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【R-18】新学期だし、ゲーム主人公のイチャエロSS書いてく

 ▼ 1 州街道◆IVIG1YNTZ6 19/03/31 03:12:40 ID:9.cElEd6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


【 Episode−1 】



 ブルー 「ホント、レッドって無口よね〜」

 レッド 「……いいだろ別に」


トキワの森を一緒に歩いていると、突然ブルーが言った。

確かに、森に入ってから10分くらい経つけど、こちらから話しかけてはいない。

無口で詰まらない男、とでも言いたいんだろうけど、一緒に森を抜けようと誘って来たのはブルーの方じゃないか。

おおかた、男の僕と一緒なら安全だろうし、面倒ごとに巻き込まれないとでも踏んだんだろう。

まったくブルーは、昔から要領が良い。
 ▼ 719 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:16:51 ID:Zhlwneo. [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「でも……、元はと言えば私が悪いのよ。カルムのこと考えながら、そのっ、一人で……してた訳だし……」

 カルム 「……うん。セレナが僕のこと呟きながらオナってたの見て、正直 混乱したもん」

 セレナ 「っ……/// だっ、だから……、私がカルムを“その気”に させちゃった訳だから、カルムだけが悪いって言えないし……」

 カルム 「いや……うん、でも僕だって、我慢できた はずなのに、欲望に負けちゃってさ。本当にごめん。セレナのファーストキスまで奪っちゃって」

 セレナ 「……初めてがカルムで、私は良かったけどね」

 カルム 「えっ?」 ドキッ

 セレナ 「カルムの方こそ、私が実はエッチなことに興味あって、引いたんじゃない?」

 カルム 「そんなことないよ。むしろ知れて良かったと言うか、好きな相手の意外な一面って、逆に そそられない?」

 セレナ 「……私で良いの?」

 カルム 「んっ?」

 セレナ 「私、サバサバしてるし、ポケモンバトルばっかりで、女の子らしさとか欠けてるし、それに……、友達に責められる妄想で感じちゃう、変な性癖持ってるし……」

 カルム 「それも含めて、僕はセレナのことが好きだな」

 セレナ 「っ……///」

 カルム 「改めて、セレナ。僕と付き合ってください。セレナのこと好きだし、そのっ、色々しちゃったから、責任も取らないといけないし」



 セレナ 「私、現実に誰かから告白されるなんて、考えたこと無かったの。だから……正直ね、分からないの。異性を好きって感覚が」



 カルム 「……そっか」
 ▼ 720 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:17:40 ID:Zhlwneo. [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「だから……」

 カルム 「うん。今まで通り友達で……」

 セレナ 「ううん、違うの」

 カルム 「違う?」

 セレナ 「カルムにね、“異性を好き”って感覚を、教えて欲しいの」

 カルム 「それって……」

 セレナ 「どんな風に振る舞えば良いか分からないけど……、カルムとの お付き合い、喜んでお受けします」

 カルム 「!」

 セレナ 「その代わり、恋人気分がどんな感じなのか、しっかり教えてね?」

 カルム 「あぁ、勿論だよ! ありがとうセレナ!」

 セレナ 「ふふっ。……サナたちには内緒にしてね」

 カルム 「オッケー。僕とセレナの秘密だね」

 セレナ 「そうね」
 ▼ 721 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:19:41 ID:Zhlwneo. [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カルム 「……ねぇ」

 セレナ 「なぁに?」

 カルム 「もう一回……、今度は きちんと、キス、してみない?」

 セレナ 「っ……///」

 カルム 「嫌かな?」

 セレナ 「嫌……じゃない、かな」 ドキドキ

 カルム 「……可愛いね、セレナって」

 セレナ 「んっ……、もぉ〜 ///」



そうして僕とセレナは、再び唇を重ねた。

さっきのような強引なキスではなく、お互い手を絡ませて、静かに、しかし想いの籠った、甘く愛しい、大人のキス。


思いもよらぬ形でセレナへの告白が成功した訳だけど、当の本人は、恋愛について素人そのもの。

まぁ僕だって素人なんだけど、少しずつ、少しずつ、距離を縮めて行きたいと思う。



   *   *   *   



 ▼ 722 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:20:41 ID:Zhlwneo. [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



   *   *   *   



私はニャオニクス♀。

ニャスパーの時からセレナと一緒。セレナのポケモン。


セレナはクールで、バトルが強い。

私のことも大切に育ててくれて、とってもポケモン想いだけど、恋愛に関しては鈍感だった。


私はニャオニクス♀。

そんなセレナは、最近、友達のカルムとグッと距離が縮まった。

まぁ私が仕向けたことなんだけど、無事に成功して、2人は付き合うようになった。


他の友達――サナ、トロバ、ティエルノには隠してるみたいだけど、どうも3人、セレナとカルムの関係は気付いているらしい。

当然よね。普段クールで、友達と過ごすより一人の時間を大切にしていたセレナが、カルムと一緒に居る時間が目に見えて増えたんだから。

ようやくセレナにも、明るい春が やって来たって感じだ。
 ▼ 723 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:22:28 ID:Zhlwneo. [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カルム 「………」

 セレナ 「………」


 ニャオニクス♀ 「………」
 
 ニャオニクス♂ 「………」


 ポケモンの卵 「………」


 カルム 「いや、別に詳しいこと聞くつもりは無いけどさ」

 セレナ 「貴方たち、いつの間に……」


 ニャオニクス♀ 「んにゃぁ……///」

 ニャオニクス♂ 「にゃお」


 カルム 「そのうち僕たちも……?」

 セレナ 「っ……!? もぉ、ばかっ……///」





 カルム×セレナ、「クールな彼女の裏の趣味」



   ――― 完 ―――




 ▼ 724 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/14 02:23:24 ID:Zhlwneo. [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



このカルセレのみ、当初からプロットが存在していました。

ニャオニクス視点をメインにしたのは、短編映像作品「彼女と彼女の猫」(https://www.youtube.com/watch?v=8-ANtYTLMIY)をイメージしたから――って言ったら、新海誠ファンに怒られるかも。



次回、ヨウ×ミヅキ、「タイトル未定」


自分はサンムーン未プレイなので、ヨウミズは苦しい戦いになりそうな予感。ご承知おき下さい。


 ▼ 725 シャマリ@こうてつプレート 20/06/14 02:25:44 ID:.zigZQ8E NGネーム登録 NGID登録 報告
夜中なのに更新乙です
面白かった!!
 ▼ 726 オッキー@ベリブのみ 20/06/14 02:48:03 ID:134s5ik. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ニャオニクス孕んでて草
 ▼ 727 ワンコ@スキルコール 20/06/14 22:40:15 ID:a0Lsn8xU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 728 ロカロス@タウンマップ 20/06/14 23:27:51 ID:3YUAlDJ6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 729 ッピ@ノーマルジュエル 20/06/15 22:57:14 ID:yl3M2L5Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 730 リキリ@いんせき 20/06/16 00:51:18 ID:YJkcRIeE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 731 タング@ポイズンメモリ 20/06/16 01:42:04 ID:wPoA3ze. NGネーム登録 NGID登録 報告
サンムーン未プレイのイッチがどんなヨウミヅ書くのか楽しみ。
支援。
 ▼ 732 マタマ@のうてんきミント 20/06/16 23:16:32 ID:BGcEVeP2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 733 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/17 01:48:18 ID:/8MkihvQ [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


