ

元いじめっ子「ふぅ……いい湯だなぁ〜〜〜」ﾁｬﾌﾟﾝ

ボタン「オヤジ臭いよ、元いじ」

元いじめっ子「ははは、でも言いたくなっちゃうって。……え？あれ？」ｺﾞｼｺﾞｼ

ボタン「あっ……ほんとだ。いい湯だなぁ〜〜〜〜〜」ﾁｬﾌﾟﾝ

元いじめっ子「ぼ、ぼぼぼぼぼボタンちゃんっ！？」

ボタン「どしたんそんなに慌てて」

元いじめっ子「そっちがどうした！？なんで男湯に！？」

ボタン「ここ混浴だよ」

元いじめっ子「な、何だってー！？ほ、ほんとだ……！脱衣所は別だったのに、両方ともここに繋がってる！？」ｶﾞﾋﾞｰﾝ

ボタン「キタカミの里じゃ混浴が当たり前なんだって〜」

元いじめっ子「そ、そうだったのか……知らなかった」ﾁﾗｯ ﾁﾗｯ

元いじめっ子(くっ！見るな！見るなオレ！！)

元いじめっ子のモトトカゲ「ﾑｸﾑｸ」

元いじめっ子(勃つなお前も！！幸いにもボタンちゃんは裸眼だとあまり見えてないだろうからバレはしないかもしれんが……！)

ゼイユ「あんたら外の地方から来たのか？」

元いじめっ子「え？は、はい……」

元いじめっ子(よく見たらボタンちゃん以外にも若い女の子いるし……)

ゼイユ「だと思った……この程度で取り乱すな。常識知らずめ」

スグリ「ね、姉さん……外の地方の人にすぐかみつくのやめてよ……」

ボタン「ね、元いじくん別の温泉に移動しようよ」

元いじめっ子「あ、ああ。いいよ。……人見知りだもんね。話しかけられるの嫌だった？」

ボタン「そ、そんなんじゃないし！普通に他のお湯にも使ってみたいだけだし！！うち全然見えてないからさ、手、引っ張って」ﾆｷﾞｯ

元いじめっ子(くぉぉぉ……！お互い全裸な状態でボタンちゃんの肌になんか触れたら……！///)ﾄﾞｷﾄﾞｷ ﾑｸﾑｸ

ゼイユ「……！！」

ボタン「どぅわーーーーーっ！！こ、こんなところに石鹸が！？」ﾂﾙﾘｰﾝ

元いじめっ子「あ、危ないっ！！」ｶﾞｼｯ

ボタン「あ、ありがと元いじ……ん？なんだろこの硬いモノ」ﾆｷﾞﾆｷﾞ

元いじめっ子「あふぅんっ///」

元いじめっ子(しまったー！！転びそうになったボタンちゃんを支えた拍子にオレの息子がボタンちゃんのやわ肌に当たってしまったー！！)

スグリ「あ、あの……この里では混浴で勃たせてしまった人には>>536という罰が待っているんですけど……」

必ずコンドームつけて性行為する

スグリ「責任持って必ず性行為しなければならないという罰があるんです……」

元いじめっ子「な、なんだってー！？」

ボタン「なにそれ？」

元いじめっ子「ボタンちゃんは知らなくていいんだ」

ゼイユ「これから知ることになる。余所者だろうと里の決まりは絶対だ！！……そ、それともそうなったのは私を見て、だとか？///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

元いじめっ子「違います」

ゼイユ「……」ｼｭﾝ…

スグリ「と、とにかく里のしきたりにうるさい人達にバレる前に逃げた方がいいですよ……！」

ゼイユ「おいスグリ。しきたりにうるさい人ならここにいるではないか。余所者共、絶対に逃さないからな！！」

元いじめっ子「なんてこった……ボタンちゃん、早く着替えて逃げよう！！」

ボタン「よ、よく分かんないけど分かった」

ゼイユ「フフフ……それが出来れば、の話だ」



旅館　外


元いじめっ子「オレは今から逃げるぜっ！！」ﾀﾞｯ

ボタン「せっかくの旅行なのに走ることになるなんて……」ﾀﾞｯ

元いじめっ子「……？しかし妙だな……さっきの女の人、あれだけ大口叩いてたくせに誰も追いかけてくる気配がねえ……」

ボタン「わっ、わっ！？元いじくん、前見てっ！！」

元いじめっ子「えっ？」

イイネイヌ「いいね」👍

マシマシラ「うっきっき」

キチキギス「ﾋﾟｪｪ」

元いじめっ子「な、何だこいつらは！？」

ゼイユ「ふっ……英雄達のことも知らないとは。彼らはこの里の英雄。イイネイヌ様にマシマシラ様にキチキギス様だ。貴様らの同行は常にお三方の誰かが見張っている。罰を終えるまで決して逃さないぞ」

