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【R-18】こんな時期だし、ゲーム主人公のイチャエロSS書いてく【完結編】

 ▼ 1 州街道◆IVIG1YNTZ6 20/12/02 01:03:13 ID:gRBAl3og NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

【R-18】新学期だし、ゲーム主人公のイチャエロSS書いてく
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=965262


上記SSの続編です。

以下、簡単な あらずし。

 ▼ 761 タグロス@にじいろのはな 22/02/23 22:19:02 ID:3BCcMZCw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 762 ロトック@みどりのバンダナ 22/03/03 06:12:30 ID:XvZcUmGE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 763 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/06 22:27:50 ID:/VYIbssQ NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ウォロに勝ったら再開する(血涙)
 ▼ 764 ガボスゴドラ@アブソルナイト 22/03/07 06:35:21 ID:ad.YU8ho NGネーム登録 NGID登録 報告
>>763
えぇ…
 ▼ 765 ノガッサ@トポのみ 22/03/07 10:42:42 ID:c76wEFI2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
打破せよ
 ▼ 766 タドガス@けいけんアメXL 22/03/07 11:31:11 ID:qKRE0XEo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いつかレジェアルのssとかも見たいですね
 ▼ 767 ネネ@かけたポット 22/03/07 12:26:23 ID:ES/IqOh. NGネーム登録 NGID登録 報告
>>763
頑張れ主
SSもレジェアルも応援してます
 ▼ 768 テトプス@つめたいいわ 22/03/07 13:00:43 ID:345Yw5bY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>763
そろそろ勝ったんじゃないか?
 ▼ 769 トカゲ@おうじゃのしるし 22/03/08 18:44:00 ID:8LTo/Oqw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 770 コガシラ@ミネラルよせだま 22/03/18 07:01:44 ID:deCQy9AI NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
 ▼ 771 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/19 01:26:01 ID:sWuMoeDo [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



シャワーを終えてバスルームから出ると、セレナはベッドに座っていた。

下半身はタオルケットで隠していることから、なにも穿かずに、バスルームが空くのを待っていたんだと思う。


 カルム 「お待たせ。もう落ち着いた?」

 セレナ 「っ……/// やりすぎよカルム」

 カルム 「ごめんね。けど気持ち良かったでしょ? こんな街中でさ、ローターでイクところ、沢山の人に見られて」

 セレナ 「それはっ……///」

 カルム 「セレナってMっ気あるもんね」

 セレナ 「ぅっ、うるさいわねぇ /// シャワー浴びて来るから」


セレナは立ち上がり、バスルームに向かおうとする――けど。


 カルム 「待って」 ガシッ

 セレナ 「なに?」

 カルム 「セレナだけ気持ち良くなってさ……。僕ももう限界」

 セレナ 「えっ……、待って。シャワーくらい浴びさせてよ」 ドキドキ

 カルム 「ダメ」 グイッ

 セレナ 「あっ!?」 ドサッ
 ▼ 772 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/19 01:26:39 ID:sWuMoeDo [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

セレナをベッドに押し倒す。

セレナの上に跨って、彼女の手を握り、指を絡め、ジッと顔を見つめる。


 カルム 「綺麗だよ、セレナ」

 セレナ 「ねぇ待って、ホント、シャワー浴びさせて? 汗臭いし、それにっ……」 ドキドキ

 カルム 「言ったでしょ。ダメって……んちゅっ」

 セレナ 「んむっ!?」


顔を赤くしてシャワーを浴びたいと訴えるセレナを無視して、僕は彼女の唇を奪う。

柔らかなリップ、ふわりと漂う女の子の香り、肌で感じる温もり、吐息、心音。

最愛の彼女――セレナを感じながら、僕は舌を絡ませる。


 カルム 「ちゅぷっ……れろっ、んちゅっ」

 セレナ 「んっ……、ちゅぶっ、ふーっ、ふーっ、ちゅくっ、ちゅっ……///」


セレナとは、これまで何度か体を重ねている。

どちらかの家で、親が居ないタイミングを見計らって。それゆえ、あんまり激しいことは出来なくて。


 カルム 「んちゅっ、ふーっ、れろっちゅ、はむっ、ちゅっ……」 スッ――クチュッ

 セレナ 「んちゅっ、れろっ、ちゅっ……んっ!?」 ビクッ


でも今日は、なんの遠慮も必要ない。思わぬ形で、ラブホテルを使うことになったんだから。

僕はセレナと舌を絡めたまま、右手をそっと、彼女の秘部に伸ばし――、既にしっかり濡れているアソコに、指を侵入させた。
 ▼ 773 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/19 01:27:56 ID:sWuMoeDo [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「んちゅっ……、セレナ、こっちヌルヌルだね」 クチュッ

 セレナ 「んむっ……ぷはっ。やっ……待ってよカルム、私、そのっ……、あんなにイッちゃったばっかりだから……///」

 カルム 「知らないよ。んちゅっ、れろちゅっ……」 クチュクチュ

 セレナ 「ふむっ!? んむっ……ちゅぶっ、ちゅっ……ふっ、ふーっ ///」


セレナの中は想像通りヌルヌルで、僕の指を すんなりと受け入れる。

あれだけローターでイキまくったのだから当然だ。生暖かい感触、適度な締め付けが、僕の指を包み込む。


 カルム 「ちゅぶっ、ちゅっ……れろっ、んちゅっ」 クチュクチュ

 セレナ 「んふっ……、んっ! ちゅっ、はむっ、ちゅっ……///」 ビクッ


指じゃなくて棒を挿れたい衝動に駆られるも、今はそのタイミングではない。

今はセレナとのキスでスキンシップを取りつつ中を責めて、キスで声を出せない彼女の反応を愉しんでいたい。


 カルム 「ちゅぷっ……れろっ、んちゅっ」 クチュクチュ

 セレナ 「ちゅむっ……んふぅっ!?」 ビクン!


あ、良い反応。

セレナ、ここが弱いんだね。


 カルム 「れろっ、ちゅぶっ……、んちゅっ」

  ― クチュクチュクチュクチュクチュクチュ!

 セレナ 「ちゅむっ!? ふぐっ!? んむっ……ぐぅぅううううぅぅぅっ!?」 ジタバタ


セレナの唇を塞いだまま、指を激しく動かす。

ビクンと震えたセレナの弱い場所を、ピンポイントに、容赦なく、責め立てる。


途端にセレナは もがきだす。

けれど僕が圧し掛かっているような状態だ。逃れるのは無理だよ。
 ▼ 774 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/19 01:28:43 ID:sWuMoeDo [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

唇を塞いでいるせいで、声を出せず、鼻息を荒くするセレナ。

普段のクールな姿からは かけ離れた姿。僕だけが見ることのできる姿。



  ― クチュクチュクチュクチュクチュクチュ!


 セレナ 「ぶふっ……ふぐっ! んぐぅぅぅぅっ……っっむっ!?」

  ― ビクン! ビクッ……、ジョワッ……ビクッ……、ビクッ……



悲鳴に近い鼻息を上げると同時に、セレナの体は大きく仰け反った。

指に感じる生暖かい液体。彼女のアソコから引き抜くと、厭らしい水滴が指にまとわりついていた。



 カルム 「またイッちゃったね、セレナ」

 セレナ 「ふっ、ふーっ、ふーっ、グスッ、ばかっ……///」



まだ息が荒いセレナは、それだけ言うと顔を横に向け、僕から目線を逸らしてしまった。


頬を赤く染め、涙で瞳を潤わせた彼女は最高に可愛く、けれど下半身は何も身に付けておらず厭らしい。

普段はクールな彼女の、二重にも三重にも感じるギャップ。僕だけが見ることの出来るギャップ。



 カルム 「……脱がすよ」

 セレナ 「………///」 コクッ


 ▼ 775 ロアーク@ハッサムナイト 22/03/20 14:52:14 ID:cVG2Dnjg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お!再開してる!
 ▼ 776 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/25 00:01:01 ID:kj464sls [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

小さく頷いたセレナは上半身を起こし、僕と向き合って、ぺたんと座る。

いわゆる“女の子座り”の姿はニャスパーのように可愛らしく、普段のクールで大人びた印象とのギャップが また良い。


 カルム 「じゃあ、手、上げて」

 セレナ 「んっ……///」 バサッ


セレナの黒いシャツの裾を掴み、バンザイさせる。

そのまま優しく捲し上げれば、露わになる細いウエスト、白いブラに包まれた胸。美しいブロンドヘアを潜らせれば、彼女を隠すものはブラジャーだけに。



 カルム 「……ホント、セレナって大人っぽいのに、下着は普通だよね」

 セレナ 「余計なお世話よ」

 カルム 「いや、良いと思うよ。白は清楚だし」

 セレナ 「もぉ」

 カルム 「じゃあ、失礼するよ」 ギュッ

 セレナ 「ぁっ……///」


飾り気のない白いブラだけど、変に大人っぽいものを付けるよりか、断然好感が持てる。


僕はセレナを抱き寄せ、手を彼女の背中にまわす。

女性のブラジャーを外すことにも慣れてきた――って言ったら変だけど、セレナと体を重ねるうちに、スマートな外し方をマスターしたつもりだ。


 カルム 「綺麗だよ」

 セレナ 「っ……///」 ドキドキ
 ▼ 777 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/25 00:01:30 ID:kj464sls [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ブラジャーを外し、露わになった、セレナの美乳。

同年代の子より大きめな――サナが小さいだけかもしれないけど――彼女の胸は透き通るような美しさで、その頂きで存在感を放つ桜色の突起は、プックリ膨らんでいる。


 カルム 「弄って欲しそうだね」 コリッ

 セレナ 「ひっ!」 ビクッ!

 カルム 「考えてみると、まだ今日は胸を弄れてなかったっけ」 クリクリモミモミ

 セレナ 「ぁっ。ふゃっ……まっ、て……///」

 カルム 「こんなに乳首固くしちゃって、なにが“待って”なの?」 クリクリモミモミ

 セレナ 「ぁぁぁっ……///」


セレナの胸を揉みながら、親指と人差し指で、その厭らしい乳首を刺激する。

摘まんで、弾いて、乳輪をなぞるように優しく撫でて、また爪で弾く――。リズミカルに、けど不規則に、飽きないように、緩急付けて。


 セレナ 「んっ/// ゃぁっ/// はふっ、んっ……ぁ、ひぅぅ……///」

 カルム 「エッチな声だね、セレナ」 クリクリモミモミ

 セレナ 「ゃらっ……、ぁぁ……んっ! ふぁっ、ぁぅぅ……///」

 カルム 「我慢しなくて良いんだよ。ホテルなんだから、僕とセレナしか居ないんだから」 モミモミクリクリ

 セレナ 「やっ……まっ、てっ……。はぁっ、はぁっ……ぁんっ、だめっ、もぉ……きちゃぅ……///」

 カルム 「イキそうなの? 乳首だけで?」 クリクリモミモミ

 セレナ 「んふっ……んっ、ぅん、もぉ……ぃっ、ちゃぃ、そう……///」

 カルム 「そっか」 モミモミ……ピタッ


そのセレナの言葉を聞いて、僕は手を止めた。

 ▼ 778 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/25 00:02:25 ID:kj464sls [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 セレナ 「ふぇっ……、ぁっ、ぇっ……?」 ドキドキ



甘い吐息を漏らすセレナは、乳首への刺激が止まったことに戸惑っている様子だ。

彼女にしてみれば、このまま乳首で気持ち良くイクつもりだったのだろうけど、それじゃあ面白くない。


 カルム 「ん? このままイキたかったの?」

 セレナ 「ぁっ、そのっ……///」

 カルム 「そうだよね。そんなに乳首ピンとさせちゃって」

 セレナ 「っ、いじわるぅ……」

 カルム 「ふふっ。もっと意地悪しちゃうつもりだけど……ね!」 グイッ!