【 Episode−8 】



 ミヅキ 「あーーーーーひまーーーーーー」

 ヨウ 「それ5回目」 カタカタ

 ミヅキ 「だって暇なんだもん」

 ヨウ 「仕方ないだろ、こんなご時世なんだから」 カタカタ


パソコンを操作する僕の後ろで、ミヅキが暇だ暇だと声を上げる。

新型コロナウイルスの脅威は、ここアローラにも広がっていて、緊急事態宣言は解除されたものの、不要不急の外出は出来るだけ避けなければならない。


 ミヅキ 「あーあ。せっかく可愛いミヅキちゃんが遊びに来てあげてるって言うのに、ヨウはパソコンばっかり」

 ヨウ 「緊急事態宣言中も毎日遊びに来てたよね?」 カタカタ

 ミヅキ 「だって家に居ても退屈だし、ママも良いって言ってくれたし」

 ヨウ 「まぁ……そうなんだよね」 カタカタ


緊急事態宣言中とはいえ、スーパーは普通に営業している。

うちの母さんもミヅキの母さんもパートに出かけていて、2人で話し合った結果、パート中は僕の家で一緒に過ごすことになったのだ。
 ▼ 734 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/17 01:49:46 ID:/8MkihvQ [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「って言うかヨウ、なに調べてるの? ……もしかしてエッチな!?」

 ヨウ 「違うから」 カタカタ

 ミヅキ 「隠すことないのに〜。ホントはエッチなサイトとか見てるんでしょ〜?」

 ヨウ 「断じて違う」 カタカタ

 ミヅキ 「なんならミヅキちゃんのエッチなとこ見せてあげようか〜? ほーら胸チラだぞ〜?」 チラチラ

 ヨウ 「っ……/// だからそういうことするなって!」


ミヅキは最近マセて来たと言うか、こうやってエッチな誘惑で僕を揶揄うことが多くなってきた。

家族ぐるみで付き合いが長いミヅキだけど、やっぱり女の子のエッチな言動には、僕だってどうしても反応してしまう。


 ミヅキ 「隙あり!」 ノゾキミ

 ヨウ 「あっ!?」





――――――――――――――――――――

【ニュース】 高級オボン販売会社、違法栽培報道を否定

贈答用など高級オボンの実を販売する「ダクマフルーツ」が、木の実を違法栽培している疑いがあると週刊誌が報じた件について、事実無根だとするコメントを発表した。
週刊誌によると、同社が販売する主力商品「無農薬栽培オボンの実<贈答用一級品>」から、微量の農薬成分が検出された。
この農薬を週刊誌側が調べたところ、一般流通している「むしよけスプレー」などとは異なる成分であることが分かり、「ダクマフルーツ」が特殊な農薬を使ってオボンの実を栽培している疑いがあると言う。
現時点で、このオボンの実に関する健康被害は確認されていないが、事実であれば、景品表示法違反などの罪に問われることになる。
これに対してダクマフルーツ広報は、「週刊誌の情報は事実無根であり、誤った印象を顧客に与えかねず、誠に遺憾である。必要に応じて法的措置を検討したい」とコメントした。

――――――――――――――――――――



 ▼ 735 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/17 01:51:23 ID:/8MkihvQ [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「……なんだ。ただのニュースサイトか」

 ヨウ 「だから言っただろ」

 ミヅキ 「あーあ、つまんないなー」


そう言ってミヅキは、ソファに座って足を投げ出した。

相変わらずミヅキは、僕の家だと言うのに自分の家のように寛いでいる。


 ヨウ (あっ……)


けど、寛ぐと言うことは、無防備でもあるということ。

そんな風に足を投げ出せば、ミヅキの穿いている緑のホットパンツの隙間から、白いパンツが……。


 ミヅキ 「なにジロジロ見てるの?」

 ヨウ 「いや、なんでも」

 ミヅキ 「可愛いミヅキちゃんに見惚れちゃったのかな〜?」

 ヨウ 「自分で可愛いとか言うなよ」


ミヅキは気付いてないらしい。

スカートじゃなればパンチラしないと思ってるのか、はたまた、実は気付いていて、わざとパンツを見せているのか。

……あながちミヅキなら後者も有り得るかも。
 ▼ 736 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/17 01:52:28 ID:/8MkihvQ [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ミヅキ 「あ、ねぇねぇヨウ。ここ行ってみたい!」


スマホを いじっていたミヅキが、不意に声を上げた。


 ヨウ 「ん? ヴェラ火山の野天風呂……?」

 ミヅキ 「うん! ヴェラ火山って あちこちで温泉が湧いてて、自然のお湯が溜まった温泉があるんだって!」


野天風呂――、いまミヅキが言ったように、自然に出来た温泉のことだ。

温泉施設でも無ければ、特に管理されている訳でもない、まさに自然の恵み的な温泉だ。


 ヨウ 「ヴェラ火山の温泉は確かに聞いたことあるけど……、野天の方に行くの? 温泉施設じゃダメなの?」

 ミヅキ 「なに言ってるのよ。普通の温泉じゃ密でしょ? ソーシャルディスタンスだよ!」

 ヨウ 「うん。それを言うなら大人しくステイホームしてるべきじゃないかな?」

 ミヅキ 「それじゃ暇だもん。たまには遊び行きたいじゃん」

 ヨウ 「えぇ……、けど野天風呂だよ? ミヅキ的に大丈夫なの?」


野天風呂であれば、確かに人が密集するような所では無い。このご時世に出かける場所としては最適だ。

ただ、管理されていない野天風呂に入るのは自己責任。脱衣所もなければ、道が整備されている訳でもない。

 ▼ 737 デッポウ@サイコソーダ 20/06/17 01:53:23 ID:fSFcJDII NGネーム登録 NGID登録 報告
面白い支援
 ▼ 738 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/17 01:53:35 ID:/8MkihvQ [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「大丈夫だよ。ほら、野天風呂は あちこちにあるから、他の人とは一緒にならないよ」

 ヨウ 「いや、うん。確かにそれもあるけど、野天風呂って男と女の区別とか無いんだよ?」

 ミヅキ 「当然じゃん」

 ヨウ 「それを……僕と一緒に行くって言うの?」

 ミヅキ 「なにヨウ〜恥ずかしいの〜? 小さい頃は一緒にお風呂入ってたのに〜?」

 ヨウ 「っ……もう一緒に入れる歳でも無いだろ!」

 ミヅキ 「大丈夫よ。水着持って行くから」

 ヨウ 「なら良いけど……」

 ミヅキ 「それとも……裸で一緒に入っちゃう?」

 ヨウ 「だからっ……揶揄うなってホントに!」

 ミヅキ 「うわーん、こわーい」


あぁもぉ……、いつもミヅキのペースだ。
 ▼ 739 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/17 01:54:51 ID:/8MkihvQ [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「じゃあヨウ。早く用意してよ」

 ヨウ 「はいはい」



海パンとタオル、一応着替えも用意して、僕の家を出発。


ミヅキの家に寄って、ミヅキの準備を待つ。



 ヨウ 「はぁ……」


この新型コロナウイルスは、ポケモントレーナーにとっても大きな影響が出ている。

飛沫感染防止と言う観点から、ポケモンバトル自体を自粛するよう強く呼びかけられているのだ。

島巡りは中断されるし、バトル大会も軒並み中止。ポケモントレーナーにとっての楽しみを奪われたと言っても過言では無い。


だから、ミヅキが暇だ暇だと言うのも無理はない。

挨拶代わりにポケモンバトル、暇ならとりあえずポケモンバトル、ポケモンのコンディションを見るためにポケモンバトル。

僕たちは普段から、ポケモンバトルを繰り広げてきた。バトルでコミュニケーションを取っていたとも言える。
 ▼ 740 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/17 01:57:21 ID:/8MkihvQ [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ミヅキ 「お待たせ〜。私の水着、楽しみにしててねっ」

