【SS】ジラーチ「寝すぎで体がだるい。」

ジラーチ「しかも寝違えたんやけど。」


ジラーチ「雨もやべーし、なんやこれ最悪やな。」


ジラーチ「ふて寝しよーにも全然眠くないしなあ。」


ジラーチ「まあ、寝たいとか雨止めとか願ったら済む話やけどは。」


ジラーチ「さ、今回はどんな願いが書かれてるんかな。」


ジラーチ「･･････ほんま、頭についとるから自分で見れないの面倒やわ。」


ジラーチ「湖行って見るか。」

支援

ジラーチ「･･････いや待って氾濫しとるやん！？」


ジラーチ「やべえよやべえよ、泥水で何も見えん。」


ジラーチ「あーしゃない。家忍びこんで鏡使わせてもらお。」


ジラーチ「っと、どれどれ？」


ジラーチ「･･････はあ！？ 誰や水性ペンで書いたん！？」


ジラーチ「雨で全部流れとるがな！！ どないしてくれんねん！」


ジラーチ「もうええもうええ、疲れたわ。」


ジラーチ「とりまこの雨どうにかするか。」


ジラーチ「････････････はあ！！」


ジラーチ「１つ目の願いや、これ以上雨が酷くならず、皆助かりますようにってな。」


ジラーチ「あれ、もしかしてこれ二個ちゃうか？」


ジラーチ「ま、細かいことはどーでもええな。」


ジラーチ「それにしても、7日もいらんがな。」


ジラーチ「一日一願いで多くても３日で済むやろ。」


ジラーチ「あー暇や。雨もそろそろ止むやろし、少しの間、雨宿りすっか。」

〜洞窟〜


ジラーチ「この暗いんごっつ落ち着くわ。」


ジラーチ「つか他のやつ全然見いへんな。皆今大変か。」


ジラーチ「まさか、眠る前に破滅の願いしたせいか！？」


ジラーチ「･･････いや、ちゃうと信じよう。」



ジラーチ「あと二個も願いとか思いつかんわ。」


ジラーチ「まじで、どないしてくれんねん。」


ジラーチ「にしても、洞窟はやっぱ涼しいな。」


ジラーチ「この梅雨時に目覚める俺のためにあるようなもんや、うん。」


ジラーチ「七夕なんて素敵な日に雨とか嫌やもんな。」


ジラーチ「･･････せや、今度から七夕の日は晴れにしょ！」


ジラーチ「二つ目は、七夕の日は絶対に雨が降りませんように。」


ジラーチ「我ながら完璧や。」

ジラーチ「あかん、もう二つ目や。」


ジラーチ「まだ一週間あるのに暇になってまうわ。」


ジラーチ「しかもさっきの願いなんて叶ったか確認すんの1000年後や。」


ジラーチ「まあ、大抵は叶ったか確認しよー思たら皆大抵星になってまうけどな。」


ジラーチ「こんなん言うてもしゃーない、明るく行くで！」


ジラーチ「いや、自分で破滅を願っといて何が明るくや！」


ジラーチ「もーあかん、自己嫌悪や。」


ジラーチ「ずっと寝てばっかのくせに起きたら起きたで願い叶えて後は暇。」


ジラーチ「なんやこの人生、おもんな。」


ジラーチ「一生誰かに尽くすと考えたらまあ格好いいけどな？」


ジラーチ「俺にしか出来ない最高な仕事やけどな？」


ジラーチ「なんや、寂しないか？」


ジラーチ「じゃあ、最後の願いは･･････。」


ジラーチ「いやあかん。たった7日しか動けないこんな俺の願いなんて叶えたところで無駄や。」


ジラーチ「やっぱりここは皆の幸せを願わな！」



ジラーチ「皆さんが、平和で、健康に生きれますように☆」

ジラーチ「･･････もう出番終わってもた。」


ジラーチ「早いけど、寝るか。」



〜完〜





即興で書きました。
許してください。

乙

乙

関西弁ジラーチうける笑

おつ