 セレナ 「あっ!?」 ドサッ!



不意を突いて、セレナをベッドに押し倒した。



ベッドに横たわる、全裸のセレナ。



顔は赤く染まり、目は蕩け、呼吸に合わせて胸が揺れ、アソコは少しヒクついている。

そんな彼女は、恥ずかしい所を隠す素振りは見せず、この先の行為に期待しているようだ。

色っぽい笑みを浮かべ、僕を見つめている。“あなたの全てを受け入れますよ”と言わんばかりに。
 ▼ 779 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/25 00:03:44 ID:kj464sls [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「……可愛いね、ホント」

 セレナ 「んっ……ふふっ」


僕はセレナの下半身に視線を移す。

まだ生えていないのか、きちんと手入れしているのか、彼女のアソコに毛は無く、綺麗なカタチをはっきり確認することが出来る。



 カルム 「じゃあ、受け入れて貰おうか……レロッ」

 セレナ 「ひぃっ!?」 ゾクッ



そのまま僕は、セレナのアソコを――、綺麗な割れ目を、舌で優しく なぞった。


 カルム 「れろっ……ちゅぷっ、くちゅっ……」


ローターと僕の指でイカされ続けたセレナのアソコは、しっかりと濡れている。

その水分を舐めとるように、満遍なく、彼女のアソコに舌を這わせ続ける。



 セレナ 「やだっ……! まってカルム! だめっ……汚いからっ……!」

 カルム 「ぺろっ、ちゅくっ、ずちゅっ……、汚くなんかないよ、セレナ。れろっ、れちゅっ……」

 セレナ 「ひぅっ……だめ、だめよカルムっ……ほんとっ、ぁぁぁっ……///」 ゾクゾクッ

 カルム 「れろっ、ちゅぅぅぅ……ちゅぶっ、ぺろっ、れろっ」

 セレナ 「やめてホントっ、せめて! せめてシャワー浴びてからっ……ねぇカルムっ、てばぁ……///」


シャワー浴びたい――か。

確かにセレナのアソコ、女の子の香りと汗の匂いが混じって、独特なフレーバーを生み出している。

けれど、それが臭いとか汚いとかは、一切感じない。これが、セレナの蜜の味。むしろ……興奮してしまう。


 セレナ 「ぁぅっ……んっ、グスッ、ぅぁぁっ、ぁぁあぁぁぁぁっ……///」

 ▼ 780 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/25 00:05:22 ID:kj464sls [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

セレナは両手で顔を隠し、悲鳴なのか喘ぎなのか分からない声を漏らす。

耳まで真っ赤にして……、よほど恥ずかしいようだ。


まぁ当然か。

自分の一番恥ずかしい所を、異性に舐められてるんだから。



 カルム 「れろっ……じゅるっ、ずちゅぅぅぅぅ!」

 セレナ 「ひっ!? ぃやらやらやらぁぁぁあぁぁぁぁっ!?」 ゾクッ!


けど、舐めるだけじゃ終わらないよ。

僕は唾液を舌に絡め、セレナのアソコで存在感を放つ、恥ずかしい突起――クリを、思いきり吸った。

わざと恥ずかしい音を立てて。羞恥と快楽を与えてあげようという、強い意志を持って。



 カルム 「ずじゅうぅぅぅぅぅっ……、れろっちゅ、ちゅぅぅぅぅぅぅぅぅ」

 セレナ 「ぁっ、はっ、ハァッ、ハァッ、ハァッ、ぁぁああぁああぁぁぁらめらめらめやめへぇぇぇぇぇ!」 ガクガクガク


セレナ、呂律が回らないほど気持ち良いんだね。

嬉しいよ。

そんな反応してくれたら、イジメ甲斐があるじゃないか。



 カルム 「れろれろっ……ちゅぶっ、ずちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」

 セレナ 「ひゃあああぁぁぁぁぁぁっ……ぃっ、ぃぃぃぃっ! らめぇぇええぇぇぇぇぇぇぇ!」

  ― ビクン! プシャァァァァァッ! 

 ▼ 781 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/03/25 00:07:31 ID:kj464sls [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カルム 「うわっぷ!?」 ビシャッ



セレナの体が大きく仰け反ったかと思うと、僕の顔面に水滴が飛び散った。

セレナから噴き出した恥ずかしい液体。興奮と快感が最高潮に達した証である、エッチな液体。



 セレナ 「ぁぅぅぅっ……グスッ、ヒック……ズッ、グスッ」

 カルム 「びちょびちょだよセレナ。そんなに気持ち良かったんだね……ぺろっ」

 セレナ 「ぁぁぁっ……だめっ、なめちゃ、だめだよぉ……グスッ、きたないから……、やだぁぁぁ……///」


セレナは両手で顔を隠したまま、すすり泣く。

僕はセレナに、まさしく羞恥と快楽を味わわせることが出来た訳だ。



 セレナ 「グスッ……んっ、ズッ、グスッ、ぁぅぅぅ……///」



いまだ泣き止まないセレナは、やっぱり相当な恥ずかしさだったのか、なかなか手を顔から離そうとしない。

ツンと勃った乳首、びしょ濡れのアソコ、隠すべきところが他にあると言うのに。


けれど、そんなセレナの仕草も勿論、僕にとっては愛おしく、ドキドキと興奮は高まるばかりだった。


 ▼ 782 ーボ@だいちのプレート 22/03/27 16:37:54 ID:FljkO7Y6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
ウォロに勝ったのね>>763
 ▼ 783 スイヌメイル@きょかしょう 22/04/02 17:30:58 ID:Ng9sfDTk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 784 ンリュウ@ゴーストZ 22/04/05 21:05:19 ID:ZctouuA2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 785 モリ@しんかいのウロコ 22/04/05 21:15:41 ID:avKMG2IU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 786 リトドン@ボイスチェッカー 22/04/07 14:15:27 ID:pkXM3xOM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
もうだめなのか....?
スレ主...
 ▼ 787 ガレックウザ@ざいりょうぶくろ 22/04/08 23:07:59 ID:1DzMlEV2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
甲州街道さんの大好きなセレナだよ!
 ▼ 788 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/04/08 23:27:33 ID:p8UUx1jY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>787
ヤバかった。
今回のアニポケを基にしたアナザーストーリーを書くか迷うレベル。
 ▼ 789 チュル@はかせのてがみ 22/04/08 23:28:22 ID:1DzMlEV2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>788
待ってる
 ▼ 790 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/04/08 23:46:37 ID:p8UUx1jY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
作画、表情、シチュエーションを考えると、このシーンが一番可愛かったよね
 ▼ 791 スイゾロアーク@せいれいプレート 22/04/16 12:12:45 ID:sOlYs6EQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
続きはよ
 ▼ 792 ニスズメ@ゴツゴツメット 22/04/20 23:52:48 ID:QkxYuJLI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
別のスレ書いてるみたいだからそれが終わるまで続きは見れないと思え
 ▼ 793 クマ@ネストボール 22/05/01 02:06:05 ID:vvTQg8kY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
続きまだかな
 ▼ 794 リープ@ねがいのかたまり 22/05/01 13:49:00 ID:pBiQdBTM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 795 メラ@クチートナイト 22/05/01 18:31:12 ID:xajkyZDo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
age
 ▼ 796 ックラー@ポロックケース 22/05/08 12:04:36 ID:5.B27mmc NGネーム登録 NGID登録 報告
そろそろ
 ▼ 797 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:00:16 ID:5jasQuqY [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 カルム 「……こんな可愛い姿を見せられたら、僕もそろそろ限界だよ」


セレナが顔を隠している隙に、僕はアソコに、ゴムを装着した。

改めてセレナを見る。

滑らかな曲線美を描く彼女の裸、ツンと勃つ桜色の乳首、綺麗な割れ目はビショビショ、噴き出した潮でシーツには大きな染みが。

普段はクールな彼女の姿からは想像も付かない、僕だけが知っている、セレナの裏の姿。


 セレナ 「……さんざん私を虐めておいて、そういうこと言うのね」

 カルム 「とんでもない。気持ち良くしてあげただけだよ」

 セレナ 「やり過ぎよ。何回……イッちゃったと思ってるのよ……///」

 カルム 「ごめんね。あんまりにもセレナが可愛いから」

 セレナ 「……ばか ///」


そう言うとセレナは、自分の手でアソコをクパッと広げて見せる。

イカされ続けて濡れたアソコはヒクヒクと痙攣し、物欲しそうに疼いているようだ。


 カルム 「ぅ……///」

 セレナ 「ねぇ、私もう……限界。弄られるだけって、もう限界なの……///」

 カルム 「セレナっ」 ドキドキ

 セレナ 「お願い。早く……挿れて……♡」
 ▼ 798 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:01:02 ID:5jasQuqY [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「じゃあ、お望み通りに……ちゅっ」

 セレナ 「んむっ……///」


僕は、ベッドに寝転がるセレナに覆い被さる。

手を繋ぎ、指を絡め、口付けを交わす。もはや前戯は不要なほどセレナは出来上がっているが、雰囲気作りは大切だ。


 カルム 「……ぷはっ。可愛いよ、セレナ」

 セレナ 「んっ……ふふっ ///」

 カルム 「っ……と」 ヌプッ

 セレナ 「ぁぁっ……///」 ゾクッ


僕の棒が、セレナのアソコに侵入する。

濡れに濡れた彼女の中に、すんなりと侵入したソレは、歓迎されているかのように締め付けられる。


 カルム 「締め付け、ヤバっ……」

 セレナ 「ぁんっ……、さんざんっ、焦らされたもん。すぐイッちゃうかもっ」 ドキドキ

 カルム 「じゃあイッて貰おうか!」 ジュプッ!

 セレナ 「ひっ!?」 ビクッ


間髪入れずに、セレナの中を突いた。

その不意打ちに驚いたのか、セレナの体が跳ねる。


 カルム 「んくっ……!」

  ― ジュブッ! ジュプッ! ヌプッ! ジュプッ!


 セレナ 「ちょ待っ……! そんなっ、いきなりっ……だめぇっ……!?」 ゾクゾクッ

  ― ビクン!


ものの数回のピストンで、セレナの体は仰け反った。

これまでイカされ続けて敏感になっている彼女のアソコ。中からの直接的な刺激に、長く耐えられる訳が無かった。

 ▼ 799 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:01:43 ID:5jasQuqY [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「もうイッちゃったんだ。……変態だね、セレナ」

  ― ジュプッ! ヌプッ! ジュップ! ジュップ!

 セレナ 「待っ……!? イッた! いまっ、イッちゃったからっ! ちょっ……待って!」

 カルム 「僕は まだ全然満足できてないんだよ?」

  ― ジュプッ! ヌプッ! ジュップ! ジュップ!