 ヨウ 「だからっ……」


そんなコミュニケーション手段を奪われたら……、いくら一緒に過ごしているとは言え、少しだけ、距離を感じてしまう。それはそれで寂しい。

ミヅキが野天風呂を提案したのは、単に暇ってだけじゃなくて、そんな背景も あったのかもしれない。



 ミヅキ 「じゃあ……、リザードン、カモーン!」

 ヨウ 「ヘルメット面倒だなぁ」


僕とミヅキは、ライドギアでリザードンを呼び出した。

何故2人別々なのかと言うと、密にならないために、ライドポケモンに乗る時は1人1匹とするよう、通達が出ているのだ。こんなところにもコロナの影響だ。


 ミヅキ 「目指すはヴェラ火山……の外れにある、野天風呂が点在してるエリア! 頼んだよリザードン!」

 リザードン 「ぱきゅあ!」


まぁ、お陰でミヅキと くっつくシチュエーションは無くなったから良いか。

ミヅキのことだ……一緒に乗ったら“ねぇ、胸当たってるけど興奮しちゃった?”とか言ってくるに決まってる。

それはそれで悪くないけど、こう……男として、揶揄われ続けるのも情けないからね。


ヴェラ火山まで、リザードンで ひとっ飛びだ。

 ▼ 741 スボー@いのちのたま 20/06/17 05:53:10 ID:Au4MI.0E NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援

高級オボンは潔白なんだな!?
 ▼ 742 ポポタス@デルダマ 20/06/17 07:24:19 ID:NVWojz2w NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 743 クガメス@だいすきメール 20/06/17 08:44:46 ID:wi8IF8zs NGネーム登録 NGID登録 報告
ヨウミヅ以降の男女カプ貴重、しゅき、支援
 ▼ 744 ニリッチ@かいふくポケット 20/06/17 09:40:40 ID:OIxY1fNs NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
さりげなくピカブイのレブルが一番貴重
 ▼ 745 メックス@おいしいみず 20/06/18 00:28:26 ID:E2Ecg4y2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 746 グマッグ@しんかのきせき 20/06/18 22:36:01 ID:umIcZiUA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 747 ラティナ@けいけんポン 20/06/19 00:48:06 ID:Ncy2nNOw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 748 クレー@メガメガネ 20/06/19 23:09:43 ID:Ncy2nNOw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえーん
 ▼ 749 ルキー@あかいいと 20/06/19 23:10:39 ID:ku.waPyE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
どこかで見た名前かと思ったら「ポケモンを馬鹿にした愚民共へ」を書いた人か
 ▼ 750 ーダル@ゴツゴツメット 20/06/20 17:29:48 ID:8VTs0Njw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 751 ドラン@ひきかえけん 20/06/20 22:36:13 ID:8f9.Vno6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 752 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/20 23:44:34 ID:1x3M.jLE [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ヴェラ火山――の外れ。

一般的に人が立ち入ることのないエリアに、野天風呂が点在している。


 ミヅキ 「ありがとうリザードン」

 ヨウ 「帰りもよろしくね」

 リザードン 「「 ぱきゅあ! 」」


 ミヅキ 「じゃあ、お手頃な温泉を探そっか!」

 ヨウ 「うん。まぁ……パッと見、先客は居なさそうだけどね」


野天風呂、火山の関係で温泉が湧いている訳だけど、完全に自然のものだから、ちょうど良い温度、ちょうど良い形状の温泉は限られている。

観光シーズンであれば温泉マニアで混雑してそうなエリアだけど、この自粛ムードの中、あたりは静まり返っている。


 ミヅキ 「うっ……ここは熱すぎかも」

 ヨウ 「こっちは浅くてダメだね」



そうして探すこと実に30分。

歩道から完全に離れた岩場に、お目当ての温泉を発見した。
 ▼ 753 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/20 23:45:17 ID:1x3M.jLE [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「……うん。ちょうど良い湯加減!」

 ヨウ 「けっこう広いね。旅館の露天風呂みたい」

 ミヅキ 「それに……、凄い色だね。茶褐色……って言うの?」

 ヨウ 「鉄分が多い証拠だね。底が見えないもん」


岩が入り組んだ中に、茶褐色の湯が溜まっている。俗に言う“にごり湯”、温泉の証拠だ。

野天風呂にしては かなり大きく、全体的な広さは、おそらく学校の教室ぐらいは あると思う。

まわりは岩場だから身を隠すスペースも十分で、これなら着替えも心配なさそうだ。


 ミヅキ 「じゃあ入ろっか♪」 ヌギッ


 ヨウ 「えっ……待ってミヅキ! いきなり脱ぐのはダメだって!」

 ミヅキ 「あははっ、下は水着でした〜」

 ヨウ 「こいつめ……」

 ミヅキ 「なに? ドキドキしちゃった?」

 ヨウ 「はぁ……。着替えて来るよ」


ミヅキめ、いきなり脱ぎ始めたら、そりゃドキドキするよ。

アニポケAGで、ハルカがいきなり服を脱いで下が水着だった描写があったけど、あれで純粋な少年がどれだけドキマキしたと思ってるんだよ。

それと同じだよ、まったく。
 ▼ 754 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/20 23:46:12 ID:1x3M.jLE [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヨウ 「お待たせ」

 ミヅキ 「待ってたよ。……どうかな?」

 ヨウ 「ん?」

 ミヅキ 「ん、じゃなくて! 可愛いミヅキちゃんの水着」


ミヅキの水着は、オレンジ色の……これビキニって言えるのかな?

胸まわりと お尻まわりにレースのフリフリが付いていて、ビキニなんだろうけど、胸やお尻の形は分からないデザインだった。


 ヨウ 「うん。良いと思うよ。変に色っぽく無くて」

 ミヅキ 「なによそれ。褒めてるの?」

 ヨウ 「いや、てっきりスクール水着かと思ったから」

 ミヅキ 「もぉ! せっかく新しい水着、ヨウに見せてあげたのに!」

 ヨウ 「この時期に新しい水着ってのも変だと思うけど……、いや、うん。似合ってるよ」

 ミヅキ 「……ふふっ。ドキドキしちゃった?」

 ヨウ 「少しはね」

 ミヅキ 「うわー、私のこと そんな目で見てるんだー」

 ヨウ 「いやいや! えっ……なに? 見て欲しいの? 見て欲しくないの?」

 ミヅキ 「冗談。それよりさ、せっかく2人きりなんだから、温泉、堪能しようよ!」

 ヨウ 「……そうだな」
 ▼ 755 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/20 23:46:49 ID:1x3M.jLE [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「は〜〜〜良い湯だな〜〜〜」

 ヨウ 「ちょっとヌルいくらいで丁度良いね」

 ミヅキ 「これなら いくらでも長湯できちゃうね」

 ヨウ 「うん。これぞ自然の恵みだね」


普通の温泉施設の湯加減が41度くらいってことを考えると、この野天風呂は……37度くらいかな?

こんな気持ち良い温度の広い野天風呂が存在するなんて、ヴェラ火山の、自然の雄大さには感心してしまう。


 ミヅキ 「これだけ広いと泳げそうだね」 バシャバシャ

 ヨウ 「言ってるそばから泳ぐなよ」

 ミヅキ 「いいじゃん、誰も居ないんだし! そりゃ!」 バシャッ!

 ヨウ 「うわっ……やったな!」 バシャン!