ボタン「絶対強いよこいつら……ど、どうする！？」

元いじめっ子「……」

ボタン「元いじくん？」

元いじめっ子(考えてみれば……ボタンちゃんはもうあいつとは別れたんだ。何も罪悪感なんか感じることないじゃないか。罰として強制されることこそ気に食わないが……これはオレにとっての最大のチャンスでもある！？しかし性知識皆無っぽいボタンちゃんとそんなことをするなんて気が引けるし……くっ！オレはどうすればいいんだ！？)

ボタン「元いじってば！！」ﾕｻﾕｻ

元いじめっ子「えっ！？あ、ああ……ここは>>538するしかねえだろ！」

性行為(途中でゴムが破れて中出し)

>>538
GJ そしてそのまま妊娠させてまえ

元いじめっ子「郷に入っては郷に従え、か……ボタンちゃん。諦めて罰を受けよう」

ボタン「え、えーっ！？そんなぁ……」

元いじめっ子「大丈夫大丈夫、罰なんていう名目ではあるけど内容は大したことないから」

ボタン「そうなん？」

元いじめっ子「うん。だからオレを信じて、身を預けてくれ」

ボタン「元いじくんがそう言うなら……」

女将さん「ではお部屋に案内しますえ〜」ｶﾞﾗｯ

ボタン「あれ？布団1枚だけ？」

女将さん「おほほっ。あとはお若いお二人でどうぞ」

ボタン「えと、それってどういう……」

元いじめっ子「ボタン」ｶﾞｼｯ

ボタン「わっ！？……元いじくん、ちょっと顔怖いよ……？」

元いじめっ子「男はみんなケモノなのさ。さぁ、脱いでくれ」

ボタン「……はっ？」

元いじめっ子「それともオレに脱がしてほしいのかい？しょうがないなぁ……」

ボタン「ま、待ってってば！どうしちゃったん！？」

元いじめっ子「混浴は抵抗ないんだろ？恥ずかしがることないじゃないか！！」

ボタン「脱ぐのは別にいいんだけど、だって目が怖い……」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

元いじめっ子「いいから早く脱げ！！！！！！！！！！！」ｸﾞｲｯ

ボタン「ひゃっ！？」


この後の展開　>>541

1. 無理やり脱がしたことによりいじめてた頃の記憶がフィードバックしてきてしまう
2. このあとめちゃくちゃセ◯クスした
3. 誰かが助けに来る(人まで指定お願いします)

3 アオイ

アオイ「コラーっ！！」ﾄﾞｱﾊﾞｧﾝｯ

元いじめっ子「誰だっ！？」

ボタン「誰でもいいから助けて……」

アオイ「隣の部屋に泊まってる者です！女の子の嫌がる声が聞こえたんだけどどういうことですか！？」

元いじめっ子「邪魔しないでくれよ……この里のしきたりなんだそうだ。逆らったら君もどうなるか分からないぜ？」

アオイ「そんなこと関係ないよ！ほらその子今にも泣き出しそうな顔してるじゃん！」

元いじめっ子「……！」

ボタン「……」ｸﾞｽｯ

元いじめっ子「ご、ごめんよボタンちゃん……オレちょっとおかしくなってた……」

ボタン「正気に戻ったならいいよ……」

アオイ「ﾎｯ……めでたしめでたしだね」

ボタン「というか、あなた……どこかで見たような」

アオイ「へ？初対面だと思うよ」

ボタン「いや……結構最近……」

「どうしたアオイ？お隣さんのトラブルは解決したのか？」ｽﾞｲｯ

アオイ「あ、ダーリン♡もう収まったみたいだよ」ﾀﾞｷｯ

ボタン「」

元いじめっ子「お、お前は……！！」ﾜﾅﾜﾅ

ペパー「ん？……あっ」

ボタン「ペパー……そ、その子は……」

アオイ「ありゃ、知り合いなの？ペパーくんの彼女のアオイちゃんでーっす☆」

ペパー「こらバカっ！！」

アオイ「へ？ウチなんかまずいこと言っちゃいました？」

ペパー「あー、えと……あのメガネの子がな」

元いじめっ子「誤魔化そうとするんじゃねえよペパー！！」ﾑﾅｸﾞﾗﾂｶﾐｯ

ペパー「ぐあっ！ぼ、暴力反対ちゃんだぜ！！」

元いじめっ子「アオイさん聞いてくれ。あの子はペパーの元カノだ」

アオイ「あららそういう感じ。まあウチはそういうの全然気にしないけど」

元いじめっ子「そうじゃない。つい昨日まで、そういう関係だったんだ」

アオイ「えっ……」

ペパー「……」ｱｾﾀﾞｸ

元いじめっ子「君達は？一体いつから付き合ってるんだ？」

アオイ「1ヶ月くらい……どういうことペパーくん？ずっと浮気してたってこと？」

ペパー「そ、そういうことだ」ｱｾﾀﾞｸ

元いじめっ子「1ヶ月か……ボタンちゃんとペパーはもっと前からだったな。つまり君は浮気相手だったってことだ」

ペパー「ゆ、許してくれアオイっ！！でもボタンとはもう別れてるようなもんから！！」

アオイ「>>544」