 セレナ 「そんなっ……、だめっ、むりっ、いった、ばっかぁ……///」 ゾクッ

 カルム 「自分だけ気持ち良くなるなんて不公平だよ、セレナ……んちゅっ」

 セレナ 「んむっ!?」


セレナの唇を塞ぐ。

彼女に体重を掛けないよう上手く重心を逃がしながら、覆い被さった状態で、彼女の口に舌を侵入させる。


 カルム 「んちゅっ、れろっ、ちゅぶっ、ちゅっ……」

 セレナ 「んむーっ、ちゅぶっ、くちゅっ、んちゅっ……///」


舌を絡める激しいキス。

しかし下半身への集中を疎かにする訳では無い。

ゆっくり、ねっとり、僕はピストン運動を再開する。


  ― ジュップ……、ジュップ……ジュップ……


 セレナ 「むぐっ!? ふぐぅっ……///」

 カルム 「ちゅばっ、んちゅっ、れろちゅっ、くちゅっ」

  ― ジュップ……、ジュップ……ジュップ……

 セレナ 「ふゃっ……、ぁんんっちゅっ、ちゅぶっ……///」
 ▼ 800 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:02:20 ID:5jasQuqY [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

セレナは何かを訴えたいようだが、強引にキスを続け、舌を絡め、彼女を喋らせない。

その間にも、ゆっくりと彼女の中に自分の棒を抜き差しする。奥を突くように、ゆっくりと、確実に。


  ― ジュップ……、ジュップ……ジュップ……


 セレナ 「んふーっ! れちゅっ……はふっ、ふーっ、んんっ……///」 ゾクッ

 カルム 「れろちゅっ、んちゅっ……んふっ!」 ビクッ


セレナの中がキュンと強く締まる。

奥まで突く刺激が良かったのか、このリズムが良かったのか、僕の棒が締め付けられる。


 カルム 「ちゅっ、んっふ、ちゅっ、れろっ、くちゅっ」 ゾクッ

  ― ジュップ……、ジュップ……ジュップ……

 セレナ 「ふぅぅっ……ちゅっ、くちゅっ……///」


まずい、そろそろ限界が……。

そもそも僕は、これまでセレナの厭らしい姿を見せられてきた訳で。ようやく“お預け”が終わり、本番に辿り着けたと言う感じだ。


  ― ジュップ……、ジュップ……ジュップ……

 セレナ 「んっ……、んんーっ……ちゅぶっ、んふーっ ///」 ゾクゾクッ


けれど、それ以上にセレナの方も限界が近いようだ。

当然か。野外でのローター責めから始まって、手マン、クンニと、容赦なくセレナを責め続けてきたんだから。


そんなことを考えていたら――。

 ▼ 801 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:04:15 ID:5jasQuqY [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 セレナ 「んぷっ……ひゃめっ! んっ……んんんぅぅぅぅっ……!」

  ― ビクン! ビクッ……プシュッ、ビクッ、ビクッ……


固く目を閉じ、大きく仰け反ったセレナ。

その瞬間、締め付けが一層強くなり、僕の棒に急激に襲いかかり――。


 カルム 「んちゅっ……んあっ! だっ……んうっ!」

  ― ドピュッ! ビクン! ビュルルッ、ビュクッ、ビクッ……



セレナの絶頂とほぼ同じくして、僕も絶頂を迎えた。

ドクンドクンと波打つ僕の棒は、1人でオナる時とは比べ物にならない量の精液を吐き出し、ゴムの中を満たす。



 カルム 「うぁっ……、はぁっ、はぁっ、ふーっ」 ニュポン

 セレナ 「んぃぃっ ///」

  ― ビクン! チョロチョロッ……ビクッ……


僕が棒を引き抜くと、セレナは軽く痙攣し、アソコから恥ずかしい液体を漏らす。

けれどそれに気付かないほど、彼女は絶頂の余韻に浸っているようだ。当然か。ようやく中でイカされたのだから。


 カルム 「はふーっ」

 セレナ 「んはっ、ハァッ、ハァッ、んっく、フー、フー、フー ///」



改めて、セレナの姿を見る。


全裸でベッドに横になり、体を火照らせ息を荒くするセレナ。

何度もイキ、乳首をツンと勃たせ、アソコから噴き出した露でシーツを汚し、しかしその恥じらいを気にする余裕も無いセレナ。


僕は、こんなにも可愛らしく厭らしいセレナを独占している。

普段はクールでバトルが強く、男を寄せ付けない雰囲気を漂わせているセレナを、こんなにも滅茶苦茶にしてしまえる。


何とも言えない満足感と優越感に浸りながら、しばらくこのまま休むことにした。




 ▼ 802 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:07:34 ID:5jasQuqY [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





 セレナ 「……はぁ。私たち、ダメね本当に」 シャワー

 カルム 「まぁ……うん。危機感無さすぎって言われたら、その通りだね」 シャワー


しばらく休んで落ち着いた僕とセレナは、一緒にシャワーを浴びている。

ラブホテル特有の広いバスルーム。僕とセレナは、入念に体を洗い、そして湯船に浸かる。


 セレナ 「ふ〜。広いバスタブね」

 カルム 「うん。……このボタンなんだろう?」 ポチッ


浴槽脇のボタンを押してみると――、バスルームの照明が落ち、浴槽の中が七色に輝きだした。


 カルム 「わぉ」

 セレナ 「ちょっとコレ……、派手って言うか、なんか恥ずかしいんだけど」

 カルム 「良いんじゃない? これ以上ない非日常的な体験だよ」

 セレナ 「そうだけど」


セレナと一緒に風呂に入るなんて、ちょっと前までは、考えてもみなかった。

しかも、七色に輝く浴槽にだ。非日常的なこと過ぎて、まるで夢を見ているかのよう。



 カルム 「……気持ち、切り替えないとね」

 セレナ 「そうね」


けれど、そんな夢見心地も、これで終わりだ。


今から僕たちは、マクロコスモスと言う大企業の不正を暴き、捕えられたガラルチャンピオン・ユウリを救出すべく、行動に移す。

それは かなり危険な作戦で、勿論僕たちは納得の上だけど、ポケモントレーナー人生を賭けた、大掛かりな作戦だ。

まるで、ドラマのクライマックスのような――、こっちの方が、よっぽど夢のような話だ。
 ▼ 803 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:08:35 ID:5jasQuqY [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「好きだよ、セレナ」

 セレナ 「んっ……、なによ急に ///」

 カルム 「いや、なんとなく」

 セレナ 「私も好きよ、カルムのこと」

 カルム 「うん。ありがとう」

 セレナ 「これが最後だなんて、絶対に言わせないわよ?」

 カルム 「当然だよ。絶対に作戦を成功させて、メンバー全員で無事に帰って来る!」

 セレナ 「えぇ!」


僕もセレナも、考えていることは同じだった。

もはや確認するまでも無い。この一心同体感が、僕は たまらなく嬉しかった。


作戦の決行まで、あと僅か。

僕とセレナは、決意を新たに、成功を誓い合った。





 カルム 「カロスに帰ったら……、向こうのラブホテルも、ちょっと探してみる?」

 セレナ 「……ばか ///」





 【*】



 ▼ 804 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:10:26 ID:5jasQuqY [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



思い思いの ひととき を過ごした、9組の男女トレーナーたち。


強大な組織に立ち向かう不安、恐怖を振り払うべく、各々スキンシップを図り、作戦決行の決意を固めたようだ。



高級オボンの栽培を巡る、マクロコスモスの不正。


そして、その不正を暴こうと一人乗り込み、捕らわれてしまったチャンピオン、ユウリ。

彼女は今もなお、主犯であるオリーヴから強制絶頂の拷問に耐えている。仲間であるマサル、ホップに危害が及ばないように。



もう間もなく、集合の20時を迎える。


作戦の最終確認を行い、21時に行動開始。

マクロコスモス突入チーム、マクロコスモス警備員対策チーム、高級オボン栽培地突入チームに分かれ、決められた手筈を整え――。



運命のマクロコスモスの突入は、22時だ。



 ▼ 805 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/08 23:11:30 ID:5jasQuqY [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 長らくお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。

 土下座するので許して下さい(テンボクが)。


 アニポケでセレナがサプライズ再登場したことで完全に投稿計画が狂いました。

 良かったら見ていってね!

コハル「もしもしゴウ? もうすぐ船が……えっ、間に合わない!?」 セレナ「あらら……」

https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=1660558



 ▼ 806 バイト@いんせきのかけら 22/05/08 23:14:31 ID:WX8sBf7Q NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
しえん!!
 ▼ 807 ードル@サイコシード 22/05/10 08:33:05 ID:lmz2Yx/6 NGネーム登録 NGID登録 報告
まってた
 ▼ 808 ーラオス@みずのジュエル 22/05/13 21:40:14 ID:J9Gcy.16 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえええええええん
 ▼ 809 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/15 23:05:49 ID:GMrcs1ac [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



   *   *   *




 ― 起きなさい



 ― 起きなさい





 ユウリ 「んっ……」



誰かの呼びかけに、私は目を覚ます。

体がゆらゆらと揺れる。目線の先にある床には、大きな水たまりが。


 オリーヴ 「ふふっ。随分とイキまくったみたいね」


そうだ……。

私、オリーヴさんに……、ローターと電マを固定されて、放置されてたんだ。

オリーヴさんが居るってことは、あれから2、3時間くらい経ったのかな。

乳首に付けられたローターは、電池が切れたのか、止まっていた。アソコに固定された電マも、今はスイッチが切られているようだ。
 ▼ 810 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/15 23:06:56 ID:GMrcs1ac [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オリーヴ 「まったく。早く喋ればこんな辛い思いしなくて済んだのに」


そう言いながら、オリーヴさんは私からローターと電マを取り外した。

相変わらず縛られ吊るされたままで、私の体は、ゆらゆらと虚しく揺れる。縛られた部分の痛みとかは、もう感じなくなっていた。


 オリーヴ 「さて。もう一度聞くわよ。ロトムの映像、何処にやったのかしら?」

 ユウリ 「………」

 オリーヴ 「オボンの栽培地でね、乗り込んで来た子が居たのよ。男の子。彼に映像を送ったんでしょ?」

 ユウリ (マサル……)

 オリーヴ 「ホップって子だと思ったけど、部下たちの話を聞くと、どうも違うみたいなのよ」

 ユウリ (ホップにも疑いの目が……)

 オリーヴ 「けど、あなたと付き合いのある男の子なんて、調べれば じきに分かるわ。喋っちゃった方が身のためよ?」

 ユウリ 「………」


喋らない。絶対に喋らない。

オリーヴさん、すぐ分かるなんて言ってるけど、実際は違うと思う。予想していたホップがハズレと分かって、必死になって探してるんだと思う。


なら私は、耐えて見せる。


マサルなら、きっと綿密な計画を立てて、オボンの違法栽培を暴いてくれるはず。そして、私を助けに来てくれるはずだ。

オリーヴさんの脅しなんかに、絶対に屈しない!
 ▼ 811 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/15 23:08:19 ID:GMrcs1ac [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 オリーヴ 「……そう。あれだけの拷問を受けても、まだ喋らないってこと」 スッ

 ユウリ 「えっ……」


そう言ってオリーヴさんは、歯ブラシを取り出した。

そして、吊るされて動けない私の背後にまわりこむ。


 オリーヴ 「気絶するほどイキまくって……、かなり敏感になってるわよねぇ」


私は、これからオリーヴさんが何をするつもりなのかを理解した。

そしてそれは、本能的にマズいことだと言うことも。


 ユウリ 「まっ……待ってオリーヴさん! これ以上はダメっ! ホントにっ!」

 オリーヴ 「意地になって喋らない自分を恨むことね」

  ― ジョリッ


 ユウリ 「うぐううぅぅぅっ!?」 ビクン!