 ミヅキ 「わっぷ……あははっ!」 バシャバシャ!

 ヨウ 「ちょっ……耳を狙うのはズルい! 耳はっ……このぉ!」 バチャバチャ!

 ▼ 756 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/20 23:48:39 ID:1x3M.jLE [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ミヅキ 「ここから あそこまで、20メートルくらいあるね」

 ヨウ 「そうだね」

 ミヅキ 「ヨウって泳ぐの得意?」

 ヨウ 「まぁね。ミヅキは?」

 ミヅキ 「当然」

 ヨウ 「アローラに住めば当然か」

 ミヅキ 「負けた方がマラサダ奢るってことで?」

 ヨウ 「良いだろう」

 ミヅキ 「よーーーぃ……ドン! って言ったらスタートね?」

 ヨウ 「よし」

 ミヅキ 「ヨイドン!」 バシャバシャッ!

 ヨウ 「いやセコくないそれ!?」 バシャバシャ!



 ミヅキ 「勝ったー! マラサダー!」

 ヨウ 「ヨイドン! ってなに!? ねぇセコくない!?」
 ▼ 757 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/20 23:50:03 ID:1x3M.jLE [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「うーーーん。こうやって背伸びして浮かんでると、空が大きく見えるねー」

 ヨウ 「そうだね。空に靡く噴煙……、自然の豊かさを感じるよ」

 ミヅキ 「ふふっ……なに? 詩人でも気取ってるの?」

 ヨウ 「正直な感想だよ。なんにもしないで、温泉に浮かんでさ……、自然て凄いなぁ、って」

 ミヅキ 「そうだねー」

 ヨウ 「ふぁ……、目を閉じたら寝ちゃいそうなくらい気持ち良い……」

 ミヅキ 「……って言うかさー、ヨウ?」

 ヨウ 「んー?」

 ミヅキ 「……ううん、なんでもない」

 ヨウ 「ん……そう?」 ウトウト


  ミヅキ (ヨウってばホント女心を分かろうとしないんだから)

  ミヅキ (おニューの水着の女の子と2人きり、普通もう少し褒めてくれたって良いのに)

  ミヅキ (それともアレ? 私には女の魅力が無いってワケ?)

  ミヅキ (うぅ……、ヨウに私を意識させるには……) チラッ


 ヨウ 「………」 ウトウト


  ミヅキ (寝てるし)

  ミヅキ (あ、そうだ) ニヤッ


 ▼ 758 ノノクス@あなぬけのヒモ 20/06/21 21:59:11 ID:G.hwsCsE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 759 ンテレオン@ばんのうごな 20/06/21 23:54:45 ID:v9IcBHH2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 760 メテテ@ルガルガンZ 20/06/21 23:55:01 ID:3Mv.GgJY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 761 ャオニクス@メガイカリ 20/06/22 00:57:59 ID:n57wZ6zk NGネーム登録 NGID登録 報告
なんだよ…ヨウミヅかよ………












………支援するしかねぇじゃねぇかこんちくしょう(尊いのでお願いします楽しみに待ってます)
 ▼ 762 ゼリア@こだいのおまもり 20/06/22 01:03:12 ID:8ghQCnsk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 763 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/22 02:27:25 ID:j1bM6REY [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ヨウ 「……やべ、ついウトウトしてた」

 ミヅキ 「気持ち良いもんねー」


あまりの気持ち良さに、少し眠っていたようだ。

ヴェラ火山の影が長く伸びてきているってことは、もうすぐ夕暮れ。

考えてみると、昼過ぎに家を出て、あれだけ競争や水かけっこで遊んだのだから、けっこう時間は経っているはず。そろそろ帰る時間かな。


 ヨウ 「う〜〜〜〜〜ん! そろそろ戻る?」

 ミヅキ 「うん。でも最後に、普通に温まって行かないとねっ」

 ヨウ 「そうだね」


ここは温泉。湯に浸かる場所。

最後は普通に この濁り湯を楽しまないと、ヴェラ火山の恵みに失礼だ。


 ミヅキ 「良い湯だね〜」 ノビー

 ヨウ (……ん?)


両手を空に向けて大きく伸びをするミヅキ。

そんな彼女の姿に、どこか違和感が……。

 ▼ 764 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/22 02:28:23 ID:j1bM6REY [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ヨウ 「ん……あれ?」

 ミヅキ 「どしたの?」 ニヤッ



茶褐色の濁り湯に浸かっているミヅキの体を再度見る。


水着の肩紐が……無い?



 ヨウ 「えっ……ミヅキ、もしかして……?」

 ミヅキ 「……ふふっ。やっぱり温泉てさー、裸で入るものだなって」

 ヨウ 「っ……!?」


ってことはミヅキ、水着やっぱり脱いでるのか!?

濁り湯だから見えないけど、この湯の中に、裸のミヅキが……!?


 ヨウ 「なに考えてんだよ! 温泉だからって男の前で裸になんて!」

 ミヅキ 「見たい?」

 ヨウ 「えっ……」

 ミヅキ 「可愛いミヅキちゃんと混浴できて、ヨウってば幸せだな〜」

 ヨウ 「ちょっ……、あっち向いてるから着てこいよ!」

 ミヅキ 「こっち見て」
 ▼ 765 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/22 02:29:33 ID:j1bM6REY [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

そう言うとミヅキは、僕に背を向ける。


そして、ゆっくりと、ゆっくりと立ち上がる。



 ヨウ 「っ……///」



露わになった背中には、今まで着けていた水着の跡がクッキリと。


腰はシュッと くびれていて、女の子らしいボディラインが僕の目の前に。



 ヨウ 「ダメだって、ミヅキ……!」



湯が滴る小さな背中、腰にかけての曲線美。小さい頃からの付き合いだったミヅキ、こんなに色っぽい体だったなんて……。


そして、腰は曲線美を保ったまま少し膨らみ、とうとう お尻の割れ目が……!







 ミヅキ 「……ふふっ。ドキドキしちゃった?」

 ヨウ 「っ……ミヅキ!」

 ▼ 766 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/22 02:30:24 ID:j1bM6REY [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そこでミヅキは、立ち上がるのを止めた。

いや、これ多分、膝立ち状態なんだろうな。お尻が水面に上がらない、ギリギリの深さの場所で。


 ミヅキ 「見たくなければ、あっち向けば良かったのに。ヨウってば、ずーっと私のことに釘付けだったねー?」

 ヨウ 「それはっ……」

 ミヅキ 「……エッチ」

 ヨウ 「っ……///」


ミヅキは首だけ僕の方を向いて、小悪魔的に言った。


 ミヅキ 「見たいなら素直に言って良いんだよ?」

 ヨウ 「誰がっ……!」

 ミヅキ 「ふーん」

 ヨウ 「とにかく! 早く水着を……」

 ミヅキ 「じゃあ、サービスだよ♡」

 ヨウ 「えっ……」


そう言うとミヅキは。

膝立ちのまま、ゆっくりと、僕の方へと振り返る――。
 ▼ 767 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/22 02:31:29 ID:j1bM6REY [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ヨウ 「いやミヅキ待ってダメだよ! ストップ! ストップ……おわっ!?」 バシャン!


