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【SS】 サトシ(18) 「同窓会?」

 ▼ 1 州街道◆IVIG1YNTZ6 17/08/01 22:55:22 ID:ZQoWrRkY [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



◆ 夢に向かうセレナへ (http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=504910


上記SSの5年後をイメージしていますが、同作を読まなくても特に問題ありません。


 ▼ 2 州街道◆IVIG1YNTZ6 17/08/01 22:56:00 ID:ZQoWrRkY [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ポケモンバトル――、それは、ポケモントレーナーの真剣勝負。

信頼するポケモンと息を合わせ、戦略を練り、臨機応変に指示を出し、全力で ぶつかり合う。

“目と目が合ったらポケモンバトル”、なんて言葉も存在し、ポケモンバトルは、トレーナーにとって挨拶のようなものだ。


そして、そんなポケモンバトルに“職業”として関わる人間が、この世界には存在する。

ポケモンバトルを教えるトレーナーズスクール講師。バトル大会を取り計らう運営会社社員。公式大会の審判員。などなど。

その中でも一目置かれ、ひときわ注目され、発言力の高い職種と言う物がある。


それは――。




 サトシ(18) 「これで終わりだ! ピカチュウ“10万ボルト”!」

 ピカチュウ 「ぴぃぃぃかぁぁぁちゅううぅぅぅぅぅ!」

 モブ子 「ぁぁっ……ベイリーフ……!?」

 審判 「ベイリーフ、戦闘不能。よって勝者、ジムリーダー、サトシ!」


審判が旗を上げて、サトシの勝利を宣言した。

まだ旅に出て数か月と言った感じの少女のポケモン――ベイリーフは、ピカチュウの電撃に あえなく敗れ去った。
 ▼ 3 州街道◆IVIG1YNTZ6 17/08/01 22:58:00 ID:ZQoWrRkY [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ 「よし! よくやったぞピカチュウ」

 ピカチュウ 「ぴかぁ!」

 モブ子 「うぅっ……戻って、ベイリーフ」

 サトシ 「バトルお疲れさま。君のベイリーフ、良い感じに育てられてるね」

 モブ子 「ありがとうございます。けどっ、負けちゃいました……。電気ワザの効果は今一つなのに」

 サトシ 「そこだよ」

 モブ子 「えっ?」

 サトシ 「一生懸命特訓して強くなれば、相性なんて引っくり返せるんだ。君のベイリーフの、こう……“攻めてやる!”って気持ちは伝わってきたし、そういう姿勢、オレ大好きだぜ」 ニカッ

 モブ子 「ぁっ……///」

 サトシ 「熱いバトルありがとな。君のその熱意があれば、もっともっと強くなれる! 是非またチャレンジしてくれよなっ」

 モブ子 「……はい! ありがとうございました、サトシさん!」
 ▼ 4 州街道◆IVIG1YNTZ6 17/08/01 23:00:00 ID:ZQoWrRkY [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
負けて落ち込んでいたと思われるチャレンジャーは、パッと明るい顔になって、ジムから出て行った。

そんな彼女の背中を見送って、サトシは一息つく。


 サトシ 「ふぅ……。良いバトルだったな」

 ピカチュウ 「ぴか」

 サトシ 「あの熱い気持ちにバッジを渡したいけど、気持ちだけでバッジは渡せないし……、なんか もどかしいよなぁ」

 ピカチュウ 「ぴぃかぁ〜」


 審判 「お疲れ様ですサトシさん」

 サトシ 「お疲れさまです。今日も審判ありがとうございました」

 審判 「いえ。それより、ジムリーダー協会から連絡が入ってましたよ。ジム戦が終わり次第、連絡欲しいと」

 サトシ 「……あぁ、そうだった。分かりました」


サトシはバトルフィールドを後にして、バックスペースの事務所へと向かった。

ジムはバトルだけでなく、様々な事務作業がある。

地方によっては副業として、水族館や洋服のデザイン、遊園地が併設されている場合もあるが、サトシがジムリーダーを務める、ここ“イフクジム”は、通常形態のジムの一つだ。
 ▼ 5 州街道◆IVIG1YNTZ6 17/08/01 23:02:00 ID:ZQoWrRkY [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 職員A 「あ、サトシさんお疲れ様です」

 サトシ 「お疲れさまです。ジムリーダー協会に連絡しないと……」

 職員B 「サトシさん、もしかしてアレですか? まだ先月の報告書……」

 サトシ 「……はい」

 職員A 「ははは……。サトシさん、そういう事務処理は苦手ですもんね」

 サトシ 「うぅ……お恥ずかしい」

 職員B 「出来ることならこっちで やってあげたいんですけど、全部が全部、事務方の書類じゃないですからねぇ……」

 職員A 「そうですよね。ジムリーダーはバトルに専念するべきなのに」

 サトシ 「いや……、こういう仕事もあるって聞いてましたし、オレの手際が悪いからですよ。とにかく連絡を……」


ジムリーダー協会に連絡を取ったサトシ。

内容は、ジムリーダー協会本部への“お呼びだし”だった。


 ▼ 6 州街道◆IVIG1YNTZ6 17/08/01 23:04:05 ID:ZQoWrRkY [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




サトシがカロス地方を旅してから、5年が経った。

ポケモンリーグ準優勝と言う好成績をおさめたサトシは、その後、休息期間を取り、再び旅に出かけている。


旅先は、“トウエツ地方”。

このSSのストーリー上、特段詳しく説明するようなものでもないが、地理的には日本の東北地方と北陸地方に当たる、架空の地方である。


ゼロからスタートを切ったサトシは、自分の精神を鍛えるためにも、初めて一人旅に挑戦した。勿論、ピカチュウは一緒だが。

数々の試練を乗り越え、8つのジムを攻略し、ポケモンリーグに挑戦。そこで見事、優勝を勝ち取ったのだ。


“ポケモンマスターになる”と言う夢を持つサトシにとって、リーグ優勝は、大きな区切りとなった。

と同時に、次に目指すべきものは何か、と言う課題に直面する。


ジムリーダー協会から声がかかったのは、正に、そんな時だった。



 ▼ 7 州街道◆IVIG1YNTZ6 17/08/01 23:06:00 ID:ZQoWrRkY [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 サトシ 「……着いた。ジムリーダー協会」

 ピカチュウ 「ぴか……」


その日の夕方、サトシはジムリーダー協会トウエツ支部に足を運んだ。

ここは、各ポケモンジムの運営を取りまとめている組織で、全てのジムリーダーは、この協会に帰属する。


 サトシ 「あぁ〜また怒られるんだろうなぁ」

 ピカチュウ 「ぴかぴっかぁ!」

 サトシ 「分かってるよ、オレが悪いのは。でも、書類とかそういう細かいこと苦手だし……、まさかジムリーダーが、こんなに大変な仕事だとは思わなかったよなぁ」

 ピカチュウ 「ぴぃか」

 サトシ 「“やります”って言った手前、遣り遂げるしかないけど……、こう何回も呼び出し喰らっちまうとなぁ……」

 ピカチュウ 「ぴかぴぃ」

 ▼ 8 マワリ@メカニカルメール 17/08/01 23:06:39 ID:XHKp/dXs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おじさん支援しちゃおうかな
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