私のアソコを、強烈な刺激が襲った。

たった1回、歯ブラシがアソコを撫でただけで、敏感になった私の体は、簡単に絶頂を迎えてしまう。


 オリーヴ 「あらあら。1回でイッちゃうなんて無様ね」

 ユウリ 「はぁっ、はぁっ、あぁっ、待って、お願いっ……」

 オリーヴ 「ふふっ。毛先が柔らかい歯ブラシでクリ●リス磨かれるの、気持ち良いでしょ? しっかり剥いて、根元から磨いてあげるわよ」 キュムッ

 ユウリ 「やだっ……やめっだめですオリーヴさんっ! そんなの私っ……ホントこれ以上は!」

 オリーヴ 「言ったでしょ? これは拷問なの。動画の在処を喋らないんなら……こうよ♪」

  ― ジョリッ! ジョリジョリジョリジョリジョリ……

 ▼ 812 リザポス@サトピカZ 22/05/15 23:11:26 ID:OgtA.CWw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル早く助けに来いマサユウが見たいんだ
 ▼ 813 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/15 23:11:45 ID:GMrcs1ac [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ユウリ 「ぃぎいいぃぃぃぃっ!?」

  ― ビクン! ブシャァァァァッ! ビクッ、ビクッ!


 オリーヴ 「あーあ。水溜りどんどん大きくなっちゃうわね」

  ― ジョリジョリジョリジョリジョリ……

 ユウリ 「やっ……どめでっ! もっむりどめでぇぇぇぇっ!」

  ― ビクビクッ! プシュッ、ビクッ……ビクッ……


 オリーヴ 「止めないわよ? 喋ってくれないんだもん」

  ― ジョリジョリジョリジョリジョリ……

 ユウリ 「やだぁぁっぁぁっぁ! もっ、ほんどにっ! っああっぁぁあぁぁっぁぁっ!?」

  ― ビクッ! ビクッ……ビクッ……ビクン!


 オリーヴ 「凄いイキっぷりね。早く喋らないと、本当に壊れちゃうわよ?」

  ― ジョリジョリジョリジョリジョリジョリ……

 ユウリ 「お゙ね゙がい゙や゙め゙で゙ぇぇぇぇ! ああぁぁぁぁぁっぁあああああぁぁぁぁぁぁっぁあぁぁぁぁぁぁ!」

  ― ビクン! ビクッビクッ……プシャァァァッ! ビクッ!


 オリーヴ 「エレズンみたいに泣いちゃって。可愛い♡」

  ― ジョリジョリジョリジョリジョリジョリ……

 ユウリ 「も゙お゙や゙め゙っ……かはっ! けほっ、はがっ、ヒューッ、カヒューッ、がぁぁぁぁぁああぁぁぁああぁぁぁぁぁぁっ!!!」

  ― ビクン! ビクン! ビクビクッ!



 オリーヴ 「……これでも喋らないのね。呼吸困難になるわよまったく」


 ▼ 814 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/15 23:14:02 ID:GMrcs1ac [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ユウリ 「んっく、けほっ、んぁっ、ハフーッ、フーッ、フーッ、んぐっ……」

  ― ビクッ、 ジョロロロォォォォォォォォ……ビクッ、ビクッ

 オリーヴ 「あーあ漏らしちゃって。汚いわね」


歯ブラシでクリを責められて……、それは とてつもない刺激で。

休む間もなく5回も連続でイカされて……、気付けば私は、だらしなくお漏らししていた。

アソコの感覚が、もうほとんど無い。我慢する暇も無く、私、オリーヴさんが見ている前で、こんなにお漏らししちゃって……。


 オリーヴ 「もうそろそろ21時……、今日は これくらいかしらね」


そんなオリーヴさんの言葉が耳に入ったこと思うと、私の体が床に着地した。と同時に、私を緊縛していた縄も解かれる。

吊るされた状態から解放されたみたいだけど、快楽の波に襲われている私は、動くことが出来ない。逃げ出せる絶好のチャンスなのに……。


 オリーヴ 「小型ポケモン用の首輪……、ちょうど良いわね」 ガチャン

 ユウリ 「ぅっ……」


そうして私は、首輪を付けられてしまった。勿論、鍵付きの。

首輪から伸びた鎖は、近くの柱に繋がれている。

その柱の横には、スーパーのビニール袋が。


 オリーヴ 「その袋の中に、サンドウィッチとスポーツドリンクが入ってるから」

 ユウリ 「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

 オリーヴ 「こんだけ潮吹いたんだもの、しっかり水分補給しないとね」

 ユウリ 「っ……///」

 オリーヴ 「そっちの袋は雑巾だから、自分が汚した床、しっかり拭いておくのよ」

 ユウリ 「ぅぅっ……///」

 オリーヴ 「……ふふっ。安心しなさいよ。殺すつもりんなんて無いわ。けど、あなたが動画の在処を喋らない限り、明日も地獄が続くと思いなさいね」

 ユウリ 「っ……」 ゾクッ

 オリーヴ 「また明日来るわ。せいぜい しっかり栄養補給しておきなさいよ。じゃあね」


そう言ってオリーヴさんは、詰まれた段ボール箱の奥へと去って行った。

 ― ガシャッ!

 ▼ 815 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/15 23:15:47 ID:GMrcs1ac [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

扉が閉まる、大きな音。

本当に、ここは何処なんだろう。段ボール箱が積まれてるってことは、何処かの倉庫なんだろうけど。

あれだけ大きな声を出しても、誰も助けに来てくれない……。

この倉庫にオリーヴさんしか居ないのか、オリーヴさんの手下しか居ないのか、もしくは、この倉庫が完全防音なのか――。


 ユウリ 「首輪、冷たい……」


首輪は金属製で、とても抜け出せるようなモノでは無かった。

柱に繋がれた鎖も、パッと見て2メートルくらい。扉は おろか、詰まれた段ボール箱にも届かない。

せっかく手足が自由になったのに、脱出に繋がるような行動は、何一つ出来なかった。


 ユウリ 「……拭かないと」


私は、雑巾を手に取った。

床に広がった大きな水溜り……、私の潮とおしっこ……。


 ユウリ 「……グスッ」


床を拭いていると、涙が零れ落ちて来る。


 ユウリ 「どうしてっ……、私がっ……グスッ」


独特な匂いを放つ、私が出した恥ずかしい液体。

裸で、首輪と鎖に繋がれて、それを自分で拭いているなんて……、惨めすぎるよ……。


 ユウリ 「ぅっ……グスッ、助けてよぉ、マサルっ……」



   *   *   *



 ▼ 816 ンタイン@バーゲンチケット 22/05/16 00:34:32 ID:3Rik6XqQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 817 ャルマー@ガンバリのすな 22/05/17 19:01:37 ID:UKmYHbcE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 818 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/17 21:56:35 ID:WmkMeFQs [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




   *   *   *



 ブルー 「じゃあ、作戦の最終確認よ」

 マサル 「その前に1つ良いですか?」


ホテルの一室に集まったメンバーたち。

テーブルの上には、マクロコスモス本社の見取り図(マサキさんが入手してくれた)を映したPCと、作戦メモを広げ、突入前の、本当に最終段階というところ。

けどオレには、一つだけ疑問がある。


 ブルー 「なにかしら?」

 マサル 「いや……えっ? ここラブホテルですよね?」

 ブルー 「えぇ。なにか問題でも?」

 マサル 「いや問題しかないですよ! まだ子供のカケルたちも居るのに!」

 ブルー 「うるさいわねぇ。ここが一番マクロコスモスに近かったのよ」

 マサル 「近いからって……!」

 カルム 「まぁまぁ。今は作戦が最優先だよ」

 トウヤ 「そうですよ。これからが本番、一致団結して、気を引き締めて行かないと」

 マサル 「さっぱりした顔の面子に言われてもなぁ……」


 レッド・ブルー 「………」

 カケル・アユミ 「………」

 ヒビキ・コトネ 「………」

 ユウキ・ハルカ 「………」

 コウキ・ヒカリ 「………」

 トウヤ・トウコ 「………」

 キョウヘイ・メイ 「………」

 カルム・セレナ 「………」

 ヨウ・ミヅキ 「………」


 マサル 「なんで全員で黙っちゃうんですか!? えっ、これもしかして」
 ▼ 819 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/17 21:58:42 ID:WmkMeFQs [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ブルー 「とにかく! 最終確認しないと!」

 レッド 「あんまり時間も無いからな」

 キョウヘイ 「マサル、今は作戦に集中すべきだ」

 マサル 「っ……そうですね。皆さん、よろしくお願いします」


――深く聞かないでおくことにした。


 ブルー 「改めて。特に作戦を練っておきたいのは、やっぱり本社突入チームね」

 マサル 「そうですね。捕まったらアウトですし」


 ハルカ 「そうならないように、私たちが しっかり気を逸らさないとね」

 アユミ 「はいっ!」

 カケル 「練習通りに行けば大丈夫ですよ!」


 ブルー 「オボン栽培地突入チームは、とにかく野生ポケモンとのバトルよ」

 トウヤ 「それと、鉄道部門と貨物部門を混乱させるための、線路への細工です」

 ブルー 「じゃあ、その辺はトウヤがリーダーになって纏めてくれる?」

 トウヤ 「分かりました」


オボン栽培地突入チームは、線路への細工という仕事もある。

それ自体は簡単に出来ることらしいので、問題は、やはり野生ポケモンの相手だ。

高級オボンで野生ポケモンを買収し、栽培地の警備に当たらせているオリーヴさん。オレがバトルした感じでは、かなり高個体の野生が協力しているようだ。

あれだけ良質なオボンを貰えるとなれば、野生ポケモンは喜んで協力するだろう。


そのため、栽培地突入チームを手厚くしている。

ヒビキ、コトネ、ユウキ、コウキ、ヒカリ、トウヤ、トウコ、キョウヘイ、メイ、ヨウ、ミヅキ。計11名。

年下のメンバーが多いけど、そこはトウヤさんとトウコさん、キョウヘイとメイがカバーしてくれるはずだ。
 ▼ 820 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/17 22:01:38 ID:WmkMeFQs [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ブルー 「じゃあ、本命とも言える私たちも、最終確認するわよ」