 ミヅキ 「あははっ! ヨウさー、なに焦ってるのよー!」


思わぬミヅキの行動に、バランスを崩して湯に ひっくり返ってしまった。

起き上がると、両手で しっかりと胸を隠したミヅキが、ケラケラと笑っていた。


 ヨウ 「ミヅキー!」

 ミヅキ 「あははははっ! もー! ヨウってば焦り過ぎー!」


クッ……悔しいけど、情けなさ過ぎるぞ、今の僕。

ミヅキの裸が見れそうになって動揺したとは言え……、この有様は恥ずかしい。


って言うか、手で胸を隠してる姿も、男子にとっては十分すぎるほど刺激的なんだけど、ミヅキ、その辺のこと分かってるのか?


 ミヅキ 「んー? この手を どかして欲しいのかなー?」

 ヨウ 「っ……もう終わり! 帰るぞ!」

 ミヅキ 「遠慮すること無いのに〜」


ダメだ、これ以上ミヅキのペースに呑み込まれると、僕の威厳と言うか、精神が音を上げそうだ。

ミヅキとは距離を取った岩場に退避して、着替えることにした。


 ▼ 768 マワル@かんしゃメール 20/06/22 04:17:38 ID:9S66UJvQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
L'Arc〜en〜Cien
 ▼ 769 ガバンギラス@こだいのおまもり 20/06/22 22:18:48 ID:4QhsJ9z2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 770 ュラルドン@たつじんのおび 20/06/22 22:45:11 ID:mRwA6x/I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
小悪魔系ミヅキか…
それはそれで意外とアリかも…
 ▼ 771 ナフィ@ふたのカセキ 20/06/22 23:51:47 ID:8ghQCnsk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シエーン!
 ▼ 772 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:28:20 ID:ZNKELOOg [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


   *   *   *



 ミヅキ (ふふっ。焦ったヨウ、可愛かったな〜)


作戦大成功。


ヨウがウトウトしている隙に、水着を脱いで、リュックに隠しておいた。

ここは濁り湯だから体は見えないし、背中くらいなら見せたって問題ないもんね。

手で隠した胸は、ちょっと刺激的だったかな?

転げるほど焦るなんて、やっぱりヨウをエッチな悪戯で揶揄うのって面白い。


 ミヅキ (でも……、もしヨウがホントに見せてくれって言ったら、私もちょっと焦ってたかも)


なーんて考えては みるけど、ヨウが素直に見たいって言う訳は無いし。

流石に裸を見せるのは、やっぱり抵抗あるって言うか、私だって恥ずかしいもん。

まぁ、今ので少しでもヨウが私にドキドキしてくれたんなら、思い切って実行した甲斐あったかな。


 ミヅキ (……さて。私も着替えに行かないと)


ヨウに作戦を気付かれないように、リュックは少し離れた岩陰に移動しある。

まぁ、こんな所、誰が来るわけでもないし、早いとこ着替えて……。



  ガラガラ 「………」 【ミヅキのリュック】

 ▼ 773 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:29:20 ID:ZNKELOOg [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……ん?

野生のガラガラ?

なんで私のリュック見てるの?

食べ物なんて入ってないし、別に珍しいものでも……。



  ガラガラ 「がらっ」(ツカミ)【ミヅキのリュック】



 ミヅキ (えっ?)



    ガラガラ 「がらがらー」(モチサリ)【ミヅキのリュック】



 ミヅキ 「えっ……!? ちょっ……嘘っ!?」


ガラガラが……、ガラガラが!

私のリュックを持って走り去った!?

嘘でしょ!? タオルも着替えも、全部リュックの中なんだよ!?
 ▼ 774 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:30:23 ID:ZNKELOOg [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


  ヨウ 「ミヅキー、まだかー?」



えっ……待って、ヨウ!?



  ヨウ 「……ん? どうしたー? 何かあったー?」



ダメ!

隠すもの何も無い!


 ミヅキ 「ぅっ……ううん! なんでもないから大丈夫ー!」


さっきは濁り湯の お陰でギリギリのラインを攻めたけど、流石に全裸を見られるのは恥ずかしい!

お尻とか……前とか、隠しきれないよぉ!



  ヨウ 「なら早く来いよー! あ、荷物かさ張ってるのかー?」



やだっ……来ちゃダメ!

どうしよう……、どうしよう!?
 ▼ 775 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:32:10 ID:ZNKELOOg [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「あっ……えっと! ヨウ先に帰ってて良いよー!」



  ヨウ 「はー? なんでだよー?」



 ミヅキ 「いいから! 私もすぐ帰るからー!」



  ヨウ 「そうかー? じゃあ、いつものマラサダショップで待ってるからなー!」(トイレかな。ここは素直に従ってあげた方が良さそうだな)



すぐにリザードンが降りたって、ヨウを乗せて飛び立つ。

私は岩の影に隠れて、ヨウに見つからないように、身動きせず小さくなった。





 ミヅキ (はぁ……。危なかった……)


リザードンの影が見えなくなって、ようやく一安心。

さっき色仕掛けでヨウを揶揄ったのに、いざ裸を見られるってなると、とんでもない恥ずかしさが込み上げてきた。

もしヨウに見られちゃったら、私、これからヨウと気まずくなっちゃうよ……。



 ミヅキ (……あれ?)


……いや、ねぇ待って。

これもしかして……、なんの解決にもなってない感じ?
 ▼ 776 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:33:13 ID:ZNKELOOg [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ミヅキ (素直にヨウにタオル借りるべきだったー!)



私のバカバカバカー!

タオルも! 着替えも! 水着も! スマホも! 全部リュックの中!


そしてライドギアもリュックの中!

これじゃリザードンも呼べないよ……。

いや、リザードン呼んだところで、全裸の少女がリザードンに乗ってるなんてヤバいけど。


 ミヅキ 「どうしよう……」


本当にどうしよう。

こんなヴェラ火山の外れ、人なんて滅多に来ないし。

野天風呂目当ての観光客を期待しようにも、コロナ禍の自粛ムード漂う中、さらにもうすぐ夕方、誰かが来る可能性は限りなく低い。

運良く誰かが来たとしても、女性じゃなきゃ助けを求められないし。


 ミヅキ 「うぅ……、私のバカ……」
 ▼ 777 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:33:59 ID:ZNKELOOg [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヨウの焦りようを面白がってた私が、ヨウに見られるのを焦ったせいで、余計に状況を悪くしちゃうなんて……。

ホント、なにやってるのよ私……。


 ミヅキ 「はぁ……」


こうなったら、心配したヨウが私のこと探しに来るのを待つしかないか。

裸は見られたくないから、ひとまず温泉に避難しておこう……。





  「いやぁ、素晴らしい温泉ですね!」

  「広さも十分、硫黄の香りに茶褐色の濁り湯!」

  「これぞヴェラ火山の恵み!」





えっ……うそっ!?

誰か来た!? しかも男の人!?
 ▼ 778 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:36:20 ID:ZNKELOOg [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 山男のダイチ 「読み通り、この時間なら僕たちの貸切ですね」

 山男のダイト 「まぁ、自粛警察がうるさい ご時世だから、観光客なんてゼロに決まってるよ」

 山男のダイナ 「ギーリーギリーまーで、頑張ーってー♪」



山男さん……しかも3人!?

うそでしょ……、温泉に入られた!?



 山男のダイチ 「いやぁ、極楽極楽。ぬるめで長湯できそうですね」

 山男のダイト 「温度計によると……36.4度。これは気持ち良いはずだ」

 山男のダイナ 「ギーリーギリーまーで、踏ん張ーってー♪」



どうしよう……、温泉に避難できない。

私、あの3人が帰るまで、裸で岩陰に隠れてなきゃいけないの……?