 マサル 「はい」


マクロコスモス本社突入チーム。

オレとホップ、レッドさんとブルーさん、カルムさんとセレナさん。ホップはダンデさんを探してるけど……、この分だと、時間に合流は難しいかもな。


 ブルー 「本社の見取り図よ」

 レッド 「15階建てのビルに……、これ倉庫が付いてるのか?」


パソコン上の見取り図を、オレたちは囲む。

マクロコスモス本社は、実は賃貸ビルだ。ローズ社長の例の事件でマクロコスモスの経営は悪化。かつて本社だったローズタワーを売却し、賃貸ビルで再建を図っている。


 マサル 「ビル丸ごと賃貸だから、倉庫の設備も使ってるんでしょうね」

 セレナ 「にしても広い倉庫ね。倉庫棟……って言うべきかしら」

 カルム 「丸ごと賃貸なら、持て余してるんじゃないかな。こんな広い倉庫」

 ブルー 「持て余してるでしょうね。普通の大企業なら、物流拠点は他にあるはずだし」

 レッド 「……そっか。マクロコスモスくらいの大企業が使うには、この倉庫は逆に狭すぎる。別に拠点があるはずだな」

 ブルー 「そっ。特に食品とかはね。だからこの倉庫も、資材置き場とか、そういう使い方してるはずよ。この冷蔵室とか、完全に無駄な設備よね」

 マサル 「確かに。こんな狭い冷蔵室、マクロコスモス・ライフの取扱量じゃ絶対に狭いですもんね」


 セレナ 「うーん……、ユウリって子を監禁するなら、この倉庫かなって思ったけど……」

 カルム 「倉庫にしても資材置き場にしても、社員が誰でも入れる場所に監禁って言うのは、どうだろう?」

 マサル 「ダクマフルーツは……、オリーヴさんは、不正なことしてるんです! 違法な薬剤も、オボンの栽培地にプレハブ建てて作ってるんですよ」

 ブルー 「表向きには――って言うのかしら。本社にバレないように、悪い事してるのね」

 マサル 「はい」

 レッド 「そうすると、ユウリが監禁されてるのは、本社じゃなくてオボン栽培地って可能性もあるのか」

 ブルー 「どうかしら。一回マサルが突入したんでしょ?」

 マサル 「はい。……無様な負け方しましたけどね」

 ブルー 「そこは気にしないの。ってことは、監禁場所は変えてると思うのよ」

 セレナ 「でも、何処に……?」

 カルム 「誰かに見つかるような場所じゃ危険だし……」

 ブルー 「考えられるのは、マクロコスモス本社の7階」
 ▼ 821 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/17 22:04:25 ID:WmkMeFQs [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ブルーさんが、パソコン上の見取り図をビシッと指さす。

マクロコスモス本社7階――、そのフロアには、ダクマフルーツが入居している。


 レッド 「本社に隠れて悪事働いてるのに、本社に監禁するか?」

 ブルー 「良い? ダクマフルーツは、マクロコスモスが100%出資する子会社。別会社よ」

 セレナ 「……そっか。別会社ってことは、マクロコスモスの他の部門の人が、勝手に入ってくるような場所じゃない!」

 カルム 「なるほど。打ち合わせとかも、決まった人しか来ないと思うし、逆に監禁しやすいのか」

 ブルー 「えぇ。このフロアの倉庫とか空き部屋とか、なんならトイレでも良いのよ」

 レッド 「ビルの中なら、機器室とか天井裏の配管スペースとか、監禁できそうな場所は結構あるな!」

 マサル 「なら、行って確かめるしかないですね」

 ブルー 「えぇ。ガチの突入作戦よ!」


流れは決まった。

マクロコスモス本社の7階、ダクマフルーツが入居するエリアに潜入する。

オレたち5人で、7階エリアの、人を監禁できそうな場所を虱潰しで調べ上げる!


そして、1人で勇敢に戦ったユウリを助け出す!



 セレナ 「けど、いくらアユミちゃんたちが警備員の気を逸らしてくれても、簡単には入れないんじゃ……」

 カルム 「停電もセットだったよね?」

 レッド 「それはマサキに頼んであるけど、確かに……、その混乱の隙に突入ってのも安直と言うか……」

 ブルー 「……ふふっ。その辺は、ここがラブホテルってことを活用しましょうよ」

 レッド 「は?」

 ブルー 「良いモノ見つけちゃったのよね〜」



時刻は、間もなく21時。

遂に、決死のマクロコスモス突入作戦が、幕を開ける。


 ▼ 822 ロカロス@ガンバリのいし 22/05/18 08:29:57 ID:XPzUfquw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
最近ペース上がって来てるな、間違ってもユウリの裸をマサル以外の男が見ないように
 ▼ 823 ザードン@スピーダー 22/05/18 13:18:07 ID:tuM6c6lQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
いよいよ突入か。面白くなってきました!
 ▼ 824 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/19 19:19:20 ID:K.x.F41. [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



21時。

オボン違法栽培地突入チームは、ワイルドエリアに移動開始。



21時50分。

こちらのチームのまとめ役であるトウヤが、メッセージアプリのグループトークで、指示を出す。



<トウヤ>

全員持ち場に着きましたね。では、あと10分、22時ちょうどに、説明した通りの方法で、線路への細工をお願いします。
その際、付近に列車がいないことを十分に確認してください。列車が見えたら、線路への細工は中止して隠れて下さい。
運転士・機関士に見つかった瞬間、この作戦は失敗です。


<トウコ> 了解〜!

<ヒビキ> 気を付けます。

<コトネ> いま電車が通ったので隠れてました!

<ユウキ> 了解です

<コウキ> 準備OKです

<ヒカリ> 慎重に行動します。

<キョウヘイ> 先輩もお気を付けて❕

<メイ> キョウヘイ君、鉄道のことでトウヤ先輩に注意は失礼だよ〜

<ヨウ> こっちも今電車が通りました

<キョウヘイ> そこはほら。可愛い後輩をアピール❤的な

<ミヅキ> 私も準備完了です!

<メイ> ここで言っちゃダメだよ〜

<キョウヘイ> (゚д゚)!

<トウコ> お前ら黙れ

<メイ> (´;ω;`) ショボーン

<トウヤ> 細工が終わったらオボン栽培地に集合で💦



 ▼ 825 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/19 19:20:38 ID:K.x.F41. [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



21時52分。

マクロコスモス本社ビル、1階エントランス――。



 アユミ 「うわーん!」

 カケル 「うぐっ……ぐすっ」


カケルとアユミが、泣きながら、マクロコスモス本社に駆け込む。


 警備員1 「えっ? どうしたんだ君たち!?」

 警備員2 「ここは子供が入っちゃダメだぞ!」

 警備員3 「それに、こんな時間に子供2人だけで」

 アユミ 「お母さんがっ……グスッ」

 カケル 「今日が退院だって、言ってたのにっ……」


警備員が3人、カケルとアユミの元に駆け寄る。

エントランスホールの、社内へと続くであろう通路には、警備員が1人残り、顔だけを向けている。

と言うことは、ここに居る警備員は合計4人。
 ▼ 826 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/19 19:22:19 ID:K.x.F41. [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ハルカ 「テル! ショウ!」

 警備員1 「待ちなさい! 君たちは……?」


少し遅れてハルカが、カケルとアユミを追って来るように登場。

“テル”“ショウ”は、2人の偽名だ。


 カケル 「お姉ちゃんの嘘つき! お母さん退院できないじゃん!」

 アユミ 「うえぇぇぇん」

 ハルカ 「ごめんね、2人に辛い思いさせちゃって。でもお姉ちゃんの話を聞いて!」

 警備員2 「……なんか訳ありみたいだな」

 警備員1 「大丈夫かい? そっちのソファで話そうか」

 警備員3 「頼んだよ。俺は持ち場に戻る」

 警備員1 「あぁ。そうしてくれ」


警備員2人が、ハルカたちに付き添う形に。

シナリオ通り、こんな時間に子供3人が駆け込んで来れば、大人なら嫌でも相手するだろう。

一方、警備員が1人、持ち場に戻ってしまう。社内への通路を固める警備員が2人に。


 ハルカ 「ご迷惑おかけして、ごめんなさい……」

 警備員1 「気にしないで。何があったの?」

 ハルカ 「今日、病気の母が退院する予定だったんですが……、体調が良く無くて、延期になったんです」

 警備員2 「そうか。それで、弟と妹が」

 ハルカ 「はい。家を飛び出してしまって……、ごめんなさい。こんな遅くに……」

 アユミ 「お母さん、大丈夫だよね? 死んじゃわないよね?」

 カケル 「当たり前だろ! な、姉ちゃん!?」

 ハルカ 「……グスッ、うん。大丈夫だからっ」

 アユミ 「お姉ちゃん……、グスッ、うえぇぇぇぇぇん」
 ▼ 827 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/19 19:23:49 ID:K.x.F41. [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 警備員1 「よしよし、大丈夫だからね。……自販機でジュースか何か頼む」

 警備員2 「おう」

 ハルカ 「そんなっ、申し訳ないです!」

 警備員1 「気にしなくて良いんだよ。それより、おうちの人が心配してるんじゃないか? 連絡とかは……」

 ハルカ 「父は……いません。叔母が、スーパーの遅いシフトで、帰りが遅くて……」

 警備員1 「そうなのか……」

 警備員2 「ほい、りんごジュース。これ飲んで元気出しな」

 アユミ 「グスッ、ありがとう、ございます……」

 カケル 「ありがとう」

 ハルカ 「すみません、私の分まで……」

 警備員2 「良いってことよ」

 警備員1 「じゃあ、その叔母さんに連絡して、仕事が終わったら迎えに来て貰いなよ。ここに居て良いから」

 ハルカ 「えっ……良いんですか?」

 警備員2 「本当は送ってあげたいけど、俺たちここを離れる訳にはいかないからね」

 ハルカ 「すみませんっ……。本当にっ、ありがとうございます」

 警備員1 「よし! じゃあ……テル君とショウちゃん。ポケモンの“ワザ名しりとり”で勝負するかい?」

 カケル 「ワザ名……、面白そう!」

 アユミ 「やるー!」

 警備員1 「よし。じゃあ“り”から……“りゅうのまい”」

 カケル 「“いわなだれ”!」

 アユミ 「“れんぞくぎり”」

 警備員1 「り……、“りゅうのはどう”」


ハルカ、アユミ、カケルの演技は、役者顔負けの完璧なものだった。


 ▼ 828 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/19 19:25:57 ID:K.x.F41. [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


21時59分、50秒。



ワイルドエリア――。


 トウヤ <作戦開始です。皆さん、線路に細工を>





カントー地方、ハナダの岬――。


 マサキ 「時間やな」

  ― カタカタカタッ

 マサキ 「マクロコスモス本社、機械室メイン電源シャットダウン! 証券部門の全PCにDoS攻撃開始や!」

  ― カタカタカタ……ッターーーン!





マクロコスモス本社ビル――。


 カケル 「“うずしお”」

 アユミ 「“おしゃべり”」

 警備員1 「また“り”かぁ……」



  ― バチバチッ……プツン!


 ▼ 829 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/19 19:26:53 ID:K.x.F41. [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

22時00分00秒。

作戦通り、停電。エントランスが暗闇に包まれる。


 警備員1 「うおっ……停電!?」

 アユミ 「えっ……うわぁぁぁぁぁん!」

 ハルカ 「大丈夫、落ち着いて!」

 カケル 「なんで暗くなったの!?」

 警備員1 「大丈夫だよ。すぐに非常電源に切り替わるから」

 警備員2 「自動ドアと、あとエレベーター! チェックして!」

 警備員3 「分かってる! そっち頼む!」

 警備員4 「オッケー! 非常灯が点いたってことは、メインの電気系統で何かあったねコレ」

 警備員3 「他のビルは普通に電気点いてるし、その可能性が高いな」


非常灯が点き、薄暗いものの、視界は確保される。

警備員たちが慌ただしくなるが、カケルとアユミの怖がる演技のおかげで、警備員1人を その場に留まらせることに成功。



 マサル 「行きましょう!」

 レッド 「あぁ!」



このタイミングを逃さない。

オレとレッドさんは、混乱するマクロコスモス本社に乗り込んだ。
 ▼ 830 ダイジャ@くろぼんぐり 22/05/20 08:30:33 ID:OV5AGyzg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援ネ
 ▼ 831 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/22 01:46:58 ID:w9X6t9Ug [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 レッド 「作戦通りに!」

 マサル 「はい!」


エントランスに入り、社員用のゲートへと走る。


警備員は4人。

うち1人はハルカたちに付き添っている。うち1人は自動ドアの復旧。うち1人はエレベーターの点検。ちょうど閉じ込められている人が居るらしい。

ただ、残りの1人は、しっかりゲートを警備していた。


 警備員4 「止まれ! お前たち、ここに何の用だ!?」

 マサル 「………!」

 レッド 「………!」


警備員に呼び止められるも、オレたちは無言で突っ込む。

それを察してか、警備員が警棒を取り出し、オレたちに殴りかかる。


  ― バキッ!


 マサル 「ゔっ……!」

 レッド 「うわー、大丈夫かー!?」


殴られたオレは、その場に うずくまる。

そんなオレを、レッドさんが覗き込む。……その棒読み、なんとかなりませんか。


 警備員4 「不法侵入だ! 警察呼ぶから大人しくしてろ!」


そうして警備員が無線を取り出した、その瞬間。
 ▼ 832 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/22 01:47:44 ID:w9X6t9Ug [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム(警察官の姿)「どうかしましたか!?」

 セレナ(警察官の姿)「警邏中、こちらのビルだけ停電していましたが……」

 ブルー(警察官の姿)「そこの2人の少年は……?」


 警備員4 「おぉ、ちょど良かったです お巡りさん! この2人、不法侵入です」


カルムさん、セレナさん、ブルーさんが、警察官の姿で登場する。

整った顔つきで、スタイルの良い3人。警備員は、彼らが若い警察官だと信じ込んだようだ。


 ブルー 「不法侵入ですって!?」

 セレナ 「どうしてそんなことを……。現行犯逮捕します」

 カルム 「同機は署で聞かせて貰おうか」


警察官の姿――、実はコレ、コスプレ衣装だ。

ラブホテルのグッズ販売コーナーに売られていたもので、作りに粗はあるが、薄暗い空間、この非常事態とあって、簡単にはバレないはず。

まさかブルーさん、こういうことを想定して、滞在地にラブホテルを選んだとは。
 ▼ 833 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/22 01:48:57 ID:w9X6t9Ug [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 カルム 「ほら立ちなさい……なに!? さっきの停電で、仲間が既に侵入しているだと!?」


うずくまっているオレの腕を掴みながら、カルムさんが わざとらしく叫ぶ。


 警備員4 「なっ……本当ですか!?」

 セレナ 「ここは私たちが引き受けます。あなたは、このフロアの警備に当たってください」

 警備員4 「分かりました……けど、一刻も早く、その仲間を捕まえないと!」

 ブルー 「そうですね。今から応援を呼びますが……、待ってる暇は無さそうですね」

 警備員4 「はい」

 カルム 「では……、警備員室をお借りできますか? ひとまず この2人を、そこに閉じ込めておきます」

 セレナ 「そうですね。その間に、私たちで上のフロアの捜索を行います」

 警備員4 「なるほど……。では、そうして下さい」

 ブルー 「警備員さんは4人ですか?」

 警備員4 「夜間は4人です」

 ブルー 「分かりました。では、警備員室の鍵を お借りします」

 警備員4 「警備用のモニタとかに触れられるとマズいのですが……」

 カルム 「触れさせない場所に手錠で繋いでおきます」

 セレナ 「どうぞご心配なく。すぐに応援が来ますので」

 警備員4 「頼みますよ。警備員室は、そのトイレ脇の通路の奥です。これが鍵です」

 カルム 「お預かりします。では、皆さんは ここの警備を、くれぐれもよろしくお願いします」 ビシッ

 警備員4 「承知しました!」 ビシッ


 カルム 「ほら、早く歩け!」

 マサル 「………」

 レッド 「………」


 ▼ 834 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/22 01:50:32 ID:w9X6t9Ug [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


マクロコスモス本社ビル、警備員室――。



 ブルー 「思った以上に上手く行ったわね〜」

 レッド 「みんな警察の演技、上手過ぎない?」

 マサル 「ホントですよ。役者みたいでした」

 セレナ 「ふふっ、ありがとう」

 カルム 「まさかコスプレが役に立つとはね」

 ブルー 「さぁ、時間は無いわよ。どっかに予備の警備員の制服が……」


そう言いながら、ブルーさんはロッカーを漁り始める。

カルムさん、セレナさん、ブルーさんは警察の格好のまま潜入。オレとレッドさんは、警備員の制服を拝借して潜入するって寸法だ。


 ブルー 「あったわ。早く着替えて」

 マサル 「はい!」

 レッド 「サンキュー」

 ブルー 「マサキのことだから、停電は簡単には復旧させないと思うわ」

 カルム 「出来るだけ隅々まで、ダクマフルーツのフロアを捜さないとね」

 セレナ 「そうね。出来るだけ自然に……、あくまで警察官として」

 ブルー 「そこは、侵入者の捜索って体で行けば問題ないわよ。もし捜索されるのを渋るような場所があれば……」

 マサル 「そこにユウリが居る!?」

 ブルー 「可能性は高いわね」

 レッド 「行こう。ここからは、より慎重に」

 カルム 「エレベーターは使えないから、7階まで階段だね」

 ブルー 「ふふっ。どの部署も停電の影響で大混乱よ。見るの楽しみね」

 レッド 「おい」


ひとまず第一関門は突破した。

この先も気を引き締めて行かないと。

オレたちは、ダクマフルーツが入居する7階へと急ぐ。
 ▼ 835 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/23 23:12:17 ID:zayk4L8c [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



2階、マクロコスモス・レールウェイズ


 「合計11箇所で、信号が赤のまま変わらないとの連絡が来ています」

 「さっきの停電でシステム障害でも起きたか!?」

 「とにかく、次の閉塞まで時速15km/h以下で走行させましょう」

 「マズいな。貨物も走ってるし、相当ダイヤ乱れるぞ……」



4階、マクロコスモス・エネルギー


 「とにかく、停電の原因を突き止めるんだ!」

 「やってますが、特定には時間がかかりそうだと作業員から……」

 「クソッ! 人が居ない時間に停電なんて しやがって!」



6階、MC証券


 「復旧を急げ! 洒落にならんぞ!」

 「なんなんだよさっきの停電! 部署のパソコン全部ダウンするとか有り得ないだろ!」

 「タイミング逃したら顧客からの信頼も落ちる。それだけは絶対に避けるんだ!」

 「あーったく! ただでさえローズ社長のアレで信頼落ちてるって言うのによぉ!」


 ▼ 836 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/23 23:12:47 ID:zayk4L8c [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

階段を上るたびに、悲痛な声が聞こえる。

トウヤさんチームの線路への細工、マサキさんの停電と証券部門PCへの攻撃は、想像以上に現場にダメージを与えているようだ。


そして到達した7階、ダクマフルーツ。


 ブルー 「良い? 私たちは、不法侵入した人物を捜索してるって設定よ」

 レッド 「あぁ」

 マサル 「どうしましょう。全員ばらけますか? それとも」

 カルム 「いや、警察と警備員が別々に動くと、もしもの時に厄介になる」

 セレナ 「そうね。一緒の方が、犯人を捜してるって感じが強いかも」

 ブルー 「じゃあ、私(警察)とレッド(警備員)で組むわ」

 マサル 「ならオレ(警備員)は、カルムさん(警察)とセレナさん(警察)と一緒ですね」

 カルム 「よろしく頼むよ」

 ブルー 「ひとまず、30分後を目安に またここに集合しましょう」



オレたちは二手に分かれ、7階フロアの捜索を始める。



マクロコスモスの子会社でありながら、マクロコスモスの目が届きにくい、ダクマフルーツ。

ユウリを監禁したのはオリーヴさん。

オボン栽培地には、男の社員と女の社員が2人ずつ居た。不正を知るオリーヴさんの手下は、少なくとも4人は居るということだ。


 カルム 「少なくとも――、ってことは、社員全員が不正を知ってる可能性もあるのか」

 マサル 「はい」

 セレナ 「けど、それだと統制が とれないわ。不正を知ってる……と言うより、不正を教えるのは、一部の社員に留めるはずよ」

 カルム 「うーん、確かに、正義感のある人なら、内部告発するだろうしね」

 マサル 「とにかく、最悪の場合を想定しましょう」
 ▼ 837 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/23 23:13:37 ID:zayk4L8c [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ユウリを監禁するような連中だ。最悪の場合、オレたちも捕まってしまう危険性がある。

この変装も完璧では無い。突っ込まれても動揺しないように、細心の注意を払ってユウリ捜索に当たった――が。


 カルム 「誰も居ないね」

 セレナ 「1人か2人は残業してると思ったけど……」


意外にも、ダクマフルーツの社員は誰も残っていなかった。

好都合であるが、そうなると、ここにユウリが監禁されている可能性は低くなってくる。

ダクマフルーツのフロアとは言え、ここはマクロコスモスのビル。見張りを置かずに監禁と言うのは、ちょっと考えられないのだ。


 マサル (絶対に見つからない自信でもあるのか……?)


けれど、潜入したからには、隅から隅まで探さなければ。見落としは、絶対に許されない。


トイレ、天井裏への点検口、消火栓の中、給湯室の棚や冷蔵庫、掃除用具入れなど、とにかく捜す。

ユウリが――、女の子が入れそうな場所は、全てチェックする。


 マサル (くそっ……! 何処にいるんだよユウリ……!)



焦る。


捜し方が雑になる。


カルムさんとセレナさんに指摘されて、なんとか冷静さを取り戻そうとする。



けれど結局、ユウリは見つからないまま――。

約束の30分は、あっという間に過ぎて行った。


 ▼ 838 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/23 23:14:06 ID:zayk4L8c [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 ブルー 「こっちも手掛かり無しよ」

 レッド 「かなり念入りに探したけど、ダメだった」

 マサル 「そうですか……」


合流したブルーさんとレッドさんも、ユウリ発見のヒントすら見つからなかったようだ。

そうなると、やはりユウリは別の場所に監禁されているのか……。





 *** 「誰だ!?」





そんな時。

オレたちの背後から、男性の怒鳴り声。

思わずビクリと反応してしまうが、今のオレたちは警察と警備員。堂々としなければ。


 レッド 「侵入者が居るとの情報を受けまして。警察の方と一緒に捜索してるんです」

 マサル 「そっ、そうなんです。エントランスの警備担当と分担して、我々は各フロアを捜索しています」

 *** 「侵入者だと……」

 カルム 「えぇ。先ほどの停電を利用して侵入したようです」

 セレナ 「失礼ですが、貴方は……?」

 *** 「私は、ダクマフルーツ経営部長の小豆島(しょうどしま)と申します」


小豆島と名乗ったのは、40代後半に見える男性。

経営部長――、部長クラスの人間。こいつ、何か知ってるかもしれない。
 ▼ 839 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/23 23:14:50 ID:zayk4L8c [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ブルー 「こんな時間までお仕事ですか? 大変ですね」

 小豆島 「まぁ、部長ですから」

 ブルー 「なにか……、不審な人物や、気がかりなこと、気付いたことは ありませんか?」


ブルーさんも、この部長を怪しいと睨んだようだ。探りとも取れる質問を投げかける。


 小豆島 「その前に、一応、皆さんの警察手帳を見せて貰えますか?」

 ブルー 「警察手帳? 勿論です。ほら2人も」 スッ

 カルム 「はい」 スッ

 セレナ 「どうぞ」 スッ


3人は警察手帳を取り出す。

警察官のコスプレに、警察手帳、拳銃、手錠のレプリカが付属していた。ラブホテルのコスプレのくせに、案外本格的だ。


 小豆島 「……アンタた、ホントに警察か?」

 ブルー 「はい?」

 カルム 「勿論です。警邏中に、こちらのビルが停電していたので――」

 小豆島 「警察手帳はなぁ、“開いた状態”で見せるんだよ。中にある証票と記章が見えるようにな!」

 セレナ 「っ!?」


いま、ブルーさんたちはレプリカの警察手帳を“そのまま”見せてしまった。

開いて見せるなんてルールは知らなかったし、本物の警察官なら、まず有り得ない行動を取ってしまった訳だ。


 ブルー 「あらやだ、私ったらウッカリ」

 カルム 「失礼致しました。私たち、まだ経験が浅いもので……」



ダメだ、その言い訳は無理がある。


マズい。本格的にマズい。


どうにかしないと。どうにか……!