 山男のダイチ 「山男たるもの、山の恵は存分に味わう……、これぞ山男の醍醐味ですよ」

 山男のダイト 「測定器によると……pHは6.4。なるほど、ナトリウム・カルシウム−塩化物温泉と見た」

 山男のダイナ 「ピンチの、ピンチの、ピンチの連続、そーんなとーきー、ウルトラマーンがー、欲ーしーいー♪」

 山男のダイチ 「あとダイナさん。その歌ね、ダイナじゃなくてガイアですよ」

 山男のダイナ 「!?」

 ▼ 779 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:38:28 ID:ZNKELOOg [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
うぅ……、楽しそうに お喋りしてて、ぜんぜん出る気配が無い……。

どうしよう、日も暮れて来て……、ちょっと冷えてきたかも。



 山男のダイチ 「やはり温泉はね、単純鉄冷鉱泉が好きなんですよ。長良川温泉の鉄分マシマシの温泉、あれは良かったですね〜」

 山男のダイト 「いやいや、鳴子温泉こそ最高だね。エメラルドグリーンの湯に、トロトロの湯。美しさと気持ち良さを両立する数少ない温泉だよ」

 山男のダイナ 「僕は、温泉津(ユノツ)温泉かな。もう名前からして“温泉!”だし、“石見銀山遺跡とその文化的景観”として世界遺産に登録されてるんだよ」



あーもー、温泉トーク盛り上がっちゃってる……。

ホント、いつになったら出てくれるのよぉ……。風も出てきたし、肌寒い……。



 山男のダイチ 「長良川温泉と言えば“十八楼”ですね。あそこの鮎懐石はホントに絶品で、鮎の炊き込みご飯は忘れられませんよ」

 山男のダイト 「鳴子温泉だと“ゆさや”が一番だね。宿自体が国の有形登録文化財だし、温泉もね、日によってエメラルドグリーンからカラス色に変わるんだよ」

 山男のダイナ 「温泉津温泉は“ますや”に一票。1910年に建てられた木造3階建てでね、日本海沿いだから、やっぱり料理と酒が最高なんだ」



うぅ……、寒い……。

岩陰だから余計に……。ほかに……、ダメだ、近くに他の野天風呂は無いし、このままじゃ……。


 ミヅキ 「ハッ……クシュンッ!」


あっ、やばっ……!?
 ▼ 780 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/23 00:43:47 ID:ZNKELOOg [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



>>779の温泉宿は最高だから、機会があったら行ってみてね。
長良川温泉の“十八楼”、鳴子温泉の“ゆさや”、温泉津温泉の“ますや”だよ!


あと、21日のアニポケ面白かったね。
特にコルニがスパッツ穿き忘れてたシーンとか感動ものだったよね(大嘘)

 ▼ 781 ンダース@サファリボール 20/06/23 19:16:54 ID:7WQ.vofI NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援支援!
 ▼ 782 ロカロス@せんせいのツメ 20/06/23 22:48:12 ID:zZ.M0LxE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 783 ズモー@レンブのみ 20/06/24 01:40:56 ID:3DAkaUrI NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
甲州街道さんのコラ画像久々に見た
 ▼ 784 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:00:12 ID:FlZ64bk. [1/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 山男のダイチ 「……ん? なんでしょうね、そっちの岩陰で何か」

 山男のダイト 「ポケモンの鳴き声か?」

 山男のダイナ 「ほぉ〜。温泉に浸かりに来た野生ポケモンかな? これは興味深い」



気付かれた!?

まずいよこれ……、来ないでっ!

お願いだから来ないでっ!



 山男のダイチ 「温泉とポケモン……、それは絵になりますね」

 山男のダイト 「温泉に入るってことは、ヤトウモリか、ブビィか」

 山男のダイナ 「ちょっと見てみよう。一緒に温泉に入れるかも」 ザバッ



嘘っ……こっちに来る!?

ダメ……、私、裸なんだよ!?

あんな大人の男の人に見られちゃったら……。
 ▼ 785 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:01:10 ID:FlZ64bk. [2/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 山男のダイチ 「どれ、僕も」 ザバッ

 山男のダイト 「ははっ。ポケモンと一緒に温泉、是非とも写真におさめたいね。ゴニョッターに上げたらバズるよ」

 山男のダイナ 「じゃあカメラも用意して……と」



やだっ……、逃げるところなんて無いし……、隠すものだって……。

相手は3人だし、こんなところ誰も来ないし……、見つかったら私っ、酷いことされちゃう!?



 山男のダイチ 「ヤトウモリ〜? それともブビィか〜?」

 山男のダイト 「まさかエンニュート?」

 山男のダイナ 「そこの岩の影だ。ゆっくり……驚かさないように……」



あっ……、あぁっ……3人が、すぐそこまで……。

嫌っ……、裸、見られちゃう……。

襲われちゃう……。



 山男のダイチ 「さぁ、そこに居るのは誰かな〜?」

 山男のダイト 「エンニュートなら相当レアだぞ」

 山男のダイナ 「ほら……、一緒にヴェラ火山の恵みを堪能してみないかい……?」



あぁっ……、ぁっ、ぁぁっ……。

やだっ……、だめっ……、わたしっ……、やだぁぁぁ……!


 ▼ 786 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:26:23 ID:FlZ64bk. [3/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



  ガラガラ 「がらっ!」 シュババッ



 山男のダイチ 「ん!? あれはガラガラ!?」

 山男のダイト 「ガラガラが人前に現れるなんて……エンニュート以上に珍しいぞ!」

 山男のダイナ 「待ってくれガラガラ! せめて写真だけでも!」


   山男のダイチ 「追いましょう!」

   山男のダイト 「とりあえずタオルだけ巻いて!」

   山男のダイナ 「あぁガラガラ! あわよくば一緒に温泉に!」



突然 現れたガラガラを見て、山男さんたちはガラガラを追って行った。



 ミヅキ 「はっ……はぁっ、はぁっ、はぁっ……」 ガクガクガク

  ― チョロッ……ショワァァァァァ……



ひとまず助かった――。

そんな安心感が訪れたと同時に、今までの緊張と恐怖が一気に押し寄せ、気付けば私は、お漏らししていた。

寒かったのもあるけど、知らない男の人に裸を見られる恥ずかしさ、見つかったら酷いことをされてしまうと言う恐怖に、私の体は崩壊寸前だったみたい。


 ミヅキ 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……、うぐっ、グスッ、ひっく……」

 ▼ 787 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:33:12 ID:FlZ64bk. [4/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ヨウ 「間に合ったみたいだね……あ」

 ミヅキ 「グスッ、ふぇっ……ヨウ!?」


気が付くと、ヨウが私の目の前に立っていた。バツが悪そうに目線を逸らしている。

当然だよ。だって今、私、全裸なんだよ。それに、お漏らしした水溜りが……。


 ミヅキ 「ぅぅっ……グスッ、やだっ、見ないでよぉ……」

 ヨウ 「ごめん。そのっ……、とりあえずタオル!」


ヨウは目線を逸らしたまま、バスタオルを私に向かって投げてくれた。

そして、私が へたり込んでいる岩の反対にまわり、私の目線から完全に外れてくれた。


タオルに包まったけど、恥ずかしさは変わらない。ヨウに……、私の裸、見られちゃったんだから。



 ヨウ 「あのっ……、ミヅキ?」

 ミヅキ 「グスッ、ぅん……」

 ヨウ 「心配したんだよ。いつまで経っても来ないから」

 ミヅキ 「ごめん……」

 ヨウ 「それで、ミヅキのスマホに電話したんだけどさ……」


 ▼ 788 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:36:28 ID:FlZ64bk. [5/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



   *   *   *





 ヨウ 『マラサダショップで待ってるって言ったのに。どうしたんだミヅキ?』

 ヨウ 『まったく……。あんな悪ふざけ しておいて更に待たせるって酷くないか? とりあえず電話だ』 スマホポチ


 ヨウ 『………』 プルルルル……ガチャッ

  ― カキ 『カキです』

 ヨウ 『えっ?』

  ― カキ 『おっと失礼。こちら、ヴェラ火山公園の管理事務所です』

 ヨウ 『管理事務所……、あの、この電話、ミヅキって言う女の子の番号のはずなんですが……』

  ― カキ 『はい。実は、このスマホが入ったリュックを、ガラガラが拾ってきましてね。遺失物として預かっています』

 ヨウ 『遺失物……、すぐ行きます』 ガチャッ


 ヨウ (どういうことだ? ミヅキのリュックが遺失物って……、まさか、ミヅキの身になにかあったのか!?)


 リザードンでヴェラ火山公園管理事務所へ ひとっ飛び。
 ▼ 789 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:37:02 ID:FlZ64bk. [6/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 カキ 「こちらがそのリュックです」

 ガラガラ 「がらっ」

 ヨウ 「間違いなくミヅキのリュックです。中身は……、タオル、着替え、水着、それにライドギア」

 カキ 「野天風呂の近くで拾ったようです」

 ヨウ 「ありがとうございました。ガラガラ、拾った場所に案内して!」

 ガラガラ 「がらるっ!」



 ヨウ (あのリュックの中身を見た感じ、ミヅキ、まだ裸ってことじゃん!)

 ヨウ (馬鹿だなぁホントに! 僕を揶揄うのに夢中でリュック失くしてるじゃん!)

 ヨウ (だから“先に行ってて”なんて言ったのか。いや、僕が先に行ったら何の解決にもならないでしょ!?)

 ヨウ (とにかく、ミヅキは裸。男の人と遭遇したらマズい、急がないと!)



 ヨウ (あの野天風呂だ……って! 山男が3人も! 岩陰に向かってる?)

 ヨウ (流石にミヅキが山男と一緒に温泉に入るとは思えない。ってことは、あの岩陰に隠れてるって考えるのが自然!)

 ヨウ 「ガラガラ頼む! あの山男たちの気を引いて!」

 ガラガラ 「がらがらっ!」





   *   *   *



 ▼ 790 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:49:22 ID:FlZ64bk. [7/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ヨウ 「って訳だよ」

 ミヅキ 「そっか……」

 ヨウ 「そのっ……、僕、誰にも言わないからさ、安心して?」

 ミヅキ 「っ……///」

 ヨウ 「……ミヅキ?」

 ミヅキ 「んっ……グスッ、ごめっ……なさいっ、ごめんなさいっ……ひっく、グスッ」


ヨウに見られた……。

裸も恥ずかしいのに、お漏らししたところ、見られた……。

うぅっ……、情けないよぉ……、私からヨウを揶揄ってたのにっ、こんな、恥ずかしいとこっ……。



 ヨウ 「ミヅキ!」 バッ!

 ミヅキ 「ふぇっ!?」 ビクッ


突然、ヨウが叫んだかと思うと。

私の目の前に現れた。何故か、裸で。
 ▼ 791 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:50:26 ID:FlZ64bk. [8/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「やっ……いやぁぁぁぁぁぁっ!?」

 ヨウ 「裸、見ちゃってごめん! なら、これでお相子でしょ!」

 ミヅキ 「ぁっ、ぁぁぁっ……///」 ドキドキ


ヨウの裸……、小さい頃は一緒にお風呂に入ってたけど、それは昔の話。

ヨウの裸……、水着姿は ついさっき見たけど、完全な裸を見たのは、本当に久しぶり。

ヨウの裸……、そのっ……、おちんちんとか、こんなに大きいものなんだ……///


 ヨウ 「ほら、立って」 ガシッ

 ミヅキ 「えっ?」

 ヨウ 「それっ!」 ダッ!

 ミヅキ 「あっ……ヨウ!?」


ヨウに手を握られたかと思うと、急に走り出して。


  ― ザッパーン!


そのまま温泉にダイブした。
 ▼ 792 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:51:38 ID:FlZ64bk. [9/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「んっ……ぷはっ!」 バチャッ

 ヨウ 「はははっ! 体が冷えたんなら温まらないとね!」 バチャッ

 ミヅキ 「ヨウ……」

 ヨウ 「気にすること無いよ。あんな山男に囲まれたら、怖くてチビっちゃうのは当然だよ」

 ミヅキ 「っ……///」

 ヨウ 「それに……、ごめんね」

 ミヅキ 「えっ……?」

 ヨウ 「ミヅキが“先に行って”って言った時、もう少し深く考えるべきだった。そのっ……、またエッチな悪戯企んでるのかなって、ちょっと警戒しちゃってさ」

 ミヅキ 「そんなっ! これは私の自業自得だもん。ヨウが謝ることなんて……」

 ヨウ 「自業自得かもしれないけどさ。2人きりで野天風呂に来たんだから、男の僕がミヅキを守ってあげないとダメだったんだよ」

 ミヅキ 「あぅっ……///」 ドキッ

 ヨウ 「……って、カッコ付けすぎだよね。ミヅキの裸を見て、すっごいドキドキしちゃってるのに」

 ミヅキ 「……ふふっ。もぉ〜、恥ずかしかったんだから ///」

 ヨウ 「僕だって、ミヅキに裸を見せるの、けっこう恥ずかしかったんだからな?」

 ミヅキ 「うん。ぁぁぁのっ、おっ……おちんちん、大きくしてたのとか……///」 ドキドキ

 ヨウ 「だっ……だだだって! 裸のミヅキ見たら、そのっ……///」 ドキドキ
 ▼ 793 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:52:43 ID:FlZ64bk. [10/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「……そっか」

 ヨウ 「なにが?」

 ミヅキ 「私にも、ちゃんと女の魅力、あったんだね」

 ヨウ 「んっ……まぁ、ね」

 ミヅキ 「そっか……、ふふっ、そっか!」

 ヨウ 「なんだよ」


  ― ギュッ


 ヨウ 「ん?」


温泉の湯の中で、私はヨウの手を握った。

咄嗟に私を助けてくれて、寒いからと野天風呂に導いてくれて、恥ずかしさを お相子にと裸になってくれた、格好良くて優しいヨウの手を。


 ミヅキ 「ありがとう」

 ヨウ 「あぁ……、うん」

 ミヅキ 「混浴になっちゃったね」

 ヨウ 「そう……だな」
 ▼ 794 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:53:41 ID:FlZ64bk. [11/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
手を握ったまま、私はヨウに近付く。

肩と肩が触れ合うくらい、ヨウの近くに。

大丈夫。濁り湯だから、恥ずかしい所は見えないもん。


 ヨウ 「ミヅキ……?」


そうして私は、ヨウの体に寄り掛かる。ヨウに体を預けてしまう。


 ミヅキ 「もう少し……、温泉、楽しもうよ」

 ヨウ 「んっ……、あぁ、まぁ、うん、そうだね」

 ミヅキ 「裸の女の子に密着されて……、ドキドキする?」

 ヨウ 「ミヅキまたそうやって揶揄う……!」

 ミヅキ 「違うもん」

 ヨウ 「なにが違うんだよ?」

 ミヅキ 「好きな人じゃなきゃ……、こんなこと、しないもん……///」 ドキドキ

 ヨウ 「ふぁっ……ミヅキ?」 ドキドキ


そう、これは決して揶揄ってる訳じゃない。私の本心。

今日のヨウは、とっても格好良かった。

それに、ちゃんと私のこと、魅力的な女の子として見てくれて――。
 ▼ 795 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:55:38 ID:FlZ64bk. [12/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「エッチな悪戯とかも……そのっ、ヨウのこと好きだから。好きじゃなきゃ、普通そんなこと……///」