 ▼ 840 ズモー@ミネラルよせだま 22/05/25 20:28:23 ID:2yqQLTo6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
がんばれ!
あと少し!
支援
 ▼ 841 ャロップ@クイックボール 22/05/26 01:06:17 ID:6jKY.q22 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 842 つばん@もくざい 22/05/27 00:34:22 ID:fuDQawDg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 843 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/27 02:29:10 ID:J6isaetM [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「侵入者ってお前たちのことだったのか!」

 レッド 「!?」

 カルム 「なっ……」

 セレナ 「!」

 ブルー 「……クスッ」

 マサル 「確保だ!」

 レッド 「おっ、おう!」


オレとレッドさんは、ブルーさん、カルムさん、セレナさんを床に倒し、逃げれないように圧し掛かる。

……心の中で土下座しながら。



 小豆島 「ご苦労さん。警察呼ぶから、しっかり見張ってろよ」


そう言って部長はスマホを取り出した。

マズい。全滅は避けれそうだけど、ブルーさんたちが警察に捕まることだけは避けなければ。



ここは……、賭けに出るしかない。



 ▼ 844 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/27 02:30:59 ID:J6isaetM [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「部長、お待ちください」

 小豆島 「なんだ?」


オレは部長に近付き、耳打ちする。


 マサル (こいつら、“例の件”を探っているのでは……)


部長クラスなら、オボン違法栽培のこと、ユウリを監禁していることを知っている可能性がある。

そしてその情報は、限られた社員にしか知らされていない可能性も。

ならオレは、“自分も知っている”ことを演じることで、自分も仲間だと思わせることが出来るかもしれない。

勿論それは、この部長が不正を知っている可能性に賭けた、危ない決断だが――。


 小豆島 (……君も知ってるんだな)


ビンゴ!

部長はオレに小声で返答した。


 マサル (はい。警備員で知っているのは、恐らく自分だけです)

 小豆島 (と言うことは、君はオリーヴ社長に信頼された警備員ということだな。名前は?)

 マサル (マ……ミヤと申します)

 小豆島 (間宮君か。やはり今日は、例の件を知る人間を夜間警備に充ててたんだな)

 マサル (ただ自分も、全てを知っている訳ではありません。違法栽培の件も、詳細までは……)

 小豆島 (警備員なんだから、詳細まで知る必要は無い)

 マサル (もちろんです。自分の役割は、警備員の立場で、不正を外部に知られないようにすることですから)

 小豆島 (うむ。流石、オリーヴ社長が信頼した人間だ)

 マサル (夜間警備の理由は、ユウリを――我々を嗅ぎまわっているチャンピオンを、ここに監禁しているから――)

 小豆島 (その通り。ガキとは言え、チャンピオンの影響力は計り知れ合い。この件が外に漏れたら、今度こそ我々は終わりだ)


やっぱり、ユウリは このビルに監禁されているようだ。
 ▼ 845 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/27 02:32:47 ID:J6isaetM [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル (えぇ。それで……、警察に変装した侵入者が、3人も)

 小豆島 (マズいな。あのガキがスマホロトムで助けを求めた連中と言うことか)

 マサル (オリーヴ社長に指示を仰ぎましょう。社長は どちらへ?)

 小豆島 (オボン栽培地だ。後で連絡する。今は、この侵入者どもを どうするかだ)

 マサル (……現実的に、チャンピオンと同じ場所に監禁するしかないですね)

 小豆島 (だろうな)

 マサル (行きましょう。相方の警備員にも、適当な理由を付けて同行させます)

 小豆島 (大丈夫か?)

 マサル (えぇ。警察が来るまで身柄を拘束する――で通じるでしょう。監禁場所の手前で待機させれば問題ありません。そこは部長から)

 小豆島 (分かった。では向かおう)



我ながら、完璧だ。

オレへの疑いの目を避けれたし、警察を呼ばれるのも回避できたし、ユウリの監禁場所も判明する。

内心バクバクだし、冷や汗もヤバい。最後まで気を抜くなよ、オレ。



 小豆島 「お前ら、大人しく ついて来い!」


 マサル (レッドさんは、不正とユウリの件を知らない体で、オレに合わせて下さい)

 レッド (分かった)



部長はカルムさんを、レッドさんはブルーさんを、オレはセレナさんを、それぞれ後ろ手にガッチリ掴み、連行する。

ごめんなさいセレナさん。作戦のためとは言え、あなたの体を乱暴に触ってしまって……。


 ▼ 846 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/27 02:35:22 ID:J6isaetM [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

階段を1階まで降り、連絡通路のような場所を進む。

ハルカたちの様子も気になったけど、エントランスの方の様子を伺うことは出来なかった。



 小豆島 (間宮君、この先は、一般の社員も作業中だ。派遣ども だから心配ないはずだが、念のため、用心してくれ)

 マサル (分かりました)



着いたのは、倉庫棟だった。

整然と並んだ高い棚には沢山の段ボール箱が積まれ、フォークリフトが行き交っている。

作戦会議では、真っ先に捜索対象から外れてしまった場所――。


部長曰く、不正を知らない社員も働いている この場所。本当に こんなところにユウリが……?

声を出されたら一発でバレてしまうはずなのに。


ただ、部長が“派遣ども”と言い放った通り――と言うか、倉庫の作業に当たっている人は、オレたちのことを特に気に留める様子もなく、黙々と作業を続けていた。

派遣社員は色々と厳しいとニュースで聞いたことがある。余計なことに関わりたくないのだろうか。



 小豆島 「ここだ」


そんなことを考えていると、部長が足を止めた。

そこにあったのは、銀色の……小屋?

ステンレス製の、頑丈そうな小屋だ。倉庫棟の中に更に小屋があるなんて、どういうことだろう――、そう思ったが、その小屋に書かれた表示を見て、納得した。



 「冷蔵室」
 


この小屋は、大きな冷蔵庫のようだ。

扉の脇にあるモニタに何も表示されていないし、恐らく冷蔵用のファンだろうけど、それも動いていないのを見るに、この冷蔵室は稼働していない。

冷蔵室となれば、冷気を逃がさないよう壁は厚い。すなわち、防音が しっかりしている。

そして非稼働となれば、ここを使う社員は居ない。契約社員ともなれば、なおさら無関係の場所には近づかないだろう。


この冷蔵室は、ユウリを監禁するのに、これ以上ないくらい完璧な場所だったのだ。

 ▼ 847 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/27 02:37:00 ID:J6isaetM [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 小豆島 「ご苦労。君は戻りなさい」

 レッド 「あっ……はい、分かりました。お疲れ様です」


 マサル 「お疲れ様です」 コクッ

 レッド 「では、失礼します」 コクッ



レッドさんが戻って行く。

オレはアイコンタクトを送る。多分レッドさん、この辺で待機してくれるはずだ。





レッドさんが棚の影に入って見えなくなると――。





 小豆島 「さぁ、入れ」 ガチャッ


部長は鍵を取り出し、冷蔵室の扉を開けた。

やはり非稼働のようで、寒さは全く感じない。


入ってすぐのところから段ボール箱が積まれていて、冷蔵室の奥は見通せない。

意図的に奥を隠しているようなそれは、ここにユウリを監禁している証拠でもあった。

 ▼ 848 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/27 02:39:09 ID:J6isaetM [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 ― ガシャッ!


 小豆島 「さて。お前らも しばらく帰れないと思え!」


冷蔵室の扉を閉め、鍵をかけると、部長は まるで本性を表したかのように、ブルーさんたちに言い放った。


 小豆島 「馬鹿な奴らだ。オレたちの不正を暴こうなんて考えるから、こういうことになるんだよ!」


 マサル 「エースバーン、“アイアンヘッド”」

 エースバーン 「えばん!」

  ― ゴキッ!

 小豆島 「おぶっ!?」 バタッ



とりあえず、部長には眠って貰うことにした。

この冷蔵室の中なら、外から見えないし音も聞こえない。何をしてもバレないはずだ。


 マサル 「良くやったぞエースバーン」

 エースバーン 「ばんっ♪」


 ブルー 「ふふっ。やるじゃない、マサル」

 カルム 「ホント、良い判断だったよ」

 セレナ 「警察手帳のこと言われて、どうしようって焦っちゃったもんね」

 マサル 「いやぁ、ここまで上手く行くとは思いませんでした」

 ブルー 「さぁ、早く奥へ。ユウリを助けないとね」

 マサル 「はい!」

 カルム 「僕たちは、ここを見張ってるよ。仲間いたらマズいし、この部長を拘束しておかないとね。この手錠レプリカ、強度大丈夫かなぁ」

 セレナ 「ブルーさん、マサル。早くユウリを助けてあげて」

 ブルー 「えぇ!」

 マサル 「カルムさん、セレナさん、ここは よろしくお願いします」


入口の見張りを2人に任せ、オレとブルーさんは、積まれた段ボール箱の隙間を縫うように、冷蔵室の奥へと進む。

監禁されたユウリは――、あんなに痛めつけられていたユウリは、無事なのだろか……。


 ▼ 849 ニャット@マッハじてんしゃ 22/05/27 08:31:11 ID:i2ZMJP22 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
良いぞマサル
 ▼ 850 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/28 00:17:47 ID:G/6.hv7Y [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


段ボール箱の目隠しが無くなった空間に出る。


 ブルー 「ぁっ……」

 マサル 「っ!?」



そこに居たユウリは――。



今の彼女の姿を、果たして“無事”と言っても良いのだろうか。


何も身に着けずに素っ裸。

金属の首輪を付けられ、鎖で近くの柱に繋がれいている。

白い肌には、ロープで きつく縛られていたかのような、生々しい跡が。


普段は無邪気で元気なチャンピオン・ユウリは――。

床に体育座りして、膝に顔を埋め、眠っているようだった。



 マサル 「ユウリ!」



 ユウリ 「んっ……ぁ、グスッ、マサルっ……っぅうぅぅっ」



オレの呼びかけに目を覚ましたユウリは、顔を上げた途端、泣きだした。

きっと今まで、酷い仕打ちを受けていたんだと思う。オレたちが想像するより、ずっと酷い仕打ちを……。
 ▼ 851 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/28 00:18:23 ID:G/6.hv7Y [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 マサル 「……ブルーさん。これ、お願いします」 バサッ