 ヨウ 「そう、だったのか……」

 ミヅキ 「……全然気付いてくれないの、酷いよ」

 ヨウ 「ごめん。って言うか、一緒に居るのが当たり前すぎて、そういうこと考えなかった。普通に僕のこと揶揄って楽しんでるだけかと思った」

 ミヅキ 「もぉ……」

 ヨウ 「けど……」


  ― ギュッ


 ミヅキ 「ふぇっ……///」 ドキッ


ヨウが私の肩に手をまわし、抱き寄せてくれた。

はじめから寄り添っていたヨウとの距離が、さらに縮まる。さらに密着する。


 ヨウ 「そうやて揶揄うってことは、ミヅキ、僕のこと男として見てないんだなって、勝手に思ってたんだ」

 ミヅキ 「そんなこと無いよ!」

 ヨウ 「ミヅキのエッチな悪戯、無視するのけっこう辛かったんだからね?」

 ミヅキ 「えっと……、それって……?」


 ヨウ 「僕もミヅキのこと、好きだってことだよ! ……そりゃ!」 ジャボン!

 ミヅキ 「うわっぷ……!?」 ブクブク


ヨウに抱き寄せられたまま、ヨウと一緒に温泉に潜ることに。

咄嗟のことに反応が遅れたけど、いまヨウ、確かに私のこと“好き”って……。
 ▼ 796 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:58:40 ID:FlZ64bk. [13/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ミヅキ 「……ぷはっ!」 ザバッ

 ヨウ 「はははっ! 油断し過ぎだぞミヅキ〜!」

 ミヅキ 「っ……ふふっ。あははははっ!」


多分それは、ヨウなりの照れ隠しなんだと思う。

でも私、確かに聞いたよ。ヨウが私のこと“好き”だって。


 ミヅキ 「仕返しだ〜!」 バシャバシャバシャ

 ヨウ 「やったな〜!」 バチャバチャバチャ

 ミヅキ 「きゃははっ! あはははっ!」 バシャバシャ

 ヨウ 「はははっ! そりゃそりゃ〜!」 バチャバチャ



お互いのことが好きだって分かっても、多分、私たちの日常は、今までと変わらないと思う。

こうやってさ、ゼンリョクで笑いながら遊べる関係、これからも続けて行こうね。



大好きだよ、ヨウっ!





 ヨウ×ミヅキ、「悪戯、告白、野天風呂」



   ――― 完 ―――










【ニュース】 ヴェラ火山公園で公然わいせつ、山男3人を逮捕

〇〇日夕方、ヴェラ火山公園内で、観光に訪れていた女子高生グループに裸を見せつけたとして、山男3人が逮捕されました。
公然わいせつの疑いで逮捕されたのは、住所不定の山男、ダイチ容疑者、ダイト容疑者、ダイナ容疑者の3人です。

警察によりますと、ダイチ容疑者らは○○日17時頃、ヴェラ火山公園の登山道中腹にて、女子高生4人に裸を見せつけた疑いが持たれています。
女子高生が悲鳴を上げ、巡回中の警備員に取り押さえられたと言うことです。

調べに対しダイチ容疑者らは、「ガラガラを追いかけていただけだ。追いかける途中でタオルが落ちてしまった」と、容疑を否認しています。

 ▼ 797 ドゼルガ@フレンドボール 20/06/24 23:59:33 ID:IEqAR6.M NGネーム登録 NGID登録 報告
キョダイオツカレでした!
最後ダイソウゲン
 ▼ 798 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/06/24 23:59:40 ID:FlZ64bk. [14/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



サンムーン未プレイゆえ、地理やポケモンに深く突っ込んだらダメです。

サンムーン(SM)だからSM的な内容にしようとか言う安直な考えは、これっぽっちしかありませんでした。

コロナが落ち着いたら温泉にでも行きたい今日この頃。



次回、カケル×アユミ、「デート気分で波乗りピカブイ」(仮)



可愛い可愛いピカチュウ・イーブイと触れ合える、完全子供向けゲームのレッツゴーピカブイ。

その純粋な主人公でR-18を書くという罪悪感がヤバい。


 ▼ 799 フーライ@がくしゅうそうち 20/06/25 00:05:30 ID:qpns0Cm2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
死人が出るわ!支援!!!😇
 ▼ 800 ッタイシ@おとなしいミント 20/06/25 01:07:54 ID:BiWcR52M NGネーム登録 NGID登録 報告
乙&支援

山男戻って来るんじゃないか心配したけど捕まってて草
 ▼ 801 ルマッカ@カチャのみ 20/06/25 01:37:29 ID:95iQsqD. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカブイの主人公って他と比べても幼いけどどんな感じになるんだろう…
 ▼ 802 ュラルドン@トウガのみ 20/06/25 23:45:28 ID:MG/MBBBM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
可愛かった
 ▼ 803 ビシラス@だいちのプレート 20/06/26 00:00:24 ID:gA/U4/Tg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まだどの組も最期まではやってないんだよな…
支援
 ▼ 804 ズゴロウ@じめじめこやし 20/06/26 01:23:29 ID:KCik4jYQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 805 ルリル@のんきのおこう 20/06/27 00:59:38 ID:.WpcWMIM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 806 ックル@もえぎいろのたま 20/06/27 20:50:51 ID:uyq.QgaI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 807 ンタロス@キーストーン 20/06/27 20:54:11 ID:Epy218ic NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヨウミヅの終わり方良いなぁ…

その後の山男は可哀想だけど
 ▼ 808 チュル@クロスメール 20/06/27 22:16:32 ID:lpUgaclw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援だ!
 ▼ 809 オラント@ヤミラミナイト 20/06/28 08:17:54 ID:7RYo4AaQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 810 ガカイロス@Zパワーリング 20/06/28 09:15:45 ID:M.3w3KqE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援だけどあんまり支援で埋めすぎるとピカブイと剣盾書くスペースなくなる説あるぞ
 ▼ 811 ガジュカイン@ルームサービス 20/06/30 22:58:33 ID:vEvAe6oM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 812 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/07/01 23:58:07 ID:GKb6RUlY NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ピカブイ編、もう少し待って下さい。
おおまかなストーリーは出来てますが、カケル×アユミのイラストが少なすぎて細部のインスピレーションが湧かない。

あと多分、盾剣は次スレに行きます。


 ▼ 813 マワル@すごいみみせん 20/07/02 00:25:18 ID:QzM6hgmI NGネーム登録 NGID登録 報告
待ってる
支援
 ▼ 814 リランダー@けいけんポン 20/07/02 06:45:08 ID:CZlsKhPg [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ちなみにわいの精通は甲州街道のSS
 ▼ 815 コガラ@なまいきミント 20/07/02 06:45:59 ID:CZlsKhPg [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>814
訂正
甲州街道さんのSS
 ▼ 816 リーン@みずのジュエル 20/07/02 08:31:32 ID:SGWQE3f6 NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 817 ガボスゴドラ@ライブドレス 20/07/03 00:23:28 ID:arHsmIc6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 818 ガユキノオー@ルームサービス 20/07/05 10:14:50 ID:P0XwWEIc NGネーム登録 NGID登録 報告
>>812
なら安心してあげられるな
支援
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