 ブルー 「うん」


オレは警備員服の上着を脱いでブルーさんに渡し、ユウリに背を向けた。

ユウリの裸を見続けるのは流石に罪悪感があるし、こんな状況とは言え、こう……ドキドキしてしまうから。


 ブルー 「もう大丈夫よ。怪我とかしてない?」

 ユウリ 「グスッ……はい。警察の人が来てくれたってことは、解決、なんですね……」

 ブルー 「あー、ごめんなさいね。これ、コスプレなの」

 ユウリ 「コスプレ? えっ?」


 マサル 「警察やマスコミには期待できないから、オレとホップで仲間を集めたんだ。マクロコスモスの不正を暴くために。ユウリを助けるために」


オレはユウリに背を向けたまま、言った。


 ユウリ 「そっか……そうだよね。マクロコスモスの影響力、警察とか丸め込ませちゃうもんね」

 マサル 「やっと……やっとユウリを助けられた。ごめんな、遅くなっちまって」

 ユウリ 「ううん。私、信じてたよ。マサルなら、きっと助けに来てくれるって」


オレを信じてくれてた……か。

ワイルドエリアで、あんな酷いこと言っちまったのにな。



 マサル 「……セレナさん! ちょっと来てください!」


とにかく、ユウリ救出は ほぼ完了した訳だ。

あとは、オボン栽培地とオリーヴさんを なんとかするだけだ。
 ▼ 852 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/28 00:19:26 ID:G/6.hv7Y [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 セレナ 「ユウリ……、無事、なんだよね?」

 ユウリ 「貴方もマサルの仲間……?」

 セレナ 「えぇ。この制服はレプリカよ」

 ユウリ 「ありがとうございます。私のために」

 セレナ 「大丈夫よ。私たち、マクロコスモスの不正が許せなくて集まったんだから」


 マサル 「ブルーさん、セレナさん。ユウリを安全な場所にお願いします。2人はちょうど警察の格好ですし、あの部長以外、2人が偽物とはバレてないはずです」

 ユウリ 「えっ……マサルは? マサルはどうするの?」

 マサル 「オボン栽培地に乗り込む。仲間たちも乗り込んでるんだ。オレが行かない訳には いかないだろ」

 ユウリ 「なら私も!」

 セレナ 「ダメよ! 今まで酷い事、されてたんでしょ?」

 ユウリ 「そうですけど……」

 ブルー 「ユウリ。マサルを信じてるって言ったわよね? なら彼の決意を無駄にしちゃダメよ」

 ユウリ 「……はい」


ユウリにしては聞き分けが良いな……。

と思ったけど、それだけユウリの体は、限界なのかもしれない。


 マサル 「行ってくる」


なら、早く終わらせないと。元はと言えば、オレがユウリと喧嘩したことが原因なんだ。

オレはユウリに背を向けたまま、オボン栽培地に向かおうとする――が。


 ユウリ 「待ってマサル!」

 マサル 「………」

 ユウリ 「お見送りくらい……、こっち向いてよ。服、ちゃんと着たから」

 マサル 「……ごめん。今のオレに、ユウリに合わせる顔なんて無い」

 ユウリ 「そんなこと……!」

 マサル 「行ってくる」

 ユウリ 「……うん。気を付けてね! 絶対に帰って来てよね!」

 マサル 「当たり前だろっ!」


 ▼ 853 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/28 00:20:14 ID:G/6.hv7Y [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



オレは最後までユウリに背を向けたまま、出発した。



積まれた段ボール箱の間をすり抜け、まずはカルムさんの元へ。

例の部長は、手錠のレプリカで柱に繋がれていた。


 カルム 「一応固定したけど、頑張れば壊せるだろうね。レプリカだし」

 マサル 「ユウリたちが脱出する時間さえ稼げれば大丈夫ですよ」

 カルム 「うん。……で、行くんだろ? オボン栽培地に」

 マサル 「はい。聞こえてましたよね」

 カルム 「マサルも男じゃん。女子たちを残して、危険な場所に乗り込むなんて」

 マサル 「いえ。カルムさんとレッドさんにも、その危険に巻き込んでしまうことになりますが……」

 カルム 「構わないよ。元々その覚悟を決めて協力してるんだから」

 マサル 「ありがとうございます。本当に」

 カルム 「なら急ごう。向こうのチームと早く合流しないとね」

 マサル 「はいっ!」





冷蔵室を出て、身を潜めていたレッドさんと合流。


 レッド 「上手く行ったみたいだね」

 マサル 「はい。皆さんのお陰です」

 カルム 「僕たち男子組は、オボン栽培地に乗り込むことになりました」

 レッド 「そっか……なるほど。制服のブルーとセレナに、ユウリを任せる――、最善だね」

 マサル 「レッドさん。外れ役みたいで申し訳ありませんが、オボン栽培地に、一緒にお願いします」

 レッド 「お願いされなくても行ってるさ。急いでトウヤたちに加勢しよう」

 マサル 「はいっ!」

 カルム 「あっちも上手く行ってると良いけどな……」
 ▼ 854 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/05/28 00:21:32 ID:G/6.hv7Y [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


警察官のカルムさんと、警備員のオレとレッドさん。

この組み合わせによって、なんの問題も無く、マクロコスモス本社ビルから抜け出した。


ハルカたちも連れ出そうと思ったけど、まだ子供のカケルとアユミまでオボン栽培地に向かわせるのは抵抗がある。

彼女たちのことはブルーさんとセレナさんに任せて、オレたちはオボン栽培地へ向かうことを最優先とした。


 レッド 「ワイルドエリアまで電車で どれくらいなんだ?」

 カルム 「いや、電車は止まってるはずだよ」

 レッド 「あ、そうだった」

 マサル 「そらとぶタクシーを使いましょう。このオフィス街なら……いた!」


少し先で待機しているタクシーを発見。

そらとぶタクシーはガラル独自の交通システムで、アーマーガアがゴンドラを吊り下げ、目的地へと運んでくれる。


 マサル 「すみません、エンジンリバーサイドまで、大急ぎで!」

 運転手 「はいよ。警備員さんと警察の人まで……、何か事件ですか?」

 カルム 「事件の調査です。出来るだけ急いで貰えると助かります」

 運転手 「よっしゃ任せて下さい! 行くぞ相棒!」

 アーマーガア 「がぅぁぁぁ!」 バサッ!

 カルム 「おっと」

 レッド 「凄い……!」


オレたちが客席に座るや否や、アーマーガアは急上昇。

目的地のワイルドエリア・エンジンリバーサイドに狙いを定め、一直線に猛スピードで飛行を開始する。

高い飛行能力と知能を併せ持つ、ガラルの空の覇者、アーマーガア。急いでくれと言う依頼には、こうして全力で応えてくれるのだ。



この調子なら、あと十数分でオボン栽培地に着けるはずだ。



オリーヴさんと、強力な野生ポケモン相手に、皆は大丈夫だろうか。

オボン栽培地が、オレたちの最終決戦地。

ユウリの無事は確保できたんだ。全力で、全身全霊でぶつかって、奴らの不正を公にしてやる……!


 ▼ 855 イティ@ざいりょうぶくろ 22/05/28 01:51:45 ID:SEmkt9tk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 856 ネボー@ていこうのハネ 22/05/28 16:18:52 ID:3IRQPaaQ NGネーム登録 NGID登録 報告
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エロから一気に真面目な話になったな
 ▼ 857 ンニュート@なまいきミント 22/06/01 20:36:32 ID:tTzs6vmU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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 ▼ 858 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/06/02 00:15:12 ID:6Etgpiq2 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



エンジンリバーサイドの川沿いでタクシーを降りて、オレたちはオボン栽培地へと走る。


栽培地に続く洞窟の入口が見えてくる。

オレ一人で突入した時は居たはずの見張りの野生ポケモンが、何故か居ない。

トウヤさんたちが倒したのか、はたまた、オボン栽培地でのバトルに加勢しているのか。


オレとカルムさん、レッドさんは、四方八方を警戒しながら洞窟を進んで行く。


――が、どうも ここで野生ポケモンが襲ってくる心配は無さそうだ。


洞窟の出口に近付くにつれて、激しいバトルの音が聞こえてくる。

地響きのような、何重にも連なるバトルの騒音。全ての戦力を、そこに集中しているかのように。



 マサル 「うわっ……」



その予感は的中した。

洞窟を抜けて目に入ったのは、地面に倒れているキテルグマとグソクムシャの群。合計で20匹ほどか。


そして上に目を向けると――。


 レッド 「なんだ……あれ!?」

 カルム 「巨大化したポケモン……!?」

 マサル 「ダイマックス……。ガラル特有の現象です」


キテルグマが3匹、ダイマックスしていたのだ。

比喩なんかではなく、本当に、空を見上げるほどの巨体――ダイマックス。ただでさえ厄介なキテルグマが3匹も。
 ▼ 859 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/06/02 00:15:52 ID:6Etgpiq2 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 レッド 「みんな大丈夫か!?」


そんなキテルグマに立ち向かう、リーフィア、コジョンド、バクフーン、ジュカイン。

キテルグマに比べたら、豆粒のように小さいポケモンたち。


 ヒカリ 「皆さんっ……!」

 コウキ 「じゃあ、ユウリさんは」


 マサル 「ユウリは救出しました!」

 カルム 「それより状況は!?」


 キョウヘイ 「マズいです。なんですか あの巨大化は!?」
 
 メイ 「私たち、必死に戦ったんですけど……。残ってる戦力は、トウヤ先輩とトウコ先輩、ユウキ君とコトネちゃんだけです」

 ヨウ 「巨大化ポケモンなんて初めてですけど、なんとか20体くらいは倒しました」

 ミヅキ 「残ってるのは、あの3匹です」


ワイルドエリアのダイマックスポケモンは、時間経過(3ターン)してもダイマックスを維持するという特徴がある。

ポケモンの巣にガラル粒子が大量に蓄積されているため――なんて報告もあるが、詳細な理由は分かっていない。


と言うことは――。

トウヤさんたちは、20匹もの強力なダイマックスポケモンを、ダイマックスしない普通のポケモンで倒してしまったことになる。

4人以外は全滅したらしいけど、それでも凄いことに変わりはない。

各地方の博士が選任したトレーナー。その強さとバトルの腕前は本物だと実感した。
 ▼ 860 州街道◆IVIG1YNTZ6 22/06/02 00:16:56 ID:6Etgpiq2 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

 レッド 「とにかく、オレたちも加勢だ!」

 カルム 「そうですね。巨大化ポケモンへの対策なんて、数で押すしかないでしょうし」

 マサル 「皆さん! オレはダイマックスを使えます。このダイマックスバンドで……ん? あれっ?」


オレは、自分の腕のダイマックスバンドを見て異変に気付く。


 レッド 「どうした?」

 カルム 「そのバンドでダイマックスを……?」


光っていない。

パワースポットに居ればダイマックスバンドが反応し、赤い光を発する。

いま、キテルグマたちがダイマックスしていると言うことは、ここ一帯はパワースポットのはず。なのに、なんでダイマックスバンドが反応しないんだ……?





 オリーヴ 「……ふふっ。無駄よ」





 マサル 「!」


背後から投げかけられた声は、オリーヴさんのものだった。

ポケモンの細胞を使った違法な薬物で高級オボンを栽培し、ユウリを監禁した犯人、オリーヴ。


 オリーヴ 「この一帯に、ダイマックスバンドの効力を遮断する特殊な電波を流してるの。あなたたちのポケモンはダイマックス出来ないわ」

 マサル 「まさか!」

 オリーヴ 「私ね、元々は研究員だったのよ。ダイマックスに関する研究――、まだまだ現役よ」


オリーヴが研究員だったというのは、どこかで聞いたことがある。

だからと言うべきか、ポケモンの細胞を使った農薬を作り出せたのも、ある意味当然のことなのかもしれない。

なら、ダイマックスバンドの効力を無くす電波って言うのも、信じざるを得ない。
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